JP2014207775A - 入力電力喪失検出回路 - Google Patents
入力電力喪失検出回路 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014207775A JP2014207775A JP2013083843A JP2013083843A JP2014207775A JP 2014207775 A JP2014207775 A JP 2014207775A JP 2013083843 A JP2013083843 A JP 2013083843A JP 2013083843 A JP2013083843 A JP 2013083843A JP 2014207775 A JP2014207775 A JP 2014207775A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- power
- detection circuit
- input
- rectifier circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 title claims abstract description 79
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract description 50
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 claims abstract description 8
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 46
- 238000004146 energy storage Methods 0.000 claims description 6
- 230000001629 suppression Effects 0.000 abstract 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 15
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 15
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 4
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Dc-Dc Converters (AREA)
Abstract
【課題】部品点数の削減、消費電力の抑制および応答速度の向上を図ることができる入力電力喪失検出回路を提供する。
【解決手段】一次巻線W1、二次巻線W2およびW3および制御巻線Wcを含むトランス101と、エネルギー蓄積量の大きい第一整流回路112を有し、一次巻線W1を用いてトランス101にエネルギーを供給する一次側回路110と、二次巻線W2およびW3に接続され、トランス101からエネルギーを放出する二次側回路120と、エネルギー蓄積量の小さい第二整流回路132を有し、制御巻線Wcに接続され、トランス101のエネルギーの蓄積および放出を制御する制御回路130とを備え、制御回路130は、第一整流回路112の高電圧側の出力電力と第二整流回路132の出力電力との差が所定の閾値以上の場合に、交流電力の入力が喪失したことを示す信号を出力する検出回路140を有する。
【選択図】図2
【解決手段】一次巻線W1、二次巻線W2およびW3および制御巻線Wcを含むトランス101と、エネルギー蓄積量の大きい第一整流回路112を有し、一次巻線W1を用いてトランス101にエネルギーを供給する一次側回路110と、二次巻線W2およびW3に接続され、トランス101からエネルギーを放出する二次側回路120と、エネルギー蓄積量の小さい第二整流回路132を有し、制御巻線Wcに接続され、トランス101のエネルギーの蓄積および放出を制御する制御回路130とを備え、制御回路130は、第一整流回路112の高電圧側の出力電力と第二整流回路132の出力電力との差が所定の閾値以上の場合に、交流電力の入力が喪失したことを示す信号を出力する検出回路140を有する。
【選択図】図2
Description
本発明は、AC電源からの交流電力の入力が喪失したことを検出する入力電力喪失検出回路に関する。
従来、液晶テレビ、あるいは、DVD(Digital Versatile Disc)レコーダ等の機器では、映像の表示および音声の出力を行う通常動作モード、映像の表示および音声の出力は行わず、リモコンの受信機などの一部の機能のみを動作させる待機モード等で動作する。
このような機器では、AC電源の状態を示すLED(Light Emitting Diode)が設けられている。このLEDは、例えば、待機モード時に点灯し、AC電源からの交流電力の入力が喪失した場合に消灯する。ここで、AC電源からの交流電力の入力が喪失した場合とは、例えば、コンセントが抜かれた場合、あるいは、停電の場合等である。
LEDを点灯および消灯させるための構成としては、例えば、AC電源からの交流電力の入力が喪失したことを検出する入力電力喪失検出回路を、電源回路に設けることが考えられる(例えば、特許文献1参照)。当該電源回路は、AC電源から入力される交流電力を変換して、機器を構成する各回路(負荷)用の電力を生成する回路である。
以下、入力電力喪失検出回路を備えた電源回路の構成について、図4を基に簡単に説明する。
図4は、上述したLEDを含む液晶テレビの各構成に電力を供給する電源回路300の一例を示す回路図である。電源回路300は、スイッチング電源である。
図4に示す電源回路300は、トランス101と、一次側回路110と、二次側回路120と、制御回路130とを備えている。
トランス101は、エネルギーの蓄積および放出を行う回路であり、一次巻線W1、制御巻線Wc、二次巻線W2およびW3を備える。一次巻線W1は、AC電源20からの交流電力を用いてトランス101にエネルギーを供給する一次側回路110に接続されている。制御巻線Wcは、トランス101へのエネルギーの蓄積および放出を制御する制御回路130に接続されている。二次巻線W2およびW3は、トランス101からの出力電力を直流電力に変換し、液晶テレビを構成する各回路に対し、変換した直流電力を供給する二次側回路に接続されている。
一次側回路110は、フィルタ回路111と、第一整流回路112と、電解コンデンサC2とを備えている。
フィルタ回路111は、ノイズ対策用の回路である。
第一整流回路112は、AC電源20からの交流電力を整流する全波整流回路であり、例えば、ブリッジダイオード回路(図示せず)で構成される。電解コンデンサC2は、比較的容量の大きい、例えば、後述する第二整流回路132のコンデンサC1の数百倍の容量を持つ平滑コンデンサである。電解コンデンサC2は、一端が、第一整流回路112の高電圧側の出力端子に接続され、他端に接地電圧が印加されている。言い換えると、電解コンデンサC2の他端には、第一整流回路112の低電圧側の出力端子に接続されている。
制御回路130は、一次側スイッチング回路131と、第二整流回路132と、駆動回路133と、制御側スイッチング回路134と、定電圧回路135と、検出回路136と、フォトカプラ139とを備えている。
一次側スイッチング回路131は、駆動回路133からの制御により、一次巻線W1へのエネルギーの蓄積および放出を切り替える回路である。
第二整流回路132は、フィルタ回路111から出力される交流電力を整流して、駆動回路133に出力する回路である。第二整流回路132は、アノード端子が第一整流回路112の2つの入力端子のそれぞれに接続されるダイオードD1およびD2と、一端がダイオードD1およびD2のカソード端子に接続され、他端に接地電圧が印加されるコンデンサC1と、ダイオードD1およびD2のカソード端子と駆動回路133との間に設けられた抵抗R1とを備えている。
駆動回路133は、一次側スイッチング回路131の動作周波数(つまり、一次巻線W1へのエネルギーの蓄積および放出の切り替えのタイミング)を制御する回路である。
制御側スイッチング回路134は、制御巻線Wcと駆動回路133との間のノードに設けられている。制御側スイッチング回路134がON状態のときに制御巻線Wcに電流が流れ、OFF状態のときは、制御巻線Wcに電流が流れない。定電圧回路135は、制御側スイッチング回路134の状態をON状態またはOFF状態に切り替える回路である。
検出回路136は、AC電源20と液晶テレビとを接続するコンセントが抜かれた場合に、当該コンセントが抜かれたことを検出する回路である。検出回路136は、定電圧回路137、抵抗R11、R12、R13、コンデンサC3、スイッチング回路138およびMOSトランジスタTr1を備えている。
フォトカプラ139は、検出回路136からの信号を二次側回路120に出力する。フォトカプラ139は、入力端子の一方が、抵抗R2を介して、第一整流回路112の高電圧側の出力端子に、入力端子の他方が、検出回路136に、2つの出力端子が二次側回路120に接続されている。
二次側回路120は、図示しないが、トランス101からの出力電力を直流電力に変換し、上述したAC電源20の状態を示すLED、液晶テレビの各構成を制御するマイコンおよびリセット回路等を含む回路に対し、変換した直流電力を供給する回路である。
次に、図4に示す電源回路300におけるLEDの動作(点灯から消灯となる場合の動作)について説明する。
図4に示す電源回路300では、コンセントが抜かれた場合、先ず、第二整流回路132の比較的容量の小さいコンデンサC1の電圧が降下する。これに伴い、定電圧回路135、定電圧回路137および抵抗R12の電圧が降下し、スイッチング回路138がOFF状態となる。
その後、MOSトランジスタTr1がON状態となり、フォトカプラ139に電流が流れ、フォトカプラ139から二次側回路120に信号が出力される。二次側回路120では、フォトカプラ139から信号が出力されると、LEDおよびマイコンの電圧が接地電圧に落とされ、リセット回路が動作する。
しかしながら、図4に示す電源回路300では、部品点数が多く、回路が煩雑であるという問題がある。
また、図4に示す電源回路300では、通常動作モードのときに、スイッチング回路138のトランジスタがON状態であるため、消費電力が増大するという問題がある。
さらに、図4に示す電源回路300では、待機モードのときにコンセントが抜かれた場合、電解コンデンサC2の放電時間が長いため、LEDが消灯するまでに時間がかかる(応答速度が低い)という問題がある。このため、機器の利用者が、コンセントが抜かれたことを目視で確認することは困難となる。
本発明は上述の課題を解決するためになされたものであり、部品点数の削減、消費電力の抑制および応答速度の向上を図ることができる入力電力喪失検出回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る入力電力喪失検出回路は、AC電源からの交流電力を変換して負荷用の直流電力を生成するフライバック方式のスイッチング電源の電源回路において、前記交流電力の入力が喪失したことを検出する入力電力喪失検出回路であって、一次巻線、二次巻線および制御巻線を含むトランスと、前記交流電力を整流する第一整流回路を有し、前記一次巻線に接続され、前記交流電力を高電圧側および低電圧側の直流電力に変換し、前記トランスにエネルギーを供給する一次側回路と、前記二次巻線に接続され、前記トランスからエネルギーを放出する二次側回路と、前記交流電力を整流する第二整流回路を有し、前記制御巻線に接続され、前記トランスのエネルギーの蓄積および放出を制御する制御回路とを備え、前記第一整流回路のエネルギー蓄積量は、前記第二整流回路のエネルギー蓄積量よりも大きく、前記制御回路は、前記第一整流回路の高電圧側の出力電力と前記第二整流回路の出力電力との差が所定の閾値以上の場合に、前記交流電力の入力が喪失したことを示す信号を出力する検出回路を有する。
上記構成の入力電力喪失検出回路では、エネルギー蓄積量の小さい第二整流回路の出力電圧と、エネルギー蓄積量の大きい第一整流回路の出力電力との差を用いて、AC電源からの交流電力の入力が喪失したことを検出する。
エネルギー蓄積量の小さい第二整流回路では、AC電源からの交流電力の入力が喪失した場合、速やかに出力電圧の電圧値が低下する。
これに対し、エネルギー蓄積量の大きい第一整流回路では、AC電源からの交流電力の入力が喪失した場合、緩やかに出力電圧の電圧値が低下する。
すなわち、AC電源からの交流電力の入力が喪失した直後には、第一整流回路の出力電力と第二整流回路の出力電力との間に差が生じる。
上記構成の入力電力喪失検出回路では、この差を利用して、AC電源からの交流電力の入力が喪失したことを検出するため、回路構成を簡素化して部品点数を削減し、AC電源からの交流電力の入力が喪失したことを迅速に検出し、且つ、消費電力の低減を図ることが可能になる。
例えば、前記一次側回路は、さらに、一端が前記第一整流回路の出力端子に接続される第一コンデンサを有し、前記制御回路の前記第二整流回路は、一端が前記検出回路に接続する出力ノードに接続される第二コンデンサを有し、前記第一コンデンサの容量は、前記第二コンデンサの容量よりも大きくても良い。
上記構成の入力電力喪失検出回路によれば、第一コンデンサと第二コンデンサとの容量の差に起因するエネルギー蓄積量の差を用いて、AC電源からの交流電力の入力が喪失したことを検出することができる。
また、前記検出回路は、制御端子に前記第二整流回路の出力電力が印加され、電流端子に前記第一整流回路の出力電圧が印加されるスイッチング素子を備えても良い。
上記構成の入力電力喪失検出回路によれば、スイッチング素子の数を1つにすることができ、部品点数を削減可能になる。
また、前記検出回路のスイッチング素子は、前記第一整流回路の高電圧側の出力端子と、前記交流電力の入力が喪失したことを示す信号を出力するフォトカプラとの間に設けられていても良い。
上記構成の入力電力喪失検出回路によれば、フォトカプラと第一整流回路との間の電流経路にスイッチング素子を設けるので、回路構成を簡素化できる。
また、前記検出回路のスイッチング素子は、前記第一整流回路の低電圧側の出力端子と、前記交流電力の入力が喪失したことを示す信号を出力するフォトカプラとの間に設けられていても良い。
上記構成の入力電力喪失検出回路によれば、フォトカプラと第一整流回路との間の電流経路にスイッチング素子を設けるので、回路構成を簡素化できる。
また、前記検出回路は、さらに、カソード端子が前記スイッチング素子の制御端子に接続された整流素子と、一端に前記第二整流回路の出力電力が印加され、他端に前記整流素子のアノード端子が接続される抵抗とを有しても良い。
上記構成の入力電力喪失検出回路によれば、具体的な回路構成を得ることができる。
本発明によると、部品点数の削減、消費電力の抑制および応答速度の向上を図ることができる入力電力喪失検出回路を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、各図は、必ずしも各寸法や各寸法比等を厳密に図示したものではない。
また、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。本発明は、特許請求の範囲によって特定される。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、本発明の課題を達成するのに必ずしも必要ではないが、より好ましい形態を構成するものとして説明される。
(実施の形態1)
実施の形態1の入力電力喪失検出回路について、図1および図2を基に説明する。
実施の形態1の入力電力喪失検出回路について、図1および図2を基に説明する。
なお、本実施の形態では、入力電力喪失検出回路は、液晶テレビの電源回路と一体に設けられている場合を例に説明する。当該電源回路は、本実施の形態では、LEDを含む液晶テレビの各構成(負荷)に電力を供給するフライバック方式のスイッチング電源である。
図1は、本実施の形態の液晶テレビ10の外観を示す外観図である。図1に示すように、液晶テレビ10の内部に、電源回路100が設けられている。
[1−1.回路構成]
本実施の形態の入力電力喪失検出回路(電源回路100)の構成の一例について、図2を基に説明する。図2は、本実施の形態における電源回路100の構成の一例を示す回路図である。
本実施の形態の入力電力喪失検出回路(電源回路100)の構成の一例について、図2を基に説明する。図2は、本実施の形態における電源回路100の構成の一例を示す回路図である。
図2に示すように、電源回路100は、トランス101と、一次側回路110と、二次側回路120と、制御回路130とを備えている。
トランス101は、従来の電源回路300のトランス101と同様に、エネルギーの蓄積および放出を行う回路であり、一次巻線W1、制御巻線Wc、二次巻線W2およびW3を備える。一次巻線W1は、AC電源20からの交流電力を用いてトランス101にエネルギーを供給する一次側回路110に接続されている。制御巻線Wcは、トランス101へのエネルギーの蓄積および放出を制御する制御回路130に接続されている。二次巻線W2およびW3は、トランス101からの出力電力を直流電力に変換し、液晶テレビ10を構成する各回路に対し、変換した直流電力を供給する二次側回路に接続されている。
一次側回路110は、フィルタ回路111と、第一整流回路112と、電解コンデンサC2とを備えている。一次側回路110は、AC電源20からの交流電力を用いて、高電圧側の出力端子から高電圧側の直流電力を、低電圧側の出力端子から低電圧側の直流電力(接地電圧)をそれぞれ出力する。
フィルタ回路111は、EMC(Electro−Magnetic Compatibility)対策用の回路であり、図示しないが、2つの電源入力端子間に接続されるコンデンサおよびトランス等を備えて構成されている。
第一整流回路112は、フィルタ回路111を介して入力されるAC電源20からの交流電力を整流する全波整流回路であり、例えば、ブリッジダイオード回路(図示せず)で構成される。ブリッジダイオード回路は、高電圧側の出力端子が一次巻線W1の一端に、低電圧側の出力端子が、後述する一次側スイッチング回路131を介して一次巻線W1の他端に接続されている。なお、ここでは、低電圧側の出力端子の電圧は、接地電圧となっている。
電解コンデンサC2は、第一コンデンサの一例であり、第一整流回路112の出力電圧を平滑化する平滑コンデンサである。電解コンデンサC2は、容量が大きく、例えば、後述する第二整流回路132のコンデンサC1の数百倍の容量を持つ。電解コンデンサC2は、一端に、第一整流回路112の高電圧側の出力電圧が印加され、他端に接地電圧(第一整流回路112の低電圧側の出力電圧)が印加されている。言い換えると、電解コンデンサC2の他端には、第一整流回路112の低電圧側の出力端子に接続されている。
制御回路130は、一次側スイッチング回路131と、第二整流回路132と、駆動回路133と、制御側スイッチング回路134と、定電圧回路135と、検出回路140と、フォトカプラ139とを備えている。
一次側スイッチング回路131は、駆動回路133からの制御信号に応じて、一次巻線W1へのエネルギーの蓄積および放出を切り替える回路である。
一次側スイッチング回路131は、例えば、ドレイン端子が一次巻線W1の他端に、ソース端子が第一整流回路112の低電圧側の出力端子に、ゲート端子が駆動回路133にそれぞれ接続されたMOSトランジスタを備えて構成される。一次側スイッチング回路131がON状態のときに、一次巻線W1に電流が流れ、トランス101にエネルギーが蓄積される。一次側スイッチング回路131がOFF状態のときは、一次巻線W1には電流が流れず、二次巻線に電流が流れてトランス101からエネルギーが放出(負荷用の電力が出力)される。
第二整流回路132は、フィルタ回路111から出力される交流電力を整流して、駆動回路133に出力する回路である。第二整流回路132は、アノード端子が第一整流回路112の2つの入力端子のそれぞれに接続されるダイオードD1およびD2と、一端がダイオードD1およびD2のカソード端子に接続され、他端に接地電圧(第一整流回路112の低電圧側の出力電圧)が印加されるコンデンサC1(第二コンデンサの一例)と、ダイオードD1およびD2のカソード端子と駆動回路133との間に設けられた抵抗R1とを備えている。なお、以下の説明において、第二整流回路132の出力電圧とは、ダイオードD1およびD2のカソード端子の電圧を指す。
駆動回路133は、一次側スイッチング回路131の動作周波数(つまり、一次巻線W1へのエネルギーの蓄積および放出の切り替えのタイミング)を制御する回路である。駆動回路133は、発振回路(図示せず)を備え、当該発振回路からの出力電圧を、一次側スイッチング回路131の制御信号として出力する。発振回路は、抵抗R1を介して入力された第二整流回路132の出力電圧と、制御巻線Wcからの電圧(高電圧側および低電圧側)とに応じた周波数のパルス信号を、制御信号として出力する。
制御側スイッチング回路134は、例えば、ドレイン端子が制御巻線Wcの他端に、ゲート端子が後述する定電圧回路135の出力端子に、ソース端子が駆動回路133のVCC端子にそれぞれ接続されたMOSトランジスタを備えている。制御側スイッチング回路134がON状態のときは、制御巻線Wcに電流がながれ、OFF状態のときには、制御巻線Wcに電流は流れない。
定電圧回路135は、制御側スイッチング回路134を制御する回路である。具体的には、定電圧回路135は、ツェナーダイオードおよびショットキーバリアダイオードを、制御側スイッチング回路134から第二整流回路132に向かう方向が順方向となるように並列に接続した回路を備えて構成される。定電圧回路135は、AC電源20が接続され、第二整流回路132から電圧が出力されている間は、制御側スイッチング回路134をON状態にするように動作する。
検出回路140は、抵抗R3と、ツェナーダイオードDz1と、バイポーラトランジスタT1とを備えている。抵抗R3は、一端に第二整流回路132の出力電圧が印加されている。ツェナーダイオードDz1は、整流素子の一例であり、アノード端子が抵抗R3の他端に接続されている。バイポーラトランジスタT1は、スイッチング素子の一例であり、本実施の形態では、PNPトランジスタである。バイポーラトランジスタT1は、エミッタ端子が第一整流回路112の高電圧側の出力端子に、ベース端子がツェナーダイオードDz1のカソード端子に、コレクタ端子が抵抗R2を介して後述するフォトカプラ139の入力端子の一方にそれぞれ接続されている。
ここで、第一整流回路112の高電圧側の出力電力と第二整流回路132の出力電力との差(電圧差)が、バイポーラトランジスタT1のベースエミッタ間電圧に相当する。バイポーラトランジスタT1のベースエミッタ間電圧が、所定の閾値電圧より大きくなると、バイポーラトランジスタT1のコレクタエミッタ間に電流が流れる。
フォトカプラ139は、検出回路140がON状態となり、入力端子間に電流が流れたときに信号を二次側回路120に出力する。フォトカプラ139は、入力端子の一方に、抵抗R2および検出回路140を介して第一整流回路112の高電圧側の出力電圧が印加され、入力端子の他方に、第一整流回路112の低電圧側の出力電圧(接地電圧)が印加されている。また、フォトカプラ139は、2つの出力端子が二次側回路120に接続されている。
二次側回路120は、図示しないが、トランス101からの出力電力を直流電力に変換し、上述したAC電源20の状態を示すLED、液晶テレビ10の各構成を制御するマイコンおよびリセット回路等を含む回路に対し、変換した直流電力を供給する回路である。
なお、図2では図示しないが、本実施の形態では、第一整流回路112の低電圧側の出力端子は、接地電圧を供給する配線(不図示)に接続されている。当該配線は、コンデンサC1の他端、および、フォトカプラ139の入力端子の他方等にも接続されている。
[1−2.回路動作]
次に、電源回路100の動作について説明する。ここでは、(1)コンセントが接続されている場合と、(2)コンセントが抜かれた直後の場合とについて説明する。
次に、電源回路100の動作について説明する。ここでは、(1)コンセントが接続されている場合と、(2)コンセントが抜かれた直後の場合とについて説明する。
(1)コンセントが接続され、AC電源20から交流電力が供給されている状態では、第二整流回路132の出力電圧および第一整流回路112の高電圧側の出力端子の電圧は、高い状態(電源電圧)となっている。このため、第二整流回路132に接続されているバイポーラトランジスタT1のベース端子の電圧は、高い状態となっている。同様に、抵抗R2を介して第一整流回路112に接続されているバイポーラトランジスタT1のエミッタ端子の電圧は、高い状態となっている。
このとき、バイポーラトランジスタT1のベース端子とエミッタ端子との間には、ほとんど電位差(電圧差)がなく、バイポーラトランジスタT1はOFF状態となっている。このため、フォトカプラ139の入力端子間に電流が流れず、二次側回路120に信号が出力されない。
(2)コンセントが抜かれてAC電源20からの交流電力の供給が停止すると、先ず、第二整流回路132の出力電圧が低下する。なお、第二整流回路132の出力電圧は、コンデンサC1の容量が小さく、エネルギーの蓄積量が小さいため、AC電源からの交流電力の喪失後、速やかに低下する。これにより、検出回路140の抵抗R3およびツェナーダイオードDz1の電圧が低下し、バイポーラトランジスタT1のベース端子の電圧が低下する。
このとき、第一整流回路112の高電圧側の出力端子の電圧は、接続されている電解コンデンサC2の容量が大きく(エネルギーの蓄積量が大きく)放電に時間がかかるため、すぐには低下しない。つまり、検出回路140のバイポーラトランジスタT1のエミッタ端子の電圧は、すぐには低下しない。
このとき、バイポーラトランジスタT1のベース端子とエミッタ端子との間に電圧差が生じ、バイポーラトランジスタT1はON状態になる。
バイポーラトランジスタT1がON状態になると、抵抗R2を介してフォトカプラ139に電流が流れ、フォトカプラ139から二次側回路120に対し、AC電源20からの交流電力の入力が喪失したことを示す信号が出力される。
なお、電解コンデンサC2の放電が終了した後は、バイポーラトランジスタT1のエミッタ端子の電圧が下がるため、バイポーラトランジスタT1はOFF状態となる。このとき、フォトカプラ139の入力端子間に電圧が流れなくなり、フォトカプラ139からの信号の出力が停止する。
[1−3.まとめ(効果等)]
本実施の形態では、電源回路100(入力電力喪失検出回路)の動作において説明したように、コンセントが抜かれる等して、第二整流回路132の出力電圧が低下したときに、AC電源20からの交流電力の入力が喪失したことを検出でき、LEDを消灯することができる。
本実施の形態では、電源回路100(入力電力喪失検出回路)の動作において説明したように、コンセントが抜かれる等して、第二整流回路132の出力電圧が低下したときに、AC電源20からの交流電力の入力が喪失したことを検出でき、LEDを消灯することができる。
これに対し、従来の電源回路300では、電解コンデンサC2の放電が終了した後に、LEDが消灯する。
つまり、本実施の形態の入力電力喪失検出回路は、電解コンデンサC2の放電を待たずにLEDを消灯できるため、AC電源20からの交流電力の入力が喪失してすぐにLEDを消灯させることができる。
また、本実施の形態の入力電力喪失検出回路は、抵抗R3、ツェナーダイオードDz1およびバイポーラトランジスタT1の3つの素子で構成できるため、部品点数が少なく、製造にかかるコストを低減できる。さらに、本実施の形態の入力電力喪失検出回路は、回路の構成が簡素である。
さらに、本実施の形態の入力電力喪失検出回路は、通常動作モード時に、バイポーラトランジスタT1がOFF状態であるため、電力を消費せず、消費電力を抑制できる。
(実施の形態2)
実施の形態2の入力電力喪失検出回路について、図3を基に説明する。
実施の形態2の入力電力喪失検出回路について、図3を基に説明する。
ここで、本実施の形態の電源回路200(入力電力喪失検出回路)が、実施の形態1の電源回路100と異なる点は、検出回路150の配置が異なる点である。
なお、本実施の形態では、実施の形態1と同様に、入力電力喪失検出回路は、液晶テレビ10の電源回路200と一体に設けられている場合を例に説明する。当該電源回路200は、実施の形態1と同様に、LEDを含む液晶テレビ10の各構成(負荷)に電力を供給するフライバック方式のスイッチング電源である。
[2−1.回路構成]
本実施の形態の入力電力喪失検出回路(電源回路200)の構成の一例について、図3を基に説明する。図3は、本実施の形態における電源回路200の構成の一例を示す回路図である。
本実施の形態の入力電力喪失検出回路(電源回路200)の構成の一例について、図3を基に説明する。図3は、本実施の形態における電源回路200の構成の一例を示す回路図である。
図3に示すように、電源回路200は、トランス101と、一次側回路110と、二次側回路120と、制御回路130とを備えている。なお、トランス101、一次側回路110および二次側回路120の構成は、実施の形態1と同じである。
制御回路130は、一次側スイッチング回路131と、第二整流回路132と、駆動回路133と、制御側スイッチング回路134と、定電圧回路135と、検出回路150と、フォトカプラ139とを備えている。なお、一次側スイッチング回路131、第二整流回路132、駆動回路133、制御側スイッチング回路134、定電圧回路135の構成は、実施の形態1と同じである。
検出回路150は、実施の形態1における検出回路140と同様に、抵抗R3と、ツェナーダイオードDz1と、バイポーラトランジスタT1とを備えている。
実施の形態1の検出回路140は、第一整流回路112の高電圧側の出力端子とフォトカプラ139の入力端子の一方との間に設けられていたが、本実施の形態では、本実施の形態の検出回路150は、フォトカプラ139の入力端子の他方に接続されている(言い換えると、フォトカプラ139の入力端子の他方と第一整流回路112の低電圧側の出力端子との間に接続されている)。
抵抗R3は、実施の形態1と同様に、一端に第二整流回路132の出力電圧が印加されている。ツェナーダイオードDz1は、実施の形態1と同様に、整流素子の一例であり、アノード端子が抵抗R3の他端に接続されている。
バイポーラトランジスタT1は、本実施の形態では、エミッタ端子がフォトカプラ139の入力端子の他方に、ベース端子がツェナーダイオードDz1のカソード端子にそれぞれ接続され、コレクタ端子に接地電圧が印加されている。
ここで、第一整流回路112の高電圧側の出力電力と第二整流回路132の出力電力との差(電圧差)が、バイポーラトランジスタT1のベースエミッタ間電圧に相当する。バイポーラトランジスタT1のベースエミッタ間電圧が、所定の閾値電圧より大きくなると、バイポーラトランジスタT1のコレクタエミッタ間に電流が流れる。
フォトカプラ139は、実施の形態1と同様に、検出回路150がON状態となり、入力端子間に電流が流れたときに信号を二次側回路120に出力する。フォトカプラ139は、入力端子の一方に、抵抗R2を介して第一整流回路112の高電圧側の出力電圧が印加され、入力端子の他方に、検出回路150を介して第一整流回路112の低電圧側の出力電圧(接地電圧)が印加されている。また、フォトカプラ139は、2つの出力端子が二次側回路120に接続されている。
なお、図3では図示しないが、本実施の形態では、第一整流回路112の低電圧側の出力端子は、接地電圧を供給する配線(不図示)に接続されている。当該配線は、コンデンサC1の他端、および、検出回路150を構成するバイポーラトランジスタT1のコレクタ端子等にも接続されている。
[2−2.回路動作]
次に、電源回路200の動作について説明する。ここでは、(1)コンセントが接続されている場合と、(2)コンセントが抜かれた直後の場合とについて説明する。
次に、電源回路200の動作について説明する。ここでは、(1)コンセントが接続されている場合と、(2)コンセントが抜かれた直後の場合とについて説明する。
(1)コンセントが接続され、AC電源20から交流電力が供給されている状態では、第二整流回路132の出力電圧および第一整流回路112の高電圧側の出力端子の電圧は、高い状態(電源電圧)となっている。このため、第二整流回路132に接続されているバイポーラトランジスタT1のベース端子の電圧は、高い状態となっている。同様に、抵抗R2およびフォトカプラ139を介して第一整流回路112に接続されているバイポーラトランジスタT1のエミッタ端子の電圧は、高い状態となっている。
このとき、バイポーラトランジスタT1のベース端子とエミッタ端子との間には、ほとんど電位差(電圧差)がなく、バイポーラトランジスタT1はOFF状態となっている。
(2)コンセントが抜かれてAC電源20からの交流電力の供給が停止すると、先ず、第二整流回路132の出力電圧が低下する。これにより、検出回路150の抵抗R3およびツェナーダイオードDz1の電圧が低下し、バイポーラトランジスタT1のベース端子の電圧が低下する。
このとき、第一整流回路112の高電圧側の出力端子の電圧は、接続されている電解コンデンサC2の容量が大きく放電に時間がかかるため、すぐには低下しない。つまり、検出回路150のバイポーラトランジスタT1のエミッタ端子の電圧は、すぐには低下しない。
このとき、バイポーラトランジスタT1のベース端子とエミッタ端子との間に電圧差が生じ、バイポーラトランジスタT1はON状態になる。
バイポーラトランジスタT1がON状態になると、抵抗R2を介してフォトカプラ139に電流が流れ、フォトカプラ139から二次側回路120に対し、AC電源20からの交流電力の入力が喪失したことを示す信号が出力される。
なお、電解コンデンサC2の放電が終了した後は、バイポーラトランジスタT1のエミッタ端子の電圧が下がるため、バイポーラトランジスタT1はOFF状態となる。このとき、フォトカプラ139の入力端子間に電圧が流れなくなり、フォトカプラ139からの信号の出力が停止する。
[2−3.まとめ(効果等)]
本実施の形態では、実施の形態1と同様に、電源回路200(入力電力喪失検出回路)の動作において説明したように、コンセントが抜かれる等して、第二整流回路132の出力電圧が低下したときに、電解コンデンサC2の放電を待たずに、AC電源20の交流電力の入力が喪失したことを検出でき、LEDを消灯することができる。
本実施の形態では、実施の形態1と同様に、電源回路200(入力電力喪失検出回路)の動作において説明したように、コンセントが抜かれる等して、第二整流回路132の出力電圧が低下したときに、電解コンデンサC2の放電を待たずに、AC電源20の交流電力の入力が喪失したことを検出でき、LEDを消灯することができる。
また、本実施の形態の入力電力喪失検出回路は、実施の形態1と同様に、抵抗R3、ツェナーダイオードDz1およびバイポーラトランジスタT1の3つの素子で構成できるため、部品点数が少なく、製造にかかるコストを低減できる。さらに、本実施の形態の入力電力喪失検出回路は、回路の構成が簡素である。
さらに、本実施の形態の入力電力喪失検出回路は、実施の形態1と同様に、通常動作モード時に、バイポーラトランジスタT1がOFF状態であるため、電力を消費せず、消費電力を抑制できる。
以上、本発明の実施の形態に係る入力電力喪失検出回路について説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。
(1)図2に示す実施の形態1の電源回路100、および、図3に示す実施の形態2の電源回路200は、さらに、任意の抵抗、コンデンサ等を備えていてもよい。
(2)また、図2および図3において、各抵抗は、1つの抵抗素子に限られるものではなく、MOSトランジスタ等の抵抗素子以外の素子で構成しても良いし、複数の抵抗素子で構成されていてもよい。各コンデンサは、1つのコンデンサに限られるものではなく、複数のコンデンサが並列接続される構成であってもよい。
(3)図2に示す実施の形態1の電源回路100、および、図3に示す実施の形態2の電源回路200は、スイッチング素子の一例として、バイポーラトランジスタT1を備える場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、N型MOSトランジスタを用い、ソース端子に対し、第一整流回路112の高電圧側の出力電力を、フォトカプラ等を介してあるいは直接印加し、ゲート端子に対し、第二整流回路の出力電力を、ツェナーダイオード等を介して印加するように構成しても良い。
本発明は、液晶テレビ、DVDレコーダあるいはBD(Blu−ray(登録商標) Disc)レコーダ等の音響機器、または、ゲーム機等の電子機器等、任意の機器に適用できる。
10 液晶テレビ
20 AC電源
100、200、300 電源回路
101 トランス
110 一次側回路
111 フィルタ回路
112 第一整流回路
120 二次側回路
130 制御回路
131 一次側スイッチング回路
132 第二整流回路
133 駆動回路
134 制御側スイッチング回路
135、137 定電圧回路
138 スイッチング回路
139 フォトカプラ
136、140、150 検出回路
R1、R2、R3、R11、R12、R13 抵抗
C1、C3 コンデンサ
C2 電解コンデンサ
Tr1 MOSトランジスタ
T1 バイポーラトランジスタ
D1、D2 ダイオード
Dz1 ツェナーダイオード
W1 一次巻線
W2、W3 二次巻線
Wc 制御巻線
20 AC電源
100、200、300 電源回路
101 トランス
110 一次側回路
111 フィルタ回路
112 第一整流回路
120 二次側回路
130 制御回路
131 一次側スイッチング回路
132 第二整流回路
133 駆動回路
134 制御側スイッチング回路
135、137 定電圧回路
138 スイッチング回路
139 フォトカプラ
136、140、150 検出回路
R1、R2、R3、R11、R12、R13 抵抗
C1、C3 コンデンサ
C2 電解コンデンサ
Tr1 MOSトランジスタ
T1 バイポーラトランジスタ
D1、D2 ダイオード
Dz1 ツェナーダイオード
W1 一次巻線
W2、W3 二次巻線
Wc 制御巻線
Claims (6)
- AC電源からの交流電力を変換して負荷用の直流電力を生成するフライバック方式のスイッチング電源の電源回路において、前記交流電力の入力が喪失したことを検出する入力電力喪失検出回路であって、
一次巻線、二次巻線および制御巻線を含むトランスと、
前記交流電力を整流する第一整流回路を有し、前記一次巻線に接続され、前記交流電力を高電圧側および低電圧側の直流電力に変換し、前記トランスにエネルギーを供給する一次側回路と、
前記二次巻線に接続され、前記トランスからエネルギーを放出する二次側回路と、
前記交流電力を整流する第二整流回路を有し、前記制御巻線に接続され、前記トランスのエネルギーの蓄積および放出を制御する制御回路とを備え、
前記第一整流回路のエネルギー蓄積量は、前記第二整流回路のエネルギー蓄積量よりも大きく、
前記制御回路は、前記第一整流回路の高電圧側の出力電力と前記第二整流回路の出力電力との差が所定の閾値以上の場合に、前記交流電力の入力が喪失したことを示す信号を出力する検出回路を有する
入力電力喪失検出回路。 - 前記一次側回路は、さらに、一端が前記第一整流回路の出力端子に接続される第一コンデンサを有し、
前記制御回路の前記第二整流回路は、一端が前記検出回路に接続する出力ノードに接続される第二コンデンサを有し、
前記第一コンデンサの容量は、前記第二コンデンサの容量よりも大きい
請求項1に記載の入力電力喪失検出回路。 - 前記検出回路は、制御端子に前記第二整流回路の出力電力が印加され、電流端子に前記第一整流回路の出力電圧が印加されるスイッチング素子を備える
請求項1または2に記載の入力電力喪失検出回路。 - 前記検出回路のスイッチング素子は、前記第一整流回路の高電圧側の出力端子と、前記交流電力の入力が喪失したことを示す信号を出力するフォトカプラとの間に設けられている
請求項3に記載の入力電力喪失検出回路。 - 前記検出回路のスイッチング素子は、前記第一整流回路の低電圧側の出力端子と、前記交流電力の入力が喪失したことを示す信号を出力するフォトカプラとの間に設けられている
請求項3に記載の入力電力喪失検出回路。 - 前記検出回路は、さらに、
カソード端子が前記スイッチング素子の制御端子に接続された整流素子と、
一端に前記第二整流回路の出力電力が印加され、他端に前記整流素子のアノード端子が接続される抵抗とを有する
請求項4または5に記載の入力電力喪失検出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013083843A JP2014207775A (ja) | 2013-04-12 | 2013-04-12 | 入力電力喪失検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013083843A JP2014207775A (ja) | 2013-04-12 | 2013-04-12 | 入力電力喪失検出回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014207775A true JP2014207775A (ja) | 2014-10-30 |
Family
ID=52120925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013083843A Pending JP2014207775A (ja) | 2013-04-12 | 2013-04-12 | 入力電力喪失検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014207775A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018148676A (ja) * | 2017-03-03 | 2018-09-20 | 富士電機株式会社 | スイッチング電源制御用半導体装置 |
JP2019146318A (ja) * | 2018-02-19 | 2019-08-29 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電源装置およびオーディオ装置 |
-
2013
- 2013-04-12 JP JP2013083843A patent/JP2014207775A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018148676A (ja) * | 2017-03-03 | 2018-09-20 | 富士電機株式会社 | スイッチング電源制御用半導体装置 |
JP2019146318A (ja) * | 2018-02-19 | 2019-08-29 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電源装置およびオーディオ装置 |
JP7209320B2 (ja) | 2018-02-19 | 2023-01-20 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | オーディオ装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6469481B2 (ja) | 絶縁同期整流型dc/dcコンバータ、2次側コントローラ、それを用いた電源装置、電源アダプタおよび電子機器 | |
CN104980053B (zh) | 以反驰式架构为基础的电源转换装置 | |
JP6443120B2 (ja) | 電源制御用半導体装置 | |
JP6563651B2 (ja) | 絶縁同期整流型dc/dcコンバータ、同期整流コントローラ、それを用いた電源装置、電源アダプタおよび電子機器 | |
JP5799537B2 (ja) | スイッチング電源装置の制御回路及びスイッチング電源装置 | |
US20130235623A1 (en) | Two-switch flyback power converters | |
JP6563729B2 (ja) | 絶縁同期整流型dc/dcコンバータ、それを用いた電源装置、電源アダプタおよび電子機器 | |
JP4678429B2 (ja) | スイッチング電源システム | |
US9831763B2 (en) | Capacitor discharge circuit for power supply EMI filters | |
JP6498432B2 (ja) | 絶縁同期整流型dc/dcコンバータ、同期整流コントローラ、それを用いた電源装置、電源アダプタおよび電子機器、同期整流トランジスタの制御方法 | |
TW201607228A (zh) | 一次側回授控制之反馳式轉換器及其使用之電源控制積體電路 | |
JP7209502B2 (ja) | 照明用電源装置および過電流発生の抑制方法 | |
JP2015042030A (ja) | Led電源装置及びled照明装置 | |
JP7707843B2 (ja) | 電源回路 | |
JP5857702B2 (ja) | スイッチング電源装置 | |
JP2014207775A (ja) | 入力電力喪失検出回路 | |
US20160043645A1 (en) | Power conversion apparatus and over power protection method thereof | |
JP5797946B2 (ja) | インバータ装置の蓄積電力放電回路 | |
TWM505122U (zh) | 一次側回授控制之反馳式轉換器及其使用之電源控制電路 | |
KR20150070590A (ko) | 동기 정류기 구동 회로 및 이를 포함하는 전원 공급 장치 | |
JP6560467B2 (ja) | 半導体装置 | |
KR101444602B1 (ko) | 정류회로 및 이를 포함하는 전원공급장치 | |
JP6613938B2 (ja) | Led用電源装置及びled照明装置 | |
JP2014116996A (ja) | 多出力型スイッチング電源装置 | |
JP2014176192A (ja) | 電源回路 |