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JP2014502583A - 一部品シートバックフレーム及び製造方法 - Google Patents

一部品シートバックフレーム及び製造方法 Download PDF

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JP2014502583A
JP2014502583A JP2013549611A JP2013549611A JP2014502583A JP 2014502583 A JP2014502583 A JP 2014502583A JP 2013549611 A JP2013549611 A JP 2013549611A JP 2013549611 A JP2013549611 A JP 2013549611A JP 2014502583 A JP2014502583 A JP 2014502583A
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Abstract

シートアセンブリ及び形成方法のための一部品シートバックフレームが、所定の距離だけ離間した第1部材と対向する第2部材とを含む。第3部材が、第1部材と第2部材との間に延びる。第4部材が、第3部材から所定の距離だけ離間し、且つ切除可能な滑り面部分を形成するように所定量だけサイズの大きい所定の当初寸法と、切除可能な部分が除去され且つ自由端が再接合された後の所定の最終寸法とを有するので、一部品シートバックフレームは、自由端を再接合する前に調整することができる。方法は、切除可能な部分を削除し、部品をフレームに取り付け、第4部材の自由端を滑り面において操作することによって部品を位置合わせし、第4部材の自由端を再接合する。

Description

本開示は、車両シートの分野に関し、より詳細には、一体的な滑り面を有する一部品シートバックフレーム、製造方法、及び部品の一部品シートバックフレームへの組み立てに関する。
関連出願の相互参照
本出願は、参照により本明細書に組み込まれる、2011年1月14日に出願された米国仮出願第61/432664号の利益及び優先権を主張する。
車両用シートバックフレームは、一般的に、構造フレームを形成するように配置された複数の金属部材から作られる。これらの部材は、一般に、曲げ加工、打ち抜き加工、穴抜き加工、絞り加工、及び溶接などにより、特定の形状に形成された管及び薄板の形態である。製造工程中に、金属部材は、矩形のフレームを形成するように互いに連結される。さらに製造工程の終了段階に、シートバックフレームをさらにカスタマイズし且つリクライニング機構などの追加の部品を追加するために一連の二次作業が行われる。これらの二次作業は、異なるワークステーションで行われるいくつかの連続的な作業で行われ、このことが、製造工程を複雑にし、1台のワークステーションから次のワークステーションへの移動を必要とする。これらの二次作業は、実施が厄介であり、多くの問題を引き起こすことがある。例えば、一旦シートバックフレームを形成すると、リクライニング機構などの追加の部品をシートバックフレームに適切に取り付け且つ位置合わせすることは、シートバックフレームが既に形成されているために、困難なことがある。一部品シートバックフレームを製造する場合には、これらの問題が特に顕著な可能性がある。このようなミスアライメントを修正するために、シートバックフレームを再加工又は廃棄することが必要な場合があり、これにより、製造コストが増大し、製造効率が悪くなり、シートバックの品質や性能などが低下する可能性がある。
したがって、打ち抜き加工の一部品シートバックフレームのコスト及び質量の利点を維持しつつ、製造工程中にシートバック部品の配置を調整する能力をもたらす、シートバックフレームとシートバックフレームの製造及び組み立て方法とを提供する必要がある。
したがって、本開示は、車両シートアセンブリで使用するための一部品シートバックフレームに関する。一部品シートバックフレームは、所定の距離だけ離間した第1部材及び対向する第2部材と、第1部材と第2部材との間に延びる第3部材とを含む。一部品シートバックフレームはまた、第3部材から所定の距離だけ離間し且つ第1部材と第2部材との間に延びる第4部材を含む。第4部材は、切除可能な部分を形成するように所定量だけサイズの大きい所定の当初寸法と、切除可能な部分が除去されて自由端が再接合された後の所定の最終寸法とを有するので、一部品シートバックフレームは、自由端を再接合する前に調整することができる。切除可能な中央部分は、シートバックフレームの製造及びカスタマイズを容易にする。
また、車両シートアセンブリで使用するための一部品シートバックフレームを形成する方法が提供される。この方法は、第1部材と、対向する第2部材と、第1部材と第2部材との間に延びる第3部材と、第3部材から所定の距離だけ離間し且つ第1部材と第2部材との間に延びる第4部材とを有する一部品シートバックフレームを提供するステップを含む。第4部材は、切除可能な部分を形成するように所定量だけサイズの大きい所定の当初寸法を有する。この方法はまた、第4部材から切除可能な部分を除去する工程を含む。この方法はさらに、一部品シートバックフレームに部品を取り付けるステップと、第4部材の自由端を操作することによって部品を位置合わせするために一部品シートバックフレームを調整するステップとを含む。この方法はさらに、自由端が再接合された後に第4部材が所定の最終寸法を有するように第4部材の自由端を再接合する工程を含む。
本発明の利点は、一部品シートバックフレーム及び一部品シートバックフレームの製造方法が、一部品シートバックフレームへの他の部品の比較的容易な取り付け、調整及び再位置合わせを可能にすることである。本発明の別の利点は、一部品シートバックフレームを比較的容易にさらにカスタマイズすることができることである。本発明のさらなる利点は、一部品シートバックフレームが比較的低質量を有し、製造が比較的安価なことである。
本開示の他の特徴及び利点は、添付の図面と併せて以下の説明を読んだ後に本開示がよりよく理解されるにつれて、容易に十分理解されるであろう。
車両の斜視図である。 図1の車両用のシートアセンブリの斜視図である。 図2のシートアセンブリ用の一部品シートバックフレームの正面斜視図である。 図3の一部品シートバックフレームの背面斜視図である。 一部品シートバックフレームの正面図である。 図5Aの一部品シートバックフレームのA−A線に沿った断面図である。 下部クロス部分が2つの部分に切断された、図3の一部品シートバックフレームの正面図である。 図6Aの一部品シートバックフレームのB−B線に沿った断面図である。 下部クロス部材の2つの部分が再接合された、図4の一部品シートバックフレームの正面図である。 図7Aの一部品シートバックフレームのC−C線に沿った断面図である。 例示的な実施形態に従う、一部品シートバックフレームをカスタマイズし且つこれに部品を取り付ける方法のフローチャートである。
全体的に図面を、特に図1を参照すると、車両10が例示的な実施形態に従って示されている。車両10は、車両10の乗員に対して提供される1つ又は複数のシートアセンブリ12を含むことができる。図示の車両10は自動車であるが、乗用車、列車、飛行機、船、又はその中で又はそれによって誰かが移動するか或いは何かが運ばれ又は搬送される任意の他の手段を含む、着座した乗員を収容するのに使用される任意のタイプの車両にシート12が使用され得ることを理解すべきである。
次に図2を参照すると、シートアセンブリ12が示されている。図示のシート12は、一般的に、車両の最前列に使用される乗員シートであるが、本開示のシート構造体は、例えば2列目のシート、2列目のベンチ、3列目などの任意の車両シートに組み込むことができ、任意のタイプの座席機能を利用することができる。さらに、シートアセンブリ12はまた、例えばオフィスの座席、映画館の座席、又は任意の他の意図される座席の用途のための、独立型シートアセンブリとしても利用することができる。
シートアセンブリ12は、シートベース16に動作可能に連結されたシートバック14を含む。シートバック14とシートベース16は、シートフレーム28と、シートフレーム28を覆うシートカバー24とを含む。シートに所望の形状及び支持を提供するために、シートフレーム28とシートカバー24との間に詰め物(図示せず)を配置することができる。シートベース16は、シートクッション26を含んでもよい。シートバック14とシートクッション26は、着座した乗員(図示せず)に快適性、支持及び保護を提供する。シート12はまた、シートバック14の上端に配置され且つシートバック14に動作可能に連結されたヘッドレスト18を含んでもよい。ヘッドレスト18は、シートバック14から上方に延び、支持を提供し且つ乗員の頭部を拘束するように構成される。シートバック14は、シートバック14とシートベース16の間に回転可能な調節機能を提供するリクライニング機構などのアクチュエータ20を介して、シートベース20に旋回可能に連結され得る。シートアセンブリ12は、トラックアセンブリ22を用いて車両10に固定することができる。この実施例では、トラックアセンブリ22は、快適性と実用性を高めるためにシートアセンブリ12を車両床に対して位置付けし直すことを可能にする。
図3及び4を参照すると、シートバック14は、一部品シートバックフレーム28を含む。一部品バックフレーム28は、単一の材料片から打ち抜かれ、一体的に形成された滑り面を有する。一部品バックフレーム28は、概ね平坦な第1部材を含み、第1部材は、この実施例では上端32と下端34とを有する第1サイド部材30である。一部品バックフレーム28は、対向する概ね平坦な第2部材、すなわち、上端38と下端40とを有するこの実施例の第2サイド部材36を含む。一部品シートバックフレーム28はまた、概ね平坦な第3部材、すなわち、この実施例では第1端44と反対の第2端46とを有する上部クロス部材42を含む。上部クロス部材42は、第1サイド部材32の上端と第2サイド部材38の上端との間に位置する。一部品バックフレーム28はさらに、対向する概ね平坦な第4部材を含み、第4部材は、この実施例では第1端50と第2端52とを有する下部クロス部材48であり、第1サイド部材34の下端と第2サイド部材40の下端との間に配置される。第1サイド部材30、第2サイド部材36、上部クロス部材42及び下部クロス部材48は、実質的に矩形状の一部品バックフレーム28として一体的に形成される。一部品バックフレーム28は、前面54と後面56とを有する。前面と後面54,56はそれぞれ、実質的に平坦な輪郭を有し得るが、必要性又は性能要件に応じて、様々な局部的な外形、輪郭、特徴等を含み得る。
一部品シートバックフレーム28は延長部を含み、29で示すように、所定の仕上がり寸法に対して所定の寸法だけ意図的にサイズが大きい。延長部29は、後述するように製造及びカスタマイズを容易にするために一体的な滑り面を形成する。例えば、図5Aに示すように、下部クロス部材48は、所定の当初寸法を有する当初オーバーサイズ部分29を含むことができ、所定の当初寸法は、この実施例では、第1部分48Aと、第2部分48Bと、これらの第1部分48Aと第2部分48Bと間に延びる第3部分48Cとを形成する、全体の長さである。第3部分48Cは、以下でさらに詳細に説明するように、一部品シートバックフレーム28を形成し且つカスタマイズする方法を容易にするために、後で切断し又はクロス部材から後で(例えば、製造工程における終了段階などにおいて)切除することができる。別の実施例では、第3部分又はセグメント48Cは、第1部分48Aと第2部分48Bとを相互接続するタブの形態であることができ、後にプレス加工中、組み立て中、製造中などの工程中のある所定の時点で切断又は除去することができる。
一部品バックフレーム28は、前面54の内縁60の一部の周りに周方向に延びる内側側壁58を含み得る。一部品シートバックフレーム28はまた、概ねU字形の溝66を協働して形成し且つ画定するように、前面54の外縁64の一部の周りに周方向に延びる外側側壁62を含み得る。一部品バックフレーム28はまた、第1サイド部材32又は第2サイド部材36のいずれか一方に位置する曲がり部68を形成するオーバーサイズ部分を有することができる。この実施例では、曲がり部68は、下部クロス部材48寄りに位置する。
一部品バックフレーム28は、例えば、下部クロスブラケット部材、ピボットブラケット、リクライナなどの機構を含むことができ、また、例えば、リブ/補剛材、ビード、ダーツ、突起、隆起、くぼみ、変形、スタンピング、開口などの表面の特徴又は構造70を含むこともできる。このような表面の特徴70は、その質量を著しく増加させることなく、シートバックフレーム28の強度及び剛性の性能を向上させるために、バックフレーム28の一部として又はバックフレーム28と一体に形成することができる。表面の特徴70の数、長さ、形状、幅、寸法、位置、配置、向きなどは、一部品バックフレーム28の強度、安定性及び性能を最適化するために、適切に且つ/又は必要に応じて変わり得る。この実施例では、一部品バックフレーム28の前後の剛性を高めるために、垂直に延びるリブ72が第1サイド部材30及び第2サイド部材36のそれぞれの一部に形成されている。これらの特徴70の複雑さは、一体バックフレーム28に用いられる材料の種類に応じて変わり得る。一般に、幾何学形状の複雑さは、低強度の材料の使用により増大され得る。一部品バックフレーム28はまた、リクライニング機構、リクライナプレート、リクライナシャフト、発泡体、トリムカバー、ヘッドレストなどの他の構成要素を取り付けるための、穴、押し出し穴、隙間、溝、チャンネル、通路などの複数の開口74と、インターフェイス/表面領域76とを含み得る。一部品バックフレーム28はまた、内側及び外側側壁58,62から延びる複数のフランジ78を含むことができ、フランジ78は、構造に対する剛性、シート発泡体/カバーの耐久性、鋭い縁の低減、及び、発泡体、トリムカバーなどの他の部品用の取り付け/載置面を提供する。
一部品シート構造体は、テーラー溶接ブランク、テーラー溶接コイル、モノリシックブランク、或いは、均一又は不均一な材料のグレード及び厚みなどを有するコイルなどの様々な材料から形成することができる。一部品シート構造体は、HSLA、AHSS(二相、複合相、TRIP、アルミニウム、マグネシウムなどのポスト形成熱処理用鋼)などの様々な鋼種及びタイプから形成することができる。使用される材料は、作られる構造体又は部分のタイプ、構造体又は部分の位置、構造体又は部分の幾何学的要件、構造体又は部分の強度要件などの様々な要因に応じて最適化することができる。例えば、低強度の材料は、一般的には、構造体又は部分の設計により多くの幾何学形状(又はより高い複雑度)を取り入れることを可能にする高い成形性を有するが、低強度の材料を使用することによって失われた強度を回復するためにより大きな厚さを必要とすることがある。材料の成形性及び強度は、構造体又は部分のタイプとシートアセンブリ内におけるその位置によって決まる必要性に応じて最適化し且つバランスを取ることができる。
図8を参照すると、図2〜7の一部品シートバックフレーム28を形成し、カスタマイズする方法が示されている。この方法は、一部品シートバックフレーム28が形成されるステップ210で始まる。一部品シートバックフレーム28は、スタンピングなどの任意の成形過程を用いて形成することができる。一部品シートバックフレーム28は下部クロス部材48を含み、下部クロス部材48は当初、一体的に形成された滑り面29を備えたオーバーサイズ部分29を有する。この実施例ではオーバーサイズ部分29が下部クロス部材にあるが、オーバーサイズ部分は、一部品シートバックフレーム28のいずれの部材にも形成することができる。余分な材料48cは、図5A及び5Bに示すように、長さ、幅などに関して、下部クロス部材の最終寸法又は仕上がり寸法よりも大きい。例えば、下部クロス部材48は、5〜10mmの所定の当初余長を有することができる。
方法はステップ220に進み、図6A及び6Bに示すように、スタンピング中などに、余分な材料48Cの一部が、例えば切断などによって、下部クロス部材48から除去される。このステップを容易にするために、一部品バックフレーム28は、それに二次部品を溶接するための治具などの固定具に配置することができる。一旦固定具に配置されると、余分な材料48Cの一部は、レーザ切断、スタンプ切断、ダイカッティングなどの所定の切除技術を用いて除去することができる。余分な材料48Cの一部が切断されると、第1部分48Aと第2部分48Bとが切断及び分離され、各々が自由縁48A’及び48B’をそれぞれ有する。第1部分48Aと第2部分48Bとの分離は、第1部分48Aと第2部分48Bとが独立して操作され、動かされ、調整されることなどを可能にする。この動きの自由度は、それによって、リクライニング機構などの他の部品を一部品シート構造体に取り付けることを容易にする。
方法はステップ230に進み、リクライニング機構などの追加の部品が、次いで、組み立て中に、一部品シートバックフレーム28に連結される。この実施例では、1つのリクライニング機構が、下部クロス部材の第1部分48Aに取り付けられ、別のリクライニング機構が、下部クロス部材の第2部分48Bに取り付けられる。取り付けは、追加の部品の相対的な向きを調整することができるように、半永久的であってよい。
方法はステップ240に進み、追加の部品が一部品シートバックフレーム28に取り外せないように固定される。リクライニング機構などの部品は、溶接、締結、ボルト締め、ネジ止めなどの所定の技術を用いて、一部品シートバックフレーム28に固定することができる。
方法はステップ250に進み、第1部分48Aと第2部分48Bとが調整及び再接合され、第1部分の縁48A’及び第2部分の縁48B’が所定の方法で互いに適切に位置合わせされる。例えば、図7A及び7Bに80で示すように、互いに隣接する第1部分48Aと第2部分48Bとを、第1部分と第2部分の一部が互いに重なり合うように再配置することができる。
方法はステップ260に進み、第1部分48Aと第2部分48Bとの重なり部分80が、溶接、締結、ボルト締め、ネジ止めなどの所定の接合技術を用いて互いに固定される。この実施例では、第1部分48Aと第2部分48Bは、互いにレーザ溶接される。
一部品は、仕上げ作業で完成することができる。例えば、一部品シートバックフレームをさらにカスタマイズするために、追加のステップを行うことができる。追加の部品、例えば、補強ブラケット、ヘッドレスト部品などを、一部品シートバックフレームに取り付けることができる。また、表面の特徴、例えば、補強及び補剛用のリブ、取り付け用の切断開口などを設けることができる。なお、この実施例では、下部クロス部材がオーバーサイズ部分を含むが、この方法は、上部クロス部材、サイド部材などの他のオーバーサイズ部分又は複数のオーバーサイズ部分を有するフレーム28で用いることができることに留意すべきである。また、この方法は、1つ又は複数のステップを追加すること、1つ又は複数のステップを除去すること、ステップの順序を変えることなどによって、様々な方法で変更することができる。
本開示の多くの修正及び変更が上記の教示に照らして可能である。したがって、添付の特許請求の範囲内において、本開示は、具体的に説明された以外にも実施することができる。

Claims (15)

  1. シートアセンブリに使用するための一部品シートバックフレームであって、一部品シートバックフレームは、
    所定の距離だけ離間した第1部材及び対向する第2部材と、
    前記第1部材と第2部材との間に延びる第3部材と、
    前記第3部材から所定の距離だけ離間し且つ前記第1部材と第2部材との間に延びる第4部材と
    を備え、
    前記第4部材が、切除可能な部分を形成するように所定量だけサイズが大きい所定の当初寸法と、前記切除可能部分が除去され且つ自由端が再接合された後の所定の最終寸法とを有し、前記自由端を再接合する前に前記一部品シートバックフレームを調整することができる、一部品シートバックフレーム。
  2. 前記第1部材が第1サイド部材であり、前記第2部材が第2サイド部材であり、前記第3部材が上部クロス部材であり、且つ前記第4部材が下部クロス部材であり、前記第1サイド部材、第2サイド部材、第3上部クロス部材、及び第4下部クロス部材が、一部品フレームとして最初に一体的に形成される、請求項1に記載の一部品シートバックフレーム。
  3. 前記第4部材が、第1部分と、第2部分と、前記第1部分と第2部分との間に延びる第3部分とを含み、前記第3部分が前記シート一部品シートバックフレームを調整するための滑り面を形成するように切除される、請求項1に記載の一部品シートバックフレーム。
  4. 前記第3部分がタブである、請求項1に記載の一部品シートバックフレーム。
  5. 前記切除可能な部分が除去された後で且つ前記自由端が再接合される前に前記一部品シートバックフレームに取り付けられる部品をさらに備え、前記第4部材の自由端が、前記部品を前記一部品シートバックフレームに対して適応させるために調整され、その後、再接合される、請求項1に記載の一部品シートバックフレーム。
  6. シートアセンブリに使用するための一部品シートバックフレームであって、前記一部品シートバックフレームが、
    互いから離間した第1サイド部材及び対向する第2サイド部材と、
    前記第1サイド部材と第2サイド部材との間に延びる上部クロス部材と、
    前記上部クロス部材から離間し且つ前記第1サイド部材と第2サイド部材との間に延びる下部クロス部材と
    を備え、
    前記下部クロス部材が、切除可能な部分を形成するように所定量だけサイズが大きい所定の当初寸法と、前記切除可能な部が除去され且つ自由端が再接合された後の所定の最終寸法とを有し、前記自由端を再接合する前に、前記一部品シートバックフレームを調整することができる、一部品シートバックフレーム。
  7. 前記下部クロス部材が、第1部分と、第2部分と、前記第1部分と第2部分との間に延びる第3部分とを含み、前記第3部分が、前記シート一部品シートバックフレームを調整するための滑り面を形成するように切除される、請求項6に記載の一部品シートバックフレーム。
  8. 前記中央部分はタブである、請求項7に記載の一部品シートバックフレーム。
  9. 前記切除可能な部分が除去された後で且つ前記自由端が再接合される前に前記一部品シートバックフレームに取り付けられる部品をさらに備え、前記下部クロス部材の自由端が、前記部品を前記一部品シートバックフレームに対して適応させるために調整され、その後、再接合される、請求項6に記載の一部品シートバックフレーム。
  10. 車両用の一部品シートバックフレームを形成する方法であって、
    (a)第1部材と、対向する第2部材と、前記第1部材と第2部材との間に延びる第3部材と、前記第3部材から所定の距離だけ離間し且つ前記第1部材と第2部材との間に延びる第4部材とを含み、前記第4部材が、切除可能な部分を形成するように所定量だけサイズの大きい所定の当初寸法を有する、一部品シートバックフレームを提供するステップと、
    (b)前記第4部材から前記切除可能な部分を除去するステップと、
    (c)前記一部品シートバックフレームに部品を取り付けるステップと、
    (d)前記第4部材の自由端を操作することによって前記部品を位置合わせするように前記一部品シートバックフレームを調節するステップと、
    (e)前記第4部材の自由端を再接合するステップであって、前記自由端が再接合された後に前記第4部材が所定の最終寸法を有するステップと
    を含む方法。
  11. 前記部品が第1リクライニング機構である、請求項10に記載の方法。
  12. 前記第1部材が第1サイド部材であり、前記第2部材が第2サイド部材であり、前記第3部材が上部クロス部材であり、且つ前記第4部材が下部クロス部材であり、前記第1サイド部材、第2サイド部材、第3上部クロス部材及び第4下部クロス部材が、一部品フレームとして最初に一体的に形成される、請求項10に記載の方法。
  13. 前記第4部材が、第1部分と、第2部分と、滑り面を形成するために切除される、前記第1部分と第2部分との間に延びる第3の切除可能な部分とを含む、請求項10に記載の方法。
  14. 前記第3の切除可能な部分がタブである、請求項12に記載の方法。
  15. 前記第4部材の所定の最終長さが前記第4部材の所定の当初長さより小さいように、前記第4部材の前記自由端を重ね合わせるステップをさらに含む、請求項10に記載の方法。
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