[go: up one dir, main page]

JP2014181993A - セキュリティ装置 - Google Patents

セキュリティ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014181993A
JP2014181993A JP2013056431A JP2013056431A JP2014181993A JP 2014181993 A JP2014181993 A JP 2014181993A JP 2013056431 A JP2013056431 A JP 2013056431A JP 2013056431 A JP2013056431 A JP 2013056431A JP 2014181993 A JP2014181993 A JP 2014181993A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
laser beam
reflected
emitted
received
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013056431A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6171437B2 (ja
Inventor
Ryohei Funahashi
涼平 舟橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Wave Inc
Original Assignee
Denso Wave Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Wave Inc filed Critical Denso Wave Inc
Priority to JP2013056431A priority Critical patent/JP6171437B2/ja
Publication of JP2014181993A publication Critical patent/JP2014181993A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6171437B2 publication Critical patent/JP6171437B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measurement Of Optical Distance (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)

Abstract

【課題】モータにより回転される回転ミラーを有し、この回転ミラーから走査用のレーザー光を出射し、当該レーザー光の反射を受光することにより、反射物体の居る方向と反射物体までの距離を検出するセキュリティ装置において、レーザー光を受光した場合、これが他のセキュリティ装置から出射されたレーザー光であるか否かを判別する。
【解決手段】回転ミラー11の複数回の回転において、同一の回転角度位置で反射レーザー光を連続して複数回受光したとき、当該複数回受光した反射レーザー光についてレーザー光の出射から受光までの時間が変化し、且つ反射レーザー光の受光強度に変化がないとき、自身が出射したレーザー光ではなく、他から出射されたレーザー光を受光したと判定する。
【選択図】図2

Description

本発明はレーザーレーダによって不審者の侵入を検出するセキュリティ装置に関する。
レーザーレーダを備えたセキュリティ装置では、特許文献1に見られるように、レーザー光を水平方向に所定の角度間隔で出射し、出射したレーザー光の反射光(反射レーザー光)を受光することによって不審者が監視エリア内に侵入したことを検出すると共に、不審者が居る方向と、不審者までの距離を検出する。
レーザー光を水平方向に所定の角度間隔で出射するために、レーザー光を出射する投光素子と、傾斜して設けられ投光素子から出射されたレーザー光を前方に向けて水平に反射するミラーと、このミラーを一定の速度で回転駆動するモータとを設け、ミラー(以下、回転ミラーという)が所定角度回転する都度、投光素子からレーザー光をパルス状に出射する。そして、監視エリア内に不審者が侵入すると、出射されたレーザー光が不審者に当って反射するので、その反射レーザー光が回転ミラーに入射し且つ反射されて受光素子に受光される。
制御装置は、受光素子で反射レーザー光を受光すると、投光素子がレーザー光を出射してから受光素子が反射レーザー光を受光するまでの時間を検出し、この時間に基づいて不審者までの距離を算出する。また、投光素子がレーザー光を出射した時の回転ミラーの回転角度位置によりレーザー光の出射方向、つまり不審者の居る方向を検出する。そして、この距離と方向から、不審者の居る位置を特定する。
特開2010−102697号公報
例えば、横方向(水平方向)に広いエリアを監視するような場合に、その広いエリアを1台のセキュリティ装置では担いきれないことがある。この場合には、例えば2台のセキュリティ装置を横方向に離して設置し、エリアの半分ずつを各セキュリティ装置の担当エリアに定めて不審者の侵入を検出することが行われる。
2台のセキュリティ装置を横方向に並べて設置するなどした場合、監視エリアの前方に塀などが立っていたりすると、2台のセキュリティ装置から出射されたレーザー光が前方の塀に当って反射し、その反射レーザー光が相手側のセキュリティ装置の回転ミラーに入射し、受光素子が受光してしまうことがある。すると、2台のセキュリティ装置は監視エリア内に不審者が侵入したと誤検出してしまう。
このような誤検出をなくすために、従来では、2台のセキュリティ装置のモータを、相手側のセキュリティ装置から出射されたレーザー光が塀により反射されても、その反射レーザー光が回転ミラーに入射しないような回転角度位置関係に初期設定して回転させるようにしていた。
しかしながら、2台のセキュリティ装置が備えているモータは全く同一の速度で回転するのではなく、僅かながらも速度差があるのが通常である。このため、長期の使用により、2台のセキュリティ装置のモータの回転位置関係にずれが生じてきて、やがて2台のセキュリティ装置から出射されて塀により反射されたレーザー光が互いに相手側のセキュリティ装置の回転ミラーに入射し、受子素子に受光されてしまうという事態を生ずる。すると、2台のセキュリティ装置は不審者がいないにも関わらず不審者の侵入と誤検出してしまうということになる。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的は、反射レーザー光を受光した場合、これが他のセキュリティ装置から出射されたレーザー光によるものであるか否かを判別することができるセキュリティ装置を提供することにある。
2台のセキュリティ装置において、長期の使用により、それらの回転ミラーが、相手側のセキュリティ装置から出射されて塀などにより反射されたレーザー光を受光するというような回転角度位置関係になった場合、2台のセキュリティ装置のモータの回転速度の差はごく僅かなものであるから、その回転角度位置関係は暫く続く。
この間に回転ミラーは複数回回転する。この回転ミラーの複数回転の間、2台のセキュリティ装置において、相手側から出射されて塀などにより反射されたレーザー光を受光するまでの当該レーザー光の光路長さにほとんど変化はない。このため、相手側のセキュリティ装置の塀からの反射レーザー光を受光したとき、その受光強度は回転ミラーが複数回回転する間、変化はなく、同じ受光強度を示す。
これに対し、2台のセキュリティ装置のモータは1回転するに要する時間が微妙に異なるので、回転ミラーが1回転して前回と同じ回転角度位置にくるまでに要する時間が2台のセキュリティ装置で微妙に異なる。このため、一方のセキュリティ装置から出射されて塀などにより反射されたレーザー光を他方のセキュリティ装置が受光する時、当該他方のセキュリティ装置において、自身がレーザー光を出射してから一方のセキュリティ装置からの反射レーザー光を受光するまでの時間(受光所要時間)は、回転ミラーの1回転毎に僅かずつ変わってくる。
つまり、上記他方のセキュリティ装置の回転ミラーよりも上記一方のセキュリティ装置の回転ミラーの方が高速(低速)で回転するとした場合、回転ミラーの各回転角度位置におけるレーザー光発射時点を基準時点とすると、他方のセキュリティ装置身の当該回転角度位置での基準時点に対し、一方のセキュリティ装置の当該回転角度位置での基準時点は早まる(遅くなる)ので、その結果、受光所要時間は早く(遅く)なる。この受光所要時間の変化が僅かなものであっても、光速は非常に速いので、他方のセキュリティ装置は反射物体までの距離は変化していると検出する。
勿論、自身から出射したレーザー光が塀などの反射物体により反射され、その反射されたレーザー光を受光する場合には、回転ミラーが複数回転する間で受光強度に変化はなく、且つ、レーザー光の出射時点(基準時点)から受光時点までの時間(受光所要時間)も変化しない(反射物体までの距離に変化なし)。また、自身から出射したレーザー光が人など動く反射物体に反射され、その反射レーザー光を受光した場合には、回転ミラーの複数回転する間で反射物体までの距離が変化するので、受光強度と受光所要時間が共に変化する。
従って、受光所要時間は変化するが、受光強度に変化がないことを検出した場合には、他から出射されたレーザー光の反射光を受光したと判断することができる。
本発明は、以上のような受光所要時間と受光強度との関係の考察を基にしてなされたものである。
本発明は、回転ミラーの複数回の回転において、同一の回転位置でレーザー光を連続して複数回受光したとき、レーザー光の出射から受光までの時間(受光所要時間)が変化し、且つ受光強度に変化がないとき、自身が出射したレーザー光ではなく、他から出射されたレーザー光の反射レーザー光を受光したと判定する判定手段を設けたものである。
この構成の本発明では、自身が出射したレーザー光の反射レーザー光を受光したか、他から出射されたレーザー光の反射レーザー光を検出したかを判別することができる。
本発明の一実施形態を示すもので、処理部の電気的構成を示すブロック図 センサ部の縦断側面図 2台のセキュリティ装置で敷地内を監視する場合を示した平面図 反射対象物までの距離の変化と受光タイミングおよび受光強度の変化との関係を示す図 反射対象物までの距離と受光強度との関係を示すグラフ 他のセキュリティ装置から出射されたレーザー光を受光する場合の平面図 他のセキュリティ装置から出射されたレーザー光を受光する場合の各信号の波系図 距離データと受光強度データに対する処理内容を示すフローチャート1 距離データと受光強度データに対する処理内容を示すフローチャート2
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
セキュリティ装置は、図2に示すセンサ部1と図1に示す処理部2とを備えている。セキュリティ装置は、例えば図3に示す家屋3の敷地4内に侵入する不審者を検出する。図3の例では、A,Bで示す2台のセキュリティ装置が設置されている。
上記センサ部1は、図2に示すように、家屋3の外壁5に取り付けられている。このセンサ部1は、前方の監視エリアに向けて走査光、つまりレーザー光を出射すると共に、出射したレーザー光(以下、出射レーザー光L)が反射物体(人を含む)により反射されて戻ってくるレーザー光(以下、反射レーザー光M)を検出(受光)する。
センサ部1は、外壁5に固定された本体ケース6内に、レーザー光出射ユニット7と受光ユニット8とを設けてなる。レーザー光出射ユニット7は、投光素子としての半導体レーザー9と、この半導体レーザー9の前方に45°傾けて配設された固定ミラー10と、この固定ミラー10の鉛直下方に45°傾けて回転可能に配設された回転ミラー11とを備えている。なお、固定ミラー10は下面を鏡面とし、回転ミラー11は上面を鏡面としている。
本体ケース6の内底面には、例えばインバータ制御される直流モータからなるモータ12が固定されている。このモータ12の回転軸12aは、鉛直上向きで、その回転中心線は固定ミラー11により鉛直下方に反射されるレーザー光Lと一致している。
半導体レーザー9からは、レーザー光が前方に水平に出射される。出射レーザー光Lは固定ミラー10により鉛直下方に反射され、更に、回転ミラー11によって水平方向に反射され、本体ケース6の前面から左右両側面にかけて形成された窓6aから当該本体ケース6の外へと出射される。なお、窓6aには透明カバー13が装着されている。
回転ミラー11は、モータ12によって一定の速度で回転される。このため、回転ミラー11によって反射される出射レーザー光Lは、一つの水平な平面内において出射されるが、その出射方向は、回転ミラー11、ひいてはモータ12の回転角度位置によって変化する。この実施形態では、モータ12が0°から180°まで回転する間、0°を含めて1°回転する度にレーザー光を短時間だけ出射するようになっている。従って、出射レーザー光Lはパルス状のものとなる。
ここで、図3に示すように、回転軸12aの中心軸線を通って本体ケース6の真正面に直線を引いたとき、この直線が回転角度位置90°、この回転角度位置90°の直線を、回転軸12aを中心にして時計方向および反時計方向に90°回転した時の位置を回転角度位置0°および回転角度位置180°の位置とする。従って、回転角度位置0°、180°の直線は家屋3の外壁5とほぼ平行となる。
一方、前記受光ユニット8は、孔明き固定ミラー14と、集光レンズ15と、受光素子としてのフォトダイオード16を備えている。孔明き固定ミラー14は、レーザー光出射ユニット7の固定ミラー10と回転ミラー11との間に、45°傾けて配設されている。孔明き固定ミラー14は、中心部に前記固定ミラー10で反射された出射レーザー光Lが通過する孔14aを有する。なお、孔明き固定ミラー14は、下面が鏡面となっている。
本体ケース6の窓6aから出射された出射レーザー光Lは、物体に当って反射される。反射物体で反射されたレーザー光Mは、窓6aから本体ケース6内に入り、回転ミラー11に入射して鉛直上方に反射される。そして、固定ミラー11に反射された反射レーザー光Mは、孔明き固定ミラー14により集光レンズ15に向けて反射され、集光レンズ15により集光される。この集光レンズ15により集光された反射レーザー光Mをフォトダイオード16が受光する。
前記処理部2は、本体ケース6に設けられ、または、本体ケース6とは別体に構成されて家屋3内に設置されている。この処理部2は、図1に示すように、制御装置(制御手段)17を備えている。制御装置17は、CPU、ROM、RAMなどを備えたマイクロコンピュータを主体として構成されている。この制御装置17は、前記モータ12を制御する。即ち、モータ12には、回転軸12aの回転位置を検出する周波数発電機やロータリーエンコーダなどの回転検出装置(回転検出手段)18が設けられ、この回転検出装置18は制御装置17に回転軸12aの回転位置情報を送る。制御装置17は、回転位置情報から回転軸12aの回転速度を検出し、検出した回転速度と目標回転速度とを比較して回転軸12aが目標回転速度となるようにモータ12をインバータ制御する。
また、制御装置17は、回転検出装置18からの回転位置情報により、回転軸12aが0°の回転角度位置に回転したことを検出すると、半導体レーザー9に出力信号を送り、以後、回転軸12aが180°の回転角度位置まで回転する間、1°回転したことを検出する度に、半導体レーザー9に出力信号を送る。半導体レーザー9は制御装置17からの出力信号を受けると、レーザー光をごく短時間だけ出力、つまりパルス状のレーザー光を出射する。これにより、センサ部1から監視エリアに向けて回転角度位置0°から180°までの間で1°おきに順次パルス状のレーザー光(走査光)が出射される。
前記フォトダイオード16は、受光量に応じた電流を発生する。このフォトダイオード16には増幅器19が接続されており、フォトダイオード16が発生した電流はこの増幅器19で増幅される。更に、増幅器19には電流‐電圧変換回路20が接続されており、増幅器19で増幅された電流は、この電流‐電圧変換回路20によって電流に応じた電圧に変換される。
電流‐電圧変換回路20の変換電圧は、比較器21の非反転入力端子Vに入力される。比較器20の反転入力端子Vに与えられる前記基準電圧は、反射レーザー光Mの入射がないときに電流‐電圧変換回路20が発生する電圧をやや超える程度の値に定められている。この比較器21は、非反転入力端子Vに入力された電圧(電流‐電圧変換回路20の変換電圧)が基準電圧よりも高くなると、つまり反射レーザー光Mの入射があったとき、当該反射レーザー光Mを検出したことを報知する受光信号を出力する。
比較器21から出力される受光信号は、制御装置17に接続された時間計測IC(時間計測手段)22に与えられると共に、制御装置17自身にも与えられる。制御装置17は、半導体レーザー9に出力信号を出力すると同時に時間計測IC22にスタート信号を出力する。時間計測IC22は、制御装置17からスタート信号を受けると(半導体レーザー9から出射レーザー光Lが出射されると)、その時点から比較器21から受光信号が入力される時点までの時間tを計測する。この計測時間tは制御装置17に与えられ、制御装置17は、この時間tに基づいて反射物体までの距離を演算する。
前記電流‐電圧変換回路20の出力電圧は、ピーク値検出回路23にも与えられる。ピーク値検出回路23は、フォトダイオード16が反射レーザー光Mを受光する度に、その受光強度の最高値を電流‐電圧変換回路20の出力電圧の最高値として検出するもので、検出した電圧値は制御装置17に与えられる。
制御装置17は、比較器21から受光信号が入力されると、時間計測IC22から与えられる時間およびピーク値検出回路23から与えられる電圧値に基づいて、不審者の侵入の有無を判断する。
また、制御装置17は、フォトダイオード16の受光した光が自身の半導体レーザー9から出射されたレーザー光の反射光であるか否かを判定する(判定手段)。この判定動作を説明するに先立って、フォトダイオード16により受光されたレーザー光が自身の半導体レーザー9から出射されたレーザー光の反射光でないことが有り得ることを説明する。
即ち、図3に示す例では、家屋3の外壁5に2台のセキュリティ装置A,Bが設置され、それらセキュリティ装置A,Bにより敷地4内を監視している。敷地4の周囲には、塀24が設置されており、セキュリティ装置A,Bから出射されたレーザー光は、塀24に当って反射する。
この状況下においては、図6に示すように、2台のセキュリティ装置A,Bの回転ミラー11の回転角度位置によっては、互いに、相手側のセキュリティ装置から出射されて塀24により反射されたレーザー光が自身の回転ミラー11に入射し、そして当該反射ミラー11によって反射されたレーザー光をフォトダイオード16が受光するという状況になることがある。すると、セキュリティ装置は、侵入者がないにもかかわらず、侵入者ありと誤判断する恐れがある。
このような他のセキュリティ装置から出射されたレーザー光の影響を受けることをなくすために、例えば、2台のセキュリティ装置A,Bの設置時に、それらの回転ミラー11が共に0°の位置から回転するように初期設定する。このように初期設定されていれば、2台のセキュリティ装置は、互いに、相手側のセキュリティ装置から出射されたレーザー光が塀24に当って反射しても、その反射光を自身のフォトダイオード16が受光してしまうことはない。
ところが、モータ12の特性は一台一台異なる。例えば、制御上、モータ12が1secで1回転するように設定されていたとしても、実際には、例えば、一方のセキュリティ装置Aのモータ12は正確に1secで1回転するものの、他方のセキュリティ装置Bのモータ12は1.00000001(1+1/10)secで1回転するというように2台のセキュリティ装置A,Bのモータ12の特性は異なる。
すると、2台のセキュリティ装置A,Bの設置時に、それらの回転ミラー11が共に0°の位置から回転を始めるように初期設定したとしても、長期間使用していると、2台のセキュリティ装置A,Bのモータ12の回転角度位置関係が初期設定状態から次第にずれてきて、互い相手側のセキュリティ装置から出射されて塀24により反射されたレーザー光が自身の回転ミラー11に入射しフォトダイオード16が受光してしまうという事態を生ずる。このような事態が生ずると、2台のセキュリティ装置A,Bのモータ12の回転速度差がごく僅かであることから、暫くの間、相手側のセキュリティ装置の反射レーザー光を受光するという事態が続くこととなる。
本実施形態では、フォトダイオード16がレーザー光を受光したことを検出したとき、相手側のセキュリティ装置から出射されたレーザー光であるか否かを判定し、相手側のセキュリティ装置から出射されたレーザー光であった場合には、モータ12を再起動させて相手側のセキュリティ装置から出射されたレーザー光を受光しないようにする。
このような制御は、記憶手段、例えばROMに記憶されたプログラムを実行することによって行われる。以下に、このプログラムに従って行われる制御装置17の動作を図8および図9のフローチャートをも参照しながら説明する。なお、図8および図9において、nは0から180までの整数で、レーザー光を出射する回転角度位置を表わす。
セキュリティ装置A,Bに電源を投入する。すると、それらセキュリティ装置A,Bの制御装置17は、モータ12を1secで1回転するように回転制御する。そして、モータ12が1回転する度に、回転角度位置0°から180°までの間、1°回転する毎に半導体レーザー9からパルス状のレーザー光Lが出射される。半導体レーザー9からレーザー光Lが出射されると、その度に、制御装置17に対し、レーザー光Lの出射時点(基準時点)からフォトダイオード16が反射レーザー光Mを受光するまでの時間(受光所要時間)tが時間計測IC22から入力されると共に、フォトダイオード16の受光強度がピーク値検出回路23から入力される。
つまり、各セキュリティ装置A,Bの前方の監視エリアには、モータ12(回転ミラー11)の回転角度位置0°から180°までの平面空間に、全部で181本のレーザー光が1°おきに出力され、出射されたレーザー光の1本毎に、受光所要時間と受光強度とが取得されるのである。
そして、制御装置17は、時間計測IC22から与えられた受光所要時間tから反射物体までの距離を計算する(図8のS1〜S4)。その後、制御装置17は、このモータ12の1回転中の各出射レーザー光Lついての反射物体までの距離と受光強度の両データを、記憶手段としての例えばRAMのA1およびB1の両領域に夫々格納すると共に、例えばRAM(記憶手段)に記憶されている連続誤認懸念回数E(n)を0にセットする(図8のS5〜S8)。
続いて、制御装置17は、モータ12の次の1回転中に、回転角度位置0°から180°までの平面空間に1°おきに出射されたレーザー光Lについて1本毎に、受光所要時間tから反射物体までの距離を演算すると共に受光強度を取得する(図8のS9〜S12)。そして、制御装置17は、取得した各出射レーザー光についての反射物体までの距離と受光強度の両データを、上記と同様にしてRAMのA2およびB2の両領域に夫々格納する(図9のS13〜S16)。
次に制御装置17は、181本のレーザー光について、同じ回転角度位置(n)方向に出力されたレーザー光毎に、前回のモータ12の1回転での受光強度と今回のモータ12の1回転での受光強度とが同じであるか否かを判別する(図9のS17、S18:受光強度差計算手段)。このときの受光強度が同じであるかの判断は、全く同一であるか否かで判断しても良いが、本実施形態の場合には、例えば前回(今回でも良い)の受光強度の所定割合以内で上下する値については同一と判断するようにしている。
受光強度に差がある場合、制御装置17は、次の回転角度位置で出射されたレーザー光について前回と今回の受光強度を比べるという動作を繰り返す(S18で「NO」、S19、S20で「NO」、S18の繰り返し)。受光強度が同じである場合(S18で「YES」)、制御装置17は、S21に移行して反射物体までの距離が前回と今回の間で30cm以下の差であるか否かを判断する(距離差計算手段)。
後の説明で明らかとなるが、通常、受光強度が同じであることは、反射物体は静止または殆ど動かないということなので、常には制御装置17はS21で「YES」と判断することになり、その後、S19に移行して受光強度の比較動作に戻る(S21で「YES」と判断した後、S19、S20で「NO」、S18)。
受光強度の比較を181本の出射レーザー光Lの全てについて行うと、制御装置17は、S20で「YES」となってS22に移行する。そして、制御装置17は、今回の回転ミラー11の1回転における回転角度位置0°から180°までの連続誤認懸念回数E(n)が前回の回転ミラー11の1回転におけるE(n)と同じ数値であるか否かを判断する(S23)。同じであれば、制御装置17は、同じであったE(n)を0にクリアし(S23で「YES」、S24)、S25に移行する。
また、制御装置17は、上記S23で回転角度位置0°から180°までのいずれかの回転角度位置での連続誤認懸念回数E(n)が回転ミラー11の前回の1回転におけるE(n)と同じ数値でなく、前回よりも1だけ大きければ(S23で「NO」)、前回のE(n)を消去して今回のE(n)の数値をRAMに記憶し、S25に移行する。なお、このS23、S24の処理の趣旨は後述する。
S25では、制御装置17は、RAMのA2およびB2の両領域に格納されている今回の1回転における回転角度位置0°〜180°の受光所要時間データおよび受光強度データを、それぞれA1およびB1の両領域にコピーする(S25〜S27)。これにより、A1およびB1の両領域に格納されていた前回の1回転についての受光所要時間データおよび受光強度データは消去される。
その後、制御装置17は、次の1回転の距離データと受光強度データを取得し、前述したと同様にして、回転角度位置0°〜180°の間の受光所要時間データと受光強度データとをRAMのA2およびB2の各領域に格納する(S9〜S12)。続いて、制御装置17は、前術したと同様にして、RAMの領域A2,B2に格納された今回の1回転における回転角度位置0°〜180°の受光所要時間データおよび受光強度データと、領域A1およびB1に格納されている前回の1回転における回転角度位置0°〜180°の受光所要時間データおよび受光強度データとを比較する(S18で「NO」、S19、S20で「NO」の繰り返し、または、S18で「YES」、S21で「YES」と判断した後、S19、S20で「NO」、S18の繰り返し)。
ところで、ある回転角度位置方向に出射した1本のレーザー光Lについて前回と今回の受光強度に差があった場合(S18で「NO」)、制御装置17は、不審者侵入の警報処理を行う。この不審者侵入の警報処理については、本発明と直接の関係がないので、図8および図9のフローチャートには表わされていない。
つまり、反射物体が人(不審者)である場合、人は多少なりとも動きを伴う。図4に示すように、反射物体がセキュリティ装置の近くにいる場合(a―1)と遠くにいる場合(b−1)とでは、(a−2)および(b−2)のように、出射レーザー光Lの出射から反射物体で反射された反射レーザー光Mを受光するまでの時間は近い方が短く(t1<t2)、受光強度も近い方が強くなる(h1>h2)。そして、反射物体までの距離と受光強度との関係は、図5に示すグラフのようになる。従って、人(不審者)が監視エリア内に侵入した場合、人は動きを伴うから、レーザー光Lの出射から反射レーザー光Mの受光までの受光所要時間は、前回の1回転と今回の1回転とでは異なる。
そこで、制御装置17は、ある回転角度位置方向について、前回と今回の受光所要時間を比較し、両者に差があれば、不審者が居ると判断し、且つ、その回転角度位置方向を不審者の居る方向と推定すると共に、不審者までの距離を今回の受光所要時間から演算し、不審者侵入の警報処理を行う。
また、前回と今回の受光強度が同じであって(S18で「YES」)、反射物体までの距離が前回と今回とで30cm以下の差しかなかった場合(S21で「YES」)には、不審者が故意に動かないように静止しているものとみなし、加えて、距離の差が0で全く動きがなければ、静止物と判断する。つまり、人は意識して静止していようとしても多少なりとも動くので、0を超え30cm以下の動きであったときには、意識して動かないように静止している不審者が居ると判断し、上述したと同様の不審者侵入の警報処理を行う。
さて、2台のセキュリティ装置A,Bにおいて、それらのモータ12の回転速度に微差がある場合(通常はある)、長期間使用しているうちに、一方のセキュリティ装置から出射されたレーザー光が塀24で反射されて他方のセキュリティ装置の回転ミラー11に入射し、フォトダイオード16に受光されると共に、他方のセキュリティ装置から出射されたレーザー光が塀24で反射されて一方のセキュリティ装置の回転ミラー11に入射し、フォトダイオード16に受光される状況になる。
図6は、一方のセキュリティ装置Aから見た場合に、モータ12の或る回転角度位置において、他方のセキュリティ装置Bから出射されたレーザー光が塀24で反射されてセキュリティ装置Aの回転ミラー11に入射し、フォトダイオード16に受光される状況を示す。
そして、一旦、このような状況になると、2台のモータ12の間での回転速度の差はごく僅かであるから、同じ回転角度位置で、他方のセキュリティ装置Bから出射されて塀24で反射されたレーザー光を受光する状態が暫く続くようになる。この間、両セキュリティ装置A,Bのモータ12の回転速度差が前述したように、一方は1secで正確に1回転するに対し、他方は(1+1/10)secで1回転するという回転速度差であると仮定した場合、他方のセキュリティ装置Bから出射されて塀24により反射されたレーザー光を受光するタイミングはモータ12の1回転毎に1/10sec遅れることとなる。
ここで、受光タイミングのずれを、反射物体が移動したことによる結果として捉えるとする。すると、光速は約30万km(3×1010cm)であるから、受光タイミングが1/10sec遅れることは、レーザー光を出射してから反射物体で反射されて戻るまでのレーザー光の光路長が3×1010cm/10=300cm長くなったことになるので、反射物体までの距離はその1/2、つまり150cm遠くなったことと同等となる。
これに対し、受光強度は前回と今回とでは同じとなる。モータ12の前回の1回転と今回の1回転とで、他方のセキュリティ装置Bから出射されて塀24により反射されたレーザー光を一方のセキュリティ装置Aが受光した場合、そのセキュリティ装置Bから出射されてからセキュリティ装置Aに受光されるまでの当該レーザー光の光路長には前回と今回とで殆ど変化がないからである。
図7に以上のことが示されている。即ち、図7の(a)は1回転目、(b)は2回転目、(c)は3回転目を示す。また、出射レーザー光は一方のセキュリティ装置自身がレーザー光を出射した時点、「他からのレーザー光受光」は他方のセキュリティ装置から出射されて塀24により反射されたレーザー光を一方のセキュリティ装置が受光した時点を示し、「受光強度」は、「他からのレーザー光受光」時の受光強度を示す。
図7から明らかなように、2回目の回転時には、出射レーザー光の出射時点から他からのレーザー光受光の時点が遅れているが、他からのレーザー光受光の受光強度は1回目と同じ強度h0を示している。更に、3回目の回転時には、出射レーザー光の出射時点から他からのレーザー光受光の時点が2回目の回転時以上に遅れているが、他からのレーザー光受光の受光強度は2回目と同じ強度h0を示し、変化はない。
このようなことから、相手側のセキュリティ装置から出射されて塀24により反射されたレーザー光を受光するようになった場合、制御装置17は、図9のS18で「YES」と判断する。そして、反射物体までの距離が30cmを超えて変化していることから、次のS21で、制御装置17は「NO」判断し、続くS28で連続誤認懸念回数E(n)をインクリメントする。
そして、制御装置17は、次のS29でE(n)が5以上であるか否かを判断し、5未満ならば(S29で「NO」)、回転角度位置nをインクリメントし、nが180未満ならばS18に戻り、次の1°回転した位置での受光強度を前回の1回転における同じ回転角度位置での受光強度と同じであるか否かを判断する。以後、nが180になるまで上述の動作(S18で「NO」、S19、S20で「NO」、または、S18で「YES」、S21で「YES」、S19、S20で「NO」、或いは、S18で「YES」、S21で「NO」、S28〜S30、S31で「NO」)。
nが180になり、S20で「YES」またはS31で「YES」になると、制御装置17は、S22に移行する。すると、制御装置17は、前述したように今回の連続誤認懸念回数E(n)が前回のE(n)と同じ数値であるか否かを判断し(S24:連続誤認懸念回数差計算手段)、同じであればE(n)を0にクリアし、同じでなければ、E(n)を今回の値(前回よりも1大きい)に置き換える(S23で「YES」、S24)。次いで、制御装置17は、RAMのA2およびB2の両領域に格納されている回転位置0°〜180°までの受光所要時間データおよび受光強度データを、それぞれA1およびB1の両領域にコピーする(S22〜S27)。
その後、制御装置17は次の1回転で、前述したと同様にして、回転位置0°〜180°の間の受光所要時間データと受光強度データとを取得し(S9〜S12)、両データをRAMのA2およびB2の各領域に格納する(S13〜S16)。そして、制御装置17は、前術したと同様にして、RAMの領域A2,B2に格納された今回の1回転における回転角度位置0°〜180°の受光所要時間データおよび受光強度データと、領域A1およびB1に格納されている前回の1回転における回転角度位置0°〜180°の受光所要時間データおよび受光強度データとを比較する。
以後、今回の1回転と前回の1回転とにおける受光所要時間データと受光強度データとの比較を、その後の回転ミラー11の1回転毎に連続して行い、同じ回転角度位置nで受光強度が同じで且つ距離差が30cmを超えた回数が5以上、つまりE(n)が5以上になると、制御装置17は、S29で「YES」と判断し、S32に移行する。S32で制御装置17は、他のセキュリティ装置の出力したレーザー光の影響があると判定し(判定手段)、次のS33でモータ12を停止させ、再起動させる(再起動処理手段)。
このとき、制御装置17は、E(n)をインクリメントした時の回転角度位置、つまり他方のセキュリティ装置Bから出射されて塀24により反射されたレーザー光を受光したとする判定回数が5以上になったときのモータ12の回転角度位置において、制御目標である一定の回転速度となるようにモータ12の再起動を制御する。
このモータ12の再起動により、2台のセキュリティ装置A,Bの回転ミラー11の回転角度位置関係が相手側のレーザー光の塀24による反射光の影響を受けないようにすることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、レーザー光の反射光を受光した場合、これを他のセキュリティ装置から出射されたレーザー光の反射光か否かを判別することができる。
これに対し、他のセキュリティ装置から出射されたレーザー光の反射光か否かを判別しない従来では(S18〜S20,S21〜S33のステップが設けられていない)、受光所要時間について前回と今回とで差があれば、侵入者ありと判断するので、他のセキュリティ装置から出射されたレーザー光の反射光を受光(1回または複数回)した場合でも、不審者侵入の警報処理(侵入者が居ないにもかかわらず)を行っていた。
然るに、本実施形態では、他のセキュリティ装置から出射されたレーザー光の反射光を受光しても、これを判別できるので、侵入者がいないのに侵入者有りとして警報処理を実行してしまうという恐れがない。
また、本実施形態で、S23において、連続誤認懸念回数E(n)が前回の回転ミラー11の1回転におけるE(n)と同じ数値であるか否かを判断し、同じ数値であれば、E(n)を0にクリアすることとした(S23で「YES」、S24)。この趣旨は、次の通りである。
つまり、何らかの原因で、一方のセキュリティ装置から出射され塀24に反射されたレーザー光ではない別の光源からの光を、回転ミラー11のある回転角度位置nにおいて受光したとする。すると、S26でE(n)をインクリメントする。その後、回転ミラー11が1回転以上の間をおいて、同じ回転角度位置nで再び別の光源からの光を受光したとする。このようになると、仮にS23、S24のステップが設けられていないと仮定すると、E(n)が更にインクリメントされ、やがて累計で5以上となることがあり、再起動処理が実行されてしまう。しかしながら、これは一方のセキュリティ装置から出射され塀24に反射されたレーザー光ではない別の光源からの光が原因であるから、敢えて再起動処理を行わなくとも済む。
これに対し、本実施形態では、S23、S24が設けられているので、E(n)が回転ミラー11が1回転する度に連続して1ずつ繰り上がって行かないと、つまり他の光源からの光を5回転以上連続して受光しないと再起動処理を行わない。このため、無駄に再起動処理を行わずとも済むのである。
なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施形態に限定されるものではく、以下のような拡張または変更が可能である。
S21の距離差は30cmに限られず、静止した状態の人の動きや2台のモータ12の回転速度差を考慮して適宜の値に定めればよい。
E(n)が5以上になったときのモータ12の再起動は、相手側のセキュリティ装置から出射されて塀24により反射され一方のセキュリティ装置に受光されたときのモータ12の回転角度位置で制御目標の一定の回転速度となるように制御するものに限られない。そのような制御を行わずとも、とにかく再起動させれば、相手側のセキュリティ装置から出射されたレーザー光の反射光の影響を受けるようなモータ12の回転角位置関係になることは稀であるから、相手側のセキュリティ装置から出射されたレーザー光の影響を受けることを避け得る。
回転ミラー11はモータ12の回転軸12aに直結でなく、モータ12の回転を減速して回転ミラー11に伝達する構成であっても良い。
半導体レーザー9は、モータ12の0°〜360°において、1°回転する度にレーザー光をパルス状に出射するように構成しても良い。但し、本体ケース6の窓6aから出射されるレーザー光の反射光だけが距離と受光強度の測定対象とされる。
レーザー光の出射位置は回転ミラー11が1°回転する毎に限られず、出射させる回転角度位置は何度でも良い。
E(n)は複数回、最低2回としてもよい。従って、E(n)は少なくとも2回であればよい。
図面中、1はセンサ部、2は処理部、7はレーザー光出射ユニット、8は反射光受光ユニット、9は半導体レーザー、11は回転ミラー、12はモータ、16はフォトダイオード、17は制御装置(判定手段)、22は時間計測IC、ピーク値検出回路を示す。

Claims (1)

  1. モータによって回転される回転ミラーを有し、前記回転ミラーが所定角度回転する都度、レーザー光を監視エリアに向けて出射すると共に、前記出射したレーザー光が物体で反射され、その反射レーザー光が前記回転ミラーに入射した場合、前記レーザー光を出射したときの前記回転ミラーの回転角度位置および前記レーザー光を出射してから前記反射レーザー光を受光するまでの時間に基づいて前記レーザー光を反射した物体の居る方向と当該物体までの距離を検出するセキュリティ装置において、
    前記回転ミラーの複数回の回転において、同一の回転角度位置でレーザー光を連続して複数回受光した場合、当該複数回の受光について前記レーザー光を出射してから前記反射レーザー光を受光するまでの時間が変化し、且つ前記反射レーザー光の受光強度が変化しないとき、自身が出射したレーザー光ではなく、他から出射されて物体に反射されたレーザー光を受光したと判定する判定手段を設けたことを特徴とするセキュリティ装置。
JP2013056431A 2013-03-19 2013-03-19 セキュリティ装置 Active JP6171437B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013056431A JP6171437B2 (ja) 2013-03-19 2013-03-19 セキュリティ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013056431A JP6171437B2 (ja) 2013-03-19 2013-03-19 セキュリティ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014181993A true JP2014181993A (ja) 2014-09-29
JP6171437B2 JP6171437B2 (ja) 2017-08-02

Family

ID=51700846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013056431A Active JP6171437B2 (ja) 2013-03-19 2013-03-19 セキュリティ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6171437B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105243774A (zh) * 2015-11-18 2016-01-13 南京业祥科技发展有限公司 精确定位光线感应报警系统
KR101594333B1 (ko) * 2014-11-20 2016-02-16 정혜진 활선 상태의 충전부 접근 시 감전예방을 위한 근접경보장치를 구비한 수배전반
KR20160078043A (ko) * 2014-12-24 2016-07-04 전자부품연구원 2차원 라이더 스캐너의 광학계 및 제어장치
EP3106895A1 (en) 2015-06-17 2016-12-21 Denso Wave Incorporated System and apparatus for monitoring areas
CN107209265A (zh) * 2015-03-20 2017-09-26 摸索科技有限公司 光探测和测距装置
JP2018059879A (ja) * 2016-10-07 2018-04-12 富士通株式会社 距離測定装置、距離測定方法、及び距離測定プログラム
CN109507679A (zh) * 2019-01-04 2019-03-22 武汉海达数云技术有限公司 一种激光扫描仪及激光雷达系统
WO2020045445A1 (ja) * 2018-08-29 2020-03-05 日本電産株式会社 距離測定装置、距離測定装置群、および距離測定装置システム
JP2021183957A (ja) * 2020-05-22 2021-12-02 株式会社日立製作所 前方監視システム
JP2022104430A (ja) * 2020-12-28 2022-07-08 本田技研工業株式会社 車両用認識システムおよび認識方法
WO2025028230A1 (ja) * 2023-07-28 2025-02-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 情報処理方法、情報処理装置及びプログラム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07140247A (ja) * 1993-11-18 1995-06-02 Omron Corp レーザ光を用いた車載用距離測定装置
JP2001255371A (ja) * 2000-03-08 2001-09-21 Mitsubishi Electric Corp 車両用距離測定装置
JP2010175486A (ja) * 2009-01-31 2010-08-12 Keyence Corp 光走査型光電スイッチ及びこれを組み込んだ外乱光表示装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07140247A (ja) * 1993-11-18 1995-06-02 Omron Corp レーザ光を用いた車載用距離測定装置
JP2001255371A (ja) * 2000-03-08 2001-09-21 Mitsubishi Electric Corp 車両用距離測定装置
JP2010175486A (ja) * 2009-01-31 2010-08-12 Keyence Corp 光走査型光電スイッチ及びこれを組み込んだ外乱光表示装置

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101594333B1 (ko) * 2014-11-20 2016-02-16 정혜진 활선 상태의 충전부 접근 시 감전예방을 위한 근접경보장치를 구비한 수배전반
KR102096676B1 (ko) * 2014-12-24 2020-04-02 전자부품연구원 차량용 2차원 라이더 스캐너 및 제어장치
KR20160078043A (ko) * 2014-12-24 2016-07-04 전자부품연구원 2차원 라이더 스캐너의 광학계 및 제어장치
CN107209265B (zh) * 2015-03-20 2022-10-11 摸索科技有限公司 光探测和测距装置
CN107209265A (zh) * 2015-03-20 2017-09-26 摸索科技有限公司 光探测和测距装置
US10302765B2 (en) 2015-06-17 2019-05-28 Denso Wave Incorporated System and apparatus for monitoring areas
EP3106895A1 (en) 2015-06-17 2016-12-21 Denso Wave Incorporated System and apparatus for monitoring areas
CN105243774A (zh) * 2015-11-18 2016-01-13 南京业祥科技发展有限公司 精确定位光线感应报警系统
JP2018059879A (ja) * 2016-10-07 2018-04-12 富士通株式会社 距離測定装置、距離測定方法、及び距離測定プログラム
WO2020045445A1 (ja) * 2018-08-29 2020-03-05 日本電産株式会社 距離測定装置、距離測定装置群、および距離測定装置システム
CN109507679A (zh) * 2019-01-04 2019-03-22 武汉海达数云技术有限公司 一种激光扫描仪及激光雷达系统
JP2021183957A (ja) * 2020-05-22 2021-12-02 株式会社日立製作所 前方監視システム
JP7453849B2 (ja) 2020-05-22 2024-03-21 株式会社日立製作所 前方監視システム
JP2022104430A (ja) * 2020-12-28 2022-07-08 本田技研工業株式会社 車両用認識システムおよび認識方法
JP7410848B2 (ja) 2020-12-28 2024-01-10 本田技研工業株式会社 車両用認識システムおよび認識方法
WO2025028230A1 (ja) * 2023-07-28 2025-02-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 情報処理方法、情報処理装置及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6171437B2 (ja) 2017-08-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6171437B2 (ja) セキュリティ装置
US12242020B2 (en) Multi-layered safety system
JP3838432B2 (ja) 測距装置
JP5540217B2 (ja) レーザースキャンセンサ
JP5263692B2 (ja) レーザースキャンセンサ
JP5900722B2 (ja) 走査式測距装置の信号処理装置、信号処理方法、及び走査式測距装置
JP2009093428A (ja) レーザエリアセンサ
US9797711B2 (en) Signal processing device of scanning-type distance measurement device, signal processing method, and scanning-type distance measurement device
JP2011112503A (ja) 物体検出システム
JP6874592B2 (ja) 時間測定装置、距離測定装置、移動体、時間測定方法、及び距離測定方法
JP2013235390A (ja) 測距型防犯センサ
JP5523236B2 (ja) 監視用センサ
JP5163971B1 (ja) レーザースキャンセンサ
JP6417981B2 (ja) 測距装置
JP6194708B2 (ja) セキュリティ装置
JP5781174B2 (ja) 監視用センサ
JPH07160956A (ja) 侵入監視装置
JP5539092B2 (ja) 監視用センサ
JP2021140343A (ja) レーザースキャンセンサ
JP7127517B2 (ja) 物体検出装置
JP5610909B2 (ja) 監視用センサ
JP2018004256A (ja) 光走査装置、物体検出装置、センシング装置及び走行体
JP2011185763A (ja) レーザセンサ装置
KR20170140004A (ko) 레이저 스캐너를 이용한 방범장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170606

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170619

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6171437

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250