JP2015025910A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】プロセスカートリッジにおける着脱方向の側面に端子が配置される構成であっても、端子における摩耗を防止でき、端子間を確実に接続させることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】プロセスカートリッジ20は、情報記憶手段と、情報記憶手段に接続されたカートリッジ側端子21aと、を備え、画像形成装置は、プロセスカートリッジ20を係止する係止手段22と、カートリッジ側端子21aに接続可能な本体側端子21cと、を備える。カートリッジ側端子21aは、プロセスカートリッジ20における着脱方向の側面に配置される。係止手段22は、プロセスカートリッジ20が該係止手段22に係止されることにより、本体側端子21cをカートリッジ側端子21aに向けて移動させ、画像形成装置と情報記憶手段とを接続させるよう構成される。
【選択図】図3
【解決手段】プロセスカートリッジ20は、情報記憶手段と、情報記憶手段に接続されたカートリッジ側端子21aと、を備え、画像形成装置は、プロセスカートリッジ20を係止する係止手段22と、カートリッジ側端子21aに接続可能な本体側端子21cと、を備える。カートリッジ側端子21aは、プロセスカートリッジ20における着脱方向の側面に配置される。係止手段22は、プロセスカートリッジ20が該係止手段22に係止されることにより、本体側端子21cをカートリッジ側端子21aに向けて移動させ、画像形成装置と情報記憶手段とを接続させるよう構成される。
【選択図】図3
Description
本発明は、着脱可能なプロセスカートリッジを有する画像形成装置に関する。
近年における電子写真方式を利用した画像形成装置は、例えば現像装置、帯電装置、転写装置、定着装置、トナーカートリッジ等、いくつかの部品で構成されるひとまとまりの構成を、装置本体に対して着脱自在なプロセスカートリッジとして構成している。そして、こうした着脱自在なプロセスカートリッジを装置本体に装着して動作させる構成とすることで、点検補修作業や交換作業を容易にしている。
また、こうした各種のプロセスカートリッジにIDチップなどの情報記憶手段を備え、装置本体にIDチップコネクタなどの情報読取手段を設ける構成が知られている。こうした構成により、プロセスカートリッジの製造年月日、種類、状態等の情報を装置本体と送受信したり、プロセスカートリッジの情報記憶手段に記憶させる情報を書き換え可能としている。
近年、装置小型化に伴い、こうしたIDチップコネクタなどの情報読取手段を設けるスペースが限定される傾向にある。このため、プロセスカートリッジの情報記憶手段と情報読取手段とを接続させる端子を、プロセスカートリッジの着脱方向に平行な向きで接触させる配置とすることが困難となる場合も多くなっている。こうした場合、プロセスカートリッジにおける着脱方向の側面に端子を配置する場合が多い。
また、こうした着脱可能なプロセスカートリッジを備える技術として、特許文献1,2が知られている。特許文献1を参照すると、プロセスカートリッジを所定位置で係止する回動可能な係止手段を備えた構成が記載されている。
また、特許文献2を参照すると、IDチップの保持部を、プロセスカートリッジの着脱方向に対して交差する仮想平面上で移動可能とし、接触不良の防止を図る構成が記載されている。
しかしながら、上述のようにプロセスカートリッジの情報記憶手段と、装置本体の情報読取手段とを接続させる端子を、プロセスカートリッジにおける着脱方向の側面に配置すると、装着の過程で端子間を擦って摩耗させるおそれがあった。こうして端子間で摩耗させてしまうと、場合によって削り粉が周囲に付着し、接触不良や破損といった問題を引き起こすおそれがあった。
また、上述した特許文献1は、プロセスカートリッジと装置本体とを接続させるための端子を備えた構成についてまで考慮されたものではなかった。
また、上述した特許文献2は、プロセスカートリッジと装置本体とを接続させるための端子を、プロセスカートリッジの着脱方向に平行な向きで接触させる配置であり、着脱方向の側面に端子が配置される場合についてまで考慮されたものではなかった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、プロセスカートリッジにおける着脱方向の側面に端子が配置される構成であっても、端子における摩耗を防止でき、端子間を確実に接続させることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明に係る画像形成装置は、着脱可能なプロセスカートリッジを有する画像形成装置であって、プロセスカートリッジは、情報記憶手段と、情報記憶手段に接続されたカートリッジ側端子と、を備え、画像形成装置は、プロセスカートリッジを係止する係止手段と、カートリッジ側端子に接続可能な本体側端子と、を備え、カートリッジ側端子は、プロセスカートリッジにおける着脱方向の側面に配置され、係止手段は、プロセスカートリッジが該係止手段に係止されることにより、本体側端子をカートリッジ側端子に向けて移動させ、画像形成装置と情報記憶手段とを接続させるよう構成されたことを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、プロセスカートリッジにおける着脱方向の側面に端子が配置される構成であっても、端子における摩耗を防止でき、端子間を確実に接続させることができる。
次に、本発明に係る画像形成装置を適用した一実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。図1に、本発明の各実施形態に共通する画像形成装置の一例としてのカラープリンタの構成を概略的に示す。
図1に示す画像形成装置は、装置本体上部に像担持体としての中間転写ベルト1が配置されており、該中間転写ベルト1はローラ2,3に巻き掛けられ、その一方のローラが駆動ローラとして反時計方向に回転駆動することにより矢印方向に走行駆動される。
また、中間転写ベルト1の下部走行辺には、第1ないし第4の作像ユニット4a,4b,4c,4dが対向配置されている。第1ないし第4の作像ユニット4a,4b,4c,4dは、像担持体としてドラム状の感光体5a,5b,5c,5dを有し、その各感光体上にマゼンタトナー像、シアントナー像、イエロートナー像及びブラックトナー像がそれぞれ形成される。
第1ないし第4の作像ユニット4a,4b,4c,4dは、その像担持体上にトナー像を形成する構成とその作用は実質的に全て同一であるため、第1の作像ユニット4aの感光体5aにトナー像を形成する構成についてのみ以下に説明する。
感光体5aは、図1中における時計方向に回転駆動され、このとき帯電ローラ6によって像担持体表面が所定の極性に均一に帯電される。次いでその帯電面に、レーザ書き込みユニット7から出射する光変調されたレーザビームLが照射される。これによって感光体5a上に静電潜像が形成され、その静電潜像が現像装置8によって例えばマゼンタトナー像として可視像化される。
このようにして形成されたマゼンタトナー像は、感光体5aと中間転写ベルト1を挟んで配置された転写ローラ9にトナーと逆極性の電圧が印加され、これによって感光体5a上のマゼンタトナー像が中間転写ベルト1上に転写される。中間転写ベルト1に転写されず、感光体5a上に残された転写残トナーは、クリーニング装置10によって除去される。
同様にして、第2ないし第4の作像ユニット4b,4c,4dの感光体5b,5c,5d上にシアントナー像、イエロートナー像及びブラックトナー像がそれぞれ形成される。そして、これらのトナー像がマゼンタトナー像の転写された中間転写ベルト1上に順次重ね合されて転写される。
このようにして中間転写ベルト1上に形成された4色のトナー像はベルト走行に伴って図1中の右端のローラ2と対向する2次転写ローラ11が設けられた2次転写部へ移動する。
一方、装置本体の下部には給紙部12が設けられ、該給紙部12から給紙手段13によって例えば転写紙より成る記録材Pが矢印方向に給送される。給紙された記録材Pは、レジストローラ14に突き当てられた後、記録材に正しくトナー像が転写されるタイミングで中間転写ベルト1の2次転写部へ送り込まれる。
そして、2次転写ローラ11に対し中間転写ベルト1上のトナーと逆極性の電圧が印加され、これによって中間転写ベルト1上に重ね転写されたトナー像が記録材P上に転写される。
そして、2次転写ローラ11に対し中間転写ベルト1上のトナーと逆極性の電圧が印加され、これによって中間転写ベルト1上に重ね転写されたトナー像が記録材P上に転写される。
トナー像が転写された記録材Pは、上方へ搬送されて定着装置15を通過し、トナー像が定着された後、排紙ローラ16を介して装置本体上部に設けられた排紙カバー24の上面に排出される。また、2次転写後、記録材Pに転写されなかった転写残トナーはローラ3と中間転写ベルト1を挟んで配置されたベルトクリーニング装置18に除去される。
各現像装置8a,8b,8c,8dに補給するトナーを収納した剤収納容器としてのトナーカートリッジ20a,20b,20c,20dは、排紙カバー24と中間転写ベルト1の間の所定位置に装着される。
また、図2に示すように、排紙カバー24は開閉可能に設けられ、トナーカートリッジ20を装置本体外側に対して開放、露出させられるようになっている。こうして、トナーカートリッジ20が装置本体に対して着脱自在に設けられている。こうしてトナーカートリッジ20が装置本体に取り付けられることにより、装置本体にトナーを補給するプロセスカートリッジとして機能する。
次に、本発明の各実施形態としての、上述したトナーカートリッジ20を装置本体に着脱可能とする構成について説明する。
〔第1の実施形態〕
図3、図4に、第1の実施形態としてのトナーカートリッジ20周りの構成について、図2の右側面から見た要部を概略的に示す。図3は、トナーカートリッジ20を装置本体から取り外した状態を示し、図4は、トナーカートリッジ20を装置本体に取り付けた状態を示す。
図3、図4に、第1の実施形態としてのトナーカートリッジ20周りの構成について、図2の右側面から見た要部を概略的に示す。図3は、トナーカートリッジ20を装置本体から取り外した状態を示し、図4は、トナーカートリッジ20を装置本体に取り付けた状態を示す。
トナーカートリッジ20は、不揮発性の情報記憶手段としてのIDチップ(不図示)と、そのIDチップに接続されたカートリッジ側端子21aとを備える。このIDチップは、トナーカートリッジ20の製造年月日、種類、状態等の情報を記憶する。また、カートリッジ側端子21aは、トナーカートリッジ20の着脱方向における側面に設けられる。
装置本体のセット部50には、トナーカートリッジ20が装着完了の所定位置にセットされることでそのトナーカートリッジ20を係止する係止手段としての係止部材22が設けられる。係止部材22は、所定の回転軸22b回りに回動可能であるよう装置本体に取り付けられる。
係止部材22は、回転軸22bに対する一方に係合凸部22aと、端子接続部21bとが配設され、他方に押下突起22cが配設される。
係止部材22は、回転軸22bに対する一方に係合凸部22aと、端子接続部21bとが配設され、他方に押下突起22cが配設される。
係合凸部22aは、トナーカートリッジ20が装着完了の所定位置にセットされることで、そのトナーカートリッジ20に配設された係合凹部30に係合するように形成される。また、こうしてトナーカートリッジ20がセットされることで、所定の位置決め部材により、トナーカートリッジ20が装着完了の所定位置に位置決めされて取り付けられる。
端子接続部21bは、カートリッジ側端子21aと接触することでトナーカートリッジ20のICチップと情報の送受信を行うための本体側端子21cを備える。また、装置本体にはIDチップコネクタなどの情報読取手段が設けられ、本体側端子21cに接続されている。
このため、本体側端子21cがカートリッジ側端子21aと接触することにより、トナーカートリッジ20の製造年月日、種類、状態等の情報を装置本体の情報読取手段から読み出したり、ICチップに情報を記録したりといった送受信が可能となる。また、装置本体がこうした情報の送受信を行うIDチップコネクタなどの情報読取手段を備えることで、トナーカートリッジ20内の情報を検知する検知手段として機能する。この本体側端子21cは、金属の薄板を曲げた電極などで構成することができる。
このため、本体側端子21cがカートリッジ側端子21aと接触することにより、トナーカートリッジ20の製造年月日、種類、状態等の情報を装置本体の情報読取手段から読み出したり、ICチップに情報を記録したりといった送受信が可能となる。また、装置本体がこうした情報の送受信を行うIDチップコネクタなどの情報読取手段を備えることで、トナーカートリッジ20内の情報を検知する検知手段として機能する。この本体側端子21cは、金属の薄板を曲げた電極などで構成することができる。
係合凸部22aは、端子接続部21bよりもトナーカートリッジ20の着脱方向における外側に配設される。このため、着脱方向における外側に対して、係合凸部22aが端子接続部21bの本体側端子21cを被装するように配置される。
押下突起22cは、トナーカートリッジ20が装着完了の所定位置にセットされることでそのトナーカートリッジ20により押下される突起であり、セット部50から露出して配設される。
こうした構成により、図3に示すように、装置本体に対してトナーカートリッジ20が非装着状態では、係止部材22が回転軸22bを中心にセット部50の壁側に揺動し、退避した状態となっている。このため、係止部材22の係合凸部22a、および、その下側の端子接続部21bも、トナーカートリッジ20が装着完了となる所定位置から退避した状態となっている。
トナーカートリッジ20の非装着状態から装着状態に至る過程で、図4に示すように、トナーカートリッジ20が装着方向に押下されて装着完了の所定位置にセットされる。この時、係止部材22に設けられた押下突起22cが、トナーカートリッジ20の底面により装着方向に押下される。このことにより、係止部材22が回転軸22bを中心に回動し、本体側端子21cが、カートリッジ側端子21aに近づく方向に移動する。そして、係止部材22の係合凸部22aがトナーカートリッジ20の係合凹部30に引っ掛かり、カートリッジ側端子21aと本体側端子21cとが接触する。
トナーカートリッジ20を取り外す際には、係止部材22の係合凸部22aをトナーカートリッジ20から離間する方向に回動させることでロック状態を解除できる。
次に、第1の実施形態による効果について説明する。
本実施形態では、トナーカートリッジ20に装着完了時用の被係止部としての係合凹部30を設け、また装置本体側には、揺動式の係止部材22を設ける。係止部材22は、トナーカートリッジ20が装着完了の所定位置に配置された際にその係合凹部30に係合する係合凸部22aを備える。
また、係止部材22は、トナーカートリッジ20が装着完了の所定位置に配置されることで押下される押下突起22cを備え、このため、トナーカートリッジ20が装着方向に移動されるのに連動して回動する。このため、トナーカートリッジ20が装着完了の所定位置に配置される際に、係合凸部22aが装着方向に略直交する方向から係合凹部30に近づくように移動し、トナーカートリッジ20が装着完了位置で確実に固定されるようになっている。
本実施形態では、トナーカートリッジ20に装着完了時用の被係止部としての係合凹部30を設け、また装置本体側には、揺動式の係止部材22を設ける。係止部材22は、トナーカートリッジ20が装着完了の所定位置に配置された際にその係合凹部30に係合する係合凸部22aを備える。
また、係止部材22は、トナーカートリッジ20が装着完了の所定位置に配置されることで押下される押下突起22cを備え、このため、トナーカートリッジ20が装着方向に移動されるのに連動して回動する。このため、トナーカートリッジ20が装着完了の所定位置に配置される際に、係合凸部22aが装着方向に略直交する方向から係合凹部30に近づくように移動し、トナーカートリッジ20が装着完了位置で確実に固定されるようになっている。
また同時に、トナーカートリッジ20が装着完了の所定位置に配置される際に係止部材22が回動することで、係止部材22の本体側端子21cが装着方向に略直交する方向からカートリッジ側端子21aに近づくように移動して当接する。このため、トナーカートリッジ20が装着完了の所定位置に向けて移動されている途中には、本体側端子21cがカートリッジ側端子21aから離間する方向に退避した状態となっている。
このため、トナーカートリッジ20における着脱方向の側面にカートリッジ側端子21aが配置される構成でありながらも、カートリッジ側端子21aと本体側端子21cとの間で擦り合わせが発生せず、端子間での摩耗を防止することができる。このため、摩耗による削り粉の発生がなく、接触不良や破損を引き起こすことなく、端子間を確実に接続させることができる。また、トナーカートリッジ20のセット方法ミスによりカートリッジ側端子21aや本体側端子21cを破損することを防ぐことができる。
このため、トナーカートリッジ20における着脱方向の側面にカートリッジ側端子21aが配置される構成でありながらも、カートリッジ側端子21aと本体側端子21cとの間で擦り合わせが発生せず、端子間での摩耗を防止することができる。このため、摩耗による削り粉の発生がなく、接触不良や破損を引き起こすことなく、端子間を確実に接続させることができる。また、トナーカートリッジ20のセット方法ミスによりカートリッジ側端子21aや本体側端子21cを破損することを防ぐことができる。
また、係合凸部22aが、端子接続部21bよりもトナーカートリッジ20の着脱方向における外側に配設される。このため、トナーカートリッジ20の装着途中に、本体側端子21cがカートリッジ側端子21aから離間する方向に退避した状態では、着脱方向における外側に対して、係合凸部22aが奥側の本体側端子21cを被装した状態となる。このため、トナーカートリッジ20の装着時に、薄い金属板などによる本体側端子21cをユーザが誤って曲げて破損することを防止することができる。
〔第2の実施形態〕
次に、第2の実施形態について、図5を参照して説明する。
第2の実施形態では、図5に示すように、係止部材22をセット部50の壁側に向けて付勢する付勢手段としてのバネ23を設けている。
次に、第2の実施形態について、図5を参照して説明する。
第2の実施形態では、図5に示すように、係止部材22をセット部50の壁側に向けて付勢する付勢手段としてのバネ23を設けている。
このように、バネ23で係止部材22をセット部50の壁側に向けて付勢する構成とすることで、トナーカートリッジ20の非装着状態における係止部材22の姿勢を、トナーカートリッジ20から離間した位置に固定することができる。このため、ユーザがトナーカートリッジ20を装着する際に、係止部材22の係合凸部22aおよび本体側端子21cを確実に退避状態とすることができる。このため、ユーザがトナーカートリッジ20を装着する際の操作感を向上させることができる。
〔第3の実施形態〕
次に、第3の実施形態について、図6を参照して説明する。
第3の実施形態では、図6に示すように、トナーカートリッジ20およびセット部50を上側から被装する排紙カバー24の下面に、係止部材の移動を規制する形状のリブ24aを設ける。
次に、第3の実施形態について、図6を参照して説明する。
第3の実施形態では、図6に示すように、トナーカートリッジ20およびセット部50を上側から被装する排紙カバー24の下面に、係止部材の移動を規制する形状のリブ24aを設ける。
このように、トナーカートリッジ20に隣接する開閉可能な排紙カバー24の内側に、係止部材22の回動を規制する規制部としてのリブ24aを設けることで、輸送時の落下衝撃等に対する耐性を向上させることができる。すなわち、輸送時の落下衝撃等により係合凸部22aでのロックが外れてトナー補給口のシャッターが開き、トナーが装置内に散らばる等の不具合を防ぐことができる。
〔第4の実施形態〕
次に、第4の実施形態について、図7を参照して説明する。
第4の実施形態では、図7に示すように、係止部材22における着脱方向の外側端部に、凸形状の操作凸部22dを形成している。
次に、第4の実施形態について、図7を参照して説明する。
第4の実施形態では、図7に示すように、係止部材22における着脱方向の外側端部に、凸形状の操作凸部22dを形成している。
このように、係止部材22における着脱方向の外側端部に、ユーザが回動操作を行うための操作凸部22dを形成することで、トナーカートリッジ20を抜く際の係止部材22操作時に、ユーザの指を掛かり易くすることができる。このため、トナーカートリッジ20の抜き取り動作における操作性を向上させることができる。
〔第5の実施形態〕
次に、第5の実施形態について、図8を参照して説明する。
第5の実施形態では、図8に示すように、係止部材22における着脱方向の外側端部に、凹形状の操作凹部22eを形成している。
次に、第5の実施形態について、図8を参照して説明する。
第5の実施形態では、図8に示すように、係止部材22における着脱方向の外側端部に、凹形状の操作凹部22eを形成している。
このように、係止部材22における着脱方向の外側端部に、ユーザが回動操作を行うための操作凹部22eを形成することで、トナーカートリッジ20を抜く際の係止部材22操作時に、ユーザの指を掛かり易くすることができる。このため、トナーカートリッジ20の抜き取り動作における操作性を向上させることができる。
〔第6の実施形態〕
次に、第6の実施形態について、図9を参照して説明する。
第6の実施形態では、図9に示すように、係止部材22の係合凸部22aとトナーカートリッジ20の係合凹部30の位置を、トナーの色毎に異なる位置としている。
次に、第6の実施形態について、図9を参照して説明する。
第6の実施形態では、図9に示すように、係止部材22の係合凸部22aとトナーカートリッジ20の係合凹部30の位置を、トナーの色毎に異なる位置としている。
このように、係止部材22の係合凸部22aとトナーカートリッジ20の係合凹部30の位置を各色毎に異なる位置とすることにより、色セット間違いによるトナーカートリッジ20の誤セットを防止することができる。
〔第7の実施形態〕
次に、第7の実施形態について、図10を参照して説明する。
第7の実施形態では、図10に示すように、1つのトナーカートリッジ20に対して係止部材22を複数設けた構成としている。図10の例では、トナーカートリッジ20の一端側に係止部材22が配設され、他端側に係止部材40が配設された場合について示す。この場合、トナーカートリッジ20には、係止部材22の係合凸部22aに対応する位置に係合凹部30が形成され、係止部材40の係合凸部40aに対応する位置に係合凹部31が形成される。係止部材22と係止部材40は同形状であってよい。
次に、第7の実施形態について、図10を参照して説明する。
第7の実施形態では、図10に示すように、1つのトナーカートリッジ20に対して係止部材22を複数設けた構成としている。図10の例では、トナーカートリッジ20の一端側に係止部材22が配設され、他端側に係止部材40が配設された場合について示す。この場合、トナーカートリッジ20には、係止部材22の係合凸部22aに対応する位置に係合凹部30が形成され、係止部材40の係合凸部40aに対応する位置に係合凹部31が形成される。係止部材22と係止部材40は同形状であってよい。
このように、1つのトナーカートリッジ20に対して係止部材22を複数備えることで、装置本体に対するロックをより確実とすることができる。
また、トナーカートリッジ20を着脱方向の外側に向けて付勢する付勢手段としてのバネ25を、トナーカートリッジ20の装着時に底面から押圧するように配設している。
このように、装置本体のセット部50にバネ25を設けることで、トナーカートリッジ20が装着完了の所定位置にセットされていない非装着状態ではトナーカートリッジ20がセット部50から浮き上がるようにすることができる。このため、トナーカートリッジ20が装着完了の所定位置にセットされた装着状態であるか、非装着状態であるかを確認しやすくすることができる。このため、ユーザによる操作性を向上させることができる。
また、係止部材22の係合凸部22aとトナーカートリッジ20の係合凹部30や、係止部材40の係合凸部40aとトナーカートリッジ20の係合凹部31の間を隙間無く接触させ、ガタを抑制することができる。このため、装置本体に対して精度良くトナーカートリッジ20を位置決めすることができる。
〔各実施形態について〕
なお、上述した各実施形態は本発明の好適な実施形態であり、本発明はこれに限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて種々変形して実施することが可能である。
なお、上述した各実施形態は本発明の好適な実施形態であり、本発明はこれに限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて種々変形して実施することが可能である。
例えば、上述した実施形態は、電子写真方式の画像形成装置において、現像装置、帯電装置、転写装置、定着装置の少なくとも一つを含む装置本体に対して着脱自在に設けられた各種のプロセスカートリッジに適用することができる。すなわち、トナーカートリッジ20に限定されず、各種のプロセスカートリッジにも本発明は同様に適用することができる。この場合、係止手段としての係止部材が、対応する形状とされ、プロセスカートリッジを装置本体に係止することとなる。
20 トナーカートリッジ
21a カートリッジ側端子
21b 端子接続部
21c 本体側端子
22 係止部材
22a 係合凸部
22b 回転軸
22c 押下突起
22d 操作凸部
22e 操作凹部
23 バネ(第1の付勢手段の一例)
24 排紙カバー
24a リブ(規制部の一例)
25 バネ(第2の付勢手段の一例)
30 係合凹部
50 セット部
21a カートリッジ側端子
21b 端子接続部
21c 本体側端子
22 係止部材
22a 係合凸部
22b 回転軸
22c 押下突起
22d 操作凸部
22e 操作凹部
23 バネ(第1の付勢手段の一例)
24 排紙カバー
24a リブ(規制部の一例)
25 バネ(第2の付勢手段の一例)
30 係合凹部
50 セット部
Claims (9)
- 着脱可能なプロセスカートリッジを有する画像形成装置であって、
前記プロセスカートリッジは、
情報記憶手段と、
前記情報記憶手段に接続されたカートリッジ側端子と、を備え、
前記画像形成装置は、
前記プロセスカートリッジを係止する係止手段と、
本体側端子と、を備え、
前記カートリッジ側端子は、前記プロセスカートリッジにおける着脱方向の側面に配置され、
前記係止手段は、前記プロセスカートリッジが該係止手段に係止されることにより、前記本体側端子を前記カートリッジ側端子に向けて移動させ、前記画像形成装置と前記情報記憶手段とを接続させるよう構成されたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記係止手段は、所定の回動軸回りに回動可能に設けられた係止部材であり、
前記係止部材は、
前記プロセスカートリッジが該係止部材に係止される所定位置に配置されることで該プロセスカートリッジにより押下される押下突起が、前記回動軸に対する一方に配設され、
前記回動軸に対する他方には、前記本体側端子が配設され、
前記押下突起が押下されて前記回動軸回りに回動することにより、前記本体側端子が前記カートリッジ側端子に近づく方向に移動するよう設けられたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 前記係止部材は、前記押下突起が押下されて前記回動軸回りに回動することにより前記プロセスカートリッジに設けられた被係止部と係合する係合凸部を備え、
前記本体側端子は、前記係合凸部よりも前記プロセスカートリッジの着脱方向における奥側に配設されたことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。 - 前記係止部材は、前記押下突起が前記プロセスカートリッジの装着方向に押下されて前記回動軸回りに回動することにより、該装着方向に略直交する方向から前記本体側端子が前記カートリッジ側端子に近づくように移動するよう設けられたことを特徴とする請求項2または3記載の画像形成装置。
- 前記係止部材を、前記本体側端子が前記カートリッジ側端子から離れる方向に付勢する第1の付勢手段を備えたことを特徴とする請求項2から4の何れか1項に記載の画像形成装置。
- 前記プロセスカートリッジを被装する開閉可能なカバーを備え、
前記カバーにおける前記プロセスカートリッジの側には、前記係止部材の回動を規制する規制部が設けられたことを特徴とする請求項2から5の何れか1項に記載の画像形成装置。 - 前記係止部材は、前記プロセスカートリッジの着脱方向における外側に、回動操作のための操作凸部が形成されたことを特徴とする請求項2から6の何れか1項に記載の画像形成装置。
- 前記係止部材は、前記プロセスカートリッジの着脱方向における外側に、回動操作のための操作凹部が形成されたことを特徴とする請求項2から6の何れか1項に記載の画像形成装置。
- 前記係止部材は、1つの前記プロセスカートリッジに対して複数設けられ、
前記プロセスカートリッジを該プロセスカートリッジの着脱方向における外側に向けて付勢する第2の付勢手段を備えたことを特徴とする請求項2から8の何れか1項に記載の画像形成装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2013
- 2013-07-25 JP JP2013154730A patent/JP2015025910A/ja active Pending
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