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JP2014217924A - 研削方法 - Google Patents

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JP2014217924A
JP2014217924A JP2013099244A JP2013099244A JP2014217924A JP 2014217924 A JP2014217924 A JP 2014217924A JP 2013099244 A JP2013099244 A JP 2013099244A JP 2013099244 A JP2013099244 A JP 2013099244A JP 2014217924 A JP2014217924 A JP 2014217924A
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grinding
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turntable
chuck
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JP2013099244A
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聡 山中
Satoshi Yamanaka
聡 山中
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Disco Corp
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Disco Abrasive Systems Ltd
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Abstract

【課題】ターンテーブルに等角度間隔で配設された5個のチャックテーブルのうち4個に対応して研削手段が配設された研削装置を有効活用する研削方法を提供する。【解決手段】回転可能に配設されたターンテーブル3と、ターンテーブル3に等角度間隔で配設された5個のチャックテーブル4a,…,4eと、5個のチャックテーブルのうちの4個のチャックテーブル4a,…,4dに対応して配設されそれぞれ研削ホイール76を着脱可能に装着した4個の研削手段7a,…,7dとを具備し、ターンテーブル3に配設された該5個のチャックテーブルを該4個の研削手段による研削領域と被加工物10を搬入・搬出する搬入・搬出領域70eに位置付けるように構成された研削装置1を用いた研削方法であって、隣接する該研削手段には同じ種類の研削ホイール76が装着され、隣接する該研削手段によって該チャックテーブルに保持された被加工物10を同時に研削する。【選択図】図1

Description

本発明は、半導体ウエーハや光デバイスウエーハ等の被加工物を研削装置によって研削加工する研削方法に関する。
半導体デバイス製造工程においては、略円板形状である半導体ウエーハの表面に格子状に配列されたストリートと呼ばれる切断予定ラインによって多数の矩形領域を区画し、該矩形領域の各々に半導体回路を形成する。このように多数の半導体回路が形成された半導体ウエーハをストリートに沿って分離することにより、個々の半導体チップを形成する。また、サファイア基板等の表面に格子状に形成されたストリートによって複数の領域が区画され、この区画された領域に窒化ガリウム系化合物半導体等が積層された光デバイスが形成された光デバイスウエーハは、分割予定ラインに沿って個々の発光ダイオード、レーザーダイオード等の光デバイスに分割され、電気機器に広く利用されている。
上述したように個々に分割されたチップの小型化および軽量化を図るために、通常、ウエーハをストリートに沿って切断し個々のチップに分割するのに先立って、研削装置によってウエーハの裏面を研削して所定の厚さに形成している。研削装置は、ウエーハを保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持されたウエーハを粗研削する粗研削手段と、チャックテーブルに保持され粗研削されたウエーハを仕上げ研削する仕上げ研削手段と、チャックテーブルを支持しチャックテーブルをウエーハ搬入搬出領域と研削手段が位置する研削領域に位置付けるターンテーブルとを具備している。
また、研削作業の効率化を図るとともに、ウエーハの裏面を研削することによって生成されるマイクロクラック等の加工歪を除去するために、5個のチャックテーブルをターンテーブルに等角度間隔で配置し、4個のチャックテーブルに対応して粗研削手段、中仕上げ研削手段、仕上げ研削手段、研磨手段を配設した加工装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−76198号公報
而して、上記特許文献1に記載された加工装置においては、粗研削と仕上げ研削を実施すれば十分である場合、または、粗研削のみでよい場合には他の研削手段を有効利用できないという問題がある。
本発明は、上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術課題は、5個のチャックテーブルをターンテーブルに等角度間隔で配設し、4個のチャックテーブルに対応して研削手段が配設された研削装置を有効活用することができる研削方法を提供することにある。
上記技術課題を解決するために、本発明によれば、回転可能に配設されたターンテーブルと、該ターンテーブルに等角度間隔で配設された5個のチャックテーブルと、該5個のチャックテーブルのうちの4個のチャックテーブルに対応して配設されそれぞれ研削ホイールを着脱可能に装着した4個の研削手段とを具備し、該ターンテーブルに配設された該5個のチャックテーブルを該4個の研削手段による研削領域と被加工物を搬入・搬出する搬入・搬出領域に位置付けるように構成された研削装置を用いた研削方法であって、
隣接する研削手段には同じ種類の研削ホイールが装着され、該隣接する研削手段によってチャックテーブルに保持された被加工物を同時に研削する、
ことを特徴とする研削方法が提供される。
隣接する2個の研削手段には粗研削ホイールを装着して粗研削を実施し、他の隣接する2個の研削手段には仕上げ研削ホイールを装着して仕上げ研削を実施する。
また、隣接する4個の研削手段には同じ種類の研削ホイールを装着して研削する。
本発明は、回転可能に配設されたターンテーブルと、該ターンテーブルに正多角形の頂点の位置に配設され被加工物を保持する保持面を備えた少なくとも5個のチャックテーブルと、該5個のチャックテーブルのうちの4個のチャックテーブルに対応して配設されそれぞれ研削ホイールを着脱可能に装着した4個の研削手段とを具備、ターンテーブルに配設された5個のチャックテーブルを4個の研削手段による研削領域と被加工物を搬入・搬出する搬入・搬出領域に位置付けるように構成された研削装置を用いた研削方法であって、隣接する研削手段には同じ種類の研削ホイールが装着され、該隣接する研削手段によってチャックテーブルに保持された被加工物を同時に研削するので、隣接する2個の研削手段には粗研削ホイールを装着して粗研削を実施し、他の隣接する2個の研削手段には仕上げ研削ホイールを装着して仕上げ研削を実施することにより、粗研削と仕上げ研削を実施すれば十分である被加工物に対して4個の研削手段を有効に活用することができる。
また、隣接する4個の研削手段には同じ種類の研削ホイールを装着して研削することにより、チャックテーブルにそれぞれ保持された4個の被加工物に同時に粗研削加工を施すことができるため、粗研削加工のみでよい被加工物に対して4個の研削手段を有効に活用することができる。
本発明による研削方法を実施するための研削装置の斜視図。 図1に示す研削装置における研削手段支持機構および研削手段を除去した状態を示す要部斜視図。 図1に示す研削装置を構成する研削手段支持機構および研削手段を示す斜視図。 図1に示す研削装置を構成するターンテーブルに配設された5個のチャックテーブルと4個の研削手段との関係を示す説明図。
以下、本発明に従って構成された研削方法の好適な実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1には本発明による研削方法を実施するための研削装置の斜視図が示されている。
図1に示す研削装置1は、全体を番号2で示す装置ハウジングを具備している。この装置ハウジング2は、細長く延在する直方体形状に形成されている。このように形成された装置ハウジング2の作業領域21には、ターンテーブル3が回転可能に配設されている。このターンテーブル3は、図2に示すように中心部に開口31が設けられた円環状に形成され、図示しないテーブル回動手段によって矢印Aで示す方向に適宜回転せしめられる。このように形成されたターンテーブル3には、図2に示すように上面に被加工物を保持する保持面を備えた5個のチャックテーブル4a、4b、4c、4d、4eが配設されている。この5個のチャックテーブル4a、4b、4c、4d、4eは、開口31の周囲に等角度間隔で正五角形の頂点の位置に配設されている。このように構成されたターンテーブル3の開口31を挿通して支持台5が立設されている。
図示の実施形態における研削装置1は、図1、図2および図4に示すようにターンテーブル3配設された5個のチャックテーブル4a、4b、4c、4d、4eに保持された被加工物に研削加工を施す後述する4個の研削手段を支持するための4個の研削手段支持機構6a、6b、6c、6dを具備している。4個の研削手段支持機構6a、6b、6c、6dは、それぞれ上記ターンテーブル3の周囲に正方形の隅部にそれぞれ立設された第1の支持柱61と、上記支持台5上に立設された第2の支持柱62と、該第1の支持柱61と第2の支持柱62の上部に取り付けられた支持部材63とからなっている。第1の支持柱61および第2の支持柱62の下端にはそれぞれ取り付け部611および621が設けられており、この取り付け部611および621に設けられた挿通穴611aおよび621aを挿通して配設された締結ボルト60を装置ハウジング2の作業領域21および支持台5にそれぞれ設けられた雌ネジ穴21aおよび5aに螺合することにより、第1の支持柱61および第2の支持柱62は装置ハウジング2および支持台5に立設される。このように4個の研削手段支持機構6a、6b、6c、6dは、ターンテーブル3の周囲に配設される第1の支持柱61が正方形の隅部にそれぞれ立設されるので、最小の設置面積とすることができる。
研削手段支持機構6a、6b、6c、6dを構成する支持部材63は、図3に示すようにそれぞれ直角に形成された2個の装着部631、632を備えている。この2個の装着部631、632には、それぞれ上下方向(チャックテーブル4a、4b、4c、4d、4eの上面である保持面に対して垂直な方向)に延びる案内溝631a、632aが設けられている。このように構成された研削手段支持機構6a、6b、6c、6dを構成する支持部材63に研削手段7a,7b,7c,7dがそれぞれ案内溝631a、632aに沿って移動可能に配設される。研削手段7a,7b,7c,7dは、それぞれ移動基台71と、該移動基台71に装着されたスピンドルハウジング72と、該スピンドルハウジング72に回転自在に配設された回転スピンドル73と、該回転スピンドル73を回転駆動するためのサーボモータ74とを具備している。回転スピンドル73の下端部はスピンドルハウジング72の下端を越えて下方に突出せしめられており、その下端にはマウンター75が設けられている。このマウンター75の下面に研削ホイール76が着脱可能に装着される。
上述した4個の研削手段7a,7b,7c,7dは以上のように構成されており、図示の実施形態においては隣接する研削手段7aおよび研削手段7bの研削ホイール76は、粗研削砥石を備えた粗研削ホイールからなっている。また、隣接する研削手段7cおよび研削手段7dの研削ホイール76は、仕上げ研削砥石を備えた仕上げ研削ホイールからなっている。従って、図示の実施形態における研削装置は、隣接する研削手段7aおよび研削手段7bによって2個のチャックテーブルにそれぞれ保持された被加工物に同時に粗研削加工を施すことができ、2個のチャックテーブルにそれぞれ保持され粗研削加工された2個の被加工物に隣接する研削手段7cおよび研削手段7dによって同時に仕上げ加工を施すことができる。
このように構成された研削手段7a,7b,7c,7dの移動基台71には、それぞれ上記研削手段支持機構6a、6b、6c、6dを構成する支持部材63の装着部631、632にそれぞれ設けられた案内溝631a、632aと嵌合する被案内レール711、711が形成されており、この被案内レール711、711を案内溝631a、632aに嵌合することにより、研削手段7a,7b,7c,7dはそれぞれ案内溝631a、632aに沿って移動可能に構成される。なお、このようにして支持部材63の装着部631、632に装着される研削手段7a,7b,7c,7dは、図示の実施形態においてはそれぞれ軸心が第1の支持柱61と第2の支持柱62とを結ぶ線上に回転スピンドル73の回転軸が位置付けられている。
図示の実施形態における研削装置1は、上記研削手段7a,7b,7c,7dをそれぞれチャックテーブル4a、4b、4c、4d、4eの上面である保持面に対して垂直な方向に移動せしめる4個の研削送り手段8a、8b、8c、8dを具備している。4個の研削送り手段8a、8b、8c、8dは、図示しない周知のボールスクリュー式の移動機構からなっている。この4個の研削送り手段8a、8b、8c、8dは、それぞれパルスモータ81を正転および逆転駆動することにより、移動基台71即ち研削手段7a,7b,7c,7dを案内溝631a、632aに沿って下方(チャックテーブル4a、4b、4c、4d、4eの上面である保持面に接近する方向)および上方(チャックテーブル4a、4b、4c、4d、4eの上面である保持面から離反する方向)に移動せしめる。
ここで、研削手段7a,7b,7c,7dの研削ホイール76と5個のチャックテーブル4a、4b、4c、4d、4eとの関係について、図4を参照して説明する。
ターンテーブル3に配設された5個のチャックテーブル4a、4b、4c、4d、4eが図2に示す位置に位置付けられた状態においては、チャックテーブル4bが研削手段7aの研削ホイール76が位置する研削領域70aに位置付けられ、チャックテーブル4cが研削手段7bの研削ホイール76が位置する研削領域70bに位置付けられ、チャックテーブル4dが研削手段7cの研削ホイール76が位置する研削領域70cに位置付けられ、チャックテーブル4eが研削手段7dの研削ホイール76が位置する研削領域70dに位置付けられるようになっている。そして、余りのチャックテーブル4aは、被加工物を搬入・搬出する搬入・搬出領域70eに位置付けられる。このように位置付けられた5個のチャックテーブル4a、4b、4c、4d、4eは、チャックテーブル4bの中心が研削手段7aの研削ホイール76が通過する位置に位置付けられ、チャックテーブル4cの中心が研削手段7bの研削ホイール76が通過する位置に位置付けられ、チャックテーブル4dの中心が研削手段7cの研削ホイール76が通過する位置に位置付けられ、チャックテーブル4eの中心が研削手段7dの研削ホイール76が通過する位置に位置付けられる。
上述したように構成された研削装置1は、5個のチャックテーブル4a、4b、4c、4d、4eが配設されたターンテーブル3の周囲に配設される4個の研削手段支持機構6a、6b、6c、6dは、それぞれターンテーブル3の周囲に正方形の隅部にそれぞれ立設された第1の支持柱61と、上記支持台5上に立設された第2の支持柱62と、該第1の支持柱61と第2の支持柱62の上部に取り付けられた支持部材63とからなっているので、最小の設置面積とすることができる。従って、装置全体が小型となり、広い設置面積を必要としないため、設備コストを抑制することができる。
また、図示の実施形態における研削装置1は、ターンテーブル3の周囲に配設された4個の研削手段支持機構6a、6b、6c、6dによって支持される4個の研削手段7a,7b,7c,7dは、図4に示すように被加工物の搬入・搬出領域70eとターンテーブル3の回転中心とを結ぶ線Bを対称軸として線対称に配設されている。従って、剛性のバランスがよく加工精度が向上するとともに、左右で部品の共通化を図ることができ、部品点数を減らすことができる。
図1に戻って説明を続けると、装置ハウジング2の作業領域21の前端部(図1において左下端部)には、第1のカセット11と、第2のカセット12と、中心合わせ手段13と、スピンナー洗浄手段14と、被加工物搬送手段15と、被加工物搬入手段16および被加工物搬出手段17が配設されている。第1のカセット11は加工前の被加工物としてのサファイアウエーハ、SiCウエーハ、半導体ウエーハ等のウエーハ10を収納し、装置ハウジング2のカセット搬入域に載置される。なお、第1のカセット11に収容されるウエーハ10は、表面に保護テープTを貼着した状態で裏面を上にして収容される。第2のカセット12は装置ハウジング2のカセット搬出域に載置され、加工後のウエーハ10を収納する。中心合わせ手段13は第1のカセット11と被加工物の搬入・搬出領域70eとの間に配設され、加工前のウエーハ10の中心合わせを行う。スピンナー洗浄手段14は被加工物の搬入・搬出領域70eと第2のカセット12との間に配設され、加工後のウエーハ10を洗浄する。被加工物搬送手段15は第1のカセット11と第2のカセット12との間に配設され、第1のカセット11内に収納された被加工物としてのウエーハ10を中心合わせ手段13に搬出するとともにスピンナー洗浄手段14で洗浄されたウエーハ10を第2のカセット12に搬送する。
上記被加工物搬入手段16は中心合わせ手段13と被加工物の搬入・搬出領域70eとの間に配設され、中心合わせ手段13上に載置された加工前のウエーハ10を被加工物の搬入・搬出領域70eに位置付けられたチャックテーブル(4a、4b、4c、4d、4e)上に搬送する。被加工物搬出手段17は、被加工物の搬入・搬出領域70eとスピンナー洗浄手段14との間に配設され、搬入・搬出領域70eに位置付けられたチャックテーブル(4a、4b、4c、4d、4e)上に載置されている加工後のウエーハ10を洗浄手段14に搬送する。
なお、加工前のウエーハ10を所定数収容した第1のカセット11は、装置ハウジング2の所定のカセット搬入域に載置される。そして、カセット搬入域に載置された第1のカセット11に収容されていた加工前のウエーハ10が全て搬出されると、空のカセット11に代えて加工前の複数個のウエーハ10を所定数収容した新しいカセット11が手動でカセット搬入域に載置される。一方、装置ハウジング2の所定のカセット搬出域に載置された第2のカセット12に加工後のウエーハ10が所定数搬入されると、かかる第2のカセット12が手動で搬出され、新しい空の第2のカセット12が載置される。
図示の実施形態における研削装置1は以上のように構成されており、以下その作用について主に図1を参照して説明する。
上記第1のカセット11に収容された加工前の被加工物であるウエーハ10は被加工物搬送手段15の上下動作および進退動作により搬送され、中心合わせ手段13に載置され6本のピンの中心に向かう径方向運動により中心合わせされる。中心合わせ手段13においてウエーハ10が中心合わせされたならば、被加工物搬入手段16を作動せしめて中心合わせ手段13において中心合わせされたウエーハ10を吸引保持し、被加工物の搬入・搬出領域70eに位置付けられているチャックテーブル4a上に搬送する。このようにしてチャックテーブル4a上に搬送されたウエーハ10は、図示しない吸引手段を作動することによりチャックテーブル4a上に吸引保持される。次に、ターンテーブル3を図示しない回転駆動機構によって矢印Aで示す方向に所定量回動して、チャックテーブル4eを搬入・搬出領域70eに位置付ける。
上述したように搬入・搬出領域70eに位置付けられたチャックテーブル4eには加工前のウエーハ10が載置される。そして、チャックテーブル4e上に載置されたウエーハ10は、図示しない吸引手段を作動することによりチャックテーブル4e上に吸引保持される。次に、ターンテーブル3を図示しない回転駆動機構によって矢印Aで示す方向に所定量回動して、ウエーハ10を吸引保持したチャックテーブル4eを研削手段7aの研削ホイール76が位置する研削領域70aに位置付けるとともに、ウエーハ10を吸引保持したチャックテーブル4aを研削手段7bの研削ホイール76が位置する研削領域70bに位置付ける。なお、上記ターンテーブル3の回動により、チャックテーブル4dが搬入・搬出領域70eに位置付けられる。
上述したように研削手段7bの研削ホイール76が位置する研削領域70bに位置付けられたチャックテーブル4aに保持されたウエーハ10の裏面(上面)および研削手段7aの研削ホイール76が位置する研削領域70aに位置付けられたチャックテーブル4eに保持されたウエーハ10の裏面(上面)には、研削手段7bおよび研削手段7aによって同時に粗研削加工が施される。なお、この間に搬入・搬出領域70eに位置付けられたチャックテーブル4dには加工前のウエーハ10が載置される。そして、チャックテーブル4d上に載置されたウエーハ10は、図示しない吸引手段を作動することによりチャックテーブル4d上に吸引保持される。
次に、ターンテーブル3を図示しない回転駆動機構によって矢印Aで示す方向に所定量回動する。この結果、チャックテーブル4cが搬入・搬出領域70eに位置付けられる。このようにして搬入・搬出領域70eに位置付けられたチャックテーブル4cには、加工前のウエーハ10が載置される。そして、チャックテーブル4c上に載置されたウエーハ10は、図示しない吸引手段を作動することによりチャックテーブル4c上に吸引保持される。次に、ターンテーブル3を図示しない回転駆動機構によって矢印Aで示す方向に所定量回動して、ウエーハ10を吸引保持したチャックテーブル4cを研削手段7aの研削ホイール76が位置する研削領域70aに位置付けるとともに、ウエーハ10を吸引保持したチャックテーブル4dを研削手段7bの研削ホイール76が位置する研削領域70bに位置付ける。なお、上記ターンテーブル3の回動により、粗研削加工が施されたウエーハ10を吸引保持したチャックテーブル4aが研削手段7dの研削ホイール76が位置する研削領域70dに位置付けられ、粗研削加工が施されたウエーハ10を吸引保持したチャックテーブル4eが研削手段7cの研削ホイール76が位置する研削領域70cに位置付けられる。そして、チャックテーブル4bが搬入・搬出領域70eに位置付けられる。
上述したように研削手段7bの研削ホイール76が位置する研削領域70bに位置付けられたチャックテーブル4dに保持されたウエーハ10の裏面(上面)および研削手段7aの研削ホイール76が位置する研削領域70aに位置付けられたチャックテーブル4cに保持されたウエーハ10の裏面(上面)には、研削手段7bおよび研削手段7aによって同時に粗研削加工が施される。また、研削手段7dの研削ホイール76が位置する研削領域70dに位置付けられたチャックテーブル4aに保持された粗研削加工が施されたウエーハ10の裏面(上面)および研削手段7cの研削ホイール76が位置する研削領域70cに位置付けられたチャックテーブル4eに保持された粗研削加工が施されたウエーハ10の裏面(上面)には、研削手段7dおよび研削手段7cによって同時に仕上げ研削加工が施される。なお、この間に被加工物を搬入・搬出する搬入・搬出領域70eに位置付けられたチャックテーブル4bには加工前のウエーハ10が載置される。そして、チャックテーブル4b上に載置されたウエーハ10は、図示しない吸引手段を作動することによりチャックテーブル4b上に吸引保持される。
次に、ターンテーブル3を図示しない回転駆動機構によって矢印Aで示す方向に所定量回動して、仕上げ研削加工が施されたウエーハ10を吸引保持したチャックテーブル4aを搬入・搬出領域70eに位置付ける。このようにして被加工物搬入・搬出域70eに戻ったチャックテーブル4aは、ここで粗研削加工および仕上げ研削加工された半導体ウエーハ10の吸引保持を解除する。次に、被加工物搬出手段17を作動して、被加工物を搬入・搬出する搬入・搬出領域70eに位置付けられたチャックテーブル4aに載置されている粗研削加工および仕上げ研削加工されたウエーハ10をスピンナー洗浄手段14に搬送する。洗浄手段14に搬送されたウエーハ10は、ここで洗浄された後に被加工物搬送手段15よって第2のカセット12の所定位置に収納される。
このようにして、搬入・搬出域70eに戻ったチャックテーブル4aに保持されている粗研削加工および仕上げ研削加工されたウエーハ10を搬出したならば、チャックテーブル4aに加工前のウエーハ10が載置される。そして、チャックテーブル4a上に載置されたウエーハ10は、図示しない吸引手段を作動することによりチャックテーブル4a上に吸引保持される。次に、ターンテーブル3を図示しない回転駆動機構によって矢印Aで示す方向に所定量回動して、粗研削加工および仕上げ研削加工された半導体ウエーハ10を吸引保持したチャックテーブル4eを搬入・搬出領域70eに位置付ける。このようにして搬入・搬出領域70eに戻されたチャックテーブル4eに保持されている粗研削加工および仕上げ研削加工された半導体ウエーハ10は上述したように搬出される。
以後、搬入・搬出領域70eに戻され粗研削加工および仕上げ研削加工された半導体ウエーハ10が搬出されたチャックテーブルには加工前のウエーハが供給され、研削手段7bの研削ホイール76が位置する研削領域70bに位置付けられたチャックテーブルに保持されたウエーハ10の裏面(上面)および研削手段7aの研削ホイール76が位置する研削領域70aに位置付けられたチャックテーブルに保持されたウエーハ10の裏面(上面)に研削手段7bおよび研削手段7aによって同時に粗研削加工を施こすとともに、研削手段7dの研削ホイール76が位置する研削領域70dに位置付けられたチャックテーブルに保持された粗研削加工が施されたウエーハ10の裏面(上面)および研削手段7cの研削ホイール76が位置する研削領域70cに位置付けられたチャックテーブルに保持された粗研削加工が施されたウエーハ10の裏面(上面)に研削手段7dおよび研削手段7cによって同時に仕上げ研削加工を施す。そして、搬入・搬出域70eに戻ったチャックテーブル4aに保持されている粗研削加工および仕上げ研削加工されたウエーハ10を搬出する。
以上のように、図示の実施形態における研削装置1は、ターンテーブル3に配設された5個のチャックテーブル4a、4b、4c、4d、4eと4個の研削手段7a,7b,7c,7dを備え、隣接する研削手段7aおよび研削手段7bの研削ホイール76は粗研削砥石を備えた粗研削ホイールからなっており、隣接する研削手段7cおよび研削手段7dの研削ホイール76は仕上げ研削砥石を備えた仕上げ研削ホイールからなっているので、隣接する研削手段7aおよび研削手段7bによって2個のチャックテーブルにそれぞれ保持されたウエーハ10に同時に粗研削加工を施すことができるとともに、2個のチャックテーブルにそれぞれ保持され粗研削加工された2個のウエーハ10に隣接する研削手段7cおよび研削手段7dによって同時に仕上げ研削加工を施すことができるため、粗研削と仕上げ研削を実施すれば十分である被加工物に対して4個の研削手段7a,7b,7c,7dを有効に活用することができる。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。
この実施形態においては、上記4個の研削手段7a,7b,7c,7dの研削ホイール76は、同じ種類の研削ホイール例えば全て粗研削砥石を備えた粗研削ホイールが装着される。従って、搬入・搬出域70eに順次位置付けられたチャックテーブルに被加工物を載置し、被加工物を保持したチャックテーブルを上記研削領域70a、研削領域70b、研削領域70c、研削領域70dに位置付け、4個の研削手段7a,7b,7c,7dによってチャックテーブルにそれぞれ保持された被加工物に同時に粗研削加工を施すことができるため、粗研削加工のみでよい被加工物に対して4個の研削手段7a,7b,7c,7dを有効に活用することができる。
1:研削装置
2:装置ハウジング
3:ターンテーブル
4a、4b、4c、4d、4e:チャックテーブル
5:支持台
6a、6b、6c、6d:研削手段支持機構
61:第1の支持柱
62:第2の支持柱
63:支持部材
7a、7b、7c、7d:研削手段
72:スピンドルハウジング
73:回転スピンドル
76:研削ホイール
8a、8b、8c、8d:研削送り手段
10:ウエーハ
11:第1のカセット
12:第2のカセット
13:中心合わせ手段
14:スピンナー洗浄手段
15:被加工物搬送手段
16:被加工物搬入手段
17:被加工物搬出手段

Claims (3)

  1. 回転可能に配設されたターンテーブルと、該ターンテーブルに等角度間隔で配設された5個のチャックテーブルと、該5個のチャックテーブルのうちの4個のチャックテーブルに対応して配設されそれぞれ研削ホイールを着脱可能に装着した4個の研削手段とを具備し、該ターンテーブルに配設された該5個のチャックテーブルを該4個の研削手段による研削領域と被加工物を搬入・搬出する搬入・搬出領域に位置付けるように構成された研削装置を用いた研削方法であって、
    隣接する研削手段には同じ種類の研削ホイールが装着され、該隣接する研削手段によってチャックテーブルに保持された被加工物を同時に研削する、
    ことを特徴とする研削方法。
  2. 隣接する2個の研削手段には粗研削ホイールを装着して粗研削を実施し、他の隣接する2個の研削手段には仕上げ研削ホイールを装着して仕上げ研削を実施する、請求項1記載の研削方法。
  3. 隣接する4個の研削手段には同じ種類の研削ホイールを装着して研削する、請求項1記載の研削方法。
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