JP2014123513A - 照明システム - Google Patents
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Abstract
【課題】光ダクトシステムの放光部から出射される光を制御することができる。
【解決手段】 実施形態に係る照明システムは、外光を伝播するダクトからの光を空間に照射するための放光部と;前記放光部を覆うように配設され、入射面に入射した光を拡散して前記空間に面した発光面から出射する拡散部と;前記拡散部の前記入射面に向かう光を出射する光源を有する光源部と;を具備することにより、外光に拘わらず発光面の発光を制御して、所望の照明を実現する。
【選択図】図1
【解決手段】 実施形態に係る照明システムは、外光を伝播するダクトからの光を空間に照射するための放光部と;前記放光部を覆うように配設され、入射面に入射した光を拡散して前記空間に面した発光面から出射する拡散部と;前記拡散部の前記入射面に向かう光を出射する光源を有する光源部と;を具備することにより、外光に拘わらず発光面の発光を制御して、所望の照明を実現する。
【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、照明システムに関する。
従来、外光、特に太陽光を屋内に取り込み室内を照明するための光ダクトシステムが開発されている。光ダクトシステムは、採光部から取り込んだ光を、反射面によって構成されたダクト状の導光部によって家屋内に導き、放光部から室内に照射することで、自然光を利用した照明を行うものである。
また、天井面に、光ダクトシステムの放光部と一般的な照明器具とを配置して室内を照明することにより、太陽光の明るさ変動に拘わらず、安定した照明を可能にしたシステムも開発されている。
また、屋内の各部屋に放光部を設けた場合には、導光部の経路の相違等によって、放光部から出射される光の色温度に差が生じることが考えられる。このような色温度の差を緩和するために、ダクト内にカラーフィルターを配置して、放光部からの光の色温度を調整する技術も開発されている。
しかしながら、採光部から取り込まれる光は、季節、時間、天候等の自然環境や人工的な環境の変化に応じて変化し、放光部から出射される光の色温度、色相、明るさ等も変化してしまう。例えば、ダクト内にカラーフィルタを設けたとしても、放光部から出射される光の色を自由に制御することができるわけではなく、また、夜間において放光部が暗部となることは避けられない。
このように、従来、光ダクトシステムの放光部から出射される光の色温度、色相、明るさ等を自由に設定することはできず、ユーザが希望する照明が得られないだけでなく、室内に配置した放光部の明るさや色によって不自然な印象が与えられることもあるという問題があった。
本発明の実施形態は、光ダクトシステムの放光部から出射される光を制御することができる照明システムを提供することを目的とする。
実施形態に係る照明システムは、外光を伝播するダクトからの光を空間に照射するための放光部と;前記放光部を覆うように配設され、入射面に入射した光を拡散して前記空間に面した発光面から出射する拡散部と;前記拡散部の前記入射面に向かう光を出射する光源を有する光源部と;を具備する。
本発明の実施形態によれば、光ダクトシステムの放光部から出射される光を制御することができるという効果を有する。
実施形態に係る照明システムは、外光を伝播するダクトからの光を空間に照射するための放光部と;前記放光部を覆うように配設され、入射面に入射した光を拡散して前記空間に面した発光面から出射する拡散部と;前記拡散部の前記入射面に向かう光を出射する光源を有する光源部と;を具備する。
また、実施形態に係る照明システムは、前記光源を調光制御する光源制御部を具備する。
また、実施形態に係る照明システムは、前記光源部が、2種類以上の色温度の光を出射する複数種類の光源により構成される。
また、実施形態に係る照明システムは、前記光源制御部が、前記複数種類の光源を各種類毎に調光制御する。
また、実施形態に係る照明システムは、前記光源制御部が、前記外光の検出結果に基づいて調光制御を行う。
また、実施形態に係る照明システムは、前記光源部が、前記拡散部の前記入射面側に配設される。
また、実施形態に係る照明システムは、前記光源部が、前記ダクトから前記空間への前記外光の伝播路内に配設される。
また、実施形態に係る照明システムは、前記光源部が、前記ダクトから前記空間への前記外光の伝播路内に配設される。
また、実施形態に係る照明システムは、前記光源が、相互に異なる色光で発光する複数の領域を有する。
また、実施形態に係る照明システムは、前記光源制御部が、夜間においても均一な照度で前記発光面を発光させる。
また、実施形態に係る照明システムは、前記光源制御部が、前記外光に拘わらず所望の色温度の光で前記発光面を発光させる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態に係る照明システムを説明するための説明図である。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る照明システムを説明するための説明図である。
本実施の形態の照明システムは、家屋や施設等の各種建造物に採用される光ダクトシステムを利用したものである。光ダクトシステムは、外光を取り込む採光部、採光部で取り込んだ光を導く導光部及び導光部に設けられた開口であり導光部からの光を照射する放光部を有する。導光部を構成する光ダクトは、建造物内の各空間に延設され、各空間に向けて開口した放光部を介して各空間に光を照射可能に配置される。
図1はこのような空間の1つである屋内空間14を示しており、屋内空間14は、天井11の天井面11a、壁面12及び床面13によって囲まれた空間である。天井面11aには照明部15が配設されている。天井裏16には、天井11に沿って導光部である光ダクト17が設けられている。光ダクト17は、図示しない採光部から取り込んだ光を各部屋に導くものであり、ダクト状の部材であって、ダクト状の内面には反射面が形成されて、採光部から取り込んだ光を放光部18まで導くことができるようになっている。
放光部18は、光ダクト17に設けられた開口部及びこの開口部に対応して例えば略同じサイズで天井11に設けられた開口部11bによって形成されている。放光部18は、採光部から光ダクト17を介して進行した光を、屋内空間14に導くことができるようになっている。
本実施の形態においては、この放光部18を覆うように、照明部15が配設されており、放光部18を通過した光は照明部15を介して屋内空間14に照射されるようになっている。照明部15は、拡散板21、複数の光源22及び各光源22に夫々対応して設けられた反射板23によって構成されている。
拡散部を構成する拡散板21は、上面が開口した箱形状に形成されている。拡散板21は、底板部21a及び側板部21bを有し、底板部21aは、放光部18の開口部11bよりも広い面積を有している。放光部18の開口部11bを拡散板21で覆うように、側板部21bの上端を天井面11aに取り付けることで、放光部18からの光は拡散板21を介して屋内空間14に放射されるようになっている。拡散板21は、内側から入射した光を拡散させて、屋内空間14に望む外側の面(以下、発光面という)から出射するようになっており、発光面(底板部21a及び側板部21bの屋内空間14側の面)での輝度むらをなくし、均斉度を高くする働きを有する。
本実施の形態においては、開口部11bの周囲の天井面11aと底板部21aとの空間には、複数の光源22が配設されている。光源22としては、LED等の種々の光源を採用することができる。各光源22には、矢印にて示すように、光源22からの光を主に底板部21aに照射させるための反射板23が配設されている。これにより、拡散板21の発光面からは、放光部18からの光と光源22からの光とが拡散されて、均一な光が屋内空間14側に出射される。
図2は光源22としてLEDを採用した場合のLEDの配置例を示す説明図である。なお、図1及び図2では、拡散板21は箱形状であり、底板部21aは四角形である例を示しているが、拡散板21及び底板部21aは、任意の形状であってもよい。例えば、底板部21aとして円形状を採用してもよく、また、拡散板21を球形状に構成してもよい。また、図2はLEDの配置のみを示しており、反射板23については図示を省略する。
図2(a)はLEDを2列に配置した例を示している。図2(a)に示すように、拡散板21の側板部21bと放光部18との間の空間には、光源22を構成するLED31が2列に配置されている。LED31としては、例えば電球色や白色のLEDを採用することができる。図2(b)は図2(a)のLED31に代えて直管LEDランプ32を採用した例である。
図2(c)は光源22として、2色のLED33a(斜線ハッチング),33b(網線ハッチング)を採用した例である。例えば、LED33aは電球色のLEDであり、LED33bは白色のLEDである。なお、図2(c)では2色のLEDを用いる例を示しているが、3色以上のLEDを用いるようにしてもよい。各色のLEDの発光を制御することで、発光面から任意の色の光を照射させることが可能である。
図2(d)は、電球色のLED33aと白色のLED33bとを交互に配置した例を示している。これにより、発光面での色むらを抑制することが可能である。また、図3(e),(f)は、放光部18の4辺に沿って、LED33a,33bを配置した例を示している。
光源22として採用する各LEDが電球色及び白色の2色の色光を発光することができる場合には、これらのLEDの発光を制御することで、太陽光の色温度に対応する色温度で発光面を発光させることが可能である。
本実施の形態においては、LED等によって構成される各光源22の光量を制御することができるようになっている。図3は各光源22を制御する光源制御部40の具体的な構成の一例を示すブロック図である。なお、光源制御部40は、任意の場所、例えば、屋内空間14等に設置されている。
光ダクト17には、光センサ25が設けられている。光センサ25は、光ダクト17内に導かれた外光の光量、色温度、色相等を検出して、検出結果を光源制御部40の外光検出部41に出力する。外光検出部41は、光センサ25の出力から、外光の光量、色温度、色相等を求めて、これらの情報を制御値算出部42に出力する。
ユーザ設定部43は、ユーザ操作に基づく設定値を発生して制御値算出部42に出力するようになっている。例えば、ユーザ設定部43は、発光面からの光の光量及び色温度を所定の光量及び色温度に設定するための設定値を出力することができる。また、例えば、ユーザ設定部43は、発光面からの光の光量及び色温度を時間と共に設定した値に変化させるための設定値を出力することもできる。
制御値算出部42は、外光の検出結果とユーザ設定部43からの設定値が与えられ、設定値に基づく光を発光面から出射させるための各光源22の制御値を求めて、光源駆動部44に出力する。光源駆動部44は、制御値算出部42から制御値に基づいて、各光源22を点灯させる。こうして、各光源22は、発光面からユーザの設定した光が発せられるように、点灯制御される。
光源制御部40は、光センサ25の出力に応じて、各光源22を点灯制御する例について説明したが、光センサ25の出力を用いることなく、時間の経過と共に予め決められた制御値に基づいて各光源22の点灯制御を行うようにしてもよい。例えば、外光に拘わらず、光源制御部40は、朝には発光面から比較的色温度が高い光を発光させるように光源22を点灯制御し、夕方には発光面から比較的色温度が低い光を発光させるように光源22を点灯制御してもよい。これにより、曇った日でも晴れた日と同じような照明が可能である。
また、例えば、光源制御部40は、光センサ25の出力を利用することで、通常の太陽光の色温度の変化とは逆の変化で発光面を発光させてもよい。例えば、朝の太陽光は比較的色温度が高く、夕方の太陽光は比較的色温度が低いが、朝には発光面の色温度を低くして眩しすぎないように点灯制御し、夕方には発光面の色温度を高くするように点灯制御して作業しやすい環境を作り出すようにしてもよい。
このように本実施の形態においては、光ダクトの放光部近傍に光源を設け、この光源からの光を拡散部を介して出射させるようになっており、拡散部の発光面から、放光部からの光と光源からの光を拡散させて出射させることができる。これにより、外光に拘わらず、発光面を所望の明るさで発光させることができる。また、放光部からの外光は光源に遮られることなく拡散板に入射するので、発光効率の低下を防ぐことが可能である。
また、複数の光源として2色以上の光源を用いることにより、ユーザが希望する明るさ及び色温度で発光面を発光させることも可能である。例えば、実際の外光の明るさに拘わらず、時間に応じて太陽の色と同じような色温度で発光面を変化させることもでき、あるいは、外光に拘わらず、一定の色温度で発光面を発光させることも可能である。更に、光源からの光だけでも、発光面を均一に発光させることができ、夜間など太陽光の光量が低下した場合であっても、違和感を与えることなく十分な光量で空間の照明が可能である。
(第2の実施の形態)
図4及び図5は本発明の第2の実施の形態を示す説明図である。図4及び図5において図1と同一の構成要素には同一符号を付して説明を省略する。図4及び図5はそれぞれ第2の実施の形態の照明システムの断面構造とその斜視図を示している。
図4及び図5は本発明の第2の実施の形態を示す説明図である。図4及び図5において図1と同一の構成要素には同一符号を付して説明を省略する。図4及び図5はそれぞれ第2の実施の形態の照明システムの断面構造とその斜視図を示している。
第1の実施の形態においては、底板部の上方であって放光部に対向した空間以外の空間に光源を配置した。これに対し、本実施の形態は放光部と拡散部との間に光源を配置する例である。
図4において、屋内空間14は天井11によって天井裏16と区画されている。天井裏16には、天井11に沿って導光部である光ダクト51が設けられている。光ダクト51は、図示しない採光部から取り込んだ光を各部屋に導くものであり、ダクト状の部材であって、ダクト状の内面には反射面が形成されて、採光部から取り込んだ光を放光部52まで導くことができるようになっている。
本実施の形態においては、図4及び図5に示すように、光ダクト51は、水平部51a及び垂直部51bによって構成されている。垂直部51bは、一端が水平部51aに設けた開口部に取り付けられ、この開口部から屋内空間14に向けて例えば鉛直下方に延設され、他端は天井11に設けた開口部11bに嵌め込まれている。
放光部52は、光ダクト51の垂直部51bの下端開口部及びこの開口部に対応して例えば略同じサイズで天井11に設けられた開口部11bによって形成されており、この放光部52を閉塞するように拡散板53が設けられている。
採光部から光ダクト51の水平部51a及び垂直部51bを介して進行した光は、放光部52から屋内空間14に放射される。即ち、放光部52に到達した外光は、拡散板53によって拡散され、拡散板53の屋内空間14側の面(発光面)において均一な光となって屋内空間14に放射される。
本実施の形態においては、光ダクト51の垂直部51bの下端側に光源部54が設けられており、光源部54及び拡散板53によって照明部55が構成される。光源部54は、複数の直管光源54a,54bが略水平に配置されて構成される。直管光源54a,54bとしては、例えば、直管LEDランプを採用することができる。
直管光源54a,54bは、光を鉛直下方、即ち、拡散板53方向に出射する。直管光源54a,54bからの光は、外光と共に拡散板21に入射し、拡散板21の発光面からは、外光と直管光源54a,54bからの光とが拡散されて、均一な光が屋内空間14側に出射される。
なお、図5では、図面の見やすさを考慮して、光ダクト51のサイズに比べて直管光源54a,54bの径は比較的大きいが、実際には、光ダクト51のサイズに比べて直管光源54a,54bの径は比較的小さく、光ダクト51のサイズの例えば1/100程度の径の直管光源54a,54bを採用することができる。従って、直管光源54a,54b相互間には十分なサイズの隙間が空いており、この隙間から外光を通過させることができ、光ダクト51からの外光は光源部54によって殆ど遮られることなく拡散板53に到達する。
また、直管光源54a,54bを拡散板53に対向させて配置しており、また、直管LEDランプ等の直管光源54a,54bは光を上方に出射しない構造にすることができる。このため、直管光源54a,54bから水平部51aの開口部方向への光の放射はなく、直管光源54a,54bからの光の殆どは減衰されることなく拡散板53に入射することになる。これにより、本実施の形態においては、直管光源54a,54bからの光を効率よく拡散板53に入射させて発光面を発光させることができる
また、光源部54は、光ダクト51の垂直部51b内に設けられる。即ち、光源部54は光ダクト51の垂直部51bの平面内であって天井面11aよりも上方に設けられるので、照明部55の平面サイズをダクトサイズまで小さくすることができると共に、発光面を天井面11aと面一に構成することができる。
また、光源部54は、光ダクト51の垂直部51b内に設けられる。即ち、光源部54は光ダクト51の垂直部51bの平面内であって天井面11aよりも上方に設けられるので、照明部55の平面サイズをダクトサイズまで小さくすることができると共に、発光面を天井面11aと面一に構成することができる。
本実施の形態においても、直管光源54a,54bの光量を光源制御部40(図1参照)によって制御することができるようになっている。光源制御部40は光ダクト51に設けられた光センサ25(図示省略)の出力及びユーザの設定操作に基づいて、各直管光源54a,54bの光量を制御するようになっている。これにより、本実施の形態においても、放光部52に導かれた外光に拘わらず、光源部54の光によって発光面の明るさ及び色温度を制御可能である。
また、本実施の形態においても、複数の直管光源54a,54bとして、同一色の色光を発生する直管ランプを採用するだけでなく、2色以上の異なる色光を発生する直管ランプを採用することができる。例えば、電球色の直管光源54aと白色の直管光源54bとを交互に配置し、これらの直管光源54a,54bの発光を相互に独立して制御することにより、任意の色温度の色光を発光面から放射させることが可能である。
また、直管光源54a,54bとして、長手方向の各領域毎に異なる色光を発生する直管ランプを採用することも可能である。このような直管光源54a,54bを採用した場合には、同一種の直管光源54a,54bを用いた場合でも、任意の色温度の色光を発光面から放射させることが可能である。
このように本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。例えば、各直管光源を独立して調光制御して色温度を調整することで、発光面からの光を太陽光に概ね合わせることや、夜間、太陽光の明るさが低下した場合であっても、放光部の見栄えを変えることなく、人工光のみで所望の照度を得ること等が可能となる。また、本実施の形態においては、光ダクトから放光部への光の経路途中に直管光源を配置している。これにより、直管光源からの光を効率よく拡散板に出射させて発光面から室内空間に放射させることができる。
(第3の実施の形態)
図6は本発明の第3の実施の形態を示す説明図である。図6において図1と同一の構成要素には同一符号を付して説明を省略する。図6は第3の実施の形態の照明システムの断面構造を示している。
図6は本発明の第3の実施の形態を示す説明図である。図6において図1と同一の構成要素には同一符号を付して説明を省略する。図6は第3の実施の形態の照明システムの断面構造を示している。
第1の実施の形態においては、底板部の上方であって放光部に対向した空間以外の空間に光源を配置した。これに対し、本実施の形態は放光部近傍であって放光部の外側に光源を配置する例である。
図6において、屋内空間14は天井11によって天井裏16と区画されている。天井裏16には、天井11に沿って導光部である光ダクト61が設けられている。光ダクト61は、図示しない採光部から取り込んだ光を各部屋に導くものであり、ダクト状の部材であって、ダクト状の内面には反射面が形成されて、採光部から取り込んだ光を放光部62まで導くことができるようになっている。
本実施の形態においては、光ダクト61は、水平部61a及び垂直部61bによって構成されている。垂直部61bは、一端が水平部61aに設けた開口部に取り付けられ、この開口部から屋内空間14に向けて例えば鉛直下方に延設され、他端は開口部を構成して、この開口部は天井11に設けた開口部11cに望んでいる。
放光部62は、光ダクト61の垂直部61bの下端開口部及びこの開口部に対応して若干大きいサイズで天井11に設けられた開口部11cによって形成されており、この放光部62を閉塞するように照明部66が設けられている。
照明部66は、光ダクト61の垂直部61bの下端開口部を閉塞する導光板63、この導光板63の両側面に取り付けられた複数の光源64及び導光板63の屋内空間14側の面に設けられた拡散シート65によって構成されている。導光板63は、光ダクト61の垂直部61bの下端開口部の開口形状と同一の平面形状を有する板状部材であり、例えば、図2の例のように平面形状は四角形である。図6では、導光板63はこのような四角形状の例を示しており、導光板63の4つの側面のうち対向する2つの側面に沿って夫々複数の光源64が配設されている。
なお、導光板63及び拡散部を構成する拡散シート65は、透明性を有し、照明部66を通過する光は殆ど減衰することはない。光源64としては、例えば、LED等の種々の光源を採用することができる。
採光部から光ダクト61の水平部61a及び垂直部61bを介して進行した光は、放光部62に設けられた照明部66の導光板63及び拡散シート65を介して屋内空間14に導かれる。即ち、光ダクト61から放光部62に到達した外光は、導光板63を透過し、拡散シート65によって拡散され、拡散シート65の屋内空間14側の面(発光面)において均一な光となって屋内空間14に放射される。
本実施の形態においては、導光板63の両側面に設けられた複数の光源64は、導光板63の側面から導光板63の内側に向けて光を照射することができるようになっている。導光板63は、印刷によって形成された図示しない反射部や凹凸形状による反射部等を有しており、側面から入射した光を、略全面において下方に向けて出射することができるようになっている。
導光板63の両側面に設けられた光源64からの入射光は、導光板63の全面において略鉛直下方に導光される。導光板63によって鉛直下方に導かれた光源64からの光は、拡散シート65において外光と共に拡散され、発光面から均一な光となって屋内空間14に放射される。
照明部66の大部分を、光ダクト61の垂直部61b内に設けることができ、また、光源64を光ダクト61の垂直部61bの平面内であって天井面11aよりも上方に設けることができるので、照明部66の平面サイズを十分に小さくすることができると共に、発光面を天井面と面一に構成することができる。
本実施の形態においても、光源64の光量を光源制御部40(図1参照)によって制御することができるようになっている。光源制御部40は光ダクト61に設けられた光センサ25(図示省略)の出力及びユーザの設定操作に基づいて、各光源64の光量を制御するようになっている。これにより、本実施の形態においても、放光部62に導かれた外光に拘わらず、光源64の光によって発光面の明るさ及び色温度を制御可能である。
また、本実施の形態においても、複数の光源64として、同一色の色光を発生するランプを採用するだけでなく、2色以上の異なる色光を発生するランプを採用することができる。例えば、光源64として、電球色のLEDと白色のLEDとを交互に配置し、これらのLEDの発光を相互に独立して制御することにより、任意の色温度の色光を発光面から放射させることが可能である。
また、光源64としては、図2のLED31,32,33a,33bや直管LEDランプ等を採用することができ、導光板63の側面のうちの任意の面にこれらのLEDを適宜配置するようにしてもよい。また、更に、光源64として、長手方向の各領域毎に異なる色光を発生する直管ランプを採用することも可能である。
このように本実施の形態においても、上記各実施の形態と同様の効果を得ることができる。また、本実施の形態においては、光ダクトから放光部への光の経路の外側に光源を配置しており、外光は放光部において導光板及び拡散シートのみを通過することになり、照明部通過時における外光の減衰を十分に抑制することができる。
なお、上記各実施の形態においては、放光部を天井に設ける例について説明したが、放光部を壁に設けて、壁面から外光及び光源による光を拡散部によって拡散して均一な光として空間に放射するようにしてもよい。
また、拡散シートを用いる例を示したが、拡散シートに代えて導光板に拡散処理を施すことにより拡散部を形成するようにしてもよい。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
11…天井、12…壁面、13…床面、14…屋内空間、15…照明部、16…天井裏、17…光ダクト、18…放光部、21…拡散板、21a…底板部、21b…側板部、22…光源、23…反射板、25…光センサ、40…光源制御部。
Claims (3)
- 外光を伝播するダクトからの光を空間に照射するための放光部と;
前記放光部を覆うように配設され、入射面に入射した光を拡散して前記空間に面した発光面から出射する拡散部と;
前記拡散部の前記入射面に向かう光を出射する光源を有する光源部と;
を具備したことを特徴とする照明システム。 - 前記光源を調光制御する光源制御部
を具備したことを特徴とする請求項1に記載の照明システム。 - 前記光源部は、2種類以上の色温度の光を出射する複数種類の光源により構成されることを特徴とする請求項1に記載の照明システム。
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