JP2014119623A - 現像装置、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ - Google Patents
現像装置、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014119623A JP2014119623A JP2012275168A JP2012275168A JP2014119623A JP 2014119623 A JP2014119623 A JP 2014119623A JP 2012275168 A JP2012275168 A JP 2012275168A JP 2012275168 A JP2012275168 A JP 2012275168A JP 2014119623 A JP2014119623 A JP 2014119623A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- developer
- developing device
- developing
- sheet
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Abstract
【解決手段】現像装置5が遮蔽シート70を取り付けた状態では、軸線方向に直交する断面における遮蔽シート70の現像剤通過開口部を遮蔽する部分に対して下方端部70a側において、ドクタギャップを遮蔽シート70が通ってその端部がドクタギャップよりも外側に位置しており、遮蔽シート70の現像剤通過開口部を遮蔽する部分に対して上方端部70b側において、現像カバー58cに設けたカバー開口部580を遮蔽シート70が通ってその端部が現像カバー58cの外側に位置している。
【選択図】図1
Description
そのため、工場で現像装置内に二成分現像剤を充填し、現像装置内の現像剤を収容する空間と現像剤担持体とを遮蔽するシート部材を現像装置に組み付け、この現像装置を画像形成装置本体にセットした状態で出荷することがある。また、画像形成装置本体よりも装置寿命が短い現像装置を交換用の現像ユニットとして出荷する場合も、上記シート部材を現像装置に組み付けた状態で出荷することがある。
ユーザーは、製品となる画像形成装置や現像ユニットを受け取った後、現像装置に取り付けられた現像剤と現像剤担持体とを遮蔽するシート部材を取り除いて、現像動作が可能なようにして使用を開始する。
この種の現像装置では、供給搬送路内の現像剤は現像剤担持体に供給され、現像領域でトナーが消費された現像剤は回収搬送路内に回収され、新たにトナーが補給された後に再び供給搬送路に戻って現像剤担持体に供給されるという作用を繰り返す。よって、供給回収分離方式の現像装置は、供給回収一体方式の現像装置のように、画像の長手方向両端部で画像濃度差が生じにくい。
すなわち、供給回収一体方式の現像装置において、初期現像剤が収容される現像剤搬送路と現像剤担持体とを連通させる経路は、現像剤搬送路内の現像剤を現像剤担持体へ供給するための開口部を通じた経路のみである。よって、シート部材による遮蔽箇所は、この開口部だけでよい。これに対し、供給回収分離方式の現像装置においては、供給搬送路内の現像剤を現像剤担持体へ供給するための供給用開口部を通じた経路と、現像剤担持体からの現像済み現像剤を回収搬送路内へ回収するための回収用開口部を通じた経路との二つの経路が存在する。そのため、供給回収分離方式の場合、供給回収一体方式よりも範囲が広く、形状が複雑な開口部の範囲をシート部材で遮蔽する必要がある。このように範囲が広く、形状が複雑な開口部の範囲を遮蔽するように、現像ケーシングに対してシート部材を接着することは困難である。
従来のシート部材を備えた現像装置では、軸線方向に直交する断面におけるシート部材の端部が現像装置の現像ケーシングの内部に位置する。このため、シート部材の端部の外側から現像剤が回り込むことを防止するために、シート部材の端部近傍を現像ケーシングに対して、隙間なく接着する必要があり、現像ケーシングにはシート部材を接着するための接着しろを確保する必要がある。そして、供給回収分離方式の現像装置のように、開口範囲が広く、形状が複雑な開口部では、現像ケーシングに接着しろを確保することが困難であるため、現像ケーシングに対してシート部材を接着することは困難であった。
図2は、複写機500の概略構成図である。複写機500は、画像形成装置の本体部としてのプリンタ部100の上方に、原稿読込部4及び原稿搬送部3を備え、プリンタ部100の下方に給紙部7を備える。原稿搬送部3は、原稿読込部4に原稿を搬送し、原稿読込部4は搬送されてきた原稿の画像情報を読み込む。給紙部7は、記録媒体である転写紙Pが収容される給紙カセット26、給紙カセット26内の転写紙Pをプリンタ部100に向けて送り出す給紙ローラ27を備える。図2中の一点鎖線は、複写機500内での転写紙Pの搬送経路を示す。
また、プリンタ部100内の排紙トレイ30の下方、且つ、中間転写ユニット10の上方には、各色のトナー容器11(Y,M,C,K)が配置されている。各色のトナー容器11(Y,M,C,K)は、各現像装置5(Y,M,C,K)に供給する各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナーを収容する。
図3に示すように、作像ユニット6は、感光体1及び現像装置5を一体的に支持するプロセスカートリッジとなっており、このプロセスカートリッジは複写機500本体に対して着脱可能となっている。また、作像ユニット6は、感光体1の周囲に現像装置5の他、感光体クリーニング装置2、潤滑剤塗布装置41、及び、帯電装置40を備える。本実施形態の作像ユニット6では、感光体クリーニング装置2は、クリーニングブレード2aによってクリーニングする構成であり、帯電装置40は帯電ローラ4aによって帯電する構成である。
まず、原稿搬送部3の原稿台に原稿がセットされた状態で、不図示のスタートボタンが押されると、原稿は、原稿搬送部3の搬送ローラによって原稿台から搬送されて、原稿読込部4のコンタクトガラス上に載置される。そして、原稿読込部4で、コンタクトガラス上に載置された原稿の画像情報が光学的に読み取られる。
書込み部において、四つの光源から画像信号に対応したレーザ光Lが各色に対応してそれぞれ射出される。各レーザ光Lは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色成分ごとに別の光路を通過して、各感光体1(Y,M,C,K)の表面に照射される(露光工程)。
現像装置5との対向部を通過した後の感光体1(Y,M,C,K)表面は、それぞれ、中間転写ベルト8との対向部に達する。ここで、それぞれの対向部には、中間転写ベルト8の内周面に当接するように一次転写バイアスローラ9(Y,M,C,K)が設置されている。この中間転写ベルト8を挟んで感光体1(Y,M,C,K)と一次転写バイアスローラ9(Y,M,C,K)とが対向することで、一次転写ニップを形成する。そして、この一次転写ニップで、各感光体1(Y,M,C,K)上に形成された各色のトナー像が、中間転写ベルト8上に、順次重ねて転写される(一次転写工程)。
感光体クリーニング装置2との対向部を通過した感光体1の表面は、不図示の除電部を通過して残留電荷が除電され、感光体1における一連の作像プロセスが終了し、次の作像動作に備える。
また、転写紙Pを収納する給紙カセット26から、給紙ローラ27により給送された転写紙Pが、搬送ガイドを通過した後に、レジストローラ対28に導かれ、レジストローラ対28に突き当たり、一度停止する。レジストローラ対28に突き当たった転写紙Pは、中間転写ベルト8上に形成されたカラートナー像がニ次転写ニップに向かうタイミングに合わせて二次転写ニップに向けて搬送される。
そして、ニ次転写ニップで中間転写ベルト8上に担持されたカラートナー像が転写紙P上に転写される(二次転写工程)。
定着装置20を通過した転写紙Pは、排紙ローラ対25によってプリンタ部100の外に出力画像として排出されて、排紙トレイ30上にスタックされて、一連の画像形成プロセスが完了する。
現像装置5は、感光体1に対向する現像剤担持体としての現像ローラ50、供給搬送部材である供給スクリュ53、回収搬送部材である回収スクリュ54、現像剤規制部材であるドクタブレード52、及び、仕切り板57を備える。供給スクリュ53及び回収スクリュ54は、回転軸に螺旋状の羽部を設けたスクリュ部材であり、回転することにより、その回転軸の軸線方向に現像剤を搬送する。また、ドクタブレード52が現像ローラ50と対向するドクタ部と現像領域との間に、トナー飛散を防止するための現像領域入口シール552を配置してもよい。
また、感光体1と現像スリーブ51との対向部である現像領域に対して、現像スリーブ51の表面移動方向上流側で、現像スリーブ51の表面上に担持され、現像領域に向かう現像剤量を規制するドクタブレード52が現像ローラ50の下方に配置されている。
ここで、現像装置5への新品のトナーの補給について説明する。トナー容器11内に充填された新品のトナーは不図示のトナー補給装置により複写機500本体の図2中の後側に配置された不図示のトナーホッパへ補給され、トナーホッパ内に蓄えられる。トナーホッパに貯められたトナーは現像装置5内に配置された不図示のトナー濃度検知手段により現像装置5内のトナー濃度が低いと判断された場合、トナーホッパ内のトナー補給スクリュを回転させる。このとき、所定の換算式により換算された時間だけトナー補給スクリュを回転させ、適切な量のトナーをトナーホッパ内から現像装置5のトナー補給口59に供給する。
この要求によりトナー補給装置によってトナーホッパ内にトナーが供給され、トナー検知センサがその検知位置にトナーがあることを検知すると、トナー補給装置によるトナーの供給が停止する。一方、制御部がトナー補給装置にトナーの供給を所定時間要求してもトナーホッパ内のトナー検知センサが検知位置にトナーがあることを検知しなかった場合は、制御部はトナー容器11内のトナー無しと判断する。これにより、トナー容器11内のトナー残量がなくなったことを検知することができる。
図6では図示を省略した仕切り板57は、現像装置5の長手方向の両端に供給搬送路53aと回収搬送路54aとを連通する開口部(71、72)がそれぞれ設けられている。そして、供給搬送路53aにおける供給スクリュ53の搬送方向下流側端部に到達した現像剤Gは仕切り板57に設けられた開口部のうちの剤持上げ口72を通って回収搬送路54aにおける搬送方向上流側端部に受け渡される。一方、回収搬送路54aにおける回収スクリュ54の搬送方向下流側端部に到達した現像剤Gは仕切り板57に設けられた開口部のうちの剤落下口71を通って供給搬送路53aにおける搬送方向上流側端部に受け渡される。
供給スクリュ53による搬送経路である供給搬送路53aの下流側と、回収スクリュ54による搬送経路である回収搬送路54aの上流側とは剤持上げ口72を介して連通している。そして、供給搬送路53aから現像ローラ50に汲み上げられず、供給搬送路53aの下流側端部に達した現像剤Gは、その位置に留まり、後から搬送されてくる現像剤Gによって押し上げられ、回収搬送路54aの上流側端部に到達する。
供給搬送路53aでは現像剤Gが供給スクリュ53に搬送されつつ、現像ローラ50に汲み上げられるため、搬送方向下流側に行くに従い現像剤Gの量が少なくなる。
回収搬送路54aでは、回収スクリュ54によって、トナー補給口59から供給された新品のトナーと現像剤Gとが攪拌されつつ、搬送される。回収搬送路54aでは、現像領域を通過した後に現像スリーブ51の表面上から離脱した現像剤Gを回収しつつ、回収スクリュ54によって搬送するため、回収搬送路54a内の現像剤Gは搬送方向下流側に行くに従い増加する。
特許文献1に記載の現像装置など、従来二成分現像方式による現像装置は水平に配置した二本のスクリュを並べそのうちの一本と現像ローラとを対向させるものが一般的であった。そして、この現像装置は、現像ローラと一本のスクリュ(供給スクリュ)との間で現像剤供給と回収とを同時に進行させる構成である。このような構成の現像装置を水平二軸循環タイプと呼称しているが、この水平二軸循環タイプの現像装置は現像ローラへの現像剤の供給と、現像ローラからの現像剤の回収を一つのスクリュで行う。このため、画像面積率が高い画像を作像する際に現像ローラに現像剤を供給するスクリュの現像剤搬送下流にて現像剤中のトナー濃度が低下し画像濃度低下を起こすという課題があった。
一方、供給回収分離方式で、供給搬送路の上方に回収搬送路を配置した現像装置の回収搬送路の上方に初期現像剤収容器を配置すると画像形成装置の高さ方向についての小型化が非常に困難になる。これは、回収搬送路を上方に配置した供給回収分離方式の現像装置の上方は、レイアウト上コンパクトになるように、複数の現像装置や感光体にまたがるように、中間転写ベルト等を備えた転写装置を水平に配置される構成が多くあるためである。
図1は、工場からの出荷時等の使用前の現像装置5の断面説明図であり、図7は、使用前の現像装置5の現像装置の一部を断面図で示す斜視図である。
図1及び図5に示すように、現像装置5は、ドクタブレード52が現像ローラ50の下方に対向するように配設され、現像剤Gは、供給搬送路53a及び回収搬送路54aに収容されている。
そして、現像ローラ50と供給搬送路53aの内部とを連通させる供給用開口部53b、及び、現像ローラ50と回収搬送路54aの内部とを連通させる回収用開口部54bを遮蔽する遮蔽シート70を備える。遮蔽シート70は、使用者等が上方端部70b側から引き抜くことで、現像装置5から取り外すことが出来るようになっている。
また、遮蔽シート70の上方端部70b側において、ケーシング58の回収搬送路54aの上方の部分となる現像カバー58cに設けたカバー開口部580を遮蔽シート70が通るように配置されている。そして、遮蔽シート70の上方端部70bが現像カバー58cよりも外側に位置しており、図1に示すように、遮蔽シート70の上方端部70b側の一部がシート接着部70cとして現像カバー58cの上面に接着固定されている。
遮蔽シート70の下方端部70a側において、ドクタギャップを遮蔽シート70が通るように配置され、遮蔽シート70の下方端部70aがドクタギャップよりも外側に位置している。このため、供給搬送路53aまたは回収搬送路54a内の現像剤Gが遮蔽シート70の下方端部70aの外側から回り込むにはドクタギャップを通過する必要がある。ドクタギャップは、画像形成動作の際に、マグネットローラ55の磁力によって現像ローラ50の表面に担持された状態の現像剤Gが、回転する現像スリーブ51と共に通過できる程度の隙間である。このため、現像スリーブ51に担持されていない状態の現像剤Gの通過はほとんど生じない。よって、本実施形態の現像装置5では、遮蔽シート70をケーシング58に対して接着しなくても、現像剤Gが遮蔽シート70の下方端部70aの外側から回り込んで現像ローラ50の表面に到達することを防止できる。
このように本実施形態の現像装置5では、装置の大型化を防止しつつ、使用前の状態で現像ローラ50に現像剤Gが接触することを防止できる。
また、本実施形態の現像装置5は、作像ユニット6として複写機500本体に対して着脱可能になっており、作像ユニット6を交換するときに現像装置5が備える遮蔽シート70を引き抜いて複写機500本体に装着する。これにより、作像ユニット6の状態で保管や搬送をしているときに、使用前の現像装置5が備える現像ローラ50に現像剤Gが付着することを防止できる。
また、本実施形態は、遮蔽シート70等のシート部材をドクタギャップから現像剤搬送路の上方のケーシングにかけて配置する発明を、二軸型の一方向循環方式の現像装置に適用したものである。本発明の特徴的な構成であるシート部材の配置を適用する現像装置としては、二軸型の現像装置に限るものではなく、特許文献5に記載の現像装置のように、三軸型の一方向循環の現像装置に適用しても良い。
これに対して、現像装置5では、カバーフィルタ523が遮蔽シート70を挟んで現像ローラ50とは反対側に配置されて、現像剤Gが付着することがある面と接触する。このような構成により、現像装置5から遮蔽シート70を引き抜くと、遮蔽シート70の現像ローラ50とは反対側の面に付着した現像剤Gは、カバーフィルタ523によってふき取られる。これにより、現像剤Gが飛散することを防止できる。
カバーフィルタ523でカバー開口部580を密閉することで、ケーシング58内の気圧が上昇することを抑制しつつ、カバー開口部580を遮蔽する部材や遮蔽シート70を清掃する部材を別に設ける必要がなく、低コスト化を図ることができる。
遮蔽シート70の軸線方向端部がサイドシール570と現像ローラ50の表面との間に挟まれている部分では、遮蔽シート70の軸線方向端部の外側から現像剤Gが回り込んで現像ローラ50の表面に到達することを防止できる。
図9に示す現像装置5を複写機500本体に装着した状態で、不図示の駆動手段から回転駆動が伝達されることで、巻き取り軸525aが図9中の矢印γ方向に回転する。これにより、遮蔽シート70が自動で巻き取られ、現像装置5は、現像ローラ50に現像剤Gを供給できる状態となる。
シート巻き取り装置525は、は複写機500本体に設けられた不図示の駆動源より駆動され、巻き取りに要する一定時間駆動後に自動で停止する。
一方、図9に示す現像装置5は、シート巻き取り装置525が遮蔽シート70を自動で巻き取るため、複写機500から現像装置5等の取り出すことなく遮蔽シート70(プリセットシール)を除去することができる。このため、現像装置5を使用する前のセットアップ時の使用者が手で行う作業を省き、使用者の手間の低減を図ることができる。
図10は、シートガイド面58eを備える現像装置5で遮蔽シート70を取り外した状態の説明図である。図10(a)は、現像装置5の軸線方向端部の斜視説明図であり、図10(b)は、図10(a)中の領域ηの拡大説明図である。図11は、シートガイド面58eを備える現像装置5で遮蔽シート70を取り付けた状態の軸線方向端部の斜視説明図である。図10及び図11では、現像カバー58c及び現像領域入口シール552は省略している。
図10及び図11に示す現像装置5では、シートガイド面58eは、先端面57aと連続的な面となるように形成されている。遮蔽シート70がシートガイド面58eに案内されながら移動することで、遮蔽シート70に撚れや皺という変形が生じることを抑制することができ、現像ローラ50と現像剤Gと間の空間において良好な遮蔽性を得ることができる。
このような問題に対してシートガイド面58eを備えた現像装置5であれば、調整作業を行った後に、ドクタギャップ側、または、カバー開口部580側から遮蔽シート70を挿入することが出来る。詳しくは、ドクタギャップ、または、カバー開口部580の一方の開口から挿入された遮蔽シート70はシートガイド面58eに沿うように案内されることで、撚れや皺が生じることなく、他方の開口まで到達することができる。これにより、供給用開口部53b及び回収用開口部54bを遮蔽することができるため、ドクタギャップの調整作業を行った後に、遮蔽シート70を配置することが可能な構成を実現できる。
これに対して、図12に示す現像装置5では、遮蔽シート70を取り付けた状態では、供給搬送路53aや回収搬送路54a内の現像剤Gがカバーフィルタ523に接触しないため、現像装置5の使用前にカバーフィルタ523で目詰りが生じることを防止できる。
シート清掃部材524の配置としては、図12中の実線で示すように現像カバー58cの外側としても良いし、図12中の破線で示すように現像カバー58cの内側としても良い。
次に、遮蔽シート70を通すカバー開口部580にカバーフィルタ523を配置せず、シート清掃部材524を配置して、遮蔽シート70を引き出した後はシート清掃部材524でカバー開口部580を塞ぐ変形例1について説明する。
図13は、変形例1の現像装置5の断面説明図であり、図14は、図13に示す現像装置5のシート清掃部材524の近傍の拡大断面図である。図14中の矢印Aは遮蔽シート70の引き抜き方向を示している。
図13に示すように、変形例1の現像装置5は、現像カバー58cに、カバー開口部580とは別に圧抜き開口部581を設け、この圧抜き開口部581にカバーフィルタ523を設けている。
遮蔽シート70を引き抜く際に、ケーシング58の上部を構成する現像カバー58cと遮蔽シート70との摩擦力によって、現像カバー58cに対して上向きの力が作用し、現像カバー58cの軸線方向の中央部が持ち上がるように現像カバー58cが変形する。その結果、現像カバー58cのカバー開口部580付近に固定された遮蔽シート70の表面を清掃する部材(図1では「カバーフィルタ523」、図12では「シート清掃部材524」)も変形する。遮蔽シート70の表面を清掃する部材が変形すると、遮蔽シート70と清掃する部材との一部が接触しない状態となり、遮蔽シート70の軸線方向全域の清掃を出来なくなる。
さらに、現像カバー58cにおけるカバー開口部580を形成する部分に変形が発生すると、遮蔽シート70を引き抜いた後に隙間が生じ、ケーシング58内部の現像剤Gがケーシング58の外に飛散するおそがある。
シート清掃部材524としては、ポリウレタン等など密閉用のシール材として一般的に使用される各種材料を用いることができる。しかし、シール材として用いられる材料であっても、UBTのように摺擦に対する耐性が弱い材料は、遮蔽シート70を引き抜いたときに磨耗して、遮蔽シート70を引き抜いた後に隙間が生じるおそれがあるため使用しないことが望ましい。
次に、変形例1とは、現像カバー58cに対するシート清掃部材524の取り付け角度が異なる変形例2について説明する。
図16は、変形例2の現像装置5のシート清掃部材524の近傍の拡大断面図である。図16中の矢印Aは遮蔽シート70の引き抜き方向を示している。
変形例2は、現像カバー58cに二つのシート清掃部材524が対向配置されており、遮蔽シート70は、二つのシート清掃部材524の間を通過させる構成としている。
また、変形例1と同様に、二つのシート清掃部材524が遮蔽シート70を挟むように対向配置することにより、遮蔽シート70の表面とシート清掃部材524とが軸線方向全域で隙間無く接触することができる。これにより、遮蔽シート70の表面に付着する現像剤Gをムラ無く清掃することができる。
(態様A)
内部に備えた複数の磁極により磁性キャリアとトナーとからなる現像剤G等の現像剤を表面上に担持し、その円筒状の表面が回転して感光体1等の潜像担持体と対向する現像領域で潜像担持体の表面上の潜像にトナーを供給する現像ローラ50等の現像剤担持体と、内部を現像剤が搬送される供給搬送路53a及び回収搬送路54a等の現像剤搬送路内の現像剤を、現像剤担持体の軸線方向に沿って搬送し、現像剤担持体に現像剤を供給する供給スクリュ53等の供給搬送部材と、現像剤搬送路を形成するケーシング58等の現像ケーシングと、現像剤担持体に担持された現像剤の量を規制するドクタブレード52等の現像剤規制部材と、を有する現像装置5等の現像装置において、現像剤規制部材は、該現像剤担持体の下方に対向するように配設され、現像剤担持体の軸線方向に延在し、現像剤担持体と現像剤搬送路の内部とを連通させる供給用開口部53b及び回収用開口部54b等の現像剤通過開口部を遮蔽する遮蔽シート70等のシート部材を取り外し可能に備え、シート部材を取り付けた状態では、軸線方向に直交する断面における下方端部70a等のシート部材の現像剤通過開口部を遮蔽する部分に対して一端側において、現像剤規制部材と現像剤担持体との隙間をシート部材が通ってその端部が現像剤規制部材と現像剤担持体との隙間よりも外側に位置しており、上方端部70b等のシート部材の現像剤通過開口部を遮蔽する部分に対して他端側において、現像カバー58c等の現像ケーシングの現像剤搬送路の上方の部分に設けたカバー開口部580等の開口部をシート部材が通ってその端部が現像ケーシングの外側に位置している。
これによれば、上記実施形態について説明したように、現像装置の大型化を防止しつつ、使用前の状態で現像剤担持体に現像剤が接触することを防止できる。
(態様B)
態様Aにおいて、現像領域を通過後の現像ローラ50等の現像剤担持体上から現像剤G等の現像剤を受け渡され、現像剤を軸線方向に沿って搬送する回収スクリュ54等の回収搬送部材を有し、現像剤搬送路は、空間を仕切る仕切り板57等の仕切り部材によって、供給搬送部材を配置した供給搬送路53a等の供給搬送路と、回収搬送部材を配置した回収搬送路54a等の回収搬送路とに仕切られ、現像剤通過開口部として、現像剤担持体と供給搬送路の内部とを連通させる供給用開口部53b等の現像剤供給開口部、及び、現像剤担持体と回収搬送路の内部とを連通させる回収用開口部54b等の現像剤回収開口部、を形成し、遮蔽シート70等のシート部材が、現像剤供給開口部及び現像剤回収開口部を遮蔽する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、二軸型の一方向循環方式の現像装置に適用することで、供給回収一体方式の現像装置に比して、トナー像の軸線方向での濃度偏差が生じることを防止できる。また、三軸型の一方向循環の現像装置に比して水平方向の省スペース化を図ることができる。さらに、接着しろを確保する必要がないため、一方向循環方式の現像装置のように、現像剤通過開口部が複数あり、遮蔽するべき開口の形状が複雑な形状であっても現像装置の大型化を防止しつつ、使用前の状態で現像剤担持体に現像剤が接触することを防止できる。
(態様C)
態様Bにおいて、ケーシング58等の現像ケーシングの軸線方向の両端部に遮蔽シート70等のシート部材をガイドするシートガイド面58e等のガイド面を形成し、仕切り板57等の仕切り部材の現像ローラ50等の現像剤担持体と対向する先端面57a等の先端面は、軸線方向の両端部がガイド面と連続的な面を形成し、ガイド面は先端面の位置からドクタブレード52等の現像剤規制部材が配置された位置に渡って、現像剤担持体の表面との距離が、先端面と現像剤担持体の表面との距離と一致するように、現像剤担持体の表面に沿う形状である。
これによれば、上記実施形態において図10及び図11を用いて説明したように、シート部材がガイド面に案内されながら移動することで、シート部材に撚れや皺という変形が生じることを抑制することができる。これにより、現像剤担持体と現像剤と間の空間において良好な遮蔽性を得ることができる。
(態様D)
態様A乃至Cの何れかの態様において、軸線方向の両端部に現像ローラ50等の現像剤担持体表面とケーシング58等の現像ケーシングとの隙間に配置されたサイドシール570等の可塑性シール部材を備え、遮蔽シート70の下方端部70a等のシート部材の一端側は、可塑性シール部材と現像剤担持体の表面との間に挟まれている。
これによれば、上記実施形態において図8を用いて説明したように、シート部材の軸線方向端部の外側から現像剤が回り込んで現像剤担持体の表面に到達することを防止できる。
(態様E)
態様A乃至Dの何れかの態様において、遮蔽シート70等のシート部材の上軸線方向に直交する断面における上方端部70b等の他端側からシート部材を引っ張り、ケーシング58等の現像ケーシングの外側でシート部材を巻き取るシート巻き取り装置525等のシート部材巻き取り手段を備える。
これによれば、上記実施形態について説明したように、このため、現像装置を使用する前の使用者が手で行う作業を省き、使用者の手間の低減を図ることができる。
(態様F)
態様A乃至Eの何れかの態様において、遮蔽シート70等のシート部材は、軸線方向に直交する断面における上方端部70b等の他端側の端部を引っ張ることにより現像装置5等の現像装置から取り除く。
これによれば、上記実施形態について説明したように、感光体1等の潜像担持体の表面を傷つけることを防止し、シート部材を引き抜くときの良好な操作性が得られる。
(態様G)
態様A乃至Fの何れかの態様において、ケーシング58等の現像ケーシングのカバー開口部580等の開口部を現像剤が通過しないように密閉するカバーフィルタ523等の開口部密閉部材を備え、開口部密閉部材は、気体が通過可能である。
これによれば、上記実施形態について説明したように、開口部密閉部材で現像ケーシング内の気圧が変化することを抑制しつつ、開口部を遮蔽する部材やシート部材を清掃する部材を別に設ける必要がなく、低コスト化を図ることができる。
(態様H)
態様Gにおいて、遮蔽シート70等のシート部材を取り付けている状態では、カバーフィルタ523等の開口部密閉部材がシート部材に対して現像ローラ50等の現像剤担持体側となるように配置されている。
これによれば、上記実施形態において図12を用いて説明したように、現像装置の使用前に開口部密閉部材で目詰りが生じることを防止できる。
(態様I)
態様FまたはGにおいて、ケーシング58等の現像ケーシングのカバー開口部580等の開口部を形成する部分に、遮蔽シート70等のシート部材が上方端部70b等の他端側に引っ張られて開口部を通過するときに、シート部材の表面に接触して清掃するシート清掃部材524等のシート清掃部材を備える。
これによれば、上記実施形態について説明したように、シート部材に付着した現像剤をシート清掃部材によってふき取ることができるため、現像剤が飛散することを防止できる。
(態様J)
態様Iにおいて、シート清掃部材524等のシート清掃部材は、遮蔽シート70等のシート部材を挟み込むように複数配置され、弾性材料からなる板状部材であり、シート部材を挟んで対向する第一シート清掃部材524a及び第二シート清掃部材524b等の二つのシート清掃部材は、折り曲げた状態で、且つ、折り曲げた状態からの復元力で互いに押し合うように配置されている。
これによれば、上記変形例1について説明したように、現像カバー58c等の現像ケーシングが変形しても隙間を埋めることができ、二つのシート清掃部材でシート部材を挟んだ状態を維持することができる。このため、軸線方向全域に渡ってシート清掃部材のシート部材に対する接触状態を維持することができ、シート部材に付着した現像剤をムラ無く清掃することができる。
(態様K)
態様Jにおいて、遮蔽シート70等のシート部材を挟んで対向する第一シート清掃部材524a及び第二シート清掃部材524b等の二つのシート清掃部材のうち、シート部材を挟んで現像ローラ50等の現像材担持体側の第一シート清掃部材524a等のシート清掃部材は現像剤搬送路側の第二シート清掃部材524b等のシート清掃部材に比べて摺動性がよく、現像剤搬送路側のシート清掃部材は現像材担持体側のシート清掃部材に比べてクリーニング性が良い。
これによれば、上記変形例1について説明したように、シート部材を引き抜くときの操作性の向上を図りつつ、現像剤の飛散をより確実に防止できる。
(態様L)
態様JまたはKにおいて、遮蔽シート70等のシート部材をカバー開口部580等の開口部から引き抜くと、シート清掃部材524等のシート清掃部材によって開口部を塞ぐ。
これによれば、上記実施形態について説明したように、シート部材を引き抜いた後に、開口部から現像剤が漏出することを防止できる。
(態様M)
少なくとも感光体1等の潜像担持体と、潜像担持体表面を帯電させるための帯電装置40等の帯電手段と、潜像担持体上に静電潜像を形成するための書き込み部等の潜像形成手段と、静電潜像を現像してトナー像化するための現像手段とを有する複写機500等の画像形成装置において、現像装置5等の現像手段として、態様A乃至Lの何れかの態様の現像装置を用いる。
これによれば、上記実施形態について説明したように、使用前の現像装置が備える現像剤担持体に現像剤が付着することを防止することで、使用開始前の現像剤担持体に現像剤が固着することに起因する画像不良の発生を防止できる。
(態様N)
潜像を担持する潜像担持体と、該潜像担持体上の潜像を現像する現像手段とを備える画像形成装置における少なくとも該潜像担持体と該現像手段とを1つのユニットとして共通の保持体に保持させて画像形成装置本体に対して着脱可能にした作像ユニット6等のプロセスカートリッジにおいて、現像装置5等の現像手段として、態様A乃至Lの何れかの態様の現像装置を用いる。
これによれば、上記実施形態について説明したように、プロセスカートリッジの状態で保管や搬送をしているときに、使用前の現像装置が備える現像ローラ50等の現像剤担持体に現像剤が付着することを防止できる。
2 感光体クリーニング装置
2a クリーニングブレード
3 原稿搬送部
4 原稿読込部
4a 帯電ローラ
5 現像装置
6 作像ユニット
7 給紙部
8 中間転写ベルト
9 一次転写バイアスローラ
10 中間転写ユニット
11 トナー容器
19 二次転写バイアスローラ
20 定着装置
25 排紙ローラ対
26 給紙カセット
27 給紙ローラ
28 レジストローラ対
30 排紙トレイ
40 帯電装置
41 潤滑剤塗布装置
50 現像ローラ
51 現像スリーブ
52 ドクタブレード
53 供給スクリュ
53a 供給搬送路
53b 供給用開口部
54 回収スクリュ
54a 回収搬送路
54b 回収用開口部
55 マグネットローラ
57 仕切り板
57a 先端面
58 ケーシング
58a 現像下ケース
58b 現像上ケース
58c 現像カバー
58d 現像前ケース
58e シートガイド面
59 トナー補給口
70 遮蔽シート
70a 下方端部
70b 上方端部
70c シート接着部
71 剤落下口
72 剤持上げ口
100 プリンタ部
500 複写機
523 カバーフィルタ
524 シート清掃部材
524a 第一シート清掃部材
524b 第二シート清掃部材
525 シート巻き取り装置
525a 巻き取り軸
535 接着面
552 現像領域入口シール
570 サイドシール
570a スリット部
580 カバー開口部
581 圧抜き開口部
G 現像剤
P 転写紙
P1 第一磁極
P2 第二磁極
P3 第三磁極
P4 第四磁極
P5 第五磁極
Claims (14)
- 内部に備えた複数の磁極により磁性キャリアとトナーとからなる現像剤を表面上に担持し、その円筒状の表面が回転して潜像担持体と対向する現像領域で該潜像担持体の表面上の潜像にトナーを供給する現像剤担持体と、
内部を現像剤が搬送される現像剤搬送路内の現像剤を、該現像剤担持体の軸線方向に沿って搬送し、該現像剤担持体に現像剤を供給する供給搬送部材と、
該現像剤搬送路を形成する現像ケーシングと、
該現像剤担持体に担持された現像剤の量を規制する現像剤規制部材と、を有する現像装置において、
上記現像剤規制部材は、上記該現像剤担持体の下方に対向するように配設され、
上記現像剤担持体の軸線方向に延在し、該現像剤担持体と上記現像剤搬送路の内部とを連通させる現像剤通過開口部を遮蔽するシート部材を取り外し可能に備え、
該シート部材を取り付けた状態では、上記軸線方向に直交する断面における該シート部材の該現像剤通過開口部を遮蔽する部分に対して一端側において、上記現像剤規制部材と該現像剤担持体との隙間を該シート部材が通ってその端部が該現像剤規制部材と該現像剤担持体との隙間よりも外側に位置しており、
該シート部材の該現像剤通過開口部を遮蔽する部分に対して他端側において、上記現像ケーシングの上記現像剤搬送路の上方の部分に設けた上方開口部を該シート部材が通ってその端部が該現像ケーシングの外側に位置していることを特徴とする現像装置。 - 請求項1の現像装置において、
上記現像領域を通過後の上記現像剤担持体上から該現像剤を受け渡され、現像剤を上記軸線方向に沿って搬送する回収搬送部材を有し、
上記現像剤搬送路は、空間を仕切る仕切り部材によって、上記供給搬送部材を配置した供給搬送路と、該回収搬送部材を配置した回収搬送路とに仕切られ、
上記現像剤通過開口部として、該現像剤担持体と該供給搬送路の内部とを連通させる現像剤供給開口部、及び、該現像剤担持体と該回収搬送路の内部とを連通させる現像剤回収開口部、を形成し、
上記シート部材が、該現像剤供給開口部及び該現像剤回収開口部を遮蔽することを特徴とする現像装置。 - 請求項2の現像装置において、
上記現像ケーシングの上記軸線方向の両端部に上記シート部材をガイドするガイド面を形成し、
上記仕切り部材の上記現像剤担持体と対向する先端面は、該軸線方向の両端部が該ガイド面と連続的な面を形成し、
該ガイド面は該先端面の位置から上記現像剤規制部材が配置された位置に渡って、該現像剤担持体の表面との距離が、該先端面と該現像剤担持体の表面との距離と一致するように、該現像剤担持体の表面に沿う形状であることを特徴とする現像装置。 - 請求項1乃至3の何れかに記載の現像装置において、
上記軸線方向の両端部に上記現像剤担持体表面と上記現像ケーシングとの隙間に配置された可塑性シール部材を備え、
上記シート部材の上記一端側は、該可塑性シール部材と該現像剤担持体の表面との間に挟まれていることを特徴とする現像装置。 - 請求項1乃至4の何れかに記載の現像装置において、
上記シート部材の上軸線方向に直交する断面における上記他端側から該シート部材を引っ張り、上記現像ケーシングの外側で該シート部材を巻き取るシート部材巻き取り手段を備えることを特徴とする現像装置。 - 請求項1乃至4の現像装置において、
該シート部材は、上記軸線方向に直交する断面における上記他端側の端部を引っ張ることにより現像装置から取り除くことを特徴とする現像装置。 - 請求項1乃至6の何れかに記載の現像装置において、
上記現像ケーシングの上記開口部を現像剤が通過しないように密閉する開口部密閉部材を備え、
該開口部密閉部材は、気体が通過可能である(気圧の変動を抑制する)ことを特徴とする現像装置。 - 請求項7の現像装置において、
上記シート部材を取り付けている状態では、上記開口部密閉部材が該シート部材に対して上記現像剤担持体側となるように配置されていることを特徴とする現像装置。 - 請求項5または6の現像装置において、
上記現像ケーシングの上記開口部を形成する部分に、上記シート部材が上記他端側に引っ張られて該開口部を通過するときに、該シート部材の表面に接触して清掃するシート清掃部材を備えることを特徴とする現像装置。 - 請求項9の現像装置において、
上記シート清掃部材は、上記シート部材を挟み込むように複数配置され、弾性材料からなる板状部材であり、
該シート部材を挟んで対向する二つの該シート清掃部材は、折り曲げた状態で、且つ、折り曲げた状態からの復元力で互いに押し合うように配置されていることを特徴とする現像装置。 - 請求項10の現像装置において、
上記シート部材を挟んで対向する二つの上記シート清掃部材のうち、該シート部材を挟んで現像材担持体側の該シート清掃部材は現像剤搬送路側の該シート清掃部材に比べて摺動性がよく、
該現像剤搬送路側の該シート清掃部材は現像材担持体側の該シート清掃部材に比べてクリーニング性が良いことを特徴とする現像装置。 - 請求項10または11の現像装置において、
上記シート部材を上記開口部から引き抜くと、上記シート清掃部材によって該開口部を塞ぐことを特徴とする現像装置。 - 少なくとも潜像担持体と、
該潜像担持体表面を帯電させるための帯電手段と、
該潜像担持体上に静電潜像を形成するための潜像形成手段と、
該静電潜像を現像してトナー像化するための現像手段とを有する画像形成装置において、
該現像手段として、請求項1乃至12のいずれかに記載の現像装置を用いることを特徴とする画像形成装置。 - 潜像を担持する潜像担持体と、該潜像担持体上の潜像を現像する現像手段とを備える画像形成装置における少なくとも該潜像担持体と該現像手段とを1つのユニットとして共通の保持体に保持させて画像形成装置本体に対して着脱可能にしたプロセスカートリッジにおいて、
上記現像手段として、請求項1乃至12のいずれかに記載の現像装置を用いたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012275168A JP6090652B2 (ja) | 2012-12-17 | 2012-12-17 | 現像装置、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ |
CN201310659407.0A CN103869661B (zh) | 2012-12-17 | 2013-12-09 | 显影装置以及图像形成装置 |
US14/106,413 US9310715B2 (en) | 2012-12-17 | 2013-12-13 | Developing device and image forming apparatus |
EP13197444.6A EP2743777B1 (en) | 2012-12-17 | 2013-12-16 | Developing device and image forming apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012275168A JP6090652B2 (ja) | 2012-12-17 | 2012-12-17 | 現像装置、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014119623A true JP2014119623A (ja) | 2014-06-30 |
JP6090652B2 JP6090652B2 (ja) | 2017-03-08 |
Family
ID=51174499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012275168A Expired - Fee Related JP6090652B2 (ja) | 2012-12-17 | 2012-12-17 | 現像装置、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6090652B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016200790A (ja) * | 2015-04-07 | 2016-12-01 | 株式会社リコー | 粉体収容容器、現像装置、プロセスユニット及び画像形成装置 |
JP2017097080A (ja) * | 2015-11-20 | 2017-06-01 | キヤノン株式会社 | 現像装置 |
JP2018066854A (ja) * | 2016-10-19 | 2018-04-26 | 株式会社リコー | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 |
JP2020115208A (ja) * | 2020-02-12 | 2020-07-30 | キヤノン株式会社 | 現像装置 |
JP2022036233A (ja) * | 2020-02-12 | 2022-03-04 | キヤノン株式会社 | 現像装置 |
US12050414B2 (en) | 2021-11-30 | 2024-07-30 | Ricoh Company, Ltd. | Developing device including filter detachable holder, process cartridge, and image forming apparatus |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63210974A (ja) * | 1987-02-27 | 1988-09-01 | Toshiba Corp | 現像装置 |
JP2011095598A (ja) * | 2009-10-30 | 2011-05-12 | Ricoh Co Ltd | 現像装置、プロセスユニット及び画像形成装置 |
JP2011145362A (ja) * | 2010-01-13 | 2011-07-28 | Ricoh Co Ltd | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 |
-
2012
- 2012-12-17 JP JP2012275168A patent/JP6090652B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63210974A (ja) * | 1987-02-27 | 1988-09-01 | Toshiba Corp | 現像装置 |
JP2011095598A (ja) * | 2009-10-30 | 2011-05-12 | Ricoh Co Ltd | 現像装置、プロセスユニット及び画像形成装置 |
JP2011145362A (ja) * | 2010-01-13 | 2011-07-28 | Ricoh Co Ltd | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016200790A (ja) * | 2015-04-07 | 2016-12-01 | 株式会社リコー | 粉体収容容器、現像装置、プロセスユニット及び画像形成装置 |
JP2017097080A (ja) * | 2015-11-20 | 2017-06-01 | キヤノン株式会社 | 現像装置 |
JP2018066854A (ja) * | 2016-10-19 | 2018-04-26 | 株式会社リコー | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 |
JP2020115208A (ja) * | 2020-02-12 | 2020-07-30 | キヤノン株式会社 | 現像装置 |
JP7009528B2 (ja) | 2020-02-12 | 2022-01-25 | キヤノン株式会社 | 現像装置 |
JP2022036233A (ja) * | 2020-02-12 | 2022-03-04 | キヤノン株式会社 | 現像装置 |
JP7242917B2 (ja) | 2020-02-12 | 2023-03-20 | キヤノン株式会社 | 現像装置 |
US12050414B2 (en) | 2021-11-30 | 2024-07-30 | Ricoh Company, Ltd. | Developing device including filter detachable holder, process cartridge, and image forming apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6090652B2 (ja) | 2017-03-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5839263B2 (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
JP5773245B2 (ja) | 現像装置、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ | |
JP6090652B2 (ja) | 現像装置、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ | |
US9310715B2 (en) | Developing device and image forming apparatus | |
JP5358706B2 (ja) | 現像剤搬送機構及びそれを備えた現像装置並びに画像形成装置 | |
US9448508B2 (en) | Development device and image forming apparatus including the same | |
JP2013174817A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6365930B2 (ja) | 現像装置、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ | |
JP6663587B2 (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
JP5106191B2 (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
JP6440017B2 (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP2014235297A (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP2011242528A (ja) | 現像剤収容装置、現像装置及び現像剤補給装置 | |
JP6315304B2 (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP6593722B2 (ja) | 現像装置、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ | |
JP2011145362A (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
JP2010113210A (ja) | 現像装置、像保持体ユニットおよび画像形成装置 | |
JP2016057472A (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
JP6213822B2 (ja) | 現像装置、並びに、これを備えたプロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP2014235375A (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP2013145317A (ja) | 現像ユニット、プロセスカートリッジ、画像形成装置および現像剤補給方法 | |
JP5712568B2 (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
JP5113683B2 (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
JP6667132B2 (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP2014119516A (ja) | 駆動ユニット及び画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151112 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160726 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160729 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160926 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170113 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170126 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6090652 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |