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JP2013167678A - 無端状ベルト駆動装置およびそれを備える画像形成装置 - Google Patents

無端状ベルト駆動装置およびそれを備える画像形成装置 Download PDF

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JP2013167678A JP2012029395A JP2012029395A JP2013167678A JP 2013167678 A JP2013167678 A JP 2013167678A JP 2012029395 A JP2012029395 A JP 2012029395A JP 2012029395 A JP2012029395 A JP 2012029395A JP 2013167678 A JP2013167678 A JP 2013167678A
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Yuhei Tomita
裕平 富田
Yoshihiro Hayashi
良宏 林
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Abstract

【課題】無端状ベルトの速度切り替え時における速度の下げ過ぎや上げ過ぎを抑制または防止する。
【解決手段】互いに対向するように配置された定着ロール71と加圧ロール72との間の定着ニップ部を通過するように定着ロール71に掛け渡された状態で周方向に回転する加熱ベルト73を用いて用紙Pの未定着トナー像を定着させる定着装置70において、用紙Pの坪量替え等に応じて加熱ベルト73の目標速度が変更された場合に、その目標速度Vt1と速度検出器79からの信号により導き出した加熱ベルト73の現実の速度Vrとの差が予め設定された閾値以上か否かを判断し、その閾値以上の場合は定着ロール71の速度Vrを予め設定された速度Vc1になるように制御する。
【選択図】図7

Description

本発明は、無端状ベルト駆動装置およびそれを備える画像形成装置に関するものである。
複写機やプリンタ等のような画像形成装置において、例えば用紙にトナー像を定着させる定着装置には、定着ロールと加圧ロールとのロール対を備えるロール対方式の定着装置がある。
このロール対方式の定着装置においては、未定着のトナー像が転写された用紙等を上記ロール対の対向間に形成される定着ニップ部に送り込み、定着ロールで熱するとともに加圧ロールで圧することによりトナー像を用紙等に定着させている。
しかし、ロール対方式の定着装置においては、高速で連続処理すると定着ロールの表面温度が極端に低下することにより画質が劣化する問題がある。これは、定着ロールの表面に熱伝導率の低い弾性層が設けられているために内部の加熱源の熱が定着ロールの表面に伝わるのに時間がかかること等に起因している。
そこで、近年、画像形成装置においては、高速化、省エネルギー化および小型化等を図るために、用紙等を加熱する部材として無端状ベルトを用いるベルト方式の定着装置が採用されている。
このベルト方式の定着装置においては、上記定着ニップ部を通過するように定着ロールに掛け渡された状態で周方向に回転する無端状の加熱ベルトを設け、その加熱ベルトによって用紙等を加熱することにより用紙等にトナー像を定着させている。この加熱ベルトは定着ロールの駆動により回転するようになっている。
このような無端状ベルトの駆動に際しては、周方向に回転する無端状ベルトの回転速度を検出し、その検出値に基づいてベルト駆動モータの動作をフィードバック制御することで無端状ベルトの速度を制御するようにしている(例えば特許文献1参照)。
特開2006−178374号公報
本発明は、無端状ベルトの目標速度切り替え時における実際の速度の下げ過ぎや上げ過ぎを抑制または防止することのできる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の本発明の無端状ベルト駆動装置は、無端状ベルトを周方向に回転させるように駆動する駆動手段と、前記無端状ベルトの回転途中に設けられ、前記無端状ベルトの速度を検出する速度検出手段と、前記無端状ベルトの目標速度の変更に際して、前記無端状ベルトの目標速度と前記検出手段により検出された検出速度との差が予め設定された閾値以上か否かを判断し、該閾値より小さい場合には、前記駆動手段の速度を前記検出速度の情報に基づいて帰還制御する第1の制御を行い、該閾値以上の場合には、前記駆動手段の速度を予め設定された速度になるように制御する第2の制御を行う制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、前記制御手段は、前記無端状ベルトの目標速度を変更してから予め設定された時間を経過した後に、前記駆動手段が前記第2の制御で駆動している場合には、前記駆動手段の制御を前記第2の制御から前記第1の制御に切り替える制御を行うことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、現像剤像が保持される像保持体と、前記像保持体に保持された現像剤像を記録媒体に転写する転写手段と、請求項1または2に記載の無端状ベルト駆動装置を備え、前記記録媒体に転写された未定着の現像剤像を該記録媒体に定着させる定着手段と、を備えることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、無端状ベルトの目標速度切り替え時における実際の速度の下げ過ぎや上げ過ぎを抑制または防止することが可能になる。
請求項2記載の発明によれば、本発明を採用しない場合に比べて、無端状ベルトの目標速度切り替え時における実際の速度の下げ過ぎや上げ過ぎを抑制することが可能になる。
請求項3記載の発明によれば、画像形成装置の定着装置において記録媒体を良好に搬送することが可能になる。
本発明の一実施の形態に係る画像形成装置の一例の概念図である。 図1の画像形成装置の定着装置の一例の概念図である。 図1の画像形成装置の要部の回路ブロック図である。 定着処理において普通紙から厚紙通紙に変更される際に加熱ベルトの速度をフィードバック制御した場合の定着ロールの速度と加熱ベルトの速度との波形を模式的に示した波形図である。 定着処理において普通紙から厚紙通紙に変更される場合に加熱ベルトの速度をフィードバック制御した場合の定着ロールの速度と加熱ベルトの速度とを実際に測定して得た波形図である。 図1の画像形成装置の定着装置の加熱ベルトの速度制御過程を示すフロー図である。 定着処理において普通紙から厚紙通紙に変更される際に図6の加熱ベルトの速度制御を用いた場合の定着ロールの速度と加熱ベルトの速度との波形を模式的に示した波形図である。 定着処理において厚紙通紙から普通紙に変更される際に加熱ベルトの速度をフィードバック制御した場合の定着ロールの速度と加熱ベルトの速度との波形を模式的に示した波形図である。 定着処理において厚紙通紙から普通紙に変更される際に図6の加熱ベルトの速度制御を用いた場合の定着ロールの速度と加熱ベルトの速度との波形を模式的に示した波形図である。 本発明の他の実施の形態に係る画像形成装置の定着装置の概念図である。 本発明のさらに他の実施の形態に係る画像形成装置の冷却装置の概念図である。
以下、本発明の一例としての実施の形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための図面において、同一の構成要素には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の一実施の形態に係る画像形成装置1の一例の概念図である。
本実施の形態の画像形成装置1は、例えばタンデム型のカラープリンタであり、複数の作像ユニット20と、中間転写ベルト(像保持体の一例)30と、バックアップロール41および二次転写ロール(転写手段の一例)42の対と、用紙供給トレイ50a,50bと、用紙搬送系60と、定着装置(定着手段および無端状ベルト駆動装置の一例)70とを備えている。
作像ユニット20は、例えばイエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックの各色のトナー像を形成する4つのカラー用の作像ユニット20Y,20M,20C,20Kと、例えば透明色のトナー像を転写する透明色用の作像ユニット20CL,20CLとを備えており、各色の画像情報に応じて形成したトナー像を中間転写ベルト30に一次転写するようになっている。
これら6基の作像ユニット20CL,20Y、20M、20C、20Kは中間転写ベルト30の回転方向に沿って透明色、透明色、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックの各色の順に配置されている。なお、透明色に代えて、例えばライトイエロー、ライトマゼンタ、ライトシアンまたはライトブラックのような淡色のトナー像を転写する淡色用の作像ユニットを設けても良い。また、透明色用の作像ユニット20CLと淡色用の作像ユニットとの両方を並べて設けても良い。
各作像ユニット20は、感光体ドラム21と、感光体ドラム21の表面を規定の電位に帯電させる帯電装置22と、帯電された感光体ドラム21上にレーザ光Lを照射して静電潜像を形成する露光装置23と、露光装置23により感光体ドラム21上に形成された静電潜像を現像してトナー像を形成する現像装置24と、感光体ドラム21上のトナー像を一次転写部において中間転写ベルト30に転写する一次転写ロール25と、トナー像を転写した後の感光体ドラム21の表面から残留トナーや紙粉を除去するドラムクリーナ26とを備えている。なお、各作像ユニット20の上方には、現像装置24に現像剤を供給するトナーカートリッジ27が設置されている。
各作像ユニット20の一次転写ロール25は、各感光体ドラム21との間に中間転写ベルト30を挟むようにして配置されている。そして、各一次転写ロール25にトナーの帯電電極に対して逆極性の転写バイアス電圧が印加されることにより、感光体ドラム21と一次転写ロール25との間に電界が形成され、感光体ドラム21上で電荷を帯びているトナー像がクーロン力により中間転写ベルト30に転写されるようになっている。なお、感光体ドラム21は一次転写に際して時計回りの方向に回転する。
上記中間転写ベルト30は、各作像ユニット20により形成された各色成分のトナー像が順次転写(一次転写)され保持される部材である。この中間転写ベルト30は、複数の支持ロール31a〜31fおよびバックアップロール41に掛け渡された状態で無端状に形成されており、反時計回りの周方向に回転しながら各色の作像ユニット20CL,20Y,20M,20C,20Kで形成されたトナー像の一次転写を受けるようになっている。
上記バックアップロール41および二次転写ロール42の対は、中間転写ベルト30上に多重転写されたトナー像を用紙(記録媒体の一例)等に一括転写(二次転写)してフルカラー画像を形成するための機構部であり、中間転写ベルト30を挟んで互いに対向した状態で配置されている。バックアップロール41と、二次転写ロール42との対向部が二次転写部になっている。
バックアップロール41は、中間転写ベルト30の裏面側に回転自在に設置され、二次転写ロール42は、中間転写ベルト30のトナー像転写面に対向した状態で回転自在に設置されている。バックアップロール41と二次転写ロール42とは、その各々の回転軸方向(図1の紙面に垂直な方向)が互いに沿うように配置されている。
中間転写ベルト30のトナー像の転写においては、バックアップロール41にトナーの帯電極性と同極性の電圧を印加するか、または、二次転写ロール42にトナーの帯電極性と逆極性の電圧を印加する。これにより、バックアップロール41と二次転写ロール42との間に転写電界が形成され、中間転写ベルト30上に保持された未定着トナー像が用紙上に転写される。
上記用紙供給トレイ50a,50bには、各種のサイズおよび厚さの用紙等が収容されている。用紙供給トレイ50a,50b内の用紙は、用紙搬送系60のピックアップロール(図示せず)により引き出された後、用紙搬送系60のレジストロール62によりタイミングが制御され二次転写部に導入されてトナー像が転写され、さらにその後、用紙搬送系60の搬送ベルト63,64を通じて定着装置70へと搬送される。
定着装置70は、二次転写部において用紙等に転写された未定着のトナー像を熱圧着により用紙に定着させる装置であり、定着ロール(駆動手段の一例)71と、これに対向するように設けられた加圧ロール72と、それらの間の定着ニップ部を通過するように設けられた加熱ベルト(無端状ベルトの一例)73とを備えている。
二次転写後の用紙は、定着ロール71と加圧ロール72との対向間の定着ニップ部に搬送され、加熱ベルト73と加圧ロール72とに挟まれた状態で排出される。この時、用紙等が定着ロール71および加熱ベルト73により加熱されるとともに、加圧ロール72により加圧されることにより、トナー像が用紙等に定着される。この定着装置70を通過した用紙等は、搬送ベルト65を通じて排出ロール(図示せず)に送られ、画像形成装置1の外部に排出されるようになっている。
次に、上記した定着装置70の構成について図2を参照して説明する。なお、図2は図1の定着装置70の一例の概念図を示している。
定着装置70は、上記した定着ロール71、加圧ロール72および加熱ベルト73の他に、剥離パッド74、内部加熱ロール75、外部加熱ロール76、支持ロール77a,77bおよび冷却ファン78を備えている。
定着ロール71は、加圧ロール72および加熱ベルト73を回転駆動する部材であり、反時計回りの方向に回転自在の状態で設置されている。この定着ロール71の回転により用紙Pが搬送されるとともに、加圧ロール72および加熱ベルト73が回転(従動)するようになっている。この定着ロール71と加圧ロール72との間に第1の定着ニップ部N1が形成される。
また、定着ロール71は、用紙Pおよび加熱ベルト73を加熱する部材でもある。定着ロール71は、例えばアルミニウム、鉄またはステンレス等のような金属からなり、その内部には、例えばハロゲンランプ等のような加熱源71Lが3本設置されている。ただし、加熱源71Lの本数は、2本以下または4本以上でも良い。
この定着ロール71の横(用紙Pの搬送下流側)には、上記した剥離パッド74が定着ロール71の軸方向全域に隣接した状態で設置されている。剥離パッド74は、定着処理後の用紙Pを加熱ベルト73から剥離する機能を備えている。また、剥離パッド74と加圧ロール72との間に第2の定着ニップ部N2が形成されており、剥離パッド74が無い場合に比べて定着装置70の定着ニップ部が長くなっている。
このような定着ロール71および剥離パッド74と加熱ベルト73との間には、オイルが介在されている。これにより、定着ロール71および剥離パッド74と加熱ベルト73との接触抵抗が低減されるので、加熱ベルト73の回転移動が滑らかになる。また、そのため、定着ロール71および剥離パッド74と加熱ベルト73との接触に起因する加熱ベルト73の損傷が抑制または防止される。
上記した加圧ロール72は、中空円筒状の芯金72Aと、その外周を覆う弾性層72Bと、その弾性層72Bの外周を覆う離型層72Cとを備えている。芯金72Aは、例えばアルミニウム、鉄またはステンレス等のような金属からなり、弾性層72Bは、例えばシリコーンゴムのような耐熱性を有する絶縁材料からなり、離型層72Cは、例えばフッ素系の樹脂からなる。
この加圧ロール72は、定着ロール71に近づく方向および定着ロール71から離れる方向に移動自在の状態で設置されており、定着処理に際しては弾性部材(バネ)により定着ロール71に押しつけられるようになっている。これにより、定着ロール71および剥離パッド74と加圧ロール72との対向間に上記した第1、第2の定着ニップ部N1,N2が形成される。
上記した加熱ベルト73は、例えばポリイミド樹脂のような耐熱性絶縁基材上に、例えばフッ素系の樹脂からなる離型層が積層された無端状ベルトからなり、定着ロール71と、内部加熱ロール75と、支持ロール77a,77bに掛け渡された状態で周方向(反時計回りの方向)に回転自在に設けられている。
この加熱ベルト73は、上記した第1、第2の定着ニップ部N1,N2を通過するように掛け渡されている。第1、第2の定着ニップ部N1,N2に搬送された用紙Pは、加熱ベルト73と加圧ロール72に挟まれた状態で定着ロール71および加熱ベルト73により加熱されるとともに加圧ロール72により加圧される。これにより、用紙Pの未定着のトナー像は、用紙Pに定着される。このような加熱ベルト73を用いた場合、加熱ベルト73を使用せず定着ロールのみで用紙Pを加熱する場合に比べて、加熱温度の低下が抑制される。また、加熱ベルト73は用紙のサイズよりも長くとれるので光沢段差の発生も抑制または防止される。
この加熱ベルト73の外周(用紙Pの搬入側)には、加熱ベルト73の速度を検出する速度検出器(速度検出手段の一例)79が設置されている。速度検出器79は、例えばロータリエンコーダのような発光部と受光部とを備える光電式の速度検出器であり、加熱ベルト73の周回移動に伴ってパルス信号を生成し、それを後述のCPU(Central Processing Unit)に送信するようになっている。そして、このパルス信号により加熱ベルト73の周速度が測定される。
上記した内部加熱ロール75は、加熱ベルト73を加熱する部材であり、定着ロール71および外部加熱ロール76よりも加圧ロール72から離れた位置に加熱ベルト73の回転に従動するように回転自在の状態で設置されている。
この内部加熱ロール75は、例えばアルミニウム、鉄またはステンレス等のような金属からなり、その内部には、例えばハロゲンランプ等のような加熱源75Lが4本設置されている。ただし、加熱源75Lの本数は、3本以下または5本以上でも良い。
上記した外部加熱ロール76は、加熱ベルト73を加熱する部材であり、定着ロール71と内部加熱ロール75との間であって加熱ベルト73の枠外に加熱ベルト73を枠内側に押し込むように接触した状態で設置されている。また、外部加熱ロール76も加熱ベルト73の回転に従動するように回転自在の状態で設置されている。
この外部加熱ロール76は、例えばアルミニウム、鉄またはステンレス等のような金属からなり、その内部には、例えばハロゲンランプ等のような加熱源76Lが3本設置されている。ただし、加熱源76Lの本数は、2本以下または4本以上でも良い。
次に、上記した画像形成装置1の要部の回路ブロック図を図3に示す。
CPU(制御手段の一例)は、画像形成装置1の画像処理を制御する装置である。CPUには、メモリMEが電気的に接続されている他、上記した速度検出器79と、上記した定着ロール71を回転駆動するモータ等のような回転駆動体71Mとが電気的に接続されている。
このCPUは、定着装置70の定着処理に際して、基本的に速度検出器79から送られたパルス信号に基づいて加熱ベルト73の速度(周速度)を測定し、その速度が目標速度になるように定着ロール71の回転速度(周速度)を比例制御(帰還制御の一例)するようになっている。なお、以下の説明では、比例(Proportional)制御をP制御と略す。
しかし、上記した定着装置70においては、加熱ベルト73の速度が定着ロール71の速度に上手く追従せず、加熱ベルト73の速度と定着ロール71の速度との差が大きくなるような構成になっている。これは、加熱ベルト73が剥離パッド74に接触した状態で移動すること、定着ロール71および剥離パッド74と加熱ベルト73との間にオイルが介在されており加熱ベルト73が定着ロール71に対して滑ってしまう場合があること、さらに加圧ロール72が加熱ベルト73の動きに従動すること等により定着ロール71のトルクが増大することに起因している。このため、加熱ベルト73の目標速度の変更時にP制御を行うと、定着ロール71にフィードバック(帰還)をかけ過ぎてしまい加熱ベルト73の速度がダウンシュートまたはオーバシュートしてしまう問題がある。
ここで、図4は、定着処理において普通紙から厚紙通紙に変更する場合にP制御により加熱ベルト73の速度を制御した場合の定着ロール71の速度Vrと加熱ベルト73の速度Vbとの波形を模式的に示している。
目標速度変更の時刻t1の左側は普通紙の時の速度波形、右側が厚紙通紙の時の速度波形を示している。また、Vt1は厚紙通紙の定着処理時の加熱ベルト73の目標速度、Vt2は普通紙の定着処理時の加熱ベルト73の目標速度を示している。
普通紙から厚紙通紙に替わる時は、厚紙通紙にたくさん熱を与えるため定着処理時の目標速度を遅くする。上記したように定着装置70では加熱ベルト73の速度Vbが定着ロール71の速度Vrに上手く追従しないので、定着ロール71の速度Vrを落としても加熱ベルト73の速度Vbが上手く落ちない。このため、定着ロール71の速度VrをP制御でさらに落とすが、加熱ベルト73の速度Vbが上手く追従しないのでフィードバックをかけ過ぎてしまい、加熱ベルト73の速度Vbが追従してきた時には矢印Aに示すように定着ロール71の速度Vrが下げ過ぎてしまう。その結果、矢印Bに示すように、加熱ベルト73の速度Vbがダウンシュートし、不安定になる。このため、定着装置70において、後続の用紙Pが前の用紙Pに追いつき紙詰まり(ジャム)が生じたり、実際には紙詰まりが生じていないが予め決められた時間内に用紙Pが定着装置70から排出されないために警告が出されたりする場合がある。
図5は、普通紙から厚紙通紙に変更する際にP制御により加熱ベルト73の速度を制御した場合の定着ロール71の速度Vrと加熱ベルト73の速度Vbとの実際の速度波形を示している。用紙変更のための加熱ベルト73の目標速度の変更時に、破線の領域に示すように、加熱ベルト73の実際の速度Vbがダウンシュートしていることが分かる。
そこで、本実施の形態においては、定着処理に際して、例えば以下のように加熱ベルト73の速度を制御する。これを図6のフロー図等を参照して説明する。
まず、定着処理に際して、基本的には速度検出器79から送られたパルス信号に基づいて加熱ベルト73の速度(周速度)を測定し、その速度が目標速度になるように定着ロール71の回転速度(周速度)をP制御(第1の制御の一例)する(図6のステップ100)。
続いて、用紙Pの坪量切り替え等により加熱ベルト73の目標速度が変更されると、加熱ベルト73の目標速度値と速度検出器79からのパルス信号により測定した加熱ベルト73の現実の速度値との差が予め設定された閾値以上か否かを判断する(図6のステップ101,102)。
ここで、加熱ベルト73の目標速度値と現実の速度値との差が上記閾値より小さい場合は、加熱ベルト73の速度が定着ロール71の速度に追従しているので、定着ロール71の速度をP制御する(図6のステップ103)。
一方、加熱ベルト73の目標速度値と現実の速度との差が上記閾値以上の場合は、加熱ベルト73の速度が定着ロール71の速度に上手く追従していないので、定着ロール71の速度を予め設定された速度値になるように制御する(図6のステップ104)。すなわち、定着ロール71を予め設定された速度値で定速回転させる(以下、このような速度制御を設定速度制御という)。この設定速度制御(第2の制御の一例)により、定着ロール71へのフィードバックのし過ぎに起因する加熱ベルト73のダウンシュートやオーバシュートが回避される。
ところで、加熱ベルト73の駆動に対する負荷が大きすぎる等の理由により、定着ロール71の速度を設定速度制御しても加熱ベルト73の速度が定着ロール71の速度に追従しない場合もある。
そこで、本実施の形態においては、上記目標速度が変更されてから予め設定された時間以上か否かを判断する(図6のステップ105)。ここで、予め設定された時間以上の場合は、加熱ベルト73の速度を設定速度制御からP制御に切り替える(図6のステップ103)。この場合、P制御することによって加熱ベルト73の速度がダウンシュートしたりオーバシュートしたりするが、設定速度制御を全くしない場合に比べて、そのダウンシュートやオーバシュートの量が抑えられる。一方、上記した予め設定された時間より前であれば、図6のステップ102に戻り、上記と同様のステップを繰り返す。
ここで、図7は、定着処理において普通紙から厚紙通紙に変更される際に図6で説明した加熱ベルト73の速度制御を用いた場合の定着ロール71の速度Vrと加熱ベルト73の速度Vbとの波形を模式的に示している。
目標速度変更の時刻t1において、加熱ベルト73の目標速度値と現実の速度との差が上記閾値以上の場合は、定着ロール71の速度Vrが予め設定された速度Vc1に落とされる。そして、それにより加熱ベルト73の速度Vbが目標速度Vt1に達する手前の予め設定された速度Vx1になる時刻t2まで、定着ロール71の速度が速度Vc1に維持される。
これにより、矢印Cに示すように、P制御に入った時に、定着ロール71の速度のダウンシュートが回避される。すなわち、加熱ベルト73の速度が目標速度に近づくことによってP制御をしてもフィードバック量が小さくなり、矢印Dに示すように、加熱ベルト73の速度Vbのダウンシュートも回避され、安定状態になる。したがって、定着装置70での紙詰まりや紙詰まり警告が回避され、高速で安定した定着処理が行われるようになる。
次に、図8は、定着処理において上記の説明とは逆に厚紙通紙から普通紙に変更する際にP制御により加熱ベルト73の速度を制御した場合の定着ロール71の速度Vrと加熱ベルト73の速度Vbとの波形を模式的に示している。目標速度変更の時刻t1の左側は厚紙通紙の時の速度波形、右側が普通紙の時の速度波形を示している。
厚紙通紙から普通紙に替わる時には、定着処理時の目標速度を厚紙通紙の場合よりも速くする。この場合も加熱ベルト73の速度が定着ロール71の速度に上手く追従しないので、定着ロール71の速度を上昇させても加熱ベルト73の速度が上手く上昇しない。このため、定着ロール71の速度をP制御でさらに上昇させようとするが、加熱ベルト73の速度が上手く追従しないのでフィードバックをかけ過ぎてしまい、加熱ベルト73の速度が追従してきた時には矢印Eに示すように定着ロール71の速度を上げ過ぎてしまう。その結果、矢印Fで示すように加熱ベルト73の速度がオーバシュートして安定しない。
一方、図9は、定着処理において厚紙通紙から普通紙に変更される際に図6で説明した加熱ベルト73の速度制御を用いた場合の定着ロール71の速度Vrと加熱ベルト73の速度Vbとの波形を模式的に示している。
目標速度変更の時刻t1において、加熱ベルト73の目標速度値と現実の速度との差が上記閾値以上の場合は、定着ロール71の速度Vrを予め設定された速度Vc2に上昇させる。そして、それにより加熱ベルト73の速度Vbが目標速度Vt2に達する手前の予め設定された速度Vx2になる時刻t2まで、定着ロール71の速度が速度Vc2に維持される。
これにより、矢印Gに示すように、P制御に入った時に、定着ロール71の速度のオーバシュートが回避される。すなわち、加熱ベルト73の速度Vbが目標速度に近づくので、P制御をしてもフィードバック量が小さくなり、矢印Hに示すように、加熱ベルト73の速度Vbのオーバシュートも回避され、安定状態になる。
(第2の実施の形態)
図10は本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置1の定着装置70の概念図を示している。
本実施の形態の定着装置70においては、上記した定着ロール71および剥離パッド74に代えて定着パッド71pが設置されている。定着パッド71pは、用紙Pおよび加熱ベルト73を加熱する部材である。
この定着パッド71pは、例えばアルミニウム、鉄またはステンレス等のような金属により形成されている。この定着パッド71pの表面において加熱ベルト73との接触部には、加熱ベルト73に対する摺動抵抗を低減するためのシート層(図示せず)が形成されている。また、定着パッド71pの内部には、例えばハロゲンランプ等のような加熱源71pLが1本設置されている。ただし、加熱源71pLの本数は、2本以上でも良い。
加圧ロール72は、加熱ベルト73の駆動源になっており、モータ等のような回転駆動体により時計回りの方向に回転自在に設置されている。すなわち、この加圧ロール72の回転により、用紙Pが下流に搬送されるとともに、加熱ベルト73が周方向(反時計回りの方向)に回転(従動)するようになっている。そして、この加熱ベルト73の回転により内部加熱ロール75および外部加熱ロール76が回転(従動)するようになっている。
これ以外の構成は前記第1の実施の形態と同じである。また、加熱ベルト73の速度制御については、加熱ベルト73の駆動源が定着ロール71から加圧ロール72に代わるだけで他は同じなので説明を省略する。
(第3の実施の形態)
図11は本発明の第3の実施の形態に係る画像形成装置の冷却装置80の概念図を示している。
冷却装置80は、搬送された用紙Pを冷却する装置であり、図1の画像形成装置1において定着装置70の後段(用紙Pの搬送下流)に設置されている。
この冷却装置80は、用紙Pの搬送路PLの上下に互いに対向するように設置された2つの無端状の搬送ベルト(無端状ベルトの一例)81a,81bを備えている。
上段の搬送ベルト81aは、複数のロール82a〜82fに掛け渡され、反時計回りに回転自在の状態で設置されている。複数のロール82a〜82fのうち、例えば用紙Pの搬送下流のロール82aが搬送ベルト81aの回転駆動源となっている。
一方、下段の搬送ベルト81bは、複数のロール83a〜83hに掛け渡され、時計回りに回転自在の状態で設置されている。複数のロール83a〜83hのうち、例えばロール82aに対向する位置のロール83aが、搬送ベルト81bの回転駆動源となっている。
また、冷却装置80において上段の搬送ベルト81aの外周側には、搬送ベルト81aの速度(周速度)を検出する速度検出器84aが設置されている。下段の搬送ベルト81bの外周側には、搬送ベルト81bの速度(周速度)を検出する速度検出器84bが設置されている。これら速度検出器84a,84bの構成は、上記した速度検出器79と同じなので説明を省略する。
また、冷却装置80において上段の搬送ベルト81aのベルト枠内には、ヒートシンク等のような放熱部材85が搬送ベルト81aの内周面に接した状態で設置されている。放熱部材85は、例えばアルミニウム等のような放熱性の高い金属からなり、複数のフィン部が設けられている。この複数のフィン部の隣接間に、例えば冷却エア等のような冷却流体が流されることで放熱されるようになっている。
ところで、この場合、搬送ベルト81aが放熱部材85に接した状態で回転するので、搬送ベルト81aの速度がロール82aの速度に上手く追従せず、ロール82aの速度と搬送ベルト81aの速度との差が大きくなる。その結果、上下の搬送ベルト81a,81bの回転移動速度がずれてしまう不具合がある。
そこで、本実施の形態においても、搬送ベルト81aの目標速度の変更に際しては、第1の実施の形態で説明したのと同様に、P制御から設定速度制御に変更する制御を行う。これにより、搬送ベルト81aの速度が、目標速度の変更時にダウンシュートやオーバシュートすることが回避され安定する。
また、この場合においても、搬送ベルト81aの目標速度を変更してから予め設定された時間を経過した後に、ロール82aが設定速度制御で駆動している場合には、ロール82aの制御を設定速度制御からP制御に切り替える。この場合もP制御を行うことによってロール82aおよび搬送ベルト81aでダウンシュートやオーバシュートするが、上記した設定速度制御を全く行わない場合に比べて、そのダウンシュートやオーバシュートの量が低減される。
以上本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本明細書で開示された実施の形態はすべての点で例示であって、開示された技術に限定されるものではないと考えるべきである。すなわち、本発明の技術的な範囲は、前記の実施の形態における説明に基づいて制限的に解釈されるものでなく、あくまでも特許請求の範囲の記載に従って解釈されるべきであり、特許請求の範囲の記載技術と均等な技術および特許請求の範囲の要旨を逸脱しない限りにおけるすべての変更が含まれる。
例えば、前記実施の形態においては、中間転写ベルトに転写されたトナー像を用紙に転写する中間転写方式の画像形成装置に適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、感光体ドラム(像保持体の一例)のトナー像を用紙等に直接転写する直接転写方式の画像形成装置に適用しても良い。
また、前記実施の形態においては、カラー画像を形成する場合について説明したが、例えばモノクロ画像を形成する場合に適用しても良い。
また、前記実施の形態においては、記録媒体として用紙に適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、フィルム、はがき等、画像が形成される様々なものに適用しても良い。
また、上記の説明では、加熱ベルト73の速度の制御に際し、フィードバック制御の一例としてP制御を採用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば出力値と目標値との偏差に比例して入力値を変化させる比例動作と該偏差の積分に比例して入力値を変化させる積分(Integral)動作とを組み合わせたPI制御や入力値の制御を出力値と目標値との偏差、その積分および微分(Derivative)の3つの要素によって行うPID制御を採用しても良い。
以上の説明では、本発明をカラープリンタに適用した場合について説明したが、例えば、カラー複写機、ファクシミリまたはこれらの機能を合わせ持つ画像形成装置等、他の画像形成装置に適用しても良い。
1 画像形成装置
20,20Y,20M,20C,20K,20CL 作像ユニット
21 感光体ドラム
22 帯電装置
23 露光装置
24 現像装置
25 一次転写ロール
30 中間転写ベルト
41 バックアップロール
42 二次転写ロール
50a,50b 用紙供給トレイ
60 用紙搬送系
70 定着装置
71 定着ロール
71L 加熱源
71M 回転駆動体
71p 定着パッド
71pL 加熱源
72 加圧ロール
73 加熱ベルト
74 剥離パッド
75 内部加熱ロール
75L 加熱源
76 外部加熱ロール
76L 加熱源
77a,77b 支持ロール
78 冷却ファン
79 速度検出器
80 冷却装置
81a,81b 搬送ベルト
82a〜82f ロール
83a〜83h ロール
84a,84b 速度検出器
85 放熱部材
P 用紙
N1 第1の定着ニップ部
N2 第2の定着ニップ部

Claims (3)

  1. 無端状ベルトを周方向に回転させるように駆動する駆動手段と、
    前記無端状ベルトの回転途中に設けられ、前記無端状ベルトの速度を検出する速度検出手段と、
    前記無端状ベルトの目標速度の変更に際して、前記無端状ベルトの目標速度と前記検出手段により検出された検出速度との差が予め設定された閾値以上か否かを判断し、該閾値より小さい場合には、前記駆動手段の速度を前記検出速度の情報に基づいて帰還制御する第1の制御を行い、該閾値以上の場合には、前記駆動手段の速度を予め設定された速度になるように制御する第2の制御を行う制御手段と、
    を備えることを特徴とする無端状ベルト駆動装置。
  2. 前記制御手段は、前記無端状ベルトの目標速度を変更してから予め設定された時間を経過した後に、前記駆動手段が前記第2の制御で駆動している場合には、前記駆動手段の制御を前記第2の制御から前記第1の制御に切り替える制御を行うことを特徴とする請求項1記載の無端状ベルト駆動装置。
  3. 現像剤像が保持される像保持体と、
    前記像保持体に保持された現像剤像を記録媒体に転写する転写手段と、
    請求項1または2に記載の無端状ベルト駆動装置を備え、前記記録媒体に転写された未定着の現像剤像を該記録媒体に定着させる定着手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
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