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JP2013156485A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2013156485A
JP2013156485A JP2012017809A JP2012017809A JP2013156485A JP 2013156485 A JP2013156485 A JP 2013156485A JP 2012017809 A JP2012017809 A JP 2012017809A JP 2012017809 A JP2012017809 A JP 2012017809A JP 2013156485 A JP2013156485 A JP 2013156485A
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JP2012017809A
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Tetsuo Kawashima
哲郎 河島
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Kyocera Document Solutions Inc
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Abstract

【課題】感光体ユニットの着脱作業を簡易化しつつ、作業者の手が感光体に接触するのを確実に防止することが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】本発明は、トナー像が形成される感光体13を有する感光体ユニット12と、感光体13から用紙に転写されたトナー像を用紙に定着させる定着ユニット21と、感光体ユニット12及び定着ユニット21を収納する装置本体2と、感光体ユニット12及び定着ユニット21の幅方向一側を覆うようにして装置本体2に開閉可能に取り付けられるカバー17と、を備え、感光体ユニット12は、定着ユニット21に固定され、カバー17を開放して定着ユニット21を装置本体2から取り出すと、感光体ユニット12が定着ユニット21と共に装置本体2から取り出されることを特徴とする。
【選択図】図10

Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置に関し、特に、感光体ユニット及び定着ユニットを備えた画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式の画像形成装置は、トナー像が形成される感光体(例えば、感光体ドラム)と、感光体から用紙に転写されたトナー像を用紙に定着させる定着部材(例えば、定着ローラー)と、を備えている。
このような構成の画像形成装置の中には、メンテナンスの利便性等を考慮して、上記の感光体を帯電器等とともにユニット化して感光体ユニットを形成し、この感光体ユニットを画像形成装置の装置本体に対して着脱可能としたものが存在する(例えば、特許文献1の「プロセスカートリッジ」参照)。このような感光体ユニットを装置本体から取り外す際には、例えば、装置本体の前カバー(感光体ユニットの長手方向一端を覆うカバー)を開放した後、感光体ユニットをその長手方向に沿って装置本体の手前側から引き出している。
特開平11−52818号公報
しかしながら、感光体には、現像ローラーや転写ローラー等の各種ローラーが感光体ユニットの長手方向とは垂直な方向から接触している場合が多い。このような場合には、前カバーを開放して感光体ユニットをその長手方向に沿って手前側に引き出す前に、側面カバー(感光体ユニットの幅方向一側を覆うカバー)を開放して各種ローラーを感光体から離間させる作業が必要となり、感光体ユニットの着脱作業が複雑化していた。
一方で、上記した側面カバーを開放して感光体ユニットをその長手方向と垂直な方向に取り出すことができれば、各種ローラーの離間作業を行わずに感光体ユニットを装置本体から取り外すことが可能となる。
しかしながら、感光体ユニットの上方には、トナー像を用紙に定着させるための定着ユニットが配置されている場合が多く、この場合には、感光体ユニットが定着ユニットの下側の奥まった位置に配置されることになる。従って、感光体ユニットをその長手方向と垂直な方向に取り出すには、作業者が装置本体の奥側まで手を差し込まなければならず、誤って作業者が感光体に接触してしまう可能性が有る。特に、上記のように感光体ユニットが定着ユニットの下側に配置されている場合には、感光体ユニットが定着ユニットに隠れて作業者からは目視しにくくなるため、誤って作業者が感光体に接触してしまう可能性が高くなる。
なお、作業者が感光体に接触するのを防止するために、感光体ユニットに取手を付けたり感光体にカバーを付けたりする構成も存在するが、このような対策だけでは、感光体への接触を確実に防止するには不十分である。
そこで、本発明は上記事情を考慮し、感光体ユニットの着脱作業を簡易化しつつ、作業者の手が感光体に接触するのを確実に防止することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、トナー像が形成される感光体を有する感光体ユニットと、前記感光体から用紙に転写されたトナー像を用紙に定着させる定着ユニットと、前記感光体ユニット及び前記定着ユニットを収納する装置本体と、前記感光体ユニット及び前記定着ユニットの幅方向一側を覆うようにして前記装置本体に開閉可能に取り付けられるカバーと、を備え、前記感光体ユニットは、前記定着ユニットに固定され、前記カバーを開放して前記定着ユニットを前記装置本体から取り出すと、前記感光体ユニットが前記定着ユニットと共に前記装置本体から取り出されることを特徴とする。
このような構成を採用することにより、感光体ユニットが装置本体の奥まった位置に配置されているような場合でも、作業者の手が感光体に接触するのを確実に防止しつつ、感光体ユニットを定着ユニットと共に装置本体から容易に取り出すことが可能となる。また、感光体ユニット及び定着ユニットをその幅方向一側を覆うカバーを開放して取り出すことで、感光体ユニットをその長手方向に対して垂直な方向に取り出すことが可能となる。そのため、感光体ユニットをその長手方向に沿って取り出す場合に必要となる各種ローラーの離間作業を行わずに、感光体ユニットを装置本体から取り出すことができる。そのため、感光体ユニットを少ない手順で容易に装置本体から取り出すことができ、感光体ユニットの着脱性を高めることが可能となる。
本発明の画像形成装置は、前記感光体ユニットの長手方向両端部には、上方に向かって連結板が突設され、各連結板の内面には第1係合部が設けられ、前記定着ユニットは、前記感光体ユニットの上方に設けられ、前記定着ユニットの長手方向両端部には第2係合部が設けられ、前記第1係合部と前記第2係合部を係合させることで、前記感光体ユニットが前記定着ユニットに着脱可能に固定されていても良い。
このような構成を採用することで、感光体ユニット及び定着ユニットを装置本体から取り出した後、感光体ユニットと定着ユニットを分離させてこれらのユニットの修理やメンテナンス等の作業を行うことが可能となる。そのため、上記各作業の作業性を向上させることが可能となる。
本発明の画像形成装置は、前記カバーには、前記感光体に形成されたトナー像を用紙に転写する転写ローラーが設けられ、該転写ローラーは、前記カバーを閉止した状態で前記感光体に接触し、前記カバーの開放に伴って前記感光体から離間しても良い。
このような構成を採用することで、カバーの開放に伴って転写ローラーが自動的に感光体から離間することになり、転写ローラーを感光体から離間させる作業を別途に行う必要が無くなる。そのため、感光体ユニットを少ない手順で容易に装置本体から取り出すことができ、感光体ユニットの着脱性を高めることが可能となる。
本発明の画像形成装置によれば、感光体ユニットの着脱作業を簡易化しつつ、作業者の手が感光体に接触するのを確実に防止することが可能となる。
本発明の一実施形態に係るプリンターの構成の概略を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、感光体ユニット及び定着ユニットを示す右前側からの斜視図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、感光体ユニット及び定着ユニットの周辺を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、感光体ユニット及び定着ユニットの前端部を示す右前側からの斜視図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、感光体ユニットの前端部を示す左後側からの斜視図である。 図4においてA−Aで示す方向から見た断面図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、定着ユニットの前端部を示す右前側からの斜視図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、右カバーを開放した状態を示す右前側からの斜視図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、右カバーを開放した状態を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、感光体ユニット及び定着ユニットを装置本体から取り出した状態を示す断面図である。
まず、画像形成装置としてのプリンター1の構成の概略について図1を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るプリンターの構成の概略を示す模式図である。以下、説明の便宜上、図1における紙面手前側をプリンター1の正面側(前側)とする。
プリンター1は、箱型形状の装置本体2を備えており、装置本体2の下部には用紙(図示せず)を収納した給紙カセット3が設けられ、装置本体2の上部には第1の排紙トレイ4が設けられ、第1の排紙トレイ4の上方には第2の排紙トレイ5が設けられている。
装置本体2の下部中央には、レーザー・スキャニング・ユニット(LSU)で構成される露光器6が設けられ、露光器6の下方には、トナーコンテナ7が収容されている。トナーコンテナ7の右方には、現像ユニット8が設けられている。現像ユニット8は、左右一対の攪拌部材10と、この攪拌部材10の斜め上方に配置される現像ローラー11と、を備えている。
現像ユニット8の上方には、感光体ユニット12が設けられている。感光体ユニット12は、感光体ドラム13と、感光体ドラム13の左方に配置される帯電器14と、感光体ドラム13の上方に配置されるクリーニング装置15と、を備えている。感光体ユニット12の詳細については後述する。感光体ユニット12の右方には、転写ローラー16を備えた右カバー17が配置されている。右カバー17の詳細については後述する。
装置本体2の一側(図面上右側)には、搬送経路18が設けられている。搬送経路18の上流端には給紙部20が設けられ、搬送経路18の中流部には前記の転写ローラー16が設けられ、搬送経路18の下流部には定着ユニット21が設けられている。定着ユニット21の詳細については後述する。
搬送経路18は、定着ユニット21よりも下流側の部分において上下に分岐している。下側の分岐経路22の下流端部には第1排紙ローラーユニット23が第1の排紙トレイ4の上方右側に設けられ、上側の分岐経路24の下流端部には第2排紙ローラーユニット25が第2の排紙トレイ5の上方右側に設けられている。第2排紙ローラーユニット25は、搬送経路18の転写ローラー16よりも上流側の部分と、搬送経路18の一側(図面上右側)に設けられた両面印刷用の反転経路26を介して接続されている。
次に、このような構成を備えたプリンター1の画像形成動作について説明する。プリンター1に電源が投入されると、各種パラメーターが初期化され、定着ユニット21の温度設定等の初期設定が実行される。そして、プリンター1に接続されたコンピューター等から画像データが入力され、印刷開始の指示がなされると、以下のようにして画像形成動作が実行される。
まず、帯電器14によって感光体ドラム13の表面が帯電された後、露光器6からのレーザー光(図1の矢印P参照)により感光体ドラム13に対して画像データに対応した露光が行われ、感光体ドラム13の表面に静電潜像が形成される。次に、この静電潜像を現像ユニット8がトナーにより現像し、感光体ドラム13上にトナー像が形成される。
一方、給紙部20によって給紙カセット3から取り出された用紙は、上記した画像形成動作とタイミングを合わせて搬送経路18の中流部へと搬送され、感光体ドラム13上に形成されたトナー像が転写ローラー16によって用紙に転写される。トナー像を転写された用紙は、搬送経路18を更に下流側へと搬送されて定着ユニット21に進入し、この定着ユニット21において用紙にトナー像が定着される。
トナー像が定着された用紙は、下側の分岐経路22又は上側の分岐経路24のいずれかに進入する。下側の分岐経路22に進入した用紙は、第1排紙ローラーユニット23によって第1の排紙トレイ4上に排出される。上側の分岐経路24に進入した用紙は第2排紙ローラーユニット25によって第2の排紙トレイ5上に排出されるか、又は、両面印刷のために反転経路26へと搬送される。
次に、図2〜図7を用いて、感光体ユニット12、定着ユニット21及び右カバー17について詳細に説明する。図2は、本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、感光体ユニット及び定着ユニットを示す右前側からの斜視図である。図3は、本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、感光体ユニット及び定着ユニットの周辺を示す断面図である。図4は、本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、感光体ユニット及び定着ユニットの前端部を示す右前側からの斜視図である。図5は、本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、感光体ユニットの前端部を示す左後側からの斜視図である。図6は、図4においてA−Aで示す方向から見た断面図である。図7は、本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、定着ユニットの前端部を示す右前側からの斜視図である。
なお、図5は、左後側からの斜視図であるため、図面上の左右関係と実際の左右関係が逆転している。
まず、感光体ユニット12について説明する。
図2に示されるように、感光体ユニット12は、前後方向に長い形状を成している。感光体ユニット12は、箱型形状の感光体ユニット本体27を備えている。感光体ユニット本体27の下端には、開口部28が形成されている。
感光体ユニット本体27の下部には、前記の感光体ドラム13が回転可能に支持されている。感光体ドラム13は、前後方向に長い形状を成している。感光体ドラム13の周面の下部は、開口部28を介して感光体ユニット本体27から露出している。
図3に示されるように、感光体ドラム13には、現像ユニット8の現像ローラー11が左下方から接触している。つまり、感光体ドラム13に対して現像ローラー11が感光体ユニット12の長手方向(本実施形態では前後方向)とは垂直な方向から接触している。
感光体ユニット本体27の内部左側には、前記の帯電器14が設けられている。帯電器14は、例えば、感光体ドラム13の表面に接触する帯電ローラー30と、この帯電ローラー30と接触する除去ローラー31と、を備えており、帯電ローラー30の表面の付着物を除去ローラー31によって除去できるようになっている。
感光体ユニット本体27の内部上側には、前記のクリーニング装置15が設けられている。クリーニング装置15は、感光体ドラム13の表面に接触するクリーニングローラー32と、例えば搬送スクリュー等によって構成される搬送部材(図示せず)と、を備えている。そして、感光体ドラム13の表面に残留したトナーを、クリーニングローラー32及び搬送部材を介して廃棄トナーボックス(図示せず)に回収できるようになっている。
図4に示されるように、感光体ユニット本体27の前後両端部(図4では、前端部のみ表示)にはフランジ部33が設けられ、このフランジ部33から上方に向かって連結板34が突設されている。連結板34は、正面視略矩形状を成している。図5に示されるように、連結板34の上端部には、コ字状の凹部35が設けられている。
連結板34の内面(前端の連結板34については後面。後端の連結板34については前面。)には、凹部35の左右両側に、第1係合部としての係合突起36が設けられている。各係合突起36の内面側には、下方に向かって内側に傾斜するガイド面36aが形成されており、各係合突起36は側面視で直角三角形状を成している。連結板34の左側の係合突起36(図5の図面上は右側の係合突起36)は、連結板34の内面から内側に向かって突出する台座部37に形成されているため、右側の係合突起36(図5の図面上は左側の係合突起36)よりも内側に突出している。また、各係合突起36は操作レバー38に一体に形成されている。
図6に示されるように、操作レバー38は支軸38aによりフランジ部33に対して回動可能に支持されている。支軸38aから上方には2本の腕部38bが延設され、その上端部に係合突起36がそれぞれ形成されている。支軸38aから下方の部分には平板状の操作部38cが形成されている。操作部38cの裏面とフランジ部33の間には圧縮ばね39が挿入されており、操作部38cがフランジ部33から離れる方向に付勢されている。操作部38cの下方を圧縮ばね39の付勢力に抗してフランジ部33の方向に押圧すると、係合突起36は破線で示すように連結板34の内側の面から退避した状態になる。
次に、定着ユニット21について説明する。
定着ユニット21は、感光体ユニット12と共に装置本体2に収納されている(図3等参照)。図2に示されるように、定着ユニット21は、感光体ユニット12の上方に設けられ、感光体ユニット12と同様に前後方向に長い形状を成している。定着ユニット21は、箱型形状の定着ユニット本体40を備えている。図3に示されるように、定着ユニット本体40の下端部には導入開口部41が設けられており、この導入開口部41を介して定着ユニット本体40の内部に用紙を導入できるようになっている。
定着ユニット本体40の内部左側には、定着ローラー42が回転可能に支持されている。定着ローラー42の内部空間には、例えばハロゲンヒーターやセラミックヒーター等によって構成されるヒーター43が収容されている。このヒーター43は、通電によって発熱し、定着ローラー42を加熱するように構成されている。定着ローラー42は、モーター等の駆動手段(図示せず)に接続されており、駆動手段の回転駆動力が定着ローラー42に伝達されることで、定着ローラー42が回転するようになっている。
定着ユニット本体40の内部右側には、加圧ローラー44が回転可能に支持されている。加圧ローラー44は、付勢手段(図示せず)の付勢力によって定着ローラー42に圧接しており、加圧ローラー44が定着ローラー42の回転に従動して回転するように構成されている。定着ローラー42と加圧ローラー44の間には定着ニップ45が形成され、導入開口部41を介して定着ユニット本体40の内部に進入してきた用紙を、定着ニップ45において加熱及び加圧することで、用紙上にトナー像を定着させるようになっている。
定着ユニット本体40の上端には、搬送ローラー46が設けられている。そして、定着ニップ45においてトナー像を定着された用紙を、搬送ローラー46によって定着ユニット本体40の上方へと排出できるようになっている。
図7に最も良く示されるように、定着ユニット本体40の前後両端部(図7では前端部のみ表示)には取付部47が設けられ、各取付部47には突片48が設けられている。突片48は、左右方向に延びる主突部50と、主突部50の左側部の上下にそれぞれ設けられる補助突部51と、を備えている。
各補助突部51の右側部には、傾斜面52が形成されている。下側の補助突部51の左右両側には、長方形状の第2係合部としての係合穴53が形成されている。そして、図4に示されるように、定着ユニット本体40の下側の補助突部51と感光体ユニット本体27の凹部35を係合させるとともに定着ユニット本体40の各係合穴53に感光体ユニット本体27の各係合突起36を係合させることで、感光体ユニット12が定着ユニット21に着脱可能に固定されている。これにより、感光体ユニット12と定着ユニット21が一体化(1ユニット化)されている。
図2に最も良く示されるように、定着ユニット本体40の前後両端部には、取手54が設けられている。取手54は、各取付部47の右端部に取り付けられている。
次に、右カバー17について説明する。
図3に示されるように、右カバー17は、感光体ユニット12及び定着ユニット21の幅方向一側(本実施形態では右側)を覆うように装置本体2に取り付けられている。右カバー17の下端側には支点部55が設けられており、この支点部55を中心にして右カバー17が開閉するようになっている。右カバー17の内面側(本実施形態では左側)には搬送ユニット56が設けられ、搬送ユニット56には前記の転写ローラー16が回転可能に支持されている。転写ローラー16は、右カバー17を閉止した状態(図3参照)で、感光体ドラム13の周面に右下方から接触している。つまり、感光体ドラム13に対して転写ローラー16が感光体ユニット12の長手方向(本実施形態では前後方向)とは垂直な方向から接触している。感光体ドラム13と転写ローラー16の間には転写ニップ57が形成されており、感光体ドラム13の周面に形成されたトナー像を転写ニップ57において用紙に転写できるようになっている。
搬送ユニット56には、転写ローラー16の下方に搬送ローラー58が設けられており、この搬送ローラー58によって用紙を転写ニップ57へと搬送できるようになっている。搬送ユニット56には、搬送ローラー60が反転経路26(図1参照)に沿って複数箇所に設けられている。
上記の如く構成されたものにおいて、感光体ユニット12及び定着ユニット21を装置本体2から取り出す方法について、図8〜図10を用いて説明する。図8は、本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、右カバーを開放した状態を示す右前側からの斜視図である。図9は、本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、右カバーを開放した状態を示す断面図である。図10は、本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、感光体ユニット及び定着ユニットを装置本体から取り出した状態を示す断面図である。
まず、図8及び図9に示されるように、右カバー17を開放する。この右カバー17の開放動作によって、感光体ドラム13に接触していた転写ローラー16が感光体ドラム13から離間する。なお、このように右カバー17を開放した状態では、感光体ユニット12が定着ユニット21の下側の奥まった箇所(定着ユニット21よりも装置本体2の中心に近い位置)に配置されている。
次に、定着ユニット21の各取手54(図8等参照)を把持し、定着ユニット21を右側に取り出す。この定着ユニット21の取り出しに伴って、図10に示されるように、定着ユニット21に固定された感光体ユニット12が、定着ユニット21と共に装置本体2から取り出される。この時、感光体ユニット12及び定着ユニット21の取り出し方向は、感光体ユニット12及び定着ユニット21の長手方向と垂直である。
なお、感光体ユニット12や定着ユニット21に対して修理やメンテナンス等の作業を行う場合には、感光体ユニット本体27の両端部の各操作レバー38の操作部38cを押圧し、係合突起36と係合穴53の係合を解除すれば、感光体ユニット12と定着ユニット21を容易に分離することができる。
本実施形態では、感光体ユニット12が定着ユニット21に固定されているため、装置本体2の奥まった位置(定着ユニット21よりも装置本体2の中心に近い位置)に感光体ユニット12が配置されていても、作業者の手が感光体ドラム13に接触するのを確実に防止しつつ、感光体ユニット12を定着ユニット21と共に装置本体2から容易に取り出すことが可能となる。また、感光体ユニット12が定着ユニット21に固定されることで、定着ユニット21に対する感光体ユニット12の位置精度を高めることが可能となる。
また、感光体ユニット12及び定着ユニット21をその幅方向一側を覆う右カバー17を開放して取り出すことで、感光体ユニット12をその長手方向に対して垂直な方向に取り出すことが可能となっている。そのため、感光体ユニット12をその長手方向に沿って取り出す場合に必要となる各種ローラーの離間作業を行わずに、感光体ユニット12を装置本体2から取り出すことができる。そのため、感光体ユニット12を少ない手順で容易に装置本体2から取り出すことができ、感光体ユニット12の着脱性を高めることが可能となる。
また、感光体ユニット12が定着ユニット21に着脱可能に固定されているため、感光体ユニット12及び定着ユニット21を装置本体2から取り出した後、感光体ユニット12と定着ユニット21を分離させてこれらのユニットの修理やメンテナンス等の作業を行うことが可能となる。そのため、上記各作業の作業性を向上させることが可能となる。
また、右カバー17の開放に伴って転写ローラー16が自動的に感光体ドラム13から離間するように構成されており、転写ローラー16を感光体ドラム13から離間させる作業を別途に行う必要が無い。そのため、感光体ユニット12を少ない手順で容易に装置本体2から取り出すことができ、感光体ユニット12の着脱性を高めることが可能となる。
また、定着ユニット21に取手54が設けられているため、感光体ドラム13に作業者の手が接触するのを確実に防止することができる。特に、本実施形態では、右カバー17を開放した際に容易に視認可能な位置に取手54が設けられている(図7参照)。そのため、取手54を把持することを作業者に促すことができ、感光体ドラム13に作業者の手が接触するのを一層確実に防止することが可能となる。
本実施形態では、定着ローラー42の加熱手段としてヒーター43を用いる場合について説明したが、他の異なる実施形態ではIHコイルユニット等の他の加熱手段を用いても良い。また、本実施形態では、定着ローラー42と加圧ローラー44を用いて定着ニップ45を形成する場合について説明したが、他の異なる実施形態では、複数のローラー間に巻き掛けられるベルト状の部材を用いて定着ニップ45を形成しても良い。
本実施形態では、感光体ユニット12に係合突起36を設け、定着ユニット21に係合穴53を設ける場合について説明したが、他の異なる実施形態では、これとは逆に、感光体ユニット12に係合穴53を設け、定着ユニット21に係合突起36を設けても良い。
本実施形態では、プリンター1に本発明を適用する場合について説明したが、他の異なる実施形態では、複写機、デジタル複合機、ファクシミリ等の他の画像形成装置に本発明を適用することも可能である。
1 プリンター(画像形成装置)
2 装置本体
12 感光体ユニット
13 感光体ドラム(感光体)
16 転写ローラー
17 右カバー(カバー)
21 定着ユニット
34 連結板
36 係合突起(第1係合部)
53 係合穴(第2係合部)

Claims (3)

  1. トナー像が形成される感光体を有する感光体ユニットと、
    前記感光体から用紙に転写されたトナー像を用紙に定着させる定着ユニットと、
    前記感光体ユニット及び前記定着ユニットを収納する装置本体と、
    前記感光体ユニット及び前記定着ユニットの幅方向一側を覆うようにして前記装置本体に開閉可能に取り付けられるカバーと、を備え、
    前記感光体ユニットは、前記定着ユニットに固定され、
    前記カバーを開放して前記定着ユニットを前記装置本体から取り出すと、前記感光体ユニットが前記定着ユニットと共に前記装置本体から取り出されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記感光体ユニットの長手方向両端部には、上方に向かって連結板が突設され、各連結板の内面には第1係合部が設けられ、
    前記定着ユニットは、前記感光体ユニットの上方に設けられ、前記定着ユニットの長手方向両端部には第2係合部が設けられ、
    前記第1係合部と前記第2係合部を係合させることで、前記感光体ユニットが前記定着ユニットに着脱可能に固定されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記カバーには、前記感光体に形成されたトナー像を用紙に転写する転写ローラーが設けられ、該転写ローラーは、前記カバーを閉止した状態で前記感光体に接触し、前記カバーの開放に伴って前記感光体から離間することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
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