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JP2015005364A - 点灯装置および照明器具 - Google Patents

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JP2015005364A JP2013128790A JP2013128790A JP2015005364A JP 2015005364 A JP2015005364 A JP 2015005364A JP 2013128790 A JP2013128790 A JP 2013128790A JP 2013128790 A JP2013128790 A JP 2013128790A JP 2015005364 A JP2015005364 A JP 2015005364A
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哲志 前田
Tetsushi Maeda
哲志 前田
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Abstract

【課題】意図しない点灯状態の変化を抑制することができる点灯装置および照明器具を提供する。
【解決手段】点灯装置100は、点灯回路20と、AC検出回路30と、制御回路40を備える。点灯回路20は、光源モジュール200と接続し、設定した調光比に従って光源モジュール200に電力を供給する。AC検出回路30は、商用電源が供給されるオン期間と商用電源が遮断されるオフ期間の組み合わせからなるプルレス操作を検出する。制御回路40は、所定条件が成立したら前記調光比を設定する設定モードに移行し、前記設定モードへの移行後にプルレス操作を検出したら前記調光比の設定値を変化させる。設定モードへ移行した後でなければプルレス操作による調光比変化をさせないようにしたので、瞬時停電により電源変動があったときに意図しない調光比変化を抑制することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、点灯装置および照明器具に関する。
従来、例えば、特開2005−285725号公報に開示されているように、いわゆるプルレス操作により段階的に照明器具の明るさを変化させることのできる点灯装置が知られている。プルレス操作とは、一般に、電源スイッチのオンとオフを短時間に切り替えるように操作することをいう。
特開2005−285725号公報 特開2010−20972号公報 特開2013−37766号公報
しかしながら、上記従来の技術では、電源のオンオフにより画一的に点灯状態が変更されてしまう。電源のオンオフの発生原因がユーザの意図的なプルレス操作ではなく瞬時停電である場合、この瞬時停電時にも不要に点灯状態が変更されてしまう。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、意図しない点灯状態の変化を抑制することができる点灯装置および照明器具を提供することを目的とする。
本発明にかかる点灯装置は、
光源モジュールと接続し、設定した調光比に従って前記光源モジュールに電力を供給する点灯回路と、
商用電源が供給されるオン期間と前記商用電源が遮断されるオフ期間の組み合わせからなるプルレス操作を検出するプルレス操作検出回路と、
所定条件が成立したら前記調光比を設定する設定モードに移行し、前記設定モードへの移行後に前記プルレス操作検出回路で前記プルレス操作を検出したら前記調光比の設定値を変化させる制御回路と、
を備えることを特徴とする。
本発明にかかる照明器具は、
光源モジュールと、
前記光源モジュールと接続する点灯装置と、
前記点灯装置と商用電源との間に介在する電源スイッチと、
を備え、
前記点灯装置は、
設定した調光比に従って前記光源モジュールに電力を供給する点灯回路と、
前記商用電源が供給されるオン期間と前記商用電源が遮断されるオフ期間の組み合わせからなるプルレス操作を検出するプルレス操作検出回路と、
所定条件が成立したら前記調光比を設定する設定モードに移行し、前記設定モードへの移行後に前記プルレス操作検出回路で前記プルレス操作を検出したら前記調光比の設定値を変化させる制御回路と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、瞬時停電により電源変動があったときに意図しない点灯状態変化が起きることを抑制することができる。
本発明の実施の形態1にかかる照明器具の分解斜視図である。 本発明の実施の形態1にかかる点灯装置および照明器具の構成を説明するための回路図である。 本発明の実施の形態1にかかる点灯装置において制御回路が実行するルーチンのフローチャートである。 本発明の実施の形態1にかかる点灯装置の動作について説明するためのタイムチャートである。 本発明の実施の形態1にかかる点灯装置の動作について説明するためのタイムチャートである。 本発明の実施の形態2にかかる点灯装置において制御回路が実行するルーチンのフローチャートである。 本発明の実施の形態3にかかる点灯装置において制御回路が実行するルーチンのフローチャートである。
実施の形態1.
[実施の形態の装置の構成]
図1は、本発明の実施の形態1にかかる照明器具1000の分解斜視図である。照明器具1000は、壁スイッチSW(図1には図示せず)と接続している。照明器具1000は、器具本体1001と灯具1002とを備える。器具本体1001は、点灯装置100を備える。灯具1002は、光源モジュール200(図1には図示せず)を備える。壁スイッチSWは、照明器具1000への商用電源の供給をオン/オフし、照明器具1000の点灯と消灯を行うための電源スイッチである。壁スイッチSWと電源および照明器具1000との接続構造は一般的なものであり、新規な事項ではないので、ここでは説明を省略する。
壁スイッチSWは電源線を介して照明器具1000に接続されている。照明器具1000は、点灯装置100に光源モジュール200が装着されたものである。点灯装置100を商用電源に接続し、点灯装置100が光源モジュール200を点灯させる。なお、複数の照明器具1000を共通の壁スイッチSWでオンオフするようにしてもよく、この場合には単一の照明システムが構成されている。
図2は、本発明の実施の形態1にかかる点灯装置100および照明器具1000の構成を説明するための回路図である。図2には、商用電源である交流電源ACに接続される点灯装置100と、この点灯装置100から電力が供給されて点灯する光源モジュール200とを備える照明器具1000が図示されている。交流電源ACと点灯装置100との間には、それらの電気的接続をオンオフするための壁スイッチSWが設けられている。
点灯装置100は、ダイオードブリッジDBと、昇圧チョッパ回路10と、点灯回路20と、AC検出回路30と、制御回路(CPU)40と、制御電源回路50とを備えている。ダイオードブリッジDBは、入力される交流電圧を整流する。昇圧チョッパ回路10は、このダイオードブリッジDBの出力電圧を昇圧する。
点灯回路20は、この昇圧チョッパ回路10の昇圧電圧を光源モジュール200に合わせた電力に変換する。AC検出回路30は、ダイオードブリッジDBに接続され、交流電源ACが供給されていることを検出する。制御回路40は、このAC検出回路30と点灯回路20(具体的には点灯制御回路21)に接続され、点灯回路20が光源モジュール200に供給する電力を制御する。
制御電源回路50は、昇圧チョッパ回路10の出力に接続され、昇圧チョッパ回路10、点灯回路20および制御回路40に制御電源Vccを供給する。
昇圧チョッパ回路10は、一端がダイオードブリッジDBの出力と接続する、インダクタL1とダイオードD1の直列回路を備えている。昇圧チョッパ回路10は、ダイオードブリッジDBの出力波形を分圧して検出する抵抗R1、R2を備えている。
昇圧チョッパ回路10は、MOS−FET(MOS電界効果トランジスタ)Q1、MOS−FETQ1に流れる電流を検出する抵抗R3、電解コンデンサC1、およびPFC制御回路11を備えている。PFC制御回路11は、抵抗R1、R2の検出電圧および抵抗R3の検出電流に基づいてMOS−FETQ1のスイッチングを制御する。
点灯回路20は、ドレインがダイオードD1のカソードに接続したMOS−FETQ2と、一端がMOS−FETQ2のソースに接続したインダクタL2とを備えている。インダクタL2の他端は光源モジュール200と接続すべき出力端子に接続している。
ダイオードD2のカソードはMOS−FETQ2とインダクタL2との間に接続し、ダイオードD2のアノードはグランドに接続する。コンデンサC2は、光源モジュール200の接続時にこれと並列になるように設けられている。抵抗R5は、光源モジュール200に流れる電流を検出する。点灯制御回路21は、MOS−FETQ2のスイッチングを制御する。
AC検出回路30は、ダイオードD3、抵抗R6、R7が直列に接続したものである。ダイオードD3のアノードは、ダイオードブリッジDBとインダクタL1の間に接続している。ダイオードD3のカソードには抵抗R6,R7が順次直列に接続される。抵抗R6、R7が、ダイオードD3を介して入力される電圧を分圧する。
この分圧した電圧は、交流電源ACの供給の有無を判別するための検出信号として出力される。壁スイッチSWのプルレス操作があったときに交流電源ACの供給の有無が短期間で切り替わるので、この検出信号に基づいてプルレス操作を検出することができる。
いわゆる「プルレス操作」は、交流電源ACが供給されるオン期間と交流電源ACが遮断されるオフ期間の組み合わせからなる操作である。具体的には、本実施形態のプルレス操作は壁スイッチSWを短時間で電源オン→オフ→オンと操作することをいう。
制御回路40は、例えば、マイコンからなる。制御回路40は、抵抗R6およびR7で分圧された電圧、すなわちAC検出回路30が出力する検出信号を受けることができる。制御回路40は、AC検出回路30が出力する検出信号から交流電源ACの供給の有無を判別することができる。
制御電源回路50は、昇圧チョッパ回路10の出力から、制御電源Vcc1を生成する。制御電源回路50は、昇圧チョッパ回路10のPFC制御回路11、点灯回路20の点灯制御回路21、および制御回路40と接続しており、これらを動作させるための電源として制御電源Vcc1を供給することができる。
なお、本実施の形態では、昇圧チョッパ回路10の出力から制御電源Vcc1を生成する場合について説明するが、これに限らず、例えばダイオードブリッジDBの出力から制御電源Vccを生成してもかまわない。
光源モジュール200は、直列接続された複数の半導体発光素子LEDaからなる。この実施の形態では、直列接続される半導体発光素子LEDaの個数が5個の場合について説明するが、これに限定されず、任意の半導体発光素子LEDaを直列にしてもよく、或いは、半導体発光素子LEDaを並列接続しても構わない。また、光源モジュール200の半導体発光素子LEDaの発光色は、5000Kの白色のほかに3500Kなどの色温度であってもよい。
点灯装置100の動作について説明する。点灯回路20は、制御回路40が出力する制御信号に基づいて、光源モジュール200に供給する電流を決定する。光源モジュール200に流れる電流は、抵抗R5に流れる電流と等しい。このため、点灯制御回路21は、抵抗R5に流れる電流(または抵抗R5に発生する電圧)を検出して、MOS−FETQ2のオンデューティ比を制御することにより、目標とする電流を光源モジュール200に供給するように制御する。このようにして、光源モジュール200の明るさを変化させる。
次に制御回路40の動作について説明する。図3は、本発明の実施の形態1にかかる点灯装置100において制御回路40が実行するルーチンのフローチャートである。
制御回路40は、プルレス時間カウンタを有する。「プルレス時間カウンタ」は、プルレス操作時間をカウントするためのカウンタである。プルレス操作時間とは、交流電源ACの供給が遮断されていることがAC検出回路30で検出されている時間(出力停止時間)を意味している。
なお、制御回路40は、光源モジュール200の累積点灯時間をカウントするための「累積点灯時間カウンタ」をさらに備えてもよい。
プルレス操作時間が所定の短期間であれば、意図的なオン、オフ、オンつまりプルレス操作があったと判断できる。つまり、本実施の形態では、壁スイッチSWの操作自体を監視するのではなく、壁スイッチSWの操作の結果として生ずる商用電源のオンオフ動作を監視することで、プルレス操作の有無を検出する。
次に、制御回路40の動作について、図3のフローチャートを用いて説明する。まず、制御回路40が所定の壁スイッチのプルレス操作の有無を検出する(ステップS1)。本実施の形態のプルレス操作は、壁スイッチSWを短時間でオン→オフ→オンと操作することをいう。以下、オンとオフを切り替える操作を「オン/オフ操作」と略称することがある。プルレス操作が検出されなければ、今回のルーチンが終了する。
ステップS1でオン/オフ操作(プルレス操作)があったと検出されると、点灯回路20は設定モードに移行する(ステップS2)。
設定モードに移行すると、制御回路40は、再度、オン/オフ操作(プルレス操作)の有無を検出する(ステップS3)。つまり、設定モード移行後の1回目のプルレス操作の有無を検出する。制御回路40は、設定モードの状態で、一定時間(例えば、1分とする)経過すると、設定モード移行前に設定されていた明るさで点灯し、今回のルーチンが終了し、設定モードから通常モードに復帰する。
ステップS3でオン/オフ操作(プルレス操作)があった場合には、続いて、さらなるオン/オフ操作(プルレス操作)つまり設定モード移行後の2回目のオン/オフ操作(プルレス操作)があったか否かが検出される(ステップS4)。設定モード移行後の2回目のプルレス操作が無い場合には、出力比85%という値に調光比が設定され、その設定にしたがって制御回路40が点灯制御回路21への制御信号を調節する(ステップS5)。その後、今回のルーチンが終了し、設定モードから通常モードに復帰する。
ステップS4でオン/オフ操作(プルレス操作)があった場合には、続いて、さらなるオン/オフ操作(プルレス操作)つまり設定モード移行後の3回目のオン/オフ操作(プルレス操作)があったか否かが検出される(ステップS6)。設定モード移行後の3回目のプルレス操作が無い場合には、出力比75%という値に調光比が設定され、その設定にしたがって制御回路40が点灯制御回路21への制御信号を調節する(ステップS7)。その後、今回のルーチンが終了し、設定モードから通常モードに復帰する。
ステップS6でオン/オフ操作(プルレス操作)があった場合には、続いて、さらなるオン/オフ操作(プルレス操作)つまり設定モード移行後の4回目のオン/オフ操作(プルレス操作)があったか否かが検出される(ステップS8)。設定モード移行後の4回目のプルレス操作が無い場合には、出力比50%という値に調光比が設定され、その設定にしたがって制御回路40が点灯制御回路21への制御信号を調節する(ステップS9)。その後、今回のルーチンが終了し、設定モードから通常モードに復帰する。
ステップS8でオン/オフ操作(プルレス操作)があった場合には、続いて、さらなるオン/オフ操作(プルレス操作)つまり設定モード移行後の5回目のオン/オフ操作(プルレス操作)があったか否かが検出される(ステップS10)。設定モード移行後の5回目のプルレス操作が無い場合には、出力比25%という値に調光比が設定され、その設定にしたがって制御回路40が点灯制御回路21への制御信号を調節する(ステップS11)。その後、今回のルーチンが終了し、設定モードから通常モードに復帰する。
ステップS10でオン/オフ操作(プルレス操作)があった場合には、出力比10%という値に調光比が設定され、その設定にしたがって制御回路40が点灯制御回路21への制御信号を調節する(ステップS12)。その後、今回のルーチンが終了し、設定モードから通常モードに復帰する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、設定モードへ移行した後でなければプルレス操作による調光比変化をさせないようにしている。このため、設定モードに移行していないステップS1でのオン/オフ操作によっては、調光比は変更されない。したがって、瞬時停電により電源変動があったときに意図しない調光比変化を抑制することができる。
図4は、本発明の実施の形態1にかかる点灯装置の動作について説明するためのタイムチャートである。図4は、より詳細には、本発明の実施の形態1および後述する実施の形態2において、通常点灯状態から設定モードへ移行するためのプルレス操作に応じた電源オンオフ動作を示すタイムチャートである。商用電源がオンからオフとなり、その後さらにオフからオンとなったとき、プルレス操作があったと判定する。
図4の時間Tsetは、商用電源のオフからオンまでの時間である。この時間Tsetが、前述したプルレス操作時間に相当している。
図4でプルレス操作有りと判定されるのは、商用電源のオフからオンまでの時間Tsetが500ms(ミリ秒)以上、2000ms以下の範囲内であると検出されたときである。Tsetが500ms未満の場合には、瞬時停電とみなし、プルレス操作は無効とする。Tsetが2000msを超える場合には、通常の電源オン/オフ操作とみなし、プルレス操作を無効とする。
図5は、本発明の実施の形態1にかかる点灯装置の動作について説明するためのタイムチャートである。図5は、より詳細には、本発明の実施の形態1および後述する実施の形態2において、出力比を変更するためのプルレス操作に応じた電源オンオフ動作を示すタイムチャートである。なお、図5は、後述する実施の形態3における通常点灯状態から設定モードへ移行するためのプルレス操作でもある。
図5のTmodeは、商用電源がオンからオフに切り替わった後、再びオフからオンに切り替わるまでの時間である。このTmodeも、前述したプルレス操作時間に相当している。
このTmodeが500ms以上3000ms以下の範囲内にあると検出されたときに限り、出力比の変更、および実施の形態3での設定モードへの移行が行われるものとする。Tmodeが500ms未満の場合には、瞬時停電とみなし、プルレス操作を無効とする。Tmodeが3000msを超える場合には、通常の電源オン/オフ操作とみなし、プルレス操作を無効とする。
実施の形態2.
実施の形態2にかかる照明器具および点灯装置は、実施の形態1と同様のハードウェア構成を備えている。ただし、制御回路40が実行する制御内容が異なっている。以下の説明では、この相違点を中心に説明し、実施の形態1と同様の構成については同一の符号を付すとともに、実施の形態1との共通事項は説明を簡略化ないしは省略する。
図6は、本発明の実施の形態2にかかる点灯装置100において制御回路40が実行するルーチンのフローチャートである。図3のフローチャートと同様の処理ステップには、同一の符号を付している。
先ず、図3と同様にプルレス操作の検出が行われる(ステップS1)。
次に、実施の形態2では、制御回路40が、壁スイッチSWのオフからオンに切り替わる時間が0.5秒〜2.0秒の範囲内にあるかを判定する処理を実行する(ステップS20)。
ステップS2の条件が成立(YES)であった場合には、設定モードに移行する(ステップS2)。一方、ステップS2の条件が不成立(NO)であった場合には、今回のルーチンが終了する。
実施の形態2では、通常の点灯動作から設定モードへ移行したとき、設定モードに入っていることを報知するために、通常の点灯動作とは異なる明るさとなるように制御回路40が点灯制御回路21に制御信号を送る。例えば、通常の点灯動作時の明るさ(調光度)が80%のとき、設定モードにおける明るさ(調光度)を50%にする。これにより、ユーザに設定モードになっていることを報知することができる。
設定モードになっているとき、プルレス操作を行う回数によって、通常の点灯動作時における明るさ(調光度)の設定値を変更する。この点は、実施の形態1の図3のルーチンと同じである。
すなわち、設定モード移行後のプルレス操作が1回のときは、ステップS3で「あり」、ステップS4で「なし」となり、通常の点灯動作時における出力比を85%に設定する(ステップS5)。
設定モード移行後のプルレス操作が2回のときは、ステップS4で「あり」、ステップS6で「なし」となり、通常の点灯動作時における出力比を75%に設定する(ステップS7)。
設定モード移行後のプルレス操作が3回のときは、ステップS6で「あり」、ステップS8で「なし」となり、通常の点灯動作時における出力比を50%に設定する(ステップS10)。
設定モード移行後のプルレス操作が4回のときは、ステップS8で「あり」、ステップS10で「なし」となり、通常の点灯動作時における出力比を25%に設定する(ステップS11)。
設定モード移行後のプルレス操作が5回のときは、ステップS10で「あり」となり、通常の点灯動作時における出力比を10%に設定(ステップS12)する。
実施の形態2によれば、ユーザに対して設定モードへの移行を報知しているので、ユーザが意識的に設定モードに切り替えられた状態でプルレス操作を行うことができる。設定モード中は、プルレス操作時に瞬時停電による通常の点灯動作時における出力比が切り替わってしまうことを考慮する必要がなくなる。
仮に設定モードで出力比の変更を行っているときに、瞬時停電などが発生して出力比が変わってしまったとしても、プルレス操作の回数を増やすことで所望の調光比に設定することができる。通常の使用状態における意図しない出力比変更ではないので、ユーザに不快感を与えることがない。
なお、この実施の形態では、通常点灯状態から、設定モードへ切り替えるためのプルレス操作を1回とし、オフからオンに切り替える時間を0.5s〜2.0sの間である場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、プルレス操作を3回行ったときに通常点灯状態から設定モードへ切り替えるようにしてもよく、そうするとユーザはより意識的に通常点灯状態から設定モードへ切り替えていることを意識できる。
実施の形態3.
実施の形態3にかかる照明器具および点灯装置は、実施の形態1、2と同様のハードウェア構成を備えている。ただし、制御回路40が実行する制御内容が異なっている。以下の説明では、この相違点を中心に説明し、実施の形態1、2と同様の構成については同一の符号を付すとともに、実施の形態1、2との共通事項は説明を簡略化ないしは省略する。
図7は、本発明の実施の形態3にかかる点灯装置100において制御回路40が実行するルーチンのフローチャートである。図3および図6のフローチャートと同様の処理ステップには、同一の符号を付している。
図3および図6のルーチンと同様に、プルレス操作の検出が行われると(ステップS1)、設定モードに移行(ステップS2)する。
設定モードに移行してからプルレス操作がなく1秒が経過したか否かを判定する(ステップS21)。ステップS21で、設定モードになってから1秒を経過していないときは、処理はステップS3に戻り、設定モードになってから1秒を経過しているとき、設定モードを解除する(ステップS22)。その後、今回のルーチンが終了する。
これ以降の処理は、図3および図6のルーチンと同様である。
実施の形態3によれば、ステップS1のプルレス操作時におけるオフ→オン判定時間を短くしている。これにより、瞬時停電によって意図せずに設定モードになってしまった場合であっても、復電時に意図せずに通常の点灯状態の調光比が変更されることを抑制でき、瞬時停電前の状態に復帰させることができる。
なお、特許文献2には、所定の操作スイッチオン/オフ操作で、調光比設定モードに切り替えてから所定の時間間隔ごとに調光比を変化させることで、ユーザが明るさを選択できる機能を備える点灯装置が記載されている。
しかしながら、この特許文献2に記載の点灯装置は、調光比設定モードにおいて段階的に自動で明るさを変化させ、所望の明るさになった際にユーザが壁スイッチ操作を行い明るさを設定するものである。このため、調光点灯状態をスイッチのオン/オフ操作で確定する場合、調光点灯状態を確定するまでに時間がかかってしまう。
また、この特許文献2に記載の点灯装置は、点灯状態の変化が一巡しないと100%の明るさに戻ることがない。このため、所望の明るさにする設定を過ぎてしまった場合は、点灯状態の変化が一巡するまで待たなければならない。その結果、設定に時間を要するという問題があった。
この点、実施の形態1乃至3にかかる点灯装置および照明器具によれば、設定モードへの移行後には、プルレス操作の回数に応じて速やかに特定の調光比を決定することができる。したがって、特許文献2にかかる技術のごとく長時間を要するという問題も解決できる。
10 昇圧チョッパ回路、11 PFC制御回路、20 点灯回路、21 点灯制御回路、30 AC検出回路、40 制御回路、50 制御電源回路、100 点灯装置、200 光源モジュール、1000 照明器具、SW 壁スイッチ。

Claims (6)

  1. 光源モジュールと接続し、設定した調光比に従って前記光源モジュールに電力を供給する点灯回路と、
    商用電源が供給されるオン期間と前記商用電源が遮断されるオフ期間の組み合わせからなるプルレス操作を検出するプルレス操作検出回路と、
    所定条件が成立したら前記調光比を設定する設定モードに移行し、前記設定モードへの移行後に前記プルレス操作検出回路で前記プルレス操作を検出したら前記調光比の設定値を変化させる制御回路と、
    を備えることを特徴とする点灯装置。
  2. 前記設定モードへの移行があったことをユーザに報知することを特徴とする請求項1に記載の点灯装置。
  3. 前記制御回路は、
    前記設定モードへの移行があったときに前記光源モジュールの明るさを移行前と異なる明るさに変更することにより、前記設定モードへの移行があったことをユーザに報知することを特徴とする請求項2に記載の点灯装置。
  4. 前記設定モードに移行した後に前記プルレス操作が検出されないまま所定時間が経過したら、前記設定モードから復帰することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の点灯装置。
  5. 光源モジュールと、
    前記光源モジュールと接続する点灯装置と、
    前記点灯装置と商用電源との間に介在する電源スイッチと、
    を備え、
    前記点灯装置は、
    設定した調光比に従って前記光源モジュールに電力を供給する点灯回路と、
    前記商用電源が供給されるオン期間と前記商用電源が遮断されるオフ期間の組み合わせからなるプルレス操作を検出するプルレス操作検出回路と、
    所定条件が成立したら前記調光比を設定する設定モードに移行し、前記設定モードへの移行後に前記プルレス操作検出回路で前記プルレス操作を検出したら前記調光比の設定値を変化させる制御回路と、
    を備えることを特徴とする照明器具。
  6. 前記光源モジュールを複数備え、
    前記電源スイッチで前記複数の光源モジュールのオンオフを制御することを特徴とする請求項5に記載の照明器具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019216010A (ja) * 2018-06-12 2019-12-19 三菱電機株式会社 点灯装置、照明器具

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JP2019216010A (ja) * 2018-06-12 2019-12-19 三菱電機株式会社 点灯装置、照明器具

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