JP2014016271A - 角度センサ - Google Patents
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Abstract
【課題】センサロータを構成する円環状の平面コイルの径方向内側と径方向外側で巻数を均一とし、平面コイルで発生する磁束のバランスを改善し、検出誤差を低減すること。
【解決手段】角度センサは、円環状の平面コイル22を含むセンサロータと、センサロータの平面コイル22に対し対向配置された円環状の平面コイルを含むセンサステータとを備える。センサロータの平面コイル22は、円周方向に配置された2つの平面コイルパターン26A,26Bを含み、一方の平面コイルパターン26Aが、他方の平面コイルパターン26Bの磁界と逆方向の磁界を発生するように巻回される。両平面コイルパターン26A,26Bは、径方向内側と径方向外側に円周方向へ延びる巻回パターン部26Aa,26Ab,26Ba,26Bbを含み、径方向内側の巻回パターン部26Aa,26Baの巻数と径方向外側の巻回パターン部26Ab,26Bbの巻数が同一となっている。
【選択図】 図4
【解決手段】角度センサは、円環状の平面コイル22を含むセンサロータと、センサロータの平面コイル22に対し対向配置された円環状の平面コイルを含むセンサステータとを備える。センサロータの平面コイル22は、円周方向に配置された2つの平面コイルパターン26A,26Bを含み、一方の平面コイルパターン26Aが、他方の平面コイルパターン26Bの磁界と逆方向の磁界を発生するように巻回される。両平面コイルパターン26A,26Bは、径方向内側と径方向外側に円周方向へ延びる巻回パターン部26Aa,26Ab,26Ba,26Bbを含み、径方向内側の巻回パターン部26Aa,26Baの巻数と径方向外側の巻回パターン部26Ab,26Bbの巻数が同一となっている。
【選択図】 図4
Description
この発明は、モータやエンジンの出力軸に対して設けられ、その出力軸の回転角度を検出する角度センサに関する。
従来、この種の技術として、例えば、下記の特許文献1に記載される回転トランス形レゾルバが知られている。このレゾルバは、固定側のコアと、固定側コアと隙間を介して対向配置され、シャフトと一体に回転する回転側コアとを備える。固定側コアには、一次側巻線が設けられ、回転側コアには二次側巻線が設けられる。これら一次側巻線と二次側巻線により回転トランス部が構成される。また、回転側コアには、励磁巻線が円環状に設けられ、固定側コアには、検出巻線が円環状に設けられる。これら励磁巻線と検出巻線により信号発生部が構成される。回転側コアの表面に対向する固定側コアの表面には、一次側巻線と検出巻線とを一体に形成した固定側シートコイルが固定される。また、回転側コアの表面には、二次側巻線と励磁巻線とを一体に形成した回転側シートコイルが固定される。
ところが、特許文献1に記載のレゾルバでは、回転側シートコイルにつき、励磁巻線の巻数が円環状の内側と外側で不均一となっていた。このため、励磁巻線の全周にわたり一定の磁束を発生させることができず、レゾルバとして検出誤差の原因となっていた。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、センサロータを構成する円環状の平面コイルの径方向内側と径方向外側で巻数を均一とし、平面コイルで発生する磁束のバランスを改善し、検出誤差の低減を図ることを可能とした角度センサを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、回転軸に取り付けられ、表面に円環状をなす平面コイルが形成されたセンサロータと、平面コイルが、円周方向に並んで配置された複数の平面コイルパターンを含み、隣り合う二つの平面コイルパターンの一方が、他方の磁界とは逆方向の磁界を発生するように巻回されることと、センサロータの表面に対し表面が隙間を介して対向して配置され、表面に円環状の平面コイルが形成されたセンサステータとを備えた角度センサであって、センサロータの複数の平面コイルパターンは、それぞれ回転軸を中心として配置され、それぞれ径方向内側と径方向外側に円周方向へ延びる巻回パターン部を含み、径方向内側の巻回パターン部の巻数と径方向外側の巻回パターン部の巻数が同一であることを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、センサロータにつき、円環状の平面コイルを構成する複数の平面コイルパターンの径方向内側の巻回パターン部の巻数と径方向外側の巻回パターン部の巻数が同一であるので、平面コイルとして径方向外側と径方向内側との間で巻数が均一となり、平面コイルの全周にわたって一定の磁束を発生させることが可能となる。
上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、回転軸に取り付けられ、表面に円環状をなす平面コイルが形成されたセンサロータと、平面コイルが、円周方向に並んで配置された第1の平面コイルパターンと第2の平面コイルパターンを含み、第2の平面コイルパターンが、第1の平面コイルパターンの磁界とは逆方向の磁界を発生するように巻回されることと、センサロータの表面に対し表面が隙間を介して対向して配置され、表面に円環状の平面コイルが形成されたセンサステータとを備えた角度センサであって、センサロータの第1の平面コイルパターン及び第2の平面コイルパターンは、それぞれ回転軸を中心として配置され、それぞれ径方向内側と径方向外側に円周方向へ延びる巻回パターン部を含み、径方向内側の巻回パターン部の巻数と径方向外側の巻回パターン部の巻数が同一であることを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、センサロータにつき、円環状の平面コイルを構成する第1及び第2の平面コイルパターンの径方向内側の巻回パターン部の巻数と径方向外側の巻回パターン部の巻数が同一であるので、平面コイルとして径方向外側と径方向内側との間で巻数が均一となり、平面コイルの全周にわたって一定の磁束を発生させることが可能となる。
上記目的を達成するために、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、センサロータの平面コイルは、第1の平面コイルパターン及び第2の平面コイルパターンが設けられる領域の径方向内側に、第1の平面コイルパターン及び第2の平面コイルパターンと直列に接続される渦巻状に巻回されたロータリートランスコイルパターンを更に含み、第1の平面コイルパターンと第2の平面コイルパターンは、ロータリートランスコイルパターンに近接して配置された渡り線パターンを介して接続され、渡り線パターンは、ロータリートランスコイルパターンの少なくとも一部を構成することを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項2に記載の発明の作用に加え、第1の平面コイルパターンと第2の平面コイルパターンを接続する渡り線パターンが、両コイルパターンが設けられる領域の径方向内側に配置されるロータリートランスコイルパターンに近接して配置され、そのロータリートランスコイルパターンの少なくとも一部を構成する。このため、渡り線パターンがコンパクトに配置されることとなり、ロータリートランスコイルパターンの信号伝達効率が良くなる。
上記目的を達成するために、請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の発明において、第1の平面コイルパターン及び第2の平面コイルパターンは、それぞれ絶縁膜を介して重ねて配置される第1のコイルパターン層及び第2のコイルパターン層を含み、両コイルパターン層が径方向へ延びる巻回パターン部を含み、両コイルパターン層の間の接続部が、径方向へ延びる巻回パターン部に設けられることを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項2又は3に記載の発明の作用に加え、第1及び第2の平面コイルパターンをそれぞれ構成する第1及び第2のコイルパターン層の間の接続部が、両コイルパターン層の径方向へ延びる巻回パターン部に設けられる。このため、両コイルパターンの径方向外側及び径方向内側を外した部位に接続部が設けられるので、各平面コイルパターンの径方向外側と径方向内側との間で巻回パターン部のバランスがよくなる。
上記目的を達成するために、請求項5に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、第1の平面コイルパターン及び第2の平面コイルパターンは、それぞれ絶縁膜を介して重ねて配置される第1のコイルパターン層及び第2のコイルパターン層を含み、第1の平面コイルパターンを構成する径方向内側及び径方向外側の巻回パターン部と第2の平面コイルパターンを構成する径方向外側及び径方向内側の巻回パターン部が第1のコイルパターン層に形成され、第1の平面コイルパターンを構成する径方向外側及び径方向内側の巻回パターン部と第2の平面コイルパターンを構成する径方向内側及び径方向外側の巻回パターン部が第2のコイルパターン層に形成されることを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項2に記載の発明の作用に加え、第1のコイルパターン層と第2のコイルパターン層につき、径方向外側及び径方向内側の巻回パターン部の巻方が均一となり、第1及び第2の平面コイルパターンの構成が均一化する。
請求項1に記載の発明によれば、センサロータを構成する円環状の平面コイルの径方向内側と径方向外側で巻数を均一とし、平面コイルで発生する磁束のバランスを改善することができ、角度センサとして検出誤差を低減することができる。
請求項2に記載の発明によれば、センサロータを構成する円環状の平面コイルの径方向内側と径方向外側で巻数を均一とし、平面コイルで発生する磁束のバランスを改善することができ、角度センサとして検出誤差を低減することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明の効果に加え、角度センサとしてS/N比を向上させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項2又は3に記載の発明の効果に加え、角度センサとして検出精度を向上させることができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明の効果に加え、角度センサとして検出精度を向上させることができる。
<第1実施形態>
以下、本発明における角度センサを具体化した第1実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
以下、本発明における角度センサを具体化した第1実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
図1に、この実施形態における角度センサ1と、それを取り付けたモータ2を正断面図により示す(以下、便宜上、図1の向きを正面図とする。)。モータ2は、略円盤形状の外観を有するモータハウジング11と、モータハウジング11に内包され、その内側中心にてベアリング12,13を介して回転可能に支持された回転軸14と、モータハウジング11の内側にて回転軸14の外周上に固定されたモータロータ15と、モータロータ15の外周側にて、隙間5を介してモータハウジング11の内側に固定されたモータステータ16とを備える。モータステータ16には、コイル17が設けられる。
図1において、モータハウジング11の下側には、角度センサ1を収容するための収容部11aが一体に形成される。この収容部11aは、回転軸14及びベアリング13を中心に略円環状の周壁から構成される。収容部11aの外周の一部には、外部と連通する連通孔11bが形成される。
図1に示すように、モータ2の回転軸14は、略円筒形状をなし、大径部14a及び小径部14bと、大径部14aと小径部14bとの境目の段部14cとを含む。大径部14aは、一方のベアリング12に支持され、その外周にモータロータ15が固定される。小径部14bは、他方のベアリング13に支持され、その先端部が収容部11aの底壁に形成された軸孔11cから外部へ突出する。
図1に示すように、角度センサ1は、センサステータ6及びセンサロータ7を備える。センサロータ7は、モータハウジング11の内側にて、回転軸14の小径部14bの外周に圧入され、リング状のストッパ8により固定される。また、センサステータ6は、モータハウジング11の収容部11aの内側にて、回転軸14を中心にしてセンサロータ7と対向するように配置され、モータハウジング11の外側から複数のボルト9により固定される。収容部11aの底壁には、複数のボルト9を挿通させる複数の長孔11dが形成される。この実施形態では、複数のボルト9と収容部11aとの間に、複数のボルト9を一体的に連結する略円環状をなす連結部材10が介在する。
図2に、この実施形態の角度センサ1を構成するセンサロータ7を平面図により示す。図1及び図2に示すように、センサロータ7は、円環平板状をなす樹脂製のロータ基板21と、そのロータ基板21の表面21aに配置された平面コイル22と、ロータ基板21の内周側に一体的に設けられ、センサロータ7を回転軸14の外周に取り付けて固定するために回転軸14と接触する略円環状をなす環状金属部材23とを含む。
ロータ基板21は、PPS樹脂等により形成される。環状金属部材23は、SUS等により形成される。平面コイル22は、インクジェット等を使用した印刷によりロータ基板21の表面21a上に形成され、その上に絶縁膜が形成される。図2に示すように、環状金属部材23は、その内周に一体に形成された1つの突起23aと、その外周に一体に形成された半径方へ突出する複数の凸部23bとを含む。複数の凸部23bは、等角度間隔に放射状に形成される。金属部材23は、これら凸部23bを含む外周部分にて、ロータ基板21に対しインサート成形される。
そして、図1に示すように、センサロータ7は、そのロータ基板21の表面21a側がセンサステータ6の表面側と対向するように配置され、回転軸14の小径部14bの外周に取り付けられる。ここで、センサロータ7は、環状金属部材23の内周が、回転軸14の小径部14bの外周に圧入されて段部14cにて位置決めされた状態で、リング状のストッパ8により抜け止めされる。また、環状金属部材23の突起23aは、小径部14bに形成されたキー溝(図示略)に係合し、センサロータ7が回転軸14に対して回り止めされる。このようにしてセンサロータ7が回転軸14と一体回転可能に固定される。
図3に、この実施形態の角度センサ1を構成するセンサステータ6を平面図により示す。図1及び図3に示すように、センサステータ6は、樹脂により略円環平板状に形成され、表面31aに平面コイル32が配置されたステータ基板31と、ステータ基板31の裏面に設けられた複数の固定用凸部33と、ステータ基板31の裏面側にて外周縁に沿って形成され、軸方向へ延びる外周リブ34と、ステータ基板31の中央部分に形成され、回転軸14が貫通する貫通孔31bと、ステータ基板31の裏面側にて貫通孔31bの内周縁に沿って形成され、軸方向へ延びる内周リブ35と、ステータ基板31から横方向(水平方向)を向いた一つのコネクタ部36とを備える。外周リブ34と複数の固定用凸部33とは、連続して一体に形成される。図3に示すように、ステータ基板31の表面31aに配置された平面コイル32は、インクジェット等を使用した印刷により形成され、その上に絶縁膜が形成される。
図1に示すように、各固定用凸部33(図1には1つのみ図示した。)は、円柱形状をなし、この実施形態では、ステータ基板31の裏面にてその外周に沿って等角度間隔に配置される。各固定用凸部33には、ネジ穴37aを有する金属ブッシュ37が設けられる。この金属ブッシュ37は、固定用凸部33に対してインサート成形される。金属ブッシュ37には、センサステータ6をモータハウジング11に固定するためにボルト9が締め付けられるようになっている。
図1に示すように、コネクタ部36には、複数の金属製ターミナル39がインサート成形される。各ターミナル39は、直角に折れ曲がって形成され、第1の端部39aがコネクタ部36の中に配置され、第2の端部39bがステータ基板31に配置される。ステータ基板31に配置された各第2の端部39bには、平面コイル32を構成するコイル線が接続される。
次に、センサステータ6及びセンサロータ7の平面コイル32,22について詳しく説明する。図3に示すように、センサステータ6の平面コイル32は、検出コイルパターン41とロータリートランスコイルパターン42とを含む。検出コイルパターン41は、巻き方向が順方向のSIN相コイルパターン41Aと逆方向のCOS相コイルパターン41Bとを含む。それらコイルパターン41A,41Bは、それぞれ円環状をなすように円周方向に配置される。ロータリートランスコイルパターン42は、検出コイルパターン41が設けられる領域の径方向内側に配置される。検出コイルパターン41とロータリートランスコイルパターン42の上には、略円環状をなす絶縁膜(図示略)が形成される。SIN相コイルパターン41Aは、その外周に接続線43を含む。この接続線43の端部には、一対をなすターミナル43a,43baが設けられる。同様に、COS相コイルパターン41Bは、その外周に接続線44を含む。この接続線44の端部には、一対をなすターミナル44a,44bが設けられる。また、ロータリートランスコイルパターン42も接続線45を含み、その端に一対のターミナル45a,45bが設けられる。各接続線43〜45のターミナル43a,43b,44a,44b,45a,45bは、それぞれコネクタ部36に設けられたターミナル39に接続され、外部回路に接続されるようになっている。
図2に示すように、センサロータ7の平面コイル22は、励磁コイルパターン26とロータリートランスコイルパターン27とを含む。励磁コイルパターン26は、円環状をなすように円周方向に配置された4つのコイル部26a,26b,26c,26dに
分けることができる。ロータリートランスコイルパターン27は、円環状をなす励磁コイルパターン26が設けられる領域の径方向内側に配置される。励磁コイルパターン26とロータリートランスコイルパターン27の層の上には、略円環状をなす絶縁膜(図示略)が形成される。
分けることができる。ロータリートランスコイルパターン27は、円環状をなす励磁コイルパターン26が設けられる領域の径方向内側に配置される。励磁コイルパターン26とロータリートランスコイルパターン27の層の上には、略円環状をなす絶縁膜(図示略)が形成される。
図4に、センサロータ7の平面コイル22を平面図により示す。図5に、平面コイル22を構成する第1のコイルパターン層29A,29B及びロータリートランスコイルパターン27Aを平面図により示す。図6に、平面コイル22を構成する第2のコイルパターン層30A,30B及びロータリートランスコイルパターン27Bを平面図により示す。
図4に示すように、平面コイル22を構成する励磁コイルパターン26は、円周方向に並んで配置された第1の平面コイルパターン26A(図4に示す右側半円部分)と第2の平面コイルパターン26B(図4に示す左側半円部分)を含む。第2の平面コイルパターン26Bは、第1の平面コイルパターン26Aの磁界とは逆方向の磁界を発生するように巻回される。第1及び第2の平面コイルパターン26A,26Bは、それぞれ回転軸14を中心として、すなわち環状金属部材23を中心として配置される。各平面コイルパターン26A,26Bは、それぞれ径方向内側に円周方向へ延びる巻回パターン部26Aa,26Baと、径方向外側に円周方向へ延びる巻回パターン部26Ab,26Bbとを含む。ここで、径方向内側の巻回パターン部26Aa,26Baの巻数と径方向外側の巻回パターン部26Ab,26Bbの巻数は同一となっている。
図4に示すように、センサロータ7の平面コイル22は、第1の平面コイルパターン26A及び第2の平面コイルパターン26Bが設けられる領域の径方向内側に、両平面コイルパターン26A,26Bと直列に接続される渦巻状に巻回されたロータリートランスコイルパターン27を更に含む。第1の平面コイルパターン26Aと第2の平面コイルパターン26Bは、ロータリートランスコイルパターン27にそれぞれ近接して配置された渡り線パターン28を介して接続される。この実施形態で、渡り線パターン28は、ロータリートランスコイルパターン27の一部を構成している。
図4に示す第1の平面コイルパターン26A及び第2の平面コイルパターン26Bは、それぞれ絶縁膜(図示略)を介して重ねて配置される2層のコイルパターンにより構成される。すなわち、各平面コイルパターン26A,26Bは、図5に示す第1のコイルパターン層29A,29Bと、図6に示す第2のコイルパターン層30A,30Bとを含む。すなわち、図4に示す右側半分の第1の平面コイルパターン26Aは、図5に示す右側半分の第1のコイルパターン層29Aと、図6に示す右側半分の第2のコイルパターン層30Aとから構成される。同様に、図4に示す左側半分の第2の平面コイルパターン26Bは、図5に示す左側半分の第1のコイルパターン層29Bと、図6に示す左側半分の第2のコイルパターン層30Bとから構成される。右側半分の第1の平面コイルパターン26Aにつき、図5、図6に示すように、第1及び第2のコイルパターン層29A,30Aは、その円周方向の中間部に径方向へ延びる巻回パターン部29Aa,30Aaを含む。そして、第1及び第2のコイルパターン層29A,30Aの間の接続部が、径方向へ延びる巻回パターン部29Aa,30Aaに設けられる。同様に、左側半分の第2の平面コイルパターン26Bにつき、図5、図6に示すように、第1及び第2のコイルパターン層29B,30Bは、その円周方向の中間部に径方向へ延びる巻回パターン部29Ba,30Baを含む。そして、第1及び第2のコイルパターン層29B,30Bの間の接続部が、径方向へ延びる巻回パターン部29Ba,30Baに設けられる。
ここで、第1の平面コイルパターン26Aと第2の平面コイルパターン26Bの接続関係について図5及び図6を参照して説明する。図5において、第1のコイルパターン層29Aの第1部分(1)は、渡り線パターン28に接続される。この第1部分(1)を出発したコイル線は、矢印F1の方向に巻かれ、同コイルパターン層29Aの上半分を巻回して第2部分(2)に至る。次に、第2部分(2)は、図6において、第2のコイルパターン層30Aの第3部分(3)に、絶縁膜(図示略)を透して接続される。第3部分(3)を出発したコイル線は、矢印F2の方向に巻かれ、同コイルパターン層30Aの上半分を巻回して第4部分(4)に至る。次に、コイル線は、矢印F3の方向に巻かれ、第2のコイルパターン層30Aの下半分を巻回して第5部分(5)に至る。次に、第5部分(5)は、図5において、第1のコイルパターン層29Aの第6部分(6)に、絶縁膜(図示略)を透して接続される。そして、コイル線は、矢印F4の方向に巻かれ、同コイルパターン層29Aの下半分を巻回して第7部分(7)に至る。
その後、第7部分(7)は、渡り線パターン28を介して、図5において、左側半分の第1のコイルパターン層29Bの第8部分(8)に接続される。そして、この第8部分(8)を出発したコイル線は、矢印F5の方向に巻かれ、第1のコイルパターン層29Bの下半分を巻回して第9部分(9)に至る。次に、第9部分(9)は、図6において、左側半分の第2のコイルパターン層30Bの第10部分(10)に、絶縁膜(図示略)を透して接続される。第10部分(10)を出発したコイル線は、矢印F6の方向に巻かれ、第2のコイルパターン層30Bの下半分を巻回して第11部分(11)に至る。次に、コイル線は、矢印F7の方向に巻かれ、第2のコイルパターン層30Bの上半分を巻回して第12部分(12)に至る。次に、第12部分(12)は、図5において、左側半分の第1のコイルパターン層29Bの第13部分(13)に、絶縁膜(図示略)を透して接続される。そして、コイル線は、矢印F8の方向に巻かれ、第1のコイルパターン層29Bの上半分を巻回して第14部分(14)に至る。そして、第14部分(14)は、渡り線パターン28に接続される。このようにして、第1及び第2の平面コイルパターン26A,26Bがロータリートランスコイルパターン27を介して直列に接続される。
ここで、上記した角度センサ1の動作を簡単に説明する。モータ2の作動時に、所定の励磁信号発生回路で励磁信号が発生することにより、センサステータ6の接続線45A,45B及びロータリートランスコイルパターン42、センサロータ7のロータリートランスコイルパターン27を介して、センサロータ7の励磁コイルパターン26に励磁信号が供給される。この励磁信号の電流により励磁コイルパターン26で磁束が発生し、その磁束によりセンサスタータ6のSIN相コイルパターン41A及びCOS相コイルパターン41Bに起電力(SIN 信号及びCOS信号)が発生する。そして、これらSIN相コイルパターン41Aで発生した起電力(SIN信号)の振幅変動と、COS相コイルパターン41Bで発生した起電力(COS信号)の振幅変動とを所定の検波回路でそれぞれ検波し、それら検波後の信号を所定の演算回路で解析することにより、センサロータ7の回転位置を算出することができる。このように角度センサ1により、回転軸1の回転角度を検出することができる。
以上説明したこの実施形態の角度センサ1によれば、センサロータ7につき、円環状の平面コイル22の励磁コイルパターン26を構成する第1及び第2の平面コイルパターン26A,26Bの径方向内側の巻回パターン部26Aa,26Baの巻数と径方向外側の巻回パターン部26Ab,26Bbの巻数が同一である。このため、平面コイル22として、その径方向外側と径方向内側との間で巻数が均一となり、平面コイル22の全周にわたって一定の磁束を発生させることが可能となる。この結果、センサロータ7の平面コイル22で発生する磁束のバランスを改善することができ、角度センサ1として検出誤差を低減することができる。
図7に、第1実施形態、第2実施形態及び第3の実施形態と従来例との誤差の違いを比較してグラフにより示す。このグラフから明らかなように、0.5次誤差、1次誤差、1.5次誤差、2次誤差及び2.5次誤差のそれぞれにつき、この第1実施形態によれば、従来例に対して、誤差を半分以下に低減できることが分かる。この誤差の低減効果は、平面コイル22の磁束バランスが改善できたことによるものと考えられる。ここで、「0.5次誤差」は、電気角度で720度周期の周期誤差意味する。「1次誤差」は、電気角度で360度周期の周期誤差を意味する。「1.5次誤差」は、電気角度で240度周期の周期誤差意味する。「2次誤差」は、電気角度で180度周期の周期誤差を意味する。そして、「2.5次誤差」は、電気角度で144度周期の周期誤差意味する。
また、この実施形態によれば、第1の平面コイルパターン26Aと第2の平面コイルパターン26Bを接続する渡り線パターン28が、両平面コイルパターン26A,26Bが設けられる領域の径方向内側に配置されるロータリートランスコイルパターン27に近接して配置され、そのロータリートランスコイルパターン27の一部を構成している。このため、渡り線パターン28がコンパクトに配置されることとなり、ロータリートランスコイルパターン27の信号伝達効率が良くなる。この結果、角度センサ1としてS/N比を向上させることができる。
更に、この実施形態によれば、第1及び第2の平面コイルパターン26A,26Bをそれぞれ構成する第1及び第2のコイルパターン層29A,29B,30A,30Bの間の接続部が、両コイルパターン層29A,29B,30A,30Bの径方向へ延びる巻回パターン部29Aa,29Ba,30Aa,30Baに設けられる。このため、両平面コイルパターン26A,26Bの径方向外側及び径方向内側を外した部位に接続部が設けられるので、各平面コイルパターン26A,26Bの径方向外側と径方向内側との間で巻回パターン部29Aa,29Ba,30Aa,30Baのバランスがよくなる。この意味でも、角度センサ1として検出精度を向上させることができる。
<第2実施形態>
次に、本発明における角度センサを具体化した第2実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
次に、本発明における角度センサを具体化した第2実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下に説明する各実施形態において、前記第1実施形態と同等の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略し、異なった点を中心に説明する。
この実施形態では、センサロータ7の平面コイル22の点で第1実施形態と構成が異なる。図8に、センサロータ7の平面コイル22を平面図により示す。図9に、平面コイル22を構成する第1のコイルパターン層29A,29B及びロータリートランスコイルパターン27Aを平面図により示す。図10に、平面コイル22を構成する第2のコイルパターン層30A,30B及びロータリートランスコイルパターン27Bを平面図により示す。
図8に示すように、この実施形態では、平面コイル22の励磁コイルパターン26を構成する第1の平面コイルパターン26Aと第2の平面コイルパターン26Bについて、第1の平面コイルパターン26Aを構成する2つのコイル部26a,26bのそれぞれが、渡り線パターン28を介してロータリートランスコイルパターン27に接続される。同様に、第2の平面コイルパターン26Bを構成する2つのコイル部26c,26dのそれぞれが、渡り線パターン28を介してロータリートランスコイルパターン27に接続される。ここで、各コイル部26a〜26dと渡り線パターン28との接続部分は、各コイル部26a〜26dの径方向内側の巻回パターン部26Aa,26Baの中間部に配置される。これら巻回パターン部26Aa,26Baの中間部では、分布コイルの巻回切り替えのようにコイル線が一部傾斜するように形成される。なお、この実施形態では、第1及び第2のコイルパターン層29A,29B,30A,30Bの径方向へ延びる巻回パターン部29Aa,29Ba,30Aa,30Baにて、第1のコイルパターン層29A,29Bと第2のコイルパターン層30A,30Bとの間の接続部が設けられていない。その他の構成は、第1実施形態と基本的に同じである。
ここで、第1の平面コイルパターン26Aと第2の平面コイルパターン26Bの接続について図9及び図10を参照して説明する。図9において、第1の平面コイルパターン26Aの右側半分を構成する第1のコイルパターン層29Aの第1部分(1)は、渡り線パターン28に接続される。この第1部分(1)を出発したコイル線は、矢印F1の方向に巻かれ、第1のコイルパターン層29Aの下半分を巻回して第2部分2)に至る。次に、第2部分(2)は、図10において、第1の平面コイルパターン26Aの右側半分を構成する第2のコイルパターン層30Aの第3部分(3)に、絶縁膜(図示略)を透して接続される。第3部分(3)を出発したコイル線は、矢印F2の方向に巻かれ、第2のコイルパターン層30Aの下半分を巻回して第4部分(4)に至る。次に、第4部分(4)は、図9において、第1のコイルパターン層29Aの第5部分(5)に、絶縁膜(図示略)を透して接続される。そして、第5部分(5)は、渡り線パターン28を介して、第1のコイルパターン層29Aの第6部分(6)に接続される。そして、第6部分(6)を出発したコイル線は、矢印F3の方向に巻かれ、第1のコイルパターン層29Aの上半分を巻回して第7部分(7)に至る。次に、第7部分(7)は、図10において、第2のコイルパターン層30Aの第8部分(8)に、絶縁膜(図示略)を透して接続される。第8部分(8)を出発したコイル線は、矢印F4の方向に巻かれ、第2のコイルパターン層30Aの上半分を巻回して第9部分(9)に至る。その後、第9部分(9)は、図9において、第1のコイルパターン層29Aの第10部分(10)に、絶縁膜(図示略)を透して接続される。その後、第10部分(10)は、渡り線パターン28を介して、第2の平面コイルパターン26Bの左側半分を構成する第1のコイルパターン層29Bの第11部分(11)に接続される。
その後、図9において、第11部分(11)を出発したコイル線は、矢印F5の方向に巻かれ、第1のコイルパターン層29Bの上半分を巻回して第12部分(12)に至る。次に、第12部分(12)は、図10において、第2の平面コイルパターン26Bの左側半分を構成する第2のコイルパターン層30Bの第13部分(13)に、絶縁膜(図示略)を透して接続される。第13部分(13)を出発したコイル線は、矢印F6の方向に巻かれ、第2のコイルパターン層30Bの上半分を巻回して第14部分(14)に至る。次に、第14部分(14)は、図9において、第1のコイルパターン層29Bの第15部分(15)に、絶縁膜(図示略)を透して接続される。そして、第15部分(15)は、渡り線パターン28を介して、第1のコイルパターン層29Bの第16部分(16)に接続される。そして、第16部分(16)を出発したコイル線は、矢印F7の方向に巻かれ、第1のコイルパターン層29Bの下半分を巻回して第17部分(17)に至る。次に、第17部分(17)は、図10において、第2のコイルパターン層30Bの第18部分(18)に、絶縁膜(図示略)を透して接続される。第18部分(18)を出発したコイル線は、矢印F8の方向に巻かれ、第2のコイルパターン層30Bの下半分を巻回して第19部分(19)に至る。その後、第19部分(19)は、図9において、第1のコイルパターン層29Bの第20部分(20)に、絶縁膜(図示略)を透して接続される。その後、第20部分(20)は、渡り線パターン28を介して、第1のコイルパターン層29Aの第1部分(1)に戻る。このようにして、第1及び第2の平面コイルパターン26A,26Bが渡り線パターン28を介して直列に接続される。
以上説明したこの実施形態の角度センサ1によれば、第1実施形態と同等の作用効果を得ることができる。また、この実施形態では、励磁コイルパターン26を構成する第1及び第2の平面コイルパターン26A,26Bにつき、4つのコイル部26a〜26dのそれぞれがロータリートランスコイルパターン27を構成する渡り線パターン28に接続されるので、励磁コイルパターン26が最も作製し易いものとなる。
図7のグラフから明らかなように、0.5次誤差、1次誤差及び2次誤差のそれぞれにつき、この第2実施形態によれば、従来例に対して誤差を低減できることが分かる。この誤差の低減効果は、第1実施形態と同様、平面コイル22の磁束バランスが改善できたことによるものと考えられる。
<第3実施形態>
次に、本発明における角度センサを具体化した第3実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
次に、本発明における角度センサを具体化した第3実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
この実施形態では、センサロータ7の平面コイル22の点で第1及び第2の実施形態と構成が異なる。図11に、センサロータ7の平面コイル22を平面図により示す。図12に、平面コイル22を構成する第1のコイルパターン層29A,29B及びロータリートランスコイルパターン27Aを平面図により示す。図13に、平面コイル22を構成する第2のコイルパターン層30A,30B及びロータリートランスコイルパターン27Bを平面図により示す。図14に、第1のコイルパターン層29A,29B、第2のコイルパターン層30A,30B及びロータリートランスコイルパターン27A,27Bを接続するための接続線25a,25b,25c,25d,25e,29fを平面図により示す。
図11〜図14に示すように、この実施形態では、励磁コイルパターン26を構成する第1の平面コイルパターン26Aと第2の平面コイルパターン26Bについて、それらの巻回切り替えの位置が、第1及び第2のコイルパターン層29A,29B,30A,30Bの径方向へ延びる巻回パターン部29Aa,29Ba,30Aa,30Baに設定されている。また、その巻回パターン部29Aa,29Ba,30Aa,30Baに、ロータリートランスコイルパターン27A,27Bと、第1及び第2のコイルパターン層29A,29B,30A,30Bとの間の接続部が設けられている。その他の構成は、第1実施形態と基本的に同じである。
ここで、第1の平面コイルパターン26Aと第2の平面コイルパターン26Bの接続について図12〜図14を参照して説明する。図12において、第1の平面コイルパターン26Aを構成する第1のコイルパターン層29Aは、コイル線の端部(f2)を出発して矢印F1の方向へ巻かれ、同コイルパターン層29Aの下半分を巻回して巻回パターン部29Aaを経由し、同コイルパターン層29Aの上半分に至る。その後、第1のコイルパターン層29Aの上半分を矢印F2の方向へ巻かれ、端部(d1)に至る。同様に、第2の平面コイルパターン26Bを構成する第1のコイルパターン層29Bは、コイル線の端部(a1)を出発して矢印F3の方向へ巻かれ、同コイルパターン層29Bの下半分を巻回して巻回パターン部29Baを経由し、同コイルパターン層29Bの上半分に至る。その後、第2のコイルパターン層29Bの上半分を矢印F4の方向へ巻かれ、端部(c1)に至る。また、ロータリートランスコイルパターン27Aは、端部(e2)から端部(f1)へ向けてコイル線が渦巻状に巻回される。
これに対し、図13において、第1の平面コイルパターン26Aを構成する第2のコイルパターン層30Aは、コイル線の端部(d2)を出発して矢印F5の方向へ巻かれ、同コイルパターン層30Aの上半分を巻回して巻回パターン部30Aaを経由し、同コイルパターン層30Aの下半分に至る。その後、第2のコイルパターン層30Aの下半分を矢印F6の方向へ巻かれ、端部(e1)に至る。同様に、第2の平面コイルパターン26Bを構成する第2のコイルパターン層30Bは、コイル線の端部(b1)を出発して矢印F7の方向へ巻かれ、同コイルパターン層30Bの上半分を巻回して巻回パターン部30Baを経由し、同コイルパターン層29Bの下半分に至る。その後、第2のコイルパターン層30Bの下半分を矢印F8の方向へ巻かれ、端部(a2)に至る。また、ロータリートランスコイルパターン27Bは、端部(a2)から端部(c2)へ向けてコイル線が渦巻状に巻回される。
ここで、第1のコイルパターン層29A,29B及び第2のコイルパターン層30A,30Bと、ロータリートランスコイルパターン27A,27Bとを接続するには、図12に示す第1のコイルパターン層29Bの端部(a1)と、図13に示す第2のコイルパターン層30Bの端部(a2)とを、図14に示す接続線25aを介して接続する。また、図12示す第1のコイルパターン層29Bの端部(c1)を、図14に示す接続線25cを介して、図13に示す第2のコイルパターン層30Bに対応するロータリートランスコイルパターン27Bの端部(c2)に接続する。また、図12に示す第1のコイルパターン層29Aの端部(d1)を、図13に示す第2のコイルパターン層30Aの端部(d2)に、図14に示す接続線25dを介して接続する。更に、図12に示す第1のコイルパターン総29Aの端部(f1)とそれに対応するロータリートランスコイルパターン27Aの端部(f2)とを、接続線25fを介して接続する。加えて、図13に示す第2のコイルパターン層30Bの端部(b1)とそれに対応するロータリートランスコイルパターン27Bの端部(b2)とを、図14に示す接続線25bを介して接続する。また、図13に示す第2のコイルパターン層30Aの端部(e1)と、図12に示すロータリートランスコイルパターン27Aの端部(e2)とを、図14に示す接続線25eを介して接続する。
上記の接続関係では、第1のコイルパターン層29A,29Bは、第2のコイルパターン層30A,30Bと同一層に設けられるロータリートランスコイルパターン27Bに接続される。その逆に、第2のコイルパターン層30A,30Bは、第1のコイルパターン層20A,29Bと同一層に設けられるロータリートランスコイルパターン27Aに接続される。ここで、上下2層のロータリートランスコイルパターン27A,27Bは、絶縁膜(図示略)を介して互いに独立している。
以上説明したこの実施形態の角度センサ1によれば、第1実施形態と同等の作用効果を得ることができる。特に、この実施形態では、第1及び第2のコイルパターン層29A,29B,30A,30Bとロータリートランスコイルパターン27A,27Bとの間の接続部が、両コイルパターン層29A,29B,30A,30Bの径方向へ延びる巻回パターン部29Aa,29Ba,30Aa,30Baに設けられるので、各平面コイルパターン26A,26Bの径方向外側と径方向内側との間で巻回パターン部29Aa,29Ba,30Aa,30Baのバランスがよくなる。この意味で、角度センサ1として検出精度を向上させることができる。
図7のグラフから明らかなように、1.5次誤差、2次誤差及び2.5次誤差のそれぞれにつき、この第3実施形態によれば、従来例に対して、誤差を低減できることが分かる。この誤差の低減効果は、第1実施形態と同様、平面コイル22の磁束バランスが改善できたことによるものと考えられる。
<第4実施形態>
次に、本発明における角度センサを具体化した第4実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
次に、本発明における角度センサを具体化した第4実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
この実施形態では、センサロータ7の平面コイル22の点で第1〜第3の実施形態と構成が異なる。図15に、センサロータ7の平面コイル22を平面図により示す。図16に、平面コイル22を構成する第1のコイルパターン層29A,29B及びロータリートランスコイルパターン27Aを平面図により示す。図17に、平面コイル22を構成する第2のコイルパターン層30A,30B及びロータリートランスコイルパターン27Bを平面図により示す。
図15に示す平面コイル22は、図16に示す第1のコイルパターン層29A,29Bの上に、図17に示す第2のコイルパターン層30A,30Bを、絶縁巻(図示略)を介して重ねることにより形成される。すなわち、平面コイル22の励磁コイルパターン26を構成する第1の平面コイルパターン26A及び第2の平面コイルパターン26Bは、絶縁膜(図示略)を介して重ねて配置される第1のコイルパターン層29A,29B及び第2のコイルパターン層30A,30Bを含む。第1の平面コイルパターン26Aを構成する径方向内側の巻回パターン部26Aa及び径方向外側の巻回パターン部26Abと、第2の平面コイルパターン26Bを構成する径方向外側の巻回パターン部26Bb及び径方向内側の巻回パターン部26Baが第1のコイルパターン層29A,29Bに形成される。また、第1の平面コイルパターン26Aを構成する径方向外側の巻回パターン部26Ab及び径方向内側の巻回パターン部26Aaと第2の平面コイルパターン26Bを構成する径方向内側の巻回パターン部26Ba及び径方向外側の巻回パターン部26Bbが第2のコイルパターン層30A,30Bに形成される。そして、第1の平面コイルパターン26Aを構成する径方向内側及び径方向外側の巻回パターン部26Aa,26Abが内側と外側で対応するように、第2の平面コイルパターン26Bを構成する径方向内側及び径方向外側の巻回パターン部26Ba,26Bbが内側と外側で対応するように、第1のコイルパターン層29A,29Bの上に、第2のコイルパターン層30A,30Bが絶縁膜(図示略)を介して重ねて配置される。
ここで、第1のコイルパターン層29A,29Bとロータリートランスコイルパターン27Aとの接続関係を図16に示す。ロータリートランスコイルパターン27Aは、その第1部分(1)を始点として矢印F1の方向へ所定の数だけ巻回された後、第1のコイルパターン層29Bの第2部分(2)に接続される。第1のコイルパターン層29A,29Bは、第2部分(2)を始点として矢印F2の方向へ所定の数だけ巻回され、第3部分(3)に至る。つまり、この実施形態では、同一層に形成される第1のコイルパターン層29A,29Bとロータリーコイルパターン27Aとが途切れることなく一続きに接続される。
同様に、第2のコイルパターン層30A,30Bとロータリートランスコイルパターン27Bとの接続関係を図17に示す。ロータリートランスコイルパターン27Bは、その第1部分(1)を始点として矢印F1の方向へ所定の数だけ巻回された後、第2のコイルパターン層30Bの第2部分(2)に接続される。第2のコイルパターン層30A,30Bは、第2部分(2)を始点として矢印F2の方向へ所定の数だけ巻回され、第3部分(3)に至る。つまり、この実施形態では、同一層に形成される第2のコイルパターン層30A,30Bとロータリーコイルパターン27Bとが途切れることなく一続きに接続される。
以上説明したこの実施形態の角度センサ1によれば、第1のコイルパターン層29A,29Bと第2のコイルパターン層30A,30Bにつき、径方向内側及び径方向外側の巻回パターン部26Aa,26Ba,26Ab,26Bbの巻数が均一となり、第1及び第2の平面コイルパターン26A,26Bの構成が均一化する。その意味で、センサロータ7を構成する円環状の平面コイル22で発生する磁束のバランスを改善することができ、角度センサ1として検出精度を向上させることができる。
<第5実施形態>
次に、本発明における角度センサを具体化した第5実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
次に、本発明における角度センサを具体化した第5実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
この実施形態では、センサロータ7の平面コイル22の点で第1〜第4の実施形態と構成が異なる。図18に、センサロータ7の平面コイル22を平面図により示す。図19に、平面コイル22を構成する第1の平面コイルパターン26A及びロータリートランスコイルパターン27Aを平面図により示す。図20に、平面コイル22を構成する第2の平面コイルパターン26B及びロータリートランスコイルパターン27Bを平面図により示す。図21に、平面コイル22を構成する第3の平面コイルパターン26C及びロータリートランスコイルパターン27Cを平面図により示す。図22に、平面コイル22を構成する第4の平面コイルパターン26D及びロータリートランスコイルパターン27Dを平面図により示す。
この実施形態では、平面コイル22が、円周方向に並んで配置された四つの平面コイルパターン26A〜26Dを含む。四つの平面コイルパターン26A〜26Dのうち隣り合う二つの平面コイルパターン26A〜26Dの一方が、他方の磁界とは逆方向の磁界を発生するように巻回される。四つの平面コイルパターン26A〜26Dは、それぞれ回転軸14を中心として配置される。各平面コイルパターン26A〜26Dは、それぞれ径方向内側と径方向外側に円周方向へ延びる巻回パターン部26Aa,26Ab,26Ba,26Bb,26Ca,26Cb,26Da,26Dbを含む。径方向内側の巻回パターン部26Aa,26Ba,26Ca,26Daの巻数と径方向外側の巻回パターン部26Ab,26Bb,26Cb,26Dbの巻数が同一となっている。
各平面コイルパターン26A〜26Dが設けられる領域の径方向内側に、各平面コイルパターン26A〜26Dのそれぞれと直列に接続される渦巻状に巻回されたロータリートランスコイルパターン27A,27B,27C,27Dが設けられる。各平面コイルパターン26A〜26Dは、互いに90°ずつずれた状態で円環状に配置されると共に、各平面コイルパターン26A〜26Dに対応した4つのロータリートランスコイルパターン27A〜27Dは、互いに上下に重なって配置されている。各平面コイルパターン26A〜26Dと、それに対応する個々のロータリートランスコイルパターン27A〜27Dは、接続線55を介して直列に接続される。ここで、各平面コイルパターン26A〜26Dと対応するロータリートランスコイルパターン27A〜27Dとの接続部分は、各平面コイルパターン26A〜26Dの径方向内側の巻回パターン部26Aa,26Ba,26Ca,26Daの中間部に配置される。これら巻回パターン部26Aa,26Ba,26Ca,26Daの中間部では、分布コイルの巻回切り替えのようにコイル線が一部傾斜するように形成される。
以上説明したこの実施形態の角度センサ1によれば、センサロータ7につき、円環状の平面コイル22を構成する四つの平面コイルパターン26A〜26Dの径方向内側の巻回パターン部26Aa,26Ba,26Ca,26Daの巻数と径方向外側の巻回パターン部26Ab,26Bb,26Cb,26Dbの巻数が同一であるので、平面コイル22の全体として径方向外側と径方向内側との間で巻数が均一となり、平面コイル22の全周にわたって一定の磁束を発生させることが可能となる。この結果、センサロータ7の平面コイル22で発生する磁束のバランスを改善することができ、角度センサ1として検出誤差を低減することができる。
なお、この発明は前記各実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で構成の一部を適宜に変更して実施することもできる。
前記実施形態では、モータ2の回転軸14に角度センサ1を設けたが、自動車用エンジンのクランクシャフトに対応して角度センサを設けることもできる。
この発明は、モータやエンジンの回転角度の検出に利用することができる。
1 角度センサ
2 モータ
5 隙間
6 センサステータ
7 センサロータ
14 回転軸
21a 表面
22 平面コイル
26 励磁コイルパターン
26A 第1の平面コイルパターン
26Aa 径方向内側の巻回パターン部
26Ab 径方向外側の巻回パターン部
26B 第2の平面コイルパターン
26Ba 径方向内側の巻回パターン部
26Bb 径方向外側の巻回パターン部
27 ロータリートランスコイルパターン
27A ロータリートランスコイルパターン
27B ロータリートランスコイルパターン
28 渡り線パターン
29A 第1のコイルパターン層
29Aa 径方向へ延びる巻回パターン部
29B 第1のコイルパターン層
29Ba 径方向へ延びる巻回パターン部
30A 第2のコイルパターン層
30Aa 径方向へ延びる巻回パターン部
30B 第2のコイルパターン層
30Ba 径方向へ延びる巻回パターン部
31a 表面
32 平面コイル
2 モータ
5 隙間
6 センサステータ
7 センサロータ
14 回転軸
21a 表面
22 平面コイル
26 励磁コイルパターン
26A 第1の平面コイルパターン
26Aa 径方向内側の巻回パターン部
26Ab 径方向外側の巻回パターン部
26B 第2の平面コイルパターン
26Ba 径方向内側の巻回パターン部
26Bb 径方向外側の巻回パターン部
27 ロータリートランスコイルパターン
27A ロータリートランスコイルパターン
27B ロータリートランスコイルパターン
28 渡り線パターン
29A 第1のコイルパターン層
29Aa 径方向へ延びる巻回パターン部
29B 第1のコイルパターン層
29Ba 径方向へ延びる巻回パターン部
30A 第2のコイルパターン層
30Aa 径方向へ延びる巻回パターン部
30B 第2のコイルパターン層
30Ba 径方向へ延びる巻回パターン部
31a 表面
32 平面コイル
Claims (5)
- 回転軸に取り付けられ、表面に円環状をなす平面コイルが形成されたセンサロータと、
前記平面コイルが、円周方向に並んで配置された複数の平面コイルパターンを含み、隣り合う二つの平面コイルパターンの一方が、他方の磁界とは逆方向の磁界を発生するように巻回されることと、
前記センサロータの前記表面に対し表面が隙間を介して対向して配置され、前記表面に円環状の平面コイルが形成されたセンサステータと
を備えた角度センサであって、
前記センサロータの前記複数の平面コイルパターンは、それぞれ前記回転軸を中心として配置され、それぞれ径方向内側と径方向外側に円周方向へ延びる巻回パターン部を含み、前記径方向内側の巻回パターン部の巻数と前記径方向外側の巻回パターン部の巻数が同一であることを特徴とする角度センサ。 - 回転軸に取り付けられ、表面に円環状をなす平面コイルが形成されたセンサロータと、
前記平面コイルが、円周方向に並んで配置された第1の平面コイルパターンと第2の平面コイルパターンを含み、前記第2の平面コイルパターンが、前記第1の平面コイルパターンの磁界とは逆方向の磁界を発生するように巻回されることと、
前記センサロータの前記表面に対し表面が隙間を介して対向して配置され、前記表面に円環状の平面コイルが形成されたセンサステータと
を備えた角度センサであって、
前記センサロータの前記第1の平面コイルパターン及び前記第2の平面コイルパターンは、それぞれ前記回転軸を中心として配置され、それぞれ径方向内側と径方向外側に円周方向へ延びる巻回パターン部を含み、前記径方向内側の巻回パターン部の巻数と前記径方向外側の巻回パターン部の巻数が同一であることを特徴とする角度センサ。 - 前記センサロータの前記平面コイルは、前記第1の平面コイルパターン及び前記第2の平面コイルパターンが設けられる領域の径方向内側に、前記第1の平面コイルパターン及び前記第2の平面コイルパターンと直列に接続される渦巻状に巻回されたロータリートランスコイルパターンを更に含み、
前記第1の平面コイルパターンと前記第2の平面コイルパターンは、前記ロータリートランスコイルパターンに近接して配置された渡り線パターンを介して接続され、前記渡り線パターンは、前記ロータリートランスコイルパターンの少なくとも一部を構成することを特徴とする請求項2に記載の角度センサ。 - 前記第1の平面コイルパターン及び前記第2の平面コイルパターンは、それぞれ絶縁膜を介して重ねて配置される第1のコイルパターン層及び第2のコイルパターン層を含み、
前記両コイルパターン層が径方向へ延びる巻回パターン部を含み、前記両コイルパターン層の間の接続部が、前記径方向へ延びる巻回パターン部に設けられることを特徴とする請求項2又は3に記載の角度センサ。 - 前記第1の平面コイルパターン及び前記第2の平面コイルパターンは、それぞれ絶縁膜を介して重ねて配置される第1のコイルパターン層及び第2のコイルパターン層を含み、
前記第1の平面コイルパターンを構成する径方向内側及び径方向外側の巻回パターン部と前記第2の平面コイルパターンを構成する径方向外側及び径方向内側の巻回パターン部が第1のコイルパターン層に形成され、前記第1の平面コイルパターンを構成する径方向外側及び径方向内側の巻回パターン部と前記第2の平面コイルパターンを構成する径方向内側及び径方向外側の巻回パターン部が第2のコイルパターン層に形成されることを特徴とする請求項2に記載の角度センサ。
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-
2012
- 2012-07-10 JP JP2012154577A patent/JP2014016271A/ja active Pending
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