JP2014038429A - 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】人物等の被写体に関するコメント情報を、ユーザーの手を煩わせることなくデジタル画像データとして保存される画像中に付加できるようにする。
【解決手段】
タッチパネル108を通じて被写体毎に付加するコメント情報を特定するための設定情報を受け付け、タッチパネル108を通じてコメント情報の付加態様の設定入力を受け付ける。画像解析手段111は、画像データを解析し、画像中の1以上の被写体の画像中の位置を特定し、記憶手段の画像データを参照して画像中の1以上の被写体は誰かを特定する。コメント特定部112は、特定された被写体に付加するコメント情報を各被写体の設定情報に基づいて特定し、コメント付画像生成部113は、特定されたコメント情報を設定入力に応じた付加態様で画像中に付加した画像データを形成する。
【選択図】図1
【解決手段】
タッチパネル108を通じて被写体毎に付加するコメント情報を特定するための設定情報を受け付け、タッチパネル108を通じてコメント情報の付加態様の設定入力を受け付ける。画像解析手段111は、画像データを解析し、画像中の1以上の被写体の画像中の位置を特定し、記憶手段の画像データを参照して画像中の1以上の被写体は誰かを特定する。コメント特定部112は、特定された被写体に付加するコメント情報を各被写体の設定情報に基づいて特定し、コメント付画像生成部113は、特定されたコメント情報を設定入力に応じた付加態様で画像中に付加した画像データを形成する。
【選択図】図1
Description
この発明は、デジタル画像データにより形成される画像中に、コメント情報(付加情報)を付加する装置、方法、プログラムに関する。
デジタルカメラやカメラ付き携帯電話端末の普及により、気軽に写真を撮影し、これをデジタル画像データとして保存して利用することが行われている。このようにして取得されるデジタル画像データは、自宅のパーソナルコンピュータやデジタルフォトフレームを通じて利用したり、写真共有サーバにアップロードして、親族や友人等との間で共有したりできる。そして、このようなデジタル画像データを適切に利用できるようにするために、種々の発明がなされている。
例えば、集合写真を取ったときに撮影時点ではそれぞれの名前を覚えているが、後になってその集合写真を見た時、しばらく合わない人は名前を思い出せないことがある。そこで、特許文献1には、集合写真の印刷時において、当該集合写真に写っている人の輪郭の画像を作成し、これにユーザーが氏名等を入力した画像を形成して、当該集合写真と共に印刷可能にする印刷装置に関する発明が開示されている。
また、特許文献2には、撮影画像中に含まれる山や湖などの対象物に対して、その名称を付加した画像データを形成する装置に関する発明が開示されている。具体的には、撮影位置に基づき地図情報から近辺の観光地名の候補をリストアップし、その中からユーザーが選択した観光地の参照画像と撮影画像とを比較して観光地名を特定する。そして、特定した観光地名を撮影画像に含まれる対象の画像部分に重ならないように付加した画像を形成する。というものである。
ところで、パーソナルコンピュータやデジタルフォトフレームの記憶装置に、あるいは、写真共有サーバに、蓄積されるデジタル画像データが多くなってくると、各デジタル画像データが形成する写真が誰の何の写真であったかが分からなくなるケースが多々ある。そこで、上述した特許文献1に記載の発明の印刷装置のように、デジタル画像データにより形成される写真の印刷時に、写真に写っている人の輪郭の画像に、氏名等を入力した画像を形成して、当該写真と共に印刷することが考えられる。
しかし、デジタル画像データとして蓄積されている写真については、パーソナルコンピュータ等で表示されて利用されることが多く、印刷されることは少ない。また、印刷時等において、ユーザーが被写体の氏名等をいちいち入力しなければならないのでは面倒である。
また、特許文献2に記載の発明の画像処理装置の場合には、ユーザーの手をあまり煩わせることなく、撮影した画像(写真)に対して、地名等のコメント情報を付加できる。しかし、付加できる情報は、地名等の情報であり、被写体となった人物に関する情報は付加できない。すなわち、特許文献2に記載の発明では、誰の何の写真かを示す情報を写真に対して付加できない。
以上のことに鑑み、この発明は、人物等の被写体に関するコメント情報を、ユーザーの手を煩わせることなくデジタル画像データとして保存される画像中に付加できるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の画像処理装置は、
被写体を特定するための画像データを記憶保持する記憶手段と、
被写体毎に付加するコメント情報を特定するための設定情報を受け付ける第1の受付手段と、
画像中にコメント情報を付加する場合の付加態様の設定入力を受け付ける第2の受付手段と、
画像データを解析し、画像中の1以上の被写体の当該画像中におけるそれぞれの位置を特定すると共に、前記記憶手段の画像データを参照して前記画像中の1以上の被写体のそれぞれを特定する解析手段と、
特定された被写体に付加するコメント情報を前記設定情報に基づいて特定する特定手段と、
特定した前記コメント情報を設定された前記付加態様で前記画像中に付加した画像データを形成する形成手段と
を備えることを特徴とする。
被写体を特定するための画像データを記憶保持する記憶手段と、
被写体毎に付加するコメント情報を特定するための設定情報を受け付ける第1の受付手段と、
画像中にコメント情報を付加する場合の付加態様の設定入力を受け付ける第2の受付手段と、
画像データを解析し、画像中の1以上の被写体の当該画像中におけるそれぞれの位置を特定すると共に、前記記憶手段の画像データを参照して前記画像中の1以上の被写体のそれぞれを特定する解析手段と、
特定された被写体に付加するコメント情報を前記設定情報に基づいて特定する特定手段と、
特定した前記コメント情報を設定された前記付加態様で前記画像中に付加した画像データを形成する形成手段と
を備えることを特徴とする。
この請求項1に記載の発明の画像処理装置によれば、記憶手段には被写体を特定するための画像データが記憶保持されている。当該画像データは、被写体となる可能性のある主に人物の顔部分等の画像データ等である。また、第1の受付手段を通じて被写体毎に付加するコメント情報を特定するための設定情報を受け付ける。さらに、第2の受付手段を通じて画像中にコメント情報を付加する場合の付加態様の設定入力を受け付ける。
そして、解析手段が、コメント情報の付加対象の画像データを解析し、当該画像データが形成する画像中に含まれる主に人物等である被写体の位置を特定すると共に、当該被写体が誰かを記憶手段の画像データを参照して特定する。この後、解析手段によって特定された被写体に対して付加すべきコメント情報を、特定手段が第1の受付手段を通じて受け付けた設定情報に基づいて特定する。この特定したコメント情報を、形成手段が第2の受付手段を通じて受け付けた付加態様で、解析対象の画像データに対して付加した画像データを形成する。
これにより、画像中に含まれる主に人物である被写体に応じたコメント情報が付加された画像を形成する画像データが形成される。すなわち、画像データが形成する画像中に直接にコメント情報が視認可能な態様で付加される。したがって、当該画像データにより形成される画像(写真)を見れば、誰の何の写真かが一目瞭然となる。しかも、画像に対してコメント情報を付加するために、ユーザーの手を煩わせることもない。
人物等の被写体に関する情報を、ユーザーの手を煩わせることなく、デジタル画像データとして保存される画像中に付加できる。これにより、当該画像データにより形成される画像(写真)を見れば、誰の何の画像(写真)かが一目瞭然となる。
以下、図を参照しながら、この発明の装置、方法、プログラムの一実施の形態について説明する。この発明の装置、方法、プログラムは、デジタルカメラやカメラ機能付き携帯電話端末に適用できる他、画像データを処理するパーソナルコンピュータやいわゆるクラウドシステムを構成するネットワーク上の処理装置において実現できる。以下においては、近年、広く普及してきているスマートフォンと呼ばれるカメラ機能付き高機能携帯電話端末に、この発明の装置、方法、プログラムを適用した場合を例にして説明する。
[この発明の画像処理装置を実現する高機能携帯電話端末1の構成例]
図1は、この発明の画像処理装置の一実施の形態が実現される高機能携帯電話端末1の概略構成を説明するためのブロック図である。図1において、無線通信部101は、通信ネットワークを通じて受信した信号を自機(高機能携帯電話端末1)が処理可能なデータに変換して取り込んだり、送信用の種々のデータをプロトコルに準拠した信号に変換して自機から通信ネットワークに送出したりする。無線通信部101には、送受信アンテナ101Aが接続されている。
図1は、この発明の画像処理装置の一実施の形態が実現される高機能携帯電話端末1の概略構成を説明するためのブロック図である。図1において、無線通信部101は、通信ネットワークを通じて受信した信号を自機(高機能携帯電話端末1)が処理可能なデータに変換して取り込んだり、送信用の種々のデータをプロトコルに準拠した信号に変換して自機から通信ネットワークに送出したりする。無線通信部101には、送受信アンテナ101Aが接続されている。
制御部102は、高機能携帯電話端末1の各部を制御するものであり、図示しないが、CPU、ROM、RAMがCPUバスを通じて接続されて構成されたコンピュータ装置である。また、制御部102は、種々のアプリケーションプログラムの実行部としても機能する。記憶装置103は、記録媒体として不揮発性メモリを備え、種々のアプリケーションプログラムや処理に必要なデータ、また、種々の処理により得られたデータ等の不揮発性メモリへの書込み/記録保持/読み出し/削除を行う。
具体的に、記憶装置103には、被写体別登録テーブル、コメント情報の付加態様テーブル、画像データファイルなども記憶保持される。ここで、被写体別登録テーブルは、撮影された画像に含まれる被写体を特定するための特定用画像データやその被写体に対して付加すべきコメント情報を特定するための設定情報等を保持する。コメント情報の付加態様テーブルは、画像へのコメント情報をどのような態様で付加するのかを示す情報(設定入力)を保持する。画像データファイルは、後述するカメラ部110を通じて撮影された画像の画像データ等を保持する。なお、これらのテーブルやファイルの詳細については後述する。
操作部104は、高機能携帯電話端末1に設けられたハードウェアキーからなり、ユーザーからの操作入力を受け付けて、受け付けた情報を制御部102に供給する。操作部104に設けられたハードウェアキーは例えば電源のオン/オフキーや基本機能を実行するための幾つかのファンクションキー等である。時間制御部105は、現在年月日、現在曜日、現在時刻を管理する。
センサ部106は、加速度センサや方位センサ(地磁気センサ)を備える。加速度センサは、高機能携帯電話端末1の例えば姿勢を特定するために高機能携帯電話端末1の傾きを検出する。方位センサは、地磁気を検出することにより、高機能携帯電話端末1がどちらの方向を向いているかを検出する。この方位センサにより、後述するカメラ部110を用いて撮影を行う場合には、どちらの方向を撮影しているのかが検出できる。なお、センサ部106は、3軸(前後、左右、上下)の加速度センサ他、加速度センサと角速度センサを組み合わせた6軸センサが用いられる場合もある。
GPS部107およびGPSアンテナ107Aは、自機の現在位置を測位する。表示部108は、種々の画像データや映像データの供給を受けて、これを映像信号に変換し、当該映像信号に応じた画像や映像を自己の表示画面に表示する。また、表示部108の表示画面に貼付されたタッチパネル109は、表示画面に表示される情報と共に、いわゆるソフトウェアキーを構成する。したがって、制御部102は、タッチパネル109からのユーザーの指示位置を示す情報と当該指示位置に対応する表示部108の表示画面上に表示された情報とに基づいて、ユーザーからの指示入力が認識できるようになっている。
カメラ部110は、撮像レンズ、撮像素子、カメラ信号処理回路などを備え、被写体の画像(映像)を撮影し、これをデジタル信号の画像(映像)データとして取り込み、例えば、記憶装置103の所定の記録エリアに記録する機能を実現する。この実施の形態の高機能携帯電話端末1において、カメラ部110は、表示部108の表示画面とは反対側の面に設けられている。そして、高機能携帯電話端末1においては、カメラ部110を通じて捉えた画像を表示部108に表示できる。このため、ユーザーは、カメラ部110が捉えている画像を、表示部108を通じて確認しながら撮影を行える。
画像解析部111は、カメラ部110を通じて撮影された画像の画像データを解析し、当該画像中に含まれる人物等の被写体の位置を特定すると共に、記憶装置103の被写体別登録テーブルの特定用画像データに基づいて、被写体のそれぞれが誰かを特定する。
具体的に画像解析部111は、撮影することにより得られた画像データにより形成される画像についてエッジ検出を行って当該画像に含まれる被写体の位置を特定する。さらに、画像解析部111は、その被写体部分の画像と、被写体別登録テーブルの特定用画像データとのマッチングを行って、当該被写体が誰かを特定する。
コメント特定部112は、画像解析部111により特定された被写体に対して付加するコメント情報を、記憶装置103の被写体別登録テーブルの設定情報に基づいて特定する。コメント付画像生成部113は、コメント特定部112によって特定された各被写体に対するコメント情報を、コメント情報の付加形態テーブルの情報に応じた態様で、当該画像中に付加した画像データを形成する。この場合、コメント付画像生成部113は、画像解析部111により特定された各被写体の画像中の位置を考慮してコメント情報を付加する。そして、コメント付画像生成部113において形成された画像データもまた、記憶装置103に記憶保持される。
なお、図1において、通話処理部114、受話器114R、送話器114Sは、制御部102の制御の下、無線通信部101と協働し、高機能携帯電話端末1の電話機能を実現する。
このような構成の高機能携帯電話端末1においては、少なくとも撮影時においては、シャッター操作を行うこと以外に特別な操作を行うことなく、撮影された画像に含まれる被写体に応じたコメント情報を、当該画像中に付加できる。このような、画像中へのコメント情報の付加機能は、制御部102の制御の下、画像解析部111、コメント特定部112、コメント付画像生成部113が機能することによって実現される。
[被写体登録テーブルの形成処理]
次に、画像中へのコメント情報の付加機能を実現するために必要になるデータテーブルであって、記憶装置103に記憶保持される被写体別登録テーブルの作成処理について説明する。図2は、当該被写体別登録テーブルの作成処理について説明するためのフローチャートであり、図3は、当該被写体別登録テーブルの作成処理において用いられる表示画面の例を説明するための図である。また、図4は、被写体別登録テーブルの具体例を説明するための図である。
次に、画像中へのコメント情報の付加機能を実現するために必要になるデータテーブルであって、記憶装置103に記憶保持される被写体別登録テーブルの作成処理について説明する。図2は、当該被写体別登録テーブルの作成処理について説明するためのフローチャートであり、図3は、当該被写体別登録テーブルの作成処理において用いられる表示画面の例を説明するための図である。また、図4は、被写体別登録テーブルの具体例を説明するための図である。
高機能携帯電話端末1のカメラ機能を用いて写真を撮る場合の撮影対象(被写体)は、家族や親類、友人、知人である場合が多い。友人、知人は、会社や学校を通じて知り合いになったり、クラブやサークルなどの種々のグループを通じて知り合いになったりした種々の相手が含まれる。このため、この実施の形態の高機能携帯電話端末1に対して、今後も被写体になる可能性がある人物等についての被写体登録テーブルを作成し、記憶装置103に登録しておく。ここで人物等としたのは、単に人物だけでなく、飼っている犬や猫などペットをも含むことを意図している。
この実施の形態の高機能携帯電話端末1においては、例えば、所定のメニューから被写体登録テーブルの作成処理を実行する項目が選択されると、制御部102は、図2のフローチャートに示す被写体別登録テーブルの作成処理を実行する。まず、制御部102は、図示しないが、記憶装置103に蓄積されている画像データのサムネイル画像を表示部108に一覧表示し(ステップS101)、サムネイル画像の選択入力を受け付ける(ステップS102)。ここで、記憶装置103に蓄積されている画像データは、例えば、カメラ部110を通じて撮影されたり、電子メールに添付されて送信されてきたり、あるいは、図示しない外部I/Fを通じてパーソナルコンピュータなどの外部機器から提供されたりしたものである。
そして、制御部102は、サムネイル画像が選択されたか否かを判別し(ステップS103)、選択されていないと判別した時には、表示部108に表示された「終了」ボタンが操作されるなどの所定の終了操作が行われたか否かを判別する(ステップS104)。ステップS104の判別処理において、所定の終了操作が行われたと判別したときには、制御部102は、サムネイル画像の一覧表示を消去し、サムネイル画像の一覧表示前の画像に戻すなど所定の終了処理を行う(ステップS105)。そして、この図2に示す被写体別登録テーブルの作成処理を終了する。また、ステップS104の判別処理において、所定の終了操作は行われていないと判別したときには、有効な操作は行われていないと判別し、制御部102は、ステップS102からの処理を繰り返す。
一方、ステップS103の判別処理において、サムネイル画像が選択されたと判別したときには、制御部102は、例えば、図3Aに示すように、選択されたサムネイル画像に対応する元画像を表示部108に表示する(ステップS106)。この後、制御部102は、特定画像の切り出しエリアの指示入力を受け付ける(ステップS107)。この指示入力の受け付け処理は、図3Aにおいて点線で示したように、目的とする被写体の顔部分のエリアを、ユーザーからのタッチパネル109に対する指等の指示体による接触入力を通じて受け付ける処理である。当該指示入力は、何回でもやり直すことができる。
そして、制御部102は、図3Aに示したように、表示部108の右下に表示されている「終了」ボタンが操作されたか否かを判別する(ステップS108)。ステップS108の判別処理において、「終了」ボタンが操作されたと判別したときには、切り出しエリアの指示入力の受け付け処理を終了することが指示されたと判別し、制御部102は、ステップS101からの処理を繰り返す。
また、ステップS108の判別処理において、「終了」ボタンは操作されていないと判別したときには、制御部102は、切り出しエリアが指定され、かつ、表示部108の右下に表示されている「OK」ボタンが操作されたか否かを判別する(ステップS109)。ステップS109の判別処理において、「OK」ボタンは操作されていないと判別したときには、処理を進めるための操作は行われていないと判別し、ステップS107からの処理を繰り返す。
ステップS109の判別処理において、切り出しエリアが指定され、かつ、「OK」ボタンが操作されたと判別したときには、制御部102は、図3Bに示す被写体別の情報入力画面を表示し、当該情報入力画面への情報の入力を受け付ける(ステップS110)。当該情報入力画面は、被写体の特定用画像の表示エリアTGと、被写体についての被写体種別、名前、生年月日、メッセージの各入力欄と、コメント情報の選択設定の項目欄(名前、年齢、日時、場所、方向、天気、メッセージ)が設けられたものである。
被写体の特定用画像の表示エリアTGに表示される画像は、ステップS107において指示された切り出しエリアに応じて図3Aに示した元画像から切り出された被写体の顔部分の画像が表示される。当該顔部分の画像を形成する画像データが、被写体を特定するために用いられる特定用画像データとなる。また、被写体種別は、高機能携帯電話端末1のユーザーから見て、当該被写体はどのような関係にある人物等かを示す情報であり、名前、生年月日は、当該被写体についてのものである。また、メッセージは、当該被写体に対して付したいメッセージ情報である。これらの情報は、ユーザーによって、当該情報入力画面を通じて入力される。
そして、コメント情報の選択設定の項目欄においては、名前、年齢、日時、場所、方向、天気、メッセージのそれぞれに対して、チェックボックスが設けられており、当該被写体に対してコメント情報として付すべき情報が選択可能になっている。ここで、「名前」、「年齢」は、当該被写体の名前、年齢であり、当該情報設定画面を通じて入力されたものが用いられる。また、「日時」、「場所」、「方向」、「天気」は、撮影時のものであり、「日時」は時間制御部105から、「方向」はセンサ部106からそれぞれ取得可能な情報である。
また、「場所」はGPS部107から取得される現在位置に基づいて、無線通信部101及び送受信アンテナ101Aを通じてアクセスするインターネット上の所定の地図情報サーバ等から取得される情報である。また、「天気」は無線通信部101及び送受信アンテナ101Aを通じてアクセスするインターネット上の所定の気象情報提供サーバ等から取得される情報である。また、「メッセージ」は、当該情報設定画面を通じて入力されたものが用いられる。これらコメント情報の選択設定は、ユーザーによって選択される。そして、図3Bに示した例では、コメント情報の選択設定として、名前とメッセージとが選択された場合を示している。
ステップS110において、図3Bに示した情報入力画面に対する情報の入力を受け付けるようにした後、制御部102は、図3Bに示したように、表示部108の右下に表示されている「終了」ボタンが操作されたか否かを判別する(ステップS111)。ステップS111の判別処理において、「終了」ボタンが操作されたと判別したときには、情報設定画面への情報の入力処理を終了することが指示されたと判別し、制御部102は入力された情報は破棄し、ステップS101からの処理を繰り返す。
また、ステップS111の判別処理において、「終了」ボタンは操作されていないと判別したときには、制御部102は、表示部108の右下に表示されている「登録」ボタンが操作されたか否かを判別する(ステップS112)。ステップS112の判別処理において、「登録」ボタンは操作されていないと判別したときには、処理を進めるための操作は行われていないと判別し、ステップS110からの処理を繰り返す。
また、ステップS112の判別処理において、「登録」ボタンが操作されたと判別したとする。この場合、制御部102は、図3Bに示す被写体別の情報入力画面に表示された特定用画像の画像データ(特定用画像データ)や入力された情報を、記憶装置103に登録する処理を実行し(ステップS113)、この後、ステップS101からの処理を繰り返す。これにより、記憶装置103に、今後、被写体になる可能性のある人物等のテーブルを作成できる。
図4は、記憶装置103に作成される被写体別登録テーブルの例について説明するための図である。図4に示すように、被写体別登録テーブルは、被写体別に、登録No.、特定用画像データ、被写体種別、名前、生年月日、メッセージ、コメント情報の選択設定(名前、年齢、日時、場所、方向、天気、メッセージについて付加するか否かを示す情報)を有する。
登録No.は、被写体別の登録テーブル毎に固有の番号であり、これにより各登録テーブルを区別できる。特定用画像データは、図3Aを用いて上述したように、ユーザーによって切り出された被写体となる可能性のある人物等の顔部分の画像の画像データである。また、被写体種別、名前、生年月日、メッセージ、コメント情報の選択設定のそれぞれは、図3Bを用いて上述したように、ユーザーにより情報設定画面を通じて入力された情報である。なお、図4において、コメント情報の選択設定については、コメント情報として付加する情報には値「1」が設定され、コメント情報として付加しない情報には値「0」が設定される。
そして、図4に示す被写体別登録テーブルの例は、高機能携帯電話端末1のユーザーの「父」、「長女」、「ペット」、「友人」についての登録テーブルの具体的に示している。この他にも、被写体別登録テーブルには家族、親戚、友人、知人についての登録テーブル(登録情報)が、被写体別に多数登録されている。このような被写体別登録テーブル(図4)が記憶装置103に存在することにより、撮影した画像中に含まれる被写体が誰かを特定し、かつ、その被写体に付加するコメント情報は何を特定できる。
[付加形態テーブルの形成処理]
次に、画像中へのコメント情報の付加態様を決定するために必要になるデータテーブルであって、記憶装置103に記憶保持されるコメント情報の付加形態テーブルの作成処理について説明する。図5は、当該付加形態テーブルの作成処理について説明するためのフローチャートであり、図6は、当該付加形態テーブルの作成処理において用いられる表示画面の例を説明するための図である。また、図7は、付加形態テーブルの具体例を説明するための図である。
次に、画像中へのコメント情報の付加態様を決定するために必要になるデータテーブルであって、記憶装置103に記憶保持されるコメント情報の付加形態テーブルの作成処理について説明する。図5は、当該付加形態テーブルの作成処理について説明するためのフローチャートであり、図6は、当該付加形態テーブルの作成処理において用いられる表示画面の例を説明するための図である。また、図7は、付加形態テーブルの具体例を説明するための図である。
この実施の形態の高機能携帯電話端末1においては、例えば、所定のメニューからコメント情報の付加形態テーブルの作成処理を実行する項目を選択すると、制御部102は、図5のフローチャートに示す付加形態テーブルの作成処理を実行する。まず、制御部102は、図6に示すコメント情報の付加形態を設定するための入力画面(付加形態設定画面)を表示部108に表示する(ステップS201)。
付加形態設定画面には、コメント情報を付加する位置を指示する項目、コメント情報の付加形態を指示する項目、コメント情報の表示色を指示する項目からなっている。コメント情報を付加する位置を指示する項目は、図6に示すように、「上側」、「下側」、「左側」、「右側」、「被写体近傍」の5つが設けられている。これらの項目のそれぞれには図6に示すように、チェックボックスが設けられており、ユーザーはこれらの中から目的とする項目が選択できる。ここで、「上側」、「下側」、「左側」、「右側」のそれぞれは、1枚の画像の上下左右のいずれかの位置にコメント情報を付加することを指示する項目である。また、「被写体近傍」は、被写体の近傍にコメント情報を付加することを指示する項目である。
また、コメント情報の付加形態を指示する項目は、図6に示すように、「通常」、「透過」、「白抜き」、「吹き出し」の4つが設けられている。これらの項目のそれぞれには図6に示すように、チェックボックスが設けられており、ユーザーはこれらの中から目的とする項目が選択できる。ここで、「通常」は、特殊な処理を行うことなく単にコメント情報を付加することを指示する項目である。「透過」は、コメント情報を付加した位置の画像が当該コメント情報を透過して見える状態にしてコメント情報を付加することを指示する項目であり、コメント情報に透明度が設定される項目である。また、「白抜き」は背景を白以外の色で塗りつぶし、その背景の上にコメント情報を白く切り抜いた状態で付加することを指示する項目である。なお、コメント情報を付加するエリアの背景を何色で塗りつぶすかを選択できるようにしてもよい。また、「吹き出し」は、いわゆる吹き出し形式のエリアを設定し、そこにコメント情報を付加することを指示する項目である。
また、コメント情報の表示色を指示する項目は、当該項目を入力項目として指示すると、例えば選択ウィンドウが開かれ、そのウィンドウ内に表示された複数の色の選択項目の中から、ユーザーが目的とする色を選択できるようになっている。当該コメント情報の表示色を指示する項目により、コメント情報の表示色が決定される。
そして、制御部102は、図6に示した付加形態設定画面に対するユーザーからの情報の入力を受け付ける(ステップS202)。図6においては、コメント情報の付加位置は「被写体近傍」が、コメント情報の付加形態は「吹き出し形式」が、また、文字色は「黒」が選択された場合を示している。この後、制御部102は、図6に示したように、表示部108の右下に表示されている「終了」ボタンが操作されたか否かを判別する(ステップS203)。
ステップS203の判別処理において、「終了」ボタンは操作されていないと判別したときには、制御部102は、表示部108の右下に表示されている「OK」ボタンが操作されたか否かを判別する(ステップS204)。ステップS204の判別処理において、「OK」ボタンは操作されていないと判別したときには、処理を進めるための操作は行われていないと判別し、ステップS202からの処理を繰り返す。
また、ステップS204の判別処理において、「OK」ボタンが操作されたと判別したときには、制御部102は、付加形態設定画面(図6)に対して入力された情報を、付加形態テーブルとして整えて、記憶装置103に特録する(ステップS205)。ステップS205の登録処理の後においては、付加形態設定画面を消去し、付加形態テーブルの作成処理が実行される前の表示画面に戻すなどの所定の終了処理を実行し(ステップS206)、この図5に示す付加形態テーブルの作成処理を終了する。また、ステップS203の判別処理において、「終了」ボタンが操作されたと判別したときにも、所定の終了処理を実行し(ステップS206)、この図5に示す付加形態テーブルの作成処理を終了する。
このように、この実施の形態の高機能携帯電話端末1においては、画像に対してコメント情報を付加する場合の付加態様を事前に設定できる。
図7は、記憶装置103に作成されるコメント情報の付加形態テーブルの例について説明するための図である。図7に示すように、付加形態テーブルには、付加位置、付加形態、文字色の3つの情報の格納エリアが設けられ、これらの格納エリアに、図6を用いて説明した付加形態設定画面を通じて入力された情報が格納される。図7に示した付加形態テーブルは、付加位置としては、被写体近傍に、吹き出しエリアを設け、黒色の文字でコメント情報を付加することが設定されている場合の例を示している。
[撮影画像へのコメント情報の付加処理]
次に、この実施の形態の高機能携帯電話端末1において行われる撮影処理について説明する。図8、図9は、当該撮影処理を説明するためのフローチャートである。図8、図9に示す当該撮影処理が実行される前に、図2〜図7を用いて説明した被写体別登録テーブル(図4)とコメント情報の付加形態テーブル(図7)とが記憶装置103に整備されているものとする。
次に、この実施の形態の高機能携帯電話端末1において行われる撮影処理について説明する。図8、図9は、当該撮影処理を説明するためのフローチャートである。図8、図9に示す当該撮影処理が実行される前に、図2〜図7を用いて説明した被写体別登録テーブル(図4)とコメント情報の付加形態テーブル(図7)とが記憶装置103に整備されているものとする。
また、この実施の形態の高機能携帯電話端末1は、撮影モードとして2つのモードを備える。1つは、撮影することにより得た画像データに対して被写体に応じたコメント情報を付加した画像データをも形成するコメント付加撮影モードであり、他の1つは、撮影することにより得た画像データのみを記憶装置に記憶する通常撮影モードである。ここでは、既に、コメント付加撮影モードが選択されている場合として説明する。
コメント付加撮影モードが選択された状態で、例えば、所定のメニューから撮影処理を実行するための項目が選択されるなどの、撮影処理を実行するための所定の操作が行われると、制御部102は、図8、図9に示す撮影処理を実行する。そして、制御部102を、カメラ部110を制御して、カメラ部110を動作させる(ステップS301)。この場合、カメラ部110を通じて取り込まれた画像データが、表示部108に供給され、当該画像データに応じた画像が表示部108に表示される。これにより、高機能携帯電話端末1のユーザーは、表示部108に表示されるカメラ画像を通じて構図や被写体の様子を確認しながら撮影を行うことができる。
この後、制御部102は、操作部104やタッチパネル109に対する操作入力を受け付けるようにし(ステップS302)、シャッター操作を受け付けたか否かを判別する(ステップS303)。ステップS303の判別処理において、シャッター操作は行われていないと判別したときには、制御部102は、所定の終了操作が行われたか否かを判別する(ステップS304)。ステップS304の判別処理において、所定の終了操作が行われたと判別したときには、カメラ機能を停止させ、図8、図9に示す撮影処理が実行される前の状態に戻す所定の終了処理を実行して(ステップS305)、この図8、図9に示す処理を終了する。
ステップS304の判別処理において、終了操作は行われていないと判別したときには、ステップS302において受け付けた操作に応じた処理を実行し(ステップS306)、ステップS302からの処理を繰り返す。なお、ステップS306において実行される処理としては、例えば、フォトサイズ、画質、フォーカス、ホワイトバランスなどの調整処理などがある。
また、ステップS303の処理において、シャッター操作が行われたと判別したときには、制御部102はカメラ部110を制御して撮影処理を実行する(ステップS307)。これにより、シャッター操作が行われたときにカメラ部110を通じて取り込まれていたカメラ画像を形成する画像データが、撮影画像データとして記憶装置103の所定のエリアに格納される。
そして、制御部102は、画像解析部111を制御し、今回撮影することにより得た画像データ(撮影画像データ)についての解析処理を実行させる(ステップS308)。ステップS308において、画像解析部111は、今回撮影され、記憶装置103に格納された画像データを解析し、写っている人物等の画像中の位置を特定すると共に、被写体別登録データを参照して、各人物等が誰かを特定する。
具体的に、被写体の画像中の位置は、例えば、各被写体の顔部分の中心位置を撮影画像における座標位置として特定したり、あるいは、各被写体の画像中において占める範囲の外延を撮影画像における幾つかの座標位置で特定したりするなどの方法が用いられる。また、被写体が誰かを示す情報は、図4に示した被写体登録テーブルの「登録No.」によって特定される。したがって、ステップS308においては、上述したように、被写体の当該撮影画像における座標位置(座標データ)と被写体登録テーブルの「登録No.」とが特定され、これらが対応付けられて管理されることになる。なお、ステップS308では、各被写体の画像中の位置をも特定できるので被写体の数をも同時に特定できる。
この後、制御部102は、画像解析部111の解析の結果、当該画像中に写っている人物等の被写体の数が、予め決められた数N(Nは1以上の整数)であるか否かを判別する(ステップS309)。このステップS309の判別処理は、被写体の数に応じて、撮影された画像はいわゆる集合写真か否かを判別し、集合写真である場合には被写体の名前をコメント情報として付加した一覧画像を形成するか否か判別するためのものである。なお、この実施の形態では、集合写真か否かを判別するための被写体の人数の閾値Nは、例えば、家族の数より多い6人以上であるものとして説明する。もちろん、これに限るものではなく、閾値Nは任意の数とすることができる。
ステップS309の判別処理において、解析対象の画像中に写っている人物等の被写体の数が、予め決められた閾値N(この例ではN=6)より少ないと判別したとする。この場合には、制御部102は、コメント特定部112を制御し、画像解析部111により特定された各被写体の被写体別登録テーブルの設定情報に基づいて、各被写体に付すべきコメント情報を特定する処理を行う(ステップS310)。すなわち、ステップS308で特定された「登録No.」に基づいて、被写体別登録テーブルを参照し、該当する被写体別の登録テーブルのコメント情報の選択設定(設定情報)を参照し、これに基づき付すべきコメント情報を特定する。
この後、制御部102は、コメント付画像生成部113を制御し、図7を用いて説明したコメント情報の付加形態テーブルの設定情報に応じた態様で、コメント情報を付加した画像データを生成する処理を行う(ステップS311)。具体的に、ステップS312においては、ステップS310で特定したコメント情報を各被写体に対して付加した画像を形成する画像データを生成する。この場合、コメント情報を付加する撮影画像中の位置は、ステップS308で特定された各被写体の位置に応じて行われる。
また、ステップS309の判別処理において、解析対象の画像中に写っている人物等の被写体の数が、予め決められた数N以上であると判別したとする。この場合には、制御部102は、コメント特定部112を制御し、画像解析部111により特定された各被写体の被写体別登録テーブルの設定情報に基づいて、各被写体に付すべき名前を特定する処理を行う(ステップS312)。このステップS312の処理においても、ステップS308で特定された各被写体の「登録No.」に基づいて、被写体別登録テーブルを参照し、各被写体の名前を特定(取得)する。この後、制御部102は、コメント付画像生成部113を制御し、画像全体の色を薄くして、各被写体の位置に各被写体の名前を付した一覧画像を形成する(ステップS313)。ステップS313において、名前を付す位置は、ステップS308で特定した各被写体の位置に応じて行われる。
そして、制御部102は、ステップS311において、あるいは、ステップS312において生成したコメント情報を付加した画像データによる画像を表示部108に表示し(ステップS314)、図9に示すステップS315の処理に進む。ステップS315においては、制御部102は、タッチパネル109を通じて、ユーザーからの操作入力を受け付ける(ステップS315)。この後、制御部102は、ステップS315で受け付けた操作入力は、詳しくは後述するように、表示部108に表示される「OK」ボタンを選択する操作か否かを判別する(ステップS316)。
ステップS316の判別処理において、「OK」ボタンを選択する操作を受け付けたと判別したとする。この場合、制御部102は、ステップS314で表示画面に表示したコメント情報や被写体の名前が付加された画像を形成する画像データを記憶装置に記録し(ステップS317)、図8に示すステップS302からの処理を繰り返す。
また、ステップS316の判別処理において、「OK」ボタンを選択する操作を受け付けていないと判別したとする。この場合、制御部102は、ステップS315で受け付けた操作入力は、詳しくは後述するように、表示部108に表示される「NG」ボタンを選択する操作か否かを判別する(ステップS318)。ステップS318の判別処理において、「NG」ボタンを選択する操作を受け付けたと判別したとする。この場合、制御部102は、ステップS314で表示画面に表示したコメント情報や被写体の名前が付加された画像を形成する画像データを破棄し(ステップS319)、図8に示すステップS302からの処理を繰り返す。
また、ステップS318の判別処理において、「NG」ボタンを選択する操作を受け付けていないと判別したとする。この場合、制御部102は、ステップS315で受け付けた操作入力は、タッチパネル109を通じて行われる被写体の選択指示を受け付けたか否かを判別する(ステップS320)。ステップS320の判別処理において、被写体を指示する操作入力を受け付けたと判別したとする。この場合には、詳しくは後述もするが、指示された被写体に対して付加されているコメント情報等を消去したり、また、付加したりして、画像に対するコメント情報の付加の調整処理を実行する(ステップS321)。この後、ステップS315からの処理を繰り返す。また、ステップS320の判別処理において、被写体を指示する操作入力を受け付けていないと判別したとする。この場合には、有効な操作入力は受け付けていないので、ステップS315からの処理を繰り返す。
このようにし、この実施の形態の高機能携帯電話端末1においては、撮影時において、自動的に撮影画像に対して、被写体に応じたコメント情報を付加した画像データを検出し、これを記憶保持できる。
[コメント情報を付加した画像の具体例]
次に、図8、図9の処理により、形成されたコメント情報が付加された画像の具体例について説明する。図10〜図12は、図8、図9に示す撮影処理において形成されるコメント情報を付加した画像の一例を説明するための図である。
次に、図8、図9の処理により、形成されたコメント情報が付加された画像の具体例について説明する。図10〜図12は、図8、図9に示す撮影処理において形成されるコメント情報を付加した画像の一例を説明するための図である。
例えば、高機能携帯電話端末1のユーザーが、自分の父親と娘(長女)の2名からなる写真を撮影したとする。この場合、図8に示したステップS308、ステップS309、ステップS310、ステップS311、ステップS314の処理を通じて、図10Aに示すように、被写体である父親と娘のそれぞれにコメント情報が付加された画像を形成する画像データが生成される。
すなわち、図10Aに示した例の場合、ステップS308の処理により、被写体の画像中における位置が特定されると共に、各被写体が誰かも顔部分の画像データと被写体別登録データの特定用画像データとの比較により特定される。この処理では被写体の数も特定できる。そして、図10Aに示した画像の場合、被写体の数は2名であるので、ステップS309の判別処理を通じて、ステップS310の処理を実行することになる。
ステップS310では、被写体別登録データの特定した被写体の設定情報により、被写体毎に付加するコメント情報を特定する。例えば、図4に示したように、被写体である父親に対しては、名前とメッセージとを付加することが設定されていたとする。同様に、被写体である娘(長女)に対しては、名前とメッセージとを付加することが設定されていたとする。この場合、それぞれの被写体に対しては、名前とメッセージとが被写体に対して付加するコメント情報として特定される。
この後、ステップS311の処理により、コメント情報の付加形態テーブル(図7)の設定情報に応じた形態で、ステップS310において特定したコメント情報を付加した画像データを形成する。そして、コメント情報の付加形態テーブルには、図7を用いて説明したように、コメント情報を、被写体近傍に、吹き出し形式で、黒の文字色で付加することが設定されていたとする。
この場合には、図10Aに示したように、コメント情報として、被写体別登録テーブル(図4)に登録されている被写体の名前とメッセージとを、被写体近傍に吹き出し形式で黒色の文字で付加した画像を形成する画像データが生成される。この生成された画像データによる画像が、ステップS314において表示部108に表示される。当該表示された画像が、例えば、図10Aに示した態様の表示画像となる。
また、被写体が娘(長女)1人であったとする。当該娘(長女)の被写体別登録テーブル(図4)の設定情報として、氏名、年齢、場所、メッセージをコメント情報として付加することが設定されていたとする。また、コメント情報の付加形態テーブルには、図7を用いて説明したように、コメント情報を、被写体近傍に、吹き出し形式で、黒の文字色で付加することが設定されていたとする。
この場合には、コメント情報として、被写体別登録テーブル(図4)に登録されている被写体の名前、生年月日から算出される年齢、メッセージ、および、GPS部107からの現在位置に応じて特定される場所がコメント情報とされる。そして、図10Bに示すように、当該コメント情報が、写体近傍に吹き出し形式で黒色の文字で付加した画像を形成する画像データが生成され、これが表示部108に表示されることになる。
また、図11Aに示すように、被写体が9名からなる集合写真を撮影したとする。この場合、図8に示したステップS308、ステップS309、ステップS312、ステップS313、ステップS314の処理を通じて、図11Bに示すように、9名の被写体のそれぞれに被写体の名前が付加された画像を形成する画像データが生成される。
すなわち、図11Aに示した例の場合、ステップS308の処理により、被写体の画像中における位置が特定されると共に、各被写体が誰かも、顔部分の画像データと被写体別登録データの特定用画像データとの比較により特定される。この処理では被写体の数も特定できる。そして、図11Aに示した画像の場合、被写体の数は9名であるので、ステップS309の判別処理を通じて、ステップS312の処理を実行することになる。
ステップS312では、被写体別登録データの特定した被写体の設定情報により、被写体毎に付加するコメント情報(名前)を特定する。この後、ステップS313の処理により、画像全体の色を薄くして各被写体の位置に各被写体の名前を付した画像を形成する画像データを生成する。そして、ステップS314において、図11Bに示したように、ステップS313において生成した集合写真に対応した被写体の名前の一覧画像を表示できる。
また、図12Aに示すように、例えば、高機能携帯電話端末1のユーザーの父親と娘(長女)の2名が撮影され、それぞれの被写体の近傍にコメント情報が付加された画像が表示されている状態で、被写体である父親の画像部分に指fg等の指示体を接触させたとする。この場合、図12Bに示すように、被写体である父親の画像の近傍に付加されていたコメント情報を消去できる。また、図12Bに示した状態にあるときに、被写体である祖父の画像部分に指等の指示体を接触させたとする。この場合には、図12Aに示すように、被写体である祖父の画像の近傍に再度コメント情報を付加できる。このように、被写体ごとにコメント情報の消去と付加とを行うことができる。
このような機能を実現する処理が、図9に示したステップS320〜ステップS321の処理である。なお、ここでは、被写体である祖父の画像を指示した場合を例に説明したが、これに限るものではない。コメント情報の付加対象であるいずれの被写体の画像についても同様に処理できる。すなわち、図12Aにおいて、女の子の画像部分を指示した時には、女の子の画像に対して、コメント情報の消去と付加とを行うことができる。また、図11を用いて説明した集合写真の場合にも、名前を付加する被写体と付加しない被写体とを選択することもできる。
[画像データの保存形式]
なお、上述した実施の形態においては、撮影することにより得た画像データと、コメント情報を付加した画像データとの両方を保存するようにした。この場合、両画像データが相互に関連付けされて記憶保持されていることが望ましい。図13、図14は、撮影することにより得た画像データと、コメント情報を付加した画像データとの両方を保存する場合の保存形式の例について説明するための図である。
なお、上述した実施の形態においては、撮影することにより得た画像データと、コメント情報を付加した画像データとの両方を保存するようにした。この場合、両画像データが相互に関連付けされて記憶保持されていることが望ましい。図13、図14は、撮影することにより得た画像データと、コメント情報を付加した画像データとの両方を保存する場合の保存形式の例について説明するための図である。
図13に示した例は、1つの画像ファイルの中に、撮影することにより得られた画像データ(元画像データ)と、コメント情報を付加した画像データとを格納して保存する場合の例を示す図である。このようにすることにより、元画像データとコメント情報を付加した画像データとを関連付けて保存できる。
また、図14に示した例は、撮影することにより得られた画像データ(元画像データ)と、コメント情報を付加した画像データとは、それぞれ別ファイルとして記憶保持するものである。しかし、元画像データを格納した画像データファイルには、コメント情報を付加した対応する画像データを格納した画像データファイルのファイル名(ファイルA1)を付加しておく。逆に、コメント情報を付加した画像データを格納した画像データファイルには、元画像データを格納した画像データファイルのファイル名(ファイルA)を付加しておく。このようにした場合にも、相互に関連付けて画像データを保存できる。
この他にも、撮影することにより得た画像データと、コメント情報を付加した画像データとを相互に関連付けて記憶保持可能な種々の方法を用いることができる。
[実施の形態の効果]
撮影時において、撮影者の手を煩わせることなく、撮影した画像に写っている被写体に対するコメント情報を付加した画像データを、撮影することにより得た画像データとは別個に作成し、これを保持できる。これにより、当該画像データにより形成される画像(写真)を見れば、誰の何の画像(写真)かが一目瞭然となる。また、画像データに別個にコメント情報を付すことなく、コメント情報が付加された画像を形成する画像データをそのまま写真共有サーバに投稿できる。
撮影時において、撮影者の手を煩わせることなく、撮影した画像に写っている被写体に対するコメント情報を付加した画像データを、撮影することにより得た画像データとは別個に作成し、これを保持できる。これにより、当該画像データにより形成される画像(写真)を見れば、誰の何の画像(写真)かが一目瞭然となる。また、画像データに別個にコメント情報を付すことなく、コメント情報が付加された画像を形成する画像データをそのまま写真共有サーバに投稿できる。
[変形例]
なお、上述した実施の形態においては、各被写体に対するコメント情報は1つである場合を例にして説明したが、これに限るものではない。例えば、被写体に対して、複数のメッセージを設定しておくことも可能である。このような場合には、被写体に対して付加することが可能な複数のコメント情報を表示部108に表示し、その中から付加するコメント情報をタッチパネル109へのタッチ操作によって選択させるようにすることもできる。
なお、上述した実施の形態においては、各被写体に対するコメント情報は1つである場合を例にして説明したが、これに限るものではない。例えば、被写体に対して、複数のメッセージを設定しておくことも可能である。このような場合には、被写体に対して付加することが可能な複数のコメント情報を表示部108に表示し、その中から付加するコメント情報をタッチパネル109へのタッチ操作によって選択させるようにすることもできる。
また、「子供が生まれました。」、「一歳になりました。」、「今日は、○○の誕生日です。」などと言った種々のコメントを、被写体別登録テーブルの各被写体用のメッセージとして登録しておくことにより、被写体別に種々のコメント情報を画像中に付すことができる。
また、上述した実施の形態においては、高機能携帯電話端末1において、写真を撮影する場合にコメント情報を自動的に付加した画像を形成する画像データを生成するものとして説明したが、これに限るものではない。例えば、既に撮影済みの画像データに基づいて、コメント情報を付加した画像データを生成することもできる。例えば、既に記憶保持されている画像データの一覧リスト(サムネイル画像の一覧表示等)から、コメント情報を付加する画像データを選択する。この後、図8、図9に示したステップS308からステップS321の処理を行う。このような処理を繰り返すことにより、既に記憶保持されている画像データに対してコメント情報を付加した画像データを別途生成できる。
したがって、この発明は、画像データを記憶保持したハードディスクなどの記憶装置を備えたパーソナルコンピュータにも適用できる。また、この発明は、インターネット上の写真供給サイト等にも適用できる。すなわち、記憶保持されている画像データが形成する画像に写っている被写体に応じたコメント情報を付加した画像データを生成し、これをも利用可能にすることができる。
なお、パーソナルコンピュータやインターネット上の写真供給サイトにおいてこの発明を適用する場合には、パーソナルコンピュータや写真供給サイトに、図4に示した被写体別登録テーブルやコメント情報の付加態様テーブルが用意されている必要がある。また、撮影場所や撮影方向などのコメント情報を付加する場合には、画像データの他に、例えば、Exif規格のメタデータなどが画像データに付随して存在している必要がある。
また、上述した実施の形態においては、元画像データとコメント付画像データとの両方を保持するようにしたが、これに限るものではない。例えば、コメント付画像データだけを保持することも可能である。このため、例えば、元画像データとコメント付画像データとの両方を保持するモードと、コメント付画像データだけを保持するモードとを設け、これを選択するように構成することもできる。
[その他]
上述した実施の形態からも分かるように、画像処理装置の記憶手段としての機能は、高機能携帯電話端末1の記憶装置103が実現し、画像処理装置の第1、第1の受付手段の機能は、表示部108、タッチパネル109、制御部102が協働して実現している。また、画像処理装置の解析手段の機能は、高機能携帯電話端末1の画像解析部111が実現し、画像処理装置の特定手段としての機能は、高機能携帯電話端末1のコメント特定部112が実現している。また、画像処理装置の形成手段としての機能は、高機能携帯電話端末1のコメント付画像生成部113が実現している。
上述した実施の形態からも分かるように、画像処理装置の記憶手段としての機能は、高機能携帯電話端末1の記憶装置103が実現し、画像処理装置の第1、第1の受付手段の機能は、表示部108、タッチパネル109、制御部102が協働して実現している。また、画像処理装置の解析手段の機能は、高機能携帯電話端末1の画像解析部111が実現し、画像処理装置の特定手段としての機能は、高機能携帯電話端末1のコメント特定部112が実現している。また、画像処理装置の形成手段としての機能は、高機能携帯電話端末1のコメント付画像生成部113が実現している。
また、画像処理装置の提示手段としての機能は、高機能携帯電話端末1の表示部108が実現し、画像処理装置の第3の受付手段としての機能は、表示部108、タッチパネル109、制御部102が協働して実現している。また、画像処理装置の第4の受付手段としての機能もまた、表示部108、タッチパネル109、制御部102が協働して実現している。また、画像処理手段の撮像手段としての機能は、高機能携帯電話端末1のカメラ部110が実現している。
また、図1に示した画像解析部111、コメント特定部112、コメント付画像生成部113の各機能は、制御部102において実行されるソフトウェアによって、制御部102の機能として実現することもできる。
また、図8、図9のフローチャートに示した処理が、この発明の画像処理方法が適用された画像処理方法である。また、図8、図9に示したフローチャートの処理を実現するプログラムであって、上述した実施の形態の高機能携帯電話端末1に制御部102において実行されるプログラムが、この発明の画像処理プログラムの一実施の形態が適用されたものである。
1…高機能携帯電話端末、101A…送受信アンテナ、101…無線通信部、102…制御部、103…記憶装置、104…操作部、105…時間制御部、106…センサ部、107…GPS部、107A…GPSアンテナ、108…表示部、109…タッチパネル、110…カメラ部、111…画像解析部、112…コメント特定部、113…コメント付画像生成部、114…通話処理部、114R…受話器、114S…送話器
Claims (8)
- 被写体を特定するための画像データを記憶保持する記憶手段と、
被写体毎に付加するコメント情報を特定するための設定情報を受け付ける第1の受付手段と、
画像中にコメント情報を付加する場合の付加態様の設定入力を受け付ける第2の受付手段と、
画像データを解析し、画像中の1以上の被写体の当該画像中におけるそれぞれの位置を特定すると共に、前記記憶手段の画像データを参照して前記画像中の1以上の被写体のそれぞれを特定する解析手段と、
特定された被写体に付加するコメント情報を前記設定情報に基づいて特定する特定手段と、
特定した前記コメント情報を設定された前記付加態様で前記画像中に付加した画像データを形成する形成手段と
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1に記載の画像処理装置であって、
前記形成手段は、解析対象となった前記画像データとは別個に、前記コメント情報を画像中に付加した画像データを形成することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1または請求項2のいずれかに記載の画像処理装置であって、
前記特定手段により複数のコメント情報が特定された場合に、当該複数のコメント情報をユーザーに提示する提示手段と、
提示された前記複数のコメント情報の中ら1のコメント情報のユーザーからの選択入力を受け付ける第3の受付手段と
を備え、
前記形成手段は、前記第3の受付手段を通じて選択されたコメント情報を設定された前記付加態様で前記画像中に付加した画像データを形成することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1、請求項2または請求項3のいずれかに記載の画像処理装置であって、
前記解析手段により、複数の被写体の位置が特定された場合に、コメント情報を付加する被写体の選択入力を受け付ける第4の受付手段を備え、
前記形成手段は、選択された前記被写体に対して、特定された前記コメント情報を付加した画像データを形成することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1に記載の画像処理装置であって、
前記解析手段により、所定数以上の人物である被写体の位置が特定された場合に、前記形成手段は、解析対象となった前記画像データとは別個に、各被写体に対応して各被写体の識別情報を目立つように付加した画像データを形成することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1、請求項2、請求項3、請求項4または請求項5のいずれかに記載の画像処理装置であって、
撮像手段を備え、
前記解析手段は、前記撮像手段を通じて撮像されることにより取り込まれた画像データを解析対象とすることを特徴とする画像処理装置。 - 第1の受付手段が、被写体毎に付加するコメント情報を特定するための設定情報を受け付ける第1の受付工程と、
第2の受付手段が、画像中にコメント情報を付加する場合の付加態様の設定入力を受け付ける第2の受付工程と、
解析手段が、画像データを解析し、画像中の1以上の被写体のそれぞれの位置を特定すると共に、被写体を特定するための画像データを記憶保持する記憶手段の画像データを参照して前記画像中の1以上の被写体のそれぞれを特定する解析工程と、
特定された被写体に付加するコメント情報を、特定手段が前記設定情報に基づいて特定する特定工程と、
形成手段が、特定した当該コメント情報を設定された前記付加態様で前記画像中に付加した画像データを形成する形成工程と
を有することを特徴とする画像処理方法。 - 画像データを処理する画像処理装置に搭載されたコンピュータが実行する画像処理プログラムであって、
被写体毎に付加するコメント情報を特定するための設定情報を、第1の受付手段を通じて受け付ける第1の受付ステップと、
画像中にコメント情報を付加する場合の付加態様の設定入力を、第2の受付手段を通じて受け付ける第2の受付ステップと、
解析手段を制御して、画像データを解析し、画像中の1以上の被写体のそれぞれの位置を特定すると共に、被写体を特定するための画像データを記憶保持する記憶手段の画像データを参照して前記画像中の1以上の被写体のそれぞれを特定する解析ステップと、
特定手段を制御して、特定された被写体に付加するコメント情報を前記設定情報に基づいて特定する特定ステップと、
形成手段を制御して、特定した当該コメント情報を設定された前記付加態様で前記画像中に付加した画像データを形成する形成ステップと
を実行することを特徴とする画像処理プログラム。
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