JP2014093197A - 雌端子及びその成形方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】大型化を回避しつつ、導通不良なく雄端子と確実に導通接続することが可能な接続信頼性の高い雌端子及びその成形方法を提供すること。
【解決手段】雄端子ガイド部51は、接点バネ45の基端45aが位置する箱部12の一面における挿入口36が設けられた箱部12の前端に形成されているとともに、挿入口36から箱部12内へ挿入される雄端子15のタブ片16を箱部12内へ導くガイド面52を有し、雄端子15のタブ片16が箱部12に挿入された際に、雄端子15のタブ片16に接点46が接触してさらに外方側に変位した接点バネ45は、雄端子ガイド部51による係止が解除される。
【選択図】図3
【解決手段】雄端子ガイド部51は、接点バネ45の基端45aが位置する箱部12の一面における挿入口36が設けられた箱部12の前端に形成されているとともに、挿入口36から箱部12内へ挿入される雄端子15のタブ片16を箱部12内へ導くガイド面52を有し、雄端子15のタブ片16が箱部12に挿入された際に、雄端子15のタブ片16に接点46が接触してさらに外方側に変位した接点バネ45は、雄端子ガイド部51による係止が解除される。
【選択図】図3
Description
本発明は、雄端子が挿入されることで雄端子と導通接続される雌端子及びその成形方法に関する。
雄端子が挿入されることにより、雄端子と電気的に導通する雌端子には、雄端子が挿入される箱部内に接点バネを設けたものがある。
このような雌端子として、接点バネに段差状の拾い部を形成するとともに、拾い部の進入可能部が進入可能な逃がし窓を箱部に設け、接点バネが必要以上に変形してしまうことを規制して導通不良の発生を低減するものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、接点バネを突起部で押し下げておくことで、押し下げた分だけ予めバネ接点部を弾性的に変位させておき、雄端子の挿入前の状態で雄端子の収容空間に向けて予め荷重を生じさせ、挿入された雄端子への接点バネの接触力を高める雌端子がある(例えば、特許文献2参照)。
さらに、接点バネとともに、補助バネを設け、雄端子が挿入された際に、接点バネの反力と補助バネの反力の和が接触荷重となるようにした雌端子も知られている(例えば、特許文献3参照)。
ところで、雄端子を雌端子の箱部内に挿し込む際に、例えば、雄端子が傾いた状態などの不適正な姿勢で挿入される場合がある。すると、進入する雄端子によって雌端子がこじられ、雄端子への接点の接圧が低下し、導通不良を起こすおそれがある。
また、雄端子への接点の接圧を高めるためにバネを複数にすると、雌端子の大型化を招いてしまう。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、大型化を回避しつつ、導通不良なく雄端子と確実に導通接続することが可能な接続信頼性の高い雌端子及びその成形方法を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る雌端子は、下記(1)〜(3)を特徴としている。
(1) タブ状の雄端子が挿入されることで該雄端子と導通接続される雌端子であって、
前記雄端子が挿入される挿入口を有する中空筒状の箱部と、
前記箱部から該箱部の内方に向かって延設され、かつ前記箱部の内方側へ突出した接点を有する接点バネと、
前記箱部の外方へ向かって変位した状態の前記接点バネの自由端を係止する雄端子ガイド部と、
を備え、
前記雄端子ガイド部は、前記接点バネの基端が位置する前記箱部の一面における前記挿入口が設けられた前記箱部の前端に形成されているとともに、前記挿入口から前記箱部内へ挿入される前記雄端子を前記箱部内へ導くガイド面を有し、
前記雄端子が前記箱部に挿入された際に、前記雄端子に前記接点が接触してさらに前記箱部の外方へ向かって変位した前記接点バネは、前記雄端子ガイド部による係止が解除されること。
(2) 上記(1)の構成の雌端子において、前記雄端子ガイド部は、前記箱部に挿入された前記雄端子に接触可能な補助接点を有すること。
(3) 上記(1)または(2)の構成の雌端子において、前記接点バネは、前記接点よりも基端側で前記箱部の内方側へ突出し、前記箱部に挿入された前記雄端子に接触可能な補助接点を有すること。
(1) タブ状の雄端子が挿入されることで該雄端子と導通接続される雌端子であって、
前記雄端子が挿入される挿入口を有する中空筒状の箱部と、
前記箱部から該箱部の内方に向かって延設され、かつ前記箱部の内方側へ突出した接点を有する接点バネと、
前記箱部の外方へ向かって変位した状態の前記接点バネの自由端を係止する雄端子ガイド部と、
を備え、
前記雄端子ガイド部は、前記接点バネの基端が位置する前記箱部の一面における前記挿入口が設けられた前記箱部の前端に形成されているとともに、前記挿入口から前記箱部内へ挿入される前記雄端子を前記箱部内へ導くガイド面を有し、
前記雄端子が前記箱部に挿入された際に、前記雄端子に前記接点が接触してさらに前記箱部の外方へ向かって変位した前記接点バネは、前記雄端子ガイド部による係止が解除されること。
(2) 上記(1)の構成の雌端子において、前記雄端子ガイド部は、前記箱部に挿入された前記雄端子に接触可能な補助接点を有すること。
(3) 上記(1)または(2)の構成の雌端子において、前記接点バネは、前記接点よりも基端側で前記箱部の内方側へ突出し、前記箱部に挿入された前記雄端子に接触可能な補助接点を有すること。
上記(1)の構成の雌端子では、箱部の挿入口から雄端子が近接されると、雄端子の先端部が雄端子ガイド部のガイド面に接触して摺動することで、雄端子が箱部内に導かれる。したがって、挿入口から箱部内に挿入される雄端子の姿勢が斜めであったり、挿入口に対して挿入方向と交差する方向にずれていても、雄端子を箱部内へ円滑に案内することができる。
さらに雄端子が箱部内に挿し込まれることで、雄端子には、予め箱部の外方へ向かって変位されて予備荷重が付与されていた接点バネの接点が接触して弾性変形する。したがって、接点バネの接点は、変位荷重に予備荷重を加えた大きな荷重で雄端子に接することとなり、よって、複数のバネを設けた構造と比較して、大型化を回避しつつ雌端子と雄端子とを高い信頼性で導通接続させることができる。
また、箱部への挿入直後に接点バネが大きな荷重で雄端子に接触することで、雄端子の姿勢を適正な位置へ容易に修正することができ、さらに接続信頼性を高めることができる。
上記(2)の構成の雌端子では、挿入口の近傍に設けた雄端子ガイド部に補助接点を設けたので、ガイド面とともに補助接点によって、挿入される雄端子の傾きを挿入口の近傍で確実に修正することができ、他の接点の偏摩耗を抑制することができる。また、雄端子が僅かに傾いた状態で箱部内に収容されても、挿入口の近傍に配置された補助接点が雄端子に接触するので、挿入後も雄端子の傾きを修正することができるとともに複数の接点で安定的な接触を確保することができる。
上記(3)の構成の雌端子では、雄端子が僅かに傾いた状態で箱部内に収容されても、雄端子に接点バネの補助接点が接触するので、挿入後も雄端子の傾きを修正することができるとともに複数の接点で安定的な接触を確保することができる。
さらに雄端子が箱部内に挿し込まれることで、雄端子には、予め箱部の外方へ向かって変位されて予備荷重が付与されていた接点バネの接点が接触して弾性変形する。したがって、接点バネの接点は、変位荷重に予備荷重を加えた大きな荷重で雄端子に接することとなり、よって、複数のバネを設けた構造と比較して、大型化を回避しつつ雌端子と雄端子とを高い信頼性で導通接続させることができる。
また、箱部への挿入直後に接点バネが大きな荷重で雄端子に接触することで、雄端子の姿勢を適正な位置へ容易に修正することができ、さらに接続信頼性を高めることができる。
上記(2)の構成の雌端子では、挿入口の近傍に設けた雄端子ガイド部に補助接点を設けたので、ガイド面とともに補助接点によって、挿入される雄端子の傾きを挿入口の近傍で確実に修正することができ、他の接点の偏摩耗を抑制することができる。また、雄端子が僅かに傾いた状態で箱部内に収容されても、挿入口の近傍に配置された補助接点が雄端子に接触するので、挿入後も雄端子の傾きを修正することができるとともに複数の接点で安定的な接触を確保することができる。
上記(3)の構成の雌端子では、雄端子が僅かに傾いた状態で箱部内に収容されても、雄端子に接点バネの補助接点が接触するので、挿入後も雄端子の傾きを修正することができるとともに複数の接点で安定的な接触を確保することができる。
また、上述した目的を達成するために、本発明に係る雌端子の成形方法は、下記(4)を特徴としている。
(4) タブ状の雄端子が挿入されることで該雄端子と導通接続される雌端子の成形方法であって、
平板を型抜きして折り曲げることで、前記雄端子が挿入される挿入口を有する中空筒状の箱部と、前記箱部から該箱部の内方に向かって延設され、かつ前記箱部の内方側へ突出した接点を有する接点バネと、前記接点バネの基端が位置する前記箱部の一面における前記挿入口が設けられた前記箱部の前端に設けられる雄端子ガイド部と、を形成する箱部形成ステップと、
前記雄端子ガイド部を折り曲げることで、前記雄端子ガイド部で前記接点バネの先端を係止させ前記箱部の外方へ向かって前記接点バネを変位させるとともに、前記雄端子ガイド部に、前記挿入口から前記箱部内へ挿入される前記雄端子を前記箱部内へ導くガイド面を形成するガイド部形成ステップとを有すること。
(4) タブ状の雄端子が挿入されることで該雄端子と導通接続される雌端子の成形方法であって、
平板を型抜きして折り曲げることで、前記雄端子が挿入される挿入口を有する中空筒状の箱部と、前記箱部から該箱部の内方に向かって延設され、かつ前記箱部の内方側へ突出した接点を有する接点バネと、前記接点バネの基端が位置する前記箱部の一面における前記挿入口が設けられた前記箱部の前端に設けられる雄端子ガイド部と、を形成する箱部形成ステップと、
前記雄端子ガイド部を折り曲げることで、前記雄端子ガイド部で前記接点バネの先端を係止させ前記箱部の外方へ向かって前記接点バネを変位させるとともに、前記雄端子ガイド部に、前記挿入口から前記箱部内へ挿入される前記雄端子を前記箱部内へ導くガイド面を形成するガイド部形成ステップとを有すること。
上記(4)の構成の雌端子の成形方法では、箱部形成ステップと、ガイド部形成ステップとによって、大型化を回避しつつ、導通不良なく雄端子と確実に導通接続することが可能な接続信頼性の高い雌端子を容易に得ることができる。
本発明によれば、大型化を回避しつつ、導通不良なく雄端子と確実に導通接続することが可能な接続信頼性の高い雌端子及びその成形方法を提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
以下、本発明に係る実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
まず、第1実施形態に係る雌端子について説明する。
まず、第1実施形態に係る雌端子について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る雌端子及びそれに接続される雄端子の斜視図、図2は、雌端子の構造を説明する雌端子の箱部の断面図、図3は、雌端子への雄端子の接続状態を示す雌端子の箱部の断面図である。
図1に示すように、本実施形態に係る雌端子11は、中空の角筒状に形成された箱部12と、この箱部12の後端から延出した電線加締め部13とを備えている。この雌端子11は、銅などの導電性を有する金属板をプレス加工することで成形される。
箱部12には、その先端側から雄端子15のタブ片16が挿入される。これにより、雌端子11に雄端子15が接続され、これらの雌端子11と雄端子15とが導通される。雌端子11の箱部12には、その一側部に、上方へ突出する挿入案内用突片14が形成されている。この挿入案内用突片14は、箱部12の側壁の一部を上方へ延長したもので、コネクタハウジング(図示略)へ挿入して収容する際のガイドとなる。
電線加締め部13は、電線(図示略)の導体を圧着する導体加締め片13aと、電線の被覆部に加締め付けることで電線を固定する被覆加締め片13bとを備える。
図2に示すように、雌端子11の箱部12は、底部を構成するベース壁部32と、このベース壁部32の幅方向の両側縁部から垂直に立ち上がる一対の側壁部33と、これらの側壁部33におけるベース壁部32と反対側の縁部同士にわたって設けられた上壁部34とを有する正面視矩形状に形成されている。この箱部12は、その内部がタブ収容空間35とされており、電線加締め部13と反対側の前端側が、雄端子15のタブ片16が挿抜される挿入口36とされている。
箱部12には、ベース壁部32に、二つの接点41,42が形成されている。これらの接点41,42は、ベース壁部32を箱部12の内方側へ突出させることで形成されており、タブ片16の挿入方向に沿って間隔をあけて配列されている。タブ片16の挿入方向前方側に配置された接点42は、挿入方向に沿う接触面42aを有している。
箱部12には、タブ収容空間35内における上壁部34の近傍に、接点バネ45が設けられている。この接点バネ45は、タブ片16の挿入方向前方側の基端45aが、箱部12におけるタブ片16の挿入方向前方側である後端側の近傍で、側壁部33に連結されている。そして、この接点バネ45は、その自由端45bが、箱部12の内方へ向かいつつ挿入口36へ延在されている。この接点バネ45は、自由端45bの近傍部分に、箱部12の内方側へ突出する接点46を有している。
また、箱部12には、挿入口36に、雄端子ガイド部51が設けられている。この雄端子ガイド部51は、上壁部34の先端側をタブ収容空間35内へ折り返すことで形成されている。この雄端子ガイド部51は、タブ片16の挿入方向前方へ向かって次第に箱部12の内方へ傾斜するテーパ形状のガイド面52を有している。また、この雄端子ガイド部51は、その端部が、接点バネ45の自由端45bを係止する係止部53とされており、この係止部53は、接点バネ45の自由端45bよりも箱部12の内方側に配置されている。
ここで、接点バネ45は、箱部12の内方へ向かって予備荷重が付与されている。そして、この接点バネ45は、予備荷重が付与された状態で、その自由端45bが雄端子ガイド部51の係止部53で係止され、箱部12の内方側への移動が規制されている。
上記構造の雌端子11に雄端子15を接続する場合について説明する。
雌端子11の箱部12の挿入口36から雄端子15のタブ片16が近接されると、タブ片16の先端部が雄端子ガイド部51のガイド面52に接触して摺動することで、タブ片16は、タブ収容空間35における接点41,42側へ案内され、接点41と雄端子ガイド部51との間に導かれる。したがって、挿入口36から箱部12のタブ収容空間35内へ挿入される雄端子15のタブ片16の姿勢が斜めであったり、挿入口36に対して挿入方向と交差する方向にずれていても、雄端子15のタブ片16は、雄端子ガイド部51のガイド面52によってタブ収容空間35へ円滑に案内される。
この状態で、さらにタブ片16が箱部12内に挿し込まれると、タブ片16に接点41及び接点バネ45の接点46が接触する。
さらにタブ片16が箱部12内に挿し込まれると、図3に示すように、タブ片16によって接点バネ45が押し上げられ、雄端子ガイド部51の係止部53による係止が解除されて接点バネ45が弾性変形するとともに、タブ片16に接点42の接触面42aが接触した接続状態となる。
この接続状態において、タブ片16には、接点41,42と、これらの接点41,42の対向側の接点バネ45の接点46とが挿入方向の異なる位置で接触することとなる。また、接点バネ45は、予備荷重が付与されているため、タブ片16によって弾性変形することで、その変位荷重に予備荷重を加えた大きな荷重で接点46がタブ片16に接することとなる。
これにより、タブ片16は、接点41,42と接点46とで安定的かつ大きな荷重で挟持され、よって、雌端子11と雄端子15とが高い信頼性で導通接続される。
このように、上記の雌端子11によれば、箱部12の挿入口36から雄端子15のタブ片16が近接されると、雄端子15のタブ片16の先端部が雄端子ガイド部51のガイド面52に接触して摺動することで、雄端子15のタブ片16が箱部12内に導かれる。したがって、挿入口36から箱部12内に挿入される雄端子15のタブ片16の姿勢が斜めであったり、挿入口36に対して挿入方向と交差する方向にずれていても、雄端子15のタブ片16を箱部12内へ円滑に案内することができる。
さらに雄端子15のタブ片16が箱部12内に挿し込まれることで、雄端子15のタブ片16には、予め箱部12の外方へ向かって変位されて予備荷重が付与されていた接点バネ45の接点46が接触して弾性変形する。したがって、接点バネ45の接点46は、変位荷重に予備荷重を加えた大きな荷重で雄端子15のタブ片16に接することとなり、よって、複数のバネを設けた構造と比較して、大型化を回避しつつ雌端子11と雄端子15とを高い信頼性で導通接続させることができる。
また、箱部12への挿入直後に接点バネ45が大きな荷重で雄端子15のタブ片16に接触することで、雄端子15のタブ片16の姿勢を適正な位置へ容易に修正することができ、さらに接続信頼性を高めることができる。
次に、導電性金属板を加工して雌端子11を成形する場合について説明する。
図4は、雌端子の成形方法を示す図であって、図4(a)〜図4(e)は、それぞれ成形途中における雌端子の箱部の斜視図、図5は、成形途中における雌端子の箱部の断面図、図6は、成形途中における雌端子の箱部の断面図、図7は、成形途中における雌端子の箱部の断面図である。
(箱部形成ステップ)
図4(a)に示すように、導電性金属板101をプレス加工することで、組み立てたときに雌端子11の形状となる所定の形状に打ち抜く。これにより、導電性金属板101に、箱部12を構成するベース壁部32、側壁部33、上壁部34、接点バネ45及び雄端子ガイド部51となる部分を形成し、ベース壁部32に接点41,42を形成する。
図4(a)に示すように、導電性金属板101をプレス加工することで、組み立てたときに雌端子11の形状となる所定の形状に打ち抜く。これにより、導電性金属板101に、箱部12を構成するベース壁部32、側壁部33、上壁部34、接点バネ45及び雄端子ガイド部51となる部分を形成し、ベース壁部32に接点41,42を形成する。
図4(b)に示すように、接点バネ45と側壁部33との境界部分を、接点バネ45の後端部の基端45aで屈曲させ、側壁部33に対して接点バネ45を直角に立ち上げる。
図4(c)に示すように、側壁部33とベース壁部32との境界部分を屈曲させ、ベース壁部32に対して側壁部33を直角に立ち上げる。このようにすると、接点バネ45が側壁部33の間に配置される。また、接点バネ45の基端45aにおける一方の側壁部33との連結側と反対側に形成した係止突起45cが、他方の側壁部33に形成された係止孔33aに入り込み、よって、接点バネ45の後端からなる基端45aが両方の側壁部33に支持された状態となる。
図4(d)に示すように、上壁部34と側壁部33との境界部分を屈曲させ、上壁部34を水平に配置させる。これにより、接点バネ45の上部側が上壁部34に覆われた箱部12が形成される。
図4(e)に示すように、雄端子ガイド部51をタブ収容空間35側へ折り曲げる。この後、側壁部33におけるタブ片16の挿入方向後側に位置し、上方へ突出する突片を、挿入口36側へ折り曲げる。
上記の加工により、箱部12では、図5に示すように、接点バネ45が箱部12内の中央付近に配置され、接点46は、接点41,42に対して隙間Gをあけた位置に配置される。また、この状態では、雄端子ガイド部51の先端部からなる係止部53が接点バネ45の自由端45bから離間している。
(ガイド部形成ステップ)
図6に示すように、箱部12の先端側である挿入口36側から、雄端子ガイド部51を成形するガイド部成形凹部102を有する治具103を、雄端子ガイド部51へ向かって(図6中矢印A方向)近接させる。
図6に示すように、箱部12の先端側である挿入口36側から、雄端子ガイド部51を成形するガイド部成形凹部102を有する治具103を、雄端子ガイド部51へ向かって(図6中矢印A方向)近接させる。
図7に示すように、治具103を挿入口36側から近接させることで、治具103のガイド部成形凹部102に雄端子ガイド部51を圧入させる。
すると、雄端子ガイド部51は、ガイド部成形凹部102の内面に沿って屈曲されることで、タブ収容空間35内へさらに折り返される。これにより、雄端子ガイド部51に、ガイド面52が形成されるとともに、雄端子ガイド部51の係止部53が接点バネ45の自由端45bの下方に入り込んで上方へ持ち上げることとなる。したがって、接点バネ45は、その自由端45bが雄端子ガイド部51によって係止されるとともに、上方へ持ち上げられるように弾性変形された状態となり、接点46は、接点41,42に対して、隙間Gよりも広い隙間G0をあけた位置に配置される。
これにより、接点バネ45が予め箱部12の外方へ向かって弾性変形されて箱部12の内方へ向かって予備荷重が付与された雌端子11が得られる。
このように、上記の箱部形成ステップと、ガイド部形成ステップとによって、導通不良を起こすことなく、雄端子15と確実に導通接続することが可能な接続信頼性の高い雌端子11を容易に得ることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係る雌端子について説明する。
なお、第1実施形態と同一構成部分は同一符号を付して説明を省略する。
次に、第2実施形態に係る雌端子について説明する。
なお、第1実施形態と同一構成部分は同一符号を付して説明を省略する。
図8は、第2実施形態に係る雌端子の構造を説明する雌端子の箱部の断面図、図9は、第2実施形態に係る雌端子への雄端子の接続状態を示す雌端子の箱部の断面図、図10は、第2実施形態に係る雌端子への雄端子の接続状態を示す雌端子の箱部の断面図である。
図8に示すように、第2実施形態に係る雌端子11Aでは、雄端子ガイド部51が箱部12の内方側へ突出するように湾曲され、この湾曲部分が補助接点54とされている。この補助接点54は、タブ片16の挿入前において、接点バネ45の接点46よりも箱部12の外方側に配置されている。
また、この雌端子11Aでは、タブ片16の挿入方向に沿う接触面42aのない接点42を備えている。
上記構造の雌端子11Aに雄端子15を接続する場合について説明する。
雌端子11Aの箱部12の挿入口36から雄端子15のタブ片16が近接されると、タブ片16の先端部が雄端子ガイド部51のガイド面52に接触して摺動することで、タブ片16は、タブ収容空間35における接点41,42側へ案内され、接点41と雄端子ガイド部51との間に導かれる。したがって、挿入口36に挿入される雄端子15のタブ片16の姿勢が斜めであったり、挿入口36に対して挿入方向と交差する方向にずれていても、雄端子15のタブ片16は、雄端子ガイド部51のガイド面52によって箱部12内へ円滑に案内される。
この状態で、さらにタブ片16が箱部12内に挿し込まれると、タブ片16に接点41が接触するとともに、接点バネ45の接点46も接触する。
さらにタブ片16が箱部12内に挿し込まれると、図9に示すように、タブ片16によって接点バネ45が押し上げられ、雄端子ガイド部51の係止部53による係止が解除されて接点バネ45が弾性変形するとともに、タブ片16に接点42が接触した接続状態となる。
この接続状態において、タブ片16には、接点41,42と、これらの接点41,42の対向側の接点バネ45の接点46とが挿入方向の異なる位置で接触することとなる。また、接点バネ45は、予備荷重が付与されているため、タブ片16によって弾性変形することで、その変位荷重に予備荷重を加えた大きな荷重で接点46がタブ片16に接することとなる。
これにより、タブ片16は、接点41,42と、接点46とで安定的かつ大きな荷重で挟持され、よって、雌端子11と雄端子15とが高い信頼性で導通接続される。
特に、第2実施形態に係る雌端子11Aでは、挿入口36の近傍に設けた雄端子ガイド部51に補助接点54を設けたので、ガイド面52とともに補助接点54によって、挿入されるタブ片16の傾きを挿入口36の近傍で確実に修正することができ、他の接点41,42,46の偏摩耗を抑制することができる。また、図10に示すように、雄端子15のタブ片16が、僅かに先端が下がるように傾いた状態で箱部12のタブ収容空間35内に収容されて接点41がタブ片16から離間しても、タブ片16には、接点42,46とともに挿入口36の近傍に配置された補助接点54も接触するので、タブ片16の傾きを修正することができるとともに複数の接点で安定的な接触を確保することができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態に係る雌端子について説明する。
なお、第1実施形態と同一構成部分は同一符号を付して説明を省略する。
次に、第3実施形態に係る雌端子について説明する。
なお、第1実施形態と同一構成部分は同一符号を付して説明を省略する。
図11は、第2実施形態に係る雌端子の構造を説明する雌端子の箱部の断面図、図12は、第2実施形態に係る雌端子への雄端子の接続状態を示す雌端子の箱部の断面図、図13は、第2実施形態に係る雌端子への雄端子の接続状態を示す雌端子の箱部の断面図である。
図11に示すように、第3実施形態に係る雌端子11Bの場合も、雄端子ガイド部51が箱部12の内方側へ突出するように湾曲され、この湾曲部分が補助接点54とされている。この補助接点54は、タブ片16の挿入前において、接点バネ45の接点46よりも外方側に配置されている。
また、この雌端子11Bでは、接点46とは別に、箱部12の内方側へ突出する補助接点47が接点バネ45に形成されている。これらの接点46及び補助接点47は、タブ片16の挿入方向に沿って間隔をあけて配列されており、補助接点47は、接点46よりも箱部12の外方側に配置されている。
また、この雌端子11Bでは、タブ片16の挿入方向に沿う接触面42aのない接点42を備えており、接点46及び補助接点47は、接点41,42におけるタブ片16の挿入方向の間に配置されている。
上記構造の雌端子11Bに雄端子15を接続する場合について説明する。
雌端子11Bの箱部12の挿入口36から雄端子15のタブ片16が近接されると、タブ片16の先端部が雄端子ガイド部51のガイド面52に接触して摺動することで、タブ片16は、タブ収容空間35における接点41,42側へ案内され、接点41と雄端子ガイド部51との間に導かれる。したがって、挿入口36に挿入される雄端子15のタブ片16の姿勢が斜めであったり、挿入口36に対して挿入方向と交差する方向にずれていても、雄端子15のタブ片16は、雄端子ガイド部51のガイド面52によって箱部12内へ円滑に案内される。
この状態で、さらにタブ片16が箱部12内に挿し込まれると、タブ片16に接点41が接触するとともに、接点バネ45の接点46も接触する。
さらにタブ片16が箱部12内に挿し込まれると、図12に示すように、タブ片16によって接点バネ45が押し上げられ、雄端子ガイド部51の係止部53による係止が解除されて接点バネ45が弾性変形するとともに、タブ片16に接点42が接触した接続状態となる。
この接続状態において、タブ片16には、接点41,42と、これらの接点41,42の対向側の接点バネ45の接点46とが挿入方向の異なる位置で接触することとなる。また、接点バネ45は、予備荷重が付与されているため、タブ片16によって弾性変形することで、その変位荷重に予備荷重を加えた大きな荷重で接点46がタブ片16に接することとなる。
これにより、タブ片16は、接点41,42と、接点46とで安定的にかつ大きな荷重で挟持され、よって、雌端子11と雄端子15とが高い信頼性で導通接続される。
この第3実施形態に係る雌端子11Bの場合も、第2実施形態に係る雌端子11Aと同様に、挿入口36の近傍に設けた雄端子ガイド部51に補助接点54を設けたので、ガイド面52とともに補助接点54によって、挿入されるタブ片16の傾きを挿入口36の近傍で確実に修正することができ、他の接点41,42,46の偏摩耗を抑制することができる。また、雄端子15のタブ片16が、僅かに先端が下がるように傾いた状態で箱部12のタブ収容空間35内に収容されて接点41がタブ片16から離間しても、タブ片16には、接点42,46とともに挿入口36の近傍に配置された補助接点54も接触するので、タブ片16の傾きを修正することができるとともに複数の接点で安定的な接触を確保することができる。
また、第3実施形態に係る雌端子11Bでは、図13に示すように、雄端子15のタブ片16が、僅かに先端が上がるように傾いた状態で箱部12のタブ収容空間35内に収容されて接点42がタブ片16から離間しても、タブ片16には、接点41,46とともに接点バネ45の補助接点47も接触するので、タブ片16の傾きを修正することができるとともに複数の接点で安定的な接触を確保することができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
11 雌端子
12 箱部
15 雄端子
36 挿入口
45 接点バネ
45a 基端
45b 自由端
46 接点
47,54 補助接点
51 雄端子ガイド部
52 ガイド面
12 箱部
15 雄端子
36 挿入口
45 接点バネ
45a 基端
45b 自由端
46 接点
47,54 補助接点
51 雄端子ガイド部
52 ガイド面
Claims (4)
- タブ状の雄端子が挿入されることで該雄端子と導通接続される雌端子であって、
前記雄端子が挿入される挿入口を有する中空筒状の箱部と、
前記箱部から該箱部の内方に向かって延設され、かつ前記箱部の内方側へ突出した接点を有する接点バネと、
前記箱部の外方へ向かって変位した状態の前記接点バネの自由端を係止する雄端子ガイド部と、
を備え、
前記雄端子ガイド部は、前記接点バネの基端が位置する前記箱部の一面における前記挿入口が設けられた前記箱部の前端に形成されているとともに、前記挿入口から前記箱部内へ挿入される前記雄端子を前記箱部内へ導くガイド面を有し、
前記雄端子が前記箱部に挿入された際に、前記雄端子に前記接点が接触してさらに前記箱部の外方へ向かって変位した前記接点バネは、前記雄端子ガイド部による係止が解除される、
ことを特徴とする雌端子。 - 前記雄端子ガイド部は、前記箱部に挿入された前記雄端子に接触可能な補助接点を有することを特徴とする請求項1に記載の雌端子。
- 前記接点バネは、前記接点よりも基端側で前記箱部の内方側へ突出し、前記箱部に挿入された前記雄端子に接触可能な補助接点を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の雌端子。
- タブ状の雄端子が挿入されることで該雄端子と導通接続される雌端子の成形方法であって、
平板を型抜きして折り曲げることで、前記雄端子が挿入される挿入口を有する中空筒状の箱部と、前記箱部から該箱部の内方に向かって延設され、かつ前記箱部の内方側へ突出した接点を有する接点バネと、前記接点バネの基端が位置する前記箱部の一面における前記挿入口が設けられた前記箱部の前端に設けられる雄端子ガイド部と、を形成する箱部形成ステップと、
前記雄端子ガイド部を折り曲げることで、前記雄端子ガイド部で前記接点バネの先端を係止させ前記箱部の外方へ向かって前記接点バネを変位させるとともに、前記雄端子ガイド部に、前記挿入口から前記箱部内へ挿入される前記雄端子を前記箱部内へ導くガイド面を形成するガイド部形成ステップと、
を有することを特徴とする雌端子の成形方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012242999A JP2014093197A (ja) | 2012-11-02 | 2012-11-02 | 雌端子及びその成形方法 |
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JP (1) | JP2014093197A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2017195569A1 (ja) * | 2016-05-12 | 2017-11-16 | 住友電装株式会社 | 端子 |
CN110268584A (zh) * | 2018-05-08 | 2019-09-20 | 凡甲电子(苏州)有限公司 | 导电端子及具有该导电端子的电连接器 |
CN110870143A (zh) * | 2017-07-11 | 2020-03-06 | 株式会社自动网络技术研究所 | 端子零件 |
JP2021150094A (ja) * | 2020-03-18 | 2021-09-27 | 矢崎総業株式会社 | 雌端子及び端子付き電線 |
-
2012
- 2012-11-02 JP JP2012242999A patent/JP2014093197A/ja active Pending
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