JP2013203449A - 合成樹脂製ヒンジキャップ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】注出ノズル頂部に形成された切取り部60の上面にヒンジ側と反対側の偏心位置に係止支柱61が突出形成され、上蓋20の天壁内面には係止支柱61と係合している係止筒42が形成されてなり、切取り部60の肉厚は係止支柱側肉厚部、中間薄肉部、ヒンジ側厚肉部に区分され、開封の進行にともなって中間薄肉部が撓むことにより、開封を容易にすることができると共に、ヒンジ側厚肉部により樹脂フィルムの伸びを抑制して良好な破断面を得ることができる。
【選択図】図1
Description
前記切取り部は、係止支柱側肉厚部、中間薄肉部、ヒンジ側厚肉部に区分され、前記係止支柱側肉厚部に前記係止支柱が立設し、該係止支柱側肉厚部から段差を介して前記係止支柱側肉厚部より肉厚の薄い中間薄肉部に連接し、且つ該中間薄肉部から段差を介して該中間薄肉部より肉厚の厚いヒンジ側肉厚部が連接してなることを特徴とする合成樹脂製ヒンジキャップである。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の合成樹脂製ヒンジキャップにおいて、前記係止支柱は頂部が膨出する係止頭部を有し、前記被係合手段は、上蓋の天面から垂下して前記係止頭部が嵌合する係止筒からなり、該係止筒の下端に前記係止頭部の下面が係止する係止部を有し、該係止部と前記係止頭部の下端面との間には、前記上蓋の開封初期に上蓋と容器本体の係合が外れるまで前記係止部が係止支柱に沿ってスライドできる空間が形成されていることを特徴とするものである。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3何れかに記載の合成樹脂製ヒンジキャップにおいて、前記中栓には、中栓に形成された前記係止支柱を前記上蓋に形成された被係合手段に対して位置決めして該中栓をキャップ本体に嵌合するための位置決め手段が形成されていることを特徴とするものである。
請求項3の発明によれば、さらに係止支柱と係止筒との係止は、上蓋の開封初期に上蓋と容器本体との係合が外れるまで、係止筒の係止部が係止支柱に沿ってスライドできる関係になっているので、弱化部の初期破断時には上蓋の開口力を弱化部の破断に集中させることができ、開口負荷を低減させて初期破断が容易となる。
請求項4の発明によれば、中栓には位置決め手段が形成されているので、係止支柱と係止筒を偏心して形成しても確実に両者を係合させることができ、組み立てが容易となる。
請求項5の発明によれば、請求項1の発明の中栓とキャップ本体を一体に形成して成形工程を短縮し、成形コストの軽減を図ることができる。
図1(a)は、本発明の一実施形態に係るヒンジキャップの断面図である。本実施形態のヒンジキャップ1は、ポリプロピレン又はポリエチレン等の比較的柔らかい合成樹脂で成形され、ボトルに装着して注出ノズルが咥え易い大きさの細径ノズル状に突出した注出ノズルを備え、内容物を直接飲用できるようなヒンジキャップであり、後述する図7、図8に示すように、上蓋を開封することによって、注出ノズル先端部に形成された弱化部を破断して開栓でき、上蓋を閉じることによってリシールでき、初期開栓後は上蓋を取り外すことなくワンタッチで開閉でき、例えばスポーツ中に片手で保持して開栓・採飲・リシールができ、スポーツ飲料等に適した合成樹脂製キャップである。しかしながら、本実施形態のヒンジキャップはスポーツ飲料に限らず他の飲料や調味料等内容物が限定されるものではない。
キャップ本体2は、図2にその外面を示し、図3に断面を示しているように、ボトル容器の口部に螺合するスカート壁10、該スカート壁の上方に後述する中栓の注出ノズルを覆うカップ状の上蓋20がヒンジ片を介して一体に形成されている。スカート壁10の上端部には、内方に突出する中栓嵌合用の所定高さの円筒壁13が延びその上端が内フランジ状に屈曲して、後述する中栓の係止フランジと係合して軸方向離脱を係止する環状係止部14となっている。そして、環状係止部14の上に上蓋が連接して設けられている。キャップ本体2と上蓋20との連設部は、図2及び図3に明示するように、ヒンジ部21と第2タンパーエビデントバンド27とから構成されている。ヒンジ部21は、図2(d)、図3(a)に示すように、環状係止部14の上端と上蓋の下端とを所定間隔を有して一対の薄肉片からなるヒンジ片22、22で連結され、該ヒンジ片間に上蓋を開蓋した状態で図7(g)に示すように略水平状態に保つための開封保持係止手段が形成されている。該開封保持手段は、環状係止部14上端から突出し、その上端面の外周縁が一対の前記ヒンジ片22、22位置より半径方向に外方に突出した凸条23(図3(b)参照)を有する本体側保持片24と、上蓋の下端から軸方向に突出した厚肉状の上蓋側保持片25とが所定の隙間を有して対向して配置されている。ヒンジ片の長さ及び保持片間の隙間は、図6に示すように、蓋を封鎖状態から開封する際に、ヒンジ片22、22が外方に傾くことによって、上蓋側保持片25の外周縁又はその上方の上蓋下端外周が前記凸条23に当たりそこを支点としてヒンジ片が伸びながら上蓋を上側に回動することにより上蓋側保持片の先端がヒンジ片が最大に延びて凸条23との係合位置を超えると張力が逆方向に作用してクリックモーションにより上蓋側保持片25の外周面26が図7(g)、図8(b)に示すように、スカート壁外周面に当たり、その状態を維持されるように形成されている。
なお、図中、11はスカート壁内周面に形成された雌ネジであり、28は第2タンパーエビデントバンド27の外周面に立設した摘み部である。30はキャップ本体とボトル間の開封を識別するための第1タンパーエビデントバンドであり、スカート壁下端に弱化部31を介して連接され、公知の手段が適宜採用できる。32は第1タンパーエビデントバンドの内周面に形成されたフラップ片である。本実施形態では、キャップ本体を容器に螺合するネジキャップを採用しているが、ネジキャップに限らず打栓キャップであってもよく、その形式は限定されるものではない。
特に(3)の手段により、開封に際して後述する図7(c)〜(f)に示すように、薄肉部が次第に下方に撓むことにより、係止支柱の開封軌跡が抵抗なく上蓋の開封軌跡と等しくなり、開封を容易にすることができると共に、(4)の手段により切取り部の切取り除去に際して樹脂フィルムの伸びを抑制して良好な破断面を得ることができる。
切取り部60は、注出ノズルの頂部パネル55に無端状の弱化部65で区画形成され、図5(a)及び(b)に示すように、係止支柱側肉厚部66、中間薄肉部67、ヒンジ側厚肉部68に区分され、係止支柱側肉厚部66に係止支柱61が立設し、係止支柱側肉厚部66から段差部69aを介して係止支柱側肉厚部より肉厚の薄い中間薄肉部67に連接し、且つ中間薄肉部67から段差部69bを介して中間薄肉部より肉厚の厚いヒンジ側肉厚部68が連接している。そして、段差部69a、69bはそれぞれ上蓋のヒンジ線と略並行となるように切取り部を横断して形成されている。そのため、開封時に係止支柱61が上蓋によって持ち上げられる際、段差部69a、69bが折れ目となる。
なお、ここでヒンジ線とは、上蓋(ヒンジ蓋)がキャップ本体に対して揺動軸線となる揺動部の幅方向の仮想線を指し、本実施形態では一対の揺動片22、22の中心間を結ぶ仮想直線をいう。
また、本実施形態では図5(a)に示すように頂部パネル55の上面は面一となっており、切取り部60の係止側肉厚部66及びヒンジ側肉厚部68は中間薄肉部67に対して裏面側で突出して肉厚となっているように形成することによって、成形を容易にしているが、必ずしもその形状に限るものではない。
図7(a)は、ヒンジキャップ1をボトル口に螺合してボトル100を密封している状態を示し、この状態から第2タンパーエビデントバンド27の外周面に立設した摘み部28を指で摘んで外方に向けて引っ張り、第2タンパーエビデントバンド27に連接する破断可能なブリッジを破断する。その後上蓋20の指係合部45を指で押し挙げ、上蓋20がヒンジ片22を介して上方に回動することにより、上蓋20の係合突起44と中栓3の係合リム59の係合が外れ(図7(b))、次いでリシール筒46の係合部と注出ノズル51上端外周部の環状係合部69との係合も外れる。或いは第2タンパーエビデントバンド27に変えて、上蓋下端縁とスカート壁上端縁とを破断可能なブリッジで連結することも可能である。この場合上蓋20の指係合部45を指で押し挙げることで、ブリッジを破断する動作と上蓋の回動動作とを同時に行うことが出来る。
その後係止筒42の係止部43が係止支柱61の係止頭部62と圧接して、ヒンジ結合された上蓋の開封方向円弧軌跡に沿って係止支柱を引き上げる作用をして、弱化部65のヒンジと反対側頂部に初期破断を起こさせる。つまり中栓の天壁外周面に設けた係合リム59との係合、及びリシール筒46の係合部と注出ノズル51上端外周部の環状係合部69との係合が外れてからあるいは外れる途中で、係止突起の頭部下端と係止筒の係止部43とが係合し、初期破断させる(図7(b)→(c))。弱化部に初期破断を起こさせるのに、従来大きな破断力を要するが、本実施形態では、切取り部60と上蓋20との係止位置をヒンジ部から最も遠い位置に偏心して設けたので、ヒンジ回動半径を大きくして係止支柱に垂直方向に近い張力が作用するようにしたこと、弱化部の初期破断タイミングをタンパーエビデントバンドの破断及び上蓋と中栓の係合が外れた後になるようにして、上蓋の開口力を弱化部の初期破断に集中させたこと、及び切取り部の係止支柱の立設位置近傍を肉厚にして切取り部が伸びずに張力が確実に作用するようにしたことで、極めて容易に初期破断を起こさせることができる(図7(b)〜(c))。
したがって、図8(b)に示すように、上蓋が邪魔にならず中栓の開口から内容液を直接注出又は飲むことができる。また、注出後は上蓋を回動させて閉じるのみで、図8(c)示すようにリシール筒46の係合部と注出ノズル51上端の環状係合部69が密着し、且つ上蓋のフレア壁下端の係合突起44が中栓の係合リム59と係合して中栓を上蓋で密封する。
したがって、本実施形態のヒンジキャップによれば、図8に示すように、密封状態(a)から開口して、従来のネジキャップの場合のようにキャップを取り外す必要がなく、かつ上蓋を反転状態に開いた状態で注出・又は採飲することができ(図8(b))、その後図8(b)の状態から上蓋を反時計方向に押し上げることによってボトルをワンタッチでリシールすることができる(図8(c))でき、内容液の注出とリシールの繰り返しをワンタッチできる。
上記実施形態では、ヒンジキャップをキャップ本体と中栓の2ピースで構成した場合を示したが、本発明は必ずしも2ピースに限らず、3ピース又は1ピースのヒンジキャップにも適用できる。図9は1ピースのヒンジキャップに適用した場合の実施形態を示している。
本実施形態のヒンジキャップ80は、図1に示す実施形態におけるヒンジキャップにおいて、中栓とキャップ本体を一体に成形したものに相当し、密封構造、開封構造等の基本構造は前記実施形態と同様であるので、同様な部分には同じ引出符号を付し、相違点のみ説明する。
本実施形態のヒンジキャップ80の場合は、全体が一体成形されているので、中栓部の切取り部60と上蓋部を結合する中栓部82の係止支柱61と上蓋部83の係止筒42の位置決めする必要がないので、前記実施形態のように位置決めリブや回り防止突起等を設ける必要がなく、また組立冶具に位置決め凹部を設ける必要はないが、図9に示す状態から上蓋部を閉じて係止支柱61の係止頭部62と係止筒42の係止突起44とを係合させるためには、前記した理由により専用の組立冶具を用いるのが望ましい。
なお、図9において、キャップ本体部81のスカート壁85の中間下方部には、上蓋部83が閉じられた状態で開封用の指係合部85の先端部外周部分と指係合部85が位置している部分のスカート壁85の外面を覆う帯状カバーであるタンパーエビデンスバンド86が、破断可能な弱化線87を介して連結されている。したがって、容器に装着されて未開封の状態では、タンパーエビデントバンド86を破断して拡げないと指係合部85に指を係合することはできない。その後の開封動作は前記実施形態とほぼ同様にして、上蓋の開封と共に切取り部を破断除去そして開封を行うことができる。
3 中栓 10 スカート壁
11 雌ネジ 13 円筒壁
14 環状係止部 20 上蓋
21 ヒンジ部 22 ヒンジ片
23 凸条 24 本体側保持片
25 上蓋側保持片 26 外周面
27 第2タンパーエビデントバンド 28 摘み部
30 第1タンパーエビデントバンド 31 弱化部
32 フラップ片 34 回り止め凹部
40 フレア壁 41 天壁
42 係止筒 43 係止部
44 係合突起 47 隙間
45 指係合部 46 リシール筒
49 インナーリング
50 中栓本体 51 注出ノズル
52 係止フランジ 53 円筒壁
54 頂壁 55 頂部パネル
56 回り止め防止突起 57 位置決めリブ
58 頂部シール溝 59 係合リム
60 切取り部 61 係止支柱
62 係止頭部 63 支柱部
65 弱化部 66 係止支柱側肉厚部
67 中間薄肉部 68 ヒンジ側肉厚部
69a、69b 段差部 70 組立軸
71 注出ノズル嵌合部 72 頂部シール溝嵌合部
74 位置決め凹部 81 キャップ本体部
82 中栓部 83 上蓋部
85 指係合部 86 タンパーエビデントバンド
87 弱化線
Claims (5)
- ボトル口に係合するスカート壁とヒンジ片を介して一体に形成された上蓋とからなるキャップ本体と、ボトル口を閉塞する中栓とからなる合成樹脂製ヒンジキャップにおいて、
前記中栓は、ボトル口頂部に嵌合する中栓本体と該中栓本体の環状頂壁の内側端から上方に突出する注出ノズルからなり、該注出ノズルの上部内周面には破断可能な弱化部で囲まれたボトル口を閉塞する切取り部が形成され、
前記切取り部の上面に前記上蓋のヒンジ部と反対側の偏心位置に柱状の係止支柱が突出形成され、前記上蓋の天壁内面には前記係止支柱と係合している被係合手段が形成されてなり、
前記切取り部は、係止支柱側肉厚部、中間薄肉部、ヒンジ側厚肉部に区分され、前記係止支柱側肉厚部に前記係止支柱が立設し、該係止支柱側肉厚部から段差を介して前記係止支柱側肉厚部より肉厚の薄い中間薄肉部に連接し、且つ該中間薄肉部から段差を介して該中間薄肉部より肉厚の厚いヒンジ側肉厚部が連接してなることを特徴とする合成樹脂製ヒンジキャップ。 - 前記係止支柱側肉厚部と前記中間薄肉部間の段差、及び前記中間薄肉部と前記ヒンジ側肉厚部間の段差は、それぞれ上蓋のヒンジ線と略並行となるように切取り部を横断して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の合成樹脂製ヒンジキャップ。
- 前記係止支柱は頂部が膨出する係止頭部を有し、前記被係合手段は、上蓋の天面から垂下して前記係止頭部が嵌合する係止筒からなり、該係止筒の下端に前記係止頭部の下面が係止する係止部を有し、該係止部と前記係止頭部の下端面との間には、前記上蓋の開封初期に上蓋と容器本体の係合が外れるまで前記係止部が係止支柱に沿ってスライドできる空間が形成されている請求項1又は2に記載の合成樹脂製ヒンジキャップ。
- 前記中栓には、前記係止支柱を前記上蓋に形成された被係合手段に対して位置決めして該中栓をキャップ本体に嵌合するための位置決め手段が形成されている請求項1〜3何れかに記載の合成樹脂製ヒンジキャップ。
- ボトル口に係合するスカート壁と該スカート壁の上端から内方に突出する環状頂壁と該環状頂壁の内側端から上方に突出する注出ノズルからなるキャップ本体と該キャップ本体にヒンジ片を介して一体に形成された上蓋とからなる合成樹脂製ヒンジキャップにおいて、
該注出ノズルの上部内周面には破断可能な弱化部で囲まれたボトル口を閉塞する切取り部が形成され、
前記切取り部の上面に前記上蓋のヒンジ側と反対側の偏心位置に柱状の係止支柱が突出形成され、前記上蓋の天壁内面には前記係止支柱と係合している被係合手段が形成されてなり、
前記切取り部は、係止支柱側肉厚部、中間薄肉部、ヒンジ側厚肉部に区分され、前記係止支柱側肉厚部に前記係止支柱が立設し、該係止支柱側肉厚部から段差を介して前記係止支柱側肉厚部より肉厚の薄い中間薄肉部に連接し、且つ該中間薄肉部から段差を介して該中間薄肉部より肉厚の厚いヒンジ側肉厚部が連接してなることを特徴とする合成樹脂製ヒンジキャップ。
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JP5752076B2 (ja) | 2015-07-22 |
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