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JP2013526711A - タンパク質損失の検出によって毛髪損傷を検出し示す方法 - Google Patents

タンパク質損失の検出によって毛髪損傷を検出し示す方法 Download PDF

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Abstract

毛髪損傷を示す方法の実施形態は、水溶液を用いてタンパク質フラグメントを毛髪試料から溶出する工程と、タンパク質指標試薬をその水溶液に添加して溶出タンパク質フラグメントの量に相当する視覚的指標を提供する工程と、その視覚的指標をスケールと比較して水溶液に存在する溶出タンパク質フラグメントの量を決定する工程と、を含む。

Description

本開示の実施形態は、ケラチン繊維のタンパク質損傷を急速に検出するプロセス、及び毛髪タンパク質損傷を検出するキットを目的とする。
タンパク質損失による毛髪損傷は周知の問題であるが、ほとんどの人は、毛髪に生じているタンパク質損失の量又は毛髪の一般的健康レベルを認識していない。タンパク質損失は、毎日の出来事及び環境因子、例えば、紫外線への暴露、漂白、染毛、パーマ、直毛矯正、機械的な操作、及び塩水との接触によって引き起こされる場合ある。
上記の全ての因子は毛髪損傷の原因となるが、毛髪の構造に対してそれぞれ異なる影響を持つことによって、それぞれが毛髪の状態に影響する(例えば、毛髪の脆性を増す)。この脆性に付随して物質の損失ももたらされる場合があり、毛髪が損傷を起こす条件に定期的に曝された場合は、毛髪の破壊にまで及ぶ可能性がある。
Peronらの米国特許公開第2006/0140893号(以下、「Peron」と呼ぶ)は、毛髪を、尿素、チオ尿素、及びそれらの誘導体のうちの少なくとも1つと、少なくとも1つの還元剤との混合物を含む抽出液と接触させて、タンパク質損失を検出するプロセスを開示している。Peronのプロセスは、抽出液及び還元剤を用いてケラチン繊維の既存の結合を破壊することによってタンパク質構造を変更し、試薬を用いてタンパク質損失量を検出する。
米国特許公開第2006/0140893号
この手法が実施、費用、及び手順という観点から普通の消費者にとって制約的である傾向があることは明白である。したがって、例えば普段のシャワー又は入浴という状況で起こり得るタンパク質損失を視覚化することによって図示することができ、かつ毛髪損傷の診断として有用となり得る、人の毛髪の健康レベルを容易にかつ正確に示す改良されたシステム及び方法が引き続き必要とされている。
本開示は、概して、毛髪のケラチンタンパク質構造を変更せずに、水溶液を使用して毛髪からタンパク質フラグメントを溶出することによって、毛髪損傷を検出し示すシステム及び方法に関する。本開示のシステム及び方法は、溶出タンパク質のレベルを評価する特定のタンパク質を指標とする試薬又はスケールに限定されないが、例示のために、特定の試薬及びスケールを用いてこの方法の工程を説明する。
一実施形態では、毛髪損傷を示す方法が提供され、この方法は、水溶液を用いてタンパク質フラグメントを毛髪試料から溶出する工程と、タンパク質指標試薬をその水溶液に添加して溶出タンパク質フラグメントの量に相当する視覚的指標を提供する工程と、その視覚的指標をスケールと比較して水溶液に存在する溶出タンパク質フラグメントの量を決定する工程と、を含む。
別の実施形態では、毛髪損傷を示すキットが提供され、このキットは、水溶液中に毛髪試料から溶出したタンパク質フラグメントの量に相当する視覚的指標を提供することが可能なタンパク質指標試薬と、水溶液中に溶出したタンパク質フラグメントの定量的量及び/又は定性的量を評価するスケールと、を含む。このスケールは、溶出タンパク質フラグメントの量と関連付けられる一連の基準を用いた毛髪試料の比較を可能にする。このキットは、毛髪試料を水溶液と接触させるように使用者に知らせる説明書もまた含むことができる。
別の実施形態では、毛髪損傷を示す方法が提供される。この方法は、毛髪試料を水溶液と接触させて毛髪試料からタンパク質フラグメントを溶出する工程を含む。この水溶液は、毛髪試料の化学結合を破壊又は還元するように作用するケラチンタンパク質用溶媒を含有しない。この方法はまた、タンパク質指標試薬を水溶液に添加して溶出タンパク質フラグメントの量に相当する視覚的指標を提供する工程と、その視覚的指標をスケールと比較して水溶液に存在する溶出タンパク質フラグメントの量を決定する工程と、を含む。
本明細書で使用するとき、「毛髪」は、頭髪又はまつげのような、人又は動物由来のケラチン繊維を意味する。更に、本明細書で使用するとき、「ケラチンタンパク質」という用語は、毛髪に存在するタンパク質を意味するものと理解される。本明細書で使用するとき、「タンパク質フラグメント」という用語は、損傷されてケラチンタンパク質構造から剥がれ、かつ静電相互作用、弱い水素結合マトリックスのタンパク質及び脂質、又はケラチンタンパク質構造への組み込みを含まない他の任意の力によって毛髪構造内部に保持されている、アミノ酸及びアミノ酸より大きいペプチドを意味する。
本明細書で使用するとき、「溶出」、「溶出する」などは、還元剤又は抽出剤を一切添加せずに毛髪を水溶液と接触させることによって、ケラチンタンパク質構造を変更せずに、かつ静電相互作用、弱い水素結合マトリックスのタンパク質及び脂質、又はケラチンタンパク質構造への組み込みを含まない他の任意の力による結合以外の、毛髪試料に存在する化学結合の破壊又は還元を伴わずに、毛髪からタンパク質を取り出すことを意味する。
本明細書で使用するとき、「溶出可能」は、還元剤又は抽出剤を一切添加せずに、水溶液において毛髪構造から取り出すことが可能な毛髪試料に存在するタンパク質フラグメントを意味する。更に、「溶出可能」は、本質的に水からなる水溶液において、静電相互作用、弱い水素結合マトリックスのタンパク質及び脂質、又はケラチンタンパク質構造への組み込みを含まない他の任意の力による結合以外の、ケラチンタンパク質構造に存在する化学結合の破壊又は還元を伴わずに、毛髪構造から運び出すことができるタンパク質を意味する。
一実施形態では、この方法は、水溶液を用いてタンパク質フラグメントを毛髪試料から溶出する工程と、タンパク質指標試薬をその水溶液に添加して溶出タンパク質フラグメントの量に相当する視覚的指標を提供する工程と、その視覚的指標をスケールと比較して水溶液に存在する溶出タンパク質フラグメントの量を決定する工程と、を含む。このスケールは、存在するタンパク質の異なるレベルを指示する同じ色又は異なる色のいくつかのシェードである場合がある。
毛髪試料は、被験者の毛髪を切り落としたものを含むことができる。毛髪試料の毛髪数は、例えば各個人の毛髪の太さなど、人の毛髪の特徴によって様々であってよい。1つ以上の実施形態では、毛髪試料は、最高約100本の毛髪、又は約5本〜約50本の毛髪、又は約10本〜約25本の毛髪を含んでもよい。毛髪試料に含まれる毛髪の長さは様々であってよい。例えば、毛髪の根元、毛先、毛髪の全長に沿ってのタンパク質損失、又はそれらの組み合わせのタンパク質損失を決定することが望ましい場合がある。したがって、最高61cm(2フィート)の長さの毛房を取り除くことが企図される。他の実施形態では、試料の毛房の長さは、最高約10cm、又は約0.1cm〜約5cm、又は約0.5cm〜約2cmである場合がある。
更に溶出工程について述べると、様々な方法で毛髪試料を水溶液と接触させることが可能である。一実施形態では、既定量の水溶液で満たした容器内に毛髪試料を浸すことができる。あるいは、毛髪試料を容器に挿入してから既定量の水溶液で容器を満たしてもよい。しかし、すすぎ、ディッピング、スプレー、及び漬け置きなど(ただしこれらに限定せず)、多くの他の方法で毛髪試料を水溶液と接触させることができるものと企図される。
一実施形態では、毛髪試料全部を水溶液と接触させることができる。代替方法としては、毛髪試料の一部のみ(例えば、毛幹の根元又は先端)を水溶液と接触させることも企図される。溶液に加えた毛髪試料を、タンパク質指標試薬の導入前、又は導入中、又は導入後に攪拌してもよい。攪拌工程は、振る、かき混ぜる、逆さにする、追加溶液を追加する、及び本願に開示されていない他のプロセス工程を含む多様な形態を含むことができる。
様々な持続時間にかけて、毛髪試料を水溶液に接触させることができる。一実施形態では、接触時間は、毛髪試料から溶出可能なタンパク質フラグメントのすべて又はほぼすべてを溶出するのに十分な持続時間である。あるいは、接触時間は、大半の溶出可能なタンパク質フラグメントを溶出するのに十分な持続時間であってもよい。また、溶出可能なタンパク質フラグメントを他の割合で毛髪から溶出するのに十分な他の持続時間にかけて毛髪試料を接触させてよいことも企図される。接触時間は約30秒〜約60分の範囲であってよく、又は特定の実施形態では約30秒〜約5分であってもよい。しかし、他の接触持続時間も本明細書に記載の方法において使用することが企図される。概して、約25℃の温度で反応が行われたときのタンパク質フラグメントの溶出は、約5分〜約30分の範囲の時間内に得られる。また、水溶液をかき混ぜること又は振ること、及び/又は水溶液を加熱することで、タンパク質フラグメントの溶出速度を増す可能性も企図される。
一実施形態では、水溶液は、毛髪試料のケラチンタンパク質に存在する化学結合を破壊又は還元するように作用するケラチンタンパク質用溶媒を含有しない。ケラチンタンパク質用溶媒としては、例えば、尿素、チオ尿素、ジチオスレイトール、チオグリコール酸又はチオ乳酸、並びにそれらのエステル及びアミド誘導体、グリセリルモノチオグリコレート、システアミン、及びN−アセチルシステアミン又はN−プロピオニルシステアミンのようなC1〜C4のアシル化誘導体、システイン、N−アセチルシステイン、チオりんご酸、パンテテイン、2−3−ジメルカプトコハク酸、亜硫酸塩又はアルカリ金属若しくはアルカリ土類金属の重亜硫酸、N−(メルカプトアルキル)−co−ヒドロキシアルキルアミド、アミノメルカプトアルキルアミド、N−(メルカプトアルキル)スクシンアミド酸及びN−(メルカプトアルキル)スクシンイミドの誘導体、アルキルアミノメルカプトアルキルアミド、2−ヒドロキシプロピルチオグルコレート及び2−ヒドロキシ−1−メチルチオグリコレートの共沸混合物、メルカプトアルキルアミノアミド、並びにホルムアミジンスルフィン酸誘導体などのような還元剤及び抽出剤が挙げられるが、これらに限定されない。溶媒とともに使用することが企図されるその他の材料としては、アルキル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルエーテル硫酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルベタイン、オキシアルキレン化アルキルフェノール、脂肪酸アルカノールアミド、オキシアルキレン化脂肪酸エステル、及びオキシアルキレン化脂肪アルコール、並びにオキシアルキレン化脂肪アルコールとアルキルポリグルコシドが挙げられる。
あるいは、水溶液は本質的に水からなってもよい。一実施形態では、水溶液は、例えば水道水、脱イオン水、蒸留水、又はそれらの組み合わせなど任意の種類の水を含むことができる。加えて、水溶液は毛髪試料の化学結合を破壊又は還元しない追加的な組成物及び添加物として、タンパク質指標試薬(例えば、比色分析指標)、毛髪用製品、及び塩を含んでもよい(ただしこれらに限定せず)。一実施形態では、水溶液は本質的に塩水からなり、水溶液の重量の約0重量%〜約25重量%の範囲の塩濃度を有する。しかし、水溶液は本願に開示されていない他の添加物及び組成物も含んでよいものと企図される。
水溶液は、毛髪試料からタンパク質フラグメントを溶出するため多様な温度で提供され得る。好ましくは、水溶液は室温(約20℃)で提供され得る。しかし、水溶液は室温(約20℃)より高い温度で提供されてもよいものと企図される。例えば、水溶液は、約20℃〜約100℃、又は約20℃〜約35℃の範囲の温度で提供されてもよい。しかし、水溶液は毛髪試料からタンパク質フラグメントを溶出するのに好適な他の温度でも提供され得るものと企図される。また、溶出速度を高めるために、約35℃を超える温度又は約70℃を超える温度まで水溶液を加熱してもよい。この温度は、ケラチンタンパク質を破壊せずにタンパク質フラグメントを毛髪から溶出するように、提供された毛髪試料と適合性がなくてはならないものと理解される。任意の従来の加熱方法によって、この加熱を適用することができる。
使用される水溶液の量は、毛髪試料のサイズ、タンパク質指標試薬の量、容器のサイズ、及び使用者の要件を含む(ただしこれらに限定せず)多くの因子に依存して異なる場合がある。典型的には、重量が約50mgの毛髪試料を許容するには約5mLの水溶液が必要である。しかし、ある範囲の水溶液の量を使用して開示の方法を実行できるものと企図される。1つ以上の実施形態では、水溶液に対する毛髪の重量比は、約0.2mg/mL〜約100mg/mL、又は約1mg/mL〜約50mg/mL若しくは約10mg/mLである。
一実施形態では、タンパク質指標試薬を水溶液に添加してもよい。溶出タンパク質を視覚的に認識するための任意の好適なタンパク質指標試薬が企図される。既定量のタンパク質指標試薬を水溶液中に導入することによって、指標試薬を水溶液と接触させることができる。タンパク質指標試薬を水溶液のすべて又は一部と接触させる操作は、タンパク質指標試薬を予め希釈することを必要とする場合がある。
一実施形態では、タンパク質指標試薬は、フェノール中のリンタングステン酸及びリンモリブデン酸の混合物を含む場合がある。あるいは、タンパク質指標試薬は、テトラブロモフェノールブルー、蛍光染料、クマシー染料、又はビシンコニン酸を含んでもよい。存在する異なるタンパク質フラグメントのレベルを区別するために、1つ又は複数のタンパク質指標試薬を水溶液に提供してもよいものと企図される。
別の実施形態では、タンパク質指標試薬は、例えば乾燥型の固体でもよい。タンパク質指標試薬の他の固体形態もまた企図され、これには、粉末、錠剤、及びカプセルなどが含まれる(ただしこれらに限定せず)。タンパク質指標試薬の量は、使用する特定のタンパク質指標試薬、タンパク質指標試薬が提供される形態、及び使用する水溶液の量に依存して変化し得る一実施形態では、タンパク質指標試薬は、タンパク質指標試薬の体積を最小限にするために濃縮された試薬を含む場合がある。
毛髪損傷を検出する方法は、水溶液に加えられたタンパク質指標試が生成する視覚的指標をスケールと比較して水溶液に存在する溶出タンパク質フラグメントの定量的量及び/又は定性的量を決定する工程を含む。
タンパク質指標試薬は、視覚的指標を生成することができる。タンパク質指標試薬によって提供される視覚的指標は、多くの異なる信号表示方法を含むことができる。一実施形態では、視覚的指標は認知可能な水溶液の色の変化をもたらすことができる。それは、色の外観、色の変化、又は更には元の色の消失であってもよい。あるいは、視覚的信号は、存在する多様なレベルのタンパク質フラグメントを区別できるように、水溶液の透明度、テクスチャ、粘度、又は反射率の変化を含んでもよい。加えて、他の形態の視覚的指標もまた企図される。
毛髪試料のタンパク質損失の決定を助けるために、スケールは、タンパク質フラグメントの既知のレベルを有する既定の視覚的指標に相当する一連の増分のタンパク質損失の値を含むことができる。スケールは、水溶液中に溶出したタンパク質フラグメントの相対的存在量を決定する参照としての役割を果たすことができる。スケールの目盛りは、複数個の、既定濃度のタンパク質フラグメントと非ケラチンタンパク質との混合物によって定めることができる。また、スケールは、溶出タンパク質フラグメントの異なるレベルに相当する視認可能な試料の配列を含んでもよい。
一実施形態では、視覚的指標は毛髪試料から溶出したタンパク質フラグメントのレベルに相当する場合がある。視覚的指標の強度は、溶出タンパク質フラグメントの量に直接関係することができ、例えば、水溶液に溶出したタンパク質フラグメントの量が増すにつれて水溶液の色が強さを増してもよい。しかし、視覚的指標の強度は、水溶液に溶出したタンパク質フラグメントの量に対して反比例の関係であってもよい。
スケールはカラーチャートを含んでもよく、カラーチャートは複数の色又は単色のシェードを含み、それぞれの色又はシェードは溶出タンパク質フラグメントの定性的量及び/又は定量的量に相当する。視覚的指標をカラーチャートと比較し、対応する最も近い視覚的指標の色を特定した後に、溶出タンパク質フラグメントの濃度を定めることによって、水溶液に溶出されたタンパク質フラグメントの量を決定することができる。例えば、未処置毛髪試料を本明細書に記載の方法で処理し、カラーチャートと比較することができる。あるいは、漂白された毛髪試料を本明細書に記載の方法で処理し、カラーチャートと比較してタンパク質損失量を決定してもよい。しかし、他のタイプの毛髪試料を本明細書に記載の方法で処理し、カラーチャートと比較してもよいものと企図される。
別の実施形態では、スケールは、溶出タンパク質フラグメントの様々な濃度に対応する一連の基準タンパク質試料を備える場合がある。例えば、一連のタンパク質試料を約0μg/mL〜約200μg/mLの範囲の濃度(具体的には、約0μg/mL、約0.5μg/mL、約2.5μg/mL、約5μg/mL、約10μg/mL、約20μg/mL、約40μg/mL、約75μg/mL、約100μg/mL、約150μg/mL、及び約200μg/mL)で提供することができる。あるいは、スケールは、それぞれの試料が特定の毛髪処理(図示せず)と関連付けられるタンパク質損失と対応する、一連の基準タンパク質試料を備えてもよい。
別の実施形態では、タンパク質指標試薬を診断用試験片上に、具体的には、pH紙のような固形の支持材を用いて吸着又は含浸又はコーティングすることによって提供してもよい。次いで、水溶液のすべて又は一部を用いてその支持材を暴露及び/又は含浸することによって、タンパク質指標試薬の添加操作を行う。試験片を水溶液に挿入すると、水溶液に溶出した毛髪試料からのタンパク質フラグメントの量に対応する視覚的指標が得られる。一実施形態では、試験片の色をスケールと比較して、溶出タンパク質フラグメントの定性的量及び/又は定量的量を提供することができる。水溶液を試験片と接触させた後、試験片を様々なタイプのスケールと比較することができる。あるいは、試験片16に置かれた視覚的指標を、水溶液から溶出したタンパク質フラグメントの既定のレベルに対応する、提供された一連の基準溶液又は目盛り付き試験片と比較してよいものと企図される。
上述のように、タンパク質損失を引き起こす因子は数多くある。したがって、スケールは、例えば漂白のような特定の因子での典型的なタンパク質損失値を示すように特別に作られてもよく、あるいはすべての因子に対する典型的なタンパク質損失値を包含するように作られてもよい。例えば、漂白、毛染め、直毛矯正、機械的処置、紫外線暴露、機械的ストレス因子、及び製品の繰り返し使用のうちの1つ以上のそれぞれに対応するタンパク質損失に対応する試料を提供することができる。理論による束縛はしないが、毛髪試料が、漂白、紫外線、機械的ストレス、及び塩水に暴露されたとき、水溶液中の溶出タンパク質フラグメントの濃度は高くなる。
毛髪試料から溶出したタンパク質フラグメントの量を評価するためのその他の方法もまた企図される。これらの方法としては、分光分析、蛍光分析、質量分析、及びガス・クロマトグラフィが挙げられるが、これらに限定されない。
別の実施形態では、毛髪損傷を示すキットが提供される。このキットは、水溶液に溶出したタンパク質フラグメントの量に対応する視覚的指標を提供することができるタンパク質指標試薬と、水溶液中に溶出したタンパク質フラグメントの量を評価するスケールと、を備えることができ、毛髪試料に存在する化学結合を破壊又は還元するように作用するケラチンタンパク質用溶媒を含まない。このキットは、毛髪試料を浸漬するための容器と、説明書と、本明細書に記載の方法を行うために必要な他の道具及び装置と、を含むことができる。説明書は、毛髪試料を水溶液に接触させるように使用者に説明することができる。また、説明書は、タンパク質試薬を水溶液に添加する工程、視覚的指標をスケールと比較して水溶液に存在する溶出タンパク質フラグメントの量を決定する工程、毛髪試料を取る工程、及び水溶液を攪拌する工程のうちの1つ以上の工程を実行するように使用者に説明してもよい。所望により、キットは、毛髪試料に存在するケラチンタンパク質の化学結合を破壊又は還元する溶媒を含有しない水溶液もまた含むことができる。加えて、キット20は、毛髪からのタンパク質損失の検出を促進するその他の成分もまた含むことができる。
一実施例では、上述の方法を使用し、未処置毛髪と漂白された毛髪との溶出タンパク質フラグメントの量を比較して、ケラチンタンパク質の損傷によってどれだけ多くのタンパク質が失われたかを示した。本明細書で使用するとき、「未処置」毛髪とは、例えば漂白、紫外線暴露、塩水などのような上述の損傷因子に曝されていない毛髪である。結果を下表1に示す。
Figure 2013526711
別の実施例では、本明細書に記載の方法を用いていくつかの毛髪処置でのタンパク質損失を評価した。具体的には、未処置毛髪から溶出したタンパク質フラグメントを、異なるタイプの漂白された毛髪(すなわち、H22/過流酸塩(pH 10)及びH22(pH 10))と比較した。結果を下表2に示す。
Figure 2013526711
更に別の実施例では、本明細書に記載の方法を用いて様々な持続時間で紫外線に暴露された後、いくつかの毛髪試料の溶出タンパク質フラグメントを分析した。結果を下表3に示す。
Figure 2013526711
別の実施例では、本明細書に記載の方法を用いて、毛髪の異なる部分に基づき毛髪からの溶出タンパク質フラグメントを評価した。結果を下表4に示す。
Figure 2013526711
様々な種類の水及び漂白剤への暴露に基づく、毛髪試料からの溶出タンパク質フラグメントの評価も行った。表5は、本明細書に記載の方法において異なる種類の水を用いたときの溶出タンパク質フラグメントを示す。1つの試料は、未処置毛髪試料を脱イオン水と接触させたものを含む。別の試料は、未処置毛髪試料を水道水と接触させたものを含む。更に別の試料は、未処置毛髪試料を塩水と接触させたものを含む。漂白処理毛髪も同様の水で処理し、溶出タンパク質フラグメントにおける差を比較した。
Figure 2013526711
本明細書に開示した寸法及び値は、記述された正確な数値に厳しく限定されるものと理解すべきでない。むしろ、特に言及しない限り、そのようなそれぞれの寸法は、記述された値と、その値の周辺の機能的に同等の範囲との両方を意味することを意図する。例えば、「40mm」として開示された寸法は、「約40mm」を意味することを意図する。
相互参照されるか又は関連するすべての特許又は特許出願を含む、本明細書に引用されるすべての文書を、特に除外すること又は限定することを明言しない限りにおいて、その全容にわたって本明細書に援用するものである。いずれの文献の引用も、こうした文献が本明細書で開示又は特許請求されるすべての発明に対する先行技術であることを容認するものではなく、また、こうした文献が、単独で、あるいは他のすべての参照文献とのあらゆる組み合わせにおいて、こうした発明のいずれかを参照、教示、示唆又は開示していることを容認するものでもない。更に、本文書において、用語の任意の意味又は定義の範囲が、参考として組み込まれた文書中の同様の用語の任意の意味又は定義と矛盾する場合には、本文書中で用語に割り当てられる意味又は定義に準拠するものとする。
本発明の特定の実施形態が例示され記載されてきたが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正を実施できることが、当業者には自明であろう。したがって、本発明の範囲内にあるそのようなすべての変更及び修正を添付の特許請求の範囲で扱うものとする。

Claims (10)

  1. 水溶液を用いてタンパク質フラグメントを毛髪試料から溶出する工程と、
    タンパク質指標試薬を前記水溶液に添加して視覚的指標を提供する工程であって、前記視覚的指標は、溶出タンパク質フラグメントの既知の量に対応する工程と、
    前記視覚的指標をスケールと比較して前記水溶液に存在する溶出タンパク質フラグメントの量を決定する工程と
    を含む、毛髪損傷を示す方法。
  2. 前記水溶液が、本質的に水からなる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記スケールが、一連の基準的溶出タンパク質フラグメント試料を備え、前記一連の基準的試料が、既知の低濃度から既知の高濃度までの範囲の溶出タンパク質フラグメントの試料を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記スケールがカラーチャートを備え、前記カラーチャートが複数の色を含み、1つの色が、溶出タンパク質フラグメントの定性的量、定量的量、又は両方に対応する、請求項1に記載の方法。
  5. 1つの色が、毛髪処理に関連付けられたタンパク質フラグメント溶出の量に対応する、請求項4に記載の方法。
  6. 前記水溶液が、約15℃〜約35℃の範囲の温度の水である、請求項1に記載の方法。
  7. 前記水溶液を攪拌する工程を更に含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記タンパク質指標試薬が診断用試験片に提供され、前記診断用試験片が、前記溶液中に溶出したタンパク質の量に対応する視覚的指標をもたらす、請求項1に記載の方法。
  9. 前記タンパク質指標試薬がビシンコニン酸を含み、好ましくは、前記指標試薬がフェノール中のリンタングステン酸とリンモリブデン酸との混合物を含み、更により好ましくは、前記タンパク質指標試薬がクマシー染料を含む、請求項1に記載の方法。
  10. 毛髪試料を水溶液と接触させて前記毛髪試料からタンパク質フラグメントを溶出することによって、前記タンパク質フラグメントが溶出され、前記水溶液が、前記毛髪試料の化学結合を破壊又は還元するように作用するケラチンタンパク質用溶媒を含有しない、請求項1に記載の方法。
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