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JP2014022580A - パワーモジュール半導体装置 - Google Patents

パワーモジュール半導体装置 Download PDF

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Abstract

【課題】薄型で作ったSiCパワーモジュールの配線柱レス化、小型、軽量化可能なパワーモジュール半導体装置を提供する。
【解決手段】セラミック基板10と、セラミック基板10の表面上に配置された第1銅プレート層10aの第1パターンD(K4)と、第1パターンD(K4)上に配置された第1半導体デバイスQ4と、第1半導体デバイスQ4上に配置された第1ソースパッド電極SPと、第1半導体デバイスQ4上に第1ソースパッド電極SPの周囲に配置され、第1ソースパッド電極SPよりも厚い膜厚を有する第1絶縁膜60と、第1絶縁膜60および第1ソースパッド電極SP上に配置された第1上面板電極22とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、パワーモジュール半導体装置に関し、特に、配線柱レス化、小型、軽量化可能なパワーモジュール半導体装置に関する。
現在多くの研究機関において、シリコンカーバイド(SiC:Silicon Carbide)デバイスの研究開発が行われている。SiCパワーデバイスの特徴として、従来のSiパワーデバイスよりも優れた低オン抵抗、高速スイッチングおよび高温動作などを挙げることができる。
絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT:Insulated Gate Bipolar Transistor)などの従来のSiパワーデバイスでは、動作可能な温度範囲が150℃程度までである。
しかしながら、SiCパワーデバイスでは、理論的に、約600℃まで動作可能である。
従来のSiパワーモジュールでは、Siパワーデバイスのロスが相対的に大きく、発熱の問題から大きなパワーを出力することができない。大きなパワーを出力することができない分、パワーモジュールの熱抵抗は大きくても許容できるため、反りの影響を考慮してパワーモジュールを厚く形成しているが、そのためにパワーモジュールの小型化に限界があった。
SiCパワーモジュールでは、SiCデバイスのロスが相対的に小さいため、大電流を導通可能であり、かつ高温動作が容易となったが、それを許容するための薄型パワーモジュールの設計は必須である。
これらのSiCパワーデバイスのパッケージには、ケース型が採用されている。
一方、トランスファモールドによって樹脂封止された半導体装置についても開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、ソース電極に対してワイヤボンディング技術を適用するSiCパワーデバイスの構造も開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2005−183463号公報 特開2007−305962号公報
従来のSiパワーモジュールでは、Siデバイスの規格化オン抵抗が大きいため、抵抗低減のためにチップサイズを大きくしなくてはならず、モジュール全体の面積も大きかった。そのため、モジュールの反りが起こりやすく、この反りを抑えるために、内蔵する基板が厚くなり、モジュール全体の厚さも設計上厚くなっていた。また、高温時にSiデバイスが熱暴走する性質から、高温動作は不可能であった。
SiCパワーモジュールでは、小型化の点で薄型パワーモジュールが求められている。SiCパワーモジュールでは、SiCデバイスのチップ面積が小さくなるために、熱抵抗が下がりにくく、また、高温動作も求められるため、薄型パワーモジュールの部材の反りが問題となる。
また、従来の半導体モジュールでは、内蔵する部材が多く、サイズ縮小が不十分であった。また、システムに実装するときに端子の配置が最適化されていないため、省スペース化できなかった。また、ボンディングワイヤと内蔵する部材間のショートを回避するために、上面板電極と基板間の厚みを大きくする必要があり、サイズ縮小が不十分であった。
本発明の目的は、薄型SiCパワーモジュールの配線柱レス化、小型、軽量化可能なパワーモジュール半導体装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の一態様によれば、セラミック基板と、前記セラミック基板の表面上に配置された第1銅プレート層の第1パターンと、前記第1パターン上に配置された第1半導体デバイスと、前記第1半導体デバイス上に配置された第1ソースパッド電極と、前記第1半導体デバイス上に前記第1ソースパッド電極の周囲に配置され、前記第1ソースパッド電極よりも厚い膜厚を有する第1絶縁膜と、前記第1絶縁膜および前記第1ソースパッド電極上に配置された第1上面板電極とを備えるパワーモジュール半導体装置が提供される。
本発明によれば、薄型SiCパワーモジュールの配線柱レス化、小型、軽量化可能なパワーモジュール半導体装置を提供することができる。
第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置の模式的平面パターン構成図。 図1のI−I線に沿う模式的断面構造図。 比較例に係るパワーモジュール半導体装置の模式的断面構造図。 比較例に係るパワーモジュール半導体装置の模式的平面パターン構成図。 図4のII−II線に沿う模式的断面構造図。 第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置の製造方法の一工程を説明する模式的平面パターン構成図。 図6のIII−III線に沿う模式的断面構造図(その1)。 第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置の製造方法の一工程を説明する模式的断面構造図(その2)。 第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置であって、ツーインワンモジュールの模式的鳥瞰構成図。 第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置であって、ツーインワンモジュールにおいて、樹脂層を形成前の模式的鳥瞰構成図。 第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置に適用する上面板電極の模式的平面パターン構成図。 第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置であって、ツーインワンモジュールにおいて、上面板電極を形成前の模式的鳥瞰構成図。 第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置であって、ツーインワンモジュールの模式的平面パターン構成図。 図13のIV−IV線に沿う模式的断面構造図。 第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置であって、ツーインワンモジュールの模式的裏面外観構成図。 第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置であって、ツーインワンモジュールの模式的回路表現図。 第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置に適用する半導体デバイスの例であって、SiC MOSFETの模式的断面構造図。 第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置に適用する半導体デバイスの例であって、ソースパッド電極SP、ゲートパッド電極GPを含むSiC MOSFETの模式的断面構造図。 第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置を用いて構成した3相交流インバータの模式的回路構成図。 3相交流インバータを駆動するために第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置を3個並列に配置した模式的平面構成図。 第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置において、信号端子を折り曲げた模式的鳥瞰構成図。 第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置を3個並列に配置し、3相交流インバータを駆動する模式的平面構成図。 第2の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置であって、ワンインワンモジュールの模式的回路表現図。 第2の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置であって、ワンインワンモジュールの詳細回路表現図。 第2の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置であって、ワンインワンモジュールの模式的鳥瞰構成図。 第2の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置であって、ワンインワンモジュールの模式的平面パターン構成図。 第2の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置であって、ワンインワンモジュールの模式的裏面外観構成図。 図26のV−V線に沿う模式的断面構造図。 図28のA部分の拡大された模式的断面構造図。 図29のB部分の模式的平面パターン構成図。 図30のVI−VI線に沿う模式的断面構造図。
次に、図面を参照して、実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。又、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
又、以下に示す実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の実施の形態は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の実施の形態は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
[第1の実施の形態]
(半導体装置の構成)
第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置の模式的平面パターン構成は、図1に示すように表され、図1のI−I線に沿う模式的断面構造は、図2に示すように表される。図1〜図2において、半導体デバイス100のソースパッド電極SP、ゲートパッド電極GPが表面上に配置されている。半導体デバイス100の構造は、後述する(図17〜図18)。
第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置は、図1〜図2に示すように、第1半導体デバイスQと、第1半導体デバイスQ上に配置された第1ソースパッド電極SPと、第1半導体デバイスQ上に第1ソースパッド電極SPの周囲に配置され、第1ソースパッド電極SPよりも厚い膜厚を有する第1絶縁膜60と、第1絶縁膜60および第1ソースパッド電極SP上に配置された第1上面板電極22とを備える。ここで、第1半導体デバイスQは、後述する図14に示すように、セラミック基板10の表面上に配置された第1銅プレート層10aの第1パターンD(K4)上に配置されていても良い。
また、第1上面板電極22と第1ソースパッド電極SPは、図1〜図2に示すように、第1半田層80を介して接続されていても良い。
また、第1絶縁膜60は、ポリイミド膜で形成されていても良い。厚さは、例えば、50μm以上であることが、絶縁性を容易に確保することができ、かつ低背化が可能であるという点で望ましい。あるいは、また、第1絶縁膜60は、セラミックス若しくはその積層で形成されていても良い。この場合も厚さは、例えば、50μm以上であることが、絶縁性を容易に確保することができ、かつ低背化が可能であるという点で望ましい。
(比較例)
一方、比較例に係るパワーモジュール半導体装置の模式的断面構造は、図3に示すように、柱状電極201を半導体デバイスQ1のソースパッド電極SP上に配置し、セラミック基板10と上面板電極22との間の距離を稼ぐことで、上面板電極22と半導体デバイスQ1に接続されるボンディングワイヤとの接触を回避させている。
また、比較例に係るパワーモジュール半導体装置の模式的平面パターン構成は、図4に示すように表され、図4のII−II線に沿う模式的断面構造は、図5に示すように表される。
比較例に係るパワーモジュール半導体装置においては、柱状電極201を用いて、半導体デバイスQのソースパッド電極SPと上面板電極22とを半田層3bを介して接続することで、半田流れ(はみ出し)等を防止し、半導体デバイスの上面と側面・裏面との絶縁性を確保している。
なお、配線構造として、柱電極構造を用いることによって、半田流れ(はみ出し)等を防止し、半導体デバイスの上面と側面・裏面との絶縁性を確保している構造に対して、単純に柱電極構造をなくし、上面電極と半導体デバイスの上面とを接触させた構造を形成したのでは、流れ出した半田により、半導体デバイスの上面と側面・裏面との絶縁性が損なわれる可能性があった。
(製造方法)
第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置の製造方法の一工程を説明する模式的平面パターン構成は、図6に示すように表される。図6において、SS・CSは、ソースセンスパッド電極・カレントセンスパッド電極を表す。
また、図6のIII−III線に沿う模式的断面構造(その1)は、図7に示すように表される。
また、第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置の製造方法の一工程を説明する模式的断面構造(その2)は、図8に示すように表される。
(a)まず、第1半導体デバイスQ上に配置された第1ソースパッド電極SPの周囲に、第1ソースパッド電極SPの膜厚D1よりも厚い膜厚(D1+D2)を有する第1絶縁膜60を形成する。
(b)次に、第1ソースパッド電極SP上に、厚さD2よりも厚い膜厚の半田層80を配置する。すなわち、第1絶縁膜60の上面60aよりも半田層80の上面80aの高さが高くなるように、半田層80を配置する。この場合、図6に示すように、半田層80は、第1絶縁膜60との間に隙間ΔWを有するように、第1ソースパッド電極SP上に配置する。図6において、第1ソースパッド電極SPの幅W1に対して、半田層80の幅W2であり、W2−W1=2ΔWが成立している。
(c)次に、第1絶縁膜60および第1ソースパッド電極SP上に第1上面板電極22を配置し、半田層80を介して、第1上面板電極22と第1ソースパッド電極SPとを接続する。この場合、図6〜図7の隙間ΔWが、溶融された半田層80で隙間なく充填されるようにすることが望ましい。すなわち、図7において、第1絶縁膜60の上面60aよりも半田層80の上面80aの高さが高くなるように設定されており、第1絶縁膜60の上面60aよりも高い部分の半田層80の体積が、図6〜図7に示される隙間部分の体積と同等か、若しくは大きいことが溶融された半田層80で隙間を充填するという点で望ましい。
(ツーインワンモジュール:2 in 1 Module)
第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置1であって、ツーインワンモジュール(2 in 1 Module)の模式的鳥瞰構成は、図9に示すように表される。
また、樹脂層12を形成前の模式的鳥瞰構成は、図10に示すように表される。
第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置1は、図9および図10に示すように、樹脂層12に被覆されたセラミック基板10の第1の辺に配置された正側電源入力端子Pおよび負側電源入力端子Nと、第1の辺に隣接する第2の辺に配置された信号端子群S1・G1・T1と、第1の辺に対向する第3の辺に配置された出力端子Oおよびサーミスタ接続端子B1・B2と、第2の辺に対向する第4の辺に配置された信号端子群S2・G2・T2とを備える。ここで、信号端子群S1・G1・T1は、図16に示す半導体デバイスQ1のソースセンス端子・ゲート信号端子・電流センス端子に対応し、信号端子群S2・G2・T2は、図16に示す半導体デバイスQ4のソースセンス端子・ゲート信号端子・電流センス端子に対応する。また、負側電源入力端子Nは、第1電源入力端子に対応し、正側電源入力端子Pは、第2電源入力端子に対応する。
また、第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置1に適用する上面板電極221・224の模式的平面パターン構成は、図11に示すように表される。
さらに、上面板電極221・224を形成前の模式的鳥瞰構成は、図12に示すように表される。
また、第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置1であって、ツーインワンモジュールの模式的平面パターン構成は、図13に示すように表され、図13のIV−IV線に沿う模式的断面構造は、図14に示すように表される。
第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置1は、図10〜図14に示すように、第1半導体デバイスQ4と、第1半導体デバイスQ4上に配置された第1ソースパッド電極SPと、第1半導体デバイスQ4上に第1ソースパッド電極SPの周囲に配置され、第1ソースパッド電極SPよりも厚い膜厚を有する第1絶縁膜60(図示省略)と、第1絶縁膜60および第1ソースパッド電極SP上に配置された第1上面板電極221とを備える。
第1上面板電極221と第1ソースパッド電極SPは、第1半田層80を介して接続される。
第1絶縁膜60は、ポリイミド膜で形成可能である。また、第1絶縁膜60は、セラミックス若しくはその積層で形成可能である。
また、第1パターンD(K4)上に配置された第1接続電極18Oと、第1接続電極18Oに接続された出力端子Oとを備える。
また、第1銅プレート層10aの第2パターンEPと、第2パターンEP上に配置された第2接続電極18nと、第2接続電極18nに接続された第1電源入力端子Nと備える。
また、第1接続電極18Oは、第1パターンD(K4)上に配置された延長電極25を備えていても良い。特に、第1接続電極18Oが配置される第1パターンD(K4)部分は、幅が狭く形成されるため、抵抗値が上昇しやすい。この抵抗値は、半導体デバイスQ4のドレインと出力端子Oとの間に配置されるため、半導体デバイスQ4のドレインに接続される寄生直列抵抗および寄生直列インダクタンスとなる。第1パターンD(K4)上に延長電極25を配置することにより、このような寄生直列抵抗および寄生直列インダクタンスを低減化することができる。
また、第1パターンD(K4)上に第1半導体デバイスQ4に隣接して配置された第1ダイオードDI4を備えていても良い。
第1上面板電極221は、第1ダイオードDI4のアノード電極A4に接続されている。
また、第1銅プレート層10aの第3パターンD(K1)上に配置された第2半導体デバイスQ1を備えていても良い。
また、第3パターンD(K1)上に第2半導体デバイスQ1に隣接して配置された第2ダイオードDI1を備えていても良い。
また、第2半導体デバイスQ1上に配置された第2ソースパッド電極SPと、第2半導体デバイスQ1上に第2ソースパッド電極SPの周囲に配置され、第2ソースパッド電極SPよりも厚い膜厚を有する第2絶縁膜60(図示省略)と、第2絶縁膜60および第2ソースパッド電極SP上に配置された第2上面板電極224とを備えていても良い。
ここで、第2上面板電極224と第2ソースパッド電極SPは、第2半田層80を介して接続される。
第2絶縁膜60は、ポリイミド膜で形成可能である。また、セラミックス若しくはその積層で形成可能である。
第2上面板電極224は、前記第2ダイオードDI1のアノード電極A1に接続される。
第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置1は、図10〜図14に示すように、薄型SiCパワーモジュールを配線柱レス化で形成することができるため、小型、軽量化可能なパワーモジュール半導体装置を提供することができる。
また、第1上面板電極224および第2上面板電極221は、図10および図11に示すように、平面視で内側の角部に湾曲凹状のL字構造を有していても良い。平面視で内側の角部に湾曲凹状のL字構造を有することが望ましい。ボンディングワイヤとの接触を回避しつつ、かつ電気的な抵抗を低減するためである。特に、図11に示すように、L字構造の角部と湾曲部との最小距離は、W1に設定されている。
また、第3パターンD(K1)に接続された第2電源入力端子Pを備える。
また、第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置1であって、ツーインワンモジュールの模式的回路表現は、図16に示すように表される。
第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置1は、ツーインワンモジュールの構成を備える。すなわち、2個のMOSFETQ1・Q4が1つのモジュールに内蔵されている。
ツーインワンモジュールの片側には、一例として4チップ(MOSトランジスタ×3、ダイオード×1)搭載可能であり、それぞれのMOSFETQ1・Q4は、3個まで並列接続可能である。ここで、MOSFETQ1・Q4は例えば、約5mm×約5mmのサイズを有する。
第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置1は、図9〜図14に示すように、SiC TPM(Transfer mold Power Module)において、上面板電極221・224とセラミック基板10上の電極パターン(EP・D(K4))とを電気的に接続する接続電極18O・18nの役割を兼用する負側電源入力端子N・出力端子Oを備える。負側電源入力端子N・出力端子Oはパワー端子として作用する。接続電極18Oには、図10に示すように、延長電極25が接続されていても良い。
第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置1は、図9〜図14に示すように、信号端子群(G1・S1・T1)・(G4・S4・T4)若しくは正側電源入力端子P・負側電源入力端子N・出力端子Oのいずれかがパッケージモジュールの4辺の全辺(全側面)から出ている構造において、対向する辺の信号端子群(G1・S1・T1)・(G4・S4・T4)が互い違いに配置される。
また、第1信号端子群(S4・G4・T4)および第2信号端子群(S1・G1・T1)は、図9〜図14に示すように、L字構造を備えていても良い。
さらに、図9〜図14に示すように、セラミック基板10の厚み方向から見た平面視で、第1上面板電極221は、半導体デバイスQ4から延伸した第1ボンディングワイヤ群の直上には覆い被さらないように配置され、第2上面板電極224は、半導体デバイスQ1から延伸した第2ボンディングワイヤ群の直上には覆い被さらないように配置されている。
信号端子群(G1・S1・T1)・(G4・S4・T4)をL字に形成することによって、3チップのMOSトランジスタからのボンディングワイヤの配線を短距離でかつクロス配置無しで配置することが可能となり、さらに、上面板電極221・224は、半導体デバイスQ1・Q4のチップ上から延伸したボンディングワイヤの直上には覆い被さらないように配置可能となる。
また、図2、図5および図6に示すように、半導体デバイスQ4、第1ダイオードD4、第1上面板電極224および第1信号端子群(S4・G4・T4)と、半導体デバイスQ1、第2ダイオードD1、第2上面板電極224および第2信号端子群(S1・G1・T1)は、セラミック基板10の厚み方向から見た平面視で、セラミック基板10の中心に対して点対称に配置されていても良い。
第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置1においては、上面板電極221・224とセラミック基板10上の電極パターン(EP・D(K4))とを電気的に接続する接続電極18O・18nの役割を兼用する負側電源入力端子N・出力端子Oを備えることにより、部材点数を削減することができ、パワーモジュールサイズの縮小化し、パワーモジュールのパワー密度の向上化を図ることができる。その結果、製造コストの削減を図ることができる。
また、第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置1においては、対向する辺の信号端子群(G1・S1・T1)・(G4・S4・T4)が互い違いに配置されることにより、3相インバータを組む場合など、パワーモジュールを並列に並べた際、信号端子群(G1・S1・T1)・(G4・S4・T4)同士が当たらないため、パワーモジュールサイズの省スペース化を図ることができる。
各部材の接合構造の形成には、半田接合、金属粒子接合、固相拡散接合、液相拡散(TLP:Transient Liquid Phase)接合などの技術を適用可能である。
例えば、金属粒子接合は、導電性粒子を含むペースト材料を焼成して形成される。ペースト材料の焼成温度は、例えば、約200〜400℃である。導電性粒子は、金属微粒子であり、例えば、銀粒子、金粒子またはニッケルや銅粒子などである。例えば、金属微粒子として銀粒子を適用する場合、銀粒子の濃度は、例えば、約80質量%〜約95質量%である。また、銀ナノ粒子の場合の平均粒径は、約10nm〜約100nm程度である。
出力端子Oは、MOSFETQ1を介して正側電源入力端子Pに接続され、MOSFETQ4を介して負側電源入力端子Nに接続される。ここで、出力端子Oは、接続電極18O・延長電極25を兼用しており、負側電源入力端子Nは、接続電極18nを兼用している。
正側電源入力端子Pは、接続電極構造を備えず、直接第3パターンD(K1)に接続されている。ここで、正側電源入力端子Pも負側電源入力端子Nと同様に、接続電極構造を兼用していても良い。
また、図14に示すように、出力端子O、負側電源入力端子N、第1上面板電極221および第2上面板電極224は、面一に配置可能である。
第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置1であって、ツーインワンモジュールの模式的裏面外観構成は、図15に示すように表される。セラミック基板10の裏面上に配置される第2銅プレート層10bは、ヒートスプレッダとして機能する。
第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置1においては、負側電源入力端子N、出力端子O、正側電源入力端子Pの内、少なくともいずれか1つは折り曲げた構造を備えていても良い。
第1銅プレート層10aの第1パターンD(K4)は、セラミック基板10の表面上に配置されている。半導体デバイスQ4は、第1パターンD(K4)上に配置されている。第2銅プレート層10bは、セラミック基板10の裏面上に配置されている。第1ソースパッド電極SPは、半導体デバイスQ4上に配置されている。樹脂層12は、セラミック基板10の表面上に、第1銅プレート層10a、半導体デバイスQ1・Q4、ダイオードD1・D4、上面板電極221・224、ソースパッド電極SP、接続電極18O・18n、延長電極25などを被覆し、セラミック基板10の裏面上に、第2銅プレート層10bを被覆して配置されている。
第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置1において、半導体デバイスQ1・Q4は、例えば、SiC MOSFETで形成され、ダイオードD1・4は、例えば、SiCショットキーバリアダイオード(SBD:Schottky Barrier Diode)で形成されている。また、セラミック基板10上のサーミスタ接続端子B1・B2間には、サーミスタが接続され、第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置1の温度検出に利用される。
例えば、セラミック基板10は、Al23、AlN、SiN、AlSiC、若しくは少なくとも表面が絶縁性のSiCなどで形成されていても良い。
また、樹脂層12は、トランスファモールド樹脂で形成されていても良い。樹脂層12は、エポキシ系樹脂若しくはシリコーン系樹脂で形成されていても良い。
半導体デバイスQ1・Q4の複数のチップは、セラミック基板10の表面上に、セラミック基板10の厚み方向から見た平面視で離間した位置に配置され、樹脂層12により樹脂モールドされている。
また、接続電極18O・18nは、CTEの値が相対的に小さい電極材料、例えば、CuMo、Cuなどで形成されていても良い。
上面板電極221・224分は、CTEの値が相対的に小さい電極材料、例えば、CuMo、Cuなどで形成されていても良い。
ソースパッド電極SP部分は、CTEの値が相対的に小さい電極材料、例えば、CuMo、Cuなどで形成されていても良い。
線熱膨張係数(CTE:Coefficient of Thermal Expansion)の値が同等である同じ大きさの材料を比較すると、発生応力は、ヤング率の値が大きい材料の方が大きくなる。このため、ヤング率×CTEの数値が、より小さい材料を選定することによって、発生応力の値の小さな部材を達成することができる。
CuMoは、このような利点を有している。また、CuMoは、Cuには劣るが、電気抵抗率も相対的に低い。
ここで、上面板電極221224間の表面に沿った離隔距離は、沿面距離と呼ばれる。沿面距離の値は、例えば、約6mmである。
パワーモジュール半導体装置1の小型・軽量化のための第1の手段として、SiC MOSFETを使用して、チップを小型化することができる。SiC MOSFETでは、規格化オン抵抗がSi MOSFETの約1/10である。このため、同じオン抵抗を有するデバイスを比較すると、SiC MOSFETのチップ面積は、Si MOSFETの約1/10となる。
パワーモジュール半導体装置1の小型・軽量化のための第2の手段として、セラミック基板の薄型化を図ることができる。一般に使用されているセラミック基板としてAlNでは、曲げ強度が小さく、薄くすると割れてしまう。したがって、セラミック基板としてSiNを使用することが望ましい。SiNのメリットとして、曲げ強度が大きく、薄くしても割れにくいという特徴がある。一方、ディメリットとして、SiNは熱伝導率がAlNよりも悪く、CTEがAlNよりも大きい。ここで、具体的な数値例をあげると、AlNの曲げ強度は、約400GPaであるのに対して、SiNの曲げ強度は、約850GPaである。一方、SiNの熱伝導率は、約35W/mKであるのに対して、AlNの熱伝導率は、約170W/mKである。また、SiNのCTEは、約850ppm/℃であるのに対して、AlNのCTEは、約5.7ppm/℃である。
(半導体デバイスの構成例)
第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置1に適用する半導体デバイス100(Q1・Q4)の例として、SiC MOSFETの模式的断面構造は、図17に示すように、n-高抵抗層からなる半導体基板26と、半導体基板26の表面側に形成されたpベース領域28と、pベース領域28の表面に形成されたソース領域30と、pベース領域28間の半導体基板26の表面上に配置されたゲート絶縁膜32と、ゲート絶縁膜32上に配置されたゲート電極38と、ソース領域30およびpベース領域28に接続されたソース電極34と、半導体基板26の表面と反対側の裏面に配置されたn+ドレイン領域24と、n+ドレイン領域24に接続されたドレインパッド電極36とを備える。
図17では、半導体デバイス100は、プレーナゲート型nチャネル縦型SiC MOSFETで構成されているが、トレンチゲート型nチャネル縦型SiC MOSFETなどで構成されていても良い。
また、第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置1に適用する半導体デバイス100(Q1・Q4)には、SiC MOSFETの代わりに、GaN系FETなどを適用することもできる。
第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置1に適用する半導体デバイス100には、SiC系、GaN系、若しくはAlN系のいずれかのパワーデバイスを適用可能である。
更には、第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置1に適用する半導体デバイス100には、バンドギャップエネルギーが、例えば、1.1eV〜8eVの半導体を用いることができる。
第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置1に適用する半導体デバイス100の例であって、ソースパッド電極SP、ゲートパッド電極GPを含むSiC MOSFETの模式的断面構造は、図18に示すように表される。ゲートパッド電極GPは、ゲート絶縁膜32上に配置されたゲート電極38に接続され、ソースパッド電極SPは、ソース領域30およびpベース領域28に接続されたソース電極34に接続される。
また、ゲートパッド電極GPおよびソースパッド電極SPは、図18に示すように、半導体デバイス100の表面を覆うパッシベーション用の層間絶縁膜44上に配置される。尚、ゲートパッド電極GPおよびソースパッド電極SPの下方の半導体基板26内には、図16の構成例では、図示を省略しているが、図17或いは、図18の中央部と同様に、微細構造のトランジスタ構造が形成されていても良い。
さらに、図18に示すように、中央部のトランジスタ構造においても、パッシベーション用の層間絶縁膜44上にソースパッド電極SPが延在して配置されていても良い。
(半導体装置を適用した応用例)
次に、図19を参照して、第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置1を用いて構成した3相交流インバータについて説明する。
図19に示すように、3相交流インバータは、ゲートドライブ部50と、ゲートドライブ部50に接続されたパワーモジュール部52と、3相交流モータ部54とを備える。パワーモジュール部52は、3相交流モータ部54のU相、V相、W相に対応して、U相、V相、W相のインバータが接続されている。ここで、ゲートドライブ部50は、図19では、SiC MOSFETQ1・Q4に接続されているが、図示は省略するが、同様に、SiC MOSFETQ2・Q5、およびQ3・Q6にも接続されている。
パワーモジュール部52は、蓄電池(E)46の接続されたコンバータ48が接続されたプラス端子(+)とマイナス端子(−)間に、インバータ構成のSiC MOSFETQ1・Q4、Q2・Q5、およびQ3・Q6が接続されている。さらに、SiC MOSFETQ1〜Q6のソース・ドレイン間には、ダイオードD1〜D6がそれぞれ逆並列に接続されている。
第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置1では、図19のU相部分に対応する単相インバータの構造について説明されていたが、V相、W相に対応しても同様に形成して、3相パワーモジュール部52を形成することもできる。
第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置1では、第1信号端子群(G4・S4・T4)および第2信号端子群(G1・S1・T1)は、セラミック基板10の厚み方向に折り曲げた構成を備えていても良い。
また、第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置1では、パワーモジュール半導体装置は、複数個並列に配置されていても良い。
3相交流インバータを駆動するために第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置1を3個並列に配置した模式的平面構成は、図20に示すように表される。
また、第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置1において、信号端子を折り曲げた模式的鳥瞰構成は、図21に示すように表される。また、第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置1を3個並列に配置し、3相交流インバータを駆動する模式的回路構成は、図22に示すように表される。図20〜図22においては、サーミスタ接続端子B1・B2等は図示を省略している。
第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置1においては、信号端子(G1・S1・T1)・(G4・S4・T4)若しくは正側電源入力端子P・負側電源入力端子N・出力端子Oのいずれかがパッケージモジュールの4辺の全辺(全側面)から出ている構造において、対向する辺の信号端子(G1・S1・T1)・(G4・S4・T4)が互い違いに配置されているため、図20に示すように、パワーモジュール半導体装置1を並列配置した場合の占有面積を縮小化可能となる。さらに、図21に示すように、信号端子(G1・S1・T1)・(G4・S4・T4)を折り曲げることによって、図20および図22に示すように、パワーモジュール半導体装置1を並列配置した場の占有面積を縮小化可能となる。このため、装置全体の省スペース化、小型化を図ることができる。
第1の実施の形態によれば、ツーインワン薄型SiCパワーモジュールの配線柱レス化、小型、軽量化可能なパワーモジュール半導体装置を提供することができる。
[第2の実施の形態]
(ワンインワンモジュール:1 in 1 Module)
第2の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置2であって、ワンインワンモジュール(1 in 1 Module)の模式的回路表現は、図23に示すように表される。また、第2の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置2であって、ワンインワンモジュールの詳細回路表現は、図24に示すように表される。
第2の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置2は、ワンインワンモジュールの構成を備える。すなわち、1個のMOSFETQが1つのモジュールに内蔵されている。一例として6チップ(MOSトランジスタ×6)搭載可能であり、それぞれのMOSFETQは、6個まで並列接続可能である。尚、6チップの内、一部をダイオードDI用として搭載することも可能である。
図23には、MOSFETQに逆並列接続されるダイオードDIが示されている。MOSFETQの主電極は、ドレイン端子DTおよびソース端子STで表される。
さらに詳細には、図24に示すように、MOSFETQに並列にセンス用MOSFETQsが接続される。センス用MOSFETQsは、MOSFETQと同一チップ内に、微細トランジスタとして形成されている。なお、第1の実施の形態においても半導体デバイスQ1・Q4には、センス用MOSFETQsが同一チップ内に、微細トランジスタとして形成されている。
第2の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置2は、図25に示すように、樹脂層12に被覆されたセラミック基板10の第1の辺に配置されたドレイン端子DTおよびソース端子STと、第1の辺に対向の辺に配置された信号端子SS・G・CSとを備える。ここで、信号端子SS・G・CSは、半導体デバイスQのソースセンス端子・ゲート信号端子・電流センス端子に接続される。なお、図示は省略されているが、サーミスタ接続端子B1・B2をさらに備えていても良い。ここで、ソース端子STは、第1電源入力端子に対応し、ドレイン端子DTは、第2電源入力端子に対応する。
また、第2の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置2であって、ワンインワンモジュールの模式的平面パターン構成は、図26に示すように表され、図26のV−V線に沿う模式的断面構造は、図28に示すように表される。
また、第2の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置2であって、ワンインワンモジュールの模式的裏面外観構成は、図27に示すように表される。セラミック基板10の裏面上に配置される第2銅プレート層10bは、ヒートスプレッダとして機能する。
図28のA部分の拡大された模式的断面構造は、図29に示すように表される。また、図29のB部分の模式的平面パターン構成は、図30に示すように表され、図30のVI−VI線に沿う模式的断面構造は、図31に示すように表される。
第2の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置2は、図26〜図31に示すように、第1半導体デバイスQ(100)と、第1半導体デバイスQ上に配置された第1ソースパッド電極SP・SPと、第1半導体デバイスQ上に第1ソースパッド電極SP・SPの周囲に配置され、第1ソースパッド電極SP・SPよりも厚い膜厚を有する第1絶縁膜60と、第1絶縁膜60および第1ソースパッド電極SP上に配置された第1上面板電極22とを備える。ここで、第1半導体デバイスQ(100)は、図28に示すように、セラミック基板10の表面上に配置された第1銅プレート層10aの第1パターンD上に配置されていても良い。
また、第1上面板電極22と第1ソースパッド電極SPは、図31に示すように、第1半田層80を介して接続されていても良い。
また、第1絶縁膜60は、ポリイミド膜で形成されていても良い。厚さは、例えば、50μm以上であることが、絶縁性を容易に確保することができ、かつ低背化が可能であるという点で望ましい。あるいは、また、第1絶縁膜60は、セラミックス若しくはその積層で形成されていても良い。この場合も厚さは、例えば、50μm以上であることが、絶縁性を容易に確保することができ、かつ低背化が可能であるという点で望ましい。
第2の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置2は、図25〜図31に示ように、薄型SiCパワーモジュールを配線柱レス化で形成することができるため、小型、軽量化可能なパワーモジュール半導体装置を提供することができる。
また、第2の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置2は、図26に示すように、半導体デバイスQが、セラミック基板10の中央部に2列に3チップずつ配置される。また、セラミック基板10の周辺部には、2系統の信号端子群(GSP・CSP・SSP)が、L字構造に配置される。2系統の信号端子群(GSP・CSP・SSP)は、図26に示すように、互いに共通に接続されて、半導体デバイスQのソースセンス端子・ゲート信号端子・電流センス端子に接続される。
各チップのGP端子・SP端子・CS端子は、周辺部に配置されたL字構造の信号端子群(GSP・CSP・SSP)に向けて、ボンディングワイヤによって接続される。
さらに、図26に示すように、セラミック基板10の厚み方向から見た平面視で、上面板電極22・22Sは、半導体デバイスQから延伸したボンディングワイヤ群の直上には覆い被さらないように配置されている。
信号端子群(GSP・CSP・SSP)をL字に形成することによって、3チップのMOSトランジスタからのボンディングワイヤの配線を短距離でかつクロス配置無しで配置することが可能となり、さらに、上面板電極22・22Sは、半導体デバイスQのチップ上から延伸したボンディングワイヤの直上には覆い被さらないように配置可能となる。
第2の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置2は、図25〜図31に示すように、SiC TPMにおいて、上面板電極22とセラミック基板10上の電極パターンEPとを電気的に接続する接続電極18n(図示省略)の役割を兼用する負側電源入力端子Nを備える。また、ドレイン端子DTとセラミック基板10上の電極パターンDとを電気的に接続する接続電極18p(図示省略)の役割を兼用するドレイン端子DTを備える。ソース端子ST・ドレイン端子DTはパワー端子として作用する。
第2の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置2においては、上面板電極22とセラミック基板10上の電極パターンEPとを電気的に接続する接続電極18nの役割を兼用するソース端子STと、ドレイン端子DTとセラミック基板10上の電極パターンDとを電気的に接続する接続電極18pの役割を兼用するドレイン端子DTとを備えることにより、部材点数を削減することができ、パワーモジュールサイズの縮小化し、パワーモジュールのパワー密度の向上化を図ることができる。その結果、製造コストの削減を図ることができる。
第2の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置2においては、構成部材が低減化され、その結果としてチップ数を増加することができる。
各部材の接合構造の形成には、半田接合、金属粒子接合、固相拡散接合、液相拡散接合などの技術を適用可能である。
また、ここで、図示は省略されているが、第1パターンD上に半導体デバイスQに隣接して配置された第1ダイオードDIを備えていても良い。さらに、場合によっては、第1パターンD上には、すべてのチップにダイオードDIが配置されていても良い。
また、ソースパッド電極SP・SP上に配置された上面板電極22・22Sを備えていても良い。
また、図示は省略されているが、ソースパッド電極SP・SP上に配置され、かつダイオードDIのアノード電極Aに接続された上面板電極22を備えていても良い。
上面板電極22・22Sは、図26に示すように、平面視で内側の角部に湾曲凹状のL字構造を有することが望ましい。電気的な抵抗を低減するためである。
第2の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置2においても、半導体デバイスQは、例えば、SiC MOSFETで形成され、ダイオードDIは、例えば、SiCショットキーバリアダイオード(SBD)で形成される。また、セラミック基板10上のサーミスタ接続端子B1・B2間には、サーミスタが接続され、第2の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置2の温度検出に利用される。
その他の構成は、第1の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置1と同様であるため、重複説明は省略する。
第2の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置2に適用する半導体デバイス100(Q)の例として、SiC MOSFETの模式的断面構造は、図17と同様に表される。図17では、半導体デバイス100は、プレーナゲート型nチャネル縦型SiC MOSFETで構成されているが、トレンチゲート型nチャネル縦型SiC MOSFETなどで構成されていても良い。
また、第2の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置2に適用する半導体デバイス100(Q)には、SiC MOSFETの代わりに、GaN系FETなどを適用することもできる。
第2の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置2に適用する半導体デバイス100には、SiC系、GaN系、若しくはAlN系のいずれかのパワーデバイスを適用可能である。
第2の実施の形態に係るパワーモジュール半導体装置2に適用する半導体デバイス100の例であって、ソースパッド電極SP、ゲートパッド電極GPを含むSiC MOSFETの模式的断面構造は、図18と同様に表される。
第2の実施の形態によれば、ワンインワン薄型SiCパワーモジュールの配線柱レス化、小型、軽量化可能なパワーモジュール半導体装置を提供することができる。
以上説明したように、本発明によれば、薄型SiCパワーモジュールの配線柱レス化、小型、軽量化可能なパワーモジュール半導体装置を提供することができる。
[その他の実施の形態]
上記のように、第1〜第2の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述および図面は例示的なものであり、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例および運用技術が明らかとなろう。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態などを含む。
本発明のパワーモジュール半導体装置は、SiCパワー半導体モジュール、インテリジェントパワーモジュールなどパワーデバイス全般に利用可能であり、特に、小型・軽量化が求められている分野、車載・太陽電池・産業機器・民生機器向けのインバータ、コンバータなど幅広い応用分野に適用可能である。
1、2…パワーモジュール半導体装置
3b、80…半田層
10…セラミック基板
10a、10b…銅プレート層
12…樹脂層
18O、18p、18n…接続電極
22、221、224、22S…上面板電極
24…n+ドレイン領域
25…延長電極
26…半導体基板
28…pベース領域
30…ソース領域
32…ゲート絶縁膜
34…ソース電極
36…ドレイン電極
38…ゲート電極
44…層間絶縁膜
46…蓄電池(E)
48…コンバータ
50…ゲートドライブ部
52…パワーモジュール部
54…三相モータ部
60…絶縁膜
100、Q、Q1〜Q6…半導体デバイス(SiC MOSFET、半導体チップ)
D1〜D6、DI…ダイオード
GP…ゲートパッド電極
SP…ソースパッド電極
P…正側電源入力端子(第2電源入力端子)
N…負側電源入力端子(第1電源入力端子)
DT…ドレイン端子(第2電源入力端子)
ST…ソース端子(第1電源入力端子)
O、U、V、W…出力端子
G、G1、G4…ゲート信号端子
SS、S1、S4…ソースセンス端子
CS、T1、T4…電流センス端子
B1、B2…サーミスタ接続端子
A1、A4…アノード電極
K1、K4…カソード電極
D、D(K1)、D(K4)…ドレイン電極パターン
EP…接地パターン
SSP、CSP、GSP…信号端子群

Claims (27)

  1. セラミック基板と、
    前記セラミック基板の表面上に配置された第1銅プレート層の第1パターンと、
    前記第1パターン上に配置された第1半導体デバイスと、
    前記第1半導体デバイス上に配置された第1ソースパッド電極と、
    前記第1半導体デバイス上に前記第1ソースパッド電極の周囲に配置され、前記第1ソースパッド電極よりも厚い膜厚を有する第1絶縁膜と、
    前記第1絶縁膜および前記第1ソースパッド電極上に配置された第1上面板電極と
    を備えることを特徴とするパワーモジュール半導体装置。
  2. 前記第1上面板電極と前記第1ソースパッド電極は、第1半田層を介して接続されたことを特徴とする請求項1に記載のパワーモジュール半導体装置。
  3. 前記第1絶縁膜は、ポリイミド膜で形成されたことを特徴とする請求項1に記載のパワーモジュール半導体装置。
  4. 前記第1絶縁膜は、セラミックス若しくはその積層で形成されたことを特徴とする請求項1に記載のパワーモジュール半導体装置。
  5. 前記第1パターン上に配置された第1接続電極と、
    前記第1接続電極に接続された出力端子と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のパワーモジュール半導体装置。
  6. 前記第1銅プレート層の第2パターンと、
    前記第2パターン上に配置された第2接続電極と、
    前記第2接続電極に接続された第1電源入力端子と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のパワーモジュール半導体装置。
  7. 前記第1接続電極は、前記第1パターン上に配置された延長電極を備えることを特徴とする請求項1に記載のパワーモジュール半導体装置。
  8. 前記第1パターン上に前記第1半導体デバイスに隣接して配置された第1ダイオードを備えることを特徴とする請求項1に記載のパワーモジュール半導体装置。
  9. 前記第1上面板電極は、前記第1ダイオードのアノード電極に接続されたことを特徴とする請求項8に記載のパワーモジュール半導体装置。
  10. 前記第1銅プレート層の第3パターン上に配置された第2半導体デバイスを備えることを特徴とする請求項1に記載のパワーモジュール半導体装置。
  11. 前記第3パターン上に前記第2半導体デバイスに隣接して配置された第2ダイオードを備えることを特徴とする請求項10に記載のパワーモジュール半導体装置。
  12. 前記第2半導体デバイス上に配置された第2ソースパッド電極と、
    前記第2半導体デバイス上に前記第2ソースパッド電極の周囲に配置され、前記第2ソースパッド電極よりも厚い膜厚を有する第2絶縁膜と、
    前記第2絶縁膜および前記第2ソースパッド電極上に配置された第2上面板電極と
    を備えることを特徴とする請求項10に記載のパワーモジュール半導体装置。
  13. 前記第2上面板電極と前記第2ソースパッド電極は、第2半田層を介して接続されたことを特徴とする請求項12に記載のパワーモジュール半導体装置。
  14. 前記第2絶縁膜は、ポリイミド膜で形成されたことを特徴とする請求項12に記載のパワーモジュール半導体装置。
  15. 前記第2絶縁膜は、セラミックス若しくはその積層で形成されたことを特徴とする請求項12に記載のパワーモジュール半導体装置。
  16. 前記第2上面板電極は、前記第2ダイオードのアノード電極に接続されたことを特徴とする請求項12に記載のパワーモジュール半導体装置。
  17. 前記第1上面板電極および前記第2上面板電極は、平面視で内側の角部に湾曲凹状のL字構造を有することを特徴とする請求項9または16に記載のパワーモジュール半導体装置。
  18. 前記第3パターンに接続された第2電源入力端子を備えることを特徴とする請求項11に記載のパワーモジュール半導体装置。
  19. 前記セラミック基板の第1辺に配置され、前記第1半導体デバイスに第1ボンディングワイヤ群を介して接続された第1信号端子群と、
    前記セラミック基板の第1辺に対向する第2辺に配置され、前記第2半導体デバイスに第2ボンディングワイヤ群を介して接続された第2信号端子群と
    を備え、前記第1信号端子群と前記第2信号端子群は、互い違いに配置されることを特徴とする請求項12に記載のパワーモジュール半導体装置。
  20. 前記第1信号端子群および前記第2信号端子群は、L字構造を備えることを特徴とする請求項19に記載のパワーモジュール半導体装置。
  21. 前記セラミック基板の厚み方向から見た平面視で、前記第1上面板電極は、前記第1半導体デバイスから延伸した前記第1ボンディングワイヤ群の直上には覆い被さらないように配置され、前記第2上面板電極は、前記第2半導体デバイスから延伸した前記第2ボンディングワイヤ群の直上には覆い被さらないように配置されることを特徴とする請求項19または20に記載のパワーモジュール半導体装置。
  22. 前記第1半導体デバイス、前記第1ダイオード、前記第1上面板電極および前記第1信号端子群と、前記第2半導体デバイス、前記第2ダイオード、前記第2上面板電極および前記第2信号端子群は、前記セラミック基板の厚み方向から見た平面視で、前記セラミック基板の中心に対して点対称に配置することを特徴とする請求項21に記載のパワーモジュール半導体装置。
  23. 前記セラミック基板は、Al23、AlN、SiN、AlSiC、若しくは少なくとも表面が絶縁性のSiCあることを特徴とする請求項1〜22のいずれか1項に記載のパワーモジュール半導体装置。
  24. 前記第1ソースパッド電極および前記第2ソースパッド電極は、CuMo若しくはCuであることを特徴とする請求項1〜23のいずれか1項に記載のパワーモジュール半導体装置。
  25. 前記第1上面板電極および前記第2上面板電極は、CuMo若しくはCuであることを特徴とする請求項1〜24のいずれか1項に記載のパワーモジュール半導体装置。
  26. 前記パワーモジュール半導体装置は、トランスファモールド樹脂により被覆されることを特徴とする請求項1〜25のいずれか1項に記載のパワーモジュール半導体装置。
  27. 前記半導体デバイスは、SiC系、GaN系、若しくはAlN系のいずれかのパワーデバイスであることを特徴とする請求項1〜26のいずれか1項に記載のパワーモジュール半導体装置。
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