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JP2015146929A - 金属製断熱コップ用ホルダー - Google Patents

金属製断熱コップ用ホルダー Download PDF

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JP2015146929A
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剛 木暮
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真 松山
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Abstract

【課題】金属製断熱コップの外側に螺合した金属製断熱コップ用ホルダーを構成することでより使用し易いコップ用ホルダーを提供する。
【解決手段】金属製断熱コップ12の外側に設けられた雄ネジ24に螺合する雌ネジ13を内部に備え、前記金属製断熱コップ12に設けられたホルダー停止部27に当接する上端部9を有し、前記雌ネジ13と前記上端部9において前記金属製断熱コップ12に係合保持されることにより、金属製断熱コップ用ホルダー1と金属製断熱コップ12が堅牢に螺合され、使用し易さを高めることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、金属製断熱コップの外側に螺合した金属製断熱コップ用ホルダーに関するものである。
従来のコップホルダーは、例えば、下記特許文献1に開示されているように、円筒状の周壁とその周壁に一体に成形され、コップの底部を支持する底壁からなるホルダーに、上部開口部からコップを収納するというものであり、コップをホルダーへ堅牢に保持する機構が備えられていない。そのため、コップとホルダーとの間に隙間が生じた場合に、コップのがたつきが生じたり、コップを収納した状態でホルダーを転倒させるとコップがホルダーから外れてしまうなど使用し難いという問題があった。
これに対し、下記特許文献2には、コップとホルダーの隙間に水を入れ、保冷用コップホルダーの熱でその水を凍結させてコップを安定して保持することが開示されている。しかしながら、この方法では、保冷用のコップホルダーとしてのみしか使用できず、保温用のコップホルダーとしては使用できない。また、水を使用することから、コップやホルダーが濡れてしまったり、使用後は水を排出しなければならないなど、使用方法が煩雑である。さらに、コップを収納した状態でホルダーを横転させた場合には、コップがホルダーから外れるのを防止することができないという問題があった。
特開平8−215017号公報 特開2010−148849号公報
そこで、本発明は、金属製断熱コップをホルダーへ堅牢に保持し、より使用し易い金属製断熱コップ用ホルダーを提供することを目的とする。
請求項1のコップ用ホルダーは、金属製断熱コップの外側に設けられた雄ネジに螺合する雌ネジを内部に備え、前記金属製断熱コップに設けられたホルダー停止部に当接する上端部を有し、前記雌ネジと前記上端部において前記金属製断熱コップに係合保持されることを特徴とする。
請求項2のコップ用ホルダーは、底部中央に水抜き穴を有していることを特徴とする。
請求項3のコップ用ホルダーは、底部に弾性部材を配置したことを特徴とする。
請求項4のコップ用ホルダーは、前記金属製断熱コップに設けられたホルダー停止部に当接した際に、前記金属製断熱コップ飲み口部と外面が面一になることを特徴とする。
請求項5のコップ用ホルダーは、前記雄ネジが前記金属製断熱コップを置いた際に垂直な面に設けられたことを特徴とする。
請求項6のコップ用ホルダーは、前記上端部に水抜き部を有していることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、内部に雌ネジを備え、金属製断熱コップの外側に設けられた雄ネジに螺合し、金属製断熱コップに設けられたホルダー停止部と当接することによって、金属製断熱コップと金属製断熱コップ用ホルダーとの嵌合が堅牢となる。
請求項2の発明によれば、底部中央に水抜き穴を有していることにより、金属製断熱コップ用ホルダーをつけたまま洗浄しても水が溜まり難くなる。
請求項3の発明によれば、底部に弾性部材を配置したことにより、テーブル等に載置する際の衝撃を緩和できる。
請求項4の発明によれば、金属製断熱コップに設けられたホルダー停止部に当接した際に、金属製断熱コップ飲み口部と外面が面一になることにより、がたつきが無く嵌合が安定し、かつ、段差が無なく外観が良好となる。
請求項5の発明によれば、金属製断熱コップに設けられた雄ネジがコップを置いた際に垂直な面に設けられたことにより、ネジ部の形状が出易く、寸法が安定する。
請求項6の発明によれば、上端部に水抜き部を有していることにより、金属製断熱コップ用ホルダーをつけたまま洗浄して逆さ状態で乾燥させた際でも金属製断熱コップ用ホルダーと金属製断熱コップの間に溜まった水を排出することができる。
本発明の実施例1を示す断面図である。 本発明の実施例2を示す断面図である。 本発明の実施例3示す断面図である。 同上、要部拡大断面図である。 同上、斜視図および要部拡大図である。
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。
以下、図1は本発明の実施例1を示しており、金属製断熱コップ用ホルダー1は、有底円筒状の本体2と略環状の把持部3とから構成される。
本体2は、上部の開口部4と、下方に向かって緩やかに縮径する円筒部5と、円形平板状の底部6とから構成され、断面が倒コ字形状を有する。
把持部3は、上下2箇所で円筒部5の外側面7に接続され、把持部3の一方の上面8は、円筒部5の上端面である上端部9と面一となっており、把持部3の他方は円筒部5の高さ方向の中央やや下方に位置している。また、金属製断熱コップ用ホルダー1の把持部3が形成された部分の内面にはそれぞれ把持部3側へ凹の上凹部10および下凹部11が形成されている。
円筒部5の内面には、金属製断熱コップ12との螺合部分である雌ネジ13が形成されている。本実施例において、雌ネジ13は、金属製断熱コップ用ホルダー1の底部6から約2/3の高さに形成されているが、金属製断熱コップ用ホルダー1の高さの半分よりも上側に設けてあればよい。また、円筒部5の上端面である上端部9は、円筒部5の内側に向かって下方に傾斜している。
把持部3、円筒部5および底部6は、ABS樹脂などの合成樹脂で一体に成型され、円筒部5および底部6は、ほぼ一定の厚さ(2〜3mm程度)に形成されている。しかしながら、底部6の外底面は中央部が上方に凹となっている。これは、金属製断熱コップ用ホルダー1の底部6が熱により下方に膨張・変形しても、金属製断熱コップ用ホルダー1を安定して載置可能とするものである。
金属製断熱コップ12は、外容器14とその外容器14の内部に収納される内容器15を、それぞれの上部開口部分で接合した二重構造であって、外容器14と内容器15との間隙には真空断熱層16が形成される。そして、外容器14と内容器15は、いずれもステンレス鋼(例えば、SUS304)によって形成される。なお、外容器14および内容器15の板厚は0.5mm程度である。
外容器14は、上部が広口に開口した有底筒形状をなし、円筒状の外筒部17と外筒部17の下部に接合される浅底円筒状の外底部18とから形成される2部品構造を有する。
外筒部17は、上側から、第1接合部19、飲み口部20、垂直面部21、外筒胴部22の4段構造となっている。各段部の径は、第1接合部19>飲み口部20>垂直面部21>外筒胴部22という関係になっている。
第1接合部19は、内容器15との接合部分であり、幅狭に形成されている。また、第1接合部19は、上方から下方まで径が同一となるように形成されている。
飲み口部20は、第1接合部19と共に使用者がコップ内の飲料物を飲む際に口に接触する部分であり、口が当接するのに十分な幅を有する。また、飲み口部20は、下方へ向かって緩やかに縮径している。
また、飲み口部20の外側の面である飲み口面23は、金属製断熱コップ用ホルダー1に金属製断熱コップ12を螺合した状態で、外側面7と面一となるように形成されている。そのため、使用時に金属製断熱コップ用ホルダー1と金属製断熱コップ12との段差に指が引っ掛かるなどの問題もなく、使用性が向上すると共に、金属製断熱コップ用ホルダー1と金属製断熱コップ12との一体性が強調され、外観の意匠性が向上する。なお、図1に示すとおり、第1接合部19および飲み口部20は、金属製断熱コップ用ホルダー1に覆われず、外観に現れる部分である。
垂直面部21には、金属製断熱コップ用ホルダー1との螺合部分である雄ネジ24が形成されている。この雄ネジ24と金属製断熱コップ用ホルダー1に形成された雌ネジ13とが螺合することにより金属製断熱コップ12が金属製断熱コップ用ホルダー1に堅牢に嵌合される。
また、垂直面部21は、上方から下方まで径が同一となるように形成されている。つまり、金属製断熱コップ12をテーブルなどに載置した際に、金属製断熱コップ12の底面25およびテーブルなどの載置面(図示せず)に対して垂直な面を形成している。これにより、製造時において雄ネジ24の形状が出易く寸法が安定するため、生産性を高めることができる。また、寸法精度の高い雄ネジ24を形成し、金属製断熱コップ用ホルダー1との螺合精度を高めることができる。
外筒胴部22の下端部には、外底部18と当接し溶接により接合される第2接合部26が形成されている。また、外筒胴部22は、下方に向かって緩やかに縮径しているが、第2接合部26のやや上方部分からは緩やかに拡径している。
飲み口部20と垂直面部21との接続部分には、金属製断熱コップ用ホルダー1の上端部9と当接するホルダー停止部27が形成されている。このホルダー停止部27は、金属製断熱コップ12を金属製断熱コップ用ホルダー1に螺合する際に、上端部9に当接することで、金属製断熱コップ12の位置決めをする機能を有する。
ホルダー停止部27は、外容器14の内側へ向かって下方に傾斜しており、上端部9とホルダー停止部27はより多くの面で当接するように、互いに対応した傾斜角となっている。これら両傾斜面が当接することにより、金属製断熱コップ用ホルダー1と金属製断熱コップ12が安定して係合できる。
垂直面部21と外筒胴部22との接続部分には、外容器14の内側へ向かって下方に傾斜した胴傾斜部65が形成されており、金属製断熱コップ12に金属製断熱コップ用ホルダー1を嵌合する際、雌ネジ13の凸部67が垂直面下部66に擦らないようになっている。
外底部18は、上部が開口した浅底円筒形状であって、側面29が上下2段構成となっており、上側の上段部30が下側の下段部31よりも径小に形成されている。上段部30は、外筒部17の内側に嵌め込まれる。上段部30と下段部31の間には、外筒部17の下端部分である第2接合部26を受ける受部32が形成されており、外底部18を外筒部17に嵌め込んだ後に、第2接合部26と受部32とが溶接により接合される。また、外底部18の側面29から底面25へと連続する部分である底角部33は外側へ凸のR形状となっている。
外底部18の底面25には、上下3段に同心円状の凹部が形成されている。底面25の中央部分に形成された小径凹部34には真空封止材36が配置され、その中心部分には小孔状の排気孔35が形成されている。この排気孔35は、外容器14と内容器15との間隙に連通しており、排気孔35を介して、この間隙を排気した後、真空封止材36によって封止することにより、真空断熱層16が形成される。なお、真空封止材36は、例えばSn又はSnとAg、Cu、Ni、BiあるいはZnの合金からなる金属ろう材あるいはガラスろう材などを用いる。
小径凹部34の外側には、小径凹部34よりも径大な中径凹部37が形成されている。この中径凹部37は、外底部18の底面25の剛性を高めると共に、真空処理時に真空封止材36が流れ出ることを防止する機能を有する。
また、中径凹部37の真空断熱層16側の面には、ゲッター38が配設されており、このゲッター38は真空断熱層16内から発生するガスを吸着する。なお、ゲッター38は排気孔35を塞ぐ位置でなければ、真空断熱層16内の何れの場所に配設してもよい。
中径凹部37の外側には、中径凹部37よりも径大な大径凹部39が形成されている。大径凹部39は、外底部18の底面25の剛性を高めると共に、真空封止材36を外部衝撃などから保護する保護板40の取付け部分として機能する。
保護板40は、径が中径凹部37よりも大きく大径凹部39よりも小さい円板形状を有し、その厚さは大径凹部39の深さよりも薄く形成されている。また、保護板40は外底部18と同材質で形成され、小径凹部34および中径凹部37を完全に閉塞するように大径凹部39に耐熱性を有する接着剤によって接合される。これにより、金属製断熱コップ12を水洗いしても、真空封止材36が水に触れることがなく、真空封止材36の水による劣化を防止することができる。
内容器15は、上部が広口に開口した有底筒状の1物品構造を有し、その上端部分には、外容器14の第1接合部19と溶接により接合される第3接合部41が形成されている。第3接合部41は、第1接合部19と略同幅であり、内容器15を外容器14に収納した際に、第1接合部19と平行になるように形成されている。また、第1接合部19の径と第3接合部41の径は、内容器15を外容器14に収納した際に当接するように調整されている。
第3接合部41の下側には、下方に向かって縮径する傾斜部42が形成され、その下側には飲料物を収容する断面が略U字形状をした収容部43が形成されている。傾斜部42の径は、外容器14の飲み口部20の径よりも小さく形成されており、また、収容部43の径は、外容器14の垂直面部21および外筒胴部22の径よりも小さく形成されている。また、内容器15の縦方向の長さは、外筒部17の縦方向の長さよりも短い。したがって、外容器14と内容器15とは、第1接合部19と第3接合部41の接合部分以外では接触しない。
ここで、金属製断熱コップ12の製造方法について詳述する。まず、内容器15を外筒部17の上部開口部分から収納し、内容器15の上端面である口部端面44と外筒部17の上端面である口部端面45とを揃え、第1接合部19と第3接合部41を溶接により接合する。次に、ゲッター38を溶接により接合済みの外底部18を外筒部17の下部開口部分に嵌め込み、第2接合部26を受部32に当接させ、溶接により接合する。その後、排気孔35を介して外容器14と内容器15との間隙を排気し、排気孔35を真空封止材36で封止することにより真空断熱層16を形成する。最後に、保護板40を大径凹部39に耐熱性を有する接着剤により接合することにより、金属製断熱コップ12が完成する。
次に、金属製断熱コップ用ホルダー1の使用方法について詳述する。まず、金属製断熱コップ用ホルダー1に金属製断熱コップ12を収納し、金属製断熱コップ用ホルダー1を保持しながら金属製断熱コップ12を金属製断熱コップ用ホルダー1内へ押し込みながら回すと、金属製断熱コップ用ホルダー1の雌ネジ13金属製断熱コップ12の雄ネジ24とが螺合する。そして、金属製断熱コップ12のホルダー停止部27を金属製断熱コップ用ホルダー1の上端部9に当接させると、金属製断熱コップ12が金属製断熱コップ用ホルダー1内に嵌合される。なお、この状態では、金属製断熱コップ12は、雄ネジ24とホルダー停止部27のみが金属製断熱コップ用ホルダー1と当接しており、外筒部17のその他の部分や外底部18は、金属製断熱コップ用ホルダー1と当接しない。
使用者はこの状態で、金属製断熱コップ12に任意の飲料物を注いで飲むことができる。金属製断熱コップ12は断熱性を有するため、冷たい飲料物を入れた場合は飲料物を低温に維持し、温かい飲料物を入れた場合には飲料物を高温に維持する。また、金属製断熱コップ用ホルダー1には、把持部3が形成されているため、使用者はこの把持部3を持って飲料物を飲むことができる。また、金属製断熱コップ用ホルダー1により、テーブルなどの載置面へ載置する際の金属製断熱コップ12への衝撃を緩和することができる。
使用後は、金属製断熱コップ12を金属製断熱コップ用ホルダー1から簡単に外せて、それぞれ別個に洗浄・乾燥することができる。なお、金属製断熱コップ12を金属製断熱コップ用ホルダー1から外す場合には、金属製断熱コップ用ホルダー1を保持しながら、金属製断熱コップ12を螺合させる場合と反対に回しながら引き抜けばよい。
このように、本実施例では、金属製断熱コップ12の外側に設けられた雄ネジ24に螺合する雌ネジ13を内部に備え、前記金属製断熱コップ12に設けられたホルダー停止部27に当接する上端部9を有し、前記雌ネジ13と前記上端部9において前記金属製断熱コップ12に係合保持されるから、金属製断熱コップ用ホルダー1と金属製断熱コップ12との嵌合が堅牢となる。
また、本実施例では、前記金属製断熱コップ12に設けられたホルダー停止部27に当接した際に、前記金属製断熱コップ12飲み口部20と外面(外側面7)が面一になるため、がたつきが無く嵌合が安定し、かつ段差が無く綺麗な外観となる。
また、本実施例では、前記雄ネジ24が前記金属製断熱コップ12を置いた際に垂直な面(垂直面部21)に設けられたことにより、雄ネジ24の形状が出易く、寸法が安定する。
なお、金属製断熱コップ12は、金属製断熱コップ用ホルダー1に、螺合可能なものであれば、他の形状を有していてもよい。また、金属製断熱コップ12は、金属製断熱コップ用ホルダー1に螺合せずに、単独で断熱コップとして使用可能なものである。
図2は、本発明の実施例2を示し、上記実施例1と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述する。本実施例は、金属製断熱コップ用ホルダー1の底部6に水抜き穴46が形成されたものである。
水抜き穴46は、金属製断熱コップ用ホルダー1の底部6の中央部分に円形に形成され、金属製断熱コップ用ホルダー1の内外を貫通している。また、本実施例において、水抜き穴46の径は、底部6の径の半分程度であるが、径の大きさは適宜変更可能であり、また、水抜き穴46の形状も適宜変更可能である。
水抜き穴46が形成された底部6の端部47は、断面が略倒U字形状となっている。
本実施例のように、底部6に水抜き穴46を設けることにより、中空部28に水などの液体が入り込んでも、水抜き穴46から容易に排出することができる。したがって、金属製断熱コップ12に金属製断熱コップ用ホルダー1を嵌合させたまま洗浄をしても、中空部28に水が溜まり難くなる。また、水抜き穴46からは、空気も出入り可能であるため、中空部28を空気により早く乾燥させることもできる。
このように、本実施例では、底部6中央に水抜き穴46を有しているため、金属製断熱コップ用ホルダー1をつけたまま洗浄しても中空部28に水が溜まり難くなる。
図3〜5は、本発明の実施例3を示し、上記実施例1および2と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述する。本実施例は、底部6に弾性部材48を嵌合し、上端部9に水抜き部49を形成したものである。
弾性部材48は、金属製断熱コップ用ホルダー1の外側面7に嵌合する側壁部50と金属製断熱コップ用ホルダー1の底部6に嵌合する底壁部51から構成され、上下が開口した浅底円筒形状を有する。また、側壁部50と底壁部51の接続部分は、外側に凸のR形状を有する。本実施例では、底壁部51がテーブル等の載置面(図示せず)との接地面となり、金属製断熱コップ用ホルダー1は、載置した状態ではテーブル等に接しない。なお、弾性部材48は、エラストマーなどの軟質材料で一体成形される。
側壁部50の上端内側面には、金属製断熱コップ用ホルダー1の外側面7に係合する第1リブ52が形成されている。第1リブ52は、断面が略矩形状であって、上側の角部分には面取り部53が形成されている。
また、側壁部50の内側面であって、第1リブ52のやや下方には、同じく金属製断熱コップ用ホルダー1の外側面7に係合する第2リブ54が形成されている。第2リブ54は、断面が略矩形状を有する。
また、底壁部51の内面中央部分には、金属製断熱コップ用ホルダー1の底部6に係合する第3リブ55が形成されている。第3リブ55は、断面が略矩形状を有する。
底壁部51の端部下側の角部分には、2段構成の段部57が形成されている。一方、底壁部51の端部上側の角部分は、断面が直角形状の直角部63を有する。
本実施例においては、金属製断熱コップ用ホルダー1の外側面7の下側部分には、弾性部材48を嵌合するための嵌合部58が形成されている。嵌合部58は、外側面7よりも径小に形成されており、弾性部材48を嵌合した状態でも側壁部50の外径が外側面7の外径よりも径小となっている。
嵌合部58は、弾性部材48の第1リブ52、第2リブ54および第3リブ55にそれぞれ係合する第1凹部59、第2凹部60および第3凹部61が形成されている。また、弾性部材48の直角部63を受ける直角受部64が形成されている。これら3箇所の係合凹部59,60,61と直角受部64により弾性部材48は、金属製断熱コップ用ホルダー1の嵌合部58に堅牢に嵌合される。
次に金属製断熱コップ用ホルダー1の上端部9に形成された水抜き部49について詳述する。水抜き部49は、上端部9の一部を横長矩形状に小さく切欠いたものであり、金属製断熱コップ用ホルダー1と金属製断熱コップ12とを螺合した状態で、外部と中空部28とを連通している。
本実施例において、水抜き部49は、把持部3に対向する部分(180°反対側)に形成されているが、上端部9の円周上の任意の位置に適宜変更可能である。また、水抜き部49の形状や大きさについても適宜変更可能であり、複数設けてもよい。
上述のとおり、水抜き部49は、外部と中空部28とを連通しているため、金属製断熱コップ用ホルダー1と金属製断熱コップ12を螺合した状態で洗浄した場合に、逆さ状態で載置することにより、中空部28に溜まった水を外部へ排出することができる。また、水抜き穴46および水抜き部49から空気が出入りすることで、中空部28内を早く乾燥させることができる。
その他、上記実施例1および2と相違する箇所について説明すると、本実施例では、金属製断熱コップ12の外底部18が金属製断熱コップ用ホルダー1に当接しないように、外底部18の底角部33が内側へ凸の形状を有する。
また、本実施例においては、把持部3の上面8が上端部9と面一となっておらず、上面8は上端部9よりやや下方に位置している。さらに、把持部3の取付部分に上凹部10および下凹部11が形成されておらず、金属製断熱コップ用ホルダー1の内側側面は、雌ネジ13以外の部分は平面状に形成されている。
また、本実施例においては、端部47の下側部分である端部下面62に傾斜が形成されており、端部47の厚さが先端に向かって薄くなっている。
このように、本実施例では、底部6に弾性部材48を配置したことにより、テーブル等に置いた時に衝撃が少なくなる。
また、本実施例では、前記上端部9に水抜き部49を有していることにより、金属製断熱コップ用ホルダー1をつけたまま洗浄して逆さ状態で乾燥させた際でも金属製断熱コップ用ホルダー1と金属製断熱コップ12の間に溜まった水を抜くことができる。
尚、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、金属製断熱コップ用ホルダーと金属製断熱コップの高さや径を変更して容器の容量を適宜変更することが可能である。また、水抜き穴を複数設けてもよい。
1 金属製断熱コップ用ホルダー
6 底部
7 外側面(外面)
9 上端部
12 金属製断熱コップ
13 雌ネジ
20 飲み口部
21 垂直面部(垂直な面)
24 雄ネジ
27 ホルダー停止部
46 水抜き穴
48 弾性部材
49 水抜き部
本発明は、金属製断熱コップの外側に螺合した金属製断熱コップ用ホルダーに関するものである。
従来のコップホルダーは、例えば、下記特許文献1に開示されているように、円筒状の周壁とその周壁に一体に成形され、コップの底部を支持する底壁からなるホルダーに、上部開口部からコップを収納するというものであり、コップをホルダーへ堅牢に保持する機構が備えられていない。そのため、コップとホルダーとの間に隙間が生じた場合に、コップのがたつきが生じたり、コップを収納した状態でホルダーを転倒させるとコップがホルダーから外れてしまうなど使用し難いという問題があった。
これに対し、下記特許文献2には、コップとホルダーの隙間に水を入れ、保冷用コップホルダーの熱でその水を凍結させてコップを安定して保持することが開示されている。しかしながら、この方法では、保冷用のコップホルダーとしてのみしか使用できず、保温用のコップホルダーとしては使用できない。また、水を使用することから、コップやホルダーが濡れてしまったり、使用後は水を排出しなければならないなど、使用方法が煩雑である。さらに、コップを収納した状態でホルダーを横転させた場合には、コップがホルダーから外れるのを防止することができないという問題があった。
特開平8−215017号公報 特開2010−148849号公報
そこで、本発明は、金属製断熱コップをホルダーへ堅牢に保持し、より使用し易い金属製断熱コップ用ホルダーを提供することを目的とする。
請求項1のコップ用ホルダーは、使用者が飲料物を飲む際に口を当接するのに十分な幅を有する飲み口部が形成された金属製断熱コップに用いられ、合成樹脂で形成された金属製断熱コップ用ホルダーであって、前記金属製断熱コップを置いた際に垂直となる前記金属製断熱コップの外側の面に設けられた雄ネジに螺合する雌ネジを内部に備え、前記金属製断熱コップの前記飲み口部の下方に設けられたホルダー停止部に当接する上端部を有し、前記雌ネジと前記上端部において前記金属製断熱コップに係合保持されることにより前記金属製断熱コップとの間隙に中空部が形成され、その係合保持状態において前記飲み口部と外面とが面一となり、底部の外底面の外周部が平面状に形成され、前記底部の中央部が上方に凹となっていることを特徴とする。
請求項2のコップ用ホルダーは、使用者が飲料物を飲む際に口を当接するのに十分な幅を有する飲み口部が形成された金属製断熱コップに用いられ、合成樹脂で形成された金属製断熱コップ用ホルダーであって、前記金属製断熱コップを置いた際に垂直となる前記金属製断熱コップの外側の面に設けられた雄ネジに螺合する雌ネジを内部に備え、前記金属製断熱コップの前記飲み口部の下方に設けられたホルダー停止部に当接する上端部を有し、前記雌ネジと前記上端部において前記金属製断熱コップに係合保持されることにより前記金属製断熱コップとの間隙に中空部が形成され、その係合保持状態において前記飲み口部と外面とが面一となり、前記外面に嵌合する側壁部と底部に嵌合する底壁部から構成される上下が開口した浅底円筒形状の弾性部材を備えることを特徴とする。
請求項3のコップ用ホルダーは、前記底部中央に水抜き穴を有していることを特徴とする。
請求項4のコップ用ホルダーは、前記上端部に水抜き部を有していることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、内部に雌ネジを備え、金属製断熱コップの外側に設けられた雄ネジに螺合し、金属製断熱コップに設けられたホルダー停止部と当接することによって、金属製断熱コップと金属製断熱コップ用ホルダーとの嵌合が堅牢となる。また、金属製断熱コップに設けられたホルダー停止部に当接した際に、金属製断熱コップ飲み口部と外面が面一になることにより、がたつきが無く嵌合が安定し、かつ、段差が無なく外観が良好となる。また、金属製断熱コップに設けられた雄ネジがコップを置いた際に垂直な面に設けられたことにより、ネジ部の形状が出易く、寸法が安定する。
請求項2の発明によれば、内部に雌ネジを備え、金属製断熱コップの外側に設けられた雄ネジに螺合し、金属製断熱コップに設けられたホルダー停止部と当接することによって、金属製断熱コップと金属製断熱コップ用ホルダーとの嵌合が堅牢となる。また、金属製断熱コップに設けられたホルダー停止部に当接した際に、金属製断熱コップ飲み口部と外面が面一になることにより、がたつきが無く嵌合が安定し、かつ、段差が無なく外観が良好となる。また、底部に弾性部材を配置したことにより、テーブル等に載置する際の衝撃を緩和できる。また、金属製断熱コップに設けられた雄ネジがコップを置いた際に垂直な面に設けられたことにより、ネジ部の形状が出易く、寸法が安定する。
請求項の発明によれば、底部中央に水抜き穴を有していることにより、金属製断熱コップ用ホルダーをつけたまま洗浄しても水が溜まり難くなる。
請求項の発明によれば、上端部に水抜き部を有していることにより、金属製断熱コップ用ホルダーをつけたまま洗浄して逆さ状態で乾燥させた際でも金属製断熱コップ用ホルダーと金属製断熱コップの間に溜まった水を排出することができる。
本発明の実施例1を示す断面図である。 本発明の実施例2を示す断面図である。 本発明の実施例3示す断面図である。 同上、要部拡大断面図である。 同上、斜視図および要部拡大図である。
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。
以下、図1は本発明の実施例1を示しており、金属製断熱コップ用ホルダー1は、有底円筒状の本体2と略環状の把持部3とから構成される。
本体2は、上部の開口部4と、下方に向かって緩やかに縮径する円筒部5と、円形平板状の底部6とから構成され、断面が倒コ字形状を有する。
把持部3は、上下2箇所で円筒部5の外側面7に接続され、把持部3の一方の上面8は、円筒部5の上端面である上端部9と面一となっており、把持部3の他方は円筒部5の高さ方向の中央やや下方に位置している。また、金属製断熱コップ用ホルダー1の把持部3が形成された部分の内面にはそれぞれ把持部3側へ凹の上凹部10および下凹部11が形成されている。
円筒部5の内面には、金属製断熱コップ12との螺合部分である雌ネジ13が形成されている。本実施例において、雌ネジ13は、金属製断熱コップ用ホルダー1の底部6から約2/3の高さに形成されているが、金属製断熱コップ用ホルダー1の高さの半分よりも上側に設けてあればよい。また、円筒部5の上端面である上端部9は、円筒部5の内側に向かって下方に傾斜している。
把持部3、円筒部5および底部6は、ABS樹脂などの合成樹脂で一体に成型され、円筒部5および底部6は、ほぼ一定の厚さ(2〜3mm程度)に形成されている。しかしながら、底部6の外底面は中央部が上方に凹となっている。これは、金属製断熱コップ用ホルダー1の底部6が熱により下方に膨張・変形しても、金属製断熱コップ用ホルダー1を安定して載置可能とするものである。
金属製断熱コップ12は、外容器14とその外容器14の内部に収納される内容器15を、それぞれの上部開口部分で接合した二重構造であって、外容器14と内容器15との間隙には真空断熱層16が形成される。そして、外容器14と内容器15は、いずれもステンレス鋼(例えば、SUS304)によって形成される。なお、外容器14および内容器15の板厚は0.5mm程度である。
外容器14は、上部が広口に開口した有底筒形状をなし、円筒状の外筒部17と外筒部17の下部に接合される浅底円筒状の外底部18とから形成される2部品構造を有する。
外筒部17は、上側から、第1接合部19、飲み口部20、垂直面部21、外筒胴部22の4段構造となっている。各段部の径は、第1接合部19>飲み口部20>垂直面部21>外筒胴部22という関係になっている。
第1接合部19は、内容器15との接合部分であり、幅狭に形成されている。また、第1接合部19は、上方から下方まで径が同一となるように形成されている。
飲み口部20は、第1接合部19と共に使用者がコップ内の飲料物を飲む際に口に接触する部分であり、口が当接するのに十分な幅を有する。また、飲み口部20は、下方へ向かって緩やかに縮径している。
また、飲み口部20の外側の面である飲み口面23は、金属製断熱コップ用ホルダー1に金属製断熱コップ12を螺合した状態で、外側面7と面一となるように形成されている。そのため、使用時に金属製断熱コップ用ホルダー1と金属製断熱コップ12との段差に指が引っ掛かるなどの問題もなく、使用性が向上すると共に、金属製断熱コップ用ホルダー1と金属製断熱コップ12との一体性が強調され、外観の意匠性が向上する。なお、図1に示すとおり、第1接合部19および飲み口部20は、金属製断熱コップ用ホルダー1に覆われず、外観に現れる部分である。
垂直面部21には、金属製断熱コップ用ホルダー1との螺合部分である雄ネジ24が形成されている。この雄ネジ24と金属製断熱コップ用ホルダー1に形成された雌ネジ13とが螺合することにより金属製断熱コップ12が金属製断熱コップ用ホルダー1に堅牢に嵌合される。
また、垂直面部21は、上方から下方まで径が同一となるように形成されている。つまり、金属製断熱コップ12をテーブルなどに載置した際に、金属製断熱コップ12の底面25およびテーブルなどの載置面(図示せず)に対して垂直な面を形成している。これにより、製造時において雄ネジ24の形状が出易く寸法が安定するため、生産性を高めることができる。また、寸法精度の高い雄ネジ24を形成し、金属製断熱コップ用ホルダー1との螺合精度を高めることができる。
外筒胴部22の下端部には、外底部18と当接し溶接により接合される第2接合部26が形成されている。また、外筒胴部22は、下方に向かって緩やかに縮径しているが、第2接合部26のやや上方部分からは緩やかに拡径している。
飲み口部20と垂直面部21との接続部分には、金属製断熱コップ用ホルダー1の上端部9と当接するホルダー停止部27が形成されている。このホルダー停止部27は、金属製断熱コップ12を金属製断熱コップ用ホルダー1に螺合する際に、上端部9に当接することで、金属製断熱コップ12の位置決めをする機能を有する。
ホルダー停止部27は、外容器14の内側へ向かって下方に傾斜しており、上端部9とホルダー停止部27はより多くの面で当接するように、互いに対応した傾斜角となっている。これら両傾斜面が当接することにより、金属製断熱コップ用ホルダー1と金属製断熱コップ12が安定して係合できる。
垂直面部21と外筒胴部22との接続部分には、外容器14の内側へ向かって下方に傾斜した胴傾斜部65が形成されており、金属製断熱コップ12に金属製断熱コップ用ホルダー1を嵌合する際、雌ネジ13の凸部67が垂直面下部66に擦らないようになっている。
外底部18は、上部が開口した浅底円筒形状であって、側面29が上下2段構成となっており、上側の上段部30が下側の下段部31よりも径小に形成されている。上段部30は、外筒部17の内側に嵌め込まれる。上段部30と下段部31の間には、外筒部17の下端部分である第2接合部26を受ける受部32が形成されており、外底部18を外筒部17に嵌め込んだ後に、第2接合部26と受部32とが溶接により接合される。また、外底部18の側面29から底面25へと連続する部分である底角部33は外側へ凸のR形状となっている。
外底部18の底面25には、上下3段に同心円状の凹部が形成されている。底面25の中央部分に形成された小径凹部34には真空封止材36が配置され、その中心部分には小孔状の排気孔35が形成されている。この排気孔35は、外容器14と内容器15との間隙に連通しており、排気孔35を介して、この間隙を排気した後、真空封止材36によって封止することにより、真空断熱層16が形成される。なお、真空封止材36は、例えばSn又はSnとAg、Cu、Ni、BiあるいはZnの合金からなる金属ろう材あるいはガラスろう材などを用いる。
小径凹部34の外側には、小径凹部34よりも径大な中径凹部37が形成されている。この中径凹部37は、外底部18の底面25の剛性を高めると共に、真空処理時に真空封止材36が流れ出ることを防止する機能を有する。
また、中径凹部37の真空断熱層16側の面には、ゲッター38が配設されており、このゲッター38は真空断熱層16内から発生するガスを吸着する。なお、ゲッター38は排気孔35を塞ぐ位置でなければ、真空断熱層16内の何れの場所に配設してもよい。
中径凹部37の外側には、中径凹部37よりも径大な大径凹部39が形成されている。大径凹部39は、外底部18の底面25の剛性を高めると共に、真空封止材36を外部衝撃などから保護する保護板40の取付け部分として機能する。
保護板40は、径が中径凹部37よりも大きく大径凹部39よりも小さい円板形状を有し、その厚さは大径凹部39の深さよりも薄く形成されている。また、保護板40は外底部18と同材質で形成され、小径凹部34および中径凹部37を完全に閉塞するように大径凹部39に耐熱性を有する接着剤によって接合される。これにより、金属製断熱コップ12を水洗いしても、真空封止材36が水に触れることがなく、真空封止材36の水による劣化を防止することができる。
内容器15は、上部が広口に開口した有底筒状の1物品構造を有し、その上端部分には、外容器14の第1接合部19と溶接により接合される第3接合部41が形成されている。第3接合部41は、第1接合部19と略同幅であり、内容器15を外容器14に収納した際に、第1接合部19と平行になるように形成されている。また、第1接合部19の径と第3接合部41の径は、内容器15を外容器14に収納した際に当接するように調整されている。
第3接合部41の下側には、下方に向かって縮径する傾斜部42が形成され、その下側には飲料物を収容する断面が略U字形状をした収容部43が形成されている。傾斜部42の径は、外容器14の飲み口部20の径よりも小さく形成されており、また、収容部43の径は、外容器14の垂直面部21および外筒胴部22の径よりも小さく形成されている。また、内容器15の縦方向の長さは、外筒部17の縦方向の長さよりも短い。したがって、外容器14と内容器15とは、第1接合部19と第3接合部41の接合部分以外では接触しない。
ここで、金属製断熱コップ12の製造方法について詳述する。まず、内容器15を外筒部17の上部開口部分から収納し、内容器15の上端面である口部端面44と外筒部17の上端面である口部端面45とを揃え、第1接合部19と第3接合部41を溶接により接合する。次に、ゲッター38を溶接により接合済みの外底部18を外筒部17の下部開口部分に嵌め込み、第2接合部26を受部32に当接させ、溶接により接合する。その後、排気孔35を介して外容器14と内容器15との間隙を排気し、排気孔35を真空封止材36で封止することにより真空断熱層16を形成する。最後に、保護板40を大径凹部39に耐熱性を有する接着剤により接合することにより、金属製断熱コップ12が完成する。
次に、金属製断熱コップ用ホルダー1の使用方法について詳述する。まず、金属製断熱コップ用ホルダー1に金属製断熱コップ12を収納し、金属製断熱コップ用ホルダー1を保持しながら金属製断熱コップ12を金属製断熱コップ用ホルダー1内へ押し込みながら回すと、金属製断熱コップ用ホルダー1の雌ネジ13金属製断熱コップ12の雄ネジ24とが螺合する。そして、金属製断熱コップ12のホルダー停止部27を金属製断熱コップ用ホルダー1の上端部9に当接させると、金属製断熱コップ12が金属製断熱コップ用ホルダー1内に嵌合される。なお、この状態では、金属製断熱コップ12は、雄ネジ24とホルダー停止部27のみが金属製断熱コップ用ホルダー1と当接しており、外筒部17のその他の部分や外底部18は、金属製断熱コップ用ホルダー1と当接しない。
使用者はこの状態で、金属製断熱コップ12に任意の飲料物を注いで飲むことができる。金属製断熱コップ12は断熱性を有するため、冷たい飲料物を入れた場合は飲料物を低温に維持し、温かい飲料物を入れた場合には飲料物を高温に維持する。また、金属製断熱コップ用ホルダー1には、把持部3が形成されているため、使用者はこの把持部3を持って飲料物を飲むことができる。また、金属製断熱コップ用ホルダー1により、テーブルなどの載置面へ載置する際の金属製断熱コップ12への衝撃を緩和することができる。
使用後は、金属製断熱コップ12を金属製断熱コップ用ホルダー1から簡単に外せて、それぞれ別個に洗浄・乾燥することができる。なお、金属製断熱コップ12を金属製断熱コップ用ホルダー1から外す場合には、金属製断熱コップ用ホルダー1を保持しながら、金属製断熱コップ12を螺合させる場合と反対に回しながら引き抜けばよい。
このように、本実施例では、使用者が飲料物を飲む際に口を当接するのに十分な幅を有する飲み口部20が形成された金属製断熱コップ12に用いられ、合成樹脂で形成された金属製断熱コップ用ホルダー1であって、前記金属製断熱コップ12を置いた際に垂直となる前記金属製断熱コップ12の外側の面(垂直面部21)に設けられた雄ネジ24に螺合する雌ネジ13を内部に備え、前記金属製断熱コップ12の前記飲み口部20の下方に設けられたホルダー停止部27に当接する上端部9を有し、前記雌ネジ13と前記上端部9において前記金属製断熱コップ12に係合保持されることにより前記金属製断熱コップ12との間隙に中空部28が形成され、その係合保持状態において前記飲み口部20と外面(外側面7)が面一となり、底部6の外底面の外周部が平面状に形成され、前記底部6の中央部が上方に凹となっているから、金属製断熱コップ用ホルダー1と金属製断熱コップ12との嵌合が堅牢となる。また、がたつきが無く嵌合が安定し、かつ段差が無く綺麗な外観となる。また、雄ネジ24の形状が出易く、寸法が安定する。
なお、金属製断熱コップ12は、金属製断熱コップ用ホルダー1に、螺合可能なものであれば、他の形状を有していてもよい。また、金属製断熱コップ12は、金属製断熱コップ用ホルダー1に螺合せずに、単独で断熱コップとして使用可能なものである。
図2は、本発明の実施例2を示し、上記実施例1と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述する。本実施例は、金属製断熱コップ用ホルダー1の底部6に水抜き穴46が形成されたものである。
水抜き穴46は、金属製断熱コップ用ホルダー1の底部6の中央部分に円形に形成され、金属製断熱コップ用ホルダー1の内外を貫通している。また、本実施例において、水抜き穴46の径は、底部6の径の半分程度であるが、径の大きさは適宜変更可能であり、また、水抜き穴46の形状も適宜変更可能である。
水抜き穴46が形成された底部6の端部47は、断面が略倒U字形状となっている。
本実施例のように、底部6に水抜き穴46を設けることにより、中空部28に水などの液体が入り込んでも、水抜き穴46から容易に排出することができる。したがって、金属製断熱コップ12に金属製断熱コップ用ホルダー1を嵌合させたまま洗浄をしても、中空部28に水が溜まり難くなる。また、水抜き穴46からは、空気も出入り可能であるため、中空部28を空気により早く乾燥させることもできる。
このように、本実施例では、底部6中央に水抜き穴46を有しているため、金属製断熱コップ用ホルダー1をつけたまま洗浄しても中空部28に水が溜まり難くなる。
図3〜5は、本発明の実施例3を示し、上記実施例1および2と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述する。本実施例は、底部6に弾性部材48を嵌合し、上端部9に水抜き部49を形成したものである。
弾性部材48は、金属製断熱コップ用ホルダー1の外側面7に嵌合する側壁部50と金属製断熱コップ用ホルダー1の底部6に嵌合する底壁部51から構成され、上下が開口した浅底円筒形状を有する。また、側壁部50と底壁部51の接続部分は、外側に凸のR形状を有する。本実施例では、底壁部51がテーブル等の載置面(図示せず)との接地面となり、金属製断熱コップ用ホルダー1は、載置した状態ではテーブル等に接しない。なお、弾性部材48は、エラストマーなどの軟質材料で一体成形される。
側壁部50の上端内側面には、金属製断熱コップ用ホルダー1の外側面7に係合する第1リブ52が形成されている。第1リブ52は、断面が略矩形状であって、上側の角部分には面取り部53が形成されている。
また、側壁部50の内側面であって、第1リブ52のやや下方には、同じく金属製断熱コップ用ホルダー1の外側面7に係合する第2リブ54が形成されている。第2リブ54は、断面が略矩形状を有する。
また、底壁部51の内面中央部分には、金属製断熱コップ用ホルダー1の底部6に係合する第3リブ55が形成されている。第3リブ55は、断面が略矩形状を有する。
底壁部51の端部下側の角部分には、2段構成の段部57が形成されている。一方、底壁部51の端部上側の角部分は、断面が直角形状の直角部63を有する。
本実施例においては、金属製断熱コップ用ホルダー1の外側面7の下側部分には、弾性部材48を嵌合するための嵌合部58が形成されている。嵌合部58は、外側面7よりも径小に形成されており、弾性部材48を嵌合した状態でも側壁部50の外径が外側面7の外径よりも径小となっている。
嵌合部58は、弾性部材48の第1リブ52、第2リブ54および第3リブ55にそれぞれ係合する第1凹部59、第2凹部60および第3凹部61が形成されている。また、弾性部材48の直角部63を受ける直角受部64が形成されている。これら3箇所の係合凹部59,60,61と直角受部64により弾性部材48は、金属製断熱コップ用ホルダー1の嵌合部58に堅牢に嵌合される。
次に金属製断熱コップ用ホルダー1の上端部9に形成された水抜き部49について詳述する。水抜き部49は、上端部9の一部を横長矩形状に小さく切欠いたものであり、金属製断熱コップ用ホルダー1と金属製断熱コップ12とを螺合した状態で、外部と中空部28とを連通している。
本実施例において、水抜き部49は、把持部3に対向する部分(180°反対側)に形成されているが、上端部9の円周上の任意の位置に適宜変更可能である。また、水抜き部49の形状や大きさについても適宜変更可能であり、複数設けてもよい。
上述のとおり、水抜き部49は、外部と中空部28とを連通しているため、金属製断熱コップ用ホルダー1と金属製断熱コップ12を螺合した状態で洗浄した場合に、逆さ状態で載置することにより、中空部28に溜まった水を外部へ排出することができる。また、水抜き穴46および水抜き部49から空気が出入りすることで、中空部28内を早く乾燥させることができる。
その他、上記実施例1および2と相違する箇所について説明すると、本実施例では、金属製断熱コップ12の外底部18が金属製断熱コップ用ホルダー1に当接しないように、外底部18の底角部33が内側へ凸の形状を有する。
また、本実施例においては、把持部3の上面8が上端部9と面一となっておらず、上面8は上端部9よりやや下方に位置している。さらに、把持部3の取付部分に上凹部10および下凹部11が形成されておらず、金属製断熱コップ用ホルダー1の内側側面は、雌ネジ13以外の部分は平面状に形成されている。
また、本実施例においては、端部47の下側部分である端部下面62に傾斜が形成されており、端部47の厚さが先端に向かって薄くなっている。
このように、本実施例では、使用者が飲料物を飲む際に口を当接するのに十分な幅を有する飲み口部20が形成された金属製断熱コップ12に用いられ、合成樹脂で形成された金属製断熱コップ用ホルダー1であって、前記金属製断熱コップ12を置いた際に垂直となる前記金属製断熱コップ12の外側の面(垂直面部21)に設けられた雄ネジ24に螺合する雌ネジ13を内部に備え、前記金属製断熱コップ12の前記飲み口部20の下方に設けられたホルダー停止部27に当接する上端部9を有し、前記雌ネジ13と前記上端部9において前記金属製断熱コップ12に係合保持されることにより前記金属製断熱コップ12との間隙に中空部28が形成され、その係合保持状態において前記飲み口部20と外面(外側面7)が面一となり、前記外面(外側面7)に嵌合する側壁部50と底部6に嵌合する底壁部51から構成される上下が開口した浅底円筒形状の弾性部材48を備えることにより、テーブル等に置いた時に衝撃が少なくなる。また、金属製断熱コップ用ホルダー1と金属製断熱コップ12との嵌合が堅牢となる。また、がたつきが無く嵌合が安定し、かつ段差が無く綺麗な外観となる。また、雄ネジ24の形状が出易く、寸法が安定する。
また、本実施例では、前記上端部9に水抜き部49を有していることにより、金属製断熱コップ用ホルダー1をつけたまま洗浄して逆さ状態で乾燥させた際でも金属製断熱コップ用ホルダー1と金属製断熱コップ12の間に溜まった水を抜くことができる。
尚、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、金属製断熱コップ用ホルダーと金属製断熱コップの高さや径を変更して容器の容量を適宜変更することが可能である。また、水抜き穴を複数設けてもよい。
1 金属製断熱コップ用ホルダー
6 底部
7 外側面(外面)
9 上端部
12 金属製断熱コップ
13 雌ネジ
20 飲み口部
21 垂直面部(垂直な面)
24 雄ネジ
27 ホルダー停止部
28 中空部
46 水抜き穴
48 弾性部材
49 水抜き部
50 側壁部
51 底壁部

Claims (6)

  1. 金属製断熱コップの外側に設けられた雄ネジに螺合する雌ネジを内部に備え、前記金属製断熱コップに設けられたホルダー停止部に当接する上端部を有し、前記雌ネジと前記上端部において前記金属製断熱コップに係合保持されることを特徴とする金属製断熱コップ用ホルダー。
  2. 底部中央に水抜き穴を有していることを特徴とする請求項1に記載の金属製断熱コップ用ホルダー。
  3. 底部に弾性部材を配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載のコップ用ホルダー。
  4. 前記金属製断熱コップに設けられたホルダー停止部に当接した際に、前記金属製断熱コップ飲み口部と外面が面一になることを特徴とする請求項3に記載の金属製断熱コップ用ホルダー。
  5. 前記雄ネジが前記金属製断熱コップを置いた際に垂直な面に設けられたことを特徴とする請求項4に記載の金属製断熱コップ用ホルダー。
  6. 前記上端部に水抜き部を有していることを特徴とする請求項2に記載の金属製断熱コップ用ホルダー。
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