JP2015117644A - 鞍乗り型車両用エンジンのオイルフィルタ構造 - Google Patents
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Abstract
Description
センターボルト106は、正多角形状のボルト頭部106aを備え、センターボルト106の着脱作業時には、ボルト頭部106aの外周部にスパナやメガネレンチ等の工具が嵌合される。すなわち、従来のセンターボルト106のボルト頭部106aは、工具を外周から嵌めることができるように、エンジン100の下方に突出している。また、環状リブ107も、ボルト頭部106aに合わせて比較的長く下方に延出している。さらに、ボルト頭部106a及び環状リブ107は、エンジンオイルのドレンボルト108よりも下方まで延出している。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、鞍乗り型車両用エンジンの地上高を確保して、巻き上げられた砂利等からエンジンを保護できるようにし、ひいては、鞍乗り型車両の走破性を向上できるようにすることを目的とする。
本発明によれば、センターボルトのフランジ部の出っ張り量を小さくできるため、センターボルトの地上高を大きくでき、巻き上げられた砂利等がセンターボルトに当たり難くなる。また、環状リブを設けても地上高を確保できるとともに、環状リブによって、センターボルトを、巻き上げられた砂利等から保護できる。このため、砂利等がセンターボルトに影響する虞を低減でき、走破性が向上する。
本発明によれば、組み付け時には、一対の切り欠き部を把持してセンターボルトを下方から容易に組み付けできるとともに、分解時には、ペンチ等の挟み式の工具で切り欠き部を挟んでセンターボルトを取り外すことができ、整備性が向上する。
また、本発明は、前記センターボルト(63)は、その一部を中空状とする筒状部(75)と、外周部にシール部材(80)を嵌合するための嵌め合い部(79)とを有し、当該嵌め合い部(79)を中心にして、前記凹部(76)と前記筒状部(75)とは軸方向に振り分けて配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、凹部と筒状部との距離を確保でき、センターボルトの強度及び剛性を向上できる。
本発明によれば、巻き上げられた砂利等は、フランジ部の下端面及び環状リブの下端面よりも下方のドレンボルトに当たり易くなり、センターボルトを優先的に保護できる。
本発明によれば、ドレンボルトよりも低い位置まで延出するリブによって、ドレンボルトだけでなく、フランジ部及び環状リブを、巻き上げられた砂利等から保護できる。
また、本発明は、前記センターボルト(63)の前記凹部(76)は、六角レンチ(T)と嵌合する六角穴であり、その最大径(D)は、前記シール部材(80)の内径及び前記筒状部(75)の内径よりも小さいことを特徴とする。
本発明によれば、フランジ部の体積を確保でき、フランジ部の強度及び剛性を向上できる。
本発明によれば、簡単な構成でフィルタカバー、オイルフィルタ及びオイルパンを固定でき、部品点数の削減及び組み立て作業の単純化を図ることができる。
また、一対の切り欠き部を把持してセンターボルトを下方から容易に組み付けできるとともに、ペンチ等の挟み式の工具で切り欠き部を挟んでセンターボルトを取り外すことができ、整備性が向上する。
また、凹部と筒状部との距離を確保でき、センターボルトの強度及び剛性を向上できる。
また、ドレンボルトよりも低い位置まで延出するリブによって、ドレンボルトだけでなく、フランジ部及び環状リブを保護できる。
また、フランジ部の体積を確保でき、フランジ部の強度及び剛性を向上できる。
さらに、簡単な構成でフィルタカバー、オイルフィルタ及びオイルパンを固定でき、部品点数の削減及び組み立て作業の単純化を図ることができる。
自動二輪車1は、車体フレーム10にエンジン11が支持され、前輪2を支持するフロントフォーク12が車体フレーム10の前端のヘッドパイプ10aに操舵可能に支持され、後輪3を支持するスイングアーム14がエンジン11の後部に設けられた車両である。自動二輪車1は、運転者が跨るようにして着座するシート15が車体フレーム10の前後の中央部の上方に設けられた鞍乗り型の車両である。
車体フレーム10は、ヘッドパイプ10aと、ヘッドパイプ10aから後下がりに後方へ延びるメインフレーム10bと、メインフレーム10bの後端に設けられる板状のセンターフレーム10cと、センターフレーム10cから後上がりに車両後部まで延びるシートフレーム10dとを備える。
フロントフォーク12は、上端部にバーハンドル18が取り付けられ、下端部に車軸19を介して前輪2が支持されている。燃料タンク20は、車体フレーム10の上部に支持され、シート15の前方に位置する。運転者用の左右一対のステップ21は、エンジン11の後方でシート15の下方に配置されている。
図1及び図2に示すように、エンジン11は、4ストロークのV型2気筒エンジンであり、吊り下げられるようにしてメインフレーム10bに支持されている。
エンジン11は、クランク軸22が収容されたクランクケース23と、クランクケース23の前部の上面から前傾して上方に延びる前シリンダ部24と、クランクケース23の後部の上面から後傾して上方に延びる後シリンダ部25とを備える。また、エンジン11は、クランクケース23の下面に連結されるオイルパン26と、クランクケース23の後部に内蔵された変速機27とを備える。スロットルボディ28,28は、前シリンダ部24と後シリンダ部25との間の空間に配置される。前シリンダ部24の排気管29は、前シリンダ部24の前面から下方に引き出される。後シリンダ部25の排気管(不図示)は、後シリンダ部25の後面から下方に引き出される。
クランク軸22は、クランクケース23内の前部のクランク室23a内に収容されている。変速機27は、クランク室23aの後方に設けられており、クラッチ装置34を介してクランク軸22に接続される入力軸35と、出力軸36とを備える。入力軸35及び出力軸36には、常時噛み合い式の変速歯車列37が設けられ、変速歯車列37を介して出力軸36が駆動される。クラッチ装置34は入力軸35に設けられている。
オイルパン26は、上面が開放したトレイ状に形成されており、下部ケース33の下面に対向する底板部41と、底板部41の周縁部から上方へ立設された側壁部42とを備える。オイルパン26は、側壁部42の上端にフランジ状の固定部42aを備え、固定部42aに下方から挿通される複数のボルト42bによってオイルパン取付面33aに固定される。オイルパン26は、上面の開放部を介してクランクケース23の内部に連通する。
貯留室45の底部には、オイルを濾過するストレーナ47が配置され、ストレーナ47は吸入管48を介して吸入ポート38bに接続されている。
オイルパン26の底板部41の下面の前部には、下方に突出する一対の前部リブ53(図2では一方のみ図示)が設けられている。前部リブ53は、底板部41の下面の前部において左右の縁部にそれぞれ立設されており、フィルタ室44は、左右の前部リブ53の間に配置されている。
オイルパン26の底板部41の下面の後部には、下方に突出する後部リブ54が複数設けられている。後部リブ54は、ドレンボルト50よりも後方に位置する。
図2及び図3に示すように、オイルパン26には、オイルを濾過するオイルフィルタ部60が設けられている。オイルフィルタ部60は、上記フィルタ室44と、フィルタ室44に収容されるオイルフィルタ61と、フィルタ室44の開口部43を塞ぐフィルタカバー62と、フィルタカバー62をオイルパン26に固定するセンターボルト63とを備えて構成される。
フィルタ室44は、開口部43の周縁部から上方へ立設された周壁部64と、上壁部65とを備える。上壁部65には、フィルタ室44内に突出する管状部65aが形成されており、管状部65aには、センターボルト63が挿通される。管状部65aの基端部には、下部ケース33のオイル導入孔51に嵌合してオイルパン26を位置決めする位置決めカラー66が設けられている。周壁部64の一部は、上記壁部46によって構成されている。
また、上壁部65には、オイルポンプ38の吐出ポート38cの下端に連通する導入孔65bが設けられている。導入孔65bには、吐出ポート38cの下端に嵌合してオイルパン26を位置決めする位置決めカラー67が設けられている。
オイルフィルタ61は、中央の貫通孔69にセンターボルト63が挿通されることでフィルタ室44内に位置決めされている。また、下側の環状シール部材70bとフィルタカバー62との間には、コイルばね71が圧縮状態で設けられており、上側の環状シール部材70aは、コイルばね71の圧縮力によって管状部65aの先端に密着させられている。
図3〜図5に示すように、センターボルト63は、オイルパン26の内側を通って下部ケース33に締結される軸部72と、軸部72の下端(一端)から径方向に突出する鍔状のフランジ部73とを備える。軸部72の上端(他端)の外周部には、下部ケース33のオイル導入孔51のねじ孔部51aに締結されるねじ部74が形成されている。
軸部72は、上端からフランジ部73の近傍まで延びる中空の筒状部75を備え、筒状部75の内部には、オイルが通過可能なオイル通路75bが形成されている。
フランジ部73の外周部には、互いに対向するように形成された直線状の一対の切り欠き部77,77が形成されている。
筒状部75と凹部76とは、環状溝部79を中心として、センターボルト63の軸方向に振り分けて配置されている。このため、環状溝部79が設けられる部分を中実として環状溝部79の部分の強度及び剛性を確保できるとともに、筒状部75と凹部76との間の距離を確保でき、センターボルト63の強度及び剛性を向上できる。
また、凹部76の最大径Dは、シール部材80の内径(環状溝部79の外径)及び筒状部75の内径よりも小さい。このため、フランジ部73の体積を確保でき、フランジ部73の強度及び剛性を向上できる。ここで、凹部76の最大径Dは、六角形の対向する頂点間の距離である。
リリーフ弁84は、オイル通路75b内に配置されるカップ状の弁体84aと、弁体84aを軸方向に付勢するばね84bと、ばね84bを支持するピン84bとを備える。弁体84aは、リリーフ孔82とバイパス孔81との間の内周部に設けられた受け部84dによって軸方向に受けられている。弁体84aは、オイルの油圧が通常の大きさである場合は、リリーフ孔82を塞いでいる。
オイルポンプ38によって貯留室45から吸い上げられたオイルは、吐出ポート38cからフィルタ室44に導入される。フィルタ室44のオイルは、フィルタエレメント68を通過する際に濾過されてフィルタエレメント68内に流入し、センターボルト63のオイル孔83を通ってオイル通路75bに入り、オイル通路75b内を上方へ流れて下部ケース33のオイル導入孔51に供給される。
また、長期の使用等によりフィルタエレメント68が目詰まりすると、オイルはフィルタエレメント68を通過し難くなり、フィルタ室44の油圧が上昇する。この場合、油圧によって弁体84aが図3の状態からばね84bに抗して上方に押し上げられ、リリーフ孔82が開く。この結果、フィルタ室44のオイルは、バイパス孔81からリリーフ孔82を通ってフィルタエレメント68内に入り、オイル孔83及びオイル通路75bを経てオイル導入孔51に供給される。
図3、図6及び図7に示すように、フィルタカバー62は、平面視で略円形に形成された底壁86と、底壁86の周縁部から上方へ立設された周壁87とを備え、皿状に形成されている。
周壁87の上端部には、径方向外側に突出した鍔部87aが形成されており、鍔部87aの上面には、環状の溝部87bが形成されている。溝部87bには、フィルタカバー62とフィルタ室44との間を密閉するリング状のシール部材88が設けられる。鍔部87aの上面は、フィルタ室44の開口部43の周縁部の平坦な下面に密着する。
底壁86は、中央に設けられた筒状の中央部89と、中央部89の外周部から径方向外側に延びる円板状の底板部90とを備える。詳細には、中央部89は、底板部90よりも板厚が厚く形成されており、底板部90は、中央部89の軸方向の中間部に結合され、そこから径方向外側に延出する。すなわち、中央部89の下面と底板部90の下面との間には段差が形成されている。また、中央部89の上面と底板部90の上面との間にも段差が形成されている。
底板部90の上面には、上方に突出する放射状リブ92が形成されている。放射状リブ92は、周方向に略等間隔をあけて放射状に複数設けられている。放射状リブ92は、中央部89の外周部から周壁87まで延びる。放射状リブ92の突出高さは、中央部89の上面を超えない高さである。
放射状リブ93の突出高さは、中央部89の外周部において中央部89の下面と略同一の高さであり、放射状リブ93は、底板部90に沿って略同一の突出高さで径方向に延びる。すなわち、放射状リブ93は、中央孔部91の平坦部91aを超えて下方に突出しない。
環状リブ94は、中央孔部91の平坦部91aよりも下方に突出しており、環状リブ94の下端面94aは、フィルタカバー62の最下端を構成する。環状リブ94は、放射状リブ93と重なる部分では、放射状リブ93上から下方に突出している。フィルタカバー62の強度及び剛性は、環状リブ94及び放射状リブ92,93によって大きく確保されている。フィルタカバー62は、例えば、金属製であり、鋳造によって一体成型される。
このように、一本のセンターボルト63によって、フィルタカバー62及びオイルパン26を下部ケース33に固定できるため、使用するボルトの数を削減できる。
なお、上記仮組体は必ずしも形成する必要はなく、例えば、オイルフィルタ61、フィルタカバー62及びセンターボルト63を、個別にフィルタ室44に取り付ける手順としても良い。
工具Tが無い等の理由により凹部76を使用できない場合には、作業者は、センターボルト63のフランジ部73の切り欠き部77,77を、ペンチ等の挟み式の工具で挟んでフランジ部73を回動させて、センターボルト63の締結を解除できる。また、センターボルト63を締め込む際にも、ペンチ等の挟み式の工具で切り欠き部77,77を挟んで作業を行っても良い。また、作業者は、フランジ部73の切り欠き部77,77を手で把持してセンターボルト63を持つことができるため、センターボルト63を支持し易い。このため、作業時にセンターボルト63を落下させてしまうことを防止できるとともに、切り欠き部77,77を介して手でセンターボルト63を仮締めすることができ、作業性が良い。
本実施の形態では、フランジ部73に工具Tが挿入される凹部76を設けたため、図8に示す従来のセンターボルト106に比して、ボルト頭部に相当するフランジ部73の厚さを小さくすることができる。このため、フランジ部下端面73aと路面との距離を確保して地上高を大きくでき、前輪2及び後輪3等から巻き上げられた砂利等がフランジ部73に当たることを抑制できる。さらに、フランジ部73を囲う環状リブ94によって、巻き上げられた砂利等からフランジ部73を保護できる。フランジ部下端面73aと環状リブ94の下端面94aとは、略面一であるため、環状リブ94を設けた構成であっても地上高を大きく確保でき、且つ、巻き上げられた砂利等のフランジ部73への衝突を効果的に抑制できる。
前部リブ53のリブ下端面53aは、ドレンボルト下端面50aよりも低い位置まで延出している。このため、フィルタカバー62の側方でドレンボルト50、フランジ部73及び環状リブ94よりも下方まで延出する前部リブ53によって、ドレンボルト50だけでなく、フランジ部73及び環状リブ94を、巻き上げられた砂利等から保護できる。
また、センターボルト63は、その一部を中空状とする筒状部75と、外周部にシール部材を嵌合するための環状溝部79とを有し、環状溝部79を中心にして、凹部76と筒状部75とは軸方向に振り分けて配置されている。このため、凹部76と筒状部75との距離を確保でき、センターボルト63の強度及び剛性を向上できる。
また、センターボルト63の凹部76は、六角レンチである工具Tと嵌合する六角穴であり、その最大径Dは、シール部材80の内径及び筒状部75の内径よりも小さい。このため、フランジ部73の体積を確保でき、フランジ部73の強度及び剛性を向上できる。
上記実施の形態では、複数の前部リブ53は、そのリブ下端面53aがドレンボルト下端面50aよりも低い位置まで延出しているものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。前部リブ53は、複数の前部リブ53のうち少なくとも一つが、ドレンボルト下端面50aよりも低い位置まで延出する構成であっても良い。
11 エンジン
23 クランクケース
23a クランク室
26 オイルパン
43 開口部
44 フィルタ室
50 ドレンボルト
50a ドレンボルト下端面(ドレンボルトの下端面)
51a ねじ孔部(ねじ孔)
53 前部リブ(リブ)
53a リブ下端面(下端面)
60 オイルフィルタ部
61 オイルフィルタ
62 フィルタカバー
63 センターボルト
73 フランジ部
73a フランジ部下端面(フランジ部の下端面)
74 ねじ部
75 筒状部
76 凹部
77,77 切り欠き部
79 環状溝部(嵌め合い部)
80 シール部材
94 環状リブ
94a 下端面(環状リブの下端面)
D 最大径
T 工具(六角レンチ)
Claims (7)
- 鞍乗り型車両(1)に搭載されるエンジン(11)と、当該エンジン(11)の下部に形成され下方に開口する開口部(43)を備えたフィルタ室(44)にオイルフィルタ(61)を収容するとともに前記開口部(43)をフィルタカバー(62)で覆うようにして形成されるオイルフィルタ部(60)と、前記フィルタカバー(62)を貫通して前記フィルタカバー(62)を前記エンジン(11)に締結するセンターボルト(63)とを備え、前記フィルタカバー(62)が、前記センターボルト(63)の周囲を囲む環状リブ(94)を備えた鞍乗り型車両用エンジンのオイルフィルタ構造において、
前記センターボルト(63)の一端にはフランジ部(73)が形成され、当該フランジ部(73)には、工具(T)を挿入するための凹部(76)が形成され、前記フランジ部(73)の下端面(73a)と前記環状リブ(94)の下端面(94a)とは、略面一に形成されていることを特徴とする鞍乗り型車両用エンジンのオイルフィルタ構造。 - 前記センターボルト(63)のフランジ部(73)には、互いに対向するように一対の切り欠き部(77,77)が設けられることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両用エンジンのオイルフィルタ構造。
- 前記センターボルト(63)は、その一部を中空状とする筒状部(75)と、外周部にシール部材(80)を嵌合するための嵌め合い部(79)とを有し、当該嵌め合い部(79)を中心にして、前記凹部(76)と前記筒状部(75)とは軸方向に振り分けて配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の鞍乗り型車両用エンジンのオイルフィルタ構造。
- 前記エンジン(11)は、クランクケース(23)と、当該クランクケース(23)の下部に取り付けられるオイルパン(26)とを有し、前記オイルパン(26)の下面にはドレンボルト(50)が装着され、
前記フランジ部(73)の前記下端面(73a)及び前記環状リブ(94)の前記下端面(94a)は、前記ドレンボルト(50)の下端面(50a)よりも上方に位置することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の鞍乗り型車両用エンジンのオイルフィルタ構造。 - 前記オイルパン(26)には、下方に突出するリブ(53)が複数設けられ、当該複数のリブ(53)のうち少なくとも一つは、その下端面(53a)が前記ドレンボルト(50)の前記下端面(50a)よりも低い位置まで延出していることを特徴とする請求項4記載の鞍乗り型車両用エンジンのオイルフィルタ構造。
- 前記センターボルト(63)の前記凹部(76)は、六角レンチ(T)と嵌合する六角穴であり、その最大径(D)は、前記シール部材(80)の内径及び前記筒状部(75)の内径よりも小さいことを特徴とする請求項3記載の鞍乗り型車両用エンジンのオイルフィルタ構造。
- 前記センターボルト(63)の他端にはねじ部(74)が形成され、前記クランクケース(23)の下面にはねじ孔(51a)が形成され、前記センターボルト(63)は、前記フィルタカバー(62)、前記オイルフィルタ(61)及び前記オイルパン(26)を貫通して前記ねじ孔(51a)に締結され、前記フィルタカバー(62)、前記オイルフィルタ(61)及び前記オイルパン(26)を固定することを特徴とする請求項4または5に記載の鞍乗り型車両用エンジンのオイルフィルタ構造。
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