JP2014015101A - 車両用シートの取付部構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】防振機能の向上を図りつつ、シートの取付作業性の向上と遮音性の向上を併せて図ることができる車両用シートの取付部構造を提供する。
【解決手段】カーペット部材17に弾性ブロック21を一体化して設ける。弾性ブロック21に、カーペット部材17の上方に突出する突起部21bを設ける。シートに設けられるシートブラケット15に、弾性ブロック21の突起部21bに嵌合される貫通孔25を設ける。カーペット部材17をフロアパネル1に敷設した状態で、弾性ブロック21の突起部21bにシートブラケット15の貫通孔25を嵌合する。シートブラケット15は、弾性ブロック21を貫通するボルト20でフロアパネル1に締結固定する。
【選択図】図2
【解決手段】カーペット部材17に弾性ブロック21を一体化して設ける。弾性ブロック21に、カーペット部材17の上方に突出する突起部21bを設ける。シートに設けられるシートブラケット15に、弾性ブロック21の突起部21bに嵌合される貫通孔25を設ける。カーペット部材17をフロアパネル1に敷設した状態で、弾性ブロック21の突起部21bにシートブラケット15の貫通孔25を嵌合する。シートブラケット15は、弾性ブロック21を貫通するボルト20でフロアパネル1に締結固定する。
【選択図】図2
Description
この発明は、車両用シートの取付部構造に関するものである。
車両用シートの多くはフロア側部材に剛的に支持されている。車両では様々な周波数領域の振動が発生するが、車両用シートの固有振動数に近いエンジンのアイドリング振動や走行振動等の振動が車体フロアに入力されると、車両用シートが振動する原因となり易い。
このため、これに対処する車両用シートの取付部構造として、フロア側部材とシート側部材の間にゴム弾性体を介装したものが案出されている(例えば、特許文献1参照)。
このため、これに対処する車両用シートの取付部構造として、フロア側部材とシート側部材の間にゴム弾性体を介装したものが案出されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の取付部構造は、シートの脚部とシートレールのアッパレールとの間にゴム弾性体が介装され、アッパレールを支持するロアレールがフロア部材上に締結固定されている。この取付部構造では、シートの脚部とアッパレールの間に介装されたゴム弾性体によってシートの振動を低減する。
この従来の取付部構造においては、シートの脚部とアッパレールの間に介装されたゴム弾性体によってシートの振動を低減できるようになるものの、フロア部材に対するシート側固定片(ロアレール)の取付作業性や、フロア部材を通した騒音の遮断に関しては改善の余地がある。
即ち、フロア部材上には、通常、カーペット部材が敷設され、ロアレール等のシート側固定片はカーペット部材に設けられた切欠き部を通してフロア部材上に締結固定される。このため、シート側固定片をフロア部材に固定する場合には、カーペット部材の切欠き部を開いて締結位置を確認しながら、シート側固定片をフロア部材に締結しなければならず、取付作業が煩雑なものとなる。また、カーペット部材にはシート側固定片の締結部に対して大きめの取欠き部を形成する必要があるため、シートの取付けを完了した後に切欠き部とシート側固定片の間に隙間ができ、フロア部材を通した騒音がその隙間を通して車室内側に侵入し易くなる。
即ち、フロア部材上には、通常、カーペット部材が敷設され、ロアレール等のシート側固定片はカーペット部材に設けられた切欠き部を通してフロア部材上に締結固定される。このため、シート側固定片をフロア部材に固定する場合には、カーペット部材の切欠き部を開いて締結位置を確認しながら、シート側固定片をフロア部材に締結しなければならず、取付作業が煩雑なものとなる。また、カーペット部材にはシート側固定片の締結部に対して大きめの取欠き部を形成する必要があるため、シートの取付けを完了した後に切欠き部とシート側固定片の間に隙間ができ、フロア部材を通した騒音がその隙間を通して車室内側に侵入し易くなる。
そこでこの発明は、防振機能の向上を図りつつ、シートの取付作業性の向上と遮音性の向上を併せて図ることができる車両用シートの取付部構造を提供しようとするものである。
この発明に係る車両用シートの取付部構造では、上記課題を解決するために以下の構成を採用した。
請求項1に係る発明は、シート(例えば、実施形態のシート10)に設けられ、上下方向に貫通する貫通孔(例えば、実施形態の貫通孔25)を有するシート側固定片(例えば、実施形態のシートブラケット15)と、車室内に設置されたフロア部材(例えば、実施形態のフロアパネル1)と、前記フロア部材上に敷設されるカーペット部材(例えば、実施形態のカーペット部材17)と、前記カーペット部材から上方に突出して前記貫通孔と嵌合される突起部(例えば、実施形態の突起部21b)を有し、前記カーペット部材の一部に一体化して設けられたゴム状弾性体(例えば、実施形態の弾性ブロック21)と、前記シート側固定片を前記フロア部材に固定する固定部材(例えば、実施形態のボルト20及びナット19)と、を備え、前記フロア部材上に前記カーペット部材が敷設され、前記カーペット部材から上方に突出した前記突起部に、前記シート側固定片の前記貫通孔が嵌合され、その状態でシート側固定片が前記固定部材によって前記フロア部材に固定されていることを特徴とするものである。
請求項1に係る発明は、シート(例えば、実施形態のシート10)に設けられ、上下方向に貫通する貫通孔(例えば、実施形態の貫通孔25)を有するシート側固定片(例えば、実施形態のシートブラケット15)と、車室内に設置されたフロア部材(例えば、実施形態のフロアパネル1)と、前記フロア部材上に敷設されるカーペット部材(例えば、実施形態のカーペット部材17)と、前記カーペット部材から上方に突出して前記貫通孔と嵌合される突起部(例えば、実施形態の突起部21b)を有し、前記カーペット部材の一部に一体化して設けられたゴム状弾性体(例えば、実施形態の弾性ブロック21)と、前記シート側固定片を前記フロア部材に固定する固定部材(例えば、実施形態のボルト20及びナット19)と、を備え、前記フロア部材上に前記カーペット部材が敷設され、前記カーペット部材から上方に突出した前記突起部に、前記シート側固定片の前記貫通孔が嵌合され、その状態でシート側固定片が前記固定部材によって前記フロア部材に固定されていることを特徴とするものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る車両用シートの取付部構造において、前記カーペット部材の一部が前記シート側固定片と前記フロア部材に挟持された状態で、前記シート側固定片が前記フロア部材に前記固定部材によって固定されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、シート側固定片とフロア部材の間にカーペット部材上のゴム弾性体が介在されることから、シートの振動をゴム弾性体によって低減することができる。
また、この発明によれば、シート側固定片をフロア部材に取り付ける場合に、ゴム弾性体の突起部にシート側固定片の貫通孔を嵌合することにより、シート側固定片をカーペット部材を通してフロア側部材に位置決めすることができるため、シートの取付作業を容易化することができる。
さらに、この発明によれば、ゴム弾性体がカーペット部材の一部に一体化して設けられているため、シート側固定片をフロア部材に固定するためにカーペット部材に切欠きを形成する必要がなく、その分、フロア部材側の騒音を遮断することができる。
また、この発明によれば、シート側固定片をフロア部材に取り付ける場合に、ゴム弾性体の突起部にシート側固定片の貫通孔を嵌合することにより、シート側固定片をカーペット部材を通してフロア側部材に位置決めすることができるため、シートの取付作業を容易化することができる。
さらに、この発明によれば、ゴム弾性体がカーペット部材の一部に一体化して設けられているため、シート側固定片をフロア部材に固定するためにカーペット部材に切欠きを形成する必要がなく、その分、フロア部材側の騒音を遮断することができる。
請求項2に係る発明によれば、カーペット部材の一部がシート側固定片とフロア部材に挟持された状態で、シート側固定片がフロア部材に固定されているため、フロア部材上のカーペット部材で覆われる領域をより広くして遮音性のさらなる向上を図ることができる。
以下、この発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、図面において、矢印FRは車両の前方を指し、矢印UPは車両の上方を指すものとする。また、以下の説明においては、特別に断らない限り、前,後や上,下については、車両に対しての前,後や上下を意味するものとする。
図1は、車室内のフロアパネル1(フロア部材)上に設置された車両用シート10(以下、「シート10」と呼ぶ。)を示す図であり、図2,図3は、シート10の取付部の断面と同部の分解断面を拡大して示す図である。この実施形態のシート10は、前席側に設置されるシートであり、シートレール11を介して車体前後方向にスライド調整可能にされている。
シート10は、乗員の臀部及び腿部を支持するシートクッション12の後端部に、乗員の腰部及び背部を支持するシートバック13が傾動可能に連結されている。シートクッション12の下面の車幅方向両側には、それぞれシートレール11のアッパレール11aが結合されている。車幅方向左右の各アッパレール11aは、フロア側に固定されたロアレール11bに摺動可能に係合されている。また、アッパレール11aとロアレール11bの間には、シートクッション12の前後方向の操作位置をロックするための図示しないスライドロック機構が設けられている。
シート10は、乗員の臀部及び腿部を支持するシートクッション12の後端部に、乗員の腰部及び背部を支持するシートバック13が傾動可能に連結されている。シートクッション12の下面の車幅方向両側には、それぞれシートレール11のアッパレール11aが結合されている。車幅方向左右の各アッパレール11aは、フロア側に固定されたロアレール11bに摺動可能に係合されている。また、アッパレール11aとロアレール11bの間には、シートクッション12の前後方向の操作位置をロックするための図示しないスライドロック機構が設けられている。
ロアレール11bは、車体前後方向に直線状に延出するレール本体14と、レール本体14の前端部と後端部の各下面に結合されたシートブラケット15と、を備えている。各シートブラケット15は、金属製の板状部材によって形成され、上端部がレール本体14に溶接等によって一体に固定されるとともに、下端部にフロアパネル1に固定される固定壁16が設けられている。図2,図3に示すように、固定壁16は略水平に延出する姿勢で(フロアパネル1と略平行となる姿勢で)フロアパネル1に固定される。また、固定壁16には、上下方向に貫通する貫通孔25が形成されている。
なお、前後のシートブラケット15はほぼ同様の構造とされ、フロアパネル1に対しても同様にして締結固定されている。したがって、以下では、前部側のシートブラケット15の取付部の構造についてのみ説明し、後部側のシートブラケット15の取付部の構造については説明を省略するものとする。
この実施形態においては、各ロアレール11bの前後のシートブラケット15がシート側固定片を構成している。
なお、前後のシートブラケット15はほぼ同様の構造とされ、フロアパネル1に対しても同様にして締結固定されている。したがって、以下では、前部側のシートブラケット15の取付部の構造についてのみ説明し、後部側のシートブラケット15の取付部の構造については説明を省略するものとする。
この実施形態においては、各ロアレール11bの前後のシートブラケット15がシート側固定片を構成している。
フロアパネル1上のシート10の設置される領域には、所定厚みのカーペット部材17が敷設されている。カーペット部材17は車室内のシート下の見栄えを向上させ、かつ、フロアパネル1を通して伝達される車外の振動を遮断する。
フロアパネル1の各シートブラケット15の取り付けられる位置には、図2,図3に示すように、ボルト挿通孔18が形成されている。フロアパネル1の下面側の各ボルト挿通孔18の周縁部には、ナット19が溶接によって固定されている。このナット19には、対応するシートブラケット15をフロアパネル1に固定するためのボルト20が螺合される。
この実施形態においては、ボルト20とナット19がシートブラケット15(シート側固定片)をフロアパネル1(フロア部材)に固定する固定部材を構成している。
この実施形態においては、ボルト20とナット19がシートブラケット15(シート側固定片)をフロアパネル1(フロア部材)に固定する固定部材を構成している。
カーペット部材17のうちのフロアパネル1の各ボルト挿通孔18に対応する位置には、ゴム部材から成る弾性ブロック21(ゴム状弾性体)が一体に埋め込まれるかたちで取り付けられている。
弾性ブロック21は、カーペット部材17と略同一厚みで外周部がカーペット部材17に固定されるベース部21aと、ベース部21aから上方に突出して対応するシートブラケット15の貫通孔25に嵌入される突起部21bと、を備えている。ベース部21aと突起部21bには、これらを上下に貫通するように挿通孔22が形成されている。また、突起部21bの外周面には環状の係止溝23が形成されており、突起部21bが対応するシートブラケット15の貫通孔25に嵌入されるときに、貫通孔25の周縁部が係止溝23内に係止されるようになっている。
弾性ブロック21は、カーペット部材17と略同一厚みで外周部がカーペット部材17に固定されるベース部21aと、ベース部21aから上方に突出して対応するシートブラケット15の貫通孔25に嵌入される突起部21bと、を備えている。ベース部21aと突起部21bには、これらを上下に貫通するように挿通孔22が形成されている。また、突起部21bの外周面には環状の係止溝23が形成されており、突起部21bが対応するシートブラケット15の貫通孔25に嵌入されるときに、貫通孔25の周縁部が係止溝23内に係止されるようになっている。
弾性ブロック21の挿通孔22には金属製のカラー24が嵌合され、このカラー24の内部にボルト20の軸部が挿入されるようになっている。カラー24は、軸方向の一端部(上方側の端部)にフランジ部24aが一体に形成され、ボルト20が対応するナット19に締め込まれたときに、このフランジ部24aにボルト20の頭部20aが当接するようになっている。
また、ボルト20とナット19の締結時に、ボルト20の頭部20aによってカラー24のフランジ部24aが軸方向に押圧されると、シートブラケット15の固定壁16(貫通孔25の周縁部)が、弾性ブロック21の係止溝23の上下の壁に挟持されるかたちでフロアパネル1に固定される。
ここで、固定壁16は弾性ブロック21のベース部21aの上面だけでなく、ベース部21aに隣接するカーペット部材17の上面の一部にも跨って当接するようになっている。このため、ボルト20とナット19が締結されると、カーペット部材17の一部がシートブラケット15の固定壁16とフロアパネル1に挟持された状態において、シートブラケット15がフロアパネル1に締結固定される。
ここで、固定壁16は弾性ブロック21のベース部21aの上面だけでなく、ベース部21aに隣接するカーペット部材17の上面の一部にも跨って当接するようになっている。このため、ボルト20とナット19が締結されると、カーペット部材17の一部がシートブラケット15の固定壁16とフロアパネル1に挟持された状態において、シートブラケット15がフロアパネル1に締結固定される。
フロアパネル1上にロアレール11bを固定する場合には、最初に、フロアパネル1の上面にカーペット部材17を位置決めした状態で敷設し、そのカーペット部材17に配された弾性ブロック21の突起部21bに対応するシートブラケット15の貫通孔25を嵌合する。このとき、各シートブラケット15の貫通孔25の周縁部は突起部21bの係止溝23内に係止させる。この状態から弾性ブロック21に装着されたカラー24の内周部にボルト20を挿入し、ボルト20の軸部をフロアパネル1の下面のナット19に締め込む。この結果、ロアレール11bは弾性ブロック21を介してフロアパネル1に締結固定される。
こうしてフロアパネル1に固定されたロアレール11bには、シート10側のアッパレール11aが組み付けられる。
こうしてフロアパネル1に固定されたロアレール11bには、シート10側のアッパレール11aが組み付けられる。
上述のようにしてフロアパネル1に取り付けられたシート10は、各シートブラケット15とフロアパネル1の間に弾性ブロック21が介在されることになるため、シート10の振動を弾性ブロック21によって低減することができる。
ここで、この実施形態のシート10の取付部構造においては、車体からシート10側に入力される振動のうち、特に、以下の振動(1),(2)を低減対象として弾性ブロック21のチューニングがされている。
(1)エンジンのアイドリング振動(20Hz〜25Hzの周波数域の振動)
(2)走行振動(15Hz〜20Hzの周波数域の振動)
具体的には、シート10の共振周波数領域が上記の(1),(2)の振動の周波数領域よりも低くなるように弾性ブロック21の特性がチューニングされている。
(1)エンジンのアイドリング振動(20Hz〜25Hzの周波数域の振動)
(2)走行振動(15Hz〜20Hzの周波数域の振動)
具体的には、シート10の共振周波数領域が上記の(1),(2)の振動の周波数領域よりも低くなるように弾性ブロック21の特性がチューニングされている。
この実施形態のシート10の取付部構造では、上記の(1)や(2)の振動が生じても、シート10の共振周波数が弾性ブロック21によってこれらの振動の周波数よりも低周波側にオフセットされているため、シート10の支持剛性を充分に維持しつつも、シート10の振動を有効に防止することができる。
この実施形態のシート10の取付部構造においては、ロアレール11bのシートブラケット15をフロアパネル1に取り付ける場合に、カーペット部材17上に配された弾性ブロック21の突起部21bにロアレール11bの貫通孔25を嵌合することにより、シートブラケット15をカーペット部材17を通してフロアパネル1に位置決めすることができるため、シート10の取付作業を容易化することができる。即ち、カーペット部材17に切欠き部を形成し、その切欠き部にシートブラケット15の固定壁16を挿し込んでシートブラケット15とフロアパネル1のボルト挿通孔を合致させる場合に比較し、カーペット部材17から上方に突出する突起部21bにシートブラケット15の貫通孔25を嵌合するだけ良いため、シートブラケット15とフロアパネル1の位置決めを容易に行うことができる。
また、この実施形態のシート10の取付部構造においては、弾性ブロック21がカーペット部材17の一部に一体化して設けられているため、シートブラケット15をフロアパネル1に固定するためにカーペット部材17に大きな切欠き部を形成する必要がない。このため、フロアパネル1から車室内に伝達される外部の騒音をより有効に遮断することができる。
さらに、この実施形態のシート10の取付部構造では、弾性ブロック21に隣接するカーペット部材17の一部がシートブラケット15の固定壁16とフロアパネル1に挟持された状態で、シートブラケット15がフロアパネル1にボルト20及びナット19によって締結固定されるため、フロアパネル1上のカーペット部材17によって覆われる領域をより広くし、カーペット部材17による遮音効果をより高めることができる。
なお、この発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
1 フロアパネル(フロア部材)
10 シート(車両用シート)
15 シートブラケット(車体側固定片)
17 カーペット部材
19 ナット(固定部材)
20 ボルト(固定部材)
21 弾性ブロック(ゴム状弾性体)
21b 突起部
25 貫通孔
10 シート(車両用シート)
15 シートブラケット(車体側固定片)
17 カーペット部材
19 ナット(固定部材)
20 ボルト(固定部材)
21 弾性ブロック(ゴム状弾性体)
21b 突起部
25 貫通孔
Claims (2)
- シートに設けられ、上下方向に貫通する貫通孔を有するシート側固定片と、
車室内に設置されたフロア部材と、
前記フロア部材上に敷設されるカーペット部材と、
前記カーペット部材から上方に突出して前記貫通孔と嵌合される突起部を有し、前記カーペット部材の一部に一体化して設けられたゴム状弾性体と、
前記シート側固定片を前記フロア部材に固定する固定部材と、を備え、
前記フロア部材上に前記カーペット部材が敷設され、前記カーペット部材から上方に突出した前記突起部に、前記シート側固定片の前記貫通孔が嵌合され、その状態でシート側固定片が前記固定部材によって前記フロア部材に固定されていることを特徴とする車両用シートの取付部構造。 - 前記カーペット部材の一部が前記シート側固定片と前記フロア部材に挟持された状態で、前記シート側固定片が前記フロア部材に前記固定部材によって固定されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用シートの取付部構造。
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JP2018103788A (ja) * | 2016-12-26 | 2018-07-05 | トヨタ自動車株式会社 | 車両下部構造 |
CN115257483A (zh) * | 2021-04-30 | 2022-11-01 | 丰田纺织株式会社 | 交通工具用座椅 |
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