JP2014045069A - 半導体装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置および半導体装置の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014045069A JP2014045069A JP2012186458A JP2012186458A JP2014045069A JP 2014045069 A JP2014045069 A JP 2014045069A JP 2012186458 A JP2012186458 A JP 2012186458A JP 2012186458 A JP2012186458 A JP 2012186458A JP 2014045069 A JP2014045069 A JP 2014045069A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- semiconductor device
- cap layer
- layer
- gate electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Abandoned
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D62/00—Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers
- H10D62/80—Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers characterised by the materials
- H10D62/85—Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers characterised by the materials being Group III-V materials, e.g. GaAs
- H10D62/8503—Nitride Group III-V materials, e.g. AlN or GaN
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L21/00—Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
- H01L21/02—Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
- H01L21/04—Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
- H01L21/18—Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic Table or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
- H01L21/28—Manufacture of electrodes on semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/268
- H01L21/283—Deposition of conductive or insulating materials for electrodes conducting electric current
- H01L21/285—Deposition of conductive or insulating materials for electrodes conducting electric current from a gas or vapour, e.g. condensation
- H01L21/28506—Deposition of conductive or insulating materials for electrodes conducting electric current from a gas or vapour, e.g. condensation of conductive layers
- H01L21/28575—Deposition of conductive or insulating materials for electrodes conducting electric current from a gas or vapour, e.g. condensation of conductive layers on semiconductor bodies comprising AIIIBV compounds
- H01L21/28587—Deposition of conductive or insulating materials for electrodes conducting electric current from a gas or vapour, e.g. condensation of conductive layers on semiconductor bodies comprising AIIIBV compounds characterised by the sectional shape, e.g. T, inverted T
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D30/00—Field-effect transistors [FET]
- H10D30/01—Manufacture or treatment
- H10D30/015—Manufacture or treatment of FETs having heterojunction interface channels or heterojunction gate electrodes, e.g. HEMT
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D30/00—Field-effect transistors [FET]
- H10D30/40—FETs having zero-dimensional [0D], one-dimensional [1D] or two-dimensional [2D] charge carrier gas channels
- H10D30/47—FETs having zero-dimensional [0D], one-dimensional [1D] or two-dimensional [2D] charge carrier gas channels having 2D charge carrier gas channels, e.g. nanoribbon FETs or high electron mobility transistors [HEMT]
- H10D30/471—High electron mobility transistors [HEMT] or high hole mobility transistors [HHMT]
- H10D30/475—High electron mobility transistors [HEMT] or high hole mobility transistors [HHMT] having wider bandgap layer formed on top of lower bandgap active layer, e.g. undoped barrier HEMTs such as i-AlGaN/GaN HEMTs
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D64/00—Electrodes of devices having potential barriers
- H10D64/01—Manufacture or treatment
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D64/00—Electrodes of devices having potential barriers
- H10D64/20—Electrodes characterised by their shapes, relative sizes or dispositions
- H10D64/27—Electrodes not carrying the current to be rectified, amplified, oscillated or switched, e.g. gates
- H10D64/311—Gate electrodes for field-effect devices
- H10D64/411—Gate electrodes for field-effect devices for FETs
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Junction Field-Effect Transistors (AREA)
- Electrodes Of Semiconductors (AREA)
Abstract
【課題】電流コラプスを抑制し、リーク電流を抑制することができる半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体装置10は、窒化物半導体層13、14、ドレイン電極16およびソース電極17、キャップ層18、およびゲート電極19、を具備する。窒化物半導体層13、14は、半導体基板11上に設けられ、チャネル層13を含む。ドレイン電極16およびソース電極17は、窒化物半導体層13、14上に設けられる。キャップ層18は、ドレイン電極16とソース電極17との間の窒化物半導体層13、14上に設けられ、ドレイン電極16およびソース電極17から離間した位置に開口部18aを有する。ゲート電極19は、キャップ層18の開口部18aから露出する窒化物半導体層14に接して配置され、キャップ層18の開口部18aの側壁から絶縁されている。開口部18a内において、ゲート電極19と開口部18aの側壁との距離は、下方に向かうほど長い。
【選択図】図1
【解決手段】半導体装置10は、窒化物半導体層13、14、ドレイン電極16およびソース電極17、キャップ層18、およびゲート電極19、を具備する。窒化物半導体層13、14は、半導体基板11上に設けられ、チャネル層13を含む。ドレイン電極16およびソース電極17は、窒化物半導体層13、14上に設けられる。キャップ層18は、ドレイン電極16とソース電極17との間の窒化物半導体層13、14上に設けられ、ドレイン電極16およびソース電極17から離間した位置に開口部18aを有する。ゲート電極19は、キャップ層18の開口部18aから露出する窒化物半導体層14に接して配置され、キャップ層18の開口部18aの側壁から絶縁されている。開口部18a内において、ゲート電極19と開口部18aの側壁との距離は、下方に向かうほど長い。
【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、半導体装置および半導体装置の製造方法に関する。
例えばGaNからなるチャネル層上にAlGaNからなるバリア層が設けられたHEMT(High Electron Mobility Transistor)等のような、GaN/AlGaNヘテロ構造を有する窒化物半導体を用いた半導体装置において、ゲート電極に電圧を印加して半導体装置を動作させると、ドレイン電流が大きく減少してしまう現象(電流コラプス)が発生することが知られている。この電流コラプスを抑制するために、通常は、バリア層上に、GaNまたはAlGaNからなるキャップ層が設けられている。ゲート電極は、キャップ層にもうけられた開口部の側面に接し、開口部を埋めるように設けられている。
電流コラプスは、窒化物半導体の表面に形成されるトラップ準位によって生じ、電流コラプスを抑制するためには、キャップ層を厚く設ける必要がある。
しかし、ゲート電極はキャップ層に接しているため、キャップ層にリーク電流が流れるが、電流コラプスを抑制するためにキャップ層を厚くすると、リーク電流が増えるという問題がある。
なお、電流コラプスの発生、およびキャップ層を設けることによるリーク電流の発生、という問題は、上記のようなGaN系の半導体装置において特に顕著に生じるが、Si系、GaAs系の半導体装置においても、同様に生じる。
本実施形態は、電流コラプスを抑制しつつ、リーク電流を抑制することができる半導体装置および半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
実施形態に係る半導体装置は、半導体層、ドレイン電極およびソース電極、キャップ層およびゲート電極、を具備する。前記半導体層は、半導体基板上に設けられており、チャネル層を含んでいる。前記ドレイン電極および前記ソース電極は、前記半導体層上に設けられている。前記キャップ層は、前記ドレイン電極と前記ソース電極との間の前記半導体層上に設けられており、前記ドレイン電極および前記ソース電極から離間した位置に開口部を有する。前記ゲート電極は、前記キャップ層の前記開口部から露出する前記半導体層に接するように配置されており、前記キャップ層の前記開口部の側壁と絶縁するように設けられている。前記開口部内において、前記ゲート電極と前記開口部の側壁との距離は、下方に向かうほど長い。
実施形態に係る半導体装置の製造方法は、半導体層を形成し、ドレイン電極およびソース電極を形成し、キャップ層を形成し、前記キャップ層に開口部を形成し、第1の絶縁膜を形成し、サイドウォールを形成し、ゲート電極を形成する方法である。前記半導体層は、チャネル層を含んでおり、半導体基板上に形成される。前記ドレイン電極および前記ソース電極は、前記半導体層上に形成される。前記キャップ層は、前記ドレイン電極と前記ソース電極との間の前記半導体層上に形成される。前記開口部は、前記キャップ層のうち、前記ドレイン電極および前記ソース電極から離間した位置に形成される。前記第1の絶縁膜は、前記開口部を含む前記キャップ層上に形成される。前記サイドウォールは、前記第1の絶縁膜に対して異方性エッチングを行うことにより、前記開口部内に形成される。前記ゲート電極は、少なくとも前記サイドウォールが設けられた前記開口部を埋めるように形成される。
実施形態に係る半導体装置の製造方法は、半導体層を形成し、ドレイン電極およびソース電極を形成し、キャップ層を形成し、第2の絶縁膜を形成し、前記キャップ層および前記第2の絶縁膜に開口部を形成し、第1の絶縁膜を形成し、サイドウォールを形成し、ゲート電極を形成する方法である。前記半導体層は、チャネル層を含んでおり、半導体基板上に形成される。前記ドレイン電極および前記ソース電極は、前記半導体層上に形成される。前記キャップ層は、前記ドレイン電極と前記ソース電極との間の前記半導体層上に形成される。前記第2の絶縁膜は、前記キャップ層の表面上に形成される。前記開口部は、前記キャップ層および前記第2の絶縁膜のうち、前記ドレイン電極および前記ソース電極から離間した位置に形成される。前記第1の絶縁膜は、前記開口部を含む前記第2の絶縁膜上に形成される。前記サイドウォールは、前記第1の絶縁膜に対して異方性エッチングを行うことにより、前記開口部内に形成される。前記ゲート電極は、少なくとも前記サイドウォールが設けられた前記開口部を埋めるように形成される。
以下に、本実施形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る半導体装置を示す断面図である。図1に示す半導体装置10において、例えばSiCからなる半絶縁性半導体基板11の表面には、GaNからなるバッファ層12、GaNからなるチャネル層13、AlGaNからなるバリア層14がこの順に積層されている。チャネル層13のバリア層側には、2次元電子ガス層15が発生する。なお、以下に、半導体層として、特に窒化物半導体層と称した場合、GaNからなるチャネル層13およびAlGaNからなるバリア層14を意味する。
図1は、第1の実施形態に係る半導体装置を示す断面図である。図1に示す半導体装置10において、例えばSiCからなる半絶縁性半導体基板11の表面には、GaNからなるバッファ層12、GaNからなるチャネル層13、AlGaNからなるバリア層14がこの順に積層されている。チャネル層13のバリア層側には、2次元電子ガス層15が発生する。なお、以下に、半導体層として、特に窒化物半導体層と称した場合、GaNからなるチャネル層13およびAlGaNからなるバリア層14を意味する。
半絶縁性半導体基板11は、SiCの他に、例えばSi、サファイア、GaN、AlN等からなる基板であってもよい。なお、GaNからなる半絶縁性半導体基板を適用した場合、バッファ層12は必ずしも必要な層ではない。
バリア層14の表面上の所定位置には、ドレイン電極16およびソース電極17が、互いに離間して設けられている。これらの電極16、17はそれぞれ、例えばTi層、Nb層、Pt層がこの順に積層されたものであり、Ti層がバリア層14の表面にオーミック接触するように設けられている。
バリア層14の表面上において、ドレイン電極16とソース電極17との間には、例えばGaNからなるキャップ層18が設けられている。このキャップ層18は、ドレイン電極16およびソース電極17と離間した位置に、開口部18aを有している。開口部18aの側壁は、半絶縁性半導体基板11の表面に対して実質的に垂直となっている。
キャップ層18の開口部18aから露出するバリア層14の表面上には、ゲート電極19が設けられている。ゲート電極19は、例えばNi層およびAu層がこの順に積層されたものであり、Ni層がバリア層14の表面にショットキ接合するように設けられている。
ゲート電極19は、上方に向かうほど幅が広くなる脚部19a、および脚部19aの上端と実質的に等しい幅を有する庇部19b、からなり、脚部19a上に庇部19bが設けられたT字形状である。なお、上記ゲート電極19の幅とは、ドレイン−ソース間電流が流れる方向に平行な方向における長さを意味する。
このゲート電極19は、脚部19aの全体がキャップ層18の開口部18a内に配置されるとともに、脚部19aの側面が開口部18aの側面と離間するように配置されることによって、キャップ層18と絶縁されるように設けられている。上方に向かうほど幅が広くなる脚部19aを有するT字形状のゲート電極19がこのように配置されることにより、脚部19aの側面とキャップ層18の開口部18aの側面との距離は、下方に向かうほど長くなっている。
ゲート電極19の脚部19aの側面とキャップ層18の開口部18aの側壁との間は、第1の絶縁膜からなるサイドウォール20で埋められている。第1の絶縁膜は、例えばSiN、SiO2等からなる。
次に、以上に説明した半導体装置10の製造方法について、図2〜7を参照して説明する。図2〜図7はそれぞれ、第1の実施形態に係る半導体装置10の製造方法を説明するための、図1に相当する断面図である。
まず、図2に示すように、半絶縁性半導体基板11上に、バッファ層12、チャネル層13、バリア層14、およびキャップ層18を、この順に積層する。各層12、13、14、18は、例えばMOCVD法やMBE法などを適用してエピタキシャル成長させることにより形成する。
この後、ドレイン電極16およびソース電極17が形成される箇所において、バリア層14が露出するようにキャップ層18の一部を除去し、キャップ層18が除去されることによって露出したバリア層14にオーミック接触するように、ドレイン電極16およびソース電極17を形成する。ドレイン電極16およびソース電極17は、蒸着法あるいはスパッタ法などを適用して例えばTi膜、Nb膜、Pt膜をこの順に堆積し、リフトオフ法等によって不要な各膜を除去することによって設ければよい。
次に、図3に示すように、ドレイン電極16およびソース電極17を含むキャップ層18上に、ドレイン電極16とソース電極17との間の一部に開口部21aを有するレジスト膜21を形成する。
続いて、図4に示すように、レジスト膜21の開口部21aから露出するキャップ層18を、例えばドライエッチング法により除去し、キャップ層18に開口部18aを形成する。
次に、図5に示すように、レジスト膜21を除去し、プラズマCVD法などを用いて、ドレイン電極16とソース電極17との間のキャップ層18上に、開口部18aが埋められるように第1の絶縁膜20´を形成する。
次に、第1の絶縁膜20´に対してRIE法等の異方性のドライエッチングを行い、図6に示すように、キャップ層18の開口部18aの側壁に接する一部の第1の絶縁膜20´が残存するように第1の絶縁膜20´を除去する。この工程において残存した第1の絶縁膜20´がサイドウォール20となる。形成されたサイドウォール20はそれぞれ傾斜面20aを有している。それぞれの傾斜面20aは、これらの間の距離が下方に向かうほど短くなるように傾斜している。
次に、図7に示すように、サイドウォール20の間を埋め、さらにキャップ層18の開口部18aから上方に突出するように、ゲート電極19を形成する。ゲート電極19は、蒸着法あるいはスパッタ法などを適用して例えばNi膜、Au膜をこの順に積層し、リフトオフ法等によって不要な各膜を除去することによって設ければよい。
この工程において形成されたゲート電極19は、サイドウォール20間を埋めるとともに、サイドウォール20間から露出するバリア層14とショットキ接合する、キャップ層18の層厚と実質的に等しい高さの脚部19a、および脚部19aから上方に突出する庇部19b、からなるT字形状となる。
上述したように、サイドウォール20は、これらの間の距離が下方に向かうほど短くなるように傾斜した傾斜面20aを有しており、ゲート電極19の脚部19aは、このようなサイドウォール20間を埋めるように設けられている。従って、形成されるゲート電極19の脚部19aは、サイドウォール20によってキャップ層18と絶縁されるとともに、下方に向かうほど短くなる幅を有する。これにより、ゲート電極19の脚部19aの側面とキャップ層18の開口部18aの側面との距離は、下方に向かうほど長くなる。
なお、上述のようなゲート電極19を、サイドウォール20を利用して設けているため、キャップ層18と絶縁され、キャップ層18の開口部18aの側面との距離が下方に向かうほど長くなる形状のゲート電極19は、容易に製造される。
以上に説明した各工程を経て、第1の実施形態に係る半導体装置10が製造される。
以上に説明したように、第1の実施形態に係る半導体装置10および第1の実施形態に係る半導体装置10の製造方法によれば、バリア層14上にキャップ層18が設けられているため、電流コラプスを抑制することができる。さらに、この電流コラプスをより効率的に抑制するためにバリア層14を厚く設けても、ゲート電極19がキャップ層18と絶縁されるように設けられているため、リーク電流を抑制することができる。
さらに、ゲート電極19のうち、ドレイン側のエッジ部分19c(図1)には高電界がかかるため、リーク電流は通常、キャップ層18の下方ほど多く流れるが、第1の実施形態に係る半導体装置10によれば、ゲート電極19の脚部19aの側面と、キャップ層18の開口部18aの側壁と、の距離は、下方に向かうほど長くなっている。このように、高電界がかかる箇所である、リーク電流が多く流れる箇所ほど、ゲート電極19の脚部19aの側面と、キャップ層18の開口部18aの側壁と、の距離が長くなっているため、より効率的にリーク電流を抑制することができる。
(第2の実施形態)
図8は、第2の実施形態に係る半導体装置を示す断面図である。以下、図8を参照して、第2の実施形態に係る半導体装置について説明する。なお、以下の説明において、第1の実施形態に係る半導体装置10と同様の構成については第1の実施形態と同一の符号を付すとともに、説明を省略する。
図8は、第2の実施形態に係る半導体装置を示す断面図である。以下、図8を参照して、第2の実施形態に係る半導体装置について説明する。なお、以下の説明において、第1の実施形態に係る半導体装置10と同様の構成については第1の実施形態と同一の符号を付すとともに、説明を省略する。
図8に示す半導体装置30は、第1の実施形態に係る半導体装置10と比較して、サイドウォールが除去されている点が異なっている。すなわち、第2の実施形態に係る半導体装置30においても、ゲート電極19は、キャップ層18と絶縁されるように設けられているが、ゲート電極19の脚部19aの側面とキャップ層18の開口部18aの側壁との間は、空間となっている。空間は、真空であってもよいし空気で満たされていてもよい。
この半導体装置30は、図7に示すように半導体装置を形成した後、例えばウェットエッチングによってサイドウォール20を除去することにより製造される。
以上に説明した第2の実施形態に係る半導体装置30および第2の実施形態に係る半導体装置30の製造方法においても、バリア層14上にキャップ層18が設けられているため、電流コラプスを抑制することができる。さらに、ゲート電極19がキャップ層18と絶縁されるように設けられているため、リーク電流を抑制することができる。
また、リーク電流が多く流れるキャップ層18の下方ほど、ゲート電極19の脚部19aの側面と、キャップ層18の開口部18aの側壁と、の距離が長くなっているため、より効率的にリーク電流を抑制することができる。
さらに、第2の実施形態に係る半導体装置30および第2の実施形態に係る半導体装置30の製造方法によれば、ゲート電極19の脚部19aの側面とキャップ層18の開口部18aの側壁との間は、空間となっている。この空間の誘電率は、SiNやSiO2等の第1の絶縁膜からなるサイドウォールの誘電率より低いため、より効果的にゲート電極19とキャップ層18とを絶縁することができる。従って、リーク電流をさらに効率的に抑制することができる。
(第3の実施形態)
図9は、第3の実施形態に係る半導体装置を示す断面図である。以下、図9を参照して、第3の実施形態に係る半導体装置について説明する。なお、以下の説明において、第1の実施形態に係る半導体装置10と同様の構成については第1の実施形態と同一の符号を付すとともに、説明を省略する。
図9は、第3の実施形態に係る半導体装置を示す断面図である。以下、図9を参照して、第3の実施形態に係る半導体装置について説明する。なお、以下の説明において、第1の実施形態に係る半導体装置10と同様の構成については第1の実施形態と同一の符号を付すとともに、説明を省略する。
図9に示すように、第3の実施形態に係る半導体装置40において、キャップ層18の表面上には、キャップ層18の開口部18aに上方において連通する開口部41aを有する第2の絶縁膜41が設けられている。第2の絶縁膜41は、例えばSiN、SiO2等からなる。
キャップ層18の開口部18a、および第2の絶縁膜41の開口部41aから露出するバリア層14の表面上には、ゲート電極42が設けられている。ゲート電極42は、例えばNi層およびAu層がこの順に積層されたものであり、Ni層がバリア層14の表面にショットキ接合するように設けられている。
ゲート電極42は、上方に向かうほど幅が広くなる脚部42a、および脚部42aの上端より長い幅を有する庇部42b、からなり、脚部42a上に庇部42bが設けられたT字形状である。
このゲート電極42は、脚部42aの全体がキャップ層18の開口部18aおよび第2の絶縁膜41の開口部41aの内部に配置されるとともに、脚部42aの側面がキャップ層18の開口部18aの側面と離間するように配置される。
さらに、ゲート電極42は、庇部42bの端部下面が第2の絶縁膜41の表面に接するように配置される。
ゲート電極42がこのように配置されることによって、ゲート電極42は、キャップ層18と絶縁されるように設けられている。上方に向かうほど幅が広くなる脚部42aを有するT字形状のゲート電極42がこのように配置されることにより、脚部42aの側面とキャップ層18の開口部18aの側面との距離は、下方に向かうほど長くなっている。
ゲート電極42の脚部42aの側面と、キャップ層18の開口部18aおよび第2の絶縁膜41の開口部41aの側壁と、の間は、第1の絶縁膜からなるサイドウォール43で埋められている。
すなわち、ゲート電極42の脚部42aの側面および庇部42bの下面と、キャップ層18との間は、絶縁膜(第2の絶縁膜41およびサイドウォール43)で埋められている。
次に、以上に説明した半導体装置40の製造方法について、図10〜15を参照して説明する。図10〜図15はそれぞれ、第1の実施形態に係る半導体装置40の製造方法を説明するための、図9に相当する断面図である。
まず、図10に示すように、半絶縁性半導体基板11上に、バッファ層12、チャネル層13、バリア層14、キャップ層18、および第2の絶縁膜41を、この順に積層する。各層12、13、14、18は、例えばMOCVD法やMBE法などを適用してエピタキシャル成長させることにより形成し、第2の絶縁膜41は、例えばプラズマCVD法などを適用して形成する。
この後、ドレイン電極16およびソース電極17が形成される箇所において、バリア層14が露出するように第2の絶縁膜41およびキャップ層18の一部を除去し、第2の絶縁膜41およびキャップ層18が除去されることによって露出したバリア層14にオーミック接触するように、ドレイン電極16およびソース電極17を形成する。
次に、図11に示すように、ドレイン電極16およびソース電極17を含む第2の絶縁膜41上に、ドレイン電極16とソース電極17との間の一部に開口部44aを有するレジスト膜44を形成する。
続いて、図12に示すように、レジスト膜44の開口部44aから露出する第2の絶縁膜41およびその下方のキャップ層18を、例えばドライエッチング法により除去し、第2の絶縁膜41に開口部41aを形成するとともに、キャップ層18に開口部18aを形成する。
次に、図13に示すように、レジスト膜44を除去し、ドレイン電極16とソース電極17との間の第2の絶縁膜41に、キャップ層18の開口部18aおよび第2の絶縁膜41の開口部41aが埋められるように第1の絶縁膜43´を形成する。
次に、第1の絶縁膜43´に対してRIE法等の異方性のドライエッチングを行い、図14に示すように、キャップ層18の開口部18aの側壁および第2の絶縁膜41の開口部41aの側壁に接する一部の第1の絶縁膜43´が残存するように第1の絶縁膜43´を除去する。この工程において残存した第1の絶縁膜43´がサイドウォール43となる。形成されたサイドウォール43はそれぞれ傾斜面43aを有している。それぞれの傾斜面43aは、これらの間の距離が下方に向かうほど短くなるように傾斜している。
次に、図15に示すように、サイドウォール43の間を埋め、さらに第2の絶縁膜41の開口部41aから上方に突出するように、ゲート電極42を形成する。
この工程において形成されたゲート電極42は、サイドウォール43間を埋めるとともに、サイドウォール43間から露出するバリア層14とショットキ接合する、キャップ層18の層厚より高い脚部42a、および脚部42aから上方に突出する庇部42b、からなるT字形状となる。
上述したように、サイドウォール43は、これらの間の距離が下方に向かうほど短くなるように傾斜した傾斜面43aを有しており、ゲート電極42の脚部42aは、このようなサイドウォール43間を埋めるように設けられている。従って、形成されるゲート電極42の脚部42aは、サイドウォール43によってキャップ層18と絶縁されるとともに、下方に向かうほど短くなる幅を有する。これにより、ゲート電極19の脚部19aの側面とキャップ層18の開口部18aの側面との距離は、下方に向かうほど長くなる。
さらに、ゲート電極42の庇部42bは、この下面が第2の絶縁膜41の表面に接するように設けられている。従って、形成されるゲート電極42の脚部42bは、第2の絶縁膜41によってキャップ層18と絶縁されている。
なお、上述のようなゲート電極42を、サイドウォール43を利用して設けているため、キャップ層18と絶縁され、キャップ層18の開口部18aの側面との距離が下方に向かうほど長くなる形状のゲート電極42は、容易に製造される。
以上に説明した各工程を経て、第3の実施形態に係る半導体装置40が製造される。
以上に説明した第3の実施形態に係る半導体装置40および第3の実施形態に係る半導体装置40の製造方法においても、バリア層14上にキャップ層18が設けられているため、電流コラプスを抑制することができる。さらに、ゲート電極42がキャップ層18と絶縁されるように設けられているため、リーク電流を抑制することができる。
さらに、リーク電流が多く流れるキャップ層18の下方ほど、ゲート電極42の脚部42aの側面と、キャップ層18の開口部18aの側壁と、の距離が長くなっているため、より効率的にリーク電流を抑制することができる。
また、第3の実施形態に係る半導体装置40および第3の実施形態に係る半導体装置40の製造方法においては、図9に示すように、脚部42aのドレイン側端部以外に、庇部42bの端部にも、高電界がかかるエッジ部42cを有している。仮にこの部分42cがキャップ層18に接していれば、エッジ部42cからキャップ層18にリーク電流が流れるが、本実施形態に係る半導体装置40によれば、庇部42bの下面とキャップ層18と間に第2の絶縁膜41が設けられているため、エッジ部42cからキャップ層18に流れるリーク電流も抑制することができる。
(第4の実施形態)
図16は、第4の実施形態に係る半導体装置を示す断面図である。以下、図16を参照して、第4の実施形態に係る半導体装置について説明する。なお、以下の説明において、第3の実施形態に係る半導体装置40と同様の構成については第3の実施形態と同一の符号を付すとともに、説明を省略する。
図16は、第4の実施形態に係る半導体装置を示す断面図である。以下、図16を参照して、第4の実施形態に係る半導体装置について説明する。なお、以下の説明において、第3の実施形態に係る半導体装置40と同様の構成については第3の実施形態と同一の符号を付すとともに、説明を省略する。
図16に示す半導体装置50は、第3の実施形態に係る半導体装置40と比較して、サイドウォールが除去されている点が異なっている。すなわち、第4の実施形態に係る半導体装置50においても、ゲート電極42は、キャップ層18と絶縁されるように設けられているが、ゲート電極42の脚部42aの側面とキャップ層18の開口部18aの側壁との間、およびゲート電極42の庇部42bの下面とキャップ層18の表面との間、は、それぞれ空間となっている。空間は、真空であってもよいし空気で満たされていてもよい。
この半導体装置50は、図15に示すように半導体装置を形成した後、例えば例えばウェットエッチングによってサイドウォール43を除去することにより製造される。
以上に説明した第4の実施形態に係る半導体装置50および第4の実施形態に係る半導体装置50の製造方法においても、バリア層14上にキャップ層18が設けられているため、電流コラプスを抑制することができる。さらに、ゲート電極42がキャップ層18と絶縁されるように設けられているため、リーク電流を抑制することができる。
さらに、リーク電流が多く流れるキャップ層18の下方ほど、ゲート電極42の脚部42aの側面と、キャップ層18の開口部18aの側壁と、の距離が長くなっているため、より効率的にリーク電流を抑制することができる。
さらに、庇部42bの下面とキャップ層18とが絶縁されているため、エッジ部42cからキャップ層18に流れるリーク電流も抑制することができる。
これらに加えて、第4の実施形態に係る半導体装置50および第4の実施形態に係る半導体装置50の製造方法によれば、ゲート電極42の脚部42aの側面とキャップ層18の開口部18aの側壁との間、およびゲート電極42の庇部42bの下面とキャップ層18の表面との間、は、それぞれ空間となっている。これらの空間の誘電率は、SiNやSiO2等の第1の絶縁膜からなるサイドウォールおよび第2の絶縁膜の誘電率より低いため、より効果的にゲート電極42とキャップ層18とを絶縁することができる。従って、リーク電流をさらに効率的に抑制することができる。
以上に、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、上記各実施形態においては、GaN系半導体装置について説明したが、上記のゲート電極19、42とキャップ層18との関係を、Si系半導体装置、またはGaAs系半導体装置に対して適用してもよい。すなわち、Si等の半導体基板上に、チャネル層を含む半導体層が設けられたSi系半導体装置においては、半導体層上に、上記のゲート電極19、42およびキャップ層18を設けてもよいし、半絶縁性半導体基板上に、半導体層として、GaAsからなるチャネル層およびAlGaAsからなるバリア層を有する化合物半導体層が設けられたGaAs系半導体装置においては、化合物半導体層上に、上記のゲート電極19、42およびキャップ層18を設けてもよい。
10、30、40、50・・・半導体装置
11・・・半絶縁性半導体基板
12・・・バッファ層
13・・・チャネル層
14・・・バリア層
15・・・2次元電子ガス層
16・・・ドレイン電極
17・・・ソース電極
18・・・キャップ層
18a・・・開口部
19、42・・・ゲート電極
19a、42a・・・脚部
19b、42b・・・庇部
19c、42c・・・エッジ部分
20、43・・・サイドウォール
20a、43a・・・傾斜面
20´、43´・・・第1の絶縁膜
21、44・・・レジスト膜
21a、44a・・・開口部
41・・・第2の絶縁膜
41a・・・開口部
11・・・半絶縁性半導体基板
12・・・バッファ層
13・・・チャネル層
14・・・バリア層
15・・・2次元電子ガス層
16・・・ドレイン電極
17・・・ソース電極
18・・・キャップ層
18a・・・開口部
19、42・・・ゲート電極
19a、42a・・・脚部
19b、42b・・・庇部
19c、42c・・・エッジ部分
20、43・・・サイドウォール
20a、43a・・・傾斜面
20´、43´・・・第1の絶縁膜
21、44・・・レジスト膜
21a、44a・・・開口部
41・・・第2の絶縁膜
41a・・・開口部
Claims (14)
- 半導体基板上に設けられた、チャネル層を含む半導体層と、
この半導体層上に設けられたドレイン電極およびソース電極と、
前記ドレイン電極と前記ソース電極との間の前記半導体層上に設けられ、前記ドレイン電極および前記ソース電極から離間した位置に開口部を有するキャップ層と、
前記キャップ層の前記開口部から露出する前記半導体層に接するように配置され、前記キャップ層の前記開口部の側壁と絶縁するように設けられたゲート電極と、
を具備し、
前記開口部内において、前記ゲート電極と前記開口部の側壁との距離は、下方に向かうほど長いことを特徴とする半導体装置。 - 前記開口部内の前記ゲート電極の幅は、上方に向かうほど広いことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
- 前記ゲート電極は、前記開口部内に設けられ、前記キャップ層の層厚と実質的に同一の高さを有する脚部と、
前記脚部上に設けられ、前記脚部の上端と同一の幅を有する庇部と、
によって構成されたT字形状であることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。 - 前記開口部内において、前記開口部の側壁と前記ゲート電極の前記脚部との間には、絶縁膜が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
- 前記開口部内において、前記開口部の側壁と前記ゲート電極の前記脚部との間は、空間であることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
- 前記ゲート電極は、前記開口部内に一部が設けられ、前記キャップ層の層厚より高い高さを有する脚部と、
前記脚部上に設けられ、前記脚部より幅が広い庇部と、
によって構成されたT字形状であり、
前記ゲート電極の前記庇部は、前記庇部の下面が、前記キャップ層の表面の上方において前記キャップ層の表面と離間するように設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。 - 前記開口部の側壁および前記キャップ層の表面と前記ゲート電極の間には、絶縁膜が設けられていることを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
- 前記開口部の側壁および前記キャップ層の表面と前記ゲート電極の間は、空間であることを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
- 前記半導体層は、窒化物半導体層であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の半導体装置。
- 半導体基板上にチャネル層を含む半導体層を形成し、
前記半導体層上にドレイン電極およびソース電極を形成し、
前記ドレイン電極と前記ソース電極との間の前記半導体層上にキャップ層を形成し、
前記キャップ層のうち、前記ドレイン電極および前記ソース電極から離間した位置に開口部を形成し、
前記開口部を含む前記キャップ層上に第1の絶縁膜を形成し、
この第1の絶縁膜に対して異方性エッチングを行うことにより、前記開口部内にサイドウォールを形成し、
少なくとも前記サイドウォールが設けられた前記開口部を埋めるようにゲート電極を形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 前記ゲート電極を形成した後、さらに前記サイドウォールを除去することを特徴とする請求項10に記載の半導体装置の製造方法。
- 半導体基板上にチャネル層を含む半導体層を形成し、
前記半導体層上にドレイン電極およびソース電極を形成し、
前記ドレイン電極と前記ソース電極との間の前記半導体層上にキャップ層を形成し、
前記キャップ層の表面上に第2の絶縁膜を形成し、
前記キャップ層および前記第2の絶縁膜のうち、前記ドレイン電極および前記ソース電極から離間した位置に開口部を形成し、
前記開口部を含む前記第2の絶縁膜上に第1の絶縁膜を形成し、
この第1の絶縁膜に対して異方性エッチングを行うことにより、前記開口部内にサイドウォールを形成し、
少なくとも前記サイドウォールが設けられた前記開口部を埋めるようにゲート電極を形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 前記ゲート電極を形成した後、さらに前記サイドウォールおよび前記第2の絶縁膜を除去することを特徴とする請求項12に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記半導体層は、窒化物半導体層であることを特徴とする請求項10乃至13のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012186458A JP2014045069A (ja) | 2012-08-27 | 2012-08-27 | 半導体装置および半導体装置の製造方法 |
US13/921,424 US20140054598A1 (en) | 2012-08-27 | 2013-06-19 | Semiconductor device and method for manufacturing semiconductor device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012186458A JP2014045069A (ja) | 2012-08-27 | 2012-08-27 | 半導体装置および半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014045069A true JP2014045069A (ja) | 2014-03-13 |
Family
ID=50147206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012186458A Abandoned JP2014045069A (ja) | 2012-08-27 | 2012-08-27 | 半導体装置および半導体装置の製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20140054598A1 (ja) |
JP (1) | JP2014045069A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2023546727A (ja) * | 2020-10-27 | 2023-11-07 | ウルフスピード インコーポレイテッド | 少なくとも部分的に埋め込まれたフィールド・プレートを有する電界効果トランジスタ |
US12266721B2 (en) | 2020-10-27 | 2025-04-01 | Wolfspeed, Inc. | Field effect transistor with multiple stepped field plate |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018157141A (ja) * | 2017-03-21 | 2018-10-04 | 株式会社東芝 | 半導体装置及び半導体装置の製造方法 |
CN108281348A (zh) * | 2018-01-26 | 2018-07-13 | 成都海威华芯科技有限公司 | T型光刻图形的根部腔壁角度调整方法及t型栅制作方法 |
US11664357B2 (en) * | 2018-07-03 | 2023-05-30 | Adeia Semiconductor Bonding Technologies Inc. | Techniques for joining dissimilar materials in microelectronics |
CN109841677A (zh) * | 2019-03-28 | 2019-06-04 | 英诺赛科(珠海)科技有限公司 | 高电子迁移率晶体管及其制造方法 |
CN110534421B (zh) * | 2019-08-26 | 2020-06-23 | 深圳市汇芯通信技术有限公司 | 栅极制造方法及相关产品 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06168962A (ja) * | 1992-08-19 | 1994-06-14 | Mitsubishi Electric Corp | 電界効果型半導体装置及びその製造方法 |
JPH10261614A (ja) * | 1997-03-19 | 1998-09-29 | Sony Corp | 窒化物系化合物半導体の選択エッチング方法および半導体装置 |
JPH10335637A (ja) * | 1997-05-30 | 1998-12-18 | Sony Corp | ヘテロ接合電界効果トランジスタ |
JP2007538402A (ja) * | 2004-05-20 | 2007-12-27 | クリー インコーポレイテッド | 再成長オーミックコンタクト領域を有する窒化物ベースのトランジスタの製作方法及び再成長オーミックコンタクト領域を有する窒化物ベースのトランジスタ |
JP2011124246A (ja) * | 2009-12-08 | 2011-06-23 | Mitsubishi Electric Corp | ヘテロ接合電界効果型トランジスタ及びその製造方法 |
-
2012
- 2012-08-27 JP JP2012186458A patent/JP2014045069A/ja not_active Abandoned
-
2013
- 2013-06-19 US US13/921,424 patent/US20140054598A1/en not_active Abandoned
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06168962A (ja) * | 1992-08-19 | 1994-06-14 | Mitsubishi Electric Corp | 電界効果型半導体装置及びその製造方法 |
JPH10261614A (ja) * | 1997-03-19 | 1998-09-29 | Sony Corp | 窒化物系化合物半導体の選択エッチング方法および半導体装置 |
JPH10335637A (ja) * | 1997-05-30 | 1998-12-18 | Sony Corp | ヘテロ接合電界効果トランジスタ |
JP2007538402A (ja) * | 2004-05-20 | 2007-12-27 | クリー インコーポレイテッド | 再成長オーミックコンタクト領域を有する窒化物ベースのトランジスタの製作方法及び再成長オーミックコンタクト領域を有する窒化物ベースのトランジスタ |
JP2011124246A (ja) * | 2009-12-08 | 2011-06-23 | Mitsubishi Electric Corp | ヘテロ接合電界効果型トランジスタ及びその製造方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2023546727A (ja) * | 2020-10-27 | 2023-11-07 | ウルフスピード インコーポレイテッド | 少なくとも部分的に埋め込まれたフィールド・プレートを有する電界効果トランジスタ |
US12266721B2 (en) | 2020-10-27 | 2025-04-01 | Wolfspeed, Inc. | Field effect transistor with multiple stepped field plate |
JP7690029B2 (ja) | 2020-10-27 | 2025-06-09 | ウルフスピード インコーポレイテッド | 少なくとも部分的に埋め込まれたフィールド・プレートを有する電界効果トランジスタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20140054598A1 (en) | 2014-02-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2014045069A (ja) | 半導体装置および半導体装置の製造方法 | |
JP6024579B2 (ja) | Hemtを備えた半導体装置 | |
JP2004342810A (ja) | 化合物半導体装置 | |
US9263567B2 (en) | Nitride high electron mobility transistor having a channel forming stack | |
JP2014072379A (ja) | 化合物半導体装置及びその製造方法 | |
JP6199147B2 (ja) | 電界効果型化合物半導体装置及びその製造方法 | |
JP6496149B2 (ja) | 半導体装置および半導体装置の製造方法 | |
JP2012175018A (ja) | 化合物半導体装置 | |
JP6287143B2 (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
JP2014138111A (ja) | 半導体装置及びその製造方法、電源装置、高周波増幅器 | |
JP6530210B2 (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
JP6905197B2 (ja) | 化合物半導体装置及びその製造方法 | |
JP2015133407A (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
CN114207835B (zh) | 半导体装置及其制造方法 | |
US9570599B2 (en) | Transistor having nitride semiconductor used therein and method for manufacturing transistor having nitride semiconductor used therein | |
CN117616581A (zh) | 氮化物基半导体装置及其制造方法 | |
JP2016058721A (ja) | 半導体装置 | |
JP6166508B2 (ja) | 半導体装置及び半導体装置の製造方法 | |
JP2016086108A (ja) | 化合物半導体装置 | |
TW201911583A (zh) | 異質接面蕭特基二極體元件 | |
JP2014056998A (ja) | InAlN層とGaN層を含む積層型窒化物半導体装置 | |
JP2013125918A (ja) | 半導体装置 | |
CN114503282B (zh) | 氮化物基半导体装置及其制造方法 | |
CN115911108A (zh) | 一种半导体器件及其制造方法 | |
JP2017208379A (ja) | 窒化物半導体装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140630 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140701 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20140822 |