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JP2014097689A - ハイブリッド車の動力伝達装置 - Google Patents

ハイブリッド車の動力伝達装置 Download PDF

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JP2014097689A
JP2014097689A JP2012249464A JP2012249464A JP2014097689A JP 2014097689 A JP2014097689 A JP 2014097689A JP 2012249464 A JP2012249464 A JP 2012249464A JP 2012249464 A JP2012249464 A JP 2012249464A JP 2014097689 A JP2014097689 A JP 2014097689A
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Yosuke Hayashi
陽介 林
Takahiro Midori
高宏 翠
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
Aisin AI Co Ltd
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Abstract

【課題】 変速時のトルク遮断にも対応が可能であり、電動発電機のみの走行時に効率良く走行が行え、静かなハイブリッド車の動力伝達装置を提供する。
【解決手段】 本発明のバイブリッド車の動力伝達装置は、動力源として内燃機関11及び電動発電機2を有し、電動発電機2と同期回転する電動発電機ギヤ221をもつ電動発電機軸22と、入力軸3と、入力軸3に並列に配置される第1出力軸4及び第2出力軸5と、入力軸3及び第1出力軸4間に配置される1以上の変速段変速ギヤ対によって入力軸3に入力される出力を変速可能な変速段変速機構8と、電動発電機ギヤ221と直接的又は間接的に常時噛合する入力軸選択ギヤ36、第1出力軸選択ギヤ46及び第2出力軸選択ギヤ52と、配置される各軸と相対回転する選択ギヤを各軸と同期回転可能に接続する接続手段と、を有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、動力源として内燃機関及び電動発電機を有するハイブリッド車の動力伝達装置に関する。
現在、内燃機関と電動発電機(以下、「MG」と略称する。)とを動力源とするいわゆるハイブリッド車が様々開発され、開示されている。動力源として内燃機関とは別にMGを設けることのメリットのうち、MGの接続位置によって異なるメリットがある。MGを車輪側、つまり変速機の出力側に接続する配置では、変速機を介さない走行、MGによる発進、制動時のエネルギーをMGによって回収するなどがある。MGを内燃機関側、つまり変速機の入力側に接続する配置では、MGによる内燃機関の始動、内燃機関によるMGを用いた発電などがある。
実際に、変速機の入力側と出力側とのそれぞれにMGを搭載する構成のハイブリッド車がある。しかし、2つのMGを搭載するのは重量、搭載スペース、コストなどが増加する。そこで、MGは1つで、変速機の入力側と出力側とに接続が切り替えられる構成のハイブリッド車が考案されている。例えば、特許文献1である。
特許文献1に開示されているハイブリッド車は、変速段毎に対応する変速比の歯車の組み合わせを選択する変速機を用いており、変速段を切り替える変速時に発生する内燃機関の出力が遮断してしまうトルク遮断を、MGを出力側に接続することでアシストして回避することができる。しかし、特許文献1の装置はMGでアシストする際のギヤが固定されているため、高速走行に対応する高速変速段の変速時、MGの許容回転をオーバーしてしまい、アシストができない場合がある。そこで、アシストするためのギヤを高速変速段に対応できる構成とした場合は、今度は低速変速段の変速時にMGによるアシストのためのトルクが不足し、トルク遮断が発生してしまう。
また、特許文献1に開示されているハイブリッド車では、高速域のMGによる走行時に、MGの過回転を防止するためにMGを入力軸(変速機の入力側)に接続する必要がある。そのために、特許文献1に開示されているハイブリッド車では、MGのみで走行する際、入力軸及び出力軸上の必要のないギヤも回転(連れ回り)し、いわゆる引きずり損失や撹拌損失が大きい。
更に、特許文献1に開示されているハイブリッド車では、MGから差動機構までのギヤの噛合する回数が4回と多い。噛合回数が多いと、噛合損失の悪化、ギヤノイズや歯打ち音の悪化につながる。特に、内燃機関が停止した状態のMGのみで走行する場合、MGの駆動音は小さいため、内燃機関も駆動している場合と比べて、ギヤノイズや歯打ち音が内燃機関の駆動音にかき消されない。
特表2002−526326号公報
本発明は、上記状況に鑑みてなされたもので、変速時のトルク遮断にも対応が可能であり、電動発電機のみの走行時に効率良く走行が行え、静かなハイブリッド車の動力伝達装置を提供することを解決すべき課題とする。
上記課題を解決するための(1)の構成上の特徴は、動力源として内燃機関及び電動発電機と、
同期回転する電動発電機ギヤを備え、前記電動発電機の出力又は前記電動発電機への入力によって回転する電動発電機軸と、
前記内燃機関の出力軸と断続手段を介して接続する入力軸と、
前記入力軸に並列に配置される第1出力軸及び第2出力軸と、
前記入力軸及び前記第1出力軸間に配置される1以上の変速段変速ギヤ対によって前記入力軸に入力される出力を変速可能な変速段変速機構と、
を有し、
前記変速段変速機構は、前記入力軸又は前記第1出力軸と同期回転する前記変速段変速ギヤ対の一方のギヤと、前記第1出力軸又は前記入力軸と相対回転可能で前記変速段変速ギヤ対の一方のギヤと常時噛合する前記変速段変速ギヤ対の他方のギヤと、前記変速段変速ギヤ対の一方のギヤ又は他方のギヤに同期回転可能に接続し前記第1出力軸又は前記入力軸と同期回転する変速段接続手段と、を備え
前記入力軸に、前記入力軸と相対回転可能な入力軸選択ギヤと、前記入力軸と同期回転し前記入力軸選択ギヤと同期回転可能に接続する入力軸接続手段と、が配置され、
前記第1出力軸に、前記第1出力軸と同期回転し駆動輪へと動力を伝達する最終ギヤに常時噛合する第1出力軸出力ギヤと、前記第1出力軸と相対回転可能で前記入力軸選択ギヤと常時噛合する第1出力軸選択ギヤと、前記第1出力軸選択ギヤに同期回転可能に接続し前記第1出力軸と同期回転する第1出力軸接続手段と、が配置され、
前記第2出力軸に、前記第2出力軸と同期回転し前記最終ギヤに常時噛合する第2出力軸出力ギヤと、前記第2出力軸と相対回転可能で前記電動発電機ギヤと常時噛合する第2出力軸選択ギヤと、前記第2出力軸選択ギヤに同期回転可能に接続し前記第2出力軸と同期回転する第2出力軸接続手段と、が配置され、
前記入力軸選択ギヤ及び前記第1出力軸選択ギヤのギヤ対は、前記電動発電機ギヤ及び前記第2出力軸選択ギヤのギヤ対と直接的又は間接的に常時噛合することである。
ここで、「直接的又は間接的に常時噛合」とは、記載したギヤとギヤとが直接常時噛合しするのに加えて、ギヤとギヤとが別のギヤ(記載していない)を介して同期回転する、つまりギヤと別のギヤとが直接常時噛合しており1つのギヤが回転すると全てのギヤが同期回転する構成を含む。そして、「別のギヤ」は1つに限られない。
上記(1)の発明は以下に記す(2)及び(3)の構成のうちの1つ以上を任意に加えて採用できる。
(2)に係る発明の構成上の特徴は、前記変速段変速機構が、前記一方のギヤが前記入力軸と同期回転し、前記他方のギヤが前記第1出力軸と相対回転可能で前記変速段接続手段によって前記第1出力軸と同期回転することである。
(3)に係る発明の構成上の特徴は、前記入力軸選択ギヤ及び前記第1出力軸選択ギヤのギヤ対が前記変速段変速ギヤ対の1つであることである。
(1)に係る発明は、入力軸接続手段と同期回転可能に接続すると入力軸と同期回転する入力軸選択ギヤが入力軸に対して相対回転可能に配置されており、第1接続手段と同期回転可能に接続すると第1出力軸と同期回転可能する第1出力軸選択ギヤが第1出力軸に対して相対回転可能に配置されている。そして、入力軸選択ギヤ及び第1出力軸選択ギヤは常時噛合する。また、第2接続手段と同期回転可能に接続すると第2出力軸と同期回転する第2出力軸選択ギヤが第2出力軸に対して相対回転可能に配置されており、第2出力軸選択ギヤは電動発電機ギヤと常時噛合する。電動発電機ギヤは電動発電機軸に同期回転する。そして、入力軸選択ギヤ及び第1出力軸選択ギヤのギヤ対と電動発電機ギヤ及び第2出力軸選択ギヤのギヤ対とは直接的又は間接的に常時噛合している。そのため、入力軸選択ギヤは入力軸接続手段、第1出力軸選択ギヤは第1接続手段、又は第2出力軸選択ギヤは第2接続手段と同期回転可能に接続すると、電動発電機軸が入力軸、第1出力軸又は第2出力軸と同期回転する。よって、(1)に係る発明によれば、電動発電機を入力側(入力軸)又は出力側(第1出力軸又は第2出力軸)に選択的に接続することができる。
また、(1)に係る発明は、電動発電機の出力を出力側に伝達する際、最終ギヤへの経路が2つある。第1出力軸選択ギヤが第1接続手段と接続すると第1出力軸から第1出力軸出力ギヤを経由して最終ギヤに、第2出力軸選択ギヤが第2接続手段と接続すると第1出力軸から第2出力軸出力ギヤを経由して最終ギヤに電動発電機の出力が出力される。よって、2つの経路を異なる変速比に設定することで、電動発電機の出力が2つの変速比で変換されて出力できる。更に、変速段変速機構の変速段ギヤ対を切り替える変速時に内燃機関の出力が遮断されるトルク遮断を電動発電機でアシストする際、電動発電機の出力が少なくとも2つ以上の変速比で変換されて出力できるため、変速比を適切に設定することで低高速段に合わせてアシストすることができる。よって、(1)に係る発明によれば、トルク遮断を回避することができる。
そして、(1)に係る発明は、電動発電機のみで走行する際、第2出力軸を選択すると入力軸選択ギヤを除く入力軸上のギヤ及び第1出力軸選択ギヤを除く第1出力軸上のギヤは静止するため、引き摺り損失(撹拌損失)が低減される。更に、第2出力軸を選択すれば、電動発電機から最終ギヤまでの噛合回数が2回と少なくできるため、噛合損失、ギヤノイズ及び歯打ち音も低減することができる。
従って、(1)に係る発明によれば、低高速段の変速時のトルク遮断にも対応が可能であり、電動発電機のみの走行時の引き摺り損失や噛合損失が抑制されて効率良く走行が行え、静かなハイブリッド車の動力伝達装置を提供することができる。
(2)に係る発明によれば、変速段変速機構のギヤ対のうち、軸と相対回転可能な他方のギヤを第1出力軸に配置することで、電動発電機のみで走行する際、電動発電機を第1出力軸及び第2出力軸のどちらの出力側を選択しても変速段変速機構のギヤ対は静止しているため、引き摺り損失(撹拌損失)が低減される。
(3)に係る発明によれば、入力軸選択ギヤ及び第1出力軸選択ギヤのギヤ対が変速段変速ギヤ対の1つに設定されるので、軸方向への延長が抑制される。
実施形態1のハイブリッド車の動力伝達装置の構成を示すスケルトン図である。 実施形態2のハイブリッド車の動力伝達装置の構成を示すスケルトン図である。
本発明の代表的な実施形態を図1及び図2を参照して説明する。本実施形態に係るハイブリッド車の動力伝達装置(以下、「動力伝達装置」と称する。)は、車両に搭載される。
(実施形態1)
実施形態1の動力伝達装置は、図1に示すように内燃機関11と、MG(電動発電機)2と、MG軸(電動発電機軸)22と、入力軸3と、第1出力軸4と、第2出力軸5と、変速段変速機構8と、制御手段6とを有する。
内燃機関11及びMG2は異なる動力源として、以下に説明するように配置されている。内燃機関11は、その出力軸111がクラッチ(断続手段)12によって入力軸3と断続可能に配置されている。
MG2は、駆動・発電手段61を介してバッテリー62と接続している。駆動・発電手段61は後述する制御手段6によって制御されてMG2を停止、駆動、又は発電に切り替える。駆動の場合、MG2は駆動・発電手段61を介してバッテリー62から駆動のための電力が供給され、発電の場合、MG2によって発電された電力を駆動・発電手段61を介してバッテリー62に充電する。MG2は、駆動による出力を出力軸に出力し、出力軸から発電のための動力が入力される。MG軸22は、MG2の出力軸と同軸的に配置され、一体回転するため、以下ではMG2の出力軸として扱う。MG軸22には、MG軸22と同期回転するMGギヤ(電動発電機ギヤ)221が配置されている。
入力軸3は、MG軸22と略平行であり、回転可能に一端がクラッチ12に接続している。入力軸3は、クラッチ12が接続状態で内燃機関11の出力軸111と同期回転し、クラッチ12が切断状態で内燃機関11の出力軸111と相対回転する。入力軸3には、5つの入力軸変速ギヤ31〜35と、1つの入力軸選択ギヤ36と、1つの入力軸接続手段(第3スリーブ37とアクチュエータ13とを備える)とが配置されている。各入力軸変速ギヤ31〜35は、軸方向に並んで、入力軸3と同期回転するように入力軸3に一体結合している。入力軸選択ギヤ36は、ベアリング(図示略)を介して入力軸3の外周に配置され、入力軸3と相対回転可能である。本実施形態1の動力伝達装置では、クラッチ12側に入力軸選択ギヤ36が位置し、入力軸選択ギヤ36からクラッチ12を離れる方向に後述する第3スリーブ37と、5つの入力軸変速ギヤ31〜35とが並んで配置されている。
入力軸接続手段は、第3スリーブ37とアクチュエータ13とを有する。第3スリーブ37は、入力軸3と同期回転し、アクチュエータ13によって入力軸3の軸方向に摺動する。第3スリーブ37は、入力軸選択ギヤ36と同期回転可能に係合(接続)する係合位置と、入力軸選択ギヤ36と摩擦も係合もしない中立位置との間を摺動する。入力軸選択ギヤ36は第3スリーブ37と同期回転可能に係合して入力軸3と同期回転する。なお、第3スリーブ37と入力軸選択ギヤ36との間には同期手段371が配置されている。同期手段371は、第3スリーブ37と入力軸選択ギヤ36との回転が同期するように、まず互いのコーン面(図示略)を摩擦係合し、同期後にスプライン結合する。上記の中立位置は、スプライン係合及び同期するために摩擦係合していない位置である。
第1出力軸4は、回転可能に、入力軸3と略平行に軸支されている。第1出力軸4には、1つの第1出力軸出力ギヤ41と、4つの第1出力軸変速ギヤ42〜45と、1つの第1出力軸選択ギヤ46と、3つの第1接続手段(第1スリーブ47〜49とアクチュエータ14〜16とを備える)とが配置されている。第1出力軸出力ギヤ41は、第1出力軸4と同期回転し、駆動輪(図示略)へと動力を伝達する最終ギヤ71と常時噛合する。各第1出力軸変速ギヤ42〜45は、軸方向に並んで、第1出力軸4と相対回転可能に配置されており、入力軸3上の入力軸変速ギヤ31〜34とそれぞれ常時噛合する。第1出力軸選択ギヤ46は、ベアリング(図示略)を介して第1出力軸4の外周に位置し、第1出力軸4と相対回転可能に配置されており、入力軸3上の入力軸選択ギヤ36及び追加ギヤ73(追加軸72と同期回転するギヤ)に常時噛合している。追加軸72は回転可能に各軸と平行に略配置されている。本実施形態1の動力伝達装置では、クラッチ12側に第1出力軸出力ギヤ41が位置し、第1出力軸出力ギヤ41からクラッチ12を離れる方向に、第1出力軸選択ギヤ46、第1出力軸変速ギヤ42〜45と並んでいる。
第1接続手段は、3つの第1スリーブ47〜49と3つのアクチュエータ14〜16とを有する。3つの第1スリーブ47〜49は、第1出力軸4と同期回転し、1つのアクチュエータが1つの第1スリーブを第1出力軸4の軸方向に摺動する。3つの第1スリーブ47〜49のうち第1スリーブ47は、第1出力軸選択ギヤ46と第1出力軸変速ギヤ42〜45との間に位置する。2つの第1スリーブ48、49はそれぞれ4つの第1出力軸変速ギヤ42〜45のうち2つを一組として、組となった2つのギヤの間に位置する。3つの第1スリーブ47〜49は、対応するギヤと同期回転可能に係合する係合位置と、対応するギヤと同期回転可能に係合しない中立位置との間をそれぞれアクチュエータ14〜16によって摺動する。3つの第1スリーブ47〜49が対応するギヤと係合すると、係合したギヤは第1出力軸4と同期回転する。なお、3つの第1スリーブ47〜49と対応する各ギヤとの間には、それぞれ同期手段471、481、482、491、492が配置されている。これらの同期手段は入力軸3上の同期手段371と同様に動作するので説明を省略する。
第2出力軸5は、回転可能に、入力軸3と略平行に軸支されている。第2出力軸5には、1つの第2出力軸出力ギヤ51と、1つの第2出力軸選択ギヤ52と、1つの第2接続手段(第2スリーブ53とアクチュエータ17)とが配置されている。第2出力軸出力ギヤ51は、第2出力軸5と同期回転し、最終ギヤ71と常時噛合する。第2出力軸選択ギヤ52は、ベアリング(図示略)を介して第2出力軸5の外周に位置し、第2出力軸5と相対回転可能に配置されており、MG軸22のMGギヤ221及びに追加ギヤ73に常時噛合している。第2スリーブ53は、第2出力軸選択ギヤ52と係合可能であり、軸方向で第2出力軸選択ギヤ52の一方に位置する。第2出力軸選択ギヤ52は第2スリーブ53と係合して第2出力軸5と同期回転する。第2スリーブ53は、第2出力軸選択ギヤ52と係合する係合位置と、第2出力軸選択ギヤ52と係合しない中立位置との間をアクチュエータ17によって軸方向に摺動する。なお、第2スリーブ53と第2出力軸選択ギヤ52との間には、同期手段531が配置されている。同期手段531は入力軸3上の同期手段371と同様に動作するので説明を省略する。
更に、第2出力軸5には、第2出力軸5と同期回転するパーキングロック用ギヤ59が配置されている。パーキングロック用ギヤ59を回転できないように固定すると、第2出力軸5の回転が停止する。第2出力軸5の回転が停止すると、第2出力軸5と同期回転している第2出力軸出力ギヤ51と常時噛合する最終ギヤ71の回転も停止する。結果、駆動輪が回転できず、車両が停止する。なお、パーキングロック用ギヤ59が回転できないように固定する方法としては、例えば、パーキングロック用ギヤ59の歯(図示略)と歯(図示略)との間に固定用の部材(図示略)を嵌合させるなど、公知技術を採用することができる。
変速段変速機構8は、入力軸3及び第1出力軸4間に配置される1以上の変速段変速ギヤ対と変速段接続手段とで構成される。1以上の変速段変速ギヤ対の一方のギヤは入力軸3と同期回転する入力軸3上の入力軸変速ギヤ31〜34であり、他方のギヤは第1出力軸4と相対回転可能な第1出力軸4上の第1出力軸変速ギヤ42〜45である。変速段接続手段は、第1出力軸4上の第1接続手段(第1スリーブ48、49とアクチュエータ15、16)である。変速段変速ギヤ対は1つ1つに変速段に応じた変速比が設定されている。本実施形態1の動力伝達装置では、入力軸変速ギヤ31と第1出力軸変速ギヤ42とが常時噛合し第1速の変速段の、入力軸変速ギヤ32と第1出力軸変速ギヤ43とが常時噛合し第3速の変速段の、入力軸変速ギヤ33と第1出力軸変速ギヤ44とが常時噛合し第5速の変速段の、入力軸変速ギヤ34と第1出力軸変速ギヤ45とが常時噛合し第2速の変速段の、変速比が設定されている。そして、第1速のギヤ対の他方のギヤの第1出力軸変速ギヤ42と第3速のギヤ対の他方のギヤの第1出力軸変速ギヤ43との間に第1スリーブ48が位置し、第1スリーブ48とどちらかのギヤが係合すると、入力軸3に入力された動力が第1スリーブ48を介して第1出力軸4へと伝達される。同様に、第2速のギヤ対の他方のギヤの第1出力軸変速ギヤ45と第5速のギヤ対の他方のギヤの第1出力軸変速ギヤ44との間に第1スリーブ49が位置し、第1スリーブ49とどちらかのギヤが係合すると、入力軸3に入力された動力が第1スリーブ49を介して第1出力軸4へと伝達される。
また、入力軸選択ギヤ36と第1出力軸選択ギヤ46とによるギヤ対も変速段変速機構8の変速段ギヤ対の1つであり、第1スリーブ47とアクチュエータ14とで構成される第1接続手段及び第3スリーブ37とアクチュエータ13とで構成される入力軸接続手段はそれぞれ変速段接続手段の1つである。入力軸選択ギヤ36及び第1出力軸選択ギヤ46によるギヤ対は、第4速の変速段の変速比が設定されている。
その他に、入力軸3と同期回転する入力軸変速ギヤ31〜35のうち入力軸変速ギヤ35は、後進段のためのギヤである。入力軸変速ギヤ35は、後進段が選択された際に、アイドラギヤ73と噛合し、第1スリーブ48を介して出力軸4と同期回転する。アイドラギヤ75はアクチュエータ(図示略)によって軸方向に摺動できるように、入力軸3と略平行に配置されているアイドラ軸74と同期回転する。第1スリーブ48の外周には外周歯483が形成されており、中立位置のとき、アイドラギヤ75が第1スリーブ48と入力軸変速ギヤ35との間に摺動することで、外周歯483とアイドラギヤ75の歯とが噛合する。このとき、アイドラギヤ75は入力軸変速ギヤ35とも噛合して、入力軸変速ギヤ35及びアイドラギヤ75を介して、入力軸3と第1出力軸4とが同期回転可能になり、車両が後進できる。
制御手段6は、内燃機関11の駆動及び停止、クラッチ12の接続及び切断、アクチュエータ13〜16の駆動及び停止、駆動・発電手段61を介してMG2を駆動、発電及び停止の制御を行う。制御手段6は、各部材に指示を送信するだけでなく、指示への応答状況(正常や異常)、各種状況(駆動や停止)、各種情報(回転数や押圧力)など、様々な情報を受信することができる。
(作用)
次に、本実施形態1の動力伝達装置の作用について、以下に順に説明する。
(a)MG2を入力側に接続する(MG2の出力が入力軸3に入力できる)
第3スリーブ37を入力軸選択ギヤ36と係合させ、入力軸選択ギヤ36と入力軸3とを同期回転可能な状態にする。入力軸選択ギヤ36は、第1出力軸選択ギヤ46、追加ギヤ73、第2出力軸選択ギヤ52、及びMGギヤ221と同期回転するため、MG2が入力軸3側に接続した状態になる。この状態で、クラッチ12を切断すれば変速段変速機構Aを介したMG2のみの走行ができ、クラッチが12が接続すれば内燃機関11の出力が入力軸3に入力されて2つの動力源で走行できる。更に、MG2で内燃機関11を始動(駆動)や内燃機関11でMG2を使用して発電することができる。
(b)MG2を出力側に接続する(MG2と最終ギヤ71とが入力軸3を介さず動力伝達可能に接続する)
第1スリーブ47と第1出力軸選択ギヤ46とを係合させ、第1出力軸選択ギヤ46と第1出力軸4とを同期回転可能にすると、MG軸22と第1出力軸4とが同期回転する状態となる。または、第2スリーブ53と第2出力軸選択ギヤ52と係合させて第2出力軸選択ギヤ52と第2出力軸5とを同期回転可能にすると、MG軸22と第2出力軸5とが同期回転する状態となる。第1出力軸4は第1出力軸出力ギヤ41、第2出力軸5は第2出力軸出力ギヤ51がそれぞれ最終ギヤ71と常時噛合しているので、MG2と最終ギヤ71とが入力軸3を介さず動力が伝達できるように接続する。この状態で、クラッチ12を切断すればMG2のみの走行ができ、クラッチ12を接続すれば内燃機関11の出力が入力軸3に入力されて2つの動力源で走行できる。特に、2つの動力源での走行は変速時のトルク遮断を抑制できる。また、クラッチ12を切断状態として制動することで、回生ブレーキとなり、MG2を発電するために利用することができる。
(c)MG2の出力のみで走行する
車両をMG2の出力のみで走行する場合は、まずクラッチ12を切断し、内燃機関11の出力が入力軸3に伝達されない状態にする。そして、上記(b)の状態にする。この時、車両の走行速度によって、第1スリーブ47と第1出力軸選択ギヤ46とを係合するか第2スリーブ53と第2出力軸選択ギヤ52とを係合するか選択することができる。本実施形態1の動力伝達装置では、第2出力軸5の経路が低速度(低速段)、第1出力軸4の経路が高速度(高速段)として設定されている。または、クラッチ12を切断して上記(a)の状態で、変速段変速機構8によってMG2の出力を変速段ギヤ対で変速し、第1出力軸4から最終ギヤ71にMG2の出力を伝達する。
(d)内燃機関11及びMGの出力で走行する
内燃機関11が駆動しており、クラッチ12が接続状態で、MG2を上記(a)の状態にすることで、内燃機関11の出力とMG2の出力を入力軸3に入力することができる。または、内燃機関11が駆動しており、クラッチ12が接続状態で、第1スリーブ47又は第2スリーブ53を係合位置とすることで、MG2の出力を出力側に入力することができる。
(e)変速時のMG2によるアシスト
上記(d)のMG2を出力側に接続する場合、変速段を変更する変速時の内燃機関11のトルク遮断をMG2でアシストすることができる。第1速から第2速、第2速から第3速の間は第2スリーブ53と第2出力軸選択ギヤ52との係合を維持し、第3速から第4速、第4速から第5速の間は第1スリーブ47と第1出力軸選択ギヤ46との係合を維持する。そして、第3速で走行時に第1スリーブ47と第2スリーブ53の係合を切り替える。このように制御することで、低高速段の何れの変速時も、クラッチ12の切断によって内燃機関11の出力が遮断されてもMG2の出力が最終ギヤ71に伝達されるため、トルク遮断を抑制するあるいはトルク遮断を回避することができる。
(f)MG2で内燃機関11を始動する
その他に、内燃機関11が停止しているときに、上記(a)の状態でクラッチ12を接続状態とし、MG2を駆動すると内燃機関11を始動することができる。スターターを削減できる。
(g)MG2を用いた発電する
上記(a)の状態で、内燃機関11の出力によってMG軸22を回転させ、MG2で発電し、発電したエネルギーをバッテリー62に充電する。また、上記(b)に記載したように、制動時に、MG2が出力側に接続されており、クラッチ12を切断することで、MG2を発電機として使用し、発電したエネルギーはバッテリー62に充電する。
(効果)
本実施形態1の動力伝達装置は、第3スリーブ37と同期回転可能に係合すると入力軸3と同期回転する入力軸選択ギヤ36が入力軸3に対して相対回転可能に配置されており、第1スリーブ47と同期回転可能に係合すると第1出力軸4と同期回転する第1出力軸選択ギヤ46が第1出力軸4に対して相対回転可能に配置されている。そして、入力軸選択ギヤ36及び第1出力軸選択ギヤ46は常時噛合する。また、第2スリーブ53と同期回転可能に係合すると第2出力軸5と同期回転する第2出力軸選択ギヤ52が第2出力軸5に対して相対回転可能に配置されており、第2出力軸選択ギヤ52はMG軸22に同期回転するMGギヤ221と常時噛合する。そして、第1出力軸選択ギヤ46と第2出力軸選択ギヤ53とは追加ギヤ73を介して常時噛合しているため、入力軸選択ギヤ36が第3スリーブ37、第1出力軸選択ギヤ46が第1スリーブ47、又は第2出力軸選択ギヤ52が第2スリーブ53と同期回転可能に係合すると、MG軸22が入力軸3、第1出力軸4は第2出力軸5と同期回転する。よって、本実施形態1の動力伝達装置によれば、MG2を入力側(入力軸3)又は出力側(第1出力軸4又は第2出力軸5)に選択的に接続することができる。よって、MG2を入力側に接続する効果と出力側に接続する効果とを有する。
そして、本実施形態1の動力伝達装置は、MG2を出力側に接続する際、第1スリーブ47又は第2スリーブ53を係合位置とすることで、MG2の出力を異なる変速比で変換して最終ギヤ71に伝達することができる。そのため、2つの変速比を低速度と高速度とに対応できるように設定することで、MG2の出力を走行速度に対応させることができる。更に、MG2の出力を異なる変速比に出力できることで、変速時の内燃機関11のトルク遮断される際、低高速段の何れの場合にもMG2でアシストできるため、トルク遮断を回避することができる。
また、本実施形態1の動力伝達装置は、MG2を出力側に接続し、MG2のみで走行する場合、変速段変速機構8の第1速〜第3速及び第5速の変速段変速ギヤ対のそれぞれのギヤは静止している。よって、本実施形態1の動力伝達装置によれば、MG2のみで走行する際、引き摺り損失が抑制される。
更に、本実施形態1の動力伝達装置は、第2出力軸5の経路でMG2を出力側に接続し、MG2のみで走行する場合、MG2から最終ギヤ71までの噛合回数が2回となる。噛合回数が減少することで、噛合損失が低減し、ギヤノイズや歯打ち音も抑制される。一般的に、内燃機関は発進時や低速段での燃費効率が高速段よりも悪く、MGのほうが適している。よって、本実施形態1の動力伝達装置によれば、発進時や低速時にMG2のみで走行することで、燃費効率もよく静かな走行ができる。
従って、本実施形態1の動力伝達装置によれば、上記したように低高速段の変速時のトルク遮断にも対応が可能であり、MG2のみの走行時の引き摺り損失も抑制されて効率良く走行が行え、静かな走行が可能である。
その他に、本実施形態1の動力伝達装置は、変速段変速機構8が入力軸3と第1出力軸4との間に配置されており、比較的簡単な構成でMG2を入力軸3と2つの出力軸4,5とに選択的に接続できる。更には、MG2の出力を異なる2つの変速比に変換して出力できる。つまり、本実施形態1の動力伝達装置は、MG2を搭載しない従来の動力伝達装置(変速機)に、MG2を最大限に生かせる構成が比較的簡単な構成で実現されている。
(実施形態2)
本実施形態2の動力伝達装置は、基本的な構成は実施形態1の動力伝達装置と同じ構成及び作用効果を有する。以下では、異なる構成を中心に説明する。
本実施形態2の動力伝達装置は、図2に示すように、MG2及び第2出力軸5が実施形態1の動力伝達装置の配置と異なる。それにより、入力軸選択ギヤ36が第1出力軸選択ギヤ46と追加ギヤ73とに常時接続し、MGギヤ221が第2出力軸選択ギヤ52と追加ギヤ73とに常時噛合する。しかし、入力軸選択ギヤ36、第1出力軸選択ギヤ46及びMGギヤ221は、実施形態1の動力伝達装置と同様に同期回転する構成である。なお、第2出力軸出力ギヤ51は最終ギヤ71と常時噛合し、図1では立体的な配置を平面に展開しているスケルトン図のため、直接噛合していることを表すために2点破線を用いている。
(その他の実施形態)
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されてものではない。例えば、以下のようなものが考えられる。
(1)変速段変速機構8の変速段変速ギヤ対の軸と同期回転する一方のギヤを第1出力軸4側の第1出力軸変速ギヤとし、他方のギヤを入力軸5側の入力軸変速ギヤとすることができる。
(2)変速段変速機構8の変速段変速ギヤ対は、軸方向の位置を変更可能である。ただし、入力軸選択ギヤ36と第1出力軸選択ギヤ46とによるギヤ対は、最低速段及び最高速段以外から選択されるのが好ましい。
(3)入力軸選択ギヤ36、第1出力軸選択ギヤ46、第2出力軸選択ギヤ52及びMGギヤ221は、直接的又は間接的に噛合できる状態で、軸方向で位置を変更することができる。
(4)入力軸選択ギヤ及び第1出力軸選択ギヤのギヤ対と、第2出力軸選択ギア及びMGギヤのギヤ対とを2つ以上とすることができる。MG2の出力を3つ以上の変速比で入力軸3及び出力軸4に出力することができる。
(5)後進段ギヤ35及びパーキングロック用ギヤ59はそれぞれ別の位置に変更することができる。例えば、入力軸変速ギヤ33と入力軸変速ギヤ34との間に、後進段ギヤ35あるいはパーキングロック用ギヤ59を配置することもできる。
11:内燃機関、12:クラッチ、13〜17:アクチュエータ、
2:MG(電動発電機)、22:MG軸(電動発電機軸)、
221:MGギヤ(電動発電機ギヤ)、
3:入力軸、31〜35:入力軸変速ギヤ、36:入力軸選択ギヤ、
37:第3スリーブ(入力軸接続手段)、
4:第1出力軸、41:第1出力軸出力ギヤ、42〜45:第1出力軸変速ギヤ、
46:第1出力軸選択ギヤ、47〜49:第1スリーブ(第1接続手段)、
483:外周歯、
5:第2出力軸、51:第2出力軸出力ギヤ、52:第2出力軸選択ギヤ、
53:第2スリーブ(第2接続手段)、59:パーキングロック用ギヤ、
6:制御手段、61:駆動・発電手段、62:バッテリー、
71:最終ギヤ、72:追加軸、73:追加ギヤ、74:アイドラ軸、
75:アイドラギヤ、
8:変速段変速機構。

Claims (3)

  1. 動力源として内燃機関及び電動発電機と、
    同期回転する電動発電機ギヤを備え、前記電動発電機の出力又は前記電動発電機への入力によって回転する電動発電機軸と、
    前記内燃機関の出力軸と断続手段を介して接続する入力軸と、
    前記入力軸に並列に配置される第1出力軸及び第2出力軸と、
    前記入力軸及び前記第1出力軸間に配置される1以上の変速段変速ギヤ対によって前記入力軸に入力される出力を変速可能な変速段変速機構と、
    を有し、
    前記変速段変速機構は、前記入力軸又は前記第1出力軸と同期回転する前記変速段変速ギヤ対の一方のギヤと、前記第1出力軸又は前記入力軸と相対回転可能で前記変速段変速ギヤ対の一方のギヤと常時噛合する前記変速段変速ギヤ対の他方のギヤと、前記変速段変速ギヤ対の一方のギヤ又は他方のギヤに同期回転可能に接続し前記第1出力軸又は前記入力軸と同期回転する変速段接続手段と、を備え
    前記入力軸に、前記入力軸と相対回転可能な入力軸選択ギヤと、前記入力軸選択ギヤと同期回転可能に接続し前記入力軸と同期回転する入力軸接続手段と、が配置され、
    前記第1出力軸に、前記第1出力軸と同期回転し駆動輪へと動力を伝達する最終ギヤに常時噛合する第1出力軸出力ギヤと、前記第1出力軸と相対回転可能で前記入力軸選択ギヤと常時噛合する第1出力軸選択ギヤと、前記第1出力軸選択ギヤに同期回転可能に接続し前記第1出力軸と同期回転する第1出力軸接続手段と、が配置され、
    前記第2出力軸に、前記第2出力軸と同期回転し前記最終ギヤに常時噛合する第2出力軸出力ギヤと、前記第2出力軸と相対回転可能で前記電動発電機ギヤと常時噛合する第2出力軸選択ギヤと、前記第2出力軸選択ギヤに同期回転可能に接続し前記第2出力軸と同期回転する第2出力軸接続手段と、が配置され、
    前記入力軸選択ギヤ及び前記第1出力軸選択ギヤのギヤ対は、前記電動発電機ギヤ及び前記第2出力軸選択ギヤのギヤ対と直接的又は間接的に常時噛合することを特徴とするハイブリッド車の動力伝達装置。
  2. 前記変速段変速機構は、前記一方のギヤが前記入力軸と同期回転し、前記他方のギヤが前記第1出力軸と相対回転可能で前記変速段接続手段によって前記第1出力軸と同期回転する請求項1に記載のハイブリッド車の動力伝達装置。
  3. 前記入力軸選択ギヤ及び前記第1出力軸選択ギヤのギヤ対は前記変速段変速ギヤ対の1つである請求項1又は2に記載のハイブリッド車の動力伝達装置。
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