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JP2015052886A - 印刷物検査装置及び印刷物検査方法 - Google Patents

印刷物検査装置及び印刷物検査方法 Download PDF

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JP2015052886A JP2013185017A JP2013185017A JP2015052886A JP 2015052886 A JP2015052886 A JP 2015052886A JP 2013185017 A JP2013185017 A JP 2013185017A JP 2013185017 A JP2013185017 A JP 2013185017A JP 2015052886 A JP2015052886 A JP 2015052886A
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Abstract

【課題】印刷物の文字部に特化して検査を行い、異常があれば、自動的に印刷プロセスのパラメータを調整して、正常に戻すようにする。【解決手段】検査画像取得部213は、印刷用紙(印刷物)を読み取って検査画像データを取得する。マスター画像データ211は、印刷物の元データからマスター画像データを生成する。検査制御部214は、マスター画像データと検査画像データの文字領域を抽出して、両者の差分データ(差分画像データ)を生成し、該差分データをもとに印刷物の文字の異常状態(文字太り、文字細り等)を検査し、異常状態に応じて印刷装置101側に制御情報を送って、印刷プロセスのパラメータを調整するようにする【選択図】図2

Description

本発明は、印刷物の印刷品質を検査する印刷物検査装置及び印刷物検査方法に関する。
従来から、印刷の後処理として、印刷装置から出力される印刷用紙(印刷物)をカメラやラインセンサ等で読取り、印刷が正常に行われているか検査する印刷物検査装置が知られている。このような印刷物検査装置では、一般に印刷物を読み取って得られる検査画像と該印刷物の元データから生成したマスター画像とを比較し、その差分の程度により印刷物が正常か否か判別している。
ところで、検査画像の文字部は、画像処理により、文字縁を文字中より濃くして文字の鮮鋭性を高くする手法を用いることが多い。これにより、特に小ポイント文字は、定着等で文字が太るか文字のつぶれが起こり、判読不可能になることがある。また、印刷プロセス(帯電・露光・現像・転写・定着)の過程で、狙いの文字の太さよりも細くなってしまう場合もあり、これにより特に斜め文字のかすれが生じる可能性がある。このような場合、印刷プロセスのパラメータを調整して文字の太さを調整する必要がある。
しかしながら、従来の印刷物検査装置では、検査画像とマスター画像を比較し、異常と判断した場合には印刷を中止する方法が一般的である(例えば、特許文献1)。このため、1万部単位等の大量印刷などの場合には、印刷機のそばで常に人が監視していて、異常があると、その都度、原因を解析し、文字に異常のあった場合、印刷プロセスのパラメータを手動で調節する必要があった。
本発明は、印刷物の印刷品質を検査する印刷物検査装置において、印刷物の文字部を検査し、異常があれば、自動的に印刷プロセスのパラメータを調整できるようにすることにある。
本発明は、印刷装置で印刷された印刷物の検査を行う印刷物検査装置であって、前記印刷物を読み取って検査画像データとして取得する検査画像取得手段と、前記印刷物の元データからマスター画像データを生成するマスター画像生成手段と、前記マスター画像データと前記検査画像データの文字領域を抽出する文字領域抽出手段と、前記マスター画像データと前記検査画像データの文字領域の差分データを生成し、前記差分データをもとに印刷物の文字の異常状態を検査する検査手段と、前記印刷物の文字の異常状態に応じて前記印刷装置の印刷プロセスのパラメータを調整する調整手段とを有することを主要な特徴とする。
本発明によれば、印刷物の文字部に特化して検査を行い、異常があれば、自動的に正常に戻すことが可能になる。
印刷物検査装置(検査装置)を具備する印刷システムの概略構成図である。 印刷装置と検査装置の処理系の一実施形態に係るブロック図である。 マスター画像生成部の詳細ブロック図である。 画像形成部の詳細構成図である。 文字部の露光を説明する図である。 実施例1の露光位置と露光強度の関係を示す図である。 実施例1の具体的処理イメージを示す図である。 検査制御部の実施例1の動作を説明するフローチャートである。 文字領域抽出の詳細フローチャートである。 文字領域抽出の処理イメージを示す図である。 補正テーブルを示す図である。 検査制御部の実施例2の動作を説明するフローチャートである。 実施例3の露光位置と露光強度の関係を示す図である。 検査制御部の実施例3の動作を説明するフローチャートである。 検査制御部の実施例4の動作を説明するフローチャートである。 検査制御部の実施例5の動作を説明するフローチャートである。 小文字領域判定の詳細フローチャートである。 小文字領域判定の処理イメージを示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る印刷物検査装置を具備する印刷システムの概略構成図である。図1において、101は印刷装置、102は印刷装置101の操作部である。103は印刷装置101に接続された印刷物検査装置(以下、単に検査装置と称す)、104は検査装置103に接続された排紙装置である。
印刷装置101は、DFE(Digital Front End)サーバ等の上位装置(不図)から印刷データを受け取り、必要な画像処理を実施する。そして、印刷装置101は、感光体ドラム113,114,115,116にそれぞれK(ブラック)、C(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー)の静電潜像を形成し、更にトナー像を形成し、このトナー像を中間転写ベルト111上に重ねて転写する。これと並行して、印刷装置101は、給紙部118から用紙を給送し、転写ローラ112にて、中間転写ベルト111上のYMCKのトナー像を用紙に転写し、定着ローラ117にて定着する。片面印刷の場合、印刷装置101は、定着処理された印刷用紙をそのまま検査装置103へ搬送するが、両面印刷の場合には、印刷用紙を反転して、更に印刷用紙の反対側にも同様の処理を行った後、検査装置103へ搬送する。
検査装置103は、印刷装置101から搬送された印刷用紙(印刷物)を、読取り部131,132により読取り、検査画像データを取得する。具体的には、印刷用紙が片面印刷の場合には、読取り部131により印刷用紙の片面(表面)を読取り、印刷用紙が両面印刷の場合には、読取り部131,132により印刷用紙の両面(表面及び裏面)を読み取る。検査装置103は、取得した検査画像データにより、印刷用紙(印刷物)の文字の異常状態を検査し、異常状態に応じて、印刷装置101の印刷プロセスのパラメータを自動的に調整せしめる。この結果、以後、印刷装置101からは、文字異常が解消された良質の印刷物が出力されるようになる。これについて後述する。
検査装置103の読取り部131,132を通過した印刷用紙(印刷物)は、そのまま排紙装置104へ搬送される。排紙装置104は、検査装置103から搬送された印刷用紙を排紙トレイ141にスタックする。
図2は、印刷装置101及び検査装置103の処理系の一実施形態に係るブロック図である。
印刷装置101では、RIP(Raster Image Processor)201が上位装置(不図)からPost Script等のPDLやTIFF等の印刷データを受け取り、CMYKのRIP画像データ(ビットマップデータ)を生成する。印刷制御部202は印刷装置101全体の動作を制御する。該印刷制御部202は、RIP201で生成されたCMYKのRIP画像データを印刷画像処理部203と検査装置103へ送る。印刷画像処理部203は、印刷制御部202からCMYKのRIP画像データを受け取って必要な画像処理を行い、レーザ等の書込み用データ(印刷画像データ)を生成する。この印刷画像処理部203では、例えば、デジタルフィルタにより、文字縁を文字中より濃くして文字の鮮鋭性を高くする処理を行う。画像形成部204は、印刷画像処理部203で生成された印刷画像データに基づいて印刷プロセス(帯電・露光・現像・転写・定着)を実施して印刷用紙(印刷物)を出力する。この画像形成部204は、図1に示したように、一般的な電子写真方式の画像形成機構によって実現される。
検査装置103では、マスター画像生成部(マスター画像生成手段)211が、印刷装置101から送られたCMYKのRIP画像データ(印刷物の元データ)からマスター画像データを生成する。後述するように、マスター画像データは、検査画像取得部213の検査画像データと同一形式をとる。バッファメモリ212は、マスター画像生成部211で生成したマスター画像データを保持する。検査画像取得部(検査画像取得手段)213は、印刷装置101から出力された印刷用紙(印刷物)を読み取って検査画像データとして取得する。この検査画像取得部213は、図1の読取り部131,132に対応し、CMOSセンサ等で構成される。検査制御部214は、バッファメモリ212からマスター画像データ、検査画像取得部213から検査画像データを入力して、検査画像データとマスター画像データの文字領域を抽出し(文字領域抽出手段)、該検査画像データとマスター画像データの文字領域の差分データを生成して、該差分データをもとに印刷物の文字の異常状態を検査し(検査手段)、該印刷物の文字の異常状態に応じて、印刷装置101の印刷制御部202や印刷画像処理部203に制御情報を送って、印刷プロセスのパラメータを自動的に調整するようにする(調整手段)。
実施形態では、検査制御部214は、CPU,ROM,RAM等で構成されるとする。ROMは、あらかじめプログラムやテーブル、その他、必要な情報を記憶している。CPUは、ROMに記憶されたプログラムを実行し、必要に応じてテーブルや情報等を参照することで、各処理手段(文字領域抽出手段、検査手段、調整手段)の機能を実現する。RAMは、CPUで処理途中のデータ等を記憶する。なお、RAMの一部をバッファメモリ212として利用することでもよい。
図3は、検査装置103内のマスター画像生成部211の一実施形態に係るブロック図である。マスター画像生成部211は、少値多値変換処理部301、解像度変換処理部302及び色変換処理部303からなる。
少値多値変換処理部301は、印刷装置101の印刷制御部202から送られたCMYKのRIP画像データを多値化する。RIP201で生成されるCMYKのRIP画像データは、一般に2値画像データである。画像形成部204は、このCMYKの各色2値の画像データに基づいて画像形成処理を実行する。これに対して、検査装置103の検査画像取得部213で取得される検査画像データは、RGBの各色多階調の多値画像データである。このため、少値多値変換処理部301にて、まず、CMYKの各色2値のRIP画像データを多値画像データに変換する。多値画像データは、例えば、CMYK各8ビットで表現される。
解像度変換処理部302は、CMYKの各多値画像データの解像度を、検査画像データの解像度に合わせるように解像度変換を行う。例えば、検査画像データが200dpiの場合、CMYKの各多値画像データの解像度を200dpiに変換する。
色変換処理部303は、解像度変換処理部302によって解像度変換されたCMYKの各多値画像データを、検査画像データと同じRGB形式の画像データに色変換する。
これにより、検査画像データと同一形式のマスター画像データが生成される。例えば、マスター画像データ及び検査画像データとも、解像度が200dpiで、各画素毎にRGB各色8ビットで表現される。画素値は、真黒が0、真白が255である。
図4は、印刷装置101の画像形成部(プリントエンジン)204の詳細ブロック図を示す。画像形成部204は帯電部401、露光部402、現像部403、転写部404、定着部405を備えて、印刷画像処理部203からの印刷画像データにもとづいて画像形成処理を行い、印刷用紙(印刷物)を出力する。
検査装置103の検査制御部214は、印刷用紙(印刷物)の文字に特化した検査を行い、印刷物の文字が異常(文字太り、文字細り等)と判断した場合、印刷装置101の印刷制御部202や印刷画像処理部203に制御情報を送って印刷プロセスのパラメータを調整して、印刷物の文字が正常になるように制御する。
以下、検査装置103の検査制御部214の動作について、いくつかの具体的実施例を詳述する。
実施例1は、印刷物の文字の異常が文字太りの場合には、文字エッジの露光強度を文字中の露光強度より弱くし、文字細りの場合には、文字エッジの露光強度を文字中の露光強度より強くすることで、文字の太りや細りを自動調整するものである。
図5は、文字部の露光を説明する図である。図5において、501は感光体ドラム(図1の113〜116に対応)、502はレーザ光源等の光源である。
感光体ドラム501の外周面が一様に帯電された後、光源502からの光(レーザ光等)により、印刷画像データに応じて、該感光体ドラム501の外周面が感光されて静電潜像が形成される。ここで、文字部(網掛け部分)を文字エッジと文字中に分け、文字エッジの露光を露光1と露光3とし、文字中の露光を露光3とする。
図6は、本実施例における露光位置と露光強度を表わしたグラフである。図6(a)は印刷物の文字の太さが許容値よりも太くなった場合(文字太り)であり、この場合は文字エッジの露光強度(露光1,露光3)を文字中の露光強度(露光2)より弱くする。図6(b)は印刷物の文字の太さが許容値よりも細くなった場合(文字細り)であり、この場合は文字エッジの露光強度(露光1、露光3)を文字中の露光強度(露光2)よりも強くする。これにより、文字の太さを自動的に正常状態に戻すことが可能になる。
図7は、本実施例の具体的処理イメージを示した図である。図7中、横軸は印刷枚数(何枚目の印刷か)を表わし、縦軸は印刷物である検査画像の文字太さを表わす。この例では、3枚目、6枚目に許容範囲を超えて太くなっているので、文字を細くする処理を行う。すなわち、文字エッジの露光強度を文字中の露光強度よりも弱くする。また、7枚目では許容範囲を超えて細くなっているので、文字を太くする処理を行う。すなわち、文字エッジの露光強度を文字中の露光強度よりも強くする。以下、同様に、検査画像の文字太さが、許容範囲を超えて太くなったら、文字を細くする処理を行い、許容範囲を超えて細くなったら、文字を太くする処理を行う。
図8は、検査装置103の検査制御部214における本実施例の動作を説明するフローチャートである。
検査制御部214は、バッファメモリ212からマスター画像データを取り込み(ステップ1001)、検査画像取得部213から印刷物の検査画像データを取り込む(ステップ1002)。先に述べたように、マスター画像データと検査画像データは同一形式の画像データである。例えば、両者とも、解像度が200dpiで、各画素毎にRGB各色8ビットで表現される。画素値は、真黒が0、真白が255である。
検査制御部214は、マスター画像データから文字領域を抽出する(ステップ1003)。図9に文字領域抽出の処理フローチャート、図10に文字領域抽出の処理イメージを示す。図10(a)はマスター画像データの元画像である。
文字領域抽出処理では、マスター画像データについて、まず、黒画素等の連結画素を抽出し、該連結画素を包含する矩形(連結矩形)を生成する(ステップ2001)。図10(b)はこれを示している。次に、近接する連結矩形を包含する矩形を文字矩形として生成する(ステップ2002)。図10(c)はこれを示している。最後に、近接する文字矩形を包含する矩形を生成し、文字領域とする(ステップ2003)。図10(d)はこれを示している。
なお、文字領域抽出方法は、上述の連結画素を用いる方法に限らず、文字領域が抽出できれば、いかなる方法でもよい。
図8に戻り、検査制御部214は、次に、検査画像データから文字領域を抽出する(ステップ1004)。具体的には、マスター画像データの文字領域を利用して、検査画像データから該マスター画像データの文字領域に対応する領域を抽出して検査画像データの文字領域とする。
次に、検査制御部214は、マスター画像データと検査画像データの文字領域の差分データ(差分画像データ)を生成する(ステップ1005)。具体的には、マスター画像データと検査画像データの文字領域について、同じ位置の画素毎に、両者の画素値の差分(差分値)を計算して差分データ(差分画像データ)を生成する。ここで、差分値は次式で求める。
差分値 = 検査画像の画素値 − マスター画像の画素値
次に、検査制御部214は、マスター画像データと検査画像データの文字領域の差分データ(差分画像データ)を基に、印刷物の文字太りの有無を検査する(ステップ1006)。具体的には、差分データの中で、負の差分値が予め定めた負の閾値(th1)以下の画素数を計算し、該画素数の当該差分データ全体の画素数に対する割合(文字太さ度合)αが、予め定めた閾値(th2)以上であるか否かチェックする。そして、αがth2以上であった場合、文字太りと判断する。この場合、検査制御部214は、印刷画像処理部203に対して、文字部の文字エッジの露光強度を文字中の露光強度よりも弱くするための制御情報を送る(ステップ1007)。この制御情報の一部として文字太さ度合αに対応した文字エッジ補正量を印刷画像処理部203に送る。印刷画像処理部203は、この補正量に応じて、フィルタ(デジタルフィルタ)のパラメータ値を変更して、印刷画像データの文字エッジの鮮鋭性が低下するようにする。これにより、露光部402にて、文字部の文字エッジの露光強度が文字中の露光強度より弱くなるように制御される。
文字太りが許容値以内の場合(α<th2)、検査制御部214は、次に、マスター画像データと検査画像データの文字領域の差分データ(差分画像データ)を基に、印刷物の文字細りの有無を検査する(ステップ1008)。具体的には、差分データの中で、正の差分値が予め定めた正の閾値(th3)以上の画素数を計算し、該画素数の当該差分データ全体の画素数に対する割合(文字細さ度合)βが、予め定めた閾値(th4)以上であるか否かチェックする。そして、βがth4以上であった場合、文字細りと判断する。この場合、検査制御部214は、印刷画像処理部203に対して、文字部の文字エッジの露光強度を文字中の露光強度よりも強くするための制御情報を送る(ステップ1009)。この制御情報の一部として、文字細さ度合βに対応した文字エッジ補正量を印刷画像処理部203に送る。印刷画像処理部203は、この補正量に応じて、フィルタのパラメータ値を変更して、印刷画像データの文字エッジの鮮鋭性が高くなるようにする。これにより、露光部402にて、文字部の文字エッジの露光強度が文字中の露光強度より強くなるように制御される。
一方、文字細りが許容値以内の場合(β<th4)、検査制御部214は、印刷物の文字は正常と判断する。なお、文字細りの有無を先に検査し、文字細りが許容値以内の場合、次に文字太りの有無を検査することでもよい。印刷物の文字が正常の場合、検査制御部214は何もしない。
以下、検査制御部214は、各印刷用紙(印刷物)毎に、図8の処理を繰り返すことになる。
図11は、文字太さ度合αや文字細さ度合βに対応した文字エッジ補正量を、ルックアップテーブル(LUT)を用いて取得する例を示した図である。図11において、補正テーブル(1)1101、補正テーブル(2)1102はLUTであり、これらは、あらかじめ不揮発性メモリに保持しておく。
検査制御部214は、印刷物が文字太り異常と判断した場合(α≧th2)、補正テーブル(1)1101から、文字太さ度合αを用いて文字エッジ補正量Aを読み出し、印刷画像処理部203に送ることで、文字部の文字エッジの露光強度を文字中の露光強度よりも弱くするように制御する。また、印刷物が文字細り異常と判断した場合(β≧th4)には、補正テーブル(2)1102から、文字細さ度合βを用いて文字エッジ補正量Bを読み出し、印刷画像処理部203に送ることで、文字部の文字エッジの露光強度を文字中の露光強度よりも強くするように制御する。
なお、文字太さ度合αや文字細さ度合βに対応した文字エッジ補正量は、補正変換式を用いて直接算出することでもよい。
実施例1は、印刷物が文字太り異常や文字細り異常の場合、文字エッジと文字中で露光強度に差をつけるようにしたが、実施例2は、文字太り異常の場合には、文字領域全体の露光強度を弱くし、文字細り異常の場合には、文字領域全体の露光強度を強くすることで、文字の太りや細りを自動調整するものである。
図12は、検査装置103の検査制御部214における本実施例の動作を説明するフローチャートである。図12において、ステップ1001〜1008の動作は、図8と同様であるので、説明を省略する。
検査制御部214は、印刷物が文字太り異常の場合(α≧th2)、印刷画像処理部203に対して、文字領域の全体の露光強度を他の領域の露光強度よりも弱くするための制御情報を送る(ステップ3001)。この制御情報に、文字太さ度合αに対応した補正量を含める。また、印刷物が文字細り異常の場合、印刷画像処理部203に対して、文字領域の全体の露光強度を他の領域の露光強度よりも強くするための制御情報を送る(ステップ3002)。この制御情報に、文字細さ度合βに対応した補正量を含める。
印刷画像処理部203は、検査制御部214から送られた補正量に応じて、例えば、印刷画像データについて、文字部の階調を調整する。この結果、露光部402にて、文字部の露光強度が他の領域より弱くあるいは強くなるように制御される。
本実施例においても、文字太さ度合αや文字細さ度合βに対応した補正量は、LUTを用いて取得することができる。
実施例3は、印刷物の文字の異常が文字太りの場合には、文字エッジの露光時間を文字中の露光時間よりも短くし、文字細りの場合には、文字エッジの露光時間を文字中の露光時間よりも長くすることで、文字の太りや細りを自動的に調整するものである。
図13は、本実施例における露光位置と露光時間を表わしたグラフである。ここで、露光1と露光3は文字エッジの露光を示し、露光3は文字中の露光を示す(図5参照)。図13(a)は、印刷物の文字の異常が文字太りの場合であり、この場合は文字エッジの露光時間(露光1,露光3)を文字中の露光時間(露光2)より短くする。図13(b)は、印刷物の異常が文字細りの場合であり、この場合は文字エッジの露光時間(露光1,露光3)を文字中の露光時間(露光2)よりも長くする。これにより、文字の太さを自動的に正常状態に戻すことが可能になる。
図14は、検査装置103の検査制御部214における本実施例の動作を説明するフローチャートである。図14において、ステップ1001〜1008の動作は図8と同様であるので、説明を省略する。
検査制御部214は、印刷物が文字太り異常の場合(α≧th2)、印刷画像処理部203に対して、文字部の文字エッジの露光時間を文字中の露光時間よりも短くするための制御情報を送る(ステップ4001)。この制御情報に、文字太さ度合αに対応した文字エッジ補正量を含める。また、検査制御部214は、印刷物が文字細り異常の場合(β≧th4)、印刷画像処理部203に対して、文字部の文字エッジの露光時間を文字中の露光時間よりも短くするための制御情報を送る(ステップ4002)。この制御情報に、文字細さ度合βに対応した文字エッジ補正量を含める。
印刷画像処理部203は、検査制御部214から送られた文字エッジ補正量に応じて、印刷画像データの文字エッジの長さを調整する。この結果、露光部402にて、印刷物の文字の異常が文字太りの場合には、文字エッジの露光時間が文字中の露光時間よりも短くなるように制御され、文字の異常が文字細りの場合には、文字エッジの露光時間が文字中の露光時間より長くなるように制御される。
本実施例においても、文字太さ度合αや文字細さ度合βに対応した補正量(文字エッジ補正量)は、LUTを用いて取得することができる。
実施例3は、印刷物が文字太り異常や文字細り異常の場合、文字エッジと文字中で露光時間に差をつけたが、実施例4は、文字太り異常の場合には、文字領域全体の露光時間を他の領域の露光時間よりも短くし、文字細り異常の場合には、文字領域全体の露光時間を他の領域の露光時間よりも長くことで、文字の太りや細りを自動調整するものである。
図15は、検査装置103の検査制御部214における本実施例の動作を説明するフローチャートである。図15において、ステップ1001〜1008の動作は図8と同様であるので、説明を省略する。
検査制御部214は、印刷物が文字太り異常の場合(α≧th2)、印刷画像処理部203に対して、文字領域の露光時間を他の領域の露光時間よりも短くするための制御情報を送る(ステップ5001)。この制御情報に、文字太さ度合αに対応した補正量を含める。また、印刷物が文字細り異常の場合、印刷画像処理部203に対して、文字領域の露光時間を他の領域の露光時間よりも長くするための制御情報を送る(ステップ5002)。この制御情報に、文字細さ度合βに対応した補正量を含める。
印刷画像処理部203は、検査制御部214から送られた補正量に応じて、印刷画像データの文字部の長さを調整する。この結果、露光部402にて、文字領域の露光時間が他の領域より短くあるいは長くなるように制御される。
本実施例においても、文字太さ度合αや文字細さ度合βに対応した補正量は、LUTを用いて取得することができる。
特に小文字の場合、文字太りや文字細りが起こると、判読不可能になる。実施例5は、検査対象を印刷物中の小文字に特化し、小文字領域が文字太り異常の場合には、文字エッジの露光強度を文字中の露光強度より弱くし、文字細り異常の場合には、文字エッジの露光強度を文字中の露光強度より強くして、小文字を適正な太さに自動調整するものである。
図16は、検査装置103の検査制御部214における本実施例の動作を説明するフローチャートである。
検査制御部214は、バッファメモリ212からマスター画像データを取り込み(ステップ6001)、検査画像取得部213から印刷物の検査画像データを取り込む(ステップ6002)。マスター画像データと検査画像データは同一形式の画像データである。例えば、両者とも、解像度が200dpiで、各画素毎にRGB各色8ビットで表現される。画素値は、真黒が0、真白が255である。
次に、検査制御部214は、マスター画像データから文字領域を抽出する(ステップ6003)。図9及び図10で説明したように、文字領域抽出処理では、マスター画像データについて、まず、黒画素等の連結画素を抽出し、該連結画素を包含する矩形(連結矩形)を生成する。次に、近接する連結矩形を包含する矩形を文字矩形として生成する。最後に、近接する文字矩形を包含する矩形を生成し、文字領域とする。
次に、検査制御部214は、文字領域が小文字領域か否か判定する(ステップ6004)。図17に小文字領域判定の詳細フローチャート、図18に小文字領域判定の処理イメージを示す。図18(a)は、抽出された文字領域である。
検査制御部214は、まず、抽出された文字領域内の各文字矩形の縦方向の画素数の和sumhを算出する(ステップ7001)。図18(b)の例では、sumh=h1+h2+h3である。次に、抽出された文字領域に含まれる各文字矩形の横方向の画素数の和sumwを算出する(ステップ7002)。図18(b)の例では、sumw=w1+w2+w3である。次に、1文字当たりの文字矩形の長さ(平均文字矩形長)ave_dを計算する(ステップ7003)。文字領域の文字数をn、画像の解像度をm(dpi)とすると、ave_d(inch)は、次式で求められる。
ave_d = {(sumh+sumw)/(n×2)}/m)
検査制御部214は、平均文字矩形長ave_dを閾値(小文字閾値)smoji_dより小さいか否か判定する(ステップ7004)。そして、ave_d<smoji_dならば、文字領域は小文字領域と判断し(ステップ7005)、ave_d≧smoji_dならば、文字領域は小文字領域でないと判断する。
図16に戻り、検査制御部214は、文字領域が小文字領域でなかった場合、処理を終了とし、小文字領域の場合のみ、ステップ6005以降の処理を行う。なお、文字領域が複数存在する場合、1つでも小文字領域があれば、ステップ6005以降の処理を行うようにする。
検査制御部214は、マスター画像データの文字領域が小文字領域の場合、次に、検査画像データから文字領域(小文字領域)を抽出する(ステップ6005)。具体的には、マスター画像データの文字領域(小文字領域)を利用して、検査画像データから該マスター画像データの文字領域に対応する領域を抽出して検査画像データの文字領域(小文字領域)とする。
次に、検査制御部214は、マスター画像データと検査画像データの文字領域(小文字領域)の差分データ(差分画像データ)を生成する(ステップ6006)。具体的には、マスター画像データと検査画像データの文字領域(小文字領域)について、先の実施例1と同様に、同じ位置の画素毎に、両者の画素値の差分(差分値)を計算して差分データ(差分画像データ)を生成する。ここで、差分値は次式で求める。
差分値 = 検査画像の画素値 − マスター画像の画素値
次に、検査制御部214は、マスター画像データと検査画像データの文字領域(小文字領域)の差分データ(差分画像データ)を基に、印刷物の文字太りの有無を検査する(ステップ6007)。具体的には、差分データの中で、負の差分値が予め定めた負の閾値(th5)以下の画素数を計算し、該画素数の当該差分データ全体の画素数に対する割合(文字太さ度合)αが、予め定めた閾値(th6)以上であるか否かチェックする。そして、αがth6以上であった場合、文字太りと判断する。この場合、検査制御部214は、印刷画像処理部203に対して、文字部(小文字)の文字エッジの露光強度を文字中の露光強度よりも弱くするための制御情報を送る(ステップ6008)。この制御情報の一部として文字太さ度合αに対応した文字エッジ補正量を印刷画像処理部203に送る。印刷画像処理部203は、この補正量に応じて、フィルタ(デジタルフィルタ)のパラメータ値を変更して、印刷画像データの文字エッジの鮮鋭性が低下するようにする。これにより、露光部402にて、小文字の文字エッジの露光強度が文字中の露光強度より弱くなるように制御される。
文字太りが許容値以内の場合(α<th6)、検査制御部214は、次に、マスター画像データと検査画像データの文字領域(小文字領域)の差分データ(差分画像データ)を基に、印刷物の文字細りの有無を検査する(ステップ6009)。具体的には、差分データの中で、正の差分値が予め定めた正の閾値(th7)以上の画素数を計算し、該画素数の当該差分データ全体の画素数に対する割合(文字細さ度合)βが、予め定めた閾値(th8)以上であるか否かチェックする。そして、βがth8以上であった場合、文字細りと判断する。この場合、検査制御部214は、印刷画像処理部203に対して、文字部(小文字)の文字エッジの露光強度を文字中の露光強度よりも強くするための制御情報を送る(ステップ6010)。この制御情報の一部として、文字細さ度合βに対応した文字エッジ補正量を印刷画像処理部203に送る。印刷画像処理部203は、この補正量に応じて、フィルタのパラメータ値を変更して、印刷画像データの文字エッジの鮮鋭性が高くなるようにする。これにより、露光部402について、小文字の文字エッジの露光強度が文字中の露光強度より強くなるように制御される。
一方、文字細りが許容値以内の場合(β<th8)、検査制御部214は、印刷物の文字(小文字)は正常と判断する。なお、文字細りの有無を先に検査し、文字細りが許容値以内の場合、次に文字太りの有無を検査することでもよい。印刷物の文字(小文字)が正常の場合、検査制御部214は何もしない。
以下、検査制御部214は、各印刷用紙(印刷物)毎に、図16の処理を繰り返すことになる。
実施例6は、検査対象を印刷物の小文字領域に特定して、文字太り異常の場合には、文字領域(小文字領域)全体の露光強度を弱くし、文字細り異常の場合には、文字領域(小文字領域)全体の露光強度を強くすることで、小文字の太りや細りを抑制するものである。
実施例6の動作は、対象の文字領域が小文字領域であることを除けば、先の実施例2と基本的に同様であるので、説明を省略する。
実施例7は、検査対象を印刷物の小文字領域に特定して、文字太り異常の場合には、文字エッジの露光時間を文字中の露光時間よりも短くし、文字細り異常の場合には、文字エッジの露光時間を文字中の露光時間よりも長くすることで、小文字の太りや細りを抑制するものである。
実施例7の動作は、対象の文字領域が小文字領域であることを除けば、先の実施例3と基本的に同様であるので、説明を省略する。
実施例8は、検査対象を印刷物の小文字領域に特定して、文字太り異常の場合は、文字領域(小文字領域)全体の露光時間を短くし、文字細り異常の場合には、文字領域(小文字領域)全体の露光時間を長くすることで、小文字の太りや細りを抑制するものである。
実施例8の動作は、対象の文字領域が小文字領域であることを除けば、先の実施例4と基本的に同様であるので、説明を省略する。
以上、いくつかの実施例について詳述したが、本発明は、これらの実施例に限定されるものではない。実施例1〜8では、検査装置103の検査制御部214が印刷装置101の印刷画像処理部203に制御情報(補正量等)を送り、印刷画像処理部203で所定の画像処理を行うことで、露光部402において、自動的に露光強度や露光時間が制御されるようにしたが、検査制御部214から露光部402へ制御情報を送り、露光部402の側で露光強度や露光時間を制御することでもよい。
また、検査装置103の検査制御部214は、印刷装置101の印刷制御部202へ制御情報を送り、印刷制御部202が現像部403の動作を制御することで、文字太りや文字細りを調整することでもよい。例えば、現像部403における地肌ポテンシャルを制御するとか(文字が太い場合は地肌ポテンシャルを大きくし、文字が細い場合は地肌ポテンシャルを小さくする)、現像部403における線速比を制御するとか(文字が太い場合は線速比を大きくし、文字が細い場合には線速比を小さくする)、現像部403におけるトナー汲み上げ量を制御するとか(文字が太い場合は汲み上げ量を小さくし、文字か細い場合は汲み上げ量を大きくする)、等を行う。
また、マスター画像データと検査画像データの文字領域の差分データの生成では、特にカラー画像を考慮していなかったが、カラー画像を考慮した場合、例えば、次のようにして差分データを生成すればよい。第1の方法は、検査画像データのG成分とマスター画像データのG成分について差分を計算することで、差分データを生成する。第2の方法は、検査画像データとマスター画像データのGRB画像をそれぞれL*a*b変換し、L*成分(輝度成分)について差分を計算することで、差分データを生成する。
101 印刷装置
103 検査装置(印刷物検査装置)
201 RIP
202 印刷制御部
203 印刷画像処理部
204 画像形成部(プリントエンジン)
211 マスター画像生成部
212 バッファメモリ
213 検査画像取得部
214 検査制御部
401 帯電部
402 露光部
403 現像部
404 転写部
405 定着部
特開2012−108854号公報

Claims (8)

  1. 印刷装置で印刷された印刷物の検査を行う印刷物検査装置であって、
    前記印刷物を読み取って検査画像データとして取得する検査画像取得手段と、
    前記印刷物の元データからマスター画像データを生成するマスター画像生成手段と、
    前記マスター画像データと前記検査画像データの文字領域を抽出する文字領域抽出手段と、
    前記マスター画像データと前記検査画像データの文字領域の差分データを生成し、前記差分データをもとに印刷物の文字の異常状態を検査する検査手段と、
    前記印刷物の文字の異常状態に応じて前記印刷装置の印刷プロセスのパラメータを調整する調整手段と、
    を有することを特徴とする印刷物検査装置。
  2. 前記文字領域抽出手段は、前記マスター画像データの文字領域を抽出し、前記検査画像データから前記マスター画像データの文字領域に対応する領域を抽出して検査画像データの文字領域とする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷物検査装置。
  3. 前記検査手段は、前記差分データをもとに、前記印刷物の文字の文字太り、文字細りを検査し、
    前記調整手段は、前記文字太りの場合には、文字領域の露光強度を他の領域に比べて弱くし、前記文字細りの場合には、文字領域の露光強度を他の領域に比べて強くする、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷物検査装置。
  4. 前記検査手段は、前記差分データをもとに、前記印刷物の文字の文字太り、文字細りを検査し、
    前記調整手段は、前記文字太りの場合には、文字領域の文字エッジの露光強度を文字中の露光強度に比べて弱くし、前記文字細りの場合には、文字領域の文字エッジの露光強度を文字中の露光強度に比べて強くする、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷物検査装置。
  5. 前記検査手段は、前記差分データをもとに、前記印刷物の文字の文字太り、文字細りを検査し、
    前記調整手段は、前記文字太りの場合には、文字領域の露光時間を他の領域に比べて短くし、前記文字細りの場合には、文字領域の露光時間を他の領域に比べて長くする、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷物検査装置。
  6. 前記検査手段は、前記差分データをもとに、前記印刷物の文字の文字太り、文字細りを検査し、
    前記調整手段は、前記文字太りの場合には、文字領域の文字エッジの露光時間を文字中の露光時間に比べて短くし、前記文字細りの場合には、文字領域の文字エッジの露光時間を文字中の露光時間に比べて長くする、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷物検査装置。
  7. 前記文字領域が小文字領域か否か判定する手段を更に有し、
    前記検査手段は、前記文字領域が小文字領域である場合に、前記マスター画像データと前記検査画像データの文字領域(小文字領域)の差分データを生成し、前記差分データをもとに印刷物の文字の異常状態を検査する、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の印刷物検査装置。
  8. 印刷装置で印刷された印刷物の検査を行う印刷物検査方法であって、
    前記印刷物を読み取って検査画像データとして取得する検査画像取得工程と、
    前記印刷物の元データからマスター画像データを生成するマスター画像生成工程と、
    前記マスター画像データと前記検査画像データの文字領域を抽出する文字領域抽出工程と、
    前記マスター画像データと前記検査画像データの文字領域の差分データを生成し、前記差分データをもとに印刷物の文字の異常状態を検査する検査工程と、
    前記印刷物の文字の異常状態に応じて前記印刷装置の印刷プロセスのパラメータを調整する調整工程と、
    を有することを特徴とする印刷物検査方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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