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JP2014208975A - 駆動制御回路および内燃機関点火装置 - Google Patents

駆動制御回路および内燃機関点火装置 Download PDF

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Abstract

【課題】より厳しいノイズ環境であっても、バイパスコンデンサを付加することなく正常に点火駆動する。
【解決手段】点火装置1は、正ノイズ保護回路11と負ノイズ保護回路12を備え、信号入力線10に重畳する交流ノイズの正電圧と負電圧をクランプレベル+Vp、−Vnでクランプする。しきい値電圧をVt、点火信号のLレベル電圧をVL、Hレベル電圧をVHとすれば、(Vt−VH)<Vm<(Vt−VL)となるようにクランプレベル+Vp、−Vnを設定する。これにより、クランプされた交流ノイズ波形の正負非対称性が改善されるので、クランプされた交流ノイズの平均電圧Vmの大きさが低減し、信号入力線10における点火信号の電圧レベルの変動が抑えられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、負荷に流れる電流を通断電するスイッチング素子の駆動信号を生成する駆動制御回路、および内燃機関点火装置に関する。
特許文献1などに開示されている内燃機関点火装置(以下、点火装置と称す)は、小型化が進んでいる。この種の点火装置は、点火コイル(負荷)に流れる電流の通断電を行うスイッチング素子と、エンジンECU(電子制御装置)から入力した矩形波の点火信号(入力信号)に従ってスイッチング素子をオンオフ駆動する制御ICとから構成されている。
この点火信号の入力線(信号入力線)には、静電気放電(ESD)による高周波、高電圧のサージが加わる虞があるので、サージ保護回路が設けられている。それに加えて、信号入力線に誘導される交流ノイズに対しても対策が必要となる。そこで、負極性サージから制御ICを保護し、交流ノイズの負電圧をクランプする回路として、信号入力線とグランド線との間に信号入力線側をカソードとして接続されたダイオードが用いられる。このダイオードは、制御ICに内蔵することができる。
特開2006−46256号公報
上記ダイオードによる保護回路を採用すれば、通常の使用態様であれば、負極性サージおよび交流ノイズに対し十分な保護が得られる。しかし、より確実な保護の確立を目指してより厳しいノイズ環境で試験を行ったところ、2値レベル(例えば0V/5V)で入力された点火信号の制御IC内での電圧レベルが上昇する現象が観察された。点火信号のレベルが全体的に上昇すると、コンパレータが点火信号のレベルを判定する際のしきい値電圧に対するマージン(特にLレベルに対するマージン)が低下し、耐ノイズ性が低下する虞がある。
この問題に対しては、信号入力線とグランド線との間に、交流ノイズを通過させるバイパスコンデンサを接続することで解決できることが判明した。しかし、このような目的で設けるバイパスコンデンサの容量値は非常に大きくなり(例えば数μF)、制御ICに内蔵することは困難である。バイパスコンデンサを制御ICに外付けすると、点火装置が大型化するのみならず、組み立て作業の手間も増えてしまう。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、より厳しいノイズ環境であっても、バイパスコンデンサを付加することなく正常にスイッチング素子を駆動することができる駆動制御回路および内燃機関点火装置を提供することにある。
請求項1に記載した駆動制御回路は、入力信号に従って、負荷に流れる電流を通断電するスイッチング素子の駆動信号を生成する。駆動制御回路は、第1、第2の保護回路と駆動信号生成回路とを備えている。
第1の保護回路は、入力信号の信号入力線とグランド線との間に接続され、信号入力線に重畳する交流ノイズの電圧を+Vp(+Vp>0)のレベルでクランプする。第2の保護回路は、信号入力線とグランド線との間に接続され、信号入力線に重畳する交流ノイズの電圧を−Vn(−Vn<0)のレベルでクランプする。駆動信号生成回路は、信号入力線の電圧としきい値電圧Vtとの比較に基づいて駆動信号を生成する。
入力信号は、Lレベル電圧VLとHレベル電圧VHの2値レベルを持つ。クランプレベル+Vpと−Vnは、クランプレベル+Vpと−Vnとでクランプされた交流ノイズの平均電圧が、しきい値電圧VtとLレベル電圧VLとの差電圧(Vt−VL)よりも低く、且つ、しきい値電圧VtとHレベル電圧VHとの差電圧(Vt−VH)よりも高くなるように設定されている。
本願発明者は、上述した入力信号の電圧レベルが、以下の作用により変動することを解明した。例えば、信号入力線とグランド線との間に信号入力線側をカソードとして接続されたダイオードは、信号入力線に誘導される交流ノイズの負電圧をクランプするが、交流ノイズの正電圧をクランプする作用を持たない。信号入力線とグランド線との間には、正極性サージに対する保護回路が設けられる場合もある。しかし、この正サージ保護回路は、交流ノイズよりも高い電圧を持つサージ電圧に対し作用し、交流ノイズに対するクランプ作用を持たない場合が多い。
その結果、信号入力線に重畳した交流ノイズが正負非対称の波形となり、交流ノイズの平均電圧が正の向きに大きくなる。駆動信号生成回路は、その平均電圧だけ正方向にシフトされた入力信号としきい値電圧Vtとを比較することになる。同様に、例えば交流ノイズの正電圧をクランプするダイオードを設けた場合には、交流ノイズの平均電圧が負の向きに大きくなる。駆動信号生成回路は、その平均電圧だけ負方向にシフトされた入力信号としきい値電圧Vtとを比較することになる。その結果、しきい値電圧Vtに対するLレベル電圧VLまたはHレベル電圧VHのマージンが低下する。
本手段によれば、第1の保護回路が交流ノイズを正電圧+Vpでクランプし、第2の保護回路が交流ノイズを負電圧−Vnでクランプする。これにより、信号入力線に重畳したノイズ波形の正負非対称性が改善されるので、交流ノイズの平均電圧の大きさを低減でき、交流ノイズに起因する入力信号の電圧レベルの変動を抑えることができる。その結果、従来構成よりも耐ノイズ性を高めることができる。さらに、
(Vt−VH)<クランプされた交流ノイズの平均電圧<(Vt−VL)
の条件を満たすように動作するので、駆動信号生成回路は、入力信号のレベル判定を誤ることがない。本手段によれば、より厳しいノイズ環境であっても、バイパスコンデンサを付加することなく、スイッチング素子を正常に駆動することができる。
請求項2から5および11に記載した手段は、第1の保護回路に特徴を有する。
請求項2に記載した手段によれば、第1の保護回路は、信号入力線とグランド線との間に通電端子間(例えばコレクタ・エミッタ間)が接続され、グランド線に接続された通電端子と制御端子との間(例えばベース・エミッタ間)に与えられる制御電圧に応じてオンオフ動作するトランジスタと、信号入力線とトランジスタの制御端子との間に接続された容量性素子と、トランジスタの制御端子とグランド線との間に接続された抵抗性素子とを備えて構成されている。この構成によれば、交流ノイズが正の向きに変化すると、容量性素子と抵抗性素子との直列構成により容量性素子を介して抵抗性素子に電圧降下が生じ、トランジスタがオンする。これにより、信号入力線に重畳した交流ノイズの電圧が、+Vpのレベルでクランプされる。
請求項3に記載した手段によれば、請求項2記載の手段において、信号入力線と容量性素子との間に抵抗が介在している。この抵抗値を適宜設定することにより、クランプレベルを調整することができる。
請求項4に記載した手段によれば、請求項2記載の手段において、信号入力線と容量性素子との間に、信号入力線側をアノードとするダイオードが介在している。ダイオードはほぼ一定の順方向電圧を持つので、その電圧に応じてクランプレベルを調整することができる。
請求項5に記載した手段によれば、第1の保護回路は、信号入力線とグランド線との間に、信号入力線側をアノードとするダイオードと、信号入力線側をカソードとするツェナーダイオードとが直列に接続されて構成されている。この構成によれば、信号入力線に重畳した交流ノイズの正電圧が、ダイオードの順方向電圧とツェナーダイオードのツェナー電圧とを加えたレベルでクランプされる。
請求項6から11に記載した手段は、第2の保護回路に特徴を有する。
請求項6に記載した手段によれば、第2の保護回路は、信号入力線とグランド線との間に、信号入力線側をカソードとして接続された1または複数直列のダイオードを備えて構成されている。この構成によれば、信号入力線に重畳した交流ノイズの負電圧が、ダイオードの順方向電圧のn倍(n=1、2、…)のレベルでクランプされる。
請求項7に記載した手段によれば、第2の保護回路は、信号入力線とグランド線との間に通電端子間が接続され、信号入力線に接続された通電端子と制御端子との間に与えられる制御電圧に応じてオンオフ動作するトランジスタと、トランジスタの制御端子とグランド線との間に接続された容量性素子と、信号入力線とトランジスタの制御端子との間に接続された抵抗性素子とを備えて構成されている。この構成によれば、信号入力線に重畳した交流ノイズの電圧が、−Vnのレベルでクランプされる。
請求項8に記載した手段によれば、請求項7記載の手段において、容量性素子とグランド線との間に抵抗が介在している。この抵抗値を適宜設定することにより、クランプレベルを調整することができる。
請求項9に記載した手段によれば、請求項7記載の手段において、容量性素子とグランド線との間に、グランド線側をアノードとするダイオードが介在している。ダイオードはほぼ一定の順方向電圧を持つので、その電圧に応じてクランプレベルを調整することができる。
請求項10に記載した手段によれば、第2の保護回路は、信号入力線とグランド線との間に、信号入力線側をカソードとするダイオードと、信号入力線側をアノードとするツェナーダイオードとが直列に接続されて構成されている。この構成によれば、信号入力線に重畳した交流ノイズの負電圧が、ダイオードの順方向電圧とツェナーダイオードのツェナー電圧とを加えたレベルでクランプされる。
請求項11に記載した手段によれば、容量性素子に、互いに逆極性となるように直列に接続されたツェナーダイオードが並列に接続されている。この構成によれば、ESDなどによる高周波サージから容量性素子を保護できる。また、直列に接続されたツェナーダイオードはツェナー容量を持つので、容量性素子との間で周波数特性を補完し合うことにより、より広い周波数帯域の交流ノイズに対してクランプ作用を維持できる。
請求項12に記載した内燃機関点火装置は、点火コイル(負荷)に流れる電流の通断電を行うスイッチング素子と、スイッチング素子の駆動信号を生成する上述した駆動制御回路とを備えている。本手段によれば、より厳しいノイズ環境であっても点火コイルを正常に駆動することができる。
本発明の第1の実施形態を示す点火装置の構成図 信号入力線上の点火信号および点火コイルの一次コイルに流れる電流の波形図 クランプされた交流ノイズの波形図 本発明の第2の実施形態を示す図1相当図 本発明の第3の実施形態を示す図1相当図 本発明の第4の実施形態を示す図1相当図 本発明の第5の実施形態を示す図1相当図
各実施形態において実質的に同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について図1から図3を参照しながら説明する。図1に示す点火装置1(内燃機関点火装置)は、制御IC2、IGBT3および点火コイル4を備えている。制御IC2は、エンジンECU5からワイヤラインWを介して送られてくる点火信号(入力信号)に従って、IGBT3をオンオフ駆動する駆動信号(ゲート信号)を出力する駆動制御回路である。
IGBT3は、点火コイル4(負荷)に流れる電流の通電および断電を行うスイッチング素子であり、制御IC2とは別に設けられている。バッテリ電圧+Bが供給される電源線6とグランド線7との間には、点火コイル4の一次コイル4pとIGBT3のコレクタ・エミッタ間とが直列に接続されている。点火コイル4の二次コイル4sは、プラグ8に接続されている。一次コイル4pと二次コイル4sの各コイル端の間には、ダイオード9が接続されている。
制御IC2は、入力端子Tinから点火信号を入力し、出力端子Toutから駆動信号を出力する。制御IC2は、バッテリ電圧+Bから制御用の電源電圧Vcc(例えば5V)を生成する電源回路(図示せず)、点火信号の信号入力線10とグランド線7との間に接続された正ノイズ保護回路11と負ノイズ保護回路12、および駆動信号生成回路13を備えている。
正ノイズ保護回路11は、信号入力線10に重畳する交流ノイズの電圧を+Vp(+Vp>0)のレベルでクランプする第1の保護回路である。信号入力線10とグランド線7との間には、トランジスタ15のコレクタ・エミッタ間(通電端子間)が接続されている。信号入力線10とトランジスタ15のコレクタとの間には抵抗14が接続されている。信号入力線10とトランジスタ15のベース(制御端子)との間にはコンデンサ16(容量性素子)が接続されており、トランジスタ15のベースとグランド線7との間には抵抗17(抵抗性素子)が接続されている。コンデンサ16には、互いに逆極性となるように直列に接続されたツェナーダイオード18、19が並列に接続されている。信号入力線10には、抵抗14の接続ノードと、コンデンサ16およびツェナーダイオード18の接続ノードとの間に、抵抗20が設けられている。
負ノイズ保護回路12は、信号入力線10に重畳する交流ノイズの電圧を−Vn(−Vn<0)のレベルでクランプする第2の保護回路である。負ノイズ保護回路12は、信号入力線10とグランド線7との間に、信号入力線10側をカソードとして直列接続されたダイオード21〜23から構成されている。ダイオードの直列接続数は、適宜変更することができる。
駆動信号生成回路13は、信号入力線10の電圧Vsとしきい値電圧Vtとの比較に基づいて駆動信号を生成する。コンパレータ24の非反転入力端子には、抵抗25を介して信号入力線10の信号電圧Vsが入力され、反転入力端子には、しきい値設定回路26からしきい値電圧Vtが入力される。しきい値設定回路26は、電源電圧Vccを分圧する抵抗27、28、および当該分圧ノードとグランド線7との間に直列に接続された抵抗29とトランジスタ30を備えている。
信号電圧Vsがしきい値電圧Vtよりも低くなると、トランジスタ30がオフするので、抵抗27、28による分圧電圧がしきい値電圧Vtとなる。信号電圧Vsがしきい値電圧Vtよりも高くなると、トランジスタ30がオンするので、抵抗27、28、29による分圧電圧がしきい値電圧Vtとなる。すなわち、コンパレータ24は、ヒステリシス特性を有している。
ドライブ回路31は、コンパレータ24の出力信号を増幅して駆動信号(ゲート信号)を出力する。図示しないが、ESDによる高電圧の正極性サージおよび負極性サージから回路を保護するため、信号入力線10とグランド線7との間には、サージが印加されたときに導通する正極性および負極性のサージ保護回路が必要に応じて設けられている。
次に、本実施形態の作用について図2、図3も参照しながら説明する。エンジンECU5からワイヤラインWに出力される点火信号は、図2(a)に示すように例えばLレベル電圧VLが0V、Hレベル電圧VHが5Vの2値レベルの電圧波形を有している。後述する交流ノイズの影響およびサージの侵入がなければ、点火信号がHレベルになると、信号入力線10の信号電圧Vsがしきい値電圧Vtよりも高くなりIGBT3がオンする。これにより、点火コイル4の一次コイル4pの電流が増加する。点火信号がLレベルになると、信号電圧Vsがしきい値電圧Vtよりも低くなりIGBT3がオフする。これにより、一次コイル4pに蓄積されたエネルギーが二次コイル4sに移され、プラグ8で点火が行われる。
車両内に配設されたワイヤラインWには交流ノイズが誘導され易い。交流ノイズは、例えば1MHzから500MHz程度の周波数を持つ。この交流ノイズは、信号入力線10を通して点火装置1の制御IC2内にも入り込む。正ノイズ保護回路11では、交流ノイズにより信号入力線10の電圧Vsが上昇すると、コンデンサ16を通して抵抗17に電流が流れ、その抵抗17の電圧降下によりトランジスタ15がオンする。その結果、正ノイズ保護回路11は、交流ノイズをほぼ+Vp(+Vp>0)のレベルでクランプする。
一方、負ノイズ保護回路12は、交流ノイズにより信号入力線10の電圧Vsが低下すると、−Vn(−Vn<0)のレベルでクランプする。ここで、Vn=3Vf(Vf:ダイオードの順方向電圧)である。このように正負両側でクランプされた交流ノイズは、例えば図3(a)に示す波形となる。
これに対し、正ノイズ保護回路11がない場合または正のクランプレベルの大きさVpが交流ノイズの振幅よりも大きい場合には、交流ノイズの負電圧側だけがクランプされる。この場合、図3(b)に示すように正負非対称の波形となり、クランプされた交流ノイズの平均電圧Vmは正の値となる。逆に、負ノイズ保護回路12がない場合または負のクランプレベルの大きさVnが交流ノイズの振幅よりも大きい場合には、交流ノイズの正電圧側だけがクランプされる。この場合、図3(c)に示すように正負非対称の波形となり、クランプされた交流ノイズの平均電圧Vmは負の値となる。
クランプされた交流ノイズの平均電圧Vmが正になると、図2(b)に示すように、信号入力線10に入力された点火信号は、平均電圧Vmだけ正方向にシフトされる。また、クランプされた交流ノイズの平均電圧Vmが負になると、図2(c)に示すように、信号入力線10に入力された点火信号は、平均電圧Vmだけ負方向にシフトされる。
コンパレータ24は、このシフトされた信号電圧Vsとしきい値電圧Vtとを比較する。その結果、平均電圧Vmがしきい値電圧Vt以上になると、点火信号がLレベルであってもIGBT3がオンする。逆に、平均電圧Vmが(しきい値電圧Vt−5V)以下になると、点火信号がHレベルであってもIGBT3がオフする。
一般に、クランプされた後の交流ノイズの平均電圧Vmが正になると、信号入力線10に入力された点火信号の電圧レベルが正方向にシフトし、Lレベル電圧VLとしきい値電圧VtとのマージンがVtからVt−Vmに低下する。クランプされた後の交流ノイズの平均電圧Vmが負になると、信号入力線10に入力された点火信号の電圧レベルが負方向にシフトし、Hレベル電圧VHとしきい値電圧VtとのマージンがVH−VtからVH−Vt+Vmに低下する。
駆動信号生成回路13が点火信号のレベル判定を誤らないためには、以下の(1)式を満たすようにクランプレベル+Vp、−Vnを設定することが必要である。
(Vt−VH)<Vm<(Vt−VL) …(1)
すなわち、正ノイズ保護回路11のクランプ特性(クランプレベル:+Vp)は、交流ノイズが重畳した点火信号のHレベルがしきい値電圧Vtより高くなるように決定されている。負ノイズ保護回路12のクランプ特性(クランプレベル:−Vn)は、交流ノイズが重畳した点火信号のLレベルがしきい値電圧Vtより低くなるように決定されている。
クランプ前の交流ノイズが正弦波など正負対称性を有する場合には、正ノイズ保護回路11のクランプレベル+Vpと負ノイズ保護回路12のクランプレベル−Vnの大きさを等しく設定すれば、クランプされた交流ノイズの平均電圧Vmはゼロになる。
正ノイズ保護回路11のクランプレベル+Vpは、トランジスタ15のベース電流ひいてはコレクタ電流の調整により設定される。そのための調整要素は、交流ノイズの周波数におけるコンデンサ16と抵抗17、20のインピーダンスである。負ノイズ保護回路12のクランプレベル−Vnは、ダイオードの直列接続数の調整により設定される。クランプレベル+Vp、−Vnの少なくとも一方を調整することで、平均電圧Vmをゼロに近付けることができる。
なお、点火信号がLレベルからHレベルに変化した時も、正ノイズ保護回路11は、一時的にトランジスタ15をオンさせる。しかし、正ノイズ保護回路11の回路定数は、交流ノイズの周波数帯域に合わせて設定されている。点火信号の繰り返し周波数は、交流ノイズの周波数に比べ格段に低い。このため、点火信号がHレベルに立ち上がった後は、トランジスタ15はオフ状態となり、点火信号に対しクランプ作用が生じることはない。
以上説明したように、本実施形態の点火装置1は、正ノイズ保護回路11と負ノイズ保護回路12を備え、信号入力線10に重畳する交流ノイズの正電圧と負電圧をともにクランプする。これにより、クランプされた交流ノイズ波形の正負非対称性が改善されるので、クランプされた交流ノイズの平均電圧Vmの大きさを低減できる。その結果、交流ノイズに起因する点火信号の電圧レベルの変動を抑えることができる。
信号入力線10において点火信号のレベル変動が抑えられると、しきい値電圧Vtに対するLレベル電圧VLまたはHレベル電圧VHのマージンの低下を抑えられる。本実施形態では、上述した(1)式を必ず満たすように、正ノイズ保護回路11のクランプレベル+Vpと負ノイズ保護回路12のクランプレベル−Vnを設定した。これにより、駆動信号生成回路13は、点火信号のレベル判定を誤ることがなく、正常に点火駆動することができる。
さらに、交流ノイズが正負対称性を有する場合には、クランプレベル+Vpと−Vnの大きさを等しく設定することにより、クランプされた交流ノイズの平均電圧Vmがゼロになる。交流ノイズが正負非対称性を有する場合であっても、クランプレベル+Vpと−Vnの大きさを個々に調整すれば、交流ノイズの平均電圧Vmをゼロに近付けることができる。その結果、しきい値電圧Vtに対するLレベル電圧VLまたはHレベル電圧VHのマージンの低下をゼロにすることができる。このように、本実施形態の点火装置1は、従来構成よりも耐ノイズ性に優れており、より厳しいノイズ環境であっても誤動作を防止することができる。
正ノイズ保護回路11において、コンデンサ16に並列にツェナーダイオード18、19が接続されているので、ESDなどによる高周波サージからコンデンサ16を保護できる。ツェナーダイオード18、19はツェナー容量を持つので、コンデンサ16との間で周波数特性を補完し合うことにより、より広い周波数帯域の交流ノイズに対してクランプ作用を維持できる。
既述したように、正ノイズ保護回路11を備えることなく、信号入力線10とグランド線7との間にバイパスコンデンサを接続して交流ノイズを通過させる構成では、数μF程度の容量値が必要であった。これに対し、正ノイズ保護回路11が備えるコンデンサ16は数十pFの容量値で十分なので、正ノイズ保護回路11を制御IC2に内蔵することができる。これにより、点火装置1の大型化および組み立て作業の煩雑化を回避できる。
(第2の実施形態)
図4に示す点火装置41は、図1に示した点火装置1に対し、制御IC42の正ノイズ保護回路43の構成のみが相違する。すなわち、正ノイズ保護回路43において、トランジスタ15のコレクタ・ベース間に抵抗44とコンデンサ16とが直列に接続されており、信号入力線10から抵抗20が除かれている。コンデンサ16には、直列に接続されたツェナーダイオード18、19が並列に接続されている。
この構成においても、コンデンサ16は、抵抗14、44を介して、信号入力線10とトランジスタ15のベースとの間に接続されている。正ノイズ保護回路43のその他の構成は、正ノイズ保護回路11と同様である。抵抗14、44は、トランジスタ15のベース電流ひいてはコレクタ電流の調整要素となる。本実施形態によっても、第1の実施形態と同様の作用および効果が得られる。
(第3の実施形態)
図5に示す点火装置51は、図1に示した点火装置1に対し、制御IC52の正ノイズ保護回路53および負ノイズ保護回路54の構成が相違する。正ノイズ保護回路53は、信号入力線10とグランド線7との間に、信号入力線10側をアノードとするダイオード55と、信号入力線10側をカソードとするツェナーダイオード56とが直列に接続された構成を備えている。負ノイズ保護回路54は、信号入力線10とグランド線7との間に、信号入力線10側をカソードとするダイオード57と、信号入力線10側をアノードとするツェナーダイオード58とが直列に接続された構成を備えている。
正ノイズ保護回路53のクランプレベル+Vpは、ツェナーダイオード56のツェナー電圧にダイオード55の順方向電圧Vfを加えた電圧になる。負ノイズ保護回路54のクランプレベル−Vnも、ツェナーダイオード58のツェナー電圧にダイオード57の順方向電圧Vfを加えた電圧になる。クランプ前の交流ノイズが正弦波など正負対称性を有する場合には、ツェナーダイオード56、58のツェナー電圧を等しく設定すれば、クランプされた交流ノイズの平均電圧Vmをゼロにすることができる。本実施形態によっても、第1の実施形態と同様の作用および効果が得られる。
(第4の実施形態)
図6に示す点火装置61は、制御IC62内に、図4に示した正ノイズ保護回路43と、この正ノイズ保護回路43と同一の回路を信号入力線10とグランド線7に対し逆向きに接続した負ノイズ保護回路63とを備えている。その他の構成は点火装置1と同様である。当然のことながら、負ノイズ保護回路63は、交流ノイズの負電圧に対して正ノイズ保護回路43と同様に作用する。本実施形態によっても、第1、第2の実施形態と同様の作用および効果が得られる。また、正ノイズ保護回路43と負ノイズ保護回路63とで同じ回路定数を用いれば、クランプレベル+Vpと−Vnの大きさが等しくなる。
(第5の実施形態)
図7に示す点火装置71は、図6に示した点火装置61に対し、制御IC72の正ノイズ保護回路73および負ノイズ保護回路74の構成が相違する。正ノイズ保護回路73、負ノイズ保護回路74は、それぞれ正ノイズ保護回路43、負ノイズ保護回路63の抵抗14をダイオード75で置き替えたものである。
抵抗14を用いると、トランジスタ15のコレクタ・エミッタ間(またはコレクタ・ベース間)に加わる電圧は、電流に応じて変化する。これに対し、ダイオード75を用いると、トランジスタ15のコレクタ・エミッタ間(またはコレクタ・ベース間)に加わる電圧は、電流の大きさにかかわらず一定電圧だけ低下する。このため、クランプレベル+Vp、−Vnの調整の見通しが良くなり調整が容易になる。その他、第1、第2の実施形態と同様の作用および効果が得られる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形、拡張を行うことができる。
正ノイズ保護回路11、43、53、73から選択した回路と、負ノイズ保護回路12、54、63、74から選択した回路とを任意に組み合わせた構成としてもよい。
コンデンサ16に替えて、容量性素子例えばコンデンサと抵抗との直列回路を設けてもよい。抵抗17に替えて、抵抗性素子例えば抵抗とコンデンサとの直列回路を設けてもよい。抵抗44は、必要に応じて設ければよい。ツェナーダイオード18、19は、必要に応じて設ければよい。
第2から第5の各実施形態においても、クランプレベル+Vp、−Vnの少なくとも一方を調整することで、平均電圧Vmをゼロに近付けることができる。
駆動信号生成回路13は、必要に応じてヒステリシス特性を備えればよい。
通電端子(コレクタ、エミッタ)と制御端子(ベース)を持つトランジスタ15に替えて、通電端子(ドレイン、ソース)と制御端子(ゲート)を持つFETを用いてもよい。
IGBT3に替えてMOSFETなどの他の種類のスイッチング素子を用いてもよい。
上述した各実施形態において、IGBT3を半導体チップとして構成してもよく、ディスクリート素子により構成してもよい。IGBT3と制御IC2、42、52、62、72とを別体の半導体チップとして構成(マルチチップ構成)することに替えて、IGBT3と制御IC2、42、52、62、72とを1つの半導体チップとして構成(シングルチップ構成)としてもよい。
本発明の駆動制御回路は、内燃機関点火装置に限らず、入力信号に従ってスイッチング素子の駆動信号を生成する装置に広く適用できる。
図面中、1、41、51、61、71は内燃機関点火装置、2、42、52、62、72は制御IC(駆動制御回路)、3はIGBT(スイッチング素子)、4は点火コイル(負荷)、7はグランド線、10は信号入力線、11、43、53、73は正ノイズ保護回路(第1の保護回路)、12、54、63、74は負ノイズ保護回路(第2の保護回路)、13は駆動信号生成回路、14、44は抵抗、15はトランジスタ、16はコンデンサ(容量性素子)、17は抵抗(抵抗性素子)、18、19、56、58はツェナーダイオード、21〜23、55、57、75はダイオードである。

Claims (12)

  1. 入力信号に従って、負荷(4)に流れる電流を通断電するスイッチング素子(3)の駆動信号を生成する駆動制御回路(2,42,52,62,72)であって、
    前記入力信号の信号入力線(10)とグランド線(7)との間に接続され、前記信号入力線に重畳する交流ノイズの電圧を+Vp(+Vp>0)のレベルでクランプする第1の保護回路(11,43,53,73)と、
    前記信号入力線と前記グランド線との間に接続され、前記信号入力線に重畳する交流ノイズの電圧を−Vn(−Vn<0)のレベルでクランプする第2の保護回路(12,54,63,74)と、
    前記信号入力線の電圧としきい値電圧Vtとの比較に基づいて前記駆動信号を生成する駆動信号生成回路(13)とを備え、
    前記入力信号がLレベル電圧VLとHレベル電圧VHの2値レベルを持ち、前記クランプレベル+Vpと−Vnとでクランプされた交流ノイズの平均電圧が、前記しきい値電圧Vtと前記Lレベル電圧VLとの差電圧(Vt−VL)よりも低く、且つ、前記しきい値電圧Vtと前記Hレベル電圧VHとの差電圧(Vt−VH)よりも高くなるように、前記クランプレベル+Vpと−Vnが設定されていることを特徴とする駆動制御回路。
  2. 前記第1の保護回路(11,43,73)は、
    前記信号入力線と前記グランド線との間に通電端子間が接続され、前記グランド線に接続された通電端子と制御端子との間に与えられる制御電圧に応じてオンオフ動作するトランジスタ(15)と、
    前記信号入力線と前記トランジスタの制御端子との間に接続された容量性素子(16)と、
    前記トランジスタの制御端子と前記グランド線との間に接続された抵抗性素子(17)とを備えて構成されていることを特徴とする請求項1記載の駆動制御回路。
  3. 前記信号入力線と前記容量性素子との間に抵抗(14,44)が介在していることを特徴とする請求項2記載の駆動制御回路。
  4. 前記信号入力線と前記容量性素子との間に、前記信号入力線側をアノードとするダイオード(75)が介在していることを特徴とする請求項2記載の駆動制御回路。
  5. 前記第1の保護回路(53)は、前記信号入力線と前記グランド線との間に、前記信号入力線側をアノードとするダイオード(55)と、前記信号入力線側をカソードとするツェナーダイオード(56)とが直列に接続されて構成されていることを特徴とする請求項1記載の駆動制御回路。
  6. 前記第2の保護回路(12)は、前記信号入力線と前記グランド線との間に、前記信号入力線側をカソードとして接続された1または複数直列のダイオード(21〜23)を備えて構成されていることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の駆動制御回路。
  7. 前記第2の保護回路(63)は、
    前記信号入力線と前記グランド線との間に通電端子間が接続され、前記信号入力線に接続された通電端子と制御端子との間に与えられる制御電圧に応じてオンオフ動作するトランジスタ(15)と、
    前記トランジスタの制御端子と前記グランド線との間に接続された容量性素子(16)と、
    前記信号入力線と前記トランジスタの制御端子との間に接続された抵抗性素子(17)とを備えて構成されていることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の駆動制御回路。
  8. 前記容量性素子と前記グランド線との間に抵抗(14,44)が介在していることを特徴とする請求項7記載の駆動制御回路。
  9. 前記容量性素子と前記グランド線との間に、前記グランド線側をアノードとするダイオード(75)が介在していることを特徴とする請求項7記載の駆動制御回路。
  10. 前記第2の保護回路(54)は、前記信号入力線と前記グランド線との間に、前記信号入力線側をカソードとするダイオード(57)と、前記信号入力線側をアノードとするツェナーダイオード(58)とが直列に接続されて構成されていることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の駆動制御回路。
  11. 前記容量性素子に、互いに逆極性となるように直列に接続されたツェナーダイオード(18,19)が並列に接続されていることを特徴とする請求項2、3、4、7、8、9の何れか一項に記載の駆動制御回路。
  12. 点火コイル(4)に流れる電流の通断電を行うスイッチング素子(3)と、
    前記スイッチング素子の駆動信号を生成する請求項1から11の何れか一項に記載の駆動制御回路(2,42,52,62,72)とを備えていることを特徴とする内燃機関点火装置。
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