JP2014511182A - Hpv核酸を検出するための材料及び方法 - Google Patents
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Abstract
【選択図】なし
Description
本出願は2011年2月24日付けで出願された米国仮出願第61/446,306号、更には2011年5月13日付けで出願された米国仮出願第61/486,118号(どちらも内容全体が引用することにより本明細書の一部をなすものとする)に対する優先権を主張する。
200以下のヌクレオチドからなり、HPV16又はHPV18のDNA又はRNAとハイブリダイズすることができる核酸が本明細書で与えられる。
本開示の方法を用いて、サンプル由来の標的核酸の存在を検出することができる。このような核酸はRNAとすることができ、このようなサンプルとしては、生体サンプル及び環境サンプルを含む試料又は培養物(例えば細胞培養物、微生物培養物及びウイルス培養物)が挙げられるが、これらに限定されない。生体サンプルは、真核生物、原核生物、古細菌、ウイルス、ヒトを含む動物、植物、真菌、エクスカバータ(excavata)由来のものとすることができ、流体、固体(例えば糞便)又は組織、細胞培養物、液体培地又は固体培地、並びに乳製品、野菜、食肉及び食肉副産物等の液体及び固体の食品及び飼料品及び原料、並びに廃棄物とすることができる。環境サンプルとしては、地表物質、土壌、水、空気、及び産業サンプル等の環境物質、並びに食品加工及び乳加工用の機器、装置、設備、器具、使い捨て品及び廃棄不要品から得られるサンプルが挙げられる。子宮頸部上皮細胞(例えば子宮頸部スワブ又は生検試料から得られるサンプル)、アデノイド細胞、肛門上皮細胞、血液、唾液、脳脊髄液、胸膜液、乳汁、リンパ液、唾液及び精液を含むが、これらに限定されない生体サンプルが特に好ましい。サンプルは、メッセンジャーRNA(mRNA)を含むリボ核酸を含み得る。
一態様では、検出対象の標的リボ核酸は、mRNA、リボソームRNA、核小体RNA、トランスファーRNA、ウイルスRNA、異種核RNA等であってもよく、ここで1つ又は複数のポリヌクレオチドプローブは、DNAプローブである。標的リボ核酸は、生体サンプル及び環境サンプルを含む、試料又は培養物(例えば、細胞培養物、微生物培養物及びウイルス培養物)中に見出される核酸を含むが、これに限定されない。標的リボ核酸は、ヒトを含む動物由来の生体サンプル、流体、固体(例えば糞便)又は組織、並びに乳製品、野菜、食肉及び食肉副産物等の液体及び固体の食品及び飼料品及び原料、並びに廃棄物中に見出され得る。標的リボ核酸は、環境サンプル中に見出される場合があり、環境サンプルは地表物質、土壌、水及び産業サンプル等の環境物質、並びに食品加工及び乳加工用の機器、装置、設備、器具、使い捨て品及び廃棄不要品から得られるサンプルを含む。特に好ましいものは、子宮頸部サンプル(例えば子宮頸部スワブから得られるサンプル)、アデノイド細胞、肛門上皮細胞、血液、唾液、脳脊髄液、胸膜液、乳汁、リンパ液、唾液、尿及び精液を含むが、これらに限定されない生体サンプルを含むが、これらに限定されない生体サンプル中に見出される標的核酸である。
RNAを単離するためのTRIzol(商標)の使用、及び他の既知のRNA単離方法を、本開示の方法に用いることができる。細胞ペレットの低張溶解によるサンプル調製は、アッセイ検出工程と干渉する可能性がある内因性RNA:DNAハイブリッドの放出を低減するものであり、また好ましいRNA単離方法である。このサンプル調製方法では、細胞は遠心分離を介してペレット化され、上清は除去され、ペレットは再懸濁され、細胞は溶解される。溶解後、細胞残屑はペレット化され、(RNAを含有する)上清は回収される。(バッファ中の塩及び界面活性剤濃度によって測定される)溶解のストリンジェンシーが低下することにより、メタノールベースの子宮頸部試料のプールから生成される臨床バックグラウンドが低減される(図5及び図6)。また、シグナル:ノイズ比は上昇し、プール間のバックグラウンド及び干渉における変動性は低下する。他の試験によると、低張溶解は、細胞と環境との間の張性の差異により細胞膜を破裂させることによって作用し、細胞を巨大分子に対して透過性にさせることが分かっている。したがって、細胞内のRNAは、細胞から溶液中に放出される一方、アッセイに対する汚染物質(例えば内因性RNA:DNAハイブリッド)は、不溶性細胞残渣中に残存することになる。この方法は、試料中のRNAの量が限られている場合、試料の量の増加がバックグラウンドの増大を引き起こさないことから、有用であり得る。
サンプルが調製され、標的RNAが放出された後、少なくとも1つのポリヌクレオチドプローブがサンプル中の標的RNAとハイブリダイズし、二本鎖核酸ハイブリッドを形成するのに十分な条件下で、該標的RNAを少なくとも1つのポリヌクレオチドDNA捕捉プローブに接触させる。DNA捕捉プローブは、完全長DNA、切断DNA、又は合成DNAとすることができる。DNA捕捉プローブは、標的RNAに特異的な配列である。DNA捕捉プローブは、理想的には約25塩基長〜35塩基長であり、かつ標的RNAの任意の領域に相補的であり得る。DNA捕捉プローブは、約15塩基長〜約200塩基長の範囲であり得る。他の態様では、捕捉プローブは、100ヌクレオチド長以下又は50ヌクレオチド長以下であり得る。更に別の態様では、捕捉プローブは、20塩基長〜100塩基長、25塩基長〜100塩基長、30塩基長〜100塩基長、35塩基長〜100塩基長、40塩基長〜100塩基長、45塩基長〜100塩基長、又は50塩基長〜100塩基長であり得る。
洗浄工程によって標的のみを残存させた後、シグナル増幅DNAプローブは、標的mRNAとハイブリダイズし、ここでシグナル増幅プローブは、標的mRNAに対して相補的及び/又は特異的な非標識DNAプローブである。増幅プローブは、標的核酸に特異的である必要がない。例えば、DNA増幅プローブは、設計された標的以外の他の核酸と結合することができる場合がある。mRNA領域に相補的なDNAシグナル増幅プローブは、特異的遺伝子をカバーする混合物中で設計され、結合される。カバレッジを拡大し、変化させることにより、どの遺伝子が存在し、RNAの特定のスプライシング型があるかを判定することができる。「カバレッジ」は、相補的シグナルプローブによって挟まれた標的配列の範囲又は長さとして定義される。シグナル増幅プローブは、約40塩基長であるが、それらが捕捉プローブの周囲に設計されることから、40塩基より増減する場合もある。シグナル増幅プローブは、約15塩基長〜約200塩基長であり得る。更に他の態様では、シグナル増幅プローブは、20塩基長〜100塩基長、25塩基長〜100塩基長、30塩基長〜100塩基長、35塩基長〜100塩基長、40塩基長〜100塩基長、45塩基長〜100塩基長、又は50塩基長〜100塩基長であり得る。カバレッジを増大させること(すなわち、より多くのシグナルプローブを標的RNAの相補的領域とハイブリダイズさせること)により、シグナルが増大することになる。したがって、増幅シグナルを得るのに、より多くのプローブを使用することが好ましい。検出限界は、部分的には、標的核酸(すなわち標的遺伝子)の長さに依存する。
一態様では、二本鎖核酸ハイブリッドに特異的な分子は、抗体(「抗ハイブリッド抗体」)である。ハイブリッドは、二本鎖核酸ハイブリッドとの結合を可能にするのに十分な時間、抗ハイブリッド抗体とインキュベートする。抗ハイブリッド抗体は、モノクローナル抗体又はポリクローナル抗体であってもよい。最も好ましい態様では、抗体は、モノクローナル抗体である。
非結合抗ハイブリッド抗体が除去された後、二次抗体が付加され、ここで二次抗体は、検出可能なマーカーで標識され、一次抗体を認識するとともに一次抗体と結合する。二次抗体上に存在する標識が検出され、それにより標的リボ核酸の存在が示される。様々な標識を検出するための方法が当該技術分野で既知である。例えば、比色定量法、放射性、表面プラスモン共鳴、又は化学発光法については、例えば、Coutlee他、J. Clin. Microbiol. 27:1002-1007(1989)に記載されている。
別の態様では、サンプルにおいて標的核酸の有無を決定する方法であって、(a)サンプルの第1の部分を、(α)標的核酸を含むDNA:RNAハイブリッドの第1のセット、及び(β)参照核酸を含むDNA:RNAハイブリッドの第2のセットの形成を誘導するのに十分な条件下で処理することと、(b)DNA:RNAハイブリッドの第1のセットの形成は誘導しないが、DNA:RNAハイブリッドの第2のセットの形成を誘導するのに十分な条件下で、サンプルの第2の部分を処理することと、(c)サンプルの第1の部分及びサンプルの第2の部分において、DNA:RNAハイブリッドの濃度と相関する強度を有する検出可能なシグナルを発生させることと、(d)サンプルの第1の部分における検出可能なシグナルの強度と、サンプルの第2の部分における検出可能なシグナルの強度とを比較することであって、(α)サンプルの第1の部分における検出可能なシグナルの強度が、サンプルの第2の部分における検出可能なシグナルの強度より大きい場合、標的核酸がサンプルに存在し、(β)サンプルの第1の部分における検出可能なシグナルの強度が、サンプルの第2の部分における検出可能なシグナルの強度より小さいか又は該強度と等しい場合、標的核酸がサンプルに存在しないこととを含む、方法が提供される。
内因性ハイブリッドは、ハイブリッド捕捉抗体によって検出されることから、検出アッセイに特有の問題を抱える。したがって、サンプル調製は、隔離、結合又は分解により内因性ハイブリッドがシグナルに加えられるのを防ぐことによって、これらのハイブリッドのバックグラウンドを不活性なものにするのが好ましい。低張溶解は前者の方法に依存する。この方法では、細胞を遠心分離によってペレット化し、上清を除去し、ペレットを溶解する。図6に示されるように、バッファ中の塩及び界面活性剤の濃度を変化させることによって溶解のストリンジェンシーを低下させることにより、メタノールベースの子宮頸部試料のプールからもたらされる臨床バックグラウンドが低減する。シグナル:ノイズ比も高くなり、プール間のバックグラウンド及び干渉の変動性は低下する(表2)。他の試験は、低張溶解は、環境に対する細胞の張性の差異により細胞膜を破裂させることによって作用し、細胞をより可溶性のmRNAに対して透過性にさせるが、溶解性の低い内因性ハイブリッド及び核DNAに対しては透過性にさせないことを示している。したがって、細胞内のRNAは、細胞から溶液中へ放出される一方、ハイブリッド等のアッセイに対する汚染物質は、不溶性細胞残渣とともに残存することになる。この方法は、試料の量の増加がバックグラウンドの増大を引き起こさないことから、試料中のRNAの量が制限される場合に有用であり得る(図7)。HPV陽性細胞を陰性子宮頸部試料のプールにスパイクするというモデルを使用すると、低張溶解の後に本開示の検出方法を行うことで、丁度1000個の細胞からHPV E6/7のRNAを検出することができる(図8)。
磁性カルボキシルビーズによるサンプル調製
本開示の方法における使用に関して特徴付けられている別のサンプル調製方法では、生体サンプルに直接付加され得る磁性カルボキシル修飾(COOH)ビーズ(例えば、Sera−Mag(商標)Magnetic Carboxylate−Modified Particles;Thermo Fisher Scientific, Inc.)を使用する。サンプル中の細胞を、疎水相互作用を介してビーズに結合させる。磁性ラックを使用し、ビーズをペレット化した後は、上清を除去し、細胞を溶解することができる。溶解後、ビーズを更にペレット化し、残存する上清を、本開示の方法での使用のために移す。この方法において、溶解ストリンジェンシーの低下により、更にバックグラウンドが低減するが(表1を参照されたい)、水単独では、細胞からRNAを放出するには不十分である。表1中の数値では、最終溶液ではなく、2%溶液のパーセントを示している。但し、好ましい溶解バッファは、溶解及びハイブリダイゼーションの両方を支持することから、約1Mチオシアン酸グアニジン及び約0.7%界面活性剤である(図9を参照されたい)。ハイブリダイゼーション捕捉工程前に希釈される場合、より高い溶解バッファの濃度を使用することができる。図10に示されるように、細胞のビーズ上への捕捉は二相性反応である。カルボキシルビーズを、子宮頸部細胞のPreservCyt(商標)ベースのサンプルに直接スパイクした。サンプル中の全細胞の約50〜60%を、暴露から最初の1分以内にビーズに引き付けた。このプロセスは、少なくとも15分間一定の状態を保つが、ビーズ付加のおよそ30分後、細胞の少なくとも95%が捕捉されている(上清中に残存する細胞を計数することによって測定;図10を参照されたい)。図11は、本開示の方法を用いると、僅かおよそ1000個のHPV陽性細胞を使用して結果が得られる可能性があり、カルボキシルビーズ細胞捕捉の後に本開示の検出方法を行うことが、低張細胞溶解の後に本開示の検出方法を行うよりも細胞からmRNAを得るのに効率的であることを示す(図11を参照されたい)。
アッセイのバックグラウンドに対する内因性ハイブリッドの効果
内因性ハイブリッドは、臨床上のバックグラウンドノイズ源であることが多い(図5を参照されたい)。HPV16 E6/7 RNAを(HPVを有しない;KPSTM(−))臨床プールにスパイクする場合、バックグラウンドは高く、シグナルはマスクされる。しかし、RNAの付加前、プールが変性され(1.75M NaOH)、中和される場合、バックグラウンドは低く、シグナルは回復される。これは、核酸ハイブリッドを認識する抗体を使用する検出方法を用いる前に、内因性核酸ハイブリッドを除去するか又はその放出を阻止する必要性があることを示す。
バックグラウンドに対する溶解バッファ濃度の効果
溶解ストリンジェンシーの低下により、臨床上のバックグラウンドノイズが低減される(図6を参照されたい)。1mLのメタノールベースの子宮頸部サンプルを遠沈させ、x軸上に示されるように、ペレットをバッファに様々な濃度(100%バッファ=約3Mチオシアン酸グアニジン+約2%界面活性剤)で再懸濁した。ペレット化細胞を、65℃で15分間加熱した。次いで、RNAの捕捉のため、本開示の方法に従い、溶解バッファの最終濃度を32.5%に調整した。図6に示されるように、バックグラウンドは、溶解バッファの濃度の減少とともに低減した。本実験は、細胞の低張溶解が内因性核酸ハイブリッドの放出の阻止において奏功した証拠を提供する。細胞質中のRNAが細胞から放出される一方、ハイブリッド等のアッセイに対する汚染物質は、核内に残存することになる。
細胞ペレットの低張溶解
図7は、細胞ペレットの低張溶解が、バックグラウンドノイズが安定状態を維持することを保証することを示す。様々な量の子宮頸部サンプル(250μl〜10ml)を遠沈させ、水で溶解し、本開示のRNA検出アッセイを施した。図7中のグラフに示されるように、バックグラウンドは、使用した試料の量にかかわらず有意に変化しない。
検出の限界
HPV陽性細胞(SiHa細胞)由来のHPV16 E6/7 RNAにおける検出の限界について試験した(図8を参照されたい)。細胞を1mLの陰性子宮頸部試料のプールにスパイクし、臨床サンプルをモデル化した。遠沈し、水で溶解し、加熱してから、バッファを細胞に加え(32.5%バッファ、又は約1Mチオシアン酸グアニジン及び約0.7%界面活性剤の濃度になるまで)、それらをプレート内に入れ、本開示のRNA検出アッセイを開始した。結果は、本開示の方法を用いる場合、HPV E6/7 RNA検出において必要なのは、僅か1×103個の細胞であることを示す。
COOHビーズによって捕捉される細胞の溶解
様々な溶解バッファを、COOHビーズによって捕捉される細胞に対する溶解能について比較した(図9を参照されたい)。結果は、水単独がCOOHビーズによって捕捉される細胞を溶解するのに十分でないことを示す。HPV陰性又はHPV陽性のいずれかの細胞を、1mLの陰性子宮頸部プールにスパイクした。細胞をビーズによって捕捉し、上清を除去した後、(チオシアン酸グアニジン及び界面活性剤を含有する)様々な濃度のバッファをサンプルに添加し、次いでそれを65℃で15分間加熱した。本開示の方法を用いるRNA検出のため、バッファ濃度を全部で32.5%に調整した。遠沈方法で見られるように、バックグラウンドは、塩及び界面活性剤の量の減少とともに低下する。しかし、RNAを放出するのに十分な細胞を溶解するためには、少なくとも32.5%のバッファ(全部で約1Mの塩及び0.7%界面活性剤)が必要である。
COOHビーズによる細胞捕捉の経時変化は細胞のビーズ上への捕捉が二相性反応であることを示す
COOHビーズによる細胞捕捉の経時変化を実施した(図10を参照されたい)。細胞を1mLの陰性子宮頸部プールにスパイクした。細胞のベースライン数を計数し、COOHビーズの付加後の各時点で、計数のため、ビーズを1.5分間ペレット化し、次いで上清を除去し、希釈した。約50%の細胞が、1分以内に捕捉された。捕捉は次いでプラトーに達したが、30分の時点では、少なくとも95%の細胞が捕捉されている。ビーズを増加させることにより、僅かにより効率的な捕捉が得られる。
カルボキシル(COOH)ビーズ捕捉は低張溶解より効率的である
1mLの陰性子宮頸部試料のプール中のHPV18陽性(HeLa)細胞を、COOHビーズ捕捉又はペレット化及び低張溶解を用いて調製した。また、カルボキシルビーズ捕捉方法における検出の限界は約1000個のHPV陽性細胞であり、リバースハイブリッド捕捉アッセイの結果は、この方法が細胞からmRNAを得るためにより効率的であることを示す(図11を参照されたい)。バックグラウンドはCOOHビーズ捕捉が用いられる場合より僅かに高く(271RLU対163RLU(低張溶解))、一方、シグナル:ノイズ及びシグナル−ノイズ(検出される全RNAの尺度)の双方は、低張溶解が用いられる場合よりはるかに高かった。
標的RNAの検出と組み合わされる前処理手順(低張溶解)
次のプロトコルでは、サンプル前処理手順(低張性細胞溶解を使用)が本開示のRNA検出方法と組み合わされる。チューブ内の細胞を、1500相対遠心力(RCF)で3分間遠沈する。上清を除去し、33.75μLの水を添加し、ペレットをゆっくりとピペットで取り、再懸濁した。次いで、ゆっくりと振盪させながら、65℃で15分間加熱する。次いで、16.25μLのバッファ(約3Mチオシアン酸グアニジン及び約2%界面活性剤)を添加し、50μLのサンプルをプレート上のウェルに移す。次いで、ビオチン化捕捉プローブを有する10μLの予めコンジュゲートしたストレプトアビジンビーズを加え、プレートを、1150毎分回転数(RPM)で振盪させながら、60℃で30分間インキュベートする。プレートを磁性ラック上に置き、ビーズを1.5分間ペレット化し、次いでプレートをデカントし、ブロットする。Sharp洗浄用バッファ(1Mトリス−HCl、0.6M NaCl、0.25% Tween−20)で2回洗浄する(1回目の洗浄は2分間、2回目の洗浄は5分間である必要がある)。洗浄後、プレートをデカントし、ブロッティングにより十分に乾燥させる。各ウェルに対し、RNAハイブリダイゼーションバッファで4.2nMに希釈した65μLのシグナル増幅プローブを加える。次いで、プレートを、1150RPMで振盪させながら、60℃で30分間インキュベートする。プレートを磁性ラック上に3分間置き、デカントし、ウェルを乾燥させる。35μLのDigene Hybrid Capture 2キットの検出試薬1(0.05%(w/v)のナトリウムアジドを有し、RNアーゼを有しない緩衝溶液中、RNA:DNAハイブリッドに対するアルカリホスファターゼコンジュゲート抗体)を各ウェルに加え、プレートを45℃で30分間インキュベートする。プレートを磁性ラック上に置き、デカントし、ブロットする。プレートを、40mMトリス−HCl、100mM NaCl、0.5% Triton X−100を含有するバッファで5回洗浄し、プレートを1回の洗浄につき1分間静置しておく。次いで、ウェルをデカントし、乾燥させる。次いで、45μLのDigene Hybrid Capture 2キットの検出試薬2(化学発光基質のEmerald II(商標)を有するCDP−Star(商標)試薬)を各ウェルに加える。プレートを遮光し、300RPMで振盪させながら、室温で15分間インキュベートする。プレートを、照度計で読み取る。
標的RNAの検出と組み合わされる前処理手順(COOHビーズ捕捉)
以下のプロトコルでは、カルボキシルビーズ捕捉サンプル調製が本開示のRNA検出方法と組み合わされる。各サンプルに対し、8μLのカルボキシル(COOH)ビーズ(2mLのウェルプレート)を加え、室温、800RPMで30分間振盪する。プレートを磁性ラック上に2分間置き、ビーズをペレット化する。上清を真空下で除去し、50μLの32.5%バッファ(約1Mチオシアン酸グアニジン及び約0.7%界面活性剤)に再懸濁する。次いで、65℃、1000RPMで15分間振盪する。プレートを磁性ラック上に置き、ビーズをペレット化し、上清を新しいウェルに移す。次いで、ビオチン化捕捉プローブを有する10μLの予めコンジュゲートしたストレプトアビジンビーズを加え、プレートを、1150RPMで振盪させながら、60℃で30分間インキュベートする。プレートを磁性ラック上に置き、ビーズを1.5分間ペレット化し、次いでプレートをデカントし、ブロットする。Sharp洗浄用バッファ(1Mトリス−HCl、0.6M NaCl、0.25% Tween−20)で2回洗浄する(1回目の洗浄は2分間、2回目の洗浄は5分間である必要がある)。洗浄後、プレートをデカントし、ブロッティングにより十分に乾燥させる。各ウェルに対し、RNAハイブリダイゼーションバッファで4.2nMに希釈した65μLのシグナル増幅プローブを加える。次いで(then)、プレートを、1150RPMで振盪させながら、60℃で30分間インキュベートする。プレートを磁性ラック上に3分間置き、デカントし、ウェルを乾燥させる。35μLの検出試薬1(0.05%(w/v)のナトリウムアジドを有し、RNアーゼを有しない緩衝溶液中、RNA:DNAハイブリッドに対するアルカリホスファターゼコンジュゲート抗体)を各ウェルに加え、プレートを45℃で30分間インキュベートする。プレートを磁性ラック上に置き、デカントし、ブロットする。プレートを、40mMトリス−HCl、100mM NaCl、0.5% Triton X−100を含有するバッファで5回洗浄し、プレートを1回の洗浄につき1分間静置しておく。次いで、ウェルをデカントし、乾燥させる。次いで、45μLの検出試薬2(化学発光基質のEmerald II(商標)を有するCDP−Star(商標)試薬)を各ウェルに加える。プレートを遮光し、300RPMで振盪させながら、室温で15分間インキュベートする。プレートを、照度計で読み取る。
ストレプトアビジンビーズ−ビオチン化プローブコンジュゲーション
以下のプロトコルは、磁性ビーズに結合されたDNA捕捉プローブを形成する方法を提供する。Seradyn dsMagストレプトアビジンビーズ(Seradynパート番号3015210301050、Thermo Fisher Scientific,Inc.)をボルテックスし、超音波処理する。5μLのビーズを、250μLのビーズコンジュゲーションバッファ(1×PBS;0.15M NaCl)に加える。磁性ラック上のビーズをプルダウンし(Pull down)、ビーズコンジュゲーション洗浄用バッファ(上記の0.5% Tween−20)で2回洗浄(wash)する。ビーズを、45nMの各DNA捕捉プローブとともに、ビーズコンジュゲーションバッファに再懸濁する。1150RPMで振盪させながら、37℃で30分間インキュベートする。ビーズをプルダウンし、ビーズコンジュゲーション洗浄用バッファで3回洗浄する。Digene Hybrid Capture 2からの250μLのBlockerバッファ(カゼインベース)に再懸濁し、50×のビーズを得る。
リバースハイブリッド捕捉アッセイ
リバースハイブリッド捕捉では、まず、標的RNAを、磁性ストレプトアビジンビーズにコンジュゲートされた相補的ビオチン化DNAプローブ上に捕捉することにより、mRNAが検出される。このプローブ−ビーズ複合体は、予めコンジュゲートされていてもよく、4℃で数か月間安定である。この捕捉工程は、30分を要し、常に振盪させながら、60℃で行う必要がある。次いで、捕捉された標的を伴うビーズを、あらゆる非標的RNA配列が除去されるように洗浄する。ハイブリッド捕捉抗体が個別のDNA−RNAハイブリッドに結合することから、DNAプローブ(例えば、DNA捕捉プローブ及び増幅プローブ)で標的RNAをカバーし、最大シグナルを得ることが好ましい(例えば図1及び図2を参照されたい)。したがって、次いで追加的プローブを標的mRNAとハイブリダイズさせる。標的のみがこの時点で存在することから(非標的RNAは洗い流されていることから)、これらのプローブは、配列特異的である必要はないが、それよりも、既にビオチン化DNAプローブによってカバーされている領域を除く、遺伝子の完全長をカバーし得る。これらの「シグナル増幅」プローブを、4.2nMの作用濃度まで希釈する。このハイブリダイゼーションはまた、好ましくは振盪させながら、約7.8のpH、60℃で30分間行う。次いで、ハイブリダイゼーションを行った後、ハイブリッド捕捉抗体系で検出する、すなわち検出試薬1(0.05%(w/v)のナトリウムアジドを有し、RNアーゼを有しない緩衝溶液中、RNA:DNAハイブリッドに対するアルカリホスファターゼコンジュゲート抗体)に45℃で30分間暴露した後、十分に洗浄し、それに続き、検出試薬2(化学発光基質のEmerald II(商標)を有するCDP−Star(商標)試薬)を室温で15分間加える。シグナルを、照度計で読み取る。アッセイのこの分析後部分では、約2時間15分かかる。
非標識シグナル増幅プローブを付加する効果
シグナルは、僅か3若しくは5つのビオチン化DNA捕捉プローブ及び非標識シグナルプローブなしで捕捉されるRNA標的において比較的低い。シグナルは、ハイブリッド−捕捉抗体及び発光技術を用いた検出前、非標識プローブが標的にハイブリダイズされる場合より実質的に高い。リバースハイブリッド−捕捉アッセイを使用することで、RNAが検出される。この実験では、可変数のビオチン化DNA捕捉プローブは、ストレプトアビジンビーズにコンジュゲートされた(図4を参照されたい)。標的は、HPV16のE6/7遺伝子であった。アッセイは、シグナル増幅プローブの付加を伴う場合と伴わない場合(各々、一工程対二工程アッセイ)に、ビーズの各セットを用いて実施した。シグナル増幅に対して非標識DNAプローブを全く付加しなかったとき(一工程アッセイ;灰色バー)、シグナルは、ビオチン化捕捉プローブによって提供されるカバレッジの大きさとともに増大した。しかし、シグナル増幅に対する非標識DNAプローブを付加したとき(二工程アッセイ;黒色バー)、シグナルは、僅か1、3、若しくは5つの捕捉プローブを使用した場合の一工程アッセイにおけるよりはるかに高かった。二工程アッセイでは、僅か3〜5つの捕捉プローブで、最適なシグナルが得られた。
分子定規法によって決定されるmRNA転写産物の長さ
HPV転写産物の長さは、磁性ビーズ上への捕捉及びハイブリッド領域の長さを延長するために使用される非標識オリゴヌクレオチドでの検出によって「測定する」ことが可能である。シグナル出力は、増幅シグナルプローブを、最長に達する(シグナルがプラトーになる場合)まで連続付加することで、増大することになる。HPV16における様々なHPV転写産物を、図12に概略図で示す。プローブ設計においては、番号付けられた領域1〜7(図12)を指定する。例えば、E6/7遺伝子転写産物は、DNA捕捉プローブ3を使用してサンプルから捕捉することが可能であり、シグナル増幅プローブの組合せは、シグナル出力を決定づけることになる。存在する変異体形態が完全長であり、かつ増幅プローブの組合せが転写産物の全長をカバーする場合、シグナルは強力になる。存在するE6/7変異体形態がスプライシングされ、シグナルプローブのサブセット(例えば、プローブ1及び6)が使用される場合、シグナル出力は、完全長/未スプライシング型E6/7からのシグナルと比べてやや弱いものになる(表3を参照されたい)。E6/7変異体形態がスプライシングされ、組み込まれる場合、それははるかに弱いシグナルをもたらすことになる(表3を参照されたい)。より強いシグナルは、より多くの標的及び特定の病状を示唆する。スプライシングされ、組み込まれたE6/7変異体は、より弱いシグナルをもたらし、また、捕捉される標的が減少し、それ故、この遺伝子の発現が低下することを示唆する。それはまた、異なる病状を示唆する。表3は、HPV16の様々な領域に由来する、(図12中に示される)列挙されるプローブの併用から得られる想定されるシグナルを示す。
初期:後期mRNA比の上昇の検出
本開示の方法は、初期及び後期HPV mRNA転写産物の比の検出を可能にし、それはHPV関連子宮頸部疾患の進行を示唆し得る。記載のアッセイは、HPV−陽性試料のバックグラウンドに対するSiHa細胞(癌細胞株)の高い初期:後期mRNA比を検出した(図14)。捕捉及び検出DNAプローブを、HPVの初期転写産物及び後期転写産物を検出するように設計した。これら2つのアッセイを、同じサンプルに対して同時に行い、得られたシグナルの比は、初期及び後期HPV転写産物の比を示す。前がん性病変の細胞と混合された数個の癌細胞を含む試料を模倣するため、HSIL試料のプール(高グレード扁平上皮内病変、子宮頸部細胞学におけるベセスダシステムによるもの(per Bethesda System))を、既知数のSiHa細胞(x軸上に示される)でスパイクし、次いで本開示の方法(例えば、実施例12を参照されたい)を介して化学分析した。図14によって示されるように、高いE6/7 mRNA比を有する細胞の画分が、低い比を有する細胞のバックグラウンドに対して検出され得る。
本願による核酸の使用
サンプル及び試料
SiHa(HTB−35)、CaSki(CRL−1550)、HeLa(CCL−2)及びHCC 1806(CRL−2335)の細胞株は、ATCC(Manassas, Va.)から入手し、標準的な技法によって培養した。CytologyServices of Marylandでの定期試験後に、液状化細胞診断(LBC)培地(PreservCyt(商標)、Hologics,Ma、元の体積20ml)中の残りの子宮頸部試料を入手した。
E6(1〜790nt)及びE2(2755〜3852nt)領域に対するin vitroで転写されたHPV16又はHPV18のRNAを、鋳型としてHPV16(配列番号106)又はHPV18(配列番号107)を使用した標準的なクローニング技法を用いて調製した。RNAは、Rneasy(商標) Plus Mini Kit、又はQIAzol溶解試薬(QIAGEN, Valencia, Ca)のいずれかを使用して、サンプル、細胞株及び試料から調製した。QIAzolによるRNA単離では、LBC中に保存された細胞を遠心分離により単離し、その細胞を抽出した後、沈殿したRNAをトリスバッファ(pH7)中に再懸濁した。
試料由来のLBC培地(1ml)中に保存された一部の細胞を、カルボキシル修飾磁性ビーズ(8μlの5%固形分、カタログ番号65162105050350、Seradyn)上への吸着によりマイクロチューブ内で濃縮した。試料−ビーズ懸濁液を回転式マイクロチューブ台(rotating microfuge block)(1100rpm、Eppendorf)において22℃で30分間インキュベートした。ビーズ上に吸着した細胞を、磁性チューブホルダー(Promega, Madison, WI)によってペレット化した。既知の細胞数の混合物からペレット化した細胞の割合を、血球計を使用して残りの上清中の細胞を数えることによって決定した。細胞を生理食塩水で洗浄し、溶解バッファ中に再懸濁した後、96ウェルアッセイプレートに移した。
オリゴデオキシリボヌクレオチド(オリゴ)プローブを、Blast(NCBI)比較のいずれかを用いて、HPV16(又は18)のmRNA標的に特異的となるように設計した。捕捉プローブの設計を、他のHPVタイプとの交差ハイブリダイゼーションを避けるように調整した。シグナル増幅オリゴは、それらの標的に対して相補的であった(complementary)が、他のHPVタイプとの交差反応性を避けないように設計した。捕捉ブローブ及び増幅プローブの配列を以下の表4に示す。捕捉オリゴは5’ビオチンで修飾した。
一工程RT−PCRを、ベンダープロトコルに従ってQuantiTect(商標)5×Virus Mix(no rox、QIAGEN, Valencia, Ca)を用いて行った。プライマー及びプローブセットを、ソフトウェアを用いてE6−7領域及びE2領域に対して設計した。リアルタイム(RT)−PCRを、Stratagene MX3000P(Stratagene, LaJolla, Ca)又はBio−Rad iQ(商標)5(Bio-Rad,Hercules, Ca)のリアルタイムPCR装置のいずれかを用いて行った。RT−PCRの体積は25μlであった。コンセンサスPCR(Nazarenko他、2008)を用いて、子宮頸部試料プールがHPVのDNAタイプを含有するか否かを示した。
RNA単離は、10μlの磁性ビーズ(ストレプトアビジン修飾、0.01%固形分、1μl, Seradyn)を添加しながら、60μlの溶解バッファ(RLT Plus、QIAGEN Inc)中で行った。ビオチン化捕捉オリゴを、標準的な手法を用いて磁性ビーズに共役させた。1つの標的当たり5つの配列特異的な捕捉プローブが存在していた。標的RNAを、60℃で30分間、1100rpmで回転させながら、インキュベーション中にこれらのオリゴ修飾ビーズ上に捕捉させた。このサンプルを純水で1:3に希釈して、96ウェルマイクロタイタープレートの2つのウェルに分割した。増幅DNAプローブ(各4.2mM、33〜45nt)を変性試薬:プローブ希釈剤(QIAGEN Inc)の5:8混合物からなるバッファ中の標的RNAとハイブリダイズさせた。E6−7標的に対しては15個の増幅プローブ及びE2標的に対しては27個の増幅プローブが存在していた。ビーズに固定された得られるハイブリッドを、磁気プレートホルダー(Ambion)を用いてペレット化した。磁気プレート上のハイブリッド−ビーズ複合体を、生理食塩水、界面活性剤系バッファ(pH7.5)で洗浄した。複合体を、アルカリホスファターゼ(DR1、QIAGEN Inc)にコンジュゲートしたモノクローナルハイブリッド捕捉抗体とインキュベートした(45℃、30分)。次いで、この複合体をHC2洗浄バッファ(QIAGEN Inc)で洗浄した。それから複合体を化学発光性アルカリホスファターゼ基質(DR2、QIAGEN Inc)とインキュベートした(22℃、15分、回転300rpm)。シグナルを、DML 2000照度計(QIAGEN Inc)を使用して相対発光量単位(RLU)で測定した。
HPV mRNAの安定性
LBC培地中に固定した細胞内のHPV mRNAの安定性は、リアルタイム(RT)−PCRアッセイを使用して決定した。SiHa細胞は2コピーの組込みHPV16ゲノム(エピソームなし)を含有し、HPV E6−7のmRNAを発現する。新たなSiHa細胞を、PCRにより示されるようにHPVを予め含有していなかったプールしたLBC子宮頸部試料中に保存した。これらのサンプルを、室温で67日間までインキュベートした。2つのアリコート(1ml)を定期的に(3日目、13日目、26日目、42日目及び67日目に)取り出し、RNAをQIAzol試薬により単離した。HPVのmRNAレベルを、リアルタイム(RT)−PCR(5’−3’、フォワードプライマーGCACCAAAAGAGAACTGCAATGT(配列番号108)、リバースプライマーCATATACCTCACGTCGCAGTAACT(配列番号109)、TaqManプローブFAM-CAGGACCCACAGGAGCGACCCAGA-BHQ1(配列番号110))を用いて決定した。各反応はおよそ125000個のSiHa細胞由来のmRNAを含有するものであった。RT−PCRのmRNA存在量の評価基準であるサイクル閾値は、42日目まで比較的安定しており、その後42日目及び67日目のアリコートではおよそ1〜2サイクルへとシフトした(図15)。このシフトは、理論PCR動態に基づきおよそ3倍の標的mRNAの低減を示すものであり得る。
mRNAに関するハイブリッド−捕捉アッセイの概略図を図16Aに示す。アッセイは、mRNAが標的であり、プローブが合成DNA(RNAではない)からなり、標的のアルカリ変性が含まれず、形成されたRNA:DNAハイブリッドがELISAプレートの代わりに磁性ビーズ上に捕捉されることを除き、digene HC2 HPV DNA Test(商標)(QIAGENInc)におおよそ基づくものである。HPVのmRNAに対する4つのハイブリッド捕捉アッセイを、特異的な捕捉プローブを使用することによりHPV16 E6−7若しくはE2、又はHPV18 E6−7若しくはE2のいずれかに特異的であるように設計した(表4)。捕捉プローブの特異性は、Blastプログラムにより確認した。細胞ペレット又はRNAを溶解し、RNAを放出するとともに巻き戻した。溶解物をE6−7又はE2 mRNAのいずれかの検出のために別々のウェルに等しく分割した。各ウェルは磁性ビーズに固定した配列特異的な捕捉プローブの特有セット(5つ、35nt)を受けるものであった。非結合材料を洗浄した後、幾つかの増幅プローブ(33〜45nt)を、各捕捉mRNA標的に対するE6−7コード領域又はE2コード領域の全長を補うように加えた。これらの増幅プローブを、他のHPVタイプとの交差反応性を避けないように設計した。それらの機能は、ハイブリッド捕捉抗体とアルカリホスファターゼとの結合の増大を介してシグナル増幅を与えることであった。形成されるハイブリッド標的の長さは、E6−7でおよそ740bp及びE2で1500bpであった。ハイブリッド捕捉プローブのプローブ遺伝子座を図16Bに示す。
標的核酸の有無を検出する方法
実施例18〜実施例21は、図2に例示されるように2つのハイブリダイゼーション工程アッセイを用いる。第1のハイブリダイゼーション工程では、RNAは磁性ストレプトアビジンビーズにコンジュゲートしているビオチン化DNAプローブにより捕捉される。外部RNAを洗い流した後、RNA標的の完全長をカバーするDNAプローブの第2のセット(round)を加える。DNAプローブの第1のセットは、所望のRNA標的のみが捕捉されるように特異的なものでなければならないが、プローブの第2のセットはこの工程では標的RNAのみがウェルに存在しているため、特異的である必要はない。次いで、ハイブリッドは二工程ハイブリッド捕捉抗体系(Qiagen Gaithersburg, Inc., Gaithersburg, M(D)により検出し、シグナルを照度計で読み取る。この方法によって、量及び長さの両方に基づきRNAの線形検出が可能となる。このアッセイに「分子定規」概念を適用することができ、このアッセイでは例えば転写産物の長さを決定するために、漸増量のシグナルプローブを加えることができる。
in vitroで転写されたRNA
E6/E7に関するHPV16のRNA由来のin vitroで転写されたRNA(790個のヌクレオチド)を以下の実施例の幾つかで使用した。RNAを、鋳型としてHPV16プラスミド(GenBankNC_01526、X05015)を用いた標準的なクローニング技法によって調製した。
ハイブリッド捕捉II試験によって高リスクHPVに対する試験結果が陽性である、PRESERVCYT(商標)培地中の子宮頸部試料は、2009年中に入手した。全てのサンプルを、gp+コンセンサスプライマーを用いて遺伝子型決定した。HPV16に対する試験結果が陽性である代表的なサンプルを、本研究に使用した。これらの内の14サンプルがLSILと診断され、35サンプルが高悪性度の子宮頸部上皮間新生物(HSIL)と診断された。各サンプルを、E2遺伝子発現の完全性に関して分析した。
RNAを、QIAZOL(商標)試薬(Qiagen GmbH, Hilden, Germany)を用いてサンプルから抽出した。サンプルの内容物全体(2ml〜16mlの範囲)を15分間遠心分離した。細胞ペレットを3mlのQIAZOL(商標)中に再懸濁し、室温で5分間インキュベートして、完全な溶解を達成した。次いで0.6mlのクロロホルムを加えて、サンプルを激しく振盪した後、更に室温で2〜3分間インキュベートするとともに12000×gで15分間遠心分離した。無色の水層を1.5mlのイソプロパノールの入った新たなチューブに移し、室温で10分間インキュベートした。次いで4℃で10分間12000×gで更に遠心分離を行い、その間にチューブの壁に沈殿物が形成された。上清を取り除き、ペレットを3mlの75%エタノールで1回洗浄した。ペレットを10分間、空気乾燥させた後、50μlの分子生物学的グレードの水中で再懸濁した。
35ヌクレオチドのHPV16に対するDNA捕捉プローブをそれぞれ、他のHPVタイプに特異的となるようにBLAST(NCBI)を用いて設計した。これらのプローブは、それぞれの発生し得るRNA転写産物がプローブにより捕捉されるようにHPV遺伝子に沿って配置された(spaced)。これらの捕捉プローブを、5’末端上でビオチンを用いることで合成した。次いでシグナルプローブを、HPV16遺伝子の残りをカバーするように設計した。これらのプローブの長さは28〜42ヌクレオチドと様々であり、Oligo Analyzerプログラム(Integrated DNA Technologies, Inc., Coralville, Iowa)を用いて、最適な熱力学的安定性及び一貫性を達成した。次いで、これらのプローブをプローブカクテル中にプールした。E2領域に全てのプローブを欠いた別々のプローブカクテルを更に作製した。
磁性ストレプトアビジンビーズ(5%固形分、Seradyn, Inc., Indianapolis, IN)をボルテックスし、Tween系洗浄バッファで2回洗浄した。次いで磁性ストレプトアビジンビーズを180nMのプローブを含むビオチン化捕捉プローブのカクテルとインキュベートするとともに、1150RPMで振盪しながら37℃で30分間インキュベートした。ビーズをペレット化して、3回以上洗浄して、4℃で保管するためにカゼインブロッキング溶液中で再懸濁した。
30μlのカオトロピック塩溶液中の20μlのQiazol抽出RNAを、振盪しながら60℃で30分間、ビーズにコンジュゲートされた捕捉プローブ10μl上に捕捉した。この工程の後、サンプルを、ピペッティングすることにより、30μlの反応液を同じ96ウェルプレート上の2つの別々の無菌ウェルに分割した。次いで、磁気ラックを使用して、ビーズ−プローブ−RNA複合体をプルダウンして、得られたペレットを緩衝生理食塩水−界面活性剤溶液で2回(1回は2分、及び1回は5分)洗浄した。次いで、シグナルプローブカクテル(1つは全てのプローブを含み、1つはE2領域プローブを含まない)を65μlの核酸ハイブリダイゼーションバッファ中、4.2nMで添加し、ハイブリダイゼーション反応を振盪しながら60℃で30分間行った。この反応の後、ビーズ複合体を更にペレット化して、プレートを吸水性のペーパータオル上で乾燥させた。アルカリホスファターゼとコンジュゲートした抗DNA:RNA核酸ハイブリッド抗体の溶液を45μl/ウェルで添加し、プレートを45℃で30分間インキュベートした。ビーズを更にペレット化し、トリス系洗浄バッファで1回当たり1分間、5回洗浄した。それから、35μlの化学発光アルカリホスファターゼ基質を加え、プレートを、サンプルを光から保護するためにホイルシールしながら、室温で15分間、350RPMで振盪した。その後、ウェルからの発光を、QIAGEN(商標) DML 3000(商標)マイクロプレート照度計(Qiagen Gaithersburg, Inc., Gaithersburg, MD)で読み取った。
in vitroで転写されたHPV E6/E7を以下に記載のように準備した。転写産物に沿って等間隔に配置された、それぞれが40ヌクレオチドの3つのビオチン化捕捉プローブを、上記のように磁性ストレプトアビジンビーズにコンジュゲートした。次いでHPV16 E6/E7転写産物の1×105個のコピーを上記のようにストレプトアビジンビーズに捕捉させた。HPV E6/E7に対する0個、5個、10個、15個及び19個のシグナルプローブを含むプローブカクテルを生成した。捕捉プローブを除いて、19個のシグナルプローブが、E6/E7転写産物の完全長にハイブリダイズするのに十分である。加えて、HPV E6/E7に対する19個のシグナルプローブ+HPV16 L1に対する5個のシグナルプローブを含むプローブカクテルを生成した。S/N比を各プローブカクテルに対して算出した。結果を図13に示す。図示されるように、シグナル強度は、プローブの数の増大に伴い、幾らか線形的に増大する。
SiHa細胞及びW12細胞におけるE2完全性を、実施例18に記載の方法を用いて比較した。SiHa細胞は、組込みHPV16ゲノムを含んでおり、そのため細胞で維持されるE2遺伝子の大部分で破壊が起こる。対照的に、HPV16ゲノムはW12細胞においてエピソーム形態で維持されるため、E2遺伝子は無傷のままである。データを図22に示す。E2プローブをシグナル増幅カクテルから除去する場合、E2領域由来の全てのプローブによるシグナルが存在しなくなるため、SiHa細胞ではシグナルの低下は起こらない。しかしながら、W12由来のシグナルは大幅に低下し、このことは検出されるRNA転写産物のおよそ50%がE2由来であることを示している。
LSILサンプル及びHSILサンプルを実施例18に記載のE2完全性アッセイにおいて試験した。データを図23に示し、以下の表8に要約する。
Claims (49)
- 配列番号1〜配列番号105及び配列番号111〜配列番号308からなる群から選択されるヌクレオチド配列に対して少なくとも75パーセントの相同性を有する少なくとも1つのヌクレオチド配列を含む全長が200ヌクレオチド以下の単離核酸、そのRNA相当物、及びその相補体。
- 全長が100ヌクレオチド以下である、請求項1に記載の単離核酸プローブ。
- 全長が50ヌクレオチド以下である、請求項1に記載の単離核酸。
- 配列番号1〜配列番号105及び配列番号111〜配列番号308からなる群から選択されるヌクレオチド配列からなる請求項1に記載の単離核酸、そのRNA相当物、及びその相補体。
- ストリンジェントな条件下で以下のものとハイブリダイズすることができる、請求項1〜4のいずれか一項に記載の単離核酸:
(a)HPV16及びHPV18からなる群から選択されるヒトパピローマウイルス(HPV)ゲノムの一部、
(b)前記HPVゲノム由来のmRNA転写産物、又は、
(c)前記mRNAの相補体。 - 高ストリンジェンシー条件下で以下のものとハイブリダイズすることができる、請求項1〜5のいずれか一項に記載の単離核酸:
(a)HPV16及びHPV18からなる群から選択されるヒトパピローマウイルス(HPV)ゲノムの一部、
(b)前記HPVゲノム由来のmRNA転写産物、又は、
(c)前記mRNAの相補体。 - ストリンジェントな条件下で2種類以上のヒトパピローマウイルス(HPV)ゲノムとハイブリダイズすることができない、請求項1〜6のいずれか一項に記載の単離核酸。
- ストリンジェントな条件下でHPV16又はHPV18遺伝子、及び/又はE2及びE6/E7からなる群から選択されるmRNAとハイブリダイズすることができる、請求項1〜7のいずれか一項に記載の単離核酸。
- E2及びE6/E7からなる群から選択されるHPV16又はHPV18遺伝子の一部に対して全長にわたって少なくとも75パーセントの相同性を有する、請求項1〜8のいずれか一項に記載の単離核酸。
- 請求項1〜9のいずれか一項に記載の単離核酸を含み、任意で検出可能な標識及び/又はリガンドを更に含む、核酸プローブ。
- 固体支持体と結合している、請求項10に記載の核酸プローブ。
- 請求項10又は11に記載の少なくとも1つの核酸プローブを含むプローブセット。
- 標的RNAの存在を検出する方法であって、
a)支持体に結合している少なくとも1つのDNA捕捉プローブを準備することと、
b)前記標的RNAを前記少なくとも1つのDNA捕捉プローブとハイブリダイズすることであって、標的RNA:DNA捕捉プローブ複合体を得ることと、
c)前記標的RNA:DNA捕捉プローブ複合体を単離することと、
d)少なくとも1つのDNA増幅プローブを準備するとともに、該少なくとも1つのDNA増幅プローブを前記標的RNA:DNA捕捉プローブ複合体とハイブリダイズすることであって、標的RNA:DNA捕捉/増幅プローブ複合体を得ることと、
e)抗RNA:DNAハイブリッド抗体を準備するとともに、前記標的RNA:DNA捕捉/増幅プローブ複合体を該抗体とインキュベートすることであって、標的RNA:DNA:抗体複合体を得ることと、
f)前記抗体を検出することであって、該検出によって前記標的RNAの存在が示されることと、
を含み、前記捕捉プローブ及び/又は前記増幅プローブが請求項1〜9のいずれか一項に記載の単離核酸を含む、方法。 - 前記標的RNAがスプライス変異体であり、前記少なくとも1つのDNA捕捉プローブ及び前記少なくとも1つのDNA増幅プローブが該スプライス変異体の存在を検出するように選択される、請求項13に記載の方法。
- 標的RNAの存在を検出する方法であって、
a)少なくとも1つのDNA捕捉プローブを準備することと、
b)支持体に結合している抗RNA:DNAハイブリッド一次抗体を準備することと、
c)前記標的RNAを前記少なくとも1つのDNA捕捉プローブとハイブリダイズすることであって、標的RNA:DNA捕捉プローブ複合体を得ることと、
d)前記標的RNA:DNA捕捉プローブ複合体を前記抗RNA:DNAハイブリッド一次抗体とインキュベートすることであって、結合した標的RNA:DNA捕捉プローブ複合体を得ることと、
e)少なくとも1つのDNA増幅プローブを準備するとともに、該少なくとも1つのDNA増幅プローブを前記結合した標的RNA:DNA捕捉プローブ複合体とハイブリダイズすることであって、結合した標的RNA:DNA捕捉/増幅プローブ複合体を得ることと、
f)抗RNA:DNAハイブリッド二次抗体を準備するとともに、前記結合した標的RNA:DNA捕捉/増幅プローブ複合体を該抗RNA:DNAハイブリッド二次抗体とインキュベートすることであって、結合した標的RNA:DNA:抗体複合体を得ることと、
g)前記抗RNA:DNAハイブリッド二次抗体を検出することであって、該検出によって前記標的RNAの存在が示されることと、
を含み、前記捕捉プローブ及び/又は前記増幅プローブの少なくとも1つが請求項1〜9のいずれか一項に記載の単離核酸を含む、方法。 - 前記標的RNAがスプライス変異体であり、前記少なくとも1つのDNA捕捉プローブ及び前記少なくとも1つのDNA増幅プローブが該スプライス変異体の存在を検出するように選択される、請求項15に記載の方法。
- 標的核酸がサンプル中に存在しないか、又はサンプル中で破壊されているか否かを決定する方法であって、
a)前記サンプルの第1の部分を、
i)前記標的核酸を含むDNA:RNAハイブリッドの第1のセット、及び、
ii)参照核酸を含むDNA:RNAハイブリッドの第2のセット、
の形成を誘導するのに十分な条件下で処理することと、
b)前記DNA:RNAハイブリッドの第1のセットの形成は誘導しないが、前記DNA:RNAハイブリッドの第2のセットの形成を誘導するのに十分な条件下で前記サンプルの第2の部分を処理することと、
c)前記サンプルの第1の部分及び前記サンプルの第2の部分において、DNA:RNAハイブリッドの濃度と相関する強度を有する検出可能なシグナルを発生させることと、
d)前記サンプルの第1の部分における検出可能なシグナルの強度を、前記サンプルの第2の部分における検出可能なシグナルの強度と比較することであって、
i)前記サンプルの第1の部分における検出可能なシグナルの強度が、前記サンプルの第2の部分における検出可能なシグナルの強度より大きい場合、前記標的核酸が該サンプル中に無傷で存在し、
ii)前記サンプルの第1の部分における検出可能なシグナルの強度が、前記サンプルの第2の部分における検出可能なシグナルの強度より小さいか又は該強度と等しい場合、前記標的核酸が該サンプル中に存在しないことと、
を含む、方法。 - 前記サンプルの第1の部分と前記サンプルの第2の部分とが、前記サンプルを
a)ストリンジェントな条件下で前記標的核酸に特異的な第1の捕捉プローブであって、該第1の捕捉プローブと該標的核酸とのハイブリダイゼーションによって第1の捕捉複合体が生成する、第1の捕捉プローブ、及び、
b)ストリンジェントな条件下で前記参照核酸に特異的な第2の捕捉プローブであって、該第2の捕捉プローブと該参照核酸とのハイブリダイゼーションによって第2の捕捉複合体が生成する、第2の捕捉プローブ、
に接触させることを含む方法によって形成される、請求項17に記載の方法。 - 前記第1の捕捉複合体と前記第2の捕捉複合体とを支持体に捕捉することを更に含む、請求項18に記載の方法。
- 前記第1の捕捉プローブと前記第2の捕捉プローブとが前記支持体に結合しているか、又は結合するように適合されている、請求項19に記載の方法。
- 前記捕捉プローブがリガンドを含み、前記支持体がリガンド結合部を含む、請求項20に記載の方法。
- 前記第1の捕捉プローブと前記第2の捕捉プローブとが同じリガンドを含む、請求項21に記載の方法。
- 前記第1の捕捉プローブと前記第2の捕捉プローブとが異なるリガンドを含み、
a)前記サンプルの第1の部分を、前記第1の捕捉プローブのリガンドと結合することが可能なリガンド結合部と、前記第2の捕捉プローブのリガンドと結合することが可能なリガンド結合部とを含む固体支持体の第1のセットに接触させ、
b)前記サンプルの第2の部分を、前記第2の捕捉プローブのリガンドと結合することができるが、前記第1の捕捉プローブのリガンドとは結合することができないリガンド結合部を含む固体支持体の第2のセットに接触させる、
請求項21に記載の方法。 - 前記サンプルの第1の部分と前記サンプルの第2の部分とを、
i)前記標的核酸とハイブリダイズすることができる複数のシグナルプローブを含む第1のプローブセット、及び、
ii)ストリンジェントな条件下で前記参照核酸とハイブリダイズすることができる複数のシグナルプローブを含む第2のプローブセット、
に接触させる、請求項23に記載の方法。 - 前記第1の捕捉プローブと前記第2の捕捉プローブとがビオチン化しており、前記第1の支持体と前記第2の支持体とがビオチン結合部を含む、請求項21に記載の方法。
- 前記捕捉プローブが前記支持体に共有結合している、請求項21に記載の方法。
- a)前記第1の捕捉複合体と前記第2の捕捉複合体とがDNA:RNAハイブリッドを含み、
b)前記第1の捕捉複合体及び前記第2の捕捉複合体が、該第1の捕捉複合体及び該第2の捕捉複合体を、DNA:RNAハイブリッドと特異的に結合することができるエンティティに接触させることを含む方法により、前記第1の支持体及び前記第2の支持体に捕捉され、ここでDNA:RNAハイブリッドと特異的に結合することができる該エンティティは該支持体に結合しているか、又は該支持体に結合するように適合されている、
請求項19に記載の方法。 - DNA:RNAハイブリッドと特異的に結合することができる前記エンティティがリガンドを含み、前記第1の支持体と前記第2の支持体とがリガンド結合部を含む、請求項27に記載の方法。
- DNA:RNAハイブリッドと特異的に結合することができる前記エンティティがビオチン化しており、前記支持体がビオチン結合部を含む、請求項28に記載の方法。
- DNA:RNAハイブリッドと特異的に結合することができる前記エンティティが前記支持体に共有結合している、請求項27に記載の方法。
- DNA:RNAハイブリッドと特異的に結合することができる前記エンティティがDNA:RNAハイブリッド特異抗体又はその断片である、請求項27に記載の方法。
- a)前記第1の捕捉プローブが、
i)ストリンジェントな条件下で前記標的核酸とハイブリダイズすることができる領域と、
ii)アンカープローブの第1の核酸配列とハイブリダイズすることができる領域と、
を含み、
b)前記第2の捕捉プローブが、
i)ストリンジェントな条件下で前記標的核酸とハイブリダイズすることができる領域と、
ii)アンカープローブの第2の核酸配列とハイブリダイズすることができる領域と、
を含み、ここで前記アンカープローブが前記第1の支持体及び/又は前記第2の支持体に結合しているか、又は結合するように適合されている、請求項19に記載の方法。 - 前記第1の核酸配列と前記第2の核酸配列とが同じである、請求項32に記載の方法。
- 前記第1の核酸配列と前記第2の核酸配列とが異なる、請求項32に記載の方法。
- 前記第1の核酸配列と前記第2の核酸配列とが同じアンカープローブ内に配置されている、請求項34に記載の方法。
- 前記第1の核酸配列と前記第2の核酸配列とが異なるアンカープローブ内に配置されている、請求項34に記載の方法。
- a)前記第1の支持体が、前記第1の核酸配列を含むアンカープローブと、前記第2の核酸配列を含むアンカープローブとを含み、
b)前記第2の支持体が、前記第2の核酸配列を含むアンカープローブを含むが、前記第1の核酸配列を含むアンカープローブを含まない、
請求項32に記載の方法。 - a)DNA:RNAハイブリッドの前記第1のセットが、前記サンプルを、前記標的核酸とハイブリダイズすることができる第1のシグナルプローブに接触させることを含む方法により形成され、
b)DNA:RNAハイブリッドの前記第2のセットが、前記サンプルを、前記参照核酸とハイブリダイズすることができる第2のシグナルプローブに接触させることを含む方法により形成される、
請求項17に記載の方法。 - a)前記サンプルの第1の部分を、前記第1のシグナルプローブ及び前記第2のシグナルプローブに接触させ、
b)前記サンプルの第2の部分を、前記第2のシグナルプローブに接触させるが、前記第1のシグナルプローブには接触させず、
ここで、前記第1のシグナルプローブはストリンジェントな条件下で前記標的核酸に特異的であり、前記第2のシグナルプローブはストリンジェントな条件下で前記参照核酸に特異的である、請求項38に記載の方法。 - a)前記第1のシグナルプローブが、前記標的核酸とハイブリダイズすることができる複数のシグナルプローブを含む第1のプローブセット内に配置されており、
b)前記第2のシグナルプローブが、前記参照核酸とハイブリダイズすることができる複数のシグナルプローブを含む第2のプローブセット内に配置されている、
請求項28に記載の方法。 - a)前記第1のプローブセットの複数のシグナルプローブが、前記標的核酸の少なくとも70%とハイブリダイズすることができ、
b)前記第2のプローブセットの複数のシグナルプローブが、前記参照核酸の少なくとも70%とハイブリダイズすることができる、
請求項40に記載の方法。 - 前記検出可能なシグナルが、前記サンプルの第1の部分及び前記サンプルの第2の部分を、DNA:RNAハイブリッドと特異的に結合することができるエンティティに接触させることを含む方法により発生する、請求項17に記載の方法。
- DNA:RNAハイブリッドと特異的に結合することができる前記エンティティがDNA:RNAハイブリッド特異抗体又はその断片である、請求項42に記載の方法。
- a)前記サンプルの第1の部分及び前記サンプルの第2の部分を、
i)前記サンプルを、ストリンジェントな条件下で前記標的核酸に特異的な少なくとも1つの第1のビオチン化捕捉プローブに接触させることと、
ii)前記サンプルを、ストリンジェントな条件下で前記参照核酸に特異的な少なくとも1つの第2のビオチン化捕捉プローブに接触させることと、
iii)前記サンプルを、ストレプトアビジンでコーティングした磁性ビーズに、前記ビオチン化捕捉プローブを該ストレプトアビジンでコーティングしたビーズに結合させるのに十分な条件下で接触させることと、
iv)前記サンプルの第1の部分及び前記サンプルの第2の部分を形成するために、前記ストレプトアビジンでコーティングしたビーズを別々の容器に分けることと、
を含む方法により生成することと、
b)前記サンプルの第1の部分を、
i)ストリンジェントな条件下で前記標的核酸とハイブリダイズすることができる検出可能に標識された複数の核酸プローブであって、該複数の核酸プローブは該標的核酸をカバーするのに十分である、核酸プローブと、
ii)ストリンジェントな条件下で前記参照核酸とハイブリダイズすることができる検出可能に標識された複数の核酸プローブであって、該複数の核酸プローブは該標的核酸をカバーするのに十分である、核酸プローブと、
を含むプローブカクテルに接触させることを含む方法により、前記サンプルの第1の部分において、DNA:RNAハイブリッドの前記第1のセット及びDNA:RNAハイブリッドの前記第2のセットを形成することと、
c)前記サンプルの第2の部分を、ストリンジェントな条件下で前記参照核酸とハイブリダイズすることができる検出可能に標識された複数のシグナルプローブであって、該複数のシグナルプローブは該標的核酸をカバーするのに十分である、シグナルプローブを含むプローブカクテルに接触させることを含む方法により、前記サンプルの第2の部分において、DNA:RNAハイブリッドの前記第2のセットを形成することと、
を含み、前記検出可能なシグナルが、前記検出可能に標識されたシグナルプローブによって発生する、請求項17に記載の方法。 - a)前記標的核酸がHPV E2核酸であり、
b)前記参照核酸が、
i)HPV E1の核酸と、
ii)HPV E6/E7の核酸と、
iii)HPV L1の核酸と、
iv)HPV L2の核酸と、
からなる群から選択される、請求項17に記載の方法。 - i)HPV E1のmRNA又はcDNAと、
ii)HPV E6/E7のmRNA又はcDNAと、
iii)HPV L1のmRNA又はcDNAと、
iv)HPV L2のmRNA又はcDNAと、
からなる群から選択される少なくとも2つの参照核酸を含む参照核酸群が検出される、請求項45に記載の方法。 - 前記参照核酸群が、
i)HPV E1のmRNAと、
ii)HPV E6/E7のmRNAと、
iii)HPV L1のmRNAと、
iv)HPV L2のmRNAと、
を含む、請求項45又は46に記載の方法。 - 患者においてHPV誘発性の細胞形質転換の発生を予測する方法であって、該方法が請求項45〜47のいずれか一項に記載の方法により、該患者由来のHPV感染組織におけるHPV E2のmRNAの有無を検出することを含み、HPV E2のmRNAが存在しないことがHPV誘発性の細胞形質転換の発症の指標となる、方法。
- HPVゲノムの宿主細胞のゲノムへの組込みを検出する方法であって、該方法が請求項45〜47のいずれか一項に記載の方法により、患者由来のHPV感染組織におけるHPV E2のmRNAの有無を検出することを含み、HPV E2のmRNAが存在しないことがHPVゲノムの宿主細胞のゲノムへの組込みの指標となる、方法。
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