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JP2013230010A - 電力変換装置 - Google Patents

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JP2013230010A
JP2013230010A JP2012100539A JP2012100539A JP2013230010A JP 2013230010 A JP2013230010 A JP 2013230010A JP 2012100539 A JP2012100539 A JP 2012100539A JP 2012100539 A JP2012100539 A JP 2012100539A JP 2013230010 A JP2013230010 A JP 2013230010A
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砂穂 舟越
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哲 佐川
Takeshi Tanaka
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秀一 寺門
Takeshi Okayasu
剛 岡安
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忠則 佐藤
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Abstract

【課題】冷却風温度がヒートパイプ内部の冷媒の凝固点以下であっても、冷媒の凍結を抑制し、また、運転条件により半導体素子の発熱分布が変化する影響や、冷却風の温度上昇による影響を平準化して、効率良く冷却する。
【解決手段】複数の半導体素子は、回生運転時に発熱量の大きくなる複数の第1IGBTモジュールと、力行運転時に発熱量の大きくなる複数の第2IGBTモジュールと、前記IGBTモジュールと比較して発熱量の小さい複数のクランプダイオードモジュールで構成され、冷却風の流れと直交する方向に発熱量の同じ半導体素子が並ぶように設置され、かつ前記クランプダイオードは、冷却風の流れ方向に対して前記第1IGBTモジュールと前記第2IGBTモジュールの間に設置されることを特徴とする電力変換装置。
【選択図】 図10

Description

本発明は、電動機を制御するための電流スイッチング回路を備えた、電気鉄道車両向けの電力変換装置に関するものである。
電気鉄道車両には、車両を駆動する電動機を制御するために、コンバータやインバータ等の電力変換装置が搭載される。これらの電力変換装置は、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)やGTO(Gate Turn Off Thyristor)等の半導体素子により高周波でスイッチングを行うことで電力変換を行う。このスイッチング動作時に発生するノイズを小さくするために、正、負、中性の三つのレベルの電流を出力する3レベルスイッチング回路がよく用いられる。
半導体素子においては、通電時およびスイッチング時に熱が発生し、この熱により半導体素子が高温になると、変換効率の低下や素子破壊の発生が懸念されるため、半導体素子を所定の温度範囲になるように冷却する必要がある。電力変換装置は主に搭載スペースの限られた車両床下等に搭載されるため、小型な装置構成で複数個の半導体素子を効率良く冷却するために、冷却器が設置される。
この冷却器に冷却風を供給する際に、冷却風は風上側に設置された半導体素子からの熱を受け取ることで風下側に向かうに従って温度が上昇する。それに伴って、風下側の半導体素子の温度が高くなる傾向がある。
一方で、3レベルスイッチング回路においては、主回路を構成する複数の半導体素子の発熱量が半導体素子毎に異なっている。さらに、力行運転時、回生運転時において、半導体素子毎の発熱量の分布が変化する特性があり、発熱量の高い半導体素子の温度が高くなる傾向にある。
これらの背景から、3レベルスイッチング回路を効率良く冷却するためには、主回路を構成する複数の半導体素子において、運転条件により半導体素子の発熱分布が変化する影響や、冷却風の温度上昇による影響を平準化する必要がある。
冷却器の構成部品として、ヒートパイプがよく用いられる。ヒートパイプは内部に冷媒を封入しており、受熱部で冷媒を沸騰させて放熱部で冷媒を凝縮させて受熱部に還流させるサイクルにより、熱を効率良く輸送するデバイスである。このヒートパイプを用いた冷却器を備える電力変換装置として、特許文献1に示すようなものが知られている。特許文献1の図1〜図6に記載の冷却器は、受熱ブロック、フィン、U字型ヒートパイプ、L字型ヒートパイプで構成される。複数のヒートパイプの受熱部は、受熱ブロック内に、冷却風の流れに沿う方向に設置される。複数のヒートパイプの放熱部は、受熱ブロックから垂直方向に立設され、複数のフィンが接合される。ヒートパイプの放熱部とフィンは通風路内に設置され、送風機から供給される冷却風により放熱する。また、受熱ブロックには一相分の回路を構成する複数の半導体素子群が冷却風の流れと直交する方向に設置される。
一方、ヒートパイプを用いた冷却器を備える電力変換装置として、特許文献2に示すようなものも知られている。冷却器は、受熱ブロック、フィン、直管型ヒートパイプで構成される。フィンは車両進行方向に沿って設置され、車両走行風により放熱する。直管型ヒートパイプは、受熱ブロック内に、車両進行方向に沿って埋設される。また、受熱ブロックには、3レベルスイッチング回路の一相分を構成する半導体素子群が、車両進行方向、すなわち冷却風の流れに沿う方向に直線状に配列され、車両枕木方向に直線状に複数組配列される。
特開2011−233562号公報 特開2007−104784号公報
特許文献1に記載の構成では、複数のヒートパイプの受熱部を冷却風の流れに沿う方向に設置することで、風下側からの風上側へ熱移動が促進され、風下と風上の温度が平準化する一方で、ヒートパイプ受熱部の長手方向と、一相分の回路を構成する半導体素子群が設置される方向が異なっているため、半導体素子毎の発熱量の分布による温度上昇の影響を平準化することができないという課題がある。また、冷却風温度がヒートパイプ内部の冷媒の凝固点以下の場合には、ヒートパイプ放熱部の先端温度が冷媒の凝固点以下となり、内部に封入された冷媒が放熱部先端で凍結して受熱部へ還流しなくなり、受熱部の冷媒が枯渇して熱輸送能力が著しく低下する、ドライアウトが発生することが懸念される。
また、特許文献2に記載の構成では、車両走行方向、すなわち冷却風の流れ方向に直管型ヒートパイプが挿入されていることにより、風下側からの風上側へ熱移動、ならびに発熱量の大きい半導体素子から小さい半導体素子への熱移動が促進され、温度が平準化する。しかし、受熱ブロックから放熱部への熱移動は放熱部内部の熱伝導のみによるものであり、ヒートパイプによる熱輸送と比較して放熱効率が悪いという課題がある。
本発明は、3レベル主回路を構成する複数の半導体素子において、運転条件により半導体素子の発熱分布が変化する影響や、冷却風の温度上昇による影響を平準化して、効率良く冷却できる電力変換装置を提供することを目的とする。さらには、冷却風温度がヒートパイプ内部の冷媒の凝固点以下であっても、冷媒の凍結を抑制することを目的とする。
前記の課題を解決する第1の発明における電力変換装置は、電力変換回路を構成する複数の半導体素子と、前記電力変換回路を内部に搭載する筺体と、半導体素子からの熱を外気に放熱する冷却器と、前記冷却器に冷却風を供給する送風機と、前記冷却器を内部に備え前記冷却風を通風させる通風路、を備える電力変換装置であって、前記冷却器は、受熱ブロック、複数のU字型ヒートパイプ、複数のフィンで構成され、前記受熱ブロックの一側面には前記複数の半導体素子が並設され、前記受熱ブロックの反対面には前記複数のU字型ヒートパイプの受熱部が前記冷却風の流れに沿う方向に埋設され、前記複数のU字型ヒートパイプの放熱部が垂直方向に立ち上がるように立設され、前記U字型ヒートパイプの放熱部には前記複数のフィンが接合されて前記通風路内に設置され、前記複数の半導体素子は、回生運転時に発熱量の大きくなる複数の第1IGBTモジュールと、力行運転時に発熱量の大きくなる複数の第2IGBTモジュールと、前記IGBTモジュールと比較して発熱量の小さい複数のクランプダイオードモジュールで構成され、冷却風の流れと直交する方向に発熱量の同じ半導体素子が並ぶように設置され、かつ前記クランプダイオードは、冷却風の流れ方向に対して前記第1IGBTモジュールと前記第2IGBTモジュールの間に設置されることを特徴とする。
第2の発明における電力変換装置は、前記受熱ブロックには、前記ヒートパイプの受熱部が第1IGBTモジュールとクランプダイオードモジュールの双方の投影面上に設置されるU字型ヒートパイプと、第2IGBTモジュールとクランプダイオードの双方の投影面上に設置されるU字型ヒートパイプと、単一の半導体素子の投影面上に設置されるU字型ヒートパイプが、それぞれ複数設置されていることを特徴とする。
第3の発明における電力変換装置は、前記複数のU字型ヒートパイプは、それぞれの放熱部が千鳥状になるように設置されることを特徴とする。
第4の発明における電力変換装置は、前記冷却器において、冷却風に対して最も風上側の位置、あるいは最も風下側の位置、あるいは風上側、風下側の双方にL字型ヒートパイプを設置することを特徴とする。
第5の発明における電力変換装置は、前記複数のフィンを冷却風の流れ方向に対して分割し、冷却風に対して風上側のフィンのピッチを風下側よりも大きくしてフィン枚数を少なくしたことを特徴とする。
第6の発明における電力変換装置は、前記通風路において、前記フィンの風上側に複数の整風板が設置されていることを特徴とする。
第7の発明における電力変換装置は、前記通風路において、前記ヒートパイプ放熱部の最も先端側に接合されるフィンと、通風路を構成する壁との間には、冷却風の流れと直交する方向に平板が設置されることを特徴とする。さらには、前記平板と前記先端側に接合されるフィンとの距離が、前記先端側に接合されるフィンとヒートパイプ放熱部の先端との距離よりも短くするとなお良い。
第8の発明における電力変換装置は、前記複数の平板は、前記通風路内の強度を保つための梁であることを特徴とする。
第9の発明における電力変換装置は、電力変換回路を構成する複数の半導体素子と、半導体素子からの熱を外気に放熱する冷却器を備え、前記冷却器は、受熱ブロック、複数のヒートパイプ、複数のフィンで構成され、前記受熱ブロックの一側面には、前記複数の半導体素子が並設され、前記受熱ブロックの反対面には、前記複数のヒートパイプの一部が埋設され、前記複数のヒートパイプは、前記受熱ブロックに埋設される受熱部と、前記受熱ブロックから突き出して立設される放熱部を備え、前記放熱部には、複数のフィンが接合され、前記複数のヒートパイプは、放熱部の根元から先端まで複数のフィンが接合されている第1ヒートパイプと、少なくとも放熱部の根元側に複数のフィンが接合されて前記第1ヒートパイプよりも少ない数のフィンが接合される第2ヒートパイプと、を有していることを特徴とする。
第10の発明における電力変換装置は、第2ヒートパイプが、第1ヒートパイプよりも、放熱部が短いことを特徴とする。
第11の発明における駆動システムは、上述した第1〜第10のいずれかの発明における電力変換装置を搭載した鉄道車両の駆動システムであることを特徴とする。
第1の発明によれば、U字型ヒートパイプの受熱部が冷却風の流れと沿う方向に設置されることにより、冷却風に対して風下側から風上側への熱移動を促進させることができるため、風下側の半導体素子の温度上昇を抑制することができる。また、U字型ヒートパイプの放熱部が垂直方向に立ち上がるように立設され、放熱部に複数のフィンが接合されて通風路内に設置されることにより、受熱ブロックからフィンへの熱移動を促進させることができるため、フィン効率が向上する。また、冷却風の流れと直交する方向に発熱量の同じ半導体素子が並ぶように設置することにより、冷却風の流れと直交する方向の温度を均一にすることができる。また、発熱量の大きいIGBTモジュールの間に発熱量の小さいクランプダイオードモジュールを設置することにより、受熱ブロック内での熱の分散をはかることができるため、各半導体素子の温度を平準化することができる。
第2の発明によれば、回生時に発熱量が大きくなる第1IGBTモジュールと、IGBTモジュールよりも発熱量の小さいクランプダイオードモジュールの双方の投影面上にU字型ヒートパイプの受熱部を設置することにより、回生時に第1IGBTモジュールからクランプダイオード側への熱移動を促進することができ、双方の温度を平準化することができる。また、力行時に発熱量が大きくなる第2IGBTモジュールとクランプダイオードモジュールの双方の投影面上にU字型ヒートパイプの受熱部を設置することにより、力行時に第2IGBTモジュールからクランプダイオード側への熱移動を促進することができ、双方の温度を平準化することができる。また、単一の半導体素子の投影面上にU字型ヒートパイプの受熱部を設置することにより、このヒートパイプは当該半導体素子のみの熱をフィンへ輸送する役割を持つことになり、これらのヒートパイプを混在させることで、局所的な温度上昇を抑制し、各半導体素子の温度を平準化することができる。
第3の発明によれば、U字型ヒートパイプの放熱部を千鳥状に設置することにより、フィンとヒートパイプの接合部が均等に配置され、フィンに均等に熱が輸送されるため、フィン効率が向上する。さらに、ヒートパイプの放熱部が正方状に配置された場合と比較してフィン間ならびにヒートパイプ間の流路の断面積が広くなるため、フィン間の通風抵抗が小さくなり、送風機を用いて冷却する際に冷却風を多く供給することができるため、半導体素子を効率良く冷却することができる。
第4の発明によれば、最も風上側の位置、あるいは最も風下側の位置、あるいは風上側、風下側の双方に放熱部が内側となるようにL字型ヒートパイプを設置することにより、フィンの投影面の外側にヒートパイプの受熱部を設置することができるようになる。これにより、半導体素子をフィンの投影面の外側に設置しても、L字型ヒートパイプによりフィンに熱を効率良く輸送することができるため、フィンを小型化することができる。
第5の発明によれば、複数のフィンを冷却風の流れ方向に対して分割し、空気温度の低い風上側のフィンのピッチを、空気温度の高い風下側よりも大きくしてフィン枚数を少なくすることにより、フィン間の通風抵抗を小さくでき、送風機を用いて冷却する際に冷却風を多く供給することができるため、半導体素子を効率良く冷却することができる他、冷却器を軽量化することができる。
第6の発明によれば、通風路において、フィンの風上側に複数の整風板を設置することにより、送風機からフィンに供給される冷却風の風速を、冷却風の流れと直交する方向において均一にすることができるため、フィンの幅が送風機の吹き出し口の幅に対して大きい場合においても半導体素子を効率良く冷却できる。
第7の発明によれば、通風路において、ヒートパイプ放熱部の最も先端側に接合されるフィンと、通風路を構成する壁との間に、冷却風の流れと直交する方向に複数の平板を設置することにより、冷却風がフィン間から漏れるのを防ぐことができるため、半導体素子を効率良く冷却できる。さらに、平板とヒートパイプ放熱部の先端側に接合されるフィンとの距離を、先端側に接合されるフィンとヒートパイプ放熱部の先端との距離よりも短くすることで、フィン間から漏れる冷却風の量をさらに少なくすることができる。
第8の発明によれば、冷却風の漏れを防ぐ平板は、通風路内の強度を保つための梁の役割を兼ねている。これにより、部品点数を少なくすることができるため、コストの低減や組立性の向上をはかることができる。
第9の発明によれば、前記複数のヒートパイプのうち、放熱部の根元から先端まで複数のフィンが接合されているものと、放熱部の根元側に複数のフィンが接合されているものを、それぞれ混在させて設置している。放熱部の根元側に複数のフィンが接合されているヒートパイプ放熱部は、根元から先端まで複数のフィンが接合されているものよりも、接合されるフィン枚数が少ないために冷却風との熱抵抗が大きくなり、冷却風との温度差も大きくなるため、冷却風温度がヒートパイプ内部の冷媒の凝固点以下であっても、冷媒が凍結することなく半導体素子を効率良く冷却できる。また、放熱部の根元側に複数のフィンが接合されているヒートパイプのみで冷却器を構成した場合、根元から先端まで複数のフィンが接合されているものよりも放熱面積が小さいため、冷却風温度が冷媒の凝固点以上の場合には冷却性能が低下することが懸念されるが、両者を混在させることで、冷却風温度が冷媒の凝固点以下の場合と凝固点以上の場合での冷却性能を両立することができる。
第10の発明によれば、前記放熱部の根元側にのみ複数のフィンを接合しているヒートパイプが、根元から先端まで複数のフィンを等間隔で接合しているものよりも、放熱部を短くしている。冷媒凍結によりドライアウトが発生した際には、半導体素子の温度が著しく上昇し、それに伴ってヒートパイプ放熱部の根元の温度も上昇していくが、放熱部を短くすることで放熱部の根元と先端の温度差を小さくできる、すなわち先端の温度を高くすることができるため、ドライアウトが発生しても凍結した冷媒を融解し、半導体素子を効率良く冷却することができる。
第11の発明によれば、半導体素子を効率良く冷却でき、小型、軽量、低コストで組立性の良い鉄道車両用の駆動システムを提供することができる。
本発明の第1実施形態の電力変換装置の全体構成を表す斜視図。 図1の上面図。 図2のA−A断面図。 本発明の第1実施形態の電力変換装置におけるコンバータ主回路二相分の回路図。 本発明の第1実施形態の電力変換装置に搭載される冷却器の下面図。 本発明の第1実施形態の電力変換装置に搭載される冷却器の上面図。 図6のB−B断面図。 図6のC−C断面図。 図6のD−D断面図。 図6のE−E断面図。 図6のF−F断面図。 図10のG拡大図。 図10のH拡大図。 図3のI拡大図。 本発明の第1実施形態の電力変換装置を、鉄道車両の客室の床下に搭載した状態を表す、車両走行方向から見た断面図。 力行運転時、回生運転時の各半導体素子の熱損失比率を示す表。 特許文献1の冷却器の力行運転時の温度計算結果を表す図。 特許文献1の冷却器の回生運転時の温度計算結果を表す図。 本発明の第1実施形態の電力変換装置に搭載される冷却器の力行運転時の温度計算結果を表す図。 本発明の第1実施形態の電力変換装置に搭載される冷却器の回生運転時の温度計算結果を表す図。 図10のH拡大図。 本発明の第2実施形態の電力変換装置に搭載される冷却器のヒートパイプの配置を表す上面図。 本発明の第3実施形態の電力変換装置に搭載される冷却器のフィンの構成を表す断面図。 本発明の第4実施形態の電力変換装置に搭載される整風板の構成を表す上面図。
以下に、図面を用いて、詳細に説明する。
以下、本発明の電力変換装置について図面を参照して詳細に説明する。図1に本発明の第1実施形態の電力変換装置の全体構成を表す斜視図を、図2に図1の上面図を、図3に図2のA−A断面図を示す。
電力変換装置1000は、側板1110、天板1120、底板1130により構成される。また電力変換装置1000の上面には、枕木方向梁1161、1162と、進行方向梁1163、1164が設置され、電力変換装置1000の強度が保たれている。天板1120、底板1130の間には通風路底板1140が設置される。側板1110、天板1120、通風路底板1140により囲まれた空間は通風路1150であり、通風路1150の中を冷却風1210が流れる。また、側板1110、底板1130、通風路底板1140により囲まれた空間は回路部品搭載空間1600であり、中には電力変換装置1000の主回路を構成する半導体素子群1500、フィルタコンデンサ1610や、半導体素子群1500のスイッチングを制御するためのゲートドライバ1620が設置される。
回路部品搭載空間1600の中の半導体素子群1500は、冷却器1700の下面に設置される。冷却器1700は、通風路底板1140の下面側に気密性を持って接続されており、回路部品搭載空間1600の中に冷却風1210が流れ込まないようにしている。
一方、冷却器1700の上面側は通風路1150の中に設置される。冷却器1700と側板1110および天板1120は密着しておらず隙間が開いており、この隙間を通過する冷却風1210の量を少なくするために、冷却器1700の周辺の空間には風漏れ防止板1191、1192、1193、1194が冷却風の流れ方向に複数設置される。それぞれの風漏れ防止板1191、1192、1193、1194が設置される向きは、冷却風1210の流れと直交する方向である。また、風漏れ防止板1194は進行方向梁1163から下側に突き出すように設置される。
送風機1200は、吹き出し口の中心が冷却器1700のおよそ中心線上にくるように設置される。冷却風1210はフィルター1300を介して電力変換装置1000内に吸い込まれ、送風機1200の吹き出し口から冷却器1700に向かって供給される。ここで、送風機1200の吹き出し口の幅は冷却器1700の幅と比べて狭いため、通風路拡大板1171、1172により通風路1150は冷却器1700と同程度の幅に拡大され、通風路拡大板1171、1172は最も風上側に設置される風漏れ防止板1191に接続される。また、冷却風1210を冷却器1700に均一に供給するために、送風機1200の吹き出し口と冷却器1700の間には2枚の整風板1181、1182が設置される。この2枚の整風板1181、1182は、送風機1200の吹き出し口の中心に対してそれぞれ対称になるように設置され、風上側よりも風下側の隙間が広くなるように設置される。整風板1181、1182および冷却器1700を通過した冷却風1210はグリル1400から外部に排気される。
次に、電力変換装置の主回路構成と、半導体素子群を冷却する冷却器について詳細に説明する。図4に本発明の第1実施形態の電力変換装置における主回路の一部を表す回路図を示す。図4はコンバータ主回路の二相分を記載したものであり、本発明の第1実施形態はこの主回路が二つ並列接続される回路を搭載している。コンバータ主回路の一相分は、外側IGBTモジュール1510、内側IGBTモジュール1520、クランプダイオードモジュール1530を各々2台ずつ接続して構成される。具体的には、四つのIGBTモジュールが、外側IGBTモジュール1510、内側IGBTモジュール1520、内側IGBTモジュール1520、外側IGBTモジュール1510の順に直列接続され、当該直列接続された四つのIGBTモジュールは、互いに直列接続した二つのフィルタコンデンサ1610と並列に接続される。さらに、外側IGBTモジュール1510と内側IGBTモジュール1520の接続点同士が二つのクランプダイオードモジュール1530を介して接続され、二つのクランプダイオードモジュール1530の接続点と二つのフィルタコンデンサ1610の接続点同士が接続される。
図5に冷却器および半導体素子群の下面図を示す。冷却器1700の構成部品の一つである受熱ブロック1710は、2枚のアルミ製厚板で構成されており、各々が連結用ボルト1712によって連結される。また、受熱ブロック1710の端部には複数の冷却器固定用ネジ穴1711が開けられており、図3に記載の通風路底板1140に接続される。受熱ブロック1710の下面には、半導体素子群1500が並設される。半導体素子群1500は、冷却風1210の流れ方向に沿って、一相分を構成する各モジュールが外側IGBTモジュール1510、クランプダイオードモジュール1530、内側IGBTモジュール1520、クランプダイオードモジュール1530、外側IGBTモジュール1510の順に配置され、合計四相分の半導体素子群1500が冷却風1210と直交する方向に複数設置される。
図6に冷却器の上面図を、図7に図6のB−B断面図を、図8に図6のC−C断面図を、図9に図6のD−D断面図を、図10に図6のE−E断面図を、図11に図6のF−F断面図を示す。図6の中心線よりも上側に図示している点線はヒートパイプの受熱部を、中心線よりも下側に図示している点線は、下面に設置される半導体素子群1500の投影図を示している。受熱ブロック1710の上面側には、冷却風1210の流れ方向に沿って溝が複数形成されており、その溝に複数のU字型ヒートパイプ1720の受熱部1721と、複数のL字型ヒートパイプ1730の受熱部1731が、冷却風1210の流れ方向に沿って設置され、はんだ等のろう材1740を溝に流し込んで固めることで、受熱ブロック1710とU字型ヒートパイプ1720およびL字型ヒートパイプ1730は接合される。またU字型ヒートパイプ1720の放熱部1722およびL字型ヒートパイプ1730の放熱部1732は鉛直方向に立設され、各々の放熱部1722、1732には、放熱部の位置に合わせた貫通穴を有する複数のフィン1750が圧入される。
一方、受熱ブロック1710の上面の、ヒートパイプが設置される領域と冷却器固定用ネジ穴1711との間には、シール材1760が全周にわたって設置される。これにより、通風路底板1140と冷却器1700は気密を保って接続され、冷却風が半導体モジュールと直接接触することを防止している。
ヒートパイプの配置について説明する。図7に示すB−B断面では、各々のヒートパイプは冷却風1210の流れ方向に沿って、L字型ヒートパイプ1730、5本のU字型ヒートパイプ1720、L字型ヒートパイプ1730の順に設置される。ここで、冷却風の上流と下流の端部に配置されるL字型ヒートパイプ1730は、放熱部が内側となる向きに設置される。図8に示すC−C断面では、図7に示すU字型ヒートパイプ1720よりも放熱部の長さの短い短尺ヒートパイプ1780が設置され、冷却風1210の流れ方向に沿って、短尺ヒートパイプ1780、U字型ヒートパイプ1720、短尺ヒートパイプ1780、短尺ヒートパイプ1780、U字型ヒートパイプ1720、短尺ヒートパイプ1780の順に設置される。図9に示すD−D断面では、L字型ヒートパイプ1730、短尺ヒートパイプ1780、U字型ヒートパイプ1720、短尺ヒートパイプ1780、U字型ヒートパイプ1720、短尺ヒートパイプ1780、L字型ヒートパイプ1730の順に設置される。ここで、冷却風の上流と下流の端部に配置されるL字型ヒートパイプ1730は、放熱部が内側となる向きに設置される。図10に示すE−E断面では、U字型ヒートパイプ1720、短尺ヒートパイプ1780、U字型ヒートパイプ1720、U字型ヒートパイプ1720、短尺ヒートパイプ1780、U字型ヒートパイプ1720の順に設置される。図11に示すF−F断面では、U字型ヒートパイプ1720が6本設置される。図6に示すように、B−B断面、C−C断面、D−D断面、E−E断面、D−D断面、C−C断面、B−B断面、F−F断面、B−B断面、C−C断面、D−D断面、E−E断面、D−D断面、C−C断面、B−B断面、の順にヒートパイプを設置することで、ヒートパイプ受熱部1721、1731およびヒートパイプ放熱部1722、1732は千鳥状に配置される。つまり、B−B断面、D−D断面のように冷却風の上流と下流の端部にL字型ヒートパイプ1730の放熱部が内側となるように配置されたヒートパイプの列と、C−C断面、E−E断面、F−F断面のように冷却風の上流と下流の端部にU字型ヒートパイプ1720を配置したヒートパイプの列を、交互に配置することにより、ヒートパイプ受熱部1721、1731およびヒートパイプ放熱部1722、1732は千鳥状に配置されることになり、ヒートパイプ放熱部による通風抵抗を抑えつつ、受熱ブロック1710の全面にヒートパイプ受熱部を配置して放熱性能を向上させることができる。また、短尺ヒートパイプ1780も偏り無く配置される。本発明の第1実施形態では、ヒートパイプの総数196本に対し、短尺ヒートパイプは64本であり、全体の約3割である。
図12に図10の領域Gの拡大図を示す。受熱ブロック1710内において、U字型ヒートパイプ放熱部1722の真下の領域はヒートパイプ受熱部の無い領域1770であり、ヒートパイプ受熱部内部と比較して熱抵抗が大きく局所的に温度が高くなることが懸念される。しかし、図6に示すようにヒートパイプ受熱部1721、1731を千鳥状に配置することにより、例えばB−B断面における受熱部の無い領域1770の近傍には、C−C断面あるいはF−F断面におけるU字型ヒートパイプ受熱部1721が配置されるため、熱移動が促進されて局所的な温度上昇が抑制される。
次に、ヒートパイプと半導体素子群との位置関係を説明する。図7に示すB−B断面において、L字型ヒートパイプ1730は、外側IGBTモジュール1510の投影面上にL字型ヒートパイプ放熱部1732が設置される。風上側から1本目と5本目のU字型ヒートパイプ1720は、外側IGBTモジュール1510とクランプダイオードモジュール1530の双方の投影面上にU字型ヒートパイプ放熱部1722が設置される。風上側から2本目と4本目のU字型ヒートパイプ1720は、内側IGBTモジュール1520とクランプダイオードモジュール1530の双方の投影面上にU字型ヒートパイプ放熱部1722が設置される。風上側から3本目のU字型ヒートパイプ1720は、内側IGBTモジュール1520の風上側、風下側の双方の投影面上にU字型ヒートパイプ放熱部1722が設置される。
また、図11に示すF−F断面において、風上側から1本目と6本目のU字型ヒートパイプ1720は、外側IGBTモジュール1510のみの投影面上にU字型ヒートパイプ放熱部1722が設置される。風上側から2本目と5本目のU字型ヒートパイプ1720は、クランプダイオードモジュール1530のみの投影面上にU字型ヒートパイプ放熱部1722が設置される。風上側から3本目と4本目のU字型ヒートパイプ1720は、内側IGBTモジュール1520のみの投影面上にU字型ヒートパイプ放熱部1722が設置される。
次に、フィン構成について説明する。冷却風1210に対して風上側のヒートパイプ放熱部には複数の風上側フィン1751が、風下側のヒートパイプ放熱部には複数の風下側フィン1752が圧入される。複数の風上側フィン1751の各々のピッチは、風下側フィン1752の各々のピッチよりも大きくしており、フィンの枚数を少なくしている。本発明の第1実施形態では、風下側フィンが48枚であるのに対し、風上側フィンは24枚であり、両者の枚数の比は2対1である。また、製作性を考慮し、フィン1750を冷却風1210の流れと直交する方向に4分割している。
フィンとヒートパイプの接合について説明する。図13に図10の領域Hの拡大図を示す。フィン1750には、U字型ヒートパイプ放熱部1722の位置に対応した貫通穴が設けられ、貫通穴の周囲にバーリング1790が設けられ、フィン1750をU字型ヒートパイプ放熱部1722に圧入する際に、バーリング1790とU字型ヒートパイプ放熱部1722が面接触することで熱的に接続される。U字型ヒートパイプの放熱部1722には、放熱部の先端から根元までフィン1750が等間隔で接続されているのに対し、短尺ヒートパイプの放熱部1782ではフィン1750のうち根元側のみ、本発明の第1実施形態においては根元側の8枚のみ接続され、それよりも先端側にはバーリング1790を設けずにヒートパイプ放熱部とフィンを接続しないようにしている。
次に、冷却器と風漏れ防止板の位置関係について説明する。図14は図3の領域Iの拡大図であり、U字型ヒートパイプ放熱部1722の先端と、風漏れ防止板1194の位置関係を示している。U字型ヒートパイプ放熱部1722の先端は、先端以外と比較して直径が小さくなっておりフィン1751、1752を圧入することができないため、U字型ヒートパイプ放熱部1722の先端は最上段のフィンから20〜30mm程度突出している。一方、風漏れ防止板1194は各々のU字型ヒートパイプ放熱部1722の間の位置に設置される。風漏れ防止板1194と最上段のフィンとの隙間は5mm程度であり、U字型ヒートパイプ放熱部1722の先端と最上段のフィンとの隙間よりも小さくしている。
電力変換装置を鉄道車両客室の床下に搭載した状態を説明する。図15に車両走行方向から見た断面図を示す。紙面奥行き方向は車両走行方向を、左右方向は枕木方向を、上下方向は鉛直方向を示す。電力変換装置1000は客室2000の床下につり部材3000により接続される。冷却風1210は電力変換装置1000の内部を枕木方向に通風する。
次に、本発明の第1実施形態の効果について説明する。前記の通り、第1実施形態では、複数のヒートパイプのうち短尺ヒートパイプ1780を偏りなく配置し、さらに短尺ヒートパイプの放熱部1782には複数のフィン1750のうち根元側の4枚のみ接続している。根元側にのみフィン1750が接合されている短尺ヒートパイプの放熱部1782は、根元から先端まで複数のフィン1750が等間隔で接合されているものよりも、接合されるフィン1750の枚数が少ないために冷却風1210との熱抵抗が大きくなり、冷却風1210との温度差も大きくなるため、冷却風1210の温度がヒートパイプ内部の冷媒の凝固点以下であっても、冷媒が凍結することなく半導体素子群1500を効率良く冷却できる。
また、放熱部の根元側にのみ複数のフィン1750が接合されている短尺ヒートパイプ1780のみで冷却器を構成した場合、根元から先端まで複数のフィン1750が接続されているものよりも放熱面積が小さいため、冷却風1210の温度が冷媒の凝固点以上の場合には冷却性能が低下することが懸念されるが、両者を混在させることで、冷却風1210の温度が冷媒の凝固点以下の場合と、凝固点以上の場合での冷却性能を両立することができる。
また、ヒートパイプ内の冷媒が全て凍結するドライアウトが発生した際には半導体素子の温度上昇に伴ってヒートパイプ放熱部の根元の温度も上昇していくが、U字型ヒートパイプ1720、L字型ヒートパイプ1730よりも放熱部の短い短尺ヒートパイプ1780は放熱部1782の根元と先端の温度差を小さくできる、すなわち先端の温度を高くすることができるため、ドライアウトが発生しても凍結した冷媒を融解し、半導体素子群1500を効率良く冷却することができる。つまり、放熱部に接続されるフィンの枚数が異なる2種類以上のヒートパイプを組合せて冷却器を構成することにより、冷却風1210の温度が冷媒の凝固点以上の場合の冷却性能を維持しつつ、冷却風1210の温度が冷媒の凝固点以下の場合の冷媒凍結を防止することが可能となります。
また、U字型ヒートパイプ1720の受熱部1721が冷却風1210の流れと沿う方向に設置されることにより、冷却風1210に対して風下側から風上側への熱移動を促進させることができるため、冷却風の温度上昇による影響を平準化し、風下側の半導体素子の温度上昇を抑制することができる。また、U字型ヒートパイプ1720の放熱部1722が垂直方向に立ち上がるように立設され、U字型ヒートパイプ放熱部1722に複数のフィン1750が接合されて通風路1150内に設置されることにより、受熱ブロック1710からフィン1750への熱移動を促進させることができるため、フィン効率が向上する。また、冷却風1210の流れと直交する方向に発熱量の同じ半導体素子が並ぶように設置することにより、冷却風1210の流れと直交する方向の温度を均一にすることができる。そのため、温度の均一化を図るために、冷却風の流れと直交する方向に沿ってヒートパイプを設置する必要がなく、ヒートパイプの受熱部を冷却風の流れ方向に揃えることができ、製造が容易となる。また、発熱量の大きいIGBTモジュールの間に発熱量の小さいクランプダイオードモジュールを設置することにより、発熱量の大きいIGBTモジュールから発熱量の小さいクランプダイオードモジュールへ熱が移動し、受熱ブロック内での効率的な熱の分散をはかることができるため、半導体素子群1500の温度を平準化することができる。
また、回生時に発熱量が大きくなる外側IGBTモジュール1510と、IGBTモジュールよりも発熱量の小さいクランプダイオードモジュール1530の双方の投影面上にU字型ヒートパイプ1720の受熱部1721を設置することにより、回生時に外側IGBTモジュール1510からクランプダイオードモジュール1530側への熱移動を促進することができ、双方の温度を平準化することができる。また、力行時に発熱量が大きくなる内側IGBTモジュール1520とクランプダイオードモジュール1530の双方の投影面上にU字型ヒートパイプ1720の受熱部1721を設置することにより、力行時に内側IGBTモジュール1520からクランプダイオードモジュール1530側への熱移動を促進することができ、双方の温度を平準化することができる。また、単一の半導体素子の投影面上にU字型ヒートパイプ1720の受熱部1721を設置することにより、このヒートパイプは当該半導体素子のみの熱をフィン1750へ輸送する役割を持つことになり、これらのヒートパイプを混在させることで、局所的な温度上昇を抑制し、半導体素子群1500の温度を平準化することができる。
また、U字型ヒートパイプ1720の放熱部1722を千鳥状に設置することにより、フィン1750とヒートパイプの接合部が均等に配置され、フィン1750に均等に熱が輸送されるため、フィン効率が向上する。さらに、ヒートパイプの放熱部が正方状に配置された場合と比較してフィン間ならびにヒートパイプ間の流路の断面積が広くなるため、フィン間の通風抵抗が小さくなり、送風機1200を用いて冷却する際に冷却風1210を多く供給することができるため、半導体素子群1500を効率良く冷却することができる。
また、最も風上側の位置、あるいは最も風下側の位置、あるいは風上側、風下側の双方にL字型ヒートパイプ1730を放熱部が内側となるように設置することにより、フィン1750の投影面の外側にL字型ヒートパイプ1730の受熱部1731を設置することができるようになる。これにより、半導体素子をフィン1750の投影面の外側に設置しても、L字型ヒートパイプ1730により半導体素子の熱を効率良く内側のフィン1750に輸送することができるため、フィン1750を小型化することができる。
また、複数のフィン1750を冷却風の流れ方向に対して分割し、空気温度の低い風上側のフィン1751のピッチを、空気温度の高い風下側のフィン1752よりも大きくしてフィン枚数を少なくすることにより、フィン間の通風抵抗を小さくでき、送風機1200を用いて冷却する際に冷却風1210を多く供給することができるため、半導体素子群1500を効率良く冷却することができる他、冷却器1700を軽量化することができる。
また、通風路1150において、フィン1750の風上側に複数の整風板1181、1182を設置することにより、送風機1200からフィン1750に供給される冷却風1210の風速を、冷却風1210の流れと直交する方向において均一にすることができるため、フィン1750の幅が送風機1200の吹き出し口の幅に対して大きい場合においても半導体素子群1500を効率良く冷却できる。
また、通風路1150において、U字型ヒートパイプ放熱部1722の最も先端側に接合されるフィンと、通風路1150を構成する天板1120との間に、冷却風1210の流れと直交する方向に複数の風漏れ防止板1191、1192、1193、1194を設置することにより、冷却風1210がフィン間から漏れるのを防ぐことができるため、半導体素子群1500を効率良く冷却できる。さらに、複数の風漏れ防止板1191、1192、1193、1194とU字型ヒートパイプ放熱部1722の先端側に接合されるフィンとの距離を、先端側に接合されるフィンとU字型ヒートパイプ放熱部1722の先端との距離よりも短くすることで、フィン間から漏れる冷却風1210の量をさらに少なくすることができる。
また、風漏れ防止板1194は、通風路1150内の強度を保つための梁1160を兼ねている。これにより、部品点数を少なくすることができるため、コストの低減や組立性の向上をはかることができる。
これらの構成により、半導体素子群1500を効率良く冷却でき、小型、軽量、低コストで組立性の良い電力変換装置1000を鉄道車両に搭載することができる。
本発明の第1実施形態の効果を検証するために、汎用熱流体解析ソフトを用いて各半導体素子の温度を計算し、特許文献1と比較した。前記の通り、特許文献1では一相分の回路を構成する複数の半導体素子群を冷却風の流れと直交する方向に設置しているのに対し、本発明の第1実施形態では冷却風の流れに沿う方向に設置している。フィン構成、冷却風量はそれぞれの構成で等しくし、図16に示す各半導体素子の熱損失を運転条件毎に与えた。なお、図16では、各半導体素子の損失を、力行運転での全損失を基準とした相対値で表記している。
図17〜図20は、汎用熱流体解析ソフトにて計算した各半導体素子の温度上昇を示している。図17は特許文献1に記載の電力変換装置における力行時の温度上昇、図18は回生時の温度上昇、図19は本発明の第1実施形態の電力変換装置における力行時の温度上昇、図20は回生時の温度上昇である。図中の下線付き数値は、図17〜図20の中での最大温度上昇値を基準とした相対値(以降、温度上昇比と呼ぶ)である。これらの図によると、特許文献1における最大温度上昇比は力行時で1.00、回生時で0.78であるのに対し、本発明の第1実施形態では力行時で0.77、回生時で0.76であった。また、温度上昇比の最大値と最小値の差、すなわち温度バラつきは、特許文献1では力行時で0.59、回生時で0.46であるのに対し、本発明の第1実施形態では力行時で0.34、回生時で0.35であった。これより、本発明では特許文献1と比較して、各半導体素子の温度バラつきが低減しており、最大温度も低くなることが示された。特に、力行時では温度の低減効果が大きく、半導体素子の最大温度上昇を23%低減できることが示された。
なお、本発明では3レベルコンバータ主回路を例に挙げたが、本発明を3レベルインバータ主回路にも適用することができる。さらに、第2〜11の発明においては、2レベルのコンバータやインバータにも適用することができる。また、第1実施形態では、短尺ヒートパイプ1780、および放熱部の根元側のみにフィン1750を接続しているヒートパイプの本数は64本であり、ヒートパイプ総数の3割程度であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、総数に対し2割から5割程度が望ましい。また、第1実施形態では、根元側のみに接続されるフィン1750を、風上側フィン1751の総数24枚に対し8枚としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、総数に対し1割から5割程度が望ましい。また、図21に示すように、放熱部1782に接合するフィンと接合しないフィンを交互に配置しても良い。また、風上側のヒートパイプを図13に示すような放熱部の根元側8枚のみにフィン1750を接続する構成とし、風下側のヒートパイプを図21に示すような放熱部の根元側をフィンに交互に接続する構成としても良い。さらに、根元側のみにフィン1750を接続している放熱部の、フィン1750を接続していない先端部分を断熱材などで覆うことで、放熱部の根元と先端の温度差をより小さくすることができる。
図22に本発明の第2実施形態の電力変換装置におけるヒートパイプの配置を示す。第2実施形態では、風上側のL字型ヒートパイプ1730を削除し、実施例1よりもヒートパイプの本数を少なくしている。他の構成は実施例1と同様である。風上側の温度が風下側の温度よりも低くなる場合には、このように風上側のヒートパイプの本数を少なくすることでフィン間の通風抵抗をさらに小さくできるため、半導体素子群1500を効率良く冷却することができ、さらに製造コストを低減することができる。
図23に本発明の第3実施形態の電力変換装置におけるフィンの構成を示す。第3実施形態では、実施例1のようにフィン1750を風上側・風下側で分割せずに、すべて同じピッチ、同じ枚数とした。他の構成は実施例1と同様である。風上側の温度を低減させたい場合には、このような構成とすることで、風上側の冷却性能が良くなるため、風上側の半導体素子群1500を効率良く冷却することができる。
図24に本発明の第4実施形態の電力変換装置における整風板を示す。第4実施形態では、送風機1200の吹き出し口と冷却器1700の間の整風板の枚数を4枚に増やしている。他の構成は実施例1と同様である。このように整風板の枚数を多くすることで、冷却器1700に供給される冷却風の風速をより均一にすることができるため、半導体素子群1500を効率良く冷却することができる。
1000 電力変換装置
1110 側板
1120 天板
1130 底板
1140 通風路底板
1150 通風路
1161、1162 枕木方向梁
1163、1164 進行方向梁
1171、1172 通風路拡大板
1181〜1184 整風板
1191〜1195 風漏れ防止板
1200 送風機
1210 冷却風
1300 フィルター
1400 グリル
1500 半導体素子群
1510 外側IGBTモジュール
1520 内側IGBTモジュール
1530 クランプダイオードモジュール
1600 回路部品搭載空間
1610 フィルタコンデンサ
1620 ゲートドライバ
1700 冷却器
1710 受熱ブロック
1711 冷却器固定用ネジ穴
1712 連結用ボルト
1720 U字型ヒートパイプ
1721 U字型ヒートパイプ受熱部
1722 U字型ヒートパイプ放熱部
1730 L字型ヒートパイプ
1731 L字型ヒートパイプ受熱部
1732 L字型ヒートパイプ放熱部
1740 ろう材
1750 フィン
1751 風上側フィン
1752 風下側フィン
1760 シール材
1770 受熱部の無い領域
1780 短尺ヒートパイプ
1781 短尺ヒートパイプ受熱部
1782 短尺ヒートパイプ放熱部
1790 バーリング
2000 客室
3000 つり部材

Claims (20)

  1. 電力変換回路を構成する複数の半導体素子と、前記電力変換回路を内部に搭載する筺体と、半導体素子からの熱を外気に放熱する冷却器と、前記冷却器に冷却風を供給する送風機と、前記冷却器を内部に備え前記冷却風を通風させる通風路、を備える電力変換装置であって、
    前記冷却器は、受熱ブロック、複数のU字型ヒートパイプ、複数のフィンで構成され、
    前記受熱ブロックの一側面には前記複数の半導体素子が並設され、
    前記受熱ブロックの反対面には前記複数のU字型ヒートパイプの受熱部が前記冷却風の流れに沿う方向に埋設され、前記複数のU字型ヒートパイプの放熱部が垂直方向に立ち上がるように立設され、
    前記U字型ヒートパイプの放熱部には前記複数のフィンが接合されて前記通風路内に設置され、
    前記複数の半導体素子は、回生運転時に発熱量の大きくなる複数の第1IGBTモジュールと、力行運転時に発熱量の大きくなる複数の第2IGBTモジュールと、前記IGBTモジュールと比較して発熱量の小さい複数のクランプダイオードモジュールで構成され、
    冷却風の流れと直交する方向に発熱量の同じ半導体素子が並ぶように設置され、かつ前記クランプダイオードは、冷却風の流れ方向に対して前記第1IGBTモジュールと前記第2IGBTモジュールの間に設置されることを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記受熱ブロックには、前記ヒートパイプの受熱部が第1IGBTモジュールとクランプダイオードモジュールの双方の投影面上に設置されるU字型ヒートパイプと、第2IGBTモジュールとクランプダイオードの双方の投影面上に設置されるU字型ヒートパイプと、単一の半導体素子の投影面上に設置されるU字型ヒートパイプが、それぞれ複数設置されていることを特徴とする、請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記複数のU字型ヒートパイプは、それぞれの放熱部が千鳥状になるように設置されることを特徴とする、請求項2に記載の電力変換装置。
  4. 前記冷却器において、冷却風に対して最も風上側の位置、あるいは最も風下側の位置、あるいは風上側、風下側の双方に放熱部が冷却器の内側となるようにL字型ヒートパイプを設置することを特徴とする、請求項3に記載の電力変換装置。
  5. 前記複数のフィンを冷却風の流れ方向に対して分割し、冷却風に対して風上側のフィンのピッチを風下側よりも大きくしてフィン枚数を少なくしたことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の電力変換装置。
  6. 前記通風路において、前記フィンの風上側に複数の整風板が設置されていることを特徴とする、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  7. 前記通風路において、前記ヒートパイプ放熱部の最も先端側に接合されるフィンと、通風路を構成する壁との間には、冷却風の流れと直交する方向に平板が設置され、前記平板と前記先端側に接合されるフィンとの距離が、前記先端側に接合されるフィンとヒートパイプ放熱部の先端との距離よりも短いことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  8. 前記平板は、前記通風路を構成する壁と接合されることにより、前記通風路内の強度を保つための梁であることを特徴とする、請求項7に記載の電力変換装置。
  9. 電力変換回路を構成する複数の半導体素子と、
    半導体素子からの熱を外気に放熱する冷却器を備え、
    前記冷却器は、受熱ブロック、複数のヒートパイプ、複数のフィンで構成され、
    前記受熱ブロックの一側面には、前記複数の半導体素子が並設され、
    前記受熱ブロックの反対面には、前記複数のヒートパイプの一部が埋設され、
    前記複数のヒートパイプは、前記受熱ブロックに埋設される受熱部と、前記受熱ブロックから突き出して立設される放熱部を備え、
    前記放熱部には、複数のフィンが接合され、
    前記複数のヒートパイプは、放熱部の根元から先端まで複数のフィンが接合されている第1ヒートパイプと、少なくとも放熱部の根元側に前記第1ヒートパイプよりも少ない数のフィンが接合される第2ヒートパイプと、を有していることを特徴とする、請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  10. 前記第2ヒートパイプは、前記第1ヒートパイプよりも、放熱部が短いことを特徴とする、請求項9に記載の電力変換装置。
  11. 請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の電力変換装置を搭載した鉄道車両の駆動システム。
  12. 電力変換回路を構成する複数の半導体素子と、
    半導体素子からの熱を外気に放熱する冷却器を備え、
    前記冷却器は、受熱ブロック、複数のヒートパイプ、複数のフィンで構成され、
    前記受熱ブロックの一側面には、前記複数の半導体素子が並設され、
    前記受熱ブロックの反対面には、前記複数のヒートパイプの一部が埋設され、
    前記複数のヒートパイプは、前記受熱ブロックに埋設される受熱部と、前記受熱ブロックから突き出して立設される放熱部を備え、
    前記放熱部には、複数のフィンが接合され、
    前記複数のヒートパイプは、放熱部の根元から先端まで複数のフィンが接合されている第1ヒートパイプと、少なくとも放熱部の根元側に、前記第1ヒートパイプよりも少ない数のフィンが接合される第2ヒートパイプと、を有していることを特徴とする電力変換装置。
  13. 前記第2ヒートパイプは、前記第1ヒートパイプよりも、放熱部が短いことを特徴とする、請求項12に記載の電力変換装置。
  14. 前記第2ヒートパイプの放熱部の根元側には複数のフィンが接合され、
    前記第2ヒートパイプの放熱部の先端側は、断熱材で覆われることを特徴とする、請求項12又は請求項13に記載の電力変換装置。
  15. 前記第2ヒートパイプの数を、ヒートパイプの総数の2割〜5割とすることを特徴とする、請求項12乃至請求項13のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  16. 第2ヒートパイプの放熱部に接合されるフィンの枚数を、第1ヒートパイプの放熱部に接合されるフィンの枚数の1割〜5割とすることを特徴とする、請求項12乃至請求項15のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  17. 電力変換回路を構成する複数の半導体素子と、
    半導体素子からの熱を外気に放熱する冷却器を備え、
    前記冷却器は、受熱ブロック、複数のヒートパイプ、複数のフィンで構成され、
    前記受熱ブロックの一側面には、前記複数の半導体素子が並設され、
    前記受熱ブロックの反対面には、前記複数のヒートパイプの一部が埋設され、
    前記複数のヒートパイプは、前記受熱ブロックに埋設される受熱部と、前記受熱ブロックから突き出して立設される放熱部を備え、
    前記放熱部には、複数のフィンが接合され、
    前記複数のヒートパイプ及び前記複数のフィンは、冷却風が流れる通風路に配置され、
    前記ヒートパイプ放熱部の最も先端側に接合されるフィンと、前記通風路を構成する壁との間には、冷却風の流れと直交する方向に平板が設置されることを特徴とする電力変換装置。
  18. 前記平板と前記最も先端側に接合されるフィンとの距離が、前記ヒートパイプ放熱部の先端と前記最も先端側に接合されるフィンとの距離よりも短いことを特徴とする、請求項17に記載の電力変換装置。
  19. 前記平板は、前記通風路を構成する壁と接合されることにより、前記通風路を補強することを特徴とする請求項17又は請求項18に記載の電力変換装置。
  20. 前記冷却器に冷却風を送風する送風機の吹き出し口と前記冷却器との間に、複数の整風板を備え、前記複数の整風板は、風上側よりも風下側の隙間が広くなるように設置されることを特徴とする請求項17又は請求項18に記載の電力変換装置。
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