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JP2014178082A - 冷却装置及び冷却方法 - Google Patents

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Ena Ishii
恵奈 石井
Mitsunobu Yoshida
充伸 吉田
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Toshiba Corp
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Abstract

【課題】エネルギの消費量を低減することが可能な冷却装置及び冷却方法を提供する。
【解決手段】実施形態の冷却装置は、媒体の循環回路と、循環回路の一部に設けられた熱交換器と、循環回路の一部に設けられた冷却部と、循環回路の熱交換器と冷却部の間に設けられ、潜熱蓄熱材を含む蓄熱槽と、蓄熱槽を迂回するバイパス回路と、媒体の流れを蓄熱槽またはバイパス回路のいずれかに切り替え可能な制御弁と、潜熱蓄熱材の温度を測定する測定部を備える。また、温度を利用して潜熱蓄熱材が蓄熱可能な状態かどうかを判定する判定部と、潜熱蓄熱材が蓄熱可能な状態の場合に、媒体の流れをバイパス回路から蓄熱槽に切り替えるように制御弁を制御する制御部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、冷却装置及び冷却方法に関する。
媒体を循環させて発熱体(モータやバッテリー、インバータ等)を冷却する冷却装置では、発熱体は媒体に対して熱を与えることにより冷却される。このとき、媒体は流路の一部に設けられたラジエータに対して発熱体から受け取った熱を与えることにより、熱はこのラジエータの表面から空気中に放出される。また、ラジエータからの放熱を促進するために、電動ファンを回転させることによりラジエータに対して空気流を発生させて、必要な冷却能力を得る方法が一般的に用いられる。しかしながら、このような冷却装置では、電動ファンを長時間にわたって回転させるために、エネルギ(例えば電力量)の消費量が増大してしまう。
特開2009−287455号公報
エネルギの消費量を低減することが可能な冷却装置及び冷却方法を提供する。
実施形態の冷却装置は、媒体を一方向に循環するための閉じた循環回路と、循環回路の一部に設けられ、発熱体が放出する熱を媒体に与える熱交換器と、循環回路の一部に設けられ、媒体を冷却する冷却部と、循環回路の熱交換器と冷却部の間に設けられ、通過する媒体から熱を受け取る潜熱蓄熱材を含む蓄熱槽と、循環回路の一部と接続し、蓄熱槽を迂回するバイパス回路と、媒体の流れを蓄熱槽またはバイパス回路のいずれかに切り替え可能な制御弁と、潜熱蓄熱材の温度を測定する測定部を備える。また、温度を利用して潜熱蓄熱材が蓄熱可能な状態かどうかを判定する判定部と、潜熱蓄熱材が蓄熱可能な状態の場合に、媒体の流れをバイパス回路から蓄熱槽に切り替えるように制御弁を制御する制御部とを備える。
実施形態の冷却方法は、媒体を一方向に循環するための閉じた循環回路と、循環回路の一部に設けられ、発熱体が放出する熱を媒体に与える熱交換器と、循環回路の一部に設けられ、媒体を冷却する冷却部と、循環回路の熱交換器と冷却部の間に設けられ、通過する媒体から熱を受け取る潜熱蓄熱材を含む蓄熱槽とを備える冷却装置における冷却方法であって、判定部が、潜熱蓄熱材が蓄熱可能な状態かどうかを判定し、潜熱蓄熱材が蓄熱可能な状態と判定されている場合に、潜熱蓄熱材に熱を蓄熱する。
第一の実施形態に係る冷却装置を示すブロック図。 第一の実施形態に係る潜熱蓄熱材の蓄熱状態を説明する図。 第一の実施形態に係る判定部を示すフローチャート。 第一の実施形態に係る制御部を示すフローチャート。 第一の実施形態に係る制御部を示すフローチャート。 第二の実施形態に係る冷却装置を示すブロック図。 第二の実施形態に係る決定部を示すフローチャート。 第二の実施形態に係る判定部を示すフローチャート。 第二の実施形態に係る判定部を示すフローチャート。
以下、発明を実施するための実施形態について説明する。
(第一の実施形態)
冷却装置1000は、例えばモータやバッテリー、インバータまたそれらを制御する電子制御ユニット(Electronic Control Unit ;ECU)等を有する電気自動車(車両)において、稼働に伴い発熱するモータやバッテリー、インバータ等(以下、発熱体10)の付近に熱交換器15を設ける。この冷却装置1000では、熱交換器15において循環回路101を循環する媒体に対して発熱体10の熱を与え、循環回路101の一部に設けたラジエータ31から媒体が得た熱を外部に放出することを繰り返し、発熱体10を冷却することができる。また、この場合、ラジエータ(冷却部)31における熱の放出効果を高めるために、ラジエータ31に対して空気流を発生させる電動ファン(発生部)32が併用されることが多い。
本実施形態の冷却装置1000ではさらに、循環回路101の一部に、潜熱蓄熱材25を有する蓄熱槽20を設け、循環回路101を循環する媒体の熱を潜熱蓄熱材25に蓄積することができる。すなわち、潜熱蓄熱材25を媒体の熱を奪う冷却源として用いる。潜熱蓄熱材25が容量の上限まで蓄熱されていない状態にあって、更なる蓄熱が可能な場合に、媒体の熱を潜熱蓄熱材25が奪うことで、潜熱蓄熱材25はこの熱を蓄える。
このため、潜熱蓄熱材25が媒体の熱を蓄積している間、電動ファン32を回転させる必要がない(または、低速での回転で充分)ので、エネルギの消費量を抑えつつ発熱体を冷却することができる。これにより、例えばラジエータのみを冷却源として、長時間にわたって電動ファンを回転させる(潜熱蓄熱材を冷却源として用いず)場合と比較すると、エネルギ(例えば電力量)の消費量を低減することができる。
潜熱蓄熱材25は、加熱によって融解点を越えると相変化して液体となる。潜熱蓄熱材25の温度がさらに上昇して容量の上限を超える場合には、潜熱蓄熱材25への蓄熱を停止し、たとえば電動ファン32を回転させてラジエータ31から媒体の熱を放出することで冷却する。
蓄熱後たとえばモータを切った場合などで発熱体10からの熱が減少またはなくなると、潜熱蓄熱材25の温度は次第に低下していく。このとき、潜熱蓄熱材25の温度が凝固点以下になっても相変化が生じない状態、すなわち過冷却状態となる。たとえばモータをしばらく停止後に再度起動した際などで、潜熱蓄熱材25が過冷却状態になっている場合には、発核装置150によって潜熱蓄熱材25に刺激を与えると、一気に凝固熱(潜熱)を放出することができる。これによって潜熱蓄熱材25の温度が低下して蓄熱が可能となる。
図1の循環回路101は熱交換のために媒体が循環する流路である。媒体は、熱交換により得た熱を輸送することができる液体または気体であり、本実施形態では例えば水を用いる。
さらに、冷却装置1000は、潜熱蓄熱材25の温度(第1温度)を測定する第1測定部130と、循環回路101を循環する媒体の温度(第2温度)を測定する第2測定部140と、循環回路101の一部に接続され、蓄熱槽20をバイパスするバイパス回路102と、媒体の流路を切り替え可能な制御弁103を備える。制御弁103は、媒体が蓄熱槽20を通る流れとなるように、またはバイパス回路102を通る流れとなるように、いずれかの流路に切り替える。
図1の冷却装置1000は、さらに制御装置200、記憶装置300を備える。なお、制御装置200としては、CPUやMPU等の演算処理装置を用いる。記憶装置300としては、メモリやHDD等の記録媒体を用いる。
制御装置200は、第1測定部130、第2測定部140、発核装置150から必要なデータ(後述する第1温度、第2温度、過冷却状態など)を周期的に取得し、記憶装置300に記憶している。制御装置200は、判定部41と制御部42を有し、記憶装置300内のデータなどを用いて、制御弁103や電動ファン32などを制御する。
以下、図1の冷却装置1000を詳細に説明する。
循環回路101は、熱交換器15、蓄熱槽20、ラジエータ31を環状に接続するパイプであって、このパイプ中を媒体が循環する。すなわち、図1では熱交換器15と蓄熱槽20との間、蓄熱槽20とラジエータ31との間、ラジエータ31と熱交換器15との間を接続する。なお、循環回路101は媒体と発熱体10間、及び媒体と潜熱蓄熱材25間での熱交換を可能とするために、熱交換をする部分において熱伝導性に優れる金属材料(例えば銅)であることが好ましい。媒体は、熱交換器15、蓄熱槽20、ラジエータ31を順次通過することで、発熱体10、潜熱蓄熱材25との熱交換を繰り返しながら循環回路101を循環する。媒体は、循環回路101内を図示しないポンプ等により駆動される。
潜熱蓄熱材25は、熱交換により固相及び液相の間で相変化することが可能であり、液相において過冷却状態を取り得る材料である。また、過冷却状態のときに衝撃や電圧印加等の入力を与えることで、発核し固相に相変化する材料である。潜熱蓄熱材25は、この固相への相変化に伴い潜熱を放出する。本実施形態では例えば酢酸ナトリウム水和物を用いる。
発熱体10は、電気自動車の運転の際に稼働することで発生する熱を、熱交換器15を介して循環回路101を循環する媒体に対して与える。
なお、発熱体10がモータであって、例えばモータの内部を貫通するウォータジャケットを有する場合には、このウォータジャケットを循環回路101に接続することができる。このとき、発熱体10は、媒体がウォータジャケット内を通過する際に、熱を熱交換により媒体に対して与える。
蓄熱槽20は、循環回路101の熱交換器15の下流に設けられ、潜熱蓄熱材25を収容する容器である。ここで、下流(または、上流)とは、循環回路101内の媒体が流れる方向を基準に定義される。蓄熱槽20は、容器の内部を貫通する管(図示せず)を循環回路101に接続する。制御弁103がONの場合、蓄熱槽20の管内を、発熱体10と熱交換した後の媒体が通過する。この際に、潜熱蓄熱材25が熱交換により媒体の熱を受け取る。
蓄熱槽20は、さらに過冷却状態にある潜熱蓄熱材25を発核させるための発核装置150を収納する。発核装置150は、後述の制御部42に制御されて、過冷却状態にある潜熱蓄熱材25に対して衝撃や電圧印加等のトリガを加える(ONする)ことにより、潜熱蓄熱材25の過冷却状態を解消させ固相へと相変化させる。この際に、潜熱蓄熱材15は潜熱を放出する。
第1測定部130は、蓄熱槽20の内部に設けられる温度センサである。第1測定部130は、蓄熱槽20内の潜熱蓄熱材25の第1温度を測定する。また、第2測定部140は、熱交換器15と蓄熱槽20の間に設けられる温度センサである。第2測定部140は、熱交換器15と蓄熱槽2の間を通過する媒体の第2温度を測定する。この実施形態では、第2温度として、発熱体10との熱交換により熱を受け取った後の高温の媒体の温度としている。第1測定部130が周期的に測定した第1温度及び第2測定部140が周期的に測定した第2温度は、温度の時間履歴として記憶装置300に格納することができる。なお、第2測定部140は、ラジエータ31と熱交換器15の間に設けられてもよい。
バイパス回路102は、制御弁103がOFFの場合に、蓄熱槽20の上流の第1分岐点Aから下流の第2分岐点Bまで、媒体の流路をバイパスする。
ラジエータ31は、内部を通過する媒体から熱を受け取り、熱伝達により表面からラジエータ31の外部へ熱を放出することで媒体を冷却する。ラジエータ31は、熱の放出を促進するために電気自動車の走行に伴う空気流(走行風)が当たる場所、例えば電気自動車の前方(ドライバーが車両の運転席に座った際に向く方向)に設けられることが好ましい。また、ラジエータ31の表面には表面積を増加させるために図示しない放熱フィンを複数設けることが好ましい。
電動ファン32は、回転することで、ラジエータ31に向けて空気流を発生させ、ラジエータ31を冷却する。後述の制御部42が制御して、電動ファン32のON(回転)/OFF(停止)を切り替え、さらには回転数を変化することで、ラジエータ31に当たる空気流の風量を調整する。したがって、ラジエータ31に当たる空気流の風量を調整することで、ラジエータ31の表面温度を冷却し、ラジエータ31の内部を通過する媒体の温度を冷却する。
図1の制御装置200は、潜熱蓄熱材25の蓄熱状態を判定する判定部41、発熱体10を冷却するための制御モードを判定し、この制御モードに従って電動ファン32、制御弁103、発核装置150等を制御する制御部42、を演算処理装置の論理モジュールとして有する。
本実施形態において、判定部41が判定する潜熱蓄熱材25の蓄熱状態には、潜熱蓄熱材25の蓄熱量が容量の上限に達していない状態、すなわち潜熱として熱を蓄えることが可能な状態である「蓄熱可能状態」と、蓄熱量が容量の上限に達している状態である「満蓄熱状態」がある。また、潜熱蓄熱材25が融点の温度より低い温度であっても、液相の状態を保持する「過冷却状態」と、潜熱蓄熱材25が融点の温度より低い温度の場合には、固相状態となる「非過冷却状態」がある。
冷却装置1000は、例えば発熱体10が稼働中、潜熱蓄熱材25の第1温度が上昇している場合には、制御部42を「第1制御モード」とする。この「第1制御モード」では、潜熱蓄熱材25に蓄熱が可能な場合に、媒体の熱を潜熱蓄熱材25に蓄熱する。また、潜熱蓄熱材25の蓄熱量の上限まで熱を蓄熱した場合に、電動ファン32を回転させてラジエータ31から媒体の熱を放出する。
冷却装置1000は、例えば発熱体10の稼働を開始した時点で、潜熱蓄熱材25の第1温度が一定または減少している場合に、制御部42を「第2制御モード」とする。この「第2制御モード」では、潜熱蓄熱材25が過冷却状態である場合に、発核装置150によって潜熱蓄熱材25を発核させ、凝固熱(潜熱)を外部に放出する。
図2は、潜熱蓄熱材25の蓄熱状態を説明する図である。なお、図2では、時刻T0に発熱体10の稼働を開始し、時刻T3に発熱体10の稼働を停止している。
図2(a)は、発熱体10が発熱時(潜熱蓄熱材25を加熱時)の潜熱蓄熱材25の温度(絶対温度[K])変化の一例を示している。図2(a)において、時刻T0からT1まで潜熱蓄熱材25は固相状態にあり、時間経過に従い温度は増加する。時刻T1からT2まで潜熱蓄熱材25は固相から液相への相変化の状態にあり、この間温度は一定である。時刻T2以降、潜熱蓄熱材25は液相の状態にあり、時間経過に従い再び温度は増加する。図2(b)は、図2(a)に対応する潜熱蓄熱材25の蓄熱能力[W]の一例を示している。潜熱蓄熱材25は、相変化を開始する時刻T1から終了する時刻T2までに、発核により放出可能な潜熱を蓄えている。時刻T1以前及び時刻T2以降は、潜熱蓄熱材25の温度上昇に寄与する顕熱を蓄えている。すなわち、本実施形態においては、固相から液相への相変化が終了する時点を基準として、この時点よりも前の状態を「蓄熱可能状態」とする。
図2(c)は、潜熱蓄熱材25が過冷却不可能な状態における非発熱時(非加熱時)の潜熱蓄熱材25の温度変化の一例を示している。図2(c)において、時刻T3からT4まで潜熱蓄熱材25は液相状態にあり、時間経過に従い温度は減少する。T4からT5まで潜熱蓄熱材25は液相から固相へ相変化の状態にあり、この間温度は一定である。時刻T5以降、潜熱蓄熱材25は固相の状態にあり、時間経過に従い再び温度は減少する。また、図2(d)は、潜熱蓄熱材25が過冷却可能な状態における非発熱時(非加熱時)の潜熱蓄熱材25の温度変化の一例を示している。図2(d)において、時刻T3からT4まで潜熱蓄熱材25は液相状態にあり、時間経過に従い温度は減少する。さらに時刻T4以降も、潜熱蓄熱材25は相変化することなく、液相を保持したまま、時間経過に従い温度は減少する。すなわち、この場合、時刻T4以降、潜熱蓄熱材25は過冷却状態にある。
図3は、判定部41のフローチャートである。なお、判定部41は、例えば電気自動車の運転開始と同時に処理を開始し、運転の間一定の時間間隔で以下のフローの処理を行うことができる。
S1001では、媒体の第2温度と許容温度とを比較する。ここで、許容温度とは、媒体及び発熱体10が許容し得る温度の上限値である。この許容温度としては、媒体の沸点温度(100℃)以下の値であって、さらに発熱体10の耐熱温度に近く、耐熱温度よりも低い値で事前に定めることができる。
S1001では、第2温度が許容温度以下の場合にはS1002に進む。また、第2温度が許容温度を超えている場合にはS1103に進み、制御部42は、制御弁103を「OFF」に切り替えて媒体をバイパスさせ、強制的に電動ファン32を「ON」にする。なお、このとき制御弁103は「ON」としてもよい。
S1002では、記憶装置300に格納された潜熱蓄熱材25の第1温度の時間履歴を参照して、第1温度の変化量δを算出する。第1温度の変化量δとしては、例えば第1温度の時間履歴の微分値を計算することで求めることもできるし、第1温度の差分を計算することで求めることもできる。また、微分値または差分の一定の時間間隔についての平均値を算出することで求めてもよい。
S1003では、第1温度の変化量δが0より大きい(>0)場合には、第1制御モードであると判定してS1004に、第1温度の変化量δが0以下(≦0)場合には、第2制御モードであると判定してS1007に、それぞれ進む。
S1004では、潜熱蓄熱材25の第1温度と閾値Aとを比較する。ここで閾値Aとは潜熱蓄熱材25の融点の温度を示す値である。この閾値Aとしては、予め実験等により得られた値を記憶装置300に格納しておくことができる。
S1004で、第1温度が閾値A以下の場合、S1005において、潜熱蓄熱材25の蓄熱状態を「蓄熱可能状態」と判定し、この判定結果(蓄熱フラグ=1)を記憶装置300に格納する。また、第1温度が閾値Aより大きい場合、S1006において、「満蓄熱状態」と判定し、この判定結果(蓄熱フラグ=0)を記憶装置300に格納する。
S1007では、潜熱蓄熱材25が過冷却状態かどうかを判定する。過冷却状態の場合には、S1008において「過冷却状態」(過冷却フラグ=1)の判定結果を記憶装置300に格納する。過冷却状態でない場合には、S1009において「非過冷却状態」(過冷却フラグ=0)の判定結果を記憶装置300に格納する。
なお、S1007では、例えば、潜熱蓄熱材25の第1温度の時間履歴を参照して、蓄熱量の推定値を算出し、予め実験等により得られた過冷却状態になるときの蓄熱量の実験値と、蓄熱量の推定値とを比較することで、推定値が実験値以上の場合に過冷却状態と判定することができる。
図4及び図5は、制御部42のフローチャートである。なお、制御部42は、例えば電気自動車の運転開始と同時に処理を開始し、運転の間一定の時間間隔で以下のフローの処理を行うことができる。
図4は、図3において第1制御モードに進んだ場合のフローチャートである。
S1101では、潜熱蓄熱材25の蓄熱状態を確認して、蓄熱可能状態(蓄熱フラグ=1)である場合にはS1102に進み、満蓄熱状態(蓄熱フラグ=0)である場合にはS1103に進む。
S1102では、制御部42は、制御弁103を「ON」に切り替え、媒体の熱を潜熱蓄熱材25に蓄熱させる。また、電動ファンをOFFにする。
S1103では、制御部42は、制御弁103を「OFF」に切り替えて、媒体をバイパスさせる。また、電動ファン32を「ON」にし、媒体の第2温度と目標温度を比較して、第2温度を目標温度に近づけるように電動ファン32の回転数を制御する。電動ファン32の回転数の制御にはP制御、PI制御、PID制御等のアルゴリズムを用いることができる。第2温度と目標値の差と、電動ファン32の回転数とを対応付けたテーブルを予め記憶装置300に格納しておくことで、制御部42は、このテーブルを参照して電動ファン32の回転数を制御することもできる。
この第1制御モードによれば、潜熱蓄熱材25が蓄熱可能状態の場合には、媒体の熱を潜熱蓄熱材25が蓄熱することにより、発熱体10を冷却することができる。このとき、電動ファン32はOFFなので、電動ファン32を動作(回転)させるためエネルギ(電力量)の消費量を低減することができる。これにより、発熱体10の冷却に伴うトータルのエネルギの消費量を低減することができる。
また、潜熱蓄熱材25が満蓄熱状態の場合には、電動ファン32を常時併用した、比較的高い冷却能力により、媒体の第2温度が高温の場合であってもラジエータ31からの放熱により、発熱体10を冷却することができる。また、媒体の第2温度が比較的低温での場合には、電動ファン32は低回転数に制御されるので、電動ファン32を動作(回転)させるためのエネルギの消費量を比較的低く抑えることができる。
図5は、図3において第2制御モードに進んだ場合のフローチャートである。
S1201では、潜熱蓄熱材25の蓄熱状態を確認して、過冷却状態(過冷却フラグ=1)の場合にはS1202に進み、非過冷却状態(過冷却フラグ=0)の場合にはS1203に進む。
S1202では、制御部42は、制御弁103を「ON」に切り替えて、媒体をバイパスさせ、電動ファン32を「ON」にする。この間に、発核装置150を「ON」にすることで、過冷却状態の潜熱蓄熱材25を発核させ、潜熱蓄熱材25の熱を媒体に与えて、ラジエータ31により冷却装置100の外部に放出する。
S1203では、潜熱蓄熱材25の第1温度と閾値Bとを比較する。ここで、閾値Bとは、潜熱蓄熱材25の融点の温度よりも低い温度として事前に設定される値である。この閾値Bは、潜熱蓄熱材25が発核により熱を放出した後、充分に温度が低下したかどうかを判別するための閾値である。
S1203では、潜熱蓄熱材25の第1温度が閾値Bを超える場合には制御モードを第2制御モードに維持し、潜熱蓄熱材25の第1温度が閾値B以下の場合には制御モードを第1制御モードに切り替える。
この第2制御モードによれば、例えば発熱体10の稼動を開始した時点で、過冷却状態の潜熱蓄熱材25を発核させて潜熱を放出させる。これにより、潜熱蓄熱材25を蓄熱可能状態にすることができるので、制御モードを第1制御モードに切り替えることができる。
なお、判定部41及び制御部42の処理は、例えば発熱体10がバッテリーの場合には、発熱体10が充電スタンド等の外部電源に接続され、充電が開始されたタイミングで処理を開始し、充電の間逐次上述の処理を行うものであってもよい。また、例えば電気自動車の運転を終了したタイミングで処理を終了することができる。
また、S1102において、制御部42は、電動ファン32をOFFにすることが好ましいが、S1203と同様の方法で電動ファン32の回転数を制御してもよい。この場合であっても、他の冷却源を併用しているために電動ファン32は低回転数で済むので、エネルギの消費量を低減させることができる。
本実施形態の冷却装置1000によれば、潜熱蓄熱材25を冷却源とする制御モードを有しているので、通常の制御モードとして電動ファン32を併用する場合と比較すると、発熱体10の冷却に伴うトータルのエネルギ消費量を低減させることができる。また、過冷却状態を取り得る潜熱蓄熱材25を冷却源として用いることで、潜熱蓄熱材25の蓄熱・放熱のタイミングを任意に調整することができる。
(第二の実施形態)
図6は、第二の実施形態に係る冷却装置2000を示すブロック図である。なお、図1の冷却装置1000と同一の構成には同一の符号を付すことで、その詳細な説明は省略する。
冷却装置2000は、複数の蓄熱槽20を備えている。各蓄熱槽20の上流には制御弁104が設けられている。この制御弁104は、制御部42に制御されることで、蓄熱槽20への媒体の流路をON(通過)/OFF(遮断)に切り替えが可能である。判定部41は、各蓄熱槽20の潜熱蓄熱材25毎に蓄熱可能かどうかを判定する。この際、判定された各潜熱蓄熱材25の蓄熱状態を記憶装置300に格納しておく。なお、判定部41の処理については第一の実施形態と同様とし、詳細な説明は省略する。
図7は判定部41のフローチャート、図8及び9は制御部42のフローチャートである。なお、図7乃至図9において、図3乃至図5と同一の処理については同一の符号を付している。
図7のS2001において、判定部41は、全ての潜熱蓄熱材25について蓄熱フラグがセットされたかどうかを確認する。全ての潜熱蓄熱材25について蓄熱フラグがセットされていない場合には、S1004に戻り、蓄熱フラグがセットされていない潜熱蓄熱材25の温度と閾値Aとを比較する。
また、S2002において、判定部41は、全ての潜熱蓄熱材25について過冷却フラグがセットされたかどうかを確認する。全ての潜熱蓄熱材25について過冷却フラグがセットされていない場合には、S1007に戻り、過冷却フラグがセットされていない潜熱蓄熱材25が過冷却状態かどうかを判定する。
図8のS2101では、各蓄熱槽20の潜熱蓄熱材25のうちいずれかの潜熱蓄熱材25が蓄熱可能状態かどうかを確認する。少なくとも1つの潜熱蓄熱材25の蓄熱フラグが1にセットされている場合にはS1102に進み、全ての潜熱蓄熱材25の蓄熱フラグが0にセットされている場合にはS1103に進む。
S1102において、制御部42は、制御弁103をONに切り替えると共に、記憶装置300を参照することで、蓄熱可能状態と判定された潜熱蓄熱材25を含む蓄熱槽20の上流の制御弁104を制御して、ONに切り替える。また、その他の制御弁104を制御して、OFFに切り替える。この際、複数の潜熱蓄熱材25が蓄熱可能状態の場合には、この中でいずれか1つの制御弁104をONに切り替える。この場合には、予め各蓄熱槽20に優先順位を割り当てておき、この優先順に切り替えることができる。
図9のS2201において、判定部41は、各蓄熱槽20の潜熱蓄熱材25のうちいずれかの潜熱蓄熱材25が過冷却状態かどうかを確認する。少なくとも1つの潜熱蓄熱材25の過冷却フラグが1にセットされている場合にはS1202に進み、全ての潜熱蓄熱材25の過冷却フラグが0にセットされている場合にはS2203に進む。
S1202において、制御部42は、制御弁103をONに切り替えると共に、記憶装置300を参照することで、過冷却状態と判定された潜熱蓄熱材25を含む蓄熱槽20の上流の制御弁104を制御して、ONに切り替える。また、その他の制御弁104を制御して、OFFに切り替える。そして、この過冷却状態と判定された潜熱蓄熱材25を含む蓄熱槽20が備える発核装置150を「ON」にすることで、過冷却状態の潜熱蓄熱材25を発核させ、潜熱蓄熱材25の熱を放出する。この際、複数の潜熱蓄熱材25が過冷却状態の場合には、この中でいずれか1つの制御弁104をONに切り替える。この場合には、予め各蓄熱槽20に優先順位を割り当てておき、この優先順に切り替えることができる。
なお、S1202では、過冷却状態の潜熱蓄熱材25が複数ある場合には、過冷却状態の潜熱蓄熱材25の全てを順次発核させてもよい。また、媒体の第2温度が許容温度以下の場合には順次発核させて、第2温度が許容温度を超えた場合には、過冷却状態の潜熱蓄熱材25が残っていたとしても第1制御モードに切り替えてもよい。
S2203においては、判定部41は、全ての潜熱蓄熱材25の第1温度が閾値B以下の場合には制御モードを第1制御モードに切り替え、いずれかの潜熱蓄熱材25の第1温度が閾値Bを超える場合には制御モードを第2制御モードに維持する。
本実施形態の冷却装置2000によれば、複数の潜熱蓄熱材25を備えることで、潜熱蓄熱材25による冷却能力を向上させることができる。すなわち、複数の潜熱蓄熱材25のうちいずれかが蓄熱可能状態であれば、制御モードをエネルギ消費量が比較的低い第1制御モードとすることができる。これにより、第1制御モードにする時間を増加させることができるので、結果的に冷却装置2000としてのエネルギ消費量をさらに低減させることが可能となる。
以上説明した少なくとも1つの実施形態の冷却装置または冷却方法によれば、発熱体の冷却に伴うエネルギの消費量を低減することが可能となる。
これら実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、様々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同時に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10・・・発熱体
15・・・熱交換器
20・・・蓄熱槽
25・・・潜熱蓄熱材
31・・・ラジエータ
32・・・電動ファン
41・・・判定部
42・・・制御部
101・・・循環回路
102・・・バイパス回路
103・・・制御弁
104・・・制御弁
130・・・第1測定部
140・・・第2測定部
150・・・発核装置
200・・・制御装置
300・・・記憶装置
1000、2000・・・冷却装置

Claims (6)

  1. 媒体を一方向に循環するための閉じた循環回路と、
    前記循環回路の一部に設けられ、発熱体が放出する熱を前記媒体に与える熱交換器と、
    前記循環回路の一部に設けられ、前記媒体を冷却する冷却部と、
    前記循環回路の前記熱交換器と前記冷却部の間に設けられ、通過する前記媒体から熱を受け取る潜熱蓄熱材を含む蓄熱槽と、
    前記熱交換器と前記蓄熱槽の間の第1分岐点および前記蓄熱槽と前記冷却部の間の第2分岐点において前記循環回路と接続するバイパス回路と、
    前記媒体の流れを前記蓄熱槽または前記バイパス回路のいずれかに切り替え可能な制御弁と、
    前記潜熱蓄熱材の温度を測定する測定部と、
    前記温度を利用して前記潜熱蓄熱材が蓄熱可能な状態かどうかを判定する判定部と、
    前記潜熱蓄熱材が蓄熱可能な状態の場合に、前記媒体の流れを前記バイパス回路から前記蓄熱槽に切り替えるように前記制御弁を制御する制御部と、
    を備える冷却装置。
  2. 前記制御部は、前記潜熱蓄熱材が蓄熱不可能な状態の場合に、前記媒体の流れを前記蓄熱槽から前記バイパス回路に切り替えるように制御弁を制御する、
    請求項1記載の冷却装置。
  3. 過冷却状態の前記潜熱蓄熱材を発核させる発核装置を備え、
    前記判定部は、さらに前記潜熱蓄熱材が過冷却状態かどうかを判定し、
    前記制御部は、前記潜熱蓄熱材が過冷却状態と判定されている場合に、前記媒体の流れを前記バイパス回路から前記蓄熱槽に切り替えるとともに、前記発核装置を動作させる、
    請求項2に記載の冷却装置。
  4. 前記冷却部に対して空気流を発生する発生部をさらに備え、
    前記制御部は、前記媒体の流れを前記バイパス回路に切り替えた場合に、前記発生部を駆動する、
    請求項1に記載の冷却装置。
  5. 媒体を一方向に循環するための閉じた循環回路と、
    前記循環回路の一部に設けられ、発熱体が放出する熱を前記媒体に与える熱交換器と、
    前記循環回路の一部に設けられ、前記媒体を冷却する冷却部と、
    前記循環回路の前記熱交換器と前記冷却部の間に設けられ、通過する前記媒体から熱を受け取る潜熱蓄熱材を含む蓄熱槽と、
    を備える冷却装置における冷却方法であって、
    判定部が、前記潜熱蓄熱材が蓄熱可能な状態かどうかを判定し、前記潜熱蓄熱材が蓄熱可能な状態と判定されている場合に、前記潜熱蓄熱材に熱を蓄熱する冷却方法。
  6. モータ、バッテリー、インバータを備える車両に搭載される冷却装置であって、
    媒体を一方向に循環するための閉じた循環回路と、
    前記循環回路の一部に設けられ、前記モータ、前記バッテリー、前記インバータのいずれかが放出する熱を前記媒体に与える熱交換器と、
    前記車両の前方に、かつ前記循環回路の一部に設けられ、前記媒体を冷却するラジエータと、
    前記循環回路の前記熱交換器と前記ラジエータの間に設けられ、通過する前記媒体から熱を受け取る潜熱蓄熱材を含む蓄熱槽と、
    前記熱交換器と前記蓄熱槽の間の第1分岐点および前記蓄熱槽と前記ラジエータの間の第2分岐点において前記循環回路と接続するバイパス回路と、
    前記媒体の流れを前記蓄熱槽または前記バイパス回路のいずれかに切り替え可能な制御弁と、
    前記潜熱蓄熱材の温度を測定する測定部と、
    前記温度を利用して前記潜熱蓄熱材が蓄熱可能な状態かどうかを判定する判定部と、
    前記潜熱蓄熱材が蓄熱可能な状態の場合に、前記媒体の流れを前記バイパス回路から前記蓄熱槽に切り替えるように前記制御弁を制御する制御部と、
    を備える冷却装置。
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