JP2015143730A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
さらに、特許文献2には、プリント動作終了時に感光体ドラムを逆回転させるときの回転速度を、正回転させるときの回転速度と異ならせる技術が開示されている。
そして、ブラック用、イエロー用、マゼンタ用、シアン用などの複数の作像部が設けられたカラー画像形成装置において、それぞれ、同じように感光体ドラムや現像ローラを逆回転させてしまうことによって、複数の作像部のうち一部の作像部で、スジ状の異常画像が形成されてしまう不具合などが生じてしまうことがあった。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
図1に示すように、画像形成装置本体100の中央には、中間転写ベルト装置15が設置されている。また、中間転写ベルト装置15の中間転写ベルト8(中間転写体)に対向するように、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応したプロセスカートリッジ6Y、6M、6C、6Kが並設されている。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、露光部7Y(光書込ヘッド)から発せられた露光光の照射位置に達して、この位置での露光走査によってイエローに対応した静電潜像が形成される(露光工程である。)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、中間転写ベルト8及び1次転写ローラ9Yとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y上のトナー像が中間転写ベルト8(中間転写体)上に転写される(1次転写工程である。)。このとき、感光体ドラム1Y上には、僅かながら未転写トナーが残存する。
最後に、感光体ドラム1Yの表面は、不図示の除電部との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1上の残留電位が除去される。
こうして、感光体ドラム1Y上でおこなわれる、一連の作像プロセスが終了する。
その後、現像工程を経て各感光体ドラム上に形成した各色のトナー像を、中間転写ベルト8上に重ねて転写する。こうして、中間転写ベルト8上にカラー画像が形成される。
そして、中間転写ベルト8は、矢印方向に走行して、各1次転写ローラ(9Y)の1次転写ニップを順次通過する。こうして、各感光体ドラム(1Y)上の各色のトナー像が、中間転写ベルト8上に重ねて1次転写される。
こうして、中間転写ベルト8上でおこなわれる、一連の転写プロセスが終了する。
詳しくは、給紙部26には、転写紙等の記録媒体Pが複数枚重ねて収納されている。そして、給紙ローラ27が図1中の反時計方向に回転駆動されると、一番上の記録媒体Pがレジストローラ対28のローラ間に向けて給送される。
その後、記録媒体Pは、排紙ローラ対によって装置外へと排出される。排紙ローラ対によって装置外に排出された記録媒体Pは、出力画像として、スタック部(本体カバー110)上に順次スタックされる。
こうして、画像形成装置における、一連の画像形成プロセスが完了する。
図2に示すように、プロセスカートリッジ6Yは、感光体ドラム1Y(像担持体)、帯電装置4Y(帯電ローラ)、現像装置5Y、クリーニング装置2Y、等で構成される。
像担持体としての感光体ドラム1Yは、負帯電の有機感光体であって、装置本体100側に設置された駆動モータ(不図示であって、後で図6にて説明する現像ローラ51用の駆動モータと共通化された駆動モータである。)から駆動力を受けて図2の時計方向に回転駆動される。
クリーニング装置2Yは、感光体ドラム1Yに摺接するクリーニングブレード2aが設置されていて、感光体ドラム1Y上の未転写トナーを機械的に除去・回収する。クリーニングブレード2aは、ウレタンゴム等の弾性材料で形成された略板状部材であって、感光体ドラム1Yに対して所定の当接圧及び当接角で当接している。
図2を参照して、本実施の形態における現像装置5Yは、接触1成分現像方式の現像装置であって、主として、感光体ドラム1Y上に形成される静電潜像を現像する現像装置主部50と、現像装置主部50に補給するためのトナーT(1成分現像剤)が収容された現像剤容器としてのトナー容器60と、で構成されている。
現像装置5Yは、プロセスカートリッジ6Yとして他の作像部材1Y、2Y、4Yとともに装置本体100に対して着脱可能(交換可能)に設置されるが、現像装置主部50(プロセスカートリッジ6Y)に対してトナー容器60を別々に交換できるように構成されている。すなわち、トナー容器60は、装置本体100に装着された現像装置主部50(プロセスカートリッジ6Y)に対して上方の位置で着脱可能(交換可能)に設置されている。そして、本体カバー110(図1を参照できる。)を不図示のヒンジを中心に開閉することにより、現像装置主部50からトナー容器60を分離してトナー容器60のみを交換したり、トナー容器60が装着された状態の現像装置主部50(プロセスカートリッジ6Y)を交換したりする。
なお、トナー容器60の交換はその内部に収容されたトナーがなくなるタイミングでおこなわれ、現像装置主部50(プロセスカートリッジ6Y)の交換はその構成部品(例えば、現像ローラ51、感光体ドラム1Y等である。)が寿命に達するとともに内部のトナーがなくなるタイミングでおこなわれる。したがって、トナー容器60の交換は独立して単独でおこなわれることがあるが、現像装置主部50(プロセスカートリッジ6Y)の交換はトナー容器60とともに(トナー容器60が装着された状態で)おこなわれることになる。
供給ローラ53(現像剤供給部材)は、2つの搬送スクリュ54、55の下方に配設されていて、現像ローラ51に摺接して現像ローラ51にトナーを供給する。供給ローラ53は、芯金上に、導電性を有する発泡ポリウレタン層(電気抵抗値が103〜1014Ω程度のものである。)が積層されている。また、供給ローラ53は、感光体ドラム1Yとの現像領域において現像工程に供されなかった現像ローラ51上のトナーを、現像ローラ51から除去する機能も有している。
ドクターブレード52(現像剤規制部材)は、その先端部が現像ローラ51の外周面に10〜100N/m程度の圧力にて所定角度で当接するように配設されていて、現像ローラ51に担持された現像剤の量を規制する。ドクターブレード52としては、ステンレス鋼等の金属材料からなる薄い板状部材を用いることができる。
ここで、現像ローラ51や供給ローラ53やドクターブレード52には、不図示の電源部から、所定の電圧が印加されていて、後述する現像ローラ51上におけるトナーの移動が促進されている。
第1搬送部材としての第1搬送スクリュ54は、供給ローラ53に対向する位置(上方の位置である。)に配設されていて、トナーを軸方向(長手方向)に水平に搬送(図2の紙面垂直方向の手前側から奥側への搬送である。)しながら、供給ローラ53上にトナーを供給する。
2つの搬送スクリュ54、55は、現像ローラ51や感光体ドラム1Yと同様に、回転軸がほぼ水平になるように配設されている。また、2つの搬送スクリュ54、55は、いずれも、軸部にスクリュ部が螺旋状に巻装されたものである。
図示は省略するが、第2搬送スクリュ55による第2搬送経路B2の下流側と、第1搬送スクリュ54による第1搬送経路B1の上流側と、は第1中継部を介して連通している。第2搬送スクリュ55による第2搬送経路B2の下流側に達したトナーが、第1中継部にて自重落下して、第1搬送経路B1の上流側に達することになる。
また、第1搬送スクリュ54による第1搬送経路B1の下流側と、第2搬送スクリュ55による第2搬送経路B2の上流側と、は第2中継部を介して連通している。そして、第1搬送経路B1にて供給ローラ53上に供給されなかったトナーが、第2中継部の近傍に留まって盛り上がって、第2中継部を介して第2搬送経路B2の上流側に搬送(供給)されることになる。
なお、第2中継部におけるトナーの搬送性(第1搬送経路B1から第2搬送経路B2への重力方向に逆らったトナーの受け渡しである。)を向上させるために、第1搬送スクリュ54の下流側の位置(第2中継部に対応する位置である。)に、パドル形状部や、スクリュの巻き方向が逆方向に形成されたスクリュ部、を設けることもできる。
また、図示を省略するが、現像ローラ51、供給ローラ53、第1搬送スクリュ54、第2搬送スクリュ55の各軸部にはギアが設置されていて、アイドラギアをも含めたギア列が形成されている。そして、これらのギア列に不図示の駆動モータ(駆動源)から駆動力が入力されて、現像ローラ51、供給ローラ53、第1搬送スクリュ54、第2搬送スクリュ55がそれぞれ図2の矢印方向に回転駆動される。
アジテータ61は、回転軸部に薄板状の可撓性部材が貼着されたものであって、図2の反時計方向に回転することで、トナー容器60の収容部C内に収容されたトナーを容器側搬送スクリュ62による搬送経路に向けて搬送する。
容器側搬送スクリュ62(容器側搬送部材)は、装置本体100に装着された状態で、容器内に収容されたトナーを容器側補給口63に向けて長手方向一端側に向けて搬送する。
容器側補給口63は、容器側搬送スクリュ62による搬送経路において長手方向一端側に形成されている。そして、容器側補給口63から排出されたトナーは、主部側補給口57を介して現像装置主部50の第2搬送経路B2の上流側に自重落下により補給される。
まず、トナー容器60から補給口57、63を介して第2搬送経路B2内に補給されたトナーは、現像装置主部50内を循環するトナーとともに、第2搬送スクリュ55によって撹拌・混合されながら、第1搬送経路B1に供給される。そして、第1搬送経路B1に搬送されたトナーは、第1搬送スクリュ54に搬送されながら、その一部が供給ローラ53に供給され担持される。供給ローラ53に担持されたトナーは、現像ローラ51との圧接部(当接位置)で摩擦帯電された後に、現像ローラ51上に移動して担持される。その後、現像ローラ51上に担持されたトナーは、ドクターブレード52との当接位置で、薄層化・均一化された後に、感光体ドラム1Yとの接触位置(現像領域)に達する。そして、この位置で、現像領域に形成された電界(現像電界)によって、感光体ドラム1Y上に形成された潜像にトナーが吸着される。
先に説明したように、本実施の形態における画像形成装置100は、カラー画像形成装置であって、複数の作像部としてのプロセスカートリッジ6Y、6M、6C、6Kが設置されている。そして、複数のプロセスカートリッジ6Y、6M、6C、6K(作像部)には、それぞれ、感光体ドラム1Y、1M、1C、1K(像担持体)と現像ローラ51(現像剤担持体)が設けられている。
そして、本実施の形態では、複数のプロセスカートリッジ6Y、6M、6C、6K(作像部)のうち、少なくとも1つのプロセスカートリッジ6K(作像部)を除くその他のプロセスカートリッジ6Y、6M、6C(作像部)は、非画像形成時(上述した作像プロセスや画像形成プロセスがおこなわれていないときである。)に感光体ドラム1Y、1M、1Cと現像ローラ51とを所定方向(正方向)とは異なる逆方向に回転させる「逆回転モード」が実行可能に構成されている。そして、少なくとも1つのプロセスカートリッジ6K(作像部)は、その他のプロセスカートリッジ6Y、6M、6C(作像部)において実行される「逆回転モード」とは回転時間、タイミング、回転速度、頻度のうちの少なくとも1つが異なるように「逆回転モード」が実行可能に構成されるか、又は、「逆回転モード」が実行されないように構成されている。
まず、図4(A)を参照して、通常の画像形成時において、感光体ドラム1Yの表面に付着した未転写トナーTは、そのほとんどがクリーニングブレード2aによって除去されて、白矢印方向に移動してクリーニング装置2Y内に回収される。さらに、感光体ドラム1Yの表面に付着した紙粉Sなどの異物Mも、そのほとんどが未転写トナーTとともにクリーニングブレード2aによって除去されて、白矢印方向に移動してクリーニング装置2Y内に回収される。しかし、画像形成動作(プリント動作)が終了して感光体ドラム1Yの回転駆動が停止されると、クリーニングブレード2aと感光体ドラム1Yとの間(図中の破線で囲んだ部分である。)に、未転写トナーTや紙粉Sなどの異物Mが少量ながら挟まった状態になってしまう。そして、このような状態で長時間放置されることで、未転写トナーTや異物Mがその位置に付着(固着)した状態になってしまう。
同様に、通常の画像形成時において、供給ローラ53によって現像ローラ51の表面に供給されたトナーTは、その量がドクターブレード52によって制限されて、一部のトナーTが現像ローラ51上にそのまま担持されて、その他のトナーTのほとんどが黒矢印方向に移動して現像装置5Y内に戻される。さらに、トナーTから離脱して現像ローラ51の表面に付着した外添剤G(もともとトナーTに添加されていたものである。)などの異物Mであって比較的粒径の大きなものは、そのほとんどがトナーTとともにドクターブレード52によって除去されて、黒矢印方向に移動して現像装置5Y内に戻される。しかし、画像形成動作(プリント動作)が終了して感光体ドラム1Yとともに現像ローラ51の回転駆動が停止されると、ドクターブレード52と現像ローラ51との間(図中の破線で囲んだ部分であって、特に上流側当接部である。)に、トナーTや外添剤Gなどの異物Mが少量ながら挟まった状態になってしまう。そして、このような状態で長時間放置されることで、トナーTや異物Mがその位置に付着(固着)した状態になってしまう。
なお、4つのプロセスカートリッジ6Y、6M、6C、6Kのうち、画像形成装置100内の冷却をおこなうためのファンの近くに配設されていて、ファンの排気(熱気)によって温度が高くなりやすいプロセスカートリッジがある場合などにも、そのプロセスカートリッジに対して同じような程度の低い逆回転モードを実行することが好ましい。
これに対して、非画像形成時に感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kと現像ローラ51とを所定距離α(ブラック用のプロセスカートリッジ6Kの所定距離αは短く設定されている。)だけ逆方向に回転させた後に、所定距離β(ブラック用のプロセスカートリッジ6Kの所定距離βは短く設定されている。)だけ正方向に回転させるように、逆回転モードをおこなうこともできる。具体的に、プリント動作終了直後に、図7(A)に示すように、感光体ドラム1Yを逆方向(反時計方向)に回転駆動して現像ローラ51を逆方向(時計方向)に回転駆動した後に、図7(B)に示すように、感光体ドラム1Yを正方向(時計方向)に回転駆動して現像ローラ51を正方向(反時計方向)に回転駆動する。
このような制御をおこなうことで、逆回転によってクリーニングブレード2aと感光体ドラム1Yとの間に挟まった未転写トナーTと異物Mとが上流側に移動しても、正回転によってそれらが再びクリーニングブレード2aの位置に達して感光体ドラム1Yから除去され、逆回転によってドクターブレード52と現像ローラ51との間に挟まったトナーTと異物Mとが上流側に移動しても、正回転によってそれらが再びドクターブレード52の位置に達して現像ローラ51から除去され、逆回転によってドクターブレード52と現像ローラ51との下流側当接部に凝集されたトナーTが正回転によって再び下流側(白矢印方向)に移動することになるため、クリーニングブレード2aと感光体ドラム1Yとの間に挟まった未転写トナーTや異物Mが白矢印方向に移動して積極的に除去・回収されることになり、ドクターブレード52と現像ローラ51との間に挟まったトナーTや異物Mが黒矢印方向に移動して積極的に除去・回収されることになる。
そして、このような制御をおこなう場合においても、先に図4、図5を用いて説明したような不具合を軽減するために、熱や紙粉混入の影響を受けやすいブラック用のプロセスカートリッジ6Kの逆回転モードの程度を、逆回転後の正回転の回転時間や走行距離なども含めて、その他のプロセスカートリッジ6Y、6M、6Cの逆回転モードの程度よりも低く設定する必要がある。
さらには、少なくとも先に図4、図5を用いて説明したような不具合が発生しにくいプロセスカートリッジ6Y、6M、6Cでは、感光体ドラムと現像ローラとを逆方向に回転させた後に正方向に回転させる動作が複数回繰り返されるように、逆回転モードをおこなうこともできる。
これに対して、先に図4、図5を用いて説明したような不具合を軽減するために、熱や紙粉混入の影響を受けやすいブラック用のプロセスカートリッジ6Kにおいては逆回転モードを実行しないように設定することもできる。そのような場合、図8(A)に示すように、すべてのプロセスカートリッジ6Y、6M、6C、6Kの駆動源となる駆動モータ81を1つ設けて、逆回転モードを実行しないブラック用のプロセスカートリッジ6Kのみ駆動モータ81との間にワンウェイクラッチ83(正方向の駆動のみ可能にするクラッチである。)を介在させることで、他のプロセスカートリッジ6Y、6M、6Cの感光体ドラム1Y、1M、1Cや現像ローラ51が逆方向に回転駆動されているときに、ブラック用のプロセスカートリッジ6Kの感光体ドラム1Kと現像ローラ51とを駆動停止させることができる。
また、本実施の形態では、それぞれの作像部において感光体ドラムと現像ローラとが同じ駆動モータを駆動源とするように構成したが、それぞれの作像部において感光体ドラムと現像ローラとが別々の駆動モータを駆動源とするように構成することもできる。その場合、図8(A)のものと同様にブラック用のプロセスカートリッジ6Kに関して逆回転モードを実行しないように設定するのであれば、図8(B)に示すように、逆回転モードを実行しないブラック用のプロセスカートリッジ6Kの現像ローラ51のみ現像ローラ用の第1駆動モータ81との間にワンウェイクラッチ83を介在させて、逆回転モードを実行しないブラック用のプロセスカートリッジ6Kの感光体ドラム1Kのみ感光体ドラム用の第2駆動モータ82との間にワンウェイクラッチ84を介在させることになる。
なお、本願において、「プロセスカートリッジ」とは、像担持体を帯電する帯電装置(帯電部)と、像担持体上に形成された潜像を現像する現像装置(現像部)と、像担持体上をクリーニングするクリーニング装置(クリーニング部)とのうち、少なくとも1つと、像担持体とが、一体化されて、画像形成装置本体に対して着脱可能に設置されるユニットと定義する。
また、中間転写ベルトの下方にプロセスカートリッジが設置されている場合などであって、現像ローラ51に対して下方の位置でドクターブレード52が当接して、その当接位置から上方の現像領域に向かって現像ローラが回転するように構成された現像装置5Yに対しても、当然に本発明を適用することができる。
そして、これらのような場合にも、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、現像剤としてトナーのみからなる1成分現像剤が収容された現像装置5Yが設置された画像形成装置100に対して、本発明を適用した。これに対して、現像剤としてトナーとキャリアとからなる2成分現像剤が収容された現像装置が設置された画像形成装置であっても、本発明を適用することができる。
そして、それらのような場合にも、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、プリント終了直後に逆回転モードを実行するように構成したが、非画像形成時であれば逆回転モードをおこなうことが可能であって、例えば、プリント開始前のウォーミングアップ時に逆回転モードを実行することもできる。
5Y 現像装置、
6Y、6M、6C、6K プロセスカートリッジ(作像部)、
51 現像ローラ(現像剤担持体)
52 ドクターブレード(現像剤規制部材)、
53 供給ローラ(現像剤供給部材)、
81 第1駆動モータ(駆動モータ)、
82 第2駆動モータ、
83、84 ワンウェイクラッチ、
100 画像形成装置(画像形成装置本体)、
T トナー、 M 異物 、 G 外添剤、 S 紙粉。
Claims (8)
- 複数の作像部を備えた画像形成装置であって、
前記複数の作像部は、それぞれ、
所定方向に走行する像担持体と、
前記像担持体に対向又は接触して、所定方向に走行して前記像担持体上に形成された潜像を現像してトナー像を形成する現像剤担持体と、
を備え、
前記複数の作像部のうち、少なくとも1つの作像部を除くその他の作像部は、非画像形成時に前記像担持体又は/及び前記現像剤担持体を所定方向とは異なる逆方向に回転させる逆回転モードが実行可能に構成され、
前記少なくとも1つの作像部は、前記その他の作像部において実行される前記逆回転モードとは回転時間、タイミング、回転速度、頻度のうちの少なくとも1つが異なるように逆回転モードが実行可能に構成されるか、又は、逆回転モードが実行されないように構成されていることを特徴とする画像形成装置。 - 前記少なくとも1つの作像部は、前記その他の作像部に比べて、温度が高くなる位置に配設されたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記少なくとも1つの作像部は、前記その他の作像部に比べて、前記像担持体の表面に紙粉が付着しやすい位置に配設されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記少なくとも1つの作像部は、前記その他の作像部に比べて、外添剤の量が多いトナーが使用されることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記逆回転モードは、非画像形成時に前記像担持体又は/及び前記現像剤担持体を逆方向に回転させた後に正方向に回転させるものであることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記逆回転モードは、前記像担持体又は/及び前記現像剤担持体を逆方向に回転させる走行距離が正方向に回転させる走行距離よりも短くなることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
- 前記逆回転モードは、少なくとも前記その他の作像部でおこなわれる場合に、前記像担持体又は/及び前記現像剤担持体を逆方向に回転させた後に正方向に回転させる動作が複数回繰り返されることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の画像形成装置。
- 前記逆回転モードは、非画像形成時に前記像担持体と前記現像剤担持体とを同時に回転させるものであることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の画像形成装置。
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