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JP2015112442A - バンド取付構造および腕時計 - Google Patents

バンド取付構造および腕時計 Download PDF

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JP2015112442A
JP2015112442A JP2013258889A JP2013258889A JP2015112442A JP 2015112442 A JP2015112442 A JP 2015112442A JP 2013258889 A JP2013258889 A JP 2013258889A JP 2013258889 A JP2013258889 A JP 2013258889A JP 2015112442 A JP2015112442 A JP 2015112442A
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哲 長井
Satoru Nagai
哲 長井
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

【課題】 簡単な構造で、容易にバンドを取り外せるバンド取付構造および腕時計を提供する。
【解決手段】 一対の取付突起部6の対向面に係止孔13が対向して設けられたバンド取付部5と、一対の取付突起部6間に配置される端部2aに貫通孔11が係止孔13と同一軸上で対応して設けられた時計バンド2と、この時計バンド2の貫通孔11内に配置されるパイプ部10aの両端部から各ピン部10bが弾力的に突出して一対の取付突起部6の各係止孔13に挿入する連結部材10と、取付突起部6に設けられ、押圧操作によってピン部10bを係止孔13内から離脱させる解除操作部14と、を備えている。従って、解除操作部14を押圧操作するだけの簡単な操作で、ピン部10bを係止孔13内から離脱させることができ、また一方の取付突起部6に解除操作部14をスライド可能に設けるだけで良いので、構造が簡単である。
【選択図】 図2

Description

この発明は、腕時計などの腕装着型の電子機器、または鞄、バッグなどに用いられるバンド取付構造およびそれを備えた腕時計に関する。
例えば、腕時計のバンド取付構造においては、特許文献1に記載されているように、腕時計ケースに設けられたバンド取付部に時計バンドの端部を連結ピンによって取り付けると共に、このバンド取付部に連結ピンの端部を着脱可能に係止する着脱係止部材を設けた構成のものが知られている。
特開平07−303506号公報
このようなバンド取付構造の着脱係止部材は、バンド取付部に回転可能に取り付けられたカム筒と、このカム筒内にスライド可能に挿入してバンド取付部の外部に突出するプッシュ釦と、このプッシュ釦のスライドに伴ってカム筒を回転させる連動機構とを備えている。これにより、着脱係止部材は、時計バンドの端部に取り付けられた連結ピンの端部をカム筒内に挿入させて係止することにより、バンド取付部に時計バンドの端部を取り付けるように構成されている。
また、この着脱係止部材は、プッシュ釦を押圧してカム筒内でスライドさせると、プッシュ釦のスライドに伴って連動機構がカム筒を回転させ、このカム筒の回転によってカム筒に係止された連結ピンの端部をカム筒の切欠き部に対応させ、この切欠き部を通して連結ピンの端部をカム筒から離脱させることにより、時計バンドがバンド取付部から取り外せるように構成されている。
しかしながら、このようなバンド取付構造では、プッシュ釦を押圧操作することにより、簡単にバンド取付部から時計バンドを取り外すことができても、バンド取付部に連結ピンの端部を着脱可能に係止する着脱係止部材が、バンド取付部に回転可能に取り付けられたカム筒と、このカム筒内にスライド可能に挿入するプッシュ釦と、このプッシュ釦のスライドに伴ってカム筒を回転させる連動機構と、を有する構成であるから、構造が複雑で、部品点数が多く、製作が面倒であるという問題がある。
この発明が解決しようとする課題は、簡単な構造で、容易にバンドを取り外すことができるバンド取付構造およびそれを備えた腕時計を提供することである。
この発明は、一対の取付突起部の対向面にそれぞれ係止孔が対向して設けられたバンド取付部と、前記一対の取付突起部間に端部が配置され、この端部に貫通孔が前記係止孔と同一軸上で対応して設けられたバンドと、このバンドの前記貫通孔内に配置されるパイプ部の端部からピン部が弾力的に突出して前記一対の取付突起部の前記係止孔に挿入する連結部材と、前記一対の取付突起部の少なくとも一方にスライド可能に設けられ、押圧操作によって前記ピン部をその弾力に抗して押圧して前記係止孔内から離脱させる解除操作部と、を備えていることを特徴とするバンド取付構造である。
この発明によれば、解除操作部を押圧操作するだけの簡単な操作で、連結部材のピン部をバンド取付部の係止孔内から離脱させることができるので、バンド取付部からバンドを簡単にかつ容易に取り外すことができる。また、取付突起部に解除操作部をスライド可能に設けるだけで良いので、構造が簡単で、部品点数も少なく、容易に製作することができる。
この発明を腕時計に適用した第1実施形態において、その裏面側を示した要部の拡大斜視図である。 図1に示された腕時計のバンド取付構造のA−A矢視において、上下反転させて示した要部の拡大断面図である。 図1に示された腕時計において、腕時計ケースから時計バンドと裏蓋とを取り外した状態の裏面側を示した要部の拡大斜視図である。 図3に示された腕時計ケースのB−B矢視において、上下反転させて示した要部の拡大断面図である。 この発明を腕時計に適用した第2実施形態において、バンド取付構造を示した要部の拡大断面図である。
(第1実施形態)
以下、図1〜図4を参照して、この発明を腕時計に適用した第1実施形態について説明する。
この腕時計は、図1および図2に示すように、腕時計ケース1と時計バンド2とを備えている。この腕時計ケース1は、図3に示すように、硬質の合成樹脂からなるケース本体1aと、このケース本体1aの外周に設けた軟質の合成樹脂からなるベゼル1bと、を有している。
この腕時計ケース1の裏面(図1では上面)には、図1に示すように、裏蓋3がビス4によって取り付けられている。また、この腕時計ケース1の12時側と6時側とには、図1〜図4に示すように、時計バンド2が取り付けられるバンド取付部5がそれぞれ側方に突出して設けられている。
このバンド取付部5は、図1〜図4に示すように、腕時計ケース1の外側面から側方に突出する一対の取付突起部6と、これら一対の取付突起部6間における表面側(図3では下面側)に位置する下部に設けられたカバー部7と、を備えている。この場合、一対の取付突起部6は、腕時計ケース1のケース本体1aに一体に形成された突起本体部6aと、腕時計ケース1のベゼル1bに一体に形成されて突起本体部6aの外面に配置されたベゼル突起部6bと、を有している。
同様に、カバー部7は、図2および図3に示すように、腕時計ケース1のケース本体1aに一体に形成されたカバー本体部7aと、腕時計ケース1のベゼル1bに一体に形成されてカバー本体部7aの外面に配置されたベゼルカバー部7bと、を有している。このバンド取付部5は、図1および図2に示すように、時計バンド2の端部2aがカバー部7の内面側(図2では上面側)に対応した状態で、一対の取付突起部6間に配置されるように構成されている。
時計バンド2は、図1および図2に示すように、ウレタン樹脂などの軟質の合成樹脂によって形成されている。この時計バンド2は、腕時計ケース1のバンド取付部5に配置される端部2aに連結部材10が取り付けられるように構成されている。この場合、時計バンド2は、図1に示すように、その長手方向と直交する方向の長さ(幅)が一対の取付突起部6の外端面間とほぼ同じ長さで形成されている。
この時計バンド2の端部2aは、図1および図2に示すように、バンド取付部5の一対の取付突起部6間に配置されるように形成されている。すなわち、この時計バンド2の端部2aは、時計バンド2の長手方向と直交する方向の長さ(幅)が一対の取付突起部6間の長さとほぼ同じ長さで形成されている。
この時計バンド2の端部2aには、図1に示すように、時計バンド2が腕時計ケース1のバンド取付部5に取り付けられた際に、腕時計ケース1の裏蓋3の縁部を押させる押え部2bが設けられている。また、この時計バンド2の端部2aには、図1および図2に示すように、連結部材10が挿入する貫通孔11が時計バンド2の長手方向に対して直交する方向に貫通して設けられている。
連結部材10は、図1〜図4に示すように、ばね棒であり、時計バンド2の貫通孔11に挿入するパイプ部10aと、このパイプ部10aの両端部から出没可能に突出する一対のピン部10bと、パイプ部10a内に設けられたコイルばね10cと、を備えている。これにより、連結部材10は、一対のピン部10bがコイルばね10cのばね力によってパイプ部10aの両端部から弾力的に押し出されるように構成されている。
この場合、一対のピン部10bには、図2〜図4に示すように、それぞれパイプ部10a側に位置する第1の鍔部12aと、ピン部10bの外端部側に位置する第2の鍔部12bとを有し、これらが所定間隔を隔てて設けられている。これら第1、第2の各鍔部12a、12bは、その外形がパイプ部10aの外形と同じ大きさに形成されている。これにより、第1、第2の各鍔部12a、12bは、時計バンド2の貫通孔11内に挿入して通過するように構成されている。
一方、バンド取付部5における一対の取付突起部6の対向面には、図2および図4に示すように、連結部材10の各ピン部10bがそれぞれ挿入する各係止孔13が設けられている。この場合、各係止孔13は、一対の取付突起部6の各突起本体部6aの対向面に、時計バンド2の貫通孔11と同一軸上に対応して設けられている。
これにより、各係止孔13は、図2および図4に示すように、連結部材10の各ピン部10bがそれぞれ挿入した際に、各係止孔13の縁部に各ピン部10bの各第2の鍔部12bが当接するように構成されている。このため、各係止孔13は、その深さが第2の鍔部12bから各ピン部12bの先端までの長さよりも少し長く形成されている。これにより、連結部材10は、各ピン部10bがコイルばね10cによる一定のばね力で、かつ一定の挿入長さで係止孔13内に挿入されて係止されるように構成されている。
ところで、バンド取付部5における一対の取付突起部6のうち、一方(図2では右側)の取付突起部6には、図2および図4に示すように、解除操作部14がスライド可能に配置される収納孔部15が設けられている。この収納孔部15は、取付突起部6の突起本体部6aに設けられた大径孔部15aと、取付突起部6のベゼル突起部6bに設けられた小径孔部15bとを有し、これらが係止孔13と同一軸上に対応した状態で連続して設けられている。
この場合、収納孔部15の大径孔部15aは、図2および図4に示すように、その内径が係止孔13の内径よりも十分に大きく形成されている。この大径孔部15aは、取付突起部6の突起本体部6a内において、係止孔13の内端部から突起本体部6aの外端面に亘って設けられている。また、収納孔部15の小径孔部15bは、その内径が大径孔よりも小さく、かつ係止孔13の内径よりも少し大きく形成されている。この小径孔部15bは、取付突起部6のベゼル突起部6bに貫通して設けられている。
解除操作部14は、図2および図4に示すように、取付突起部6の係止孔13内に出没可能に挿入する挿入突起部16と、この挿入突起部16を係止孔13内に向けて押圧する操作部17とを有し、この操作部17が収納孔部15内にスライド可能に設けられた構成になっている。この場合、挿入突起部16は、金属からなり、その端部がインサート成型によって操作部17の端面に埋め込まれて操作部17と一体に形成されている。
この挿入突起部16は、図2および図4に示すように、その外径が係止孔13の内径と同じ大きさに形成され、操作部17の内端部から係止孔13に向けて突出して設けられている。操作部17は、合成樹脂からなり、収納孔部15の大径孔部15a内にスライド可能に配置される大径の操作本体部17aと、収納孔部15の小径孔部15b内にスライド可能に配置されて小径孔部15bの外部に出没可能に突出する小径の解除釦部17bとを備えている。
これにより、解除操作部14は、図2および図4に示すように、解除釦部17bの外端部を押圧操作して操作本体部17aを連結部材10に向けてスライドさせると、この操作本体部17aによって挿入突起部16が連結部材10のコイルばね10cのばね力に抗して係止孔13内に押し込まれ、係止孔13内からピン部10bを押し出すように構成されている。
この場合、解除操作部14は、図2および図4に示すように、時計バンド2に取り付けられた連結部材10のピン部10bがコイルばね10cのばね力によって取付突起部6の係止孔13に挿入されると、このピン部10bによって挿入突起部16が係止孔13内から収納孔部15の大径孔部15a内に押し出され、これに伴って操作本体部17aがスライドして解除釦部17bの外端部が小径孔部15bから外部に押し出されるように構成されている。
また、この解除操作部14は、図2および図4に示す状態で、連結部材10のコイルばね10cのばね力に抗して解除釦部17bの外端部を押圧操作すると、操作本体部17aが連結部材10に向けてスライドして挿入突起部16を係止孔13内に押し込み、この挿入突起部16が係止孔13内に挿入されている連結部材10のピン部10bをパイプ部10a内に押し込んで、係止孔13内からピン部10bを離脱させるように構成されている。
この場合、解除操作部14が設けられた取付突起部6の対向面、つまり突起本体部6aの対向面には、図2および図4に示すように、連結部材10のピン部10bの先端部を係止孔13に向けてガイドする傾斜ガイド溝18が設けられている。この傾斜ガイド溝18は、連結部材10のピン部10bの外径と同じ幅で、取付突起部6の突起本体部6aにおける対向面の下端部から係止孔13に亘って設けられている。
すなわち、この傾斜ガイド溝18は、図2および図4に示すように、取付突起部6の下端部側の溝の深さが深く、係止孔13に向けて溝の深さが次第に浅くなるような勾配をもって形成されている。これにより、連結部材10は、ピン部10bの先端部が傾斜ガイド溝18内に挿入された状態で、取付突起部6の下端部側から係止孔13に向けて移動する際に、ピン部10bがコイルばね10cのばね力に抗してパイプ部10a内に徐々に押し込まれながら移動して係止孔13に対応するように構成されている。
また、この連結部材10は、図2および図4に示すように、ピン部10bが係止孔13から押し出されて、傾斜ガイド溝18内に配置された際に、ピン部10bがコイルばね10cのばね力によってパイプ部10a内から徐々に押し出されながら、傾斜ガイド溝18内を係止孔13側から取付突起部6の下端部側に向けて移動して、傾斜ガイド溝18から離脱するように構成されている。
さらに、取付突起部6の外面、つまり取付突起部6のベゼル突起部6bの外面には、図2および図4に示すように、解除釦部17bの外端部の一部を囲う保護部19が設けられている。この保護部19は、解除釦部17bの外端部における上側のほぼ半分程度を囲み、下側のほぼ半分程度を開放するように形成されている。これにより、解除釦部17bは、その外端部の下側がベゼル突起部6bの外部に露出し、この露出した外端部を指先で押せるように構成されている。
次に、この腕時計のバンド取付構造の作用について説明する。
時計バンド2を腕時計ケース1に取り付ける場合には、まず、時計バンド2の端部2aに設けられた貫通孔11に連結部材10を挿入する。このときには、連結部材10の一対のピン部10bの一方を時計バンド2の貫通孔11の一方の端部から第1、第2の各鍔部12a、12bと共に挿入して、パイプ部10aを時計バンド2の貫通孔11内に配置する。
この状態では、連結部材10の一対のピン部10bが、コイルばね10cのばね力によって押し出されて、時計バンド2の貫通孔11の両側から突出する。この状態で、連結部材10が時計バンド2の端部2aに取り付けられる。この時計バンド2の端部2aを腕時計ケース1のバンド取付部5に取り付ける際には、まず、連結部材10の一対のピン部10bをコイルばね10cのばね力に抗してパイプ部10a内に向けて押し込む。
この状態で、時計バンド2の端部2aをバンド取付部5の一対の取付突起部6間にその下側から挿入させて配置する。このときには、連結部材10の一対のピン部10bのうち、一方(図2では右側)のピン部10bの先端を一方の取付突起部6の傾斜ガイド溝18に対応させ、他方(図2では左側)のピン部10bの先端を他方の取付突起部6の対向面に対応させる。
この状態で、連結部材10の一対のピン部10bがコイルばね10cのばね力によって押し出されると、一方(図2では右側)のピン部10bの先端が一方の取付突起部6の傾斜ガイド溝18に挿入して当接し、他方(図2では左側)のピン部10bの先端が他方の取付突起部6の対向面に当接する。この状態で、一方のピン部10bの先端を取付突起部6の傾斜ガイド溝18に沿って移動させると共に、他方のピン部10bの先端を他方の取付突起部6の対向面に沿って移動させる。
そして、一方のピン部10bの先端を取付突起部6の傾斜ガイド溝18から一方の取付突起部6の係止孔13に対応させると共に、他方のピン部10bの先端を他方の取付突起部6の係止孔13に対応させる。すると、連結部材10の一対のピン部10bがコイルばね10cのばね力によって押し出されて、一方のピン部10bの先端が一方の取付突起部6の係止孔13に挿入されて係止されると共に、他方のピン部10bの先端が他方の取付突起部6の係止孔13に挿入されて係止される。
このときには、一対のピン部10bの各第2の鍔部12bが一対の取付突起部6の対向面にそれぞれ当接する。このため、連結部材10の一対のピン部10bは、それぞれ一対の取付突起部6の各係止孔13に一定のばね力でかつ一定の挿入長さで係止される。これにより、時計バンド2の端部2aがバンド取付部5の一対の取付突起部6間に配置された状態で連結部材10によって取り付けられる。
また、このときには、解除操作部14の挿入突起部16が連結部材10のピン部10bによって取付突起部6の係止孔13から取付突起部6の収納孔部15内に押し込まれる。このため、操作部17が挿入突起部16によって取付突起部6の収納孔部15内を外部側に向けてスライドする。これにより、操作部17の操作本体部17aが収納孔部15の小径孔部15bの端面に当接し、操作部17の解除釦部17bの外端部が取付突起部6の外部に押し出されて突出する。
この状態では、解除操作部14の解除釦部17bにおける外端部の上側のほぼ半分程度が取付突起部6の外面に設けられた保護部19で囲われている。このため、腕時計ケース1を誤って物にぶつけても、保護部19によって解除操作部14の解除釦部17bが不用意に押し込まれることがない。これにより、解除操作部14の挿入突起部16が連結部材10のピン部10bを取付突起部6の係止孔13から押し出して離脱させることがないので、時計バンド2がバンド取付部5から不用意に外れることがない。
一方、時計バンド2をバンド取付部5から取り外す場合には、解除操作部14の解除釦部17bの外端部を連結部材10のコイルばね10cのばね力に抗して収納孔部15内に向けて押し込めば良い。このときには、解除釦部17bの外端部における下側のほぼ半分程度が保護部19で囲われていないため、この保護部19で囲われていない解除釦部17bの外端部を指先で押せば良い。
このように解除操作部14の解除釦部17bの外端部が収納孔部15内に向けて押し込まれると、解除釦部17bが収納孔部15の小径孔部15b内から大径孔部15a内に押し込まれる。これに伴って、解除操作部14の操作部17の操作本体部17aが収納孔部15の大径孔部15a内でスライドして、解除操作部14の挿入突起部16を取付突起部6の係止孔13内に押し込む。
すると、解除操作部14の挿入突起部16が、取付突起部6の係止孔13内に挿入されている連結部材10のピン部10bを、コイルばね10cのばね力に抗してパイプ部10a内に向けて押し込む。これにより、連結部材10のピン部10bが取付突起部6の係止孔13内から押し出される。この状態で、時計バンド2をバンド取付部5の下側に向けて引っ張ると、連結部材10のピン部10bの先端部が取付突起部6の傾斜ガイド溝18内に挿入し、この傾斜ガイド溝18に沿って取付突起部6の下側に向けて移動する。
このときには、傾斜ガイド溝18が取付突起部6の下端部側の溝の深さが深く、係止孔13に向けて溝の深さが次第に浅くなるような勾配をもって形成されているため、ピン部10bの先端部が取付突起部6の係止孔13から離脱して傾斜ガイド溝18内に挿入されると、コイルばね10cのばね力によってピン部10bが徐々に押し出されながら、傾斜ガイド溝18によってガイドされて、傾斜ガイド溝18の下部側に移動する。
これにより、連結部材10のピン部10bが傾斜ガイド溝18の下端部から離脱する。このときには、連結部材10の反対側のピン部10bを取付突起部6の係止孔13内から抜き出すことができる。このため、連結部材10によってバンド取付部5に取り付けられていた時計バンド2をバンド取付部5から取り外すことができる。
このように、この腕時計のバンド取付構造によれば、一対の取付突起部6の対向面にそれぞれ係止孔13が対向して設けられたバンド取付部5と、一対の取付突起部6間に配置される端部2aに貫通孔11が係止孔13と同一軸上で対応して設けられた時計バンド2と、この時計バンド2の貫通孔11内に配置されるパイプ部10aの両端部から各ピン部10bがそれぞれ弾力的に突出して一対の取付突起部6の各係止孔13に挿入する連結部材10と、一対の取付突起部6の一方にスライド可能に設けられ、押圧操作によってピン部10bをその弾力に抗して押圧して係止孔13内から離脱させる解除操作部14と、を備えていることにより、簡単な構造で、容易に時計バンド2を取り外すことができる。
すなわち、この腕時計のバンド取付構造では、解除操作部14を連結部材10のピン部10bの弾力に抗して押圧操作するだけの簡単な操作で、連結部材10のピン部10bをバンド取付部5の係止孔13内から離脱させることができるので、バンド取付部5から時計バンド2を簡単にかつ容易に取り外すことができる。また、一対の取付突起部6のうち、一方の取付突起部6に解除操作部14をスライド可能に設けるだけで良いので、構造が簡単で、部品点数も少なく、製作も容易にできる。
この場合、解除操作部14は、取付突起部6の係止孔13内に出没可能に挿入し、かつ連結部材10のピン部10bによって弾力的に押される挿入突起部16と、この挿入突起部16をピン部10bの弾力に抗して係止孔13内に向けて押圧する操作部17とを有していることにより、操作部17をピン部10bの弾力に抗して係止孔13に向けて押圧操作してスライドさせるだけで、挿入突起部16を係止孔13内に挿入させることができるので、係止孔13内に挿入されている連結部材10のピン部10bを係止孔13内から確実にかつ良好に押し出して離脱させることができる。
すなわち、この解除操作部14は、金属製の挿入突起部16を合成樹脂製の操作部17にインサート成型によって一体に形成することができると共に、操作部17が、取付突起部6に設けられた収納孔部15の大径孔部15a内にスライド可能に配置された操作本体部17aと、収納孔部15の小径孔部15b内にスライド可能に配置されて取付突起部6の外部に突出する解除釦部17bとを一体に形成した構成であるから、解除操作部14の構造が簡単で、部品点数も少なく、製作も容易で、組み付け作業も簡単にできる。
この場合、解除操作部14は、時計バンド2に取り付けられた連結部材10のコイルばね10cのばね力によってピン部10bが取付突起部6の係止孔13内に挿入されるので、操作部17の解除釦部17bの外端部を自動的に取付突起部6の外部に押し出することができる。また、コイルばね10cのばね力に抗して操作部17の解除釦部17bを押圧操作して解除操作部14をスライドさせるだけで、ピン部10bを係止孔13内から確実にかつ良好に押し出して離脱させることができるので、操作性が良い。
また、このバンド取付構造では、解除操作部14が設けられた取付突起部6に、連結部材10のピン部10bの先端部を係止孔13にガイドする傾斜ガイド溝18が設けられているので、解除操作部14によって連結部材10のピン部10bが取付突起部6の係止孔13内から押し出された際に、この押し出されたピン部10bを傾斜ガイド溝18で円滑にガイドして取付突起部6から容易に離脱させることができ、これにより時計バンド2をバンド取付部5から簡単にかつ容易に取り外すことができる。
この場合、傾斜ガイド溝18は、取付突起部6の下端部側の溝の深さが深く、係止孔13に向けて溝の深さが次第に浅くなるような勾配をもって形成されているため、取付突起部6の係止孔13から離脱したピン部10bの先端部を傾斜ガイド溝18によって徐々にガイドしながら移動させる際に、連結部材10のコイルばね10cのばね力によってピン部10bを徐々に押し出しながら傾斜ガイド溝18の下端部から円滑かつ良好に離脱させることができる。
また、この傾斜ガイド溝18は、時計バンド3の貫通孔11に連結部材10のパイプ部10aが挿入されて取り付けられた状態で、時計バンド2をバンド取付部5に取り付ける際に、連結部材10のパイプ部10aの両端部から突出した一方のピン部10bを傾斜ガイド溝18によって取付突起部6の係止孔13にガイドすることができるので、連結部材10のピン部10bを取付突起部6の係止孔13に確実にかつ良好に挿入させて係止することができる。
すなわち、傾斜ガイド溝18は、取付突起部6の下端部側の溝の深さが深く、係止孔13に向けて溝の深さが次第に浅くなるような勾配をもって形成されているため、連結部材10のパイプ部10aの両端部から突出した一方のピン部10bが傾斜ガイド溝18によってガイドされながら移動する際に、コイルばね10cのばね力に抗してピン部10bをパイプ部10a内に押込みながら移動させることができる。
このため、傾斜ガイド溝18は、連結部材10のピン部10bを円滑にかつ良好にガイドすることができるので、ピン部10bの先端を取付突起部6の係止孔13に確実に対応させることができ、この状態でコイルばね10cのばね力によってピン部10bを係止孔13に確実に押し込んで係止させることができる。
さらに、このバンド取付構造では、取付突起部6の外面に解除操作部14の外端部の一部を囲む保護部19が設けられていることにより、腕時計ケース1を誤って物にぶつけても、保護部19によって解除操作部14の解除釦部17bが押し込まれるのを防ぐことができる。このため、解除操作部14の挿入突起部16が不用意に連結部材10のピン部10bを取付突起部6の係止孔13から押し出して離脱させることがないので、時計バンド2がバンド取付部5から不用意に外れるのを防ぐことができる。
(第2実施形態)
次に、図5を参照して、この発明を腕時計に適用した第2実施形態について説明する。なお、図1〜図4に示された第1実施形態と同一部分には同一符号を付して説明する。
この腕時計のバンド取付構造は、図5に示すように、連結部材10の一対のピン部10aのうち、一方のピン部10bに第1実施形態と異なる第2の鍔部20を設けた構成であり、これ以外は第1実施形態とほぼ同じ構成になっている。
すなわち、この連結部材10の一対のピン部10bのうち、解除操作部14と反対側(図5では左側)に位置するピン部10bには、図5に示すように、第1の鍔部12aと第2の鍔部20とが所定間隔を隔てて設けられている。第1の鍔部12aは、第1実施形態と同様、パイプ部10a側に位置し、その外形がパイプ部10aの外形と同じ大きさに形成されている。
一方、第2の鍔部20は、図5に示すように、ピン部10bの外端部側に位置し、その外形が時計バンド2の端部2aに設けられた貫通孔11の内径よりも大きく形成されている。このため、この第2の鍔部20は、時計バンド2の端部2aに設けられた貫通孔11を通して抜けないように構成されている。この場合、時計バンド2の端部2aにおける貫通孔11の端部には、第2の鍔部20の外周縁が配置される切欠き部21が設けられている。
また、連結部材10の一対のピン部10bのうち、解除操作部14側(図5では右側)に位置するピン部10bには、第1実施形態と同様、パイプ部10aの外径と同じ大きさの第1、第2の各鍔部12a、12bが所定間隔を隔てて設けられている。これにより、第1、第2の各鍔部12a、12bは、時計バンド2の貫通孔11内に挿入して通過するように構成されている。
次に、このようなバンド取付構造の作用について説明する。
時計バンド2を腕時計ケース1に取り付ける場合には、まず、時計バンド2の端部2aに設けられた貫通孔11に連結部材10を挿入する。このときには、連結部材10の一対のピン部10bのうち、貫通孔11の内径よりも大きい第2の鍔部20が設けられていない一方のピン部10bを時計バンド2の貫通孔11の一方の端部から第1、第2の各鍔部12a、12bと共に挿入して、パイプ部10aを時計バンド2の貫通孔11内に配置する。
これにより、連結部材10の一対のピン部10bが、コイルばね10cのばね力に押し出されて、時計バンド2の貫通孔11の両側から突出し、この状態で連結部材10が時計バンド2の端部2aに取り付けられる。この時計バンド2の端部2aを腕時計ケース1のバンド取付部5に取り付ける際には、第1実施形態と同様、連結部材10の一対のピン部10bをコイルばね10cのばね力に抗してパイプ部10a内に向けて押し込む。
この状態で、時計バンド2の端部2aをバンド取付部5の一対の取付突起部6間にその下側から挿入させて配置する。このときには、第1実施形態と同様、連結部材10の一対のピン部10bのうち、貫通孔11の内径よりも大きい第2の鍔部20が設けられていない一方(図5では右側)のピン部10bの先端を取付突起部6の傾斜ガイド溝18に対応させて当接させ、他方(図5では左側)のピン部10bの先端を他方の取付突起部6の対向面に対応させて当接させる。
この状態で、一方(図5では右側)のピン部10bの先端を取付突起部6の傾斜ガイド溝18に沿って移動させると共に、他方(図5では左側)のピン部10bの先端を他方の取付突起部6の対向面に沿って移動させる。そして、一方のピン部10bの先端を取付突起部6の傾斜ガイド溝18から一方の取付突起部6の係止孔13に対応させると共に、他方のピン部10bの先端を他方の取付突起部6の係止孔13に対応させる。
すると、連結部材10の一対のピン部10bがコイルばね10cのばね力によって押し出されて、一方(図5では右側)のピン部10bの先端が一方の取付突起部6の係止孔13に挿入されて係止されると共に、他方(図5では左側)のピン部10bの先端が他方の取付突起部6の係止孔13に挿入されて係止される。このときには、一方のピン部10bの第2の鍔部12bが一方の取付突起部6の対向面に当接すると共に、他方のピン部10bの第2の鍔部20が他方の取付突起部6の対向面に当接する、
このため、連結部材10の一対のピン部10bは、第1実施形態と同様、それぞれ一対の取付突起部6の各係止孔13に一定のばね力でかつ一定の挿入長さで係止される。これにより、時計バンド2の端部2aがバンド取付部5の一対の取付突起部6間に配置された状態で連結部材10によって取り付けられる。
また、時計バンド2をバンド取付部5から取り外す場合には、第1実施形態と同様、解除操作部14の解除釦部17bの外端部を連結部材10のコイルばね10cのばね力に抗して収納孔部15内に向けて押し込めば良い。これにより、取付突起部6の係止孔13内に挿入されている連結部材10のピン部10bがコイルばね10cのばね力に抗してパイプ部10a内に向けて押し込まれて、取付突起部6の係止孔13内から押し出される。
この状態で、時計バンド2をバンド取付部5の下側に向けて引っ張ると、連結部材10のピン部10bの先端部が取付突起部6の傾斜ガイド溝18内に挿入し、この傾斜ガイド溝18に沿って取付突起部6の下側に向けて移動する。これにより、連結部材10のピン部10bが傾斜ガイド溝18の下端部から離脱する。
このときには、連結部材10のピン部10bがコイルばね10cのばね力によって急激に押し出されても、傾斜ガイド溝18の下端部から離脱したピン部10bと反対側に位置するピン部10bの第2の鍔部20が時計バンド2の貫通孔11を通り抜けることがないので、連結部材10が時計バンド2の貫通孔11から飛び出すことがない。
これにより、時計バンド2をバンド取付部5から取り外すことができる。そして、この取り外した時計バンド2の貫通孔11から連結部材10を取り外す際には、第2の鍔部20が設けられているピン部10b側を引っ張ることにより、連結部材10を時計バンド2の貫通孔11から引き抜けば良い。
このように、この腕時計のバンド取付構造によれば、第1実施形態と同様の作用効果があるほか、連結部材10の一対のピン部10bのうち、解除操作部14と反対側に位置する一方のピン部10bに時計バンド2の貫通孔11の内径よりも大きい第2の鍔部20が設けられているので、時計バンド2をバンド取付部5から取り外す際に、連結部材10の第2の鍔部20と反対側のピン部10bが傾斜ガイド溝18の下端部から離脱して、連結部材10の一対のピン部10bがコイルばね10cのばね力によって急激に押し出されても、連結部材10が時計バンド2の貫通孔11から抜け出すのを防ぐことができる。
すなわち、このバンド取付構造では、一方のピン部10bに設けられた第2の鍔部20が時計バンド2の貫通孔11の内径よりも大きく形成されているので、連結部材10のピン部10bが傾斜ガイド溝18の下端部から離脱して、連結部材10の一対のピン部10bがコイルばね10cのばね力によって急激に押し出された際に、第2の鍔部20によって連結部材10が時計バンド2の貫通孔11を通り抜けないようにすることができ、これにより連結部材10が時計バンド2の貫通孔11から飛び出して紛失するのを防ぐことができる。
なお、上述した第1、第2の各実施形態では、連結部材10の一対のピン部10bにそれぞれ第1、第2の各鍔部12a、12b、20を設けた場合について述べたが、これに限らず、例えば第2の鍔部12b、20のみを設けただけの構成であっても良く、また必ずしも第1、第2の鍔部12a、12b、20が設けられている構成である必要はない。
また、上述した第1、第2の各実施形態では、解除操作部14が金属製の操作突起部16と合成樹脂製の操作部17とをインサート成型によって一体に形成した場合について述べた、これに限らず、操作突起部16と操作部17とを同じ合成樹脂で一体に形成した構成であっても良い。
さらに、上述した第1、第2の各実施形態では、バンド取付部5の一対の取付突起部6の一方に解除操作部14を設けた場合について述べたが、これに限らず、例えば一対の取付突起部6の両方に解除操作部14をそれぞれ設けた構成であっても良い。
また、上述した第1、第2の各実施形態では、時計バンド2がウレタン樹脂などの合成樹脂で形成されている場合について述べたが、これに限らず、例えば金属駒を順次連結した金属製の時計バンドにも適用することができる。
さらに、上述した第1、第2の各実施形態では、腕時計に適用した場合について述べたが、必ずしも腕時計である必要はなく、例えば腕に装着して使用する腕装着型の電子機器、あるいは鞄、またはバッグなどのバンド取付構造にも適用することができる。
以上、この発明のいくつかの実施形態について説明したが、この発明は、これらに限られるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
請求項1に記載の発明は、一対の取付突起部の対向面にそれぞれ係止孔が対向して設けられたバンド取付部と、前記一対の取付突起部間に端部が配置され、この端部に貫通孔が前記係止孔と同一軸上で対応して設けられたバンドと、前記バンドの前記貫通孔内に配置されるパイプ部の端部からピン部が弾力的に突出して前記一対の取付突起部の前記係止孔に挿入する連結部材と、前記一対の取付突起部の少なくとも一方にスライド可能に設けられ、押圧操作によって前記ピン部をその弾力に抗して押圧して前記係止孔内から離脱させる解除操作部と、を備えていることを特徴とするバンド取付構造である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のバンド取付構造において、前記解除操作部は、前記取付突起部の前記係止孔内に出没可能に挿入し、かつ前記連結部材の前記ピン部によって弾力的に押される挿入突起部と、この挿入突起部を前記ピン部の弾力に抗して前記係止孔に向けて押圧する操作部とを有していることを特徴とするバンド取付構造である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のバンド取付構造において、前記解除操作部が設けられた前記取付突起部には、前記連結部材の前記ピン部の先端部を前記係止孔にガイドする傾斜ガイド溝が設けられていることを特徴とするバンド取付構造である。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載のバンド取付構造において、前記連結部材の前記ピン部のうち、前記解除操作部と反対側に位置する一方のピン部には、前記バンドの前記貫通孔の内径よりも大きい鍔部が設けられていることを特徴とするバンド取付構造である。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載のバンド取付構造において、前記取付突起部には、前記解除操作部の外端部の一部を囲む保護部が設けられていることを特徴とするバンド取付構造である。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5のいずれかに記載されたバンド取付構造を備えていることを特徴とする腕時計である。
1 腕時計ケース
2 時計バンド
2a 端部
5 バンド取付部
6 一対の取付突起部
10 連結部材
10a パイプ部
10b ピン部
10c コイルばね
11 貫通孔
12a、12b 第1、第2の各鍔部
13 係止孔
14 解除操作部
15 収納孔部
16 挿入突起部
17 操作部
17a 操作本体部
17b 解除釦部
18 傾斜ガイド溝
19 保護部
20 第2の鍔部

Claims (6)

  1. 一対の取付突起部の対向面にそれぞれ係止孔が対向して設けられたバンド取付部と、
    前記一対の取付突起部間に端部が配置され、この端部に貫通孔が前記係止孔と同一軸上で対応して設けられたバンドと、
    前記バンドの前記貫通孔内に配置されるパイプ部の端部からピン部が弾力的に突出して前記一対の取付突起部の前記係止孔に挿入する連結部材と、
    前記一対の取付突起部の少なくとも一方にスライド可能に設けられ、押圧操作によって前記ピン部をその弾力に抗して押圧して前記係止孔内から離脱させる解除操作部と、
    を備えていることを特徴とするバンド取付構造。
  2. 請求項1に記載のバンド取付構造において、前記解除操作部は、前記取付突起部の前記係止孔内に出没可能に挿入し、かつ前記連結部材の前記ピン部によって弾力的に押される挿入突起部と、この挿入突起部を前記ピン部の弾力に抗して前記係止孔に向けて押圧する操作部とを有していることを特徴とするバンド取付構造。
  3. 請求項1または請求項2に記載のバンド取付構造において、前記解除操作部が設けられた前記取付突起部には、前記連結部材の前記ピン部の先端部を前記係止孔にガイドする傾斜ガイド溝が設けられていることを特徴とするバンド取付構造。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載のバンド取付構造において、前記連結部材の前記ピン部のうち、前記解除操作部と反対側に位置する一方のピン部には、前記バンドの前記貫通孔の内径よりも大きい鍔部が設けられていることを特徴とするバンド取付構造。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載のバンド取付構造において、前記取付突起部には、前記解除操作部の外端部の一部を囲む保護部が設けられていることを特徴とするバンド取付構造。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載されたバンド取付構造を備えていることを特徴とする腕時計。


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