JP2013192128A - 中継装置及び中継方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】リモート環境からのネットワークトラヒックをリアルタイムでモニタする。
【解決手段】MPSL対応のレイヤ2スイッチ18aは、出力ポート情報を格納する機能を有し、予め指定されたポート31を通るフレームをミラーリングし、ミラーリングしたミラーリングフレームをカプセル化部34に送る。カプセル化部34は、予め決められた転送先アドレスを含む情報に対応するラベルを付加してカプセル化し、カプセル化されたフレームをスイッチング部27に送る。スイッチング部27は、カプセル化されたフレームを出力ポート情報に対応する出力ポート29に出力する。出力ポート29から出力されるカプセル化されたフレームは、複数のレイヤ2スイッチで構成されるネットワークに予め設定されたトンネルを使ってオペレーションセンターの測定器に転送される。
【選択図】図2
【解決手段】MPSL対応のレイヤ2スイッチ18aは、出力ポート情報を格納する機能を有し、予め指定されたポート31を通るフレームをミラーリングし、ミラーリングしたミラーリングフレームをカプセル化部34に送る。カプセル化部34は、予め決められた転送先アドレスを含む情報に対応するラベルを付加してカプセル化し、カプセル化されたフレームをスイッチング部27に送る。スイッチング部27は、カプセル化されたフレームを出力ポート情報に対応する出力ポート29に出力する。出力ポート29から出力されるカプセル化されたフレームは、複数のレイヤ2スイッチで構成されるネットワークに予め設定されたトンネルを使ってオペレーションセンターの測定器に転送される。
【選択図】図2
Description
本発明は、ネットワーク内でフレームやパケット等のPDU(Protocol Data Unit)の情報を中継するルータやスイッチ等の中継装置及び中継方法に関する。
従来、ネットワークの中継装置としては、OSI参照モデルのデータリンク層(第2層)のデータでフレームの行き先を判断して転送を行うレイヤ2スイッチ(L2SW)が知られている。L2SWを用いることにより、複数の中継装置間で1対1のデータ転送が可能となる。
図18は、光通信システムの構成例を示す。光通信システム1は、複数の通信業者の局舎2に設けたL2SW3、遠隔地にあるOPS4に設けたL2SW5、及びこれらを接続するネットワーク6から構成されている。各局舎2は、複数のユーザー宅までのPON(Passive Optical Network)を構築している。PONは、1つのOSU(Optical Subscriber Unit)7が複数のONU(optical network unit)8と光ファイバ9、及び1対N(Nは自然数)の光スプリッタ10を介して、ポイント・ツー・マルチポイントの通信を行うネットワークである。OLT(Optical Line Terminal)11は、複数のOSU7と1つの制御ユニット12で構成される。制御ユニット12は、管理者が各OSUの設定や各OSUに接続されているONUの設定をする場合に利用する。L2SW3は、各OSU7と接続されており、複数のOSU7から送られてくるフレームを多重する大規模な多重分離装置である。
ところで、前述した光通信システム1において、ネットワークを構築時、又は何か障害が発生した発生した場合には、L2SWの特定のポートに流れるフレームをキャプチャし、トラヒック解析や障害の原因等を調査する必要がある。この場合には、L2SWのポートミラーリング機能を使用する。例えば、L2SW3aに対して、モニタ対象のポートをモニタポートとして、また、ミラーリングされたフレームの送信先ポートをミラーポートとしてそれぞれ設定し、ミラーポートにアナライザ装置等の測定器13を接続する。これより、測定器13でミラーリングしたフレームを取得することで、モニタ対象ポートのトラヒック等を解析することができる。しかし、この場合には、測定器13をL2SW3aが設置されている場所に持って行く必要がある。L2SW3aが離れた場所である場合には、フレームの収集に時間がかかるため、通信の復旧に時間がかかるおそれがある。
そこで、リモート環境からの特定ポートのトラヒックの解析を可能したイーサネット(登録商標)スイッチが知られている(特許文献1)。このスイッチは、複数のポート、スイッチングコントローラ、制御手段、及び、記憶手段を備えている。
スイッチングコントローラは、複数のポートのうちの所定のポートから受信したフレームを指定された別のポートに転送する。制御手段は、ネットワークを介して受信したキャプチャ開始リクエストに従い、スイッチングコントローラに対してキャプチャするフレームの条件を設定する。スイッチィングコントローラは、設定された条件に合致するフレームを記憶手段にキャプチャデータとしてコピーする。そして、制御手段は、ネットワークを介して受信したキャプチャ取得リクエストに従い、記憶手段に格納されたキャプチャデータを読み出すと共に、ネットワーク経由でキャプチャ取得リクエストを発行した相手に転送する。
しかしながら、特許文献1に記載のスイッチは、条件に合致するフレームを一時的に記憶手段に記憶しておき、キャプチャ取得リクエストを受信することに応答して、条件に合致するフレームを記憶手段から読み出して、キャプチャ取得リクエストを発行した相手に転送する。このため、特許文献1に記載のスイッチは、トラヒックをリアルタイムにモニタすることができない欠点がある。
本発明は、上記の課題を解決するために、リモート環境からのネットワークトラヒック等をリアルタイムでモニタすることができる中継装置及び中継方法を提供することを目的とする。
本発明を例示する中継装置の一態様は、複数のポートと、複数のポートのうちの所定のポートを通る情報をミラーリングするポートミラーリング処理部と、情報をミラーリングしたミラーリング情報に対して、転送先ノードとの間に予め設定したトンネルを識別するためのラベルを付加してカプセル化するカプセル化部と、前記ラベル参照することでカプセル化された情報を前記トンネルを使って転送する転送部と、を備えたものである。ネットワークとしては、MPLSプロトコルを使用して構築されるネットワークが望ましい。
カプセル化された情報の優先度を下げて前記転送部に送る優先度処理部を備えてもよい。この場合には、予め決められた優先度毎に設けられた複数のバッファと、優先度の低い優先情報をカプセル化された情報に設定する優先度設定手段と、情報に設定される優先情報を検出して検出した優先度に基づいて複数のバッファのうちの対応するバッファに振り分けて格納する判定制御手段と、優先度の高い情報から順に読み出す読出し手段と、を備えるのが好適である。
前記カプセル化手段としては、カプセル化をする時に、情報を構成するデータ部を削除、又は圧縮してもよい。また、カプセル化をする時に、情報にシーケンス番号を付与してもよい。さらに、カプセル化手段がカプセル化をする前に、予め決めた特定条件に基づいてミラーリング情報をフィルタリングするフィルタリング手段を備えてもよい。
本発明の中継方法においては、複数のポートのうちの所定のポートを通る情報をミラーリングするステップと、情報をミラーリングしたミラーリング情報に対してネットワークに接続されている複数のノードのうちの予め決められた転送先ノードとの間に設定されたトンネルを識別するためのラベルを付加してカプセル化を実行するカプセル化ステップと、ラベルを参照してカプセル化された情報を前記トンネルを使って転送する転送ステップと、を含むものである。
本発明によれば、リモート環境からのネットワークトラヒックをリアルタイムで解析することができる。
本発明を用いた光通信システム15の一態様は、図1に示すように、各局舎16に設けたL2SW18、及びオペレーションセンター(OPS)17に設けたL2SW18bをイーサネット、及びMPLS(Multi-Protocol Label Switching)ネットワーク19で構築された構成になっている。MPLSネットワーク19では、フレーム(情報)の行き先に応じてどのL2SW18に転送するかという出力ポート情報を各L2SW18がそれぞれ保持しており、各L2SWに保持した出力ポート情報によりトンネルLSP(Label Switched Path)(以下「トンネル)と称す)が設定される。
OPS17のL2SW18bには、特定のポートに管理サーバ20が、また別のポートに測定器21がそれぞれ接続されている。管理サーバ20には、ネットワーク19を制御するためのオペレーションシステム(OpS)がインストールされている。測定器21は、離れた局舎16aに設置したL2SW18aの特定ポートを通過するフレームのトラヒック等をモニタする。
各L2SW18は、ポートミラーリング機能を備える。また、各L2SW18には、管理サーバ20からの制御により、モニタ対象ポートを指定したL2SW18aからOPS17の測定器21に向けてフレームを転送するためのトンネル22を作成するために、ラベル毎に決められた出力ポート情報を記述したラベルテーブルが配布される。MPLS対応のL2SW18aは、トンネル識別用のラベルをフレームに付与してカプセル化を実行し、カプセル化されたフレームをラベルに対応する出力ポートに転送することでトンネル22を通して測定器21に転送する。
OPS17のL2SW18bは、ラベルテーブルを参照してラベルに基づいて出力ポートを決定してカプセル化されたフレームを測定器21に転送する。測定器21は、カプセル化されたフレームをデカプセル化するデカプセル化部(図示なし)を備えている。
L2SW18aは、図2に示すように、複数の物理ポート25、モニタ処理部26、スイッチング部27、及びこれらを統括的に制御する制御部28から構成される。物理ポート25は、1〜N(Nは自然数)の個数からなるポート、例えば第1〜第4ポート29〜32で構成される。各ポート29〜32は、周知のように、入力伝送路(図示なし)が接続される入力部(受信用LANインターフェース)(図示なし)、出力伝送路(図示なし)が接続される出力部(送信用LANインターフェース)(図示なし)、ミラーリング部(図示なし)、及びこれらを制御するインターフェース制御部(図示なし)を備える。
入力部は、入力伝送路より入力されるフレームを終端してスイッチング部27に出力する。スイッチング部27は、各ポート29〜32間でフレーム転送を行う。出力部は、スイッチング部27から転送されるフレームを出力伝送路に出力する。ミラーリング部は、制御部の制御により特定のフレームをミラーリングし、ミラーリングしたフレームをモニタ処理部26に転送する。
モニタ処理部26は、各ポート29〜32とスイッチング部27との間に、例えばシリアルバス等の専用の通信路33を使用して接続されており、ミラーリングされるフレーム(ミラーリングフレーム)にラベルを付与してカプセル化するカプセル化部34を備えている。また、カプセル化部34は、カプセル化する時に、ミラーリングフレームを構成するイーサタイプに、MPLSのフレームである旨のビットを入れる。なお、物理ポート25とスイッチング部27との間は、個別に設けた通信路35によってフレームがそれぞれ転送される。また、スイッチング部27は、フレームバッファ(図示なし)を備えている。
制御部28は、図3に示すように、転送テーブル部44、ポートミラーリング処理部36、ラベルテーブル部37、及びラベル格納部38を備えており、これらは各部25、26,27,40との間で個別に接続した制御用通信路45を使用して制御用信号を通信することで、各部25、26,27,40を統括的に制御する。転送テーブル部44には、各ポート29〜32とそのポート29〜32の先に接続されているノード、ここでは隣のL2SW18の宛先アドレスとを関連付けしたテーブルが登録される。
ポートミラーリング処理部36は、複数のポート29〜32から選択した一又は複数のモニタ対象ポート、図2に示す例では第3ポート32のミラーリング部を制御して、第3ポート32を通過するフレームをスイッチング部27に送る。モニタ対象ポートは、遠隔地からリモート接続される管理サーバ20からの制御により指定される。また、制御部28には、メモリ40が接続されており、メモリ40には、自局の識別アドレス(MACアドレス)が記憶されている。
ラベルテーブル部37には、ネットワーク毎に決定されるラベルテーブルが登録される。このテーブルには、ラベルを付与するフレーム(この例ではモニタするフレーム)の情報、及びラベル毎にフレームをどのポートから出力するかの出力ポート情報を記述したテーブルである。ラベルテーブルは、遠隔地からリモート接続される管理サーバ20から転送される。
ラベル格納部38には、管理サーバ20の制御により転送先である測定器21のあて先アドレスに転送するためのトンネル識別用のラベルが格納される。ネットワーク19には、管理サーバ20から各L2SW18に配布したラベルテーブルに記述の出力ポート情報に基づいて、L2SW18aのアドレスから測定器21のあて先アドレスに転送するためのトンネルが作成されている。
モニタ処理部26は、カプセル化部34を有する。カプセル化部34は、第3ポート31からミラーリングフレームを取得し、ラベル格納部38から読み出した、測定器21のアドレスへ転送するためのトンネル識別用のラベルをミラーリングフレームに付加し、かつフレームを構成するイーサタイプにMPLSである旨のビットを入れてカプセル化を実行し、カプセル化されたフレームをスイッチング部27に送信する。スイッチング部27は、前記イーサタイプを参照してカプセル化されたフレームを選択し、選択されたカプセル化されたフレームのラベルを参照して、出力ポート情報を参照してラベルに対応する出力ポートを決定し、決定した出力ポート、この例では第1ポート29にカプセル化されたフレームを出力する。
カプセル化されたフレーム41は、図4に示すように、カプセル化前のミラーリングフレーム42に対して、[data]の前にMPLSのラベル(短い固定長の識別標識)[LB]43を付加した形式になっている。すなわち、フレームの中にラベル[LB]43を付与している。なお、同図に示す「DA」は、宛先アドレス(Destination Address)、「SA」は送信元アドレス(Source Address)、[ET]39は、イーサフレームの種別(Ether Type)、すなわちカプセル化時にMPLSである旨の情報が記述されるフレームタイプ、「FCS」は、誤り検査用のフレームチェックシーケンス(Frame Check Sequence)である。
上記構成の作用を説明する。測定器21は、OPS17のL2SW18bに接続されている。ネットワーク19には、管理サーバ20の制御により、各L2SW18のラベルテーブル部37に出力ポート情報等が配布されており、各L2SW18に保持した出力ポート情報により、L2SW18aの出力ポートを始点とし、L2SW18bの測定器21が接続される出力ポートを終点とする間の経路に対応するラベルトンネルが作成されている。
また、L2SW18aには、管理サーバ20の制御により、モニタ対象の監視ポートを第3ポート31に、第3ポート31とは異なる第1ポート29をMPLSフレーム出力ポートにそれぞれ設定されている。さらに、L2SW18aに対して、測定器21の宛先アドレスに転送するためのトンネル識別用のラベルを、ラベル格納部38に配信する。
ポートミラーリング処理部36は、第3ポート31に設けたモニタリング部を制御して、図5に示すように、モニタ対象に指定されている第3ポート31に入力される元フレームをそのままスイッチング部27に送るとともに、その元フレームをミラーリングし、ミラーリングしたミラーリングフレームをカプセル化部34に送る。なお、他のポート29,30,32の入力部29a,30a,32aから入力される一般的なフレームは、そのままスイッチング部27に送る。
また、ポートミラーリング処理部36は、スイッチング部27から第3ポート31の出力部31bに出力されるフレームのミラーリング制御を行う。すなわち、モニタ対象に指定されている第3ポート31へ出力される元フレームをそのまま第3ポート31の出力部31bに送るとともに、その元フレームをミラーリングして、ミラーリングしたミラーリングフレームをカプセル化部34に送る。これにより、第3ポート31を通る入力フレーム、又は出力フレームは、ミラーリングされてカプセル化部34に転送される。
カプセル化部34は、ラベル格納部38に格納されているラベルを読み出し、読み出したラベルに基づいてラベル[LB]43をミラーリングフレームに付加してカプセル化を実施する。このカプセル化の時に、イーサタイプ[ET]39にMPLSである旨の情報をセットしてカプセル化を実行する。カプセル化部34は、カプセル化されたフレームをスイッチング部27に送る。
スイッチング部27は、カプセル化されたフレームのイーサタイプ[ET]39を参照してMPLSのフレームである場合、ラベルテーブルを参照してラベルに対応する出力ポートを決定し、そのポートにカプセル化されたフレームを出力する。
カプセル化されたフレームは、第1ポート29の出力部29bから転送される。MPLS網の中間区間では、イーサタイプ[ET]39に基づいてMPLSのフレームであると判断すると、ラベル[LB]43に基づいてカプセル化されたフレームの転送方路が決定される。このようにして、カプセル化されたフレームは、トンネル22を使用して2SW18bの測定器21が接続されるポートに転送される。
測定器21のデカプセル部は、イーサタイプ[ET]39を参照することでMPLSのフレームを振り分け、カプセル化されたフレームに対してデカプセル化を実行する。デカプセル化は、カプセル化されたフレームからラベル[LB]43を取り除き、カプセル化される前のフレームを復元する。これにより、測定器21は、離れた局舎16aに設置されているL2SW18aの第3ポート31で送受信される元フレームをリアルタイムでモニタすることができる。
[第2実施形態]
第2実施形態であるL2SW45は、図6に示すように、カプセル化部50を各ポート46〜49にそれぞれ設けた構成になっている。各ポート46〜49は、制御部28に制御されている。ポートミラーリング処理部36は、モニタ対象に指定されたポート、同図では第3ポート48を通る元フレームをミラーリングする。ポート48のカプセル化部50は、ミラーリングフレームに対してカプセル化を行う。カプセル化されたミラーリングフレームは、スイッチング部27に送られる。スイッチング部27は、カプセル化されたフレームを、第1ポート46を経由してOPS17に設けたL2SW18bに向けて送る。この実施形態では、カプセル化されたフレームが各ポート46〜49とスイッチング部27との間に設けた通信路51を使用して伝送される。通信路51は、元フレームをスイッチング部27に送る通信路である。
第2実施形態であるL2SW45は、図6に示すように、カプセル化部50を各ポート46〜49にそれぞれ設けた構成になっている。各ポート46〜49は、制御部28に制御されている。ポートミラーリング処理部36は、モニタ対象に指定されたポート、同図では第3ポート48を通る元フレームをミラーリングする。ポート48のカプセル化部50は、ミラーリングフレームに対してカプセル化を行う。カプセル化されたミラーリングフレームは、スイッチング部27に送られる。スイッチング部27は、カプセル化されたフレームを、第1ポート46を経由してOPS17に設けたL2SW18bに向けて送る。この実施形態では、カプセル化されたフレームが各ポート46〜49とスイッチング部27との間に設けた通信路51を使用して伝送される。通信路51は、元フレームをスイッチング部27に送る通信路である。
[第3実施形態]
第3実施形態であるL2SW53は、図7に示すように、カプセル化部58と多重化転送部59とを各ポート54〜57に備えている。各ポート54〜57とスイッチング部27とは、上り・下りフレームを伝送するための個別の通信路60により接続されている。ここで、同図では、第3ポート56がモニタ対象ポートに指定されている。第3ポート56のカプセル化部58は、元フレームをミラーリングし、ミラーリングしたミラーリングフレームに対してカプセル化を実施する。多重化転送部59は、各通信路60を使用して、カプセル化されたフレームを上りの元フレームと多重化してスイッチング部27に転送する。ここで、各通信路60は、各ポート54〜57よりも転送速度が早く設定されている。これにより、上りの元フレームが多重化されても遅延フレームの廃棄が発生することなく、よって、カプセル化されたフレームを上りの元フレームに多重化して転送することが可能になる。なお、符合 の矢印は、カプセル化されたフレームが流れる方向を示している。
第3実施形態であるL2SW53は、図7に示すように、カプセル化部58と多重化転送部59とを各ポート54〜57に備えている。各ポート54〜57とスイッチング部27とは、上り・下りフレームを伝送するための個別の通信路60により接続されている。ここで、同図では、第3ポート56がモニタ対象ポートに指定されている。第3ポート56のカプセル化部58は、元フレームをミラーリングし、ミラーリングしたミラーリングフレームに対してカプセル化を実施する。多重化転送部59は、各通信路60を使用して、カプセル化されたフレームを上りの元フレームと多重化してスイッチング部27に転送する。ここで、各通信路60は、各ポート54〜57よりも転送速度が早く設定されている。これにより、上りの元フレームが多重化されても遅延フレームの廃棄が発生することなく、よって、カプセル化されたフレームを上りの元フレームに多重化して転送することが可能になる。なお、符合 の矢印は、カプセル化されたフレームが流れる方向を示している。
[第4実施形態]
第4実施形態のL2SW62は、図8に示すように、ポートモニタリング機構を有し、複数のポート65〜69のうちの予め選択したモニタ対象のポート、同図では第3ポート67を通るフレームをミラーリングして、ミラーリングフレームを、他の特定のポート、同図では第5ポート(ミラーポート)69から出力伝送路に出力する。各ポート65〜69には、カプセル化部63、及び転送部64を各ポート65〜69に備えており、また、ミラーポート69以外の他のポート65〜68は、ミラーポート69との間で専用の通信路70によりそれぞれ接続されている。ポートミラーリング処理部36は、予め指定されたモニタ対象ポート、同図では第3ポート67を通る元フレームをミラーリングして、ミラーリングしたミラーリングフレームを専用の通信路70を使用してミラーポート69に送る。
第4実施形態のL2SW62は、図8に示すように、ポートモニタリング機構を有し、複数のポート65〜69のうちの予め選択したモニタ対象のポート、同図では第3ポート67を通るフレームをミラーリングして、ミラーリングフレームを、他の特定のポート、同図では第5ポート(ミラーポート)69から出力伝送路に出力する。各ポート65〜69には、カプセル化部63、及び転送部64を各ポート65〜69に備えており、また、ミラーポート69以外の他のポート65〜68は、ミラーポート69との間で専用の通信路70によりそれぞれ接続されている。ポートミラーリング処理部36は、予め指定されたモニタ対象ポート、同図では第3ポート67を通る元フレームをミラーリングして、ミラーリングしたミラーリングフレームを専用の通信路70を使用してミラーポート69に送る。
ミラーポート69は、専用の通信路70とは別の個別の通信路71によりスイッチング部27との間で接続されており、前記通信路71を使用してカプセル化されたフレームを、スイッチング部27と出力伝送路とに向けて出力する。スイッチング部27は、カプセル化されたフレームを、第1ポート65を経由してL2SW18bに向けて転送する。ミラーポートは、上りフレームをスイッチング部27に向けて転送しないので、図7で説明した実施形態と比べて上りデータが阻害されるおそれはない。図8で説明した構成によれば、ミラーポート69に測定器を接続して現地(自局)での物理ポートを用いたモニタリングと、OPS17でのモニタリングとを同時に行うことができる。
[第5実施形態]
上記実施形態では、カプセル化部でカプセル化を行う時に、ラベルをミラーリングフレームに付加しているが、図9に示す実施形態では、カプセル化を実行するときに、カプセル化前のフレーム(ミラーリングフレーム)73を構成するデータ部74を削除し、[DA][SA][ET]及び[LB]から構成されるヘッダ情報のみをカプセル化してもよい。これによれば、MPLS網のトラヒックを大幅に削減することが可能となる。OPS17では、デカプセル化をしたデータの中身をモニタすることはできなくなるが、フレームの送信元、送信先、フレーム種別等の情報をモニタすることが可能である。なお、基本的にイーサネットにおける最小フレーム長は、「512」ビット=64バイトであり、送出するデータが小さく、フレーム長が64バイトに満たない場合、足りない分を「0」で埋めて64バイトとするため、同図では削除されるデータ部領域を[pading]74として記載している。また、data部を削除する代わりに、[data]部を圧縮してもよい。なお、上記実施形態では、データ部74を削除してイーサフレームのヘッド情報のみを転送するように構成しているが、本発明ではこれに限らず、イーサヘッダの上位レイヤのTCPヘッダや、IPヘッダ等も含めて転送してもよい。この場合、勿論、その中のデータ部74だけを削除すればよい。
上記実施形態では、カプセル化部でカプセル化を行う時に、ラベルをミラーリングフレームに付加しているが、図9に示す実施形態では、カプセル化を実行するときに、カプセル化前のフレーム(ミラーリングフレーム)73を構成するデータ部74を削除し、[DA][SA][ET]及び[LB]から構成されるヘッダ情報のみをカプセル化してもよい。これによれば、MPLS網のトラヒックを大幅に削減することが可能となる。OPS17では、デカプセル化をしたデータの中身をモニタすることはできなくなるが、フレームの送信元、送信先、フレーム種別等の情報をモニタすることが可能である。なお、基本的にイーサネットにおける最小フレーム長は、「512」ビット=64バイトであり、送出するデータが小さく、フレーム長が64バイトに満たない場合、足りない分を「0」で埋めて64バイトとするため、同図では削除されるデータ部領域を[pading]74として記載している。また、data部を削除する代わりに、[data]部を圧縮してもよい。なお、上記実施形態では、データ部74を削除してイーサフレームのヘッド情報のみを転送するように構成しているが、本発明ではこれに限らず、イーサヘッダの上位レイヤのTCPヘッダや、IPヘッダ等も含めて転送してもよい。この場合、勿論、その中のデータ部74だけを削除すればよい。
[第6実施形態]
また、図10に示す実施形態では、カプセル化部でカプセル化を行うときに、ミラーリングフレーム75の中にシーケンス番号[SN](Sequence Number)76を付与してもよい。この場合、OPS17では、シーケンス番号をチェックすることにより、ミラーリングフレーム72で転送された時点でのフレームロスを検出することが可能となり、モニタ対象ポートをもつL2SWでの廃棄とMPLS網のLSPによるトンネルでの廃棄とを区別することが可能となる。
また、図10に示す実施形態では、カプセル化部でカプセル化を行うときに、ミラーリングフレーム75の中にシーケンス番号[SN](Sequence Number)76を付与してもよい。この場合、OPS17では、シーケンス番号をチェックすることにより、ミラーリングフレーム72で転送された時点でのフレームロスを検出することが可能となり、モニタ対象ポートをもつL2SWでの廃棄とMPLS網のLSPによるトンネルでの廃棄とを区別することが可能となる。
[第7実施形態]
第7実施形態であるL2SW77は、MPLS網でのトラヒックを減らすために、図11に示すように、フィルタリング部79をモニタ処理部80に設けている。カプセル化部78は、図2で説明したと同じ構成になっている。フィルタリング部79は、カプセル化部78の前に接続され、ミラーリングフレームのヘッダ情報等を参照して、例えば特定のあて先、ソースアドレス、フレームタイプ等、特定条件のミラーリングフレームをカプセル化部78に送り、他のミラーリングフレームをブロックする。これにより、MPLS網のトラヒックを大幅に削減することが可能となる。例えば、ミラーリングフレームの宛先アドレスでフィルタリングを実施することにより、特定の宛先あてのミラーリングフレームのみがカプセル化される。OPS17では、特定の宛先あてのフレームのみをモニタすることが可能となる。なお、フィルタリング部79としては、ミラーリングフレームのVLAN情報を用いてフィルタリングを実施してもよい。この場合には、特定VLANのみをモニタすることが可能となる。
第7実施形態であるL2SW77は、MPLS網でのトラヒックを減らすために、図11に示すように、フィルタリング部79をモニタ処理部80に設けている。カプセル化部78は、図2で説明したと同じ構成になっている。フィルタリング部79は、カプセル化部78の前に接続され、ミラーリングフレームのヘッダ情報等を参照して、例えば特定のあて先、ソースアドレス、フレームタイプ等、特定条件のミラーリングフレームをカプセル化部78に送り、他のミラーリングフレームをブロックする。これにより、MPLS網のトラヒックを大幅に削減することが可能となる。例えば、ミラーリングフレームの宛先アドレスでフィルタリングを実施することにより、特定の宛先あてのミラーリングフレームのみがカプセル化される。OPS17では、特定の宛先あてのフレームのみをモニタすることが可能となる。なお、フィルタリング部79としては、ミラーリングフレームのVLAN情報を用いてフィルタリングを実施してもよい。この場合には、特定VLANのみをモニタすることが可能となる。
[第8実施形態]
第8実施形態は、ミラーリングポートの出力部、及び入力部を通るフレームをカプセル化して別々に転送するのではなく、これらを多重化して転送する例である。カプセル化部は、ミラーリングフレームをカプセル化する時に、フレームの中に[PW](Pseudo Wire Label)82を付与して、入力部のものと出力部のものとが区別できるようにして、フレームの[LB]を参照して出力先を決定するフォワーディングし、フレームの[LB]と[PW]との組み合わせに基づいて多重化する。多重化されたフレームは、MPLS網へ転送され、OPS17に送られる。
第8実施形態は、ミラーリングポートの出力部、及び入力部を通るフレームをカプセル化して別々に転送するのではなく、これらを多重化して転送する例である。カプセル化部は、ミラーリングフレームをカプセル化する時に、フレームの中に[PW](Pseudo Wire Label)82を付与して、入力部のものと出力部のものとが区別できるようにして、フレームの[LB]を参照して出力先を決定するフォワーディングし、フレームの[LB]と[PW]との組み合わせに基づいて多重化する。多重化されたフレームは、MPLS網へ転送され、OPS17に送られる。
このMPLSのネットワークには、ラベル[LB]により生成されるトンネルと、スードワイヤーラベル[PW]により前記トンネルの中に生成される複数のトンネルとが設定されている。OPS17では、フレームの[PW]を参照してそれぞれ分離して2つのポートに各々接続した計測器により別々にモニタすることができる。なお、スードワイヤーの代わりに、ラベルに基づくトンネルをネットワークに複数設定しても、MPLSのレイヤで多重化して送ることが可能となる。これにより、出力部と入力部とを通るフレームをOPS17で別々にモニタすることが可能となる。
[第9実施形態]
また、第9実施形態のL2SWとしては、出力部において複数のポートに対してLAG(Link Aggregation)を構成している場合、各ポートでミラーリングしたミラーリングフレームに対して同じラベルを付与して多重化してスイッチング部27に送ってもよい。
また、第9実施形態のL2SWとしては、出力部において複数のポートに対してLAG(Link Aggregation)を構成している場合、各ポートでミラーリングしたミラーリングフレームに対して同じラベルを付与して多重化してスイッチング部27に送ってもよい。
この場合、複数のポートとそれぞれ物理回線を通じて接続された転送先の中継装置(L2SW18b)との間にて、複数あるうちの2以上の物理回線が論理的に束ねられて構成されるリンクアグリゲーショングループを規定するLAGグループ規定手段と、LAGグループ規定手段により纏めた複数のポートを通るフレームをミラーリングし、ミラーリングしたミラーリングフレームに対して同じラベルを付与してカプセル化するカプセル化手段と、複数のカプセル化されたフレームを多重化してトンネルを使用して転送する多重化転送手段と、を設ければよい。これにより、遠隔地では1つのポートとして元フレームをモニタすることが可能となる。
[第10実施形態]
さらに、L2SWのモニタ処理部としては、カプセル化されたフレームに優先度を設定する優先度処理部を備えてもよい。例えばカプセル化されたフレームを最高優先度にして送出すれば、OPS17の測定器21では、よりリアルタイムなモニタを実施することができる。また、カプセル化されたフレームの優先度を低優先にして転送すれば、モニタ対象ポートのL2SW18aとOPS17との間のMPLS網のLSPにおいて、他のトラヒックへの影響を低くして転送することが可能となる。
さらに、L2SWのモニタ処理部としては、カプセル化されたフレームに優先度を設定する優先度処理部を備えてもよい。例えばカプセル化されたフレームを最高優先度にして送出すれば、OPS17の測定器21では、よりリアルタイムなモニタを実施することができる。また、カプセル化されたフレームの優先度を低優先にして転送すれば、モニタ対象ポートのL2SW18aとOPS17との間のMPLS網のLSPにおいて、他のトラヒックへの影響を低くして転送することが可能となる。
例えば、図13に示すように、モニタ処理部83は、振り分け部84、カプセル化部85、バッファ部86、MUX89、及び判定制御部(読出し制御部)90を備える。振り分け部84は、上り、又は下りのフレームのうち、ミラーリングされたミラーリングフレームを選択してカプセル化部85に振り分ける。カプセル化部85は、ミラーリングフレームをカプセル化する。カプセル化されたフレームは、バッファ部86に送られる。
バッファ部86は、予め決めた優先度毎に設けられた複数のバッファで構成されており、この例では元フレームを高優先として格納する一般出力部87と、カプセル化されたフレームを低優先として格納するMPLS出力部88とを備えている。判定制御部90は、一般出力部87から読み出される元フレームを高優先としてMUX89に、またMPLS出力部88から読み出される、カプセル化されたフレームを低優先としてMUX89に書き込み、優先度の高いものから順に読み出して多重化して送る。
図13で説明したモニタ処理部83は、例えば、図14に示すように、L2SW91の各ポート29〜32とスイッチング部27との間に設けた個別の通信路92にそれぞれ設けるのが好適である。L2SW91は、モニタ対象ポートがポート32に、ミラーポートがポート29にそれぞれ設定されている。ポート32を通過する元フレームは、ミラーリングされ、ミラーリングされたミラーリングフレームは、モニタ処理部83に送られる。モニタ処理部83は、カプセル化されたフレームと上り用の元フレームとスイッチング部27に転送する。このとき、モニタ処理部83は、前述したように、MUX89から優先度の高いフレームを読み出して多重化して転送する。
[第11実施形態]
上記各実施形態では、上り、又は下りのフレームをカプセル化した後にスイッチング部27に転送してモニタポートとは異なるミラーポートを介して出力伝送路に出力しているが、本発明ではこれに限らず、カプセル化されたフレームを、スイッチング部27を通さずに出力伝送路に出力するように構成してもよい。
上記各実施形態では、上り、又は下りのフレームをカプセル化した後にスイッチング部27に転送してモニタポートとは異なるミラーポートを介して出力伝送路に出力しているが、本発明ではこれに限らず、カプセル化されたフレームを、スイッチング部27を通さずに出力伝送路に出力するように構成してもよい。
例えば図15に示すように、L2SW93は、各ポート29〜32に、ミラーリング部94、カプセル化部95、及び転送部(図示なし)を設け、指定されたポート、例えばポート32を通る上り、又は下りフレームをミラーリング部94でコピーし、コピーしたフレームをカプセル化部95でカプセル化し、カプセル化されたフレームを転送部が出力伝送路に出力する。この場合、モニタポートとMPLSフレーム出力ポートとが同じポートになる。
[第12実施形態]
上記各実施形態では、カプセル化部でフレームの中にラベル43を与しているが、これに加えて、ミラーリング部で上り、又は下りフレームをミラーリングする時に、タイムスタンプを付与してもよい。この場合、例えばデータ部101の前にタイムスタンプ[TS]96を付与する。タイムスタンプは、ミラーリングする時の出力時刻、又は入力時刻の時刻証明情報で構成されている。これにより、図16に示すように、カプセル化されたフレーム102には、ラベル43とデータ部101との間にタイムスタンプ96が付与されている。なお、タイムスタンプ[TS]96をデータ部101の後に付与しても良い。これによれば、MPLS網で発生するフレーム間隔の揺らぎの影響を受けることなく、OPS17に配した測定器21で被モニタポートでのフレーム間隔を把握することができる。
上記各実施形態では、カプセル化部でフレームの中にラベル43を与しているが、これに加えて、ミラーリング部で上り、又は下りフレームをミラーリングする時に、タイムスタンプを付与してもよい。この場合、例えばデータ部101の前にタイムスタンプ[TS]96を付与する。タイムスタンプは、ミラーリングする時の出力時刻、又は入力時刻の時刻証明情報で構成されている。これにより、図16に示すように、カプセル化されたフレーム102には、ラベル43とデータ部101との間にタイムスタンプ96が付与されている。なお、タイムスタンプ[TS]96をデータ部101の後に付与しても良い。これによれば、MPLS網で発生するフレーム間隔の揺らぎの影響を受けることなく、OPS17に配した測定器21で被モニタポートでのフレーム間隔を把握することができる。
[第13実施形態]
上記各実施形態では、OPS17に設けた測定器で遠隔モニタリングを行うことを目的として説明しているが、本発明ではこれに限らず、局舎内で測定器を接続してモニタリングを実施する構成としてもよい。この場合には、例えば、図17に示すように、L2SW97に、モニタ処理部80、及びデカプセル化部99を備える。モニタ処理部80は、図11で説明したと同じ構成のものである。ここで、同図では、第3ポート31がモニタ対象ポートに指定されており、第1ポート98がミラーポートになっている。スイッチング部27は、カプセル化されたフレームを、ラベルを参照して第1ポート98に振り分け転送する。第1ポート98には、デカプセル化部99が設けられている。デカプセル化部99は、カプセル化されたフレームをデカプセル化する。ミラーポートには、測定器100が接続されており、測定器100は、デカプセル化されたフレームをモニタする。これにより、カプセル化されたフレームをL2SW97内に通すことにより、他のフレームへの影響を抑えつつ、カプセル化されたフレームを任意のポートにモニタ出力することが可能となる。
上記各実施形態では、OPS17に設けた測定器で遠隔モニタリングを行うことを目的として説明しているが、本発明ではこれに限らず、局舎内で測定器を接続してモニタリングを実施する構成としてもよい。この場合には、例えば、図17に示すように、L2SW97に、モニタ処理部80、及びデカプセル化部99を備える。モニタ処理部80は、図11で説明したと同じ構成のものである。ここで、同図では、第3ポート31がモニタ対象ポートに指定されており、第1ポート98がミラーポートになっている。スイッチング部27は、カプセル化されたフレームを、ラベルを参照して第1ポート98に振り分け転送する。第1ポート98には、デカプセル化部99が設けられている。デカプセル化部99は、カプセル化されたフレームをデカプセル化する。ミラーポートには、測定器100が接続されており、測定器100は、デカプセル化されたフレームをモニタする。これにより、カプセル化されたフレームをL2SW97内に通すことにより、他のフレームへの影響を抑えつつ、カプセル化されたフレームを任意のポートにモニタ出力することが可能となる。
上記各実施形態では、レイヤ2スイッチについて説明しているが、本発明ではこれに限らず、さらに上位レイヤのスイッチやルータ等の中継装置に適用することができる。レイヤ3スイッチ、すなわちルータの場合には、出力ポート情報の代わりに、モニタ対象のスイッチのアドレスを始点とし転送先アドレスを終点とする経路情報を保持すればよい。また、本発明のカプセル化部としては、ミラーリングフレームにVLAN識別子を付与して元フレームと多重化して転送する構成としてもよい。
さらに、上記各実施形態では、MPLSプロトコルで構築したネットワークとして説明しているが、本発明ではこれに限らず、IP(Internet Protocol)−VPN(Virtual Private Network)を使用してIPトンネルを設定してもよい。
以上、本発明を各実施形態に基づいて説明しているが、各実施形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
1,15 光通信システム
2,16 局舎
3,18,45,53,62,77,91,93,97 L2SW(レイヤ2スイッチ)
4,17 OPS(オペレーションセンター)
20 管理サーバ
22 トンネル
25 物理ポート
26 モニタ処理部
34,50,58,63,78,85,95 カプセル化部
2,16 局舎
3,18,45,53,62,77,91,93,97 L2SW(レイヤ2スイッチ)
4,17 OPS(オペレーションセンター)
20 管理サーバ
22 トンネル
25 物理ポート
26 モニタ処理部
34,50,58,63,78,85,95 カプセル化部
Claims (11)
- ネットワーク内で情報を中継する中継装置において、
複数のポートと、
前記複数のポートのうち、所定のポートを通る情報をミラーリングするポートミラーリング処理部と、
前記情報をミラーリングしたミラーリング情報に対して、転送先ノードとの間に予め設定したトンネルを識別するためのラベルを付加してカプセル化をするカプセル化部と、
前記ラベルを参照することで前記カプセル化された情報を、前記トンネルを使って転送する転送部と、
を備えたこと特徴とする中継装置。 - 前記ネットワークは、MPLSプロトコルを使用して構築されるネットワークになっている、ことを特徴とする請求項1記載の中継装置。
- 前記カプセル化された情報の優先度を下げて前記転送部に送る優先度処理部を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の中継装置。
- 前記優先度処理部は、
予め決められた優先度毎に設けられた複数のバッファと、
優先度の低い優先情報を前記カプセル化された情報に設定する優先度設定手段と、
情報に設定される優先情報を検出して、検出した優先度に基づいて前記複数のバッファのうちの対応するバッファに振り分けて格納する振分け手段と、
優先度の高い情報から順に読み出す読出し制御手段と、
を備えることを特徴とする請求項3に記載の中継装置。 - 前記カプセル化手段は、カプセル化をする時に、前記情報を構成するデータ部を削除、又は圧縮することを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の中継装置。
- 前記カプセル化手段は、カプセル化をする時に、前記情報にシーケンス番号を付与することを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の中継装置。
- 前記カプセル化手段がカプセル化をする前に、予め決めた特定条件に基づいて前記ミラーリング情報をフィルタリングするフィルタリング手段を備えていることを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の中継装置。
- 前記ポートミラーリング処理部は、ミラーリングする時に、前記情報にタイムスタンプを付与することを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載の中継装置。
- ネットワーク内で情報を中継する中継方法において、
複数のポートのうちの所定のポートを通る情報をミラーリングするステップと、
前記情報をミラーリングしたミラーリング情報に対して、前記ネットワークに接続されている複数のノードのうちの予め決められた転送先ノードとの間に設定されているトンネルを識別するためのラベルを付加してカプセル化を実行するカプセル化ステップと、
前記ラベルを参照して前記カプセル化された情報を、前記トンネルを使って転送する転送ステップと、
を含むこと特徴とする中継方法。 - 前記カプセル化ステップでカプセル化された情報の優先度を下げる優先度設定ステップを含むことを特徴とする請求項9記載の中継方法。
- 前記優先度設定ステップは、
優先度の低い優先情報を前記カプセル化された情報に設定するステップと、
情報に設定される優先情報を検出して、検出した優先度に基づいて予め決められた優先度毎に設けられた複数のバッファのうちの対応するバッファに振り分けて格納するステップと、
優先度の高い情報から順に読み出して送るステップと、
を含むことを特徴とする請求項10に記載の中継方法。
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