JP2015061467A - ステッピングモータ及び時計 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】2つのコイル22a,22bに同時又は順次に駆動パルスを印加して駆動させることにより、ロータ5を所定のステップ角で回転させるステッピングモータ100において、2つのコイル22a,22bのうち一方のコイル22aのみに駆動パルスを印加する場合に、駆動パルスを印加している間、駆動パルスによって駆動するコイル22a以外の他のコイル22bをハイインピーダンス状態とするように切り替えるスイッチング機構30を備えている。
【選択図】図3
Description
例えば、特許文献1には、2極着磁されたロータと、2つの主磁極及び1つの副磁極を備えるステータとから構成されるステッピングモータが開示されている。
このため、一方のコイルに駆動パルスが印加された場合に他方のコイルからロータが回転する際にその回転を妨げるようなインダクタンスが発生していた。すなわち、一方のコイルのみに駆動パルスが印加された場合、当該コイルの駆動に伴ってロータが回転すると、このロータの回転に伴って他方のコイルにはロータの回転を妨げるリアクタンスが発生する。
このリアクタンスによってロータを回転させるための電力が浪費されてしまい、回転に必要なエネルギーが増大してしまうという問題があった。
複数のコイルを備え、これらのコイルに同時又は順次に駆動パルスを印加して駆動させることにより、ロータを所定のステップ角で回転させるステッピングモータにおいて、
前記複数のコイルのうち一部のコイルのみに前記駆動パルスを印加する場合に、前記駆動パルスを印加している間、前記駆動パルスによって駆動する前記コイル以外の他のコイルをハイインピーダンス状態とするように切り替えるスイッチング機構を備えていることを特徴としている。
以下、図1から図7を参照しつつ、本発明に係るステッピングモータの第1の実施形態について説明する。本実施形態に係るステッピングモータは、例えば腕時計の指針を動作させる運針機構や日付機構等を駆動させるために適用される小型のモータであるが、本発明に係るステッピングモータを適用可能な実施形態はこれに限定されるものではない。
図1に示すように、ステッピングモータ100は、ステータ(Stator;固定子)1と、ロータ(Rotor;回転子)5とを備えている。
ロータ磁石50としては、例えば希土類磁石等(例えば、サマリウムコバルト磁石等)の永久磁石が好適に用いられるが、ロータ磁石50として適用可能な磁石の種類はこれに限定されない。
ロータ5は、後述するステータ本体10のロータ受容部14に受容され、回転支軸51を回転中心として回転可能に配置されている。なお、本実施形態において、ロータ5は、後述する2つのコイル(第1コイル22a,第2コイル22b)に同時又は順次に駆動パルスが印加されることによって、ロータ受容部14内で正転方向(すなわち時計回りの方向)及び逆転方向(すなわち反時計回りの方向)いずれの方向にも所定のステップ角で回転可能となっている。
回転支軸51には例えば時計の指針を運針させるための輪列機構を構成する歯車等(図示せず)が連結されており、ロータ5が回転することにより、この歯車等を回転させるようになっている。
ステータ本体10は、直状部11aとこの直状部11aの一端側にほぼ左右対称に張り出した張出部11bを備えほぼT字型に形成されたセンターヨーク11と、このセンターヨーク11の直状部11aの他端側にほぼ左右対称に設けられた一対のサイドヨーク12(12a,12b)とからなり、外形がほぼ錨形状となっている。
ステータ本体10は、例えばパーマロイ等の高透磁率材料によって形成されている。
本実施形態では、ロータ受容部14の周囲であってセンターヨーク11側に現れる磁極15を第1磁極15a、ロータ受容部14の周囲であってサイドヨーク12a側に現れる磁極15を第2磁極15b、ロータ受容部14の周囲であってサイドヨーク12b側に現れる磁極15を第3磁極15cとする。
すなわち、後述する第1コイルブロック20aは、その一端側がステータ本体10のセンターヨーク11の張出部11bと磁気的に連結され、第1コイルブロック20aの他端側はステータ本体10のサイドヨーク12aの自由端と磁気的に連結されている。また、第2コイルブロック20bは、その一端側がステータ本体10のセンターヨーク11の張出部11bと磁気的に連結され、第2コイルブロック20bの他端側はステータ本体10のサイドヨーク12bの自由端と磁気的に連結されている。
これにより、本実施形態では、これら2つのコイルブロック20のコイル22(第1コイル22a、第2コイル22b)に後述する制御手段31の制御により駆動パルスが印加され、これによりコイル22から磁束が生ずると、磁束はコイルブロック20の磁心21及びこれと磁気的に連結されているステータ本体10に沿って流れ、3つの磁極15(第1磁極15a、第2磁極15b、第3磁極15c)の極性(S極・N極)が適宜切り替えられる。
具体的には、ステータ1のロータ受容部14の内周面であって、ステータ本体10に現れる第1磁極15aにおけるロータ磁石50に対向する側の磁極の頂点に凹部16aが形成されている。また、この凹部16aとロータ磁石50のいずれかの極の頂点とが対向した際に、ロータ磁石50の各極を結ぶ線に直交し、かつロータ磁石50の中心を通る線上(すなわち、ロータ磁石50の分極位置に対応する位置)にそれぞれ凹部16b及び凹部16cが形成されている。
本実施形態において、ステッピングモータ100は、この凹部16b及び凹部16cとロータ磁石50の分極位置とが対向している状態において最もインデックストルク(保持トルク)が大きくなるため、駆動パルスが印加されていない非通電状態では、ロータ5は、図1に示すような、凹部16b及び凹部16cとロータ磁石50の分極位置とが対向している位置で磁気的に安定して停止する。
なお、ステータ本体10、第1コイルブロック20a、第2コイルブロック20bの連結手法は、ステータ本体10、第1コイルブロック20a、第2コイルブロック20bを磁気的に連結可能なものであればよく、ビス止めに限定されない。例えば、ステータ本体10と、第1コイルブロック20a及び第2コイルブロック20bとを溶接固定する手法等であってもよい。
なお、ステッピングモータ100は、ステータ本体10と2つのコイルブロック20とを固定するビスによって、図示しない装置内や基板上等に固定されてもよい。
基板17上には、第1コイルブロック20aの第1のコイル端子171及び第2のコイル端子172が実装されている。第1コイル22aの導線端部24,24は、それぞれ基板17上の第1のコイル端子171、第2のコイル端子172に接続されており、第1コイル22aは、この第1のコイル端子171及び第2のコイル端子172を介して、図2等に示すように、後述するモータ駆動回路32に接続されている。
同様に、基板18上には、第2コイルブロック20bの第1のコイル端子181及び第2のコイル端子182が実装されている。第1コイル22bの導線端部24,24は、それぞれ基板18上の第1のコイル端子181、第2のコイル端子182に接続されており、第2コイル22bは、この第1のコイル端子181及び第2のコイル端子182を介して、図2等に示すように、モータ駆動回路32に接続されている。
モータ駆動回路32は、駆動パルスを2つのコイル22に同時又は順次に印加するものであり、図3(a)から図3(d)に示すように、スイッチング素子32a〜32f(本実施形態では、FET;電界効果トランジスタ)をHブリッジ型に構成したHブリッジ回路である。
本実施形態において、モータ駆動回路32は、第1コイル22aに対応するモータ駆動回路と第2コイル22bに対応するモータ駆動回路とを並列接続して、各回路を構成する一部のスイッチング素子32a,32bを共通化して構成されている。
具体的には、モータ駆動回路32は、第1コイル22aの第1のコイル端子171及び第2コイル22bの第1のコイル端子181と電源Vとの間にスイッチング素子32aが配置され、第1コイル22aの第1のコイル端子171及び第2コイル22bの第1のコイル端子181とGNDとの間にスイッチング素子32bが配置されている。
また、モータ駆動回路32は、第1コイル22aの第2のコイル端子172と電源Vとの間にスイッチング素子32cが配置され、第1コイル22aの第2のコイル端子172とGNDとの間にスイッチング素子32dが配置されている。
同様に、モータ駆動回路32は、第2コイル22bの第2のコイル端子182と電源Vとの間にスイッチング素子32eが配置され、第2コイル22bの第2のコイル端子182とGNDとの間にスイッチング素子32fが配置されている。
なお、モータ駆動回路32の構成は、ここに例示したものに限定されない。例えば、2つのコイル22に対応してスイッチング素子を4つずつ備えるHブリッジ型のモータ駆動回路をそれぞれ設けて、これを並列接続してもよい。
本実施形態では、スイッチング機構30は、スイッチング素子32a〜32fにより構成されている。
本実施形態では、制御手段31は、後述するように、3つの駆動パルスを連続的に印加するようにモータ駆動回路32を制御することにより、ロータ5を180度回転させるようになっている。
また、本実施形態において、制御手段31は、一方のコイル22のみに駆動パルスが印加される場合に、他方のコイル22をハイインピーダンス状態とするようにスイッチング機構30を制御する。
制御手段31の構成は特に限定されないが、例えばLSI(Large Scale Integration)等で構成されている。
図4(a)から図4(c)は、ロータ5を逆転(すなわち反時計回りの方向に回転)させる場合の磁束の流れを示す図である。図3(a)から図3(c)における実線は、それぞれ図4(a)から図4(c)の各場合に対応する電流の流れを示している。
図4(a)から図4(c)では、ロータ磁石50のS極が第1磁極15aに最も近接している状態(図1に示す状態)を初期位置(0度位置)とし、当該状態から反時計回りにロータが回転する場合について示している。また、図4(a)から図4(c)において、実線矢印はコイル22から発生する磁束の向きを示し、破線矢印は、ステータ1に流れる磁束の流れを示している。
なお、同様に3つの駆動パルス(印加する電圧の符号は逆の駆動パルス)を順次印加することによって、ロータ5はさらに−180度回転し、もとの初期状態(初期位置)に戻る。
また、図6に示すように、制御手段31は、第1の駆動パルス、第2の駆動パルス、及び第3の駆動パルスの印加後に、第1コイル22aと第2コイル22bとをハイインピーダンス状態とする惰性区間をそれぞれ設けてもよい。このように、制御手段31は、3つの駆動パルスの印加後に惰性区間を設けることにより、省電力状態でロータ5を滑らかに180度(−180度)回転させることができる。
また、ロータ5を逆転させる場合と同様に、さらに3つの駆動パルス(印加する電圧の符号は逆の駆動パルス)を順次印加することにより、ロータ5は180度回転し、もとの初期状態(初期位置)に戻る。
図3(a)に示すように、第1コイル22aのみに駆動パルスを印加する場合には、制御手段31は、第2コイル22bの第2のコイル端子182と電源Vとの間に配置されているスイッチング機構30としてのスイッチング素子32eをOFFとする。
これにより、第2コイル22bの第2のコイル端子182と電源Vとの間に配置されたスイッチング素子32e及び第2のコイル端子182とGNDとの間に配置されたスイッチング素子32fがともにOFFとなり、当該第2コイル22bへと流れる電流経路が断たれて(第2コイル22bが擬似的にモータ駆動回路32から切り離されて)、第2コイル22bがハイインピーダンス状態となる。
また同様に、図3(b)に示すように、第2コイル22bのみに駆動パルスを印加する場合には、制御手段31は、第1コイル22aの第2のコイル端子172とGNDとの間に配置されているスイッチング機構30としてのスイッチング素子32dをOFFとする。
これにより、第1コイル22aの第2のコイル端子172と電源Vとの間に配置されたスイッチング素子32c及び第2のコイル端子172とGNDとの間に配置されたスイッチング素子32dがともにOFFとなり、当該第1コイル22aへと流れる電流経路が断たれて(第1コイル22aが擬似的にモータ駆動回路32から切り離されて)、第1コイル22aがハイインピーダンス状態となる。
なお、図3(c)に示すように、第1コイル22a,第2コイル22bの両方に駆動パルスを印加する場合には、制御手段31は、一方のコイル22をハイインピーダンス状態とする制御処理を行わない。
さらに、図3(c)の駆動パルスの印加した後、図3(d)に示すように、第1コイル22aの第1のコイル端子171及び第2コイル22bの第1のコイル端子181と電源Vとの間に配置されているスイッチング機構30としてのスイッチング素子32a、第1コイル22aの第2のコイル端子172と電源Vとの間に配置されているスイッチング機構30としてのスイッチング素子32c、及び第2コイル22bの第2のコイル端子182と電源Vとの間に配置されているスイッチング機構30としてのスイッチング素子32eをOFFとする。
この点、制御手段31がスイッチング機構30を制御して、駆動パルスが印加されていない他方のコイル22(本実施形態では第2コイル22b)をハイインピーダンス状態とした場合には、一方のコイル22(本実施形態では第1コイル22a)に駆動パルスが印加されることによりロータ5が回転しても、他方のコイル22(本実施形態では第2コイル22b)からリアクタンスが発生せず、ロータ5の高速回転が可能になるとともに、ロータ5の回転に必要な電力も低減させることができる。
2極に着磁されたロータ5を回転させるためには、コイル22の一方、又は両方に駆動パルスを印加することで回転に必要なトルクを発生させる。このとき、駆動パルスの印加の仕方(印加パターン)としては、各コイル22に駆動パルスを印加するか印加しないか、駆動パルスを印加する場合、当該駆動パルスをプラス方向とするかマイナス方向とするか、の組み合わせにより8つのパターンが存在する。
図7において、第1の印加パターンは、第1コイル22a及び第2コイル22bともに1.0mAの駆動パルスを印加するパターンであり、第2の印加パターンは、第1コイル22aに1.0mAの駆動パルスを印加し第2コイル22bに−1.0mAの駆動パルスを印加するパターンであり、第3の印加パターンは、第1コイル22aのみに1.0mAの駆動パルスを印加するパターンであり、第4の印加パターンは、第1コイル22aに−1.0mAの駆動パルスを印加し第2コイル22bに1.0mAの駆動パルスを印加であり、第5の印加パターンは、第1コイル22a及び第2コイル22bともに−1.0mAの駆動パルスを印加するパターンであり、第6の印加パターンは、第1コイル22aのみに−1.0mAの駆動パルスを印加するパターンであり、第7の印加パターンは、第2コイル22bのみに1.0mAの駆動パルスを印加するパターンであり、第1の印加パターンは、第2コイル22bのみに−1.0mAの駆動パルスを印加するパターンである。
ロータ5を180度(−180度)回転させる場合、一般に特定の3つのパターンを組み合わせてコイル22に駆動パルスを印加する手法が採られており、本実施形態では、上記に示したように、「第1駆動パルス印加区間」及び「第2駆動パルス印加区間」では、いずれか一方のコイル22のみに駆動パルスを印加し、「第3駆動パルス印加区間」では、2つのコイル22の両方に駆動パルスを印加する印加パターンを採用している。
なお、いずれか一方のコイル22のみに駆動パルスを印加する印加パターン(図7において、第3の印加パターン、第6の印加パターン、第7の印加パターン、第8の印加パターン)のみを組み合わせてロータ5を180度(−180度)等、所定のステップ角で回転させるようにすることも可能である。このような印加パターンの組合せを選択した場合には、「第1駆動パルス印加区間」「第2駆動パルス印加区間」「第3駆動パルス印加区間」の全ての区間について、駆動パルスを印加しない方のコイル22をハイインピーダンス状態としておくことができる。
また、例えば、第3の印加パターンで第1コイル22aのみにプラスの駆動パルスを印加してロータ5を時計回りに180度正転させた後、第6の印加パターンで第1コイル22aのみにマイナスの駆動パルスを印加すれば、さらにロータ5を時計回りに180度正転させることができる。このように、第3の印加パターンと第6の印加パターンとの繰返しで駆動パルスを印加することにより、第1コイル22aのみに駆動パルスを印加することで継続的にロータ5を時計回りに180度ずつ正転させることができる。このため、ロータ5の正転中は第2コイル22bを常にハイインピーダンス状態としておくこともできる。
同様に、第7の印加パターンで第2コイル22bのみにプラスの駆動パルスを印加してロータ5を反時計回りに−180度逆転させた後、第8の印加パターンで第2コイル22bのみにマイナスの駆動パルスを印加すれば、さらにロータ5を反時計回りに−180度逆転させることができる。このように、第7の印加パターンと第8の印加パターンとの繰返しで駆動パルスを印加することにより、第2コイル22bのみに駆動パルスを印加することで継続的にロータ5を反時計回りに−180度ずつ逆転させることができる。このため、ロータ5の逆転中は第1コイル22aを常にハイインピーダンス状態としておくことができる。
このような印加パターンの組合せを選択することにより、一方のコイル22を適宜ハイインピーダンス状態とするためのスイッチングによる電力損失、制御時間ロスを抑えることができ、さらなる省電力化を実現することが可能となる。
ステッピングモータが2つのコイルを備えている場合、従来は、図12(a)から図12(c)に示すように、2つのコイルが常時回路に接続されていたために、2つのコイル間には常に電気的にループが形成された状態となり、一方のコイルに駆動パルスが印加されると他方のコイルからロータが回転する際にその回転を妨げるようなインダクタンスが発生していた。すなわち、コイルが常時回路に接続されている場合、一方のコイルのみに駆動パルスが印加され、当該コイルの駆動に伴ってロータが回転すると、このロータの回転に伴って他方のコイルにはロータの回転を妨げるリアクタンスが発生する。
このようなリアクタンスが生じると、ロータの高速回転が妨げられるとともに、ロータを回転させるための電力が浪費されてしまい、回転に必要なエネルギーが増大してしまう。
この点、本実施形態では、一方のコイル22(例えば第1のコイル22a)のみに駆動パルスを印加する場合、他方のコイル22(例えば第2のコイル22b)をハイインピーダンス状態として、当該コイル22への電流経路を断った状態とする。
これにより、他方のコイル22(例えば第2のコイル22b)からリアクタンスが生じず、ロータ5の回転が阻害されないため、ロータ5を所定のステップ角(本実施形態では、180度)で高速回転させることが可能となる。
また、他方のコイル22(例えば第2のコイル22b)からリアクタンスが生じないことにより、ロータ5の回転に必要なエネルギーのロスを減少させることができ、ステッピングモータ100の省電力化を図ることが可能となる。
次に、図8から図11を参照しつつ、本発明に係るステッピングモータの第2の実施形態について説明する。なお、本実施形態は、ステータ側静止部及びロータの構成のみが第1の実施形態と異なるものであるため、以下においては、特に第1の実施形態と異なる点について説明する。
図8に示すように、本実施形態のステッピングモータ200は、第1の実施形態と同様に、3つのヨーク(すなわち、センターヨーク11、サイドヨーク12a、サイドヨーク12b)を備えるステータ本体10と2つのコイルブロック20(第1コイルブロック20a及び第2コイルブロック20b)とを備えるステータ1と、ステータ本体10のロータ受容部14に回転可能に受容されたロータ5等を備えて構成されている。
このように、本実施形態では、ロータ磁石50の外周に沿って、第1磁極15a、第2磁極15b、第3磁極15cの3つの磁極15がほぼ120度ごとに均一に配置されるため、コイル22に通電していない非通電状態においてロータ磁石50から発生する磁束が安定して磁極15を回る位置(すなわち、ロータ磁石50のS極・N極いずれかの極がステータ本体10のいずれかの磁極15と対峙する位置)が60度ごとに均一に現れる。このため、この60度ごとの箇所ではロータ5のディテントトルク(静止トルク)が大きくなる。
ステータ側静止部は、ステータ本体10の3つのヨーク(すなわち、センターヨーク11、サイドヨーク12a、サイドヨーク12b)に現れる各磁極15(第1磁極15a、第2磁極15b、第3磁極15c)におけるロータ磁石50に対向する側の磁極の頂点であって、かつロータ5の回転に伴ってロータ5のロータ側静止部であるいずれかの第2の凹部52(52a,52b)に対向し得る位置に配置される。
本実施形態では、3つの磁極15(第1磁極15a、第2磁極15b、第3磁極15c)に対応して、ロータ受容部14の内周面に、ほぼ120度ごとに周期的に3つの第1の凹部19(第1の凹部19a,19b,19c)が設けられている。
第2の凹部52は、ロータ5の静止状態を維持させるロータ側静止部である。
前述のように、第1の凹部19a,19b,19cはほぼ120度ごとに周期的に設けられており、第2の凹部52a,52bは、2極着磁したロータ磁石50の各磁極の頂点にそれぞれ設けられているため、いずれかの第2の凹部52(第2の凹部52a,52b)がステータ1側のいずれかの第1の凹部16(第1の凹部19a,19b,19c)と対向する位置は、60度回転毎に現れる。
このため、本実施形態におけるステッピングモータ200は、コイル22に1回駆動パルスが印加される毎に、ロータ5が、60度ずつのステップ角で回転する。
図9(a)から図9(c)では、ロータ磁石50のS極が第1磁極15aに最も近接している状態(図8に示す状態)を初期位置とし、当該状態から反時計回りにロータが回転する場合について示している。また、図9(a)から図9(c)において、実線矢印はコイル22から発生する磁束の向きを示し、破線矢印は、ステータ1に流れる磁束の流れを示している。
この初期状態(初期位置)からロータ5を60度逆転(反時計回りに回転)させる際には、制御手段31は、第1の実施形態において図3(a)に示したのと同様に、第1コイル22aの第1のコイル端子171と電源Vとの間に配置されているスイッチング素子32a及び第1コイル22aの第2のコイル端子172とGNDとの間に配置されているスイッチング素子32dをONとするとともに、第1コイル22aの第2のコイル端子172と電源Vとの間に配置されているスイッチング素子32c、第2コイル22bの第2のコイル端子182と電源Vとの間に配置されているスイッチング素子32e、第2コイル22bの第1のコイル端子181とGNDとの間に配置されているスイッチング素子32b、及び第2コイル22bの第2のコイル端子182とGNDとの間に配置されているスイッチング素子32fをともにOFFとした状態で、第1コイル22aに第1の駆動パルスを印加する(図10において「第1駆動パルス印加区間」)。
これにより、図9(a)に示すように、第1コイル22aから実線で示す向きの磁束が発生して、ステータ本体10及び磁心21に沿って破線で示す向きの磁束が流れる。これにより第3の磁極15cがN極となり、ロータ磁石50のN極が第3の磁極15cと反発するとともに第2の磁極15bの方に引き寄せられて、ロータ5が回転する。ここのとき、第2コイル22bは、ハイインピーダンス状態となっているため、第2コイル22bからリアクタンスが生じることはなく、第2コイル22bは第1コイル22aによるロータ5の回転を阻害しない。そして、ロータ5が初期位置から−60度回転すると、第1の凹部19bと第2の凹部52bとが対向し、ロータ5はこの位置で磁気的に安定して、回転が停止する。
これにより、図9(b)に示すように、第2コイル22bから実線で示す向きの磁束が発生して、ステータ本体10及び磁心21に沿って破線で示す向きの磁束が流れる。これにより第1の磁極15aがS極となり、ロータ磁石50のS極が第1の磁極15aと反発するとともに第3の磁極15cの方に引き寄せられて、ロータ5が回転する。このとき、第1コイル22aは、ハイインピーダンス状態となっているため、第1コイル22aからリアクタンスが生じることはなく、第1コイル22aは第2コイル22bによるロータ5の回転を阻害しない。そして、ロータ5が初期位置から−120度回転すると、第1の凹部19cと第2の凹部52aとが対向し、ロータ5はこの位置で磁気的に安定して、回転が停止する。
これにより、図9(c)に示すように、第1コイル22a及び第2コイル22bから実線で示す向きの磁束が発生して、ステータ本体10及び磁心21に沿って破線で示す向きの磁束が流れる。これにより第2の磁極15bがN極となり、ロータ磁石50のN極が第2の磁極15bと反発するとともに第1の磁極15aの方に引き寄せられることでロータ5が逆転方向にさらに回転する。そして、ロータ5が初期位置から−180度回転すると、第1の凹部19aと第2の凹部52bとが対向し、ロータ5はこの位置で磁気的に安定して、回転が停止する。
また、図11に示すように、制御手段31は、第1の駆動パルス、第2の駆動パルス、及び第3の駆動パルスの印加後に、第1コイル22aと第2コイル22bとをハイインピーダンス状態とする惰性区間をそれぞれ設けてもよい。このように、制御手段31は、3つの駆動パルスの印加後に惰性区間を設けることにより、省電力状態でロータ5を滑らかに60度(−60度)回転させることができる。
すなわち、本実施形態の構成では、ロータ5を、60度を一単位(1ステップ)として精度よく回転させることができるため、回転角度を細かく制御することが可能である。
例えば、時計の指針を運針させる運針機構の駆動源等としてステッピングモータ100を用いる場合、ロータ5が180度ステップで回転する場合には、ギア(歯車)を用いて大きく減速しなければ指針の運針角度を小さくすることができない。すなわち、例えばロータ5が180度ステップで回転する場合に指針を1度ステップで動かすためには1/180の減速が必要となる。これに対して、本実施形態のように、ロータ5を、60度を一単位として回転可能とした場合には、例えば指針を1度ステップで動かすためには1/60の減速を行えば足り、多くのギア(歯車)を用いて大きく減速しなくても細かい運針角度等を実現することができる。また、一般的に6度ステップで動いている秒針を運針させる運針機構の駆動源等として、本実施形態におけるステッピングモータ200を用いれば、2度ステップへの変換が可能となるため、運針にぶれを生じにくく、指針を滑らかに運針させることができる。
このように、本実施形態では、減速を行うためのギア(歯車)等の部品点数が少なくてすむため、装置コストを抑えることができる。また、ギア(歯車)等の部品点数を少なくできるため、ステッピングモータ200を組み込む装置内のスペースを効率よく利用することができ、ステッピングモータ200を組み込んだ装置の小型化、薄型化を図ることができる。また、このようにステッピングモータ100に接続される調速機構を構成するギア(歯車)等の機械部品が少なくてすむことにより、バックラッシュの累積等を軽減することができ、ステッピングモータ200により駆動される運針機構等の精度を向上させることができる。
また、本実施形態において、ステータ側静止部はロータ受容部14の内周面に設けられた第1の凹部16であり、ロータ側静止部はロータ磁石50の外周面であって各磁極の頂点に設けられた第2の凹部52であるため、比較的容易な加工によりロータを確実に静止させるための手段を設けることができる。
また、多極着磁されたロータを製造するためには複雑で高価な金型や着磁機が必要となるが、本実施形態では2極着磁されたロータ磁石50を用いている。このため、60度を一単位とした回転を実現可能なステッピングモータ200を簡易な構成で、比較的容易かつ安価に製造することができる。
3つ以上のコイルを備え、これらのコイルに同時又は順次に駆動パルスを印加して駆動させることにより、ロータを所定のステップ角で回転させるステッピングモータである場合には、これら複数のコイルのうち一部のコイルのみに駆動パルスを印加する場合に、スイッチング機構は、駆動パルスを印加している間、駆動パルスによって駆動するコイル以外の全ての他のコイルをハイインピーダンス状態とするように切り替える。
例えば、スイッチング機構30は、一方のコイル22(例えば、第1コイル22a)への駆動パルスの印加が終わり、ロータ5が所定のステップ角(例えば、60度)だけ回転移動すると、他のコイル22(例えば、第2コイル22b)をハイインピーダンス状態からグランド(GND)接続状態となるように切り替えるように、スイッチング機構30のON/OFFを制御してもよい。
このように、一方のコイル22(例えば、第1コイル22a)への駆動パルスの印加が終わり、ロータ5が任意のステップ角だけ回転したタイミングで、他のコイル22(例えば、第2コイル22b)をハイインピーダンス状態からグランド接続状態に切り替える切り替え制御を行った場合には、ロータ5の自由振動による逆起電力などを得ることができる。
例えば、ステータは、ステータ本体と、一つながりの長尺な磁心を備える1つのコイルブロックとで構成されていてもよい。
この場合、ステータ本体が本実施形態と同様にセンターヨークと一対のサイドヨークとを備える場合には、例えば、コイルブロックの磁心のほぼ中央部をステータ本体のセンターヨークと磁気的に連結し、この結合部分の両側に第1コイル及び第2コイルを設け、磁心の一端側を一方のサイドヨークの一端と磁気的に連結し、磁心の他端側を他方のサイドヨークの一端と磁気的に連結する。
ステータをこのような構成とした場合には、コイルブロックを一対で構成する場合と比較して部品点数を少なくすることができる。
すなわち、本実施形態のステッピングモータ100,200は、例えば、図13に示すように、アナログ表示部501を備える時計500において、指針502(図13では、時針と分針のみを示している。なお、指針は図示例に限定されない。)を運針させるための運針機構(輪列機構)503を構成する歯車にロータ5の回転支軸51が連結される。これにより、ステッピングモータ100,200のロータ5が回転すると、運針機構503を介して指針502が指針軸504を中心にアナログ表示部501において回転する。
このように、本実施形態のステッピングモータ100,200を時計の運針機構を駆動させるモータとして適用した場合には、2つのコイル22を備える場合でも、ロータ5の回転検出を、簡易かつ正確に行うことができ、ステッピングモータ100,200の高精度の回転制御を行うことができるため、高精度での運針を実現することができる。
なお、ステッピングモータ100,200は、時計の運針機構を駆動させるものに限定されず、各種機器の駆動源として適用することが可能である。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
複数のコイルを備え、これらのコイルに同時又は順次に駆動パルスを印加して駆動させることにより、ロータを所定のステップ角で回転させるステッピングモータにおいて、
前記複数のコイルのうち一部のコイルのみに前記駆動パルスを印加する場合に、前記駆動パルスを印加している間、前記駆動パルスによって駆動する前記コイル以外の他のコイルをハイインピーダンス状態とするように切り替えるスイッチング機構を備えていることを特徴とするステッピングモータ。
<請求項2>
前記ロータは、径方向に2極着磁されており、
前記複数のコイルは、第1のコイルと第2のコイルであり、
前記スイッチング機構は、前記第1のコイルのみに前記駆動パルスを印加する場合に、前記駆動パルスを印加している間、前記他のコイルである前記第2のコイルをハイインピーダンス状態とするように切り替えることを特徴とする請求項1に記載のステッピングモータ。
<請求項3>
前記スイッチング機構は、前記ロータが前記所定のステップ角だけ回転移動すると、前記他のコイルをハイインピーダンス状態からグランド接続状態となるように切り替えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のステッピングモータ。
<請求項4>
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のステッピングモータを備えた時計。
5 ロータ
10 ステータ本体
11 センターヨーク
12a サイドヨーク
12b サイドヨーク
14 ロータ受容部
15a 第1磁極
15b 第2磁極
15c 第3磁極
20a 第1コイルブロック
20b 第2コイルブロック
21 磁心
22a 第1コイル
22b 第2コイル
24 導線端部
30 スイッチング機構
31 制御手段
32 モータ駆動回路
35 検出手段
50 ロータ磁石
100 ステッピングモータ
500 時計
Claims (4)
- 複数のコイルを備え、これらのコイルに同時又は順次に駆動パルスを印加して駆動させることにより、ロータを所定のステップ角で回転させるステッピングモータにおいて、
前記複数のコイルのうち一部のコイルのみに前記駆動パルスを印加する場合に、前記駆動パルスを印加している間、前記駆動パルスによって駆動する前記コイル以外の他のコイルをハイインピーダンス状態とするように切り替えるスイッチング機構を備えていることを特徴とするステッピングモータ。 - 前記ロータは、径方向に2極着磁されており、
前記複数のコイルは、第1のコイルと第2のコイルであり、
前記スイッチング機構は、前記第1のコイルのみに前記駆動パルスを印加する場合に、前記駆動パルスを印加している間、前記他のコイルである前記第2のコイルをハイインピーダンス状態とするように切り替えることを特徴とする請求項1に記載のステッピングモータ。 - 前記スイッチング機構は、前記ロータが前記所定のステップ角だけ回転移動すると、前記他のコイルをハイインピーダンス状態からグランド接続状態となるように切り替えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のステッピングモータ。
- 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のステッピングモータを備えた時計。
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