JP2014164697A - 画像処理装置および画像処理方法、プログラム、並びに記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】装置間で顔認証モジュールが使用する顔特徴量データのフォーマットが異なる場合でも、各装置の顔認証モジュールで使用できる顔特徴量データを共有できる技術の実現。
【解決手段】画像に対して顔検出、および顔特徴量データを抽出し、抽出された顔特徴量データと、被写体ごとの顔辞書に登録されている顔特徴量データとの類似度を比較することにより被写体認証を行う第1の認証手段と、画像に対して被写体認証を行う他の装置と通信可能にする通信手段と、前記他の装置が前記第1の認証手段とは異なるデータ形式の顔特徴量データの顔辞書を使用して被写体認証を行う第2の認証手段を有する場合、前記他の装置から受信した顔辞書に登録されている顔画像から、前記第1の認証手段で使用できるデータ形式の特徴量データを作成して当該他の装置から受信した顔辞書の顔特徴量データを更新する更新手段と、前記更新された顔辞書を保存する保存手段と、を有する。
【選択図】図2
【解決手段】画像に対して顔検出、および顔特徴量データを抽出し、抽出された顔特徴量データと、被写体ごとの顔辞書に登録されている顔特徴量データとの類似度を比較することにより被写体認証を行う第1の認証手段と、画像に対して被写体認証を行う他の装置と通信可能にする通信手段と、前記他の装置が前記第1の認証手段とは異なるデータ形式の顔特徴量データの顔辞書を使用して被写体認証を行う第2の認証手段を有する場合、前記他の装置から受信した顔辞書に登録されている顔画像から、前記第1の認証手段で使用できるデータ形式の特徴量データを作成して当該他の装置から受信した顔辞書の顔特徴量データを更新する更新手段と、前記更新された顔辞書を保存する保存手段と、を有する。
【選択図】図2
Description
本発明は、画像中の被写体を認証する被写体認証技術に関する。
最近のデジタルカメラ等の撮像装置には、顔検出機能や顔認証機能といった特定の被写体を認証する機能を備えるものが存在する。顔検出機能は、撮像画像中から人物の顔領域を識別する機能であり、被写体に人物が含まれているかの判定や、焦点を自動で人物に合わせる機能等に応用されて、撮影者が快適に撮影するための補助的手段として活用されている。顔認証機能は、顔認証モジュールが顔検出機能により検出された人物の顔の特徴量データを抽出し、予め登録された人物の特徴量データと比較することによって人物を特定する機能であり、撮影後の画像データの整理や検索等に応用されている。
これらの機能を応用した技術として、例えば、特許文献1には、複数の装置間で顔辞書を授受し顔特徴量データを共有するようにした技術が記載されている。
しかしながら、上記特許文献1のように装置間で顔辞書を共有できたとしても、受信側と送信側の装置それぞれの顔認証モジュールで使用される顔特徴量データのフォーマットが異なっている場合には、受信したデータを顔認証に使用することができない。また、受信側と送信側の装置それぞれの顔認証モジュールが異なっている場合、顔認証モジュールに対応した顔特徴量データを作成し直さなければならない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、装置間で顔認証モジュールが使用する顔特徴量データのフォーマットが異なっている場合でも、各装置の顔認証モジュールで使用できる顔特徴量データを共有できる技術を実現することである。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明の画像処理装置は、被写体ごとの顔辞書を用いて、画像に対して被写体認証を行う画像処理装置であって、画像に対して顔検出を行い、顔特徴量データを抽出するとともに、抽出された顔特徴量データと、前記顔辞書に登録されている顔特徴量データとの類似度を比較することにより被写体認証を行う第1の認証手段と、画像に対して被写体認証を行う他の装置と通信可能に接続する通信手段と、前記他の装置が前記第1の認証手段とは異なるデータ形式の顔特徴量データの顔辞書を使用して被写体認証を行う第2の認証手段を有する場合、前記他の装置から受信した顔辞書に登録されている顔画像を用いて、前記第1の認証手段で使用できるデータ形式の特徴量データを生成して当該他の装置から受信した顔辞書の顔特徴量データを更新する更新手段と、前記更新手段により更新された顔辞書を保存する保存手段と、を有する。
本発明によれば、装置間で顔認証モジュールが使用する顔特徴量データのフォーマットが異なっている場合でも、各装置の顔認証モジュールで使用できる顔特徴量データを共有できる。
以下に、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、本発明を実現するための一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。また、後述する各実施形態の一部を適宜組み合わせて構成しても良い。
[実施形態1]本発明の画像処理装置をパーソナルコンピュータ(以下、PC)により実現した例について説明するが、動画や静止画を撮影するデジタルカメラ等の撮像装置やスマートフォン等の携帯型電子機器にも適用可能である。
本実施形態は、第1の認証手段としての第1の顔認証モジュールが動作する画像処理装置(以下、PC)で被写体認証に使用されている顔辞書を、第2の認証手段としての第2の顔認証モジュールが動作する他の装置(以下、カメラ)で被写体認証に使用されている顔辞書と共有(同期)するシステムを実現する。
本実施形態の機能はPCにインストールされた画像管理アプリケーション(以下、PCアプリケーション)が処理を実行する。
以下に、PCアプリケーションに最新の第1の顔認証モジュール及び顔辞書があり、カメラに古いバージョンの第2の顔認証モジュール及び顔辞書がある場合について説明する。
PCアプリケーションは、カメラと画像や顔辞書を共有(同期)する場合に、カメラで利用される第2の顔認証モジュールを、サーバやカメラから取得して、PCにインストールする。そして、カメラから受信した画像や顔辞書を解析し、カメラの第2の顔認証モジュールに対応した顔辞書を作成可能とする。
PCアプリケーションでは、PCにインストールされた第1の顔認証モジュールがその顔辞書を用いて画像の管理を行う。第1の顔認証モジュールで利用される顔辞書は、カメラから取り込んだ顔画像等により更新される。最新の顔辞書をカメラに送信して共有(同期)するために、PCアプリケーションは、最新の顔辞書をカメラの第2の顔認証モジュールで使用できるようにデータ形式を変換した上でカメラに送信する。
<カメラの構成>図1(a)を参照して、本実施形態のカメラの構成について説明する。
図1(a)において、カメラ100は、光学系101と、撮像素子102と、CPU103と、一次記憶装置104と、二次記憶装置105と、記憶媒体106と、表示部107と、操作部108と、通信装置109とを含んでいる。
光学系101は、レンズ、シャッター、絞りから構成されていて、被写体からの光を適切な量とタイミングで撮像素子102に結像させる。撮像素子102は、光学系101を通って結像した光を電気信号に変換する。CPU103は、入力された信号やプログラムに従って、各種の演算や、カメラ100を構成する各部の制御を行う。一次記憶装置104は揮発性メモリなどであり、一時的なデータを記憶し、CPU103の作業用に使われる。二次記憶装置105はハードディスクドライブなどであり、カメラ100を制御するためのプログラム(ファームウェア)や各種の設定情報などを記憶する。記憶媒体106は、撮影した画像データ、顔辞書などを記憶する。なお、記憶媒体106はカメラ100から取り外すことが可能であり、後述するPC200などに装着して画像データを読み出すことが可能である。つまり、カメラ100は記憶媒体106へのアクセス手段を有し、記憶媒体106へのデータの読み出し/書き込みが実行できればよい。なお、顔辞書は記憶媒体106に記憶されるが、二次記憶装置105に記憶してもよい。表示部107は、撮影時のビューファインダー画像の表示、撮影した画像の表示、対話的な操作のための文字表示などを行う。顔辞書の登録、登録された顔辞書の表示についても表示部107で行う。操作部108は、ユーザの操作を受け付けるためのものである。操作部108は、例えばボタンやレバー、タッチパネルなどを用いることが可能である。通信装置109は、PCなどの画像処理装置と通信可能に接続し制御コマンドやデータの送受信を行う。画像処理装置との接続を確立し、データ通信するためのプロトコルとしては、例えば、PTP(Picture Transfer Protocol)やMTP(Media Transfer Protocol)が用いられる。なお、通信装置109は、例えばUSB(Universal Serial Bus)ケーブルなどの有線接続により通信を行ってもよい。また、無線LANなどの無線接続により通信を行ってもよい。また、画像処理装置と直接接続してもよいし、サーバを経由したり、インターネットなどのネットワークを介して接続したりしてもよい。
<PCの構成>図1(b)を参照して、本実施形態のPCの構成について説明する。
図1(b)において、PC200は、表示部201と、操作部202と、CPU203と、一次記憶装置204と、二次記憶装置205と、通信装置206とを含んでいる。上記各要素の基本的な機能はカメラ100と同様であり、詳細な説明は省略する。なお、表示部201には液晶表示パネル(LCD)などが適用される。また、表示部201はPC200が備えている必要はなく、表示部201の表示を制御する表示制御機能を有していればよい。操作部202には、キーボードやマウスなどが適用され、例えば、ユーザがカメラ100に送信する顔辞書の選択や、顔辞書作成時の人名入力等に使用する。
<PCとカメラの間での顔辞書の授受方法>図2を参照して、本実施形態によるPCとカメラの間での顔辞書の授受方法について説明する。
PC200は、顔認証が可能な顔認証モジュールAと、カメラ100で使用される別の顔認証モジュールBを有する。ここで、顔認証モジュールAと顔認証モジュールBは、抽出される顔特徴量データのデータ形式が異なっている。
なお、顔認証モジュールの違いは、モジュール内のアルゴリズムが大きく違うものであっても良いし、アルゴリズムはあまり変わらないが、例えば、モジュールのバージョンが異なるだけのものも含める。
PC200は、顔認証モジュールAを用いて顔検出を行い、顔特徴量データを抽出する。また、PC200は、顔認証モジュールAが各画像から抽出した顔を解析して得た顔特徴量データと、顔辞書に登録されている顔特徴量データとの類似度を比較することにより人物の特定を行う。顔認証モジュールBは、PC200が、顔認証モジュールBを持つカメラ100と接続されたときに使用される。
PC200は、顔認証モジュールAを有するカメラ100と接続された場合には、自身が持っている顔辞書をそのままカメラ100へ送信する。一方、PC200が顔認証モジュールBを有するカメラ100と接続された場合は、顔辞書に登録された顔特徴量データを、顔認証モジュールBで抽出し直して、顔認証モジュールBで利用可能な顔辞書を作成し、カメラ100へ送信する。
すなわち、
(1)PC200がカメラ100から顔辞書を受け取る場合、受け取った顔辞書に含まれる顔画像(顔ビットマップ)から、顔認証モジュールAを使用して顔特徴量データを抽出し直して顔辞書を更新し、PC200内に保存する。また、PC200は、顔認証モジュールAで顔特徴量データが抽出できた顔画像については、顔認証モジュールBで再度抽出し直した顔特徴量データを、PC200内に別途保存しておく。
(2)PC200は、カメラ100へ顔辞書を送信する場合、顔辞書に含まれる顔画像から、顔認証モジュールBで顔特徴量データを抽出し直し、送信用の顔辞書を作成する。なお、(1)のように、顔認証モジュールBで抽出された顔特徴量データが、PC200に既に保存されている場合には、そのデータを送信する。
(1)PC200がカメラ100から顔辞書を受け取る場合、受け取った顔辞書に含まれる顔画像(顔ビットマップ)から、顔認証モジュールAを使用して顔特徴量データを抽出し直して顔辞書を更新し、PC200内に保存する。また、PC200は、顔認証モジュールAで顔特徴量データが抽出できた顔画像については、顔認証モジュールBで再度抽出し直した顔特徴量データを、PC200内に別途保存しておく。
(2)PC200は、カメラ100へ顔辞書を送信する場合、顔辞書に含まれる顔画像から、顔認証モジュールBで顔特徴量データを抽出し直し、送信用の顔辞書を作成する。なお、(1)のように、顔認証モジュールBで抽出された顔特徴量データが、PC200に既に保存されている場合には、そのデータを送信する。
PC200は、顔認証モジュールの確認のため、PCが持っている顔認証モジュールのIDをリストで保存している。また、リストにある顔認証モジュールのうち、どれがPC200の顔認証モジュールであるかも保存している。
<顔辞書のデータ構造>次に、図3を参照して、本実施形態のPC及びカメラが作成する顔辞書のデータ構造について説明する。
図3において、領域301は、顔特徴量データを抽出するために使用した顔認証モジュールを一意に特定するための、顔認証モジュールIDを記録するフィールドである。
領域302は、顔辞書が示す人物の人名が登録されたフィールドである。人名は、顔辞書を作成するときにユーザが入力するものとする。
領域303には顔ビットマップが登録される。顔ビットマップとは、画像全体から、顔認証用に使用される顔の部分だけを切り取り、所定のサイズにリサイズした画像データである。
領域304には、領域303に顔ビットマップとして登録された顔の特徴量を示す顔特徴量データが登録される。顔特徴量データのフォーマットは、顔特徴量データの抽出に使用される顔認証モジュールに応じて異なっている。上記領域303の顔ビットマップとその顔特徴量データ304を合わせて認証用顔セットとする。認証用顔セットは登録された顔の数だけ存在する。本実施形態では最大5個までの顔が登録されているものとする。図3に示す顔辞書は、人名が登録された一人の人物用の顔辞書になる。よって10人分の顔辞書データを有する場合は、登録された人物ごとに図3に示す顔辞書を複数人数分持つことになる。
<PCがカメラから顔辞書を受信する処理>ここで、PC200がカメラ100から顔辞書を受信する処理について説明する。
なお、図4の処理は、PC200にインストールされた画像管理アプリケーションをCPU203が実行することにより実現される。
図4において、S401では、カメラ100とPC200とが通信装置109、206を介して接続され、カメラ100とPC200との間に通信が確立される。この通信は、USB等による有線通信でも良いし、無線LANやBluetooth(登録商標)、NFC等の無線通信でも良い。
S402では、PC200は、カメラ側の顔辞書をカメラ100から受信する。
S403では、PC200は、カメラ100から受信した顔辞書の顔認証モジュールIDを取得する。
S404では、PC200は、カメラ100から取得した顔認証モジュールIDに基づき、カメラ100の顔認証モジュールが、PC200の顔認証モジュールAと同一であるか判定する。S404での判定の結果、カメラ100の顔認証モジュールが顔認証モジュールAと同一であった場合はS405に進み、そうでなかった場合はS406に進む。
S405では、PC200は、カメラ100から受信した顔辞書を、二次記憶装置205にそのまま保存し、本処理を終了する。
一方、S406では、PC200は、カメラ100から受信した顔辞書から、未処理の認証用顔セットを1つ選び、そこに含まれる顔ビットマップを取り出す。
S407では、PC200は、S406で取り出した顔ビットマップに対して顔認証モジュールAを使用して顔検出を行う。
S408では、PC200は、S407で顔検出ができた場合はS409に進み、できなかった場合はS412に進む。
S409では、PC200は、S407及びS408で顔検出された顔特徴量データを、PC200に保存されている顔辞書とは別に二次記憶装置205に保存する。このとき、顔特徴量データが、どの顔ビットマップに対して、どの顔認証モジュールで抽出されたものなのか判別できるように、対応付けて保存する。例えば、ファイル名を[顔認証モジュールID]_[人名]_[認証用セット番号]のようにして保存する。
S410では、PC200は、S406で取り出した顔ビットマップに対して、顔認証モジュールAを使用して、顔特徴量データを抽出し直す。
S411ではPC200は、S410で抽出し直した顔特徴量データで、S406で選ばれている認証用顔セットの顔特徴量データを更新する。
一方、S412では、PC200は、S406で選ばれている認証用顔セットを、顔辞書から削除する。
S413では、PC200は、二次記憶装置205に保存されている顔辞書の中に、未処理の認証用顔セットがあるか判定し、まだある場合はS406へ戻って処理を繰り返し、顔辞書の認証用顔セットが全て処理済みの場合はS414へ進む。本実施形態では、顔辞書に含まれる認証用顔セットを最大5セットとしているので、S406以降の処理が最大5回繰り返されることになる。
S414では、PC200は、S412で削除されずに顔辞書に残っている認証用顔セットがあるか判定し、ある場合はS415に進み、ない場合は本処理を終了する。ここでは、S408において顔辞書に含まれる全ての顔ビットマップの少なくとも1つで顔が検出できていれば(S408)、顔辞書に認証用顔セットが残っていることになる。
S415では、PC200は、顔辞書の顔認証モジュールIDを、顔認証モジュールAを示すIDに更新する。
S416では、PC200は、顔認証モジュールIDと顔特徴量データを更新した顔辞書を、保管用として二次記憶装置205に保存する。
<PCがカメラへ顔辞書を送信する処理>ここで、PC200がカメラ100へ顔辞書を送信する処理について説明する。
なお、図5の処理は、PC200にインストールされた画像管理アプリケーションをCPU203が実行することにより実現される。
図5において、S501では、カメラ100とPC200とが通信装置109、206を介して接続され、カメラ100とPC200との間に通信が確立される。
S502では、PC200は、カメラ100へ送信する顔辞書をユーザに選択させるために、二次記憶装置205に保存されている全ての顔辞書について、顔辞書に含まれる、人名および顔ビットマップを、表示部201に一覧表示する。そして、ユーザにより送信する顔辞書が選択されると、S503へ進む。
S503では、PC200は、カメラ100に対して顔認証モジュールIDの送信を要求し、取得する。
S504では、PC200は、カメラ100から取得した顔認証モジュールIDに基づき、カメラ100の顔認証モジュールが、PC200の顔認証モジュールAと同一であるか判定する。S504での判定の結果、カメラ100の顔認証モジュールが顔認証モジュールAと同一であった場合はS505に進み、そうでなかった場合はS506に進む。
S505では、PC200は、S502で選択された顔辞書を二次記憶装置205から読み出し、カメラ100に送信し、本処理を終了する。
一方、S506では、PC200は、カメラ100から取得した顔認証モジュールIDに基づき、カメラの顔認証モジュールを持っているか判定し、持っている場合はS508に進み、持っていない場合はS507に進む。
S507では、PC200は、カメラの顔認証モジュールを導入する。詳細は図6を用いて後述する。
S508では、PC200は、S502で選択された顔辞書から、未処理の認証用顔セットを1つ選び、そこに含まれる顔ビットマップを取り出す。
S509では、PC200は、S508で取り出した顔ビットマップに対応した、カメラの顔認証モジュールで抽出された顔特徴量データが、別に二次記憶装置205に保存されているか判定する。そして、保存されていた場合はS510に進み、保存されていない場合はS511に進む。
S510では、PC200は、カメラの顔認証モジュールで抽出された顔特徴量データを二次記憶装置205から取り出し、S508で取り出した顔ビットマップとともに、認証用顔セットとして、カメラ100へ送信する顔辞書に追加し、S515へ進む。
一方、S511では、PC200は、S508で取り出した顔ビットマップに対して、カメラの顔認証モジュールで顔検出を行う。
S512では、PC200は、S511で顔検出ができた場合はS513に進み、できなかった場合はS515に進む。
S513では、PC200は、S508で取り出した顔ビットマップに対して、カメラの顔認証モジュールを使用して、顔特徴量データを抽出し直す。
S514では、PC200は、S513で抽出した顔特徴量データを、顔ビットマップとともに、認証用顔セットとして、カメラ100へ送信する顔辞書に追加する。
一方、S515では、PC200は、S508で選ばれている認証用顔セットを、顔辞書から削除する。
S516では、PC200は、S502で選択した顔辞書の中に、未処理の認証用顔セットがあるか判定し、まだある場合はS508へ戻って処理を繰り返し、顔辞書の認証用顔セットが全て処理済みの場合はS516へ進む。本実施形態では、顔辞書に含まれる認証用顔セットを最大5セットとしているので、S508以降の処理が最大5回繰り返されることになる。
S517では、PC200は、カメラ100へ送信する顔辞書の中に、S514で削除されずに顔辞書に残っているに認証用顔セットがあるか判定し、ある場合はS517に進み、ない場合は本処理を終了する。ここでは、二次記憶装置205に保存されている顔辞書に含まれる全ての顔ビットマップの少なくとも1つについて、S509でカメラの顔認証モジュールで抽出された顔特徴量データが二次記憶装置205に保存されていたか、あるいは、S512で顔が検出できていれば、カメラ100へ送信する顔辞書に認証用顔セットがあることになる。
S518では、PC200は、カメラ100へ送信する顔辞書に、カメラの顔認証モジュールを示す顔認証モジュールIDと顔辞書の人名を追加する。
S519では、PC200は、S518で追加された顔認証モジュールID、人名及び顔特徴量データを追加した顔辞書を、カメラ100へ送信する。
<PCがカメラの顔認証モジュールを導入する処理>ここで、図6を参照して、図5のS507で行われる、PCにカメラの顔認証モジュール(顔認証用のプログラム)を導入する処理について説明する。顔認証モジュールを導入する際には、PC200を、顔認証モジュールを配布するサーバPCと接続する。
図6において、S601では、PC200は、S503でカメラ100から取得したカメラの顔認証モジュールIDを使用して、カメラの顔認証モジュールを持っているか判定する。S601での判定の結果、カメラの顔認証モジュールを持っていない場合はS602に進み、持っていた場合は本処理を終了する。
S602では、PC200は、顔認証モジュールIDを配布するサーバPCとネットワークを介して接続する。
S603では、PC200は、サーバPCに、カメラの顔認証モジュールを送信するよう要求し、取得する。
S604では、PC200は、サーバPCから取得したカメラの顔認証モジュールを顔認証に使用できるようにインストールする。このとき、顔認証モジュールIDもリストに追加する。本例では、カメラの顔認証モジュール(顔認証用のプログラム)をネットワーク上のサーバから取得したが、カメラから取得するようにしても良い。または、ユーザに対してCD−ROMをPCに挿入させるようにガイドし、メディア内の顔認証モジュールをPCにインストールさせるようにガイドしても良い。
上述した処理により、PC200は、顔特徴量データのフォーマットが異なる顔認証モジュールを持つカメラ100から顔特徴量データを取得し、PC200での顔認証に使用できる。すなわち、ユーザは、顔認証を行いたい人物について、顔特徴量データを一度作成するだけで、顔特徴量データのフォーマットが異なる顔認証モジュールを持つ他の装置でも顔認証を行うことができる。
また、S408で、PC200は、顔認証モジュールAで顔検出ができなかった場合に、S412で認証用顔セットを削除するので、PC200で使用できない無駄なデータを持たずに、記憶領域の使用量を抑えられる。
また、PC200は、顔特徴量データのフォーマットが異なる顔認証モジュールを持つカメラ100に対して、顔特徴量データを使用できるデータ形式に変換した上で送信することができる。さらに、顔辞書をカメラ100から受信した場合、PC200は、顔認証モジュールAで顔検出ができたならば(S408)、受信した顔辞書の顔特徴量データを保存しておく(S409)。これにより、顔辞書をカメラ100へ送信する場合に、カメラの顔認証モジュールで抽出された顔特徴量データが保存されている場合は(S409、S509)、保存されている顔特徴量データをそのまま送信することができる(S410)。このように、顔ビットマップから顔特徴量データを抽出し直す処理が発生しないため、負荷や処理時間を削減できる。
さらに、PC200は、外部からカメラの顔認証モジュールを導入できるので(図6)、必要になった時点で新たな顔認証モジュールを追加していくことができ、予めいくつも顔認証モジュールを備えておく場合に比べて、記憶領域の使用量を抑えられる。
[実施形態2]以下に、実施形態2について説明する。
実施形態1では、PC200の顔認証モジュールAで顔検出ができた場合に、カメラ100から取得した顔辞書の顔特徴量データを保存しておき、送信用の顔辞書に追加していた。しかしながら、カメラ100から取得する顔辞書のデータ量が増加していくと、PC200では使用されずに保存だけされている顔特徴量データも増加していき、記憶領域を圧迫していくと考えられる。また、顔ビットマップから顔が検出できなかった場合は、送信用の顔辞書から認証用顔セットが削除されてしまうので、認証用顔セットが減少し、認証精度が低下してしまう可能性がある。また、顔辞書に顔検出できる顔ビットマップが1つもない場合は、顔辞書の送信ができなくなくなってしまう。
以下では、上述したような課題を解決する構成について説明する。
なお、本実施形態において、PC及びカメラの構成は、上記実施形態1の図1と同様である。また、顔辞書のデータ構造も上記実施形態1の図3と同様である。
<PCとカメラの間での顔辞書の授受方法>図7及び図8を参照して、本実施形態によるPCとカメラの間での顔辞書の授受方法について説明する。
図7はPC200がカメラ100から顔辞書を受信する場合、図8はPC200がカメラ100へ顔辞書を送信する場合をそれぞれ示している。
PC200は、顔認証が可能な、顔認証モジュールA〜Cを持っている。ここで、顔認証モジュールA〜Cはそれぞれ、抽出される顔特徴データのフォーマットが異なるものとする。
PC200は、顔認証モジュールAを用いて顔検出を行い、顔特徴量データを抽出する。また、PC200は、顔認証モジュールAで抽出された顔特徴量データと、顔辞書に登録されている顔特徴量データとの類似度を比較することにより人物の特定を行う。顔認証モジュールB、Cは、PC200が、顔認証モジュールB、Cを持つ他の装置(例えば、カメラ100)と接続されたときに使用される。
PC200は、顔認証モジュールAを有するカメラ100と接続された場合には、自身が持っている顔辞書をそのまま送受信する。一方、図7に示すように、PC200は、顔認証モジュールBを有するカメラ100と接続された場合は、カメラ100から受信した顔辞書の顔ビットマップからPC200の顔認証モジュールAで顔特徴量データを抽出し直して顔辞書を更新し保存する。また、カメラ100から受信した顔辞書に含まれていた顔特徴量データは全て破棄する。但し、顔ビットマップによっては、PC200の顔認証モジュールAで顔検出ができず、顔特徴量データが得られない場合がある。この場合には、PC200は、顔辞書に登録された人物について、顔辞書に登録された顔ビットマップ以外の他の顔画像を送信するようにカメラに要求し、取得した顔画像から顔特徴量データを抽出し、顔辞書に追加する。
また、図8に示すように、PC200は、顔認証モジュールCを持つカメラ100へ顔辞書を送信する場合は、顔辞書に登録されている顔ビットマップから、顔認証モジュールCで顔特徴量データを抽出し直し、送信用の顔辞書を作成する。但し、顔ビットマップによっては、顔認証モジュールCで顔検出ができず、顔特徴量データが得られない場合がある。この場合には、PC200は、顔辞書に登録された人物について、顔辞書に登録された顔ビットマップ以外の他の顔画像が記憶されているか検索し、得られた顔画像から顔特徴量データを抽出し、顔辞書に追加する。
<PCがカメラから顔辞書を受信する処理>ここで、PC200がカメラ100から顔辞書を受信する処理について説明する。
なお、図9において、S901〜S908、S916〜S919の処理は、図4のS401〜S409、S413〜S416と同様であるので説明を省略し、相違する処理を中心に説明する。
図9において、S907顔検出ができた場合はS910に進み、できなかった場合はS909に進む。
S909では、PC200は、顔辞書に含まれている顔ビットマップ以外で、顔辞書に登録されている人物に対応する、別の顔画像があれば送信するようにカメラ100に要求する。なお、近年のカメラやPCでは、顔画像ファイルのヘッダに人名を書き込むための領域が用意されており、撮影時や画像取り込み時に顔認証を行って、人名を書き込む機能を持つものがある。この機能を用いて、カメラ100は、顔画像ファイルに書き込まれた人名を用いてカメラ100が保有している顔画像を検索し、要求された人物の顔画像が発見されたならばPC200へ送信する。あるいは、カメラ100で、顔辞書の顔特徴量データとの類似度を比較し、類似度の高い人物の顔画像を検索しても良い。
S910では、PC200は、カメラ100から別の顔画像を受信したか判定し、受信した場合はS907に進み、受信しなかった場合はS911に進む。
S911では、PC200は、カメラ100には、要求された人物の別の顔画像は存在しないと判定し、S906で選ばれている認証用顔セットを、顔辞書から削除し、S915進む。
S912では、PC200は、カメラ100から送信された別の顔画像から顔が検出された場合はS913に進み、S906で取り出した顔ビットマップから顔が検出された場合はS914に進む。
S913では、PC200は、カメラ100から受信した別の顔画像から顔の部分だけを切り取り、所定のサイズにリサイズして顔ビットマップを作成する。
S914では、PC200は、顔認証モジュールAで顔ビットマップから顔特徴量データを抽出する。
S915では、PC200は、顔ビットマップとその抽出した顔特徴量データを、認証用顔セットとして、PC200が保存している顔辞書に追加し、S916以降の処理を行う。
<PCがカメラへ顔辞書を送信する処理>次に、PC200がカメラ100へ顔辞書を送信する処理について説明する。
なお、図10において、S1001〜S1005、S1014〜S1019の処理は、図5のS501〜S505、S513、S514、S516〜S519と同様であるので説明を省略し、相違する処理を中心に説明する。
図10において、S1004でカメラの顔認証モジュールが、PCの顔認証モジュールAではない場合にはS1006に進み、PC200は、S1002で選択された顔辞書の中から、未処理の認証用顔セットを1つ選び、その顔ビットマップを取り出す。
S1007では、PC200は、S1006で取り出した顔ビットマップに対応して、カメラの顔認証モジュールで顔検出を行う。
S1008では、PC200は、S1007で顔検出ができた場合はS1011に進み、できなかった場合はS1009に進む。
S1009では、PC200は、顔辞書に含まれている顔ビットマップ以外で、顔辞書に登録されている人物に対応する、別の未処理の顔画像が保存されているか判定する。ここで、PC200は、顔画像に書き込まれた人名をキーとして二次記憶装置205に保存されている顔画像を検索するか、顔辞書の顔特徴量データとの類似度の高い人物の顔画像を検索する。
S1010では、PC200は、S1009の検索の結果、顔辞書に登録されている人物の別の顔画像が見つかった場合はS1007に進み、見つからない場合はS1011に進む。
S1011では、PC200は、二次記憶装置205に人物の別の顔画像は保存されていないと判定し、S1006で選ばれている認証用顔セットを、顔辞書から削除し、S1016に進む。
S1012では、PC200は、S1009で見つかった顔画像から顔が検出された場合はS1013に進み、S1006で取り出した顔ビットマップから顔が検出された場合はS1014に進む。
S1013では、PC200は、S1009で見つかった顔画像から顔の部分だけを切り取り、所定のサイズにリサイズして顔ビットマップを作成し、S1014以降の処理を行う。
上述した処理により、実施形態1の効果に加えて、PC200が保存している顔特徴量データは、顔認証モジュールAで抽出された顔特徴量データのみであり、PC200の顔認証モジュールが使用するデータ以外は保存しないため、記憶領域の使用量を節約できる。
また、PC200は、顔特徴量データのフォーマットが異なる顔認証モジュールを持つカメラ100に対して、顔特徴量データを使用できるデータ形式で送信することができる。
さらに、PC200は、送信用の顔辞書を作成するために、カメラ100の顔認証モジュールで顔特徴量データを抽出し直す際に、顔ビットマップから顔検出ができない場合には、顔辞書に登録されている人物に対応する別の顔画像をカメラから取得し、抽出した顔特徴量データを認証用顔セットに追加することで、認証精度が低下したり、顔辞書の送信ができなかったりといったことを低減することができる。
なお、本実施形態において、被写体は人物に限らず、人以外の動物でも同様の処理を行えるものである。
[他の実施形態]本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上記実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
Claims (14)
- 被写体ごとの顔辞書を用いて、画像に対して被写体認証を行う画像処理装置であって、
画像に対して顔検出を行い、顔特徴量データを抽出するとともに、抽出された顔特徴量データと、前記顔辞書に登録されている顔特徴量データとの類似度を比較することにより被写体認証を行う第1の認証手段と、
画像に対して被写体認証を行う他の装置と通信可能に接続する通信手段と、
前記他の装置が前記第1の認証手段とは異なるデータ形式の顔特徴量データの顔辞書を使用して被写体認証を行う第2の認証手段を有する場合、前記他の装置から受信した顔辞書に登録されている顔画像を用いて、前記第1の認証手段で使用できるデータ形式の特徴量データを作成して当該他の装置から受信した顔辞書の顔特徴量データを更新する更新手段と、
前記更新手段により更新された顔辞書を保存する保存手段と、を有することを特徴とする画像処理装置。 - 前記第2の認証手段が、前記第1の認証手段と同一であるか判定する判定手段を更に有し、
前記判定手段により認証手段が同一であると判定された場合には、前記保存手段は、前記他の装置から受信した顔辞書をそのまま保存し、認証手段が異なっていると判定された場合には、前記更新手段は、前記他の装置から受信した顔辞書に登録されている顔画像を用いて、前記第1の認証手段で使用できるデータ形式の特徴量データを作成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記更新手段は、前記第1の認証手段により前記他の装置から受信した顔辞書に登録されている顔画像から顔が検出できた場合には、前記第1の認証手段で使用できるデータ形式の特徴量データを作成し、
前記顔が検出できない場合には、前記他の装置から受信した顔辞書から顔検出に使用された顔画像に対応する顔特徴量データを削除することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。 - 前記更新手段は、前記第1の認証手段により前記他の装置から受信した顔辞書に登録されている顔画像から顔が検出できない場合には、当該顔画像に対応する被写体の別の顔画像を前記他の装置へ要求し、前記他の装置から取得した別の顔画像を用いて、前記第1の認証手段で使用できるデータ形式の特徴量データを作成することを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
- 被写体ごとに顔画像と顔特徴量データが登録された複数の顔辞書から前記他の装置に送信する顔辞書を選択する選択手段と、
前記第2の認証手段が、前記第1の認証手段と同一であるか判定する判定手段と、
前記判定手段により認証手段が同一であると判定された場合には、前記選択された顔辞書を前記他の装置へそのまま送信し、認証手段が異なっていると判定された場合には、前記選択された顔辞書に登録されている顔画像を用いて、前記第2の認証手段で使用できるデータ形式の特徴量データを作成し、前記他の装置に送信する顔辞書を作成する作成手段と、を更に有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記判定手段により認証手段が異なっていると判定された場合に、前記第2の認証手段を有しているか判定する手段と、
前記第2の認証手段を有していないと判定された場合には、外部から前記第2の認証手段を導入する手段と、を更に有することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。 - 前記作成手段は、前記第2の認証手段で使用できるデータ形式の特徴量データを保存している場合には、当該保存している顔特徴量データを前記他の装置に送信する顔辞書に追加することを特徴とする請求項5又は6に記載の画像処理装置。
- 前記作成手段は、前記第2の認証手段により前記選択された顔辞書に登録されている顔画像から顔が検出できた場合には、前記第2の認証手段で使用できるデータ形式の特徴量データを作成して当該他の装置に送信する顔辞書に追加し、
前記顔が検出できない場合には、前記選択された顔辞書から顔検出に使用された顔画像に対応する顔特徴量データを削除することを特徴とする請求項5又は6に記載の画像処理装置。 - 前記作成手段は、前記第2の認証手段により前記選択された顔辞書に登録されている顔画像から顔が検出できない場合には、当該顔画像に対応する被写体の別の顔画像を保存しているか判定し、別の顔画像が見つかった場合には当該別の顔画像を用いて、前記第2の認証手段で使用できるデータ形式の特徴量データを作成することを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
- 前記顔辞書は、顔特徴量データを抽出するために使用した認証手段を特定する情報と、顔辞書が示す被写体の情報と、被写体の顔画像と、顔画像の顔特徴量データとを含むことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記他の装置は、画像を撮像する撮像装置であることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 第1の認証手段により画像に対して顔検出を行い、顔特徴量データを抽出するとともに、抽出された顔特徴量データと、顔辞書に登録されている顔特徴量データとの類似度を比較することにより被写体認証を行う画像処理方法であって、
画像に対して被写体認証を行う他の装置と通信するステップと、
前記他の装置が前記第1の認証手段とは異なるデータ形式の顔特徴量データの顔辞書を使用して被写体認証を行う第2の認証手段を有する場合、前記他の装置から受信した顔辞書に登録されている顔画像を用いて、前記第1の認証手段で使用できるデータ形式の特徴量データを作成して当該他の装置から受信した顔辞書の顔特徴量データを更新するステップと、
前記更新された顔辞書を保存するステップと、を有することを特徴とする画像処理方法。 - コンピュータを、請求項1ないし11のいずれか1項に記載された画像処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
- コンピュータを、請求項1乃至11のいずれか1項に記載された画像処理装置の各手段として機能させるためのプログラムを記憶した記憶媒体。
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