JP2014051262A - ヘッドレストポールガイド - Google Patents
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Abstract
【課題】ポールガイドとシートカバーの間の隙間発生を防止して、組立時はもちろんのこと、車両の長期間の使用にも継続的に組立部の美麗な品質を安定に確保し、組立性が相対的に優秀であり、多段式でヘッドレストのポール高さを支持して、ヘッドレストの乗客頭部の支持機能に対する機能的安全性を確保することにより、究極に車両の商品性を向上させるようにしたヘッドレストポールガイドを提供する。
【解決手段】シートカバーの内側において前記シートカバーの内側面と接触する上側面を備えた状態でシートバッグに固定され、内部にポールが挿入される中空部を備えた本体部5と、前記本体部5の上側に位置し、前記本体部5との間に前記シートカバーが挟まるように前記本体部5に対して固定され、前記ポールの相対位置を固定するか解除するようにする高さ調節レバー7を備えたヘッド部9と、を含むことを特徴とする。
【選択図】図2
【解決手段】シートカバーの内側において前記シートカバーの内側面と接触する上側面を備えた状態でシートバッグに固定され、内部にポールが挿入される中空部を備えた本体部5と、前記本体部5の上側に位置し、前記本体部5との間に前記シートカバーが挟まるように前記本体部5に対して固定され、前記ポールの相対位置を固定するか解除するようにする高さ調節レバー7を備えたヘッド部9と、を含むことを特徴とする。
【選択図】図2
Description
本発明は車両のシートに設置されてヘッドレストを支持及びガイドするポールガイドに係り、より詳しくはシートバッグに対するヘッドレストの高さを多段で調節可能にガイドするポールガイドの構造に関する。
車両では、車両のシート搭乗者の下側を支持するシートクッションと前記シートクッションに連結して搭乗者の背中を支持するシートバッグとを備えており、前記シートバッグの上側にはヘッドレストが備えられて搭乗者の後頭部を支持するようにしている。
前記ヘッドレストは搭乗者の身長などの身体条件によって高さを調節することが便利なので、通常、前記シートバッグの内部にポールガイドを内蔵し、前記ポールガイドによって上下方向に直線状にガイドされるポールの上側ヘッドレストを備える構成を有する。
前記ヘッドレストのポールと前記ポールガイドの支持構造は大別して無段式と多段式に区分することができる。多段式は前記ポールガイドに対する前記ポールの上下方向直線移動が一定距離ごとに係止構造によって固定され、多段でヘッドレストの高さを調節するようになっており、無段式はこのような段の区分なしに上下方向に所望程度だけ直線移動させる構成である。
前記無段式は構成が比較的簡単であるが、車両事故時などのように搭乗者の頭部がヘッドレストに加える荷重が大きな場合には、その位置をまともに維持することができず搭乗者の頭部を効果的に支持することができない欠点がある。これに対し、前記多段式はその構造は多少複雑になるが、事故時などのように大きな衝撃がヘッドレストに加わってもその固定された高さを安定的に維持することができるので、搭乗者の頭部をより安定に支持することができるという利点がある。
図1は従来の多段式ヘッドレストポールガイドにポールが挿入された状態を示すもので、前記ポールガイド500は単一部品で構成され、シートバッグ502の上側からシートカバー504を貫いて下側に押し込まれて組み立てられた構造であり、前記ポール506には多段で位置が固定されるように上下方向に多数の係止溝508が形成され、前記ポールガイド500の上側に形成されたフランジ部には、使用者の操作によって前記ポール506の係止溝508を前記ポールガイド500に対して弾性的に固定してから解除することができるようにされた高さ調節レバー510が備えられた構成である。
ところが、前記のような構造のヘッドレストポールガイドは、図1に示すように組み立てられた状態で車両の使用によって前記ポールガイド500の上側フランジ部512とその下側のシートカバー504の間に遊隔が発生しやすく、場合によっては最初の組立状態でも前記フランジ部512とその下側のシートカバー504の間に隙間が発生し外観が美麗でなく外観と安全性が低下する問題点がある。
このような発明の背景となる技術として説明した事項は本発明の背景についての理解のためのものだけであり、この技術分野で当業者に既に知られた従来技術に属するものとして受け入れられてはならない。
本発明は前記のような点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、ポールガイドとシートカバーの間の隙間発生を防止して、組立時はもちろんのこと、車両の長期間の使用にも継続的に組立部の美麗な品質を安定に確保し、組立性が相対的に優秀であり、多段式でヘッドレストのポール高さを支持することにより、ヘッドレストの乗客頭部の支持機能に対する機能的安全性を確保し、究極的に車両の商品性を向上するようにしたヘッドレストポールガイドを提供することにある。
このような目的を達成するための本発明のヘッドレストポールガイドは、シートカバーの内側において前記シートカバーの内側面と接触する上側面を備えた状態でシートバッグに固定され、内部にポールが挿入される中空部を備えた本体部と、前記本体部の上側に位置し、前記本体部との間に前記シートカバーが挟まるように前記本体部に対して固定され、前記ポールの相対位置を固定するか解除するようにする高さ調節レバーを備えたヘッド部と、を含んでなることを特徴とする。
本発明はポールガイドとシートカバーの間の隙間発生を防止して、組立時はもちろんのこと、車両の長期間使用にも継続的に組立部の美麗な品質を安定に確保し、組立性が相対的に優秀であり、多段式でヘッドレストのポール高さを支持することにより、ヘッドレストの乗客頭部の支持機能に対する機能的安全性を確保して、究極的に車両の商品性を向上する効果がある。
図2〜図4を参照すれば、本発明の実施例は、シートカバー1の内側において前記シートカバー1の内側面と接触する上側面を備えたままでシートバッグに固定され、内部にポール3が挿入される中空部21を備えた本体部5と、前記本体部5の上側に位置し、前記本体部5との間に前記シートカバー1が挟まるように前記本体部5に対して固定され、前記ポール3の相対位置を固定するか解除するようにする高さ調節レバー7を備えたヘッド部9とを含む。
すなわち、シートの外部をくるむシートカバー1より内側に前記本体部5が結合された状態で、前記シートカバー1を挟んでその外側に前記ヘッド部9が結合されて前記シートカバー1を上下から圧搾して、シートカバー1の挟まった状態を確保することにより、前記シートカバー1とポールガイド11間の隙間が、最初の組立時にはもちろんのこと、車両の長期間の使用にも生ぜず常に堅固な組立状態を維持するようにして、外観美が落ちることを防止する。
前記ヘッド部9に備えられた高さ調節レバー7は前記ポール3を介して結合されるヘッドレストの高さを多段で堅固に固定するようにして、事故時に前記ヘッドレストに加わる衝撃に対しても堅固に支持して乗客の安全性を一層向上させるようにしたものである。
前記ヘッド部9に備えられた高さ調節レバー7は前記ポール3を介して結合されるヘッドレストの高さを多段で堅固に固定するようにして、事故時に前記ヘッドレストに加わる衝撃に対しても堅固に支持して乗客の安全性を一層向上させるようにしたものである。
前記ヘッド部9はそれ自身に直接前記シートカバー1を貫いて前記本体部5に結合される結合部などを備えることもできるが、本実施例においては、前記本体部5と前記ヘッド部9の間に、上側が前記ヘッド部9に連結され下側が前記シートカバー1を貫いて前記本体部5に結合される連結部13をさらに備えるようにした。
前記連結部13の下側には、前記シートカバー1を貫いて下側に向かって突出し、相互の中心から外側に折り曲げられた形状の締結フック15が多数備えられ、前記本体部5には前記締結フック15が締結して固定されるように多数のフック孔17を備えた構造である。
したがって、組立の際には、図3に示すように、前記本体部5が前記シートカバー1の内側シートバッグに予め結合された状態で、前記シートカバー1の外側から前記連結部13の締結フック15が前記シートカバー1を貫いて前記フック孔17に締結されるように加圧することにより、簡単で容易に組立を完了するようになる。
もちろん、前記連結部13と前記ヘッド部9間の結合も公知の簡単なスナップ式構造などで容易に結合できる構造を取るようにすることが好ましい。
前記ヘッド部9は、中央に前記ポール3が貫くように前記本体部5の中空部21に連通する挿入ホール19が備えられ、前記挿入ホール19の周辺部23が前記本体部5の上側面と向い合って前記シートカバー1を上下方向に圧搾するように形成され、前記本体部5には前記上側面が形成されて、前記ヘッド部9の周辺部23との間に前記シートカバー1を圧搾するフランジ部25が備えられ、前記フランジ部25から下側に伸びて前記ポール3の直線スライド運動をガイドするガイド部27が一体に備えられた構造である。
したがって、前記ヘッド部9及び連結部13が前記本体部5に結合された状態では、前述したように前記ヘッド部9と本体部5の間に前記シートカバー1が圧搾状態で挟まれて外観が美麗であり、このような状態は前記締結フック15が前記フック孔17から抜ける前には持続的に堅固に維持されるので、車両の長期間使用にも常にシートカバー1とポールガイド11との緊密な組立状態が安定に維持される。
一方、前記本体部5のフランジ部25は、図3に例示したように、前記ガイド部27に対して斜めに傾いた上側面をなすように構成できる。
これは、シートバッグの上下方向角度とヘッドレストの上下方向移動角度を変えようとするか、その他にシートバッグの内部に前記本体部5の設置のための空間確保とヘッドレストの上下方向移動角度の間の設計的な融通性を確保するのに役立たせることができる。
以上、本発明を特定の実施例に基づいて図示して説明したが、特許請求範囲によって決められる本発明の技術思想を逸脱しない範囲で、本発明を多様に変形及び修正が可能であることは当該技術分野の当業者にとって明らかである。
本発明は、車両のシートに設置されてヘッドレストを支持しガイドするポールガイドの分野に適用可能である。
1 シートカバー
3 ポール
5 本体部
7 高さ調節レバー
9 ヘッド部
11 ポールガイド
13 連結部
15 締結フック
17 フック孔
19 挿入ホール
21 中空部
23 周辺部
25 フランジ部
27 ガイド部
3 ポール
5 本体部
7 高さ調節レバー
9 ヘッド部
11 ポールガイド
13 連結部
15 締結フック
17 フック孔
19 挿入ホール
21 中空部
23 周辺部
25 フランジ部
27 ガイド部
Claims (5)
- シートカバー1の内側において前記シートカバー1の内側面と接触する上側面を備えた状態でシートバッグに固定され、内部にポール3が挿入される中空部21を備えた本体部5と、
前記本体部5の上側に位置し、前記本体部5との間に前記シートカバー1が挟まるように前記本体部5に対して固定され、前記ポール3の相対位置を固定するか解除するようにする高さ調節レバー7を備えたヘッド部9と、
を含んでなることを特徴とする、ヘッドレストポールガイド。 - 前記本体部5と前記ヘッド部9の間には、上側が前記ヘッド部9に連結され下側が前記シートカバー1を貫いて前記本体部5に結合される連結部13がさらに備えられることを特徴とする、請求項1に記載のヘッドレストポールガイド。
- 前記連結部13の下側には、前記シートカバー1を貫いて下側に向かって突出し、相互の中心から外側に折り曲げられた形状の締結フック15が多数備えられ、
前記本体部5には、前記締結フック15が締結して固定されるように多数のフック孔17が備えられることを特徴とする、請求項2に記載のヘッドレストポールガイド。 - 前記ヘッド部9は、中央に前記ポール3が貫くように前記本体部5の中空部21に連通する挿入ホール19が備えられ、前記挿入ホール19の周辺部23が前記本体部5の上側面と向い合って前記シートカバー1を上下方向に圧搾するように形成され、
前記本体部5には、前記上側面が形成されて前記ヘッド部9の周辺部23との間に前記シートカバー1を圧搾するフランジ部25が備えられ、前記フランジ部25から下側に伸びて前記ポール3の直線スライド運動をガイドするガイド部27が一体に備えられることを特徴とする、請求項2に記載のヘッドレストポールガイド。 - 前記本体部5のフランジ部25は前記ガイド部27に対して斜めに傾いた上側面を形成することを特徴とする、請求項4に記載のヘッドレストポールガイド。
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