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JP2014175207A - 直管形ledランプ及び照明装置 - Google Patents

直管形ledランプ及び照明装置 Download PDF

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JP2014175207A
JP2014175207A JP2013047942A JP2013047942A JP2014175207A JP 2014175207 A JP2014175207 A JP 2014175207A JP 2013047942 A JP2013047942 A JP 2013047942A JP 2013047942 A JP2013047942 A JP 2013047942A JP 2014175207 A JP2014175207 A JP 2014175207A
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Masahiro Uchiyama
正裕 内山
Nobuaki Ono
信昭 小野
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

【課題】灯具形状に依存することなく光源の見かけの面積を小さくでき、UGRを低下させて眩しさを軽減することができる直管形LEDランプを提供する。
【解決手段】図示しない棒状の筐体には、長手方向に沿って複数のLED12を配設した実装基板11が取り付けられている。筐体のLEDに対向する部位は透明なカバー3で覆われている。カバー3の内面側の長手方向と直交する短手方向における中央部には、レンズ面50が一体成形により形成されている。レンズ面50は、短手方向にのみパワーを持った凹シリンドリカルレンズ形状を有し、光源の見かけの面積を小さくする機能を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、LED等の半導体発光素子を光源とする直管形LEDランプ、該直管形LEDランプを備えた照明装置に関する。
近年、LED(Light Emitting Diode)を光源とする直管形ランプが商品化されている。
照明用のLEDは、近年実用化されて以来、年々発光効率が向上している。
LED製造技術の進歩によって、白熱電球からの切り換えのみならず、蛍光灯(蛍光管)から直管形LEDランプへの切り換えが提案され、実施されつつある。
蛍光管に比べて、直管形LEDランプは寿命が長く、低消費電力であり、水銀を使用しないため環境負荷が小さいなど多くの利点がある。
一般的な市販の蛍光灯(蛍光管)には、円環状の円管形蛍光灯と、棒状の直管形蛍光灯とがある。
円管形蛍光灯は主に家庭内で使用されており、直管形蛍光灯は工場、オフィス、一般家庭等の広範囲な用途に使用されている。
直管形蛍光灯に代わりつつある直管形LEDランプは、透明カバー及び金属フレーム内に、複数のLEDを長手方向に実装したLED基板を有するLEDユニットを内蔵している。
しかしながら、LEDの指向性が高いという特性上、LEDを光源として用いた照明は、非常に眩しく、不快グレア(眩しさにより生じる不快感)が大きくなりやすいという欠点がある。
不快グレアを評価する指標として、JISで規定されているUGR(Unified Glare Rating)という指標がある。
UGRを低下させるためには、光源の輝度値を低下させる方法や、観測者から見たときの見かけの光源面積を小さくすることが有効である。
輝度値低減については、特許文献1に開示されているように、プリズムシートを用いる方法などが知られている。
観測者から見たときの見かけの光源面積を小さくする方法としては、特許文献2に開示されているように、灯具(照明器具)の位置を調整する方法などが既に知られている。
しかしながら、従来における見かけの光源面積を小さくする方法は、灯具の位置の調整や、灯具形状の工夫などがほとんどであり、ランプ単体としてのUGRを低減させる解決方法はなかった。
ランプ自体がUGR低減機能を有していれば、既存設備(灯具)の有効利用も可能であり、位置調整の面倒さもなく、使用性の向上に寄与することができる。
本発明は、このような現状に鑑みて創案されたもので、灯具形状に依存することなく光源の見かけの面積を小さくでき、UGRを低下させて眩しさを軽減することができる直管形LEDランプの提供を、その主な目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、棒状の筐体と、前記筐体の一側面を長手方向全体に亘って覆うように前記筐体に取り付けられる透光性のカバー部材と、前記カバー部材の内方に前記長手方向に沿って配置された光源としての複数の半導体発光素子と、を有する直管形LEDランプにおいて、前記カバー部材が、前記光源の見かけの面積を小さくするレンズ面を有していることを特徴とする。
本発明によれば、ランプ単体としてUGRを低下させて眩しさを軽減することができるので、既存設備(灯具)の有効利用も可能であり、位置調整の面倒さもなく、使用性の向上に寄与することができる。
本発明の第1の実施形態に係る直管形LEDランプのカバーの構成を示す要部断面図である。 カバーに凹シリンドリカルレンズ面を形成することによりUGRを低下させることができる理由を説明するための図である。 UGRを低下させる構成とそうでない構成の比較実験の画像図である。 第2の実施形態に係る直管形LEDランプのカバーの構成を示す要部断面図である。 同実施形態における凹シリンドリカルレンズ面を形成した一部の拡大斜視図である。 本発明の実施形態に係る照明装置の分解斜視図である。 直管形LEDランプのカバーを取り外した状態の斜視図である。 直管形LEDランプの筐体の一部をカットし、口金を外した状態の斜視図である。 直管形LEDランプの構成を示す図で、(a)は一端部における一部切り欠きの分解斜視図、(b)は他端部における一部切り欠きの分解斜視図である。 LED基板の実装構成を示す図で、(a)は一端部の分解斜視図、(b)は他端部の分解斜視図である。 直管形LEDランプにおいて、図7のA方向から見た図である。 図8のB部分の拡大斜視図である。 クランプによる筐体に対する電源基板の固定構造を示す要部断面図である。 変形例における図11相当図である。
以下、本発明の実施形態を図を参照して説明する。
図1乃至図3に基づいて第1の実施形態を説明する。
まず、図6乃至図11に基づいて、各実施形態に係る直管形LEDランプ及び照明装置の具体的な構成を説明する。
図6は、照明装置200の外観を示す分解斜視図である。照明装置200は、直管形LEDランプ100と、直管形LEDランプ100を装着する照明器具(灯具)150とを備えている。
照明器具150は、蛍光灯を点灯させるための器具と同じものであり、ソケット151a、151bの穴位置に合わせて直管形LEDランプ100の端子(4a〜4d)を差し込む。
そうすると、商業用電流が端子(4a〜4d)から直管形LEDランプ100内の後述するLEDに流れ、直管形LEDランプ100が点灯するようになっている。
直管形LEDランプ100は、主に、棒状の筐体2、透光性のカバー部材としてのカバー3、照明器具150に電気的に接続可能なキャップ部材としての口金1a、1bとから構成されている。
ここでは、カバー3は透明のものを用いている。
筐体2は、断面形状が長手方向(軸方向)全体に亘って略同一の半円筒状(筒形状)に形成されている。
内部で生じる熱の放熱機能を向上させるために、筐体2の外面には凹凸が付与され(図11参照)、表面積を大きくしている。
筐体2は、熱伝導率の大きい金属材料で形成されている。筒形状であるために、押出し成形や引き抜き成形等の加工方法により、断面形状が均一な筐体2を安価に製作できる。
金属材料としては、アルミ合金やマグネシウム合金が多く用いられるが、他の押出し材料等でも良い。
外周部の凹凸により、リブや放熱フィンを設けるのと同じような放熱機能を持たせることができる。
ここでは放熱性向上を目的として、筐体2の外周部に凹凸を設けるようにしているが、筐体2と後述する駆動基板(電源基板)や電気部品との絶縁性が確保できれば内周部に凹凸を設けても良い。
カバー3は、筐体2の外径とほぼ同じ外径(曲率)を有し、筐体2の長手方向に沿う開口部を有する半円形状に形成されている。
すなわち、カバー3は円弧状の断面形状を有し、筐体2の一側面を長手方向に亘って覆う大きさを有している。
カバー3は、図11に示すように、筐体2の外面に設けた軸方向に延びる溝21に、端縁33を嵌め込む形で取り付けられ、筐体2との一体構成は円筒形状となる。
図6に示すように、口金1a、1bは、筐体2とカバー3との一体構成の両端部にその外面を覆うように設けられている。
口金1a、1bには、図9に示すように、蛍光灯を点灯可能な照明器具(蛍光灯照明器具)150に搭載可能な端子4a〜4dが装備されている。
口金1a、1bの端子4a〜4dと、口金1a、1bに接続されたコネクタ16から延びるリ−ド線6a、6bを介して電源基板7に電流が供給される。
端子4a〜4dと、リ−ド線6a、6bとを直接はんだ付けなどの方法で電気的に接続しても問題はない。
口金1a、1bは、複数のねじ5a〜5dによって筐体2に固定されることで、筐体2とこれに嵌合されたカバー3とが一体になるように包み込んでいる。
口金1a、1bは、ねじ止めではなく、筐体2にカシメ等の手段により固定してもよい。口金1a、1bの形状は、既存の蛍光灯の両端部に位置する口金と略同一の形状となっている。
したがって、蛍光灯が用いられている既存の照明器具に対して、直管形LEDランプ100を蛍光灯に代えて取り付けることにより、照明器具の交換を要することなくLEDランプの照明装置を構成することができる。
これにより、別途新たな照明器具を取り付ける場合に比べて、設備コストや工事コストを大幅に低減できるとともに、交換作業の労力の低減、時間短縮を実現できる。
図11に示すように、筐体2の平坦部(半円形の弦に相当する部分)32の外側であってカバー3の内方には、カバー3に対向して、実装基板としてのLED基板11が粘着性を有するシート10を介して固定されている。
シート10は、LEDで発生する熱を筐体2に伝え易くするために、すなわち放熱を促進させるために、熱伝導性のよい材質(例えば放熱シリコ−ンゴム等)が望ましい。
電源基板7は、平坦部32の内側に沿うように、筐体2の内部に配置されている。
図7に示すように、LED基板11は細長い長方形状のプリント基板であり、LED基板11aとLED基板11bとから構成されている。
LED基板11の分割構成に対応して、シート10も長手方向に分割されている。
LED基板11a、11bにはそれぞれ、EL効果を持つ半導体発光素子の一例としてのLED12a、12bが筐体2の長手方向に所定の間隔で複数実装されている。
図8に示すように、電源基板7は筐体2の長手方向に延びる細長い長方形状に形成されており、その実装面には直流電源変換用の電子部品9が長手方向に間隔をおいて複数搭載されている。
電子部品9によって直流に整流された電流は、図10(a)に示すリード線13a、13bを通して実装基板11a、11bに供給される。
LED基板11a、11bの間は、図示しないリード線やジャンパー線などで電気的に接続されている。
本実施形態では半導体発光素子を実装する実装基板(LED基板)を2枚の直列配置構成としているが、1枚や3枚以上の直列配置構成でもよく、並列構成でもよい。
以下に本発明の特徴構成を説明する。
図1に示すように、カバー3の内面側の長手方向と直交する短手方向における中央部には、レンズ面50が一体成形により形成されている。
換言すると、光源としてのLED12に直線的に対向するカバー3の部位には、光源の見かけの面積を小さくするレンズ面50が一体成形により形成されている。
レンズ面50は、短手方向にのみパワーを持った凹シリンドリカルレンズ形状を有している。
レンズ面50は、LED基板11の長さに対応して、長手方向全体に亘って形成されている。
なお、他の図においては、カバー3におけるレンズ面50は省略している。
かかるカバー構成により、光源の見かけの面積を小さくでき、UGRを低下させることができる。
これにより、直管形LEDランプ100からの光を観察する者に対し、眩しさを軽減することができる
図2に基づいて、レンズ面50を形成することによりUGRを低下させることができる理由を説明する。
輝度として観測されるのは、受光面にほぼ平行に入ってくる光と考えてよい。
図2において、シリンドリカルレンズCRがない場合、LED12の大きさそのままが観測される(長さb)。
シリンドリカルレンズCRがある場合には、「観測領域を拡大した発光面=a」を観測するのと等価な効果が得られる。
このことは、光源(LED12)の見かけの面積を小さくすることができることを意味する。
図3は、透明ガラス材料(カバー)に凹レンズ加工を施した場合とそうでない場合の輝度分布を正面から観測した実験の画像図である。
凹レンズ加工を施した場合(図3(b))には、輝度分布が短手方向に縮小されている。
照明施設に対する不快グレアの評価は、屋内統一グレア評価値(UGR)に基づく、次の式によって行われる。
UGRの計算方法の詳細は、CIE117:1995に規定されている。
Figure 2014175207
上記式から明らかなように、光源面積が小さいほどUGRは小さくなる。
例えば、光源面積が1/2になった場合を考える。
このとき、表1に示すように、UGRの計算式において、立体角ωが小さくなりUGRとしては小さくなることがわかる。
Figure 2014175207
したがって、カバー3にレンズ面50を形成することにより、LED12の見かけの面積を小さくすることができ、観察者に対し、直管形LEDランプ100から放出されるLED光の眩しさを軽減することができる。
本実施形態では、押出し成形によりカバー3にレンズ面50を一体成形したが、引き抜き成形や射出成形によっても形成することができる。
また、別部材としての凹レンズ(凹シリンドリカルレンズ)をカバー3に貼り付けて構成してもよい(他の実施形態において同じ)。
本発明によれば、ランプ単体としてUGRを低下させて眩しさを軽減することができるので、蛍光灯対応の既存設備(灯具)の有効利用も可能である。
また、灯具の位置調整の面倒さもなく、使用性の向上に寄与することができる。
図4及び図5に第2の実施形態を示す。
なお、上記実施形態と同一部分は同一符号で示し、特に必要がない限り既にした構成上及び機能上の説明は省略して要部のみ説明する。
図4に示すように、本実施形態では、カバー3の内面に曲率半径の小さいレンズ面52が短手方向に沿って複数設けられている。
各レンズ面52は、短手方向にのみパワーを持った凹シリンドリカルレンズ形状を有している。
各レンズ面52は、LED基板11の長さに対応して、長手方向全体に亘って形成されている。
換言すれば、長手方向に延びる多数のレンズ面52が短手方向に並列配置されている。
図5は、各レンズ面52を拡大した斜視図である。
本実施形態においても、カバー3にレンズ面52を形成することにより、LED12の見かけの面積を小さくすることができ、観察者に対し、直管形LEDランプ100から放出されるLED光の眩しさを軽減することができる。
直管形LEDランプ100のその他の構成について説明する。
上記のように、電源基板7は筐体2の平坦部32の内側に設置されている。
電源基板7の電子部品9の実装面と反対の面に電子部品がなく、平坦部32に塗料などの絶縁物が塗布されて電気的絶縁性が確保できる場合には、直に両者を当接させることができる。
筐体2の内部には、電源基板7を収容可能な凹部30が形成されている。
電源基板7は、商業用電源から送られてきた電流を交流から直流に変換し、リード線13a、13bを介してLED基板11a、11bに電流を供給し、LED12a、12bを点灯させる。
図12に示すように、電源基板7は、その端部に設けた穴24と筐体2の平坦部32に設けた穴25(図13参照)を合わせるようにしてクランプ15を挿入することで、筐体2に固定される。
クランプ15は、電源基板7の長手方向一端部を筐体2に固定するためのロック手段である。
これにより、電源基板7の長手方向の位置ずれを規制することができる。
電源基板7の他端部は、上記のようにリード線13a、13bで押さえられている。
筐体2に設ける穴25は、LED基板11bよりも外側で、口金1bに近い方を選択する(図7参照)。
すなわち、クランプ15は、電源基板7の口金1bに近い側に設置し、且つLED基板11bより外側になるように設定する。
このように、クランプ15をLED基板11の外側に配置することにより、LEDの光束がけられて陰になることもない。
図11等では、クランプ15は分かりやすくするために飛び出た形状を示している。
実際には、図13に示すように、クランプ15を平坦部32の外側から挿入して押し込むと、電源基板7の穴24を抜けた時点で弾性変形部15aが外側に広がる。
これにより、電源基板7は筐体2にワンタッチ操作で固定される。
筐体2の外周部に凹凸をつけて放熱効果を向上させ、さらに筐体2の平坦部32に電源基板7を密着させて設置し、クランプ15でその密着性を高めているので、電源基板7からの熱を効率的に筐体に逃がすことができる。
図11に示すように、クランプ首下長さh1と、(筐体平坦部厚さ+電源基板厚さ)h2を略同じにすることで、電源基板7に垂直な方向を規制することができる。
すなわち、電源基板7の筐体長手方向と直交する厚み方向の移動を規制することができる。
凹部30は、平坦部32と、該平坦部32から電源基板7の厚み方向に立ち上がる突起としての2本のリブ31a、31bとによって構成されている。
リブ31a、31bの長さL(図8参照)を筐体2の長さと同じにしておけば、例えば押出し加工が可能になる。
すなわち、筐体2の成形と同時に一体成形することができ、製造コストの低減を維持することができる。
平坦部32にリブ31a、31bを形成しているため、突起間は平坦面に形成されている。
図11に示すように、電源基板7の幅をD1、リブ31a、31bの間隔をD2とするとき、D2>D1の関係が成り立つように設定されている。
すなわち、電源基板7を凹部30にスムーズに挿入できる幅にしておく。
リブ高さH1は、電源基板7の部品実装面と略同等の高さに設定する。
このようにすることで、電源基板7が図の左右方向に動こうとしても、リブ31a、31bを乗り越えることはできない。
したがって、電源基板7はリブ31a、31bによって筐体長手方向と直交する幅方向(左右方向)の位置ずれを阻止される。
これにより、流通時の振動や地震等による振動によって電源基板7が幅方向にずれることが繰り返されることによるリード線の断線(LEDランプの不意の不点灯)を抑制することができる。
筐体2内で電源基板7を滑らせてセットする際でも、リブ31a、31bをガイドとして使用できるので、位置決めがし易く、スム−ズに挿入できる。
筐体2は押出し成形や引き抜き成形により同一断面形状の筒形状に形成されるので、筐体2に電源基板7を挿入する方向は、いずれの端部からでもよい。
リブ31a、31bの高さ(H1)は、電源基板7の幅方向の位置ずれを阻止できる最小限の高さに設定しているので、筐体2の長手方向全体に亘って設けても質量的には大きな増加とはならない。
すなわち、筐体の質量が増し、筐体が反りやすくなって、地震等の振動で落下する懸念もない。
逆に、リブによる補強効果で筐体の長手方向の剛性が向上するので、曲がりにくくなるという副次的効果も得ることができる。
上記のように、押出し成形等によりリブ31a、31bを設けることで、電源基板7の左右方向の動きはほとんど規制される。
筐体2と電源基板7と間にリーク電圧に対する必要な耐圧が確保できない場合は、図14に示すように、両者の間に耐圧を確保できる薄板状の絶縁部材41を設けておく。
電源基板7の基板幅E1に対し、絶縁部材41の内寸は同等かやや大きめに設定する。
絶縁部材41の外寸幅E2は、リブ間隔E3より大きく、スム−ズに挿入可能な幅に設定する。
リブ高さH2も(絶縁部材厚さ+電源基板厚さ)よりは大きめに設定するが、絶縁部材高さK1よりは低くてもリブ31a、31bを電源基板7が乗り越えることはない。
クランプ15で固定する場合は、絶縁部材41にも穴を開けておき、筐体2と電源基板7間に挟むように設置し、クランプ15を穴に挿入することで固定できる。
絶縁部材41の穴(図示せず)は、クランプ15を挿入した状態で電源基板7が絶縁部材41よりはみ出さない位置に設ける。
なお、クランプ15の代わりにネジ固定しても良い。
絶縁部材41が挿入された場合も、(筐体平坦部厚さ+絶縁部材厚さ+電源基板厚さ)h3≒クランプ首下長さh1としておけば、電源基板7の厚み方向の移動を規制することができる。
本実施形態では、絶縁部材41の存在により電源基板7に流れる電流が筐体2に流れることはないので、感電等の怪我や火災等の心配がない。
上記各実施形態では、直管形LEDランプ100を、蛍光灯を点灯可能な照明器具150に搭載可能な構成としたが、勿論LED専用の照明器具に装着する構成としてもよい。
2 筐体
3 カバー部材としてのカバー
12 複数の半導体発光素子としてのLED
100 直管形LEDランプ
50、52 レンズ面
150 照明器具
特開2012−114081号公報 特開平11−134905号公報

Claims (6)

  1. 棒状の筐体と、
    前記筐体の一側面を長手方向全体に亘って覆うように前記筐体に取り付けられる透光性のカバー部材と、
    前記カバー部材の内方に前記長手方向に沿って配置された光源としての複数の半導体発光素子と、
    を有する直管形LEDランプにおいて、
    前記カバー部材が、前記光源の見かけの面積を小さくするレンズ面を有していることを特徴とする直管形LEDランプ。
  2. 請求項1に記載の直管形LEDランプにおいて、
    前記カバー部材が、前記長手方向と直交する短手方向にパワーを持った凹シリンドリカルレンズ形状を備えていることを特徴とする直管形LEDランプ。
  3. 請求項2に記載の直管形LEDランプにおいて、
    前記凹シリンドリカルレンズ形状が、前記カバー部材の前記短手方向の断面において前記光源に対向する中央部のみに形成されていることを特徴とする直管形LEDランプ。
  4. 請求項2に記載の直管形LEDランプにおいて、
    凹シリンドリカルレンズ形状が前記短手方向に沿って複数設けられていることを特徴とする直管形LEDランプ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の直管形LEDランプにおいて、
    前記レンズ面又は前記凹シリンドリカルレンズ形状が前記カバー部材に一体成形されていることを特徴とする直管形LEDランプ。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つに記載の直管形LEDランプと、前記直管形LEDランプを装着する照明器具とを備えたことを特徴とする照明装置。
JP2013047942A 2013-03-11 2013-03-11 直管形ledランプ及び照明装置 Pending JP2014175207A (ja)

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