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JP2015009630A - 自動車点検記録装置 - Google Patents

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JP2015009630A
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Abstract

【課題】自動車の点検作業の効率を向上し得る装置を提供する。
【解決手段】自動車の点検作業者が携帯する端末(11)と、端末(11)との間で音声信号による送受信を行い得るヘッドセット(21)と、人の話す音声言語を解析し、話している内容を文字データとして取り出す処理を行う音声認識エンジン(3)と、前記音声認識エンジンを利用するアプリケーションソフト(9)とを備え、アプリケーションソフト(9)は、音声認識エンジン(3)を用い、端末(11)及びヘッドセット(21)を介して自動車の点検作業を音声で指示する機能と、前記点検作業の結果を端末(11)及びヘッドセット(21)を介し音声で受信して記録する機能と、全ての点検作業の結果を記録した後に点検作業の全ての結果を記入した点検記録票を作成する機能とを有する。
【選択図】図2

Description

この発明は自動車点検記録装置、特にクラウド上に備える音声認識エンジンを用いるものに関する。
音声認識を利用して自動車の整備を行わせるようにしたものがある(特許文献1参照)。
特開平7−108908号公報
ところで、カーユーザーが行う法定点検とは別にメーカー推奨点検がある。このメーカー推奨点検の際には、メカニックがキーボードを叩いて点検作業マニュアルを検索したり、点検記録票に点検作業の結果をメカニックがペンで書き込む。そして、点検作業の終了後にはその手書きの点検作業の結果をメカニックがキーボードで入力し、手書きでない点検記録票をプリンタからプリントアウトしている。
この場合、メーカー推奨点検では、点検項目がカーユーザーに分かり易くレイアウトされている。一方、メーカー推奨点検の点検作業はメカニックが行うが、メカニックが行う点検作業の手順は、点検記録票のレイアウトに出ている点検項目の順とは違っている。このため、点検項目の落ちが生じないといえず、落ちの生じた点検項目を再度点検するのでは、点検作業の時間が長引き、点検効率が悪い。
そこで、音声認識を利用し、指示に従ってメカニックがメーカー推奨点検の点検作業を行うようにすれば、点検項目の落ちをなくすことができる。しかしながら、上記特許文献1の技術には、こうしたメーカー推奨点検の点検作業について一切記載がない。
そこで本発明は、自動車の点検作業の効率を向上し得る装置を提供することを目的とする。
本発明の自動車点検記録装置は、自動車の点検作業者が携帯する端末と、前記端末との間で音声信号による送受信を行い得るヘッドセットと、人の話す音声言語を解析し、話している内容を文字データとして取り出す処理を行う音声認識エンジンと、前記音声認識エンジンを利用するアプリケーションソフトとを備えている。前記アプリケーションソフトは、前記音声認識エンジンを用い、前記端末及びヘッドセットを介して少なくとも一つの点検項目を有する自動車の点検作業を音声で指示する機能と、前記点検作業の結果を前記端末及びヘッドセットを介し音声で受信して記録する機能と、全ての点検作業の結果を記録した後に点検作業の全ての結果を記入した点検記録票を作成する機能とを有している。
比較例1では、メカニックが点検記録票に点検作業結果をペンで書き込み、点検作業の終了後にはその手書きの点検作業の結果をメカニックがキーボードで入力する、という手入力の手間が必要であるが、本実施形態によれば、比較例1で生じていたペンでの書き込みやキーボードでの入力といった手間をメカニックからなくすことができる。音声認識の有する特性であるハンズフリー、アイズフリーを利用することで、比較例1より自動車の点検作業の効率を向上できる。
本発明の第1実施形態のメーカー推奨点検の点検記録票の一例である。 第1実施形態のメーカー推奨点検の点検記録票の一例である。 本発明の第1実施形態の自動車点検記録装置の概略構成図である。 クラウドの主な機能を示す機能図である。 第1実施形態のアプリケーションソフトによって実行されるメカニックとクラウドとの間のデータの流れを示したものである。 第2実施形態の作業時間票である。 第3実施形態の自動車点検記録装置の概略構成図である。 第4実施形態の自動車点検記録装置の概略構成図である。 第5実施形態の自動車点検記録装置の概略構成図である。 第6実施形態の自動車点検記録装置の概略構成図である。 第7実施形態の自動車点検記録装置の概略構成図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
(第1実施形態)
図1A、図1Bは本発明の第1実施形態の自動車整備点検記録装置1により得られる点検記録票5の一例である。ここでは2つの図に分けて示すが、1つの図であってよい。様々な点検記録票があるが、ここではある1つのカーメーカーが推奨する点検(この点検を以下「メーカー推奨点検」という。)を参考にして簡略化したものを示している。
図1A、図1Bにおいて、メーカー推奨点検の点検記録票5は複数の点検項目と各点検結果とで構成されている。メーカー推奨点検の点検項目は、「1.油類・液類」、「2.ブレーキ」、「3.ベルト類」、「4.タイヤ」、「5.ワイパー」、「6.エンジン」、「7.ウォーニングランプ」、「8.シートベルト」、「9.ライト」、「10.下回り」の10項目である。なお、点検項目は複数ある必要はなく、少なくとも一つあればよい。
メーカー推奨点検の点検結果は点検項目毎に異なっている。例えば「1.油類・液類」でみると、エンジンオイルとウインドウォッシャーに分かれている。エンジンオイルについてはオイルの量とオイル量の点検結果を「適切」と「不適切」の2段階で記載する。オイルの量の点検結果は例えば3段階の表示であってよい。上記のメーカー推奨点検では、「良好です。」、「そろそろ整備が必要になります。」、「今すぐ整備が必要です。」の3段階になっているが、これと同じであってよい。
メーカー推奨点検の点検記録票5のレイアウトは、図1A、図1Bに示すものに限られない。前述のように図1A、図1Bは上記のメーカー推奨点検を参考にして簡略化したものを示しているが、上記のメーカー推奨点検と同じであってよい。他のメーカー推奨点検の点検記録票であってもかまわない。要は、点検項目と、点検結果を文字や数値で記載するところがあればかまわない。
ここで、第1実施形態の自動車整備点検記録装置1に対する比較例1の自動車整備点検記録装置を説明する。比較例1のメーカー推奨点検の点検記録票のレイアウトは、図1A、図1Bに示す第1実施形態と同じであるとする。比較例1のメーカー推奨点検の点検記録票の記載は、パソコン入力が一般的である。すなわち、比較例1のメーカー推奨点検の点検作業の流れは概ね次の通りである。
〈1〉自動車を運転して来店したカーユーザーより営業担当がメーカー推奨点検を依頼されたとき、営業担当はカーユーザーに店で待つようにお願いすると共に、サービス担当であるメカニックに指示する。指示を受けたメカニックはカーユーザーの自動車を整備・点検作業場に運び込む。
〈2〉整備・点検作業場でメーカー推奨点検の点検記録票に基づいて、メカニックがメーカー推奨点検の各点検作業を開始し、その点検結果をメーカー推奨点検の点検記録票にペンで順に手書きする。
〈3〉全ての点検作業を終了したらメカニックは整備・点検作業場から事務所や事務スペースに戻り、手書きの点検記録票からデータ(点検結果)を拾ってキーボードから打ち込む。
〈4〉キーボードからのデータの打ち込みを完了したら、全ての点検結果が記入されたメーカー推奨点検の点検記録票をプリンタからプリントアウトする。
〈5〉メカニックから連絡を受けた営業担当はプリントアウトされたメーカー推奨点検の点検記録票をカーユーザーに手渡す。
さて、比較例1のメーカー推奨点検の点検記録票は、図1A、図1Bに示したように、カーユーザーにとってわかり易いレイアウトとしてあるので、メカニックが従う点検作業マニュアルの流れと必ずしも一致していない。
例えば、メカニックはエンジンルーム内を点検するときには、エンジンルーム内にある部品について点検作業マニュアルに従って全ての点検作業を行う。メーカー推奨点検の点検記録票でいえば、点検対象は、「1.油類・液類」のエンジンオイル、ウィンドウォッシャー、ブレーキのブレーキフルード、「3.ベルト類」のファンベルト、パワステアリングベルト、「6.エンジン」のバッテリ液などである。これらについての作業手順が点検作業マニュアルに記載されている。
車室内を点検するときには車室内にある部品について点検作業マニュアルに従って全ての点検作業を行う。メーカー推奨点検の点検記録票でいえば、点検対象は「2.ブレーキ」の駐車ブレーキレバー、ブレーキペダル、「5.ワイパー」のワイパー、ウィンドウォッシャー、「6.エンジン」のかかり具合・異音、「7.ウォーニングランプ」の室内のウォーニングランプなどである。これらについての作業手順も点検作業マニュアルに記載されている。
このため、比較例1の自動車整備点検記録装置では、メーカー推奨点検の点検記録票に記載されている点検項目の順と、点検作業マニュアルに記載されている作業手順との違いから、点検作業をし忘れる項目が生じ得る。すべての点検作業を終了したと勘違いして事務所に戻った後に、点検作業のし忘れに気がつき、再び整備・点検作業場に戻ってし忘れた点検作業を行うのでは点検作業の終了までの時間を長引かせることになり、待たしているカーユーザーをさらに待たせることになる。かといって、し忘れた点検作業を点検することなく、メカニックが勝手に作業結果を打ち込むことがないとはいえず、これでは点検作業の精度が低下する。
そこで本発明の第1実施形態では、メーカー推奨点検の点検作業を実行する際に、クラウド上に有する音声認識エンジンを利用する。この音声認識エンジンを用いてクラウドとの間で音声により対話し、メーカー推奨点検の点検結果はデータ通信を介してクラウド上に保存することにより、ペンによる点検結果の手書き入力やキーボードからの入力を不要とする。
このようなアイデアを具体化したのが図2で、図2は第1実施形態の自動車整備点検記録装置1の全体構成図である。自動車整備点検記録装置1は、音声認識エンジンを有するクラウド2、自動車整備点検記録装置1の利用者(以下「顧客」という。)10の側に備える機器から構成される。顧客10の側に備える機器は、メカニック(自動車の点検作業者)が携帯する携帯電話としてのスマートフォン11、ヘッドセット21、パソコン31等から構成される。クラウド2はインターネットを介してスマートフォン11と、スマートフォン11は簡易な通信手段を介してヘッドセット21とつながっている。また、クラウド21はインターネットを介してパソコン31ともつながっている。
ここで、「音声認識」とは、人の話す音声言語をコンピュータによって解析し、話している内容を文字データとして取り出す処理のことである。音声認識の技術自体は、古くから各生産施設での導入が狭い専門分野ごとに静かに進んでいたが、最近、音声認識の技術が飛躍的に進歩し、膨大なデータを高速処理する能力を有しワード辞書(ボキャブラリー)を充実させた音声認識が可能となっている。
そして、この高度処理能力を有する音声認識のソフトウェアは「音声認識エンジン」と呼ばれ、クラウド2でこの音声認識エンジンを利用するサービスを提供する企業が出現している。ここで、「クラウド」とは、データを自分のパソコンや携帯電話ではなく、インターネット上に保存する使い方、サービスのことをいう。自宅、会社など、様々な環境で携帯電話(主にスマートフォン11)からこのクラウド2にアクセスし、クラウド2に保存している膨大なデータを閲覧、編集、アップロードできる。
音声認識エンジンを有するクラウド2そのものは公知であるので、これについて先に概説すると、図3はクラウド2の主な機能を示している。クラウド2は、音声認識エンジン3、自然言語処理部6、データベース7、音声合成部8から構成されている。音声認識エンジン3では、音響モデル4と単語辞書5を用いて、入力されてくる音声データを認識する。ここで、「音響モデル」とは、認識対象の音素がそれぞれどのような周波数特性を持っているかを表したもののことである。
「自然言語処理」とは、人間が日常的に使っている自然言語をコンピュータに処理させる一連の技術のことをいう。自然言語処理部6では、音声認識エンジン3によって認識された音声に基づいて意図解釈を行う。ここで、「意図解釈」とは、言語の意味を理解することである。
データベース7には、膨大なデータが格納され、そのデータの中には例えば自動車メーカーが製造している各自動車についての詳細なデータやメーカー推奨点検の点検作業マニュアルが格納されている。音声合成部8は音声を合成する。
本実施形態では、音声認識エンジンを利用するアプリケーションソフト(ソフトウェア)9を新たに作成し、このアプリケーションソフト9をクラウド2上に常駐させる。ここで、「アプリケーションソフト」とは、上記の顧客10がクラウド2上の音声認識エンジン3を用いてメーカー推奨点検の点検作業を実行する機能を有するソフトウェアのことである。ここでは、アプリケーションソフト9は、メーカー推奨点検の点検作業を点検作業マニュアルに従い音声によって指示し、またメーカー推奨点検の点検作業の結果を点検作業と同時進行で、メカニックの発する音声を受けてクラウド上に記録するものである。詳細には、アプリケーションソフト9は、音声認識エンジン3を用い、スマートフォン11及びヘッドセット21を介してメーカー推奨点検(少なくとも一つの点検項目を有する自動車の点検)の点検作業を音声で指示する機能と、メーカー推奨点検の点検作業の結果をスマートフォン11及びヘッドセット21を介し音声で受信してクラウド2上に記録する機能と、メーカー推奨点検の全ての点検作業の結果を記録した後にメーカー推奨点検の点検作業の全ての結果を記入した点検記録票5を作成する機能とを有している。このアプリケーションソフト9が有する作成機能によって、メカニックがキーボード33からの入力を行わなくても、プリンタ34から自動的にメーカー推奨点検の点検記録票がプリントアウトされる。
この場合、メーカー推奨点検に用いる点検作業マニュアルの手順は、図1A、図1Bに示したメーカー推奨点検の点検記録票5に記載されている点検項目の順ではなく、メーカー推奨点検に用いる点検作業マニュアルの指示する作業流れに従うものとする。メーカー推奨点検に用いる点検作業マニュアルによれば、例えば自動車のエンジンルームをメカニックが開いたときには、エンジンルーム内で行う全ての点検項目を順にもれなくメカニックに指示する。同様に運転室にメカニックが着席したときには、運転室内で行う全ての点検項目を順にもれなくメカニックに指示する。メーカー推奨点検に用いる点検作業マニュアルは予め作成しておく。
メーカー推奨点検を行うに際して、メーカー推奨点検に用いる点検作業マニュアルに従わせるメリットは、メーカー推奨点検の点検作業に要する時間を短縮することができ、点検作業漏れをなくすことができる点にある。また、メカニックに十分な経験がなくてもメーカー推奨点検の点検作業を行わせることができる点にある。
一方、図1A、図1Bに示したと同じレイアウトを有する比較例1の点検記録票に記載されている点検項目の順に従ってメカニックが点検するのでは、特にメカニックに十分な経験がない場合に、メーカー推奨点検の点検作業の流れが途切れたり重複することになる。これによって、メーカー推奨点検の点検作業に無駄な時間を要したり、点検漏れが生じたりし得る。
図2に戻り、メカニックは、音声データ通信端末としてのスマートフォン11を用いてクラウド2に常駐しているアプリケーションソフト9にアクセスする。この場合、スマートフォン11とクラウド2との間の通信速度が問題になるが、最近ではデータ通信の技術が進歩し高速化している。例えば、第3世代(3G)携帯電話のデータ通信を高速化した規格をLTE(Long Term Evolution)というが、第3.9世代の携帯電話の場合、LTEでは下りで37.5Mbpsの通信速度を実現している。第4世代(4G)携帯電話の通信規格であるLTE−Advancedでは下りで1Gbpsの通信速度を提供できるといわれている。
上記第3世代携帯電話にスマートフォン11がある。スマートフォンの定義はいまだ確立されていない。スマートフォンを仮にインターネットとの親和性が高い多機能携帯電話であると定義すると、スマートフォン11には、通話機能のほか、ファイルなどの閲覧機能、個人情報を管理する機能、マルチメディアプレーヤーとしての機能、GPSを利用できる機能、カメラ機能など各種の機能を有している。本実施形態ではスマートフォン11を高速(所定の通信速度以上)で音声データ通信を行うことが可能な音声データ通信端末として利用する。スマートフォン11と基地局(あるいは中継機器)とはWi-Fi(ワイファイ)などの無線LANでつながり、この基地局からインターネットにつながっている。
ヘッドセット21は、メカニックの頭部にセットすることが可能で、メカニックの音声を拾うマイク22と、メカニックの耳に音声を出力するスピーカー23とで構成され、ヘッドセット21とスマートフォン11との間は、Bluetooth(登録商標、以下同じ。)でつながっている。ここで、Bluetoothはデジタル機器用の近距離無線通信規格の一つである。Bluetoothは数mから数十m程度の距離の情報機器間で電波を使い簡易な情報のやりとりを行うのに使用される。
本実施形態では、顧客10が雇用しているメカニックがヘッドセット21及びスマートフォン11を顧客10の整備・点検作業場へ持参し、メーカー推奨点検の点検作業を行う。あるいは、整備・点検作業場に備えているヘッドセット21及びスマートフォン11を用いて顧客10の雇用しているメカニックがメーカー推奨点検の点検作業を行う。整備・点検作業場では、メカニックがヘッドセット21及びスマートフォン11を介して、クラウド2中に常駐させているアプリケーションソフト9を働かせる。そして、音声で対話しながら、アプリケーションソフト9の指示に従ってメーカー推奨点検の点検作業を行い、点検結果をクラウド2に送信する。
アプリケーションソフト9の指示によって、全ての点検結果が記入されたメーカー推奨点検の点検記録票5を顧客10のプリンタ34からプリントアウトさせるため、パソコン31、モニター32、キーボード33、プリンタ34を備える。パソコン31、モニター32、キーボード33、プリンタ34を備えるに際しては、顧客10の事務所や事務スペースに既にあるものでかまわない。なお、図2にはデスクトップパソコンを示しているが、ノートパソコンであってよい。
アプリケーションソフト9が実行するフローチャートは図示しないが、当該フローで、音声認識エンジン3を用い、スマートフォン11及びヘッドセット21を介してメーカー推奨点検の点検作業を音声で指示する機能と、点検作業の結果を音声で受信してクラウド2上に記録する機能と、全ての点検作業の終了後に点検作業の全ての結果を記載した点検記録票5を作成する機能とを実現することになる。図4は当該フローで実行されるメカニックとクラウド2との間のデータの流れを示したもので、これについて説明する。
〔1〕メーカー推奨点検に際しては、事務所や事務スペースにあるパソコン31を起動し、インターネットを介してパソコン31がクラウド2に繋がれた状態とする。プリンタ34もONにしてパソコン31と繋ぎ印刷可能な状態にしておく。また、メカニックはメーカー推奨点検を営業担当から依頼されたときには、スマートフォン11を整備・点検作業場に持参すると共に、ヘッドセット21を自身に装着し、スマートフォン11を起動し、スマートフォン11によってクラウド2上のアプリケーションソフト9を起動する。これでメーカー推奨点検の点検作業の準備を完了する。
〔2〕メカニックがメーカー推奨点検の点検作業の開始を意味する[開始]という言葉をヘッドセット21のマイク22に向けて発すると、これが音声信号としてクラウド2に伝えられる。
〔3〕これを受けてクラウド2からは[準備OK]という言葉が合成音声としてヘッドセット21のスピーカー23から発せられる。
〔4〕続いてメーカー推奨点検のうちの点検項目1の実行を指示する[指示1]が合成音声でスピーカー23から発せられるので、これを受けてメカニックが点検項目1の点検作業を実行する。
〔5〕点検項目1の点検作業の終了後にメカニックが点検項目1の点検結果である[作業結果1]をマイク22に向けて発すると、これが音声信号としてクラウド2に伝えられ、クラウド2がその[作業結果1]をメモリに保存する。
〔6〕続いてメーカー推奨点検のうちの点検項目2の実行を指示する[指示2]が合成音声でスピーカー23から発せられるので、これを受けてメカニックが点検項目2の点検作業を実行する。
〔7〕点検項目2の点検作業の終了後にメカニックが点検項目2の点検結果である[作業結果2]をマイク22に向けて発すると、これが音声信号としてクラウド2に伝えられ、クラウドがその[作業結果2]をメモリに保存する。
〔8〕続いて、メーカー推奨点検のうちの点検項目3、点検項目4、・・・、最終の点検項目の実行を指示する[指示3]、[指示4]、・・・[最終の指示]に従って各点検作業を実行し、各点検結果を音声で伝える。メカニックが[最終の指示]に従って最終の点検項目の点検作業を実行し、その点検結果をクラウド2に音声で伝達した時点で、メーカー推奨点検の全ての点検作業が終了する。ここで、上記の[指示1]、[指示2]、・・・、[最終の指示]によって指示される点検項目1、点検項目2、・・・、最終の点検項目は、点検作業マニュアルに記載されている作業の流れに沿ったものとなるように予め定めておく。
〔9〕メカニックがメーカー推奨点検の点検作業終了を意味する[終了]という言葉をマイク22に向けて発すると、これが音声信号としてクラウド2に伝えられる。これでメーカー推奨点検の全ての点検結果がクラウド2上のメモリに保存されているはずである。このとき、アプリケーションソフト9ではデータ(点検結果)の格納状況を見て、全ての点検結果がメモリに格納されていなければ、メカニックに点検がまだの点検項目についての点検作業を[再指示]で指示する。これを受けてメカニックが点検がまだの点検件項目の点検作業を実行し、その点検作業の結果をクラウド2に音声で伝達することで全ての点検結果がメモリに格納されると、[終了]が合成音声でスピーカー23から発せられる。
〔10〕このあと、アプリケーションソフト9では点検結果の全てを[データ]としてパソコン31に送信し、メーカー推奨点検の全ての点検結果を記入した点検記録票5をプリンタ34からプリントアウトする。このプリントアウトされたメーカー推奨点検の点検記録票5の一例が図1A、図1Bである。
〔11〕メカニックがスマートフォン11によってクラウド上のアプリケーションソフト9の使用を終了し、ヘッドセット21を自身から外し、事務所や事務スペースに戻ると、そこには、メーカー推奨点検の全ての点検結果を記入した点検記録票5が仕上がっている。比較例1のようにメカニックがキーボード33から点検結果の入力を行うことは必要ない。
ここで、本実施形態の作用効果を説明する。
本実施形態では、自動車の点検作業者が携帯するスマートフォン11(端末)と、スマートフォン11との間で音声信号による送受信を行い得るヘッドセット21と、人の話す音声言語を解析し、話している内容を文字データとして取り出す処理を行う音声認識エンジン3と、音声認識エンジン3を利用するアプリケーションソフト9とを備えている。そして、アプリケーションソフト9は、音声認識エンジン3を用い、スマートフォン11及びヘッドセット21を介してメーカー推奨点検の点検作業(少なくとも一つの点検項目を有する自動車の点検作業)を音声で指示する機能と、点検作業の結果をスマートフォン11及びヘッドセット21を介し音声で受信して記録する機能と、メーカー推奨点検の全ての点検作業の結果を記録した後にメーカー推奨点検の点検作業の全ての結果を記入した点検記録票5を作成する機能とを有している。比較例1では、メカニックがメーカー推奨点検の点検記録票に点検作業結果をペンで書き込み、メーカー推奨点検の点検作業の終了後にはその手書きの点検作業の結果をメカニックがキーボードで入力する、という手入力の手間が必要であるが、本実施形態によれば、比較例1で生じていたペンでの書き込みやキーボードでの入力といった手間をメカニックからなくすことができる。音声認識の有する特性であるハンズフリー、アイズフリーを利用することで、クラウド2上にある音声認識エンジン3を用いることがない比較例1よりメーカー推奨点検の点検作業の効率を向上できるのである。
本実施形態によれば、メーカー推奨点検の点検作業の指示は、点検作業マニュアルの流れに沿ったものであるので、メーカー推奨点検の点検作業の途切れや重複をなくして、メーカー推奨点検の点検作業に要する時間を短縮することができる。
本実施形態によれば、データをインターネット上に保存し該データを用いたサービスを提供するクラウド2をさらに備え、音声認識エンジン3及びアプリケーションソフト9は、クラウド9にあるので、月々のクラウド利用料を支払うだけで、クラウドを利用できる。
インターネットを介してクラウド2との間で音声データ通信を行う端末の通信速度が第2世代携帯電話のように相対的に遅いと、音声データ通信の遅れに伴うストレスを感じ得る。一方、本実施形態によれば、インターネットを介してクラウド2との間で音声データ通信を行う携帯電話は第3世代携帯電話であるスマートフォン11またはそれよりも新しい世代の携帯電話であるので、通信速度が相対的に速く、これによって音声データ通信の遅れに伴うストレスを解消できる。
(第2実施形態)
図5は図1A、図1Bに示したメーカー推奨点検の各点検作業に要した時間を記録した第2実施形態の作業時間票41である。なお、図5には仮の数値を記載しており、実際の数値を示すものでない。
さて、点検作業の現場では、より一層の効率向上や正確さが常に求められている。このため、メーカー推奨点検の点検作業も「カイゼン」の対象となる。ここで、「カイゼン」とは、主に製造業の生産現場で行われている作業の見直し活動のことであるが、ここでは、「カイゼン」とは、メーカー推奨点検の点検作業の見直し活動のこととして定義する。
メーカー推奨点検の点検作業の見直しには、まず各点検作業にどれだけの時間を要しているのか否かを計測する必要がある。そのため、従来より行われているメーカー推奨点検の点検作業を第2実施形態に対する比較例2とする。また、比較例2の作業時間票のレイアウトは第2実施形態の図5と同じであるとする。
比較例2は、ストップウォッチを用意した観察者が、メカニックの行うメーカー推奨点検の各点検作業を見つつ、各点検作業毎にストップウォッチを働かせて、図5と同じレイアウトの作業時間票に各点検作業に要する時間をペンで記録していくというものである。
しかしながら、比較例2では、観察者が必要となるばかりか、作業時間表に観察者がペンで手書きしなければならず、作業時間票をプリントアウトするにはキーボードからの入力の手間が必要となる。
そこで、第2実施形態では、上記のアプリケーションソフト9にタイムスタンプの機能を付加する。ここで、「タイムスタンプ」とは、ある出来事が発生した日時、日付、時刻などを示す文字列のことで、電子データに属性として付与されている。第2実施形態では、タイムスタンプの機能をメーカー推奨点検の各点検作業に要する時間を記録するために用いる。例えば、点検作業の各指示を出力したタイミングより、その指示に従っておこなれた点検結果が送り返されてきたタイミングまでに経過した時間を点検作業に要した時間として記録させるのである。
タイムスタンプの機能を直接用いず、次のようにしてもかまわない。すなわち、メカニックから各点検作業の開始と終了とを音声で伝えさせるようにしておく。そして、アプリケーションソフト9では、メカニックから点検作業の開始を伝える音声信号が入力した時点で開始時刻を記録し、メカニックから点検作業の終了を伝える音声信号が入力した時点で終了時刻を記録する。すると、終了時刻と開始時刻との差の時間が点検作業に要した時間となるので、この点検作業に要した時間を各作業に対応付けてメモリに保存させる。
クラウド2上のメモリに保存した各点検作業時間のデータはクラウド2よりパソコン31に送信し、全ての点検作業時間を記入した作業時間票41をプリンタ34からプリントアウトする。このプリントアウトされた作業時間票41の一例が図5である。メカニックが点検作業を終了した後には、全ての点検作業時間を記入した作業時間票41が仕上がっている。比較例2のように観察者がストップウォッチでメーカー推奨点検の各点検作業に要する時間を計測することは必要ない。
第2実施形態によれば、アプリケーションソフト9は、メーカー推奨点検の各点検作業に要する時間を計測する機能と、各点検作業に要する時間を記載した作業時間票41を作成する機能とを備えるので、メカニックが一連の点検作業を実行するだけで、全ての点検作業に要した時間を記入した作業時間票41が得られると共に、観察者による時間計測の手間を省略することができる。これによって、「カイゼン」につながるタイムマネジメントを効率的に行うことができる。
第1、第2の実施形態では、ある1つのカーメーカーが提供しているメーカー推奨点検の場合で説明したが、このメーカー推奨点検に限られるものでない。例えば、点検には、メーカー推奨点検以外にも法定定期点検、車検整備点検、修理受付時の問診と点検、日本損害保険協会に登録されているアジャスターが行う事故修理見積点検、新車の納入前点検などがある。これらの各点検にも本発明の適用がある。
次に、自動車整備点検記録装置1の利用形態について説明する。
(第3実施形態)
まず図6は第3実施形態のトータルクラウドサーバ型の自動車整備点検記録装置1の概略構成図である。
第1実施形態では一人の顧客10について着目したが、第3実施形態は、図6に示したように複数の顧客がある場合を対象とするものである。例えば、全国に散らばって複数(ここでは3人)の顧客10A、10B、10Cがいるとする。この顧客数の違いにより、第3実施形態では、3人の顧客10A、10B、10Cが同時にメーカー推奨点検の点検作業を行っても対応可能なようにクラウド2上に常駐させるアプリケーションソフト9を作成しておく。また、各顧客10A、10B、10Cには、図2に示したスマートフォン11、ヘッドセット21、パソコン31、モニター32、キーボード33、プリンタ34を顧客10A、10B、10C毎に有させる。
第3実施形態では、クラウド2に常駐するアプリケーションソフト9が、各顧客10A、10B、10Cがそれぞれ雇用しているメカニックがスマートフォン11及びヘッドセット21を介して発生する、メーカー推奨点検の点検作業の結果を表す音声データを中央のクラウド2に集めてクラウド2上のメモリに格納する。そして、クラウド2上の音声認識エンジン3で各顧客10A、10B、10C毎に音声データを処理し、メーカー推奨点検の点検結果を対応する顧客10A、10B、10Cのパソコン31に戻し、全ての点検作業結果を記入したメーカー推奨点検の点検記録票をプリントアウトさせる。
第3実施形態では、第1実施形態と顧客の数が相違するだけであるので、第3実施形態によっても、顧客10A、10B、10C毎に第1実施形態と同様の作用効果を奏する。
(第4実施形態)
図7は第4実施形態のグループ専用クラウドサーバ型の自動車整備点検記録装置1の概略構成図である。カーメーカーのグループ、カーディーラーのグループ等、比較的大きな企業グループでは自分達の企業グループで自分たちの企業グループに属する全てのデータを囲いたい、つまり自分たちの企業グループの外に自分たちの企業グループに関係するデータを漏らしたくないという要求がある。このため、そうした要求のある企業グループでは、自分達の企業グループ専用のクラウド(このクラウドを「グループ専用クラウド」という。)を有している。例えば1つの企業グループ51が専有するグループ専用クラウドを、図7に示したように「グループ専用クラウド52」とし、1つの企業グループ41内に、仮に複数(ここでは3つ)のカーディーラー53,54,55がいるとする。
第4実施形態は、こうしたグループ専用クラウド52を有する企業グループを対象としている。すなわち、第4実施形態では、グループ専用クラウド52上に音声認識エンジン3をインストールしてグループ専用クラウド52上に音声認識エンジン3を常駐させておくと共に、グループ専用クラウド52に第1実施形態で前述したアプリケーションソフト9を常駐させる。また、グループ企業51を構成する各カーディーラー53,54,55には、図2に示したスマートフォン11、ヘッドセット21、パソコン31、モニター32、キーボード33、プリンタ34をカーディーラー53,54,55毎に有させる。
第4実施形態では、グループ専用クラウド52に常駐するアプリケーションソフト9が、グループ企業51を構成する各カーディーラー53,54,55がそれぞれ雇用しているメカニックが発生する、メーカー推奨点検の点検作業の結果を表す音声データをグループ専用クラウド52に集めてグループ専用クラウド52上のメモリに格納する。そして、グループ専用クラウド52上の音声認識エンジン3で各カーディーラー53,54,55毎に音声データを処理し、メーカー推奨点検の点検結果を対応するカーディーラー53,54,55のパソコン31に戻し、全ての点検作業結果を記入したメーカー推奨点検の点検記録票をプリントアウトさせる。第4実施形態では、1つの企業グループ51の内部でメーカー推奨点検の点検作業に関する音声データの送受信が完了しているので、メーカー推奨点検の点検作業に関するデータが企業グループ51の外部に漏れることはない。
第4実施形態によれば、クラウドは、1つの企業グループ51が専有するグループ専用クラウド52であり、このグループ専用クラウド52にアプリケーションソフト9を常駐させるので、メーカー推奨点検の点検記録票に記入されているデータついても、そのデータを自分達の企業グループで囲いたいという要求を満たすことができる。
(第5実施形態)
図8は第5実施形態の小規模店舗(例えば整備工場、営業所等)を対象とするローカル型の自動車整備点検記録装置1の概略構成図である。小規模店舗61の内部には、図2に示したパソコン31、モニター32、キーボード33、プリンタ34を有している。
クラウド2を利用するには、クラウド2を利用するための費用を、クラウドを提供するサーバに毎月収めることが必要である。クラウド2を利用するための費用を毎月支払うことは、小規模店舗61にとってはコストアップとなる。小規模店舗61にとっては、常時はクラウドを利用しない形態が望ましい。
そこで第5実施形態はパソコン31をクラウド2に常時接続しない場合を対象とする。すなわち、第5実施形態では、自動車整備点検記録装置1の使用開始時にのみ小規模店舗61内のパソコン31にクラウド2からインターネット経由で音声認識エンジン3をインストールしておく。音声認識エンジン3をインストールした後には小規模店舗61内のパソコンをクラウド2に接続することはしない。また、小規模店舗61内のパソコン31に第1実施形態で前述したアプリケーションソフト9をインストールする。
さて、小規模店舗61内に、スマートフォン11及びヘッドセット21の対(この対を「店舗内端末」という。)を少なくとも1つ備えさせる。ここでは、店舗内端末が62,63,64の3つであるとする。店舗内でもスマートフォン11を用いる点検整備場とパソコン31の置かれている事務スペースとの間には所定の距離が存在すると考えられるので、店舗内端末62,63,64の各スマートフォン11とパソコン31との間は、Wi-Fi(ワイファイ)などの無線LANで接続する。スマートフォン11とヘッドセット21の間の接続はBluetoothでよい。
第5実施形態では、小規模店舗61内のパソコン31にインストールされているアプリケーションソフト9が、3人のメカニックが各店舗内端末62,63,64を介して発生する、メーカー推奨点検の点検作業の結果を表す音声データを、小規模店舗61内のパソコン31に集めてパソコン31内のメモリに格納する。そして、パソコン31内にインストールされている音声認識エンジン3で各店舗内端末62,63,64毎に無線LANを介して音声データを処理し、各店舗内端末62,63,64毎にメーカー推奨点検の全ての点検作業結果を記入した点検記録票をプリンタ34からプリントアウトする(スタンドアロンに近い)。
第5実施形態によれば、小規模店舗61(1つの店舗)にパソコン31、モニター32、キーボード33、プリンタ34を備え、パソコン31とクラウド2を接続してクラウド2上の音声認識エンジン3及びアプリケーションソフト9をパソコン31にインストールするので、小規模店舗61では、パソコン31をクラウド2に常時接続しておくことに伴うコストアップを抑制できる。
上記第3、第4、第5の実施形態の自動車整備点検記録装置1の提供先としては、カーメーカー、カーディーラー、自動車整備専業者、自家整備業者(陸運業者、バス運送業者、タクシー運送業者)、ガソリン給油所、中古車販売業者、自動車保険会社(アジャスター)、JAF(日本自動車連盟)が考えられる。
(第6実施形態)
図9は第6実施形態の小規模店舗(例えば整備工場、営業所等)を対象とする自動車点検記録装置の概略構成図である。第5実施形態の図8と同一部分には同一の符号を付している。
さて、本願を提出する日付においては、パソコンやスマートフォンなどの端末(第2の端末)に予めインストールされている音声認識エンジンが、本願を提出する日付より半年前のクラウド上にあった音声認識エンジンに近い能力を持つと共に膨大なメモリ容量をも持つようになってきている。この本願を提出する日付より半年前のクラウド上にあった音声認識エンジンに近い能力を有する音声認識エンジンを、以下、「クラウド上にある音声認識エンジンと同等の音声認識エンジン」という。このクラウド上にある音声認識エンジンと同等の音声認識エンジンを利用するのであれば、クラウド上にある音声認識エンジンそのものを利用することは必要ない。
そこで第6実施形態では、第5実施形態のようにクラウドからインターネット経由で音声認識エンジンをインストールすることはせず、パソコンに既にインストールされている、クラウド上にある音声認識エンジンと同等の音声認識エンジンを利用する。ただし、クラウド上にある音声認識エンジンと同等の音声認識エンジンがパソコンにインストールされているか否かは予め調査する。インストールされていなければ、クラウド上にある音声認識エンジンと同等の音声認識エンジンがインストールされているパソコンに交換する必要がある。
ここで、前述の第1〜第5の実施形態のパソコン31には、クラウド上にある音声認識エンジンと同等の音声認識エンジンがインストールされていない。一方、第6実施形態のパソコンには、クラウド上にある音声認識エンジンと同等の音声認識エンジンがインストールされている。以下、クラウド上にある音声認識エンジンと同等の音声認識エンジンがインストールされているパソコンを第1〜第5実施形態のパソコン31と区別するため「パソコン31’」とする。
クラウド上にある音声認識エンジンと同等の音声認識エンジンがインストールされているパソコン31’(端末)に、あらためて第1実施形態で前述したアプリケーションソフト9と同様のアプリケーションソフトをインストールする。
第1〜第5の実施形態で前述したアプリケーションソフト9は、クラウド2上にある音声認識エンジンを用い、スマートフォン11(端末)及びヘッドセット21を介して少なくとも一つの点検項目を有する自動車の点検作業を音声で指示する機能と、前記点検作業の結果をスマートフォン11及びヘッドセット21を介し音声で受信して記録する機能と、全ての点検作業の結果を記録した後に点検作業の全ての結果を記入した点検記録票を作成する機能とを有するものであった。一方、第6実施形態で用いるアプリケーションソフトは、パソコン31’(端末)にインストールされている、クラウド上にある音声認識エンジンと同等の音声認識エンジンを用い、スマートフォン11及びヘッドセット21を介して少なくとも一つの点検項目を有する自動車の点検作業を音声で指示する機能と、前記点検作業の結果をスマートフォン11及びヘッドセット21を介し音声で受信して記録する機能と、全ての点検作業の結果を記録した後に点検作業の全ての結果を記入した点検記録票を作成する機能とを有するものである。以下、第6実施形態で用いるアプリケーションソフトを、第1〜第5の実施形態で用いるアプリケーションソフト9と区別するため「第2のアプリケーションソフト」という。
さて、小規模店舗61内に、スマートフォン11及びヘッドセット21の対(この対を「店舗内端末」という。)を少なくとも1つ備えさせる。ここでも、第5実施形態と同様に、店舗内端末が62,63,64の3つであるとする。第5実施形態と同様に、店舗内端末62,63,64の各スマートフォン11とパソコン31との間をWi-Fi(ワイファイ)などの無線LANで接続する。スマートフォン11とヘッドセット21の間の接続はBluetoothでよい。
第6実施形態では、パソコン31’にインストールされている第2のアプリケーションソフトが、3人のメカニックが各店舗内端末62,63,64を介して発生する、メーカー推奨点検の点検作業の結果を表す音声データを、小規模店舗61内のパソコン31’に集めてパソコン31’内のメモリに格納する。そして、パソコン31’内に予めインストールされている、クラウド上にある音声認識エンジンと同等の音声認識エンジンで各店舗内端末62,63,64毎に無線LANを介して音声データを処理し、各店舗内端末62,63,64毎にメーカー推奨点検の全ての点検作業結果を記入した点検記録票をプリンタ34からプリントアウトする。
第6実施形態によれば、小規模店舗61(1つの店舗)にクラウド上にある音声認識エンジンと同等の音声認識エンジンを予めインストールしているパソコン31’、モニター32、キーボード33、プリンタ34を備え、第2のアプリケーションソフトをパソコン31’にインストールする。つまり、音声認識エンジン及び第2のアプリケーションソフトは、パソコン31’(端末)にあるので、小規模店舗61では、パソコン31’をクラウド2に常時接続しておくことに伴うコストアップを抑制できる。
(第7の実施形態)
図10は第7実施形態の小規模店舗(例えば整備工場、営業所等)を対象とする自動車点検記録装置の概略構成図である。第5実施形態の図8と同一部分には同一の符号を付している。
第6実施形態は、クラウド上にある音声認識エンジンと同等の音声認識エンジンを予めインストールしているパソコン31’を有するものが対象であった。一方、第7実施形態は、クラウド上にある音声認識エンジンと同等の音声認識エンジンを予めインストールしているスマートフォンを対象とするものである。ここで、前述の第1〜第5の実施形態のスマートフォン11には、クラウド上にある音声認識エンジンと同等の音声認識エンジンがインストールされていない。一方、第7実施形態のスマートフォンパソコンには、クラウド上にある音声認識エンジンと同等の音声認識エンジンがインストールされている。以下、クラウド上にある音声認識エンジンと同等の音声認識エンジンがインストールされているスマートフォンを第1〜第5実施形態のスマートフォン11と区別するため「スマートフォン11’」とする。
クラウド上にある音声認識エンジンと同等の音声認識エンジンがインストールされているスマートフォン11’(端末)に、あらためて第6実施形態で前述した第2のアプリケーションソフトをインストールする。
さて、小規模店舗61内に、スマートフォン11’及びヘッドセット21の対(この対を「店舗内端末」という。)を少なくとも1つ備えさせる。ここでも、第5実施形態と同様に、店舗内端末が62,63,64の3つであるとする。第6実施形態でも、店舗内端末62,63,64の各スマートフォン11’とパソコン31との間をWi-Fi(ワイファイ)などの無線LANで接続する。スマートフォン11’とヘッドセット21の間の接続はBluetoothでよい。
第7実施形態では、各店舗内端末62,63,64のスマートフォン11’にインストールされている第2のアプリケーションソフトが、3人のメカニックが発生するメーカー推奨点検の点検作業の結果を表す音声データを、スマートフォン11’内のメモリに格納する。そして、スマートフォン11’内に予めインストールされている、クラウド上にある音声認識エンジンと同等の音声認識エンジンで各スマートフォン11’毎にBluetooth(ブルートゥース)を介して音声データを処理し、その結果をパソコン31に無線LANを介して送信させる。この送信を受けるパソコン31では、各店舗内端末62,63,64のスマートフォン11’毎にメーカー推奨点検の全ての点検作業結果を記入した点検記録票をプリンタ34からプリントアウトする。
第7実施形態によれば、小規模店舗61(1つの店舗)にパソコン31、モニター32、キーボード33、プリンタ34を備え、クラウド上にある音声認識エンジンと同等の音声認識エンジンを予めインストールしているスマートフォン11’に第2のアプリケーションソフトをインストールする。つまり、音声認識エンジン及び第2のアプリケーションソフトは、スマートフォン11’(端末)にあるので、小規模店舗61では、パソコン31をクラウド2に常時接続しておくことに伴うコストアップを抑制できる。
第6、第7の実施形態に対しても、第2実施形態を追加することが可能である。すなわち、第2のアプリケーションソフトに、メーカー推奨点検の各点検作業に要する時間を計測する機能と、各点検作業に要する時間を記載した作業時間票41を作成する機能とをさらに付加する。これによって、第2実施形態と同じに、メカニックが一連の点検作業を実行するだけで、全ての点検作業に要した時間を記入した作業時間票41が得られると共に、観察者による時間計測の手間を省略することができる。これによって、「カイゼン」につながるタイムマネジメントを効率的に行うことができる。
第7実施形態では、端末がスマートフォン11’である場合で説明したが、これに限られるものでない。例えば、タブレット型コンピュータにも最近ではクラウド上にある音声認識エンジンと同等の音声認識エンジンが予めインストールされている。このため、クラウド上にある音声認識エンジンと同等の音声認識エンジンがインストールされているタブレット型コンピュータを、スマートフォン11’に代えて、端末とすることができる。
また、PDA(Personal Digital Assistant)といわれる携帯情報端末がある。こうした携帯情報端末にも最近ではクラウド上にある音声認識エンジンと同等の音声認識エンジンが予めインストールされている。このため、クラウド上にある音声認識エンジンと同等の音声認識エンジンがインストールされている携帯情報端末を、スマートフォン11’に代えて、端末とすることができる。
さらに、上記タブレット型コンピュータや携帯情報端末は第1〜第5の実施形態のスマートフォン11に代えて、端末とすることもできる。
1 自動車整備点検記録装置
2 クラウド
3 音声認識エンジン
9 アプリケーションソフト
10 顧客
10A、10B、10C 顧客
11 スマートフォン(端末、第3世代携帯電話)
11’ スマートフォン(端末)
21 ヘッドセット
31 パソコン
31’ パソコン(端末)
32 モニター
33 キーボード
34 プリンタ
51 1つの企業グループ
52 グループ専用クラウド
53,54,55 自動車ディーラー
61 小規模店舗(1つの店舗)
62,63,64 店舗内端末

Claims (8)

  1. 自動車の点検作業者が携帯する端末と、
    前記端末との間で音声信号による送受信を行い得るヘッドセットと、
    人の話す音声言語を解析し、話している内容を文字データとして取り出す処理を行う音声認識エンジンと、
    前記音声認識エンジンを利用するアプリケーションソフトと
    を備え、
    前記アプリケーションソフトは、
    前記音声認識エンジンを用い、前記端末及びヘッドセットを介して少なくとも一つの点検項目を有する自動車の点検作業を音声で指示する機能と、
    前記点検作業の結果を前記端末及びヘッドセットを介し音声で受信して記録する機能と、
    全ての点検作業の結果を記録した後に点検作業の全ての結果を記入した点検記録票を作成する機能と、
    を有することを特徴とする自動車点検記録装置。
  2. 前記アプリケーションソフトは、
    前記各点検作業に要する時間を計測する機能と、
    各点検作業に要する時間を記載した作業時間票を作成する機能と
    をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の自動車点検記録装置。
  3. 前記点検作業の指示は、点検作業マニュアルの流れに沿ったものであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自動車点検記録装置。
  4. データをインターネット上に保存し該データを用いたサービスを提供するクラウドをさらに備え、
    前記音声認識エンジン及び前記アプリケーションソフトは、前記クラウドにあることを特徴とする請求項1から3までのいずれか一つに記載の自動車点検記録装置。
  5. 前記クラウドは、1つの企業グループが専有するグループ専用クラウドであり、このグループ専用クラウドに前記アプリケーションソフトを常駐させることを特徴とする請求項4に記載の自動車点検記録装置。
  6. 1つの店舗にパソコン、モニター、キーボード、プリンタを備え、
    前記パソコンと前記クラウドを接続して前記クラウド上の音声認識エンジン及び前記アプリケーションソフトを前記パソコンにインストールすることを特徴とする請求項4又は5に記載の自動車点検記録装置。
  7. 前記音声認識エンジン及び前記アプリケーションソフトは、前記端末にあることを特徴とする請求項1から3までのいずれか一つに記載の自動車点検記録装置。
  8. 前記端末は、第3世代またはそれよりも新しい世代の携帯電話であるスマートフォン、タブレット型コンピュータまたは携帯情報端末であることを特徴とする請求項1から7までのいずれか一つに記載の自動車点検記録装置。
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