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JP2013514698A - 駆動ユニット取り付け構成及びラウドスピーカー - Google Patents

駆動ユニット取り付け構成及びラウドスピーカー Download PDF

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Abstract

本発明は、シャーシ201を有する駆動ユニット200が少なくとも2つの側からキャビネット100に取り付けられる、新規の駆動ユニット取り付け構成を提供する。この構成は、シャーシ201の取り付け点から駆動ユニットをキャビネット100に固定する手段を含む。この構成は、前方方向及び後方方向の両方に懸架することを可能にするために駆動ユニットのシャーシ201をキャビネット100に弾性的に懸架するように、シャーシ201の取り付け点とキャビネット100との間に適合されている懸架手段411、412を更に含む。
【選択図】図1

Description

本発明はラウドスピーカーに関する。特に、本発明は、ラウドスピーカーエンクロージャーへの駆動ユニットの取り付けに関する。厳密には、本発明は、請求項1及び17の前提部分に関する。
高忠実度のラウドスピーカー設計では、カラー化(colorization)を加えることなく音を再生することが目的である。ラウドスピーカーは、ドライバーのダイアフラムが電磁力によって変位して振動を生み出すように設計されており、これによって原音が可能な限り正確にエミュレートされる。この設計の原理は、音を生成するドライバーのダイアフラムのみが振動し、一方で、ドライバーを包囲するキャビネットが、ドライバーのダイアフラムが意図的に作り出した音波のみを聞き手に伝えるよう、伝導される振動を可能な限り吸収するように設計されるというものである。音波は振動するダイアフラムによって再生され、このダイアフラムは、電磁力によって偏向するボイスコイルにより駆動されるとともに、該ダイアフラムが前後に動くことを可能にする周囲を取り囲む弾性リムによってドライバーシャーシ(driver chassis)から懸架されている。ドライバーシャーシは通常、フランジジョイントによってラウドスピーカーキャビネットに接続されており、この場合、ドライバーシャーシのフランジは、ドライバーの後方部を収容する開口部を有するキャビネットの外面にボルト締めされるか又は他の方法で固定される。キャビネットの表面とドライバーシャーシのフランジの内面との間には通常、係合部をシールするリングが適合されている。
物体は、ドライバーのダイアフラムのみを振動させることによって音波を再生するが、或る振動はキャビネットへ伝導され、したがってラウドスピーカーの出力を損なうことが知られている。音を生成するダイアフラムを動かすものと同じ力が、ドライバーの残りの部分、例えば磁石及びシャーシにも力を加える。磁石と、ドライバーシャーシと、ドライバーの残りの部分との質量が、ダイアフラムの質量と比較して大きいため、ドライバーの残りの部分の実際の上下する動き、すなわち振動は非常に小さい。それにもかかわらず、この受ける二次的な力によって意図しない振動が生じ、これは最終的にドライバーの連結部を通じて伝導されてラウドスピーカーの機械的構造部の周りから発せられる。機械的構造部が少なくとも1つの共振周波数を有することによって問題が際立ち、小さい振動でも構造部自身によって増幅される。実際には、機械的な共振は構造部の異なる部分では異なる可能性があるが、その場合、共振周波数は局所的なものである可能性がある。例えば、ラウドスピーカーの側壁は、後壁の周波数とは異なる周波数で共振する可能性がある。機械的な共振がその共振周波数において音出力に意図しない音色を加えるのはこれが理由である。共振の機械的な出所に応じて、周波数は、音出力の方向が異なる場合がある。この問題に起因して、ラウドスピーカーのキャビネットは、壁の周りを伝わる振動がエンクロージャーの損失において徐々に吸収されるように設計されている。
ラウドスピーカーの出力を損なう振動はしたがって、ドライバーが取り付けられているエンクロージャーの意図しない励振の結果である。ラウドスピーカーキャビネットの励振はかなりの程度まで良く知られた問題である。今までのところ、ドライバーをエンクロージャーから機械的に分離するようにドライバーの取り付けに対して改良がなされている。他方で、振動を可能な限り吸収するように設計されているラウドスピーカーキャビネットに対して更なる改良がなされている。特許文献1は、ラウドスピーカーの機械的共振を減衰する方法及び装置を開示しており、この場合、エンクロージャー励振を減衰するために反発する(reactive)付加的質量を用いている。しかし、この装置は、特定の周波数にしか合わせることができず、上記周波数においては有効であるが、様々な周波数における種々の共振に対する普遍的な解決策を提供することができない。従来の先行する解決策には、ドライバーシャーシのフランジとラウドスピーカーのキャビネットとの間のゴムマウントのようなシールを用いたキャビネットからの分離を特徴とする、ドライバーの取り付けが用いられている。弾性シールはドライバーシャーシをキャビネットに密に固定し、一方で、振動がキャビネットに伝導することを防止することに関して部分的な機械的な分離を提供する。
従来技術の欠点
しかし、既知のドライバーの取り付けは今までのところ、ラウドスピーカーの出力が上述した反跳効果によって損なわれない程度までラウドスピーカーキャビネットの意図しない励振を排除することができていない。フレーム壁間に減衰材料を含む非常に厚い壁又は積層壁を有するエンクロージャー構造体が提案されているが、実際にはそのような構造体は複雑であり高価である。他方で、駆動ユニットとエンクロージャーとの間に設けられる反発するダンプナー及び他のばね付き質量構成を特徴とする解決策は、単一の周波数の振動しか減衰しない。
欧州特許出願公開第0917396号
本発明の目的は、改良された駆動ユニット取り付け構成を提供するとともに、従来技術の上述の問題の少なくとも幾つかを解決することである。本発明の更なる目的は、内部音場からの音響源若しくはドライバーの磁石システムに対する反力からの機械的源、又はそれらの両方によって引き起こされるラウドスピーカーキャビネットの励振源を排除することである。さらに、駆動ユニットのシャーシの振動がラウドスピーカーキャビネットへ前進することを防止するのが望ましい。
本発明は、シャーシを有する駆動ユニットが少なくとも2つの側からキャビネットに取り付けられるという、新規の駆動ユニット取り付け構成の概念に基づくものである。この新規の取り付け構成は、シャーシの取り付け点から駆動ユニットをキャビネットに固定する手段を備える。この構成は、前方方向及び後方方向の両方に懸架することを可能にするために駆動ユニットのシャーシをキャビネットに弾性的に懸架するように、シャーシの取り付け点とキャビネットとの間に適合されている懸架手段を更に備える。
より具体的には、本発明による駆動ユニット取り付け構成は、請求項1の特徴部に記載されていることを特徴とする。
本発明の1つの実施の形態によると、キャビネットは、該キャビネットの開口部に埋め込まれている駆動ユニットエンクロージャーを備え、該駆動ユニットエンクロージャーはハウジングを更に備える。ハウジングは、駆動ユニットのシャーシを収容する内側プロファイルと、開口部と接続されている第1の端と、該第1の端に対向する第2の端とを有する。ハウジングは、該ハウジングの第2の端を閉じるように適合されているバックプレートも有し、それによって駆動ユニットは駆動ユニットエンクロージャーを介してキャビネットに取り付けられる。
本発明の更なる実施の形態によると、懸架手段は、駆動ユニットのシャーシと駆動ユニットエンクロージャーのバックプレートとの間に適合されている少なくとも1つの軸方向ダンパーを含む。懸架手段はまた、駆動ユニットのシャーシと、ハウジングの第1の端の一部を覆うキャビネットの開口部の隣接する外側領域の内面との間にある少なくとも1つの軸方向ダンパーを含む。懸架手段は、半径方向の懸架も提供するように駆動ユニットのシャーシと駆動ユニットエンクロージャーとの間に適合されている少なくとも1つの半径方向ダンパーを更に含む。
また別の実施の形態によると、駆動ユニットは円筒形であり、少なくとも1つの半径方向ダンパーはOリングであり、少なくとも1つの軸方向ダンパーは円形のゴムリングである。
本発明の第2の態様によると、内部に開口部を有するキャビネットを備えるラウドスピーカーが提供される。ラウドスピーカーは、開口部に実質的に埋め込まれている少なくとも1つの駆動ユニットと、駆動ユニットとキャビネットとの間の係合及び軸方向の懸架を提供する懸架手段とをも備える。本発明の上記第2の態様によると、少なくとも1つの駆動ユニットは、請求項1に記載の駆動ユニット取り付け構成によってキャビネットに取り付けられている。
本発明によって得られる利点
本発明の助けによって多くの利点が得られる。駆動ユニットが、本発明の振動分離構成を用いてキャビネットに取り付けられているため、キャビネットの励振は根本的に低減され、これがラウドスピーカーの音出力におけるカラレーションの減少につながる。正確には、本発明は、広範な周波数帯域で振動を減衰することが可能であるエンクロージャー励振減衰構造を提供する。意図しない振動エネルギーが懸架手段によって熱に変換されるため、キャビネットの減衰特性の設計にはより少ない努力しか必要とされない。
それぞれ、同じ振動分離によって外部の振動外乱が駆動ユニットに作用することが防止される。
キャビネットに専用の駆動ユニットエンクロージャー(単数又は複数)が設けられている実施の形態では、エンクロージャーが別様に強化された開口部を補強するため、キャビネットの剛性が改善される。さらに、多駆動ユニット用途では、1つ又は複数の駆動ユニットをキャビネット内で完全に包囲することができるため、低音ドライバー等の他のドライバーの動きによって生成された圧力が、包囲されているドライバーに影響を与えることができない。従来のラウドスピーカーでは、他のドライバー、例えば低音ドライバーのダイアフラムの振動運動によってキャビネット内に背圧が形成され、これが、後方側が上記圧力変動に晒されている他のドライバーに影響を与える。この実施の形態は、そのような影響のリスクが低減するか又は更には排除されるという利点を享受する。結果として生じる利点として、他の(低音)駆動ユニットを上記影響に関係なく設計することができる。したがって、ダイアフラム及びボイスコイルフォーマーの通気を損なわないように設計することができ、それによってダイアフラム下の圧力の増大が回避され、他のドライバーの性能、好ましくは低音ドライバーの性能も改善される。加えて、キャビネット内の駆動ユニットエンクロージャーを特徴とする実施の形態は、製造するのにも非常に有利である。
さらに、新規の駆動ユニットエンクロージャーの概念によって、製造の観点から簡単で安価な構成が可能となる。製造技法の精度に関係なく、この構造は、自動的に自動調心で作られ、それによって厳密な公差の使用が回避される。このことは、装置を組み立てるうえで特に有利であり、結果として従来の解決策と比較して製造欠陥がより少なくなる。専用の駆動ユニットエンクロージャーにはまた、同軸要素を採用するという利点がある。本発明の1つの実施の形態によると、リッツ線が二方向駆動ユニットのシャーシの単一のコネクターで終端することができるため、該リッツ線の引込線の数を減らすことができる。この実施の形態は、中音域ドライバーボイスコイルの通気を改善するという更なる有利な点を有する。
本発明の、周囲を取り囲む懸架構成は、振動伝導に関してキャビネットからの優れた分離を提供する一方で、懸架部の剛性を様々な方向に調整することを可能にする。これは、弾性の様々な方向に合わせて適切な材料を選択することによって簡単に達成することができる。駆動ユニットエンクロージャーを特徴とする実施の形態によって、該駆動ユニットエンクロージャーに合わせて適切な材料を選択することにより浮遊磁場に影響を与えることも可能である。加えて、駆動ユニットはキャビネットの内側から該キャビネットに取り付けられるため、大きな駆動ユニットのフランジが回避され、したがって駆動ユニットの外寸が低減する。
以下で、本発明の特定の好ましい実施形態を添付の図面を参照して説明する。
本発明の1つの実施形態による駆動ユニット取り付け構成の詳細な断面図である。 本発明の1つの実施形態によるラウドスピーカー構成の断面図である。 図1及び図2の第1の駆動ユニットの前方面等角図及び後方面等角図である。 図2によるラウドスピーカーのキャビネットの前半分の後方面等角図である。 図2による低周波数駆動ユニット取り付け構成の詳細な断面図である。 図5の取着構成の詳細な断面図である。 図2の駆動ユニットの配線を下から見た図である。 図7の配線構成の更なる等角図である。
図1に示されるように、第1の駆動ユニット200が、新規の周囲を取り囲む弾性懸架取り付けを適用することによってキャビネット100に配置されている。キャビネット100は原則として、材料、形状及びサイズを無制限に変更することができる。しかし、特別な関心の対象は、ラウドスピーカーキャビネットと、壁埋め込み型の(in-wall)、すなわち面一に取り付けられているラウドスピーカーである。好ましい実施形態によると、キャビネット100は、成形材料、最も好ましくは圧力鋳造アルミニウム化合物で作製されるラウドスピーカーキャビネットである。
キャビネット100には、駆動ユニット200、300が実質的に埋め込まれている少なくとも1つの開口部101、102が設けられている。これに関して、実質的に埋め込まれているとは、駆動ユニット200、300がキャビネット100内に取り付けられる点が、キャビネット100の外面内にあることを意味する。換言すると、実質的に埋め込まれている駆動ユニットのダイアフラムは例えばキャビネット100の表面の外側にあることができる。図2及び図4に示される好ましい実施形態によると、ラウドスピーカーキャビネット100には、第1の駆動ユニット200の取り付けに対応する第1の開口部101と、第2の駆動ユニット300の取り付けに対応する第2の開口部102とが設けられている。第1の開口部101に埋め込まれているのは、第1の駆動ユニット200を包囲するように適合されている第1の駆動ユニットエンクロージャー110である。代替的には、キャビネット100は1つの駆動ユニット200のみを特徴としてもよい。したがって、エンクロージャー110の内側プロファイルは好ましくは駆動ユニット200の断面の形状に一致する。図1において、第1の駆動ユニット200とエンクロージャー110の内側プロファイルとの両方は円筒形形状を共有しており、これは製造に最も有利である。
図3に詳細に示されている実施形態によると、第1の駆動ユニット200は円筒形シャーシ201を備え、該円筒形シャーシ201の前方端には2つのドライバー210、220が同軸に適合されている。したがって本発明の概念によると、駆動ユニットは任意の数のドライバーを備えることができる。第1の駆動ユニット200は、当然ながら、1つのみのドライバーを備えるように構成してもよい。しかし、好ましい実施形態によると、第1の駆動ユニット200は同軸の2つのドライバー210、200を備え、第2の駆動ユニット300は単一のドライバーを備える。これに関して、前方及び後方という用語は方向を指し、前方方向は、音波がスピーカーから主に放射される方向、すなわちダイアフラムの動きが想定される受音体に近づく方向を意味する。逆に、後方方向は前方方向の反対を指す。外側ドライバーは中周波数ドライバー220であり、内側ドライバーは高周波数ドライバー210である。好ましい同軸の駆動ユニット構成体の構造は、国際公開第2009/109228号に開示されており、参照により本明細書に援用されるものとする。ドライバー210、220は好ましくはシャーシ201に取り付けられるため、ドライバー210、220の音響軸202と第1の駆動ユニット200の回転対称軸が同軸であり、このことはキャビネット100の設計及び製造にとって有利である。第1の駆動ユニット200がドライバー210、220とその音響軸202を共有しているため、キャビネット100は、特に面一取り付け用途において正確な指向性を有するように構成することができる。これに関して、第1の駆動ユニット200の平均的な回転対称軸の方向は軸方向と称される。回転的に非対称な断面を有する駆動ユニットの軸方向は、実質的に、ユニットの中心軸であり、好ましくはドライバーの音響軸と同軸である。それぞれ、軸方向に対して直交方向は半径方向と称される。
駆動ユニットのシャーシ201はドライバー210、220を包囲しており、モジュール式駆動ユニットの土台を提供し、この取り付けは、1つのみのタイプの駆動ユニットを用いることによって種々の用途で再現することができる。シャーシ201は、磁石のような駆動ユニット200の内側内容物と、ドライバー210、220の支持構造部とを支持する。駆動ユニット200の円筒形シャーシ201には少なくとも3つのシール面204が設けられている。図3に示されるように、シャーシ201の後方プレートと前方プレートとが、後方及び前方の軸方向ダンパーが取り付け組み立て中に適合される外側環状シール面を有する。同様に、シャーシ201のジャケットに、半径方向ダンパーを収容する溝が設けられている(図1)。上記ダンパーは以下でより詳細に説明する。駆動ユニットのシャーシ201のこれらのシール面204は、本明細書において説明する特定の実施形態の取り付け点として働く。後で説明するように、異なる駆動ユニットは異なる取り付け点を特徴とし得る。概して言えば、駆動ユニットがキャビネットに固定される点は、結果として、取り付け点とみなされる。従来の駆動ユニットでは、取り付け点は、駆動ユニットのフランジの内面に位置しており、駆動ユニットはキャビネットの前方面に接続されている。
第1の駆動ユニット200は、上記キャビネット100内に埋め込まれている第1の駆動ユニットエンクロージャー110内に取り付けられている。エンクロージャー110は別個のハウジングとすることができるが、図4に示されるように、エンクロージャー110は好ましくは、例えば成形によってキャビネット100構造体の残りの部分と一体に作られる。エンクロージャー110はハウジング111を含み、該ハウジング111の内側プロファイルは駆動ユニット200を取り入れるように設計されている。したがってエンクロージャー110は、駆動ユニット200をキャビネット100に固定する手段とみなすことができる。前述したように、ハウジング111の内側プロファイルの好ましい形状は、製造上の理由から円筒形である。円形のバックプレート112が、エンクロージャー110の後方端をシールするようにハウジング111の後方端に適合されている。第1の駆動ユニットを固定する一態様によると、駆動ユニット200をキャビネット100に固定する手段は、駆動ユニット200をキャビネット100の内側から外側へ向かって(outbound)取り付けるように構成されている。密な係合に寄与するものとして、バックプレート112には貫通孔が設けられており、ハウジング111の後方面にはねじ取着部に対応するそれぞれのねじ孔が設けられている。上記係合部は、後方軸方向ダンパー(後で説明する)と直列に設けることができるシールによって、又は従来の円形シール、すなわちOリングによって更にシールされる。それぞれ、エンクロージャー110の前方端は、キャビネット100の開口部101の外周の内面によって部分的に閉じられる。換言すると、エンクロージャー110の前方端は、キャビネット100の内部で開口部101を囲み、それによってその内面はフランジを形成し、このフランジは駆動ユニットエンクロージャー110の環状の前方プレート113を形成する。
この環状の前方プレート113は、駆動ユニット200の前方端をエンクロージャー110に、したがってキャビネット100に取り付けるために用いられる。部分的な前方プレート113の内面は、図1に示される前方軸方向ダンパー412と係合するように適合されている。1つの実施形態によると、前方軸方向ダンパー412は、駆動ユニットのシャーシ201の前方面をエンクロージャー110の環状の前方プレート113の内面に対してシールする円形のゴムシールである。前方軸方向ダンパー412は、駆動ユニット200と環状の前方プレート113との間のスペースに沿って分散しているコイルのような、複数の小さい円筒形の軸方向ダンパー等の代替的な手段によっても提供することができる。概して言えば、軸方向の懸架は種々の方法で実施することができる。
前方軸方向ダンパー412は、第1の駆動ユニット200とキャビネット100との間の懸架手段410の一部を形成する。第1の懸架手段410は、駆動ユニット200の後方端とハウジング110のバックプレート112の内面との間に適合されている後方軸方向ダンパー411によって補強される。後方軸方向ダンパー411は好ましくは、バックプレート112とハウジング111との間と、バックプレート112と駆動ユニット200との間にシールを提供するような形状である。そのような形状は、前方軸方向ダンパー412の構造と同様の構造を有することによって得ることができるが、ただし、この構造には、バックプレート112とハウジング111との嵌合面をシールする形状である後方のフランジ状突起が付け加えられている。代替的には、これらの2つのシールには例えば別個のOリングを設けることができる。後方軸方向ダンパー411と前方軸方向ダンパー412とは、全体で、軸方向懸架手段を形成し、この軸方向懸架手段は、前方方向及び後方方向の両方への懸架を可能にするように、駆動ユニットのシャーシ201の後方及び前方の両方から、シャーシ201をキャビネット100に対して弾性的に懸架するように適合されている。これに関して、懸架する動きは、駆動ユニットの静止位置から開始するとみなされる。換言すると、偏向からの戻る動きが駆動ユニットの静止位置から開始するのではなく偏向の極限位置から開始するため、既知の懸架構成は懸架を一方向にのみ提供する。
本発明による駆動ユニット取り付け構成は、駆動ユニット取り付け点の両側から実質的に剛性のキャビネット100への弾性的な懸架を提供する弾性的な懸架手段を特徴とする。これに関して、弾性的という用語は、部品がその従来の使用中に屈することが意図されていることを指す。例えば、キャビネット100は、通常の音再生状況下では屈しないように設計されており、この文脈では剛性である、すなわち弾性的ではないとみなされる。駆動ユニット200には、前述した軸方向の懸架(ダンパー411、412)に加えて、本発明の1つの実施形態によると、懸架手段410の半径方向部分を形成する後方半径方向ダンパー413及び前方半径方向ダンパー414が備え付けられている。半径方向ダンパー413、414は好ましくは、ハウジング111の内面と駆動ユニットのシャーシ201のジャケットのそれぞれの溝(図1)との間に適合されている単純なOリングである。代替的には、半径方向の懸架は、駆動ユニットのシャーシ201のジャケットに沿って配置されている複数の紐片等の他の手段によって提供してもよい。溝は好ましくは、半径方向ダンパー413、414とシャーシ201との間に軸方向の遊びが可能であるように寸法決めされる。換言すると、溝は、半径方向ダンパー413、414が該溝内で自由に動くとともに軸受の原理で働くように十分に広い。その結果、半径方向ダンパー413、414は、半径方向の懸架と、駆動ユニット200とキャビネット100との間の軸方向の自由度とを提供する。
減衰構造は、好適な隔離・取り付け手段を併用して(質量、磁力、電流の)力ベクトルを調整することにより到達する異なる下位系の平衡状態と共振周波数とから利点を得る。ダンパーと取り付けとに関連するパラメーターは、例えばニュートンの運動の第2法則と、同等な質量−ばね及び電気機械的アナロジーとを用いることによって、意図される音響性能とキャビネット構造とに基づいて規定される。これらによって、各下位系の変位振幅が共振周波数において最大であることが示される。また、系全体、例えば第1の駆動ユニットは平衡状態に達し、該ユニットに作用する力ベクトルの全ての成分の和がゼロであれば、静止したままである。力の幾つかの成分は周波数に依存するため、ダンパーの弾性及び損失係数を調整することによってより広帯域のダンパーが好ましくは使用される。このように、ダンパー、例えばOリングと、関連する取り付け機構又はハウジング機構とを、系全体の変位振幅を最小限に抑えるように調整することができる。したがって、質量と周波数とに依存するか又は可変である加振力と運動速度とが、好適な損失を有する弾性ダンパー手段を選択することによって排除される。これは弾性取着部の機械的な寸法決め及びハウジングの好適な機械的設計とともに、振動を望ましいレベルまで相殺する。上述の要因を考慮して、本発明の1つの実施形態では、意図される音響性能を達成するために、3mmの断面直径と144.5mmの全径とを有するゴム製Oリングが有利である。
第1の駆動ユニット200は一方ではキャビネット100に固定されてキャビネット100に対して懸架されるため、駆動ユニット200は他方では、駆動ユニットエンクロージャー110によってキャビネット100の内側の残りの部分から隔離される。記載の駆動ユニット取り付け構成が多様なラウドスピーカー用途で実行される実施形態では、隔離は、第1の駆動ユニット200を、第2の駆動ユニットの動きによって生成される圧力から保護するという利点を提供する。従来のラウドスピーカーの場合のようにエンクロージャー110がなければ、第2の駆動ユニット、すなわち低音ドライバーのダイアフラムの振動運動によってキャビネット内に背圧が形成され、これが、後方側が上記圧力変動に晒されている他方のドライバーに影響を与える。換言すると、第1の駆動ユニットのダイアフラム(複数可)の運動が、第2の駆動ユニットによって形成される逆圧フロント(counter pressure front)によって妨げられ、これは第1の駆動ユニットの性能に対して悪影響を有する。この問題は、上述したエンクロージャー110を用いることによって解決される。その結果、第2の駆動ユニット300は、上記影響とは無関係に設計することができる。したがって、ダイアフラム及びボイスコイルフォーマーの通気を損なわないように設計することができ、それによってダイアフラム下の圧力の増大が回避され、第2の駆動ユニットの性能、好ましくは低音ドライバーの性能も改善される。
図2に示されるように、駆動ユニット取り付け構成の原理は、より従来的な駆動ユニットの取り付けにも、意図しない伝導振動に関してこれをキャビネット100から分離しつつ適用可能である。1つの実施形態によると、ラウドスピーカーの第2の駆動ユニット300は、キャビネットの第2の開口部102に埋め込まれている第2の駆動ユニットエンクロージャー120に取り付けられている。代替的には、第2の開口部102は第2の駆動ユニットエンクロージャー120とともに、単一の駆動ユニット構成体の唯一の取り付け点としてもよい。それぞれ、キャビネット100は、複数の第2の駆動ユニット300を有し、第1の駆動ユニット200がないか、単一又は複数の第1の駆動ユニット200を有する用途において2つ以上のそのような取り付け点を特徴とすることができる。しかし、図2及び図5の実施形態では、第2の駆動ユニット300は、1つの低周波数ドライバー310からなり、それによってこれらはシャーシ311を共有している。別の実施形態によると、第2の駆動ユニット300は、2つ以上の入れ子状のドライバーを含む同軸の駆動ユニットである。
図6に詳細に示されるように、キャビネット100の第2の開口部102に埋め込まれている第2の駆動ユニットエンクロージャー120は、第2の駆動ユニットのシャーシ311のフランジ及び第2の懸架手段420を収容するように適合されている比較的狭いハウジング121を含む。1つの実施形態によると、第2の懸架手段420は、シャーシ311の両側に適合されている軸方向ダンパーを含み、すなわち、シャーシ311は、後方軸方向ダンパー421と前方軸方向ダンパー422との間に適合されている。軸方向ダンパー421、422は、単純な環状ゴムプレートとすることができ、この前方面及び後方面には、弾性を高めるために環状の溝が備え付けられている。代替的には、軸方向ダンパー421、422は、図6に示されるようにシャーシ311のフランジが適合されている環状の内側溝を有するゴムリング等の単純な懸架用弾性部品から構成することができる。同様に見てとることができるように、単一のゴムリングは、第2の駆動ユニット300とキャビネットとの間に弾性の半径方向懸架を提供するように適合されている半径方向ダンパー423も形成する。したがって、シャーシ311のフランジと軸方向ダンパーとの接触点は第2のドライバーの取り付け点である。軸方向ダンパー421、422とシャーシ311のフランジとは好ましくは、キャビネットの第2の開口部102の外周の内面によって前方から支持されている。この内面は、第2の駆動ユニットエンクロージャー120の環状の前方プレート(第1のエンクロージャー110の環状のプレート113を参照のこと)を形成するフランジを形成する。第2のエンクロージャー120の前方支持体としてキャビネットの固定一体部分を有することによって、キャビネットの前方面から、例えばねじの頭部によって生じる不連続部をなくすことができる。第2の駆動ユニットエンクロージャーの前方支持体には固定可能なプレートを設けることもできる。
図6に更に示されるように、第2の駆動ユニットエンクロージャー120の後方支持体には、低周波数ドライバー310の磁石及びその支持構造体のような第2の駆動ユニット300の部分のための中央孔を有するバックプレート122が設けられている。第2の駆動ユニット300の固定の一態様によると、駆動ユニット300をキャビネット100に固定する手段は、駆動ユニット300をキャビネット100の内側から外側へ向かって取り付けるように構成されている。第2のエンクロージャー120のバックプレート122は、該バックプレート122がエンクロージャー120をキャビネット100の内側から隔離するという点で第1のエンクロージャー110のバックプレート112とは異なる。したがって、低周波数ドライバー311のダイアフラム312によって形成される後方の音波は、キャビネット100の内側へ向けて方向付けることができる。しかし、音波は、第1の駆動ユニット200が、隔離されている第1の駆動ユニットエンクロージャー110内に取り付けられているため、該第1の駆動ユニット200の性能には影響を及ぼさない。バックプレート122と第2のエンクロージャー120のハウジング121との間の係合は、第1のエンクロージャー110の係合と同様に行うことができる。
上記のように、駆動ユニットを取り付ける新規の概念は、種々の異なるエンクロージャーに適用することができる。好ましい実施形態はラウドスピーカーエンクロージャーへの取り付けであるが、壁埋め込み型ラウドスピーカーに対する構成に適用するのも有利である。壁埋め込み型ラウドスピーカーは通常、壁に埋め込まれている駆動ユニットであり、壁には、該駆動ユニットを受け入れる凹部が設けられている。従来の壁埋め込み型ラウドスピーカーでは、駆動ユニットは、壁表面を貫通するねじによってフランジから壁にボルト締めされている。取り付けは、図1に示されるような同様の取り付け構成を適用することによって大幅に改善することができる。壁埋め込み型用途(図示せず)では、受容凹部と、電源及びオーディオの配線とが壁に設けられ、この場合、駆動ユニット、好ましくは上述した第1の駆動ユニット200(図3及び図7)が埋め込まれる。駆動ユニットは、該駆動ユニットを露出させる円形の孔を有する図1に示されるような類似の前方プレートによって凹部に対して包囲される。前方プレートは、好適な手段、例えばねじによって壁に固定される。駆動ユニットは、図1及び参照符号410を参照して上記でより詳細に説明した懸架手段によって壁に対して懸架される。ユニットの前方及び後方の両方の軸方向ダンパーと半径方向ダンパーとが、多軸懸架を提供し、それによって、意図しない振動が壁に伝導されることで余分な共振面が形成されるのが防止される。
図1に提示されている駆動ユニットのシャーシ201は、複合駆動ユニットを提供する特に有利な方法である。このシャーシは、駆動ユニットの配線を簡単かつ安価に配置する良好な状況を提供する。実際、1つのみの配線チャネル及び1つのみのコネクターが存在するように、一実施形態による駆動ユニット200の配線が行われる。既知の構造では、各ドライバーのリッツ線は、駆動ユニットの周辺エリアの個々のコネクターに配線されている。その上、従来のリッツ線の配線は通常、ボイスコイルの外側、正確にはボイスコイルの上部に実装されている。配線は従来では、リッツ線が傷付きやすいためボイスコイルの外側に保持されていた。その結果、リッツ線は通常、予防措置としてコイルからは引っ込んでいる。加えて、従来のドライバーは通常、スパイダーを特徴としており、このスパイダーはボイスコイルの内側にリッツ線を配線することに関して別の問題を呈する。
ドライバー210、220のリッツ線を、外側すなわち中周波数ドライバー220(図1)の内側極片の溝に延びるように配置することによって、一実施形態による単純な配線構成が提供される。図7及び図8から明らであるように、内側ドライバー211、すなわち高周波数ドライバーのリッツ線211は、図1に示される溝内に直線状に配置されている。中周波数ドライバー220のリッツ線221は、そのボイスコイルフォーマーに設けられている孔を通るように配置されている。これらの孔は、ボイスコイルフォーマーが音再生中に往復運動において偏向することを可能にするほど十分に大きく寸法決めされている。これらの孔は、中音域ドライバーボイスコイルの通気も改善する。リッツ線211は、ドライバー220のボイスコイルの外面の適したワイヤーに取着されており、そこから、上記孔を通ってボイスコイル内及びチャネル(図7及び図8には図示せず)上へ前進する。コネクターが駆動ユニット200の後方面に設けられており(図3)、ドライバー210、220のリッツ線211、221が上記コネクターで終端するようにする。単一のコネクターの助けによって、駆動ユニット200を電源に非常に迅速に接続することができ、このことは例えばラウドスピーカーアセンブリにおいて特に有利である。
したがって、本発明の従来技術の記載した問題にもかかわらず、上述され、また図7及び図8に示される実施形態による本発明のリッツ線配線構成は、リッツ線を駆動ユニットに有利な方法で配線することの問題に対する解決策を提供する。実際には、記載したリッツ線配線構成は、種々の他の駆動ユニットにも適用可能である。したがって、記載した実施形態に基づいて、筒状のボイスコイルフォーマー上に形成されているボイスコイルを有する少なくとも1つのドライバーを含む駆動ユニットに新規のリッツ線配線構成を提供することが可能である。少なくとも1本のリッツ線、好ましくは2本のリッツ線がボイスコイルフォーマーの外側でボイスコイルに接続される。ボイスコイルフォーマーは、少なくとも1つの穴を有し、この穴を通してリッツ線が配置されるが、この場合、リッツ線は、ボイスコイルフォーマーの外側のボイスコイルから、ボイスコイルフォーマーの内部へ延びる。リッツ線は、ボイスコイルフォーマーの内部を、好ましくは駆動ユニットの後方にあるコネクターまで延びることができる。好ましくは、リッツ線は、ドライバーの内側極片の溝内に延びる。ボイスコイルフォーマーは好ましくは、少なくとも2本のリッツ線用の少なくとも2つの穴を有する。
更なる実施形態によると、駆動ユニットは、同軸に配置されている2つのドライバーを含む同軸の駆動ユニットである。内側ドライバーのリッツ線は従来どおりに配置され、外側ドライバーのリッツ線は上述のように配置される。外側ドライバーのボイスコイルフォーマーの穴に起因して、両方のドライバーのリッツ線は、同じチャネル内を延びて同じコネクターで終端することができる。コネクターは、クイックカプラー、プラグ、はんだ継手、又はリッツ線を給電ワイヤーに接続する任意の他の好適な手段とすることができる。
100 ラウドスピーカーキャビネット
101 第1の開口部
102 第2の開口部
110 第1の駆動ユニットエンクロージャー
111 ハウジング
112 バックプレート
113 環状の前方プレート
120 第2の駆動ユニットエンクロージャー
121 ハウジング
122 バックプレート
200 第1の駆動ユニット
201 第1の駆動ユニットのシャーシ
202 音響軸
203 半径方向軸
204 シール面
210 高周波数ドライバー
211 リッツ線
220 中周波数ドライバー
221 リッツ線
300 第2の駆動ユニット
302 音響軸
303 半径方向軸
310 低周波数ドライバー
311 低周波数ドライバーのシャーシ
312 低周波数ドライバーのダイアフラム
400 懸架手段
410 第1の懸架手段
411 第1の後方軸方向ダンパー
412 第1の前方軸方向ダンパー
423 第2の半径方向ダンパー
414 第1の前方半径方向ダンパー
420 第2の懸架手段
421 第2の後方軸方向ダンパー
422 第2の前方軸方向ダンパー
413 第1の後方半径方向ダンパー

Claims (24)

  1. キャビネット(100)への駆動ユニット(200)の取り付け構成であって、前記駆動ユニット(200)はシャーシ(201)を有し、該構成は、
    前記シャーシ(201)の取り付け点から前記駆動ユニット(200)を前記キャビネット(100)に固定する手段と、
    前記シャーシ(201)の前記取り付け点と前記キャビネット(100)との間に適合されている懸架手段(411、412)と、
    を含み、
    前記懸架手段(411、412)は、前記駆動ユニットのシャーシ(201)を前記キャビネット(100)に対して弾性的に懸架して前方及び後方の両方の懸架を可能にするように更に適合されていることを特徴とする、駆動ユニットの取り付け構成。
  2. 駆動ユニット(200)であって、前記懸架手段(411、412)は、前記駆動ユニットのシャーシ(201)を該シャーシ(201)の後方及び前方の両方から軸方向に懸架するように適合されていることを特徴とする、請求項1に記載の駆動ユニット。
  3. 駆動ユニット(200)であって、前記キャビネット(100)はラウドスピーカーキャビネットであることを特徴とする、請求項1又は2に記載の駆動ユニット。
  4. 駆動ユニット(200)であって、前記駆動ユニット(200)を前記キャビネット(100)に固定する手段は、前記駆動ユニット(200)を前記キャビネット(100)の内側から外側へ向かって取り付けるように適合されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の駆動ユニット。
  5. 駆動ユニット(200)であって、
    前記キャビネット(100)は少なくとも1つの受入開口部(101)を有することと、
    前記キャビネット(100)は前記開口部(101)に埋め込まれている駆動ユニットエンクロージャー(110)を備えることと、を特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の駆動ユニット。
  6. 駆動ユニット(200)であって、前記駆動ユニットエンクロージャー(110)は、
    前記駆動ユニット(200)の前記シャーシを収容するための内側プロファイルと、前記開口部(101)と接続している第1の端と、該第1の端と対向する第2の端とを有するハウジング(111)と、
    前記ハウジング(111)の前記第2の端を閉じるように適合されているバックプレート(112)と、
    を備え、それによって前記駆動ユニット(200)は前記エンクロージャー(110)を介して前記キャビネット(100)に取り付けられることを特徴とする、請求項5に記載の駆動ユニット。
  7. 駆動ユニット(200)であって、前記キャビネット(100)の前記開口部(101)の隣接する外側領域は、前記ハウジング(111)の前記第1の端の一部を覆うとともに、前記エンクロージャー(110)の環状の前方プレート(113)を形成することを特徴とする、請求項6に記載の駆動ユニット。
  8. 駆動ユニット(200)であって、前記懸架手段(410)は前記駆動ユニットエンクロージャー(110)内に適合されていることを特徴とする、請求項7に記載の駆動ユニット。
  9. 駆動ユニット(200)であって、
    前記懸架手段(410)は、
    軸方向の懸架を提供するように少なくとも前記駆動ユニットのシャーシ(201)と前記キャビネット(100)との間に適合されている少なくとも1つの軸方向ダンパー(411、412)と、
    半径方向の懸架を提供するように前記駆動ユニットのシャーシ(201)と前記キャビネット(100)との間に適合されている少なくとも1つの半径方向ダンパー(413、414)と、
    を含むことを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の駆動ユニット。
  10. 駆動ユニット(200)であって、
    前記懸架手段(410)は、
    軸方向の懸架を提供するように少なくとも前記駆動ユニットのシャーシ(201)と前記エンクロージャー(110)との間に適合されている少なくとも1つの軸方向ダンパー(411、412)と、
    半径方向の懸架を提供するように前記駆動ユニットのシャーシ(201)と前記エンクロージャー(110)との間に適合されている少なくとも1つの半径方向ダンパー(413、414)と、
    を含むことを特徴とする、請求項9に記載の駆動ユニット。
  11. 駆動ユニット(200)であって、少なくとも1つの後方軸方向ダンパー(411)が前記駆動ユニットのシャーシ(201)と前記エンクロージャー(110)の前記バックプレート(112)との間に設けられていることを特徴とする、請求項10に記載の駆動ユニット。
  12. 駆動ユニット(200)であって、少なくとも1つの軸方向ダンパー(412)は前記駆動ユニットのシャーシ(201)と前記前方プレート(113)との間に設けられていることを特徴とする、請求項10又は11に記載の駆動ユニット。
  13. 駆動ユニット(200)であって、少なくとも1つの半径方向ダンパー(413、414)はOリングであることを特徴とする、請求項10〜12のいずれか1項に記載の駆動ユニット。
  14. 駆動ユニット(200)であって、少なくとも1つの軸方向ダンパー(411、412)は円形のゴムリングであることを特徴とする、請求項10〜13のいずれか1項に記載の駆動ユニット。
  15. 駆動ユニット(200)であって、中周波数ドライバー(220)内に入れ子状になっている高周波数ドライバー(210)を含む同軸の駆動ユニットであることを特徴とする、請求項1〜14のいずれか1項に記載の駆動ユニット。
  16. 駆動ユニット(200)であって、前記駆動ユニットのシャーシ(201)は円筒形であることを特徴とする、請求項1〜15のいずれか1項に記載の駆動ユニット。
  17. ラウドスピーカーであって、
    少なくとも1つの開口部(101)を有するキャビネット(100)と、
    前記開口部(101)内に実質的に埋め込まれている少なくとも1つの駆動ユニット(200)と、
    前記駆動ユニット(200)と前記キャビネット(100)との間の係合と軸方向懸架とを提供するように適合されている懸架手段(410)と、
    を備え、
    前記少なくとも1つの駆動ユニット(200)は、請求項1に記載の駆動ユニットの取り付け構成によって前記キャビネット(100)に取り付けられていることを特徴とする、ラウドスピーカー。
  18. 少なくとも第1の駆動ユニット(200)と第2の駆動ユニット(300)とを備えることを特徴とする、請求項17に記載のラウドスピーカー。
  19. 前記第1の駆動ユニット(200)は、中周波数ドライバー(220)内に入れ子状になっている高周波数ドライバー(210)を含む同軸の駆動ユニットであることを特徴とする、請求項18に記載のラウドスピーカー。
  20. 前記第2の駆動ユニット(300)は少なくとも低周波数ドライバー(310)を含むことを特徴とする、請求項18又は19に記載のラウドスピーカー。
  21. 駆動ユニットのリッツ線を配線する配線構成であって、
    筒状のボイスコイルフォーマー上に形成されているボイスコイルを有する少なくとも1つのドライバーと、
    前記駆動ユニットに給電する少なくとも1つのコネクターと、
    前記ボイスコイルフォーマーの外側で前記ボイスコイルに、また前記少なくとも1つのコネクターに接続されている少なくとも1本のリッツ線と、
    を含み、
    前記ボイスコイルフォーマーは少なくとも1つの穴を有し、該穴を通して前記リッツ線が前記ボイスコイルフォーマーの外側から内側へ、また前記コネクターへ延びるように構成されていることを特徴とする、配線構成。
  22. 前記コネクターは前記駆動ユニットの後方に設けられていることを特徴とする、請求項21に記載の配線構成。
  23. 前記ボイスコイルフォーマーは好ましくは2本の前記リッツ線用の少なくとも2つの穴を有することを特徴とする、請求項21又は22に記載の配線構成。
  24. 前記駆動ユニットは、同軸に配置されている2つのドライバーを含む同軸の駆動ユニットであり、前記外側ドライバーの前記リッツ線は、請求項21〜23のいずれか1項に記載のものであり、それによって両方のドライバーの前記リッツ線が前記外側ドライバーの前記ボイスコイルフォーマー内に延びるとともに同じ前記コネクターで終端することができることを特徴とする、請求項21〜23のいずれか1項に記載の配線構成。
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