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JP2014097158A - 筆柄 - Google Patents

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JP2014097158A
JP2014097158A JP2012250057A JP2012250057A JP2014097158A JP 2014097158 A JP2014097158 A JP 2014097158A JP 2012250057 A JP2012250057 A JP 2012250057A JP 2012250057 A JP2012250057 A JP 2012250057A JP 2014097158 A JP2014097158 A JP 2014097158A
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JP
Japan
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brush
pattern
tip
long member
nail
Prior art date
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Pending
Application number
JP2012250057A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Toyokawa
裕之 豊川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LUCKY TRENDY CO Ltd
Original Assignee
LUCKY TRENDY CO Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by LUCKY TRENDY CO Ltd filed Critical LUCKY TRENDY CO Ltd
Priority to JP2012250057A priority Critical patent/JP2014097158A/ja
Publication of JP2014097158A publication Critical patent/JP2014097158A/ja
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Abstract

【課題】この発明は、筆軸という直線の概念に捕らわれず、非常に正確で繊細な筆使いを可能にする筆柄を提供することを目的とする。
【解決手段】
筆1の穂先11に接続具12で接続される筆柄2であって、筆柄2は、接続具12側に湾曲部21を備え、湾曲部21は、筆1全体を略ヘ字形状とすることを特徴とする筆柄。従来の筆軸という概念に捕らわれず、筆柄そのものを湾曲させたことによって、対象物に対して非常に塗りやすい筆を提供することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、筆穂に接続される筆柄に関するものである。
従来、塗料を対象物に塗布する目的で、複数の毛を束ねた穂先と筆軸とを接続した筆が用いられている。
しかしながら、筆軸は直線状のものであり、繊細な作業を行うには不適切な形状であった。そして、筆穂が細いものであると、筆軸も細くなり扱いづらいものであった。(例えば、特許文献1)
また、先端と筆軸を接続する接続部を用いて、角度変更が可能な筆記用具が開示されているが、軸は真っ直ぐであり、筆使いが難しいものであった。(例えば、特許文献2)
マニキュア液などを繊細に使用するネイルアート用筆においては、美しく見せるための作業であるため、非常に正確で繊細な筆使いを可能にする筆が求められている。
特開2005−013396号公報
特表2002−534303号公報
そこで、この発明は、筆軸という直線の概念に捕らわれず、非常に正確で繊細な筆使いを可能にする筆柄を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本件発明は以下の手段を用いた。
(請求項1記載の発明)
請求項1記載の発明は、筆の穂先に接続具で接続される筆柄であって、筆柄は、接続具側に湾曲部を備え、湾曲部は、筆全体を略ヘ字形状とすることを特徴とする。
(請求項2記載の発明)
請求項2記載の発明は、請求項1記載の筆柄において、筆柄は、少なくとも2つの長尺部材によって構成されており、筆柄の一端は、穂先側端であり、もう一端は少なくとも2つの長尺部材の結合部であり、長尺部材は、撓ませた態様で接続具位置と結合部位置で固定されており、少なくとも筆柄の中央に弾力部を形成することを特徴とする。
(請求項3記載の発明)
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の筆柄において、筆柄は、接続具側を幅狭に形成されており、幅狭に変更する箇所は、食指載置部であり、食指載置部は、筆柄の中央と接続具側端との間にあることを特徴とする。
(請求項1記載の発明の効果)
請求項1記載の発明は、従来の筆軸という概念に捕らわれず、筆柄としたものである。そして筆柄そのものを湾曲させたことによって、対象物に対して非常に塗りやすい筆を提供することができる。特に、マニキュア液、ペディキュア液を使用者自らの爪に塗布する場合において、穂先が爪に接触している箇所を爪正面から視認しやすくなるため、微細なマーブル模様、水玉模様などの模様を思い通りに作成することができる。
(請求項2記載の発明の効果)
長尺部材2本を撓ませて固定することによって、ピンセットの如く弾力を持つ筆柄にすることができる。これによって、繊細な加工において指先が震えたとしても、当該筆柄がその震えを緩和または吸収するため、穂先に指先の震えがそのまま伝わることがなく、所望の微細な模様を思い通りに作成することができる。同様の弾力を持たせるのであれば、ラバーゴムなどを用いても良いが、この場合費用が大きくなると共に嵩張るものとなる。
(請求項3記載の発明の効果)
食指載置部を設け、この食指の指先から湾曲を開始させると、食指で操作するような筆使いが可能となり、作業時に持ち易く、そして、正確かつ繊細な作業を行う上で好ましい態様となる。
図1は、筆の全体斜視図である。 図2は、筆の左側面図である。 図3は、筆の上面図である。 図4は、筆の底面図である。 図5は、筆の後側面図である。 図6は、筆の前側面図である。 図7は、図2における筆柄のA−A断面図である。 図8は、筆の使用態様を示す斜視図である。
以下にこの発明の筆柄を実施例として示す各図と共に説明する。
〔1.筆1について〕
この発明に記載の筆1は、爪にマニキュアなどの塗料を塗る作業に用いられるものであり、一般的にハケ・ブラシと呼称されている。そして、筆1は、特にネイルアートに用いるネイル筆やジェルネイルブラシを想定している。したがって、筆1の全長は、ペンキ塗りのハケのような大掛かりなものではなく、40mm〜200mm程度である。
筆1は、図1〜図6に示すように、穂先11と筆柄2とを、接続具12で結合させたものである。
穂先11は、長さ0.1mm〜20mmとし、幅0.1mm〜20mmの範囲内とすることができる。穂先11の形状として、ネイル筆として代表的な、スクエア(長方形形状)、フレンチ(台形形状)、ラウンド(オーバル形状)、アート(面相筆形状)を例示することができる。穂先11の材質として、ナイロン繊維、動物の毛などを例示することができる。
接続具12は、穂先11を束ねると共に、筆柄21と接続するものである。接続具12には、金属材料や樹脂材料を用いることができる。
〔2.筆柄2について〕
筆柄2は、図1〜図7に示すように、少なくとも2つの長尺部材3、4(長尺部材右3と、長尺部材左4)によって構成され、接続具12側に略円弧状の湾曲部21を備え、筆1全体を略ヘ字形状としている。長尺部材右3と長尺部材左4とは左右対称に形成されており、閉じたピンセットのように組み合わせられている。長尺部材右3と長尺部材左4には、金属、樹脂、紙など、長尺板形状において弾力を生じるものを用いることができる。湾曲部21の曲率半径は17.5mmであり、15〜20mmであることが好ましい。この範囲にあると、マニキュア液などを使用者自らの爪に塗布する場合において、穂先が爪に接触している箇所を爪正面から視認しやすくなるため、微細な模様を思い通りに作成することができる。
図1〜図7に示すように、長尺部材右3と長尺部材左4の一端は接続具12と接続される穂先側端であり、他端は、長尺部材右3と長尺部材左4の結合部22である。
長尺部材右3と長尺部材左4は、結合部22と穂先側端においては密着しているが、長尺部材右3と長尺部材左4の中央付近では、離間している。すなわち長尺部材右3と長尺部材左4は、結合部22と穂先側端とを両端とし、紡錘形状である。
紡錘形状としたことにより、板状の長尺部材右3と長尺部材左4は、撓ませた態様で接続具12位置と結合部22位置で固定されており、少なくとも筆柄2の中央に弾力部23を形成する。
〔3.弾力部23について〕
前述の弾力部23の弾力は、長尺部材右3と長尺部材左4の厚みと材質そして離間距離に起因する。
離間距離は、3mm〜15mmとするのが好ましく、厚みを1mm〜3mm程度とするのが好ましい。このようにすると、指で筆柄2を持つ時に適度な弾力となる。
〔4.湾曲部21について〕
長尺部材右3と長尺部材左4において、長手方向をX軸、厚み方向(弾力方向)をZ軸とすると、図1〜図4に示すように尺部材右3と長尺部材左4はY軸方向に湾曲し、筆1全体を略ヘ字形状としている。すなわち、筆1全体を略ヘ字形状とした時の折れ曲がり点が、湾曲部21である。湾曲部21によって、筆穂11から接続具12と結合部22から弾力部23とは、100°〜150°に角度付けされる。110°〜130°に角度付けするのが好ましい。この範囲にあると、マニキュア液等を使用者自らの爪に塗布する場合において、穂先11が爪に接触している箇所を目視したときに、筆柄2を持つ指又は筆柄2そのものが視界を遮らないため、爪に対して穂先11を立てた状態であっても爪正面から視認しやすくなり、微細な模様を作成することができる。
なお、前述の角度付けが可能であれば、折れ曲がり点の曲率は、緩やかな弧を描く大きなものでも良いし、急激に角度がつく小さなものでもよい。
〔5.長尺部材3、4の幅について〕
長尺部材右3と長尺部材左4はY軸方向に、Z軸方向の厚みよりも大きい、幅を有する。この幅は、接続具11側よりも結合部22側の方が大きい。すなわち、筆柄2は、接続具12側を幅狭に形成されている。結合部22側の幅を20mm〜7mmとし、接続具12側の幅を12mm〜4mmとするのが好ましい。
結合部22側から接続具12側への幅の縮小は、なだらかであっても良いし、急激であっても良い。筆柄2の中央と接続具12側端との間に幅狭に変更する箇所を設け、食指載置部24とすることができる。食指載置部24を備えると、人差し指の指先と穂先11の動きが同じになるので、人差し指での直感的な操作が可能となる。食指載置部24は、人差し指に沿うように緩やかな曲線状または直線状に傾斜して形成されることが好ましい。
〔6.筆柄2の使用について〕
前述の構成である筆柄2を取り付けた筆1は、以下のように使用される。
使用者は、図8に示すような態様で、一方の手で筆1を持ち、もう一方の手の爪を装飾する。この筆1であると湾曲部21により、使用者は手首同士を接触させる状態で、爪の装飾をすることができる。したがって、従来の真っ直ぐな筆のように片方の手首を浮かせた不安定な状態ではないので、筆1はマーブル塗りなど難易度の高いネイルアートを一人でも行うことができる。
また、弾力部23によって筆柄2を持った時に程よい押し返し感があるので、筆1は細かい作業をする場合であっても、指先が震えたとしても、当該筆柄がその震えを緩和または吸収するため、穂先11に指先の震えがそのまま伝わることがなく、所望の微細な模様を思い通りに作成することができる。さらに、弾力部23は押すと筆1全体が細くなるので、従来の細軸筆たてなどに、取り付けることができる。
さらに、食指載置部24を設け、この人差し指の指先から湾曲を開始させると、人差し指の指先で操作するような筆使いが可能となり、正確かつ繊細な作業を行う上で好ましい態様となる。
本件発明は、ネイルアートに用いる筆の筆柄であるが、他にも微細な塗装や装飾に用いる筆の筆柄として利用することができる。
1 筆
11 筆穂
12 接続具
2 筆柄
21 湾曲部
22 接続部
23 弾力部
24 食指載部
3 長尺部材 右
4 長尺部材 左

Claims (3)

  1. 筆(1)の穂先(11)に接続具(12)で接続される筆柄(2)であって、
    筆柄(2)は、接続具(12)側に湾曲部(21)を備え、
    湾曲部(21)は、筆(1)全体を略ヘ字形状とすること
    を特徴とする筆柄。
  2. 筆柄(2)は、
    少なくとも2つの長尺部材(3、4)によって構成されており、
    筆柄(2)の一端は、穂先側端であり、
    もう一端は少なくとも2つの長尺部材(3、4)の結合部(22)であり、
    長尺部材(3、4)は、
    撓ませた態様で接続具(12)位置と結合部(22)位置で固定されており、
    少なくとも筆柄(2)の中央に弾力部(23)を形成すること
    を特徴とする請求項1記載の筆柄
  3. 筆柄(2)は、接続具(12)側を幅狭に形成されており、
    幅狭に変更する箇所は、食指載置部(24)であり、
    食指載置部(24)は、筆柄(2)の中央と接続具(12)側端との間にあること
    を特徴とする請求項1または2に記載の筆柄。
JP2012250057A 2012-11-14 2012-11-14 筆柄 Pending JP2014097158A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023087122A1 (zh) * 2021-11-22 2023-05-25 王宏朝 一种曲颈平行操控的笔

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