[go: up one dir, main page]

JP2014099988A - 永久磁石、永久磁石の製造方法、ローター、モーターおよびロボット - Google Patents

永久磁石、永久磁石の製造方法、ローター、モーターおよびロボット Download PDF

Info

Publication number
JP2014099988A
JP2014099988A JP2012250032A JP2012250032A JP2014099988A JP 2014099988 A JP2014099988 A JP 2014099988A JP 2012250032 A JP2012250032 A JP 2012250032A JP 2012250032 A JP2012250032 A JP 2012250032A JP 2014099988 A JP2014099988 A JP 2014099988A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
permanent magnet
particles
adhesive
motor
rotor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012250032A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Sakata
正昭 坂田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2012250032A priority Critical patent/JP2014099988A/ja
Publication of JP2014099988A publication Critical patent/JP2014099988A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Hard Magnetic Materials (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

【課題】磁束密度の低下を抑制しつつ、渦電流の発生を抑制することのできる永久磁石、永久磁石の製造方法、ローター、モーターおよびロボットを提供すること。
【解決手段】永久磁石53は、所定方向に並び磁極が揃った複数の永久磁石片54と、隣り合う一対の永久磁石片54の間に介在し、これらを接着する接着層55とを有し、接着層55は、絶縁性を有する接着剤551と、接着剤551中に含まれる永久磁石粒子552とを有している。また、永久磁石粒子552は、希土類永久磁石粒子および酸化物永久磁石粒子の少なくとも一方を含んでいる。また、永久磁石粒子552は、永久磁石片54と同じ方向に着磁されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、永久磁石、永久磁石の製造方法、ローター、モーターおよびロボットに関する。
従来から、産業用のロボットとして、水平多関節ロボットや垂直多関節ロボットなどが用いられている。例えば、水平多関節ロボットは、基台と、基台に対して回動可動な第1アームと、第1アームに対して回動可能な第2アームとを有しており、モーターによって、第1、第2アームの駆動が行われている。
モーターに関して、永久磁石表面で発生する渦電流を減らし、モーターの発熱による駆動特性の低下を抑制するために、永久磁石をモーターの回転軸方向で複数の磁石片に分割し、分割した磁石片の間に絶縁層を介在させた構成が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。しかしながら、このような構成では絶縁層で磁束密度が大きく低下してしまい優れた駆動特性を有するモーターが得られないという問題がある。すなわち、従来では、磁束密度の低下を抑制しつつ、渦電流の発生を抑制することができなかった。
特開2005−228830号公報 特開2006−136130号公報
本発明の目的は、磁束密度の低下を抑制しつつ渦電流の発生を抑制することのできる永久磁石及びこの永久磁石の製造方法、並びにこの永久磁石を用いたローター、モーター及びロボットを提供することにある。
このような目的は、下記の本発明により達成される。
本発明の永久磁石は、所定方向に並び、磁極が揃った複数の永久磁石片と、
隣り合う前記永久磁石片の間に介在し、これらを接着する接着層と、を有し、
前記接着層は、絶縁性を有する接着剤と、前記接着剤中に含まれる永久磁石粒子と、を有していることを特徴とする。
これにより、磁束密度の低下を抑制しつつ、渦電流の発生を抑制することのできる永久磁石が得られる。
本発明の永久磁石では、前記永久磁石粒子は、希土類永久磁石粒子を含んでいるのが好ましい。
これにより、磁束密度の低下をより効果的に抑制することができる。
本発明の永久磁石では、前記永久磁石粒子は、酸化物永久磁石粒子を含んでいるのが好ましい。
これにより、渦電流の発生をより効果的に抑制することができる。
本発明の永久磁石では、前記接着層中の前記永久磁石粒子は、前記各永久磁石片と同じ方向に着磁されているのが好ましい。
これにより、磁束密度の低下をより効果的に抑制することができる。
本発明の永久磁石では、前記永久磁石粒子の平均粒径をA(μm)としたとき、前記接着層の平均厚さは、3A以上であるのが好ましい。
これにより、渦電流の発生をより効果的に抑制することができる。
本発明の永久磁石では、前記永久磁石粒子の最大粒径をB(μm)としたとき、隣り合う前記永久磁石片の最小隙間がBより大きいのが好ましい。
これにより、渦電流の発生をより効果的に抑制することができる。
本発明の永久磁石の製造方法は、硬磁性材料で構成された複数の硬磁性材料片を、硬磁性材料で構成された硬磁性材料粒子が分散した接着剤で接着して接合体を得る工程と、
前記接合体に磁界を作用させて、前記硬磁性材料片および前記硬磁性材料粒子を同じ方向に着磁する工程と、を有することを特徴とする。
これにより、磁束密度の低下を抑制しつつ、渦電流の発生を抑制することのできる永久磁石が簡単に得られる。
本発明のローターは、本発明の永久磁石が周方向に複数配置されていることを特徴とする。
これにより、信頼性の高いローターが得られる。
本発明のモーターは、本発明のローターを備えることを特徴とする。
これにより、信頼性の高いモーターが得られる。
本発明のロボットは、基台と、
前記基台に連結され、前記基台に対して回動可能なアームと、
前記基台に対して前記アームを回動させる本発明のモーターと、を備えることを特徴とする。
これにより、信頼性の高いロボットが得られる。
本発明の好適な実施形態に係るモーターを示す断面図である。 図1に示すモーターが備えるローター(本発明のローター)の平面図である。 図2に示すローターの斜視図である。 図2に示すローターが備える1つの永久磁石(本発明の永久磁石)の断面図(図3中のA−A線断面図)である。 図4に示す永久磁石の製造方法を説明する断面図である。 本発明のモーターを適用したロボット(本発明のロボット)を示す斜視図である。 本発明のモーターを適用したロボット(本発明のロボット)を示す斜視図である。 実施例で製造した硬磁性材料片の形状およびサイズを示す斜視図である。
以下、本発明の永久磁石、永久磁石の製造方法、ローター、モーターおよびロボットを図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の好適な実施形態に係るモーターを示す断面図、図2は、図1に示すモーターが備えるローター(本発明のローター)の平面図、図3は、図2に示すローターの斜視図、図4は、図2に示すローターが備える1つの永久磁石(本発明の永久磁石)の断面図(図3中のA−A線断面図)、図5は、図4に示す永久磁石の製造方法を説明する断面図、図6および図7は、それぞれ、本発明のモーターを適用したロボット(本発明のロボット)を示す斜視図、図8は、実施例で製造した硬磁性材料片の形状およびサイズを示す斜視図である。
1.モーター
図1に示すように、モーター(本発明のモーター)1は、ハウジング2と、回転軸3と、ステーター4と、ローター(本発明のローター)5とを有している。なお、モーター1としては、特に限定されず、例えば、サーボモーター(ブラシレスDCモーター等)、ステッピングモーター、コアレスモーター等が挙げられる。
ハウジング2の上壁および底壁には軸受21、22が設けられている。軸受21、22には回転軸3が回転可能に軸支されている。また、ハウジング2内において、回転軸3にはローター5が固定されている。ローター5は、円柱状のコア51と、コア51の外周に設けられた磁石52とにより構成されている。また、ローター5の周囲にはステーター4が配置されている。ステーター4は、円筒状をなしており、周方向に所定間隔で配置された複数のコイル41を有している。
磁石52は、周方向に複数の磁極が形成された多極構造を有している。磁石52は、図2に示すように、複数の永久磁石53をコア51の周方向に並んで配置させたもので構成されている。永久磁石53の数としては特に限定されないが、以下では説明の便宜上、6つの場合について代表して説明する。
6つの永久磁石53は、互いに同じ形状である。また、各永久磁石53は、内周側と外周側とで磁極が異なっている。6つの永久磁石53は、隣り合う永久磁石53の磁極が反対となるように配置されている。すなわち、6つの永久磁石53は、外周側にS極とN極とが交互に並ぶように配置されている。
図3に示すように、各永久磁石53は、磁石52の軸方向(所定方向)に並ぶ複数の永久磁石片54と、隣り合う永久磁石片54の間に介在し、これらを接合する接着層55とを有している。なお、図示の構成では、永久磁石53は、5つの永久磁石片54を有しているが、永久磁石53が有する永久磁石片54の数としては特に限定されない。ただし、永久磁石片54の数としては、例えば、5〜10個程度であるのが好ましく、5〜7個程度であるのがより好ましい。
各永久磁石片54としては、その機能を発揮することができれば、特に限定されないが、高い磁束密度を有する希土類永久磁石が好適に用いられる。この希土類永久磁石としては、例えば、Nd−Fe−B系永久磁石(ネオジム系磁石)、Sm−Co系永久磁石(サマリウム−コバルト系磁石)、Sm−Fe−N(サマリウム−鉄−窒素系磁石)等が挙げられる。ただし、永久磁石片54を構成する主要元素は、必要に応じて他の元素に置換されてもよい。例えば、Ndの一部は、Pr、Dy、Tb等に置換されてもよいし、Feの一部は、Coに置換されてもよい。
図4に示すように、接着層55は、絶縁性を有する接着剤551と、接着剤551中に分散した永久磁石粒子552とを有している。すなわち、接着層55は、永久磁石粒子552が分散してなる絶縁性の接着剤551で構成されている。また、各接着層55中の各永久磁石粒子552は、永久磁石片54と同じ方向に着磁されている。また永久磁石粒子552は、接着層55中にほぼ均一に分散している。
このような接着層55は、全体として高い絶縁性を有している。そのため、渦電流の経路が短くなり、モーター1の駆動中に発生する渦電流を抑制し、モーター1の発熱を抑えることができる。その結果、発熱によるモーター1の駆動効率低下を抑制することができる(第1の効果)。さらには、接着層55に永久磁石粒子552を含有させることによって、上述した第1の効果に加えて、接着層55での磁束密度の低下が抑制され、より高い磁束密度を有する永久磁石53が得られるという効果を発揮することができる(第2の効果)。すなわち、接着層55を用いることによって、渦電流を抑制することができ、かつ、より強力な永久磁石53が得られる。特に、各永久磁石粒子552の着磁方向が、永久磁石片54の着磁方向と一致しているため、上述の第2の効果をより効果的に発揮することができる。
接着剤551としては、絶縁性を有しており、隣り合う永久磁石片54を接合することができれば特に限定されず、例えば、エポキシ系、シリコーン系、アクリル系等の各種接着剤を用いることができる。一方、永久磁石粒子552としては、例えば、永久磁石の塊を粉砕して粉末状にしたものを用いることができる。
接着層55中の永久磁石粒子552の含有量としては、特に限定されないが、70質量%以上、95質量%以下であるのが好ましく、72質量%以上、92質量%以下であるのがより好ましい。このような含有量とすることによって、接着層55での磁束密度の低下をより小さく抑えることができる。これに対して、含有量が上記下限値未満であると、永久磁石粒子552の種類によっては、上記効果(すなわち、接着層55での磁束密度の低下をより小さく抑える効果)が十分なレベルで発生しない場合がある。反対に、含有量が上記上限値を超えると、上記効果を十分なレベルで発生させることができるが、接着層55の接着力が低下し、永久磁石53からの永久磁石片54の離脱(モーター1の破損)が発生するおそれが生じる。
また、永久磁石粒子552の粒径(平均粒径)としては、特に限定されないが、5μm以上、20μm以下程度であるのが好ましく、5μm以上、10μm以下であるのがより好ましい。このような粒径とすることによって、接着剤551中での永久磁石粒子552の分散性が十分に高くなり、後述するような導通パスの形成が抑制され、接着層55の絶縁性をより確実に確保することができる(すなわち、接着層55の絶縁性の低下を抑制することができる)。これに対して、永久磁石粒子552の粒径が上記下限値未満であると、上記効果の向上がほとんど発現しない割には製造コストが高くなる場合がある。反対に、上記上限値を超えると、接着剤551中で永久磁石粒子552の凝集が起こり易くなり、接着層55の厚さが薄い場合などには、永久磁石粒子552によって隣り合う永久磁石片54間に導通パスが形成され、その結果、接着層55の絶縁性の低下の度合が大きくなるおそれがある。
また、永久磁石粒子552としては、特に限定されず、希土類永久磁石、酸化物永久磁石(フェライト永久磁石)、アルニコ永久磁石等の各種永久磁石を用いることができる。また、これらの中から2つ以上の磁石を選択して用いてもよい。このうち、希土類永久磁石としては、例えば、Nd−Fe−B系磁石(ネオジム系磁石)、Sm−Co系磁石(サマリウム−コバルト系磁石)、Sm−Fe−N系磁石(サマリウム−鉄−窒素系磁石)等が挙げられる。ただし、主要元素は、必要に応じて他の元素に置換されてもよい。例えば、Ndの一部は、Pr、Dy、Tb等に置換されてもよいし、Feの一部は、Coに置換されてもよい。また、酸化物永久磁石としては、Ba系、Sr系等のフェライト磁石が挙げられる。
これらの中でも、永久磁石粒子552としては、希土類永久磁石または酸化物永久磁石を用いるが好ましい。希土類永久磁石は、他の永久磁石と比較して高い磁束密度を有している。そのため、永久磁石粒子552として希土類永久磁石を用いることによって、接着層55での磁束密度の低下をより効果的に抑制することができる。一方の酸化物永久磁石は、他の永久磁石と比較して高い絶縁性を有している。そのため、永久磁石粒子552として酸化物永久磁石を用いることによって、渦電流の発生をより効果的に抑制することができる。
このように、希土類永久磁石と酸化物永久磁石とでは、その効果が異なっている。具体的には、接着層55は、渦電流を抑制してモーター1の発熱を抑える効果(第1の効果)と、接着層55での磁束密度の低下を抑制し、より高い磁束密度を有する永久磁石53を得るという効果(第2の効果)とを発揮することができるが、永久磁石粒子552として希土類永久磁石を用いると第2の効果がより向上し、酸化物永久磁石を用いると第1の効果がより向上する。そのため、永久磁石粒子552として、希土類永久磁石と酸化物永久磁石との混合物を用いてもよい。これにより、第1、第2の効果を共に向上させることができる。
以上、接着層55を構成する接着剤551および永久磁石粒子552について説明した。このような接着層55の厚さ(平均厚さ)の上限値としては、特に限定されないが、200μm以下程度であるのが好ましい。このような上限値とすることにより、接着層55の過度な厚み増を防止することができる。また、接着層55の厚さ(平均厚さ)の下限値としては、永久磁石粒子552の平均粒径によっても異なるが、平均粒径をA(μm)としたとき、3A以上であるのが好ましく、5A以上であるのがより好ましい。このような下限値とすることにより、前述したような導通パスの発生を効果的に抑制することができる。なお、接着層55の厚さが、上記下限値未満であると、永久磁石粒子552の含有量などによっては、前記の導通パスが形成され易くなってしまう場合がある。反対に、上記上限値を超えると、接着層55が過度に厚くなってしまい、永久磁石53の大型化や機械的強度の低下を招く場合がある。
また、永久磁石粒子552の最大粒径をB(μm)としたとき、隣り合う永久磁石片54の最小隙間(すなわち、接着層55の厚さの最小値)がBより大きいのが好ましい。このような関係を満足することによって、前述したような導通パスの発生を効果的に抑制することができる。
2.永久磁石の製造方法
次に、永久磁石53の製造方法について説明する。
永久磁石53の製造方法は、硬磁性材料で構成された複数の硬磁性材料片54Aを、硬磁性材料で構成された硬磁性材料粒子552Aが分散した接着剤551で接着して接合体53Aを得る第1工程と、接合体53Aに磁界を作用させて、硬磁性材料片54Aおよび硬磁性材料粒子552Aを同じ方向に着磁する第2工程とを有している。
−第1工程−
まず、図5(a)に示すように、着磁することにより永久磁石片54となる硬磁性材料片54Aと、着磁することによって永久磁石粒子552となる硬磁性材料粒子552Aを接着剤551に分散させた粒子分散接着剤55Aとを用意する。
硬磁性材料片54Aは、例えば、次のようにして用意することができる。なお、以下の方法は、永久磁石片54として希土類永久磁石を用いる場合の一例である。まず、原材料である硬磁性材料を用意する。次に、真空中またはアルゴンガス中にて上記材料を溶解(高周波誘導溶解)する。次に、原材料を粉砕(粗粉砕、微粉砕)し、粒径が3〜20μm程度の粉末とする。次に、粉末状の原材料を磁界中で圧縮成型した後、焼結、熱処理(時効処理)を行う。次に、必要に応じて二次加工(例えば切断、研磨等)、表面処理(例えば、電着塗装、Niめっき等)を行う。以上により、硬磁性材料片54Aが得られる。
一方、硬磁性材料粒子552Aは、例えば、次のようにして用意することができる。なお、以下の方法は、永久磁石粒子552として希土類永久磁石を用いる場合の一例である。すなわち、まず、原材料である硬磁性材料を用意し、前述した硬磁性材料片54Aの製造方法と同様にして熱処理(時効処理)まで行う。次に、熱処理した焼結体を粉砕することによって、硬磁性材料粒子552Aが得られる。そして、得られた硬磁性材料粒子552Aを接着剤551に分散することによって粒子分散接着剤55Aが得られる。
次に、図5(b)に示すように、粒子分散接着剤55Aを用いて複数の硬磁性材料片54Aを一列に接着する。これにより、接合体53Aが得られる。
−第2工程−
次に、例えば、パルス着磁機によって、接合体53Aに所定の強度の磁場を作用させて、各硬磁性材料片54Aおよび各硬磁性材料粒子552Aを所定方向(磁石52の径方向。図5中の上下方向)に着磁する。これにより、硬磁性材料片54Aが永久磁石片54となり、硬磁性材料粒子552Aが永久磁石粒子552となる。以上によって、図5(c)に示すように、永久磁石片54が得られる。
このような製造方法によれば、簡単に、永久磁石片54を製造することができる。具体的には、第1工程では、着磁されていない硬磁性材料片54Aを粒子分散接着剤55Aで接着するため、本工程にて磁気的反発力が作用しない。したがって、複数の硬磁性材料片54Aの接着を簡単かつ精度よく行うことができる。また、第1工程では、着磁されていない硬磁性材料粒子552Aを接着剤551に分散して粒子分散接着剤55Aを得ているため、硬磁性材料粒子552Aを接着剤551中により均一に分散させることができる。仮に、着磁された硬磁性材料粒子552A(すなわち永久磁石粒子552)を接着剤551中に分散させると、硬磁性材料粒子552Aが接着剤551中で磁気吸引力によって凝集し分散性が低下する。また、硬磁性材料粒子552Aの着磁方向がばらばらとなり、上記の効果が低下する。
3.ロボット
次に、上述したモーター1を適用したロボット(本発明のロボット)について説明する。
図6に示すロボット7は、水平多関節ロボットである。このようなロボット7は、基台71と、第1アーム72と、第2アーム73と、作業ヘッド74と、エンドエフェクター75とを有している。
基台71は、例えば、図示しない床面にボルト等によって固定されている。基台71の上端部には第1アーム72が連結している。第1アーム72は、基台71に対して鉛直方向に沿う回動軸まわりに回動可能となっている。基台71内には、第1アーム72を回動させるモーター1(1A)が設置されている。
第1アーム72の先端部には第2アーム73が連結している。第2アーム73は、第1アーム72に対して鉛直方向に沿う回動軸まわりに回動可能となっている。第2アーム73内には、第2アーム73を回動させる第2モーター1(1B)が設置されている。
第2アーム73の先端部には作業ヘッド74が配置されている。作業ヘッド74は、第2アーム73の先端部に同軸的に配置されたスプラインナット741およびボールネジナット742と、スプラインナット741およびボールネジナット742に挿通されたスプラインシャフト743とを有している。スプラインシャフト743は、第2アーム73に対して、その軸まわりに回転可能であり、かつ、上下方向に移動(昇降)可能となっている。
第2アーム73内には、モーター1(1C)と、モーター1(1D)とが配置されている。モーター1Cの駆動力は、図示しない駆動力伝達機構によってスプラインナット741に伝達され、スプラインナット741が正逆回転するとスプラインシャフト743が鉛直方向に沿う回転軸まわりに正逆回転する。一方、モーター1Dの駆動力は、図示しない駆動力伝達機構によってボールネジナット742に伝達され、ボールネジナット742が正逆回転するとスプラインシャフト743が上下に移動する。
スプラインシャフト743の先端部(下端部)には、エンドエフェクター75が連結されている。エンドエフェクター75としては、特に限定されず、例えば、被搬送物を把持するもの、被加工物を加工するものなどが挙げられる。
図7に示すロボット8は、垂直多関節(6軸)ロボットである。このようなロボット8は、基台81と、4本のアーム82、83、84、85と、リスト86とを備え、これらが順に連結されている。
基台81は、例えば、図示しない床面にボルト等によって固定されている。このような基台81の上端部にはアーム82が水平方向に対して傾斜した姿勢で連結しており、アーム82は、基台81に対して鉛直方向に沿う回動軸まわりに回動可能となっている。また、基台81内には、アーム82を回動させるモーター1(1E)が設置されている。
アーム82の先端部には、アーム83が連結しており、アーム83は、アーム82に対して水平方向に沿う回動軸まわりに回動可能となっている。また、アーム83内には、アーム83をアーム82に対して回動させるモーター1(1F)が設置されている。
アーム83の先端部には、アーム84が連結しており、アーム84は、アーム83に対して水平方向に沿う回動軸まわりに回動可能となっている。また、アーム84内には、アーム84をアーム83に対して回動させるモーター1(1G)が設置されている。
アーム84の先端部には、アーム85が連結しており、アーム85は、アーム84に対してアーム84の中心軸に沿う回動軸まわりに回動可能となっている。また、アーム85内には、アーム85をアーム84に対して回動させるモーター1(1H)が設置されている。
アーム85の先端部には、リスト86が連結している。リスト86は、アーム85に連結されたリング状の支持リング861と、支持リング861の先端部に支持された円筒状のリスト本体862とを有している。リスト本体862の先端面は、平坦な面となっており、例えば、腕時計等のような精密機器を把持するマニピュレーターが装着される装着面となる。
支持リング861は、アーム85に対して水平方向に沿う回動軸まわりに回動可能となっている。また、リスト本体862は、支持リング861に対してリスト本体862の中心軸に沿う回動軸まわりに回動可能となっている。また、アーム85内には、支持リング861をアーム85に対して回動させるモーター1(1I)と、リスト本体862を支持リング861に対して回動させるモーター1(1J)とが配置されている。モーター1I、1Jの駆動力は、それぞれ、図示しない駆動力伝達機構によって支持リング861、リスト本体862に伝達される。
以上、永久磁石、ローター、モーターおよびロボットについて、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に他の任意の構成物が付加されていてもよい。
以下、本発明の具体的実施例について説明する。
1.永久磁石、ローターおよびブラシレスDCモーターの製造
(実施例1)
1−1.未着磁の永久磁石片(硬磁性材料片)の製造
まず、Nd:28wt%、Dy:5wt%、B:1wt%、Fe:66wt%を含む原材料を用意した。次に、高周波溶解炉にて、原材料を真空中×1250℃の条件で高周波誘導溶解し、その後急速冷却した。次に、ジェットミルによって原材料を粉砕し、粒径が3〜5μm程度の粉末状とした。次に、磁場プレス機を用いて、12kOeの磁界中、1000kg/cmの成形圧力にて、原材料を圧縮成形した。次に、焼結炉によって、圧縮成形した原材料を1100℃×1時間の条件で焼結した後、熱処理炉によって、900℃×1時間の条件で焼結体の熱処理(時効処理)を行った。次に、スライシングマシンによって焼結体を切断し、永久磁石片の形状に対応した複数の分割片(磁性体)を得た。次に、各分割片について、表面研磨、Niメッキ(平均膜厚が15μm)処理を順に行った。以上により、未着磁の永久磁石片(硬磁性材料片)を得た。各永久磁石片の形状、サイズは、図8に示す通りであった。また、前記焼結体(硬磁性材料片)の密度は、7.6g/cmであった。
1−2.未着磁の永久磁石粒子(硬磁性材料粒子)の製造
まず、Nd:28wt%、Dy:2wt%、B:1wt%、Co:5wt%、Fe:64wt%を含む原材料を用意した。次に、高周波溶解炉にて、原材料を真空中×1250℃の条件で高周波誘導溶解し、メルトスピニング法にて急冷薄帯を作製した。次に、この急冷薄帯をジェットミルによって粉砕後、600℃×1時間の条件で熱処理した。以上により、未着磁の永久磁石粒子(硬磁性材料粒子)を得た。未着磁の永久磁石粒子の粒径(平均粒径)は、20μmであった。なお、平均粒径は、マイクロトラックMT−3000(日機装株式会社製)にて測定した。
1−3.永久磁石粒子分散接着剤の製造
まず、エポキシ系接着剤(EP106NL セメダイン株式会社製)を用意し、この接着剤に未着磁の永久磁石粒子を分散させた。これにより、永久磁石粒子分散接着剤を得た。永久磁石粒子分散接着剤中の未着磁の永久磁石粒子の含有量は、74質量%であった。
1−4.永久磁石の製造
まず、上述のようにして得られた未着磁の永久磁石片を7つ用意した。次に、これらの永久磁石片を、永久磁石粒子分散接着剤を用いて一列に接着した。これにより、7つの永久磁石片と、隣り合う永久磁石片の間に介在する6つの接着層とを有する接合体(未着磁の永久磁石)を得た。次に、パルス着磁機によって、接合体に40kOeの磁場を作用させ、各永久磁石片および各永久磁石粒子を所定方向に着磁した。以上によって永久磁石を得た。なお、得られた永久磁石の磁束密度(配列方向の中央に位置する永久磁石片の表面磁束密度)は、550mTであった。
この工程では、外周がS極、内周がN極である永久磁石(以下「第1永久磁石」とも言う)と、反対に、外周がN極、内周がS極である永久磁石(以下「第2永久磁石」とも言う)との2種類を製造した。得られた永久磁石では、各接着層の厚さ(平均厚さ)は、100μmであった。
1−5.ローターの製造
回転軸に固定されたローターの外周面に、周方向に沿って第1永久磁石と第2永久磁石とを交互に3つずつ配置し接合することにより、図2に示すようなローターを得た。
1−6.DCブラシレスモーターの製造
上記のようにして得られたローターを、ステーターが配置されたハウジングに回転可能に固定して図1に示すようなブラシレスDCモーターを得た。
(実施例2)
永久磁石粒子分散接着剤中の永久磁石粒子の含有量が78質量%とした以外は、実施例1と同様にして、永久磁石、ローターおよびブラシレスDCモーターを得た。
(実施例3)
永久磁石粒子分散接着剤中の永久磁石粒子の含有量が84質量%とした以外は、実施例1と同様にして永久磁石、ローターおよびブラシレスDCモーターを得た。
(実施例4)
永久磁石粒子分散接着剤中の永久磁石粒子の含有量が92質量%とした以外は、実施例1と同様にして永久磁石、ローターおよびブラシレスDCモーターを得た。
(実施例5)
永久磁石粒子分散接着剤中の永久磁石粒子の含有量が94質量%とした以外は、実施例1と同様にして永久磁石、ローターおよびブラシレスDCモーターを得た。
(実施例6)
永久磁石粒子として、サマリウム−コバルト系の永久磁石を用い、永久磁石粒子分散接着剤中の永久磁石粒子の含有量を76質量%とした以外は、実施例1と同様にして永久磁石、ローターおよびブラシレスDCモーターを得た。なお、永久磁石粒子は、原材料としてSm:25wt%、Co:51wt%、Fe:17wt%、Cu:6wt%を含むものを用い、以下の方法にて作製した。高周波溶解炉にて、原材料を真空中×1350℃の条件で高周波誘導溶解し、その後急速冷却した。得られた原料塊を熱処理炉によって900℃×1時間の条件で熱処理(時効処理)した。次に、ジェットミルによって原材料を粉砕し粉末状とした。このとき、永久磁石粒子の粒径(平均粒径)は、10μmであった。
(実施例7)
永久磁石粒子分散接着剤中の永久磁石粒子の含有量が80質量%とした以外は、実施例6と同様にして永久磁石、ローターおよびブラシレスDCモーターを得た。
(実施例8)
永久磁石粒子分散接着剤中の永久磁石粒子の含有量が86質量%とした以外は、実施例6と同様にして永久磁石、ローターおよびブラシレスDCモーターを得た。
(実施例9)
永久磁石粒子分散接着剤中の永久磁石粒子の含有量が92質量%とした以外は、実施例6と同様にして永久磁石、ローターおよびブラシレスDCモーターを得た。
(実施例10)
永久磁石粒子分散接着剤中の永久磁石粒子の含有量が94質量%とした以外は、実施例6と同様にして永久磁石、ローターおよびブラシレスDCモーターを得た。
(実施例11)
永久磁石粒子として、サマリウム−鉄−窒素系の永久磁石を用い、永久磁石粒子分散接着剤中の永久磁石粒子の含有量を74質量%とした以外は、実施例1と同様にして永久磁石、ローターおよびブラシレスDCモーターを得た。なお、永久磁石粒子は、以下の方法で作製した。高周波溶解炉にて、Sm−Fe合金を真空中×1250℃の条件で高周波誘導溶解し、メルトスピニング法にて急冷薄帯を作製した。次に、この急冷薄帯をジェットミルによって粉砕後、アンモニアガス雰囲気にて460℃×5時間保持し、窒化処理を行った。得られた磁石粉末の組成は、Sm:24wt%、Fe:72.5wt%、N:3.5wt%であり、永久磁石粒子の粒径(平均粒径)は、5μmであった。
(実施例12)
永久磁石粒子分散接着剤中の永久磁石粒子の含有量が78質量%とした以外は、実施例11と同様にして永久磁石、ローターおよびブラシレスDCモーターを得た。
(実施例13)
永久磁石粒子分散接着剤中の永久磁石粒子の含有量が84質量%とした以外は、実施例11と同様にして永久磁石、ローターおよびブラシレスDCモーターを得た。
(実施例14)
永久磁石粒子分散接着剤中の永久磁石粒子の含有量が90質量%とした以外は、実施例11と同様にして永久磁石、ローターおよびブラシレスDCモーターを得た。
(実施例15)
永久磁石粒子分散接着剤中の永久磁石粒子の含有量が93質量%とした以外は、実施例11と同様にして永久磁石、ローターおよびブラシレスDCモーターを得た。
(実施例16)
永久磁石粒子として、フェライト系の永久磁石を用い、永久磁石粒子分散接着剤中の永久磁石粒子の含有量を70質量%とした以外は、実施例1と同様にして永久磁石、ローターおよびブラシレスDCモーターを得た。なお、永久磁石粒子は、以下の方法で作製した。原材料として、Fe:72wt%、SrO:25wt%、(La−Co):3wt%となるよう原料を配合し、これを大気中1300℃で仮焼した。これをボールミルにて湿式粉砕し永久磁石粒子を得た。この永久磁石粒子の粒径(平均粒径)は、2μmであった。
(実施例17)
永久磁石粒子分散接着剤中の永久磁石粒子の含有量が72質量%とした以外は、実施例16と同様にして永久磁石、ローターおよびブラシレスDCモーターを得た。
(実施例18)
永久磁石粒子分散接着剤中の永久磁石粒子の含有量が80質量%とした以外は、実施例16と同様にして永久磁石、ローターおよびブラシレスDCモーターを得た。
(実施例19)
永久磁石粒子分散接着剤中の永久磁石粒子の含有量が88質量%とした以外は、実施例16と同様にして永久磁石、ローターおよびブラシレスDCモーターを得た。
(実施例20)
永久磁石粒子分散接着剤中の永久磁石粒子の含有量が90質量%とした以外は、実施例16と同様にして永久磁石、ローターおよびブラシレスDCモーターを得た。
(実施例21)
永久磁石粒子分散接着剤に用いる接着剤としてアクリル系接着剤(Y611 セメダイン株式会社製)を用いたこと以外は、実施例2と同様にして永久磁石、ローターおよびブラシレスDCモーターを得た。
(実施例22)
永久磁石粒子分散接着剤に用いる接着剤としてアクリル系接着剤(Y611 セメダイン株式会社製)を用いたこと以外は、実施例3と同様にして永久磁石、ローターおよびブラシレスDCモーターを得た。
(実施例23)
永久磁石粒子分散接着剤に用いる接着剤としてアクリル系接着剤(Y611 セメダイン株式会社製)を用いたこと以外は、実施例4と同様にして永久磁石、ローターおよびブラシレスDCモーターを得た。
(実施例24)
永久磁石粒子分散接着剤に用いる接着剤としてアクリル系接着剤(Y611 セメダイン株式会社製)を用いたこと以外は、実施例12と同様にして永久磁石、ローターおよびブラシレスDCモーターを得た。
(実施例25)
永久磁石粒子分散接着剤に用いる接着剤としてアクリル系接着剤(Y611 セメダイン株式会社製)を用いたこと以外は、実施例13と同様にして永久磁石、ローターおよびブラシレスDCモーターを得た。
(実施例26)
永久磁石粒子分散接着剤に用いる接着剤としてアクリル系接着剤(Y611 セメダイン株式会社製)を用いたこと以外は、実施例14と同様にして永久磁石、ローターおよびブラシレスDCモーターを得た。
(実施例27)
永久磁石の各接着層の厚さ(平均厚さ)を60μmとした以外は、実施例2と同様にして永久磁石、ローターおよびブラシレスDCモーターを得た。
(実施例28)
永久磁石の各接着層の厚さ(平均厚さ)を40μmとした以外は、実施例2と同様にして永久磁石、ローターおよびブラシレスDCモーターを得た。
(比較例1)
永久磁石粒子を省略した以外は、実施例2と同様にして永久磁石、ローターおよびブラシレスDCモーターを得た。
2.評価
各実施例1〜28および比較例1について次の3つの項目について評価した。その結果を表1に示す。
2−1.磁束密度低下量
接着層での磁束密度低下量を評価した。磁束密度低下量は、接着層の表面磁束密度をB1とし、永久磁石片の表面磁束密度をB2としたときB1/B2×100(%)で表している。すなわち、磁束密度低下量が大きい程、接合部の磁束密度が低下したことを意味する。なお、本評価では、全接着層の表面磁束密度の平均値をB1とし、全永久磁石片の表面磁束密度の平均値をB2とした。
2−2.ローターの温度上昇
各実施例1〜28および比較例1のブラシレスDCモーターを負荷300mN・m、回転数3000rpmにて30分連続駆動させたときのローターの温度上昇を測定した。表に記す温度は、駆動前のローターの温度(磁石端面の温度)をT1とし、駆動後のローターの温度をT2としたときのT2−T1の値である。温度上昇が高い程、渦電流損失(渦電流による駆動特性の低下)が大きいことを意味する。
2−3.接着層剥がれ
各実施例1〜28および比較例1の永久磁石を各々100個製造し、その内、接合部にクラックや剥がれが存在する永久磁石(不良品)がいくつ含まれているかを評価した。不良品の数が少ない程、機械的強度に優れ、また、歩留まりの良い永久磁石であることを意味する。
Figure 2014099988
表1から分かるように、各実施例1〜28は、比較例1と同等の渦電流抑制効果を発揮することができるとともに、比較例1よりも磁束密度低下量が大きく抑制されている。したがって、各実施例1〜28によれば、優れた駆動特性を有するモーター(永久磁石およびローター)が得られることが分かった。
また、実施例1〜5では、永久磁石粒子の含有量が78〜92質量%である実施例2〜4が、それ以下の実施例1およびそれ以上の実施例5よりもより優れた効果を発揮しているのが分かる。同様に、実施例6〜10では、永久磁石粒子の含有量が80〜92質量%である実施例7〜9が、それ以下の実施例6およびそれ以上の実施例10よりもより優れた効果を発揮しているのが分かる。同様に、実施例11〜15では、永久磁石粒子の含有量が78〜90質量%である実施例12〜14が、それ以下の実施例11およびそれ以上の実施例15よりもより優れた効果を発揮しているのが分かる。同様に、実施例16〜20では、永久磁石粒子の含有量が80〜90質量%である実施例18〜20が、それ以下の実施例16、17よりもより優れた効果を発揮しているのが分かる。
また、実施例2〜4と実施例21〜23の比較、および、実施例12〜14と実施例24〜26の比較から、エポキシ系の接着剤およびアクリル系の接着剤で同等の効果を発揮しているのが分かる。
また、実施例2、27、28の比較で、接着層の膜厚が永久磁石粒子の平均粒径の5倍である実施例2がより優れており、次に、3倍である実施例27が優れており、次に、2倍である実施例28が優れていることが分かる。
1、1A〜1J…モーター 2…ハウジング 21、22…軸受 3…回転軸 4…ステーター 41…コイル 5…ローター 51…コア 52…磁石 53…永久磁石 53A…接合体 54…永久磁石片 54A…硬磁性材料片 55…接着層 55A…粒子分散接着剤 551…接着剤 552…永久磁石粒子 552A…硬磁性材料粒子 7…ロボット 71…基台 72…アーム 73…アーム 74…作業ヘッド 741…スプラインナット 742…ボールネジナット 743…スプラインシャフト 75…エンドエフェクター 8…ロボット 81…基台 82…アーム 83…アーム 84…アーム 85…アーム 86…リスト 861…支持リング 862…リスト本体

Claims (10)

  1. 所定方向に並び、磁極が揃った複数の永久磁石片と、
    隣り合う前記永久磁石片の間に介在し、これらを接着する接着層と、を有し、
    前記接着層は、絶縁性を有する接着剤と、前記接着剤中に含まれる永久磁石粒子と、を有していることを特徴とする永久磁石。
  2. 前記永久磁石粒子は、希土類永久磁石粒子を含んでいる請求項1に記載の永久磁石。
  3. 前記永久磁石粒子は、酸化物永久磁石粒子を含んでいる請求項1に記載の永久磁石。
  4. 前記接着層中の前記永久磁石粒子は、前記各永久磁石片と同じ方向に着磁されている請求項1ないし3のいずれか1項に記載の永久磁石。
  5. 前記永久磁石粒子の平均粒径をA(μm)としたとき、前記接着層の平均厚さは、3A以上である請求項1ないし4のいずれか1項に記載の永久磁石。
  6. 前記永久磁石粒子の最大粒径をB(μm)としたとき、隣り合う前記永久磁石片の最小隙間がBより大きい請求項1ないし5のいずれか1項に記載の永久磁石。
  7. 硬磁性材料で構成された複数の硬磁性材料片を、硬磁性材料で構成された硬磁性材料粒子が分散した接着剤で接着して接合体を得る工程と、
    前記接合体に磁界を作用させて、前記硬磁性材料片および前記硬磁性材料粒子を同じ方向に着磁する工程と、を有することを特徴とする永久磁石の製造方法。
  8. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の永久磁石が周方向に複数配置されていることを特徴とするローター。
  9. 請求項8に記載のローターを備えることを特徴とするモーター。
  10. 基台と、
    前記基台に連結され、前記基台に対して回動可能なアームと、
    前記基台に対して前記アームを回動させる請求項9に記載のモーターと、を備えることを特徴とするロボット。
JP2012250032A 2012-11-14 2012-11-14 永久磁石、永久磁石の製造方法、ローター、モーターおよびロボット Pending JP2014099988A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012250032A JP2014099988A (ja) 2012-11-14 2012-11-14 永久磁石、永久磁石の製造方法、ローター、モーターおよびロボット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012250032A JP2014099988A (ja) 2012-11-14 2012-11-14 永久磁石、永久磁石の製造方法、ローター、モーターおよびロボット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014099988A true JP2014099988A (ja) 2014-05-29

Family

ID=50941546

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012250032A Pending JP2014099988A (ja) 2012-11-14 2012-11-14 永久磁石、永久磁石の製造方法、ローター、モーターおよびロボット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014099988A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016096641A (ja) * 2014-11-13 2016-05-26 ファナック株式会社 永久磁石電動機の回転子部材、回転子、および回転子の製造方法
JP2019047718A (ja) * 2017-08-30 2019-03-22 レイクビュー イノベーション リミテッドLakeview Innovation Ltd. ローフ形状又はケーキ状の永久磁石を有する多極ロータ
CN111313584A (zh) * 2016-09-08 2020-06-19 Tdk株式会社 磁铁、磁铁层叠体及电动机
CN111799905A (zh) * 2019-04-01 2020-10-20 Tdk株式会社 磁铁结构体、磁铁结构体的制造方法和电动机
JP2022078952A (ja) * 2020-11-13 2022-05-25 コマディール・エス アー 携行型時計用磁石、特に、ネオジム-鉄-ホウ素磁石、のための耐腐食保護
DE102023135624A1 (de) * 2023-12-18 2025-06-18 Rolls-Royce Deutschland Ltd & Co Kg Baugruppe für eine Maschine

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016096641A (ja) * 2014-11-13 2016-05-26 ファナック株式会社 永久磁石電動機の回転子部材、回転子、および回転子の製造方法
US10128727B2 (en) 2014-11-13 2018-11-13 Fanuc Corporation Rotor member, rotor, electric motor, machine tool, and manufacturing method of rotor
CN111313584A (zh) * 2016-09-08 2020-06-19 Tdk株式会社 磁铁、磁铁层叠体及电动机
JP2019047718A (ja) * 2017-08-30 2019-03-22 レイクビュー イノベーション リミテッドLakeview Innovation Ltd. ローフ形状又はケーキ状の永久磁石を有する多極ロータ
CN111799905A (zh) * 2019-04-01 2020-10-20 Tdk株式会社 磁铁结构体、磁铁结构体的制造方法和电动机
CN111799905B (zh) * 2019-04-01 2022-06-14 Tdk株式会社 磁铁结构体、磁铁结构体的制造方法和电动机
JP2022078952A (ja) * 2020-11-13 2022-05-25 コマディール・エス アー 携行型時計用磁石、特に、ネオジム-鉄-ホウ素磁石、のための耐腐食保護
JP7232302B2 (ja) 2020-11-13 2023-03-02 コマディール・エス アー 携行型時計用磁石、特に、ネオジム-鉄-ホウ素磁石、のための耐腐食保護
DE102023135624A1 (de) * 2023-12-18 2025-06-18 Rolls-Royce Deutschland Ltd & Co Kg Baugruppe für eine Maschine

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014099988A (ja) 永久磁石、永久磁石の製造方法、ローター、モーターおよびロボット
US8390157B2 (en) Cooling mechanism for axial gap type rotating machines
KR101672055B1 (ko) 영구자석식 회전기용 회전자
US20070171017A1 (en) Radially anisotropic ring magnets and method of manufacture
US10848016B2 (en) Magnetic powder dust core with entirely buried coil or magnet
US8736125B2 (en) Coupling device and method of manufacturing coupling device
CN115378166A (zh) 旋转电机、机器人、旋转电机的制造方法
JP5089979B2 (ja) ラジアル異方性円筒焼結磁石、その製造方法及び永久磁石モータ
CN1934663A (zh) 径向各向异性的圆柱形烧结磁体和永磁体电动机用圆柱形多极磁体
JP2013219911A (ja) 希土類永久磁石、希土類永久磁石の製造方法、および、モータ
JP2011176991A (ja) ローターコア及び電動機
JPWO2015129549A1 (ja) 極異方性リング磁石、及びそれを用いた回転子
JP2017147920A (ja) 表面磁石型回転子
CN106537741A (zh) 电动机和具备该电动机的电气设备
JP6341115B2 (ja) 極異方性リング磁石、及びそれを用いた回転子
JP3683442B2 (ja) 多段長尺多極着磁円筒磁石ロータおよび永久磁石式モータ
JP6326876B2 (ja) モーター及びロボット
JP2025160046A (ja) ブラシレスspmモータおよびその回転子の製造方法
JPH027845A (ja) 永久磁石回転子
CN201401261Y (zh) 发电机飞轮总成
JPH027846A (ja) 永久磁石回転子
JP2004052066A (ja) R−Fe−B系磁石およびその製造方法
JPH0865981A (ja) フラットモータ
JPS6311050A (ja) 永久磁石型モ−タ

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20150108