[go: up one dir, main page]

JP2014117432A - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機 Download PDF

Info

Publication number
JP2014117432A
JP2014117432A JP2012274282A JP2012274282A JP2014117432A JP 2014117432 A JP2014117432 A JP 2014117432A JP 2012274282 A JP2012274282 A JP 2012274282A JP 2012274282 A JP2012274282 A JP 2012274282A JP 2014117432 A JP2014117432 A JP 2014117432A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
cleaning
water
washing
tableware
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012274282A
Other languages
English (en)
Inventor
Keijiro Kunimoto
啓次郎 國本
Tomoaki Kajiura
智彰 梶浦
Hideo Tomita
英夫 富田
Makoto Shibuya
誠 澁谷
Izumi Yamaura
泉 山浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2012274282A priority Critical patent/JP2014117432A/ja
Publication of JP2014117432A publication Critical patent/JP2014117432A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Abstract

【課題】食器に当たる洗浄ノズルからの洗浄水の噴流の形状を変化させて、効率的な洗浄を行うことができる食器洗浄機を実現する。
【解決手段】食器3を収容する洗浄槽2内の洗浄水Wを加圧循環させる加圧部6と、加圧された洗浄水Wを食器3の下方より食器3に向けて噴射する噴射孔8を有する洗浄ノズル7と、洗浄ノズル7の噴射孔8の位置を順次移動させる移動部30とを備え、移動部30は、噴射孔8の位置の移動速度が、洗浄ノズル7の上方に向けて噴射される洗浄水Wの噴流52の上昇流と、一旦噴射された噴流52の上昇速度が減衰する減衰流53とを衝突させて渦流による水塊54を形成する移動速度となるように構成したもので、多くの洗浄水Wを必要とする汚れが付着している食器3に対して洗浄ノズル7一回転あたりの洗浄で十分な水量を供給可能となり、効率的に食器3を洗浄することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は一般家庭で食器類や調理器類を洗浄する食器洗浄機に関するものである。
従来の食器洗浄機1の構成について説明する。図7は、従来の食器洗浄機1の内部構成を示す側断面図であり、図8は、同食器洗浄機1の洗浄ノズル7の回転方向を示す平面図であり、図9は、同食器洗浄機1の洗浄ノズル7の推進噴射孔8a近傍の要部断面図である。
図7において、洗浄槽2は内部に食器3を収納する食器かご4を設けている。また、洗浄槽2内には、洗浄槽2内の洗浄水Wを加熱する加熱部5(例えばシーズヒータなど)が設けられるとともに、洗浄槽2の下部方向に配置された加圧部6(例えば洗浄ポンプ)が設けられている。加圧部6は、洗浄水Wを加圧して、洗浄ノズル7の噴射孔8より洗浄水Wを噴射して食器かご4に収納した食器3を洗浄する。給水弁9は水道水を洗浄槽2に給水する。洗浄槽2内の洗浄水Wは排水部10により排水される。
フィルタ11は洗浄槽2に設けられ、洗浄工程およびすすぎ工程において、残菜(食器3に汚れとして付着していた食品を残菜という)を捕集する。送風部12は、乾燥工程で動作して機外の空気を洗浄槽2内に送風し、排気口13より排気することにより、洗浄槽2内の食器3を乾燥させる。洗浄槽2の前面にドア14が開閉自在に設けられている。
温度検知部15は、洗浄槽2を介して、洗浄槽2内の洗浄水W、空気および加熱部5の温度を検知し、その出力を制御装置16に入力している。制御装置16は、温度検知部15の出力に基づいて加熱部5を制御するとともに、加圧部6、給水弁9、排水部10、送風部12を制御して、洗浄、すすぎ、乾燥の一連の工程を逐次制御する。
上記構成の食器洗浄機1について、その動作及び作用を説明する。使用者がドア14を前方に開け、食器3を食器かご4に配置し、洗浄槽2に収納して洗剤を入れた後、運転を開始すると、まず排水部10が動作して、前回の運転等で洗浄槽2内に残っている洗浄水W(残水と呼ぶ)を機外へ排出する。
そして、給水弁9が動作して洗浄水Wを洗浄槽2に供給する。所定量の洗浄水Wが供給されると、給水弁9は閉止され、加圧部6が洗浄水Wを加圧し、洗剤とともに洗浄ノズル7に設けた噴射孔8から洗浄水Wが噴射される。こうして洗浄工程が行われる。この洗浄工程では、制御装置16は、洗浄槽2内に設けた加熱部5に通電して、洗浄水Wを洗浄工程で必要とされる所定温度まで加熱する。
所定時間の洗浄工程が実行されると、制御装置16は、次に食器3から洗い落とされた汚れを含む洗浄水Wを排水部10により機外へ排出する。制御装置16は、引き続いて、新たに洗浄水Wを洗浄槽2内に供給して洗浄ノズル7に設けた噴射孔8から再び噴射して、洗剤や残菜等で汚れた食器3をすすぐすすぎ工程を実行する。
制御装置16は、このすすぎ工程を終えると、洗浄水Wを再び機外へ排出する。このすすぎ工程は連続して数回繰り返される。なお、洗浄工程およびすすぎ工程において、残菜は洗浄槽2に設けたフィルタ11内に捕集される。所定回数のすすぎ工程が終了すると乾燥工程が開始される。この乾燥工程では、送風部12が動作して機外の空気が洗浄槽2内へ送り込まれる。送り込まれた空気は加熱部5により加熱された後、食器3を乾燥させて
排気口13より機外へ排出される。制御装置16は、乾燥工程終了後、運転を終了する。
洗浄ノズル7は、図8に示すように、洗浄ノズル7の回転方向と逆方向に洗浄水Wを噴射する推進噴射孔8aを備えている。洗浄ノズル7は、推進噴射孔8aから洗浄水Wが噴射されるときに発生する噴射反力Fとノズル軸部17の中心と推進噴射孔8aの中心との距離である回転半径rとの積、すなわち洗浄ノズル7の回転トルクT(=F×r)により、所定回転数N(30〜60r/min)で回転させられる。洗浄ノズル7の回転数は、洗浄ノズル7の回転中心部であるノズル軸部17と軸受部との間に残菜などの小さな異物が侵入してきても止まることがないように、また、洗浄ノズル7の回転数が高すぎてノズル軸部17近傍が磨り減ってしまわないように考慮された回転数に設定されている(例えば、特許文献1参照)。
また、図8に示すように、推進噴射孔8aは、洗浄水Wを噴射する噴射角度が垂直方向に対して傾斜(この傾斜角は、図9では角度αとして示されている)させてあるので、茶碗や汁椀などの深型の食器3aを洗浄するようにも設計されている。垂直方向に洗浄水Wを噴射する噴射孔8も、その噴射角度が洗浄ノズル7の回転方向と逆方向に少しでも傾斜すると推進噴射孔8aとして作用する。
特開平07−031575号公報
しかしながら、図7に示されるような従来の食器洗浄機1は、以下に述べるような課題を有している。
大皿や平皿など洗浄すべき面積が大きな食器3が並列に配置されている場合に、洗浄水が食器3と食器3との隙間に侵入しにくく、隙間に入ってくる洗浄水も水量が少ないため、洗浄水を何回も供給する必要があった。これは、食器3と食器3の隙間から侵入してくる洗浄水が、食器3の一面に当たって薄く広がり、広がった膜状で落下するが、水量が少ないために食器3に付着した落ちにくい残菜や油汚れなどは、その表面を濡らすだけで数回の供給では落とすことができずに残ってしまっていた。
また、少量の洗浄水では、洗浄水が食器3表面に広がる際に剥がれた残菜が流れ落ちずに移動して再付着する場合もあった。
さらに、食器3と食器3の隙間に入った洗浄水は、食器3が湾曲形状のため、一方の食器3の表面にだけ当たり広がる。したがって、対面の食器3には洗浄水が届かず、充分に洗浄できない場合もあった。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、食器に当たる洗浄ノズルからの洗浄水の噴流の形状を変化させて、効率的な洗浄を行うことができる食器洗浄機を提供する。
前記従来の課題を解決するため、本発明の食器洗浄機は、食器等の被洗浄物を収容する洗浄槽と、この洗浄槽内の洗浄水を加圧循環させる加圧部と、加圧部によって加圧された洗浄水を被洗浄物の下方より被洗浄物に向けて噴射する噴射孔を有する洗浄ノズルと、洗浄ノズルの噴射孔の位置を順次移動させる移動部とを備え、移動部は、洗浄ノズルの噴射孔の位置の移動速度が、洗浄ノズルの上方に向けて噴射される洗浄水の噴流の上昇流と、
一旦噴射された噴流の上昇速度が減衰する減衰流とを衝突させて渦流による水塊を形成する移動速度となるように構成したものである。
これにより、被洗浄物に付着する残菜に対して上昇流だけでなく渦流が作用することにより、残菜に洗浄水が多方向から複雑に当たり、剥離作用が高まるので洗浄効果が増す。また、水塊が形成されることにより、多量の洗浄水が被洗浄物表面を流れるので、剥がれた残菜が再付着することもない。さらに、並列する食器の間に洗浄水が噴射される場合、この食器間に水塊が形成され、洗浄水が当たる食器の対面側の食器にも水塊の渦流が接触して、両面ともに洗浄することができる。
本発明の食器洗浄機は、特許請求の範囲の請求項1に記載の構成にしたことにより、洗浄ノズルから噴射される噴流の上昇流と、一旦噴射された噴流の上昇速度が減衰する減衰流とが衝突して渦流による水塊を形成するので、多くの洗浄水を必要とする汚れが付着している茶碗や汁椀などの深皿や大皿に対して十分な水量の洗浄水が接触可能となる。したがって、所定の洗浄性能を短時間に得ることができ、効率的に食器を洗浄することができる。
本発明の実施の形態1における食器洗浄機の側断面図 同食器洗浄機の移動部の上方から見た平面図 同食器洗浄機の移動部の図2のA−A線における断面図 同食器洗浄機の洗浄ノズルからの噴流の流れ込み状況を説明する説明図 本発明の実施の形態2における食器洗浄機の側断面図 本発明の実施の形態3における食器洗浄機の側断面図 従来の食器洗浄機の側断面図 同食器洗浄機の洗浄ノズルの回転方向を示す平面図 同食器洗浄機の洗浄ノズルの推進噴射孔近傍の要部断面図
第1の発明は、食器等の被洗浄物を収容する洗浄槽と、前記洗浄槽内の洗浄水を加圧循環させる加圧部と、前記加圧部によって加圧された洗浄水を前記被洗浄物の下方より被洗浄物に向けて噴射する噴射孔を有する洗浄ノズルと、前記洗浄ノズルの噴射孔の位置を順次移動させる移動部とを備え、前記移動部は、前記洗浄ノズルの噴射孔の位置の移動速度が、前記洗浄ノズルの上方に向けて噴射される洗浄水の噴流の上昇流と、一旦噴射された前記噴流の上昇速度が減衰する減衰流とを衝突させて渦流による水塊を形成する移動速度となるように構成したものである。
洗浄ノズルから噴射された洗浄水は、徐々に広がりながら上昇し、被洗浄物に接触すると摩擦によるブレーキがかかり上昇速度は急激に減衰し、大皿等の面積の広い被洗浄物では噴流の大半が、被洗浄物の表面上で減衰し落下に至る。そして、この減衰してゆく減衰流と、後から噴射される洗浄水の上昇流とが被洗浄物表面近傍で衝突し、流速や流れ方向の異なる流れがぶつかることにより渦流が発生する水塊となり成長する。この水塊を形成するには、被洗浄物に対して減衰流と上昇流が衝突し続ける時間が必要となるので、噴流孔の位置の移動速度を十分に遅くする必要がある。
本発明の食器洗浄機は上記の構成とすることにより、被洗浄物に付着する残菜や汚れに対して上昇流だけでなく噴流が衝突して発生する渦流が作用することにより、被洗浄物と残菜に洗浄水が多方向から複雑に当たり、残菜の剥離作用が高まるので洗浄効果が増す。また、被洗浄物表面で水塊が形成されることにより、その部位において多量の洗浄水が被
洗浄物表面を流れるので、剥がれた残菜が渦流に乗って流され再付着することはない。さらに、並列する食器の間に洗浄水が噴射される場合、この食器間に水塊が形成され、洗浄水が当たる側の食器の対面側の食器にも水塊の渦流が接触して両面ともに洗浄されるので、洗い残しを少なくできる。
第2の発明は、特に、第1の発明の移動部は、前記洗浄ノズルの噴射孔の位置の移動速度を、前記洗浄ノズルの噴射孔から噴射される洗浄水の噴射速度に対して1/400〜1/20となるように構成したものである。移動速度が1/400以下では移動速度が遅くなりすぎて、洗浄槽全体の被洗浄物を洗浄するのに時間を要してしまう。一方1/20以上では移動速度が速すぎて洗浄水の渦流が発生する水塊ができにくくなる。すなわち、噴射孔の位置の移動速度を1/400〜1/20とすることにより、渦流が発生する水塊を形成して、短時間で効率的に洗浄ができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の洗浄ノズルは、噴射する洗浄水の噴射力によって回転する構成とし、前記移動部は、前記洗浄ノズルの回転数が予め設定した回転数になるように回転を抑制する抑制部により構成したものである。抑制部は、例えば回転ダンパ、水車、クラッチなどで構成され、これにより、洗浄ノズルの回転数を渦流による水塊が形成しやすい条件に確実に設定することができるので、渦流による安定した高い洗浄性能を得ることができる。また渦流による水塊が発生する洗浄ノズルの回転数は、従来の食器洗浄機における洗浄ノズルの回転数に比べ低速回転となり、通常、洗浄ノズルからの洗浄水が侵入しにくく汚れが落ちにくいとされる茶碗や汁椀などの深皿や大皿に対しても、洗浄ノズルを低速回転させることにより、洗浄水が食器全面に広がる時間が確保されるので、一回の洗浄で十分な水量の洗浄水を食器に供給可能となる。したがって、必要以上の洗浄水を供給するという無駄なエネルギーを発生することなく所定の洗浄性能を得ることができ、効率的に食器を洗浄することができる。
第4の発明は、特に、第1または第2の発明の移動部は、前記洗浄ノズルを予め設定した回転数で回転させるように制御する駆動装置により構成したものである。駆動装置は、例えば電動モータや加圧部により循環する洗浄水を利用したタービンモータなどで構成され、これにより、加圧部の水量変化や異物侵入による摺動部の摩擦変化などの外乱の影響による洗浄ノズルの回転数の変動が少なくできるので、渦流による水塊が形成しやすい条件に正確に設定することができる。したがって、渦流による水塊形成によって安定した高い洗浄性能を得ることができる。
第5の発明は、特に、第1または第2の発明の移動部は、予め設定した回転数で回転させるように前記洗浄ノズルの噴射孔の向きを調節して構成したものである。これにより、機械的に構成した移動部に比べて安価に構成することができる。
第6の発明は、特に、第1の発明の洗浄ノズルは、前記加圧部によって加圧された洗浄水を噴射しながら回転するアームノズルと、前記アームノズルから供給される洗浄水を噴射しながら回転する子ノズルとを備え、前記アームノズルは、前記子ノズルを、その回転中心を前記アームノズルの回転中心より偏心させて回転自在に支持し、前記移動部は、前記子ノズルの回転速度に対して前記アームノズルの回転を遅くして、先に前記子ノズルから噴射された洗浄水に後から噴射された洗浄水が衝突して渦流による水塊を形成するように前記アームノズルおよび前記子ノズルの回転速度を設定したものである。これにより、子ノズルから噴射される洗浄水の軌跡は洗浄槽内を万遍なく描くので、洗浄ムラが少なくなり、渦流による水塊形成と併せて、より洗浄効率を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
まず、本発明の実施の形態1における食器洗浄機101の構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態1における食器洗浄機101の内部構成を示す側断面図であり、図2は、同食器洗浄機101の移動部30を示す平面図であり、図3は、同食器洗浄機101の移動部30の図2のA−A線における断面図である。図1において上記従来例と同一部分は同一符号を付し、その説明は省略する。
図1に示す食器洗浄機101において、洗浄ノズル7の下部に、この洗浄ノズル7の回転を抑制して、噴射孔8を適切な速度で移動させる抑制部である移動部30と、洗浄槽2底部に溜まった洗浄水Wを回転しながら撹拌する水車31とが配置されている。移動部30は、洗浄ノズル7の回転を水車31に増速して伝達する増速部32を内設している。
洗浄ノズル7から移動部30への回転伝達は、洗浄ノズル7のノズル軸部17の上部に配置された歯車A33と、移動部30の上部に設けられた歯車B34とを噛み合わせて行っている。なお、この歯車A33および歯車B34は、極力大きなモジュールの歯車とすることが望ましい。そして両方の歯車間距離を標準より広く配置し、歯幅を標準より薄くして、歯車のあそびを広くすることにより、洗浄ノズル7の回転を阻害することなく、歯車間へ異物を噛みこむことによるロックを防止している。
図2および図3を用いて移動部30を説明する。図において増速部32は、ケース上35とケース下36とが嵌合して構成される内部空間に配設され、歯車C37と歯車D38と歯車E39と歯車F40が噛合って構成される。歯車C37は、歯車B34と同軸で一体に回転して、歯車D38に洗浄ノズル7の回転を伝える。歯車D38は、連結歯車であり歯車C37の回転を歯車E39の小歯車41に伝達する。そして、歯車E39は、同軸に一体化された小歯車41と大歯車42とにより構成され、この大歯車42と歯車F40とが噛合い伝達される。歯車F40は、水車31と同軸で一体に回転する。
増速部32の増速倍率は、歯車A33と歯車B34の歯数比と、歯車C37と小歯車41との歯数比と、大歯車42と歯車F40との歯数比との積で定まる。この増速倍率と伝達トルクの関係は反比例の関係にある。例えば増速倍率を20倍とした場合、水車31の必要とする抑制力は、洗浄ノズル7の回転トルクの1/20で済むことになる。仮に洗浄ノズル7の回転トルクが16mNmとすると、水車31の回転トルクは0.8mNmあれば十分な回転抑制力が得られることになるので、水車31の回転を増速することにより小さな力で洗浄ノズル7の回転が抑制でき、水車31を小型化できる。
水車31の回転に対する洗浄水Wの抗力は、一般に回転数の2乗に比例する。したがって仮に水車31が洗浄ノズル7と同一回転数の場合と比較すると、洗浄ノズル7の回転数の20倍の速度で水車31が回転する場合は、400倍の抗力が得られるので、小型の水車31であっても十分な制動力を得ることができる。
また、ノズル軸部17と軸受部との間に異物が侵入することによって洗浄ノズル7の負荷が増加して回転数が低下した場合に、この回転数に比例して移動部30の水車31の回転数も低下するので、洗浄ノズル7への回転抑制力は回転数低下の2乗に比例して小さくなる。このように、こうした異物侵入等の外乱による回転数低下が発生した場合には、移動部30による抑制力は回転数低下の2乗に比例して小さくなるので、洗浄ノズル7は止まることなく安定して回転し続けることができる。
さらに、電圧変動や加圧部6の特性バラツキによる洗浄水Wの循環流量の増加によって洗浄ノズル7からの噴射反力増加に伴う回転トルクが増えた場合に、移動部30による抑
制力は回転数増加の2乗に比例して大きくなるので、洗浄ノズル7の回転数増加は少なく抑えられ、安定した洗浄性能を発揮できる。
なお、発明者らが行った食器3に付着させた食品の洗浄評価試験によると、洗浄ノズル7の回転数が従来の30r/minである場合に比べ、0.3r/min〜20r/minに回転数を低下させた場合において、洗浄効果向上が確認できた。特に回転数が1r/min〜15r/minの範囲で、その効果が顕著となった。
次に、洗浄水の渦流による水塊の洗浄効果について、図4を用いて説明する。図4(a)〜図4(e)は大皿A50と大皿B51が2枚並列に配置された間への、洗浄ノズル7からの噴流52の流れ込み状況を示すもので、図4(a)は大皿A50と大皿B51の間への噴流52の流れ込み始めの状態を示し、図4(e)が大皿A50と大皿B51との間への噴流52の流れ込み終了時の状態を示し、図4(b)〜図4(d)はその間の状態を順次示している。なお、洗浄ノズル7は図中矢印で示す方向へ移動するものとする。
洗浄に際しての洗浄水の噴流52の挙動を以下に詳しく分析する。洗浄ノズル7の回転速度を低下させることによって、洗浄ノズル7の噴射孔8から噴射された洗浄水Wの噴流52のひとつの食器3に当たる時間が長くなり、図4(a)に示すように、洗浄ノズル7から噴出された噴流52は、斜め下方より大皿B51に当たり薄く広がる。そして、噴流52は、大皿B51の表面上で摩擦抵抗を受け、速度を落としながら上昇する。
図4(b)の状態では、最初に大皿B51の上端部まで上昇して速度を落とした噴流、減衰流53に、後から上昇してきた噴流52が衝突して水塊54が形成される。図4(c)の状態では、水塊54に次々に噴流52が衝突し、水塊54の中に渦流が発生し、更に水塊54が成長する。そして図4(d)の状態で、水塊54は、大皿A50の裏面にも達し、大皿A50と大皿B51の間全体に広がり、結果として大皿A50の裏面を含む全体を洗浄することができるようになる。
洗浄ノズル7がさらに移動して遠ざかり、図4(e)に示すように、大皿A50大皿B51間への噴流52の侵入が終わると、大きく成長した水塊54は、噴流52による巻き上げ作用をなくし落下する。この時、大皿A50と大皿B51からはがれ落ちた残菜や汚れなども大量の洗浄水とともに一気に落下するので、大皿A50と大皿B51への汚れの再付着などの発生が抑えられる。
水塊54が形成される条件に関係する要素として、洗浄ノズル7の移動速度、洗浄水の噴出角度・流量・流速、被洗浄物である食器3の高さ、形状等があるが、特に洗浄水の噴射速度と洗浄ノズル7の移動速度の関係から最適な条件を求めると、洗浄ノズル7の噴射孔8から噴射される洗浄水の噴射速度に対して洗浄ノズル7の噴射孔8の位置の移動速度を1/400から1/20にするのが適切であることが、発明者らの行った洗浄評価試験により確認できた。
例えば、洗浄水の噴射速度が5m/sの時に、ノズル軸部17の中心から半径150mmの位置にある噴射孔8が0.8r/minで回転する状態が、比率約1/400となる。噴射孔8の移動速度はもっと遅くても渦流を伴う水塊54は形成されるが、これ以上遅くしても1回あたりの洗浄効果の向上は少ないため、遅くする分時間がかかってしまうことになる。また、洗浄水の噴射速度が5m/sの時に、ノズル軸部17の中心から半径150mmの位置にある噴射孔8が15r/minで回転する状態が、比率約1/20となり、この速度以上となると、渦流を伴う水塊54が形成されなくなってしまう。
以上説明した渦流を伴う水塊54は、洗浄ノズル7がゆっくりと移動して同じ食器3に
対して噴流52が当たり続けることにより発生する。従来の食器洗浄機では、洗浄ノズルの移動速度が速く、水塊が発生する前に洗浄ノズルが通り過ぎてしまうので、充分な洗浄性能を得るために何度も洗浄ノズルを通過させて、時間をかけることにより洗浄性能を補っていた。
次に、上記構成の食器洗浄機101について、図1を用いてその動作及び作用を説明する。使用者がドア14を開け、食器かご4に食器3を配置し、洗浄槽2に収納して洗剤を入れた後、ドア14を閉じて運転を開始すると、排水部10が動作して、前回の運転等で洗浄槽2内に残っている洗浄水W(残水と呼ぶ)が食器洗浄機101外へ排出される。
次に、給水弁9が動作して所定量の洗浄水Wが洗浄槽2に供給される。所定量の洗浄水Wが供給されると、給水弁9は閉止され、加圧部6により洗浄水Wが加圧され、洗剤とともに洗浄ノズル7に設けた噴射孔8から洗浄水Wが噴射される。こうして洗浄工程が行われる。この洗浄工程では、制御装置16は、洗浄槽2内に設けた加熱部5に通電して、洗浄水Wを洗浄に必要とされる所定温度まで加熱する。
同時に、噴射孔8からの噴射反力によって洗浄ノズル7が回転し、この回転とともに歯車A33が回転し、歯車A33と噛合った歯車B34を介して増速部32に洗浄ノズル7の回転が伝わり、水車31は増速されて回転する。水車31は、回転により洗浄水Wを撹拌して、洗浄水Wから回転を抑制する方向に抗力を受け、この抗力によって洗浄ノズル7は回転が抑制され、移動部30によって減速されて低速で回転する。そして洗浄ノズル7の噴射孔8から噴射される洗浄水Wは、洗浄ノズル7がゆっくり回転することにより、食器かご4に配置された食器3に供給される際に、食器3間の隙間に渦流を伴う水塊54が形成され全体に行き渡り、食器3を万遍なく洗浄する。
洗浄工程が所定時間行われると、排水部10が食器3から洗い落とされた汚れを含む洗浄水Wを機外へ排出する。そして、新たに給水弁9が洗浄水Wを供給し、洗浄ノズル7に設けられた噴射孔8から再び洗浄水Wが噴射されて、洗剤や残菜等で汚れた食器3をすすぐすすぎ工程を実行する。この時も、洗浄ノズル7は移動部30により減速されて低速で回転するので、洗浄ノズル7の噴射孔8から噴射される洗浄水Wは、食器かご4に配置された食器3と食器3との隙間で水塊54が形成され、すべての食器3の隅々にまで供給されて、食器3を効率よくすすぐ。
このすすぎ工程が終わると、制御装置16は排水部10を動作させて洗浄水Wを再び機外へ排出する。このすすぎ工程は連続して複数回繰り返される。洗浄およびすすぎ工程では、残菜は洗浄槽2に設けたフィルタ11内に捕集される。所定回数のすすぎ工程が終了すると乾燥工程が開始される。この乾燥工程では、送風部12が動作して食器洗浄機101外の空気が洗浄槽2内へ送り込まれる。送り込まれた空気は加熱部5により加熱された後、食器3を乾燥させて排気口13より機外へ排出される。制御装置16は、乾燥工程終了後、運転を終了する。
なお、複数回行われるすすぎ工程のうち、少なくとも1回は洗浄水Wを加熱部5により加熱しながら食器3をすすぐ加熱すすぎ工程であってもよい。
このように構成された本実施の形態の食器洗浄機101によれば、食器かご4に配置される食器3において、ご飯粒などの汚れが付着しているために多くの洗浄水Wが供給されないと所定の洗浄性能が得られない茶碗や汁椀などの深皿3aや、洗浄すべき面積が大きく洗浄水Wが全体に広がりにくい大皿なども、洗浄ノズル7がゆっくりと回転することにより、噴射孔8から噴射される洗浄水Wが、食器3と食器3の隙間をゆっくりと通過して、渦流を伴う水塊54を生成して、結果、洗浄水Wが食器3表面および裏面の隅々まで行
き渡り効率よく洗浄することができる。
したがって、本実施の形態の食器洗浄機101は、噴射孔8から噴射される洗浄水Wが通過するたびに洗浄水Wを食器3全面に行き渡らせることができるので、短時間で所定の洗浄性能を得ることができ、効率的に食器3を洗浄することができる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2に係る食器洗浄機102の構成について、図面を用いて詳細に説明する。図5は、実施の形態2における食器洗浄機102の側断面図である。なお、上述した実施の形態1と同一部分は同一符号を付与して説明を省略する。
図5に示すように、本実施の形態における食器洗浄機102が実施の形態1と異なる点は、洗浄ノズル7の回転による移動を抑制する移動部を、歯車A33、歯車B60を介して回転させる駆動装置61とした点であり、駆動装置61は内蔵する電動モータ(図示せず)により任意に洗浄ノズル7の回転数を設定することができる。
したがって、本実施の形態における食器洗浄機102は、食器3の汚れ状況に応じて洗浄ノズル7の回転数を変更することができるようになるので、例えば、使用者がしっかり洗うモードを選択した場合に、洗浄ノズル7の回転数をより遅くして、洗浄ノズル7の噴射孔8が移動する速度を遅くすることによって、食器3間に充分なボリュームの水塊54を形成させて、洗浄力を向上させることができる。
また、本実施の形態における食器洗浄機102は、あまり汚れていない食器3を洗う場合は、洗浄ノズル7の回転数を上げることにより、食器3間の水塊54は小さくなるが、短時間に洗浄を終えることができる。従って、本実施の形態における食器洗浄機102は、使用者の希望に応じた使い分けができる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3に係る食器洗浄機103の構成について、図面を用いて詳細に説明する。図6は、実施の形態3における食器洗浄機103の側断面図である。なお、上述した実施の形態1と同一部分は同一符号を付与して説明を省略する。
図6に示すように、本実施の形態における食器洗浄機103が実施の形態1と異なる点は、洗浄ノズル70が、アームノズル71と子ノズル72の組み合わせにより成り、加圧部6によって加圧された洗浄水を噴射孔73から噴射し、この噴射力により回転するアームノズル71と、このアームノズル71から供給される洗浄水を噴射孔74から噴射し、この噴射力により回転する子ノズル72とを備え、アームノズル71は、子ノズル72を、その回転中心である子ノズル軸部75の中心をアームノズル71の回転中心であるノズル軸部17の中心より偏心させて回転自在に支持し、移動部30は、アームノズル71の回転を抑制させるようにした点である。
子ノズル72は、洗浄槽2を上方から見て、左右方向または前後方向のうち、短い方向の長さの約半分の長さで構成され、子ノズル軸部75を中心に回転自在にアームノズル71に支持されている。また、子ノズル72は、アームノズル71を介して加圧部6と連通に接続されている。したがって噴射孔74からの洗浄水の噴射による噴射反力により子ノズル72は自由に回転する。
アームノズル71はノズル軸部17を中心に回転自在に洗浄槽2内に配置されている。実施の形態1と同様に、ノズル軸部17の上部に配置した歯車A33と、移動部30の上部に設けた歯車B34とを噛み合わせて、アームノズル71の回転を抑制している。した
がって、噴射孔73からの洗浄水の噴射による噴射反力により回転する力と移動部30による回転抑制力が釣り合う回転速度でアームノズル71は回転する。すなわち、アームノズル71は、移動部30を備えずに噴射反力のみで回転する場合よりゆっくりとしたスピードで回転することになる。また、アームノズル71は、噴射孔74からの噴射反力のみにより自由に回転する子ノズル72よりゆっくりとしたスピードで回転する。
このように、移動部30により、洗浄槽2内に配置されたアームノズル71がゆっくり回転するので、アームノズル71の一端に取り付けられた子ノズル72は、洗浄槽2内を自転しながらゆっくり公転することになる。この結果、図4(a)〜図4(e)を用いて既述したと同様に、子ノズル72から噴射された洗浄水は、食器3に当たり減衰しながら上昇するが、ここに、自転した子ノズル72から次の洗浄水が食器3に噴射されるので、先に噴射された洗浄水に後から噴射された洗浄水が衝突して渦流による水塊を形成される。この作用は次々に繰り返され、大きな水塊となって洗浄効果を高めることができる。
したがって、多くの洗浄水が供給されないと所定の洗浄性能が得られない茶碗や汁椀などの深皿や大皿に対しても、本実施の形態における食器洗浄機103は、移動部30がアームノズル71の回転速度を遅くすることで、多くの洗浄水を茶碗や汁椀などの深皿や大皿に供給することができる。したがって、子ノズル72により広範囲に洗浄水を噴射できることと相まって、効率のよい洗浄が可能となる。
また、本実施の形態における食器洗浄機103は、子ノズル72が洗浄槽2内を自転しながらゆっくり公転することにより、噴射孔74の洗浄水の噴出軌跡は、アームノズル71の回転が一周することにより洗浄槽2内全体に広がることになり、ムラのない洗浄ができる。
なお、上記実施の形態3における食器洗浄機103では、アームノズル71をゆっくり回転させるのに機械的な移動部30を用いたが、噴射孔73からの洗浄水の噴射による回転モーメントを下げることでアームノズル71の回転速度を落とすようにした、噴射孔73を調節した移動部30とし、外乱による回転の不安定性を解消するために、子ノズル72の噴射孔74からの洗浄水の噴射による回転モーメントを加えてもよい。これは、洗浄水を噴射する噴射孔74は、噴射反力により子ノズル72自身の回転を発生するだけでなく、子ノズル72が自転することによって噴射孔74のノズル軸部17からの距離変化に伴って、アームノズル71を脈動的に回転させるからである。この脈動がアームノズル71の低速回転の不安定さを解消することができる。
なお、本実施の形態3においては、アームノズル71に子ノズル72を加えた洗浄ノズルとし、効率が良い洗浄と共に、アームノズル71の低速回転の不安定さを解消するようにしたが、必ずしも子ノズルを必要とするものではない。たとえば、実施の形態2で説明した図5において、駆動装置61を洗浄ノズル7の噴射孔8で調整した構成でも構わない。これにより、機械的に構成した移動部に比べて安価に構成することができる。
以上のように、本発明にかかる食器洗浄機は、洗浄ノズルから噴射される洗浄水の噴流の上昇流と、一旦噴射された噴流の上昇速度が減衰する減衰流とが衝突して渦流による水塊を形成するので、多くの洗浄水を必要とする汚れが付着している茶碗や汁椀などの深皿や大皿に対して洗浄ノズル一回転あたりの洗浄で十分な水量の洗浄水を供給可能となる。したがって、所定の洗浄性能を短時間に得ることができ、効率的に食器を洗浄することができるので、家庭用の食器洗浄機だけでなく、業務用の食器洗浄機の用途にも適用できる。
2 洗浄槽
3 食器
6 加圧部
7 洗浄ノズル
8 噴射孔
30 移動部(抑制部)
52 噴流
53 減衰流
54 水塊
61 駆動装置
70 洗浄ノズル
71 アームノズル
72 子ノズル
73、74 噴射孔
101、102、103 食器洗浄機

Claims (6)

  1. 食器等の被洗浄物を収容する洗浄槽と、前記洗浄槽内の洗浄水を加圧循環させる加圧部と、前記加圧部によって加圧された洗浄水を前記被洗浄物の下方より被洗浄物に向けて噴射する噴射孔を有する洗浄ノズルと、前記洗浄ノズルの噴射孔の位置を順次移動させる移動部とを備え、前記移動部は、前記洗浄ノズルの噴射孔の位置の移動速度が、前記洗浄ノズルの上方に向けて噴射される洗浄水の噴流の上昇流と、一旦噴射された前記噴流の上昇速度が減衰する減衰流とを衝突させて渦流による水塊を形成する移動速度となるように構成した食器洗浄機。
  2. 前記移動部は、前記洗浄ノズルの噴射孔の位置の移動速度を、前記洗浄ノズルの噴射孔から噴射される洗浄水の噴射速度に対して1/400〜1/20となるように構成した請求項1記載の食器洗浄機。
  3. 前記洗浄ノズルは、噴射する洗浄水の噴射力によって回転する構成とし、前記移動部は、前記洗浄ノズルの回転数が予め設定した回転数になるように回転を抑制する抑制部により構成した請求項1または2記載の食器洗浄機。
  4. 前記移動部は、前記洗浄ノズルを予め設定した回転数で回転させるように制御する駆動装置により構成した請求項1または2記載の食器洗浄機。
  5. 前記移動部は、予め設定した回転数で回転させるように前記洗浄ノズルの噴射孔の向きを調節して構成した請求項1または2記載の食器洗浄機。
  6. 前記洗浄ノズルは、前記加圧部によって加圧された洗浄水を噴射しながら回転するアームノズルと、前記アームノズルから供給される洗浄水を噴射しながら回転する子ノズルとを備え、前記アームノズルは、前記子ノズルを、その回転中心を前記アームノズルの回転中心より偏心させて回転自在に支持し、前記移動部は、前記子ノズルの回転速度に対して前記アームノズルの回転を遅くして、先に前記子ノズルから噴射された洗浄水に後から噴射された洗浄水が衝突して渦流による水塊を形成するように前記アームノズルおよび前記子ノズルの回転速度を設定した請求項1記載の食器洗浄機。
JP2012274282A 2012-12-17 2012-12-17 食器洗浄機 Pending JP2014117432A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012274282A JP2014117432A (ja) 2012-12-17 2012-12-17 食器洗浄機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012274282A JP2014117432A (ja) 2012-12-17 2012-12-17 食器洗浄機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014117432A true JP2014117432A (ja) 2014-06-30

Family

ID=51172823

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012274282A Pending JP2014117432A (ja) 2012-12-17 2012-12-17 食器洗浄機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014117432A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50128356A (ja) * 1974-03-29 1975-10-09
JPH02218325A (ja) * 1989-02-20 1990-08-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 食器洗浄機
JPH05130964A (ja) * 1991-11-14 1993-05-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 食器洗浄機
JP2008237773A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Aiho Corp 食器洗浄装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50128356A (ja) * 1974-03-29 1975-10-09
JPH02218325A (ja) * 1989-02-20 1990-08-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 食器洗浄機
JPH05130964A (ja) * 1991-11-14 1993-05-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 食器洗浄機
JP2008237773A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Aiho Corp 食器洗浄装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014121353A (ja) 食器洗浄機
JP4339618B2 (ja) 食器洗い機
CN111623383A (zh) 一种清洗装置、集成灶及其控制方法
JP3289297B2 (ja) 食器洗浄機
JP2005058364A (ja) 食器洗い機
JP2010263941A (ja) 食器洗浄機
CN105011878A (zh) 一种洗碗机
JP5408196B2 (ja) 食器洗い乾燥機
JPH08323305A (ja) 洗浄装置
JP2014117432A (ja) 食器洗浄機
JP7607528B2 (ja) 食器洗浄機
JP2014046063A (ja) 食器洗浄機
JP3713731B2 (ja) 食器洗浄機
JP3829777B2 (ja) 食器洗い機
JP7045618B2 (ja) 食器洗い機
JP2014046135A (ja) 食器洗浄機
JP2008229224A (ja) 食器洗い機
JP6074590B2 (ja) 食器洗い機
CN104720709A (zh) 一种应用于洗碗机的清洗方法
JP3985398B2 (ja) 食器洗浄機
JP3835385B2 (ja) 食器洗い機
JP5636895B2 (ja) 食器洗い機
JP4553871B2 (ja) 食器洗浄機
JPH06197857A (ja) 洗浄装置
CN104720719A (zh) 一种应用于洗碗机的清洗装置及洗碗机

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151208

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20160122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20160122

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20160518

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160818

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160906

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170307