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JP2014120969A - 電話制御装置およびプログラム - Google Patents

電話制御装置およびプログラム Download PDF

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JP2014120969A
JP2014120969A JP2012275380A JP2012275380A JP2014120969A JP 2014120969 A JP2014120969 A JP 2014120969A JP 2012275380 A JP2012275380 A JP 2012275380A JP 2012275380 A JP2012275380 A JP 2012275380A JP 2014120969 A JP2014120969 A JP 2014120969A
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Tetsuya Hirose
徹也 廣瀬
Masakazu Oyamada
昌和 小山田
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Abstract

【課題】無線端末から電話制御装置の保留呼を容易に操作する。
【解決手段】呼制御部14Bが、無線端末30からの保留指示に応じて、相手端末40との通話回線を保留するとともに、当該無線端末30との音声通信回線を切断し、無線端末制御部14Aが、データ通信回線を用いて無線端末30へ、当該無線端末30が保留した保留通話回線に対する各種操作を行うための操作画面として、保留呼に対する操作ごとに、当該操作の内容を示す保留呼操作要求をデータ通信回線を用いて無線端末30から電話制御装置10へ通知するための操作ボタンが配置された保留呼操作画面の表示を指示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電話制御技術に関し、特に電話制御装置で保留されている保留通話回線を、電話制御装置に収容されている無線端末から操作するための呼制御技術に関する。
従来、ビジネスホンやPBXシステムなどの電話システムでは、主装置やPBXからなる電話制御装置において、無線通信網を介してスマートフォンや携帯電話などの無線端末と接続し、当該無線端末に対して、内線端末と同様の機能を提供する技術が提案されている(例えば、特許文献1など参照)。
特開2002−101437号公報
このような従来技術にかかる電話システムでは、電話網を介して接続された相手端末との通話を内線端末が保留した場合、その保留呼について内線端末から、保留呼の状態を切り替えたり、保留呼を他の内線端末に転送する操作が可能となる。
一般的な電話システムにおける主な保留状態としては、自己保留、システム保留、パーク保留がある。自己保留は、保留操作を行った内線端末だけしか保留解除することができない保留状態である。システム保留は、いずれの内線端末でも保留解除可能とする保留状態である。パーク保留状態は、パーク保留キーという特定な機能キーが割り当てられている内線端末でのみ、保留・保留解除を行うことができる保留状態である。
また、一般的な電話システムにおける主な保留転送機能としては、通話転送機能と強制転送機能がある。通話転送機能は、内線端末で保留操作を行った後に転送先端末を呼び出して転送先相手と通話を行い、この通話の切断に応じて保留呼を保留解除して転送先端末と接続する機能である。また、強制転送機能は、内線端末で保留操作を行った後に転送先端末を呼び出し、転送先相手の応答に応じて保留呼を保留解除して転送先端末と接続する機能である。
したがって、従来技術にかかる電話システムでは、このような内線端末で行われる保留呼に対する操作を、電話制御装置と接続されている無線端末にも提供することができ、この場合、無線端末からの保留呼に関する操作を電話制御装置へ通知する方法として、保留操作と同様にPB信号が使用される。
例えば、電話網を介して電話制御装置に接続された相手端末と、電話制御装置を経由して無線端末が通話している状態で、相手端末との通話を電話制御装置で保留する場合、無線端末でダイヤル操作「#2」を行って、相手端末との通話回線にPB信号「#2」を送出する。電話制御装置は、通話状態にある無線端末の音声通信回線上のPB信号を常時監視しており、PB信号「#2」が検出された場合、相手端末との通話を、例えばデフォルト保留状態として予め設定されている自己保留状態とする。
この後、無線端末が保留状態をシステム保留に切り替える場合には、システム保留操作と対応付けられているダイヤル操作「#1」を行って、相手端末との通話を保留した後も電話制御装置と接続維持されている通話回線にPB信号「#1」を送出する。これに応じて、電話制御装置は、無線端末が保留した保留呼の状態をシステム保留状態に切り替えるものとなる。
また、自己保留やパーク保留への切り替え操作、通話転送操作や強制転送操作、さらには保留解除操作についても、それぞれの操作と対応付けられているダイヤル操作を行うことになる。
しかしながら、このような電話制御装置で保留されている保留呼に対する操作は、前述した一般的な操作だけでも6種類のダイヤル操作があり、保留呼に対する呼制御機能に応じた数だけダイヤル操作の種類を設けることになる。このため、無線端末の利用者は、保留呼に対する操作とダイヤル操作との対応関係がすぐに思い出せずに、保留呼をスムーズに操作できず、利用者とって使いづらいという問題点があった。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、電話制御装置と接続されている無線端末から、電話制御装置の保留呼を容易に操作できる呼制御技術を提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、本発明にかかる電話制御装置は、無線通信網を介して接続した無線端末を、電話網と接続された複数の通話回線のうちのいずれかと接続する電話制御装置であって、前記無線通信網を介して前記無線端末との間でデータ通信回線と音声通信回線とをそれぞれ確立する網I/F部と、前記通話回線を介して相手端末と通話中の前記無線端末から、前記音声通信回線を介して通知された保留を指示するPB信号に応じて、当該通話回線を保留するとともに、当該無線端末との音声通信回線を切断する呼制御部と、前記データ通信回線を用いて前記無線端末へ、当該無線端末が保留した保留通話回線に対する各種操作を行うための操作画面として、保留呼に対する操作ごとに、当該操作の内容を示す保留呼操作要求を前記データ通信回線を用いて前記無線端末から当該電話制御装置へ通知するための操作ボタンが配置されている保留呼操作画面の表示を指示する無線端末制御部とを備えている。
また、本発明にかかる上記電話制御装置の一構成例は、前記無線端末制御部が、前記無線端末からの通話転送を要求する前記保留呼操作要求に応じて、当該通話転送先を示す転送先電話番号を当該保留呼操作要求から取得し、前記呼制御部は、前記保留呼操作要求の要求元となる前記無線端末から前記音声通信回線を用いて呼び出しがあった場合には、前記無線端末制御部により取得された前記転送先電話番号に基づいて転送先端末を呼び出し、当該転送先端末からの応答に応じて前記無線端末からの呼び出しに自動応答し、当該無線端末の当該音声通信回線と当該転送先端末の通話回線とを中継接続し、当該無線端末と当該転送先端末との間の通話の切断に応じて、前記保留通話回線の保留を解除し、当該転送先端末の通話回線と中継接続するようにしたものである。
また、本発明にかかる上記電話制御装置の一構成例は、前記無線端末制御部が、前記無線端末からの強制転送を要求する前記保留呼操作要求に応じて、当該強制転送先を示す転送先電話番号を当該保留呼操作要求から取得し、前記呼制御部は、前記無線端末制御部により取得された前記転送先電話番号に基づいて転送先端末を呼び出し、当該転送先端末からの応答に応じて、前記保留通話回線の保留を解除し、当該転送先端末の通話回線と中継接続するようにしたものである。
また、本発明にかかるプログラムは、コンピュータを、前述したいずれか1つの電話制御装置を構成する各部として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、無線端末で通話中に保留操作を行った場合、電話制御装置で保留した保留通話回線に対して各種操作を行うための保留呼操作画面が表示されるため、当該保留呼操作画面に配置された操作ボタンを操作するだけで、自己保留、システム保留、パーク保留などの保留状態の切り替え操作、通話転送操作や強制転送操作、さらには保留解除操作など、保留呼に対する各種操作を極めて容易に選択操作することができる。
第1の実施の形態にかかる電話制御装置の構成を示すブロック図である。 通話回線の回線状態を示すステータスデータの構成例である。 無線端末に関する設定データの構成例である。 保留呼操作画面の構成例である。 第1の実施の形態にかかる無線端末の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかる電話制御装置および無線端末の動作を示すシーケンス図である。 第2の実施の形態にかかる電話制御装置および無線端末の動作を示すシーケンス図である。 第3の実施の形態にかかる電話制御装置および無線端末の動作を示すシーケンス図である。 第4の実施の形態にかかる電話制御装置および無線端末の動作を示すシーケンス図である。 第5の実施の形態にかかる電話制御装置および無線端末の動作を示すシーケンス図である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる電話制御装置10について説明する。図1は、第1の実施の形態にかかる電話制御装置の構成を示すブロック図である。
この電話制御装置10は、ビジネスホンやPBXシステムなどの電話システム1において、主装置やPBXとして用いられる電話制御装置からなり、回線L1を介して電話網NW1と接続するとともに、回線L2を介して無線通信網NW2と接続し、内線回線21を介して収容した複数の内線端末20を、回線L1,L2に対して交換接続する機能を有している。
電話網NW1は、PSTN(Public Switched Telephone Network)、ISDN(Integrated Services Digital Network)、IP電話網などの一般的な電話網からなる。相手端末40は、電話網NW1に接続された一般的な端末である。
無線通信網NW2は、3G(3rd Generation)などの携帯通信網、無線LANを用いたWi−Fi(Wireless Fidelity)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)などの一般的な無線通信網からなる。無線端末30は、無線通信網NW2に接続された、スマートフォンや携帯電話などの一般的な無線電話端末であり、無線通信網NW2を介して電話制御装置10との間で、データ通信回線と音声通信回線とをそれぞれ確立する。
[電話制御装置]
電話制御装置10には、主な機能部として、網I/F部11、内線I/F部12、記憶部13、および制御部14が設けられている。
網I/F部11は、通信用のインターフェース回路からなり、回線L1を介して電話網NW1との間で着信通知などの各種呼制御メッセージをやり取りする機能と、回線L1および電話網NW1を介して相手端末40と通話音声をやり取りする機能と、回線L2を介して無線通信網NW2との間で発信要求などの各種呼制御メッセージをやり取りする機能と、回線L2および無線通信網NW2を介して無線端末30との間でデータ通信回線を確立して、データ通信を行う機能と、回線L2および無線通信網NW2を介して無線端末30との間で音声通信回線を確立して通話音声をやり取りする機能とを有している。
この際、回線L1には、1つ以上の通話回線が含まれているものとし、これら通話回線は、アナログ電話回線であってもよくIP回線やISDN回線などのデジタル回線であってもよい。
また、回線L2については、音声通信回線をアナログ通信により構成する場合、音声通信回線用のアナログ電話回線とデータ通信回線用のIP回線とから回線L2を構成すればよい。なお、音声通信回線をデジタル通信により構成すれば、データ通信回線と音声通信回線とをIP回線やISDN回線などのデジタル回線からなる1つの回線L2で構成することができる。また、網I/F部11に無線通信機能を設けて無線通信網NW2と直接接続する無線回線により回線L2を構成し、無線端末30と同様に、データ通信回線と音声通信回線とを回線L2で確立するようにしてもよい。
内線I/F部12は、専用の通信回路からなり、内線回線21を介して内線端末20との間で、着信通知などの呼制御メッセージや通話音声などのデータをやり取りする機能を有している。
記憶部13は、ハードディスクや半導体メモリなどの記憶装置からなり、制御部14での制御処理に用いる処理データやプログラム13Pを記憶する機能を有している。
プログラム13Pは、制御部14のCPUに読み込まれて実行されることにより、各種処理部を実現するプログラムである。
記憶部13で記憶する主な処理データとして、呼制御データ13Aがある。呼制御データ13Aは、回線L1,L2、内線端末20、さらには無線端末30について、各種動作状態を示すステータスデータや、各種設定内容を示す設定データなどからなる。
図2は、通話回線の回線状態を示すステータスデータの構成例である。ここでは、電話制御装置10に収容されている各通話回線を識別するための回線IDごとに、当該通話回線に関する、着信、発信、通話、保留、空きなどの各種回線状態が登録されている。
図3は、無線端末に関する設定データの構成例である。ここでは、無線端末30を識別するための端末IDごとに、音声通信回線で用いる当該無線端末30の無線端末電話番号と、データ通信回線で用いる当該無線端末30のIPアドレスとが、組として登録されている。
制御部14は、CPUとその周辺回路を有するコンピュータからなり、記憶部13のプログラム13Pを読み込んで実行することにより、各種処理部を実現して、電話制御装置10のほか、内線端末20や無線端末30の動作を制御する機能を有している。
制御部14で実現される主な処理部として、無線端末制御部14Aおよび呼制御部14Bがある。
無線端末制御部14Aは、図2に示した、記憶部13の呼制御データ13Aに登録されている通話回線の回線状態に基づいて、データ通信回線を用いて無線端末30へ通話回線の回線状態を通知する機能と、データ通信回線を用いて無線端末30へ、当該無線端末30が保留した保留通話回線に対する各種操作を行うための保留呼操作画面の表示を指示する機能とを有している。
図4は、保留呼操作画面の構成例である。ここでは、保留呼操作画面において、無線端末30が保留した保留通話回線の回線状態が表示されているほか、保留呼操作のための操作ボタンが配置されている。
図4の例では、操作ボタンとして、保留通話回線の保留状態をシステム保留に切り替える保留呼操作要求を電話制御装置10に通知するためのシステム保留ボタン、保留通話回線の保留状態を自己保留に切り替える保留呼操作要求を電話制御装置10に通知するための自己保留ボタン、保留通話回線の保留状態をパーク保留に切り替える保留呼操作要求を電話制御装置10に通知するためのパーク保留ボタン、保留通話回線を所望の転送先端末へ通話転送する保留呼操作要求を電話制御装置10に通知するための通話転送ボタン、保留通話回線を所望の転送先端末へ強制転送する保留呼操作要求を電話制御装置10に通知するための強制転送ボタンが配置されている。
本実施の形態では、無線端末30で使用可能な通話回線として、電話網NW1との間の通話回線を前提としており、無線端末30に通知される回線状態も、無線端末30で使用可能な通話回線、すなわち電話網NW1との間の通話回線に関する回線状態となる。但し、無線通信網NW2との間の通話回線についても、無線端末30で使用可能な回線とする場合には、これら無線通信網NW2との間の通話回線に関する回線状態についても、無線端末30へ通知すればよい。
呼制御部14Bは、電話制御装置10に収容されている通話回線を用いた内線端末20による発信、着信、保留、転送などの各種動作を呼制御する機能と、これら呼制御により通話回線の状態が変更された場合、図2に示した、記憶部13の呼制御データ13Aに登録されている通話回線の回線状態を更新する機能とを有している。
[無線端末]
次に、図5を参照して、本実施の形態にかかる無線端末30について説明する。図5は、第1の実施の形態にかかる無線端末の構成を示すブロック図である。
この無線端末30は、全体としてスマートフォンや携帯電話などの一般的な無線電話端末からなり、主な機能部として、無線I/F部31、音声処理部32、記憶部33、制御部34、操作入力部35、および画面表示部36が設けられている。
無線I/F部31は、無線通信用のインターフェース回路からなり、無線通信網NW2を介して電話制御装置10との間でデータ通信回線と音声通信回線とをそれぞれ確立する機能を有している。
音声処理部32は、スピーカおよびマイクを含み、無線I/F部31により音声通信回線から受信した音声データを音声信号に復号してスピーカから出力する機能と、マイクから入力された音声信号を音声データに符号化して無線I/F部31から音声通信回線へ出力する機能とを有している。
記憶部33は、半導体メモリなどの記憶装置からなり、制御部34での制御処理に用いる処理データやプログラム33Pを記憶する機能を有している。
プログラム33Pは、制御部34のCPUに読み込まれて実行されることにより、各種処理部を実現するプログラムである。
記憶部33で記憶する主な処理データとして、呼制御データ33Aがある。呼制御データ33Aは、回線L1,L2や内線端末20の動作状態を示すステータスデータや設定内容を示す設定データなどからなる。ステータスデータとしては、前述の図2に示したような、電話制御装置10に収容されている各通話回線の回線状態を示すデータがある。このデータは、データ通信回線を用いて電話制御装置10から通知されて記憶部33に保存される。
制御部34は、CPUとその周辺回路を有するコンピュータからなり、記憶部33のプログラム33Pを読み込んで実行することにより、各種処理部を実現して、無線端末30の動作を制御する機能を有している。
制御部34で実現される主な処理部として、回線制御部34Aおよび通話制御部34Bがある。このうち、通話制御部34Bは、一般的な無線端末30に通話アプリケーションとして標準装備されている基本機能であるが、回線制御部34Aは基本機能ではない。このため、回線制御部34Aを無線端末30に追加する追加アプリケーションで実現して、利用者にそのプログラムを提供するようにしてもよい。
回線制御部34Aは、データ通信回線を用いて電話制御装置10からの指示に応じて保留呼操作画面を画面表示する機能と、操作入力部35により検出された当該保留呼操作画面の操作ボタンへの操作に応じて、当該操作ボタンと対応する保留呼操作要求をデータ通信回線を用いて電話制御装置10へ通知する機能とを有している。
通話制御部34Bは、音声通信回線を介して電話制御装置10と通話路を確立して、電話制御装置10により中継接続された相手端末30や内線端末20との間で音声通話を実現する機能を有している。
操作入力部35は、画面表示部36の表示画面上に設けられたタッチパネルや、表示画面に表示された操作ボタンなどの操作シンボル、各種の操作スイッチなどの操作入力装置からなり、利用者の操作を検出して制御部34へ出力する機能を有している。
画面表示部36は、制御部34から出力された保留呼操作画面や回線状態画面などの各種画面を表示する機能を有している。
[第1の実施の形態の動作]
次に、図6を参照して、本実施の形態にかかる電話制御装置10および無線端末30の動作について説明する。図6は、第1の実施の形態にかかる電話制御装置および無線端末の動作を示すシーケンス図である。図6のうち電話制御装置10と無線端末30との間におけるやり取りについて、細線はデータ通信回線を用いたデータ通信を示し、太線実線は音声通信回線を用いた音声通話を示し、太線破線は音声通信回線を用いた呼制御メッセージを示している。
ここでは、相手端末40との通話中に無線端末30が行った保留操作に応じて、当該保留通話回線に関する保留呼操作画面を無線端末30で表示する保留動作について説明する。
まず、無線端末30と相手端末40とが電話制御装置10を経由して通話中である状態において(ステップ100)、無線端末30で保留操作、例えばダイヤル操作「##」が行われた場合(ステップ101)、無線端末30から音声通信回線へPB信号「##」が送出される(ステップ102)。
電話制御装置10の網I/F部11は、通話状態にある無線端末30の音声通信回線上のPB信号を常時監視しており、保留要求を示すPB信号「##」を検出した場合、呼制御部14Bは、相手端末40との通話回線を保留とする(ステップ103)。これにより、相手端末40に対して、電話制御装置10の網I/F部11から保留音が送出される保留状態となる(ステップ104)。
また、網I/F部11で保留要求を示すPB信号「##」が検出された場合、呼制御部14Bは、網I/F部11から音声通信回線を用いて無線端末30へ切断を通知する(ステップ105)。これにより、無線端末30との音声通信回線が切断されて、無線端末30の通話動作が終了する。
この後、無線端末制御部14Aは、回線状態の変更を示す回線状態変更通知を、データ通信回線を用いて無線端末30へ通知する(ステップ110)。
無線端末30の回線制御部34Aは、無線I/F部31を介して受信した電話制御装置10からの回線状態変更通知に応じて、電話制御装置10に収容されている各通話回線に関する回線状態を要求する回線状態要求を、無線I/F部31からデータ通信回線を介して電話制御装置10へ通知する(ステップ111)。
電話制御装置10の無線端末制御部14Aは、無線端末30からの回線状態要求をデータ通信回線を介して網I/F部11で受信した場合、記憶部13の呼制御データ13Aから、各通話回線に関する回線状態を取得し、網I/F部11からデータ通信回線を用いて無線端末30へ回線状態を通知するとともに、無線端末30が保留した保留通話回線に対する各種操作を行うための保留呼操作画面の表示を指示する(ステップ112)。
無線端末30の回線制御部34Aは、無線I/F部31を介して受信した電話制御装置10からの回線状態通知に応じて、図4に示したような保留呼操作画面を画面表示部36で表示する(ステップ113)。
この際、保留呼操作画面については、無線端末30の記憶部33に予め登録されている画面データを読み出して画面表示部36で表示してもよく、電話制御装置10からの回線状態通知で通知された画面データを画面表示部36で表示してもよい。
また、図4の保留呼操作画面では、回線状態通知で通知された保留通話回線に関する回線状態のみが表示されているが、これに加えて他の回線に関する回線状態を表示してもよい。
[第1の実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、呼制御部14Bが、無線端末30からの保留指示に応じて、相手端末40との通話回線を保留するとともに、当該無線端末30との音声通信回線を切断し、無線端末制御部14Aが、データ通信回線を用いて無線端末30へ、当該無線端末30が保留した保留通話回線に対する各種操作を行うための操作画面として、保留呼に対する操作ごとに、当該操作の内容を示す保留呼操作要求をデータ通信回線を用いて無線端末30から電話制御装置10へ通知するための操作ボタンが配置された保留呼操作画面の表示を指示するようにしたものである。
これにより、無線端末30では、通話中に保留操作を行った場合、電話制御装置10で保留した保留通話回線に対する各種操作を行うための保留呼操作画面が表示されるため、当該保留呼操作画面に配置された操作ボタンを操作するだけで、自己保留、システム保留、パーク保留などの保留状態の切り替え操作、通話転送操作や強制転送操作、さらには保留解除操作など、保留呼に対する各種操作を極めて容易に選択操作することができる。
一般に、スマートフォンや携帯電話などの無線端末30では、通話を行う場合、通話アプリケーションが起動されて、通話が終了するまで、通話時間などの通話情報が画面表示される。したがって、電話制御装置10で相手端末40との通話回線を保留した後、無線端末30との間の音声通信回線を維持したまま、無線端末30へ保留呼操作画面の表示を指示しても、無線端末30では通話アプリケーションの画面が優先的に画面表示されているため、保留呼操作画面を表示することができない。
本発明は、通話アプリケーションの動作として、通話の終了に応じて通話アプリケーションが終了することに着目し、無線端末30との間の音声通信回線を切断した後、保留呼操作画面の表示を指示するようにしたので、保留呼操作画面をスムーズに表示することができる。
[第2の実施の形態]
次に、図7を参照して、本発明にかかる第2の実施の形態について説明する。図7は、第2の実施の形態にかかる電話制御装置および無線端末の動作を示すシーケンス図である。図7のうち電話制御装置10と無線端末30との間におけるやり取りについて、細線はデータ通信回線を用いたデータ通信を示し、太線実線は音声通信回線を用いた音声通話を示し、太線破線は音声通信回線を用いた呼制御メッセージを示している。
第1の実施の形態では、無線端末30での保留操作から保留呼操作画面の表示までの動作について説明した。本実施の形態では、その後、保留呼操作画面において、通話転送ボタンが操作された場合の動作について説明する。
本実施の形態において、無線端末制御部14Aは、無線端末30からの通話転送を要求する保留呼操作要求に応じて、当該通話転送先を示す転送先電話番号を当該保留呼操作要求から取得する機能を有している。
また、呼制御部14Bは、保留呼に対する通話転送機能を実現する機能群として、データ通信回線を介して網I/F部11で受信した保留呼操作要求の要求元となる無線端末30から音声通信回線を用いて呼び出しがあった場合には、無線端末制御部14Aで当該保留呼操作要求から取得された転送先電話番号に基づいて転送先端末を呼び出す機能と、当該転送先端末からの応答に応じて無線端末30からの呼び出しに自動応答し、当該無線端末30の音声通信回線と当該転送先端末の通話回線とを中継接続する機能と、当該無線端末30と当該転送先端末との間の通話の切断に応じて、保留通話回線の保留を解除し、当該保留通話回線と当該転送先端末の通話回線とを中継接続する機能とを有している。
本実施の形態にかかる他の構成については、第1の実施の形態と同様であり、ここでの詳細な説明は省略する。
図7に示すように、無線端末30において、画面表示部36により保留呼操作画面が表示されている状態で、操作入力部35により通話転送ボタンの操作が検出された場合(ステップ200)、回線制御部34Aは、保留通話回線を所望の転送先端末へ通話転送する保留呼操作要求を、データ通信回線を介して電話制御装置10へ通知する(ステップ201)。
この際、回線制御部34Aは、例えば、通話転送ボタンの操作後、通話転送先を示す転送先電話番号を入力するための入力画面を画面表示部36で表示し、操作入力部35により取得した転送先電話番号を保留呼操作要求に含めて電話制御装置10へ通知する。
電話制御装置10の無線端末制御部14Aは、無線端末30からの通話転送を要求する保留呼操作要求に応じて、当該通話転送先を示す転送先電話番号を当該保留呼操作要求から取得し(ステップ202)、データ通信回線を介して要求受付を返送する(ステップ203)。
無線端末30の回線制御部34Aは、電話制御装置10からの要求受付に応じて、通話制御部34Bに対して音声通信回線を用いた電話制御装置10への呼び出しを指示し、通話制御部34Bは、回線制御部34Aからの呼び出し指示に応じて、無線I/F部31から音声通信回線を用いて電話制御装置10の呼び出しを行う(ステップ210)。
電話制御装置10の呼制御部14Bは、網I/F部11を介して無線端末30からの呼び出しがあった場合、当該無線端末30の保留呼操作要求から無線端末制御部14Aで取得した転送先電話番号に基づいて転送先端末の呼び出しを行う(ステップ211)。図7では、転送先電話番号が内線端末20を示す内線番号であった場合が例として示されており、転送先電話番号に基づいて転送先端末である内線端末20が呼び出されている。
この呼び出しに応じて内線端末20で応答操作されて(ステップ212)、内線端末20から応答が通知された場合(ステップ213)、呼制御部14Bは、無線端末30からの呼び出しに自動応答し(ステップ214)、当該無線端末30の音声通信回線と当該内線端末20の通話回線とを中継接続する。これにより、無線端末30の通話路と内線端末20の通話路とが接続されて、無線端末30と相手端末40との通話が開始され(ステップ215)、通話転送の旨が無線端末30の利用者から相手端末40の利用者へ伝えられる。
この後、無線端末30において、操作入力部35により終話操作が検出された場合(ステップ220)、通話制御部34Bは、無線I/F部31から音声通信回線を用いて電話制御装置10へ切断を通知する(ステップ221)。
電話制御装置10の呼制御部14Bは、無線端末30と内線端末20との通話の切断に応じて、当該無線端末30にかかる保留通話回線の保留を解除し(ステップ222)、当該内線端末20の通話回線と中継接続する。これにより、相手端末40の通話路と内線端末20の通話路とが接続されて、相手端末40と内線端末20との通話が開始される(ステップ223)。
[第2の実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、呼制御部14Bが、データ通信回線を介して網I/F部11で受信した保留呼操作要求の要求元となる無線端末30から音声通信回線を用いて呼び出しがあった場合には、当該保留呼操作要求で指定された転送先電話番号に基づいて転送先端末を呼び出し、当該転送先端末での応答に応じて無線端末30からの呼び出しに自動応答し、当該無線端末30の音声通信回線と当該転送先端末の通話回線とを中継接続し、当該無線端末30と当該転送先端末との間の通話の切断に応じて、保留通話回線の保留を解除し、当該保留通話回線と当該転送先端末の通話回線とを中継接続するようにしたものである。
これにより、無線端末30で表示された保留呼操作画面における通話転送ボタンの操作という、極めて簡素な操作に応じて、転送先端末との間の通話を経て、無線端末30が保留した相手端末40の保留呼を、転送先端末へ転送することができる。
[第3の実施の形態]
次に、図8を参照して、本発明の第3の実施の形態にかかる電話制御装置10について説明する。図8は、第3の実施の形態にかかる電話制御装置および無線端末の動作を示すシーケンス図である。図8のうち電話制御装置10と無線端末30との間におけるやり取りについて、細線はデータ通信回線を用いたデータ通信を示し、太線実線は音声通信回線を用いた音声通話を示し、太線破線は音声通信回線を用いた呼制御メッセージを示している。
第1の実施の形態では、無線端末30での保留操作から保留呼操作画面の表示までの動作について説明した。本実施の形態では、その後、保留呼操作画面において、強制転送ボタンが操作された場合の動作について説明する。
本実施の形態において、無線端末制御部14Aは、無線端末30からの強制転送を要求する保留呼操作要求に応じて、当該強制転送先を示す転送先電話番号を当該保留呼操作要求から取得する機能を有している。
また、呼制御部14Bは、保留呼に対する強制転送機能を実現する機能群として、データ通信回線を介して網I/F部11で受信した保留呼操作要求から、無線端末制御部14Aにより取得された転送先電話番号に基づいて転送先端末を呼び出す機能と、当該転送先端末からの応答に応じて、保留通話回線の保留を解除し、当該保留通話回線と当該転送先端末の通話回線とを中継接続する機能とを有している。
本実施の形態にかかる他の構成については、第1の実施の形態と同様であり、ここでの詳細な説明は省略する。
図8に示すように、無線端末30において、画面表示部36により保留呼操作画面が表示されている状態で、操作入力部35により強制転送ボタンの操作が検出された場合(ステップ300)、回線制御部34Aは、保留通話回線を所望の転送先端末へ強制転送する保留呼操作要求を、データ通信回線を介して電話制御装置10へ通知する(ステップ301)。
この際、例えば、回線制御部34Aは、強制転送ボタンの操作後、強制転送先を示す転送先電話番号を入力するための入力画面を画面表示部36で表示し、操作入力部35により取得した転送先電話番号を保留呼操作要求に含めて電話制御装置10へ通知する。
電話制御装置10の無線端末制御部14Aは、無線端末30からの強制転送を要求する保留呼操作要求に応じて、当該強制転送先を示す転送先電話番号を当該保留呼操作要求から取得し(ステップ302)、データ通信回線を介して要求受付を返送する(ステップ303)。
また、呼制御部14Bは、無線端末30からの保留呼操作要求に応じて、当該無線端末30の保留呼操作要求から無線端末制御部14Aで取得した転送先電話番号に基づいて転送先端末の呼び出しを行う(ステップ310)。図8では、転送先電話番号が内線端末20を示す内線番号であった場合が例として示されており、転送先電話番号に基づいて転送先端末である内線端末20が呼び出されている。
この呼び出しに応じて内線端末20で応答操作されて(ステップ311)、内線端末20から応答が通知された場合(ステップ312)、呼制御部14Bは、当該無線端末30にかかる保留通話回線の保留を解除し(ステップ313)、当該内線端末20の通話回線と中継接続する。これにより、相手端末40の通話路と内線端末20の通話路とが接続されて、相手端末40と内線端末20との通話が開始される(ステップ314)。
[第3の実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、呼制御部14Bが、データ通信回線を介して網I/F部11で受信した保留呼操作要求から、無線端末制御部14Aにより取得された転送先電話番号に基づいて転送先端末を呼び出し、当該転送先端末からの応答に応じて、保留通話回線の保留を解除し、当該転送先端末の通話回線と中継接続するようにしたものである。
これにより、無線端末30で表示された保留呼操作画面における強制転送ボタンの操作という、極めて簡素な操作に応じて、転送先端末との間の通話を経ることなく、無線端末30が保留した相手端末40の保留呼を、転送先端末へ転送することができる。
[第4の実施の形態]
次に、図9を参照して、本発明の第4の実施の形態にかかる電話制御装置10について説明する。図9は、第4の実施の形態にかかる電話制御装置および無線端末の動作を示すシーケンス図である。図9のうち電話制御装置10と無線端末30との間におけるやり取りについて、細線はデータ通信回線を用いたデータ通信を示し、太線実線は音声通信回線を用いた音声通話を示し、太線破線は音声通信回線を用いた呼制御メッセージを示している。
第1の実施の形態では、無線端末30での保留操作から保留呼操作画面の表示までの動作について説明した。本実施の形態では、その後、保留呼操作画面において、システム保留ボタンが操作された場合の動作について説明する。
本実施の形態において、無線端末制御部14Aは、無線端末30からのシステム保留への切り替えを要求する保留呼操作要求に応じて、当該無線端末30が保留した保留通話回線の保留状態をシステム保留状態へ切り替えるためのシステム保留切替指示を呼制御部14Bへ通知する機能を有している。
呼制御部14Bは、無線端末制御部14Aからのシステム保留切替指示に応じて、当該無線端末30が保留した保留通話回線の保留状態をシステム保留状態へ切り替える機能を有している。
本実施の形態にかかる他の構成については、第1の実施の形態と同様であり、ここでの詳細な説明は省略する。
図9に示すように、無線端末30において、画面表示部36により保留呼操作画面が表示されている状態で、操作入力部35によりシステム保留ボタンの操作が検出された場合(ステップ400)、回線制御部34Aは、保留通話回線をシステム保留状態へ切り替える保留呼操作要求を、データ通信回線を介して電話制御装置10へ通知する(ステップ401)。
無線端末制御部14Aは、無線端末30からのシステム保留への切り替えを要求する保留呼操作要求に応じて、データ通信回線を介して要求受付を返送し(ステップ402)、当該無線端末30が保留した保留通話回線の保留状態をシステム保留状態へ切り替えるためのシステム保留切替指示を呼制御部14Bへ通知する。
呼制御部14Bは、無線端末制御部14Aからのシステム保留切替指示に応じて、無線端末30が保留した保留通話回線の保留状態をシステム保留状態へ切り替える(ステップ403)。これにより、記憶部13の呼制御データ13Aのうち、無線端末30が保留した保留通話回線の保留状態が、システム保留状態へ切り替えられる。
[第4の実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、無線端末制御部14Aが、無線端末30からのシステム保留への切り替えを要求する保留呼操作要求に応じて、システム保留切替指示を呼制御部14Bへ通知し、呼制御部14Bが、このシステム保留切替指示に応じて、当該無線端末30が保留した保留通話回線の保留状態をシステム保留状態へ切り替えるようにしたものである。
これにより、無線端末30で表示された保留呼操作画面におけるシステム保留ボタンの操作という、極めて簡素な操作に応じて、無線端末30が保留した相手端末40の保留呼を、システム保留状態へ切り替えることができる。
また、本実施の形態では、システム保留への切り替えを例として説明したが、パーク保留や自己保留への切り替えも前述と同様であり、ここでの詳細な説明は省略する。
[第5の実施の形態]
次に、図10を参照して、本発明の第5の実施の形態にかかる電話制御装置10について説明する。図10は、第5の実施の形態にかかる電話制御装置および無線端末の動作を示すシーケンス図である。図10のうち電話制御装置10と無線端末30との間におけるやり取りについて、細線はデータ通信回線を用いたデータ通信を示し、太線実線は音声通信回線を用いた音声通話を示し、太線破線は音声通信回線を用いた呼制御メッセージを示している。
第1の実施の形態では、無線端末30での保留操作から保留呼操作画面の表示までの動作について説明した。本実施の形態では、その後、保留呼操作画面において、保留解除ボタンが操作された場合の動作について説明する。
本実施の形態において、無線端末制御部14Aは、無線端末30からの保留解除を要求する保留呼操作要求に応じて、当該無線端末30が保留した保留通話回線の保留解除指示を呼制御部14Bへ通知する機能を有している。
呼制御部14Bは、データ通信回線を介して網I/F部11で受信した保留呼操作要求の要求元となる無線端末30から音声通信回線を用いて呼び出しがあった場合には、呼び出しに自動応答するとともに、保留通話回線の保留を解除し、当該無線端末30の音声通信回線と当該保留通話回線とを中継接続する機能とを有している。
本実施の形態にかかる他の構成については、第1の実施の形態と同様であり、ここでの詳細な説明は省略する。
図10に示すように、無線端末30において、画面表示部36により保留呼操作画面が表示されている状態で、操作入力部35により保留解除ボタンの操作が検出された場合(ステップ500)、回線制御部34Aは、保留通話回線を保留解除する保留呼操作要求を、データ通信回線を介して電話制御装置10へ通知する(ステップ501)。
無線端末制御部14Aは、無線端末30からの保留解除を要求する保留呼操作要求に応じて、データ通信回線を介して要求受付を返送し(ステップ502)、当該無線端末30が保留した保留通話回線を保留解除するための保留解除指示を呼制御部14Bへ通知する。
無線端末30の回線制御部34Aは、電話制御装置10からの要求受付に応じて、通話制御部34Bに対して音声通信回線を用いた電話制御装置10への呼び出しを指示し、通話制御部34Bは、回線制御部34Aからの呼び出し指示に応じて、無線I/F部31から音声通信回線を用いて電話制御装置10の呼び出しを行う(ステップ510)。
呼制御部14Bは、無線端末制御部14Aからのシステム保留切替指示に応じて、保留呼操作要求の要求元となる無線端末30から音声通信回線を用いて呼び出しがあった場合には、呼び出しに自動応答するとともに(ステップ511)、保留通話回線の保留を解除し(ステップ512)、当該無線端末30の音声通信回線と当該保留通話回線とを中継接続する。これにより、相手端末40の通話路と無線端末30の通話路とが再接続されて、相手端末40と無線端末30との通話が開始される(ステップ513)。
[第5の実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、無線端末制御部14Aが、無線端末30からの保留解除を要求する保留呼操作要求に応じて、保留解除指示を呼制御部14Bへ通知し、呼制御部14Bが、当該無線端末30から音声通信回線を用いて呼び出しがあった場合には、呼び出しに自動応答するとともに、保留通話回線の保留を解除し、当該無線端末30の音声通信回線と当該保留通話回線とを中継接続するようにしたものである。
これにより、無線端末30で表示された保留呼操作画面における保留解除ボタンの操作という、極めて簡素な操作に応じて、無線端末30が保留した相手端末40の保留呼を、保留解除することができる。
[実施の形態の拡張]
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。また、各実施形態については、矛盾しない範囲で任意に組み合わせて実施することができる。
1…電話システム、10…電話制御装置、11…網I/F部、12…内線I/F部、13…記憶部、13A…呼制御データ、13P…プログラム、14…制御部、14A…無線端末制御部、14B…呼制御部、20…内線端末、21…内線回線、30…無線端末、31…無線I/F部、32…音声処理部、33…記憶部、33A…呼制御データ、33P…プログラム、34…制御部、34A…回線制御部、34B…通話制御部、35…操作入力部、36…画面表示部、40…相手端末、NW1…電話網、NW2…無線通信網、L1,L2…回線。

Claims (4)

  1. 無線通信網を介して接続した無線端末を、電話網と接続された複数の通話回線のうちのいずれかと接続する電話制御装置であって、
    前記無線通信網を介して前記無線端末との間でデータ通信回線と音声通信回線とをそれぞれ確立する網I/F部と、
    前記通話回線を介して相手端末と通話中の前記無線端末から、前記音声通信回線を介して通知された保留を指示するPB信号に応じて、当該通話回線を保留するとともに、当該無線端末との音声通信回線を切断する呼制御部と、
    前記データ通信回線を用いて前記無線端末へ、当該無線端末が保留した保留通話回線に対する各種操作を行うための操作画面として、保留呼に対する操作ごとに、当該操作の内容を示す保留呼操作要求を前記データ通信回線を用いて前記無線端末から当該電話制御装置へ通知するための操作ボタンが配置されている保留呼操作画面の表示を指示する無線端末制御部と
    を備えることを特徴とする電話制御装置。
  2. 請求項1に記載の電話制御装置において、
    前記無線端末制御部は、前記無線端末からの通話転送を要求する前記保留呼操作要求に応じて、当該通話転送先を示す転送先電話番号を当該保留呼操作要求から取得し、
    前記呼制御部は、前記保留呼操作要求の要求元となる前記無線端末から前記音声通信回線を用いて呼び出しがあった場合には、前記無線端末制御部により取得された前記転送先電話番号に基づいて転送先端末を呼び出し、当該転送先端末からの応答に応じて前記無線端末からの呼び出しに自動応答し、当該無線端末の当該音声通信回線と当該転送先端末の通話回線とを中継接続し、当該無線端末と当該転送先端末との間の通話の切断に応じて、前記保留通話回線の保留を解除し、当該保留通話回線と当該転送先端末の通話回線とを中継接続する
    ことを特徴とする電話制御装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電話制御装置において、
    前記無線端末制御部は、前記無線端末からの強制転送を要求する前記保留呼操作要求に応じて、当該強制転送先を示す転送先電話番号を当該保留呼操作要求から取得し、
    前記呼制御部は、前記無線端末制御部により取得された前記転送先電話番号に基づいて転送先端末を呼び出し、当該転送先端末からの応答に応じて、前記保留通話回線の保留を解除し、当該保留通話回線と当該転送先端末の通話回線とを中継接続する
    ことを特徴とする電話制御装置。
  4. コンピュータを、請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の電話制御装置を構成する各部として機能させるためのプログラム。
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