JP2014530835A - S1p受容体モジュレーターまたはs1p受容体アゴニストのための投薬量レジメン - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、S1P受容体モジュレーターまたはS1P受容体アゴニストのための投薬量レジメン(dosage regimen)に関する。より詳細には、本発明は、例えば、多発性硬化症などの自己免疫疾患または自己免疫障害を患う患者を、S1P受容体モジュレーターまたはS1P受容体アゴニストで処置するための投薬量レジメンに関する。
S1P受容体モジュレーターまたはS1P受容体アゴニストは、1つまたは複数のスフィンゴシン1リン酸受容体、例えば、S1P1〜S1P8に対して、アゴニストとしてシグナル伝達する化合物である。S1P受容体へのアゴニストの結合は、例えば、結果として細胞内におけるヘテロ三量体のGタンパク質のGα−GTPおよびGβγ−GTPへの解離をもたらし、かつ/またはアゴニストにより占有された受容体のリン酸化、および/もしくは下流のシグナル伝達経路/キナーゼの活性化を増大させうる。
本発明は、そのような処置を必要とする哺乳動物患者、好ましくはヒトにおける自己免疫疾患を処置する方法であって、患者へと、S1P受容体モジュレーターもしくはS1P受容体アゴニストである化合物またはその医薬として許容される塩もしくはプロドラッグを、患者の血中リンパ球カウントに関して決定される個別化投与レジメンに従い投与するステップを含む方法に関する。以下、この方法を「本発明の方法」と称する。
(a)導入期(Introductory Period)に、S1P受容体モジュレーターもしくはS1P受容体アゴニストまたはその医薬として許容される塩もしくはプロドラッグを、患者へと、約1.0mg/日〜約2.0mg/日の間の導入投薬量(Introductory Dosage)で投与するステップと、
(b)導入期の終了時に決定される患者の血中リンパ球カウントを、血中リンパ球標的レベルと比較するステップと、
(c)(i)導入期の終了時に決定される患者の血中リンパ球カウントが、血中リンパ球標的レベルの範囲と同等であるかまたはこの範囲内にあれば、S1P受容体モジュレーターまたはS1P受容体アゴニストを、対象へと、導入投薬量とほぼ同じ維持投薬量で投与するステップ、あるいは
(ii)導入期の終了時に決定される患者の血中リンパ球カウントが、血中リンパ球標的レベルを下回れば、導入後期(Post-Introductory Period)に、S1P受容体モジュレーターまたはS1P受容体アゴニストを、対象へと、(A)導入投薬量を約40%〜約60%の間で下回る量と(B)約0.5mg/日とで大きい方の量である導入後投薬量(Post-Introductory Dosage)で投与するステップ、あるいは
(iii)導入期の終了時に決定される患者の血中リンパ球カウントが、血中リンパ球標的レベルを超えれば、導入後期に、S1P受容体モジュレーターまたはS1P受容体アゴニストを、対象へと、(A)導入投薬量を約90%〜約110%の間で超える量と(B)約5.0mg/日とで小さい方の量である導入後投薬量で投与するステップと、
(d)導入後期の間に、患者に、S1P受容体モジュレーターもしくはS1P受容体アゴニストまたはその医薬として許容される塩もしくはプロドラッグを、上記のステップ(c)(ii)またはステップ(c)(iii)に従い決定される導入後投薬量で投与した場合は、導入後期の終了時に決定される患者の血中リンパ球カウントを、血中リンパ球標的レベルと比較するステップと、
(e)(i)導入後期の終了時に決定される患者の血中リンパ球カウントが、血中リンパ球標的レベルの範囲と同等であるかまたはこの範囲内にあれば、S1P受容体モジュレーターまたはS1P受容体アゴニストを、患者へと、導入後投薬量とほぼ同じ維持投薬量で投与するステップ、あるいは
(ii)導入後期の終了時に決定される患者の血中リンパ球カウントが、血中リンパ球標的レベルを下回れば、S1P受容体モジュレーターまたはS1P受容体アゴニストを、対象へと、(A)導入後用量を約40%〜約60%の間で下回る量と(B)約0.5mg/日とで大きい方の量である維持投薬量で投与するステップ、あるいは
(iii)導入後期の終了時に決定される患者の血中リンパ球カウントが、血中リンパ球標的レベルを超えれば、S1P受容体モジュレーターまたはS1P受容体アゴニストを、対象へと、(A)導入後投薬量を約90%〜約110%の間で超える量と(B)約5.0mg/日とで小さい方の量である維持投薬量で投与するステップと
により決定される本発明の方法に関する。
(A)約0.2×109個/Lを超え、かつ、約1.0×109個/L未満;
(B)約0.2×109個/Lを超え、かつ、約0.5×109個/L未満;
(C)約0.2×109個/Lを超え、かつ、約0.7×109個/L未満;
(D)約0.3×109個/Lを超え、かつ、約0.7×109個/L未満;および
(E)約0.3×109個/Lを超え、かつ、約1.0×109個/L未満
のうちの1つの範囲内にある本発明の方法に関する。
Aは、−C(O)OR5、−OP(O)(OR5)2、−P(O)(OR5)2、−S(O)2OR5、−P(O)(R5)OR5、および1H−テトラゾール−5−イルから選択され;各R5は、水素およびC1〜6アルキルから独立に選択され;
Wは、結合、C1〜3アルキレン、C2〜3アルケニレンから選択され;
Yは、C6〜10アリールおよびC2〜9ヘテロアリール[式中、Yの任意のアリールまたはヘテロアリールは、場合によって、ハロ、ヒドロキシ、ニトロ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロで置換されたC1〜6アルキル、およびハロで置換されたC1〜6アルコキシから選択される1つ〜3つの基で置換することができる]から選択され;
Zは、
R1は、C6〜10アリールおよびC2〜9ヘテロアリール[式中、R1の任意のアリールまたはヘテロアリールは、場合によって、C6〜10アリールC0〜4アルキル、C2〜9ヘテロアリールC0〜4アルキル、C3〜8シクロアルキルC0〜4アルキル、C3〜8ヘテロシクロアルキルC0〜4アルキル、またはC1〜6アルキルから選択される基で置換され;R1の任意のアリール基、ヘテロアリール基、シクロアルキル基、またはヘテロシクロアルキル基は、場合によって、ハロ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロで置換されたC1〜6アルキル、およびハロで置換されたC1〜6アルコキシから選択される1つ〜5つの基で置換することができ;R1の任意のアルキル基は、場合によって、−S−、−S(O)−、−S(O)2−、−NR5−および−O−[式中、R5は、水素またはC1〜6アルキルから選択される]から選択される原子または基で置きかえられたメチレンを有しうる]から選択され;
R2は、水素、C1〜6アルキル、C2〜6アルケニル、C2〜6アルキニル、およびハロで置換されたC1〜6アルキルから選択され;
R3およびR4は、水素、C1〜6アルキル、ハロ、ヒドロキシ、C1〜6アルコキシ、ハロで置換されたC1〜6アルキル、およびハロで置換されたC1〜6アルコキシから独立に選択される]
の化合物;ならびにN−オキシド誘導体、保護された誘導体、個別の異性体、およびそれらの異性体の混合物;ならびにこのような化合物の医薬として許容される塩、溶媒和物(例えば、水和物)、およびプロドラッグである、本発明の方法に関する。
(a)導入期に、S1P受容体モジュレーターもしくはS1P受容体アゴニストまたはその医薬として許容される塩もしくはプロドラッグを、患者へと、約1.0mg/日〜約2.0mg/日の間の導入投薬量で投与するステップと、
(b)導入期の終了時に決定される患者の血中リンパ球カウントを、血中リンパ球標的レベルと比較するステップと、
(c)(i)導入期の終了時に決定される患者の血中リンパ球カウントが、血中リンパ球標的レベルの範囲と同等であるかまたはこの範囲内にあれば、S1P受容体モジュレーターまたはS1P受容体アゴニストを、対象へと、導入投薬量とほぼ同じ維持投薬量で投与するステップ、あるいは
(ii)導入期の終了時に決定される患者の血中リンパ球カウントが、血中リンパ球標的レベルを下回れば、導入後期に、S1P受容体モジュレーターまたはS1P受容体アゴニストを、対象へと、(A)導入投薬量を約40%〜約60%の間で下回る量と(B)約0.5mg/日とで大きい方の量である導入後投薬量で投与するステップ、あるいは
(iii)導入期の終了時に決定される患者の血中リンパ球カウントが、血中リンパ球標的レベルを超えれば、導入後期に、S1P受容体モジュレーターまたはS1P受容体アゴニストを、対象へと、(A)導入投薬量を約90%〜約110%の間で超える量と(B)約5.0mg/日とで小さい方の量である導入後投薬量で投与するステップと、
(d)導入後期の間に、患者に、S1P受容体モジュレーターもしくはS1P受容体アゴニストまたはその医薬として許容される塩もしくはプロドラッグを、上記のステップ(c)(ii)またはステップ(c)(iii)に従い決定される導入後投薬量で投与した場合は、導入後期の終了時に決定される患者の血中リンパ球カウントを、血中リンパ球標的レベルと比較するステップと、
(e)(i)導入後期の終了時に決定される患者の血中リンパ球カウントが、血中リンパ球標的レベルの範囲と同等であるかまたはこの範囲内にあれば、S1P受容体モジュレーターまたはS1P受容体アゴニストを、患者へと、導入後投薬量とほぼ同じ維持投薬量で投与するステップ、あるいは
(ii)導入後期の終了時に決定される患者の血中リンパ球カウントが、血中リンパ球標的レベルを下回れば、S1P受容体モジュレーターまたはS1P受容体アゴニストを、対象へと、(A)導入後投薬量を約40%〜約60%の間で下回る量と(B)約0.5mg/日とで大きい方の量である維持投薬量で投与するステップ、あるいは
(iii)導入後期の終了時に決定される患者の血中リンパ球カウントが、血中リンパ球標的レベルを超えれば、S1P受容体モジュレーターまたはS1P受容体アゴニストを、対象へと、(A)導入後投薬量を約90%〜約110%の間で超える量と(B)約5.0mg/日とで小さい方の量である維持投薬量で投与するステップと
を用いて決定された維持投薬量であるキットに関する。
(A)約0.2×109個/Lを超え、かつ、約1.0×109個/L未満;
(B)約0.2×109個/Lを超え、かつ、約0.5×109個/L未満;
(C)約0.2×109個/Lを超え、かつ、約0.7×109個/L未満;
(D)約0.3×109個/Lを超え、かつ、約0.7×109個/L未満;および
(E)約0.3×109個/Lを超え、かつ、約1.0×109個/L未満
のうちの1つの範囲内にあるキットに関する。
本発明者らは、驚くべきことに、多発性硬化症を処置するためのS1P受容体モジュレーターまたはS1P受容体アゴニストによる処置を必要とする患者の血中リンパ球カウントが、疾患の状態または進行、特に、MRIスキャンにおいて観察される病変の数と関連し、この関連を使用して、このような患者の処置の有益性と危険性の比(treatment benefit-risk ratio)を改善しうることを見出した。これらの薬物の投与レジメンを個別化することは、最低有効用量の使用により薬物の安全性プロファイルを改善しながら、患者間の処置に応答した個別のばらつき(individual variability)の低減をもたらす可能性が高い。
官能基 可逆性の誘導体
カルボン酸 例えば、アルキルエステルおよびアシロキシアルキルエステルを含めたエステル;アミド
アルコール 例えば、硫酸エステルおよびリン酸エステルのほか、カルボン酸(例えば、アルカン酸)エステルを含めたエステル
アミン アミド、カルバメート、イミン、エナミン
カルボニル(アルデヒド、ケトン) イミン、オキシム、アセタール/ケタール、エノールエステル、オキサゾリジンおよびチアゾキソリジン
Claims (34)
- そのような処置を必要とする哺乳動物患者、好ましくはヒトにおける自己免疫疾患を処置する方法であって、患者へと、S1P受容体モジュレーターもしくはS1P受容体アゴニストである化合物またはその医薬として許容される塩もしくはプロドラッグを、患者の血中リンパ球カウントに関して決定される投与レジメンに従い投与するステップを含む、方法。
- 自己免疫疾患が、多発性硬化症である、請求項1に記載の方法。
- S1P受容体モジュレーターまたはS1P受容体アゴニストの毎日の投薬量を、患者の血中リンパ球カウントが血中リンパ球標的レベルを超える場合は増大させ、患者の血中リンパ球カウントが血中リンパ球標的レベルを下回る場合は減少させる、請求項1に記載の方法。
- 必要な場合、患者の血中リンパ球カウントに関して決定される毎日の投薬量を、約0.5mg以上であり、かつ、約5.0mg以下となるように調整する、請求項3に記載の方法。
- 必要な場合、患者の血中リンパ球カウントに関して決定される毎日の投薬量を、約0.2mg以上であり、かつ、約5.0mg以下となるように調整する、請求項4に記載の方法。
- 必要な場合、患者の血中リンパ球カウントに関して決定される毎日の投薬量を、約0.25mg以上であり、かつ、約5.0mg以下となるように調整する、請求項4に記載の方法。
- (a)導入期に、S1P受容体モジュレーターもしくはS1P受容体アゴニストまたはその医薬として許容される塩もしくはプロドラッグを、患者へと、約1.0mg/日〜約2.0mg/日の間の導入投薬量で投与するステップと、
(b)導入期の終了時に決定される患者の血中リンパ球カウントを、血中リンパ球標的レベルと比較するステップと、
(c)(i)導入期の終了時に決定される患者の血中リンパ球カウントが、血中リンパ球標的レベルの範囲と同等であるかまたはこの範囲内にあれば、S1P受容体モジュレーターまたはS1P受容体アゴニストを、対象へと、導入投薬量とほぼ同じ維持投薬量で投与するステップ、あるいは
(ii)導入期の終了時に決定される患者の血中リンパ球カウントが、血中リンパ球標的レベルを下回れば、導入後期に、S1P受容体モジュレーターまたはS1P受容体アゴニストを、対象へと、(A)導入投薬量を約40%〜約60%の間で下回る量と(B)約0.5mg/日とで大きい方の量である導入後投薬量で投与するステップ、あるいは
(iii)導入期の終了時に決定される患者の血中リンパ球カウントが、血中リンパ球標的レベルを超えれば、導入後期に、S1P受容体モジュレーターまたはS1P受容体アゴニストを、対象へと、(A)導入投薬量を約90%〜約110%の間で超える量と(B)約5.0mg/日とで小さい方の量である導入後投薬量で投与するステップと、
(d)導入後期の間に、患者に、S1P受容体モジュレーターもしくはS1P受容体アゴニストまたはその医薬として許容される塩もしくはプロドラッグを、上記のステップ(c)(ii)またはステップ(c)(iii)に従い決定される導入後投薬量で投与した場合は、導入後期の終了時に決定される患者の血中リンパ球カウントを、血中リンパ球標的レベルと比較するステップと、
(e)(i)導入後期の終了時に決定される患者の血中リンパ球カウントが、血中リンパ球標的レベルの範囲と同等であるかまたはこの範囲内にあれば、S1P受容体モジュレーターまたはS1P受容体アゴニストを、患者へと、導入後投薬量とほぼ同じ維持投薬量で投与するステップ、あるいは
(ii)導入後期の終了時に決定される患者の血中リンパ球カウントが、血中リンパ球標的レベルを下回れば、S1P受容体モジュレーターまたはS1P受容体アゴニストを、対象へと、(A)導入後投薬量を約40%〜約60%の間で下回る量と(B)約0.5mg/日とで大きい方の量である維持投薬量で投与するステップ、あるいは
(iii)導入後期の終了時に決定される患者の血中リンパ球カウントが、血中リンパ球標的レベルを超えれば、S1P受容体モジュレーターまたはS1P受容体アゴニストを、対象へと、(A)導入後投薬量を約90%〜約110%の間で超える量と(B)約5.0mg/日とで小さい方の量である維持投薬量で投与するステップと
を含む、請求項3に記載の方法。 - ステップ(c)(ii)(B)および(e)(ii)(B)に示される毎日の投薬量が、0.5mg/日ではなく、0.2mg/日である、請求項7に記載の方法。
- ステップ(c)(ii)(B)および(e)(ii)(B)に示される毎日の投薬量が、0.5mg/日ではなく、0.25mg/日である、請求項7に記載の方法。
- 導入投薬量が約1.0mg/日である、請求項7、8、または9のいずれかに記載の方法。
- 導入期が約14日間である、請求項7、8、または9のいずれかに記載の方法。
- 導入後期が約14日間である、請求項7、8、または9のいずれかに記載の方法。
- 血中リンパ球標的レベルが、約0.2×109個/Lを超え、かつ、約0.5×109個/L未満の血中リンパ球カウントである、請求項4から12のいずれかに記載の方法。
- 血中リンパ球標的レベルが、約0.3×109個/Lを超え、かつ、約0.7×109個/L未満の血中リンパ球カウントである、請求項4から12のいずれかに記載の方法。
- ステップ「b」で言及される血中リンパ球カウントが、血中リンパ球標的レベルを下回れば、ステップ(c)(ii)に従い、導入後期の間に、S1P受容体モジュレーターまたはS1P受容体アゴニストを、対象へと、導入投薬量を約50%下回る投薬量で投与する、請求項7から12のいずれかに記載の方法。
- ステップ「b」で言及される血中リンパ球カウントが、血中リンパ球標的レベルを超えれば、ステップ(c)(iii)に従い、導入後期の間に、S1P受容体モジュレーターまたはS1P受容体アゴニストを、対象へと、導入投薬量を約100%超える投薬量で投与する、請求項7から12のいずれかに記載の方法。
- 導入期の終了時に患者の血中リンパ球カウントが比較される血中リンパ球標的レベルであって、ステップ「c」で指定されるレベルが、導入後期の終了時に患者の血中リンパ球カウントが比較される血中リンパ球標的レベルであって、ステップ「e」で指定されるレベルと異なる、請求項7から12のいずれかに記載の方法。
- 導入期の終了時に患者の血中リンパ球カウントが比較される血中リンパ球標的レベルであって、ステップ「c」で指定されるレベルが、0.2×109個/Lを超え、かつ、0.5×109個/L未満の血中リンパ球カウントであり、導入後期の終了時に患者の血中リンパ球カウントが比較される血中リンパ球標的レベルであって、ステップ「e」で指定されるレベルが、0.2×109個/Lを超え、かつ、1.0×109個/L未満の血中リンパ球カウントである、請求項7から12のいずれかに記載の方法。
- S1P受容体モジュレーターまたはS1P受容体アゴニストが、式IaまたはIb
Aは、−C(O)OR5、−OP(O)(OR5)2、−P(O)(OR5)2、−S(O)2OR5、−P(O)(R5)OR5、および1H−テトラゾール−5−イルから選択され;各R5は、水素およびC1〜6アルキルから独立に選択され;
Wは、結合、C1〜3アルキレン、C2〜3アルケニレンから選択され;
Yは、C6〜10アリールおよびC2〜9ヘテロアリール[式中、Yの任意のアリールまたはヘテロアリールは、場合によって、ハロ、ヒドロキシ、ニトロ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロで置換されたC1〜6アルキル、およびハロで置換されたC1〜6アルコキシから選択される1つ〜3つの基で置換することができる]から選択され;
Zは、
R1は、C6〜10アリールおよびC2〜9ヘテロアリール[式中、R1の任意のアリールまたはヘテロアリールは、場合によって、C6〜10アリールC0〜4アルキル、C2〜9ヘテロアリールC0〜4アルキル、C3〜8シクロアルキルC0〜4アルキル、C3〜8ヘテロシクロアルキルC0〜4アルキル、またはC1〜6アルキルから選択される基で置換され;R1の任意のアリール基、ヘテロアリール基、シクロアルキル基、またはヘテロシクロアルキル基は、場合によって、ハロ、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、ハロで置換されたC1〜6アルキル、およびハロで置換されたC1〜6アルコキシから選択される1つ〜5つの基で置換することができ;R1の任意のアルキル基は、場合によって、−S−、−S(O)−、−S(O)2−、−NR5−および−O−[式中、R5は、水素またはC1〜6アルキルから選択される]から選択される原子または基で置きかえられたメチレンを有しうる]から選択され;
R2は、水素、C1〜6アルキル、C2〜6アルケニル、C2〜6アルキニル、およびハロで置換されたC1〜6アルキルから選択され;
R3およびR4は、水素、C1〜6アルキル、ハロ、ヒドロキシ、C1〜6アルコキシ、ハロで置換されたC1〜6アルキル、およびハロで置換されたC1〜6アルコキシから独立に選択される]
の化合物;ならびにN−オキシド誘導体、プロドラッグ誘導体、保護された誘導体、個別の異性体、およびそれらの異性体の混合物;ならびにこのような化合物の医薬として許容される塩および溶媒和物である、請求項1から18のいずれかに記載の方法。 - S1P受容体モジュレーターまたはS1P受容体アゴニストが、1−{4−[1−(4−シクロヘキシル−3−トリフルオロメチル−ベンジルオキシイミノ)−エチル]−2−エチル−ベンジル}−アゼチジン−3−カルボン酸、またはその医薬として許容される塩もしくはプロドラッグである、請求項1から19のいずれかに記載の方法。
- S1P受容体モジュレーターまたはS1P受容体アゴニストが、1−{4−[1−(4−シクロヘキシル−3−トリフルオロメチル−ベンジルオキシイミノ)−エチル]−2−エチル−ベンジル}−アゼチジン−3−カルボン酸のヘミフマル酸塩である、請求項1から20のいずれかに記載の方法。
- そのような処置を必要とする哺乳動物患者、好ましくはヒトにおける多発性硬化症を処置するための、S1P受容体モジュレーターもしくはS1P受容体アゴニストまたはその医薬として許容される塩もしくはプロドラッグの毎日の投薬単位を含有するキットであって、S1P受容体モジュレーターまたはS1P受容体アゴニスト、またはその医薬として許容される塩もしくはプロドラッグの毎日の投薬量の投薬量が、患者の血中リンパ球カウントに関して決定される、キット。
- S1P受容体モジュレーターもしくはS1P受容体アゴニストまたはその医薬として許容される塩もしくはプロドラッグの毎日の投薬量が、以下の方法:
(a)導入期に、S1P受容体モジュレーターもしくはS1P受容体アゴニストまたはその医薬として許容される塩もしくはプロドラッグを、患者へと、約1.0mg/日〜約2.0mg/日の間の導入投薬量で投与するステップと、
(b)導入期の終了時に決定される患者の血中リンパ球カウントを、血中リンパ球標的レベルと比較するステップと、
(c)(i)導入期の終了時に決定される患者の血中リンパ球カウントが、血中リンパ球標的レベルの範囲と同等であるかまたはこの範囲内にあれば、S1P受容体モジュレーターまたはS1P受容体アゴニストを、対象へと、導入投薬量とほぼ同じ維持投薬量で投与するステップ、あるいは
(ii)導入期の終了時に決定される患者の血中リンパ球カウントが、血中リンパ球標的レベルを下回れば、導入後期に、S1P受容体モジュレーターまたはS1P受容体アゴニストを、対象へと、(A)導入投薬量を約40%〜約60%の間で下回る量と(B)約0.5mg/日とで大きい方の量である導入後投薬量で投与するステップ、あるいは
(iii)導入期の終了時に決定される患者の血中リンパ球カウントが、血中リンパ球標的レベルを超えれば、導入後期に、S1P受容体モジュレーターまたはS1P受容体アゴニストを、対象へと、(i)導入投薬量を約90%〜約110%の間で超える量と(ii)約5.0mg/日とで小さい方の量である導入後投薬量で投与するステップと、
(d)導入後期の間に、患者に、S1P受容体モジュレーターもしくはS1P受容体アゴニストまたはその医薬として許容される塩もしくはプロドラッグを、上記のステップ(c)(ii)またはステップ(c)(iii)に従い決定される導入後投薬量で投与した場合は、導入後期の終了時に決定される患者の血中リンパ球カウントを、血中リンパ球標的レベルと比較するステップと、
(e)(i)導入後期の終了時に決定される患者の血中リンパ球カウントが、血中リンパ球標的レベルの範囲と同等であるかまたはこの範囲内にあれば、S1P受容体モジュレーターまたはS1P受容体アゴニストを、患者へと、導入後投薬量とほぼ同じ維持投薬量で投与するステップ、あるいは
(ii)導入後期の終了時に決定される患者の血中リンパ球カウントが、血中リンパ球標的レベルを下回れば、S1P受容体モジュレーターまたはS1P受容体アゴニストを、対象へと、(A)導入後投薬量を約40%〜約60%の間で下回る量と(B)約0.5mg/日とで大きい方の量である維持投薬量で投与するステップ、あるいは
(iii)導入後期の終了時に決定される患者の血中リンパ球カウントが、血中リンパ球標的レベルを超えれば、S1P受容体モジュレーターまたはS1P受容体アゴニストを、対象へと、(A)導入後投薬量を約90%〜約110%の間で超える量と(B)約5.0mg/日とで小さい方の量である維持投薬量で投与するステップと
を用いて決定された維持投薬量である、請求項22に記載のキット。 - S1P受容体モジュレーターまたはS1P受容体アゴニストが、1−{4−[1−(4−シクロヘキシル−3−トリフルオロメチル−ベンジルオキシイミノ)−エチル]−2−エチル−ベンジル}−アゼチジン−3−カルボン酸、またはその医薬として許容される塩もしくはプロドラッグである、請求項22または23に記載のキット。
- S1P受容体モジュレーターまたはS1P受容体アゴニストが、1−{4−[1−(4−シクロヘキシル−3−トリフルオロメチル−ベンジルオキシイミノ)−エチル]−2−エチル−ベンジル}−アゼチジン−3−カルボン酸のヘミフマル酸塩である、請求項22、23、または34に記載のキット。
- 導入期の終了時に患者の血中リンパ球カウントが比較される血中リンパ球標的レベルであって、ステップ「c」で指定されるレベルが、0.2×109個/Lを超え、かつ、0.5×109個/L未満の血中リンパ球カウントであり、導入後期の終了時に患者の血中リンパ球カウントが比較される血中リンパ球標的レベルであって、ステップ「e」で指定されるレベルが、0.2×109個/Lを超え、かつ、1.0×109個/L未満の血中リンパ球カウントである、請求項22から25のいずれかに記載のキット。
- 導入投薬量が約2.0mg/日である、請求項7から9または請求項11から21のいずれかに記載の方法。
- 導入期が約7日間である、請求項7から9または13から21のいずれかに記載の方法。
- 導入後期が約7日間である、請求項7から9または13から21のいずれかに記載の方法。
- 導入期および導入後期の長さが独立に、約7〜約14日間である、請求項7から9または13から21のいずれかに記載の方法。
- 血中リンパ球標的レベルが、約0.2×109個/Lを超え、かつ、約1.0×109個/L未満の血中リンパ球カウントである、請求項4から12のいずれかに記載の方法。
- 血中リンパ球標的レベルが、約0.3×109個/Lを超え、かつ、約1.0×109個/L未満の血中リンパ球カウントである、請求項4から12のいずれかに記載の方法。
- 血中リンパ球標的レベルが、約0.2×109個/Lを超え、かつ、約0.7×109個/L未満の血中リンパ球カウントである、請求項4から12のいずれかに記載の方法。
- ステップ(c)で用いられる血中リンパ球標的レベルおよびステップ(e)で用いられる血中リンパ球標的レベルが独立に、以下の範囲:
(A)約0.2×109個/Lを超え、かつ、約1.0×109個/L未満;
(B)約0.2×109個/Lを超え、かつ、約0.5×109個/L未満;
(C)約0.2×109個/Lを超え、かつ、約0.7×109個/L未満;
(D)約0.3×109個/Lを超え、かつ、約0.7×109個/L未満;および
(E)約0.3×109個/Lを超え、かつ、約1.0×109個/L未満
のうちの1つの範囲内にある、請求項7に記載の方法。
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