JP2014005608A - 施錠装置、および、キャビネット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】スライド部材51の直線動を施錠部材22の回転動に変換する変換機構が、スライド部材51と施錠部材22との何れか一方に設けられて回動軸23に沿って突出する突部と、スライド部材と施錠部材との何れか他方に設けられて突部に対する相対移動を許容しつつ突部が没入されるガイド部と、を有し、ガイド部が、施錠部材が係止位置のときに突部が配置される初期位置から、スライド部材のスライド方向の施錠位置側に向かって延びる変位規制部を具備することを特徴とする。
【選択図】図12
Description
そして、上記施錠装置として、例えば、他人への符号情報の漏洩を防止するために、開錠動作後の扉の開放操作や、操作ノブ等の回動操作に連動して、ダイヤルをリセットして未入力状態に戻す機構が組み込まれた施錠装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、いたずら等による開錠を防止できるとともに、部品点数や組立工数を低減してコストの低減を図ることが可能な施錠装置およびキャビネットを提供するものである。
本発明に係る施錠装置は、直線的に往復動可能なスライド部材と、扉を施錠する係止位置と扉を開錠する係止解除位置との間で揺動可能な施錠部材と、前記スライド部材の直線動を前記施錠部材の回転動に変換する変換機構と、を備え、前記変換機構は、前記スライド部材と前記施錠部材との何れか一方に設けられて前記施錠部材の回動軸に沿って突出する突部と、前記スライド部材と前記施錠部材との何れか他方に設けられて前記突部に対する相対移動を許容しつつ前記突部が没入されるガイド部と、を有し、前記ガイド部は、前記施錠部材が係止位置のときに前記突部が配置される初期位置から、前記スライド部材のスライド方向の施錠位置側に向かって延びる変位規制部を具備することを特徴としている。
このように構成することで、施錠部材が係止位置のときに、突部が変位規制部に配置されてスライド方向のみ変位が許容される状態となるため、施錠部材に揺動する方向の力が作用した場合であっても、施錠部材が揺動するのを防止することができる。
このように構成することで、扉が開放されるときには、トリガー部材が規制位置に配置されて、スライド部材が開錠スライド位置から施錠スライド位置に変位できなくなる揺動規制状態になり、施錠部材が係止解除位置に保持される。その後、扉が閉塞されるときには、トリガー部材が押圧部材により押圧されて許容位置に変位して、スライド部材のスライドが許容され、スライド部材が施錠スライド位置に変位されると、スライド部材に連係された施錠部材が係止解除位置から係止位置へと揺動する。
このように構成することで、スライド部材が開錠スライド位置にある場合に、係合凸部を係合凹部に没入させて係合凸部と係合凹部とを係合させることができるため、スライド部材が開錠スライド位置からスライドするのを規制することができる。
このように構成することで、いたずら等により扉が開放されるのを防止することができる。
さらに、本発明に係るキャビネットによれば、オフィス等において利用者が多数存在するキャビネットの信頼性を向上することができる。
図1に示すように、この実施形態に係る施錠装置1は、キャビネット2に取り付けられている。このキャビネット2は、4つの収納庫3を備えて構成されており、これら収納庫3には、ヒンジhを介して扉4が揺動可能に取り付けられている。これら扉4には、それぞれ扉4の端縁4a側の上下方向略中央に、上記施錠装置1を構成する符号錠部5が取り付けられており、この符号錠部5の操作面6が、扉4の外面側に露出している。
作動片付勢部31は、上記回動軸12とは垂直な水平方向に延びる一対の壁部32からなるガイド部33と、このガイド部33の一対の壁部32に案内されてスライド可能なスライド部34と、このスライド部34を上記スライド方向の一側に付勢する弾性部材35とを備えている。なお、この実施形態における弾性部材35は、引張コイルばねを用いており、この引張コイルばねの一端がケーシング21に係止され、他端がスライド部34に係止されている。
まず、図8に示すように、扉4が閉塞された状態で施錠部材22が施錠位置とされた場合、スライド部材51は、施錠スライド位置(図8中、二点鎖線で示す)に配置される。
次いで、スライド部材51が開錠スライド位置側に変位されると、施錠部材22が開錠位置側に揺動を開始する。そして、所定のスライド位置で、傾斜面59の曲面C1近傍の部分が、係合凸部64の傾斜面65の曲面C2近傍の部分に当接する(図8中、実線で示す)。
図12(a)に示すように、施錠部材22は、回動軸23に支持される基部側に、鉤状部25の延出方向と同じ方向に膨出する膨出部26を備えている。この膨出部26は、鉤状部25の直線状の辺部25aと略平行な辺部26aと、アーム部24と略平行な辺部26bと、辺部26a,26bの交点近傍を中心とした円弧部26cと、辺部26bと円弧部26cとの接続部を斜めに切り欠くように形成された面取り部26dとを備えている。そして、施錠部材22の膨出部26には、面取り部26dと辺部26bとの角部26eと回動軸23との間に、上述したガイド部56が形成されている。
まず、予め設定された開錠符号を押しボタン10の押し込みにより入力して、施錠操作ノブ11を施錠位置(図2中、実線で示す)から開錠位置(図2中、二点差線で示す)まで回動操作する。
例えば、上述した各実施形態における施錠装置の場合、作動片部13に突部16を形成する場合を一例に説明したが、突部16を具備しない作動片部13を用いても良い。
22 施錠部材
55 突部
56,156 ガイド部
56b 変位規制部
57 係合凹部
60 揺動規制部(揺動規制手段)
61 トリガー部材
62 トリガー付勢部材
63 押圧部材
64 係合凸部
65 傾斜面(第一傾斜面)
66 傾斜面(第一傾斜面)
67 傾斜面(第二傾斜面)
Claims (5)
- 直線的に往復動可能なスライド部材と、
扉を施錠する係止位置と扉を開錠する係止解除位置との間で揺動可能な施錠部材と、
前記スライド部材の直線動を前記施錠部材の回転動に変換する変換機構と、を備え、
前記変換機構は、
前記スライド部材と前記施錠部材との何れか一方に設けられて前記施錠部材の回動軸に沿って突出する突部と、
前記スライド部材と前記施錠部材との何れか他方に設けられて前記突部に対する相対移動を許容しつつ前記突部が没入されるガイド部と、を有し、
前記ガイド部は、
前記施錠部材が係止位置のときに前記突部が配置される初期位置から、前記スライド部材のスライド方向の施錠位置側に向かって延びる変位規制部を具備することを特徴とする施錠装置。 - 前記扉が開放されているときに、前記施錠部材が係止解除位置から係止位置側に揺動するのを規制する揺動規制手段を備え、
前記揺動規制手段は、
前記スライド部材の移動を規制する規制位置と、前記スライド部材の移動を許容する許容位置との間で変位可能なトリガー部材と、
前記トリガー部材を規制位置側に付勢するトリガー付勢部材と、
前記扉の閉塞時に前記トリガー付勢部材の付勢力に抗して前記トリガー部材を許容位置まで変位させる押圧部材と、を具備する請求項1に記載の施錠装置。 - 前記トリガー部材と前記スライド部材との何れか一方には、係合凸部が設けられる一方で、前記トリガー部材と前記スライド部材との何れか他方には、前記スライド部材が開錠スライド位置にある場合に、前記係合凸部が没入して係合される係合凹部が設けられている請求項2に記載の施錠装置。
- 前記スライド部材と前記トリガー部材との少なくとも一方には、前記スライド部材の施錠スライド位置から開錠スライド位置側へのスライドに伴い、前記トリガー部材を漸次許容位置側に変位させる第一傾斜面が設けられ、
前記係合凸部には、前記スライド部材が所定のスライド位置よりも開錠スライド位置側に変位された場合に、前記トリガー部材を漸次規制位置側に変位させる第二傾斜面が設けられている請求項3に記載の施錠装置。 - 請求項1から請求項4の何れか一項に記載の施錠装置を具備することを特徴とするキャビネット。
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