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JP2015133392A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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JP2015133392A JP2014003702A JP2014003702A JP2015133392A JP 2015133392 A JP2015133392 A JP 2015133392A JP 2014003702 A JP2014003702 A JP 2014003702A JP 2014003702 A JP2014003702 A JP 2014003702A JP 2015133392 A JP2015133392 A JP 2015133392A
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film
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Hitoshi Saito
仁 齋藤
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Fujitsu Semiconductor Ltd
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Abstract

【課題】良好な特性を備えた形態が互いに異なる複数のキャパシタを容易に製造することができる半導体装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】第1の下部電極111と、第1の下部電極111上の第1の絶縁膜113と、第1の絶縁膜113上の第1の上部電極114と、第1の下部電極111から離間した第2の下部電極121と、第2の下部電極121上の第2の絶縁膜122と、第2の絶縁膜122上の第3の絶縁膜123と、第3の絶縁膜123上の第2の上部電極124と、が設けられている。第1の絶縁膜113の厚さは第3の絶縁膜123の厚さと実質的に等しい。第3の絶縁膜123の平面視における輪郭は第2の絶縁膜122の平面視における輪郭の外側にある。第2の上部電極124の平面視における輪郭は第2の絶縁膜122の平面視における輪郭の内側にある。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置及びその製造方法に関する。
メモリセル領域及び論理回路領域を含む半導体装置がある。メモリセル領域には複数のメモリセルが設けられており、各メモリセルにメモリキャパシタ及びトランジスタが含まれている。論理回路領域には、平滑用キャパシタ等が含まれている。
従来、このような半導体装置を製造する際に、メモリセル領域内のメモリキャパシタ及び論理回路領域内の平滑用キャパシタに同一の容量絶縁膜が用いられることがある。しかし、近年では、メモリキャパシタにはより低電圧動作を可能とするために容量絶縁膜の薄化の要請があり、平滑用キャパシタにはリーク電流を抑制するために十分な厚さの容量絶縁膜が要求されている。このため、メモリキャパシタ及び平滑用キャパシタに同一の容量絶縁膜を用いることが困難になってきている。
その一方で、例えば強誘電体メモリにおいて、メモリキャパシタの容量絶縁膜に強誘電体膜を用いつつ、平滑用キャパシタの容量絶縁膜にシリコン酸化膜を用いたトランジスタゲート構造を採用したものもある。しかし、シリコン酸化膜の誘電率は強誘電体膜の誘電率よりも著しく低く、十分な特性を得ることができない。
そこで、平滑用キャパシタの容量絶縁膜に強誘電体膜の積層体を用いる技術が提案されている。しかしながら、この技術によっても十分な特性をメモリキャパシタ及び平滑用キャパシタで得ることは困難である。
このような問題は、強誘電体メモリだけでなく他のDRAM(dynamic random access memory)等の半導体装置にも存在することがある。
特開2010−10455号公報 特開2013−168494号公報 特開平10−98169号公報 特開2002−217381号公報
本発明の目的は、良好な特性を備えた形態が互いに異なる複数のキャパシタを容易に製造することができる半導体装置及びその製造方法を提供することにある。
半導体装置の一態様には、第1の下部電極と、前記第1の下部電極上の第1の絶縁膜と、前記第1の絶縁膜上の第1の上部電極と、前記第1の下部電極から離間した第2の下部電極と、前記第2の下部電極上の第2の絶縁膜と、前記第2の絶縁膜上の第3の絶縁膜と、前記第3の絶縁膜上の第2の上部電極と、が設けられている。前記第1の絶縁膜の厚さは前記第3の絶縁膜の厚さと実質的に等しい。前記第3の絶縁膜の平面視における輪郭は前記第2の絶縁膜の平面視における輪郭の外側にある。前記第2の上部電極の平面視における輪郭は前記第2の絶縁膜の平面視における輪郭の内側にある。
半導体装置の製造方法の一態様では、第1の導電膜を形成し、前記第1の導電膜上に第2の絶縁膜を形成し、前記第2の絶縁膜を覆う誘電体膜を前記第1の導電膜上に形成する。前記誘電体膜を加工することにより、前記第2の絶縁膜を覆う第3の絶縁膜を前記第1の導電膜上に形成すると共に、前記第3の絶縁膜から離間して第1の絶縁膜を前記第1の導電膜上に形成する。前記第1の絶縁膜及び前記第3の絶縁膜上に第2の導電膜を形成し、前記第2の導電膜を加工することにより、第1の上部電極を前記第1の絶縁膜上に形成すると共に、第2の上部電極を前記第3の絶縁膜上に形成する。前記第1の導電膜を加工することにより、第1の下部電極を前記第1の絶縁膜下に形成すると共に、第2の下部電極を前記第2の絶縁膜下に形成する。前記第3の絶縁膜の平面視における輪郭を前記第2の絶縁膜の平面視における輪郭の外側にする。前記第2の上部電極の平面視における輪郭を前記第2の絶縁膜の平面視における輪郭の内側にする。
上記の半導体装置等によれば、適切な第1の絶縁膜、第2の絶縁膜、及び第3の絶縁膜が設けられているため、良好な特性を備えた形態が互いに異なる複数のキャパシタを容易に製造することができる。
第1の実施形態に係る半導体装置を示す図である。 第2の実施形態に係る半導体装置を示す図である。 第2の実施形態に係る半導体装置の構造を示す断面図である。 第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。 図4Aに引き続き、半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。 図4Bに引き続き、半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。 図4Cに引き続き、半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。 第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法を工程順に示す平面図である。 図5Aに引き続き、半導体装置の製造方法を工程順に示す平面図である。 第2の実施形態の変形例を示す断面図である。 第2の実施形態に他の変形例を示す断面図である。
本願発明者は、平滑用キャパシタの容量絶縁膜に強誘電体膜の積層体を用いるという従来の技術によっても十分な特性が得られない原因について鋭意検討を行った。この結果、この従来の技術では、メモリセルキャパシタ及び平滑用キャパシタに容量絶縁膜を形成する際のエッチングダメージが強く残っていることが明らかになった。そこで、本願発明者は、このようなエッチングダメージを抑制することを可能にすべく更に鋭意検討を行い、その結果、以下のような形態に想到した。
以下、実施形態について添付の図面を参照しながら具体的に説明する。
(第1の実施形態)
先ず、第1の実施形態について説明する。図1は、第1の実施形態に係る半導体装置を示す図である。図1(a)は断面図であり、図1(b)は平面図である。
第1の実施形態では、図1に示すように、第1のキャパシタ110及び第2のキャパシタ120が下地100上に形成されている。第1のキャパシタ110には、第1の下部電極111、第1の下部電極111上の第1の絶縁膜113、及び第1の絶縁膜113上の第1の上部電極114が含まれている。第2のキャパシタ120には、第2の下部電極121、第2の下部電極121上の第2の絶縁膜122と、第2の絶縁膜122上の第3の絶縁膜123、及び第3の絶縁膜123上の第2の上部電極124が含まれている。第1の絶縁膜113の厚さは第3の絶縁膜123の厚さと実質的に等しく、第3の絶縁膜123の平面視における輪郭は第2の絶縁膜122の平面視における輪郭の外側にあり、第2の上部電極124の平面視における輪郭は第2の絶縁膜122の平面視における輪郭の内側にある。
このように構成された第1の実施形態では、第1のキャパシタ110の下部電極111及び上部電極114間に第1の絶縁膜113が存在する一方で、第2のキャパシタ120の下部電極121及び上部電極124間には、第3の絶縁膜123の他に第2の絶縁膜122が存在する。従って、第1の絶縁膜113を低電圧動作に好適な厚さとしながら、第2の絶縁膜122をリーク電流の低減に好適な厚さとすることが可能である。また、第2の上部電極124の平面視における輪郭が第2の絶縁膜122の平面視における輪郭の内側にあるため、第2の絶縁膜122の周縁部にエッチングダメージが存在していたとしても、第2のキャパシタ120の特性は低下しにくい。更に、第3の絶縁膜123の厚さが第1の絶縁膜113の厚さと実質的に等しく、第3の絶縁膜123の平面視における輪郭が第2の絶縁膜122の平面視における輪郭の外側にあるため、製造時に、第1の絶縁膜113のエッチング及び第3の絶縁膜123のエッチングを同等の時間で完了させることができる。つまり、オーバーエッチングに伴う特性の低下を抑制することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は強誘電体メモリの一例である。図2は、第2の実施形態に係る半導体装置を示す図である。図2(a)はブロック図であり、図2(b)はメモリセル領域の構成を示す回路図である。図3は、第2の実施形態に係る半導体装置の構造を示す断面図である。図2(a)に示すように、第2の実施形態に係る半導体装置200には、メモリセル領域201及び論理回路領域202が設けられている。
メモリセル領域201には、図2(b)に示すように、一の方向に延びる複数のビット線271が設けられており、更に、ビット線271と交わる複数のワード線272及び複数のプレート線273が設けられている。また、これらビット線271、ワード線272及びプレート線273が構成する格子と整合するようにして、複数のメモリセルがアレイ状に配置されている。各メモリセルには、メモリキャパシタ210及びメモリトランジスタ233が設けられている。
メモリトランジスタ233のゲートはワード線272に接続されている。メモリトランジスタ233のソース又はドレインの一方がビット線271に接続され、他方がメモリキャパシタ210の一方の電極に接続されている。メモリキャパシタ210の他方の電極がプレート線273に接続されている。なお、各ワード線272及びプレート線273は、それらが延びる方向と同一の方向に並ぶ複数のメモリセルにより共有されている。同様に、各ビット線271は、それが延びる方向と同一の方向に並ぶ複数のメモリセルにより共有されている。但し、ビット線271、ワード線272及びプレート線273の配置は、上述のものに限定されない。
このように構成された強誘電体メモリのメモリセル領域201では、メモリキャパシタ210に設けられた容量絶縁膜の分極状態に応じて、データが記憶される。
一方、論理回路領域202には、平滑用キャパシタ220等が設けられている。平滑用キャパシタ220の容量はメモリキャパシタ210の容量よりも大きい。
図3に示すように、この半導体装置200では、シリコン基板等の半導体基板231の表面に素子分離領域232が形成されている。メモリセル領域201内では、素子分離領域232により区画された活性領域内で、半導体基板231の表面に複数のメモリトランジスタ233が形成されている。メモリトランジスタ233としては、例えばMOS(metal-oxide-semiconductor)型電界効果トランジスタが用いられる。便宜上、図3には、1個のメモリトランジスタ233のみを図示してある。半導体基板231を覆う層間絶縁膜234が形成されている。層間絶縁膜234内に複数の導電プラグ235が形成されている。複数の導電プラグ235の少なくとも一部は、メモリトランジスタ233のソース及びドレインに電気的に接続されている。
メモリセル領域201内では、層間絶縁膜234上に下部電極211が形成され、下部電極211上に複数の容量絶縁膜213が形成され、各容量絶縁膜213上に上部電極214が形成されている。このようにして、層間絶縁膜234上に複数のメモリキャパシタ210が形成されている。便宜上、図3には、2個のメモリキャパシタ210のみを図示してある。下部電極211は第1の下部電極の一例であり、容量絶縁膜213は第1の絶縁膜の一例であり、上部電極214は第1の上部電極の一例である。
論理回路領域202内では、層間絶縁膜234上に下部電極221が形成され、下部電極221上に下部容量絶縁膜222が形成され、下部容量絶縁膜222上に上部容量絶縁膜223が形成され、上部容量絶縁膜223上に上部電極224が形成されている。上部容量絶縁膜223の厚さは容量絶縁膜213の厚さと実質的に等しく、上部容量絶縁膜223の輪郭は下部容量絶縁膜222の輪郭の外側にあり、上部電極224の輪郭は下部容量絶縁膜222の輪郭の内側にある。このようにして、層間絶縁膜234上に平滑用キャパシタ220が形成されている。例えば、平滑用キャパシタの上部電極224の面積はメモリキャパシタ210の上部電極214の面積よりも大きい。例えば、下部容量絶縁膜222は容量絶縁膜213及び上部容量絶縁膜223よりも厚い。下部電極221は第2の下部電極の一例であり、下部容量絶縁膜222は第2の絶縁膜の一例であり、上部容量絶縁膜223は第3の絶縁膜の一例であり、上部電極224は第2の上部電極の一例である。
メモリキャパシタ210及び平滑用キャパシタ220を覆う層間絶縁膜251が層間絶縁膜234上に形成されている。層間絶縁膜251内に複数の導電プラグ252が形成されている。複数の導電プラグ252の一部は導電プラグ235に接続され、他の一部は上部電極214に接続され、他の一部は下部電極211に接続され、他の一部は上部電極224に接続され、他の一部は下部電極221に電気的に接続されている。
層間絶縁膜251上に、導電プラグ252に電気的に接続された複数の導電膜253が形成されている。導電膜253を覆う層間絶縁膜254が層間絶縁膜251上に形成されている。層間絶縁膜254内に、導電膜253に電気的に接続された複数の導電プラグ255が形成されている。層間絶縁膜254上に、同様に、導電膜256、層間絶縁膜257、導電プラグ258、導電膜259、層間絶縁膜260、導電プラグ261、導電膜262、層間絶縁膜263、及び導電プラグ264が形成されている。
導電プラグ264に電気的に接続されたボンディングパッド265が層間絶縁膜263上に形成されている。また、ボンディングパッド265の一部を露出する開口部267を備えたパッシベーション膜266が層間絶縁膜263上に形成されている。
このように構成された第2の実施形態では、メモリキャパシタ210の下部電極211及び上部電極214間に容量絶縁膜213が存在する一方で、平滑用キャパシタ220の下部電極221及び上部電極224間には、上部容量絶縁膜223の他に下部容量絶縁膜222が存在する。従って、容量絶縁膜213を低電圧動作に好適な厚さとしながら、下部容量絶縁膜222をリーク電流の低減に好適な厚さとすることが可能である。また、詳細は後述するが、上部電極224の輪郭が下部容量絶縁膜222の輪郭の内側にあるため、下部容量絶縁膜222の周縁部にエッチングダメージが存在していたとしても、平滑用キャパシタ220の特性は低下しにくい。更に、上部容量絶縁膜223の厚さが容量絶縁膜213の厚さと実質的に等しく、上部容量絶縁膜223の輪郭が下部容量絶縁膜222の輪郭の外側にあるため、製造時に、容量絶縁膜213のエッチング及び上部容量絶縁膜223のエッチングを同等の時間で完了させることができる。つまり、オーバーエッチングに伴う特性の低下を抑制することができる。
半導体装置200にメモリセル領域201及び論理回路領域202が設けられ、論理回路領域202に平滑用キャパシタ220が含まれているため、平滑用キャパシタ用の領域をメモリセル領域201及び論理回路領域202の他に設ける必要がない。そして、このような効果を得ながら、製造コストの増加及びメモリキャパシタの性能の低下を抑制することができ、また、チップサイズを縮小することができる。
容量絶縁膜213のエッチング及び上部容量絶縁膜223のエッチングをより確実に同等の時間で完了させるためには、上部容量絶縁膜223の輪郭と下部容量絶縁膜222の輪郭との間隔を、上部容量絶縁膜223の厚さの2倍以上とすることが好ましい。つまり、例えば、上部容量絶縁膜223の厚さが100nmであれば、上部容量絶縁膜223の輪郭を下部容量絶縁膜222の輪郭から200nm以上離間させることが好ましい。
一般的に、平行板コンデンサの静電容量Q(F)は、電極板の面積S(m2)に比例し、電極板の間隔D(m)に反比例する。そして、真空の誘電率をε0(=8.854×10-12(F/m))、容量絶縁膜を構成する物質の比誘電率をεrとすると、静電容量Q(F)は、次の式1で表すことができる。
Q=ε0×εr×(S/D) (式1)
酸化シリコン膜を容量絶縁膜として用いたトランジスタゲート構造の平滑用キャパシタの静電容量Q1と第2の実施形態の平滑用キャパシタ220の静電容量Q2とを比較すると次のようになる。ここで、酸化シリコン膜の比誘電率εrは3.5であり、PZTの比誘電率εrは約1400である。また、一般的にトランジスタのゲート長が0.18μmである設計ルール下での間隔Dは2.5nm〜5nmであり、ここでは、最も小さい2.5nmを用いることとする。第2の実施形態の平滑用キャパシタ220の間隔Dは下部容量絶縁膜222の厚さ及び上部容量絶縁膜223の厚さの和であり、例えば175nmである。静電容量Q1及び静電容量Q2は下記のように求まる。
Q1=8.854×10-12×3.5×(S/2.5×10-9)=1.24×10-2×S
Q2=8.854×10-12×1400×(S/175×10-9)=7.08×10-2×S
このように、第2の実施形態によれば、トランジスタゲート構造の平滑用キャパシタと比較して十分に高い静電容量を得ることができる。従って、半導体装置が更に微細化されても、十分な特性を示すことができる。
なお、平滑用キャパシタ220に含まれる下部容量絶縁膜222及び上部容量絶縁膜223が強誘電体の分極特性を有するが、平滑用キャパシタ220の平滑特性が分極特性の影響を受けない範囲で使用することが可能である。これは、通常、平滑用キャパシタ220への印加電圧が比較的高いためである。
次に、第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法について説明する。図4A乃至図4Dは、第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。図5A乃至図5Bは、第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法を工程順に示す平面図である。
先ず、図4A(a)に示すように、半導体基板231の表面に素子分離領域232を選択的に形成する。次いで、メモリセル領域201内の活性領域内において、半導体基板231の表面にメモリトランジスタ233を形成する。その後、半導体基板231を覆う層間絶縁膜234を、例えば化学気相成長(CVD:chemical vapor deposition)法により形成する。層間絶縁膜234の厚さは、例えば500nm程度とする。層間絶縁膜234の材料としては、例えばBPSG(boro-phospho silicate glass)及びPSG(phospho silicate glass)が挙げられる。また、高密度プラズマCVD法(HDP(high density plasma)−CVD)により酸化シリコン膜を形成してもよく、TEOS(tetraethylorthosilicate)及びO3を用いて酸化シリコン膜を形成してもよい。続いて、CF4、C26又はC48系のガスを用いたエッチングにより層間絶縁膜234にコンタクトホールを形成し、その内部に導電プラグ235を形成する。導電プラグ235は、例えばタングステン膜等の金属膜をCVD法等によりコンタクトホールに埋め込むことで形成することができる。
次いで、図4A(b)に示すように、導電プラグ235に電気的に接続されるPt膜等の導電膜241を層間絶縁膜234上に形成する。導電膜241の厚さは、例えば100nm程度とする。導電膜241は、例えばスパッタ法により形成することができる。その後、導電膜241上にチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)膜等の強誘電体膜242を形成する。強誘電体膜242の厚さは、例えば10nm〜75nm程度とする。強誘電体膜242は、例えばスパッタ法又は有機金属気相成長(MOCVD:metal organic chemical vapor deposition)法により形成することができる。
続いて、図4A(c)及び図5A(a)に示すように、平滑用キャパシタ220の下部容量絶縁膜を形成する予定の領域を覆い、他の領域を露出するマスク247を強誘電体膜242上に形成する。
次いで、図4A(d)及び図5A(b)に示すように、強誘電体膜242のエッチングを行うことにより、下部容量絶縁膜222を形成する。そして、マスク247を除去する。
その後、図4B(e)及び図5A(c)に示すように、下部容量絶縁膜222を覆うチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)膜等の強誘電体膜243を導電膜241上に形成する。強誘電体膜243の厚さは、例えば50nm〜100nm程度とする。強誘電体膜243も、例えばスパッタ法又はMOCVD法により形成することができる。続いて、所定の温度範囲にてアニール処理を行うことにより、強誘電体膜243及び下部容量絶縁膜222の結晶構造を層状ペロブスカイト構造とする。アニール処理の一例としては、常圧及び酸素雰囲気の下で、半導体基板231を加熱する。
次いで、図4B(f)及び図5A(d)に示すように、強誘電体膜243上に酸化イリジウム膜等の導電膜244を形成する。
その後、図4B(g)及び図5B(e)に示すように、メモリキャパシタ210の上部電極を形成する予定の領域及び平滑用キャパシタ220の上部電極を形成する予定の領域を覆い、他の領域を露出するマスク245を導電膜244上に形成する。
続いて、図4B(h)及び図5B(f)に示すように、導電膜244のエッチングを行うことにより、上部電極214及び上部電極224を形成する。そして、マスク245を除去する。
次いで、図4C(i)及び図5B(g)に示すように、メモリキャパシタ210の容量絶縁膜を形成する予定の領域及び平滑用キャパシタ220の上部容量絶縁膜を形成する予定の領域を覆い、他の領域を露出するマスク246を強誘電体膜243上に形成する。
その後、図4C(j)及び図5B(h)に示すように、強誘電体膜243のエッチングを行うことにより、容量絶縁膜213及び上部容量絶縁膜223を形成する。そして、マスク246を除去する。
続いて、図4C(k)に示すように、マスクを用いて導電膜241をエッチングすることにより、下部電極211及び下部電極221を形成する。このようにして、メモリキャパシタ210及び平滑用キャパシタ220が得られる。
次いで、図4D(l)に示すように、メモリキャパシタ210及び平滑用キャパシタ220を覆う層間絶縁膜251を層間絶縁膜234上に形成する。その後、層間絶縁膜251内に導電プラグ252を形成する。続いて、層間絶縁膜251上に導電プラグ252と電気的に接続される導電膜253を形成する。以降、同様にして、層間絶縁膜254、導電プラグ255、導電膜256、層間絶縁膜257、導電プラグ258、導電膜259、層間絶縁膜260、導電プラグ261、導電膜262、層間絶縁膜263、及び導電プラグ264を形成する。層間絶縁膜251、254、257、260、及び263は、例えば層間絶縁膜234と同様にして形成することができる。導電プラグ252、255、258、261、及び264は、例えば導電プラグ235と同様にして形成することができる。導電膜253、256、259、及び262の材料としては、Al及びCu等が挙げられる。更に、導電プラグ264に電気的に接続されるボンディングパッド265を層間絶縁膜263上に形成する。次いで、ボンディングパッド265を覆うパッシベーション膜266を層間絶縁膜263上に形成し、層間絶縁膜263にボンディングパッド265の一部を露出する開口部267を形成する。
このようにして、半導体装置を完成させる。
このような製造方法によれば、平滑用キャパシタ220をメモリキャパシタ210と並行して形成することができるため、平滑用キャパシタ220を論理回路領域202内に形成することができる。従って、トランジスタゲート構造を採用した平滑用キャパシタに必要な専用の領域を設けなくてもよく、チップサイズを縮小化することができる。
また、メモリキャパシタ210及び平滑用キャパシタ220のいずれにおいても、容量絶縁膜の電荷が蓄積される部分にエッチングダメージが及びにくいため、良好な特性を得ることができる。
なお、図6に示すように、容量絶縁膜213が膜213a及び膜213bを含み、上部容量絶縁膜223が膜223a及び膜223bを含んでいてもよい。この場合、膜223aの厚さは実質的に膜213aの厚さと等しく、膜223bの厚さは実質的に膜213bの厚さと等しい。このような半導体装置を製造する場合、例えば、強誘電体膜243を形成する際に(図4B(e))、膜213a及び膜223aとなる強誘電体膜を形成し、その上に、膜213b及び膜223bとなる強誘電体膜を形成する。これら2種類の強誘電体膜の間で、組成を相違させてもよく、成膜条件を相違させてもよい。また、膜213a及び膜223aとなる強誘電体膜を形成した後にアニールを行い、その後に膜213b及び膜223bとなる強誘電体膜を形成してもよい。容量絶縁膜213及び上部容量絶縁膜223が3以上の膜を含んでいてもよい。
また、図7に示すように、導電膜244をエッチングして上部電極214及び上部電極224を形成した後に、導電膜244の残部301が強誘電体膜243の段差の脇に残っていてもよい。
強誘電体キャパシタに用いられる強誘電体はPZTに限定されず、La、Ca等が添加されたPZTを用いてもよい。また、チタン酸ビスマス等を用いてもよい。メモリキャパシタは強誘電体キャパシタに限定されず、例えば、高誘電体メモリキャパシタ又は常誘電体メモリキャパシタであってもよい。高誘電体メモリキャパシタ及び常誘電体メモリキャパシタは、例えばDRAM(dynamic random access memory)に用いられる。また、トランジスタ等の半導体素子の保護回路領域に設けられる保護キャパシタに、各実施形態における平滑用キャパシタと同様の構造を適用しても同様の効果を得ることができる。
以下、本発明の諸態様を付記としてまとめて記載する。
(付記1)
第1の下部電極と、
前記第1の下部電極上の第1の絶縁膜と、
前記第1の絶縁膜上の第1の上部電極と、
前記第1の下部電極から離間した第2の下部電極と、
前記第2の下部電極上の第2の絶縁膜と、
前記第2の絶縁膜上の第3の絶縁膜と、
前記第3の絶縁膜上の第2の上部電極と、
を有し、
前記第1の絶縁膜の厚さは前記第3の絶縁膜の厚さと実質的に等しく、
前記第3の絶縁膜の平面視における輪郭は前記第2の絶縁膜の平面視における輪郭の外側にあり、
前記第2の上部電極の平面視における輪郭は前記第2の絶縁膜の平面視における輪郭の内側にあることを特徴とする半導体装置。
(付記2)
前記第1の絶縁膜、前記第2の絶縁膜、及び前記第3の絶縁膜は、強誘電体膜であることを特徴とする付記1に記載の半導体装置。
(付記3)
前記第1の絶縁膜及び前記第3の絶縁膜は、複数の膜を含むことを特徴とする付記1又は2に記載の半導体装置。
(付記4)
前記第3の絶縁膜の平面視における輪郭と前記第2の絶縁膜の平面視における輪郭との間隔は、前記第3の絶縁膜の厚さの2倍以上であることを特徴とする付記1乃至3のいずれか1項に記載の半導体装置。
(付記5)
前記第1の下部電極、前記第1の絶縁膜、及び前記第1の上部電極は、メモリセル領域に設けられ、
前記第2の下部電極、前記第2の絶縁膜、前記第3の絶縁膜、及び前記第2の上部電極は、論理回路領域に設けられていることを特徴とする付記1乃至4のいずれか1項に記載の半導体装置。
(付記6)
前記第1の絶縁膜及び前記第3の絶縁膜は、一つの誘電体膜をエッチングすることにより形成されていることを特徴とする付記1乃至5のいずれか1項に記載の半導体装置。
(付記7)
前記第2の絶縁膜は前記第1の絶縁膜及び前記第3の絶縁膜よりも厚いことを特徴とする付記1乃至6のいずれか1項に記載の半導体装置。
(付記8)
前記第2の上部電極の面積は前記第1の上部電極の面積よりも大きいことを特徴とする付記1乃至7のいずれか1項に記載の半導体装置。
(付記9)
第1の導電膜を形成する工程と、
前記第1の導電膜上に第2の絶縁膜を形成する工程と、
前記第2の絶縁膜を覆う誘電体膜を前記第1の導電膜上に形成する工程と、
前記誘電体膜を加工することにより、前記第2の絶縁膜を覆う第3の絶縁膜を前記第1の導電膜上に形成すると共に、前記第3の絶縁膜から離間して第1の絶縁膜を前記第1の導電膜上に形成する工程と、
前記第1の絶縁膜及び前記第3の絶縁膜上に第2の導電膜を形成する工程と、
前記第2の導電膜を加工することにより、第1の上部電極を前記第1の絶縁膜上に形成すると共に、第2の上部電極を前記第3の絶縁膜上に形成する工程と、
前記第1の導電膜を加工することにより、第1の下部電極を前記第1の絶縁膜下に形成すると共に、第2の下部電極を前記第2の絶縁膜下に形成する工程と、
を有し、
前記第3の絶縁膜の平面視における輪郭を前記第2の絶縁膜の平面視における輪郭の外側にし、
前記第2の上部電極の平面視における輪郭を前記第2の絶縁膜の平面視における輪郭の内側にすることを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記10)
前記第1の絶縁膜、前記第2の絶縁膜、及び前記第3の絶縁膜は、強誘電体膜であることを特徴とする付記9に記載の半導体装置の製造方法。
(付記11)
前記第1の絶縁膜及び前記第3の絶縁膜は、複数の膜を含むことを特徴とする付記9又は10に記載の半導体装置の製造方法。
(付記12)
前記第3の絶縁膜の平面視における輪郭と前記第2の絶縁膜の平面視における輪郭との間隔を、前記第3の絶縁膜の厚さの2倍以上とすることを特徴とする付記9乃至11のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
(付記13)
前記第1の下部電極、前記第1の絶縁膜、及び前記第1の上部電極を、メモリセル領域に形成し、
前記第2の下部電極、前記第2の絶縁膜、前記第3の絶縁膜、及び前記第2の上部電極を、論理回路領域に形成することを特徴とする付記9乃至12のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
(付記14)
前記第2の絶縁膜は前記第1の絶縁膜及び前記第3の絶縁膜よりも厚いことを特徴とする付記9乃至13のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
(付記15)
前記第2の上部電極の面積を前記第1の上部電極の面積よりも大きくすることを特徴とする付記9乃至14のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
110:第1のキャパシタ
111:第1の下部電極
113:第1の絶縁膜
114:第1の上部電極
120:第2のキャパシタ
121:第2の下部電極
122:第2の絶縁膜
123:第3の絶縁膜
124:第2の上部電極
200:半導体装置
201:メモリセル領域
202:論理回路領域
210:メモリキャパシタ
211:下部電極
213:容量絶縁膜
214:上部電極
220:平滑用キャパシタ
221:下部電極
222:下部容量絶縁膜
223:上部容量絶縁膜
224:上部電極
233:メモリトランジスタ

Claims (10)

  1. 第1の下部電極と、
    前記第1の下部電極上の第1の絶縁膜と、
    前記第1の絶縁膜上の第1の上部電極と、
    前記第1の下部電極から離間した第2の下部電極と、
    前記第2の下部電極上の第2の絶縁膜と、
    前記第2の絶縁膜上の第3の絶縁膜と、
    前記第3の絶縁膜上の第2の上部電極と、
    を有し、
    前記第1の絶縁膜の厚さは前記第3の絶縁膜の厚さと実質的に等しく、
    前記第3の絶縁膜の平面視における輪郭は前記第2の絶縁膜の平面視における輪郭の外側にあり、
    前記第2の上部電極の平面視における輪郭は前記第2の絶縁膜の平面視における輪郭の内側にあることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第1の絶縁膜、前記第2の絶縁膜、及び前記第3の絶縁膜は、強誘電体膜であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第1の絶縁膜及び前記第3の絶縁膜は、複数の膜を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 前記第3の絶縁膜の平面視における輪郭と前記第2の絶縁膜の平面視における輪郭との間隔は、前記第3の絶縁膜の厚さの2倍以上であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の半導体装置。
  5. 前記第1の下部電極、前記第1の絶縁膜、及び前記第1の上部電極は、メモリセル領域に設けられ、
    前記第2の下部電極、前記第2の絶縁膜、前記第3の絶縁膜、及び前記第2の上部電極は、論理回路領域に設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体装置。
  6. 第1の導電膜を形成する工程と、
    前記第1の導電膜上に第2の絶縁膜を形成する工程と、
    前記第2の絶縁膜を覆う誘電体膜を前記第1の導電膜上に形成する工程と、
    前記誘電体膜を加工することにより、前記第2の絶縁膜を覆う第3の絶縁膜を前記第1の導電膜上に形成すると共に、前記第3の絶縁膜から離間して第1の絶縁膜を前記第1の導電膜上に形成する工程と、
    前記第1の絶縁膜及び前記第3の絶縁膜上に第2の導電膜を形成する工程と、
    前記第2の導電膜を加工することにより、第1の上部電極を前記第1の絶縁膜上に形成すると共に、第2の上部電極を前記第3の絶縁膜上に形成する工程と、
    前記第1の導電膜を加工することにより、第1の下部電極を前記第1の絶縁膜下に形成すると共に、第2の下部電極を前記第2の絶縁膜下に形成する工程と、
    を有し、
    前記第3の絶縁膜の平面視における輪郭を前記第2の絶縁膜の平面視における輪郭の外側にし、
    前記第2の上部電極の平面視における輪郭を前記第2の絶縁膜の平面視における輪郭の内側にすることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 前記第1の絶縁膜、前記第2の絶縁膜、及び前記第3の絶縁膜は、強誘電体膜であることを特徴とする請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記第1の絶縁膜及び前記第3の絶縁膜は、複数の膜を含むことを特徴とする請求項6又は7に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記第3の絶縁膜の平面視における輪郭と前記第2の絶縁膜の平面視における輪郭との間隔を、前記第3の絶縁膜の厚さの2倍以上とすることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 前記第1の下部電極、前記第1の絶縁膜、及び前記第1の上部電極を、メモリセル領域に形成し、
    前記第2の下部電極、前記第2の絶縁膜、前記第3の絶縁膜、及び前記第2の上部電極を、論理回路領域に形成することを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
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