JP2015031975A - 巡回業務支援システム、巡回業務支援方法及び巡回業務支援システム用プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】巡回員が持つ携帯装置2は位置情報取得手段7aと歩数計数手段7bを有する。管理装置3は、各標識装置の既定位置情報及び基準歩数情報と、位置情報比較手段18aと、位置判定手段19aと、歩数情報比較手段18bと、歩数判定手段19bを有する。携帯装置が点検エリアの標識装置1を認識すると、有効な現在位置情報が得られた場合は、これと識別情報が管理装置に送られ、現在位置情報が既定位置情報と比較され、比較結果が所定範囲を超えると標識装置の位置異常と判定する。有効な現在位置情報が得られない場合、現在歩数情報が管理装置に送られて標識装置の位置異常が判定される。
【選択図】図3
Description
巡回エリアに含まれる複数の点検エリアごとに設けられた標識装置と、巡回員に携帯されて前記標識装置を認識する携帯装置と、前記携帯装置と通信する管理装置を備えた巡回業務支援システムであって、
前記携帯装置が、
前記携帯装置の現在位置を示す現在位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記巡回員の現在歩数情報を取得するために歩数を計数する歩数計数手段と、
前記標識装置を認識すると、認識した前記標識装置の識別情報と、有効な前記現在位置情報及び前記現在歩数情報を対応付けて記憶する記憶手段と、
前記位置情報取得手段により有効な現在位置情報が取得されたと判定した場合には対応付けられた前記識別情報と有効な前記現在位置情報を前記管理装置に送信し、有効な現在位置情報が取得されなかったと判定した場合には対応付けられた前記識別情報と前記現在歩数情報を前記管理装置に送信する第1の制御手段と、
を備えており、
前記管理装置が、
前記各標識装置の位置を示す既定位置情報と基準歩数情報を記憶する記憶手段と、
対応付けられた前記識別情報と有効な前記現在位置情報を前記携帯装置から取得し、前記識別情報が示す前記標識装置に対応した前記既定位置情報と前記現在位置情報を比較する位置情報比較手段と、
前記位置情報比較手段による比較の結果が所定範囲を超えている場合に前記点検エリア内で前記標識装置が設けられた位置が異常であると判定する位置判定手段と、
対応付けられた前記識別情報と前記現在歩数情報を前記携帯装置から取得し、該現在歩数情報を前記基準歩数情報と比較する歩数情報比較手段と、
前記歩数情報比較手段による比較の結果が所定範囲を外れているか否かを判定する歩数判定手段と、
前記携帯装置の前記第1の制御手段が、有効な現在位置情報が取得されたと判定した場合には前記位置情報比較手段による比較と前記位置判定手段による判定を実行し、有効な現在位置情報が取得されなかったと判定した場合には前記歩数情報比較手段による比較と前記歩数判定手段による判定を実行する第2の制御手段と、
を備えていることを特徴としている。
巡回エリアに含まれる複数の点検エリアごとに設けられた標識装置と、巡回員に携帯されて前記標識装置を認識する携帯装置を備えた巡回業務支援システムであって、
前記携帯装置が、
前記携帯装置の現在位置を示す現在位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記巡回員の現在歩数情報を取得するために歩数を計数する歩数計数手段と、
前記各標識装置の位置を示す既定位置情報と基準歩数情報を記憶し、前記標識装置を認識すると、認識した前記標識装置の識別情報と有効な前記現在位置情報及び前記現在歩数情報を対応付けて記憶する記憶手段と、
記憶された前記識別情報が示す前記標識装置に対応した前記既定位置情報と有効な前記現在位置情報を比較する位置情報比較手段と、
前記位置情報比較手段による比較の結果が所定範囲を超えている場合に前記点検エリア内で前記標識装置が設けられた位置が異常であると判定する位置判定手段と、
前記基準歩数情報と前記現在歩数情報を比較する歩数情報比較手段と、
前記歩数情報比較手段による比較の結果が所定範囲を外れているか否かを判定する歩数判定手段と、
前記位置情報取得手段により有効な現在位置情報が取得されたと判定した場合には前記位置情報比較手段による比較と前記位置判定手段による判定を実行し、有効な現在位置情報が取得されなかったと判定した場合には前記歩数情報比較手段による比較と前記歩数判定手段による判定を実行する制御手段と、
を備えていることを特徴としている。
前記標識装置は、記憶された前記識別情報が近接的に読み取り可能とされた識別タグであり、
前記携帯装置は、前記識別タグの前記識別情報を近接的に読み取る読取手段を備えていることを特徴としている。
前記携帯装置が、
前記標識装置を認識すると、対応する点検エリアの点検項目を表示する点検項目表示手段と、
前記点検項目表示手段に表示された前記点検項目について点検結果情報を設定する点検情報入力手段と、
前記点検結果情報に応じて前記点検エリアの点検終了を判定する点検判定手段と、
を備えており、
前記点検判定手段が点検終了と判定していれば、前記点検エリアの次の点検エリアに設けられた標識装置を前記携帯装置が認識したときに、前記携帯装置の前記記憶手段は、当該標識装置の識別情報と、有効な前記現在位置情報及び前記現在歩数情報を対応付けて記憶することを特徴としている。
巡回エリアに含まれる複数の点検エリアごとに設けられた標識装置と、巡回員に携帯されて前記標識装置によって認識される携帯装置とを備えた巡回業務支援システムであって、
前記携帯装置が、
前記携帯装置の現在位置を示す現在位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記巡回員の現在歩数情報を取得するために歩数を計数する歩数計数手段と、
前記位置情報取得手段により有効な現在位置情報が取得されたと判定した場合には有効な前記現在位置情報を前記標識装置に送信し、有効な現在位置情報が取得されなかったと判定した場合には前記現在歩数情報を前記標識装置に送信する第1の制御手段と、
を備えており、
前記標識装置が、
前記標識装置の識別情報と前記標識装置の位置を示す既定位置情報と基準歩数情報を記憶する記憶手段と、
前記携帯装置を認識すると、前記記憶手段の前記既定位置情報と前記携帯装置から取得した有効な前記現在位置情報を比較する位置情報比較手段と、
前記位置情報比較手段による比較の結果が所定範囲を超えている場合に前記点検エリア内で前記標識装置が設けられた位置が異常であると判定する位置判定手段と、
前記携帯装置を認識すると、前記記憶手段の前記基準歩数情報と前記携帯装置から取得した前記現在歩数情報を比較する歩数情報比較手段と、
前記歩数情報比較手段による比較の結果が所定範囲を外れているか否かを判定する歩数判定手段と、
前記携帯装置の前記第1の制御手段が、有効な現在位置情報が取得されたと判定した場合には前記位置情報比較手段による比較と前記位置判定手段による判定を実行し、有効な現在位置情報が取得されなかったと判定した場合には前記歩数情報比較手段による比較と前記歩数判定手段による判定を実行する第2の制御手段と、
を備えていることを特徴としている。
前記携帯装置は、前記標識装置によって読み取り可能な識別タグを備えており、
前記標識装置は、前記携帯装置の前記識別タグを近接的に読み取り可能な読取手段を備えていることを特徴としている。
前記携帯装置が、
前記標識装置によって認識されると、点検を行なおうとする点検エリアの点検項目を表示する点検項目表示手段と、
前記点検項目表示手段に表示された前記点検項目について点検結果情報を設定する点検情報入力手段と、
を備えており、
前記標識装置が、
前記携帯装置における前記点検結果情報に応じて前記点検エリアの点検終了を判定する点検判定手段を備えており、
前記位置情報比較手段は、前記点検判定手段が点検終了と判定していれば、前記既定位置情報と前記携帯装置の現在位置情報を比較し、
前記歩数情報比較手段は、前記点検判定手段が点検終了と判定していれば、前記基準歩数情報と前記現在歩数情報を比較することを特徴としている。
前記標識装置が前記標識装置と通信する管理装置を備えており、前記位置情報比較手段と前記位置判定手段と前記歩数情報比較手段と前記歩数判定手段と前記点検判定手段の少なくとも一部が、前記管理装置に設けられていることを特徴としている。
巡回エリアに含まれる複数の点検エリアごとに標識装置を設け、携帯装置を携帯した巡回員に前記各点検エリアを巡回させ、前記携帯装置と通信可能な管理装置で巡回員の巡回業務を支援する巡回業務の支援方法であって、
前記携帯装置においては、
前記標識装置を認識して前記標識装置から識別情報を取得するとともに、前記標識装置を認識したときの位置を示す現在位置情報と前記巡回員の現在歩数情報を取得し、有効な前記現在位置情報が取得された場合には少なくとも前記識別情報と前記現在位置情報を前記管理装置に送信し、有効な前記現在位置情報が取得されなかった場合には前記識別情報と前記現在歩数情報を前記管理装置に送信し、
前記管理装置においては、
有効な前記現在位置情報が送信された場合には、前記各標識装置の位置を示す既定位置情報が記憶された記憶手段から、前記識別情報が示す前記標識装置に対応した前記既定位置情報を読み出し、これと有効な前記現在位置情報を比較し、比較の結果が所定範囲を超えていれば、前記点検エリア内で前記標識装置が設けられた位置が異常であると判定し、
有効な前記現在位置情報が取得されず前記現在歩数情報が送信された場合には、前記各標識装置に対応する基準歩数情報が記憶された記憶手段から、前記識別情報が示す前記標識装置に対応した前記基準歩数情報を読み出し、これと前記現在歩数情報を比較し、比較の結果が所定範囲を超えていれば、前記点検エリア内で前記標識装置が設けられた位置が異常であると判定することを特徴としている。
巡回エリアに含まれる複数の点検エリアごとに標識装置を設け、携帯装置を携帯した巡回員に前記各点検エリアを巡回させ、前記携帯装置で巡回員の巡回業務を支援する巡回業務の支援方法であって、
前記携帯装置で前記標識装置を認識して前記標識装置から識別情報を取得したときに、前記携帯装置の位置を示す現在位置情報と前記巡回員の現在歩数情報を取得し、有効な前記現在位置情報が取得された場合には、前記各標識装置の位置を示す既定位置情報が記憶された記憶手段から、前記識別情報が示す前記標識装置に対応した前記既定位置情報を読み出し、これと前記現在位置情報を比較し、比較の結果が所定範囲を超えていれば、前記点検エリア内で前記標識装置が設けられた位置が異常であると判定し、
有効な前記現在位置情報が取得されなかった場合には、前記各標識装置に対応する基準歩数情報が記憶された記憶手段から、前記識別情報が示す前記標識装置に対応した前記基準歩数情報を読み出し、これと前記現在歩数情報を比較し、比較の結果が所定範囲を超えていれば、前記点検エリア内で前記標識装置が設けられた位置が異常であると判定することを特徴としている。
巡回エリアに含まれる複数の点検エリアごとに標識装置を設け、携帯装置を携帯した巡回員に前記各点検エリアを巡回させ、前記携帯装置で巡回員の巡回業務を支援する巡回業務の支援方法であって、
前記携帯装置においては、
前記携帯装置の現在位置を示す現在位置情報と前記巡回員の現在歩数情報を取得し、有効な現在位置情報が取得された場合には有効な前記現在位置情報を前記標識装置に送信し、有効な現在位置情報が取得されない場合には前記現在歩数情報を前記標識装置に送信し、
前記標識装置においては、
前記標識装置が前記携帯装置を認識したときに、前記携帯装置において有効な前記現在位置情報が取得されている場合には前記標識装置の位置を示す既定位置情報と前記現在位置情報を比較し、比較の結果が所定範囲を超えていれば、前記点検エリア内で前記標識装置が設けられた位置が異常であると判定し、前記携帯装置において有効な前記現在位置情報が取得されていない場合には前記各標識装置に対応する基準歩数情報と前記現在歩数情報を比較し、比較の結果が所定範囲を超えていれば、前記点検エリア内で前記標識装置が設けられた位置が異常であると判定することを特徴としている。
巡回エリアに含まれる複数の点検エリアごとに設けられた標識装置と、巡回員に携帯されて前記標識装置を認識する携帯装置と、前記携帯装置と通信する管理装置を備えた巡回業務支援システムを作動させる巡回業務支援システム用プログラムであって、
前記携帯装置の一部を構成するコンピュータに、
前記標識装置を認識した場合に、前記携帯装置の現在位置を示す現在位置情報と、前記巡回員の歩数を示す現在歩数情報を取得する手順と、
有効な前記現在位置情報が取得されたか否かを判定する手順と、
認識した前記標識装置の識別情報と、有効な前記現在位置情報と、前記現在歩数情報を対応付けて記憶する手順と、
有効な前記現在位置情報が取得された場合には少なくとも前記識別情報と前記現在位置情報を前記管理装置に送信し、有効な前記現在位置情報が取得されなかった場合には前記識別情報と前記現在歩数情報を前記管理装置に送信する手順と、
を実行させる携帯装置用プログラムと、
前記管理装置の一部を構成するコンピュータに、
前記携帯装置との通信を行う手順と、
前記各標識装置の位置を示す既定位置情報と基準歩数情報を記憶手段に記憶して保持する手順と、
前記携帯装置から有効な前記現在位置情報が送信された場合には、前記記憶手段から、前記識別情報が示す前記標識装置に対応した前記既定位置情報を読み出し、これと有効な前記現在位置情報を比較し、比較の結果が所定範囲を超えていれば、前記点検エリア内で前記標識装置が設けられた位置が異常であると判定し、
前記携帯装置から有効な前記現在位置情報が送信されず前記現在歩数情報が送信された場合には、前記記憶手段から、前記識別情報が示す前記標識装置に対応した前記基準歩数情報を読み出し、これと前記現在歩数情報を比較し、比較の結果が所定範囲を超えていれば、前記点検エリア内で前記標識装置が設けられた位置が異常であると判定する手順と、
を実行させる管理装置用プログラムと、
を備えていることを特徴としている。
巡回エリアに含まれる複数の点検エリアごとに設けられた標識装置と、巡回員に携帯されて前記標識装置を認識する携帯装置を備えた巡回業務支援システムを作動させる巡回業務支援システム用プログラムであって、
前記携帯装置の一部を構成するコンピュータに、
前記標識装置を認識して前記標識装置から識別情報を取得したときに前記携帯装置の現在位置を示す現在位置情報と前記巡回員の歩数を示す現在歩数情報を取得する手順と、
前記各標識装置の位置を示す既定位置情報と基準歩数情報を記憶手段に記憶して保持する手順と、
有効な前記現在位置情報が取得された場合には、前記記憶手段から、前記識別情報が示す前記標識装置に対応した前記既定位置情報を読み出し、これと前記現在位置情報を比較し、比較の結果が所定範囲を超えていれば、前記点検エリア内で前記標識装置が設けられた位置が異常であると判定し、
有効な前記現在位置情報が取得されない場合には、前記記憶手段から、前記識別情報が示す前記標識装置に対応した前記基準歩数情報を読み出し、これと前記現在歩数情報を比較し、比較の結果が所定範囲を超えていれば、前記点検エリア内で前記標識装置が設けられた位置が異常であると判定する手順と、
を実行させることを特徴としている。
巡回エリアに含まれる複数の点検エリアごとに設けられた標識装置と、巡回員に携帯されて前記標識装置によって認識される携帯装置とを備えた巡回業務支援システムを作動させる巡回業務支援システム用プログラムであって、
前記携帯装置の一部を構成するコンピュータに、
前記標識装置によって認識されたときに前記携帯装置の現在位置を示す現在位置情報と前記巡回員の現在歩数情報を取得する手順と、
有効な現在位置情報が取得された場合には有効な前記現在位置情報を前記標識装置に送信し、有効な現在位置情報が取得されない場合には前記現在歩数情報を前記標識装置に送信手順と、
を実行させる携帯装置用プログラムと、
前記標識装置の一部を構成するコンピュータに、
前記標識装置の識別情報と前記標識装置の位置を示す既定位置情報と基準歩数情報を記憶して保持する手順と、
前記携帯装置を認識すると、
前記携帯装置において有効な前記現在位置情報が取得されている場合には、前記既定位置情報と前記携帯装置から取得した前記現在位置情報を比較し、比較の結果が所定範囲を超えていれば、前記点検エリア内で前記標識装置が設けられた位置が異常であると判定する手順と、
前記携帯装置において有効な前記現在位置情報が取得されていない場合には、前記基準歩数情報と前記現在歩数情報を比較し、比較の結果が所定範囲を超えていれば、前記点検エリア内で前記標識装置が設けられた位置が異常であると判定する手順と、
を実行させる標識装置用プログラムと、
を備えていることを特徴としている。
図1は、巡回業務の対象となる建物T内に設定された巡回エリアを示している。この巡回エリアは、図中一点鎖線で区分した各領域に記号A〜Fを付して示したように、点検エリアと呼ばれる複数の区画に分けられている。各点検エリアA〜Fでは、図中記号ア〜チで示すように巡回員が点検すべき点検項目が定められている。図中破線の矢印で示すように、巡回員Pは、所定の順序で各点検エリアを巡回し、各点検エリアA〜F内では所定の順序で各点検項目ア〜チを点検していく。
図3に示すように、巡回エリアを構成する各点検エリアA,B…には、それぞれ標識装置1が設けられている。標識装置1は、具体的にはNFCタグのような識別タグによって構成されており、各点検エリアに設けられた標識装置1であることを示す識別情報がそれぞれ記憶されていて、後述する携帯装置2の読取装置によって近接的に読み取ることにより当該標識装置1がいずれの点検エリアに設けられたものであるかを知ることができるようになっている。標識装置1は、壁面に貼付けられたり壁紙の裏側等に埋め込まれて設置される等、外観上、少なくとも第3者からは視認しにくいような態様で設置されることがセキュリティー上は好ましい。なお、巡回員Pは標識装置1が設置されている位置を予め知っているものとする。なお、ここで標識装置1とは、必ずしもNFCタグのように機械的又は電子的な内部構造を有するデバイスとの意味ではなく、要するに点検エリアの識別を行なう媒体となるものであればよく、より簡素な構成として、例えば各種バーコード類を用いることもできる。その場合、バーコードを光学的に読み取るためには、NFCタグとは異なり、当該バーコードは各点検エリアにおいて視認可能な状態で設置する必要がある。
図5に示すように、携帯装置2側の巡回業務手順においては、まず巡回業務の開始にあたり、携帯装置2に全点検エリアの点検項目に関するデータを記憶させる(S1)。そのデータ記憶の手段は、管理室の管理装置3からのダウンロードでもよいし、その他の管理用サーバ等からのダウンロードでもよく、さらに点検項目に関するデータを記憶した記憶媒体を携帯装置2に接続して行なってもよい。
なお、以下の説明では、第1実施形態と異なる特徴部分を説明するとともに、第1実施形態と共通となる部分については必要に応じて説明を適宜省略し、その説明を省略した部分については、前記特徴部分と矛盾しない範囲において第1実施形態における図示及び説明を援用するものとする。
巡回業務の開始にあたり、携帯装置2aの記憶手段8aに、各点検エリアにおいて各標識装置1が設置された位置を示す既定位置情報と、全点検エリアの点検項目に関するデータを記憶させる。データは、外部記憶手段との接続や、管理室の管理装置との通信等によって携帯装置2aに供給することができる。
なお、以下の説明では、第1実施形態及び第2実施形態と異なる特徴部分を説明するとともに、これら各実施形態と共通となる部分については必要に応じて説明を適宜省略し、その説明を省略した部分については、前記特徴部分と矛盾しない範囲において第1実施形態及び第2実施形態における図示及び説明を援用するものとする。
巡回業務の開始にあたり、携帯装置22の記憶手段24に、全点検エリアの点検項目に関するデータを記憶させる。データは、外部記憶手段と接続して供給できるが、図示しない通信手段を用いた管理室の管理装置との通信等によって携帯装置22に供給することもできる。
A〜F…点検エリア
ア〜チ…点検項目
(1) 第1実施形態(図3)及び請求項1
1…標識装置(識別タグ)
2…携帯装置
3…管理装置
5…携帯装置の制御手段
6…携帯装置の読取手段
7a…携帯装置の位置情報取得手段
7b…携帯装置の歩数計数手段
8…携帯装置の記憶手段
15…管理装置の制御手段
16…管理装置の記憶手段
18a…管理装置の位置情報比較手段
18b…管理装置の歩数情報比較手段
19a…管理装置の位置判定手段
19b…管理装置の歩数判定手段
(2) 第2実施形態(図6)及び請求項2
1…標識装置(識別タグ)
2a…携帯装置
5a…携帯装置の制御手段
6…携帯装置の読取手段
7a…携帯装置の位置情報取得手段
7b…携帯装置の歩数計数手段
8a…携帯装置の記憶手段
18a…携帯装置の位置情報比較手段
18b…携帯装置の歩数情報比較手段
19a…携帯装置の位置判定手段
19b…携帯装置の歩数判定手段
(3) 第3実施形態(図7)及び請求項5
6…標識装置の読取手段
7a…携帯装置の位置情報取得手段
7b…携帯装置の歩数計数手段
18a…標識装置の位置情報比較手段
18b…標識装置の歩数情報比較手段
19a…標識装置の位置判定手段
19b…標識装置の歩数判定手段
21…標識装置
22…携帯装置
23…携帯装置の制御手段
24…携帯装置の記憶手段
25…標識装置の制御手段
26…標識装置の記憶手段
30…携帯装置の識別タグ
Claims (14)
- 巡回エリアに含まれる複数の点検エリアごとに設けられた標識装置と、巡回員に携帯されて前記標識装置を認識する携帯装置と、前記携帯装置と通信する管理装置を備えた巡回業務支援システムであって、
前記携帯装置は、
前記携帯装置の現在位置を示す現在位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記巡回員の現在歩数情報を取得するために歩数を計数する歩数計数手段と、
前記標識装置を認識すると、認識した前記標識装置の識別情報と、有効な前記現在位置情報及び前記現在歩数情報を対応付けて記憶する記憶手段と、
前記位置情報取得手段により有効な現在位置情報が取得されたと判定した場合には対応付けられた前記識別情報と有効な前記現在位置情報を前記管理装置に送信し、有効な現在位置情報が取得されなかったと判定した場合には対応付けられた前記識別情報と前記現在歩数情報を前記管理装置に送信する第1の制御手段と、
を備えており、
前記管理装置は、
前記各標識装置の位置を示す既定位置情報と基準歩数情報を記憶する記憶手段と、
対応付けられた前記識別情報と有効な前記現在位置情報を前記携帯装置から取得し、前記識別情報が示す前記標識装置に対応した前記既定位置情報と前記現在位置情報を比較する位置情報比較手段と、
前記位置情報比較手段による比較の結果が所定範囲を超えている場合に前記点検エリア内で前記標識装置が設けられた位置が異常であると判定する位置判定手段と、
対応付けられた前記識別情報と前記現在歩数情報を前記携帯装置から取得し、該現在歩数情報を前記基準歩数情報と比較する歩数情報比較手段と、
前記歩数情報比較手段による比較の結果が所定範囲を外れているか否かを判定する歩数判定手段と、
前記携帯装置の前記第1の制御手段が、有効な現在位置情報が取得されたと判定した場合には前記位置情報比較手段による比較と前記位置判定手段による判定を実行し、有効な現在位置情報が取得されなかったと判定した場合には前記歩数情報比較手段による比較と前記歩数判定手段による判定を実行する第2の制御手段と、
を備えていることを特徴とした巡回業務支援システム。 - 巡回エリアに含まれる複数の点検エリアごとに設けられた標識装置と、巡回員に携帯されて前記標識装置を認識する携帯装置を備えた巡回業務支援システムであって、
前記携帯装置は、
前記携帯装置の現在位置を示す現在位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記巡回員の現在歩数情報を取得するために歩数を計数する歩数計数手段と、
前記各標識装置の位置を示す既定位置情報と基準歩数情報を記憶し、前記標識装置を認識すると、認識した前記標識装置の識別情報と有効な前記現在位置情報及び前記現在歩数情報を対応付けて記憶する記憶手段と、
記憶された前記識別情報が示す前記標識装置に対応した前記既定位置情報と有効な前記現在位置情報を比較する位置情報比較手段と、
前記位置情報比較手段による比較の結果が所定範囲を超えている場合に前記点検エリア内で前記標識装置が設けられた位置が異常であると判定する位置判定手段と、
前記基準歩数情報と前記現在歩数情報を比較する歩数情報比較手段と、
前記歩数情報比較手段による比較の結果が所定範囲を外れているか否かを判定する歩数判定手段と、
前記位置情報取得手段により有効な現在位置情報が取得されたと判定した場合には前記位置情報比較手段による比較と前記位置判定手段による判定を実行し、有効な現在位置情報が取得されなかったと判定した場合には前記歩数情報比較手段による比較と前記歩数判定手段による判定を実行する制御手段と、
を備えていることを特徴とした巡回業務支援システム。 - 前記標識装置は、記憶された前記識別情報が近接的に読み取り可能とされた識別タグであり、
前記携帯装置は、前記識別タグの前記識別情報を近接的に読み取る読取手段を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の巡回業務支援システム。 - 前記携帯装置は、
前記標識装置を認識すると、対応する点検エリアの点検項目を表示する点検項目表示手段と、
前記点検項目表示手段に表示された前記点検項目について点検結果情報を設定する点検情報入力手段と、
前記点検結果情報に応じて前記点検エリアの点検終了を判定する点検判定手段と、
を備えており、
前記点検判定手段が点検終了と判定していれば、前記点検エリアの次の点検エリアに設けられた標識装置を前記携帯装置が認識したときに、前記携帯装置の前記記憶手段は、当該標識装置の識別情報と、有効な前記現在位置情報及び前記現在歩数情報を対応付けて記憶することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載の巡回業務支援システム。 - 巡回エリアに含まれる複数の点検エリアごとに設けられた標識装置と、巡回員に携帯されて前記標識装置によって認識される携帯装置とを備えた巡回業務支援システムであって、
前記携帯装置は、
前記携帯装置の現在位置を示す現在位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記巡回員の現在歩数情報を取得するために歩数を計数する歩数計数手段と、
前記位置情報取得手段により有効な現在位置情報が取得されたと判定した場合には有効な前記現在位置情報を前記標識装置に送信し、有効な現在位置情報が取得されなかったと判定した場合には前記現在歩数情報を前記標識装置に送信する第1の制御手段と、
を備えており、
前記標識装置は、
前記標識装置の識別情報と前記標識装置の位置を示す既定位置情報と基準歩数情報を記憶する記憶手段と、
前記携帯装置を認識すると、前記記憶手段の前記既定位置情報と前記携帯装置から取得した有効な前記現在位置情報を比較する位置情報比較手段と、
前記位置情報比較手段による比較の結果が所定範囲を超えている場合に前記点検エリア内で前記標識装置が設けられた位置が異常であると判定する位置判定手段と、
前記携帯装置を認識すると、前記記憶手段の前記基準歩数情報と前記携帯装置から取得した前記現在歩数情報を比較する歩数情報比較手段と、
前記歩数情報比較手段による比較の結果が所定範囲を外れているか否かを判定する歩数判定手段と、
前記携帯装置の前記第1の制御手段が、有効な現在位置情報が取得されたと判定した場合には前記位置情報比較手段による比較と前記位置判定手段による判定を実行し、有効な現在位置情報が取得されなかったと判定した場合には前記歩数情報比較手段による比較と前記歩数判定手段による判定を実行する第2の制御手段と、
を備えていることを特徴とした巡回業務支援システム。 - 前記携帯装置は、前記標識装置によって読み取り可能な識別タグを備えており、
前記標識装置は、前記携帯装置の前記識別タグを近接的に読み取り可能な読取手段を備えていることを特徴とする請求項5に記載の巡回業務支援システム。 - 前記携帯装置は、
前記標識装置によって認識されると、点検を行なおうとする点検エリアの点検項目を表示する点検項目表示手段と、
前記点検項目表示手段に表示された前記点検項目について点検結果情報を設定する点検情報入力手段と、
を備えており、
前記標識装置は、
前記携帯装置における前記点検結果情報に応じて前記点検エリアの点検終了を判定する点検判定手段を備えており、
前記位置情報比較手段は、前記点検判定手段が点検終了と判定していれば、前記既定位置情報と前記携帯装置の現在位置情報を比較し、
前記歩数情報比較手段は、前記点検判定手段が点検終了と判定していれば、前記基準歩数情報と前記現在歩数情報を比較することを特徴とする請求項5又は6に記載の巡回業務支援システム。 - 前記標識装置は、前記標識装置と通信する管理装置を備えており、前記位置情報比較手段と前記位置判定手段と前記歩数情報比較手段と前記歩数判定手段と前記点検判定手段の少なくとも一部は、前記管理装置に設けられていることを特徴とする請求項7に記載の巡回業務支援システム。
- 巡回エリアに含まれる複数の点検エリアごとに標識装置を設け、携帯装置を携帯した巡回員に前記各点検エリアを巡回させ、前記携帯装置と通信可能な管理装置で巡回員の巡回業務を支援する巡回業務の支援方法であって、
前記携帯装置においては、
前記標識装置を認識して前記標識装置から識別情報を取得するとともに、前記標識装置を認識したときの位置を示す現在位置情報と前記巡回員の現在歩数情報を取得し、有効な前記現在位置情報が取得された場合には少なくとも前記識別情報と前記現在位置情報を前記管理装置に送信し、有効な前記現在位置情報が取得されなかった場合には前記識別情報と前記現在歩数情報を前記管理装置に送信し、
前記管理装置においては、
有効な前記現在位置情報が送信された場合には、前記各標識装置の位置を示す既定位置情報が記憶された記憶手段から、前記識別情報が示す前記標識装置に対応した前記既定位置情報を読み出し、これと有効な前記現在位置情報を比較し、比較の結果が所定範囲を超えていれば、前記点検エリア内で前記標識装置が設けられた位置が異常であると判定し、
有効な前記現在位置情報が取得されず前記現在歩数情報が送信された場合には、前記各標識装置に対応する基準歩数情報が記憶された記憶手段から、前記識別情報が示す前記標識装置に対応した前記基準歩数情報を読み出し、これと前記現在歩数情報を比較し、比較の結果が所定範囲を超えていれば、前記点検エリア内で前記標識装置が設けられた位置が異常であると判定する
ことを特徴とした巡回業務支援方法。 - 巡回エリアに含まれる複数の点検エリアごとに標識装置を設け、携帯装置を携帯した巡回員に前記各点検エリアを巡回させ、前記携帯装置で巡回員の巡回業務を支援する巡回業務の支援方法であって、
前記携帯装置で前記標識装置を認識して前記標識装置から識別情報を取得したときに、前記携帯装置の位置を示す現在位置情報と前記巡回員の現在歩数情報を取得し、有効な前記現在位置情報が取得された場合には、前記各標識装置の位置を示す既定位置情報が記憶された記憶手段から、前記識別情報が示す前記標識装置に対応した前記既定位置情報を読み出し、これと前記現在位置情報を比較し、比較の結果が所定範囲を超えていれば、前記点検エリア内で前記標識装置が設けられた位置が異常であると判定し、
有効な前記現在位置情報が取得されなかった場合には、前記各標識装置に対応する基準歩数情報が記憶された記憶手段から、前記識別情報が示す前記標識装置に対応した前記基準歩数情報を読み出し、これと前記現在歩数情報を比較し、比較の結果が所定範囲を超えていれば、前記点検エリア内で前記標識装置が設けられた位置が異常であると判定することを特徴とした巡回業務支援方法。 - 巡回エリアに含まれる複数の点検エリアごとに標識装置を設け、携帯装置を携帯した巡回員に前記各点検エリアを巡回させ、前記携帯装置で巡回員の巡回業務を支援する巡回業務の支援方法であって、
前記携帯装置においては、
前記携帯装置の現在位置を示す現在位置情報と前記巡回員の現在歩数情報を取得し、有効な現在位置情報が取得された場合には有効な前記現在位置情報を前記標識装置に送信し、有効な現在位置情報が取得されない場合には前記現在歩数情報を前記標識装置に送信し、
前記標識装置においては、
前記標識装置が前記携帯装置を認識したときに、前記携帯装置において有効な前記現在位置情報が取得されている場合には前記標識装置の位置を示す既定位置情報と前記現在位置情報を比較し、比較の結果が所定範囲を超えていれば、前記点検エリア内で前記標識装置が設けられた位置が異常であると判定し、前記携帯装置において有効な前記現在位置情報が取得されていない場合には前記各標識装置に対応する基準歩数情報と前記現在歩数情報を比較し、比較の結果が所定範囲を超えていれば、前記点検エリア内で前記標識装置が設けられた位置が異常であると判定することを特徴とした巡回業務支援方法。 - 巡回エリアに含まれる複数の点検エリアごとに設けられた標識装置と、巡回員に携帯されて前記標識装置を認識する携帯装置と、前記携帯装置と通信する管理装置を備えた巡回業務支援システムを作動させる巡回業務支援システム用プログラムであって、
前記携帯装置の一部を構成するコンピュータに、
前記標識装置を認識した場合に、前記携帯装置の現在位置を示す現在位置情報と、前記巡回員の歩数を示す現在歩数情報を取得する手順と、
有効な前記現在位置情報が取得されたか否かを判定する手順と、
認識した前記標識装置の識別情報と、有効な前記現在位置情報と、前記現在歩数情報を対応付けて記憶する手順と、
有効な前記現在位置情報が取得された場合には少なくとも前記識別情報と前記現在位置情報を前記管理装置に送信し、有効な前記現在位置情報が取得されなかった場合には前記識別情報と前記現在歩数情報を前記管理装置に送信する手順と、
を実行させる携帯装置用プログラムと、
前記管理装置の一部を構成するコンピュータに、
前記携帯装置との通信を行う手順と、
前記各標識装置の位置を示す既定位置情報と基準歩数情報を記憶手段に記憶して保持する手順と、
前記携帯装置から有効な前記現在位置情報が送信された場合には、前記記憶手段から、前記識別情報が示す前記標識装置に対応した前記既定位置情報を読み出し、これと有効な前記現在位置情報を比較し、比較の結果が所定範囲を超えていれば、前記点検エリア内で前記標識装置が設けられた位置が異常であると判定し、
前記携帯装置から有効な前記現在位置情報が送信されず前記現在歩数情報が送信された場合には、前記記憶手段から、前記識別情報が示す前記標識装置に対応した前記基準歩数情報を読み出し、これと前記現在歩数情報を比較し、比較の結果が所定範囲を超えていれば、前記点検エリア内で前記標識装置が設けられた位置が異常であると判定する手順と、
を実行させる管理装置用プログラムと、
を備えていることを特徴とした巡回業務支援システム用プログラム。 - 巡回エリアに含まれる複数の点検エリアごとに設けられた標識装置と、巡回員に携帯されて前記標識装置を認識する携帯装置を備えた巡回業務支援システムを作動させる巡回業務支援システム用プログラムであって、
前記携帯装置の一部を構成するコンピュータに、
前記標識装置を認識して前記標識装置から識別情報を取得したときに前記携帯装置の現在位置を示す現在位置情報と前記巡回員の歩数を示す現在歩数情報を取得する手順と、
前記各標識装置の位置を示す既定位置情報と基準歩数情報を記憶手段に記憶して保持する手順と、
有効な前記現在位置情報が取得された場合には、前記記憶手段から、前記識別情報が示す前記標識装置に対応した前記既定位置情報を読み出し、これと前記現在位置情報を比較し、比較の結果が所定範囲を超えていれば、前記点検エリア内で前記標識装置が設けられた位置が異常であると判定し、
有効な前記現在位置情報が取得されない場合には、前記記憶手段から、前記識別情報が示す前記標識装置に対応した前記基準歩数情報を読み出し、これと前記現在歩数情報を比較し、比較の結果が所定範囲を超えていれば、前記点検エリア内で前記標識装置が設けられた位置が異常であると判定する手順と、
を実行させることを特徴とした管理装置用プログラム。 - 巡回エリアに含まれる複数の点検エリアごとに設けられた標識装置と、巡回員に携帯されて前記標識装置によって認識される携帯装置とを備えた巡回業務支援システムを作動させる巡回業務支援システム用プログラムであって、
前記携帯装置の一部を構成するコンピュータに、
前記標識装置によって認識されたときに前記携帯装置の現在位置を示す現在位置情報と前記巡回員の現在歩数情報を取得する手順と、
有効な現在位置情報が取得された場合には有効な前記現在位置情報を前記標識装置に送信し、有効な現在位置情報が取得されない場合には前記現在歩数情報を前記標識装置に送信手順と、
を実行させる携帯装置用プログラムと、
前記標識装置の一部を構成するコンピュータに、
前記標識装置の識別情報と前記標識装置の位置を示す既定位置情報と基準歩数情報を記憶して保持する手順と、
前記携帯装置を認識すると、
前記携帯装置において有効な前記現在位置情報が取得されている場合には、前記既定位置情報と前記携帯装置から取得した前記現在位置情報を比較し、比較の結果が所定範囲を超えていれば、前記点検エリア内で前記標識装置が設けられた位置が異常であると判定する手順と、
前記携帯装置において有効な前記現在位置情報が取得されていない場合には、前記基準歩数情報と前記現在歩数情報を比較し、比較の結果が所定範囲を超えていれば、前記点検エリア内で前記標識装置が設けられた位置が異常であると判定する手順と、
を実行させる標識装置用プログラムと、
を備えていることを特徴とした巡回業務支援システム用プログラム。
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