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JP2014097291A - 足冷え防止用具 - Google Patents

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JP2014097291A JP2013197752A JP2013197752A JP2014097291A JP 2014097291 A JP2014097291 A JP 2014097291A JP 2013197752 A JP2013197752 A JP 2013197752A JP 2013197752 A JP2013197752 A JP 2013197752A JP 2014097291 A JP2014097291 A JP 2014097291A
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Toyotaka Fukuhara
豊高 福原
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Abstract

【課題】熱伝導や輻射熱による熱の移動を抑えることによって足の冷えを抑制することができ、電気等のエネルギーも必要とせず、オフィスや家庭において簡易に使用し、更に机を離れる場合も、それに対する何等の所作なしにすることができるような足冷え防止用具を提供する。
【解決手段】壁材(1)及び天井材(2)からなり、
前記壁材(1)は、紙、プラスティック、発泡プラスティック及び不織布から選択される少なくとも1の成分からなる自立層(A1)からなり、水平方向に屈曲性を有し、垂直方向に屈曲性を有さないものであり、
前記天井材(2)は、紙、プラスティック、発泡プラスティック及び不織布から選択される少なくとも1の成分からなる基材層(A2)からななり、
前記壁材(1)と前記天井材(2)の一方又は両方が光沢アルミ箔層を表面に有することを特徴とする足冷え防止用具。
【選択図】図1

Description

本発明は、オフィス、家庭等で使用することができる足冷え防止用具に関する。
人体における足の冷えは、関節部の不調、ひいては人体生理に重要な影響を及ぼすとされている。すなわち、古来より頭寒足熱と言われ、日常生活において足が冷えないようにすることは、健康上望ましいこととされている。しかしながら、暖気は上に昇り冷気は下に下がる特徴から、足元は冷えを生じやすい。このような問題は冬季に限ったものではなく、夏場の冷房環境下においても生じる問題である。
温度が異なる2つの物体の間の熱の交換は、両者が接触している場合伝導によって、離れている場合は、輻射(放射)、対流によって高温部から低温部へ伝わることとなる。その伝わり方の大きさは、伝導>輻射>対流(両者が接触している場合は伝導が100%)の関係が成り立つ。
この関係を冷えたオフィス机と、それに挿入した足の間の熱の交換にあてはめて考える。特にオフィス机がスチール製の場合、夏、冬共に外気温が空調によって調節された25〜28度前後の環境温度に干渉されほぼその定温度に保たれ、一方足は常に人体温度の36度前後であるため、その温度差からいつも一方的に足よりデスク側に熱が奪われることとなる。
通常、足は、オフィス机と接触していないため、足冷えの原因の多くは輻射(放射)による熱の移動によって生じていると考えられる。ステファン・ホルツマンの法則によれば、温度差のある2物体間の輻射(放射)による伝達熱量は、各々の絶対温度の4乗の差に比例するといわれ、微小の温度差でも高温部からの放射熱量は温度差以上に大きくなる。
オフィスのみならず、家庭においても、テーブル下での足冷えを生じる。
これを防止するため、ひざ掛け等を利用して、足を保温する方法がとられることが多い。しかし、座を立つ場合、いちいちひざ掛けを机上に置き換えるなど、手数がかかったり、机上に書類(家庭に於いては食器等)がある場合、それを避ける時、いらざる手間がかかってしまう。
また、アルミ箔布など防寒効果を謳う用具もあるが、足とその防寒具が直接、関接に足と接している場合、必ず足から熱の伝導によって体温が直接奪われ、かえって足冷えの原因になることにもなる。したがって防止用具を考える場合、該材と足を密着しないように自立すること(両者間の熱伝導を抑止する)、及び輻射熱によって、熱が奪われない方法(すなわち足から放射された放射熱を反射によって、足側に効率よく熱を返す方法)を講じることが重要である。
特許文献1には足元において使用する足温箱が記載されている、しかし、ここでは箱を形成する素材に関しては言及されておらず、輻射熱に関する検討もなされていない。更に発熱源も必要とされている。
また、特許文献2には、布状体とアルミ箔とを積層させた積層体を身体の所望部位に貼り付けて貼着部位を温める積層シートが記載されている。しかしこのような貼り付け型の積層体では、輻射熱の反射というよりは、足の熱が貼り付け布状体を通じてかえって伝導し、また光沢アルミ箔が、その中間にある布状体によって、熱、赤外線の放射、反射を阻害してしまうことになり、折角の反射効果が少ないことになる。更にオフィス等では、常時席を立つ必要上、該積層体を張り付けたまま振る舞うことは不可能に近く、着脱を常時せねばならない不便さがある。
特開2000−229099号公報 特開2003−175069号公報
本発明は上記に鑑み、足から発する熱の伝導や輻射熱による熱、赤外線の低温部への移動吸収を抑制することによって足の冷えを減少抑止することができ、電気等のエネルギーも必要とせず、オフィスや家庭において簡易に使用し、また席を立つ場合も、取り外し等何の動作、振る舞いをすることなく、そのまま離れることができるような足冷え防止用具を提供することを目的とする。
本発明は、壁材(1)及び天井材(2)からなり、前記壁材(1)は、紙、プラスティック、発泡プラスティック及び不織布から選択される少なくとも1の成分からなる自立層(A1)からなり、水平方向に屈曲性を有し、垂直方向に屈曲性を有さないものであり、前記天井材(2)は、紙、プラスティック、発泡プラスティック及び不織布から選択される少なくとも1の成分からなる基材層(A2)からななり、前記壁材(1)と前記天井材(2)の一方又は両方が光沢アルミ箔層を表面に有することを特徴とする足冷え防止用具である。
上記壁材(1)は、紙、プラスティック、発泡プラスティック、不織布から選択される少なくとも1の成分からなる成形した自立層(A1)及び光沢アルミ箔層(B)からなる積層体を少なくとも2以上連結して得られたものであってもよい。
本発明の足冷え防止用具は、更に、取り付け具を有するものであってもよい。
上記壁材(1)及び上記天井材(2)は、端部に取り付け具を挿入するための取り付け溝を有し、取り付け具は、壁材(1)が有する取り付け溝及び天井材(2)が有する取り付け溝のそれぞれに挿入することができる挿入部を有するT字又はL字形状を有し、折れ曲がり部に溝を形成したものであり、天井材(2)の取り付け溝は、取り付け具の溝と嵌合する凸部を有するものであるものであってもよい。
本発明の足冷え防止用具は、オフィス机や家庭における、テーブル下において効率よく足の冷えを防止することができる。更に、適宜、机の大きさやスペース、使用者の机下の足可動域の大小に応じて、一部を巻き取る(又は折りたたむ)ことによって、壁材(1)の周囲長を調整しスペース域を変更することができる。
更に、容易に総て巻き取る(又は折りたたむ)ことができるため、オフィス机の共同使用や、シェアテーブルの職場での机使用後の片づけ、あるいは使用しない時には巻き取って(または折りたたんで)収納することで、省スペースを図ることもできる。
本発明の足冷え防止具の一例を示す図である。 本発明の足冷え防止具の一例を示す図である。 本発明に使用することができる取り付け具の一例を示す図である。 本発明に使用することができる壁材の一例を示す模式図である。 図4に示した壁材において使用される柱状支持体の断面形状の一例を示す図である。 本発明に使用することができる取付け具の一例を示す図である。 本発明の壁材、天井材及び取付け具を使用して、壁材と天井材とを固定した状態の一例を示す図である。
以下に、本発明を詳細に説明する。
本発明の足冷え防止用具は、壁材(1)と天井材(2)とからなるものである。上記壁材(1)は、いずれも紙、プラスティック、発泡プラスティック及び不織布から選択される少なくとも1の成分からなる自立層(A1)からなるものである。
更に、壁材(1)は水平方向に屈曲性を有し、垂直方向に屈曲性を有さないものである。自立させることができる素材を水平方向に適度に屈曲させることによって、デスク内での足の周りを壁材(1)により取り囲むような形状に固定して使用することができる。
上記水平方向に屈曲性を有し、垂直方向に屈曲性を有さないものとしては、板状又は段ボール状のものを挙げることができる。
壁材(1)は、図1に示したもののように、それ自体が水平方向に屈曲性を有し、垂直方向には屈曲性を有さない素材を使用したものであってもよい。また、図2に示したもののように水平方向垂直方向ともに屈曲性を有さない素材等を使用し、これを2以上組み合わせて屏風状の形状として、水平方向の屈曲性を得たものであってもよい。
更に、壁材(1)は、図4に示したもののように、不織布等の水平方向垂直方向ともに屈曲性を有する素材を使用し、この端部において垂直方向に樹脂製、金属製等の柱状支持体11を設けることによって屈曲性を有さないものとして、自立することができるものとしたものであってもよい。
なお、本明細書において「屈曲性を有する」「屈曲性を有さない」または「自立する」は、上述したような構成による本発明の目的を達成できる程度のものであることを意味する。
上記壁材(1)は、水平方向の変形が容易であることから、使用者の足可動域の大小、デスクの大きさに合わせて変形させて使用することが容易である。更に、使用時において足を入れるための開口部に取付具を使用する際に、足を入れるべき間口を調整しつつ使用することで、足冷え防止用具の内外間の空気対流による熱交換も抑制し、より一層、足冷えを抑止することができるという利点もある。
上記天井材(2)は、紙、プラスティック、発泡プラスティック、不織布から選択される少なくとも1の成分からなる基材層(A2)からなるものである。但し、天井部においては上述したような屈曲性は必要とされないものであることから、天井材(2)は、屈曲性を有するものであっても屈曲性を有さないものであってもいずれであってもよい。壁材(1)と天井材(2)とは、同一の構成を有する積層体からなるものであっても、異なる構成の積層体からなるものであってもよい。天井材(2)は水平を維持できるものとすることによって、人体との接触を効率よく防ぐことができる。
上記壁材(1)及び天井材(2)は、いずれも紙、プラスティック、発泡プラスティック、不織布を成形した板状または段ボール状から選択される少なくとも1の成分からなる自立層(A1)又は基材層(A2)からなる積層体からなるものであり、前記壁材(1)と前記天井材(2)の一方又は両方が光沢アルミ箔層を表面に有するものである。すなわち、光沢アルミ箔層(B)は、熱線反射能力を有するものであることから、人体から輻射される熱、赤外線の放射の多くを反射する性質を有する。上記プラスティックとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン等の汎用樹脂板を挙げることができる。上記発泡プラスティックとしては、例えば、発泡ポリエチレン、発泡ポリエステル、発泡ポリスチレン、発泡ポリウレタン等を挙げることができる。また、段ボール状のものとしては、紙を原料とする周知の段ボール状のものだけでなく、プラスティック段ボール(ポリプロピレンを原料とする住化プラスチック製など)等を使用することもできる。
上記光沢アルミ箔層は、壁材(1)と天井材(2)の一方又は両方に有するものであるが、少なくとも壁材(1)が光沢アルミ箔層を有するものであることがより好ましい。これによって、足の全体において、壁材(1)により、足から発する熱、赤外線の放射を反射反転させて、足冷え抑制の効果を得ることができる点で好ましい。壁材(1)と天井材(2)の両方が光沢アルミ箔層を有することが最も好ましい。このような態様とすることで、熱線反射能力がより優れたものとなり、本発明の効果を好適に得ることができる。
本発明の壁材(1)及び天井材(2)は、使用に際して、光沢アルミ箔層(B)を人体足部の方に向けて使用する。人体からは輻射熱として熱、赤外線が放射されるが、これが光沢アルミ箔層によって反射することによって再度、人体に放射される。このため、足部の温度の低下が抑制され、足冷えを抑制することができるものである。
更に、紙、プラスティック、発泡プラスティック、不織布を成形した板状または段ボール状から選択される少なくとも1の成分からなる自立層(A1)及び基材層(A2)は、内包する空気層を有するものとしてもよい。この場合、熱伝導による冷えを少しく防止し、断熱材として機能する。すなわち、オフィス用机等を構成する金属表面は温度が冷えやすい素材である。このような光沢アルミ箔層(B)とオフィス用机等との間に断熱材があることによって、熱伝導、対流による冷えの発生を抑制することができ、アルミ箔層(B)の足部側温度を外気温までには下げず、足、光沢アルミ箔間の空気対流によるであろう温度格差を縮める点で好ましい。このような、内包する空気層を有する自立層(A1)及び基材層(A2)としては、例えば、紙、発泡プラスティック、不織布等を挙げることができる。これらの自立層(A1)及び基材層(A2)は、2以上の素材を組み合わせて使用するものであってもよい。
上記アルミ箔層(B)としては特に限定されるものではないが、反射率90%以上であることが好ましい。なお、ここで反射率とは、以下の方法によって放射率を測定し、
反射率=1−放射率
によって算出された値である。上記反射率は92%以上であることがより好ましい。
放射率は、JISA1423(赤外線放射温度計による放射率の簡易測定方法)に準拠して行った。赤外線放射温度計は、赤外線カメラ「サーモビジョン CPA−8200(株式会社チノー製)」を使用した。放射率は以下の式により算出した。
ε=(T−T)/(Tb2−Tb1
ε:放射率
:常温時の試料表面温度(℃)
:加熱時の試料表面温度(℃)
b1:黒体化した部分の常温時の表面温度(℃)
b2:黒体化した部分の加熱時の表面温度(℃)
本発明の足冷え防止用具は、上述したメカニズムによって足の冷えを防止するものであることから、人体と足冷え用防止具とを直接接触させることなく目的を達成するものである。
上記自立層(A1),基材層(A2)と光沢アルミ箔層(B)との接着方法は特に限定されず、接着剤等を使用した通常の接着方法、ホットメルト等による熱融着等によっても行うことができる。
このような本発明の足冷え防止用具は、取付具を更に有するものであってもよい。取付具は、物理的に分離した壁材(1)及び天井材(2)が使用時に分離することがないように、留め付け、ブレを防止し、間口の幅を調整するためのものである。このような取り付け具としては特に限定されるものではない。第一の態様としては、図3に示したような壁材(1)と天井部(2)を共に挟み込む様の物でもよい。すなわち、断面がコの字型を有する柱状物の2個を、当該コの字型によって形成される2つの挟着部が略直交する形で一体化された形状のものであることが好ましい。このような形状のものは、簡単かつ強固に壁材(1)と天井材(2)を結合することができ、更に、壁材(1)や天井材(2)を特殊な形状のものとしたり、穿孔したりする必要がない点で好ましい。
これらの2つの柱状物は、例えば、図3に示したもののようにL字型で一体化された形状であることが好ましい。
上記取り付け具は、その素材を限定されるものではなく、金属製、樹脂製、紙製等の任意の素材からなるものを使用することができ、その製造方法に関しても特に限定されるものではない。
図3に示した取り付け具を利用した取り付け方法の一例を図1,2に示した。壁材(1)及び天井材(2)をこの取付具で共に挟着させることにより、簡易に組立て、取り外すことが出来る。
取り付け具を備えた足冷え防止用具の第二の態様として、壁材(1)及び天井材(2)は、端部に取り付け具を挿入するための取り付け溝を有し、取り付け具は、壁材(1)が有する取り付け溝及び天井材(2)が有する取り付け溝のそれぞれに挿入することができる挿入部を有するT字又はL字形状を有し、折れ曲がり部に溝を形成したものであり、天井材(2)の取り付け溝は、取り付け具の溝と嵌合する凸部を有するものである足冷え防止用具を挙げることができる。
以下、当該第2の態様について、図4〜図7を参照しつつ説明する。
図4は、第二の態様における壁材(1)の一例を示したものである。図4に示した態様においては、基材12の端部に、柱材支持材11を嵌め付けている。
当該柱材支持材11の断面の一例を図5に示した。当該柱材支持体は、樹脂、金属等の素材を取り付け溝15を有する所定の形状に成形して得られたものであり、天井材(2)を構成する端部に設置して使用する。図5においては、天井材(2)を構成する籍相対に嵌め付けるための嵌挟部15を有する。この嵌挟部中に壁材(1)や天井材(2)を構成する積層体を挟み込み、固定することによって、壁材(1)や天井材(2)の端部に取り付け溝を設けることができる。なお、取り付け溝15は、上述したように、柱状支持体を嵌め付けて設置するものに限定されず、接着剤で接着したもの、取り付け溝15も含めた全体を一体成型する方法等、その他の方法で関相対に取り付け溝15を設けたものであってもよい。
更に、天井材(2)に使用される当該取り付け溝15は、以下で詳述する取り付け具の凹部と嵌合する凸部14を有する。すなわち、上記第二の態様においては、取付け具を当該取付け溝に挿入することによって、壁材(1)と天井材(2)とを連結・固定し、これによって使用時に壁材(1)と天井材(2)とが外れることを防ぎ、良好な使用に供するものである。その際、一部で嵌合させることによって、外れにくく、安定的に固定状態を維持させることができる。また、壁材(1)の左右の壁の間隔を、取り付け具を移動させ、脚部挿入部分の間隔を広げたり狭めたりすることにより、使用者の個体差、足組のくせなどにも対応させることが出来る。
上記機構によって壁材(1)と天井材(2)とを固定するには、図6に示したような取付け具を使用する。すなわち、略T字形状又は略L字形状を有し、当該形状の折れ曲がり部に凹部を有するものである。当該凹部は、上述した取付け溝に設けた凸部14と嵌合するように形成されたものである。なお、図6には、略T字形状を有するものを示した。
これらを使用して得られた本発明の壁材(1)と天井材(2)とを固定したときの模式図を図7に示した。図7においては、Tの字の横棒に当たる部分を天井材(2)に設けられた取り付け溝中に挿入する。すると、取り付け具の凹部中に、取り付け溝中の凸部14が嵌合することで、取り付け具が天井材に結合される。このような方法で、壁材(1)の両端2箇所を固定することで、壁材(1)と天井材(2)とは、簡便に固定することができる。
この状態で取り付け具のTの字の縦棒の部分を壁材(1)の取り付け溝に挿入することで、壁材(1)と天井材(2)とが固定される。このような方法で固定した場合、壁材(1)と天井材(2)とは、外れにくく、使用時に足が当たったりした場合でも、固定状態を維持しやすい。さらに、取り付けも取り外しも簡便であることから、使用に際する煩雑さもない。
以下に、実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこれらの実施例によって何ら限定されるものではない。
(実施例1)
幅10cm×高さ58cmの発泡ポリスチレンからなる素材上に、光沢アルミ箔をホットメルトで熱融着によって貼着した。これを高さ方向を揃えて12枚、屏風状に貼り付けて、図1に示した形状を有する壁材(1)を作成した。
同様の素材によって、縦50cm×横50cmの天井材(2)を作成した。なおこれらの壁材(1)及び天井材(2)の反射率は、92%であった。
壁材(1)に取付具を挟着し、更に、天井材(2)をもう一方に挟着することによって、天井材(2)と壁材(1)とが一体化した。これをオフィスのデスクの下部に装備した。この状態でモニターに使用を行ってもらうと、足に温かみを強く感じることができたとの回答を得た。
更に、12枚の屏風状の板の内、2枚を足が接しない範囲で折りたたみ、あたかも10枚の屏風状に縮小した場合、その効果は更に大きいことが確認できた。
(実施例2)
発泡ポリスチレンにかえてポリプロピレン製の段ボールを使用した以外は実施例1と同様の方法で、壁材(1)と天井材(2)とを製造した。実施例1と同様のモニター試験を行ったところ、足冷えを抑制することができたとの回答を得た。
(実施例3)
発泡ポリスチレンにかえて通常の紙製の段ボールを使用した以外は実施例1と同様の方法で、壁材(1)と天井材(2)とを製造した。実施例1と同様のモニター試験を行ったところ、足冷えを抑制することができたとの回答を得た。
(実施例4)
発泡ポリスチレンにかえて硬質ポリエステル不織布(エンデバーハウス社製)を使用した以外は実施例1と同様の方法で、壁材(1)と天井材(2)とを製造した。実施例1と同様のモニター試験を行ったところ、足冷えを抑制することができたとの回答を得た。
(実施例5)
壁材(1)と天井材(2)においては、実施例4と同一の素材を使用し、図5に示した断面形状を有する樹脂製の柱上支持体を製造し、壁材(1)、天井材(2)の端部にそれぞれ挟着する。さらに、樹脂によって図6に示した形状を有する取り付け具を製造した。これを使用して壁材(1)と天井材(2)とを一体化することで、簡便に一体化を行うことができた。モニター試験を行ったところ、足冷えを抑制することができたとの回答を得た。
本発明の足冷え防止用具は、オフィスや家庭において座ったときの足元の冷えを抑制するために使用することができる。
符号の簡単な説明
1 壁材
2 天井材
3 取り付け具
11 柱状支持体
12 積層体
13 取り付け溝
14 凸部
15 凹部

Claims (4)

  1. 壁材(1)及び天井材(2)からなり、
    前記壁材(1)は、紙、プラスティック、発泡プラスティック及び不織布から選択される少なくとも1の成分からなる自立層(A1)からなり、水平方向に屈曲性を有し、垂直方向に屈曲性を有さないものであり、
    前記天井材(2)は、紙、プラスティック、発泡プラスティック及び不織布から選択される少なくとも1の成分からなる基材層(A2)からななり、
    前記壁材(1)と前記天井材(2)の一方又は両方が光沢アルミ箔層を表面に有することを特徴とする足冷え防止用具。
  2. 壁材(1)は、紙、プラスティック、発泡プラスティック、不織布から選択される少なくとも1の成分からなる成形した自立層(A1)及び光沢アルミ箔層(B)からなる積層体を少なくとも2以上連結して得られた屏風状断熱材である請求項1記載の足冷え防止用具。
  3. 更に、取り付け具を有する請求項1又は2記載の足冷え防止用具。
  4. 壁材(1)及び天井材(2)は、端部に取り付け具を挿入するための取り付け溝を有し、
    取り付け具は、壁材(1)が有する取り付け溝及び天井材(2)が有する取り付け溝のそれぞれに挿入することができる挿入部を有するT字又はL字形状を有し、折れ曲がり部に溝を形成したものであり、
    天井材(2)の取り付け溝は、取り付け具の溝と嵌合する凸部を有するものであることを特徴とする請求項3記載の足冷え防止用具。
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