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JP2015082391A - 蓄電装置 - Google Patents

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JP2015082391A JP2013219429A JP2013219429A JP2015082391A JP 2015082391 A JP2015082391 A JP 2015082391A JP 2013219429 A JP2013219429 A JP 2013219429A JP 2013219429 A JP2013219429 A JP 2013219429A JP 2015082391 A JP2015082391 A JP 2015082391A
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遼 藤井
Ryo Fujii
遼 藤井
櫻井 敦
Atsushi Sakurai
敦 櫻井
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Abstract

【課題】蓄電池群の締結荷重を良好に低減させることができ、構成部品の軽量化を図ることを可能にする。【解決手段】蓄電装置10は、複数の蓄電池12が積層される蓄電池群12Mを備えるとともに、前記蓄電池12は、セパレータ14と交互に積層される。保持フレーム20aと蓄電池群12Mとの間には、弾性体30が介装される。弾性体30は、各セパレータ14の底面支持部14aに当接する底部弾性部材30aと、各セパレータ14の側面支持部14bに当接する側部弾性部材30bとを一体に構成する。【選択図】図5

Description

本発明は、複数の蓄電池が積層される蓄電池群を備え、前記蓄電池群の積層方向両端にエンドプレートが配置されるとともに、前記エンドプレート間は、保持フレームにより積層方向に一体に保持される蓄電装置に関する。
一般的に、複数の蓄電池(バッテリセル)が積層された蓄電池群(バッテリモジュール)を備えた蓄電装置が知られている。この蓄電装置は、例えば、ハイブリッド車両や電気車両に搭載されるため、多数の蓄電池を車両に対して強固且つ確実に搭載する必要がある。
このため、例えば、特許文献1に開示されているバッテリモジュールが知られている。このバッテリモジュールでは、複数のバッテリセルを有しており、前記バッテリセルがホルダ(セパレータ)と交互に積層されるとともに、積層方向両端には、エンドプレートが配設されている。一対のエンドプレートには、左右一対のラダーフレームの両端がボルトにより締結されることにより、複数のバッテリセル及び複数のホルダが積層方向に締め付け保持され、バッテリモジュールが構成されている。
ラダーフレームの下部には、各バッテリセルに対応して板ばねが載置されている。各板ばねは、各バッテリセルを保持するホルダの下面に当接して前記ホルダを上方に付勢することにより、該ホルダの上面は、前記ラダーフレームの上部フランジに当接している。従って、各ホルダに保持されている各バッテリセルは、外形寸法に差が存在していても、さらに上下方向に対して振動が惹起されても、強固に保持させることができる。
特開2012−256466号公報
上記の特許文献1では、各バッテリセルは、板ばねにより上下の振動が規制される一方、各バッテリセル間の摩擦力により左右の振動が規制されている。このため、バッテリセルには、積層方向に相当に大きな拘束力(締結荷重)を付与する必要がある。従って、エンドプレート及びラダーフレームの剛性を十分に確保しなければならず、これらの構成部品が肉厚化されてしまい、重量が増加するという問題がある。
本発明は、この種の問題を解決するものであり、蓄電池群の締結荷重を良好に低減させることができ、構成部品の軽量化を容易に図ることが可能な蓄電装置を提供することを目的とする。
本発明に係る蓄電装置は、複数の蓄電池が積層される蓄電池群を備え、前記蓄電池群の積層方向両端にエンドプレートが配置されるとともに、前記エンドプレート間は、保持フレームにより積層方向に一体に保持されている。そして、保持フレームと蓄電池群との間には、前記蓄電池群の底面に当接する底部弾性部材と、前記蓄電池群の少なくとも一方の側面に当接する側部弾性部材と、が介装されている。
また、この蓄電装置では、蓄電池は、積層方向に沿って絶縁性セパレータと交互に配設されている。その際、絶縁性セパレータには、蓄電池の底面を支持する底面支持部、及び前記蓄電池の側面を支持する側面支持部が設けられることが好ましい。しかも、底部弾性部材は、底面支持部に当接する一方、側部弾性部材は、側面支持部に当接することが好ましい。
さらに、この蓄電装置では、底部弾性部材と側部弾性部材とは、一体に構成されるとともに、保持フレームに固定されることが好ましい。
さらにまた、この蓄電装置では、側部弾性部材は、1つ置きに配置された蓄電池の側面の下端に対向して設けられる基台部と、前記基台部から横方向に延在し、該基台部が対向する前記蓄電池に隣接する蓄電池の側面の下端に接触する押圧部と、を一体に設けることが好ましい。
また、この蓄電装置では、側部弾性部材と交互に且つ蓄電池の側面の上端に他の側部弾性部材が設けられることが好ましい。他の側部弾性部材は、側部弾性部材の基台部と交互に蓄電池の側面の上端に対向して設けられる他の基台部と、前記他の基台部から横方向に延在し、該他の基台部が対向する前記蓄電池に隣接する蓄電池の側面の上端に接触する他の押圧部と、を一体に設けることが好ましい。
本発明によれば、保持フレームと蓄電池群との間には、前記蓄電池群の底面に当接する底部弾性部材と、前記蓄電池群の少なくとも一方の側面に当接する側部弾性部材と、が介装されている。従って、蓄電池群は、上下方向及び水平方向から弾性力を介して保持されるため、各蓄電池間の摩擦力による保持が不要になる。これにより、蓄電池に対する積層方向の拘束力を低く設定することができ、構成部品の軽量化を容易に図ることが可能になる。
本発明の第1の実施形態に係る蓄電装置の要部分解斜視説明図である。 前記蓄電装置の正面説明図である。 前記蓄電装置を構成する蓄電池とセパレータとの斜視説明図である。 前記蓄電装置を構成する保持フレームの分解斜視説明図である。 前記蓄電装置の側面説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る蓄電装置の要部分解斜視説明図である。 前記蓄電装置の側面説明図である。 本発明の第3の実施形態に係る蓄電装置の要部分解斜視説明図である。 前記蓄電装置の正面説明図である。 前記蓄電装置を構成する保持フレームの分解斜視説明図である。 前記保持フレームの一部平面説明図である。 本発明の第4の実施形態に係る蓄電装置の要部分解斜視説明図である。 前記蓄電装置の正面説明図である。 前記蓄電装置の側面説明図である。 本発明の第5の実施形態に係る蓄電装置の側面説明図である。
図1及び図2に示すように、本発明の第1の実施形態に係る蓄電装置10は、例えば、図示しないハイブリッド自動車(又は、電気自動車)に搭載される。蓄電装置10は、複数の蓄電池(バッテリセル)12が水平方向(矢印A方向)に積層される蓄電池群(バッテリモジュール)12Mを備える。蓄電池12は、矩形状を有するとともに、立位姿勢に配置された状態で、絶縁性を有するセパレータ(ホルダ)14と交互に矢印A方向に積層される。
蓄電池群12Mの積層方向両端には、断熱機能及び絶縁機能を有するインシュレータプレート(又はセパレータ14でもよい)16a、16bを介装してエンドプレート18a、18bが配置される。エンドプレート18a、18b間は、矢印B方向(矢印A方向に交差する水平方向)両端に配置される保持フレーム20a、20bにより積層方向に一体に保持される。
蓄電池12は、例えば、リチウムイオンバッテリからなり、図3に示すように、長方形又は正方形の両面12a、12bを周回して底面12c、上面12d及び両方の側面12e、12fを有する。上面12dには、プラス極(又はマイナス極)の端子22aとマイナス極(又はプラス極)の端子22bとが設けられるとともに、前記上面12dの両端には、係止部12d1、12d2が設定される。
セパレータ14は、樹脂薄板を波形状に折り曲げることにより、側面視で上下方向に沿って波状に屈曲形成される。セパレータ14と蓄電池12の面12aとの間、及び前記セパレータ14と前記蓄電池12の面12bとの間には、冷却風通路24が形成される(図2及び図3参照)。
セパレータ14の下部両角部には、蓄電池12の両下端角部に係合して前記蓄電池12の底面12cを支持する底面支持部14aと、該蓄電池12の側面12eの下部を支持する側面支持部14bとが設けられる。セパレータ14の上部両角部には、蓄電池12の両上端角部である係止部12d1、12d2に係合して上面12dを支持する上面支持部14cと、前記蓄電池12の側面12eの下部を支持する側面支持部14dとが設けられる。
底面支持部14a、側面支持部14b、上面支持部14c及び側面支持部14dは、セパレータ14の積層方向両側に突出する。各セパレータ14は、それぞれ1個の蓄電池12を支持する。互いに隣接する底面支持部14a同士、側面支持部14b同士、上面支持部14c同士及び側面支持部14d同士は、それぞれ隙間なく当接する。セパレータ14には、さらに蓄電池12の所望の部位に係合する1個以上の係合板部14eが必要に応じて設けられる。
図1に示すように、インシュレータプレート16a、16bは、セパレータ14と同様に構成されており、その詳細な説明は省略する。エンドプレート18a、18bは、金属プレートにより構成され、水平方向両端縁部には、それぞれ上下に配列して複数(例えば、2個)のねじ孔26が形成される。エンドプレート18a、18bには、図示しないが、車両内の搭載部位に固定するためのマウント構造が設けられる。
保持フレーム20aは、図4に示すように、略長方形状の金属プレートからなり、両短辺が内方に折り曲げられて取り付け板部20a1、20a2が形成される。保持フレーム20aの両長辺は、それぞれ内方に折り曲げられて下部フランジ部20a3及び上部フランジ部20a4が形成される。下部フランジ部20a3には、後述する弾性体30が固定される一方、上部フランジ部20a4には、各セパレータ14の上面支持部14cが当接保持される。
保持フレーム20aには、長手方向中央に上下に延在する仕切り板部20a5を介して左右に開口部20a6、20a7が形成される。なお、第1の実施形態では、保持フレーム20aに2個の開口部20a6、20a7が形成されるが、これに限定されるものではない。例えば、剛性等の要件から、縦横に複数本の仕切り板部を設けることにより、3個以上の開口部を設けてもよい。
取り付け板部20a1、20a2には、それぞれねじ孔26と同軸上に孔部26aが上下に3個ずつ形成される。取り付け板部20a1、20a2は、エンドプレート18a、18bの外面に配置される。図1に示すように、各孔部26aにねじ28が一体に挿入され、前記ねじ28の先端が各ねじ孔26に螺合することにより、保持フレーム20aの両端は、エンドプレート18a、18bに固定される。
なお、保持フレーム20bは、上記の保持フレーム20aと同様に構成されており、同一の構成要素には、符号aに代えて符号bを付し、その詳細な説明は省略する。
図4に示すように、保持フレーム20aの下部フランジ部20a3には、弾性体30が、例えば、溶接により固定される。弾性体30は、蓄電池群12Mの底面に当接する複数個の底部弾性部材30aと、前記蓄電池群12Mの側面に当接する複数個の側部弾性部材30bとを一体に構成する。各底部弾性部材30aは、各蓄電池12の底面12cに向かって突出するとともに、先端側が幅狭に形成される。各側部弾性部材30bは、各蓄電池12の側面12eに向かって突出するとともに、先端側が幅狭に形成される。
図5に示すように、より具体的には、各底部弾性部材30aは、各セパレータ14の底面支持部14aに当接する一方、各側部弾性部材30bは、各セパレータ14の側面支持部14bに当接する。
図1に示すように、保持フレーム20bの下部フランジ部20b3には、弾性体32が、例えば、溶接により固定される。弾性体32は、蓄電池群12Mの底面に当接する複数個の底部弾性部材32aを有する。各底部弾性部材32aは、各蓄電池12の底面12cに向かって突出するとともに、先端側が幅狭に形成される。各底部弾性部材32aは、より具体的には、各セパレータ14の底面支持部14aに当接する。
このように構成される蓄電装置10の動作について、以下に説明する。
図2及び図5に示すように、保持フレーム20a、20bの下部フランジ部20a3、20b3には、弾性体30、32が固定されている。弾性体30、32には、各蓄電池12の底面12cに向かって突出し、各セパレータ14の底面支持部14aに当接する底部弾性部材30a、32aが設けられている。このため、各セパレータ14は、底部弾性部材30a、32aにより上方に付勢され、各セパレータ14の上面支持部14cが上部フランジ部20a4、20b4に当接保持されている。
従って、蓄電池群12Mでは、各蓄電池12の上下方向の外形寸法が異なっていても、底部弾性部材30a、32aの押圧作用下に、保持フレーム20a、20bにより確実且つ強固に保持することができる。しかも、蓄電池群12Mに上下方向の振動が作用しても、各蓄電池12が上下に振動することを可及的に抑制することが可能になる。
さらに、第1の実施形態では、弾性体30には、各セパレータ14の一方の側面支持部14bに当接する側部弾性部材30bが設けられている。これにより、各蓄電池12は、セパレータ14に当接する側部弾性部材30bにより、図4中、矢印B1方向に付勢され、各セパレータ14の側面支持部14b、14dが保持フレーム20bに保持されている。
このため、蓄電池群12Mに左右方向(矢印B方向)の振動が作用しても、各蓄電池12が左右(水平方向)に振動することを可及的に抑制することができる。従って、蓄電池群12Mは、上下方向及び水平方向から確実に保持されるため、各蓄電池12間の摩擦力による保持が不要になる。これにより、蓄電池12に対する積層方向の拘束力を低く設定することができ、構成部品(例えば、エンドプレート18a、18b及び保持フレーム20a、20b)の軽量化を容易に図ることが可能になるという効果が得られる。
図6に示すように、本発明の第2の実施形態に係る蓄電装置40は、例えば、図示しないハイブリッド自動車(又は、電気自動車)に搭載される。なお、第1の実施形態に係る蓄電装置10と同一の構成要素には、同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。また、以下に説明する第3以降の実施形態においても同様に、その詳細な説明は省略する。
第2の実施形態では、保持フレーム20bには、弾性体32に代えて弾性体30が採用される。このため、図7に示すように、各セパレータ14は、両方の側面支持部14bに各側部弾性部材30bが当接している。従って、各蓄電池12の側面12e、12fが押圧保持されるため、蓄電池群12Mに左右方向(矢印B方向)の振動が作用しても、各蓄電池12が左右(水平方向)に振動することを可及的に抑制することができる。これにより、第2の実施形態では、上記の第1の実施形態と同様の効果が得られる。
図8及び図9に示すように、本発明の第3の実施形態に係る蓄電装置50は、例えば、図示しないハイブリッド自動車(又は、電気自動車)に搭載される。
第3の実施形態では、保持フレーム20aの下部フランジ部20a3には、弾性体52が、例えば、溶接により固定される。弾性体52は、蓄電池群12Mの底面に当接する複数個の底部弾性部材52aと、前記蓄電池群12Mの側面下方に当接する複数個の側部弾性部材52bとを一体に構成する。底部弾性部材52aは、底部弾性部材30aと同様に構成される。
図9〜図11に示すように、側部弾性部材52bは、1つ置きに配置された蓄電池12の側面12eの下端に対向して設けられる基台部52b1を備える。基台部52b1には、前記基台部52b1から横方向に延在し、該基台部52b1が対向する蓄電池12に隣接する蓄電池12の側面12eの下端に接触する押圧部52b2が一体に設けられる。各押圧部52b2は、1つ置きに配置された蓄電池12の側面12eの下端に対応してセパレータ14の側面支持部14bに接触するとともに、基台部52b1から横方向に延在する途上で、蓄電池12側に屈曲することによりばね性を確保している。
保持フレーム20bの下部フランジ部20b3には、弾性体52が、例えば、溶接により固定される。弾性体52を構成する側部弾性部材52bでは、各押圧部52b2は、保持フレーム20aに設けられた押圧部52b2が接触しない蓄電池12の側面12fの下端に対応してセパレータ14の側面支持部14bに接触する。
このように構成される第3の実施形態では、保持フレーム20aに設けられた側部弾性部材52bは、押圧部52b2によりセパレータ14を介して1つ置きに配置された蓄電池12を矢印B1方向に押圧し、保持フレーム20bに保持させている。一方、保持フレーム20bに設けられた側部弾性部材52bは、保持フレーム20a側から押圧されていない1つ置きに配置された蓄電池12を、セパレータ14を介して押圧部52b2により矢印B2方向に押圧し、保持フレーム20aに保持させている。
このため、蓄電池群12Mを構成する各蓄電池12は、1つ置きに押圧部52b2を介して保持フレーム20bと保持フレーム20aとに保持されている。従って、蓄電池群12Mは、上下方向及び水平方向から保持されるため、各蓄電池12間の摩擦力による保持が不要になり、構成部品の軽量化が図られる等、上記の第1及び第2の実施形態と同様の効果が得られる。
しかも、側部弾性部材52bは、基台部52b1と、前記基台部52b1から横方向に延在する押圧部52b2とから一体に構成されている。これにより、押圧部52b2は、横方向に延在することで所望のばね性を確保することができ、上方に延在する必要がない。このため、図9に示すように、各セパレータ14の側面支持部14bは、高さ方向(矢印C方向)の寸法を可及的に短尺化させることができ、冷却風通路24を蓄電池12の下端部近傍まで形成することが可能になる。従って、各蓄電池12の冷却性能が良好に向上するという効果が得られる。
図12〜図14に示すように、本発明の第4の実施形態に係る蓄電装置60は、例えば、図示しないハイブリッド自動車(又は、電気自動車)に搭載される。
第4の実施形態では、保持フレーム20aの下部フランジ部20a3には、弾性体52が固定されるとともに、前記保持フレーム20aの上部フランジ部20a4には、弾性体62が固定される。弾性体62は、弾性体52とは異なる蓄電池12に対応して1つ置きに配置された前記蓄電池12に当接する。
図14に示すように、弾性体62では、蓄電池群12Mの側面上方に当接する複数個の側部弾性部材52dを有する。図13に示すように、側部弾性部材52dは、1つ置きに配置された蓄電池12の側面12eの上端に対向して設けられる基台部52d1を備える。基台部52d1には、前記基台部52d1から横方向に延在し、該基台部52d1が対向する蓄電池12に隣接する蓄電池12の側面12eの上端に対向する押圧部52d2が一体に設けられる。
保持フレーム20bの下部フランジ部20b3には、弾性体52が固定されるとともに、前記保持フレーム20bの上部フランジ部20b4には、弾性体62が固定される。
このように構成される第4の実施形態では、蓄電池群12Mを構成する各蓄電池12は、四隅が弾性体52及び弾性体62により保持されている。従って、蓄電池群12Mは、各蓄電池12間の摩擦力による保持が不要になり、構成部品の軽量化を容易に図ることが可能になる等、上記の第1〜第3の実施形態と同様の効果が得られる。
図15に示すように、本発明の第5の実施形態に係る蓄電装置70は、例えば、図示しないハイブリッド自動車(又は、電気自動車)に搭載される。
第5の実施形態では、第1の実施形態の弾性体30、32に加えて、第4の実施形態の弾性体62を保持フレーム20a側にのみ設けている。これにより、各蓄電池12は、セパレータ14に当接する側部弾性部材30b、52dを介し、図15中、矢印B1方向に付勢され、保持フレーム20bに押圧保持されている。このため、蓄電池群12Mは、各蓄電池12間の摩擦力による保持が不要になり、構成部品の軽量化を容易に図ることが可能になる等、上記の第1〜第4の実施形態と同様の効果が得られる。
10、40、50、60、70…蓄電装置
12…蓄電池
12M…蓄電池群 14…セパレータ
14a…底面支持部 14b、14d…側面支持部
14c…上面支持部 18a、18b…エンドプレート
20a、20b…保持フレーム 20a1、20a2…取り付け板部
20a3…下部フランジ部 20a4…上部フランジ部
24…冷却風通路 30、32、52、62…弾性体
30a、32a、52a…底部弾性部材
30b、52b、52d…側部弾性部材
52b1、52d1…基台部 52b2、52d2…押圧部

Claims (5)

  1. 複数の蓄電池が積層される蓄電池群を備え、前記蓄電池群の積層方向両端にエンドプレートが配置されるとともに、前記エンドプレート間は、保持フレームにより積層方向に一体に保持される蓄電装置であって、
    前記保持フレームと前記蓄電池群との間には、該蓄電池群の底面に当接する底部弾性部材と、
    前記蓄電池群の少なくとも一方の側面に当接する側部弾性部材と、
    が介装されることを特徴とする蓄電装置。
  2. 請求項1記載の蓄電装置において、前記蓄電池は、前記積層方向に沿って絶縁性セパレータと交互に配設されるとともに、
    前記絶縁性セパレータには、前記蓄電池の前記底面を支持する底面支持部、及び該蓄電池の前記側面を支持する側面支持部が設けられ、
    前記底部弾性部材は、前記底面支持部に当接する一方、前記側部弾性部材は、前記側面支持部に当接することを特徴とする蓄電装置。
  3. 請求項1又は2記載の蓄電装置において、前記底部弾性部材と前記側部弾性部材とは、一体に構成されるとともに、前記保持フレームに固定されることを特徴とする蓄電装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の蓄電装置において、前記側部弾性部材は、1つ置きに配置された前記蓄電池の前記側面の下端に対向して設けられる基台部と、
    前記基台部から横方向に延在し、該基台部が対向する前記蓄電池に隣接する前記蓄電池の前記側面の下端に接触する押圧部と、
    を一体に設けることを特徴とする蓄電装置。
  5. 請求項4記載の蓄電装置において、前記側部弾性部材と交互に且つ前記蓄電池の前記側面の上端に他の側部弾性部材が設けられるとともに、
    前記他の側部弾性部材は、前記側部弾性部材の前記基台部と交互に前記蓄電池の前記側面の上端に対向して設けられる他の基台部と、
    前記他の基台部から横方向に延在し、該他の基台部が対向する前記蓄電池に隣接する前記蓄電池の前記側面の上端に接触する他の押圧部と、
    を一体に設けることを特徴とする蓄電装置。
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