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JP2014106100A - 電流センサ - Google Patents

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Homare Nishimoto
誉 西本
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Abstract

【課題】磁性体コアのギャップ部におけるコア径方向の磁束密度分布を任意に調整することで、感磁素子の配置自由度を向上させることができる電流センサを提供する。
【解決手段】電流センサ1は、ギャップ部4を有する略円環状の磁性体コア3と、ギャップ部4に配置され、導体2に流れる電流によりギャップ部4に発生する磁界を検出して電圧信号に変換する感磁素子5とを備えている。磁性体コア3の内周3a及び外周3bは、ギャップ部4を除いて長円形状をなしている。磁性体コア3は、基板6の導体貫通穴7の中心位置Gからギャップ部4までの距離Laを、導体貫通穴7の中心位置Gから磁性体コア3における導体貫通穴7を挟んでギャップ部4の反対側の部分までの距離Lbよりも長くする延伸部3eを有している。感磁素子5は、磁性体コア3のギャップ部4と対向する端面における幅W方向の中央部に対応する位置に配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、導体に流れる電流を検出する電流センサに関するものである。
従来の電流センサとしては、例えば特許文献1に記載されているように、環状磁性体コアに設けたギャップ内に感磁素子を配置し、環状磁性体コアを貫通する導体に流れる電流によってギャップ内に発生した磁界を感磁素子により電圧に変換して出力することで、導体に流れる電流を検出するものが知られている。
特開2011−220983号公報
上記従来技術のような電流センサは、インバータ等の電気機器で使用される。そして、電気機器が小型化されるに伴い、電流センサも小型化されることが望まれている。電流センサを小型化するためには、環状磁性体コアを小さくする必要があるが、環状磁性体コアが小さくなると磁気飽和しやすくなるという問題が発生する。この対策の一つとして、環状磁性体コアのギャップ間隔を広げることで磁路の磁気抵抗を増加させるというものがある。ギャップ間隔が広くなると、磁路の磁気抵抗が上がり、被測定電流により発生するギャップ内の磁束密度が減少する。しかし、環状磁性体コアのギャップ間隔を広げすぎると、ギャップ付近に発生する漏れ磁束によってギャップにおける環状磁性体コアの径方向(コア径方向)の磁束密度分布に偏りが発生する。そのような磁束密度分布の偏りは、ギャップ間隔が広くなるほど顕著であり、感磁素子の配置に制限を与える。また、環状磁性体コアのギャップ部において磁束密度がピークとなる位置に感磁素子を配置することで、精度の良い電流センサを得ることができるが、一般的な円環状の環状磁性体コアでは磁束密度のピークがコア径方向の内側に寄ってしまう。このため、感磁素子を磁束密度がピークとなる位置に配置しようとすると、感磁素子が電流母線や基板に設けられた貫通孔等と干渉する虞がある。
本発明の目的は、磁性体コアのギャップ部におけるコア径方向の磁束密度分布を任意に調整することで、感磁素子の配置自由度を向上させることができる電流センサを提供することである。
本発明は、導体に流れる電流を検出する電流センサにおいて、導体が通る導体通過領域を包囲するように設けられ、ギャップ部を有する略環状の磁性体コアと、ギャップ部に配置され、ギャップ部に発生する磁界を検出して電気信号に変換する感磁素子とを備え、磁性体コアの内周は、ギャップ部を除いて長円形状をなしており、磁性体コアは、導体通過領域の中心位置からギャップ部までの距離を、導体通過領域の中心位置から磁性体コアにおけるギャップ部の反対側の部分までの距離よりも長くする延伸部を有することを特徴とするものである。なお、ここでいう長円形状は、一部が直線状となっているものだけでなく、全体が曲線状となっている楕円形状も含んでいる。
このように本発明の電流センサにおいては、磁性体コアの内周形状をギャップ部を除いて長円形状とし、磁性体コアに、導体通過領域の中心位置からギャップ部までの距離を導体通過領域の中心位置から磁性体コアにおけるギャップ部の反対側の部位までの距離よりも長くする延伸部を設けることにより、磁性体コアを通る磁路がギャップ部近傍においてコア径方向外側(導体通過領域の反対側)にシフトするようになる。このため、ギャップ部におけるコア径方向の磁束密度分布が変化し、磁束密度分布のピークがコア径方向外側に移動するようになる。このようにギャップ部におけるコア径方向の磁束密度分布を任意に調整することができる。このとき、感磁素子の配置位置は、ギャップ部におけるコア径方向の磁束密度分布に応じて適宜決定すれば良い。例えば、ギャップ部におけるコア径方向の磁束密度分布のピーク付近に感磁素子を配置することで、精度の良い電流センサを得ることができるが、従来では、ギャップ部におけるコア径方向の磁束密度分布のピークがコアの内側に寄っていたため、磁束密度分布のピーク付近に感磁素子を配置しようとすると、感磁素子が導体や導体通過領域である基板の貫通孔に干渉する虞があった。しかしながら、本発明の電流センサにおいては、磁束密度分布のピークをコア径方向外側に移動させているので、感磁素子を導体や導体通過領域である基板の貫通孔に干渉させること無く、精度の良い電流センサを得ることができる。
好ましくは、磁性体コアの外周は、ギャップ部を除いて磁性体コアの内周に対応して長円形状をなしている。この場合には、磁性体コアの幅(径方向長さ)が全体的に等しくなる。従って、例えばプレス抜き加工等による磁性体コアの作製が行いやすくなる。また、磁性体コアを必要以上に大きくしなくて済む。
また、好ましくは、延伸部は、ギャップ部における磁性体コアの径方向の磁束密度分布のピークがギャップ部と対向する磁性体コアの端面の幅方向中央部に対応する位置となる長さを有している。この場合には、感磁素子の配置位置の調整が更に容易となる。例えば、ギャップ部における磁性体コアの端面の幅方向中央部に対応する位置に感磁素子を配置することで、精度の良い電流センサを得ることができる。
さらに、好ましくは、延伸部は、ギャップ部に対向する磁性体コアの端面を含む第1部分と磁性体コアにおけるギャップ部の反対側に設けられた半円形状の第2部分との間に形成されている。この場合には、磁性体コア全体を大型化すること無く、ギャップ部における磁性体コアの径方向の磁束密度分布のピークを任意に調整することができる。
本発明によれば、磁性体コアのギャップ部におけるコア径方向の磁束密度分布を任意に調整することで、感磁素子の配置自由度を向上させることができる。これにより、例えば磁性体コアのギャップ部における磁束密度分布のピークをギャップ部の中心部にシフトさせた場合には、ギャップ部の中心部に感磁素子を配置することで、電流センサの検出感度のばらつきを低減することが可能となる。
本発明に係る電流センサの第1実施形態を示す平面図である。 比較例として、従来の電流センサの一つを示す平面図である。 図1及び図2に示した磁性体コアのギャップ部における磁束密度分布を示すグラフである。 本発明に係る電流センサの第2実施形態を示す平面図である。 本発明に係る電流センサの第3実施形態を示す平面図である。
以下、本発明に係る電流センサの好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係る電流センサの第1実施形態を示す平面図である。同図において、本実施形態の電流センサ1は、例えば電気自動車やハイブリッド車等の車両に搭載されるインバータで使用され、導体2に流れる電流を検出するものである。
電流センサ1は、略円環状の磁性体コア3を備えている。磁性体コア3には、ギャップ部4が設けられている。磁性体コア3は、例えば鉄または鉄合金(電磁鋼板等)で形成されている。磁性体コア3は、例えばプレス抜き加工等により作製される。
また、電流センサ1は、磁性体コア3のギャップ部4に配置された感磁素子5を備えている。感磁素子5は、導体2に流れる電流によりギャップ部4に発生する磁界(磁束密度)を検出し、その磁界を導体2に流れる電流の値に比例した電圧信号に変換して出力する。
磁性体コア3及び感磁素子5は、基板6に固定されている。基板6には、導体2を貫通させる円形状の導体貫通穴(導体通過領域)7が設けられている。磁性体コア3は、導体貫通穴7を包囲するように配置された状態で、基板6に接着されていたり、或いはブラケットを介してネジ止めされている。
磁性体コア3自体の形状は、ギャップ部4を除いて長円形状となっている。つまり、磁性体コア3の内周3a及び外周3bは、何れもギャップ部4を除いて長円形状をなしている。このため、磁性体コア3の幅(径方向長さ)は、全周にわたって等しくなっている。また、磁性体コア3の厚さは、全体的に等しくなっている。
磁性体コア3は、ギャップ部4と対向する磁極部Jを含む第1部分3cと、導体貫通穴7を挟んでギャップ部4の反対側に設けられた半円形状の第2部分3dと、第1部分3cと第2部分3dとの間に設けられた延伸部3eとを有している。
磁性体コア3は、基板6の導体貫通穴7の中心位置Gからギャップ部4までの距離Laが導体貫通穴7の中心位置Gから磁性体コア3における導体貫通穴7を挟んでギャップ部4の反対側の部分までの距離Lbよりも長くなるように、基板6に固定されている。従って、延伸部3eは、導体貫通穴7の中心位置Gに対応する位置からギャップ部4側に延びることとなる。
感磁素子5は、磁性体コア3のギャップ部4と対向する端面における幅W方向の中央部に対応する位置に配置されるように基板6に実装されている。
このような電流センサ1において、導体2に電流が流れると、磁性体コア3内に磁界(磁束)が発生して磁路が形成されるが、この時にギャップ部4に生じる磁界の強さが感磁素子5によって検出されて電圧信号に変換されることで、導体2に流れる電流値が検出されることとなる。
ここで、比較例として、従来の電流センサの一つを図2に示す。同図に示す電流センサ50においては、磁性体コア3自体の形状がギャップ部4を除いて真円形状となっている。磁性体コア3は、導体貫通穴7に対して中心位置が一致するように基板6に固定されている。感磁素子5は、磁性体コア3のギャップ部4におけるコア径方向の内側領域に配置されている。
このような電流センサ50では、磁性体コア3内に発生した磁束は、磁気抵抗の少ない磁性体コア3の内側領域を通りやすくなる。このため、磁性体コア3のギャップ部4におけるコア径方向の磁束密度分布としては、図3の破線Qで示すように、磁性体コア3の内側領域に磁束密度のピークが存在するような分布が得られるようになる。つまり、ギャップ部4におけるコア径方向の磁束密度分布の偏りが生じている。
ところで、磁束密度のピーク付近では、磁束密度の変化量が少ない。このため、磁束密度のピーク付近に感磁素子5を配置するのが好適である。従って、電流センサ50では、磁性体コア3のギャップ部4におけるコア径方向の内側領域に感磁素子5を配置している。
しかし、ギャップ部4におけるコア径方向の内側領域は、基板6の導体貫通穴7に近く、レイアウト上の制約がある。このため、感磁素子5の配置位置がばらつきやすくなるため、電流センサ1毎に検出感度がばらつくおそれがある。
これに対し本実施形態では、上述したように、磁性体コア3自体の形状がギャップ部4を除いて長円形状であり、基板6の導体貫通穴7の中心位置Gからギャップ部4までの距離Laが導体貫通穴7の中心位置Gから磁性体コア3におけるギャップ部4の反対側の部分までの距離Lbよりも長くなっている。このため、磁性体コア3内に発生した磁束は、磁性体コア3の磁極部Jにおいてコア径方向外側に引っ張られるようになる。従って、図2に示す電流センサ50に比し、磁性体コア3内の磁路の形状が磁極部Jにおいてコア径方向外側にシフトするように変化する。その結果、磁性体コア3のギャップ部4におけるコア径方向の磁束密度分布としては、図3の実線Pで示すように、磁性体コア3のギャップ部4と対向する端面における幅W方向の中央部に対応する位置、つまりギャップ部4のコア径方向中心部に磁束密度のピークが存在するような分布が得られるようになる。
本実施形態では、ギャップ部4における磁束密度のピーク付近、つまりギャップ部4のコア径方向中心部に感磁素子5を配置している。これにより、特にレイアウト上の制約を受けずに感磁素子5を配置することができる。従って、感磁素子5の配置位置のばらつきが抑えられるため、電流センサ1毎の検出感度のばらつきを十分低減することができる。
また、磁性体コア3を長円形状にする延伸部3eを第1部分3cと第2部分3dとの間に設けたので、磁性体コア3全体を大型化すること無く、ギャップ部4におけるコア径方向の磁束密度分布のピークをギャップ部4のコア径方向中心部に容易に設定することができる。
また、本実施形態では、略円環状の磁性体コア3を用いているので、角形状の磁性体コアに比べて漏れ磁束を低減し、電流センサ1の検出感度を向上させることができる。また、磁性体コア3の内周3aには角部が無いため、磁性体コア3内の磁路の形状が急激に変化することが無く、磁性体コア3の磁気飽和が発生しにくい。従って、電流センサ1の小型化または電流検出範囲の拡大化を図ることが可能となる。
図4は、本発明に係る電流センサの第2実施形態を示す平面図である。図中、上述した第1実施形態と同一または同等の要素には同じ符号を付し、その説明を省略する。
同図において、本実施形態の電流センサ1は、ギャップ部4を有する略円環状の磁性体コア3を備えている。磁性体コア3は、ギャップ部4に対向する端面を含む第1部分としての非半円形状部3fと、導体貫通穴7を挟んでギャップ部4の反対側に設けられた半円形状の第2部分3dと、非半円形状部3fと第2部分3dとの間に設けられた延伸部3eとを有している。
磁性体コア3におけるギャップ部4と対向する非半円形状部3fの端面の幅Waは、磁性体コア3における導体貫通穴7を挟んでギャップ部4の反対側の部分である第2部分3dの幅Wbよりも大きくなっている。具体的には、磁性体コア3は、導体貫通穴7の中心位置Gに対応する位置よりもギャップ部4側の非半円形状部3fにおいて、磁性体コア3の幅がギャップ部4に対向する端面に向って徐々に大きくなるような形状を有している。つまり、非半円形状部3fのギャップ部4と対向する端面には、コア径方向外側(導体貫通穴7の反対側)に延びる延伸部分3gが設けられていることとなる。なお、磁性体コア3の内周3aは、上記第1実施形態と同様にギャップ部4を除いて長円形状をなしている。
また、磁性体コア3は、上記第1実施形態と同様に、基板6の導体貫通穴7の中心位置Gからギャップ部4までの距離Laが導体貫通穴7の中心位置Gから磁性体コア3におけるギャップ部4の反対側の部分までの距離Lbよりも長くなるように、延伸部3eが設けられて基板6に固定されている。そして、感磁素子5は、ギャップ部4と対向する磁性体コア3の端面における幅方向中央部に対応する位置に配置されるように基板6に実装されている。
このように本実施形態においては、磁性体コア3におけるギャップ部4と対向する端面の幅Waが磁性体コア3におけるギャップ部4の反対側の部分の幅Wbよりも大きくなっている。このため、図2に示す電流センサ50に比べて、磁性体コア3の磁極部Jの断面積が大きくなり、ギャップ部4におけるコア径方向の磁束密度分布の変化の割合を小さくすることができる。
図5は、本発明に係る電流センサの第3実施形態を示す平面図である。図中、上述した第1実施形態と同一または同等の要素には同じ符号を付し、その説明を省略する。
同図において、本実施形態の電流センサ1は、ギャップ部4を有する略円環状の磁性体コア3を備えている。磁性体コア3は、ギャップ部4と対向する端面を含む第1部分としての凸状部3hと、導体貫通穴7を挟んでギャップ部4の反対側に設けられた半円形状の第2部分3dと、凸状部3hと第2部分3dとの間に設けられた延伸部3eとを有している。
磁性体コア3におけるギャップ部4と対向する凸状部3hの端面の幅Waは、磁性体コア3におけるギャップ部4の反対側の部分である第2部分3dの幅Wbよりも大きくなっている。具体的には、磁性体コア3の内周3a及び外周3bは、上記第1実施形態と同様に、ギャップ部4を除いて長円形状をなしている。そして、磁性体コア3の凸状部3hは、磁性体コア3のコア径方向外側に突出する1対の突起部として延伸部分8を有している。その他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
このように本実施形態においても、磁性体コア3におけるギャップ部4と対向する端面の幅Waが磁性体コア3におけるギャップ部4の反対側の部分の幅Wbよりも大きくなっているので、上記第2実施形態と同様に、ギャップ部4におけるコア径方向の磁束密度分布の変化の割合を小さくすることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば上記実施形態では、磁性体コア3のギャップ部4におけるコア径方向の磁束密度分布のピークをギャップ部4の中心部に位置させるようにしたが、ギャップ部4におけるコア径方向の磁束密度分布のピーク位置としては、特にそれには限られない。上記実施形態によれば、ギャップ部4におけるコア径方向の磁束密度分布を任意に調整することができるため、電流センサ1の検出感度のばらつきが低減可能になるのであれば、ギャップ部4におけるコア径方向の磁束密度分布のピーク位置をギャップ部4の中心部からずれた位置としても良い。
また、上記実施形態では、磁性体コア3の外周3bがギャップ部4を除いて長円形状をなしているが、磁性体コア3の形状としては特にそれには限られず、磁性体コア3の少なくとも内周3aの形状がギャップ部4を除いて長円形状(楕円形状を含む)となっていれば良く、磁性体コア3の外周3bの形状については矩形状等であっても良い。
1…電流センサ、2…導体、3…磁性体コア、3a…内周、3b…外周、3c…第1部分、3d…第2部分、3e…延伸部、3f…非半円形状部(第1部分)、3h…凸状部(第1部分)、4…ギャップ部、5…感磁素子、7…導体貫通穴(導体通過領域)。

Claims (4)

  1. 導体に流れる電流を検出する電流センサにおいて、
    前記導体が通る導体通過領域を包囲するように設けられ、ギャップ部を有する略環状の磁性体コアと、
    前記ギャップ部に配置され、前記ギャップ部に発生する磁界を検出して電気信号に変換する感磁素子とを備え、
    前記磁性体コアの内周は、前記ギャップ部を除いて長円形状をなしており、
    前記磁性体コアは、前記導体通過領域の中心位置から前記ギャップ部までの距離を、前記導体通過領域の中心位置から前記磁性体コアにおける前記ギャップ部の反対側の部分までの距離よりも長くする延伸部を有することを特徴とする電流センサ。
  2. 前記磁性体コアの外周は、前記ギャップ部を除いて前記磁性体コアの内周に対応して長円形状をなしていることを特徴とする請求項1記載の電流センサ。
  3. 前記延伸部は、前記ギャップ部における前記磁性体コアの径方向の磁束密度分布のピークが前記ギャップ部と対向する前記磁性体コアの端面の幅方向中央部に対応する位置となる長さを有していることを特徴とする請求項1または2記載の電流センサ。
  4. 前記延伸部は、前記ギャップ部に対向する前記磁性体コアの端面を含む第1部分と前記磁性体コアにおける前記ギャップ部の反対側に設けられた半円形状の第2部分との間に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の電流センサ。
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