[go: up one dir, main page]

JP2015073348A - 電力用ガス絶縁機器 - Google Patents

電力用ガス絶縁機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2015073348A
JP2015073348A JP2013207059A JP2013207059A JP2015073348A JP 2015073348 A JP2015073348 A JP 2015073348A JP 2013207059 A JP2013207059 A JP 2013207059A JP 2013207059 A JP2013207059 A JP 2013207059A JP 2015073348 A JP2015073348 A JP 2015073348A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
carbon monoxide
adsorbent
electric power
carbon dioxide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2013207059A
Other languages
English (en)
Inventor
吉野 正人
Masato Yoshino
正人 吉野
周也 真島
Shuya Majima
周也 真島
圭 川崎
Kei Kawasaki
圭 川崎
森 正
Tadashi Mori
正 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2013207059A priority Critical patent/JP2015073348A/ja
Publication of JP2015073348A publication Critical patent/JP2015073348A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/70Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid
    • H01H33/7015Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid characterised by flow directing elements associated with contacts
    • H01H33/7076Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid characterised by flow directing elements associated with contacts characterised by the use of special materials
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/02Details
    • H01H33/53Cases; Reservoirs, tanks, piping or valves, for arc-extinguishing fluid; Accessories therefor, e.g. safety arrangements, pressure relief devices
    • H01H33/56Gas reservoirs
    • H01H2033/566Avoiding the use of SF6

Landscapes

  • Circuit Breakers (AREA)
  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)

Abstract

【課題】絶縁媒体としてCOガスを用いた電力用ガス絶縁機器において、COガスの解離により発生したCOガスを除去し、安全に点検保守を実施できる環境調和型の電力用ガス絶縁機器を提供する。
【解決手段】実施形態の電力用ガス絶縁機器は、密閉容器内に絶縁ガスとして二酸化炭素ガス又は二酸化炭素ガスを含む混合ガスを充填するとともに、当該密閉容器内に一対の接点を配置し、通電時には両者を接触状態に保つことで通電を行い、電流遮断時には接点を乖離させて前記絶縁ガス中にアーク放電を発生させ、そのアーク放電を消弧することで電流を遮断せしめるよう構成された電力用ガス絶縁機器において、前記密閉容器外に、前記二酸化炭素ガスが転換して生成した一酸化炭素ガスを低減させるための一酸化炭素低減機構を配設している。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、電力用ガス絶縁機器に関する。
電力の送配電・変電システムにおいては、絶縁媒体として六弗化硫黄(以下、SF)ガスを利用した、ガス絶縁開閉装置、ガス遮断器、ガス断路器、ガス絶縁変圧器、ガス絶縁送電管などの様々な機器が使用されている。これらの機器においては、SFガスを高電圧絶縁媒体のみならず、通電時の発熱を対流により冷却する冷却媒体としてや、ガス遮断器、ガス断路器など電流開閉を伴う機器においては、開閉動作時に発生するアーク放電を消滅させる消弧媒体としても機能させている。
SFガスは非常に安定した不活性なガスであり、無毒、不燃性であると同時に、電気絶縁性能、および放電を消滅させる性能(以下、消弧性能)に極めて優れたガスであり、送配電・変電機器の高性能化、コンパクト化に大きく寄与している。
しかしながら、高い地球温暖化作用を有することが知られており、近年その使用量の削減が望まれている。地球温暖化作用の大きさは一般に地球温暖化係数、すなわちCOガスを1とした場合の相対値により表され、SFガスの地球温暖化係数は23,900に及ぶことが知られている。
上記の背景で、送配電・変電用機器における絶縁ガスとしてSFの代わりに二酸化炭素(以下、CO)ガスを適用することが提案されている(非特許文献1参照)。COガスは地球温暖化作用がSFガスに比べて23,900分の1と非常に小さいため、COガスをSFガスの代わりに送配電・変電用機器に適用することで、地球温暖化への影響を大幅に抑制することが可能である。
また、COガスの絶縁性能および消弧性能はSFガスに比べると劣るものの、SFガスが電力用ガス絶縁機器に適用される以前に絶縁、消弧媒体として主に使用していた空気に比べると消弧性能ははるかに優れ、また絶縁性能も同等かそれ以上であることが知られている。すなわち、COガスをSFガスの代わりに適用することで、概ね良好な性能を有し、かつ地球温暖化への影響を抑制した環境に優しい送配電・変電用機器を提供することが可能である。
ところで、ガス遮断器やガス断路器などのように、その機能として電流開閉を伴う機器は、その動作にともない必然的に密閉容器内ではアーク放電が発生する。密閉容器内でアーク放電が生じた場合には、密閉容器内に充填したガスは放電過程においてプラズマ化し、分子の解離、再結合が生じる。
従来変電機器に使用されているSFガスは非常に安定した分子構造であるので、放電によりひとたび分子が解離しても、通常の環境ではほとんどが元のSF分子へと再結合することが知られている。一方、アーク放電により解離したCOは元のCOへと再結合し難く、一酸化炭素(CO)ガスと酸素ガスとに解離してしまう。酸素ガスは、密閉容器内の例えば銅や鉄などの金属と酸化反応して消費されるが、有毒ガスであるCOガスは残存してしまう可能性がある。
COガスが残存していると、ガス遮断器など電流開閉を行うCOガス絶縁機器の内部点検時に、充填ガスを大気開放する際にCOガスを吸気する可能性があり、現状ではCOガスの排出場所や排出方向を限定するか、もしくはCOガスを回収するかしなければならず、ガス交換や保守点検の作業効率がSFガス遮断器と比較して改善されないという課題が生じた。
従来、合成ゼオライトを吸着剤として用いることで、電流開閉後の充填ガス中に浮遊しているSF分解ガスに対しては吸着・分離することが可能であったが、絶縁ガスとしてCOガスをSFガスの代わりに適用した場合、これらゼオライトは絶縁ガスであるCOを吸着してしまい、COを十分取り除くことができないという問題がある。
内井、河野、中本、溝口、「消弧媒体としてのCO2ガスの基礎特性と実規模モデル遮断器による熱的遮断性能の検証」、電気学会論文B、124巻、3号、pp.469〜475、2004年
本発明は、絶縁媒体としてCOガスを用いた電力用ガス絶縁機器において、COガスの解離により発生したCOガスを除去し、安全に点検保守を実施できる環境調和型の電力用ガス絶縁機器を提供することを目的とする。
実施形態の電力用ガス絶縁機器は、密閉容器内に絶縁ガスとして二酸化炭素ガス又は二酸化炭素ガスを含む混合ガスを充填するとともに、当該密閉容器内に一対の接点を配置し、通電時には両者を接触状態に保つことで通電を行い、電流遮断時には接点を乖離させて前記絶縁ガス中にアーク放電を発生させ、そのアーク放電を消弧することで電流を遮断せしめるよう構成された電力用ガス絶縁機器において、前記密閉容器外に、前記二酸化炭素ガスが転換して生成した一酸化炭素ガスを低減させるための一酸化炭素低減機構を配設している。
第1の実施形態におけるガス遮断器の概略構成を示す断面図である。 第1の実施形態のガス遮断器における吸着剤の概略構成を示す図である。 第2の実施形態におけるガス遮断器の吸着剤に対する担体の断面構造図である。 第2の実施形態におけるガス遮断器の吸着剤に対する担体の断面構造図である。 第2の実施形態におけるガス遮断器の担体に対する吸着剤の付着状態を示す図である。 第3の実施形態におけるガス遮断器の概略構成を示す断面図である。 第4の実施形態におけるガス遮断器の概略構成を示す断面図である。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態の電力用ガス絶縁機器の一例として、主に高電圧系統において事故電流を遮断するために使用されているパッファ形ガス遮断器の断面構造図である。なお、図1の各部品は概ね同軸円筒形状であり、図1においては、電流遮断動作中の状態を示している。
図1に示すパッファ形ガス遮断器1は、接地された金属や碍子などからなる密閉容器2を有している。密閉容器2内には、電気絶縁媒体及びアーク消弧媒体として二酸化炭素(CO)ガス又はCOガスを主体とする混合ガス1aが充填されている。なお、COガスと混合するガスとしては、窒素ガスや不活性ガスなどの非反応性ガスを挙げることができる。
密閉容器2内には、固定通電部3a、固定アーク接触子3b等で構成される固定部3が支持絶縁物7を介して絶縁固定される。また、絶縁ノズル4a、可動アーク接触子4b、通電接触子4c、パッファシリンダ4dが、駆動ロッド4eに取り付けられて構成される可動部4が、密閉容器2内に移動可能に、かつ密閉容器2から絶縁支持されて、固定部3に対向して設置される。なお、絶縁ノズル4aは耐アーク性の高い絶縁物であるポリテトラフルオロエチレン等から構成する。
電流は通電導体10と図示してないブッシングを介して外部に引き出される。通電導体10は、スペーサ11により絶縁支持されると同時に、密閉容器2内のガス空間の領域も当該スペーサ11により区分される。可動部4の可動性は、駆動ロッド4eが、支持絶縁物7を介して、駆動装置8内の可動部に連結されることにより達成される。
また、密閉容器2の左底部には、配管13を介して一酸化炭素低減機構としての吸着容器14及び当該吸着容器14内に充填された、COガスに対して一酸化炭素(CO)ガスを選択的に吸着する吸着剤14aからなる一酸化炭素吸着機構が配設されている。なお、本実施形態において、一酸化炭素吸着機構を構成する吸着容器14等は、図1に示すように、密閉容器2の左下側に配設しているが、吸着容器14等の配設箇所は特に限定されるものではない。
COガスに対してCOガスを選択的に吸着する物質としては、Pt、Pd、Ru、Rh、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Tiなどを1成分以上含む物質が挙げられる。これらの金属は、COガスを表面に物理的に吸着し、又は何らかの化学結合若しくは化学物質を形成することにより、COガスを選択的に吸着する性質を有する。
なお、物質の形状や形態についても特に指定しない。また、これらは、担体に担持されていてもよく、担体の成分や担体の形状についても特に指定はしない。例えば球状な担体を挙げることができるが、これ以外にも、円柱状、円筒状の担体等が挙げることができる。
例えば、図2に示すように、吸着剤14aとしてのPt等を、AlあるいはTiOからなる担体14bに担持させて、球状の構造体とすることができる。この場合、吸着剤14aは、担体14bの表面に存在するようになるので、各吸着剤14aとCOガスとの接触効率が向上する。したがって、吸着剤14aに対するCOガスの吸着能が向上する。
図2に示すように、Alからなる担体14bに吸着剤14aを担持させるには、例えば、含浸法、析出沈殿法や析出還元法などの液相法、有機金属錯体を出発物質として使用する方法、金属ターゲットをスパッタする方法などが一般的に挙げられるが、特にその手法は問わない。
なお、図2に示すように、吸着剤14aが担体14bに担持された場合は、約φ2〜5mm程度の球状構造体であり、Pt等の吸着剤14aは例えば0.1〜1質量%程度含まれる。但し、実際には、アーク放電により発生すると予想されるCOの分子数が十分吸着できる量(個数)の吸着剤14aを配設する。
一方、例えば吸着剤14aを担体14b上に担持させることなく、例えば造粒して吸着剤14aの凝集体を形成した場合、この凝集体の内部に位置する吸着剤14aに対してCOガスが接触して吸着されるためには、COガスが凝集体の空隙を介して当該凝集体の内部にまで浸透する必要がある。しかしながら、上述のような凝集体は一般には緻密であるので、当該凝集体の内部にまでCOガスが浸透するのは困難である。したがって、吸着剤14aがこのような凝集体を形成する場合は、吸着剤14aのCOガスの吸着能が低下する場合がある。
次に、図1に示すガス遮断器1の動作について説明する。
固定アーク接触子3bおよび可動アーク接触子4bは遮断器投入時では接触導通状態にあり、遮断動作時においては相対移動により開離するとともに、両接触子3b、4b間に遮断アーク放電6が発生する。
次いで、固定されているピストン5がパッファシリンダ4dの内部空間を圧縮して同部の圧力を上昇させる。そして、パッファシリンダ4d内に存在するCOガス1aが高圧力のガス流となり、ノズル4aによって整流された後、アーク接触子3b、4b間に発生したアーク放電6に対して吹付けられる。これにより、アーク接触子3b、4b間に発生した導電性のアーク放電6は消滅し電流は遮断される。アーク放電6に吹付けられたガスはガス流9となり固定部3内部を通過し、密閉容器2内に放散される。
COガス中でアーク放電6が生じた場合、本来絶縁ガスとして存在すべきCOガスの量が減少し、代わりに分解ガスであるCOガスが増大するが、本実施形態では、密閉容器2の左下側に、配管13を介して吸着剤14aが充填された吸着容器14を配設しているので、上記COガスは配管13を介して吸着容器14内に導入されることにより、吸着剤14aによって吸着されるようになる。その結果、密閉容器2内のCOガス濃度が時間経過とともに減少し、密閉容器2中には残存しないようになる。したがって、内部点検等の充填ガス開放時に人体に危険を及ぼす恐れを回避することができる。
なお、吸着容器14内における吸着剤14aによるCOガスの吸着量は、配管13の、吸着容器14の後段に配設されたCOガス濃度計測器15によって計測する。COガス濃度計測器15で計測されたCOガスの計測量が許容の範囲を超える場合は、吸着容器14内に充填する吸着剤14aを新しいものに交換する、あるいは吸着剤14aを適宜補充することにより、当該吸着剤14aによるCOガスの吸着を十分に行い、許容範囲を超えるCOガスが絶縁機器1の外部に漏洩しないようにする。
また、吸着容器14内にCOガスを導入するに際しては、COガスの対流を利用して行うこともできるが、例えば配管13の末端に図示しないポンプなどを配設し、当該ポンプによる排気力を用いて行うこともできる。後者の場合には、短時間で多量のCOガスを吸着容器14内に導入することができるので、密閉容器2内で生成したCOガスを吸着容器14内に充填された吸着剤14aによって短時間で吸着して処理し、COガスの低減を図ることができる。
以上より、本実施形態では、絶縁媒体としてCOガスを用いた電力用ガス絶縁機器において、COガスの解離により発生したCOガスを除去し、安全に点検保守を実施できる環境調和型の電力用ガス絶縁機器を提供することができる。
なお、COガスの解離によって発生した酸素(O)ガスは、例えば密閉容器2内の金属類、特に銅や鉄を酸化させCuOやFeOなどの酸化物となる。また、配管13の壁面をFeO等に酸化させる作用を有する。
本実施形態では、電力用ガス絶縁機器の一例として、パッファ形ガス遮断器について説明したが、絶縁ガスとしてCOガスを用いるガス絶縁開閉装置、ガス断路器、ガス絶縁変圧器、ガス絶縁送電管などの電力用ガス絶縁機器に対して適用することができる。
(第2の実施形態)
図3及び図4は、本実施形態の電力用ガス絶縁機器の一例としてのパッファ形ガス遮断器の吸着剤に対する担体の断面構造図である。なお、第1の実施形態に示すガス遮断器1の構成要素と同一あるいは類似の構成要素に関しては、同一の符号を用いている。
第1の実施形態では、密閉容器2内でアーク放電6に対して絶縁ガスであるCOガスを吹付けた場合に発生するCOガスを、図2に示すような球状物質のAl等の担体14bに吸着剤14aを担持させて用いたが、本実施形態では、図3及び図4に示すように、担体14bとしてハニカム構造の担体を用いている。
また、図3及び図4に示すように、ハニカム構造の開口部の形状は六角形及び正方形のいずれであってもよいし、これら以外の多角形あるいは円形であってもよい。
このようなハニカム構造の担体14bを用いた場合において、吸着剤14aは、図5に示すように、ハニカム構造の開口部の壁面に付着させる。この場合、COガスは担体14bであるハニカム構造の開口部内を容易に拡散し、図2に示すような球状物質のAl等の担体14bに吸着剤14aを担持させた場合と同様に、各吸着剤14aとCOガスとの接触効率が向上する。したがって、吸着剤14aに対するCOガスの吸着能が向上する。
また、担体14bであるハニカム構造は、メタルやコージェライト等から構成しているので、軽量かつ高強度等の利点を有する。したがって、本実施形態における吸着剤14a及び担体14bを含む吸着剤14の、ガス遮断器1の密閉容器2内での構造安定性が向上する。
なお、吸着剤14aは、第1の実施形態と同様であり、当該吸着剤14aのハニカム構造の担体14bの開口部への付着は、前述と同じように、例えば、含浸法、析出沈殿法や析出還元法などの液相法、有機金属錯体を出発物質として使用する方法、金属ターゲットをスパッタする方法などのようにして行う。
さらに、その他のガス遮断器の構造及び動作については第1の実施形態と同様であるので説明を省略する。
また、本実施形態では、電力用ガス絶縁機器の一例として、パッファ形ガス遮断器について説明したが、絶縁ガスとしてCOガスを用いるガス絶縁開閉装置、ガス断路器、ガス絶縁変圧器、ガス絶縁送電管などの電力用ガス絶縁機器に対して適用することができる。
(第3の実施形態)
図6は、本実施形態の電力用ガス絶縁機器の一例としてのパッファ形ガス遮断器の断面構造図である。なお、第1の実施形態に示すガス遮断器1と同一あるいは類似の構成要素に関しては、同一の符号を用いている。
本実施形態のガス遮断器1−1では、図1に示す第1の実施形態のガス遮断器1の、吸着容器14の後方において、二酸化炭素回収機構としてのCOガス回収タンク16が配設された点で相違し、その他の構成については同様である。したがって、以下においては、COガス回収タンク16を配設したことによる作用効果について説明する。
第1の実施形態で説明したように、COガス中でアーク放電6が生じた場合、本来絶縁ガスとして存在すべきCOガスの量が減少し、代わりに分解ガスであるCOガスが増大し、当該COガスは対流あるいはポンプ等による排気力によって吸着容器14内に導入される。一方、密閉容器2内に残存しているCOガスもCOガスとともに吸着容器14内に導入されるようになる。上述したように、COガスは吸着容器14内に充填された吸着剤14aによって吸着されるが、吸着剤14aはCOガスに対する吸着能が低いため、吸着容器14内に導入されたCOガスはそのほとんどが吸着剤14aで吸着されることなく、吸着容器14外に排出されることになる。COガスは地球温暖化ガスの代表的なものであって、環境保護の観点から装置外にそのまま排出するのは好ましくない。
しかしながら、本実施形態では、図6に示すように、吸着容器14の後段にCOガス回収タンク16を配設しているので、吸着容器14で吸着されることなく排出されたCOガスは、当該回収タンク16内に貯留されるようになる。したがって、COガスがそのまま装置外に排出されるのを抑制することができるので、地球温暖化等を抑制することができ、環境保護に貢献することができる。
その他のガス遮断器の構造及び動作については第1の実施形態と同様であるので説明を省略する。
また、本実施形態では、電力用ガス絶縁機器の一例として、パッファ形ガス遮断器について説明したが、絶縁ガスとしてCOガスを用いるガス絶縁開閉装置、ガス断路器、ガス絶縁変圧器、ガス絶縁送電管などの電力用ガス絶縁機器に対して適用することができる。
(第4の実施形態)
図7は、本実施形態の電力用ガス絶縁機器の一例としてのパッファ形ガス遮断器の断面構造図である。なお、第1の実施形態及び第3の実施形態に示すガス遮断器1及び1−1と同一あるいは類似の構成要素に関しては、同一の符号を用いている。
本実施形態のガス遮断器1−2では、図6に示す第3の実施形態のガス遮断器1−1の、吸着容器14及び吸着剤14aに代えて、反応容器17及び当該反応容器17内に充填された酸化剤17aとからなる一酸化炭素反応機構が配設されている。さらに、図6に示す第3の実施形態のガス遮断器1−1に対して、密閉容器2の後段であって反応容器17の前段において、酸素ガス又は酸素を含む混合ガスを導入するための配管18が配設されている。したがって、以下においては、第3の実施形態との相違点に着目して本実施形態を説明する。
具体的に、図7に示すパッファ形ガス遮断器1−2は、図1に示すパッファ形ガス遮断器1と同様に、固定通電部3a、固定アーク接触子3b等で構成される固定部3が支持絶縁物7を介して絶縁固定され、絶縁ノズル4a、可動アーク接触子4b、通電接触子4c、パッファシリンダ4dが、駆動ロッド4eに取り付けられて構成される可動部4が内部を移動可能に配設された密閉容器2を有しており、その左底部には、配管13を介して一酸化炭素低減機構としての反応容器17及び当該反応容器17内に充填された、酸化剤17aからなる一酸化炭素反応機構が配設されている。
また、密閉容器2の後段であって反応容器17の前段において、酸素(O)ガス又は酸素(O)を含む混合ガスを反応容器17内に導入するための配管18が配設されている。なお、以下に説明するように、配管18から反応容器17内に供給されるOガス等は、密閉容器2内で発生したCOガスをCOガスに酸化させるための酸化ガスとして機能するので、配管18は上記一酸化炭素分解機構の一部を構成することになる。Oガスと混合するガスとしては、窒素ガスや不活性ガスなどの非反応性ガスを挙げることができる。
本実施形態において、一酸化炭素低減機構を構成する反応容器17等は、図7に示すように、密閉容器2の左下側に配設しているが、反応容器17等の配設箇所は特に限定されるものではない。
酸化剤17aとしては、Pt、Pd、Ru、Rh、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Mn、Ti及びCeの少なくとも一種の金属触媒を挙げることができる。このような金属触媒を用いることにより、密閉容器2内でCOガスが分解することによりCOガスとともに発生したOガスが、上記金属触媒に解離吸着して活性な原子状酸素となるので、反応容器17内に導入されたCOガスをいわゆる触媒反応によって簡易に酸化して、二酸化炭素に転換することができる。
なお、上記金属触媒の形状や形態についても特に指定しない。また、これらは、担体に担持されていてもよく、担体の成分や担体の形状についても特に指定はしない。例えば球状な担体を挙げることができるが、これ以外にも、円柱状、円筒状の担体等が挙げることができる。
例えば、図2に示す吸着剤14aに代えて、酸化剤(金属触媒)17aとしてのPt等を、AlあるいはTiOからなる担体14bに担持させて用いることができる。この場合、酸化剤17aは、担体14bの表面に存在するようになるので、酸化剤17aとCOガスとの接触効率が向上する。したがって、酸化剤17aによるCOガスのCOガスへの転換能が向上する。
なお、図2に示すように、Alからなる担体14bに酸化剤(金属触媒)17aを担持させるには、例えば、含浸法、析出沈殿法や析出還元法などの液相法、有機金属錯体を出発物質として使用する方法、金属ターゲットをスパッタする方法などが一般的に挙げられるが、特にその手法は問わない。
一方、例えば酸化剤(金属触媒)17aを担体14b上に担持させることなく、例えば造粒して酸化剤17aの凝集体を形成した場合、この凝集体の内部に位置する酸化剤17aに対してOガスが接触して原子状酸素となるためには、Oガスが凝集体の空隙を介して当該凝集体の内部にまで浸透する必要がある。しかしながら、上述のような凝集体は一般には緻密であるので、当該凝集体の内部にまでOガスが浸透するのは困難である。したがって、酸化剤17aがこのような凝集体を形成する場合は、酸化剤17aのCOガスのCOガスへの転換能が低下する場合がある。
ガス遮断器1−2のその他の特徴及び構成については、第1の実施形態におけるガス遮断器1及び第3の実施形態におけるガス遮断器1−1と同様であるので、詳細については省略する。
次に、図7に示すガス遮断器1−2の動作について説明する。
固定アーク接触子3bおよび可動アーク接触子4bは遮断器投入時では接触導通状態にあり、遮断動作時においては相対移動により開離するとともに、両接触子3b、4b間に遮断アーク放電6が発生する。
次いで、固定されているピストン5がパッファシリンダ4dの内部空間を圧縮して同部の圧力を上昇させる。そして、パッファシリンダ4d内に存在するCOガス1aが高圧力のガス流となり、ノズル4aによって整流された後、アーク接触子3b、4b間に発生したアーク放電6に対して吹付けられる。これにより、アーク接触子3b、4b間に発生した導電性のアーク放電6は消滅し電流は遮断される。アーク放電6に吹付けられたガスはガス流9となり固定部3内部を通過し、密閉容器2内に放散される。
COガス中でアーク放電6が生じた場合、本来絶縁ガスとして存在すべきCOガスの量が減少し、代わりに分解ガスであるCOガスが増大するが、本実施形態では、密閉容器2の左下側に、配管13を介して酸化剤17aが充填された反応容器17を配設しているので、上記COガスは配管13を介して反応容器17内に導入されることにより、酸化剤17aによる酸化反応(触媒反応)によってCOガスに転換されるようになる。また、配管18から酸素ガス又は酸素を含む混合ガスを反応容器17内に導入するようにしているので、反応容器17及び配管13の反応容器17に至る部分を例えば室温℃〜200℃に加熱することにより、上記酸素ガス等が酸化剤として機能するようになり、COガスをCOガスに転換するようになる。
その結果、密閉容器2内のCOガス濃度が時間経過とともに減少し、密閉容器2中には残存しないようになる。したがって、内部点検等の充填ガス開放時に人体に危険を及ぼす恐れを回避することができる。
なお、反応容器17内における酸化剤17aによるCOガスのCOガスへの転換量は、配管13の、反応容器17の後段に配設されたCOガス濃度計測器15によって計測する。COガス濃度計測器15で計測されたCOガスの計測量が許容の範囲を超える場合は、反応容器17内に充填する酸化剤17aを新しいものに交換する、あるいは酸化剤17aを適宜補充する、又は供給する酸素ガス等の供給量を増大させたり、酸素濃度を増大させたりすることにより、COガスのCOガスへの転換を十分に行い、許容範囲を超えるCOガスが絶縁機器1−2の外部に漏洩しないようにする。
本実施形態においても、反応容器17内にCOガスを導入するに際しては、COガスの対流を利用して行うこともできるが、例えば配管13の末端に図示しないポンプなどを配設し、当該ポンプによる排気力を用いて行うこともできる。後者の場合には、短時間で多量のCOガスを反応容器17内に導入することができるので、密閉容器2内で生成したCOガスを反応容器17内に充填された酸化剤17a等によって短時間で酸化してCOガスに転換し、COガスの低減を図ることができる。
なお、本実施形態では、COガスに対する酸化剤として、反応容器17内に充填した酸化剤17aと酸素ガス等とを用いているが、いずれか一方、例えば酸化剤17a又は酸素ガス等を酸化剤として用いることもできる。
以上より、本実施形態では、絶縁媒体としてCOガスを用いた電力用ガス絶縁機器において、COガスの解離により発生したCOガスを除去し、安全に点検保守を実施できる環境調和型の電力用ガス絶縁機器を提供することができる。
本実施形態では、電力用ガス絶縁機器の一例として、パッファ形ガス遮断器について説明したが、絶縁ガスとしてCOガスを用いるガス絶縁開閉装置、ガス断路器、ガス絶縁変圧器、ガス絶縁送電管などの電力用ガス絶縁機器に対して適用することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として掲示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1,1−1,1−2 パッファ形ガス遮断器
1a COガス若しくはCOガスを主体とする混合ガス
2 密閉容器
3 固定部
3a 固定通電部
3b 固定アーク接触子
4 可動部
4a 絶縁ノズル
4b 可動アーク接触子
4c 通電接触子
4d パッファシリンダ
5 ピストン
6 アーク放電
7 支持絶縁物
8 操作機構
9 ガス流
10 通電導体
11 絶縁スペーサ
13 配管
14 吸着剤
14a 吸着剤
14b 担体
15 COガス濃度計測器
16 COガス回収タンク
17 反応容器
17a 酸化剤
18 配管

Claims (10)

  1. 密閉容器内に絶縁ガスとして二酸化炭素ガス又は二酸化炭素ガスを含む混合ガスを充填するとともに、当該密閉容器内に一対の接点を配置し、通電時には両者を接触状態に保つことで通電を行い、電流遮断時には接点を乖離させて前記絶縁ガス中にアーク放電を発生させ、そのアーク放電を消弧することで電流を遮断せしめるよう構成された電力用ガス絶縁機器において、
    前記密閉容器外に、前記二酸化炭素ガスが転換して生成した一酸化炭素ガスを低減させるための一酸化炭素低減機構を配設したことを特徴とする、電力用ガス絶縁機器。
  2. 前記一酸化炭素低減機構は、前記二酸化炭素ガスに対して前記一酸化炭素ガスを選択的に吸着する吸着剤と、当該吸着剤が充填された吸着容器とを含む一酸化炭素吸着機構であることを特徴とする、請求項1に記載の電力用ガス絶縁機器。
  3. 前記吸着剤は、Pt、Pd、Ru、Rh、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、及びTiからなる群より選ばれる少なくとも一種の一酸化炭素ガス吸着剤を含むことを特徴とする、請求項2に記載の電力用ガス絶縁機器。
  4. 前記吸着剤は担体に担持されており、前記吸着剤は前記吸着剤及び前記担体を含むことを特徴とする、請求項2又は3に記載の電力用ガス絶縁機器。
  5. 前記担体が、ハニカム形状であることを特徴とする、請求項4に記載の電力用ガス絶縁機器。
  6. 前記一酸化炭素吸着機構の後段に二酸化炭素回収機構を配設したことを特徴とする、請求項2〜5のいずれか一に記載の電力用ガス絶縁機器。
  7. 前記一酸化炭素低減機構は、前記一酸化炭素ガスを触媒反応により二酸化炭素ガスに転換して低減する一酸化炭素反応機構であることを特徴とする、請求項1に記載の電力用ガス絶縁機器。
  8. 前記触媒反応に用いる触媒は、Pt、Pd、Ru、Rh、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Mn、Ti及びCeからなる群より選ばれる少なくとも一種の酸化触媒を含むことを特徴とする、請求項7に記載の電力用ガス絶縁機器。
  9. 前記触媒反応は、酸素ガス又は酸素を含む混合ガスを含むことを特徴とする、請求項7又は8に記載の電力用ガス絶縁機器。
  10. 前記一酸化炭素分解機構の後段に二酸化炭素回収機構を配設したことを特徴とする、請求項7〜9のいずれか一に記載の電力用ガス絶縁機器。
JP2013207059A 2013-10-02 2013-10-02 電力用ガス絶縁機器 Withdrawn JP2015073348A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013207059A JP2015073348A (ja) 2013-10-02 2013-10-02 電力用ガス絶縁機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013207059A JP2015073348A (ja) 2013-10-02 2013-10-02 電力用ガス絶縁機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015073348A true JP2015073348A (ja) 2015-04-16

Family

ID=53015364

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013207059A Withdrawn JP2015073348A (ja) 2013-10-02 2013-10-02 電力用ガス絶縁機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015073348A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105119183A (zh) * 2015-09-28 2015-12-02 上海攀森电气设备有限公司 氮气绝缘环网柜
WO2017174496A1 (en) 2016-04-06 2017-10-12 Abb Schweiz Ag Apparatus for the generation, transmission, distribution and/or the usage of electrical energy, in particular electrical switching device
EP3404687A1 (en) * 2017-05-18 2018-11-21 General Electric Technology GmbH A circuit breaker comprising a metal-organic framework material for co adsorption
EP3404686A1 (en) * 2017-05-18 2018-11-21 General Electric Technology GmbH A circuit breaker comprising a ceria-based catalyst for co conversion into co2
WO2019106840A1 (ja) * 2017-12-01 2019-06-06 株式会社 東芝 ガス遮断器
JP2020013631A (ja) * 2018-07-13 2020-01-23 富士電機株式会社 ガス遮断器
JP2021175283A (ja) * 2020-04-27 2021-11-01 日新電機株式会社 ガス遮断器
US11456132B2 (en) * 2018-07-27 2022-09-27 Siemens Energy Global GmbH & Co. KG Electrical switching device
WO2025032700A1 (ja) * 2023-08-07 2025-02-13 株式会社東芝 電力用ガス絶縁機器用の診断装置および電力用ガス絶縁機器の診断方法

Cited By (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105119183A (zh) * 2015-09-28 2015-12-02 上海攀森电气设备有限公司 氮气绝缘环网柜
CN109314011A (zh) * 2016-04-06 2019-02-05 Abb瑞士股份有限公司 用于生成、传输、分布和/或使用电能的设备,尤其电气切换装置
WO2017174496A1 (en) 2016-04-06 2017-10-12 Abb Schweiz Ag Apparatus for the generation, transmission, distribution and/or the usage of electrical energy, in particular electrical switching device
KR102214303B1 (ko) * 2016-04-06 2021-02-10 에이비비 슈바이쯔 아게 전기 에너지의 생성, 전달, 분배 및/또는 사용을 위한 장치, 특히 전기 스위칭 디바이스
KR20180125021A (ko) * 2016-04-06 2018-11-21 에이비비 슈바이쯔 아게 전기 에너지의 생성, 전달, 분배 및/또는 사용을 위한 장치, 특히 전기 스위칭 디바이스
CN109314011B (zh) * 2016-04-06 2020-09-25 Abb电网瑞士股份公司 用于生成、传输、分布和/或使用电能的设备,尤其电气切换装置
US10566159B2 (en) 2016-04-06 2020-02-18 Abb Schweiz Ag Apparatus for the generation, transmission, distribution and/or the usage of electrical energy, in particular electrical switching device
JP2020520627A (ja) * 2017-05-18 2020-07-09 ゼネラル エレクトリック テクノロジー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングGeneral Electric Technology GmbH Co吸着用の金属有機構造体材料を含むサーキットブレーカ
WO2018210936A1 (en) * 2017-05-18 2018-11-22 General Electric Technology Gmbh A circuit breaker comprising a ceria-based catalyst for co conversion into co2
CN110637350A (zh) * 2017-05-18 2019-12-31 通用电器技术有限公司 包含用于将co转化成co2的二氧化铈基催化剂的断路器
CN110637351A (zh) * 2017-05-18 2019-12-31 通用电器技术有限公司 包括用于co吸附的金属有机框架材料的电路断路器
KR102595009B1 (ko) * 2017-05-18 2023-10-26 제네럴 일렉트릭 테크놀러지 게엠베하 Co2로의 co 전환을 위한 세리아계 촉매를 포함하는 회로 차단기
KR20200008593A (ko) * 2017-05-18 2020-01-28 제네럴 일렉트릭 테크놀러지 게엠베하 Co2로의 co 전환을 위한 세리아계 촉매를 포함하는 회로 차단기
WO2018210938A1 (en) * 2017-05-18 2018-11-22 General Electric Technology Gmbh A circuit breaker comprising a metal-organic framework material for co adsorption
JP7053676B2 (ja) 2017-05-18 2022-04-12 ゼネラル エレクトリック テクノロジー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング Coをco2に変換するセリア系触媒を含む回路遮断器
JP2020520545A (ja) * 2017-05-18 2020-07-09 ゼネラル エレクトリック テクノロジー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングGeneral Electric Technology GmbH Coをco2に変換するセリア系触媒を含む回路遮断器
US11554341B2 (en) 2017-05-18 2023-01-17 General Electric Technology Gmbh Circuit breaker comprising a metal-organic framework material for co adsorption
EP3404686A1 (en) * 2017-05-18 2018-11-21 General Electric Technology GmbH A circuit breaker comprising a ceria-based catalyst for co conversion into co2
JP7102447B2 (ja) 2017-05-18 2022-07-19 ゼネラル エレクトリック テクノロジー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング Co吸着用の金属有機構造体材料を含むサーキットブレーカ
EP3404687A1 (en) * 2017-05-18 2018-11-21 General Electric Technology GmbH A circuit breaker comprising a metal-organic framework material for co adsorption
US11056300B2 (en) * 2017-05-18 2021-07-06 General Electric Technology Gmbh Circuit breaker comprising a ceria-based catalyst for CO conversion into CO2
JPWO2019106840A1 (ja) * 2017-12-01 2020-11-26 株式会社東芝 ガス遮断器
US11177097B2 (en) 2017-12-01 2021-11-16 Kabushiki Kaisha Toshiba Gas circuit breaker
CN111406350B (zh) * 2017-12-01 2021-10-29 株式会社东芝 气体断路器
WO2019106840A1 (ja) * 2017-12-01 2019-06-06 株式会社 東芝 ガス遮断器
CN111406350A (zh) * 2017-12-01 2020-07-10 株式会社东芝 气体断路器
JP7119676B2 (ja) 2018-07-13 2022-08-17 富士電機株式会社 ガス遮断器
JP2020013631A (ja) * 2018-07-13 2020-01-23 富士電機株式会社 ガス遮断器
US11456132B2 (en) * 2018-07-27 2022-09-27 Siemens Energy Global GmbH & Co. KG Electrical switching device
JP2021175283A (ja) * 2020-04-27 2021-11-01 日新電機株式会社 ガス遮断器
WO2025032700A1 (ja) * 2023-08-07 2025-02-13 株式会社東芝 電力用ガス絶縁機器用の診断装置および電力用ガス絶縁機器の診断方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2015073348A (ja) 電力用ガス絶縁機器
US8674253B2 (en) Gas insulation apparatus
JP2014179301A (ja) 電力用ガス絶縁機器及びその運転方法
Christophorou et al. Gases for electrical insulation and arc interruption: possible present and future alternatives to pure SF6
US9147543B2 (en) Gas circuit breaker
JP5127569B2 (ja) ガス絶縁開閉器
Kasuya et al. Interruption capability and decomposed gas density of CF 3 I as a substitute for SF 6 gas
JP2007258137A (ja) ガス絶縁開閉器
US11056300B2 (en) Circuit breaker comprising a ceria-based catalyst for CO conversion into CO2
CN106663495A (zh) 1,1,1,4,4,4‑六氟‑2‑丁烯用作气态电绝缘和/或灭弧介质的设备和方法
JP2014124053A (ja) 電力用ガス絶縁機器
JP2007300716A (ja) ガス絶縁機器
US12199413B2 (en) Gas insulation apparatus
JP2016063579A (ja) ガス絶縁開閉器
JP2014146515A (ja) 電力用ガス絶縁機器
JP2015011911A (ja) ガス遮断器
JP2012253896A (ja) 電力用ガス絶縁機器および電力用ガス絶縁機器の絶縁ガスの充填または排気方法
JP2015060682A (ja) ガス絶縁開閉器
US11798762B2 (en) Gas circuit breaker
JP2007300717A (ja) ガス絶縁電気機器
Christophorou et al. NIST Technical Note 1425
JP2002199522A (ja) 開閉装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160905

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20160907