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JP2014059939A - リフレッシュ制御装置およびリフレッシュ制御方法、並びに、半導体装置 - Google Patents

リフレッシュ制御装置およびリフレッシュ制御方法、並びに、半導体装置 Download PDF

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Abstract

【課題】余計なリフレッシュ動作を削減して消費電力を低減することのできるリフレッシュ制御装置およびリフレッシュ制御方法、並びに、半導体装置の提供を図る。
【解決手段】画像データが格納された画像メモリ27のリフレッシュを制御するリフレッシュ制御装置であって、マクロブロック単位の参照先に関するばらつきにより、前記画像メモリのリフレッシュ要因を検出するリフレッシュ要因検出部30と、前記検出された前記画像メモリのリフレッシュ要因に従って、前記画像メモリのリフレッシュを制御するメモリコントローラ26と、を有する。
【選択図】図11

Description

本明細書で言及する実施例は、リフレッシュ制御装置およびリフレッシュ制御方法、並びに、半導体装置に関する。
近年、動画ファイルフォーマットとしては、例えば、MPEG2やH.264/AVCといったものが利用されているが、これらの動画ファイルフォーマットでは、I−ピクチャ,P−ピクチャおよびB−ピクチャが使用される。
I−ピクチャ(Intra picture)は、フレーム内符号化画像で、予測を使用することなく、この情報のみで画像を復号(デコード)することができる。また、P−ピクチャ(Predictive picture)は、フレーム間(inter)順方向予測符号化画像であり、過去のフレームから予測したデータとの差分を符号化(エンコード)したものである。
B−ピクチャ(Bi-directional predictive picture)は、双方向予測符号化画像であり、過去および未来の両方のフレームから予測したデータとの差分をエンコードしたものである。
ここで、P−ピクチャのデータサイズは、通常、I−ピクチャよりも小さくなるが、単独でのデコードができないため、任意の位置から再生するには、そのP−ピクチャに近い過去のIピクチャを検索し、そこからデコードを開始する。なお、P−ピクチャを使用すると、前のフレームとの相関が低い場合(例えば、変化が激しい映像の場合)、ノイズなどが発生して画質が低下する。
また、B−ピクチャのデータサイズは、通常、I−ピクチャやP−ピクチャよりも小さくなるが、単独でのデコードができないため、任意の位置から再生するには、そのB−ピクチャに近い過去のI−ピクチャを検索し、そこからデコードを開始する。なお、B−ピクチャを使用すると、前後のフレームの相関が低い場合、大幅な画質の低下を招く。
ところで、従来、アクセス頻度に従った制御を行って消費電力の低減を図るものや、メモリのアクセス率に従ってデータ転送レートを制御して低消費電力化や温度制御を行うもの等が提案されている。
特開2004−240826号公報 特開2005−174203号公報 特開2009−211392号公報 特開2010−205363号公報
上述したように、I−ピクチャ,B−ピクチャおよびP−ピクチャといった複数の異なるピクチャを利用するMPEG2やH.264/AVCのような動画ファイルフォーマットが使用されている。
しかしながら、同じB−ピクチャやP−ピクチャであっても、参照するフレームにおけるマクロブロック(MB)の位置によって、例えば、画像が格納されている画像メモリ(SDRAM)へのアクセス回数が異なる。
そのため、SDRAMに対するアクセス回数に従ったリフレッシュ制御を行うことが困難となっており、その結果、余計な(無駄な)リフレッシュ動作を行って消費電力の増加を招くことにもなっている。
一実施形態によれば、画像データが格納された画像メモリのリフレッシュを制御するリフレッシュ制御装置であって、リフレッシュ要因検出部と、メモリコントローラと、を有するリフレッシュ制御装置が提供される。
前記リフレッシュ要因検出部は、マクロブロック単位の参照先に関するばらつきにより、前記画像メモリのリフレッシュ要因を検出し、前記メモリコントローラは、前記検出された前記画像メモリのリフレッシュ要因に従って、前記画像メモリのリフレッシュを制御する。
開示のリフレッシュ制御装置およびリフレッシュ制御方法、並びに、半導体装置は、画像メモリに対するアクセス回数に応じてリフレッシュ動作を制御することにより、消費電力の低減を図ることができるという効果を奏する。
図1は、B−ピクチャの参照処理を説明するための図である。 図2は、P−ピクチャの参照処理を説明するための図である。 図3は、I−ピクチャの処理を説明するための図である。 図4は、参照先にばらつきがなく理想的な場合を説明するための図である。 図5は、参照先にばらつきがある場合を説明するための図である。 図6は、画像メモリの温度変化とリフレッシュ頻度の関係の一例を説明するための図である。 図7は、ピクチャ単位でのリフレッシュ制御による課題を説明するための図である。 図8は、本実施例のリフレッシュ制御方法を説明するための図である。 図9は、画像メモリの温度変化とリフレッシュ頻度の関係の一実施例を説明するための図である。 図10は、本実施例の半導体装置を示すブロック図である。 図11は、本実施例のリフレッシュ制御装置を説明するためのブロック図である。 図12は、図11に示すリフレッシュ制御装置におけるリフレッシュ要因検出部の一例を示すブロック図である。 図13は、図12に示すリフレッシュ要因検出部で行う動きベクトルのばらつき検出処理の一例を説明するためのフローチャートである。 図14は、図12に示すリフレッシュ要因検出部で行う参照画のばらつき検出処理の一例を説明するためのフローチャートである。 図15は、図12に示すリフレッシュ要因検出部で行うリフレッシュ増加要求処理の一例を説明するためのフローチャートである。 図16は、図12に示すリフレッシュ要因検出部で行う過渡期用リフレッシュ増加要求処理の一例を説明するためのフローチャートである。 図17は、図12に示すリフレッシュ要因検出部で行う、フラグON時の過渡期用リフレッシュ増加要求処理の一例を説明するためのフローチャートである。
まず、リフレッシュ制御装置およびリフレッシュ制御方法、並びに、半導体装置の実施例を詳述する前に、動画像のコーデック処理における画像メモリ(SDRAM:Synchronous Dynamic Random Access Memory)のリフレッシュ制御およびその問題点を説明する。
例えば、MPEG2やH.264/AVCといった動画ファイルフォーマットでは、I−ピクチャ,P−ピクチャおよびB−ピクチャが使用されている。しかしながら、同じB−ピクチャやP−ピクチャであっても、参照するフレームにおけるマクロブロックの位置によって、例えば、画像が格納されている画像メモリへのアクセス回数が異なる。
ここで、例えば、動画像のコーデック処理において、参照関係が多いことにより、アクセスがばらつくピクチャ(α)と、アクセスがばらつかないピクチャ(β)が考えられる。具体的に、消費電力、ジャンクションの温度、および、画像メモリ(SDRAM)のリフレッシュ回数は、αおよびβにより以下のように異なる。なお、画像メモリは、SDRAMに限定されるものではなく、例えば、リフレッシュ動作を行うメモリ(例えば、DRAM)等であってもよい。
消費電力
(α) 1.1W
(β) 0.7W
ジャンクション温度
(α) 96℃(θ=40℃/W,Ta=42℃)
(β) 70℃(θ=40℃/W,Ta=42℃)
ここで、Taは、周囲温度を示す。
SDRAMのリフレッシュ回数
(α) 2700回/33ms
(β) 750回/33ms
ここで、33msは、コーデックの1ピクチャ当りの処理時間を示す。
なお、1つのピクチャに存在するマクロブロック(MB)の数は、例えば、以下のようになり、解像度(画素数)により異なる。
1920×1080: 8160MB
1440×1080: 6075MB
1280×720: 3600MB
720×480: 1350MB
次に、アクセスがばらつくピクチャαと、アクセスがばらつかないピクチャβの具体例を、図1〜図5を参照して説明する。
図1は、B−ピクチャの参照処理を説明するための図である。ここで、図1(a)は、B−ピクチャが過去のI−ピクチャおよびP−ピクチャを参照している様子を示し、図1(b)は、参照画取得モジュール1が画像メモリ(例えば、SDRAM)2に対して要求信号REQを出力してデータDATAを受け取る様子を示す。
さらに、図1(c)は、メモリアクセス回数が多いB−ピクチャの処理を示し、図1(d)は、メモリアクセス回数が少ないB−ピクチャの処理を示す。ここで、図1(a)は、過去(現フレームよりも前)のフレームを参照している様子を示し、未来(現フレームよりも後)のフレームの参照は省略されている。なお、1つのマクロブロックMBは、4分割されている場合を例として示すが、これに限定されないのはもちろんである。
図1(a)に示されるように、B−ピクチャの1つのMBは、例えば、過去の2つのフレーム(過去のP−ピクチャおよびI−ピクチャ)を参照して処理を行う。
ここで、例えば、変化が激しい映像では、P−ピクチャにおける4つの参照ブロックBwA〜BwDおよびI−ピクチャにおける4つの参照ブロックFwA〜FwDは、それぞれの位置が離れているため、メモリアクセスが複数回必要になる。
すなわち、変化が激しい映像に関して、B−ピクチャの1つのMBを処理するためには、参照ブロックBwA〜BwDのデータBwA-DATA〜BwD-DATAおよび参照ブロックFwA〜FwDのデータFwA-DATA〜FwD-DATAに対してそれぞれメモリアクセスREQを行うことになる。
具体的に、図1(c)に示されるように、変化が激しい映像のB−ピクチャの処理(MB処理)では、参照画取得モジュール1は、画像メモリ2に対して8回のメモリアクセスREQを行って、データBwA-DATA〜BwD-DATAおよびFwA-DATA〜FwD-DATAを取得する。
これに対して、例えば、静止映像では、P−ピクチャにおける4つの参照ブロックBwA〜BwDおよびI−ピクチャにおける4つの参照ブロックFwA〜FwDは、それぞれの位置が連続しているため、メモリアクセス回数が少なくてもよい。
すなわち、変化が小さい映像(理想的には、静止映像)に関して、B−ピクチャの1つのMBを処理するためには、BwA〜BwDのデータBwA-DATA〜BwD-DATAおよびFwA〜FwDのデータFwA-DATA〜FwD-DATAに対するメモリアクセスREQの回数を低減することができる。
具体的に、図1(d)に示されるように、理想的な静止映像の場合のB−ピクチャのMB処理では、参照画取得モジュール1は、画像メモリ2に対して2回のメモリアクセスREQを行って、データBwA-DATA〜BwD-DATAおよびFwA-DATA〜FwD-DATAを取得することができる。
従って、同じB−ピクチャの処理でも、図1(c)に示すような8回のメモリアクセスを行う場合と、図1(d)に示すような2回のメモリアクセスでよい場合がある。なお、メモリアクセス回数が多くなると、動作率が高くなるため消費電力および発熱の上昇を招くことになる。
図2は、P−ピクチャの参照処理を説明するための図である。ここで、図2(a)は、P−ピクチャが過去のピクチャ(4つの被参照ピクチャ)のブロックA〜Dを参照している様子を示し、図2(b)は、参照画取得モジュール1が画像メモリ2に対して要求信号REQを出力してデータDATAを受け取る様子を示す。
さらに、図2(c)は、メモリアクセス回数が多いP−ピクチャの処理を示し、図2(d)は、メモリアクセス回数が少ないP−ピクチャの処理を示す。図2(a)に示されるように、P−ピクチャの1つのMBは、例えば、過去の4つのフレームを参照して処理を行う。
具体的に、図2(c)に示されるように、変化が激しい映像のP−ピクチャの処理(MB処理)では、参照画取得モジュール1は、画像メモリ2に対して4回のメモリアクセスREQを行って、データA-DATA〜D-DATAを取得する。
これに対して、図2(d)に示されるように、静止映像のP−ピクチャの処理では、参照画取得モジュール1は、画像メモリ2に対して1回のメモリアクセスREQを行って、データA-DATA〜D-DATAを取得する。
従って、同じP−ピクチャの処理でも、図2(c)に示すような4回のメモリアクセスを行う場合と、図2(d)に示すような1回のメモリアクセスでよい場合がある。なお、メモリアクセス回数が多くなると、動作率が高くなるため消費電力および発熱の上昇を招くことになるのは、前述したB−ピクチャの処理と同様である。
図3は、I−ピクチャの処理を説明するための図である。図3に示されるように、I−ピクチャの処理(MB処理)では、他のピクチャ(フレーム)を参照せずに、同じピクチャの周辺ブロックを参照するため、画取得モジュール1が画像メモリ2に対して行うメモリアクセスの回数のばらつきは発生しにくい。
上述したように、同じB−ピクチャやP−ピクチャであっても、参照するフレームにおけるMBの位置によって、例えば、画像メモリ(SDRAM)へのアクセス回数が異なる。そのため、SDRAMに対するアクセス回数に従ったリフレッシュ制御を行うことが難しく、その結果、余計なリフレッシュ動作を行って消費電力の増加や発熱による温度上昇招くことにもなっている。
図4は、参照先にばらつきがなく理想的な場合を説明するための図であり、図5は、参照先にばらつきがある場合を説明するための図である。なお、図5は、参照先にばらつきがある2つの場合を示している。
図4は、処理対象となるマクロブロックMB0の参照画素が、アクセス単位AUの画素に全て含まれる場合を示し、このとき、画取得モジュール1が画像メモリ2に対して行うメモリアクセス回数は、1回でよいことになる。
図5において、処理対象となるマクロブロックMB1の参照画素は、1つのピクチャ(フレーム)に全て含まれるが、その位置が離れている場合であり、このとき、画取得モジュール1が画像メモリ2に対して行うメモリアクセス回数は、例えば、4回となる。
さらに、図5において、処理対象となるマクロブロックMB2の参照画素は、複数のピクチャ(例えば、3つのピクチャ)の異なる位置に存在する。この場合、画取得モジュール1が画像メモリ2に対して行うメモリアクセス回数は、例えば、3回となる。
このように、様々な動画ファイルフォーマットにおいて、例えば、画像の変化に従って、処理するマクロブロックMBが参照する画像のフレームや位置が異なるため、画取得モジュール1が画像メモリ2に対して行うメモリアクセス回数もばらつくことになる。
すなわち、参照する画素やフレームが異なり、また、動きベクトル(位置)がばらつくことで、アクセス回数が増加し、メモリアクセスの増加に繋がる。このメモリアクセスの増加は、例えば、SDRAMが高速のDDR(Double Data Rate)で動作することもあり、消費電力の増大、並びに、温度上昇を招くことになる。
図6は、画像メモリの温度変化とリフレッシュ頻度の関係の一例を説明するための図である。図6において、曲線L11は、経過時間(横軸)に対する画像メモリ(装置)の温度変化を示す。また、曲線L12は、経過時間に対するリフレッシュ頻度(リフレッシュ回数/時間)の理想的な変化を示し、さらに、曲線L13は、経過時間に対するリフレッシュ頻度の実際の変化を示す。
図6に示されるように、経過時間に対するリフレッシュ頻度は、理想的な変化L12と実際の変化L13の間にタイムラグTLが存在する。すなわち、画像メモリの温度変化L11を検出してからリフレッシュ頻度を制御していたのでは、曲線L13のように、画像メモリの実際の温度変化が遅れることになり、理想的な変化L12との間にタイムラグTLが生じる。
そのため、例えば、画像メモリ(SDRAM)のリフレッシュは、画像メモリの最も高い温度、或いは、画像メモリの最も高い動作率(最も高い消費電力)に合わせて、最も多いリフレッシュ頻度(回数)で制御するのが実情である。その結果、余計なリフレッシュを行うことになり、消費電力の増大や温度上昇を招くことになる。
図7は、ピクチャ単位でのリフレッシュ制御による課題を説明するための図であり、図7(a)はアクセスが中程度のピクチャのリフレッシュ処理を示し、図7(b)はアクセスが多いピクチャのリフレッシュ処理を示す。
図7(a)に示されるように、アクセスが中程度のピクチャのリフレッシュ処理は、例えば、定期的なサイクルの基本リフレッシュとして行う。これに対して、図7(b)に示されるように、アクセスが多いピクチャのリフレッシュ処理は、例えば、図7(a)の定期的なサイクルで行う基本リフレッシュに加えて、アクセス増に対応したリフレッシュを追加して行う。
具体的に、例えば、コーデック(Codec)では、33msで1ピクチャを処理する必要があるが、アクセスが多いピクチャに対して、例えば、追加のリフレッシュ処理を各ピクチャの先頭で行うと、33msの期間を満足できないことにもなってしまう。具体的に、例えば、アクセスが多いピクチャに対する追加のリフレッシュ処理が1300回だとすると、そのために1.2msの時間を余計に消費することになり、その結果、33msの期間に収まらなくなってしまう。
このように、リアルタイム性が求められる処理であって、しかも、アクセスが多いピクチャに対しては、リフレッシュ時間+機能処理時間が単位時間に収まらない場合が生じて実現不可能となるおそれがある。
また、前述したように、例えば、画像メモリ(SDRAM)の温度変化を検出した後、リフレッシュレート(リフレッシュ頻度)を変更したのでは、タイムラグが生じることになり、温度上昇によりSDRAM内のデータを破壊してしまうおそれもある。
さらに、コーデックでは、例えば、33msで1ピクチャを処理する必要があるが、ピクチャ毎に処理先頭でリフレッシュの増加分を処理させると、約1.2msの間、他の処理ができなくなって、結果的に、33msを満たせないおそれもある。
なお、仮にリフレッシュの増加分を均等に割り付けたとしても、アクセスの多いピクチャとは、必ずしもアクセスが多くなるということではなく、アクセスが多くなりやすいということなので、ピクチャ種別だけで判断すると余計なリフレッシュを発行してしまう。
すなわち、同じB−ピクチャやP−ピクチャであっても、参照する画素やフレーム、或いは、動きベクトルのばらつきにより、画像メモリへのアクセス回数が大きく異なるため、適切な頻度でリフレッシュを発行することが難しい。
具体的に、I−ピクチャ,P−ピクチャおよびB−ピクチャを使用するMPEG2やH.264/AVCといった動画ファイルフォーマットにおいて、例えば、事前に動作モードに従ったリフレッシュを設定しても、それ以上の制御は行うことができていない。
すなわち、同じB−ピクチャやP−ピクチャであっても、参照するフレームにおけるMBの位置によって画像メモリへのアクセス回数が異なるが、そのための制御は行っておらず、余計な(不要な)リフレッシュ動作により消費電力の増加や温度上昇を招いている。
以下、リフレッシュ制御装置およびリフレッシュ制御方法、並びに、半導体装置の実施例を、添付図面を参照して詳述する。図8は、本実施例のリフレッシュ制御方法を説明するための図であり、1920×1080 60iの解像度で、以下の条件での動作例を示す。
図8は、処理ピクチャが時間の経過に従って、I−ピクチャP1→P−ピクチャP2→B−ピクチャP3→B−ピクチャP4→P−ピクチャP5と変化するときのリフレッシュ制御を示している。
ここで、同じB−ピクチャでも、例えば、P3の前半の約40%の期間TP3ではメモリアクセス頻度が『高』となり、P3の後半の約60%の期間TP4ではメモリアクセス頻度が『低』となっている。さらに、P4の前半の約80%の期間TP5ではメモリアクセス頻度が『高』となり、P4の残りの約20%の期間TP6ではメモリアクセス頻度が『低』となっている。
このように、1つのピクチャ(例えば、B−ピクチャ)において、メモリアクセス頻度は、その経過時間によって変化する。なお、図8では、I−ピクチャの期間TP1、並びに、P−ピクチャの期間TP2およびTP7では、メモリアクセス頻度は『低』となっている。
これにより、図8に示されるように、LSIジャンクション温度(SDRAMの温度)は、I,P−ピクチャを処理する場合の温度と、B−ピクチャを処理する場合の温度との間で変化する。
具体的に、LSIジャンクション温度は、期間TP1およびTP2において、低い温度(I−ピクチャおよびP−ピクチャを処理するときの温度)であったのが、期間TP3に入ると、次第に上昇し始める。ここで、期間TP1およびTP2においては、例えば、定期的なサイクルの基本リフレッシュだけが行われる。
B−ピクチャの前半の期間TP3は、例えば、参照位置のばらつきが大きく、メモリアクセスが増加するため、LSIジャンクション温度が上昇して高い温度(B−ピクチャを処理するときの温度)になる。この期間TP3においては、例えば、後に詳述するように、基本リフレッシュに加えて、ばらつきがあるMBを4つカウントする度に1つの追加リフレッシュを行うようになっている。
ここで、追加リフレッシュの回数Narは、例えば、Nar=(Nbr−Nipr)/Nmbとして求めることができる。なお、Nmbはピクチャサイズに対応したMB数を示し、NbrはB−ピクチャを処理する場合の温度に対するリフレッシュ回数を示し、NiprはI−ピクチャおよびP−ピクチャを処理する場合の温度に対するリフレッシュ回数を示す。
次に、B−ピクチャの後半の期間TP4は、例えば、参照位置のばらつきが小さく、メモリアクセスが減少するため、LSIジャンクション温度が低下し始める。ただし、メモリアクセスが減少しても、直ちにLSIジャンクション温度が低い温度(I−ピクチャおよびP−ピクチャを処理するときの温度)になるのではなく、時間の経過と共に緩やかに変化するため、過渡期中の追加リフレッシュを行う。
具体的に、期間TP4においても、例えば、ばらつきがないMBであっても8つカウントする度に1つの追加リフレッシュを行うようになっている。この過渡期中の追加リフレッシュは、例えば、所定の追加リフレッシュ挿入回数を満たすことにより、終了する。
すなわち、図8では、期間TP3およびTP4において、ばらつきがあるMBを4つカウントしたタイミングTT1から、所定の追加リフレッシュ挿入回数を満足するタイミングTT2まで、基本リフレッシュに加えて追加リフレッシュを実施する。
以上において、図8では、メモリアクセス頻度を1つの閾値に対して、多い場合の『高』と少ない場合の『低』の2段階としているが、例えば、閾値を2つ設定して、『高』,『中』,『低』と3段階にし、或いは、さらに多段階とすることもできる。
以下の説明において、αはアクセスがばらつくピクチャを示し、βはアクセスがばらつかないピクチャを示す。なお、画像メモリは、SDRAMに限定されるものではなく、例えば、一般的なDRAM(Dynamic Random Access Memory)、或いは、FCRAM(Fast Cycle RAM)(登録商標)等のリフレッシュを行うメモリであってもよい。
上述した追加リフレッシュは、例えば、リフレッシュ増加要求信号がイネーブルにされることにより、メモリコントローラがリフレッシュ(追加リフレッシュ)を発行する。ここで、リフレッシュ増加要求信号がイネーブルされる閾値S(ばらつきがあるMBの蓄積数)は、例えば、以下のようにして求める。
『ピクチャ(α)のリフレッシュ回数−ピクチャ(β)のリフレッシュ回数』≧『1ピクチャ内のMB数』のとき、
S=『1』
『ピクチャ(α)のリフレッシュ回数−ピクチャ(β)のリフレッシュ回数』<『1ピクチャ内のMB数』のとき、
S=『1ピクチャ内のMB数÷(ピクチャ(α)−ピクチャ(β))』
図8において、消費電力、ジャンクションの温度、および、画像メモリ(SDRAM)のリフレッシュ回数が、αおよびβにより以下の条件で動作するとき、リフレッシュ制御は、次のようになる。
消費電力
(α) 1.1W
(β) 0.7W
ジャンクション温度
(α) 96℃(θ=40℃/W,Ta=42℃)
(β) 70℃(θ=40℃/W,Ta=42℃)
ここで、Taは、周囲温度を示す。
SDRAMのリフレッシュ回数
(α) 2700回/33ms
(β) 750回/33ms
ここで、33msは、コーデックの1ピクチャ当りの処理時間を示す。このとき、追加リフレッシュの発行は、次のようにして算出する。
ピクチャ(α)−ピクチャ(β)=2700−750=1950<8160(1ピクチャ内のMB数)なので、
S=1ピクチャ内のMB数÷(ピクチャ(α)−ピクチャ(β))=8160÷(2700−750)=4
となり、ばらつきがあると判定されたMBが4MB(4つのマクロブロック)分たまった時点で、追加リフレッシュを発行する。
本実施例は、画像メモリへのアクセスが増えることを予測して、温度上昇に備える。すなわち、本実施例では、画像メモリへのアクセス回数の増加を検出して、リフレッシュ頻度を増加させることにより、処理性能を満足させると共に、無駄なくリフレッシュを行うことが可能になる。これにより、余計なリフレッシュ動作を削減して消費電力を低減することができる。
図9は、画像メモリの温度変化とリフレッシュ頻度の関係の一実施例を説明するための図である。図9と前述した図6との比較から明らかなように、図6における曲線L11〜L13は、図9における曲線L21〜L23に対応する。なお、図9において、曲線L24は、本実施例による、経過時間に対するリフレッシュ頻度の変化を示す。
すなわち、本実施例では、予めアクセスが増えることを予測して経過時間に対するリフレッシュ頻度を制御する。ここで、アクセスが増える要因としては、例えば、動きベクトルのばらつき、および、参照画(参照フレーム)のばらつきが考えられる。
すなわち、動きベクトルのばらつきは、参照方向が離散的になると、小さなアクセスが頻発することになり、参照画(参照フレーム)のばらつきは、参照画が離散的になると、小さなアクセスが頻発することになる。
そして、動きベクトルのばらつきと参照画のばらつきをMB単位で検出し、いずれか(OR条件)が成立すれば、ばらつきがあるMBと判定し、ばらつきがあるMBが一定数を超えた場合に、アクセス増加を予測したとして、追加リシュレッシュを挿入する。
これにより、本実施例によれば、図9の曲線L24で示されるように、経過時間に対する画像メモリの温度変化L21に従って、経過時間に対するリフレッシュ頻度を制御することが可能なのが分かる。
図10は、本実施例の半導体装置を示すブロック図である。図10において、参照符号11は入出力部、12はストリームバッファ、13は動きベクトル検出部、14は参照画取得部、15は符号化/復号部、16はメモリコントローラ、そして、17は画像メモリ(SDRAM)を示す。
入出力部11は、メモリコントローラ16を介したSDRAM17と外部との間でストリームや画像データの入出力を行う。ストリームバッファ12は、SDRAM17からメモリコントローラ16を介して入力されたストリームを読み出し、動きベクトル検出部13に出力する。
動きベクトル検出部13は、入力されたストリームから動きベクトルを検出し、参照画取得部14に動きベクトルを出力し、参照画取得部14は、動きベクトルと現在の座標から参照先を求め、参照画を取得して符号化/復号部15に出力する。
符号化/復号部15は、ストリームバッファ12からのストリームと参照画取得部14からの参照画から復号を行って、復号された画像(復号画)を、メモリコントローラ16を介してSDRAM17に書き込む。
メモリコントローラ16は、各ブロックからSDRAM17へのアクセスを受け付け、SDRAM17に対して、読み出し/書き込みアクセスを行うと共に、SDRAM17に対するリフレッシュ制御も行う。なお、画像メモリ17は、SDRAMに限定されるものではなく、例えば、リフレッシュ動作を行うDRAM等であってもよい。
ここで、入出力部11、ストリームバッファ12、動きベクトル検出部13、参照画取得部14、符号化/復号部15、メモリコントローラ16およびSDRAM17は、1つの半導体装置(例えば、SoC:System-on-a-chip)として形成することができる。
図11は、本実施例のリフレッシュ制御装置を説明するためのブロック図である。図11における参照符号22,23,24,26および27は、図10におけるストリームバッファ12,動きベクトル検出部13,参照画取得部14,メモリコントローラ16およびSDRAM(画像メモリ)17に対応する。
図11に示されるように、動きベクトル検出部23は、リフレッシュ要因検出部30を含む。リフレッシュ要因検出部30は、例えば、前述した動きベクトルのばらつきと、参照画のばらつきを検出する。なお、リフレッシュ要因検出部30は、図12,並びに,図13〜図17を参照して詳述する。
リフレッシュ要因検出部30は、CPU(Central Processing Unit:演算処理装置)29からバス28を介して、アクセス単位,サイズ設定およびリフレッシュ増加要求MB数、並びに、動きベクトルばらつき閾値設定および参照画ばらつき閾値設定を受け取る。
さらに、リフレッシュ要因検出部30は、メモリコントローラ26に対してリフレッシュ増加要求を出力する。また、メモリコントローラ26は、例えば、CPU29からバス28を介して、アクセス単位およびサイズ設定を受け取る。
すなわち、リフレッシュ要因検出部30は、動きベクトルばらつき、および、参照画ばらつきを検出し、リフレッシュを制御するメモリコントローラ26に対してリフレッシュ増加要求を通知する。
図12は、図11に示すリフレッシュ制御装置におけるリフレッシュ要因検出部の一例を示すブロック図である。
図12に示されるように、リフレッシュ要因検出部30は、動きベクトルばらつき検出ユニット31、参照画ばらつき検出ユニット32、リフレッシュ増加要求ユニット(カウンタ)33、および、過渡期用リフレッシュ増加要求ユニット34を含む。なお、過渡期用リフレッシュ増加要求ユニット34は、フラグON(オン)時の過渡期用リフレッシュ増加要求ユニット35を含む。
動きベクトルばらつき検出ユニット31は、加算器311,下位ビットマスク部312,格納制御部313,8個の保持レジスタ3141〜3148,比較器315および動きベクトルばらつき判定部316を含む。加算器311は、動きベクトル検出結果および現座標を受け取り、下位ビットマスク部312は、加算器311の出力およびアクセスサイズ設定を受け取って、例えば、アクセスサイズが16ビットであれば、下位4ビットをマスクするといった処理を行う。
格納制御部313は、下位ビットマスク部312の出力を受け取って、未エントリのレジスタ(保持レジスタ3141〜3148)に格納する。保持レジスタ3141〜3148の出力は、比較器315で比較され、その出力は、格納制御部313にフィードバックされる。
動きベクトルばらつき判定部316は、格納制御部313の出力を受け取って、例えば、保持レジスタが9個目になると、動きベクトルが9個所以上にばらついているという認識で出力をイネーブルにする。この出力は、後段のOR部(論理和回路)361を介してカウンタ33に入力される。
参照画ばらつき検出ユニット32は、格納制御部321,4個の保持レジスタ3221〜3224,比較器323および参照画ばらつき判定部324を含む。格納制御部321は、参照画検出結果を受け取って、未エントリのレジスタ(保持レジスタ3221〜3224)に格納する。保持レジスタ3221〜3224の出力は、比較器323で比較され、その出力は、格納制御部321にフィードバックされる。
参照画ばらつき判定部324は、格納制御部321の出力を受け取って、例えば、保持レジスタが5個目になると、参照画が5個所以上にばらついているという認識で出力をイネーブルにする。この参照画ばらつき判定部324の出力は、上述した動きベクトルばらつき判定部316の出力と同様に、後段のOR部361を介してカウンタ33に入力される。
カウンタ33は、OR部361の出力およびリフレッシュ増加要求MB数を受け取って、例えば、4MB(マクロブロック)ばらつきがあるMBを検出したら、リフレッシュ増加要求を出力する。なお、OR部361の出力は、NOT部362を介して過渡期用リフレッシュ増加要求ユニット34のカウンタ341に入力される。
過渡期用リフレッシュ増加要求ユニット34は、カウンタ341,Jデコード部342およびAND部(論理積回路)343を含む。カウンタ341は、NOT部362を介してOR部361の出力を受け取って、過渡期中(リフレッシュ増加要求後)に連続してJ個のMBでばらつきが起きていないことを検出する。
Jデコード部342は、カウンタ341の出力を受け取って、過渡期中(リフレッシュ増加要求後)において、何MBに1回リフレッシュを行うかの閾値(J)を設定する。ここで、閾値Jの設定は、例えば、半導体装置(LSI)の材料や冷却システムに依存して決められる。
フラグON(オン)時の過渡期用リフレッシュ増加要求ユニット35は、フラグ生成部351,AND部352,Kデコード部353およびカウンタ354を含む。AND部352は、Jデコード部342およびKデコード部353の出力のAND(論理積)を取る。
フラグ生成部351は、例えば、カウンタ33の出力によりフラグをONし、AND部352の出力によりフラグをOFFすることで、リフレッシュ増加要求後から過渡期完了までのフラグを生成する。このフラグは、図8において、タイミングTT1からTT2まで高レベル『H』の追加リフレッシュ挿入フラグに対応する。
カウンタ354は、Jデコード部342の出力を受け取って、過渡期中の追加リフレッシュ数をカウントする。Kデコード部353は、カウンタ354の出力を受け取って、過渡期中(リフレッシュ増加要求後)において、何回のリフレッシュ追加を行うかの閾値(K)を設定する。ここで、閾値Kの設定は、閾値Jと同様に、例えば、LSIの材料や冷却システムに依存して決められる。
そして、AND部343は、Jデコード部342の出力およびフラグ生成部351の出力を受け取って、過渡期用リフレッシュ増加要求を出力する。
次に、MB単位において、動きベクトルばらつき検出ユニット31の処理を、図13を参照して説明し、参照画ばらつき検出ユニット32の処理を、図14を参照して説明し、そして、リフレッシュ増加要求ユニット33の処理を、図15を参照して説明する。
さらに、MB単位において、過渡期用リフレッシュ増加要求ユニット34の処理を、図16を参照して説明し、フラグON時の過渡期用リフレッシュ増加要求ユニット35の処理を、図17を参照して説明する。
図13は、図12に示すリフレッシュ要因検出部で行う動きベクトルのばらつき検出処理の一例を説明するためのフローチャートであり、動きベクトルばらつき検出ユニット31の処理を説明するためのものである。
図13に示されるように、動きベクトルのばらつき検出処理を開始すると、ステップST11において、加算器311により動きベクトル検出結果と現座標を加算して参照先座標を求める。
ここで、図12を参照して説明したように、例えば、下位ビットマスク部312において、アクセスサイズの設定により、参照先座標を丸める。具体的に、アクセスサイズが16であれば下位4ビットをマスクして参照先座標を丸めることができる。
さらに、ステップST12に進み、保持レジスタ3141〜3148に同じ座標があるか否かを判定する。ステップST12において、保持レジスタに同じ座標があると判定すると、ステップST13に進んで、1MB処理(1つのマクロブロックの処理)が終了したか否かを判定する。
一方、ステップST12において、保持レジスタに同じ座標がないと判定すると、ステップST15に進んで、保持レジスタに空きがあるか否かを判定する。ステップST15において、保持レジスタに空きがあると判定すると、ステップST16に進んで、保持レジスタに座標を書き込み、さらに、ステップST13に進む。
ステップST15において、保持レジスタ3141〜3148に空きがないと判定すると、ステップST17に進んで、動きベクトルばらつき判定部316により動きベクトルがばらついていると判定してカウンタ33に通知し、さらに、ステップST13に進む。
ステップST13において、1MB処理が終了したと判定すると、ステップST14に進んで、保持レジスタ3141〜3148とカウンタ33への通知をクリアしてステップST11に戻る。なお、ステップST13において、1MB処理が終了していないと判定すると、そのままステップST11に戻る。
すなわち、丸めた参照先座標と保持レジスタ3141〜3148に格納された参照先座標を比較し、値が違っていれば保持レジスタに格納する。さらに、保持レジスタ3141〜3148に対して、既に動きベクトルばらつき閾値設定の数以上参照先座標が格納されていた場合は、動きベクトルのばらつきがあると判定する。そして、1MB分の処理が完了したら初期化を行う。
図14は、図12に示すリフレッシュ要因検出部で行う参照画のばらつき検出処理の一例を説明するためのフローチャートであり、参照画ばらつき検出ユニット32の処理を説明するためのものである。
図14に示されるように、参照画のばらつき検出処理を開始すると、ステップST21において、保持レジスタ3221〜3224に同じ参照画があるか否かを判定する。ステップST21において、保持レジスタに同じ参照画があると判定すると、ステップST22に進んで、1MB処理が終了したか否かを判定する。
一方、ステップST21において、保持レジスタ3221〜3224に同じ参照画がないと判定すると、ステップST24に進んで、保持レジスタに空きがあるか否かを判定する。ステップST24において、保持レジスタに空きがあると判定すると、ステップST25に進んで、保持レジスタに参照先画像を書き込み、さらに、ステップST22に進む。
ステップST24において、保持レジスタ3221〜3224に空きがないと判定すると、ステップST26に進んで、参照画がばらついていると判定してカウンタ33に通知し、さらに、ステップST22に進む。
ステップST22において、1MB処理が終了したと判定すると、ステップST23に進んで、保持レジスタ3221〜3224とカウンタ33への通知をクリアしてステップST21に戻る。なお、ステップST22において、1MB処理が終了していないと判定すると、そのままステップST21に戻る。
図すなわち、検出された参照画と保持レジスタ3221〜3224に格納された参照画を比較し、同じ参照画でなければ保持レジスタにどの参照画かの情報を格納する。さらに、保持レジスタ3221〜3224に対して、既に参照画ばらつき閾値設定の数以上参照画の情報が格納されていた場合は、参照画のばらつきがあると判定する。そして、1MB分処理が完了したら初期化を行う。
図15は、図12に示すリフレッシュ要因検出部で行うリフレッシュ増加要求処理の一例を説明するためのフローチャートであり、リフレッシュ増加要求ユニット(カウンタ)33の処理を説明するためのものである。
図15に示されるように、リフレッシュ増加要求処理を開始すると、ステップST31で、動きベクトルばらつきの通知か参照画ばらつきの通知が来るまで待ち、ステップST32に進んで、カウンタ33のカウンタ値を『+1』(『1』だけインクリメント)する。
さらに、ステップST33に進んで、カウンタ値がリフレッシュ増加要求を出力する閾値を超えたか否かを判定する。ステップST33において、カウンタ値がリフレッシュ増加要求を出力する閾値を超えたと判定すると、ステップST34に進んで、リフレッシュ増加要求をメモリコントローラに出力してステップST35に進む。ステップST35では、カウンタ33をクリアして、ステップST36に進む。
一方、ステップST33において、カウンタ値がリフレッシュ増加要求を出力する閾値を超えていないと判定すると、そのままステップST36に進む。ステップST36では、動きベクトルばらつきの通知と参照画ばらつきの通知がクリアされるまで待ち、ステップST31に戻る。
すなわち、メモリコントローラ16(26)に出力するリフレッシュ増加要求は、動きベクトルのばらつき、或いは、参照画のばらつきを検出するとカウンタ33によりカウントアップする。そして、カウンタ33のカウント値が、設定されたリフレッシュ増加要求MB数に達すると、メモリコントローラ16(26)に対して、リフレッシュ増加要求を出力する。このとき、カウンタ33のカウント値は、『0』にクリアされる。
図16は、図12に示すリフレッシュ要因検出部で行う過渡期用リフレッシュ増加要求処理の一例を説明するためのフローチャートであり、過渡期用リフレッシュ増加要求ユニット34の処理を説明するためのものである。
また、図17は、図12に示すリフレッシュ要因検出部で行う、フラグON時の過渡期用リフレッシュ増加要求処理の一例を説明するためのフローチャートであり、フラグON時の過渡期用リフレッシュ増加要求ユニット35の処理を説明するためのものである。
ところで、ばらつきのないMBが連続した場合、リフレッシュ増加要求が発生しなくなる。ここで、それまで連続してばらつきの大きいMBを処理していた場合、ジャンクション温度(画像メモリの温度)は高温になっており、急激には下がらない。
そのため、メモリコントローラが発行するリフレッシュ数が少なくなって、画像メモリの温度が規格を超えてしまうおそれがある。そのために、過渡期用リフレッシュ増加要求をメモリコントローラに出力する。
まず、図16に示されるように、過渡期用リフレッシュ増加要求処理を開始すると、ステップST41において、1MB分の処理が終わるのを待って、ステップST42に進み、動きベクトルばらつきの通知か参照画ばらつきの通知が来たか否かを判定する。
ステップST42において、動きベクトルばらつきの通知か参照画ばらつきの通知が来たと判定すると、ステップST43に進んで、カウンタ341のカウンタ値をクリアして、ステップST41に戻る。
一方、ステップST42において、動きベクトルばらつきの通知か参照画ばらつきの通知が来ていないと判定すると、ステップST44に進んで、カウンタ341のカウンタ値を『+1』(『1』だけインクリメント)する。
さらに、ステップST45に進んで、カウンタ値がレジスタ設定された閾値(J)を超えたか否かを判定する。ステップST45において、カウンタ値がレジスタ設定された閾値(J)を超えたと判定すると、ステップST46に進んで、過渡期用リフレッシュ増加要求のフラグがONになっている(フラグが立っている)か否かを判定する。
ステップST46において、過渡期用リフレッシュ増加要求のフラグがONになっていると判定すると、ステップST47に進んで、過渡期用リフレッシュ増加要求を出力して、ステップST41に戻る。
なお、ステップST45で、カウンタ値がレジスタ設定された閾値(J)を超えていないと判定した場合、並びに、ステップST46で、過渡期用リフレッシュ増加要求のフラグがONになっていないと判定した場合には、そのままステップST41に戻る。
すなわち、ばらつきのないMBが連続する回数を数え、閾値(J)を超えたMB数連続した場合であって、かつ、過渡期用リフレッシュ増加要求フラグがONの時に過渡期用リフレッシュ増加要求を出力する。ここで、閾値(J)は、前述したように、LSIの材質や冷却システムに依存して決められる。
図17に示されるように、フラグON時(フラグが立っている時)の過渡期用リフレッシュ増加要求処理を開始すると、ステップST51において、リフレッシュ増加要求が出力されるまで待って、ステップST52に進む。
ステップST52において、リフレッシュ増加要求が出力されると、過渡期用リフレッシュ増加要求のフラグをONして、ステップST53に進み、過渡期用リフレッシュ増加要求が発行された回数をカウントする。
さらに、ステップST54に進んで、レジスタ設定された過渡期中に何回リフレッシュ追加を行うかの設定値(K)まで過渡期用リフレッシュ増加要求が発行された回数をカウンタ354でカウントする。そして、ステップST55に進んで、過渡期用リフレッシュ増加要求フラグをOFFして(フラグを戻して)、ステップST51に戻る。
すなわち、リフレッシュ増加要求が発行されると、過渡期用リフレッシュ増加要求フラグがONになり、過渡期用リフレッシュ増加要求が発行された回数をカウントする。そして、過渡期用リフレッシュ増加要求が発行された回数が閾値(K)を超えると、過渡期用リフレッシュ増加要求フラグがOFFになる。なお、閾値(K)は、閾値(J)と同様に、LSIの材質や冷却システムに依存して決められる。
以上、実施形態を説明したが、ここに記載したすべての例や条件は、発明および技術に適用する発明の概念の理解を助ける目的で記載されたものであり、特に記載された例や条件は発明の範囲を制限することを意図するものではない。また、明細書のそのような記載は、発明の利点および欠点を示すものでもない。発明の実施形態を詳細に記載したが、各種の変更、置き換え、変形が発明の精神および範囲を逸脱することなく行えることが理解されるべきである。
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに、以下の付記を開示する。
(付記1)
画像データが格納された画像メモリのリフレッシュを制御するリフレッシュ制御装置であって、
マクロブロック単位の参照先に関するばらつきにより、前記画像メモリのリフレッシュ要因を検出するリフレッシュ要因検出部と、
前記検出された前記画像メモリのリフレッシュ要因に従って、前記画像メモリのリフレッシュを制御するメモリコントローラと、
を有することを特徴とするリフレッシュ制御装置。
(付記2)
前記リフレッシュ要因検出部は、
前記マクロブロック単位の動きベクトルのばらつきにより、前記画像メモリのリフレッシュ要因を検出する動きベクトルばらつき検出ユニットを含む、
ことを特徴とする付記1に記載のリフレッシュ制御装置。
(付記3)
前記リフレッシュ要因検出部は、
前記マクロブロック単位の参照フレームのばらつきにより、前記画像メモリのリフレッシュ要因を検出する参照画ばらつき検出ユニットを含む、
ことを特徴とする付記2に記載のリフレッシュ制御装置。
(付記4)
前記リフレッシュ制御装置は、
現フレームの画像データのみによるI−ピクチャと、現フレームの画像データおよび時間的に前のフレームの画像データから予測するP−ピクチャと、現フレームの画像データおよび時間的に前後のフレームの画像データから予測するB−ピクチャと、を用いた動画ファイルフォーマットに従ってアクセスする画像データが格納された前記画像メモリのリフレッシュを制御し、
前記リフレッシュ要因検出部は、
前記B−ピクチャにおける、前記マクロブロック単位の動きベクトルのばらつき、および、前記マクロブロック単位の参照フレームのばらつきにより、前記画像メモリのリフレッシュ要因を検出する、
ことを特徴とする付記3に記載のリフレッシュ制御装置。
(付記5)
前記メモリコントローラは、
前記検出された前記画像メモリのリフレッシュ要因に従って、前記画像メモリの基本リフレッシュに対して追加する追加リフレッシュを制御する、
ことを特徴とする付記3または付記4に記載のリフレッシュ制御装置。
(付記6)
前記リフレッシュ要因検出部は、
前記マクロブロック単位の動きベクトルのばらつき、または、前記マクロブロック単位の参照フレームのばらつきが所定の閾値を超えたときに、前記追加リフレッシュを追加するためのリフレッシュ増加要求を出力するリフレッシュ増加要求ユニットを含む、
ことを特徴とする付記3乃至付記5のいずれか1項に記載のリフレッシュ制御装置。
(付記7)
前記リフレッシュ要因検出部は、
前記マクロブロック単位の動きベクトルのばらつき,または,前記マクロブロック単位の参照フレームのばらつきが所定の閾値を超えた後、前記マクロブロック単位の動きベクトルのばらつき,または,前記マクロブロック単位の参照フレームのばらつきが検出されない過渡期においても、前記リフレッシュ増加要求を出力する過渡期用リフレッシュ増加要求ユニットを含む、
ことを特徴とする付記6に記載のリフレッシュ制御装置。
(付記8)
前記過渡期用リフレッシュ増加要求ユニットは、
前記リフレッシュ増加要求が発行されてから、前記過渡期用リフレッシュ増加要求が発行された回数が所定の閾値を超えるまでのフラグオン時にだけ、前記過渡期用リフレッシュ増加要求を出力するフラグオン時の過渡期用リフレッシュ増加要求ユニットを含む、
ことを特徴とする付記7に記載のリフレッシュ制御装置。
(付記9)
画像データが格納された画像メモリのリフレッシュを制御するリフレッシュ制御装置と、
前記画像データが格納された前記画像メモリと、
前記画像メモリに対してストリーム画像の入出力を制御する入出力部と、
を含む半導体装置であって、
前記リフレッシュ制御装置は、
マクロブロック単位の参照先に関するばらつきにより、前記画像メモリのリフレッシュ要因を検出するリフレッシュ要因検出部と、
前記検出された前記画像メモリのリフレッシュ要因に従って、前記画像メモリのリフレッシュを制御するメモリコントローラと、
を含むことを特徴とする半導体装置。
(付記10)
画像データが格納された画像メモリのリフレッシュを制御するリフレッシュ制御方法であって、
マクロブロック単位の動きベクトルのばらつきにより、前記画像メモリのリフレッシュ要因を検出し、
前記検出された前記画像メモリのリフレッシュ要因に従って、前記画像メモリのリフレッシュを制御する、
ことを特徴とするリフレッシュ制御方法。
(付記11)
画像データが格納された画像メモリのリフレッシュを制御するリフレッシュ制御方法であって、
マクロブロック単位の参照フレームのばらつきにより、前記画像メモリのリフレッシュ要因を検出し、
前記検出された前記画像メモリのリフレッシュ要因に従って、前記画像メモリのリフレッシュを制御する、
ことを特徴とするリフレッシュ制御方法。
1 参照画取得モジュール
2,17,27 画像メモリ(SDRAM)
11 入出力部
12,22 ストリームバッファ
13,23 動きベクトル検出部
14,24 参照画取得部
15 符号化/復号部
16,26 メモリコントローラ
28 バス
29 CPU(演算処理装置)
30 リフレッシュ要因検出部
31 動きベクトルばらつき検出ユニット
32 参照画ばらつき検出ユニット
33 リフレッシュ増加要求ユニット(カウンタ)
34 過渡期用リフレッシュ増加要求ユニット
35 フラグON(オン)時の過渡期用リフレッシュ増加要求ユニット

Claims (8)

  1. 画像データが格納された画像メモリのリフレッシュを制御するリフレッシュ制御装置であって、
    マクロブロック単位の参照先に関するばらつきにより、前記画像メモリのリフレッシュ要因を検出するリフレッシュ要因検出部と、
    前記検出された前記画像メモリのリフレッシュ要因に従って、前記画像メモリのリフレッシュを制御するメモリコントローラと、
    を有することを特徴とするリフレッシュ制御装置。
  2. 前記リフレッシュ要因検出部は、
    前記マクロブロック単位の動きベクトルのばらつきにより、前記画像メモリのリフレッシュ要因を検出する動きベクトルばらつき検出ユニットを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載のリフレッシュ制御装置。
  3. 前記リフレッシュ要因検出部は、
    前記マクロブロック単位の参照フレームのばらつきにより、前記画像メモリのリフレッシュ要因を検出する参照画ばらつき検出ユニットを含む、
    ことを特徴とする請求項2に記載のリフレッシュ制御装置。
  4. 前記リフレッシュ要因検出部は、
    前記マクロブロック単位の動きベクトルのばらつき、または、前記マクロブロック単位の参照フレームのばらつきが所定の閾値を超えたときに、前記追加リフレッシュを追加するためのリフレッシュ増加要求を出力するリフレッシュ増加要求ユニットを含む、
    ことを特徴とする請求項3に記載のリフレッシュ制御装置。
  5. 前記リフレッシュ要因検出部は、
    前記マクロブロック単位の動きベクトルのばらつき,または,前記マクロブロック単位の参照フレームのばらつきが所定の閾値を超えた後、前記マクロブロック単位の動きベクトルのばらつき,または,前記マクロブロック単位の参照フレームのばらつきが検出されない過渡期においても、前記リフレッシュ増加要求を出力する過渡期用リフレッシュ増加要求ユニットを含む、
    ことを特徴とする請求項4に記載のリフレッシュ制御装置。
  6. 画像データが格納された画像メモリのリフレッシュを制御するリフレッシュ制御装置と、
    前記画像データが格納された前記画像メモリと、
    前記画像メモリに対してストリーム画像の入出力を制御する入出力部と、
    を含む半導体装置であって、
    前記リフレッシュ制御装置は、
    マクロブロック単位の参照先に関するばらつきにより、前記画像メモリのリフレッシュ要因を検出するリフレッシュ要因検出部と、
    前記検出された前記画像メモリのリフレッシュ要因に従って、前記画像メモリのリフレッシュを制御するメモリコントローラと、
    を含むことを特徴とする半導体装置。
  7. 画像データが格納された画像メモリのリフレッシュを制御するリフレッシュ制御方法であって、
    マクロブロック単位の動きベクトルのばらつきにより、前記画像メモリのリフレッシュ要因を検出し、
    前記検出された前記画像メモリのリフレッシュ要因に従って、前記画像メモリのリフレッシュを制御する、
    ことを特徴とするリフレッシュ制御方法。
  8. 画像データが格納された画像メモリのリフレッシュを制御するリフレッシュ制御方法であって、
    マクロブロック単位の参照フレームのばらつきにより、前記画像メモリのリフレッシュ要因を検出し、
    前記検出された前記画像メモリのリフレッシュ要因に従って、前記画像メモリのリフレッシュを制御する、
    ことを特徴とするリフレッシュ制御方法。
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