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JP2015022682A - 印刷システム、方法、及びプログラム - Google Patents

印刷システム、方法、及びプログラム Download PDF

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JP2015022682A
JP2015022682A JP2013152383A JP2013152383A JP2015022682A JP 2015022682 A JP2015022682 A JP 2015022682A JP 2013152383 A JP2013152383 A JP 2013152383A JP 2013152383 A JP2013152383 A JP 2013152383A JP 2015022682 A JP2015022682 A JP 2015022682A
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貴彦 西田
Takahiko Nishida
貴彦 西田
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Abstract


【課題】印刷中にプリンタでエラーが発生し、オフライン状態になった場合、プリンタはプリントサーバへの接続を切断することで、プリントサーバへの負荷を軽減することを目的とする。
【解決手段】プルプリント処理において、印刷中にプリンタでエラーが発生し、オフライン状態になった場合、プリンタはプリントサーバへの接続を一旦切断する。そして、プリンタが復帰後、印刷再開時に再接続し、前回の続きのデータを取得することで、プリントサーバへの負荷を軽減することができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、印刷データをダウンロードしプリンタに転送することで印刷を行うプルプリントシステム、方法、及びプログラムに関する。
近年、クラウドサービスとしてインターネット上にサービスを公開するビジネス展開がされてきている。プリントサーバもインターネット上のプリントサービスとして機能を提供することが求められている。大規模なデータセンター上にプリントサーバを配置し、クラウドサービスとしてプリントサービスを提供することで、顧客ごとのハードウェアの管理が不要となる。また、サーバの負荷に応じてリソースを追加するようなことも容易に行えるといった様々なメリットがある。
このため、近年、従来のプリントサーバからプリンタへ印刷データを送信するプッシュプリントに加え、プリンタからプリントサーバへ、インターネット越しに印刷データを取得する、プルプリントが利用されている。印刷システムでは、ファーストプリントと印刷の正確性が求められ、エラー発生時にも迅速なエラー復帰が求められる。従来のプッシュプリントにおいても、プリンタが紙詰まりや、紙切れ等のエラーによってオフラインになった場合の処理として、オンライン復帰までプリンタサーバから受信したデータを読み捨てるという方法が開示されている(特許文献1参照)。これにより、オンラインで再開後に中途半端な内容が印刷されてしまうのを防ぐことができる。
特開2006−62266号公報
しかしながら、特許文献1のプリンタが、紙詰まりや紙切れでオフラインになった場合に、受信したデータを読み捨てる方法では、プリントサーバと、プリンタは、接続されたままであり、実際には印刷データを受信している。そのため、ネットワーク上には無駄なデータが流れてしまう。プリントサーバがインターネット上のプリントサービスとして機能を提供する場合においては、プルプリントが利用され、多数のプリンタが、プリントサーバに対して、インターネット越しに接続要求を行う。
そのため、プリントサーバへの負荷の低減と、ネットワーク資源の有効利用が求められる。そこで、本発明では、プルプリントにおいて、プリンタが紙詰まりや紙なし等のエラーにより、オフラインになった場合に、一旦プリントサーバへの接続を切断する。そして、プリンタが、オンラインに復帰した際に再接続することにより、プリントサーバへの負荷を低減しながら、ネットワークに無駄なデータが流れることを最小限にした上で、印刷の正確な再開を行うことを目的とする。
プルプリントアプリケーション(304)が印刷データをプリントサーバ(104)から取得しながらプリンタ(105〜108)に転送することで、印刷実行するプルプリントシステムにおいて、
プルプリントアプリケーション(304)が、プリントサーバに対して、印刷データの取得リクエストを送信する手段と、(S703)
プリントサーバから印刷データを受信する手段と、(S706)
取得した印刷データをバッファリングし、バッファからプリンタ(105〜108)に転送する手段と、(S705)
前記バッファリング完了した印刷データサイズの累積値(612)を保持する手段と、(S808)
前記バッファリング完了した印刷データサイズの累積値(612)をプリントサーバ(104)に通知し、未受信の印刷データの取得を行うことで転送を継続する手段と、(S703)
プリンタ(105〜108)からプリンタの状態を検知し、プリンタの状態に基づき、プリントサーバへ(104)への接続を制御する手段と、(S702、S711)
を有し、
プリントサーバ(104)は、
プルプリントアプリケーション(304)からの印刷データ取得リクエストに基づき、プルプリントアプリケーション(304)が未受信の印刷データを送信する手段と、(S802,S803)
を有する印刷システム。
本発明では、プリンタで、エラーが発生し、オフラインを検知した場合に、プリンタとプリントサーバの接続を切り、オンライン復帰時にプリンタから再接続を行う。これにより、先行技術のように、接続を維持したまま、無駄なデータを受信して読み捨てる必要がなく、ネットワーク負荷もおさえることができる。
ネットワーク構成を示すブロック図 プリントサーバ、クライアント端末、プリンタのハードウェア構成図 印刷システムのモジュール構成図 プリントサーバとプルプリントアプリケーションのソフトウェア構成図 Webブラウザの画面の例 プルプリントアプリケーションで管理するデータ プルプリントアプリケーションの印刷データ取得フロー プリントサーバの印刷データ送信フロー プリンタ異常時の切断判断フロー
[実施例1]
<システム全体構成>
図1は、本発明の実施の形態に係る印刷システムの全体構成を示す図である。
図1において、クライアント端末101〜103、プリントサーバ104、プリンタ105〜108は、ネットワーク109〜111を介して接続されている。図において、クライアント端末101〜103、プリンタ105〜108は、複数台接続されていることを仮定している。ネットワーク109〜111は、例えば、インターネット等のLAN、WAN、電話回線、専用デジタル回線、ATMやフレームリレー回線、ケーブルテレビ回線、データ放送用無線回線等のいずれである。またこれらの組み合わせにより実現される、いわゆる通信ネットワークである。
ネットワーク109〜111は、データの送受信が可能であればよい。そして、クライアント端末101〜103からプリントサーバ104、プリンタ105〜108への通信手段、プリンタ105〜108からプリントサーバ104への通信手段は異なっていてもよい。クライアント端末101〜103は、例えば、デスクトップパソコン、ノートパソコン、モバイルパソコン、PDA(パーソナルデータアシスタント)等から成るが、プログラムの実行環境が内蔵された携帯電話であってもよい。クライアント端末101〜103では、Webブラウザ(インターネットブラウザ、WWWブラウザ、World WiDe Webの利用に供するブラウザ)等のプログラムを実行する環境が内蔵されている。プリントサーバ104は、印刷する文書を識別する情報と、出力先プリンタを印刷リクエストと共にクライアント端末101〜103のWebブラウザから受ける。
そして、印刷指示を行うコマンドを含めたレスポンス画面をクライアント端末101〜103のWebブラウザに返す。クライアント端末101〜103のWebブラウザは、指定のプリンタに対し受け取った印刷コマンドを発行する。プリンタ105〜108は、クライアント端末101〜103のWebブラウザから印刷コマンドを受けると、プリントサーバ104から印刷する文書データを取得し、印刷を行う。
<ハードウェア構成>
図2は、本発明の実施形態に係る印刷システムのクライアント端末101〜103、プリントサーバ104とプリンタ105〜108のハードウェア構成図である。
図2において、202は装置全体の制御を行うCPUであり、ハードディスク(HDD)205に格納されているアプリケーションプログラム、OS等を実行し、RAM203にプログラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に格納する制御を行う。204は記憶手段としてのROMであり、内部には、基本I/Oプログラム等のプログラム、印刷処理の際に使用する印刷データ、プリンタ情報等の各種データを記憶する。203は一時記憶手段としてのRAMであり、CPU202の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
205は外部記憶手段の一つであり、大容量メモリとして機能するハードディスク(HDD)である。Webブラウザ等のアプリケーションプログラム、プリントサーバプログラム、OS、関連プログラム等を格納している。206は表示手段であるディスプレイであり、キーボード207から入力したコマンドや、プリンタのステータス等を表示したりするものである。208は外部装置I/Fであり、プリンタ、USB機器、周辺機器を接続するためのI/Fである。207は指示入力手段であるキーボードである。201はシステムバスであり、印刷システムのプリントサーバ内におけるデータの流れを司るものである。
209はネットワークインタフェースカード(NIC)であり、該インタフェース209、ネットワーク109〜111を介して外部装置とのデータのやり取りを行う。なお、上記コンピュータの構成はその一例であり、図2の構成例に限定されるものではない。例えば、データやプログラムの格納先は、その特徴に応じてROM、RAM、HDDなどで変更することも可能である。
また、209はプリンタ105〜108のコントローラであり、プリンタの制御系を司る機器である。210は装置全体の制御を行うCPUであり、システムバス218に接続される各種デバイスとのアクセスを統括的に制御する。この制御は、ROM212に記憶された制御プログラム等あるいはディスクコントローラ(DKC216)を介して接続された外部メモリ223に記憶された制御プログラムやリソースデータ(資源情報)等に基づく。211はCPU210の主メモリ、ワークエリア等として機能するRAMで、図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張することができるように構成されている。
213は大容量メモリとして機能する外部記憶手段であり、プルプリントアプリケーションプログラム及び関係プログラム等を格納している。221は操作パネル(操作部)でプルプリントの操作を行うユーザインタフェースやプルプリント切り替えボタンが配置される。また、プリンタ105〜108の動作モード等の設定やプリンタ105〜108の動作状況の表示、複写指定等の操作を行うためのボタンおよび液晶パネルやLED214等の表示部も配置される。219は、ネットワークインタフェースカード(NIC)であり、該インタフェース219を介して外部装置とのデータのやり取りを行う。
なお、本図で示したプリントエンジン220は既知の印刷技術を利用するものであり、好適な実施系として例えば電子写真方式(レーザービーム方式)やインクジェット方式、昇華方(熱転写)方式等が挙げられる。215のラスタコントローラは、PDL言語・PDF言語である印刷データを画像データに変換するコントローラである。217の機器I/Fは、USB等で接続可能な外部機器との接続I/Fである。
<印刷システム構成>
図3は、本発明の実施形態に係る印刷システムのシステム構成図である。
プリントサーバ104には、印刷ジョブを管理する印刷ジョブ管理サービス306がある。このサービスは、他サービス、または他プログラムから投入される文書データ等を印刷データとしてストレージ307に管理する。印刷データのデータフォーマットは、PDLまたは、PDF等の形式である。また、ストレージ307はプリントサーバ104の情報処理装置に内蔵するHDDまたは、外部接続しているHDD、または、ネットワークストレージ等の記憶装置である。Webアプリケーション302は、クライアント端末101〜103に動作しているWebブラウザ301で表示可能なWebページを作成し、Webブラウザ301からのリクエストに応答し、作成したWebページを返信する。
印刷ジョブ取得リクエストに対し印刷データを返し、また、印刷処理におけるジョブのステータスを受け取る。プリンタ105〜108のプルプリントアプリケーション304は、Webブラウザ301からの印刷リクエストを受け付ける。
また、印刷ジョブ管理サービス306、プリンタ管理サービス305、Webアプリケーション302、Webサービス303はそれぞれ独立したプログラムであり、それぞれ別々の情報処理装置に配置することが可能である。これらのプログラムはそれぞれネットワークに繋がった情報処理装置に配置し、それぞれのプログラム間で通信を行う。またこれらのプログラムを同情報処理装置に配置することも可能である。
認証サービス308はプリントサーバ104にアクセスするためのユーザ名、パスワード、認証トークンなどの認証情報を保持している。Webアプリケーション302、Webサービス303がリクエストを受信すると、認証サービス308へ認証リクエストを行う。Webアプリケーション302への認証はWebブラウザ301に表示されたログインWebページからのログインリクエストに含まれるユーザ名パスワードと認証サーバ308で保持するユーザ名、パスワードとの照合で行われる。Webアプリケーション302への認証が成功すると、認証サービス308から認証されたユーザに紐づく認証トークンが発行される。この認証トークンをWebブラウザ301、プルプリントアプリケーション304と引き継いでWebサービス303へアクセスし、認証トークンの確認によりリクエストの認証を行う。
<ソフトウェア構成図>
図4は、本発明の実施形態に係るプリントサーバ104と、プルプリントアプリケーション304のソフトウェア構成図である。
プリントサーバ104の各ソフトウェアモジュールは図2で示したHDD205に記憶されており、前述したようにCPU202によってRAM203にロードされ実行される。
プリントサーバ104に位置する印刷ジョブ管理サービス306の印刷データ管理部401は、印刷データの管理を行う。Webサービス303から印刷データの取得要求を受け取ると、ストレージ307から指定の印刷データを取得し、Webサービス303に渡す。印刷ジョブ情報管理部402はストレージ307で管理している印刷データの印刷ジョブ情報を管理する。
ジョブ情報としては、クライアントジョブIDや、デバイスジョブID、ドキュメント名、ジョブ種類や、印刷ステータスや、受付日時、最終印刷日時、ユーザ名、ページ数、ページサイズ、印刷データのリンク先等の情報で構成される。クライアントジョブIDはクライアントが発行する印刷ジョブを一意に識別するためのIDである。デバイスジョブIDはプルプリントアプリケーション304で発行するデバイス内のジョブIDである。ジョブ種別はPDLやPDF等のデータフォーマットである。また、印刷ステータスには、待機中、転送中、印刷中、正常終了、エラー終了等のステータスがある。ドキュメント名、ステータスは後述図5画面例のドキュメント一覧画面500のドキュメント名502、ステータス503で表示する情報である。
プリンタ管理サービス305のプリンタ情報管理部403は、プリントサーバ104で管理するプリンタ105〜108の複数のプリンタ情報を管理する。プリンタ情報はプリンタ名、MACアドレス、URIなどである。プリンタ名は、Webブラウザ301の後述図5画面例のプリンタ一覧画面510のプリンタ名513で表示する情報である。MACアドレスは各プリンタをユニークに識別するための情報である。URIはプルプリントアプリケーション304が印刷リクエストを受け付けるエンドポイントである。
Webアプリケーション302のセッション管理部404は、認証サービス308で認証が成立したWebブラウザ301からのリクエストをセッションとして管理する。ページ生成部405は、Webブラウザ301からのリクエストに対し後述の図5画面例530のようなWeb画面を作成し、Webブラウザ301に返信する。リクエスト受付部406は、Webブラウザ301からイベント登録リクエストや印刷リクエスト等を受ける。
Webサービス303のリクエスト受付部409は、プルプリントアプリケーション304から印刷データ取得リクエストや、印刷ジョブのステータスを受ける。
印刷ジョブ取得部407は、印刷データ取得リクエストをリクエスト受付部409が受けると前述の印刷ジョブ管理サービス306に印刷データ取得要求を出す。印刷ステータス受信部408は、リクエスト受付部409が印刷ジョブのステータスを受けると、そのステータスをジョブ管理サービス306に通知する。ジョブ管理サービス306は通知された印刷ジョブを特定しステータスを更新する。
プルプリントアプリケーション304の各ソフトウェアモジュールはHDD213に記憶されており、前述したようにCPU210によってRAM211にロードされ実行される。
プルプリントアプリケーション304のWebサービス受付部410は、Webブラウザ301からのイベント登録リクエストや印刷リクエスト等を受ける。Webサービス受付部410はイベント登録リクエストを受信すると、印刷制御部415にイベント登録情報を通知する。イベント登録情報にはイベント送信先のURI、クライアントを識別するクライアントIDなどが含まれる。またWebサービス受付部410は印刷リクエストを受信すると、印刷ジョブ取得部412に印刷リクエスト情報を通知する。印刷リクエスト情報には印刷データ取得先のURI601、認証トークン602、クライアントID603、クライアントジョブID604などが含まれる。
Webサービス送信部411は印刷ジョブ取得部412からの印刷データ取得要求を受けWebサービス303から印刷データの取得を行い、印刷データを印刷ジョブ取得部412に渡す。また印刷制御部415からステータス通知要求を受け、印刷ジョブのステータスをWebサービス303に通知する。
印刷ジョブ取得部412は印刷データの取得を印刷キュー情報610で管理する。印刷キュー情報600はURI601、認証トークン602、クライアントID603、クライアントジョブID604、デバイスジョブID605などの印刷ジョブ情報のキュー情報である。URI601は印刷データの保存先を示す。
本実施形態ではWebサービス303のURIが登録される。認証トークン602は認証サービス308で発行された認証トークンである。認証トークン602を印刷ジョブ取得時に付加し、Webサービス303により認証サービス308で整合性が確認される。クライアントID603はクライアントを識別するIDである。本実施形態ではクライアントIDとしてWebサービスのURIが登録される。クライアントジョブID604はクライアントが発行するジョブを識別するIDである。本実施形態ではクライアントジョブIDにプリントサーバ104で発行したUUID(Universally Unique Identifier)が登録される。デバイスジョブID605はデバイスで発行されるジョブを識別するIDである。
本実施形態では印刷リクエストを受け付けた順にプルプリントサーバ104が1から始まる整数をインクリメントしていった値が登録される。印刷ジョブ取得部412はWebサービス受付部410より通知された印刷リクエスト情報を印刷キュー情報600の最後尾に登録する。ここで印刷リクエストにより渡される情報はURI601、認証トークン602、クライアントID603、クライアントジョブID604である。また印刷ジョブ取得部412は印刷キュー情報600の先頭の印刷ジョブ情報でWebサービス送信部を介して印刷データの取得を行う。本実施形態では、URI601に登録されたWebサービス303から印刷データの取得が行われる。取得した印刷データは印刷ジョブ送信部415に送る。
プルプリントコントローラ413は、プルプリントアプリケーション304全体の動作管理を行うものであり、各部への動作指示等は、このプルプリントコントローラ経由で行う。
印刷ジョブ送信部415は印刷ジョブ取得部412より送られる印刷データを受け付け、送信バッファに保持する。そして印刷ジョブ送信部415は送信バッファに保存された印刷データをコントローラ209に送信し印刷を行う。送信バッファに印刷データの保存を行うが、受信しながら送信を行うため送信バッファに保存されるのは印刷データの一部である。印刷ジョブ送信部415は転送バッファ情報610を保持し、印刷データの送信は転送バッファ情報により制御を行う。転送バッファ情報610はバッファサイズ611、受信完了サイズ612等からなる。バッファサイズ611は印刷ジョブ送信部415で保持する送信バッファの現在サイズである。受信完了サイズ612は送信バッファに保存した累積のデータサイズである。
印刷制御部416はWebサービス受付部410より通知されたイベント登録情報を保持する。イベント登録情報にはイベント送信先のURI、クライアントを識別するクライアントIDなどが保持される。印刷制御部416は印刷ジョブ送信部415からコントローラ209に送信した印刷ジョブのステータスをコントローラ209から受信し、Webサービス送信部411を介して保持するイベント送信先URIに通知する。本実施形態におけるイベント送信先URIはWebサービス303である。印刷ジョブのステータス通知にはクライアントジョブIDやデバイスジョブIDが含まれるためプリントサーバ104は印刷ジョブの特定ができる。
<Web画面>
図5は、本発明の実施形態に係るプリントサーバのWebアプリケーション302が作成し、クライアント端末101〜103のWebブラウザ301で表示するWeb画面の一例である。
Webブラウザ301からプリントサーバ104にドキュメント一覧リクエストを送ると、プリントサーバ104は、ドキュメント一覧画面500を作成し、Webブラウザ301に送信する。ドキュメント一覧画面500はジョブ選択チェックボックス501、ドキュメント名502、ステータス503、印刷ボタン504からなる。ジョブ選択チェックボックス501は印刷するジョブを選択するチェックボックスである。Webブラウザ301が印刷ボタン504の押下を検知するとジョブ選択チェックボックス501が選択されているドキュメント一覧をプリントサーバ104へ送信する。
ドキュメント一覧を受け付けたプリントサーバ104はプリンタ一覧画面510を作成し、Webブラウザ301に送信する。プリンタ一覧画面510はプリンタ選択ラジオボタン511、プリンタ名512、印刷ボタン513からなる。Webブラウザ301が印刷ボタン513の押下を検知するとラジオボタン511が選択されているプリンタ情報をプリントサーバ104へ送信する。プリンタ情報を受け付けたプリントサーバ104は印刷設定画面520を作成し、Webブラウザ301に送信する。印刷設定画面520は印刷属性521の設定画面である。
Webブラウザ301は印刷ボタン522の押下を検知すると、ユーザ指定の印刷属性521をプリントサーバ104に送る。プリントサーバ104では、印刷データに対し指定の印刷属性情報を付加する。更にWebブラウザ301にプリンタ選択ラジオボタン511で指定されたプリンタに対するイベント登録リクエストや印刷リクエストを送るScript531で記述した画面を送信する。ここで、530は、イベント登録リクエストや印刷リクエストの画面のhtml構成の例である。Webブラウザ301が、JavaScript(登録商標)のクロスドメイン通信機能または、それ同等の機能を備えたWebブラウザの場合、Script531が実行されプルプリントアプリケーション304へイベント登録リクエスト、印刷リクエストが行われる。
<プルプリントアプリケーション処理フロー>
図7はプルプリントアプリケーション304が印刷データをプリントサーバ104から取得する際の処理フローである。図7の処理フローは図2のHDD213にプログラムとして記憶されており、CPU210によってRAM211にロードされ実行される。
前述したが、プルプリントアプリケーション304は、印刷キュー情報600に従い、印刷キュー情報600の先頭から順次印刷データリクエストを行う。まず初めに、S701で、プルプリントアプリケーション304は、転送バッファ情報610のバッファサイズ611と、受信完了サイズ712の初期化を行う。S702で、プルプリントアプリケーション304は、印刷キュー情報600のURI601を確認し、プリントサーバ104に接続する。
接続が完了すると、S701でプルプリントアプリケーション304は、プリントサーバ104のリクエスト受付部409に受信完了サイズ612を付加した印刷データ取得リクエストを行う。次に、S704で、プルプリントアプリケーション304は、Webサービス送信部411から印刷ステータス受信部408にジョブステータスを通知する。また、S705でプルプリントアプリケーション304の印刷ジョブ送信部415は、コントローラ209への印刷データ転送処理を開始する。S706では、S703の印刷データリクエストによって、プリントサーバ104から印刷データが送信されてくると、プルプリントアプリケーション304の印刷ジョブ取得部412が受信する。
その後、S707において、受信完了サイズ612に受信したデータサイズを加算する。S708では、S705〜S706の間に、機器監視部414がプリンタ105〜108の異常によるオフラインを検知している場合、中断処理S709に移る。S709で、プルプリントアプリケーション304の印刷ジョブ送信部415は、コントローラ209への印刷データ転送処理を中止する。さらに、S710で、プルプリントアプリケーション304はWebサービス送信部411から印刷ステータス受信部408にジョブステータスを通知し、S711で、プリントサーバ104との接続を切断する。S712で、プルプリントアプリケーション304は、プリンタ105〜108の異常が解消され、機器監視部414が、オンラインを検知するまで待ち、検知すると、S702に移行し、プリントサーバ104に再接続し、S703以降の処理に戻る。
この際、S702において、受信完了サイズを付加してプリントサーバ104へ印刷データ取得リクエストを行うことで、中断した位置の続きから印刷データの取得が可能となる。S713で印刷データの受信が完了したことを確認するまで、繰り返す。S713で受信完了が確認されると、S714で印刷ジョブ送信部415がコントローラ209に転送する転送バッファが空になるまで待つ。転送バッファが空であることが確認できると、S715で、プルプリントアプリケーション304は、Webサービス送信部411から印刷ステータス受信部408にジョブステータスを通知し、S716でプリントサーバ104との接続を切る。
<プリントサーバ処理フロー>
図8はプリントサーバ104が印刷データをプルプリントアプリケーション304に送信する際の処理フローである。図8の処理フローは図2のHDD205にプログラムとして記憶されており、CPU202によってRAM203にロードされ実行される。
まず、S801において、プリントサーバ104のリクエスト受付部409が、プルプリントアプリケーション304から印刷データ取得リクエストを受信する。S802でプリントサーバ104の印刷ジョブ取得部407は、受信した印刷データ取得リクエストに含まれる情報から、取得する印刷データと、その送信開始位置を確認し、印刷ジョブ管理サービス306から、送信する印刷データを取得する。S803で、プリントサーバ104は、プルプリントアプリケーション304へ、S802で取得した印刷データの送信を開始する。プリントサーバ104は、印刷データの送信中に印刷ステータス受信部408で、プルプリントアプリケーション304から中断すべきステータスを受信すると、S805の処理に移る。
S805では、プリントサーバ104は印刷データの送信を中断するとともに、S806で印刷ジョブ管理サービスがジョブステータスの更新を行い、S801の処理に戻る。プリントサーバ104は、S807で印刷データの送信完了が確認できるまで、処理を続け、送信完了すると、S806で、印刷ジョブ管理サービス306がジョブステータスの更新を行い、ジョブステータスを更新し、終了する。また、この間、印刷ステータス受信部408がジョブステータス通知を受信した場合には、逐次、印刷ジョブ管理サービス306がジョブステータスの更新を行う。
このように、この実施形態をとる印刷システムでは、印刷中断時に、プリントサーバ104とプルプリントアプリケーション304との接続を切り、再開時に、プルプリントアプリケーション304から再接続と、印刷データの取得位置の通知を行う。これにより、ネットワークの負荷を低減しながら、無駄のない印刷データの送受信が可能となる。
[実施例2]
実施例2として、実施例1におけるプルプリントアプリケーション304が機器監視部414において、プリンタ105〜108の異常を検知した際に、そのエラーの種別により、プリントサーバ104への接続を切断するか判断する場合の例を示す。
図9に示す処理以外の、構成や、フローは実施例1と同様であるため、省略する。
図9は、S708において、プルプリントアプリケーション304の機器監視部414が、プリンタの異常を検知した場合の処理を示す。S901で、プルプリントアプリケーション304の機器監視部414が、プリンタの異常を検知すると、S902で、その異常の原因となったエラーの種類を特定し、エラー種別により、S903〜S905に処理を移す。たとえば、紙詰まりや紙なし等の短時間でエラーの復帰が見込めるエラーが原因である場合、プルプリントアプリケーション304は、すぐにはプリントサーバ104との接続を切らず、既定のタイマーカウント分、待ってから切断してオンライン復帰を待つ。
そうすることで、接続を切断せずに待っている間に、機器監視部414がオンライン復帰を検知した場合に、再開時の接続処理を省略することができる。またトナー切れ等の復帰までに時間を要することが予想されるエラーの場合には、S904で、すぐにプリントサーバ104との接続を切断し、オンラインへの復帰を待つ。さらに、オフラインのエラー原因が、ハードウェア異常や、サービスコールが必要であり、しばらく復帰が見込めないエラーの場合がある。この場合、S905で、ジョブをエラー終了とし、印刷ステータス受信部へ通知し、プリントサーバ104への接続をすぐに切り、ジョブの処理を終了することもできる。
101〜103 クライアント端末
104 プリントサーバ
105〜108 プリンタ
109〜111 ネットワーク

Claims (2)

  1. プルプリントアプリケーション(304)が印刷データをプリントサーバ(104)から取得しながらプリンタ(105〜108)に転送することで、印刷実行するプルプリントシステムにおいて、
    プルプリントアプリケーション(304)が、
    プリントサーバに対して、印刷データの取得リクエストを送信する手段と、(S703)
    プリントサーバから印刷データを受信する手段と、(S706)
    取得した印刷データをバッファリングし、バッファからプリンタ(105〜108)に転送する手段と、(S705)
    前記バッファリング完了した印刷データサイズの累積値(612)を保持する手段(S808)と、
    前記バッファリング完了した印刷データサイズの累積値(612)をプリントサーバ(104)に通知し、未受信の印刷データの取得を行うことで転送を継続する手段(S703)
    プリンタ(105〜108)からプリンタの状態を検知し、プリンタの状態に基づき、プリントサーバ(104)への接続を制御する手段と、(S702、S711)
    を有し、
    プリントサーバ(104)は、
    プルプリントアプリケーション(304)からの印刷データ取得リクエストに基づき、プルプリントアプリケーション(304)が未受信の印刷データを送信する手段と、(S802,S803)
    を有することを特徴とする印刷システム。
  2. プリンタ(105〜108)が、
    プリンタの状態の異常を検知した際に、そのエラー種別を特定する手段と、(S902)
    上記エラー種別に従ってプリントサーバ(104)への接続を制御する手段と、(S903〜S905)
    タイマーを持ち、ある時間をカウントしてから、プリントサーバ(104)への接続を切断する手段と、(S903)
    を有することを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
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