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JP2003075559A - 時計用ステップモーター - Google Patents

時計用ステップモーター

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JP2003075559A
JP2003075559A JP2001271134A JP2001271134A JP2003075559A JP 2003075559 A JP2003075559 A JP 2003075559A JP 2001271134 A JP2001271134 A JP 2001271134A JP 2001271134 A JP2001271134 A JP 2001271134A JP 2003075559 A JP2003075559 A JP 2003075559A
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yoke
rotor
step motor
rotor hole
convex portion
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Toshiaki Fukushima
敏明 福島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化が可能な逆転機能を備えた時計用ステ
ップモーターを提供することを目的としたものである。 【解決手段】低透磁率材料または非磁性材料により第1
のヨークと第2のヨークを結合する連結部を有するとと
もにローター穴を有する完成ヨークと、径方向に複数着
磁された永久磁石よりなるローターと、完成ヨークと磁
気的に結合され励磁用コイルが巻回されたコイル巻芯と
を備えた時計用ステップモーターにおいて、第1のヨー
クに備えられたローター穴の内側で、第1のヨークと連
結部との連結面から離れた位置に、ローター穴の内部に
向かって、第1の凸部を設けると共に、第2のヨークに
備えられたローター穴の内側で、第2のヨークと連結部
との連結面から離れた位置に、ローター穴の内側に向か
って、第2の凸部を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は正逆回転が可能であ
る時計用ステップモーターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】まず、逆転可能な時計用ステップモータ
ーの従来技術としては、例えば特公昭62−43148
号公報があり、従来技術のパルスモーターの構造は図1
0に示すものであり、単相駆動コイル101、直径の各
端にN、S極を有する永久磁石よりなるローター10
3、及びローター103に静的安定位置107と電磁的
安定位置109と与えるために円周方向に不均等な空隙
分布を有するステーター105を有するパルスモーター
であり、駆動コイル101に接続された駆動回路と、ロ
ーター103のステップ運動ごとに極性の反転を有し、
各ステップ内では単一極性のパルスを印加する正転波形
整形回路と、ローター103の逆方向のステップ運動毎
に正転用駆動電圧波形とは逆の極性を有するパルスとこ
のパルスと極性が反対のパルスとの複合パルスを印加す
る逆転波形整形回路とを有していることを特徴としてい
る。
【0003】また、他の従来技術である特開昭54−7
110号公報の両回転パルスモーターは、コイルが巻か
れたステータの中に径方向に複数極に着磁された永久磁
石からなるローターが収納されており、ステータのロー
ター収納部内面には凸部があり、ローターの非駆動時の
回転角におけるポテンシャルと駆動時の回転角における
ポテンシャルとの位相差が90度になる部分に設定され
ていることを特徴とする両回転パルスモーターである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の課題を、図
10の平面図を用いて説明する。従来技術においては、
静的安定位置107と電磁安定位置109が設定される
ようステータ105が構成されており、ローター磁石の
N極、S極の向きは図10に示すように設定されている
とし、従来技術では矢印で示す時計方向に回ることが正
回転としている。
【0005】逆回転を行う場合、一旦正回転方向にステ
ップしない程度回転させ、逆回転方向に戻る慣性モーメ
ントを利用して逆回転ステップを行う。従って、静的安
定位置から正回転方向に90度より少ない角度を回転さ
せるために、適当なパルスにより第1のヨーク111が
N極、第2のヨーク113がS極となるように励磁さ
れ、第1のヨーク111のN極と永久磁石のN極とが反
発する等の力によってローター103に回転モーメント
が生じて90度より少ない角度を回転させる。そして、
ローター103の回転速度が0になった時、先とは逆の
極性を持つパルスを入力することで逆回転させることが
でき、大きな逆回転トルクを得ることができるため、大
きな回転エネルギーを有し、途中保持トルクによる逆回
転を妨げる力が生じるがこれに打ち勝ち、次の静的安定
位置まで逆回転を行うことができる。
【0006】しかしながら、従来技術においては、逆回
転をさせる前にわずかに正回転をさせるための駆動パル
スが必要であることと、正回転させるが一定角度以上回
転させてしまうと1ステップ正回転をしてしまい逆回転
ができないため一定角度以上ローターが正回転しない程
度の大きさの駆動パルスである必要があることから、駆
動パルスの制御が難しいことがある。
【0007】そして、時計の使用条件による経時変化
や、環境変化、例えば温度変化によって、永久磁石の磁
力変化、コイル電流の変化、軸受けに用いられるオイル
粘性の変化による負荷変化が生じ、ローターを回転させ
るためのトルクに変動があった場合、駆動パルスの制御
が更に難しく不安定なものとなり、逆回転時にわずかな
正回転を行うために通常と同じパルスを入力しても、所
望の位置まで動かなかったり、与えるパルスによっては
1ステップ180度正回転してしまい、逆回転が達成で
きない場合があった。
【0008】また、時計用ステップモーターの小型化を
行った場合、ローター磁石も径小化され、ローター磁石
の慣性モーメントが小さくなることで回転しやすくなり
一定角度正回転させるための最小パルス条件と、1ステ
ップ180度正回転しないための最大パルス条件の幅が
非常に狭いものとなり、駆動パルスの制御が困難とな
り、加えて温度変化によるオイル粘性変化や経時変化に
よる負荷トルク変化があった場合には制御不能であり、
従来技術の構造においては、逆回転させることが困難で
あり、従って、逆転機能を備えたステップモーターの小
型化が困難であった。
【0009】また、従来技術の課題を解決するアイデア
としては、他の従来技術に示すものがある。しかし、他
の従来技術においては、図11の駆動トルク波形に示す
ように駆動トルクが0になる電磁安定点が約60度(約
150度〜約210度)もの範囲において生じるため、
駆動させることができず、結果として正回転、逆回転と
もに達成できない。そこで本発明の時計用ステップモー
ターは、小型化が可能な逆転機能を備えた時計用ステッ
プモーターを提供することを目的としたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明の時計用ステップモーターは、低透磁率
材料または非磁性材料により第1のヨークと第2のヨー
クを結合する連結部を有するとともにローター穴を有す
る完成ヨークと、径方向に複数着磁された永久磁石より
なるローターと、完成ヨークと磁気的に結合され励磁用
コイルが巻回されたコイル巻芯とを備えた時計用ステッ
プモーターにおいて、第1のヨークに備えられたロータ
ー穴の内側で、第1のヨークと連結部との連結面から離
れた位置に、ローター穴の内部に向かって、第1の凸部
を設けるとともに、第2のヨークに備えられたローター
穴の内側で、第2のヨークと連結部との連結面から離れ
た位置に、ローター穴の内側に向かって、第2の凸部を
設け、第1の凸部と第2の凸部は、連結部の中心線に対
して、ほぼ線対称な位置に配置されていることを特徴と
している。
【0011】また、第1の凸部と第2の凸部からなる凸
部群を2組設け、ローター穴の中心を通り、連結部の中
心線に垂直な線に対して互いにほぼ線対称な位置に、凸
部群をそれぞれ配置したことを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の時計
用ステップモーターの実施の形態について説明する。図
1は本発明の正逆転ステップモーターの概略構造を示す
平面図である。 正逆転ステップモーター1は、図面上
垂直方向に回転軸を持つ磁石3及び軸5からなるロータ
ー7と、ローター7を設置するためのローター穴9を有
し、完成ヨーク11と、高透磁率材料よりなるコイル巻
芯13に励磁用のコイル15が巻回された構造を有す
る。完成ヨーク11の両端とコイル巻芯13の両端はね
じ穴17を有し、ねじ穴が一致するように重ね合わさ
れ、ねじ(図示せず)により締め付け固定され磁気的に
接続され磁気回路を構成している。完成ヨーク11は、
高透磁率材料よりなる第1のヨーク19と、高透磁率材
料よりなる第2のヨーク21と、低透磁率材料もしくは
非磁性の材料よりなり、連結面29を全面あるいは部分
的に接続固定する連結部23とを有し、第1のヨーク1
9と第2のヨーク21とが連結部23を介して結合され
るように構成される。磁石3は強磁性材料からなり径方
向に2極に着磁され、形状は中心に軸5をはめ込むため
の軸穴を有した円板形状となっている。
【0013】そして、第1のヨーク19に備えられたロ
ーター穴9の内側で、第1のヨーク19と連結部23と
の連結面29から離れた位置に、ローター穴9の内部に
向かって第1の凸部25を設けると共に、第2のヨーク
21に備えられたローター穴9の内側で、第2のヨーク
21と連結部23との連結面29から離れた位置に、ロ
ーター穴9の内部に向かって第2の凸部27を設ける。
完成ヨーク11において、第1の凸部25及び第2の凸
部27は初期位相角を設定するための静止安定位置設定
手段である。本実施の形態においては、第1のヨーク1
9と第2のヨーク21とを連結している連結部23の両
脇にほぼ同じ高さ、同じ幅で構成されている。そして、
ローター7中心と連結部23の中心とを通る直線を引い
たとき、第1の凸部25と第2の凸部27とは略対称の
形状を有している。また、連結部23は電磁的安定位置
を設定するための手段でもある。
【0014】ここで、第1のヨーク19と第2のヨーク
21、コイル巻芯13の高透磁率材料としては、例えば
pcパーマロイや42Niパーマロイがあり、連結部2
3の低透磁率材料としては、例えばNiCrがあり、こ
れらを用いた完成ヨーク11及びコイル巻芯13は磁気
焼鈍をされてステップモーターの構成部品となってい
る。また、磁石3の材質としては例えばSmCoなどが
ある。さらに、前記ローター7はローター穴9の中心に
位置するように軸5の両端を軸受け(図示せず)により
支持され、同軸に歯車(図示せず)を有し、その歯車を
介してローター7の回転運動を指針に伝達するように構
成されている。
【0015】次に本発明の正回転の場合について図2、
図3、図4、図5を用いて説明すると、モーター駆動パ
ルスがOFFのときの完成ヨーク11に対するローター
7の静止安定位置は、図2(a)に示すように、第1の
凸部25、第2の凸部27と磁石3のN極、S極が対向
する位置であり、ローター7中心を原点として縦軸、横
軸を設け、横軸右方向を0度、そこを基準として時計回
りに縦軸下方向を90度、横軸左方向を180度、縦軸
上方向を270度と決め、従って、磁石3の静止安定位
置は磁極が90度、270度方向を向いた状態で静止す
る位置である。また、電磁的安定位置はコイルに電流流
した時の安定点であり、磁石の磁極が0度、180度方
向を向いた状態である。
【0016】このとき磁石3に作用する保持トルクにつ
いてを図2(b)で示すと、停止位置は磁石3のS極の
位置で表すこととし、図2(a)の場合90度方向を向
いているため、図2(b)黒丸で示したA点であり、こ
のとき磁石3の受けるトルク値は0である。
【0017】そして、励磁用のコイルに正転用駆動パル
スを加えてローターを正回転させる場合、図3(a)に
示すように、完成ヨーク11の第1のヨーク19がN
極、第2のヨーク21がS極となるようにコイルにパル
スを加えればよく、磁石3のS極と第1のヨーク19の
N極との吸引力等働き、磁石3は時計回りすなわち正回
転を始める。この時の駆動トルクカーブを図3(b)実
線に示すと、コイルにパルスが加えられた瞬間、ロータ
ー7はB点おいて得られる正のトルクが作用する静止安
定位置90度から電磁的安定位置180度方向に回転す
る。
【0018】そして、磁石3のS極方向が図4(a)で
電磁的安定位置の180度を過ぎるときには、駆動パル
スがOFFになるようなパルス幅に設定しておけば、駆
動パルスがOFFになったときに、ローターはその慣性
モーメントによって回転し、図4(b)に示す保持トル
クカーブによる大きさの回転トルクを得ることができ、
点CからDまで常に0以上のトルクを作用させることが
でき、ローターの正回転をスムーズに行うことができ
る。
【0019】磁石3のS極は図5(a)の270度の方
向で再び静止安定位置となるため、トルクカーブ図5
(b)のD点において停止することができる。
【0020】このように、正回転を行う場合には、A→
B→C→Dのように常に0以上のトルクを受けることが
できる。そして、D点から正回転を行うときはコイルに
与える駆動パルスの極性を変えることで同様に常に0以
上のトルクを作用させることができる。
【0021】次に、本発明の実施の形態における、逆回
転を図5、図6、図7、図2を用いて説明する。モータ
ー駆動パルスがOFFのときの完成ヨーク11に対する
ローター7の静止位置は、図5(a)に示すように、第
1の凸部25と第2の凸部27と磁石3のN極、S極が
対向する位置であり、ローター中心を原点として縦軸、
横軸を設け、横軸右方向を0度、そこを基準として時計
回りに縦軸下方向を90度、横軸左方向を180度、縦
軸上方向を270度と決め、従って、磁石3の静止安定
位置で磁極が90度、270度方向を向いた状態で静止
する。また、電磁的安定位置はコイルに電流を流したと
きの安定点であり、磁石3の磁極が0度、180度を向
いた状態で静止する。
【0022】このとき磁石3に作用する保持トルクにつ
いては図5(b)で示すと、停止位置は磁石3のS極の
位置で表すこととし、図5(a)の場合270度方向を
向いているため、図5(b)黒丸で示したD点であり、
このときトルク値は0である。
【0023】そして、励磁用のコイルに逆回転駆動パル
スを加えてローター7を逆回転させる場合、図6(a)
に示すように、完成ヨーク11の第1のヨーク19がN
極、第2のヨーク21がS極となるようにコイルにパル
スを加えて完成ヨーク11を励磁すれば良く、磁石3の
S極と第1のヨーク19のN極との吸引力等働き、磁石
3は反時計回りすなわち逆回転を始める。この時の駆動
トルクカーブを図6(b)に示すと、コイルにパルスが
加えられた瞬間ローター7はE点において得られる負の
トルクが作用する静止安定位置から電磁的安定位置方向
に回転する。
【0024】そして、磁石3のS極方向が図7(a)で
電磁的安定位置の180度を過ぎるときには、駆動パル
スがOFFになるようなパルス幅に設定しておけば、駆
動パルスがOFFになったときに保持トルクカーブによ
って、点Cから更に逆回転するトルクを得ることがで
き、点CからAまで常に0以下のトルクを作用させるこ
とができ、ローター7の逆回転をスムーズに行うことが
できる。
【0025】磁石3のS極は図2(a)の90度の方向
で再び静止安定位置となるため、トルクカーブ図2
(b)の安定点であるA点において停止することができ
る。
【0026】このように、逆回転を行う場合には、D→
E→C→Aのように常に負のトルクを受けることができ
る。そして、A点から逆回転を行うときはコイルに加え
る駆動パルスの極性を変えることで同様に常に0以下の
トルクを作用させることができる。
【0027】なお、本発明においては、図8に示す実施
形態のようにローター7の回転方向、静止安定位置を通
過するタイミング等を検知するために、検出用コイル3
1を用いてもよく、検出用コイル31を横切る磁場の変
化により、検出用コイルに誘起する電圧の極性と、励磁
用のコイルに加えるパルスの極性とを用いることで、ロ
ーター7の回転方向、静止安定位置における磁石3の磁
極の向きを検出し入力する駆動パルスの極性を決め、正
確な正逆回転を行うことができる。そして、検出用コイ
ル31はローター穴9に位置し、静止安定位置近傍に設
けられている。
【0028】また、一方の連結部23に低透磁率材料等
を用いずに、空隙の状態にすることで、静止安定位置近
傍に設けた検出用コイル31の配線を空隙部を通して行
い検出用回路33と接続することで、厚さ方向への配線
を行わずに済み、薄型とすることができる。
【0029】図9には、他の実施形態を示し、第1のヨ
ーク19に備えられたローター穴9の内側で、第1のヨ
ーク19と一方の連結部23との連結面29から離れた
位置に、ローター穴9の内部に向かって第1の凸部25
を設けると共に、第2のヨーク21に備えられたロータ
ー穴9の内側で、第2のヨーク21と第1の凸部25が
設けられた側の連結部23との連結面29から離れた位
置に、ローター穴9の内部に向かって第2の凸部27を
設ける。完成ヨーク11において、第1の凸部25及び
第2の凸部27は初期位相角を設定するための静止安定
位置設定手段である。本実施の形態においては、第1の
ヨーク19と第2のヨーク21とを連結している連結部
23の両脇にほぼ同じ高さ、同じ幅で構成されている。
そして、ローター7中心と連結部23の中心とを通る直
線を引いたとき、略対称の形状を有している。また、連
結部23は電磁的安定位置を設定するための手段でもあ
る。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、時計の
使用条件による経時変化や、環境変化例えば温度変化に
よって、永久磁石の磁力変化、コイル電流の変化、軸受
けに用いられるオイル粘性の変化による負荷変化が生
じ、ローターを回転させるためのトルクに変動があった
場合でも、逆転動作が安定した時計用ステップモーター
を提供するため、時計用ステップモーターの小型化が達
成できる。また、逆回転時のローター磁石の動きは一方
向であるため、逆転動作時間が短くでき、高速逆回転が
可能である。更に、逆回転時のローターの動きが一方向
であるため、単純パルスで駆動することができ、低消費
電力化の達成も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における時計用ステップモーターの構造
を示す平面図である。
【図2】本発明における時計用ステップモーターの回転
動作説明図である。
【図3】本発明における時計用ステップモーターの回転
動作説明図である。
【図4】本発明における時計用ステップモーターの回転
動作説明図である。
【図5】本発明における時計用ステップモーターの回転
動作説明図である。
【図6】本発明における時計用ステップモーターの回転
動作説明図である。
【図7】本発明における時計用ステップモーターの回転
動作説明図である。
【図8】本発明の他の実施の形態を示す平面図である。
【図9】本発明の他の実施の形態を示す平面図である。
【図10】従来技術における時計用ステップモーターの
構造を示す平面図である。
【図11】他の従来技術における時計用ステップモータ
ーの駆動トルク波形を示す図である。
【符号の説明】
1 正逆転ステップモーター 3 磁石 5 軸 7 ローター 9 ローター穴 11 完成ヨーク 13 コイル巻芯 15 コイル 17 ねじ穴 19 第1のヨーク 21 第2のヨーク 23 連結部 25 第1の凸部 27 第2の凸部 29 連結面 31 検出用コイル 33 検出用回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低透磁率材料または非磁性材料により第
    1のヨークと第2のヨークを結合する連結部を有すると
    ともにローター穴を有する完成ヨークと、径方向に複数
    着磁された永久磁石よりなるローターと、前記完成ヨー
    クと磁気的に結合され励磁用コイルが巻回されたコイル
    巻芯とを備えた時計用ステップモーターにおいて、前記
    第1のヨークに備えられたローター穴の内側で、前記第
    1のヨークと前記連結部との連結面から離れた位置に、
    ローター穴の内部に向かって、第1の凸部を設けるとと
    もに、前記第2のヨークに備えられたローター穴の内側
    で、前記第2のヨークと前記連結部との連結面から離れ
    た位置に、ローター穴の内側に向かって、第2の凸部を
    設け、前記第1の凸部と前記第2の凸部は、前記連結部
    の中心線に対して、ほぼ線対称な位置に配置されている
    ことを特徴とする時計用ステップモーター。
  2. 【請求項2】 前記第1の凸部と前記第2の凸部からな
    る凸部群を2組設け、ローター穴の中心を通り、前記連
    結部の中心線に垂直な線に対して互いにほぼ線対称な位
    置に、前記凸部群をそれぞれ配置したことを特徴とする
    請求項1に記載の時計用ステップモーター。
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